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(写真)はシカの頭骨です。先日の猟では、シカを獲らずに写真ばかり撮っていたのでデジカメの電池がなくなり、ケータイでの撮影です。防水のフォーマ704、未だに使い方がよく分からず、写真もこんなにボケボケです。多機能多用途もいいんですが、私には面倒なだけです。 で、頭骨、本当は顎は外れて別のところにありましたが、絵としてはこの方が納まりがいいかなとくっつけてみました。周囲にはももやすねと思われる骨も何本か散らかっていましたが、あばらや背骨はありません。どういういきさつで死んだのか分かりませんが、大方、タヌキやアマグマ、キツネなどに引っ張られてここまできたのでしょう。野ざらしになっているものは状態がよくありませんが、角があれば、道に迷って泣きそうでしたが、欲で拾ってきました(爆。 さて、山を歩いていると、獣の死骸や白骨はそれほど珍しくはありません。まだ毛や皮が残っている場合は、「白骨化」が進んでいる最中で、毛皮が妙にもぞもぞ動いていたりします。土に返る準備が粛々と行われているのです。ハンターは枝ぶりのいい角のシカが獲れると、薬品で煮るなどして意図的に白骨化させ装飾品などにします。私は煮るのが苦手なので、畑に半年ほど埋めて、もぞもぞ君たちに白骨化を任せます。角には被いなどをしますが、やはり褪色は避けられません。
2007.11.30
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今年は獣たちのエサとなる「山の実」が豊富だと言われています。地元の猟友会でも、ブログを通じて交流していただいている各地のハンターのみなさんも同様のことをおっしゃいます。実際、今年、あれほど大騒ぎをしてサル鉄砲を作ったにも関わらず、うちの裏山の柿の木をはじめ、近隣の山里の柿が被害に遭ったという話は聞きませんでした。イノシシが里へ下りてきて、田んぼや畑を荒らした形跡も見当たりません。まして、昨年のように人がクマに襲われる被害もありません。ニホンジカの食害は別として、1年でこんなに差が大きかった年はなかったように思います。 で、今猟期、シカ撃ちに行くと、普段は見当たらないヤマブドウも、霜に当たって干しヤマブドウになりながら、木の枝に引っかかっていたりします。もう水分は抜けてしまってみずみずしさはありませんが、独特の酸味は残っています。口の中に枝ごとくわえ、歯で実をしごくように取ってボリボリッという感じで食います。もううまくはないですが、歩き疲れおまけに道に迷っての狩りの帰り道、一服の清涼剤としては十分です。 さて、このヤマブドウのあった場所、きのう(28日)のブログのクマの糞があった場所のすぐ近くです。クマさんも食い残すほど、今年はヤマブドウ、豊作だったんでしょうか?
2007.11.29
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(写真)はクマの糞。ほとんどヤマブドウの実で、カチンカチンに凍っていて、手に持っても形が崩れることはありません。22日から23日にかけて凍ったと思われ、その時点でまだ糞に水分が残っていた比較的新しいものということなのでしょう。この森には至る所にクマ剥ぎと呼ばれる、クマが立ち木に爪を立てて樹皮をはがしたり、傷つけた跡があって、糞もそうですが、まだ生々しいのにまともに出くわすと全身に緊張が走ります。「いよいよ、クマ撃ちのチャンスが巡ってきたな」と思ったり「半矢にして逆襲されたらどうしよう」なんて思ったりしているうちに、目の前に出たシカをまた、逃がします(笑。 こんなふうに気の散りやすい私ですが、共猟でタツマ(獲物を待ち伏せる場所)にいる時より、単独猟の時の方が集中力は持続するし、観察力も鋭くなっているようです。私の場合、どうも待ち伏せでの忍耐が続きません(爆。もちろん、自分のタツマに獲物がつき、やってきた大群に向かって銃を構える時の興奮は、単独猟ではちょっと味わえません。何しろ、イヌに追われているので、シカはものすごい勢いで疾走してきます。その動的に当てるのです。あ、肉は台無しです。 さて、この糞、捨てようと地面に投げつけたら木に当たって真ん中からスパッと2つに割れました。その断面の鮮やかなこと。ジャムの瓶詰めを底から見たようで、思わずまた拾って…。
2007.11.28
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(写真)は、23日に撃ち損ねたシカの群の足跡。なんと、二手に分かれて逃げて行ったと思ったら三つに分かれてます。私が気づかなかったシカがまだいたようです。走ったのも二つの群だったような気がしたんですが、もしかすると、走らずに木の陰に潜んでたのがいたかもしれません。そういうことも度々あります。シカは木の陰に上手に隠れます。こちらの気配を感じてシカが少しでも動けばそれと分かりますが、動かずにいると幹だか枝だか分かりません。それを見極めるのも技量の一つです。 で、私がいたのは真ん中の足跡の奥の方、(写真)では右上の隅です。白く見えているのは雪。この辺りで標高1500メートルくらいでしょうか。木が密な奥の方に雪はありません。もう少し季節が進んで雪もしっかり積もると、足跡もより明確になり、何頭いたかも足跡だけで分かるようになります。当然、シカの足跡とそれ以外のものの足跡も判別が容易になり、イノシシの真新しい足跡なんかがあるとみんな一気に色めき立ちます。そうなるのにはもう少し待たなければなりません。 さて、12月1日は今期、最初の広域(市町村の枠を越えた)のシカ有害(個体数調整)です。保護区や特別保護区など、普段は狩猟が出来ない場所にイヌを入れ、狩り出されたのを射獲します。エリア内には牧草地帯のようなところもあり、こうした足跡が無数につきます。
2007.11.27
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先週末、3連休の人も多かったことでしょう。けれど、私の休みは2日。しかも飛び石という貧乏くじです。25日は子どもの行事で山へ行けないので、23日、一人でシカ撃ちに―。結果は、2度の射獲のチャンスを生かせずボウズでした。おまけに午後は山で迷ってシカ撃ちどころじゃありませんでした。ハンターが山で迷って捜索隊が出たなんてことになると笑い殺されてしまいますから、私も必死です。なんとか林道へ降り、車に辿り着いた時には文字通り、足が棒になってました。 で、(写真)はまだ、迷う前の余裕があった時(爆。しかも、最初の出会いで悔しい思いをしてないので、意気揚揚の元気はつらつです。朝日を浴びて、木々のシルエットの中で銃を構えて悦に入ってます(爆。 さて、最初の出会いはこのすぐ後。なだらかな斜面が下り勾配になり、再び登りになったところで、正面から数頭の群れがこちらへ歩いてきます。群れが走り出したのでコールをかけると止まります。ところが山側にでかいメス2頭(ぐらい)、谷側にオスを含む残りの群れと視界の両端に二手に分かれてしまいました。距離はどちらも私から70、80メートルぐらい。角も欲しいけど肉ならメスかなと逡巡していると、なんと一斉にダッシュ。二兎を追うもの、なんとやらです。
2007.11.26
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(写真)は、友人のナイフメーカーに最近作ってもらったシース(鞘)ナイフです。ハンドル材はハンターが射止めたオスジカの角、ブレードは短く先端が上に反ったスキナー(皮剥ぎ)です。ブレードとハンドルが一体となったフルタングタイプです。 で、鳥撃ち専門でない限りハンターの家には、オスジカの角がごろごろしています。バランスのよいものに台をつけて模造刀置きを作ったりしている人もいますが、これも1つか2つあれば十分です。私は模造刀を飾るのは好きではないので、壁掛けにしてますが、これもそうそう幾つもいりません。物置に山積みにしている人もいます。そんな中で形の悪いもの、片方だけのものなどハンター自身も飾るに飾れず人にもやれず、放置しているのが現状です。せっかく手間をかけて角にしたり持ち帰ったりしたのですから、なんとか有効活用したいものです。 彼との出会い3年ほど前。いつもナイフを見に行く(時々買う・爆)金物店に、脱サラして専業のナイフメーカーになった若者がナイフを納めていました。物怖じすることを知らない私(笑、早速会いに行きました。シカ角をハンドル材にする場合はインド産のサンバースタックという太い角を使うんですが、彼はニホンジカの細い角でもご覧の通り巧みに世界で1本のナイフを作ってくれます。
2007.11.24
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写真は、ブログを通じて交流していただいている北海道の特釣最前線さんから送っていただいたヤマブドウ酒。広口瓶には内蓋に専用の注ぎ口がついていましたが、気分を出して写真のようなレードルを買ってしまいました。商品名は「カンロ杓子」。一口すすると思わず「甘露、甘露」とつぶやいてしまうのでしょう。 ショットグラスに注ぎます。ほのかな香りと深紅の色合いに飲む前から酔いそうです。口に含むとまさしく甘露、甘露。ほどよい酸味と甘みが広がります。内蓋の注ぎ口に付け替え、6オンスタンブラーにドドドッと注ぎ、グビグビっとあおりたくなります。詳しい作り方は聞いてませんが、35度くらいのホワイトリカーが入ってるんでしょうか。20度のいいちことは違います。(写真)のショットグラスでも二口、三口飲めばなんだかほおが上気してきます。蒸留酒や長年寝かせたウイスキーのあの内臓がジンジンするような酔い方ではなく、顔がカッカするような効き方です。75歳になる父親におすそ分け。若いころは相当な酒飲みでしたが、ショットグラス一杯で「こりゃ、効くなあ」といって寝てしまったそうです。アメマス夫さん、貴重なものをありがとうございました。
2007.11.22
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(写真)は、映画「ブロークバック・マウンテン」(05年)で、ヒース・レジャー扮するイニスが、山でエルクを撃つ場面。左はホモ相手で、アメリカ海軍のスナイパーを扱った「ジャーヘッド」で主演したジェイク・ギレンホール(ジャック)。この後、見事にエルクを射止め、イニスがジャックに「お前とは腕が違う」と言います。使ってる銃はレバー式のウインチェスターM94。なぜか印象に残る場面でした。 で、なぜエルクを撃つかというと、食料を受け取りに行ったイニスがクマに出くわし、驚いたロバに逃げられてしまうのです。向こう1週間、豆の缶詰ばかりじゃ耐えられないというジャックに肉を食わせてやろうというのです。「お前とは腕が違う」というセリフから、どうもジャックも撃ったけど当たらなかったようです。このセリフ、私のグループの人たちよく使うんですよね。「○○さん、さすがですね」「オメエとは違う」。「××よ、デカイな」「誰かとは違う」。私も言われますし、仲間同士でも言い合ってます。ま、照れ隠しの「ありがとよ」ぐらいに言うんでしょうが、この映画観てたのかいと思うほどよく使います。実際、撃つ時も群れでいれば、―とは違うでかい角に狙いをつけます。違うということは何にでもついて回るもんですが、それを認めることが大事ですよね。
2007.11.21
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(写真)は、先日のシカの忍び猟で見つけたイノシシのヌタ場。イノシシが体についたダニなどを取ろうと泥浴びをする場所です。ついさっきまでいたらしく、足跡が濡れていました。私はありませんが、(写真)の先輩は単独でシカ撃ちをしていて、気がついたらヌタ場からイノシシが跳び出す場面に出くわしたことがあるそうです。銃を構える間もなかったとか。私は単独猟の時は、すぐ据銃できるよう銃を前に構えるスリング(負い皮)を使いますが、そういうチャンスに恵まれたことはありません。仮にそういう場面に遭遇しても慌てて撃てないでしょうが、いつ、そうなってもいいように訓練だけはしています(笑。 で、こういうの見ると、イヌをかけたく(使いたく)なるのが長年巻き狩りをしてきたハンターです。シカとイノシシは生息環境が似ていて、共存なのかどうか分かりませんが、シカの寝る谷にはイノシシも、イノシシの掘り跡のある尾根筋にはシカもいます。ですから、私たちのグループがするようにイノシシ狙いでイヌを使った巻き狩りすればシカが出て、出たらとりあえず撃つという五目猟になってしまうのでしょう。シカの肉だってうまいし、猟に出て何も手土産がないのはやはり寂しいもんです。単独猟をしていると、いろんなことを考えます。獲れるのも逃がすのもすべて自分のせいです。そういう意味でも単独猟はハンティングスタイルを見つめ直すいい機会だと思います。
2007.11.20
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こういうところでのシカ撃ち、気持ちいいですよ。もっとも、獲物を回収するのは容易ではありません。17日に仕留めたのはここではありませんから回収は楽でしたが、道楽に苦と楽はつきもの、背中合わせです。 で、私がブログを始めたのは狩猟での情報交換が目的でした。その1つに、「長野でのシカ撃ちでもイヌはいらぬ」という持論を証明したかったこともあります。17日の忍び猟で、追われたシカは数百メートル先に必ずいることが確認できたからです。これ、イヌを入れたらもういません。いつもの裏山は低中高木が入り混じった見通しが利かない雑木林です。こういうところだと、1度逃がしたらイヌを入れてなくても次に見つけるのは困難。しかし、樹種が限定された場所では慎重に獲物との距離を詰めることで、追いつくことができます。裏山ではわなにシフトする方が賢明のようです。 さて、ではなぜ私たちのグループも含め、多くの共猟でイヌを使うのでしょう。以前から感じていた疑問が今になってはっきりしました。それは、本命がイノシシだからです。シカには悪いけどイノシシの肉は本当にうまい。煮てよし焼いてよしで、野菜との相性も選びません。シカは、どうもついでに撃ってるんじゃないかという気がしてなりません。面と向かって聞いたことはありませんが、多分「あたりめえだ、今更青いこと言ってんじゃねえ」と言われるでしょう。
2007.11.19
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私が初猟(15日)のことを、イヌ探しばかりで猟にならなかったとあまりボヤくので、猟友会の先輩が、「単独猟は有害を兼ねて裏山で―とこだわるのは分かるが、獲れなきゃしょうがないだろう。オレがいつも行ってる山はイヌをかける人はいないし、来る人も少ない。一緒にどうだ」と誘ってくれました。「え、いいんスか、あの、思い出の山へ。あ、あにきぃー」(爆。というわけで、モンキー映画とオカマ映画の嫌いな私ですが、何事にも例外はあって、60年代のホモカウボーイを描いてアカデミーの主要部門で幾つも賞を取った「ブロークバック・マウンテン」よろしく、17日、隣村の山へ忍び猟に。結果、2歳ぐらいのメスを射止めました。 先輩は私よりも20歳も年上で、たまたま昨年から一緒に会の役員をやっているので市、広域の有害などで顔を合わせることが多くなりました。初猟ではこの同じ山に入って1時間後にはメス1頭を仕留め、早々に家に戻って孫と遊んでいたという凄腕です。17日は私に撃たせてくれようとしてチャンスを逃す場面もあり、少々申し訳なかったです。「オメエ、150メールくらいあったぞ」「はあ、外したと思いました」。リューポルド・バリ2のタイプ×3―9を載せたレミントン870♯20サボットスラッグ・ハーフライフル、なかなかの威力です。200メートルでもいけるかも(爆
2007.11.18
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きのう(15日)は、ハンターが待ちに待った狩猟の解禁でした。なんと、今期長野に登録し、ブログを通じて交流のある神奈川の うり坊さんが、猟の途中でお父様とわが家を訪ねてくださいました。私もちょうど猟から戻ったところで、絶好のタイミングでお会いできたのですが、その後私は猟友会の総会の予定があり、猟やイヌ、射撃のことなどを話題に酒を酌み交わすことはできず、再会を約して別れました。次回お会いするのが楽しみです。 さて、ブログを始めて2度目の狩猟解禁ですが、去年の解禁は紅葉の写真、今年はお酒の写真。タイトルからそれほど外れてないかもしれませんが、ハンターブログらしくありません。そうです、今年の初猟もボウズでした。しかも、去年に続いて初日に私は1発も撃ってません。これは一体どうしたことでしょう。6時24分の解禁に、車で1時間半の場所へ行くのに午前0時に出発して場所取りですよ!7時ごろ来た仲間の年長者が場所取りしていた林道へ流しで入り、撃つ前に逃がし、8時にイヌを連れた勢子長到着。1年振りに入れたバカイヌがシカを追ってどこかへ行ってしまい午後2時過ぎまでずっとイヌ探し。こ、これ、とても狩猟とは言えません。
2007.11.16
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ブログを通じてお付き合いさせていただいている 特釣最前線さんが、手作りのヤマブドウ酒を送ってくださいました。特釣さんは北海道発で、釣りと温泉、それにパートナーの隊長さんとのほのぼのとしたやりとりなどを綴っておられます。長野県にいらしたこともおありで、長野の地酒にも詳しい方です。ほかにも北海道の味を詰め合わせにしてくださり、感激です。隊長さん手書きのメモからはお二人の仲のよさもうかがえ、こちらまでほのぼのとしてきます。ありがとうございました。 で、早速にも味をみたいところですが、飲みだしてとまらなくなると困るので、もうしばらく辛抱します。だって明日(15日)は狩猟解禁です。ただでさえ、遠足前の小学生のように眠れないのに、手作りヤマブドウ酒なんか飲んでごらんなさい。初猟の安全パトロールにきた警察官に、酒気帯びで捕まってしまいます。そんなことしたら銃の所持許可もままなりません。というわけで、道産ヤマブドウ酒の味のリポートはまたの機会。 さて、だんだんタイトルの「飲む、撃つ、食う」に内容が近づいてきました。考えてみると、飲むをテーマに書いたこと少なかったなあ。これも特釣さんのお陰です。
2007.11.14
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初冠雪ではないですが、長野の私の住んでる地方の3000メートル級の山に本格的な雪が降りました。きのう、おとといと続いた雨で、雲に隠れていた山並みが姿を現すと、今朝(13日)は一気に冬景色です。庭先から撮ったまるで工夫のない写真ですが、尾根の冠雪、中腹の紅葉のコントラストがきれいです。狩猟解禁まであと2日、こうなってくると、いやでも猟欲が高まってきます。 で、夕べは初猟に行くメンバーと打ち合わせです。それというのも、昨猟期まで私たちが訪れていた場所に新しく休猟区が設定されたからです。朝一番でイヌをかける場所ではありませんが、2回戦、3回戦を行っていた場所です。狩猟登録をすると、県から休猟区や保護区などが記された地図が送られてきますが、今回設定されたこの保護区の広いこと広いこと。メンバーの間から「こんなことをしておいてシカが増えすぎた、駆除してくれというのは筋違いだ」という声が盛んに聞かれました。たしかに場所や範囲など、何を基準にしてるんだか―と言いたくなります。 さて、愚痴っていても仕方ないので、初日のパトロールには新しく設定された猟区を知らないと誤解されるような行動は慎まなければなりません。この分だと天候の心配はありません。あとは当日の見切りと私たちの腕にかかっています。さあ、何頭獲れるかな。
2007.11.13
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10日の裏山歩きでは、(写真)のようなシカの新しい糞を何個所かで見かけました。大きな群れが来ている時は、それこそチョコボール工場で爆発でもあったんじゃないかと思うほど、いたるところ糞だらけです。去年まではそうした大量の糞を見ることができましたが、この山裾に今年春、電気柵が張られたこともあり、それまで川へ水を飲みに行くのに通っていたと思われるルートは使われなくなり、訪れる個体も減ったようです。1回だけの山歩きだったので、どのようにルート変更が行われ、シカがどっちの方向へ下りているのかは確かめることはできませんでした。それでも、解禁になるとハンターが山に入り、群れも動きますから、山の反対側へ下りていたシカも私のテリトリーに来るかもしれません。 イヌを使った共猟ではいつも、車で片道1時間半の山に行きます。ほかに地元での有害、複数の市町村にまたがった保護区や特別保護区での広域有害などそれぞれ別の山に入ります。裏山へは、グループのメンバーや有害仲間とスケジュールが合わなかった時、1人でぶらっとでかけます。人から指図されないし、人に気を遣わなくてもいいから楽です。その代わり滅多に獲れません(笑。銃を持った山歩きですから、普通のトレッキングとは訳が違いますが、何がなんでも獲らなくちゃという脅迫観念みたいなものも薄れます。解禁3日前にこんなこと言ってていいんスか?
2007.11.12
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狩猟解禁まであと4日。きのう(10日)、長野県の私の地域は午前中雨でした。山の葉も大分落ちています。昼過ぎになって雨足が遠のいたので、シカを見に裏山へ行きました。有害の許可が下りてるので、当然、銃は持って行きます。シカ笛を吹きながらトウ(足跡のことをそう呼んでいます)を辿って行きます。幾つか鳴き返しがあります。いつでも撃てるように銃を構え、笛を吹いては待ち、待っては歩き、そしてまた笛を吹きます。シカからは私が見えているようですが、私の方からは分かりません。尾根まで出ると、もう鳴き返しはありません。逃げられました。銃を担いで下山です。今月末までくらいは繁殖期なのでこうしたコール猟も効果的なはずなんですが、やっぱり午後からじゃ時間が遅すぎました。 で、2時間ばかりの山歩きでトウ、糞、寝巣などを確認できました。「わなをかけるんならこの辺りかな」という確認もしましたが、わなの見回りは私にとってはとても億劫な作業です。更新のたびに迷いながらもわなの免許を継続しますが、昨猟期までは登録をしてませんでした。今年は子どもの保育料を払わなくてよくなり、登録料が下がったこともあってわなの登録をしましたが、かけたものかどうか決めかねています。わな猟をすることは有害により積極的に参加することにもなるので会からも要請されていますが、なんか性に合わないんですよね。そんなこと考えながら山を下りました。
2007.11.11
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「鳥獣蜂魚慰霊碑」なんとも欲張った、しかもやぼったい名前です。うちの猟友会が平成8年、会員以外にも広く地域に寄付を募って建てた供養塔です。実際、猟友会員の中にも蜂追いや魚捕り(釣り、投網)をしている人は、私も含めてかなりいるので分からなくないですが、もう少しすっきりした名前でもよかったような気がします。建立当時、私はまだ入会してませんでしたが、来年は10周年ですってば。 で、解禁前には猟友会員が慰霊碑の周りの草刈りをしたり線香を上げるなどして猟の安全を祈り、半矢にしたり射止めた獲物を供養します。その後、なおらいということになるんですが、今年はなーんと、財産区の人たちが草刈り作業をしてくれてあってやることがありません。私も水だけもってお参りに行ってきました。しかーし、辺りはなんとイノシシの掘り跡だらけ。供養の心も薄れます。 さて、獲って食べたりクリーンキルしたのはまだしも、かわいそうなのは半矢です。今年は空気銃を修理に出したこともあり、駆除をしながらサイト合わせをしたため、かなりのカラスを半矢にしてしまいました。田んぼの真ん中でうずくまって動かないのでナイフを持って近寄るといきなり飛び立ってゆらゆらしながら近くの林に逃げ込んだり、まとめて回収しよと思って後からいくと射止めたはずの場所になかったり…。きのう(8日)は、そんなカラスの冥福を慰霊碑に向かって祈りました。
2007.11.09
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きょう(8日)は立冬。そして、本州での狩猟解禁まで1週間という日です。いくら有害鳥獣駆除で年中シカを追いかけていても、解禁となると話はまた別です。青葉の季節は山での銃猟は難しい(危険)し、わなに掛かったシカやおりに入ったイノシシを撃つのはやはり後ろめたいものがあります。ある意味、獲れるかどうかは野生動物との勝負です。「趣味の殺生」と非難されることもありますが、獲物の行動形態や気象の変化を知り、十分な気力と体力に加えある程度の銃の腕がないと野生動物を射止めることはできません。もちろん、運が見方してくれることもありますが、狩猟は経験、知識、技術の三拍子そろって成り立つものです。 で、(写真)の帽子についてるのは、狩猟の時に携帯することが義務づけられているバッジ。黒が銃猟用、赤が網わな用。年によって、都道府県によって色が変わります。二回りほど小さい銀色のは11月から「全猟」の定期購読をするようになったら送られてきた会員証です。これに、登録証というのを携帯して、警察官や土地の所有者に提示を求められたら見せなければいけません。オレンジ色のど派手なのは大日本猟友会から支給されるベストと帽子です。多くの人がバッジはベストにつけますが、私は保温性の高いものに着替えることもあるので、帽子につけてます。
2007.11.08
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夕べ(6日)、グープは別ですが、広域のシカの有害駆除でいつも顔を合わせる猟仲間から誘いがあって出かけて行き、イノシシとキノコの汁でいっぱいやりました(写真)。そのグループの中にはわなをやる人はいないので、私たちが夏場、有害で獲ったイノシシとは違い、昨猟期に射止めたものを保存してあった脂ののった上物です。聞けば、毎年キノコの時期に猪汁を食えるようにとっておくそうです。私も大分物持ちはいい方ですが、さすがにびっくりしました。この時期、キノコの猪汁を囲み、解禁日の入山計画などを立てているそうです。ほとんど行き当たりばったりの私たちとは大違いです。当然、私たちのように初猟でボウズということもありません。反省! で、こんなご馳走を前に酒が進まない訳はありません。根っからの酒飲みの私は進められるままにぐいぐい飲んでいると、グループの1人が言います。「よかったら今度うちでも一緒にやってみないかい」―。私のことを気に入ってくれて声をかけてくれていることは分かるので、悪意に取るつもりはありませんが、いわゆる引き抜きです。イヌを使った巻き狩りでは広範囲に山野を囲み、獣道に射手が潜んで追い出された獲物を撃ちます。ですから人手は多い方がよいのです。どこのグループも脱退と高齢化が進んでいるようです。うーん、食べる前に言ってよ(涙
2007.11.07
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狩猟解禁まで秒読みです。サル鉄砲に関しては、本当に多くの方々から「羽をつけたらいいだろう」とか「竹ひごを切ると蛇行する」などのアドバイスをいただきました。ありがとうございました。みなさんのガキ大将ぶりもうかがえ(笑)、大変参考になりました。もう少しいろいろと試したいのですが、実猟の準備も差し迫っています。続きのリポートはまたの機会に行います。その節もよろしくお願いします。 で、狩猟専門の雑誌には「全猟」と「狩猟界」の2誌があったと思います。これまでいずれも、行き着けの銃砲店や射撃場で、「置いてあれば見る」程度でした。元々、雑誌を定期的に買う習慣がないのが主な理由です。読みたい記事、特集などがあれば銃も釣りもナイフも映画も、その都度必要なものだけを買うというスタイルでした。唯一、アマチュア無線についてはカード(交信記録証)を交換するためにJARLに入会しているので、会報が送られてきますから、しいて言えば定期購読に当たるかもしれません。しかし、今回、とりあえず1年間の予定で、(写真)の「全猟」を購読することにしました。 さて、10月半ば過ぎに申し込み、月が変わっても配達されません。問い合わせると「鹿児島で同姓同名の方が再入会し、勘違いしました」とのこと。鹿児島のトシベエさん見てますかあ。
2007.11.06
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狩猟解禁まであと10日。きょう(5日)は、今年長野県に登録した埼玉の猟仲間が下見に来ています。お互い、猟欲もぐんぐん高まっています。それなのに、私はいつまでもサル鉄砲で遊んでいます。こんなことでよいのでしょうか?というわけで、改良を加え、試射を繰り返したサル鉄砲のリポートの締めくくりです。 で、(写真)は距離10メートル、内径約1・3センチの筒から撃った「ロケット装弾スペシャル」。相変わらず黒の得点圏には入りませんが、右の一番端のはなんと同弾です。まぐれでしょうが、噴射の熱で的紙が燃え、下の発砲スチロールまで溶けてます。この距離からだと、迫力満点です。でも、狙いはイマイチ(笑。 さて、狙いが不安定な理由の1つに、どうもロケット花火についてる竹ひごに原因があるような気がします。空中に撃ち出されると竹ひごが揺れます。風も当たります。いっそのこと、竹ひごを取ってしまえ―という結論にたどり着きました。しかし、その実験はまたの機会にします。とりあえず、今回、サル鉄砲での正確な的撃ちにはかなり無理があるということが分かりました。作り始めたころ、ゲーム性の高さにとてもひかれましたが、命中精度を高めるためには「ロケット装弾」への加工もある程度施さなければならないでしょう。間もなく解禁、時間切れです(爆。
2007.11.05
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3日は天気が良かったので、「文化の日」にふさわしく銃や花火の文化についてあれこれとうんちくを傾けながら、サル鉄砲の試射をしました。結論めいたものを幾つか挙げると、1直進性を高めるにはロケット花火のロケット部分の外径に近い内径の塩ビ管を使う 2方向性を出すのはかなり難しい 3後方点火は避ける(噴射で射手に火傷などの恐れがある)―などです。 で、(写真)は水平二連の太い方の筒からの発射の瞬間です。上の細い筒は後方点火なので危なくて子どもには持たせられません。撮影のために持たせたのですが、反動もない(当然)のに立ち上がる白煙と前方上空で派手にはじける「ロケット装弾に」子どもたちは大興奮です。山火事には注意しなければいけませんが、柿を取りにきたサルなどを脅すのには十分でしょう。カワウやカラスの威嚇にも使えそうです。 さて、準備は万端。柿の実も間もなく収穫を迎えます。いつでも来いという感じなんですが、今年はサル、来ませんねえ。山の餌が豊富なようです。昨年に比べ、クマが里へ下りてきているという話もそれほど聞きません。それならそれで結構なことです。せっかく作ったのに実際に効果を確かめられない―とぼやくつもりはありません。何事も、しないのに越したことはないこともあります。
2007.11.04
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(写真)は旬の生シラスを手巻きずしで軍艦巻き風に仕立てたもの。ブログを通じて交流のある神奈川のうり坊さんがきのう(1日)送ってくださいました。湘南地方や遠州灘の名物とかで、遠州灘にそそぐ川の上流部に住んでるわりに、これまで1度も食べたことがありませんでした。地元の味ともいわれる「生」を贅沢な生シラス丼と軍艦巻きにしていただきましたが、丼の方はピンが甘く、写真は軍艦巻きのみです。 で、軍艦巻きにしてしまうと回転ずしの白魚のようでこじんまりしてしまい、(写真)としては失敗でした。やはり王道はうり坊さんお勧めの丼です。熱々のご飯にたっぷりのシラスと大根おろしを乗せ、ショウガと青ネギをまぶし、回しがけしたしょう油でかぶりつきます。ふだん、ご飯は茶碗で1杯しか食べない私がお代わりをし、その上に軍艦巻きまで平らげてしまったのですから家族もびっくりです。独特な甘味と口の中でプチプチとはじけるような食感がたまりません。 長野でシラスというと子どものころから当然シラス干しでした。或いはチリメンジャコ。夏場は刻んだオクラやミョウガにこれらを添えて、鰹節をまぶして大人はビールのつまみ、子どもはご飯のおかずでしたが、生シラス丼、大人も子どももご飯が似合う。うり坊さん、ありがとうございました。
2007.11.02
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私の住んでる地方にはハヤブサの仲間のチョウゲンボウという猛禽がいます。ハシボソガラスより小さくてキジバトより少し大きい感じです。秋口、ススキの穂に隠れながらカラスの有害駆除をしてると、突然スズメが舞い立ちます。おやおやと思って見ていると、どこにいたのかチョウゲンボウがホバリングして群れの中に突っ込み、空中であっという間にそのうちの1羽を捕まえて飛んでいく―という場面に出くわすことがあります。刈り取りの予定を知らせるために田んぼの畦に立てた棒の先端に止まってるアトリなどが急襲されることもあります。(写真)は、多分、そうやって獲られたアトリだと思います。先日、川沿いの猟場でカモの下見をしていて土手に落ちているのを見つけました。 で、アトリもスズメの仲間です。スズメが群れていることが多いのに対し、アトリは単独でいるのが目立ちます。大きさは同じくらいですが、スズメに比べ遠目にもかなり赤っぽく見えます。分かりやすいように緑の濃い葉の上に置きましたが、もしかしたら違うかもしれません。 さて、鳥はチョウゲンボウとスズメのように一方的に狩る立場と狩られる身だけが空中戦をするわけではありません。トビとカラス、カラス同士がエサの取り合いなどで追いつ追われつしているのもしばしば見られます。チョウゲンボウ、何かのはずみで獲物を取り落としたのでしょうか。
2007.11.01
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