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●ダイオキシン汚染が糖尿病の原因のひとつに 私は(著者 渡邊昌)、疫学的に糖尿病の原因をいろいろと調べています。1998年から6年間、厚生労働省の研究班で、ダイオキシンの曝露と健康影響に関する研究をしているうちに驚くべき結果を得ました。 …体内のダイオキシン濃度が高いグループほど糖尿病に罹患した人が多かったのです。●ベトナム戦争退役軍人の糖尿病 同時期に、米国でも同じような結果が発表されました。米国の研究は、ベトナム戦争当時、大量に撒かれた枯葉剤の影響が退役軍人にどのように及んでいるかを追跡調査した結果から出てきました。 枯葉剤は空港で飛行機に積み込み、上空から絨毯爆撃のようにジャングルに撒きますが、じつに皮肉なことに、毎日飛行機でそれを積み込んでいた兵士や、飛行機から撒いた兵士に、多くのダイオキシン曝露が起きたのです。 …調査の結果、低濃度曝露者でも、ダイオキシンに曝露しているグループの方が、糖尿病のリスクがより高いことが確認されたのです。●見直されるPCBの危険性 それがなぜ起こるのかという原因はまだわからないのですが、直接インスリンレセプターにダイオキシンが結合して、インスリンを働けなくするという説も出されています。PCBはかなり大量に体内に蓄積されていますから、細胞膜に溶け込んだPCBがさまざまなレセプターの働きを阻害していることは十分ありそうなことです。 1972年にPCBの使用は禁止されましたが、それでもかつて使われたPCBが自然界にかなり大量にあふれてしまいました。だいたい、5万トンぐらい残っていると考えられます。(satom) 環境汚染は糖尿病まで影響していたんですね。まあ減食・運動・食事療法やビタミン・ミネラル・植物栄養素の十分な摂取などとともに、環境問題も考えないといけないんですかね。マイナスイオンとかもありますからね。 「健康」というテーマは「住環境」「生活地域環境」等含めたものになってくると思います。屋上庭園や共用部分にふんだんに植栽を施したマンションなんかいいですかね。水も強力なろ過装置つけたり、空気も清浄にするように空調を考えたり。
2004.11.29
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●インスリン抵抗性と高インスリン血症 …インスリン抵抗性とは何かというと、膵臓からインスリンはある程度正常に分泌されるのですが、なぜか細胞膜でインスリンをキャッチするインスリンレセプター(インスリン受容体)の感度が鈍っていて、インスリンがあってもそれがうまく利用されないのです。それがインスリン抵抗性と呼ばれる症状で、近年急激に増えている糖尿病の大きな原因のひとつと考えられています。 なぜインスリンレセプターの感受性が鈍ってしまうのか定かではないのですが、いずれにしろそのために、血糖値が下がらず、高血糖、高インスリン血症の状態になり、それがメタボリックシンドロームを引き起こす元になると多くの学説が主張しています。 インスリン抵抗性が増すと、膵臓はインスリンが足らないのかと勘違いして、より多くのインスリンを分泌し、結果的に膵臓のランゲルハンス島ベータ細胞の疲労を招くわけです。それが糖尿病の引き金になります。●内臓肥満がおこすインスリン抵抗性 …インスリン抵抗性の元に内蔵型の肥満が関係しています。日本人は白人にくらべるとインスリンの量が半分ほどしかなく、それだけ血糖が細胞に利用されにくく、肥満になりやすい体質なのです。 脂肪が増えると脂肪細胞はレプチンというホルモンを出し、脳の視床下部の満腹中枢を刺激して食欲を低下させ、消費エネルギーを増やします。 ところが、太るとレプチンは増えますが、満腹中枢とは反応しなくなり、肝臓や血管に働いて非アルコール性脂肪肝炎や動脈硬化を促進します。 脂肪細胞はレプチンの他にも、アデイポネクチンや腫瘍壊死因子など、10種類以上の生理機能をもつアデイポサイトカインを分泌しています。現在では脂肪組織を、ほとんど内分泌臓器と考えている人もいるほどです。(satom) インスリンが十分分泌されていても、レセプターが感度鈍くなると糖が細胞に吸収されないとのことです。そしてそのレセプター異常には肥満がかかわっているとのことです。 また脂肪組織は様々なホルモンを出しているようです。肥満するとそのホルモンが動脈硬化などマイナス作用に働くこともあるとのことです。 まったく肥満は諸悪の根源だったんですね。んー痩せないといけませんねぇー。
2004.11.28
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●高血糖症、高血圧症、高脂血症の根はひとつ 2型糖尿病になる人は、その前に何年も肥満があるなど、特に肥満のリスクが指摘されています。場合によっては、高血圧が先に指摘される場合があります。…最近、これらの病気の根っこは共通ではないのかという考えが出てきました。それが、メタボリックシンドロームという病名です。 日本では、大阪大学医学部の松澤祐次教授が、そのような病態を「内臓肥満症候群」と命名していました。「それらの病態に共通する原因として、腹腔内の腸間膜や内臓周囲に脂肪がつくのが問題」と言っています。 …松澤教授の定義では、症状として(1)内臓に脂肪がいっぱい蓄積する、(2)耐糖能異常(高血糖値)がある、(3)高トリグリセリド(中性脂肪の値が高い)がある、(4)HDLコレステロール(善玉コレステロールの値)が低い、(5)高血圧がる… また、アメリカのカプランという学者は同じような考えに基づいて、(1)上半身肥満、(2)耐糖能異常、(3)高トリグリセリド血症、(4)高血圧症などの症状が重複している場合を「死の四重奏」と名付けました。 WHOはこの混乱した状態を収束させようと「メタボリックシンドローム」という病名を提案しました。これは代謝異常症候群と訳されています。診断には脂質代謝異常と糖代謝異常、血圧異常および内臓肥満の4つのうち3つ以上あれば、メタボリックシンドロームと呼ぼうということになっています。(satom) 「高血圧」「糖尿」「肥満」「高脂血症」はすべて根はひとつ。言われてみれば本当にそうです。『半断食健康法』石原結實著を読み終えましたが、「肥満・食べすぎ」は万病の元ということかもしれません。 ところで私の朝の人参リンゴジュースの実践はわずか1日でコケました(情けないです)。どうしても腹に何か入れないと、免疫力が下がって風邪をひいてしまうという脅迫観念に取り付かれてまして、本当は逆のようですが(石原さんの本によると)、駄目でした。 あと新聞に、新型インフルエンザの流行の恐れが高まったとの記事が出てました。何十年かに一度、インフルエンザウイルスがその形を一変させて、まったくいままでの免疫が効かなくなるんだそうです。ある本によると交通の発達した今日では犠牲者は、地球人口の20~45%が感染・発病し、6000万人以上が死亡すると推定される。6000万人です。1918年のスペインかぜでは4000万人が死亡したと推定されてます。 今年の冬は要注意です!皆さん各自免疫力高めて備えましょう。
2004.11.27
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●糖尿病の診断基準と問題点 …単に血糖値が高いだけで、まだ合併症やそのほかの具体的な症状が出ていない場合と、高血糖が続いたため合併症などの症状が出た場合と、病名を分けて考える必要があるのではないかと考えています。 つまり、前者の場合は血糖値が高めなだけの「高血糖症」であり、進行して病気になった場合に、はじめて「糖尿病」という病名をつけるのが妥当ではないかと思うのです。 …現在どれだけの血糖値だと「糖尿病」と診断されるのでしょうか。検査方法にはいくつかの方法があります。 もっとも一般的なのは、朝の空腹時血糖値を測ることです。血液100ミリリットルあたり110ミリグラム未満が正常、126ミリグラム以上は糖尿病、110から125は境界型糖尿病とされます。境界型は、糖尿病予備軍とも呼ばれています。 1999年4月までは、糖尿病の定義として空腹時血糖値が140ミリグラム以上という規準が使われていました。 ところが、1999年5月に、126ミリグラム以上を糖尿病にするというように規準が引き下げられたのです。この定義の変更によって糖尿病患者の数はいっきに増えました。●何が何でも126以下に抑える必要があるのか 現在の糖尿病の診断基準の、126ミリグラムという値は、じつは欧米の糖尿病疫学研究所をベースとしているのです。アメリカの糖尿病学会が、7ミリモル以上を糖尿病とみなすと決めたことに倣っただけなのです。7ミリモルをミリグラムに換算すると、ちょうど126ミリグラムになります。 …今や126ミリグラムという数値が一人歩きして、何が何でも126以下に血糖を抑えなければ、合併症の危険が目の前に迫っているように脅かす医師もいるようです。しかし、126を少し超えたからといって、すぐに合併症を発症するというデータはありません。●糖尿病と確定診断された後の悩み 現在の診断基準では、2度の血糖値試験で糖尿病治療薬を処方してよういことになっています。これは、最初の検査で空腹時血糖値が126ミリグラム以上と出た場合、まず「糖尿病」の危険ありと指摘され、時間を置いた別の日にもう一度空腹時血糖値をはかり、やはり126以上が測定された場合です。 …「あなたは糖尿病です」と宣告され、合併症の危険があるという理由で治療薬が処方されます。●高血糖と合併症 …合併症のリスクは直線的に上がるものではありません。 いままでに1000人以上の糖尿病患者を追跡した臨床疫学研究がいくつかあります。それによると、合併症のリスクはヘモグロビンA1cが9パーセントぐらいから急激に上がり、ヘモグロビンA1cが6パーセント台なら、ほとんど合併症のリスクはなく、7パーセントでも数パーセントの増加でしょう。 そのことを考えても、それほどすぐに薬に頼ってよいか大いに疑問なのです。(satom) それにしても、「食事」と「運動」による療法が、「薬」による治療よりも効くなんていうことはちょっと前までは信じられませんでした。「断食」というのは宗教的行事のことだと思っていましたが、体のリフレッシュに効果的な療法だということもあるようです。私も明日から朝は「人参ジュース」だけで頑張ろうと思います。(きっとすぐ挫折すると思いますが)
2004.11.25
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●どのような運動が効果的か 運動が血糖値を予想以上に下げることがわかりました。それで…運動をすればするほどいいのかと思い、マラソンやトライアスロンなど激しい運動にも挑戦してます。 1時間ぐらい目一杯の体力を使ってレース用の自転車で走って帰ってきたあと、これだけ運動したのだから、さぞ血糖値も落ちたかなと思って期待して測ると、180とか200ミリグラムというように案外高いことがあります。 なぜかと不思議に思い、いろいろ調べました。…運動が始まると、細胞はエネルギーとして血糖を必要とするために、肝臓に蓄えられていたグリコーゲンが分解されて、ブドウ糖となって血中に放出されていたのです。筋肉の中のグリコーゲンは数分で消費されてしまいますが、肝臓のグリコーゲンがブドウ糖に分解されるて血糖となるとなかなか消費されません。そのため激しい運動をすると逆に血糖値が上がるという現象が起きたのです。 血糖値を上げるには副腎皮質から分泌されるグルココルチコイド、副腎髄質からのアドレナリン、膵臓ランゲルハンス島のアルファ細胞からのグルカゴンといろいろなホルモンがあるのです。緊張によるストレス反応も血糖値を上げます。人類は長い進化の過程で危機に際してエネルギーを急増できる仕組みをいろいろ備えてきたのでしょう。 …激しい運動は一時的に血糖値を上げますが、ときどき血糖値を上げることも必要ではないかと考えています。 というのは、…もし運動をしなければ、肝臓には糖がどんどん入っていき、グリコーゲンがすでに飽和に状態にあるので、残りはすべて中性脂肪のほうへ回っていってしまうでしょう。すると、脂肪肝や高脂血症になるのでないかと思います。●食後30分歩く運動で十分 …食前の運動より食後の運動のほうが効果的だということがわかりました。 …歩くだけで十分だということが分かりました。
2004.11.24
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●運動で血糖値が下がるメカニズム 血糖値が下がる、つまり血液から細胞内にブドウ糖が入るには、ブドウ糖トランスポータ(GLUT)というタンパク質が、細胞質内から細胞膜に移動してブドウ糖が流れ込めるようにする必要があります。 GLUTがいわばブドウ糖の入ってくるドアとすると、インスリンは鍵の役割をします。GLUTには10種類以上の型があり、細胞によって型が違います。 GLUT1は胎盤に、GLUT2は肝臓に、GLUT3は脳に、GLUT4は筋肉と脂肪に、GLUT5は小腸に、とそれぞれの臓器に多いのです。GULT2は腎臓や小腸にもありますが、GLUT4筋肉と脂肪にしかなく、これが血糖調節のキーになります。 筋肉も脂肪も何十キログラムもの大きさがあり、体の中での最大の臓器といえます。そして運動で血糖が下がるということは、インスリンによらなくてもブドウ糖が取り込まれる仕組みがあるということです。 最近の研究で、運動によってできるATPの分解物がAMPキナーゼという酵素を活性化し、それが糖を取り込む仲立ちをしていることがわかってきました。 …運動エネルギーを生み出すのはATP(アデノシン3リン酸)という分子です。そして、そのエネルギーが出されるときに、リン酸が遊離してADPになり、さらにリン酸を切り離してAMPになります。それを活性化するAMPキナーゼがGLUT4を活性化し、細胞膜のほうに移動させ、インスリンの関与なしに、ブドウ糖が細胞の中に入ってくる仕組みになっていることが分かったのです。 筋肉には他にもGLUT8や、GLUT11が発見されています。筋肉には収縮が速いが短時間しかもたない短距離走に役立つ速筋と、収縮が遅いが長時間働けて長距離走に役立つ遅筋があります。 GLUT11は筋肉の中でも遅筋に有効ですから、有酸素運動のジョギングやマラソンのさいに、特にブドウ糖を積極的に取り込んでいる可能性があります。 ですから、運動をしながら血糖値を測ると、如実に下がってくるのが誰でも実感できるはずです。GLUT4は筋肉と脂肪の両方にあるのですが、運動でADPができるのは筋肉細胞だけですから、ブドウ糖は筋肉細胞のみに取り込まれ、脂肪細胞には取り込まれず肥満が解消するというメリットもあります。(satom) なんとインスリンがなくても、「運動」によってブドウ糖が取り込まれるとのことです。そういえば適切な運動を行っている高齢者は、老化の進行を緩めることができるということを、どこかで聞いたことがあります。不必要なブドウ糖はタンパク質と結合して変性する前に、細胞に取り込まれてしまったほうがよいのでしょう。 私ももう少し運動しないといけないと思います。ついつい楽してしまっているように思えます。
2004.11.22
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●運動の習慣をつくる 最初は、とりあえず通勤に車をつかうのをやめ、徒歩と電車に変えました。そして歩くことの目標を1万歩に定めました。●ヘモグロビンA1cを目標にする ヘモグロビンA1c(HbA1c)というのは聞きなれない言葉かと思いますが、高い血糖状態にあるとたんぱく質にブドウ糖が結合しています。赤血球のヘモグロビンにブドウ糖の結合したものの割合をパーセントで表したのがヘモグロビンA1cで、4.0パーセントから5.5パーセントが正常範囲とされます。 普通、血糖値は血液中のブドウ糖の濃度を測るのですが、それだと、食後2時間値とか、空腹時血糖値とか、その時点での血糖値を知るのには好都合なのですが、100から200ミリグラムとか、あるいは300ミリグラム以上と変化が大きいので、長時間の平均的血糖値を知る指標には使えません。2~3ヶ月の血糖値を反映しているのがヘモグロビンA1cの値なのです。 …糖尿病の合併症は、ヘモグロビンA1cが9パーセント以下だと、その危険性が急激に減る…平常は6%以下…●軽めの運動でも十分な効果 …とにかく頻繁に自分の血糖値を測ってそのときの状態を見るようにしていたのですが、運動が血糖値を下げる効果は予想以上でした。…昼はそこそこいいのですが、夜、食事をして2時間後の8時ごろに血糖値を測ると200ミリグラム以上あることがしばしばあります。 そのような時は、少し運動するに限ります。例えば、30分ほど外を歩くだけで、血糖値はすぐに下がります。散歩に出かけることができない場合は、運動用に買った自転車を使って30分もこぎますと、200もあった血糖値はだいたい120~130に落ちるのです。だいたい食後2時間値が140ミリグラムになればいいと判断して寝ることにしています。(satom) タンパク質にブドウ糖が結合するような、「タンパク質の変性」は、それが蓄積することで代謝機能を損なわせます。そしてそれが、動脈硬化、高血圧、ガンなどの引きがねとなります。 「運動」は「薬」に比べて、安価・安全ですぐれた効果が期待できるとのこと。そうは言っても、つい歩くのが億劫になってしまいます。頑張って歩かないと、こんな健康欄をやってて本当恥ずかしくなっちゃいます。
2004.11.21
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●血糖コントロールを成功させる簡易血糖測定値 薬に頼らないで、安全に食事と運動で血糖値をコントロールをおこなうには、自分で簡易血糖値測定器を買い、常に自分の血糖値の変化を把握することが大事です。●簡易血糖値測定器で血糖値の動きをつかむ 簡易血糖値測定値は、食後の血糖値を計るだけでなく、さまざまな使い方ができます。例えば、いろいろ違った運動をした後に測ったり、食べ物の種類を変えて血糖値の上がり方を見るなど、血糖値の変化を目安に自分に即した養生法を考えられるところが便利なのです。●血糖値をみて練る対策 …血糖値の気になる人がお飲み下さい、というような健康飲料がありますが、それらの効果が本当にあるのか、ということも血糖値を測るとことで容易に確認できます。●グリセミックインデックス …糖尿病の専門医であるカナダのジェンキンス教授は、食品による血糖値の上がり方に差があることを見つけて、グリセミックインデックス(GI)という概念を提唱しまた… …ところが、GI値が低いはずのスパゲティを夕食に食べると、次の日の朝の血糖値は必ずいつもより高くなっていたのです。 これはどうしたことかと思って、GI値の最初の論文をいろいろ調べてみました。すると、GI値というのは、2時間値、あるいは3時間値だけしか見ていないので、5時間後の値、6時間後の値がどうなるかということは、じつは全然わかっていないのです。●抗酸化食品の重要性とアルコール 血管における合併症を防ぐには、ビタミンやミネラル、そして抗酸化物質も必要です。 ビタミンやミネラルは必要量は少ないのですが、体の潤滑油の働きをします。また、亜鉛などインスリンの合成に関わるミネラルもあります。ミネラルのクロムやマグネシウムも、血糖値を下げたり、インスリンの合成に関わるなどの働きがあるとされています。 抗酸化食品としては、ビタミンCやビタミンEが有名です。 また、アルコールは、やはり血糖値にはよくありません。欧米の研究では、軽度の飲酒はインスリン感受性を増すので糖尿病のリスクを減らすが、多量の飲酒は促進するという、いわばU字型のリスクを示すものが多いのです。しかし、日本人はアルコール感受性が欧米人とは違うので、欧米の結果をそのままあてはめるわけにはいきません。(satom) 自分で血糖値を観察できれば、運動・食事がどのように血糖値に影響を与えるか本当によく分かるだろうと思います。巷いろいろ効果があると思われていることが、実際試してみると意外に的はずれなことだったということもあるようです。
2004.11.20
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●食事と運動で治す 中年以降に発症する2型糖尿病は、膵臓の働きが完全に駄目になってしまったわけではないのです。膵臓が疲れて、インスリンの分泌能力が衰えているのですが、しかし、まったくインスリンが分泌されないわけではありません。 ただ、正常よりもインスリンの働きが悪いために、血糖値が高めに推移していることが問題なのです。血糖値が高めに推移すると、合併症の問題が出てきます。 ですから、血糖値を正常の範囲内にコントロールすることができれば、糖脳病の進行を止めることができるのです。 血糖値が高めでも、まだ合併症や自覚症状が出ていない段階であれば、インスリン注射の助けなしに、血糖値をコントロールすることができます。●まずは規則正しい食生活に●食事の量と内容を見直す …とりあえず1日の摂取カロリーを1600カロリーと決めました。…すべての食品群からむらなく食べるのがよく…●食べ方の見直しで空腹と闘う …中でも大事なのが、ゆっくりと、よくかんで食べるということです。 人間の食欲は脳の食欲中枢がコントロールしています。満腹感を感じるためには、脳の満腹中枢の神経細胞に血中たんぱく質の一部が結合する必要があるのです。腸で吸収されたものが脳に届くには、食べ始めてからだいたい15分ぐらいかかります。●油脂をさけ制限カロリーを守る 制限カロリーを守るために、どうしても取り組む必要があるのが、脂肪の取り過ぎを抑えることです。これさえできれば、カリリー制限はそれほど難しくありません。炭水化物やたんぱく質は、1グラムで約4キロカロリーなのですが、脂肪は1グラムが9キロカロリーで、2倍以上あるのです。●外食は半分残す●甘すぎる果物には注意(satom) 私は血糖値は許容範囲内なのですが、BMIが高く(ちょっと書けません)、父も高血糖だったので気をつけないといけないと思います。 丼ものはご飯を3分の1は残すようにしています。てんぷら、揚げ物はなるべく食べないようにしています。ですが体重はぜんぜん減りません。まあマルチサプリ飲んでいるので、かろうじて栄養素は足りていると思いますので、代謝はある程度いいのではないかと思います。
2004.11.17
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●血糖値が上がる仕組み…三大栄養素のうち、タンパク質や脂質は体を作る材料になり、糖質はおもに活動のためのエネルギーとして利用されます。そしてこれが血糖値を高める元になります。 糖質というのは、人類が主食としている米や麦などの穀類、サツマイモ、ジャガイモなどのイモ類に多く含まれるデンプン類のことです。 ご飯などに含まれている糖質は、最初は枝分かれのある長い鎖のような形をしています。それが、唾液や胃腸の消化液によって分解され、しだいに鎖が切れて短くなり、鎖の輪が5、6個になった「オリゴ糖」、2個になった「2単糖」、やがて1個1個の鎖に分解された単糖となって小腸から吸収されます。単糖でもっとも多いのが「ブドウ糖」です。砂糖は、ブドウ糖と果糖という輪がふたつつながった2単糖です。蜂蜜にはブドウ糖そのものが入っています。ブドウ糖や砂糖は吸収されやすい糖なのです。 体の中に吸収されたブドウ糖は、いったん肝臓にグリコーゲンとして貯蔵され、血糖が下がってきたり、運動で体が大量にエネルギーを必要としている状態のときに、またブドウ糖に分解されて血液中に放出されます。 ブドウ糖は、体のエネルギーとして使われます。 …血液中100ミリリットルあたり70ミリグラム程度のブドウ糖はいつも必要です。これ以下になると低血糖の症状、寒気や震えがでて、もっとひどくなると失神、昏睡に至ります。●食後のインスリン分泌がブドウ糖を処理 細胞内にブドウ糖が取り込まれるには、インスリンというホルモンの助けが必要です。インスリンは膵臓のランゲルハンス島にある、ベータ細胞というごくわずかな部分でしか作られないホルモンです。 食事をして血液中にブドウ糖が増えると、普通はただちに膵臓のランゲルハンス島のベータ細胞からインスリンが分泌されて、ブドウ糖と同時にインスリンも血液中を流れるようになります。 ブドウ糖は、それ自体では細胞膜の内側に入ることはできません。細胞膜には、ブドウ糖をキャッチして取り込むドアがあります。それをブドウ糖トランスポーター(GlUT)といいます。 細胞膜にはもうひとつ、インスリンレセプター(インスリン受容体)という、インスリンが来たのを感知してキャッチする分子があります。インスリンが、インスリンレセプターにキャッチされると、細胞内にあるセンサーが反応してドアを細胞表面に押し出し、ドアが開いて、ブドウ糖が細胞内になだれ込める仕組みになっています。 細胞内に取り込まれたブドウ糖は、細胞の中にあるTCA回路(クエン酸サイクル)と呼ばれる発電装置で多量のエネルギーに変換されます。その燃料として必要なのがブドウ糖です。●インスリン不足が高血糖に 糖尿病は、インスリンが足りなくなって細胞内にうまくブドウ糖が取り込まれなくなったために起きる病気です。あまったブドウ糖は肝臓で脂肪として蓄えられたり、腎臓から尿として排泄されるようになり、糖尿をきたすようになります。 またインスリンが足りなくなり、ブドウ糖をエネルギーとしてうまく利用できなくなると、次に、脂肪やタンパク質をエネルギーのための燃料として燃やすようになります。そしてついには、自分自身の筋肉崩壊をきたしたり、食べても食べても痩せるようになります。 人類は100万年かかって進化してくる間、いつも飢餓の状態でした。血糖値が50ミリグラムを下回ると、低血糖値の昏睡状態になり、命に関わる重篤な事態に陥ります。ですから血糖を保つ仕組みはいくつもあるのに、飽食による糖のとりすぎに対応する手段はインスリンしかないのです。 中年以降に発症する2型糖尿病は、膵臓のインスリン分泌能力が徐々に衰え、不足するようになった状態です。それで、血液中にはブドウ糖があふれて高血糖の状態が続くのに、細胞内にはそのエネルギーの燃料が届けられないため、次第に痩せるとか、体がだるいなどの症状が現れてくることになります。(satom) 本当に糖尿病とは、血液中には糖が溢れており、細胞にそれが入っていがずに飢餓状態になってしまうという、なんともパラドックス的な状態なんだと思います。 人類進化上絶えず飢餓さらされてきたことから、余剰の糖を処理するのはインスリンのみしかないということも、現代の飽食の時代には、どうにもミスマッチになってしまっているんだなぁーと思います。
2004.11.15
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●死の病をストップさせたインスリン …糖尿病の歴史は三期に分けて考えられると思います。☆第一期は、…糖尿病がどういう病気なのか、特有の症状は観察されるのですが、その正体が不明で、治療法も確立されていない時期のことです。☆第二期は、インスリンの発見以降の時期です。不治の病であった糖尿病は、インスリンの発見によって劇的に変化しました。インスリンの発見は1921年ですから、糖尿病の長い歴史から見るとつい最近のことです。 (バンディング・ベストの奇跡) このほとんどあきらめかけていた課題(膵臓から血糖調節ホルモンの抽出)に果敢に挑戦したが、カナダの田舎町で開業していたバンディングです。バンディングは1920年、ある医学論文をヒントに膵臓からインスリンを抽出する実験方法を思いつきつきました。 バンディングは母校のカナダ・トロント大学の研究室で、研究させてもらえるように母校のマクロード教授に頼みました。何度か断られたすえに、やっと許可を得て1921年、教授の休暇中の夏休みに8週間だけ、研究室を使わせてもらえることができるようになったのです。 バンディングは、教授からベストという若い助手を紹介され、10匹の犬を貰いました。2人で膵臓の膵管をしばり、数週間生かしておいたところ、予想どおり膵臓の外部分泌腺は萎縮して消失し、何千個ものランゲルハンス島だけが残っていたのです。そこから膵臓エキスが抽出され、膵臓を摘出されて糖尿病になった犬に注射してみたところ、血糖をさげる顕著な効果を示しました。 …さらに英国のサンガー博士がインスリンの構造を決定して…今では遺伝子組み換え技術によって大腸菌で純粋なヒト・インスリンが作られるようになっています。 それ以来、糖尿病は死ななくてもすむ病気になったのです。☆現代は弟三期の予防の時代に入ったと考えられます。つまり、今まで死の病として恐れられていた糖尿病を、未然に予防しようとうい時代に入ったのです。 …検査で高血糖を指摘された人は、とにかく自分自身の健康や、生活のクオリティを守るためにも、重症の糖尿病になるのを予防することが大事です。血糖値を計ることにより、そのようなことが可能になったのです。(satom) それにしてもインスリンの抽出成功の裏に「バンディング・ベストの奇跡」のような面白い史実が隠されていました。「発見・創造」の世界には何かある人の「執念」みたいなものが潜んでいるように思えます。
2004.11.14
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『糖尿病は薬なしでも治せる』渡邊 昌著 角川oneテーマ21 2004年9月より 私(渡邊さんは国立ガンセンター研究所病理部室長を経験されるなど、がん疫学研究に長年従事する。糖尿病は専門外だった)が読売新聞に「薬を使わず、食事と運動だけで糖尿病を治したお医者さん」ということで取材され、健康欄で1週間にわたって紹介されたのは2001年の春のことでした。 新聞に記事が載った当時、編集部には大きな反響があり、…全国のお医者さんからたくさんの抗議が寄せられたそうです。……平成14年の糖尿病実態調査によると、糖尿病患者の数は全国で740万人、疑いのある人は880万人で、予備軍も含めた全体の数は、何と1620万人にのぼると推定されています。つまり、本当にたくさんの人々が「糖尿病」と宣告され、「どんな治療をすればいいのか?」という選択を迫られているのです。 普通、糖尿病というとインポテンツになる病気だとか、金持ちの贅沢病だとか、インスリン注射が必要になるらしいとか、合併症が怖いとか、そのような部分的な情報や知識はあるのですが、「糖尿病」とは何か、そして「高血糖」を指摘された場合、それが健康にとってどのようなリスクを持ち、将来にわたる健康生活の維持のためには、どのような対策をとることがベストなのかということについて、一般の方はほとんど無知に等しいのではないかと思うのです。…糖尿病は、単に血糖の問題ではなく、全身の代謝病だというふうに理解することが大切だと思いました。「糖尿病」というのは、典型的な不治の慢性病だと思います。しかし、そこから先どうなるかは、本当に本人次第ということがよくわかったのです。…私は本格的な「糖尿病」と、検査で高血糖値が出ただけで合併症がない「高血糖症」とは、分けて考えるべきではないかと考えるようになりました。(satom) この本は糖尿病のことについて非常に分かりやすく書かれてました。著者自身の闘病経験と合わせ、利害関係なしで純粋に糖尿病のことを勉強できたことがよかったのではないかと思います。 糖尿病・高血圧・高脂血症・動脈硬化などの生活習慣病は個別の症状ではなく、あちこちの細胞の代謝不全により、糖が溜まり、血圧が上がり、動脈が狭窄するなど、複雑に絡み合って症状が出てくるということのようです。ですから一つでも症状がでれば、他の症状も付随的に出てくる可能性が高いということです。合併症というより、混合型とでもいうべきかと思います。
2004.11.12
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●冬虫夏草(冬虫夏草の種類) 冬虫夏草と一口にいっても、その生育状態や寄生する相手の虫によって種類が異なり、すべてを合わせると約400種類あるといわれています。古くから珍重されてきた冬虫夏草は、コルディセプス シネンシスという学名をもち、虫草菌がコウモリガの幼虫に寄生したものです。中国・チベットの山岳地帯で採取された冬虫夏草は、高度3000メートルという厳しい条件のもとで生息し、採取できても数も極めて少ない貴重なものものとなっております。この生育条件、寄生する虫により、含有されている栄養学的有用成分の含有量も変化します。中でも中国やチベットの高山が原産で、コウモリガに寄生したものが、特にすぐれた働きをもつことで注目されています。(冬虫夏草の生育の仕方と構造) 冬虫夏草の生育は、まず、土中に住んでいるコウモリガの幼虫が3~4歳になって、成熟した冬虫夏草菌が雨水とともに流れ込み、幼虫に付着することから始まります。その後、関節などの部分から体内に入り込み、幼虫の体内成分を養分として菌糸体を増やし続けます。このとき、外見は菌糸体が現れていないので、まだ幼虫が生育しているように見えますが、体内は、菌糸体で埋め尽くされているため、幼虫は既に生きていません。幼虫の中で冬虫夏草菌が充満すると、幼虫の頭部分の殻を打ち破って菌糸体が外に現れ、地表に向かって生長を続けます。これが冬虫夏草の本体です。(冬虫夏草の栄養成分)☆糖類…マンニトール、虫草多糖類☆アミノ酸…アスパラギン酸、スレオニン、セリン、グルタミン、アラニン、バリン、メチオニン、イソロイシン、チロシン、フェニルアラニン、リジン、ヒスチジン、アルギニン☆ビタミン類…ビタミンA、B1、B2、C、D、E、K☆ミネラル類…カルシウム、鉄、亜鉛、マンガン、銅、セレン☆その他…エルゴステロール、コレステロール、エリタデニン、コルジセピンなど『ハーブ サプリ バイブル』より 持久力やスタミナを増強させる天然物質を絶えず求めているアスリートたちの間で、中国の真菌類から抽出されるエキスが人気を獲得しています。冬虫夏草の知名度は、1993年に一気に高まりました。冬草夏草を毎日摂取したことが好成績の秘訣であると、中国のオリンピンック選手が語ったことがきっかけでした。昆虫や芋虫の死骸に生える性質を持つこの真菌類は、その昔、皇居内でのみ使用が許されたいたことから大変珍重されていました。東洋医学では、オリエンタル・ジンセング(ヤクヨウニンジン)と同様に、体力増強や肺活量の増加を目的として、強壮剤に利用されています。冬虫夏草をマウスに与えると、より長い時間泳ぎ続けることができるという結果が得られています。アスリートたちも、より長い時間のトレーニングに耐えることができ、回復も早くなると、その効能を称えています。男性の性的能力を高めるという評判もあります。なお、冬虫夏草は、ストレスに対する防衛能力を高める作用があるようです。(satom) 今漢方の本を読んでいますが、植物の他に、昆虫・動物の由来のものも結構あるようです。「昆虫」などというと、しかめっ面になってしまいそうですが、小さな体でものすごいパワーを持っており、その成分はまさに栄養価満点ということになります。 私も冬虫夏草とイチョウ葉などをブレンドしたサプリメントを毎日飲んでいますが、以前心臓がパクパクしていたときがあるのですが(ヤバイですかね)、今はすっかりなくなりました。またすごく疲労しているときに飲むと、結構元気になります。
2004.11.11
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(satomより) この頃会社でよく風邪にかかる人がいて、鼻をズルズルしています。私が、ビタミン・ミネラルや植物栄養素を摂り、免疫力を上げたほうが良いよと言うと、決まって「風邪ひいたら風邪薬に決まっててるじゃないの、風邪薬飲まないと治らないわよ」とまったく取り合いません。まるでテレビCMを脳に刷り込んでいるかのようです。実際刷り込まれているとおもいますが。風邪薬には、解熱剤や抗炎症剤など結構強い成分も入っていると思います。症状は少し改善するとは思いますが、熱や炎症などはウイルスに対する体の防衛反応なので、それを強制的に抑制してしまうのは逆に自然治癒力を妨げてしまうことにもなります。フリーページの自然治癒力を参照してください。症状がひどく重い場合には別ですが、普通の風邪程度では、免疫力を上げるためにビタミン類や植物栄養素を摂るぐらいにしたほうが体のためにいいのではと思います。それにしてもCMの「刷り込み」はすごいもんだと思いました。私も以前は完全に刷り込まれてましたが…。●バレリアン(セイヨウカノコソウ) バレリアンはオミナエシ科の植物。ヨーロッパから西アジアにかけての原産で、成長すると1.5mほどの丈になります。バレリアンの名前はラテン語のValere、「健康になる」に由来し、乾燥した根は独特の香りを発します。この根の部分がリラックス効果があるといわれ、古くはギリシア時代から天然のハーブとして利用されていましが、現在ではサプリメントとして世界中の人々に広く親しまれています。『ハーブ サプリ バイブル』より「19世紀の精神安定剤」と称されるバレリアンですが、科学的な根拠はありません。鎮痛作用があるとして世界中で親しまれており、ヨーロッパでは不安神経症の治療に用いられています。味は良くありませんが、米国で不安神経症に一般的に処方されている精神安定剤のバリウムやザナックスにある副作用は、バレリアンにはありません。そのうえ依存性もありません。…ハーバリストは緊張状態やパニックに、バレリアンを何世紀も前から使用していました。ストレスによる筋肉痛や生理痛、月経前症候群を緩和する効果もあります。バレリアンは深く研究されているにもかかわらず、体にどのように働きかけるのか未だに解明されていません。
2004.11.10
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(satomより)今日12チャンネルのビジネスサテライトで、アメリカの大手薬品会社のメルク社が薬の副作用の問題で株価が4割下がったとのニュースがありました。被害者らは、メルクは副作用の事実を知りながら4年間も販売を続けてきたとのことで、訴訟するとのことでした。 今後「薬品」をめぐる副作用の問題は結構出てくるかもしれません。生活習慣病のような慢性病に対しては、「薬」を安易に処方するのは、ためらいがちになるかもしれません。ハーブ、ビタミン・ミネラル、野菜(果物)などの摂取、運動療法やマッサージ、ヨーガなど様々な「代替医療」が脚光を浴びるようになるのではないでしょうか。 風邪薬、強壮剤のドリンク剤、胃腸薬、また様々な「抗生物質」「ステロイド剤」など、その効果と副作用の比較が厳しく問われるようになると思われます。 ●ウィザニア(アシュワガンダ) インドで長い間培われてきたハーブ薬学の一つ、アーユルヴェーダでよく利用されるナス科の植物。高麗人参の成分と似ていることからインドの人参と呼ばれています。新芽や種は食品になりますが、根は粉末や煎じ液にして健康維持に利用されてきました。『ハーブ サプリ バイブル』より アシュワガンダはサンスクリット語で「馬のにおいもの」という意味になります。このハーブの根は、その名のとおり馬のようなにおいがしますが、それを理由にに敬遠されることはなく、むしろインドでは1千年以上重宝されてきました。最近は米国においても注目を集めています。インドニンジンと親しまれるアシュワガンダは、主に男性の強壮剤として利用されています。体力を回復させ、精神機能を高める作用があると言われています。また媚薬としての評判も高く、性欲を増強し、勃起機能を改善させると考えられています。マウスを用いた動物実験において、アシュワガンダにはオリエンタル・ジンセング(ヤクヨウニンジン)と同様に、スタミナを増強し、運動能力を高める作用が認めれています。ヒトにも同様の効果を持つ可能性は十分に考えられます。なおアシュワガンダには、がん細胞を除去する働きのある、免疫機能を高める物質が含まれます。 アーユルヴェーダを実践する医者は、慢性病や体を衰弱させるような病気を患っている男女に、アシュワガンダを処方しまうす。抗炎症作用もあるため、フランキンセンスなど他の抗炎症物質と併用して、関節炎治療に用いることもしばしばあります。
2004.11.08
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●紅麹 蒸した米に紅麹菌をつけた麹の一種です。微生物分類学上は、子のう菌類モナスカス属に属する真菌(カビ)で、菌糸が鮮やかな紅色をしています。代表的な菌としては、モナスカス パーピュレウス、モナスカス アンカなどがあります。紅酒の製造などに使われるほか、紅麹から抽出された紅色の色素モナスコルピンは、着色料や天然食品添加物として利用されています。近年の研究で、さまざまな栄養学的有用性が明らかになり、いわゆる健康食品はもちろん、醸造酢、味噌、パンなどの多彩な発酵食品にも利用されてます。『ハーブ サプリ バイブル』アール・ミンデル著 P255より コレステロールを下げる「新しい」治療薬として注目されている紅麹ですが、中国における歴史は古く、紀元後800年にさかのぼります。中国では、北京ダックやローストポークの色づけに紅麹が使われています。食品の保存や、紹興酒を発酵させるためにも用いられています。紅麹の効能は、科学的に証明されています。コレステロール値が高い(230mg/dl以上)被験者数千人を対象に行われた二重盲検実験の結果、コレステロール値を最大15%引き下げる働きが認められました。悪玉コレステロールのLDLだけではなく、トリグリセリド[中性脂肪]値の低下も見られています。ただし、紅麹がもっとも効果的なのは、低脂肪ダイエットとエクスサイズ・プログラムを組み合わせた場合です。アメリカではXXXXXXという商品名[ファーマネクスの商品ですが、薬事法上問題?かと思い伏せました]で発売されており、絶大なる人気を博しています。購入に処方箋を必要としませんが、強力な薬品ですから、必ずしも安全とはいえません。まれではありますが、副作用が報告されています。肝臓障害を持つ方、一日三杯以上のお酒を飲む方、妊娠・授乳中の女性、臓器移植を受けた患者、及び重病患者は利用を控えてください。[ ]は私が付け加えました。
2004.11.07
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●エキナセア エキナセアはアメリカ中央部に原生するキク科の植物で、デイジーに似た紫色のきれいな花が咲くため観葉植物として人気があります。また、古くからネイティブアメリカンが風邪や季節の変わり目などに愛用してきたことでも知られる、アメリカでは最も一般的なハーブです。近年の研究により、エキナセアはその根に、健康に役立つ多くの栄養学的有用成分(チクリック酸、エキナコサイド、イヌリン)が認められており、今やヨーロッパでも人気の高いハーブの一つになっています。☆チコリック酸…エキナセアの中でもパーピュリア種に含まれる有効成分で、ポリフェノールの一種です。☆エキナコサイド…構造的には、配糖体の仲間に属しています。配糖体は糖類がアルコールなどと結合した化合物のことで、ほかにタンニン、サポニン、アントシアニンなどが知られています。☆イヌニン…主にキク科、ユリ科、ラン科の植物の地下茎に見出される貯蔵多糖体で、その多くがデンプンの代わりに含まれています。構造的には果糖のみが多くつながった形をしていますが、その結合により、人間には消化できない糖類の一つになっています。『ハーブ サプリ バイブル』より 本書の初版(1992年)では、免疫機能を高める作用を持つエキナセアが、医者や科学者の注目を集めていると述べました。それから10年も経たないうちに、エキナセアはアメイカで最もよく売れるハーブとなっています。風邪や軽い感染症に、これほど有効な対処法はありません。ごく最近、スウェーデンで行われた偽薬を用いる二重盲検実験では、風邪の12種類以上の症状が、エキナセアの摂取によって緩和されることが立証されています。エキナセアを摂取した患者は、摂取しない場合よりも、呼吸器系の症状が軽く、症状の改善も圧倒的に早かったのです。副作用が一切認められないことも評価の対象となっています。…エキナセアを摂取する最善のタイミングは、風邪ウイルス感染の兆候が初めて現れた時です。
2004.11.06
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最近なんとなく分かってきたのですが、ハーブと野菜(果物)また(半数近くの)薬は、その薬用的な面で、すべて植物栄養素が主に有効成分になっているということです。まあ「植物」ということなので当たり前の話ですが。 「薬」というと今まで何かオールマイティな感じがしてすごく信頼感があったのですが、薬用植物をそのまま抽出したものや、化学合成して近似したものを使用しているものが半数ほどあるようです。『ハーブ サプリ バイブル』より●強心薬であるジギタリスはフォックスグローブという植物からきている。●アスピリンはホワイトウィローの樹皮から採れるサリシンを科学的に合成したものである。●血圧を調整するレセルピンはアジアの潅木からインドで開発された薬である。●市販の風邪薬に配合されているエフェドリンとプソイドエフェドリンは、エフェドラという植物からきており、流感やインフルエンザの治療に5千年前から中国で使用されている。●キニーネというマラリアの治療薬とキニジンという不整脈の治療薬は、共にキナノンの樹皮から生成されている。●がんの治療薬として最も効果のあるビンクリスチンブラスチンは、マダガスタル原産のツリニチソウからきており、小児白血病の子供たちを何人も救っている。●抗生物質の中で最も有名なペニシリンはカビの一種で、原始的な植物である。 つまり、野菜(果物)、ハーブ、薬は以下のように整理できると思います。●野菜(果物)…食用・嗜好が主に考えられてきた。 植物栄養素の他にビタミン・ミネラル・食物繊維など含む。最近は抗酸化・免疫力増強などの健康面が見直される。●ハーブ… 嗜好=薬用 伝統的に薬用およびリラックス効果として用いられる。ただし西洋近代医学の発展にともない、一部薬品として取り込まれたもしたが、後のほとんどのものは嗜好品的なものとみなされる。最近、薬とそん色ない「薬用」的な効果が注目される。●薬… 薬用のみ 多くの臨床試験などを通じて、劇的に個々の症状に効果があるものだけを使用する。その半数近くは、植物栄養素だけを純粋に抽出したり、それに近似した化学合成物を使用しているようだ。対症療法的には劇的に効くが、副作用をともなうことも多い。 最近、生活習慣病のような慢性疾患については、緊急性を要するような重症患者を別にして、副作用のないハーブや野菜(果物)による栄養摂取や運動療法などの「代替療法」を用いるほうがよいのではとの考えが広まる。
2004.11.05
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●セントジョンズワート ヨーロッパ・アジア原産のオトギリソウ科の多年草で、聖ヨハネの日(セント ジョンズ デイ)の頃に、黄色で星型の花をつけます。栄養学的有効成分として、ヒペリジン、ルチン、ケセルチン、タンニンなどを含んでいます。 『ハーブ サプリ バイブル』アール・ミンデル著 ネコパブリッシング社より 本書の初版が出版(1992年)されてから、セントジョンズワートは、うつ病治療に積極的に用いられるようになりました。「天然のプロザック」と謳われるほどで、軽度化から中度のうつ病の治療に成果を挙げてます。ドイツで処方される抗うつ薬のトップがセントジョンズワートで、ヨーロッパ全土で広く使用されています。近年は軽い鎮痛剤として、あるいは睡眠薬としての使用も多くなりました。ヨーロッパでは、セントジョンズワートに関する研究が積極的に行われています。『British Medical Journal』誌の特集記事では、23件の臨床研究を取り上げていますが、抗うつ薬なみの効果が期待できる一方、副作用が少ないと評価されています。 セントジョンズワートは、迷信や民間伝承にも登場します。花びらを指でこすると、赤い液体が染み出て手を赤く染めます。これが血にみえることから、中世から伝わる伝説では、洗礼者ヨハネが処刑された時に、その血からこの花が咲いたと言われています。昔のキリスト教徒は、このハーブが悪霊を追い払ってくれると信じていました。うつ病などの情緒障害は、魔術や悪魔にとり憑かれることによって起こると信じられていたため、セントジョンズワートがいまだ解毒薬と考えられるのは、決して驚くことではありません。
2004.11.04
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(satomより) 今フリーページで代替医療についてまとめています。アメリカの現状について書いたものを、日記にも載せさせてもらいます。 1997年時点で約42.1%の人が何らかの代替医療のうち一つを利用しているということです。法律や行政でも生活習慣病の治療としての代替医療についてバックパップされているようです。身近な医療として「代替医療」は人々に着実に定着しつつあるように思われるます。 その中で、ハーブ療法の一部とメガビタミン療法がサプリメントに関するものと思われます。両者とも急激に伸びています。 また面白いのはリラクセーション、主に「瞑想」とのことですが、一番利用頻度の高い代替医療になっています。 また個人的な祈り(代替医療には含まれていせん)が35.1%もあり、アメリカはハチャメチャにように見えても、実はプロテスタント等の「宗教国家」なのだということが分かります。 今後日本でも「代替療法」は様々な療法が急速に広がっていくように思われます。『代替医療』蒲原聖可著 中公新書より●アメリカ医学界に衝撃を与えた調査結果 1993年、現代西洋医学の総本山ともいえるアメリカ医学界を揺り動かすほどの衝撃的な報告が、権威ある医学誌『ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディスン』に発表された。ハーバード大学のアイゼンバーグらによって、90年時点におけるアメリカの代替医療の現状が調べられ、その結果、代替医療を利用している人々の数は、予想をはるかに上回ることが明らかになったのだ。さらに7年後の同様の調査がおこなわれ、代替医療の利用が大幅に増加していることも示され、非常に注目された。97年の調査結果は、『アメリカ医師ジャーナル(JAMA)』に発表されている。 ハーバート大学の16種類の代替医療について、その利用状況が調べられた。90年の時点でこれらの代替医療のうち、すくなくても一つを利用していた人の割合は33.8%であり、6000万人に相当する。それが97年の段階では42.1%、8300人に達しており、90年時点から38%増加した。アメリカにおける代替医療の利用状況(JAMA280、1998)代替医療の種類 過去1年間に利用した人の割合(%) 1990年 1997年リラクセーション 13.1 16.3ハーブ療法 2.5 12.1マッサージ 6.9 11.1カイロプラスティク 10.1 11.0精神的ヒーリング 4.2 7.0メガビタミン療法 2.4 5.5セルフヘルプ・グループ 2.3 4.8イメージ療法 4.2 4.5商業的ダイエット法 3.9 4.4伝承療法 0.2 4.2ライフスタイル・ダイエット3.6 4.0エネルギー療法 1.3 3.8ホメオパシー 0.7 3.4催眠療法 0.9 1.2バイオフィードバック 1.0 1.0鍼治療 0.4 1.0一つ以上の代替療法を利用した人の割合 33.8 42.1標準誤差 1.4 1.2個人の祈り(除外項目) 25.2 35.1●大きな増加を示したのは、ハーブ療法、マッサージ、メガビタミン療法(高用量のビタミン剤をとる方法)、セルフヘルプ(自助)・グループ療法、伝承療法(folk remedies)エネルギー療法(外部由来のエネルギー使用して)、ホメオパシー(同種療法)などである。●利用者がもっとも多いのはリラクセーション(リラックス法)であった。…(その)75%の人がとる方法は「瞑想」である。 またエネルギー療法と回答した人がもっともよく利用しているのは、磁気や磁力を用いる治療法であった。
2004.11.03
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●マリアアザミ(おおあざみ) マリアアザミ(別名:ミルクシスル)は南ヨーロッパ、北アメリカ、アジアに広く分布しているハーブの一種です。丈は1m以上、ときには2mにもおよびますが、名前ほど姿は清楚ではなく、葉は大きくて光沢があり、強いトゲモもあります。花は淡紅紫色で直径は10cmにもなります。マリアアザミの名は、葉についている美しい乳白色の斑点に由来するもので、聖母マリアの母乳が葉の上にこぼれて斑点になった、との伝説があります。マリアアザミの種子は、ヨーロッパにおいて2000年以上も前から健康維持に用いられてきました。現在、サプリメントとして製造されているマリアアザミの抽出物は、種子から抽出・精製されたものです。『ビタミン・バイブル』より シリマリン…おおあざみから抽出される成分で、シリビニン、シリアニジン、シリクリスチンの3種類のフラボノイドの複合体です。シリマリンは自然の抗酸化物質で、肝臓の機能を高め(おおあざみには何世紀にもわたって肝臓の障害の治療に用いられてた歴史があります)、体内で作り出される最も重要な抗酸化物質といえるグルタチオンとSODの量を増やしてくれます。(satomより) ハーブと野菜の違いはというと、両者とも複数の植物栄養素が含まれていますが、ハーブは大昔から主に食用としてではなく「薬用的」に用いられてきたということだと思います。まあ伝統的な呼び名とでも言えるのでしょうか。 ただ植物としてはそれぞれの科目に分かれるだけで、ハーブと野菜という違いはないと思います(当たり前のことですが)。
2004.11.02
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●アロエ(続き)●アロエの有効成分 アロエベラのすぐれた効用の秘密は、ゲル質(葉肉)のあるねばねばした粘液に含まれるゼリー状の「ムコ多糖体」という成分にあります。 ムコ多糖体は、いわゆる糖タンパクと呼ばれるもので、基本的には糖分とタンパク質が結合してできています。多くの強壮食品には共通して含まれていて、不老長寿の食品として知られる「フカヒレ料理」にもたくさん含まれています。 このムコ多糖体を構成する糖分の種類は、ブドウ糖や果糖、それにガラクトースやマンノースなどで、それらの平均的な分子量は約45万といわれています。ゲル質は、ムコ多糖体のほかにウロン酸や脂質、酵素、ビタミン、ミネラル、生理活性物質が加わってゲル状の葉肉ができています。 ムコ多糖体の仲間であるβ-グルカンは、キノコ類、なかでもサルノコシカケやアガリクス・プラゼイ、マイタケなどに多く含まれる多糖体としてよく知られていますが、この多糖体にはすぐれた抗ガン作用があることが解明されています。(アロエベラの含有成分と働き)☆アロイン…苦味健胃・緩下(緩やかな便通)・しゃか作用(腸の蠕動運動促進)☆アロエウルシン…抗潰瘍作用☆アロエエモジン…緩下作用☆アロエシン…抗菌作用、チロジナーゼ阻害作用(美肌効果)☆アロエチン…抗カビ作用、抗菌作用☆アロエニン…健胃作用☆アロミチン…抗潰瘍作用☆アミノ酸類・有機酸類…メラニン色素阻害効果(美肌効果)☆酵素類…抗炎症作用☆シュウ酸カルシウム…カルシウム素材☆芳香性成分…芳香精油、鎮痛作用☆ホモナタロイン…苦味健胃、緩下、しゃか作用☆ミネラル…メラニン形成阻害作用(美肌効果)☆ムコ多糖体…抗潰瘍作用アミノ酸14種類ビタミンA、B1、B2、B6、B12、C、E、葉酸(satomより) ハーブは様々な植物栄養素を含み、多様な症状に対応することができるようです。ちなみに私もアロエジェルを使用していますが、ひげ剃り後、保湿、すり傷、できもの、虫さされ、かぶれなどなど結構幅広く効くようで、重宝しています。最初、ある人に「アロエは何でも効くんだよ」と言われたときには、??馬鹿なと思いましたが、様々な成分がはいっていることにより、「薬」(ある特定の症状に効く)と違って多くの症状に効くんだということを今は理解できるようになりました。
2004.11.01
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