全24件 (24件中 1-24件目)
1
![]()
今宵はユーロが暴騰中この流れに出遅れてしまったため、126円ジャストからの戻り売りを狙いましたが、そのまま126円50銭までさらに上昇ここでもう見切りました。今週の利益がすべて吹っ飛び、マイナス圏に突入ですトレンドに乗り切れないまま、相場に翻弄される素人っぷりを露呈してしまいましたこれからもう一勝負して挽回したいと思います。さて今日は、3月11日に読み終えた『鑑真』を紹介します。鑑真の名前は「盲目の身になりながらも渡日を果たした唐の高僧」として知られていますが、私もこうした一般的な知識しかありませんでした。本書はその渡航の苦労よりも、鑑真が日本の仏教にどのような影響を残したのか簡潔に紹介してくれる好著でした。鑑真 岩波書店(岩波新書) 2009年 ★★★★★鑑真は一般的な知識の範囲では実に表面的に扱われているように感じます。それはひとえに「失明」という人間にとって大きな苦難を乗り越えて渡日を果たしたという「美談」のレベルです。本書ではこの渡航の苦労話を最小限にとどめ、鑑真の中国における法統や足跡、そして日本における鑑真の諸活動を細かにまとめあげています。私が興味深く思った点を列挙すると、まず鑑真が天台宗の法脈の中に位置づけられることです。鑑真が中国で具足戒(正式な僧となる際の戒め)を授かった際、その和上(師)となったのは弘景という僧でした。この弘景は、中国天台宗の実質的開祖の孫弟子にあたります。鑑真といえば律宗と即断しがちですが、本書によれば鑑真は「天台の教えを日本に根づかせよう」(pp.156-157)という意図もあったとのことでした。次に唐招提寺の名前の由来です。これまで「招提」とは中国では私寺を表す言葉とされてきたようですが、本書によれば「招提」とは「柘闘提奢」の文字を誤って縮めた言葉であり、本来の意味は「各地から集まった僧たちの住む所」(p.127)を指しているとのことです。鑑真が日本で授戒をおこなうにあたり、それが形式で終わっては意味をなさないため、生活の中で戒律を実践させるための場所であったようです。それが今なお奈良の地で堂々と構えていることを思うと、何とも厳粛な気持ちになりました。さらにもう一つ付け加えておくと、鑑真を日本に誘った普照らが聖徳太子の名前を挙げて渡日を願ったという話を今さらながら面白く感じました。この普照らに対して、鑑真は中国天台宗の慧思が海東で転生して教化に励んだとの言い伝えを聖徳太子とつなげて考えました。これは『唐大和上東征伝』に伝わる有名な話ですが、「聖徳太子非実在説」の観点からすると、西暦734年当時に聖徳太子はすでに実在の人物とされているのです。『日本書紀』が完成したのは720年のことですから、わずか10年ほどで聖徳太子は日本仏教上の偉人とされたわけです。日本における「聖徳太子」の普及と受容の経緯については、さらに勉強したいと思いました。以上、多少話がずれましたが、本書は有名な鑑真に事績を詳しく知ることができる著作としてとても有用だと考えます。「名前は有名だけど、あの人って結局何なの?」的な疑問にきちんと答えている本でしたにほんブログ村クリックお願いします
2010年03月31日
コメント(0)
![]()
今日は移動が多く、電車の中でずいぶん本を読むことができましたといっても手軽な本ばかりで、重厚なものにはなかなか手が出ません『江戸思想史講義』が面白そうで購入しましたが、果たして読めるのでしょうかどこかで一日時間をつくって、気合を入れて読みたいと思います。江戸思想史講義 岩波書店(岩波現代文庫) 2010年今日は3月3日に読み終えた『中庭の出来事』を紹介します。2007年度の山本周五郎賞受賞作品ということで手に取ってみました。作者の恩田陸さんは『夜のピクニック』などのベストセラーで知られていますが、実は読むのはこの本が初めてです。中庭の出来事 新潮社(新潮文庫) 2009年 ★★☆☆☆この物語は、いわゆる「入れ子」の構造。「女優を演じる女優」が登場する芝居に出演する女優たちの物語でしたが、何が作中の現実で何が作中の芝居なのかがわからず、とにかく混乱させられます。その混乱は作者の見事な手際(書き分け)によってきちんと収束させられるわけですが、それでもまだ現実感がありません。読者に対して投げ込まれたラストも何だか…。恩田陸さんの著作の中で本作品は異質なものなのか、それともいつもこんな感じなのでしょうか。物語の筋を十分に理解できたわけではありませんが、もう一度読む気の起きない本でした。さて、この物語は上述の通り2007年度の山本周五郎賞を受賞していますが、ここ数年の受賞作には何とも一貫したものが感じられません。初期の受賞作である『火車』『閉鎖病棟』『家族狩り』『血と骨』などの重厚な作品の系譜を継いでいるのが、先日読んだ熊谷達也氏の『邂逅の森』(2004年度)や、荻原浩氏の『明日の記憶』(2005年度)と言えます。その一方で、垣根涼介氏の『君たちに明日はない』(2005年度)や森見登美彦氏の『夜は短し歩けよ乙女』(2007年度)などは、何とも軽やかな印象。選考委員によって大きく変わってしまうとは思いますが、個人的には人間の業を鋭くえぐる作品に与えてほしいと思ってます。にほんブログ村クリックお願いします
2010年03月30日
コメント(0)

明日は先日の社員旅行を除くと17日以来の久々のお休みですといっても、いろいろ用事があってのんびりはできませんというわけで、今宵のうちにゆっくりしておこうと思い、映画を観ることにしました。これにて今月の楽天レンタル8枚分は終了。来月は何を借りようかと今から考えていますにほんブログ村今夜観たのは2005年度のアカデミー賞作品賞を受賞した『クラッシュ』です。アカデミー賞受賞作、敬愛するカジポンさんの映画ランキング第4位ということで期待して観ましたが、少し疑問の残ってしまう映画でしたクラッシュ 2004年(アメリカ) ★★★★☆この映画はアメリカの日常的な人種差別を描いた作品です。理性では善くないことだとわかってはいても、心の底に眠る差別感情がほんのささいなことで表面化し、それがまた差別の連鎖を生んでいくことが丁寧に描写され、救いのない日常の風景が切り取られていました。その一方で、人間は目の前で救いを求めている人を放っておくことはできず、ただひたすらに優しくなれる存在であることも同時に描かれています。途中、涙を流してしまった場面もありましたが、決してこの映画はハッピーエンドで幕を閉じるわけもありません。登場する人物の一人は、ほんの少しの誤解によって生まれた殺意によって命を奪われてしまいました。ここには何の救いもなく、不条理そのものが描かれます。ここで疑問が生まれてしまいました。この映画の監督や脚本家は、この映画でいったい何を描きたかったのだろうかと。それは差別が生む救いのなさなのか、それとも人間の持つ優しさなのか、はたまたこの世の不条理なのか。それらがごちゃ混ぜになって押し寄せてくる映画でした。にほんブログ村クリックお願いします
2010年03月29日
コメント(0)
![]()
最近、仕事が朝からのため、0時を前にして床に就くという日々が続いています。今日も21時には眠くなってしまいました眠い目をこすって読書をしたり、ブログ記事を書いたりしてきましたが、それももう限界です。寝ます今日は3月2日に読み終えた『昭和研究会』を紹介します。副題は「ある知識人集団の軌跡」です。著者の酒井三郎氏は昭和研究会の事務局に勤め、戦後は民間放送の設立などに関わった人物です。昭和研究会 中央公論社(中公文庫) 1992年 ★★★★☆※楽天ブックスでは売り切れでした。昭和研究会の主催者は後藤隆之助といい、戦前に三度首相を務めた近衛文麿の一高時代の同級生です。その後藤が1933年に設立した国策研究機関が昭和研究会です。俗に日本最初のシンクタンクともいわれ、そのメンバーには数多くの著名人の名前が見受けられます。その昭和研究会を事務方として支えたのが著者であり、内側から近衛政権を眺めたのが本書と言えます。本書はおそらく再読ですが、以前に読んだ記憶がほとんどなく、とても新鮮な気持ちで読みました本書を手にしたきっかけは三木清に関心を持ったからですが、本書には三木清が昭和研究会で発表した「支那事変の世界史的意義」という報告が紹介されていました。これが実に興味深い内容です。三木清は日中戦争の世界史的意義として、「東亜の統一」と「資本主義の是正」という二つのキーワードを挙げます。これらは単純な国家主義的な意味合いのものでは決してありません。西洋中心の文明史観に対抗するためには、言語や文化が統一されていない東洋を一つにしなくてはならず、そのためには「今[日中戦争当時]のように、日本固有のものを中国や東洋に強調し、押しつけることは、まったく無意味である」(p.161)と考えているのです。とはいえ、日中戦争による日本の大陸進出は肯定され、「日本文化の進出によって、新しい東洋文化を形成するいとぐち」(同)を見出したものとされています。また、もう一つの「資本主義の是正」とは、当時もっとも危険視された共産主義への対抗という観点が露わですが、これも時代の趨勢をリベラリズム・ファシズム・コミュニズムの三者の構想と捉え、これを乗り越えて世界を統一する思想を考えていかなくてはならないという使命感に基づいています。これ以上のことはあまり詳しく紹介されていませんでしたが、日中戦争が資本主義的侵略となってはならないことが強調されていることを思うと、帝国主義を排するという意味での「資本主義の是正」のようです。これらが興味深いのは、こうした問題意識が今なお存在している点においてです。「東アジア共同体」構想は現在も検討されていますし、アメリカンスタンダードに基づくグローバリゼーションの帝国主義的側面は、現在大きく批判されています。三木清の思想の射程の長さはわかりませんが、単に時局的な発言ではなく人類史的観点からなされたとすると、その思想は卓越したものと考えられます。少々話が昭和研究会から逸れました話を戻すと、本書は昭和研究会の歩みを通じて、満州事変以降の日本政治を近衛文麿を軸として眺めた回想録として史料価値を持っています。一方で、軍内部の事情などには触れられておらず、近衛を中心とする重臣グループをさらにその外側から眺めたという限界はあります。それでも戦時中の知識人の動向を知ることができる貴重な資料と位置づけられるのではないでしょうか。にほんブログ村クリックお願いします
2010年03月28日
コメント(0)

パソコンのブラウザはここ数年Firefoxを愛用してきましたが、新しく口座を開いたFXブロードネットと相性が悪く取引がうまくできないため、GoogleのChromeを試しにインストールして使ってみました。これが本当に驚きで、とにかく速いFirefoxもなかなかのものだと思っていましたが、体感でまったく別次元の速さですFXの取引も無事できましたし、今さらいろいろなブックマークや設定を移すのは面倒なのですが、少し心が揺れ動いています。さて今日は今週の投資状況を記録しておきます。今週の注目はギリシャの財政不安でしたが、やはり救済の方向性で決まりのようで、為替は全面的に円安に動きました。※カッコ内の数値はすべて前週末(3/19)との比較です。最近の注目FX取引 67,795円(+14,595円)楽天ポイント 2,765ポイント(-1,147ポイント)各国の株式指数日経225(日本) 10,996.37(+171.65)NYダウ(アメリカ) 10,850.36(+108.38)SENSEX(インド) 17,644.76(+66.53)Bovespa(ブラジル) 68,682.66(-146.32)投資信託基準価額シュローダーBRICs株式ファンド 基準価額6,698円(-34円)世界物価連動国債ファンド 基準価額8,068円(+63円)外貨MMF為替・利回り(3/26 10:00現在)豪ドル外貨MMF 1豪ドル83.93円(+0.70円) 平均利回り年3.556%(+0.094%)南アフリカランド外貨MMF 1ランド12.36円(-0.01円) 平均利回り年5.847%(+0.002%)まずFXですが、今週もニュースの多かったユーロを狙って取引しました。基本は戻り売り。夜中にユーロが上昇することが多く、そこで売りを仕込んでおき、東京市場が始まって下落したところで決済。このパターンで今週は大幅プラスを勝ち取りました久しぶりにFXの取引を再開して、元手の5万円が着々と増えています。来週の目標はプラス2万円です。今週は週半ばから株式市場には先行きへの期待感が高まり、日経平均もNYダウも今年の最高値をうかがうところまで上昇しています。ギリシャの一件も落ち着きそうで、来週はさらなる株高が見込まれます。世界的な株高は円安に傾くことが多く、来週は米ドルとユーロを中心にしてFXは買いで攻めたいと思ってます。そして何番煎じかはわかりませんが、NYから東京に移るタイミングを狙っての戻り売りも続けていきたいと思います。一方で、新興国の株式市場は停滞気味。ブラジルの株価指数は70,000の手前で足踏みが続いていますし、中央銀行の利上げのあったインドの株価指数も18,000の壁がなかなか超えられません。シュローダーのBRICsファンドも昨年(2009年)はリーマンショックの反動で大幅に上昇しましたが、今年はどうにも具合が悪い感じです。積み立ても少しお休みして、何かしらのテーマファンドでも買ってみようかと思案中です。楽天ポイントは期間限定ポイントを使って本を買ったため、先週よりも大幅減です。来月以降はFXの口座開設のポイントが順次入ってくるはずなので、それを楽しみに待ちたいと思いますにほんブログ村クリックお願いします■過去の投資日記はこちらから■3月19日付 3月12日付 3月5日付 2月26日付 2月19日付 2月12日付 2月5日付 1月29日付 1月22日付 1月15日付 1月8日付※2009年の投資日記はこちらから
2010年03月27日
コメント(0)
![]()
3月も末に近づき、ゴールデンウィークまであと一カ月となりました。仕事を変わってもらったりと上手に調整すると、今年のゴールデンウィークは11連休の可能性が出てきましたこれは社会人になってから過去最長の休みになりそうな予感無理をしなくても8連休は確実です例年のゴールデンウィークは、人混みがイヤで家にこもっていましたが、今年は真剣にどうしようか考えています。屋久島に行きたいけど、ちょっと高いんだよなあ…。結局、家にこもってFXで大損なんてことになりませんように今日は3月1日に読み終えた『なんとか会社を変えてやろう』を紹介します。副題は「実践ガイド・企業風土改革の進め方」です。著者の柴田昌治さんは企業改革を専門とするコンサルタントの方です。本書の他にも、企業改革をテーマにした著作を書かれています。なんとか会社を変えてやろう 日本経済新聞出版社(日経ビジネス人文庫) 2004年 ★★★★★勤め先の会社に不満を抱くのは、サラリーマンであれば当たり前。「会社を変えたい」と思っても、そう簡単には何も変わらず、結局は何もしないままただ時間が過ぎてしまいます。とくに会社が大きかったり、うまくいっているときには、自分に不満があってもそれを押し殺すのがふつうです。また「会社を変える」ということの必要性は感じても、それを一介の社員がどのようにして変えていけばよいのか。そうした疑問に対して、さまざまなヒントを与えてくれるのが本書です。本書でとくに強調しているのが、「気楽にまじめな話をする場づくり」です。それは、オフサイトミーティングや、コアミーティング、ミニミーティング、三角パスミーティングなどとカテゴライズされ、そこでおこなうのは「まじめな雑談」です。「会議」や「研修」という場では、形式的だったり、結論が先に用意されていたりと、結局は既定の、または無難な方針に落ち着きがちです。それを排するために著者が提案するのが「まじめな雑談」でした。とても面白そうな取り組みですし、今度実際におこなってみたいと考えています。そして著者がその場に欠かせない存在として挙げるのが、「世話人」というキーマンです。これは「上から見ると参謀役、下から見るとスポンサー的役割を期待されるリーダー」(p.154)とのこと。この「世話人」に必要な資質とは次の7点です。1、目先にこだわるタイプではない2、変革への思い入れが人一倍強い3、制約条件を絶対視しない柔軟性4、フットワークの良さ5、人と人との橋渡しをする力6、起承転結の組み合わせ(役割意識を持っているか)7、違いを認める幅の広さ著者によれば、これらをすべて兼ね備えている必要はありませんが、1と2の資質はほしいとのこと。自己分析をしてみると、1は○、2は◎、3は○、4は○、5は△、6は△、7は?という感じですので、「世話人」の資質はなんとかありそうですそこで問題となるのは、こうした方法論を踏まえて、いかなる方向に会社を変えていくのかという大前提のことです。これは本書の主題ではありませんが、終章で触れられていました。それは実に当然の話なんですが、「求心力の中心になり得るのは、トップがつくる哲学」(p.264)に他なりません。これを今後改めて考えてみたいと思っています。にほんブログ村クリックお願いします
2010年03月26日
コメント(0)
![]()
帰宅後、ポストに『機動戦士ガンダムC.D.A.若き彗星の肖像(14)』が入ってました。11月の発売予定が延びに延びて、ようやく今日発売となったわけです。驚いたのは、これがなんと最終巻ここまで来るのに8年かかったわけですが、その割にはどうにもこうにもイマイチ感が漂いますファーストとゼータをつなぐ物語としては、ちょっとお粗末だったという思いが消えません。変な新キャラを持ち出すよりも、既存のキャラをもっと活かしてほしかったと思いました。機動戦士ガンダムC.D.A.若き彗星の肖像(14) 角川書店(角川コミックス・エース) 2010年 ★★★☆☆※途中、面白くなりそうな場面はいくつもあったんだけどなあ…。今日は為替相場も大きく動きました。本日は私の予想に反して円安がさらに加速し、米ドルは92円台後半、ユーロは124円をうかがう勢いです昨日の戻り売りはあれから試して、ユーロを122.90円で売りから入り、今朝目覚めてから122.50円で決済してプラスは確保しました。その後から急激に円安が進んだことを思うと、ギリギリのタイミングでしたそれからはもう様子見です。ちょっと手が出ませんとはいえ、これほど相場が動けば反動もあります。今朝の二番煎じということになりますが、再び戻り売りを狙いたいと思いますさて今日のメインは、昨日に続く草津温泉の旅行日記です。1泊2日の旅でしたので、これにて完結です。3月24日(水) 2日目朝食後に朝風呂を浴びて、宿を10時ちょうどにチェックアウトしました。帰りのバスの出発時刻は14時でしたので、この後は約4時間の草津温泉の周辺観光です。まず最初に向かったのは熱帯園ですが、ここは結局入らずに中和工場とやらに向かいました。草津の湯は強酸性のため、町外に流れ出る川には石灰を混ぜて中和させるそうです。テクテクと歩きましたが、冬期は休館で内部の見学ができませんでしたそしてこの頃から雪がちらついてきましたさらにとぼとぼと歩いているうちに雪は本降り。次に目標とした白根神社に着くころには、大変なことになってきました※とにかく寒かったです。あとでアメダスで確認したところ、この頃すでに氷点下です。その後は昼食。「松葉」というお店で鴨南そばを食べました。ガイドブックには載っていないお店でしたが、なかなかおいしかったですそして食後は湯畑に戻ってお土産物屋をのぞきつつ、時間をつぶしてバスの時間を待ちました。※こうして写真を見ると雪があまり写ってないなあ…。帰りは行きと同じ路線を逆戻り。14時半過ぎの特急草津4号に乗り込み、上野駅には17時過ぎに到着して旅は終わりです。昨年は登別温泉にも行きましたし、以前は伊香保温泉や猿ヶ京温泉など、いろいろな温泉観光地を旅していますが、今回行った草津温泉はやはり別格だと思います。「草津節」にある、「♪草津よいとこ、一度はおいで~♪」は伊達ではありませんまた行ってみたい場所が増えましたにほんブログ村クリックお願いします
2010年03月25日
コメント(0)

今日は実家に泊まる予定でしたが、急激な為替変動が気になって、夜遅くになって帰ってきました。米ドルの急騰、ユーロの反騰など、世界的に円安に大きく振れていますが、完全に流れに乗り遅れました今さら買いを入れるのもバカらしいので、戻り売りを狙ってみたいと思ってます。旅行前にユーロを買っておいたので、とりあえずそれを売って利益確定。プラス3,000円程度ですが、損切りラインに引っかからなかっただけ良しとします※口座開設後、FXの取引口座も開くと、一度取引しただけで、楽天ポイントが5,000ポイントもゲットできます。さて、今日は久しぶりの旅行日記を書きたいと思います。昨年の12月に熊本に行って以来の旅行は、草津温泉に社員旅行で行ってきました3月23日(火) 1日目旅の出発地は上野駅。12時発の草津5号に乗り込みました。長野原草津口駅には14時半に到着。そしてバスに揺られて15時過ぎには草津温泉に到着です。天気はあいにくの曇り空でした。※有名な湯畑も思ったよりは狭い感じ。硫黄のにおいが強烈ですそれから湯畑から徒歩1分ほどの今宵の宿に荷物を置き、15分ほど歩いて西の河原公園を散策しました。まだまだ雪が残っているところもありました。※ここで思わぬ事故発生。はしゃぎ過ぎて大転倒しましたその結果、昨年末に買ったばかりのデジカメの液晶画面にひびが入ってしまう悲劇に襲われましたしかも、手は傷だらけだし…。血が全然止まらないので、湯畑そばのセブンイレブンで消毒液と絆創膏を買いました。温泉の湯が猛烈にしみて痛かったですかなり落ち込んで宿に帰ってきましたが、夕食で気分は回復今宵の宿は奈良屋さん。小ぶりの宴会場を借り切って、おいしい食事を楽しみました食後はすぐに爆睡そして23時頃にムクムクと起きだして、もう一度お風呂に入ってから2時頃に就寝しました。草津温泉 奈良屋 ★★★★★※湯畑から徒歩1分の好立地。お風呂はやや狭い印象でしたが、もちろん源泉かけ流し。食事が素晴らしくおいしかったですまた行きたい旅館です。にほんブログ村クリックお願いします
2010年03月24日
コメント(0)
![]()
今日は帰宅が早かったので、読書をしようかと思いましたが、FXという火遊びがあったのを思い出しました今宵はユーロ/円が121円台前半まで急落していますが、ちょうどその前に122.50円で売りから入ることができました。一気に下がったので決済して利益確定そして戻りを狙って買いを入れたら、さらに急落で損失確定その後は勝ったり負けたりで、結局プラス3,200円という成果ですまあ、今日の食費はこれでチャラなので良しとします。現在は米ドルの戻りを狙って90.00円ちょうどで買いを入れてます。さて、このあとはどうなるでしょうか?気になって眠れないのはイヤなので、寝る前には決済しちゃいます。※楽天証券では証券口座を開設してから、さらにFXの取引口座を開いて一度でも取引すれば5,000ポイントもらえます。登録フォームが長くてちょっと面倒ですが、その手間賃を考えても絶対得だと思います。本人確認書類は、たとえば免許証ならデジカメで撮影してメールに添付して送ればOKでした。いい稼ぎになると思いますさて、今日は3月1日に読み終えた『人事管理入門 第2版』を紹介します。本書は1996年に出版された第1版を改稿したものです。著者の今野浩一郎さんは学習院大学の教授を務めている方です。人事管理入門 第2版 日本経済新聞出版社(日経文庫) 2008年 ★★★☆☆給与体系を始めとする人事システムの再構築に興味があって本書を手にしましたが、本書はタイトルの通り完全なる入門書でした。本書で扱われているのは、社員の区分制度、社員の格付け制度、評価と昇進の原則、給与と福利厚生、労働時間と勤務形態などです。網羅的に解説してくれているので汎用性は高いと思いますが、人事管理をゼロからおこなっていく場合のモデル例のような感じでしたので、あまり私の参考にはなりませんでした数年前に読んだ『賃金制度を変えるならこの1冊 改訂3版』をもう一度読み直した方が良かった感じです。賃金制度を変えるならこの1冊 改訂3版 自由国民社 2007年 ★★★★☆※やはり実務家によって書かれた方が実際的だと今回実感しました。読み直して勉強したいんですが、どこ(実家or職場)にあるのかわかりません明日からは旅行ですので、次の更新は25日夜の予定。天気が悪そうなので、ちょっと心配にほんブログ村クリックお願いします
2010年03月22日
コメント(0)

今日は仕事が思ったよりも早く終わり、夕方には帰宅することができ、DVDを観ることにしました。しかし観終えたら眠くなってしまい、20時くらいにソファーで爆睡当然、朝まで眠ることはできず、こうしてムクムクと起きだしてブログを更新している次第です。明日も朝から仕事なので、この後は本格的に眠りたいところですが、完全に目が冴えてますまいった…。さて今日は『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』を紹介します。興行収入は173.5憶円で日本の実写映画の最高記録だそうです。宣伝の勝利です踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! 東宝 2003年 ★★☆☆☆※楽天レンタルは月900円で4枚借りられるスタートプランと、月1,800円で8枚借りられるベストプランなどがあります。料金支払いは楽天ポイントでも可能今は仕事がそれほど忙しくないので、今月からベストプランに変更しました今月はあと2枚。何を借りようかなあ。この第2作は未見だったので楽しみにしていましたが、悪い意味で裏切られました犯人グループは小物過ぎるし、動機も何だかあいまいでリアリティなさすぎ。主人公の敵役となる女性上司の権威主義っぷりも、露骨に描きすぎていて、これまたリアリティなさすぎですTVドラマ『踊る大捜査線』の魅力は、独特のコメディ感覚とともに、これまでの刑事ドラマとは異なって、本庁と所轄警察署、キャリアとノンキャリアの対立を描いた一定のリアリティだったように思うのですが、そのリアリティの部分をデフォルメしすぎてしまった結果、本作では物語全編においてリアリティが欠如してしまった感じです。単刀直入に言うと、全部ウソくさい映画でした。唯一の救いともいえるヒューマンドラマ的要素も、どうにも和久さん頼みだった気がします。女性上司に突っかかり、病棟で涙を流した和久さんは、自分たちの世代で組織を変えられなかったことを悔い、若手に傷を負わせてしまったことをひたすらに詫びる名演技でしたそんな和久さんも3作目では不在。どうやってこの大きな穴を埋めるのでしょうかその穴を埋めずに宣伝に全力を注いで興行収入を求めるのみであれば、日本映画史の汚点です。そうならないことをファンとしては祈りたいところですが、本作を観た限りでは期待できなそうな気がしますにほんブログ村クリックお願いします
2010年03月21日
コメント(0)
世間では三連休のようですが、今日も明日も仕事ですしかし、それが終われば火曜日からは社員旅行何とものどかな感じで、久々に温泉に行ってきますデジカメも忘れずに持って行って、久しぶりの旅行日記を書きたいと思ってますさて今週の投資状況ですが、FXを再開したこともあり、その成果も書き加えていきたいと思います。また、楽天ポイントをせっせと貯め込んでいるので、そちらについてもご紹介します。※カッコ内の数値はすべて前週末(3/12)との比較です。最近の注目FX取引 +3,200円(―)楽天ポイント 3,912ポイント(―)各国の株式指数日経225(日本) 10,824.72(+73.46)NYダウ(アメリカ) 10,741.98(+117.29)SENSEX(インド) 17,578.23(+411.61)Bovespa(ブラジル) 68,828.98(-512.40)投資信託基準価額シュローダーBRICs株式ファンド 基準価額6,732円(-27円)世界物価連動国債ファンド 基準価額8,005円(+67円)外貨MMF為替・利回り(3/19 10:00現在)豪ドル外貨MMF 1豪ドル83.23円(+0.23円) 平均利回り年3.462%(+0.042%)南アフリカランド外貨MMF 1ランド12.37円(+0.17円) 平均利回り年5.845%(+0.021%)FXでチャートとにらっめこするのは実に久々で、まったく勘所がつかめません以前は長期保有を前提にスワップポイント狙いでしたが、今回は為替差益のみを追求します。取引通貨は米ドルとユーロ。取引量とともに情報量も多い通貨ですので、トレンドをつかんで勝負したいと思ってます。来週の為替相場の予想は、米ドルはNYダウがここ数週でかなり上昇していることもあり、来週早々に下落をしたら売り、ユーロはギリシャへの財政支援が進まないと見て売りで勝負したいと思ってますが、120円を切るような場面では戻りを期待して買いに転じたいと考えています。株式相場では、来週の注目はインドです。インドの中央銀行が予想外の利上げをおこなったため、来週は下落相場からのスタートとなりそうです。新興国の回復基調に水を差すことにならなければいいんですが…。また、日経もNYダウもここ数週間騰勢を強めていたいので、来週はそれも一服といったところでしょうか。ただいま日経225ミニにも興味を持っているので、日本の株式市場もきちんとチェックしていきたいと思ってます。楽天ポイントは4,000ポイントが見えてきましたが、今月末までの期間限定ポイントが1,000ポイントほどあるので、来週は本を買うつもりです。その後はアフィ収入とFX口座開設のポイントを待ちたいと思ってます。にほんブログ村■過去の投資日記はこちらから■3月12日付 3月5日付 2月26日付 2月19日付 2月12日付 2月5日付 1月29日付 1月22日付 1月15日付 1月8日付※2009年の投資日記はこちらから
2010年03月20日
コメント(0)
![]()
FXブロードネットから口座開設完了のメールが来ました来週に取引を開始する予定。これにて、25,000ポイントゲットです手持ちの楽天ポイントが4,000くらいあるので、合計で30,000ポイントくらい貯まった計算になります。目標まであと20,000ポイント。次はどうやって稼ごうかな今日は2月28日に読み終えた『稲盛和夫の実学』を紹介します。副題は「経営と会計」。JALの会長に就任した京セラ創業者の稲盛和夫氏による経営論です。文庫は2000年の出版ですが、私が購入したのは、なんと第32刷多くのビジネス人に読まれてきた好著なのでしょう。稲盛和夫の実学 日本経済新聞出版社(日経ビジネス人文庫) 2000年 ★★★★☆本書のようなビジネス本を読むのは、実は初めての経験です。異業種の経営者の著作であり、どのようにして自分の仕事と結びつけて読むべきかがまったくわかってませんさて本書の内容ですが、まずは会社経営に関する実践的な原則が述べられています。曰く、「キャッシュベースでの経営の原則」や、「一対一対応の原則」などなど。京セラという会社を50年で売上1兆円を超えるまでの大企業に育て上げた人の言葉だけあって、非常に重みのあるものばかりでした。ただ、上述の通りいかに自分の仕事と関連付けていくのかという勘所がよくわかりませんでしたまた、京セラ独自のアメーバ経営のしくみはあまり理解できませんでしたこれはおそらく製造業以外にも通用するものなのでしょうが、自分の仕事には何とも応用しがたいように感じます。何回か読んで考えていくべきなのでしょう。新聞のTV欄によると、先日ドラッカーがNHKの「クローズアップ現代」で特集されていたようです。こうした経営論(マネジメント理論)は流行りなのでしょうか今後、ドラッカーにも手を出してみたいと思ってます。にほんブログ村クリックお願いします
2010年03月19日
コメント(0)
![]()
珍しく本を読む気が起こらず、外為オンラインのチャートとにらめっこをしてます。MACDなどのテクニカル指標をいろいろ勉強していますが、チャート頼みがすべてなら負ける人はいないとも思ってしまいます当面はトレンドを追いかけることを重視して売買に臨むつもり。今日はユーロ/円を狙って、現在プラス1,400円です。しょぼいさて、今日は2月28日に読み終えた『グリーン資本主義』を紹介します。副題は「グローバル『危機』克服の条件」というものです。著者の佐和隆光氏は著名な経済学者です。以前に『地球温暖化を防ぐ』(岩波新書)という著作を読んでいますが、あまり印象に残っていません今回は、私の常日頃の思うところと一致しており、それを極めて明快に論じてくれました。非常に勉強になりましたグリーン資本主義 岩波書店(岩波新書) 2009年 ★★★★★もともと本書を手にしたきっかけは、アメリカのオバマ政権が提唱する「グリーン・ニューディール」を詳しく知りたいと思ったためですが、それがメインではありませんでしたタイトルを見て、早とちりしてしまった感じですが、結局は同じこととも言えます。本書で著者が繰り返し強調するのは、「気候変動対策が経済成長を鈍化させる」という意見はまったくの誤りであり、「モノに満ち足りた先進国にとっては、新産業を創出し雇用を増やす唯一の施策が、高い削減目標を掲げてエコ製品の開発・普及を促進すること」(p.117)です。この考え方に、私は大賛成。人為的な規制を設けて技術革新を進めていくというのは、当たり前のイノベーション的発想だと思います。これに反対するのは、既得権益の保持に汲々とする輩。コイズミ的に言えばまさに「抵抗勢力」である彼らがコイズミ的新自由主義を賛美してきたところに、彼らの役割の終焉を見ます。話はガラッと変わって、「もはや戦後ではない」という言葉の意味について。1956年の『経済白書』にある「もはや戦後ではない」という言葉は、1955年に一人当たりのGNPが戦前の水準を超えたという事実を踏まえ、日本が戦争の痛手から立ち直ったという意味で使われています。これについて、意味を取り違えているという指摘を以前読んだ記憶がありましたが、その指摘をしたのが本書の著者佐和隆光氏であった模様。『経済白書』の執筆者後藤誉之助氏は「もはや戦後ではない」の意味を、「戦後復興」をバネ仕掛けにした経済成長の時期は終わり、新たな仕掛けを用意しなければ今後の経済成長は望めないという「警句」として使っているのです(p.45)。これを本書で確認できて、長年の胸のつかえが取れました本書では地球温暖化対策が今後の世界経済の鍵となることを繰り返し説きます。今後のサミットなどでも重要な人類的課題として話題になり続けることは間違いありません。何度も読んでおきたい著作です。にほんブログ村クリックお願いします
2010年03月18日
コメント(0)
![]()
本日は外為オンラインの口座にログインして、ユーロを中心に取引しました。結果は、1時間粘ってプラス1,000円負けなかっただけ良しとします。利益は微々たる額ですが、これで楽天ポイントを10,000ポイントゲットです。先日の楽天FXと合わせると、合計15,000ポイント。加算される日が楽しみです。この勢いで、FXブロードネットにも口座開設を申し込みました。ここも取引すれば10,000ポイント手に入るとのこと。ただ、本人確認書類を送ったのに、何の返信もありません。いったいどうなってるんでしょう?もう一つ、GFT東京支店とやらにも申し込みをしようとしましたが、この会社はアメリカのFX業者のようで、手続きが国内のFX会社とはまったくちがい、登録が非常にめんどうでしたというわけで、こちらは途中で登録を止めて申し込みをしませんでした。よくわからない登録事項が多すぎです。目標は楽天ポイントを50,000ポイント貯めることあと20,000ポイントくらいかな4月中に貯めるのが目標ですさて、今日は2月27日に読み終えた『社会思想史を学ぶ』を紹介します。著者の山脇直司さんの本を読むのは初めてです。社会思想史を学ぶ 筑摩書房(ちくま新書) 2009年 ★★★★☆まず本書は、いわゆる俗流のポストモダンを厳しく批判して、「特に『文明の進歩』思想のプロジェクトを再検討し、それを批判的に乗り越えるヴィジョンを示す」(p.13)ことを意図して書かれました。こうした出発点は、以前に読んだ竹田青嗣氏の『人間の未来』(ちくま新書)と同様のものです。自然と頭の中で比較しながら読むことになりました。本書は序盤から中盤まで、これまでの社会思想を概論的に紹介します。ここで面白いのは、著者は欧米の思想家だけではなく、多くの日本の思想家を取り上げていることです。それは内村鑑三であったり、さらには福沢諭吉に丸山眞男、そして福田徳三や内田義彦まで、欧米の思想家と対比させたり補ったりする形で紹介されました。ここでナショナリストの一人として丸山を取り上げるのが、21世紀的な「過去の思想の蓄積との対話」(p.11)と言えましょう。そしていよいよ終盤となるわけですが、これがよく理解できませんでした著者は「解釈学的理解」という方法の重要性を、私の聞いたこともなかったギアツ、ディルタイ、ガダマーなどの議論を援用して説明しますが、もう何が何だかわからない感じです著者が重要視するガダマーの考えとは、著者が排するフーコーと重なっているように思えたんですが…。要するに、私が著者の考えるところを理解できなかったということに尽きます。これ以上は誰かに付いて専門的に勉強しないと、たぶん永久に理解できないと思いました読み終えて思ったのは、歴史学は気楽で良かったという思いです。のんびり歴史の本を読みたい気分になりました。にほんブログ村クリックお願いします
2010年03月17日
コメント(0)
![]()
明日が休みなので、今宵はDVD鑑賞をしてました。観たのは、先日映画館でも観た『機動戦士ガンダムUC 1』素晴らしい映像とストーリーに完全にハマりました『2』が出るまで、何度も観ることになりそうな予感…。機動戦士ガンダムUC 1 サンライズ 2010年 ★★★★★※私が買ったのはDVD版ですが、Blu‐ray版の映像はさらに素晴らしいとのこと。Blu‐rayを買おうかどうか、真剣に検討中です。さて、今日は2月26日に読み終えた『北朝鮮を見る、聞く、歩く』を紹介します。著者の吉田康彦さんは、NHK職員、国連職員、IAEA職員、大学教授などを歴任された方とのこと。北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)に幾度も訪問された経験を生かして本書は記されています。北朝鮮を見る、聞く、歩く 平凡社(平凡社新書) 2010年 ★★★★☆本書で紹介されているのは、まず食事・映画・マスゲーム・美術・文学・スポーツなどの文化です。これに交通やメディアなどの市民生活に直結するもの、さらには北朝鮮の資源や観光案内も記されていました。なんとも異色の「北朝鮮本」です。本書を読んで私がいつか旅行してみたいと思ったのは、朝鮮民族の霊峰とされる白頭山(ペクトウサン)です。白頭山は北朝鮮の指導者金正日の生誕地としても知られていますが、その頂上にあるカルデラ湖「天池」のカラー写真が掲載されていますが、これが実に美しい湖。いつの日か北朝鮮に気軽に訪問できる時代になったら、必ず訪れたいところです。本書には投資的にも非常に重要な記述がありました。それは北朝鮮がレアメタル(希少金属)の宝庫であるということです。本書の記述によれば、マグネシウムの原材料となる「マグネサイトの総埋蔵量は四〇億トンに達し、世界最大規模と推定される」(p.171)とのことです。そしてマグネサイトの価格は、「一トンあたり、二〇〇〇ドル」(同)とのことですから、単純計算で8兆ドルつまり、現在のレートで換算すればマグネサイトだけで720兆円ですさらにレアアース(希土類)も非常に豊富とのことです。今後、日朝間の国交正常化交渉が進展を見せたら、レアメタル・レアアースを取り扱っている企業(商社・金属)の株を購入してみるのも面白いと考えています北朝鮮に何度も入国している著者の筆致は、いささか「親北」的な偏りを感じますが、それでもその指摘に首肯せざるを得ない点はいくつかあります。たとえば、日本政府の制裁によって郵便物が北朝鮮に届かない状態について、「UPU(万国郵便連合)加盟国として万国郵便条約締結国である限り、たとえ敵対的関係にある国同士でも、第三国経由で郵便物を届けることが義務づけられている」(pp.115-116)として、著者は日本政府の対応を強く非難しています。こうした著者の姿勢は、すべては日朝国交正常化は「北東アジア全域の平和と繁栄のため」(p.205)という信念に基づいてのことです。最近読んだ『戦後世界経済史』においても、経済発展による人々の豊かさの享受によって民主化が進展していくことが記されていました。そうなると、やはり取るべきは太陽政策ということになるのでしょうか。もちろん、その前提には北朝鮮の核放棄がなくてはなりませんが、北朝鮮の地下に眠る貴重な資源のことを思えば、日本をはじめとする先進国の経済界からの何らかの働きかけがあってもよいのではないかとも考えてしまいました。話がだいぶそれましたが、世界に残された「最後の秘境」ともいうべき北朝鮮の現在の姿を知る上で、本書はとても有益な著作だと思いました。手軽に読める本ですし、北朝鮮の人々の暮らしに少しでも興味がある人は、手に取る価値があると思います。にほんブログ村クリックお願いします
2010年03月16日
コメント(0)
![]()
ここのところの東京の陽気は、まさに三寒四温。季節の変わり目で引いてしまった風邪もようやく収まりました今週は仕事も忙しくなりそうですが、ずいぶんとたまってしまった積読本をせっせと消化したいと思ってます。このブログで本を紹介するのは、なんと十日ぶりずいぶんと間隔が開きましたが、これから再び読み終えた本を紹介していきたいと思います。さて今日は、2月25日に読み終えた『真夏の島に咲く花は』です。作者の垣根涼介氏は『ワイルド・ソウル(上)(下)』などの南米を舞台(題材)にした小説で知られますが、本書は南国フィジーが舞台でした。真夏の島に咲く花は 講談社(講談社文庫) 2010年 ★★★★☆物語は2000年に起こったクーデター下におけるフィジーの人々の様子を描きます。主な登場人物は、フィジー在住の日本人の男女と、それぞれの交際相手のフィジー人男女です。この作品を読んで初めて知ったのが、フィジーの民族構成。先住民のポリネシア系住民に、イギリス統治下に入植したインド系住民との対立という構図があり、それが2000年のクーデターを誘発させました。近年はこれに中国系住民も加わり、さらに構図は複雑化しているとのこと。それもそのはず、本書を読んだ範囲の話ですが、民族間の価値観があまりにも違うのですそれを象徴するエピソードが、アリとキリギリスの話。フィジーで日本からの旅行客を相手にガイドを務める茜(あかね)は、交際相手でポリネシア系のチョネに、アリが冬に備えて我慢と貯蓄に励む間にキリギリスは遊び呆けて冬に飢え死にしてしまったという例の話を伝えますが、これに対してチョネは「でもさ、この国に冬はないぜ」(p.217)と呟きます一年中温暖で、農作物も豊富にとれる南国フィジーには、あの話に見られる近代的(資本主義的)な価値観がまったく通用しないのです。こうしたギャップが根底に横たわったまま、物語は終盤の混乱に突入していきました。本書を読んでフィジーに行ってみたくなりました。読み終えた頃、ちょうどJTBに行く用事があり、パンフレットを手にしてみましたが、旅行のプランの多くがハネムーン用。どうやら一人旅には向いていない土地柄のようで、断念決定ですにほんブログ村クリックお願いします
2010年03月15日
コメント(0)
先週は体調不良でほとんど寝ていましたが、少し良くなった気がした水曜日に楽天証券でFXの取引をしました。一度でも取引をすれば、楽天ポイントが5,000ポイントももらえるとのことで、米ドル1万ドルの取引をおこないました。あとはポイントが入る日を待つのみですまた、外為オンラインで口座を開いて取引をすると10,000ポイントももらえるとのことこちらは口座開設の申し込みをして、書類の到着待ちです。これで合計15,000ポイント。今はポイントを貯めるだけ貯めて、それでコーチのバッグを買おうと計画中そしてFXも再開するつもりです。リーマンショックから一年半。外為オンラインは米ドルのスプレッド(買いと売りのレートの乖離)が1銭ですから、チャンスはありまくりのはず。久々にヒリヒリする毎日を過ごすことになりそうです。さて先週の投資状況ですが、各種の指標も良化の兆しを見せています。現在の投資資産の評価額も大幅に改善しています※カッコ内の数値はすべて前週末(3/5)との比較です。各国の株式指数日経225(日本) 10,751.26(+382.30)NYダウ(アメリカ) 10,624.69(+58.49)SENSEX(インド) 17,166.62(+172.13)Bovespa(ブラジル) 69,341.38(+494.88)投資信託基準価額シュローダーBRICs株式ファンド 基準価額6,759円(+331円)世界物価連動国債ファンド 基準価額7,938円(+58円)外貨MMF為替・利回り(3/12 10:00現在)豪ドル外貨MMF 1豪ドル83.00円(+2.57円) 平均利回り年3.420%(+0.036%)南アフリカランド外貨MMF 1ランド12.20円(+0.29円) 平均利回り年5.824%(+0.011%)週末にかけて発表されたアメリカの各種指標が良化を見せたことと、ギリシャの財政不安もひとまず落ち着いたおかげで、世界的に株価は上昇。それにつれて円安も進みました。元々、金融緩和の影響で、金融資金は投資先を求めてダブついているわけです。一気に上昇という可能性もなきにしもあらず…。実際、ユーロは久々に125円台まで円安が進んでいますし、為替は全面的に円安傾向です。楽天証券では毎月1,000円から投資信託の積立ができるので、いろいろと考えた結果、REIT系のファンドの積立を始めました。それは三井住友・グローバル・リート・オープン(世界ビル紀行)です。多少出遅れ気味ですが、手数料も比較的安く(1.575%)、毎月分配型ではないところが気に入りました。5年くらい積み立ててみようと思ってます。にほんブログ村■過去の投資日記はこちらから■3月5日付 2月26日付 2月19日付 2月12日付 2月5日付 1月29日付 1月22日付 1月15日付 1月8日付2009年の投資日記はこちらから
2010年03月14日
コメント(0)
先週の金曜日に風邪をひき、それから本を読むのもつらいほどフラフラでした今日の休みも家から一歩も出ずにおとなしくしてたので、ずいぶんと回復した気がします。明日からはたまってる仕事を一気に片付けないとなあ…。さて、今日は昼間に観た『踊る大捜査線 THE MOVIE』を紹介します。この夏に映画『踊る大捜査線3』が公開されるとのことで、要するに復習です。踊る大捜査線 THE MOVIE 東宝 1998年 ★★★☆☆とても著名な作品ですから、ストーリーなどの紹介は割愛して、思いつくままに感想を書き連ねたいと思います。まずは、タバコの扱い。この映画は12年前の作品ですが、この当時の世の中はタバコに寛容だったようで、青島刑事がオフィス内の自分の机でタバコを吸ってました。わずか12年での日本社会の変わりように驚きました。次に警察に関するさまざまな設定。昔は『踊る大捜査線』をかなりリアルに感じていたのに、この10年間で横山秀夫氏などに代表される警察小説を読むことが増えたため、けっこう設定がいいかげんだったことに気づきましたこういうのも成長といえるんでしょうか。そして、いかりや長介さん。こんなにいい味を出している俳優さんが亡くなってしまったことへの喪失感を改めて感じました。『3』で和久さんはどういう扱いになるのかなあ。楽天レンタルで、次は『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』を借りる予定です。こちらは未見なので、楽しみにしています。それからスピンオフ作品も観て、『3』に万全の態勢で臨みたいと思ってますにほんブログ村クリックお願いします
2010年03月10日
コメント(0)

体調が絶不調です頭がボーっとしているので、本も読めません。明日は病院に行くことにします。というわけで、今日の更新は手短にして、また寝ます。今日は先週の投資状況をまとめたいと思います。アメリカの雇用統計で良化が見られたこともあり、NYダウは今年の高値圏まできました。ドル高(円安)も進み、来週序盤は買いが優勢になりそうです。※カッコ内の数値はすべて前週末(2/26)との比較です。各国の株式指数日経225(日本) 10,368.96(+242.93)NYダウ(アメリカ) 10,566.20(+240.94)SENSEX(インド) 16,994.49(+564.94)Bovespa(ブラジル) 68,846.50(+2,343.23)投資信託基準価額シュローダーBRICs株式ファンド 基準価額6,428円(+228円)世界物価連動国債ファンド 基準価額7,880円(+60円)外貨MMF為替・利回り(3/5 10:00現在)豪ドル外貨MMF 1豪ドル80.43円(+1.11円) 平均利回り年3.384%(+0.021%)南アフリカランド外貨MMF 1ランド11.91円(+0.38円) 平均利回り年5.813%(-0.433%)為替相場の数値はアメリカの雇用統計前のものです。土曜日の早朝の時点では豪ドルが82円弱、南アランドが12円台前半まで円安が進んでいます。ここ数カ月、両通貨とも80円、12円を中心としたボックス圏を行き来しています。今後、アメリカ経済の改善を示す統計が続くと、ボックス圏を脱する可能性もありますが、それはまだ先のことだと思ってます。豪ドルならば78円、南アランドならば11円50銭あたりまで下落したタイミングを見計らって、さらに買い増しを続けたいと考えています。にほんブログ村■過去の投資日記はこちらから■2月26日付 2月19日付 2月12日付 2月5日付 1月29日付 1月22日付 1月15日付 1月8日付2009年の投資日記はこちらから
2010年03月07日
コメント(0)
![]()
昨日まで一週間連続で本を読み終えていましたが、今日は一冊も読み終わりませんでしたそろそろ仕事に本腰を入れる時期が来たのかもしれません。明日からちょこっとだけ仕事をがんばろうさて、今日は2月24日に読み終えた『いつか陽のあたる場所で』を紹介します。作者の乃南アサさんは『凍える牙』で直木賞を受賞しており、佳作をコンスタントに出版している作家です。個人的には、陶芸家と女優の兄妹の一生を描いた『火のみち(上)(下)』が一押しですいつか陽のあたる場所で 新潮社(新潮文庫) 2010年 ★★★★☆それほど読んでいるわけではありませんが、乃南アサさんの小説の主人公は女性であることが多い感じ。この作品の主人公も女性でした。それも元受刑者という設定。芭子(はこ)と綾香の二人が人生の再出発を、東京の谷中から始めていく物語です。芭子は29歳、綾香は41歳。刑務所では出所した後に受刑者同士で連絡を取り合わないように指導されるようですが、この二人はとてもウマが合ったようで、二人とも谷中の町に住んで人生の再スタートを切ります。芭子はマッサージ店に勤め、綾香はパン屋で働きながら独立を夢見て修業に励む日々。そこでは大きな事件が起こるわけではありませんが、元受刑者ならではの過去を知られたくないという悩みを抱えながら、質素に毎日を過ごしていきます。物語のクライマックスは最後に訪れます。鬱々とした日々を過ごしている芭子が、パン屋で働く綾香を訪ねる場面です。自らの夢のために歯を食いしばって生きていくことの尊さが、とてもリアルに描かれていました。この場面までは比較的淡々と読んでいましたが、ここで思わず落涙「不朽の名作」ではありませんが、「明日からがんばろう!」と思える元気と勇気をもらえる佳作でしたにほんブログ村クリックお願いします
2010年03月04日
コメント(0)
![]()
新聞記事にもなった『ワンピース 57巻』をただいま読み終わりました。面白すぎて興奮しすぎな感じですこの衝撃を伝えるべく、本日2度目の更新をします。過去に読んできた『ジャンプ』のマンガは、どれも長く続けば続くほどつまらなくなっていくのに対して、『ワンピース』だけはちがいます。57巻まできてこの巻が今までで一番面白いこれって本当に凄いことです。これまで読んできたマンガはいくつもありますが、私の中で『MASTERキートン』や『スラムダンク』に並ぶ地位まで、『ワンピース』もついにやってきました。途中、デービーバックファイトのあたりで読むのを止めようかとも思いましたが、読み続けてきてよかった次の58巻はおそらく6月初めに発売するはず。この3か月は長い発売日を指折り数えて待つことにします。ONE PIECE 1~57巻セット(楽天ブックス)※全巻セットで、23,415円です。これを高いと思うか、それとも安いと思うか?個人的には、これだけ面白い物語を読む値段として破格の安さだと思いますコドモはお年玉、オトナは確定申告の還付金で買うべし(笑)にほんブログ村クリックお願いします漫画セット 大人買い 楽天市場店
2010年03月03日
コメント(0)
![]()
今日はお休みで、掃除や洗濯をしていたら夕方になってしまいました今日は深夜に楽しみが一つあります。それは4日が『ワンピース』の57巻の発売日だということ。0時を回ったら、コンビニに走って行って買ってきますその前に56巻を読み返しておきますさて、今日は2月21日に読み終えた『聖徳太子』を紹介します。ここのところ関心を持って読み続けていた大山誠一氏の聖徳太子非実在説を真っ向から否定する著作です。著者の吉村武彦氏は明治大学の教授で、岩波ジュニア新書の「日本の歴史シリーズ」の第1巻『日本社会の誕生』を著しており、日本の古代史学界の主流派の一人と考えられる研究者です。聖徳太子 岩波書店(岩波新書) 2002年 ★★★★☆まず本書のスタンスですが、聖徳太子を実在の人物と捉えることに躊躇はありません。ただし、後世の「聖徳太子信仰」は踏まえた上で、「神話化され信仰の対象となった時期の聖徳太子像を取り除き、具体的な史料からひとつずつ考察を加えていく」(本書プロローグ)ことは言明しています。本書を読んでいてとても驚いたのは、参考文献リストの中に大山誠一氏の名前がまったくないことです。大山氏は著書の中で、聖徳太子非実在説について「学問的な根拠をあげた反論は皆無」(『天孫降臨の夢』p.4)としていますが、反論どころかまったく相手にされていないことがわかりました。どうやら古代史学界では大山氏は異端とされているようです。それもそのはず、日本の戦後歴史学は近代天皇制への批判から出発しており、天皇制を「日本という島国に生まれた唯一の価値観」(『聖徳太子と日本人』p.202)と考える大山氏は、学界において無視されて当然の存在なのでしょう。しかし、学説のみに目を向ければ、私は聖徳太子非実在説の方に分があると感じました。いくつかの論点はありますが、ここでは吉村氏も首をひねる「大化の僧尼詔」の内容を挙げておきます。この詔で、孝徳天皇は仏教興隆を支援した人物として聖徳太子(厩戸皇子)の名を挙げず、蘇我稲目と馬子の名前を挙げるのみでした。これについて吉村氏は、「推古朝では、厩戸皇子は傑出した仏教理解者」としながらも、「『日本書紀』の段階では、厩戸皇子は仏教興隆上の歴史的人物とまでは評価されていなかった」(本書p.141)と苦しい解釈をしています。これは「聖徳太子」が架空の存在であったとすれば、何の問題もなく理解できる内容であることは言うまでもありません。大山氏は聖徳太子非実在説を基にして、さらに蘇我王朝説も唱えていますが、これも本書を読んでいて頷ける部分を感じました。それは聖徳太子の整えたとされる冠位十二階の制についてです。冠位十二階の制とは、豪族単位ではなく個人に授けられた朝廷内の序列と一般に理解されています。これについて吉村氏は「不思議なことに、当時権勢をほこった蘇我氏本宗には冠位は授与されていない。つまり、蘇我氏は授与する側にたち、王族とともに冠位十二階の秩序を超越していた存在ということになる」(本書p.48)としています。これは図らずも、大山氏の蘇我王朝説を間接的に支援する形になってしまいました。こうして何冊かの古代史の本を読んで、「聖徳太子はいない」とする聖徳太子非実在説の側が歴史的事実に近いと私も思うようになりました。しかし、この説が学界で主流派の座を占めて教科書の記述が変わるかといえば、それは数年後ではなく数十年後のことになるでしょう。その理由は前述の通り、大山氏が戦後歴史学の立脚点を無視しているため、学界に受け容れられる余地がないためです。聖徳太子実在説を「千年を越えるマインドコントロール」(『天孫降臨の夢』p.4)と強く非難する大山氏ですが、自らが天皇制のマインドコントロールに陥っていることも前述の通りです。さて、果たして聖徳太子は実在したのか、それとも虚構なのか?今後も折に触れて考えていきたいと思ってます。にほんブログ村クリックお願いします
2010年03月03日
コメント(0)
![]()
今朝(2日の朝)に起きてから、早21時間。疲れ過ぎたのか何なのかわかりませんが、眠れません今日は更新しないで寝ようと思ってましたが、どうにもこうにも眠れないので更新することにしました。明日が休みで良かった…。というわけで、今日は2月20日に読み終えた『果断 隠蔽捜査2』を紹介します。この作品は2008年の山本周五郎賞を受賞しており、待ちに待った文庫化でしたこれが文庫化されたということは、山本周五郎賞を同時に受賞した伊坂幸太郎さんの『ゴールデンスランバー』の文庫化も近い果断 隠蔽捜査2 新潮社(新潮文庫) 2010年 ★★★★★この作品は『隠蔽捜査』の続篇。前作の不祥事で警察庁中枢から、所轄の署長に左遷された人物が主人公の警察小説です。この主人公「竜崎伸也」がとにかくユニーク。一言でまとめれば、合理性の権化。周囲のさまざまな思惑を無視し、筋を通すことが最優先。感情や評判よりも、常に理性を優先させる人物です。その竜崎の管轄で起こった立てこもり事件が、思わぬ展開を見せます。物語はとにかくスピード感のある展開を見せます。次から次へと公私にわたって問題が発生し、竜崎は寝る間もなくそれらの解決に取り組むことになります。その問題の一つに、父子関係があります。緩衝役となる妻が胃潰瘍で入院してしまい、竜崎はアニメの仕事をめざす息子と対立してしまいます。堅物でアニメを理解しようとしない父に息子は一本のDVDを手渡し、竜崎は空き時間に観ることになりました。このアニメとは、宮崎駿監督の『風の谷のナウシカ 』でしたこれに対する竜崎の反応がとにかく面白かったです。物語の本筋に戻ると、立てこもり事件は意表を突く展開で結末を迎え、その後始末の付け方も見事。プロットのとても練られた物語で、エンターテイメントとしてとても面白く読みました。現在、さらにこの続篇の『疑心』が出版されています。これを買うべきか、大変悩んでいますハードカバーは高いし、積読本も多いし…。とりあえず、いつものように文庫待ちにしておきます疑心 隠蔽捜査3 新潮社 2009年にほんブログ村クリックお願いします
2010年03月02日
コメント(0)
![]()
日・月と珍しく連休だったので、実家に帰ってのんびりしてきました途中、神保町で本を買い込み、2日間で4冊読破。経営本という、これまであまり読んだことのないジャンルのものにも挑戦しました。正直、あまり身になった気もしませんが、月に一冊くらいは読んでいこうと考えています。さて、今日は28日の日曜日に観た『機動戦士ガンダムUC1』を紹介します。これは作家福井晴敏氏が描いた『機動戦士ガンダムUC』全10巻のアニメシリーズの第1作です。DVDとブルーレイが今月12日に発売になりますが、それを映画館で先行上映したものです。ヤバすぎる出来でした以下、ガンオタ的な発言が続くので、興味のない人はスルーしてくださいませ。機動戦士ガンダムUC1 サンライズ 2010年 ★★★★★(現在、予約受付中)今回の『UC1』のストーリーは、原作の1・2巻を基にしています。これを約60分にまとめたわけですが、説明部分を必要最小限にとどめ、とてもテンポの良い展開になっていました。その一方で、原作を読んでいない人にとってはシリーズの内容をつかみづらかったかもしれません今回とにかく圧巻だったのが、映像の素晴らしさです。数年前に出された『新訳Z』は20年以上も前のTVアニメの映像を流用していて、何とも中途半端な映像になってしまいましたが、今回はすべての映像が完全に新しいものになっており、その美しさは異常ともいえるレベルにまで達していました冒頭のジェガンとクシャトリアの戦闘シーンだけで、全身が痺れました原作が非常によかったので、アニメ化でストーリーを改変して駄作になることを懸念していましたが、それはまったくの杞憂でした。脚本がとにかく素晴らしく、原作を圧縮することで不必要に密度を高めるような結果にはなっておらず、原作の良い部分が上手に抽出されていたように思います。これで次は『UC2』ということになるわけですが、上映の終わりで「2010年秋」という告知がなされていました。次回も映画館で上映されることになったら、必ず観に行きます最後に不愉快だったことを一つ。パンフレットの値段が1,000円というのは高すぎですファンからできるだけ搾りとってやろうという悪意を感じました「高くても買うだろう」という発想は、ファンを舐めすぎです。ムカついたので買うのをやめようと思いましたが、結局購入…。バカはオレか流星のナミダ(初回限定ガンダムUC盤)※主題歌は栗山千明さん。聴きこんでいたら、かなり気に入ってきましたにほんブログ村クリックお願いします
2010年03月01日
コメント(0)
全24件 (24件中 1-24件目)
1
![]()

