・・・

・・・

2006年11月20日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
最近、自分の「記憶力」が一般的なレベルより高いんじゃないかと思うようになった。

また、自分が何をしたか・いったかは、ほとんど覚えていない。おそらく都合の悪いことは積極的に記憶から抹消しているからである。

かつて時間・空間をともにした人々と会って、共有しているはずの記憶が強化されていくことを期待したのだが、ほとんど提供側に回る一方である。
他の人々は記憶に残ることは、自分の趣味とか部活とか、「熱心にやったこと」なんだろう。どんな音楽をきいたかとか、誰かが好きだったとか、何か特別に深く詳しく知るジャンルを確立していて、それだけは今でも覚えているという感じみたいだ。

ふりかえると、固有名詞が出てくるような趣味の持ち方はしてこなかった。
どうもすべて「不可解」なことほどひっかかって記憶に残っているのは、どうしてそうなっているのか何度も考えたせいで記憶が強化されていたのであって、例えば授業のことでも、すいすいベンキョウができた中学時代のことは、内容まではあまり思い出せない。
教師の提示の仕方がうまい下手、雑談の傾向などは覚えている。
忘れかけた記憶を思い出して、「使っている」からである。


固有名詞は特に。
この間、
「ほらなんだっけ。民主党の代表だった…」
「あー、小沢さん?」
「じゃなくて、その前」
「岡田さん?」
「そのあと。もっと若くて。ほら、メール問題で消えちゃった人だけど」
「あー。わかった」
「なんだっけね。あの千葉の恥ずかしい人のとばっちりを受けたんだよね」
「わかるわかる。誰だっけ」
「郷ひろみに似てるとか言っちゃってさー」

「ま、いっか。一致したから。いつか思い出すわな、その人がね…」
という超テキトーな話をしたあとで、数日後、交差点で信号待ちしていて急に思い出した。
信号機の名前は「前原町」
「まえはらじゃーん。下の名前、まったく思い出せないけど」
と思わずクラクションを鳴らしそうになった。


「前原誠司」
っていうのがわかったが、「せいじ」だなんて最初から覚えていなかったので思い出せるわけがない。
なお、千葉の恥ずかしい人というのは、永田元議員のこと。
「永田寿康(ながた ひさやす)」
こいつも下の名前、まるで覚えていなかった。

政治家ってのはさー、世襲かどうかって、簡単な名前かどうかでわかるよね。
継がせるつもりの親は、画数の少ない漢字、読みやすい漢字を選ぶよ。
というか、継がせるつもりがなくても、変わった名前が選挙で得しないことはわかっているから、つけないんだろう。
「一郎」とか「太郎」とか多すぎ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006年11月24日 14時31分44秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: