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2007年01月11日
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違う。


読んだのは朝日新聞なんだけど、
「都会人に7つの現代病」
というタイトルの記事なんだが、まるで週刊現代みたいなノリ。

マンション病
高級マンションに住む若婦人のクビが曲がってきた。家族の出勤後、だれも話す人がいない。地階のスーパーに買物に行っても、井戸端会議をするような空気がない。
心臓がドキドキするう。不安になる。人がみんな自分の悪口をいっているように見える。団地の主婦にもこのような心臓不安神経症がきわめて多い。
マンションを孤独病といいかえるなら、それは単調な作業にあけくれる大工場の労働者にもある。首都圏のある家電向上女子作業員に最近五十人の腰痛患者がでた。孤独な単行作業への欲求不満、ホームシック…。


世間のパターンを追いたい。人真似をしたい。「この気持が、日本人に特殊のストレスを作って、心身症の大きな原因になっている」とヘルスデザイナーの田多井氏は指摘する。
これもマンションに住む若い主婦の話だが、隣家のデラックスな暮しに負けまいと、必死になったあげくに、結局鬱(うつ)病になってしまった。
「いまのゴルフ、ありゃストレスのモトですよ。猫も杓子も満員のコースでクラブをふる。うまくなろうとする。あれじゃもう苦しみじゃないの」(銀座内科藤井氏)

SEX病
心臓がドキドキする。、体がかゆいと訴える婦人がごのごろずいぶん病院にくる。
よく調べると、週刊誌などにハンランするSEX記事が原因、まるでオリンピックのように記録本位の記事を真に受け、欲求不満がつのり身体にいろいろの現象が出る。これも一種の現代情報病か。


鬱に読み方がふってあるところからして、現代とはまったく違う。
このほか、「成功病」「自動車病」「情報病」「テレビ病」があるんだけど、因果関係をあまりに単純にひとつに絞込み過ぎていることと、おかしくなってしまった人を嗤うような冷ややかな視点で終始している。
(しかも、一貫して男目線である。)

よく、
「最近、世の中がおかしくなってきた」

おかしくなっていることを、傍観者としてではなく、自分のことのように痛みとして表現するようになっただけだ。
そう表現しなければ、にんぴにんと思われるようになってきた世の中に変化したといえる。





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Last updated  2007年01月14日 19時19分30秒


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