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●インフルエンザの感染病理機構 通常、ヒトのインフルエンザは気道粘膜上に限局した局所感染であり、全身感染ではない。その理由としては、感染上皮細胞で増殖したウイルスが感染細胞外へ出る方向(出芽極性という)が気道内腔方向のみであり、さらに、ウイルスの感染性発現に必須なHAタンパクの活性化プロアテーゼ、気道上皮にのみ存在することが考えられる。(HAが特定のプロアテーゼ(タンパク分解酵素)によって二つのサブユニットに分解される必要がある→解裂活性化という)。 これらがインフルエンザウイルスの病原性の発現に必要であり、また感染が呼吸器の局所感染に限局することを規定する、重要な宿主側の要因と考えられる。●インフルエンザと細菌の相互共生 …多くの場合インフルエンザウイルスの感染は上気道に留まるのに対して、ハイリスク群とされる高齢者や慢性呼吸器疾患、心疾患、糖尿病などの患者では、しばしば致命的な肺炎に発展する。高齢化社会においては、これらのハイリスク群とインフルエンザの超過死亡の問題は大きな社会問題となっており、高齢者を主な対象とするワクチン接種が勧められる理由もここにある。そのため、ハイリスク群とインフルエンザ肺炎の病理機構を解明することが、今後の治療薬の開発に向けて重要な視点となる。この中で、インフルンザウイルス感染と細菌感染との関わり、細菌混合感染によるインフレンザ肺炎の発症機構の問題は、非常に重要である。 通常、健康成人がインフルエンザにかかっても、ウイルスは下気道や肺に到達せず、肺炎を起こすことはない。その理由は、大きく分けて二つ挙げることができる。まず一つは、気管支上皮にはおびただしい数の繊毛細胞があり、細菌などの病原体を外へ排出し、付着しにくくして、宿主を病原体や異物から防御しているためである。しかし、インフルエンザウイルスが気管支粘膜で増殖することによって上皮細胞が破壊されると、繊毛細胞の機能が妨げられることになる。このため、細菌感染がより成立しやすくなるわけである。ハイリスク患者では気管支炎や肺炎を繰り返しているケースが多く、繊毛細胞や、生体防御物質を含む粘液の分泌が低下している。そこへインフルエンザウイルスが感染が起きると、さらに生体防御機構の破綻が進むと考えられる。 第二の理由としては、ウイルス活性化プロテアーゼの分布様式である。インフルエンザウイルスが感染性を獲得するには、トリプターゼ・クララなどにより、HAが解裂活性化を受ける必要がある。このトリプターゼ・クララは上気道~細気管支に分布するが、肺にはトリプターゼ・クララを産出する細胞は存在せず、むしろ阻害する物質が多量に存在している。したがって、インフルエンザウイルスは通常は肺には感染できず、上気道感染に留まると考えられる。 しかし、インフルエンザに合併する肺炎の原因細菌の中には、さまざまなプロテアーゼを産出するものがある。そのため、筆者(岡田晴恵、田代眞人 現在国立感染症研究所勤務)らは動物モデルにおいて、…先行する細菌感染がウイルスの増殖を促進するという、インフルンザウイルスと細菌との相乗作用を報告した。 これは、細菌が産出するプロテアーゼが、直接または間接的にインフルエンザウイルスのHAタンパクの解裂活性化を促進し、その結果、インフルエンザウイルスの感染を上気道から下気道、さらに肺へとひろがりやすくするという現象である。 …細菌性肺炎の病原菌としては、黄色ブドウ球菌、インフルエンザ菌、肺炎球菌、緑膿菌などがある。(satom) インフルエンザウイルスと細菌との相乗効果により、肺炎などの重症化になるようです。ということは普段から基礎免疫力を上げて(フリーページの予防医学のところ参照してください)、インフルエンザ感染期には、うがい・手洗いなど含めて特に感染防御、免疫力のアップなどに気をつけることが大事だと思います。 また糖尿病などハイリスク群になると、感染してやはり重症化しやすいとのこと。日ごろからの生活習慣病に対するケアがやはり重要ということだと思います。 今年の大晦日は久しぶりに雪でした。私は個人的には「雨」とか「雪」は好きです。この腐った世の中(本当は自分だと思いますが)が何か洗い流される、清められるような気がします。皆様にもご健康でいいお年をお迎えください。 私はインターネット&「心は量子で語れるか」「グノーシス(古代キリスト教の異端思想)」などというものを読んで新年を迎えます(悲しーい)。
2004.12.31
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●強い増殖能力と伝播力 インフルエンザはどうしてこのような急激な流行を起こし、強い病原性を発揮するのであろうか。その原因の一つは、インフルエンザウイルスの強い増殖能力と伝播力にある。 …インフルエンザの伝播経路は飛沫および飛沫核感染とされている。重力によって落下する飛沫や飛沫核は、その大きさによって、落下速度、つまり空中にただよう時間に差が出てくる。通常、患者の咳やくしゃみから飛散した飛沫は1メートル程度の距離で落下するが、より小さな粒子(飛沫核)は、乾燥して埃とともに数時間程度は空中に浮遊し、さらに空気の流れによって移動する。 1回の咳で1000個のウイルスが飛散したとしても、数回の咳で飛散するウイルスはおびただしい数となる。冬期の低温低湿環境ではウイルスの感染力は安定で、さらに窓を閉めた換気の悪い条件では、これらの粒子がしばらくの時間空中を浮遊していると考えられる。人が集まる場所、交通機関や会社、学校などでこれらの飛沫や飛沫核などを吸い込むことによって、インフルエンザウイルスはヒトの気道に到達し、感染を拡大する。 呼吸をして吸い込まれた空気が、肺に到達するまでの気管を気道といい、鼻腔から、咽頭、喉頭までを上気道、さらにしたを下気道という。この上気道粘膜に到達したウイルスは、呼吸器粘膜の上皮細胞で増殖する。6~8時間後には、一つの細胞から100~1000個の子孫ウイルスが産出され、これがさらに周囲の細胞へ感染して感染巣を拡大していく。1個のウイルスが、8時間後に100個となり、16時間後には1万個以上に達し、24時間後には100万個に達する計算となる。つまり1日後には、」数百~数千万個の正常細胞が感染を受け、ウイルスを増殖させ、放出して自分自身は死滅する。(satom) 年末年始の時期(おめでたい時期)にこんな不安を煽るようなことを書きまして申し訳ありません。 ただし、インフルエンザについては本当に認識が甘すぎるのではないかと思います。行政・マスコミ・学会などあまり深刻に受け止めていないような様子です。変に社会不安をになるようなこともいけないと思いますが、新型インフルエンザが蔓延して場合、世界中でとんでもない死亡者が出る(スペインかぜと同等規模の被害でであれば、世界中で6000万人以上の死者が推定される)という予測がされています。 エイズ・エボラ出血熱・SARSなど騒がれていますが、それと同等、いやそれ以上に気をつけなければいけないのは新型インフルエンザウイルスであると思います。ともすると「かぜ」という曖昧な病状(ちょっと熱がでるけど、すぐ治ってしまう)と同じように見られてしまうインフルエンザですが、「危険な感染症」という認識をもつべきではないでしょうか。行政の対応がちょっとなさ過ぎるんじゃないでしょうか。 それにしても流行期には電車の中など、うようよウイルスが浮遊しているのでは、息をすれば必ず感染してしまうようです。これからの時期、基礎免疫力を高めてインフルエンザに備えましょう。
2004.12.29
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●インフルエンザの症状 では、インフルエンザに感染すると、どのような症状がでるのであろうか。飛沫または飛沫核(咳、くしゃみ、会話などから空気中に排泄される微粒子のうち直径5マイクロメートル(約1000分の5ミリメートル)より大きい粒子を飛沫、それ以上を飛沫核と分ける)によるウイルス感染を受けた後、短期間で(1日~3日)の潜伏期を経て、悪寒戦慄、38度以上の発熱、頭痛、関節痛、全身倦怠感などの症状をもって発症し、続いて咳や鼻水などの呼吸器症状も目立ってくる。普通のかぜと異なるの特徴は、呼吸器症状よりもむしろ全身症状が強く、重症感をともなうことで、数日間は寝込むことも多い。このような症状を示して、約9割は以上は1週間程度で回復する。しかし、一部分の患者では肺炎や気管支炎、細気管炎を起こし重症化する。 発症後3~4日間がウイルス排泄のピークで、他者への感染源となる。乳幼児がインフルエンザウイルスに初感染した場合には一般に症状は強く、ウイルス排泄量や排泄期間は長くなる。一方、高齢者では、しばしば発熱や自覚症状は軽度で、食欲不振やうつらうつらする傾眠傾向程度で経過するが、そのまま肺炎などを併発して重症化にいたる場合も多いので、注意が必要である。(satom) インフルエンザウイルスはかぜのウイルスに比較してヒトの免疫系にとって手ごわいので、総動員して対処しないといけないようです。発熱・全身倦怠などすべてウイルスに対しての防御反応のようです。詳しくはフリーページの自然治癒力・免疫系参照してください。 高齢者の方は免疫系が弱ってくるので、発熱・全身倦怠などの対ウイルス防御機能も働かなくなり、軽度の自覚症状しかないかわりに、いきなり肺炎なんていうことになってしまう危険性もあるようです。 かぜ薬などは発熱・全身倦怠などの防御機能を沈静化させてしまうのですから、これって本当にいいことなのでしょうか。インフルエンザに万一罹ったら、安静にして休むしかないと思います。ただ、仕事に追われて休めないことが多いと思いますが(私もそうです)。
2004.12.27
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●なぜ毎年流行するのか 多くの人がすでに何回も感染・発病して免疫を持っているのにもかかわらず、インフルエンザは毎年流行を繰り返す。そして、インフルエンザワクチンは、毎年その年のワクチンを摂種するよう推奨される。このようなことは他の感染症では見られないことであり、一般には、その正確な理由はあまり知られていないと思われる。 それは第一に、RNA遺伝子の複製が、DNA遺伝子の複製に比べて突然変異が起こりやすいことに起因している。インフルエンザウイルスの主要抗原である、HAとNAタンパクを作る遺伝情報をもつ各遺伝子RNAには、特に突然変異が起こりやすい。ウイルス粒子表面を取り囲むこれらの糖タンパク(主にHA)に対する免疫が、インフルエンザに対する感染防御の中心を担っている。そのため、ウイルス増殖のさいに、HAやNA遺伝子に突然変異が頻繁に起こると、これらの糖タンパクを構成するアミノ酸に置換が生じ、HAやNAタンパクの抗原性が一部分変化した突然変異ウイルスが出現する。興味深いことに、これらのアミノ酸置換は、ウイルス自身の増殖性にはほとんど影響しない。このようにして生じたさまざまな突然変異ウイルスの中から、過去の感染によって宿主が獲得した免疫とは反応しない、抗原変異ウイルスが選択されて生き残ることにとなる。ウイルスの変身による、宿主の感染防御免疫からの逃避である。 このようなウイルスのHAとNAタンパクの抗原性は、その大部分は前シーズンのものと共通であるが、部分的には変化している。これを連続抗原変異といい、A型とB型の両方で認められる。この抗原変異ウイルスから、さらに抗原性がずれた変異ウイルスが出現して、次のシーズンの流行株となる。抗原性の部分的変化は、遺伝子突然変異にともなって次々と蓄積されるので、年数が経つににしたがって、抗原の交叉性(一部は変化しているが、ほとんどは共通である)は次第に低下し、元のウイルスとは大きく離れていく。このようにウイルス遺伝子の突然変異によって連続抗原変異ウイルスが次々に出現することが、インフルエンザが毎年流行を繰り返す大きな原因である。 したがって、インフルエンザワクチンは、次のシーズンの流行ワクチン株を予測し、抗原的にこれに合致するウイルス株を選択して製造する必要がある。連続抗原変異は毎年のように起こり、ワクチン株もそれに応じて変更されるため、毎年流行シーズンの前には、その年のワクチンを接種することが必要となるわけである。(satom) なにやらちょっと難しそうなことが書いてありますが、ようするにインフルエンザウイルスは七変化ではないですが、ちょこちょこ形を変えているそうです。なんとワクチンは、今年どんなタイプのものが流行りそうか「予測」して作るんだそうです(まあ事前調査などして小変異でしたら当たる確率は高いみたいです)。毎年毎年少しずつ違ったタイプウイルスがやってくるんですねぇー。ただ、何十年か一度にガラッとリニューアルしちゃう場合があるんだそうで、そのときはまったくヒトの免疫機構が対応できずに、大流行となってしまうんだそうです。 それにしても、風邪もインフルエンザもウイルスによる感染症なのに、薬品会社のCM見ていると「かぜには○○」「かぜひいたら○○」などの連呼で、ウイルス感染ということがまったく表に出てこないように思われます。もちろんかぜ薬はワクチンとは違うのですから、ウイルスに直接対抗するものではないと思います。本屋さんに行っても、かぜについての本て意外に少ないっていうか、ほとんどありません。アメリカのように、かぜとインフルエンザの違いをもっと明確に区別するよう、行政や一般社会でも努力すべきではないでしょうか。なんか言ってることはえらそーな、日常生活はだらしないsatomでした。
2004.12.26
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●インフルエンザウイルスの構造 インフルエンザウイルスはオルソミクソウイルス科に属し、内部タンパクのちがいにもとづいてA、B、C型に分類される。…インフルエンザウイルスの遺伝子は一重鎖のRNAであり、タンパク合成の鋳型となるメッセンジャーRNA(mRNA)とは相補的なRNAである。したがって、ウイルスのRNA遺伝子自身は、宿主細胞のタンパク合成工場であるリボソームによるタンパク翻訳への鋳型とはならない。遺伝子RNAは、A型とB型ウイルスでは8本の文節にに分かれている。各遺伝子文節は各々別のウイルスタンパクを作るための遺伝情報を持ち、これにもとづいて感染細胞内では各々のmRANが転写されて、さらにそれぞれのタンパク質が合成される。一方、感染細胞内では各々の遺伝子文節が多数複製され、新たに合成された各タンパクと各遺伝子文節が再集合することによって子孫のウイルスが作られる。 A型およびB型ウイルス粒子の表面には、赤血球凝集素(HA)とノイラミニターゼ(NA)という2種類の糖タンパクが、各々10~14ナノメートルの大きさでスパイク状に並んでいる。A型ウイルスのHAとNAは抗原性のちがいによって亜型が区別され、HAには15亜型、NAには9亜型が存在する。 A型インフルエンザには、このHAとNA亜型のさまざまな組み合わせ持つ多様なウイルスが存在し、カモなどの鳥類をはじめ、多くの自然宿主に分布している。ヒトでは、現在A/H3N2型とA/H1N1型の二つの亜型ウイルスが、毎年流行を繰り返している。A/H1N1とは、A型インフルエンザウイルスでHA亜型が1型でNA亜型が1型という意味である。かつて流行したA型インフルエンザウイルスをこの表記で表すと、1918年に大流行したスペインかぜ、および1977年の再出現以来現在にいたるソ連型はA/H1N1型、1957年以降のアジア型はA/H2N2型、1968年から現在にいたる香港型はA/H3N2型である。2001年には、香港型とソ連型の混じったA/H1N2型ウイルスも出現している。一方、B型ウイルスのHAとNAには亜型は存在せず、ヒト以外の自然宿主もいない。(satom) なんだかDNAやRNAというと暗号合成装置のような感じもしますが。さまざなタンパク合成のやり方もあるんだなぁーと思います。またA型インフルエンザウイルス粒子の周りにスパイク状に突起している糖タンパクという形の違いが、ヒトの免疫機構に区別される種類を作っているとのことです。
2004.12.24
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●インフルエンザウイルスと細菌の違い 基礎研究の飛躍的進展によって、現在ではウイルスの詳細な性状が明らかになっている。インフルエンザウイルス粒子の直径は100~120ナノメートル(ナノは10億分の1を表す単位)、つまり約1ミリの約1万分の1の大きさである。普通の顕微鏡では見えず、電子顕微鏡で初めて微細構造が観察できる。ヒトの呼吸器から分離された当初は、細長いヒモ状の形態を示すが、発育鶏卵や培養細胞で増やしていくと、楕円形になってくる。一方、細菌はこれより10倍以上大きいので、細菌濾過膜を通過できず、光学顕微鏡で見ることができる。しかし、細菌とウイルスの間には、大きさ以外に、自己複製・増殖様式に決定的なちがいがある。 細菌は単細胞ながら、原核生物という、それ自体が独立した生物であり、栄養培地で人工的に増殖することができる。その理由は、染色体遺伝子としての安定な二重鎖DNAを持ち、さらにその遺伝にもとずいて機能タンパク・構造タンパクを合成する独自のタンパク合成系、およびすべての生体反応に必要なエネルギー産生系を備えているため、外部から必要な栄養源さえ与えられれば、自己増殖が可能であるからである。 一方、ウイルスは、遺伝子核酸として、DNAかRNAのどちらか一方しかもっていない。また、ウイルス自身の構成要素であるタンパクを合成する機能も、エネルギー産生系持たない。したがって、人口培地で外部から栄養源を与えてもまったく増殖できない。 そのため、ウイルスは他の生きた細胞(宿主細胞という)に侵入し、その細胞のタンパク合成系やエネルギー産生系などを借用することによって、宿主細胞を介してウイルス自身を複製させている。多くの場合、ウイルスの感染を受けた宿主細胞は、本来自分自身のために備えているこれらの機能を、もっぱらウイルスの複製・増殖のたまに使用し、その結果、多くの場合、細胞自身は死滅してしまうことになる。 ウイルスが自己複製・増殖するために借用する宿主細胞の機能は、宿主の種類によって、それぞれ微妙に異なっているために、ウイルスごとに相性の良い宿主域(ウイルスが感染しうる動物の種類)が限定される。これにもとづいて、ウイルスごとに、感染の標的になる宿主域や臓器特異性の違いが規定されており、この宿主特異性、臓器特異性が、そのウイルスの病原性などの性質に深くかかることになる。…A型インフルエンザウイルスは、ヒトのみならず、カモなど多くの鳥類、ブタ、ウマ、アザラシ、クジラなどの広い宿主域を持つ。この地球上最大規模の幅広い宿主域が、A型インフルエンザに特徴的な、人獣共通感染症としての伝播流行様式と病原性の発現に大きく関わっている。(satom) ナノの世界など想像もできませんが、こんな微細なところで活動しているものをいるんだなぁーと思いました。A型インフルエンザウイルスは幅広い生物種に感染することができるとのことです。それなりに繁殖に成功したウイルスということがいえるのでしょうか。 この頃忘年会が多くて、酒に飲まれて失態続きです。情けないです。
2004.12.23
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●なぜ冬に流行る? …14世紀のイタリア、フィレンツェでは、咳、発熱をともなうこの病気の流行は天空や星の運動による影響と考えられ「星の影響(iflu-enza cieli)と呼ばれた。その後18世紀には、毎年、冬期に流行を繰り返すことから「寒さの影響(influenza di freddo)」という病名が付けられ、これがインフルエンザの語源とされる。 このインフルエンザの冬季の流行には、湿度が関係していることが、オランダのヘンメスや米国のシェルマンらによって報告されている。インフレエンザウイルスの感染は、咳やくしゃみからの飛散による飛沫や、これが乾燥した飛沫核で起こるが、この空中に浮遊した飛沫や飛沫核に含まれるウイルス粒子の安定には、低温条件に加えて15~40%の低湿度が最適であるとされている。日本でのインフルエンザ流行は、空気1立方メートル中に含まれる水蒸気量(絶対湿度)10グラム以下から始まるとされている。冬は一般的に低温低湿となるため、患者の咳やくしゃみから飛び散った飛沫粒子中のインフルエンザウイルスは、安定化されて生存しやすい環境下にあるといえる。(satom) 冬の低温低湿環境が、インフルエンザウイルスの生存にとって良い環境なんだそうです。飛沫核は小さな粒子で、乾燥して埃とともに数時間程度空中に浮遊して、空気の流れによって移動するんだそうです。強力な伝播力を持っています。
2004.12.21
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●毎年流行するインフルエンザ インフルエンザは、A型またはB型インフルエンザウイルスの感染によって起きる、急性呼吸器感染症である。感染伝播力は強く、短期間に集中した流行が広い範囲で起こる。伝播経路は、咳やくしゃみとともに排泄されるウイルスによる飛沫感染であるが、乾燥した飛沫が空気中を長期間浮遊することによる飛沫核感染も起きるとされる。 日本を含む北半球では、毎年12~3月の冬季にかけて集中した流行が起こり、南半球では、やはり冬季にあたる6~9月が流行期である。その中間の赤道熱帯地域では通年にわたる患者発生があり、さらにこれをはさむ両半球の亜熱帯地域では、雨期を中心に年2回の流行が認められる。 症状としては、1~2日の短い潜伏期の後に、突然の発熱を持って発症する。高熱とともに頭痛、関節・筋肉痛、疲労感などの強い全身症状を特徴とし、のどの痛みや腫れなどの呼吸器症状は、1~2日後から出現してくる場合が多い。通常は3~5日程度寝込んだ後1週間程度で回復する、比較的予後の良い疾患である。 しかし、高齢者や慢性の心臓、肺、腎臓などの疾患、糖尿病などの代謝疾患、免疫機能が低下しているさまざまな基礎疾患を持つ患者、乳児、妊婦などでは、肺炎を併発するなど重症化する可能性が健康人に比べて数百倍も高く、入院や死亡する危険も著しく高い。 流行期には、流行規模に応じて、インフルエンザ死亡数や肺炎死亡数が平常時の十数倍にまで増加し、さらに基礎疾患に起因する死亡も増える。このために、人口あたりの死亡数がインフルエンザ流行時期に一致して突出してくる。これを超過死亡という。犠牲者の90%以上が高齢者であり、高齢化が進む先進国に共通の社会問題となっている。さらに、シーズンごとに数百万人規模の患者が出るので、患者急増にともなう医療サービスの低下や医療費の増大、勤労者や生徒・学生の感染・発病、欠勤による社会活動や経済活動へのはかりしれない影響が出る。(satom) インフルエンザというのは、コレラや結核菌などの感染症がほぼ撲滅された中で、先進国では最大の危険度を持つ感染症なのだと思いました。特に高齢者を中心に基礎疾患のある、免疫力の低下している人たちが重症化することが多いそうです。また死亡される方も多いそうで、それらのことを「超過死亡」というのだそうです。 また日本では冬季に流行するインフルエンザも熱帯地方では通年患者が出ているとのこと。ウイルスの生態というのもいろいろあるのだなぁーと思いました。
2004.12.20
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『感染症とたたかう -インフルエンザとSARS-』岡田晴恵、田代眞人著 岩波新書から引用します。 この本はインフルエンザ予防に対する著者らの真摯な想いが感じられます。世の中には万人の健康を願い、日々「感染症」と格闘されている高尚な方々もいるのだなぁーと思いました。●インフルエンザは「かぜ」とちがう 毎年冬季に流行を繰り返すインフルエンザは、流行規模と健康被害の大きさ、社会活動への影響などから、一般の「かぜ」とは区別して認識すべき疾患である。 咳、くしゃみ、鼻汁、鼻づまり、のどの痛みなどに、さらに頭痛や発熱が加わると、多くの人は「かぜ」をひいたと認識する。「かぜ」は、このようにさまざまな症状が出るため、専門家は「かぜ症候群」と呼ぶ。夏かぜという言葉があるように、冬だけでなく、いろいろな時期にさまざまな症状を呈して起こる「かぜ」の原因は、その大部分(80~90%)がウイルスである。ライノウイルス、コロナウイルス、アデノウイルス、RSウイルスなど「かぜ症候群」の原因ウイルスは200種類にもおよぶ。もちろん、細菌によるものもあるし、ウイルスと細菌の中間のようなマイコプラズマやクラジミアなどが原因になることもある。 これに対して、インフルエンザ(流行性感冒)は、突然の高熱(通常38度以上)とともに全身倦怠感を訴え、関節痛や筋肉の痛みをともなって発症する。本人としては重症感が強いことが特徴である。その後、上気道症状が出てくるが、一般のかぜと違って、感染すると症状も重くなり、伝播力も強く、周囲に感染をひろげる。さらに高齢者やさまざまな慢性疾患を持つ患者、乳幼児、妊婦などでは、しばしば肺炎などを併発し、死亡する危険も非常に高いために、インフルエンザは、かぜ症候群とは明確に区別されるべきである。 米国では、第一次世界大戦のとき、戦争犠牲者以上にインフルエンザによる多数の死亡被害者が出た。そのため、インフルエンザを非常に敵視する傾向にある。米国やイギリスではインフルエンザをfluと呼び、他の病原体によるかぜをcoldといって区別して、fluなら仕事を休んで病院へ行けという扱いをする。(satom) インフルエンザも「かぜ」もウイルスが原因とのこと。ウイルスとは自分でDNA複製できないで、他の細胞に寄生して自己増殖するもの。要するに自分の細胞の一部がウイルスに乗っ取られてしまのである。ただし喉あたりがまでしか入り込めないないとのこと。もし全身ウイルスに感染されたらとんでもないことになってしまいます。 そしてそのウイルスの中でもインフルエンザウイルスは人に重篤な症状を起こさせ、感染伝播力も強いとのこと。つまり「猛毒ウイルス」ということでしょうか。
2004.12.17
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●体内の不要物だけが燃える ロシアの病理・生理学者のパシュケン(1845~1901)は、「飢餓のとき、より弱い器官を犠牲にして、より強い器官が生きていく」という説を立てたが、「断食」または「少食」にすると、体内の余分な脂肪が、生命を営むために必須の生活臓器である脳、心臓、肺、内分泌器官、肝臓、造血器官などの栄養に使われる。 こうした生命に必須の重要臓器では、「断食」「少食」中にも、当然タンパク質を必要とするので、生体は○○炎という炎症、病変のある組織、腫瘍、水腫、浮腫、滲出液などの、本来健康体には存在しない異質の組織(病気)に存在するタンパク質を利用する。また、血中の余分な糖分も同様に利用される。 その結果、こうした病変は消失する。この現象は「自家融解」と呼ばれる。●まぜ人参とリンゴか 30年も前から、米国農務省が、「現代文明人は、栄養過剰の栄養失調状態だ」と指摘してる。それは、「われわれ現代人はタンパク質、脂肪、糖分は摂り過ぎているのに、それをうまく利用するために必要なビタミン、ミネラルが不足している」という意味である。 このアンバラスを是正するためには、ビタミン、ミネラルを存分に含み、同時に水分と糖分の補給もできる人参2本(約400グラム)とリンゴ1個(約300グラム)を、ジュサー(ミキサーでない!)にかけて作る人参リンゴジュースを朝食代わりに飲むと、鬼に金棒である。 人参リンゴジュースを作るのが面倒くさい人は、黒砂糖を入れた紅茶を1~2杯飲用するだけでもよい。 黒砂糖は、白砂糖とは似て非なるもので、ビタミン類や、カルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛などのミネラルが存分に入っている。 人間60兆個の細胞のうち、96%までのエネルギー源が糖分だけに頼って生きている。だから…「低血糖発作」は存在するが、「低タンパク発作」や「低脂肪発作」は存在しないわけだ。 よって、朝食代わりに、糖分を存分に含んだ人参リンゴジュースや黒砂糖入りの紅茶を飲むとよいのである。これは「朝食を抜く半断食」である。(satom) 断食によって「兵糧攻め」のような形で病気が治るというのは、面白いと思いました。病気→余計な細胞というのは、身にしみて感じます。この頃毎日ストレスから結構飲酒してしまっています。酒の肴を結構パクツキました。 ビタミン・ミネラルについてはサプリメントでの摂取ということも考慮していいんじゃないかと思います。結構サプリメントに対して偏見・誤解等もあると思われますが、良質のものもあります。
2004.12.15
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●血液の汚れと体温の低下 「食べると体が温まる」ので、「食べれば食べれるほど、体が温まる」と勘違いしている人が多いが、実際は逆である。 食べれば食べるほど、その消化のため胃腸に血液が集まり、相対的に産熱量の多い筋肉や脳、腎臓へ回る血液が少なくなるからである。 こうした臓器に回る血流が少なくなると、体熱が下がるのである。 鳥は、卵を孵化させるために、2週間から3週間ほとんど飲まず食わずで抱き続ける。1日1回だけ巣から出てきて、水と少量の餌をついばむくらいである。卵は熱で孵化するのだから、食べたほうが熱が出るのなら、いつもより食べるはずである。しかし、実際は逆で、「半断食」して抱き続けるのだ。●治療法としての断食の歴史 断食および少食が”治療”に積極的に利用され出したのは、『医学典範』の著書であるイブン・シーナー(アラビアの医学者 980~1037)くらいからではなかろうか。彼の治療法は患者に約1ヶ月の断食をさせ、その間は散歩や軽い体操をすすめ、日光浴、それにマッサージを施すという方法で相当な数の難病者を救ったという。 近世になると、ドイツのフリードリッヒ・ホフマン(1660~1742)が、脳卒中、胃潰瘍、痛風、リウマチ、壊血病、皮ふ病などの病気に断食を用いて多くの患者を救い、「最良の治療法は断食である」と結論している。 その後、19世紀の後半になると、米国のジョン・ディーイ博士らにより、科学的に断食療法の効能が研究され、20世紀に入ると、多くの医学者が断食の有効性を唱えるようになった。(satom) 「断食」には歴史的な伝統もあり、また近世以降多くの実証研究が進んでいるとのことです。まさか「断食」にそんな経歴があるとは思いませんでした。せいぜい宗教的な禁欲手段、ハンガーストライキなどしか思い当たりませんでした。「食べない」ことが健康になるというのは、すごくパラドックス的でなかなか信じられませんが、この本を読んでいるうちに、よく分かるようになったようです。
2004.12.12
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●女性は生理の日数だけ長生き 昔から、洋の東西を問わず、大病にかかると瀉血(しゃけつ)療法が行われていたが、これも、人為的出血による血液の浄化療法と考えてよい。 2001年にドイツのミュンヘンの市民病院に見学に行ったとき、内科や外科、婦人科などの一般の診療科と並列して「自然療法科」があり、そこではリウマチやガン患者に対して、ヒルで吸血させて治療していたが、これも瀉血による浄化療法である。 女性の平均寿命は85歳、男性は78歳と7歳の差がある。女性は15歳から50歳くらいまで約35年間、総日数として2800日くらいの生理=自然の瀉血がある。2800日を365日で割ると、ちょうど7年になる。生理で、血液の汚れを浄血している日数だけ、女性は男性より長生きする、という見方もできる。●結石は血液の浄化の結果 胆石は、胆汁の成分であるコレステロールやビリルビンが過剰に含まれている場合、胆汁の流れをサラサラに保つために、余剰のコレステロールやビリルビンが沈着・凝集して結石を作ったものである。 尿路結石は、尿中に排泄される老廃物であるシュウ酸カルシウム、リン酸カルシウム、炭酸カルシウム、リン酸マグネシウム、アンモニウム、尿酸、尿酸アンモニウム、シスチンなどが多すぎる場合、沈着・凝集して、石を作り、尿の流れをスムーズにしようとする反応に他ならない。(satom) 私の友人で結石になって治療した人多いんですが、血液が汚れてたんですかねぇー。そういえばみんななんか脂こい顔してかな。 女性の生理が血液浄化に役立っているというのは、よーく考えてみるとそうかなぁーと思えてきます。
2004.12.10
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●動脈硬化、血栓、出血も 発疹や炎症を起こしても、薬で無理失理に抑える治療を続けている人、または、発疹や炎症を起こす力のない老人や虚弱体質者は、血液の汚れを、つなぎ合わせると10万キロにもなる血管の内壁に沈着させる。これが動脈硬化である。 じつはこれは、血液が浄化される過程で起きているのだが、動脈硬化が起こり、血液の内腔が狭くなって血液の通りが悪くなると、心臓は力をいれて血液を全身に押し出そうとする。これが高血圧である。 高血圧とは、「血液が汚れていますよ。血管が細くなっていますよ」というからだの叫びに他ならない。 高血圧に対して、西洋医学では、心臓の収縮力を弱めるβ-ブロッカー製剤や血管拡張剤を処方するが、一時的に脳卒中や心臓梗塞を防ぐ効能はあっても、また同じ飽食・美食の生活を続けると、血液が汚れてくるので、根本解決にはならない。 血管も、ある細さになると、それ以上は細くなれないので、体の自然治癒力は次の手段を考える。それが、血栓と出血である。 血液が汚れてくると、血液の汚れを1ヶ所に固め、他の血液をサラサラにしようとする。これが血栓症だ。逆に、血栓を作る代わりに、汚い血を鼻血、歯ぐきの出血、痔出血、婦人性器出血、下血などで出し、血液を浄化しようとすることもある。胃潰瘍や潰瘍性大腸炎からの出血、脳出血なども、すべて「血液の汚れ」つまり「お血」を浄化しようとする反応である。(satom) 「血液の汚れ」を解消するために、血栓や炎症が起きるというのは面白い考え方だと思います。
2004.12.09
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●万病を引き起こす原因とは 漢方では、2000年以上も前から、「万病一元、血液の汚れから生ず」という考えの他にも「食が血となり、血が肉となる」という概念が存在する。 食べた物が、血液の成分となり、その血が、脳、心臓、肺、胃腸、肝臓、腎臓、骨、筋肉など、人体60兆個の細胞を養っている、という意味だ。 人体内の血液は、体内を約35秒で1周しているので、汚れた血液が35秒ごとに全身の細胞に接すると、細胞が傷み、種々の病気が起こってくるのは、想像に難くない。 血液を汚す元凶は、尿素、尿素ちっ素、クレアチニン、乳酸、ピルビン酸、アンモニア、シュウ酸などの老廃物はいわずもがな、体の細胞に必要なタンパク質、糖分、中性脂肪、コレステロールなどの有益な成分も、血液に多くなりすぎ(まれに少なくなりすぎ)ると、「汚れた血液」を作る原因になる。●血液と発疹の関係 ちょっと腐りかけた物を食べたり、甘いもの食べ過ぎたり、体に合わない薬を服用したときなど、しばらくして発疹(ジンマ疹、湿疹など)が出現することがある。 発疹には、斑、丘疹、結節、腫瘤、水腫、膿疱など種々の形があり、病名としても、ジンマ疹、薬疹、湿疹といろいろあるが、それは勝手につけたもので、漢方では、「体内の老廃物が、水分といっしょに外に排出されている状態」と考える。 西洋医学では、皮ふの病気は、皮ふに起きた病変と考えるので、皮ふ病は「三ない(わからない、治らない、死なない)」になるのだが、漢方では、皮ふ病は、血液内の汚れを通して体外へ排泄している状態とみる。 よって、皮ふ病をステロイド剤で「治療」しても、老廃物の排泄反応を止めるだけで、それは大便、小便の排泄を止めているのと同じなのだから、根本的治療にはならないと考えるのが、漢方の立場である。 つまり、皮ふ病を根本的に治すには、血液を浄化することが必要なのである。(satom) 血液というのは「道路網」のように体にとって代謝の原動力となっているんだということが再認識されます。
2004.12.07
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●運動不足と血液の汚れの関係 安静時の体温の4分の1は筋肉で作られているし、運動するお筋肉による産熱量はさらに大きくなり、体温の半分程度にも達する。 よって、運動不足になると筋肉での産熱量が減少し、体温も低下し、血液中の老廃物の燃焼も不足するし、脂肪、コレステロール、糖などの栄養素の利用、燃焼も妨げられて、血液はドロドロ、ベタベタに汚れてくる。●西洋医学では存在しない「冷え」 西洋医学には、「冷え症」とか「冷え」とういう概念は存在しない。よって、外来で「冷え」を訴えても、医師からはまともに取り合ってもらえないことが多い。 しかし、漢方では、2000年の昔から「冷えこそが万病の原因」との考えが存在する。… 体温が1度低下すると免疫力が30%以上も低下することがわかってきている。それゆえ、病気をすると、免疫力を上げるために発熱がつきものである。 1日のうちで一番体温が低くなる午前3時から5時に、1日のうちではいちばん死亡率が高くなるし、喘息の発作や、潰瘍性大腸炎の腹痛が激しくなったり、異型狭心症が起こりやすいのも、この時刻である。 つまり、「冷え」は生命、健康にとって非常に有害なのである。人類発祥の場所が、暑いアフリカ大陸であったということも無関係ではなかろう。 冷えると体内の細胞の代謝が低下し、老廃物、余剰物の燃焼が妨げられ、血液が汚れて、万病の元になるのである。 また、白血球の働きも低下し、免疫力が落ちて、種々の病気の発症の引き金になる。(satom) 「運動」により体温を上げ、代謝を良くすること。「運動療法」は手軽で、相当効果があるようです。テレビでも、お年寄りに結構負荷のある運動を定期的に行わせると、筋力のアップによる身体能力の向上、免疫力のアップによる感染症などの低下が見られるとのことでした。 「冷え」も大敵だそうです。この前高齢者の住み替えセミナーで講師の方が、広い木造の家に高齢者が死んでいると、お風呂・トイレなどで急激な温度の変化により、よく亡くなれているとのことです。今後高齢者向け住居についてはコンパクトでいつでも暖かい環境が必要かと思われます。
2004.12.06
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●食べ過ぎと血液の汚れの関係 人体の生理には、「吸収は排泄を阻害する」という鉄則がある。 食べると、胃や小腸など、吸収を担当する上部消化管に血液が集まり、消化・吸収の作業が営まれる。 食べ過ぎると、胃や小腸に、血液が集中しすぎるため、排泄を担当する大腸や直腸、腎臓への血流が相対的に不足することになり、大便や小便の排泄が悪くなり、血液中や体内に老廃物がたまる。●全身の細胞の活力低下 …「便秘」によって大便の排泄がなされないと、お腹が張って不快感や軽い腹痛を感じる他にも、排泄されるべき有害な老廃物が血液に吸収されて血液を汚し、発疹を起こしたり、頭痛をきたしたり、または全身倦怠感=全身の細胞の活力低下を招来したりする。 体内60兆個の細胞が、その細胞・臓器特有の生活活動をした結果生ずる老廃物は、血液に放出され、水に溶ける老廃物は、すべて腎臓から尿として排泄される。水に溶けない油性=揮発性(アルコールなど)の老廃物は、肺から呼気として排泄される。だから、アルコールを飲んだ翌日は、吐く息がアルコール臭いのである。 よって、尿の排泄が悪いと、由々しきことが次々に起こってくる。 飲食過多で血液中の老廃物を多く作り、その結果腎臓に負担をかけ、単に尿の出が悪くなる程度なら、むくみ、手足のしびれ、倦怠感などの軽い症状ですむ。 しかし、本格的に腎臓病を患い、腎機能が低下すると、たいへんなことになる。 血液中の老廃物である尿素、尿素ちっ素、クレアニチンをはじめ、血液中の余分な塩分、血液中で不要になったアミノ酸やタンパク質、シュウ酸、リン酸、炭酸、アンモニア、シスチン、キサンチン等々の老廃物が排泄できないと、血液が汚れ、汚れた血液が全身60兆個の細胞に四六時中流れていくと、種々の病気を起こしてくる。 これが漢方でいう「万病一元、血液の汚れから生ず」という概念である。(satom) 食べ過ぎると老廃物がたくさん出る。これって環境問題のゴミの問題と似てるような気もします。どんどん便利になって物を大量消費した後には山のようなゴミが出る。その中には有害な金属や化学物質が含まれているものもある。原子力発電の燃えカスのプラトニウムなんかやっぱ老廃物とい同じような感じのものですかね。 不法投棄などのゴミから有害化学物質が地下水に漏れ出して、それを飲んでいる住民の健康を損なう。同じように体も自分で摂取した過剰の栄養の老廃物がうまく処理できなくなり、代謝がおかしくなる。自業自得ということですか。
2004.12.04
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●ガンも食べすぎが原因 日本人の死因の3分1を占め、人類最大の仇敵とされる「ガン」も、間違いなく食べすぎ病である。 1935年、マッケイ医学博士が、「低栄養が動物の寿命を延ばし、腫瘍の発生を抑える」ことを発表して以来、この種の研究は、1940年代から欧米の栄養学の分野で盛んに行われ、「食料およびカロリーを制限して育ったネズミでは、種々の臓器の腫瘍の形成が抑えられる」ことが、いくつもの実験で証明されている。 1985年、ニューヨークのマウントサイナイ医科大学のグロス教授は、「ある種の放射線を満腹ネズミに同量の放射線を照射したところ、100%発ガンしたのに対し、腹5分(50%)=半断食程度の空腹ネズミに同量の放射線を照射しても、わずか0.7%しか発ガンしなかった」という研究を発表している。 米国、エモリー大学病院のS・ハイムスフィールド博士は、「平均年齢50歳で、同じ重症の進行ガン患者100人を無作為に抽出して、Å群の50人には病院の普通食を、B群の50人には、特別の栄養食を存分に入れたスープを加えた高栄養食を与えたところ、A群平均生存日数が300日だったのに対して、B群は75日だった」と、報告している。●「小食」が防ぐガン ガンの最先端の治療法として、「ガン細胞を、兵糧攻めにする」方法が、だんだん実現化しつつある。 ガン細胞は、ガン組織の周囲に毛細血管をたくさん増殖させて、そこから栄養分をどんどん取り込んで増殖するので、この毛細血管の新生を妨害する薬を開発しようとしているのである。 何のことはない。はじめから食べすぎをしないで、自分自身が生きていくのに必要十分な適正な栄養分しか取らなければ、ガンなどという余分(悪性新生物)はできてこないのである。(satom) 確かにガンといのは凄まじい勢いで増殖するのだから、栄養が十分あることが条件になるんだと思います。ガン増殖は、突然変異のあと、それを抑制する酵素(タンパク質)がいくつも変性することによって始まるらしい。このタンパク質の変性にも糖分など栄養過多が原因になっているようです。 それにしても今日もまた食べ過ぎて、胃がもたれてしまいました。キリストの七つの大罪(映画でそんなのありました)の一つに、食欲を抑制できないというのがありました。食欲をコントロールできれば、他の貪欲の抑制も可能になるのかと思います。それほど私にとってはきついです。
2004.12.03
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●『「判断食」健康法』石原結實著 講談社α新書から引用します。この本は私にとってちょっと革命的な内容でした。いくら自然治癒力といったって、栄養はちゃんと摂ってと思っていましたが…、とにかくびっくりしました。●食べすぎで増えた病気は ここ50年間の日本人の死因の推移を見ると、結核が減り、一時増加したあとに減少に転じているのが脳血管疾患、ほぼ一貫して増え続けているのが悪性新生物(ガン)と心疾患(心筋梗塞などの虚血性心臓病)である。 1970年をピークに減少している脳血管疾患も、内実は、脳(内)出血が減り、脳梗塞が増加している。 心筋梗塞や脳梗塞などは、心筋に栄養補給する冠動脈や、脳動脈に、血栓(コレステロール、脂肪、血小板、フィブリンなどが固まってできる)が詰まって起こる病気で、そのリスクファクター(危険因子)として、肥満、高脂血症、高血糖(糖尿病)などがあげられている。 高血圧も、体重と比例して上昇する傾向があり、そのリスクファクターとして、高脂血症や塩分の摂取過剰が指摘されている。 つまり、こうした病気は、血液中のコレステロール、中性脂肪、糖分、塩分、タンパク質(フィブリン)が過剰になって起こる病気であり、簡単にいえば、食べすぎ病である。(satom) 私もBMIはひどく高いのです(数字はちょっと勘弁してください)、肥満なんです。幸いコレステロール216mg/dl、中性脂肪152mg/dl、血糖値95mgとどうにか正常値でした(今年6月)。 健康欄でえらそーなこと言う前に、減量しないといけないと思います。意志が弱いんですかねぇー。つい食べてしまうんでよねぇー。BMI数字書けるように頑張ります!!
2004.12.02
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●血糖降下剤の作用と副作用 病院で治療に使われる糖尿病の薬にはどういう作用があり、どういう副作用があるのでしょうか。高血糖といわれたとき、どういう薬が処方されるかといいますと、まず糖質の吸収阻害剤か尿素剤が使われます。 腸からの糖質の吸収を阻害する薬は「αグルコシダーゼ阻害剤」と呼ばれています。食べ物を食べると、デンプンは単糖にまでに分解され、小腸で吸収されます。この単糖への分解にαグルコシダーゼという酵素が関わっていて、糖の長く繋がった鎖を切って、短い1個のブドウ糖にして吸収しやすくしています。αグルコシダーゼ阻害剤は、小腸粘膜に局在する二糖類の分解酵素の作用を阻害して、ブドウ糖の吸収を抑える働きをします。 …酵素の働きは人間の生命活動の根幹を担っていますから、それを阻害することによって副作用が懸念されます。 αグルコシダーゼ阻害剤の重大な副作用は低血糖症状であり、腸閉塞様症状や肝機能障害を起こすことがあります。●弱った膵臓を鞭打つ尿素剤 尿素剤は、「SU剤」「スルホニル尿素剤」などと呼ばれています。どのような働きをするかというと、膵臓のランゲルハンス島のベータ細胞を刺激して、インスリンの生産を高めます。 しかし考えてみれば誰にも分かることですが、高血糖症になったのは、膵臓が疲弊してインスリンの分泌能力が落ちてしまったためです。つまり、弱っている膵臓をさらに鞭打つように働きかけて、インスリンの分泌を盛んにする薬が尿素剤なのです。効果が次第に減っていく場合を「二次無効」といってますが、これはベータ細胞を疲弊させてしまった状態です。(satom) 「薬」というのは「木を見て森を見ない」といいましょうか。血糖値を下げるためには「手段を選ばない」というような「薬」が結構あるようです。確かに血糖値は一時的には下がると思いますが、根本的には「体質」を変えなければ治らないし、副作用の問題も起こってくるようです。 「考えてみれば誰でもわかるのに」どうしてそんな「薬」が使われるのでしょうか。ひとつは対処療法の近視眼的な考え方が直らない。あとは誰かが利益を得るので…勘繰りたくなります。
2004.12.01
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