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プロのつぶやき697「Walk Alone」まず、お知らせです…「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」…「ルワンダCOEルシジ・ムヘウエ」…お陰さまで、売り切れとなりました。「コスタリカNWエルバポール」…は、あと1週間位(7/6(土))大丈夫そうです、お楽しみください。「コスタリカNWエルバポール」が売り切れましたら…「トレジャーズセット」は「ニカラグア・エンバシー、ボリビアNSアルベルト、ケニア・カングヌ」になります、ご了承ください。6/27帰宅したら…いつもりんごを取り寄せている山形の果樹園から取り立ての佐藤錦が届いていました。さっそく店に持って行ってスタッフ全員でパクパク頂きました。達郎の山形公演の時にせっかく山形に来たんだからと、その果樹園にアポ無しで訪ねたんですが…ちょうど奥さんとお嬢さんがいらしてとっても気持ち良く迎えてくれました。土作りは勿論、栽培から収穫まで素晴らしい果樹園で…はじめてそのりんごを食べた時の爽やかな甘さや香り、しっとりとした豊かな味わいにひと口でファンになってしまったんです。そのりんごで作ったジュースも特別の美味しさです。で、初夏はさくらんぼが2回届くんですが…まずは佐藤錦で、うちのスタッフはまず枝のみずみずしい緑に感動してました。26日に摘んだものを28日にパクパクしてますから、それは新鮮です。その新鮮さは味わいにも出ていて、ほんとかすかな汚れた味わいも無く上品です。で、完熟したさくらんぼ、ほんの少し完熟が弱いさくらんぼと甘さや酸味のバランスを解説しながら、これも勉強勉強と言ってパクパクしてました。繊細なのに余韻が長く、パワーを感じましたね。夜は、さくらんぼでシャンパンといきたいところでしたが…ジントニックと生ハムとさくらんぼでご機嫌な晩酌になりました。「コーヒーはフルーツだ!」はさかもとこーひーの大切なテーマですが…さくらんぼひとつでもこーひーと重なりますね。そんなこんなで…また、常連さんからご感想が届きました。「早速、いろんな感想レポートが届いているようですね。さかもとさんへのレポートで、自分の飲んだ珈琲へのイメージをしっかり掴めるので、結構たのしいです。この美味しさをだれかに伝えたい!のは「美味しいモノ」を食べたり、飲んだりしたから感動は共有できればと思います。土曜日は「深煎りコロンビア」月曜日は「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」早速開封しました。「深煎りコロンビア」は以前のを残していたので、比較することができました。普通煎り?のほうが、様々な香りがガツンと飛び込んでくるのに対して、深煎りは静かにせめてきます(クルミのようなナッツ、スパイシーさ、ハニーライクも覗かせて)ペーパーで飲んでも味は歴然!酸からくる甘さが普通煎りだとすると深煎りは舌をジワジワとよじ登ってから酸+ミルキー甘さがせめてきます後で、静かに深煎りらしい重厚さが残るように感じました。以前からのさかもとこーひーを飲んでいて、ヘビーに深煎りが好きな人にはたぶん「おぉ~コレコレ」と思うのではないでしょうか花のような華やかな演出もいいのですが、時々「ちょいガツ」くる感じがいいと思います。クリームチーズやサワークリームを使ったものと合いそうな・・・。「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」相変わらず、怒濤のように、花のような酸+香りが飛び込んできます。これが、甘みに舌の上で変わってくるから不思議です。そのあと軽やかに踊ります。夏向きのチョコムースとかにもピシャリかもですね。フードとの組み合わせを考えるのが楽しみな珈琲群です。ありがとうございました。」熊本Kさま「コスタリカNWエルバポールおいしくいただきました。まず袋を開けた時に広がるキャラメルのような香りが期待感を高めます。まず口に含んだ時の印象としてワイニーな感じのしっかりとしたコクが感じられました。飲み込んだ後は、ふわっとフルーティな爽やかさが広がる不思議な味わいで、私の好みのバランスでした。最後はたっぷりミルクを足して飲んでみると、ワイニーな感じがやわらかくなり、ほどよいアクセントとなっておいしくいただけました。いつも感動をありがとうございます。それでは、失礼します。」千葉市MさまKさん、Mさん、ありがとうございました、とっても励みになります。そうそう…先日青山ブルーノートのチキンシャック・リユニオンに行ってきました。去年の20年ぶり位のリユニオンに驚愕して駆けつけたんですが…今年はニューアルバムの発売もあってこんな嬉しいことがあって良いのか!!ってくらいです。土岐英史さんのサックスに酔って…続木徹さんのピアノに揺さぶられ…山岸潤史さんのギターにフラフラになって…ラスト曲「Walk Alone」で作曲の山岸さんが語りはじめました。人は死ぬまで1人で歩いていくんです、だから楽しいんです。出会いがあり、結婚したり、家族ができたり、友達できたり、バンドしたり、みんな色々あるんです。出会ったり、離れたり。1人で歩いて行く、それがいいんです。こんな話しだったと思います。山岸さん還暦むかえたそうです。僕も還暦が視野に入ってきました。まさか、自分が還暦になるとはイメージできていませんでした。喫茶の仕事にはいって、もうすぐ40年。あの頃一緒に働いた仲間で今この仕事をしている人はいません。紅茶の店の頃の仲間、さかもとこーひーはじめてから知り合った仲間…それぞれが「Walk Alone」…そして、これからも「Walk Alone」。10代で自分は組織には馴染めないと気がつき…ひとり職人の道を目指してきましたが「Walk Alone」…山岸さんから素晴らしい言葉を頂きました。以前どこかのブログで読んだ土岐さんの言葉…「楽器は練習すれば上手くなる。そこまでは努力。そこから先が才能。」…う~ん、忘れられない言葉です。「この味を知ることができて幸せです。」…お客様にそう言ってもらえるようなこーひーをお届けしたいと思っています。
2013.06.30
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プロのつぶやき696「味作りの秘訣を盗む!!」まず、お知らせです…「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」…「コスタリカNWエルバポール」…「ルワンダCOEルシジ・ムヘウエ」…あと1週間位(6月末位)で売り切れになりそうです。お陰さまで…「開店20周年の感謝を込めて…「選べるSセット」で…全て1050円/250g」ご好評頂いています。ご注文と共に、20周年の御祝いのメッセージも頂き…あと20年は元気に現役でいられるよう気合いが満ちてきます。まぁ、現実には今でもかなりフラフラで…朝6時から夜までの仕事で定休日にも仕事している状況はかなり無理がきてます、徐々に跡継ぎに仕事を振っていかないといけませんけども…。とりあえず「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」淹れて、これから「プロのつぶやき」を書きますね。そんなこんなで…常連の埼玉県Mさんがいつものようにご感想を送ってくださいました。「待っていたコーヒーが昨日9時に配達され、早速グアテマラ・エルインヘルトをすぐに淹れました。豆を挽いて入りう時からワクワク、さわやかな酸味とフローラルな香りで冷めてくると上等なワインを感じました。2袋購入したので、コーヒーとワインの好きな友人が驚くに違いないと思いプレゼントしました。感想が楽しみです。本日は、午後から近くに住んでいる友人にコーヒーをご一緒にと声をかけ、モカ・イルガチェフェを淹れました。坂本さんの豆を初めて口にした友人は「モカだからおいいしいのではなく、豆が違う」と豊かな香り、味のバランスににこやかに驚き、大満足していました。少しミルクも入れたら、コクも深まりおやつなしで、ルワンダCOEと続きました。豆を挽いている時に、「いつもならミルクなしはいただけないけど、フルーツとフローラルな香りに、ブラックで」とリクエストです。お誘いしたことが本当に嬉しくなる時間でした。コーヒーについてたくさん語り合いました。また、坂本コーヒーのファンを増やしてしまいました。そうなることは予測しておりましたが・・・・・」Mさん、いつも、ありがとうございます。おひとりでの楽しみ、お友達との楽しみ、嬉しいです。「美味しさは自分ひとりではつくれない。」…味作りをするようになってから、徐々に意識するようになり、今では常に自分に言い聞かせている言葉です。先日、ネットで「美味しさの定義はできない」たしかそんな言葉だったと思いますが、目にしました、その通りだと思います。まぁ、お好みも人それぞれですし、求める美味しさも違いますからね。しかし、「美味しさの定義はできない」は「誰に」とっての美味しさかが前提となっていないからだと思ってます。不特定多数の人にとっての美味しさは定義できないでしょう。まぁ、不味く無いようにはできると思いますが。しかし、目の前にいる人にとっての美味しさってなると、定義ではなくともイメージできます。さかもとこーひーの美味しさはさかもとこーひーのお客様にとっての美味しさをイメージしていますので…「美味しさは自分ひとりではつくれない。」なんです。これがお客さんの顔が見えるレストランになると、もっとリアルなものになるでしょう。先日、以前焙煎見学に来て、その後色々とアドバイスをしている20代の若者G君から一緒にサンク・オ・ピエに行きませんか?と誘いのメールが届きました。東京に用事があるので、千葉まで足を伸ばしてサンクで食事をしたいということです。で、若いG君と一緒の食事になりました。コーヒーのこと、美味しさのこと、コーヒービジネスのこと、色々と話しながらサンク・オ・ピエの6.7月のコースを頂いたのです。そうそう、彼は焙煎見学の後にひとりでサンク・オ・ピエに行って、その料理のひとつひとつにビックリしたんです。で、コースですが…まぁ、野菜とドレッシングをきちんとするとここまで生き生きと魅力的になるのかと、いつも感心するサラダと生ハムで快適なスタート。メインは世界一の地鶏といわれるフランスブレス産プーレのポワレです。その胸肉の繊細な質感、シェフがアスリートのようと言ったパワーあふれるもも肉を絶妙名人芸の火入れで仕上げますからただ唸るばかりです。でも、これは最高の素材を高い技術で調理するので…勿論そうとう難しいことですが…盗みようが無いんです、僕はこーひー屋なんで…。例えれば「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」をきちんと焙煎すれば、それはそれは素晴らしいこーひーになるのと似ています。で、真ん中のふた皿目は「自家菜園の新玉ねぎの甘いピュレポタージュフォアグラのソテーを浮かべて」…新玉ねぎがきれいで滑らかで優しいコクのある本当に美味しいポタージュに仕上がって、それだけでニコニコなんですが…ポタージュとフォアグラが一緒になると別世界に連れて行かれました。ひと口毎になんか昔からあったような料理と錯覚に陥り、すっかり馴染みのお気に入りのひと皿になってしまいました。こういう料理に出会うと…楽しみながら、ついつい学んでしまうんですが、なるほどフォアグラは甘いものによく合います。合わせるワインも甘めが良いし、添えるのも今はすっかり当たり前になったりんごだったり大根だったり、あるいはベリー類やレーズンだったり、まぁ色々と合わせますが…そうそう以前新タマネギのカラメリゼを合わせたのも最高でした。なるほど!! そうきたか♪ ってな感じです。アルザスのワイン、ゲヴェルツトラミネールをひと口、新玉ねぎのポタージュとフォアグラをひと口、ワインと玉ねぎとフォアグラがリズム良く、きれいなハーモニーで引き込まれてしまいました。こういう感覚がとっても勉強になりますので…しっかりと味作りの秘訣を盗まさせてもらいました♪デザートは…マスカルポーネチーズのムース、フランス産グリオット(チェリー)入りパウンドケーキ、フランス産木いちごの濃厚ソルベです。ブレス鶏のポアレに合わせるブルゴーニュワインの流れからのデザートですね。このデザート専用にブレンドしたこーひーはコロンビア・ロスイドロスとモカ・イルガチェフェ、ルワンダCOEルシジ・ムヘウエを使いました。ムースやパウンドケーキの質感を受け止めるコロンビア・ロスイドロス…グリオットや木いちごにモカ・イルガチェフェとルワンダCOEルシジ・ムヘウエって感じです。木イチゴの濃厚ソルベとこーひー、ムースやパウンドケーキとこーひー…最後はソルベが溶けてきてムースやパウンドケーキですくってこーひーと一緒の美味しさ…ソルベがソース替わりのイメージですね。ポイントは、濃厚木いちごソルベですね。これにこーひーが合わないと話しになりません、普通あり得ないですが…。濃厚木いちごソルベにフォーカスしつつ、ムースやパウンドケーキにも合うようイメージしたのがなんとか上手くマリアージュしてました。最後に、G君がパウンドケーキでソルベをきれいにすくって美味しそうに食べていたので…おぉ!それそれ、そういうのをイメージしたんだよ~と褒めてあげました。今、冷めきった最後のひと口のグアテマラ・エルインヘルト・パカマラ。レモンバーベナの鮮烈な香りだけが余韻を引き立てる。ゆっくりと冷えるまで味わい、最後にこれを楽しんで欲しいですねー♪「この味を知ることができて幸せです。」…お客様にそう言ってもらえるようなこーひーをお届けしたいと思っています。
2013.06.24
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「ビーンズショップのお客が増える!にはどうしたらよいか?4」お陰さまで…さかもとこーひー20周年感謝の…「選べるSセットで、1890円以上もオール1050円」がご好評です。ありがとうございます。100個限定の「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」と「コスタリカNWエルバポール」のご注文が多くなっています。そんなこんなで、「ビーンズショップのお客が増える!にはどうしたらよいか?4」です。前回は、ケーキ屋さんを例にして、業界内の差別化競争を話しました。差別化、差別化していると、同質化競争になってしまいます。お客さんから見たら、どれもあまり魅力的でない状況に陥ることがありますね。で、美味しさも同じ事なんですが、「どこの誰」を明確にして、その顧客、お客さんのことをしっかりと見て感じて考えてその顧客、お客さんにとって魅力的で価値があるように店作りをしていくことが重要なんだと思ってます。すると、結果的に…同業とは全く違う魅力、スタイルの店になっていきますので、それが差別化につながっていくんだと思います。差別化のコツは…「どこの誰」にあると思います。
2013.06.19
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プロのつぶやき695「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ、コスタリカNWエルバポール、ボリビアNSアルベルト、エルサルバドル・エルレクエルド、深煎りコロンビア」おかげさまで、8月にさかもとこーひー開店20周年(6月で独立31周年。)を迎えることができます。皆様との出会いに、心から感謝いたします。まだまだ張り切っていきます!!貧乏自慢はいくらでもありますが…なんとか子供を成人させて、お客様に恵まれ、素晴らしい素材のスペシャルティコーヒーの時代に間に合い…やりがいのある仕事、毎日になっています。先日、青山のブルーノートでチキンシャックリユニオン聴いてきました。昨日はチキンシャックの23年ぶりのニューアルバムも届きました。若くかっこ良かったサックスの土岐さんやギターの山岸さん、ピアノの続木さん、みなさん60代のおっさんになりました。しかし、エネルギー溢れ、円熟し、自由自在に楽しそうに演奏しています。僕もそんな風に自由自在に楽しみながらスペシャルティコーヒー、さかもとこーひーの魅力をお届けして…さかもとこーひーのお客様にこーひーのある暮らしを楽しんで頂きたいと思ってます。そんなこんなで…開店20周年の感謝を込めて…「選べるSセット」で…全て1050円/250gでお届けします。(1890円/250g~のこーひーも、1050円/250gです。100gパックのこーひーは、1050円/100gです。)(7/14(日)迄限定)まず、去年に引き続き…「グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ」をかき集めました。焙煎した残りが半端にあったのですが、友人の店にも同じようにあると分かったので、無理矢理譲ってもらいました。(100個限定、2個迄/おひとり)次に…梅雨向け爽やかな魅力いっぱいの「コスタリカNWエルバポール」(100個限定)…こちらもお馴染みほのかなミントキャラが夏向けの「ボリビアNSアルベルト」…毎年ご好評頂いている訪問農園の「エルサルバドル・エルレクエルド」…深煎りのご要望にお応えして円やかな深煎り「深煎りコロンビア」…その他「深煎りグアテマラ」…「ケニア・カングヌ」…「モカ・イルガチェフェ」…「ニカラグア・エンバシー」と魅力的なこーひーが揃っています。さかもとこーひーの様々な魅力をお楽しみください。【グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ】(200個限定、2個迄/お一人)先日プロのつぶやき693「こーひーのヴィンテージを楽しむ」で取り上げた「グアテマラ・エルインヘルト」です。今年のロットをご紹介できるのは多分秋か冬にかけてになると思いますので…その前に、ここで1回お楽しみください、秋の「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」をよりお楽しめると思います。ふた月ぶりに飲んでみたら…やはりモノが違いますね。こちらは、選べるSセットで、1050円/100g(200個限定、2個迄/お一人)です。以下は前回のご紹介文です。「まず、ひと口目…そして、おもわず最初の1杯を三口で飲み干してしまいました。繊細で滑らかな口当たりと味わい、さらにエレガントでかつ濃密な魅力に引きずり込まれたって感じです。フローラルなキャラクターにクランベリー、ピーチと重なり、シルキー&クリーミーな口当たりに赤ワインの魅力が追いかけてきます。冷めてくると、りんごのような爽やかなフローラル感が顔を出して来て…柑橘系の味わい、さらにスパイシー感が出てくると参ったって言いたくなりますね。冷めても全く歪みの無いバランスのとれたきれいな味わいが流石だと思います。完全に冷めきってからの魅力は凄いですよー、ドキドキしてきました。きれいで円やかな口当たりにベリー系の柔らかな酸と甘さ、その後にくる甘いスパイシー感たっぷりの余韻、熟成した赤ワインの魅力に通じますね。「グアテマラ・エルインヘルト」はグアテマラのカップオブエクセレンスで…2006年、2008年、2009年、2010年の1位獲得という、なんだかとてつもない実績の、ウエウエテナンゴの名門農園です。このこーひーも、「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」と同じように…の農園の土壌、標高、気候、環境、技術と品種が一体になって生まれた魅力なんだと思います。カフェプレスで淹れて、ゆっくりと味わっていると…これをグアテマラのコーヒーと言って良いのか?考えてしまいます。「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラこーひー」としか言いようの無い個性、魅力でしょう。滑らかで円やかなコクにはエレガントさを感じ…口当たりは、シルキー、ラウンド、クリーミーと心地よく、快感です。柔らかな甘さいっぱいで、さらに味わいに奥行きや厚みがあるのに驚きました。素晴らしいブルゴーニュのワインの魅力に通じる世界ですね、ご機嫌です。是非、飲み終わった後のこーひーカップをしばらく置いておいてから、ゆっくりと底に沈んだほんの少しの液体から立ち上る香りを楽しんでください。カップの中に予想もしない豊かな香りが満ちていることでしょう。(カフェプレスで淹れるとより鮮やかです。)農園の土壌、標高、気候、環境、技術と品種から生まれる…こーひーの素晴らしく魅力的な酸味と熟した甘味をお楽しみください。」1890円/100gパック(税込み)【コスタリカNWエルバポール】記録的に早い入梅でしたが、その後雨が降らず梅雨はどこへ行ってしまったんだ!と思っていましたが…今週は雨続きになりました。そこで…鬱陶しい梅雨向けに…スペシャルティコーヒーの爽やかな魅力いっぱいの「コスタリカNWエルバポール」をご紹介します。ひと口目の印象で…明るく爽やかな味わいという感じがとってもよく感じて頂けると思います。軽やかな味わい、香りなんですが…薄いのとは違いますね。最初の柑橘系のキャラクターから、その奥にりんごのキャラクターが寄り添っていて、その2つのキャラがとっても明るく爽やかな印象の美味しさを支えていると思います。そして、冷めるとハイビスカスの感じがさらに味わい深い魅力にしていると思います。さらに、余韻の柑橘系の爽やかな甘さが心地よく続きます。コスタリカこーひーは、骨格のしっかりとした強めの味わいが多かったのですが(今でもブレンドでそういったコスタリカ使っていますが…。)さらにクオリティの高い豆になると、繊細さとか柔らかさを持った素晴らしい魅力が待っています、お楽しみください。1890円/250gパック(税込み)【ボリビアNSアルベルト】一般的には、まだあまり知られていないボリビアのこーひーですが…さかもとこーひーでは、年々その魅力が伝わり…リピートするお客様が増えています。透明感がきれいな味わいと、ほのかなミントのキャラクターが夏にぴったりだと思って…毎年夏にご紹介しているのも…この「ボリビアNSアルベルト」が人気になっている理由のひとつだと思います。(NSは、ナショナルセレクションの略だそうです。)さて、その「ボリビアNSアルベルト」の魅力ですが…まず、口当たりのとっても優しい円やかさと甘さだと思います。この優しい円やかさが人気のひとつの理由になっているんでしょうか?その優しい魅力は…透明感がきれいな味わいとなって、爽やかさや円やかさといった印象になっていると思います。勿論、そこに華やかな甘さが寄り添いますので、さりげなく個性が際立っています。そこに…ココア的な円やかなコクが加わっています。チョコレートまでいかないココア的なコクが加わると、優しい口当たりだけでは無い満足感が高まってくると思います。さらに…ミントのような爽やかな印象が寄り添っています。ほんとさりげないミントの印象なんですが…さりげなくても、このミントのキャラクターがあることで、グッとキャラが立ってきます。余韻には、オレンジのような柑橘系の魅力があって、華やかさを加えています。梅雨の鬱陶しさを爽やかに華やかに気分よくしてくれるでしょう、お楽しみください。完全に冷めてから、たっぷりのミルクを加えるのが、僕の好きな飲み方です。(アイスこーひーにすると…コーヒーとは思えないきれいで爽やかな味わいを楽しめます。)1890円/250gパック(税込み)【エルサルバドル・エルレクエルド】毎年ご好評で、3年目になる訪問農園「エルサルバドル・エルレクエルド」です。エルサルバドルこーひー特有の口当たりの素晴らしさ、甘さをベースにして…繊細さと華やかさが印象的です。滑らかな口当たりと心地よい甘さから…透明感のあるフルーティさがより魅力的にしていると思います。冷めてからは、チョコレートな感じにオレンジが潜み…円やかな味わいにピーチのようなキャラクターも感じられました。飲み終わると…爽やかな切れの良い余韻が残って素晴らしいですね。おゆみ野店では…さかもとこーひーはじめてのお客様に安心してエルサルバドルこーひーをお勧めできます。親しみ易い口当たりの良さ、心地よい甘さ、明るい透明感の素晴らしさ…日常的なこーひーとして親しみ…お菓子やパンと一緒に楽しみ…時にはゆっくりと味わい心落ち着ける…そんなこーひーだと思います、お楽しみください。この「レクエルド農園」は、1400から1500mの高さにあって…山に登っていく途中、遠くからコーヒー農園を見ると…ウインドブレーカーと呼ばれるワッフルのような模様の防風林が印象的でした。エルサルバドルは風が強く…風速100m吹いたこともあったそうです、想像できませんね。「レクエルド農園」は…100%ブルボン種で、無化学肥料、落葉での肥料にもなっているそうです。1575円/250gパック(税込み)【深煎りコロンビア】「深煎りグアテマラ」の圧倒的な人気に驚いたり、恐縮したりしながら(お待たせしてしまったことに…。)…スペシャルティコーヒーの深煎りの魅力をもっときちんとお届けしようと気を引き締めています。そこで…まず「深煎りコロンビア」をご紹介いたします。「深煎りグアテマラ」も「深煎りコロンビア」も基本的に定番こーひーとしていつでもご注文頂けるように用意しておきます。「深煎りグアテマラ」と共通する基本は…しっかりとしたボディやコクに酸を持っている深煎りに向いているコロンビアをきちんと深煎りにしました。しかし、焦げとかニガニガした苦味はありません。そして、コロンビア特有の円やかさ…コロンビアマイルドと称され昔から他のコーヒーと別の存在になっている際立った魅力…を生かして、円やかなコクの深煎りに仕上げています。きれいな味わい、余韻の心地よい深煎りのコク…さらに、チョコレートやバニラのキャラクターが味わいを深め…隠し味の柑橘系やクランベリーがこの「深煎りコロンビア」をより魅力的にしてくれていると思います。冷めてからの艶やかな円やかさがたまりませんね。朝に昼に夕に…食後に、デザートと一緒に…たまにはアイスこーひーでも…毎日の暮らしをさりげなくご機嫌にしてくれると思います、お楽しみください。全く焦げ無く焙煎できるプロバット焙煎機に替えて1年半…深煎りこーひーの品揃えが充実してきました。「カフェフィガロ」や「カフェクレオ」にもしっかりとリピートのお客様が増えて来ています。これからも、スペシャルティコーヒーの深煎りの魅力の可能性をどんどん広げていこうと思ってます、お楽しみください。1575円/250gパック(税込み)「この味を知ることができて幸せです。」…お客様にそう言ってもらえるようなこーひーをお届けしたいと思っています。
2013.06.17
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「ビーンズショップのお客が増える!にはどうしたらよいか?3」あいかわらずややこしい話しで、「もっと手っ取り早く売れる話しをしろ!!」そんなメールが来るかとビクビクして…いませんが…今日はケーキ屋さんに置き換えて話しをしようと思います。ケーキ屋さんのオーナーシェフの若い友人がいます。ケーキ屋さんやパン屋さんは開店して、チラシ等で知らせると、どれどれとたくさん来店してもらえます。まぁ、そこで期待に応えられないとリピートが無いのでおしまいでしょうけれども…。まぁ、気軽に来店してもらいやすい業種ですよね。あと、時々行列ができるようなヒット商品やお店ができますね。さらに、ひとつヒットしたり、行列のできるお店ができると、あっという間ににたような商品が広まりますね。オーナーシェフの友人と話していてビックリしたんですが、業界の横のつながりがいくつもあるんですね。仕入れ業者さんのルートがいくつもあります。食材だったり、クリームやバター関係に、包装関係とそれぞれで他店の情報が行き交っているようです。同時に協会関係のつながりや先輩後輩からも情報が行き交っていますね。で、みんな他所の店をとっても気にしている様子が伝わってきます。すると、差別化、差別化と言っても他店との差別化競争になってしまうように感じてます。そこに、自分の店のお客さんの顔が見えてこないんです。まぁ、デパ地下等は商圏が広いですし、一見さんや取りあえずのお使いものギフトお土産、話題で引っ張る商品メインでしょうけども。ほとんどのお店は地域の常連さん相手だと思います。なので、こういった話しをしています。地域のお客さんにとって、ちょうど良い美味しさ。ちょうど良い大きさ。ちょうど良い価格。ちょうど良い組み合わせ。楽しい品揃え。買いやすい営業時間。そういったお客さん目線で考えると、地域のお客さんにとって、使い勝手がよくて、嬉しい楽しいお店になるんじゃないかな?そうしたら、何が売れるとか、何が儲かるとか、どこがコストカットできるとか、考えている店よりもかなり魅力的になれるんじゃないか!!だから、昔からさかもとこーひーの目標は、デパ地下に出ない老舗繁盛和菓子屋さんなんです。勿論、お客さんの都合もあるし、店の都合もありますから、簡単じゃないですが、その矛盾を解決するのが経営者の大切な仕事のひとつでしょう。「美味しいコーヒー」って無いと思います。それは、誰にとっての「美味しいコーヒー」が無いから。「誰」がはっきりとすれば「美味しいコーヒー」ってできると思います。「誰」がはっきりとしていないのが、不特定多数向け、コモデティコーヒーだと思います。スペシャルティコーヒーは特定少数向けであれば際立つ美味しさのコーヒーになると思います。勿論、素材のクオリティや焙煎ブレンドの技術が前提ですけれども…。
2013.06.16
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「ビーンズショップのお客が増える!にはどうしたらよいか?2」このところ、やたらスケジュールが詰まっていて、毎日のように都内行ったりしてかなりフラフラですが、今晩は青山ブルーノートのチキンチャックリユニオンのライブに行きますので、またまた寝不足になりそうです。月曜日はコスタリカのカップオブエクセレンスカッピング会ですので、まったく休みがありません。まぁ、そんなこんなで、「ビーンズショップのお客が増える!にはどうしたらよいか?1」のあと、続きを楽しみにしているとメールを頂きました。ビーンズショップは客層が狭くお客さんが少ないですし、ちょっと敷居が高い専門性もあります。ですから、手軽に売り上げが増えるってことは期待できません。期待できないどころか、店を維持するのが難しいというのが現実だと思います。しかし、強い競合がいませんし、常連さんが増えたら長く安定した商いができるという利点もあります。その大変なところや利点をきちんと分かった上で商いをしていかないと、コーヒーだったら何でも売れるものは売っちゃえという店になりやすいですね。しかし、コーヒー好きと言っても色々なんですね。喫茶店カフェ専門店で飲むのが好きな人、インスタントや缶コーヒーが好きな人、あちこちの店のコーヒーを買って比べるのが好きな人、まぁ色々です。しかし、個人でビーンズショップをする場合、人モノ金時間情報と資源が限られていますから、自分はどこの、どのようなコーヒー好きの人向けに商売をするのか?はっきりとすることからスタートすると長く快適な商売になると思います。先日、経営の勉強会でケーキ屋さんや和菓子屋さんと一緒になり色々と質問されました。みなさん、どうやったら強い商売になるかに熱心な方なんで凄いエネルギーが伝わってきました。しかし、そこから伝わってくるのは、どうしたらもっと売れるのか?何が売れるのか?そんな視点なんです。まぁ、当たり前と言えば当たり前なんですが、さかもとこーひーでは何が売れるか?とかもっと売れるかとか?という発想はありません。勿論、売り上げを伸ばすことは大きなテーマですが、そこが要注意だと思ってます。もっと、売ろうとすると値引きとか、販売促進とかに行ってしまいがちです。さかもとこーひーの考え方は、「売る」んじゃ無いんですね。どういったカスタマー、顧客、お客さんにどういった価値や喜び快感を届けられるか?なんです。ですから、さかもとこーひーと相性の良いお客様にはさかもとこーひーはとっても良い店になりますし、相性が良く無いお客様には不便な店になります。で、カスタマーが明確になったら、どのような魅力の商品や情報が喜ばれるのか?どのくらいの価格ならお値打ちを感じてもらえるのか?そんなことを必死になって考えています。次には、そのようなカスタマーに出会い、さかもとこーひーを知ってもらうのはどうしたら良いのか?そういうことも頑張っています。ですから、お客さんとのコミュニケーションでお客さんが望んでいるものが伝わってきて、新しい商品になることも多いです。自分だけではさかもとこーひーにはなりません。また、ややこしい話しになってしまいました。また、書きます。
2013.06.14
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プロのつぶやき694「有機夏みかんのジュレや濃厚木イチゴのソルベとこーひー」先週の月曜日は「グアテマラ・エルインフェルト」と「エルサルバドル、カップオブエクセレンス」のカッピング会があり…水曜日は「グアテマラ・エルインフェルト」のオークションがありました。オークションでは「グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ」のロットのうち、自分の評価が一番高かったロットを確保できました。(もっとも、カッピング会の参加者の中では他のロットの人気が高くて、不思議だったり、人気が無いことは落札しやすいとほくそ笑んだりでしたが…。)明日月曜日は「ベストオブパナマ」と「ホンジュラス、カップオブエクセレンス」のカッピング会がありますので、参加してきます。日本にいながらその年のその国の頂点と言える豆を一気にカッピングできるのですから、恵まれています。そんなカッピング会でも参加者が溢れる程多かったり、それほどでも無かったりと色々です。毎年通っていると、毎回見る熱心な方もいますし、最近来なくなった方、若く新しい参加者の方、大手のコーヒー会社の方もいらして、興味深いものです。自分が欲しいロットを見つけるという目的の方もいますが…僕の場合は、トップクオリティの豆をカッピングすることで、そのクオリティやキャラクター、魅力を深く細かく感じられるようになるためのトレーニングの要素が大きいですね。それによって、素材の魅力をしっかりと感じて、焙煎やブレンドによって、お客様がより魅力的に楽しんでもらえるように仕上げて行けるようになると思ってます。その辺が買い付けや輸入をされる方々と職人の違いでしょう。そんなこんなで…先日、千葉市の住宅街の中にある隠れ家的な「本町厨房 Tetsu流」http://www.tetsuryu.jp/ さんでひとりご飯してきました。元々フレンチの料理人だったりパティシエだったりしたシェフが自由自在に魅力的な料理お酒デザートまで用意していて、居酒屋的にも使えるご機嫌なお店なんです。で、冬だったんですが…facebookで「ノルマンディ風りんごのフラン」の写真をアップしていて、あんまり美味しそうだったので、勝手にマリアージュするようにイメージしたブレンドを差し入れしたんです。(ノルマンディ風りんごのフラン。ソテしたりんごをスポンジ型の底に並べてカルヴァドス(りんごのブランデー)を加えたフラン生地を流し込み、薄く切ったスポンジをそっと乗せこれまたカルヴァドスをたっぷりしみこませてオーブンで焼く、しっとりしていてお酒の上品な香りが口中に広がる。子供さんにはちょっと無理かな・・)そうしたら…今度は先月「有機夏みかん、ハイビスカス、ローズヒップのジュレテリーヌ仕立て」という普通考えつかないようなデザートの写真もアップされたんです。(写真のデザートです。)素晴らしい有機夏みかんを頂いたかなにかで、そこからこうなるかってデザートですね。まぁ僕は紅茶の店テ・カーマリー時代、もう30年前ですが、ハーブティー出していましたし、庭で育ててもいましたから、夏みかんにハイビスカス、ローズヒップときたら、酸味や甘さ、香り等イメージして…ブレンドしちゃったわけです。その後シェフからメールで…「普通に考えたら紅茶向きとされそうな中あのこーひーは口の中ではんなりお菓子と溶け合いました。フレンチ系の人間の性でコーヒーは深煎りと勝手に決め付けていましたがまさに目から鱗、でした。やさしくて深い味わい、飲んでいてホッとしました。こーひーってほんとうにフルーツだったんですね。」…と頂きました。で、先日ひとりご飯で伺った時に…「コーヒーは合うわけが無いのに、何故かピッタリと合っている不思議さ」って話しから…酸味や甘さに香りの話しに盛り上がっていきました。デザートとこーひーのマリアージュといったら…サンク・オ・ピエとのコラボは年期が入っています。今年の6月7月のコースは…「世界一の地鶏フランスブレス産プーレを味わうコース」となっていて http://plaza.rakuten.co.jp/cinqchef5/diary/201306080000/ 前菜の次の「自家菜園の新玉ねぎの甘いピュレポタージュフォアグラのソテーを浮かべて」の写真見ただけで早く駆けつけたくなりましたが…メインの「世界一の地鶏フランスブレス産プレのポワレ、ジュを添えて」は写真だけで生唾ごっくんです。で、デザートですが「マスカルポーネチーズのムース、フランス産グリオット(チェリー)入りパウンドケーキ、フランス産木イチゴの濃厚ソルべ」とシェフが言う通りで「味わいの濃さやニュアンスが違う3種類のデザート」なんです。どれかひとつのデザートにマリアージュさせるのならイメージしやすいですが…組み合わせに強弱があります。さらに、ブレス鶏のポワレにはブルゴーニュの赤ワインでしょうから…そのワインから木いちごのソルベと自然な流れになっていますので…できたら、その自然な流れのままにきれいな余韻となって店を後にしたいのです。さらに、マスカルポーネチーズのムースの口当たりがとっても繊細さがあるんです。勿論クリーミーで円やかです。濃厚なソルベに気を取られているとその繊細さを台無しにしてしまいがちです。で、仕上がったブレンドは…「今回のデザートは軽くてまろやかなマスカルポーネチーズのムースとしっかり甘いパウンド生地に甘酸っぱいグリオット入りのケーキと濃厚で酸味がきいた木イチゴのソルベという組み合わせで強弱をつけてあります。もちろんあわせるこーひーは、さかもとこーひーサンク・オ・ピエのブレス鶏のコース専用ブレンドです。今回もまたいい仕事してます!味わいの濃さやニュアンスが違う3種類のデザートに少しずつ表情を変えながら、心地よくデザートを上げてくれるこーひーです。特に一番コーヒーに合いそうにない木イチゴのソルベともまるで昔からの友人のように平然と語りあいますね。この辺のさかもとさんのブレンド能力にはいつも驚きます。」…ホッとひと安心して、あとはサンク・オ・ピエに予約いれるだけです♪シェフへの返信は…「まさに、味わいの濃さやニュアンスが違う3種類のデザートとのマリアージュなんでバランスの取り方がポイントでした。ブレス鶏とブルゴーニュの赤ワインからの流れの木イチゴの濃厚ソルベも当然受け止めて…さらにマスカルポーネチーズのムースの繊細な口当たりもきちん受け止めないと台無しですから…シルキーな円やかさのコロンビア・ロスイドロスをベースにしてイルガチェフェとルワンダCOEルシジ・ムヘウエのクオリティの高い酸と甘さでソルベとパウンドケーキも引き立てるですね。」「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」も「グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ」も自分が一番高い評価をしたロットを手に入れました。こーひーのヴィンテージを楽しむ準備が進んでいます。カップオブエクセレンスのカッピング会でも年々それぞれの豆を深く細かく感じ取れるようにトレーニングしています。今回のような思いっきり尖ったデザートとのマリアージュの経験も増えています。さかもとこーひーはこの8月で満20年を迎えます。還暦が近づいてきましたが…10代では予想も出来なかった仕事になってきました。まだまだ張り切っていきますね。「この味を知ることができて幸せです。」…お客様にそう言ってもらえるようなこーひーをお届けしたいと思っています。
2013.06.09
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「ビーンズショップのお客が増える!にはどうしたらよいか?」日曜は焙煎をしないで、店でゆっくりと朝食とって、これから「プロのつぶやき」を書くんですが…昨日の「ビーンズショップの経営相談の来客がありました。」のアクセスが急増したので、みんなどうしたらお客が増えるか?手探りしているんだろうなぁ〜?と伝わってきたので、少し書いてみます。まず、ビーンズショップはお客さんが少なく、お客さんを見つけるのに手間がかかるのが困ったことです。なので、喫茶と併設して豆売りの少なさをカバーしようと考えがちです。しかし、喫茶と豆売りのお客さんは違う客層なので、戦力分散になって5年10年営業しても、販売量が伸びない店が大半です。中には、併設でもきちんと販売している店もありますが、店主の営業力がありBtoBの卸を増やしている例がほとんどでしょう。いや、BtoCで家庭向けの販売が多いって店は、特別優秀な人だと思います。と、いうことで、ビーンズショップはお客さんが増えるまでが大変なことはみなさん実感していることでしょう。パン屋さんやケーキ屋さんは開店してチラシ等入れると、近所のお客さんがドッときてくれる気軽さがあります。しかし、その分競合が増えやすいですし、新しい店ができたら、逆にそちらに行かれてしまいます。ビーンズショップは競合が少ないですから、常連さんが増えたら安定しやすいでしょう。しかし、急成長はしづらいです。もうひとつ、そんな手間がかかるビジネスですから、大手が本気で取り組んでいません。おっと、時間が無い。また、書きます。
2013.06.09
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「ビーンズショップの経営相談の来客がありました。」この10年ちょっとで、素晴らしい素材が手にはいるようになり、ここ数年でスペシャルティコーヒーに参入してくる若いみなさんにも恵まれた状況になっています。が、素材と産地情報にカッピングスキルは向上しても、あいかわらず焙煎とマーケティングの情報が不足している状況は変わっていません。そこで、さかもとこーひーに焙煎見学しにくる人が定期的にいます。先日は、珍しく…焙煎見学では無くて…ビーンズショップの経営について坂本の話しが聞きたいとメールがあり、遠くからわざわざ来店がありました。4時頃いらして、6時の閉店まで話し…近所のラーメン食べながら、そしてホテルに送りながら…結局4時間くらい話したでしょうか。その方はすでに数年ビーンズショップをしていて、HP等からもとっても熱心に勉強していることが伝わってきます。まぁ、だからこそわざわざさかもとこーひーまで話しをしに来たんでしょう。通販にも力を入れているそうですが…個人店が限られた人モノお金時間情報等をどこに集中することからはじめたら効果的という話しからはじめました。そして、ビーンズショップにとっての土台と柱を見極めて、しっかりとくみ上げないと、何年やっても安定し強い商いにならないことも話しました。外からは見えない部分が大切です。通販のマーケティングもきちんと学んで工夫されているんですが…出てくる言葉が「もっと売るには…。」ってニュアンスなんです。だから、業界関係者からさかもとこーひーのHPでなんで売れるのか?不思議だと言われます。だって、売ろうとしてないですから…。さかもとこーひーの考え方は…「もっと売る」とか「もっとお客を増やす」ってことと反対なんです。「常連さんが買いやすく」とか…「お客さんの暮らしの中でもっと楽しんでもらうには?」とか…「さかもとこーひーと相性の良いコーヒー好き、美味しいもの好きな方にさかもとこーひーを見つけてもらうには?」…「お客を増やす!では無くて、お客が増える!にはどうしたらよいか?」…こんな感じなんです。まぁ、ややこしい話しですが…目からウロコだったようです。
2013.06.08
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「グアテマラ・エルインフェルトのカッピング会」昨日は、「グアテマラ・エルインフェルト」と「エルサルバドル・カップオブエクセレンス」ののカッピング会に行ってきました。エルサルバドルのカップオブエクセレンスは、その豆もエルサルバドルらしく滑らかな甘さが際立っていましたが、1位のチャラテナンゴというエリアの豆がフローラルやアールグレイやピーチだけでも素晴らしいのに、冷めるとスパイシーさにバニラやシガーの感じが出てエキゾチックな魅力いっぱいで驚きました。メインのエリアとしてサンターナが有名なんですが、より山奥のチャラテナンゴは内陸性気候なんでしょうか?エルサルバドルのこれから注目のエリアになっているようです。グアテマラ・エルインフェルトは、お目当てのパカマラ種の収穫期やエリア違いのロットを集中してカッピングしました。とっても興味深く楽しいひと時でした。それとは別に、Geisha Centro America のロットはパナマ・エスメラルダ・ゲイシャと共通するキャラクターと違う魅力があってこれも楽しめました。
2013.06.04
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プロのつぶやき693「こーひーのヴィンテージを楽しむ」5月の梅雨入りでびっくりしましたが…雨はあんまり降っていません、今朝は寒いくらいです。先週発売した「深煎りグアテマラ」のご注文が多く…みなさんのお好みが伝わって来ています。「深煎りグアテマラ」と「グアテマラ・コバンブルボン」を一緒に買われる方も目立っています。「深煎りグアテマラ」ひとつで楽しみが増えた感じですね。明日月曜日は「グアテマラ・エルインフェルト」のカッピング会です。5月には「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」のカッピング会がありました。「グアテマラ・エルインフェルト」と「パナマ・エスメラルダ」は世界の2トップスペシャルティコーヒーと言って良いと思います…そのクオリティの高さ、魅力の際立ち、価格の高さ等抜きん出ていますが…農園単独のオークションを開催しているだけあって、情報も豊富です。ロット毎のエリアや収穫期違いでカッピングできますので…毎年継続してカッピングしているとその年のヴィンテージが伝わってくるようになってきました。昨日、ワインの専門家の友人がTwitterに…「さかもとこーひーにてコーヒー購入。その際にさかもとさんからエルインフェルトやエスメラルダの畑の地図を見せてもらった。パカマラの栽培エリアがまるでブルゴーニュのグランクリュ畑のような小ささでビックリ!」…と書いてました。ワイン会でブルゴーニュのグランクリュ畑の地図を見せてもらいながら時々説明してもらっているんです。で、ヴィンテージと言っても、年代物とかという意味ではありません。ヴィンテージをネットの辞書で調べると…「ヴィンテージ、またはビンテージ(英: vintage)とは本来、ワインにおいて、ぶどうの収穫から醸造を経て、瓶詰めされるまでの工程を表す言葉である。語源はフランス語の"vendange"からで、さらに遡ればラテン語の「ぶどうを収穫する」という意味からきている。同一年に一定の区域から収穫されたぶどうのみを使って醸造されるワイン、また、そのワインに使われたぶどうの収穫年を指し、いわゆる当たり年のワインを指すようになった。名品や、年代物の楽器・オーディオ製品・カメラ・衣料品・くるまなどの希少品の意味に用いられるようになったが、英語の"vintage"は、「~の頃」、「時代」などを意味し、"a clock of ancient vintage"(古い時代の時計)などの使い方をする。」…とあります。「同一年に一定の区域から収穫されたぶどうのみを使って醸造されるワイン」…この意味合いをコーヒーで楽しむ可能性が見えてきました。あと「テロワール」ってこともスペシャルティコーヒーの世界でよく言われるようになりました。「Micro Climate(微小気候)」とかも一緒に言われます。その農園の土壌や天候ですね。さかもとこーひーは「コーヒーはフルーツだ!」をテーマのひとつにしていますが…そこに農産物のとしてのこーひーを強く感じ取ることを自分に言い聞かせています。土があって、陽が降り注ぎ、風が吹き抜け…健康な樹が養分を吸い上げ…花が咲き…完熟した実が素晴らしい魅力のこーひーになるわけです。しかし、自然だけでは足りません。作り手の存在も大きなものです。そのテロワールを生かす土作り、樹の植え方、栽培管理…そして収穫のタイミングやピッカー(収穫する人)のトレーニング…実を剥き、乾燥し、選別する精選処理工程…と高い技術と強い意志が求められます。自然の恵みを受けている訳ですが…それだけでは素晴らしいコーヒーにはなりません。もう20年前になるでしょうか?…冷害でお米の凶作になり外米騒動があった時…そんな年でも、東北の全滅の田んぼの中、あぜ道ひとつとなりで豊作ではなくとも例年の8割7割はきちんと実っている田んぼの話しを聞きました。強い苗作り、田植えのタイミング、肥培管理、畦を高くして水の保温力を利用したり…気象情報から冷害の備えをしていると同じ条件でも全く違った結果になるということでした。自然の恵みと人の力が合わさって素晴らしい収穫になるんでしょう。「グアテマラ・エルインフェルト」にしても「パナマ・エスメラルダ」にしても、そのテロワールと人の力の素晴らしさが伝わってきます。ワインでしたら、そこに醸造家の技術と感性が加わり…そのドメーヌ(農園)のクオリティや魅力になるわけです。コーヒーの場合は農園だけ、生豆だけ素晴らしくても焙煎があります。農園自慢だけしてもクオリティや魅力は保証されません。焙煎の技術と感性によって魅力が生まれるわけです。今「ニカラグア・エンバシー」を飲みながら書いていますが…マグカップ1杯飲み干して20分30分経ってもその豊かな深い余韻で満たされています。エンバシーは「ニカラグア・ラ・コパ」とか「ニカラグア・カサブランカパカマラ」と同じ農園主セルヒオさんですが…彼がその標高の高さや土壌等の素晴らしさから手に入れた農園で…年々魅力的になっているように感じています。彼は、それぞれの農園のマイクロクライメットの可能性を感じ取り最高のコーヒーになるようイメージして生産しているそうです。先月の「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」のカッピング会の帰り道…去年より出来が良く、エリア収穫期毎の微妙な違いを興味深かく思い出しました。またパナマエスメラルダのゲイシャでない品種の素晴らしさにこの農園のポテンシャルの高さを感じました。同時に…パナマエスメラルダゲイシャのカッピングでスペシャルティコーヒーのヴィンテージの可能性を感じたのです。ワインの豊かな情報量に接していると、軽率にヴィンテージとか農園のクラス分けとかする気にならなかったのですが、マイクロクライメットや栽培精製技術の安定しかつ高いレベルを前提に…カッピング技術、焙煎技術がクリアされると、ヴィンテージの違いの楽しみの可能性が見えてきました。勿論、そのような楽しみを味わえる農園は限られるでしょう。出来のあまりよく無い年であっても、他よりも抜きん出たクオリティと魅力が求められると思います。そして、条件に恵まれた年には記憶に刻まれるくらいの感動的なこーひーになるようで無いと…。また、農園ものでなくても、ケニアやエチオピアのイルガチェフェ等エリアが特定できればヴィンテージが楽しめる可能性ありますね。トップオブトップのスペシャルティコーヒーの可能性でしょう。「カップオブエクセレンス」はその年の抜きん出たロットの魅力を楽しめる素晴らしいものだと思いますが…ワインもこーひーも農産物で…こーひーもワイン同様農園(ドメーヌ)を選び、ヴィンテージやテロワールの違いを楽しむ時代の到来を期待できますね。その為には…素晴らしい素材のポテンシャルを感じ取り…焙煎によってその魅力をお客様に届ける…技術と感性を精進し続けなければいけません。そこに…「スペシャルティコーヒーはクラフトである!」と胆に銘じ…ロースターの醍醐味を感じます。「この味を知ることができて幸せです。」…お客様にそう言ってもらえるようなこーひーをお届けしたいと思っています。
2013.06.02
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