クルマ、バイク、鉄道模型など趣味で人生を楽しむ

クルマ、バイク、鉄道模型など趣味で人生を楽しむ

2024.02.21
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カテゴリ: クルマ
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ともかく、内容の深さ、正確性を旨として投稿に努めますので、よろしくお願いいたします。


40数台のクルマ遍歴の中で、寸前まで迷いながら結局買わなかった名車が2台あります。
それはトヨタ2000GTとアルピーヌA110です。
それぞれ、現代版の後継車にも迷いが続いたいきさつがありますので、ご笑覧ください。

1.TOYOTA2000GT
この車に小学生の頃から憧れた方も多いのではないでしょうか。ともかく、当時の国産車からは抜きん出たデザインと斬新性には一発撃沈される思いでした。小学生の卒業文集にもこの車のイラストを描いて、将来こんなクルマに乗ってみたいと夢を書いたくらいです。中学生の修学旅行でも東京タワーのお土産ショップで、東京タワーのミニチュアや「努力」「根性」などの額フレームには目もくれず、2000GTの写真入りハンカチを買ったのが昨日のことのようです。
三つ子の魂、百までも。
上場会社の役員になって資金的にも余裕が出てくると、満を期して横浜の神奈川区にある専門ショップ「ビンテージカー・ヨシノ」を訪れ、前期型、後期型とマニュアル、オートマの組合わせで4台を試乗しました。実際に運転したのは初めてだったのですが、正直な感想を言うと、優美な外観や内装に惚れながらも「なんだこりゃ?トラック並み・・・」でした。想像以上に車内はタイトで、それはいいにしてもエンジンや運動性能は旧車のセダンと変わらず、単に動いているだけにしか感じませんでした。また、オートマはさらに幻滅で、変速時のショックが大きいうえに変速はエンジン回転数だけで感知しているような印象であり、「これじゃ、HONDAのDOHC軽トラと変わらない・・」とすっかり買う気をなくしてしまいました。
以前、オーナーズクラブのメンバーで、「TOYOTA2000GTはどんな車ですか」と聞かれて、「買っても、買わなくても後悔する車です。」と自嘲混じりに答えた方がいらっしゃいましたが、「ああ、こういうことだったんだ。」と急に思い出して納得したものです。
やはり、「いくら何でも現代的でないと・・」と思い直して、デザインの源流とも言えるジャガーのディーラーに直行し、XKの試乗を申し込むと即OK。1時間ほど乗って、その場で決めてしまいました。

しかし、「迷いの物語」はそれで終わったわけではありません。

精緻なレプリカを開発された熱意とご苦労は並々ならむものがあり、許認可だけでも大変であったと容易に想像できます。オリジナル2000GTが今や8,000万円-1億円はすることに比べれば、販売価格が3,000万円と聞いて割安と感じる方もいらっしゃるでしょう。ただ、他方で458の認定中古車にも手が届きそう金額でもあることを考えると、単にスタイルが似ている(厳密には幅員が160cmから165cmに拡幅)だけでなく、現代のスポーツカーらしいワクワクする運転感覚、Fun to driveも欲しいです。その点ではクラウンの直6エンジンと4速ATでは明らかに物足りず、キビキビ走らせるには最低でも5速マニュアルを選定したほうがよいと感じました。また、本物の2000GTでも嫌がるトヨタディーラーが型式不明のレプリカ車の車検保守を引き受けてくれるとは思えません。将来売却する場合の引取条件なども含めて渡辺社長とよく確認したほうがよさそうです。


2. アルピーヌA110
大学生の時に近所に停められた実車をじっと見つめていると、オーナーが戻って来て運転席に座らせていただき、地面に寝ているような何という低さと膝が当たってステアリングとペダル操作がしにくい窮屈さに驚きました。
その後、10年以上あとであのスタイルとモンテでの活躍にほだされて、神奈川中井のツールドフランスを訪れ、加藤代表のドライブで横に乗せてもらった時は高い運動性能を実現している軽さの重要性を再認識し、窮屈さを忘れさせる感動を受けました。ただ、身長183cm、体重90kg強と私は体格が大きいので窮屈さは致命的であり、ミウラやフォードGT40に試乗した時もそのことを思い知らされました。
しかし、さらに10数年後、たまたま見た1600VBのグループ4仕様の広告写真を基に、札幌のKIモービルの渋谷代表に相談したところ、「シートのアンコを抜いて、ステアリングにコーンタイプのボスとスペーサーを挟めば、体重100kgの若い頃の自分でも問題なかったですよ。」と言われて、大きく心が揺さぶられました。北海道旅行の途中で札幌南にあるショップに立ち寄ったところ、その車はすでに売れていて、他の在庫車を見せられても上の空の状態でした。
そうして1年ほど経った時に、広告を見ていると何とその車が大阪箕面の外車中古車専門店にあるではありませんか。早速訪れて試乗もしました。しかし実際運転してみると、シートやステアリングを改造しても肩がドアのライナーに当たったり、ともかく動かすのがやっとで攻めるような運転は到底できないことが分かり、さすがの私も観念しました。あきらめが悪い性格です(笑)。

ただ、「執念の物語」にはまだ続きがありました。
今度は2018年にアルピーヌがA110の現代版を開発販売することになったのです。自宅近くにアルピーヌ西宮店があったことも幸いし、A110ピュアとA110Sに続けて試乗できました。特にA110Sは「営業担当が同乗しますが、3-4時間六甲山をドライブしてください。」と言われ、さらにいいことには、同乗のご担当が途中で気分が悪くなられたので山頂で降ろしてからは私一人で思う存分走れたのです。電子制御なしの僅か300馬力ですが、総重量1100kgの軽さでロードホールディングも抜群、ドリフトがしやすく、余りトルクが太くない回転型の1.8Lエンジンなのでスロットルを踏み込んでもブレークすることもない。トラクションに不安は感じませんでした。体感的には73のポルシェRSに似た回頭性のいい、近年稀に素晴らしいクルマでした。ただ、問題はアルミボディとは言え、1000万円近いお値段と日常の足にするには荷物が殆ど積めないことでした。日常の足としては乗り継いできたアウディTTクーペがあり、たまに本気で攻めて走っても少し重いだけで2.0Lのパワーがカバーするので、コスパを考えて結局見送ることになりました。

以上、長々と経過を書きましたが、名車は「山高ければ谷深し」。欠点もあります。自分の許容レベルがどこなのか、色々悩むことで、より明確に自覚できるようになると思います。


2000GT(写真は後期型)のオリジナルデザインはさすがにシャープな印象。当時の概念を超越した野崎喩デザイナーのご苦労が偲ばれます。


現代車と比べると非常に小さいのに驚きますが、バンパーも繊細なのでシャープさが際立ち、見ていると惚れ惚れします。
見た感じの大きさの印象ではユーノス、カローラGTやシビックEK4くらいでしょうか。横に写っている5-6歳の子供やパブリカと大きさを比べて下さい。



外装色はホワイトが一番人気でしたが、このサンダーシルバーメタリックも優美なキャラクターラインが強調されてなかなかいい感じです。


2000GT(写真は前期型) この個体はウレタン系塗料とパテでリペイントしているせいか、それとも撮影アングルのせいか、キャラクターラインのエッジが見えないので、丸くて可愛らしく感じます。

高速で走行中の2000GTを2-3回見たことがありますが、ユーノスくらいの印象でした。
旧車はハコスカGTRやS30Zなども含めて、いずれも高速道路では走行車線を100Km/h前後で巡行しているケースが多く、当時の豪快な雰囲気に比べて、小ささとスピード感で「あれっ?」と感じることがありますネ。


ロッキー3000GT。2000GTに比べ 走行直進性を向上させるため、車幅が5cm広がられていますが、前期型モデルのほうがグリルが狭いので車幅の違いは目立ちにくいように思います。





ロッキー3000GT。前期型モデルでもオリジナルの2000GTに比べると、ややぽっちゃりした印象はします。


ロッキー3000GTの各部のチリは前後、左右ドア、バッテリー・点検口とも合格点と思います。


2000GTの計器パネル マホガニー材の違いで茶系と赤系に大別されます。



ロッキー3000GTの計器パネル。直接写真を並べて比較するのは酷かも知れませんが、55年余りの時間の差を越えて2000GTの豪華さに改めて驚かされます。


2000GTのシート内装


ロッキー3000GTのシート内装。よく努力はしていると評価できますが、「3000万円と言われるとひと言、言いたくなる仕上げ」です。
シート形状はもう少しバケット風にくぼみを付けて両脇を絞ってもよさそうですが、年配のオーナーでもベンチシートのように抵抗感なく楽チンに乗降できることを意図しているのかも知れません。😢


2000GTのDOHC直6エンジンルーム。 
余談ですが、ヨシノでレストアした個体はプラグコードが全部ブルーになっていて、無神経です!
そんなことを気にしないオジサンが買うのでしょうか(😢)



ロッキー3000GTの3L直6 2JZ-GEエンジン。信頼性はあります・・・。


ジャガーXK。1280万円で、このデザインと本文のような性能なら、「2000GTの現代版」と言っても過言ではないと個人的には感じます。
「それならなぜトヨタが作れないのか、クルマを家電のように作っているからか?」疑問に思うのは私だけでしょうか。40数台乗り継いだのに、トヨタのクルマは1台もありません。





こちらがもう1台の恋人。このスタイルとフレンチブルー。色々言っても唯一無二の魅力が落ちることはありません。
開発者のコンセプトがそのまま忠実に形にされたクルマは個性が強くなる反面、不滅のファンを得ることになります。ハコスカGTRのように・・。


軽さが全てにいい影響を与えることを教えてくれました。


CIBIEスーパーオスカーは迫力満点


増量タンクもばっちりレストアされています。




1600VBのグループ4仕様クロスフローエンジン。WEBER DCOE45に仰角の付いた比較的長いサイズの希少エアファンネルが付いていて、大口径キャブにも関わらず、流速が上がって鋭い吹き上がりでした。ほんとにしびれます。

エンジンフードのヒンジ周辺も割れはなく、フードがあまりに軽いんで仰天。


「見ると感動、座ると地獄」の室内。ドアステーが肩に当たって、膝が擦れるステアリングを回すのも四苦八苦でした。


イグニッションキーすら、股の間からハンドルの下側をくぐって見えない穴に入れる儀式が必要です。
ぶら下がっている 「elf​ のキーホルダー」に位置にご注目!


試乗に同乗されていた営業担当の方が上りの連続コーナーでのドリフト走行でご気分が悪くなり、山頂のレストランで降ろして一人で存分に走れたのが最高でした。






オリジナルのA110とこうして比べるとかなり違います。
価格的には、アルミボディ、カーボンルーフながら電子制御は一切ないので、個人的には800万円前後が適価ではないか と思いますが、皆さん、いかがでしょう。
また、​街中走行でも踏み込むとバフリングサウンドが車内後方から聞こえて来て、スポーツカーを操っているという楽しい雰囲気に浸れる​ のですが、 いざ、日常使うとなると、フロント、リアともにトランクスペースが非常に限られ、ナビもないなど装備の貧弱さが気になり、益々割高感が募ります。
走りの魅力は素晴らしいのですが、この当たりが、購入のネックになりそうです。


今もオリジナルA110のミニカーを見ては、ナローポルシェをレストモッドしたシンガーポルシェのように、どこかのメーカーがA110Sにカーボンボディをかぶせたモデルを出さないか、夢想しています。


可愛らしいと馬鹿にしてはいけません。これで実は小悪魔なんです。


2代目も大きくなったとは言え、エンジンは2Lでトルクフルに味付けされているので乗りやすいです。スロットルの立ち上がりがベンツのEクラスなどのように少しおっとりしていて、これが女性にも受けるのでしょう。攻める時はバイクと同じようにハーフスロットル気味にしながら、思い切って踏み込むと軽快に動いてくれます。


閲覧数が155,000件を超え、クルマに関する別稿テーマもご覧ください。​
https://plaza.rakuten.co.jp/smorimoto0296/diary/ctgylist/?ctgy=1

その後、A110R TURINI が出て、早速比較もしています。
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「芝生は奥が深い」:
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Last updated  2025.11.01 17:22:49
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