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夫と松竹座に『NINAGAWA十二夜』を見に行く。アールデコなデザインと、鏡を多用した美しい舞台装置にうっとり。観客席が丸ごと映るのには驚いた。役者さんは舞台からこういうふうに見てるんだなあ。菊之助の美しさは無論のことだが、翫雀の素晴らしいことといったら!!!(ToT)あんなにぴったりハマった役を見たのは初めてだった。すごい。余人を寄せ付けない。思わず魔除けにブロマイドを買おうかと思った。そして亀治郎。キュートで悪どい小悪魔エンジェル。さりげなく鏡を見たり爪を気にしたり、細かい芝居で女を演出。女以上に女らしくエゲツない、悪女っぷりにメロメロです。
2009年07月20日
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映画『築城せよ!』を見に行く。戦国武将が現代人に取り憑いて、ダンボールでお城を建てるという話。低予算のB級映画と侮っていたが、これが!けっこう面白かった。戦国武将が現代に来たから可笑しい、というだけじゃなく、ちゃんと彼が苦悩し、成長する「人間」として描かれているのが好もしい。それもこれも片岡愛之助演ずる武将にリアリティがあってこそ。たとえば共演の阿藤快だって、時代劇にも出てはるから甲冑姿は不自然ではないんだけど、やっぱりどこか「なんちゃって」やねん。愛之助の戦国武将は生きている。あんなパッチもんの衣装なのに、ロングで撮ったら「舞」が普通浮いちゃうのに、ちゃーんと「恩大寺隼人将」になっている。これは、舞台に出てきただけで役柄を観客にわからせねばならない歌舞伎役者の賜物やろなあ。脚本も面白く、勧善懲悪で終わらないのがよかった。少なくとも『Beauty』よりは面白かったぞ。
2009年07月19日
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文楽を見に行く。今日は第2部名作劇場「生写朝顔話」。夏休み公演は3部構成なので、1部と3部は2時間ずつなのだが、第2部だけ4時間。なのにイヤホンガイドは他と同じ値段で、通常公演より100円安い。「生写朝顔話」は、「笑い薬の段」からしか見たことがないので、楽しみだ。 【宇治川蛍狩りの段】阿曽次郎と深雪、恋のなれそめ。短冊が風にさらわれ二人を結びつけるというあたり、ようでけてますがな。【明石浦船別れの段】明石浦の小舟の上で再会する二人。ラブシーン全開にいたたまれない船頭が可笑しい。文楽はこぉいう細かいところがたまらんです。【浜松小屋の段】歌舞伎にはないエピソードだそうだ。めしいの三味線弾きに落ちぶれた深雪と乳母の再会。喜びも束の間、人買いから深雪を守ろうとして乳母は命を落とす。恋と愛に一途な女たちの芝居が、泣かせる。【嶋田宿笑い薬の段】以前住大夫さんで見たことがあったが、今回も国宝で。時計で計ったが5分以上の連続笑い。芸とはいえ大変です……。【宿屋の段】ラスト、深雪が阿曽次郎を追おうとして錯乱するところ、切場語りの嶋大夫さんが見台に喰いつかんばかりの大熱演。会場中の人が床を見てたと思う……。【大井川の段】深雪のクドキを英大夫師匠がしみいるように。簑助さんの人形と相俟って、「三業一体」とはこのことと感激。ベテラン大夫の三連チャンで、身も心も大揺さぶり。観劇後は、脚を伸ばして高津宮へ。折しも団七の夏祭。時間が早かったせいか、龍踊はほんの子供がやっていた。
2009年07月18日
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フェリシモの神戸学校で、愛之助丈が講演するというので聞きに行く。ふつう講演なら60~90分程度のところ、2部に分けてしっかり2時間半もあって堪能した(疲れはったやろな……)。司会の女の子が新入社員なのかガチガチにたどたどしく、それにやんわりツッコミを入れて和ませていく愛之助丈に感心した。講演やトークも毎度毎度上達していくなあ。場内には当然ながら愛之助後援会の知人がいっぱい。「永楽館行きます?」「もちろん!」
2009年07月11日
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七月大歌舞伎の船乗り込みに参加する。湊町リバープレイスでの式典の後、6艘の船に分乗して出港。 ↑船の上にパイプ椅子を並べて座ってます。湊町から戎橋を経て日本橋まで東進して折り返す。大阪八百八橋、たくさんの橋の下をくぐるが、頭がつきそうなぐらいに低い。戎橋付近はさすがににぎやか。近所の商店街の人たちも大勢のぼりを立てて応援していた。でも、それ以外の橋や川端にはほとんど人がいなくて、汚い川を汚いビルの裏側を見ながらゆるゆる流れていくだけ。役者さんに申し訳ない。これが、どの橋も人で鈴なりで、川端も人垣が途切れることなく続いていたら、どんなにかっこいいことでしょう。きっと昔の船乗り込みはそうだったんだろうね。
2009年07月02日
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