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年末年始では多分、最後の更新です。―と、いうわけで(写真)は先日獲ったイノシシのあばら。解体しながら手ごろなやつに塩コショウを振り、炭火で焼いただけのものですが、これがうまい。どのくらいうまいかというと、「なんで こんなに おいしいのかよ リブ という名のー 食い物」というくらいうまいのです。デジカメの電池が終わってしまい、ケータイで撮ったので写真はイマイチですけど、ビールでも日本酒でもワインでも、酒を選ばないうまさとでも言えましょう。 で、この解体場は職人仕事をしてる人の作業場です。土間があるので焚き火ができます。作業場の一角には座敷がしつらえてあって炬燵もあります。獲物が獲れると焚き火を囲んでリブをかじったり、しし汁をすすったりして酒を酌み交わします。獲れなかった時は座敷で好き焼きとか焼き肉とか…。どっちにしても家に上がりこまないのがいいところです。なにがいいかというと、家の人に気を使わなくていいところです。料理するのも男だけ、飲むのも男だけ、でも話題になるのは女のこと(爆。あ、飲みながら書いてませんから、これ。 さて、例年、この時期はもうグループ猟には行きません。私は気ままなカモ撃ちなどをして運良く材料が調達できれば年越しで鍋にします。それでは、よいお年を。
2007.12.27
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このくらいならそんなにグロくないでしょう。なにがどうなってるのか分からないかも知れないので、今回は画像処理ソフトを使うのやめました。(写真)はイノシシの皮を剥いでるとこ。できる限り、脂を肉につけるようにするのがコツで、慣れないうちはやらせてもらえません。そこいくとシカなんかかわいそうなもんです。腸や膀胱さえ切らなければ、「なんでも好きなように切れ。習うより、慣れろだ」ということで、シカはイノシシを捌くための練習台のように言う人もいるくらいです。 で、肉は切らないけどシャッターは切る私は、こういう時でも写真を撮ってます。グループの中では私は一応、「機用」ということになってますが、ベテランハンターが大勢いる時に、私がしゃしゃり出る必要もないので、大バラしが済むまで焚き火の番をしたり、湯を沸かしたり、こうやって写真を撮ったりしてます。ただ、私が入るまで写真を撮る人はいなかったようで、有害の時なども、「あの時の写真はないか」などと、猟友会から写真の提出を求められることもあって、何事も記録しておくことは大事みたいです。 さて、作業は黙々と行われます。大きな口を開けてしゃべってるのは私くらい。どんなによく切れるナイフも脂がついて切れ味が鈍ります。気を散らしていると、自分の手を切ってしまいますから。
2007.12.26
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グループでの出猟は今年最後かなという24日、今期初のイノシシを獲りました。私が撃ったんじゃありませんけど、80キロぐらいのメスです。私たちが合流すると、もう腹を抜いてありました。みんなで軽トラックに載せて仲間の解体場へ直行です。全然イノシシが獲れず、大晦日まで粘って獲り、「そんなにしてまで」と周囲に呆れられたこともありましたが、シカやイノシシにはクリスマスも正月もありゃしません。現に、年明けの地元の有害は3日が撃ち初めです(笑。 さて、この時期のイノシシ、さすがに夏場におりや罠にかかるのとは違います。丸々と肥えて脂が乗っていていかにもうまそうです。別動隊がネギや味噌を買出しに行って、解体しながらしし汁を作り、出来たてで慰労―というのがいつものパターンです。そこがシカと違うところです。シカだと、分け前の肉はそのままにして、買ってきた牛肉で好き焼きをしたり、マトンで焼き肉をしたり―となります。この違いはなんだろうということになりますが、やっぱり、肉の違いとしか言いようがありません。どんな肉もバラしてすぐより、チルド状態でしばらく寝かせた方がうまいとされています。シシ肉も例外ではないと思うのですが、獲れたてで作ったしし汁、すてたものではありません。イノシシを獲ったという満足感がそう思わせるのでしょうか。
2007.12.25
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オスのシカが獲れたので、頭を処理します。でも、どうも私が獲るのはみんな角が折れてます。昨猟期に獲ったのも、たしか左が折れてました。右側が折れた頭なら、縦に半分に切って折れた方同士、折れてない方同士で「再生」もできるのに―などと考えてしまいます(笑。土の中には頭がそっくり入っていて、この後、角の部分に空の肥料袋などをかけて褪色を防ぎ、土を埋め戻します。苛性ソーダを入れて大鍋で煮るという方法もありますが、臭いが嫌なのとずっと火の番をしなければならないので、私はいつもこの方法です。多少、角がしろっぽくなってしまいますが、いつも盆休みごろに掘り出して川で土を洗い、日に干して完成です。見事に骨だけになっています。 で、角ですが、射獲の弾みで折れてしまうことも少なくありません。斜面を転がって落ちていく途中で石や木に当たったりして欠けてしまうのです。撃ってみたら折れてたというのと違い、こういう時はさすがに後悔の念にさいなまれます。「もう少し横を向いてから撃てばよかったかな」とか「走ってるの止めてからにすればよかったかな」などと―。でも、撃つ時はまず第一に外さないこと、半矢にしないことを考えるので、結局は毎回同じことの繰り返しです(笑。では、来年の夏までしばらくの間、冬眠してもらいましょう。
2007.12.23
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クマの脂を熊の油にしないと、実際には使えません。精製作業を行うわけですが、これも電子レンジがある現在、それほど難しいことではありません。耐熱容器(ガラスでもプラスチックでも)、ラップ、油を移しかえるふた付き瓶があればOKです。私は耐熱容器もふた付きのガラス製(1リットル)を使います。あと、オイルレザーの手袋があると、容器を触るのに熱くないし、油がしみても気になりません。 で、作り方です。耐熱容器に脂を入れ、ラップか専用の蓋をします。このままレンジで温めます。しばらくするとジリジリと音がして、脂の中から油分だけが溶け出し、容器の底にたまります。レンジが自動で切れればよし、そうでなければ2センチほどたまったら止めます。蓋やラップを少しずらして瓶に油分だけを流しとります。温度の急激な変化で瓶が割れないよう、あらかじめ温めおくといいかもしれません。これを繰り返し、逆さに振っても鼻血も出ないくらい脂がカサカサになったところがころあいです。1キロの脂で(写真)の瓶に3個分とれます。これを、フライパンや鍋でやろうとすると大変です。加熱中火が入ると、あっという間に台無しです。難点はレンジのある場所は大抵、キッチンですから、臭いが残ることです。延長コードで庭やベランダにレンジを持ち出してやるのも手かも知れませんね。油は冷えると真っ白なクリーム状に固まります。
2007.12.21
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猟をしていると、周りから「○○の肉って食べたことない」とか「××ってどんな味なの」などと、暗に野生肉のリクエストを受けることがあります。シカの肉なら週に1度しか猟に行かない私でもこの時期、冷凍庫にそこそこのストックはあるし、2週間くらい猶予をもらえれば撃ちたてを届けてあげることも可能です。でも、イノシシとなるとそうはいきません、クマだとなおさらです。鳥もスズメやキジバトなら「任せてよ」って言えますが、マガモはいないし、キジやヤマドリだとシカ撃ちのついでにしか見ない私ですから、太鼓判は押せません。結局、シカしか獲れません(爆。 で、猟をしていると、自分が獲らなくても仲間のおすそ分けに預かるケースも少なくありません。昨猟期は終盤になって久しぶりにクマの肉をいただきました。今年はクマの脂です。冬眠前のクマだったらしく、大量の脂を蓄えていたそうで、(写真)でも1キロくらいでしょうか。とにかく見事に白くきれいな脂です。このままでは使えないので一応精製をして瓶に詰め替えますが、火傷やあかぎれなどの特効薬の元の姿です。私の場合、あまり使う機会がないので前に作ったものも残っていますが、次回は、熊の油作りです。うちの中で、しかもキッチンで作ります。いやな臭いというんではないですが、独特のにおいが立ち込め、しばらくは何を食っても熊の油で炒めたようです(笑。
2007.12.20
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(写真)は先日今猟期2度目のシカの広域有害駆除が行われた保護区内で、木を食害から守るために幹に巻かれたネット。なんでも、一帯は、国が広葉樹林の保護育成を広域的に行っているところらしく、普段はゲートがあって車の出入りはできませんが、そのための作業道もしっかり開けられていていることろでした。駆除では、特別にこのゲートを開けてもらい、作業道を通って山へ入っていったのでした。すると、道に面したブナやナラ、シラカバなどの幹には軒並み、こうしたネットが巻いてありました。 広域の有害では今回の山のように、初めて入る山で猟をするということが少なくありません。地形や地勢が分からないのでベテランハンターも最初のうちは困惑するようですが、イヌを入れて、獲物を追い始めればそうした迷いも雲散霧消、ハンティングモード突入です。その都度、同じグループが決まった場所につかないのは、場所によって良し悪しがあり、毎回悪いところについてた人たちから出る不満を和らげる目的があるようです。事実、この場所は昨年までの過去3回、ずっと地元のグループが入って、いわゆるいい思いをしてたところ。私のところへこそ出ませんでしたが、グループが替わったからといって獲れなかったわけではありませんでした。私もこの保護区に入ったのは初めて、この妙なネットを見たのも初めて。例によってモノを獲らなくてもなにか撮って帰ってきます。
2007.12.19
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(写真)は、それぞれのタツマで仕留められ林道まで搬出されたシカが、軽トラックで回収されてきたところ。この車には、オス1頭にメス4頭がのっけられていたと思います。1番後ろの腹を裂かれてるのが、私たちが引き出したシカでしょう。でしょう、と推測なのは、私たちが入った尾根で斜面を引き上げたのは私たちだけで、後は転がして下の道に落としたとか、林道を横切ったところで撃ったとか、搬出が楽なものばかりだったと無線で言っていたからです。 で、今回も、お土産のシカ肉はなし。最後まで残って、「検体」からもれたシカから背ロースを抜いてる時間もないので、さっさと帰って慰労をすることになりました。さて、前回は解体のデモ、今回は「検体」だそうです。これは何かという、大学の研究グループが現場でシカの胃の内容物などを調べ、どんなものをどのくらい食べているかを記録するための材料として提供することです。当然、私たちが引き上げたのは内臓がないので「検体」としての価値はなく、供出しなくてもよさそうなものなのに、とりあえず本部へ「全員集合」。ま、有害駆除に、シカを食べようと思って行くのは私くらいかもしれませんけど、私たちは殺戮集団じゃありません。一部ではあってもちょっとした工夫でおいしく食べられるのですから、せめてそうやって成仏させてやりたいと、私は考えます。
2007.12.18
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(写真)は今猟期2回目のニホンジカの広域有害駆除。2週間前の初回を倍近く上回る75頭を捕殺しました。180人余の猟友会員が出ていますから、ほぼ3人に1人は撃った勘定になります。ということで、写真では、真ん中の人が撃ったのを、連絡を受けて解体を手伝い、林道まで引き上げてるところ。自分で撃っても撃たなくても、私はとりあえず写真は押さえます(爆。 で、風邪も順調に回復し、「どっからでも来い」と気負っていましたが、配られたタツマは見るからにとんでもなくヘボい場所。最初から出る予感がしません。「ま、前回1人でいい思いをしたしなあ」と、雪の舞う凍った地面の上で足踏みをして寒さをしのぎます。しばらくすると、イヌが放され、あちこちから銃声が聞こえます。こだまするので、どの方角で撃ってるのかは正確には分かりません。けれど、私より山頂側ではないようです。無線通信でもイヌは下っているようです。「うーん、こりゃ、みんな河原へ出るのかな」などと羨んだりもしてました。 さて、結果から言うと河原組も待ちぼうけを食わされただけで、群れは山の中ほどより下にいた人たちのところへ多く出たそうです。(写真)のシカは中腹のタツマの中でも一番下に当たるタツマで御用となりました。この急斜面を引き上げて先ほどまでの寒さはどこへやら、全身汗だくです。
2007.12.17
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(写真)は、ブログで交流していただいている特釣最前線のアメマス夫さんからいただいたヤマブドウ酒と、シカ肉をお裾分けした方が作ってくださったシカ肉の甘露煮風。15日は今期2度目のシカの広域有害駆除ですから、早めに風邪を治して参加しないといけません。よく効くリキュールを晩酌に、シカ肉で滋養を補います。それにしてもヤマブドウ酒、効きます。これ一杯で体が熱くなってきます。それに、1週間前、さらには2週間前に比べ確実に熟成が進んでいるのが分かります。角が取れるというかまろやかさが増して口当たりが良くなっています。マス夫さんには、ほんと、感謝です。 で、きょうはお酒の話ではなくて肉の話。作ってくださった方からはチャーシューといっていただきましたが、甘めの味付けだったので私が勝手に甘露煮風としています。作り方は聞いてませんが、砂糖と塩、しょう油、みりん、うーんワインも少し入っているかも…そんなだし汁で煮込んだんじゃないかなと考えながらいただきました。と、言いたいところですが、私が作る肉料理は普段辛いものばかりなせいか、この甘露煮、子どもたちに大好評。私は写真を撮っただけでほとんどたべられませんでした。おう、風邪が治らなかったら有害に行けないじゃないか!
2007.12.14
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シカの肉は背ロースなどを除いて大体硬いものです。シカのジャーキーは硬いものをより硬くして食べようという食べ方です。ですから、食べやすくしようとか、口当たりをよくしようとかいうことを考える必要がありません。味と香りがしっかりのっていて、保存が利けばいいのです。そう考えると、シカのジャーキーに用いている温薫は手間はかかりますが、作るのは難しくありません。逆に、スモークサーモンのような冷薫は手間も掛かるし、作るのもとても難しい薫製です。 で、(写真)は薫煙が終わったシカのジャーキー。ここにくるまで、煮たり茹でたりして熱をかけることは一切していません。熱が掛かるのはこのスモークの熱だけです。空気孔で調整し、庫内の温度は高くても40度くらいです。ウッド1本が燃えるつきる数時間、ひたすら燻します。ブロック肉を使うとどうしても下茹でするなど加熱しなければなりません。そうすると、いくら表面に香りをのせても中の肉は硬いので、薫製にする場合、私はスライスした肉を使います。さらに、この後網かごに入れて天火で干し、保存性を高めます。 さて、今考えいるのはもう少し大判のジャーキーを作ることです。もも肉のスライスの仕方で可能だと思いますが、ソミュールでバットに漬ける時、余分にスペースがいりそうです。
2007.12.13
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今年のシカジャーキー第1弾は既に完成していますが、製造工程がしりつぼみだったので、プレイバック。(写真)は、市販のスモークウッドでの薫煙です。カプセル型の大型スモーカーを使っていますが、一番下に丸型のバットがあって、ここにスモークウッドを置き火をつけます。線香のようにトロトロと少しずつ燃え、写真のタイプでほぼ1日ゆっくり燃え続けます。火元の調整をしなくていいのと、必要に応じて折って使えて経済的でもあります。(写真)で真ん中から折れているのは、真っ直ぐなままだとつかえるので折っているだけです(笑。 で、以前は、製材所や建築所などに行って桜のチップを貰ってきてやっていましたが、チップは何かと面倒です。もっともブレンドしたり、ウイスキーなどに浸し、自分で好みの香りをつけるのにはチップは向いています。けれど、直接火を着けられないので、バットをカセットコンロなどで下からあぶることになります。当然、屋外で行うので、風で火が消えないかなど火の番をしなければなりません。その点、ウッドはほったらかしでいいので、時間も有効に使えます。燃えてしまったチップを追加する必要もありません。薫煙は、急激に行うのではなく、気長にじっくり取り組むのがこつみたいです。短気の私は、このスモークウッドに大分助けられています。
2007.12.12
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(写真)はサルノコシカケとかいうキノコです。猟に行くとよく見かけます。がんに効くとかで、直売所などで一抱えもあるようなのがびっくりするほどの値段で売られていたりします。(写真)のはB5のノートくらいの大きさですから、まるでお話になりません。もっと大きくなったら採りにこようと思って場所を忘れてしまったり、翌年は採られてなくなっているのがおちです(笑。 で、このキノコを見るといつも思うのは、猟に行って木にもたれ隠れて待つ時、木のどちら側に隠れるかということです。猟友会のおいさんたちは獲物から見えないように木の裏に隠れろ言います。でも私は獲物側でもいいような気がします。なぜ木の裏かというと、相手から見えない上に、立ち木に銃を依託して撃てるから―というのです。たしかに、一利あります。でも、木の裏にいて動くと、かなり目立つのも事実です。私が木の表でもいいと思うのは、これまでもそれで獲れたこと、外国の狩猟のビデオを見ていると、2人1組になったガイドとハンターたちも木の表側にへばりついて、それこそ、サルノコシカケみたいにして身を固めているからです。もっとも、彼らは全身迷彩で、オレンジベストも着ていたりいなかったりですから、可能なのかもしれません。ま、獲れりゃ、どっちでもいいんですけどね。こからの時期、共猟でのタツマは寒さとの戦いです。
2007.12.11
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「シカ撃ちにイヌはいらない」というのが持論ですが、いればいたでやはり猟果は違います。(写真)は9日、裏山で行った地元猟友会での有害駆除で獲れたオスジカ。「シカの味」を覚え、「もうシシには使えない」と、飼い主はグループの口の悪い人たちに散々こけにされてますが、この日の猟は、このイヌの手柄によるところも大きかったのは事実です。ワン公、でかした。 で、撃ったのは65歳のおいさん。入会したのは私より遅いのですが、銃の所持歴は長くて、たしかもうライフルを持てるはずなのですが、上下二連銃1丁だけで、カラスやカワウの有害、シカの有害に来ます。カラスはともかく、カワウやシカなど遠め狙いには不利だと思うのですが、ま、余計なお世話かもしれません。だって、近くに出れば、写真のように見事に首撃ちですから。 さて、慰労会の席でみんなの質問攻めです。「何頭出た?」「どっちから来た?」「イヌはどうだった?」。私と違っておしゃべりじゃないので、傍目には少々かわいそうです(笑。でも、私も興味はあるので耳をそばだて、漏れ聞こえた話を継ぎ合わせると、なんと、10頭近い群れがいたそうです。距離も10メートル前後。「もう1発撃てただろう」誰かが冗談半分でなじりますが、本人はいたって悠然としています。この殺気のなさ、猟欲の少なさが獲らせたのかもしれません。
2007.12.10
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きょう(8日)は絶好の冬晴れ、獲れても獲れなくても、こんな日にぶらっとカモ撃ちに行くと気持ちがいいもんです。もちろん、シカの単独忍び猟もいい山歩きになります。ただ、どんなに天気がよくても、猟に行く以上、手ぶらだとそれなりのストレスは残ります。運やタイミングもありますが、猟果はやはり、行きがけの駄賃というわけにはいきません。 で、タイトルの風乾というのは、薫製で、具材を風に当てることです。ジャーキーの場合、私は煙を当てる前と後、2度行います。最初は、日陰で行います。ソミュールから上げた肉は冷蔵庫の中である程度乾燥させますが、まだかなり水分を含んでいます。あまり濡れていると、煙を吸いすぎて焦げ臭くなってしまします。風乾することで、適度に煙がのるようにします。半日くらいが目安ですが、天候によって一日行うこともあります。2度目は、天日干しです。完全に乾燥させ水分を飛ばし、殺菌します。保存する時は真空パックしますが、これで、より保存食としての価値が増します。 さて、(写真)は、私たち山登りの仲間で「とろろの木」と言っている木にかかる苔です。正式な名前は知りませんが、亜高山帯でよく見られ、1日の広域有害の時もあちこちにありました。ほんとにお湯かけてすすりたくなるほどです。そういえば、とろろこんぶも究極の保存食です。
2007.12.08
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ということで、薫煙中は写真が撮れないので、先日の第1回広域有害でのこぼれ話。(写真)は有刺鉄線に絡んだシカの腹毛です。先日の有害の会場となった保護区には牧場もあり、夏には乳牛の放牧も行われているので、こうした有刺鉄線が至る所に張り巡らせてあります。シカにとっては、それこそ「そんなのけんけーねー」で、平気で跳び越えて行きますが、慌てたのかメタボリックなのか、時々、腹毛を引っ掛けていきます。 で、よく見ると、腹毛の集中しているところとそうでないところ、一度にたくさん抜けているところとそうでないところがあります。当然、「そうでないところ」はシカの通り道ではないわけで、そういうところで待っていてもシカは来ません。たしかに、先日の私のタツマは見通しも悪く決していいとは思えませんでした。けれど、有刺鉄線には腹毛がいっぱい引っかかっていて、シカがいつも道路を渡る場所の1つではあったようです。もちろん、私も毛のある場所を選んで待っていたのですが、思いのほか早くシカが出たので、撃った直後はそのことを忘れていました。そう考えると、いいタツマだったのかもしれません(笑。 さて、私は釣りもします。フライフィッシングもするので毛ばりも巻きます。フライのマテリアルにはエルクヘアカディスというシカの毛もあります。今思うと、これ、持って帰ればよかった。
2007.12.07
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(写真)は、シカ肉のももスライスを一昼夜、ソミュール液(手前)に漬け、網の上に広げているところ。いつも肉の重さを量るのを忘れてしまうんですが、スライスした肉は大小、長短取り混ぜて網2枚分ぐらいになるのを目安にしています。これ以上増えると、冷蔵庫の中での乾燥とスモークが1度に行えないからです。作業にはトングを使い、雑菌などが混入しないようにします。 で、バットの中のソミュール。塩分は、舐めてちょっとしょっぱいくらいの濃度にしています。辛さは、タカノツメの量を増やすことによって強めることもできるし、風乾(網かごにいれて日陰で風に晒し、煙ののりをよくする)の時、トウガラシパウダーなどを振って調整することもできます。保存料など使いませんから、塩分は少々強めの方がいいみたいです。 さて、バットの中のソミュール。以前は、もったいないからと、1度使ったもので再び別の肉を漬けてました。けれど、今は1度で使い捨てにしています。肉からも多少の血や脂などが染み出しますから、2度目の肉を上げた時はもうドボドボで、漬け汁としての性能が落ちてしまっています。途中の工程で手を抜くと、結果に響きます。そうすると、本来の保存食としての意味をなさなくなってしまいます。市販の牛肉でも出来ますから、鮮度のいいものを選んでお試しを。
2007.12.06
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自分で獲った獲物は自分で料理しておいしく食べたい―ということで、シカだと焼き肉やボルシチなどの煮込みをはじめ、作り置きができバリエーションの利くギョウザやハンバーグなどが主なレパートリーです。このほか、保存食にジャーキーを作り、夏に山に登った時、酒のつまみなどにしています。ジャキーはどちらかというとすね肉などの方が向いているような気がしますが、もも肉でも作れないことはありません。そんなわけで今年1回目のジャーキーは解禁の翌々日に獲った2歳半ほどのメスジカのもも肉を使います。 で、(写真)は、ジャーキーの味のベースとなるソミュール液(漬け汁)を作るところ。私は、香味野菜にワインやしょう油、塩、砂糖、香辛料などを入れて煮立てて作っています。鍋はもちろん、ダッヂオーブン。これだと灰汁を取る必要がありません。蓋をしたまま吹きこぼれない程度の火で数分間。後は自然に冷まし、別の器や瓶にとって保存します。1度におよそ1リットルの水で煮ますがこれで2回分作れます。基本的に使い捨てです。 さて、ソミュール作りと同時進行ぐらいで肉をスライスしておかなければなりません。筋は食感を損なうのでできる限り取り除き、極力薄切りにします。煙をかけるのに問題はないですが、そうしないと乾燥が十分に行われず、保存が利かないからです。さあ、週末は薫煙です。
2007.12.05
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猟友会の先輩たちにシカを引かせて写真を撮れるのも、「私が撃ったから」と、この時は鼻高々でした。 で、後から聞くと、なんと私が撃った3発は別々のシカにそれぞれみな当たっていたそうです。残りの2頭は、やはり半矢でしたが、対岸のタツマが谷底で血を引いて移動してるのをとめてくれたそうです。それらは谷を引いて下の林道まで下ろし、私が獲ったのは立木がない斜面だったこともあり、引き上げることになりました。無線を聞いて、人勢子をしていて手の空いた2人が手伝いに来てくれました。放血はしてありましたが、「重いから内蔵を抜きましょう」と私が言うと、このうちの1人が言います。「今回は全量回収ということだ。このままにしろ」「え?」「朝の説明、聞いてなかったのか。これは当たり場所がいい」「はあ?」 この日は午後、有害で捕殺したシカ肉を流通させられるようにするため、現場本部で解体講習が予定されていたそうです。内蔵を傷めていない肉はその時のデモ用に供出することになっていたそうで、車でコーヒーを飲んでた私たちのグループは出猟前のミーティングに出ておらず、そのことを知りません。この後、斜面の上の道路まで回収の車が来て、ウインチでロールアップ。手土産の背ロースもなし。こんなことなら、大はしゃぎせずに谷底で1人で解体してればよかった(涙。
2007.12.04
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なんと、カウンターが50000ヒットを超えました。5日で開設満1年3カ月になりますが、1年あまりでこんなに多くの皆さんに見ていただき、また貴重な書き込みをしていただき、本当にうれしく思います。相変わらずの内容ですが、これからも宜しくお願いします(敬白) で、(写真)は1日に射止めたシカ。居ましたよ、谷底に。私が撃った後、群れは谷を挟んで遥か対岸の斜面に居る人たちの方へ逃げて行ったようです。対岸のタツマも一斉射撃をしてましたが、私のところからでは木が陰になり獲物が確認できません。人の猟を見てても仕方ないので、私は血の跡を辿って斜面を下りて行きました。300メートルはあろうかという斜面ですが、牧草地のようになっていて木がないので歩くのは楽です。シカにとっても走りやすかったのでしょう。斜面の見渡せる範囲の中に獲物はいません。血の跡も、ぷつりと途切れています。「あー、カラス同様、シカも逃がしたか」…。「半矢のトシベエ」のあだ名が頭を過ぎります(爆。 さて、それでもと思い一通り谷底の藪の中を歩きました。そして見つけたのが(写真)のシカ。走ってるのを撃った割には右足の付け根のいいとこに当たってます。それにしても、途中で転びもせず、700―800メートルも走り下って絶命とは。恐るべしアドレナリンパワー。
2007.12.03
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1日は今猟期第1回目のニホンジカ広域個体数調整。いわゆる保護区や特別保護区での有害駆除です。広域というのは、本来自分の住んでいる市町村でしか許可が下りない有害駆除を、市町村の枠を超えて設定されている保護区や特別保護区などでハンターが住居地に関係なく行うことです。当然、獲物はたくさんいます。地理に詳しい地元のハンターがイヌを出し、それ以外から参加したハンターはそれぞれの持ち場(タツマ)について、追われて出てきたのを射獲するという共猟です。 で、この日は午前7時現地集合。私たちは地元の公民館に午前5時に集まって乗り合わせで出発です。私を含め、4人しかいないのでメンバーのピックアップで現地へ。ダブルキャブのピックアップはこういう時、とても便利です。早めについたので、顔見知りのハンターらと話をしたり、車内でコーヒーを飲んだりおにぎりを食ったりして時間調整です。定刻通り打ち合わせが始まり、私たちはあらかじめ決められた場所へ車で移動します。そこからは歩いてタツマへ向かいます。 さて、イヌを入れるのが午前八時ということですが、まだ7時半。またしても捨てタツ(あまりよくないタツマ)を割り振られ、腐っていると何か気配を感じます。すると突然、左の山側の尾根から4、5頭の群れが走ってきます。3発撃ち尽くして、この血の跡。でも、獲物はみな谷側へ(爆
2007.12.02
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