全14件 (14件中 1-14件目)
1
![]()
午前中は仕事をしようかと思っていましたが、昨晩の雨の中のジョギングで疲れていたせいか、目が覚めたら昼過ぎでしたというわけで、今日は完全オフ。駅前のブックファーストで、海堂尊氏の『ジーン・ワルツ』を購入し、さっそく読了お酒も飲んだし、明日からまたがんばります。ジーン・ワルツ価格:500円(税込、送料別)※海堂尊 『ジーン・ワルツ』 新潮社(新潮文庫) 2010年 ★★★★★さて、今日は5月21日に読み終えた『民族とネイション』を紹介します。副題は「ナショナリズムという難問」。著者の塩川伸明氏はロシア現代史(ソ連・ロシア)の専門家です。民族とネイション価格:777円(税込、送料別)※塩川伸明 『民族とネイション』 岩波書店(岩波新書) 2008年 ★★★★☆「民族」「ネイション」「ナショナリズム」「エスニシティ」など、用いる人によって意味内容の異なるこれらの用語を整理するところから本書は始まりました。その中でも、「ナショナリズム」を4つの類型に区分する考え方は、妥当性が高いと思いました。それを私なりにまとめれば、「統一ナショナリズム」「独立ナショナリズム」「単一ナショナリズム」「ディアスポラ」と整理できます。現代の日本においてとくに問題視するべきなのは、言うまでもなく「単一ナショナリズム」です。それは「われわれは一つの民族である(はず)にもかかわらず、その一体性を十分自覚していない連中がいる。そういう連中の民族的自覚を高め、われわれの一体性をもっと強めなければならない」(p.24)というもので、いわゆる「偏狭なナショナリズム」に他なりません。一国内におけるさまざまな地域的格差(複線的発展)から目を背け、都合のよい共通の物差しを取り出して「一体感」を創出しようとする狡知は、歴史学的な観点から言えばもはや「歴史捏造主義」の域に達しています話を戻すと、こうした用語の整理を踏まえて著者は18世紀以降の世界史を概観します。それは近代初期のヨーロッパや東アジア、両大戦期のソ連や中東欧に東南アジア、冷戦期以降のヨーロッパ(とくにユーゴスラヴィア)を対象とするものです。扱われている地域が広すぎて、私としてはただひたすら勉強と思って読みましたあえて一言付け加えると、アイヌやニヴフ(ギリヤーク)などを題材にして現代日本に言及してもらえると、こうした「民族問題」がより身近に感じられると思った次第です。難しかったです…。にほんブログ村クリックお願いします
2010年06月30日
コメント(0)
![]()
昨晩は早めに寝ることにしましたが眠りが実に浅く、ほとんど寝た気がしないまま出勤そのおかげで、今宵はぐっすりと眠れそうです。明日の起床は9時。これから爆睡しますさて、今日は5月15日に読み終えた『俵屋宗達』を紹介します。副題は「琳派の祖の真実」。著者の古田亮氏は学芸員を長く務めた方で、現在は東京芸大に勤務中とのこと。宗達の企画展の責任者を務めたこともあるそうです。俵屋宗達価格:819円(税込、送料別)※古田亮 『俵屋宗達』 平凡社(平凡社新書) 2010年 ★★★★★学生時代は歴史学を専攻していたので、「日本近代史」や「スペイン史」、「日本女性史」や「東洋文化史」など、さまざまな講義を受講していました。マジメな学生ではなかったので講義の内容はほとんど覚えていませんが、受講した中には「美術史」という講義がありました。講師はサントリー美術館の学芸員の方で、その方は専門が近世の日本美術であり、大学を抜け出して出光美術館などにも連れて行ってくれたのを覚えています。本書を読んで、そうした昔の勉強のことを思い出しました。さて、本書は近世の画家俵屋宗達の概説書ですが、これがとても面白い内容です。それを一言でまとめると「宗達は琳派か」という問いかけです。教科書的な「俵屋宗達→尾形光琳→酒井抱一」という流れに疑問を示し、宗達はあくまで宗達であって、琳派を「ポスト宗達派」(p.148)と位置づけました。これがどこまで学界の承認を得ているのか、美術史に明るくない私にはわかりませんが、本書を読んで著者の主張には実に納得です。宗達が明治期に至るまで長く忘れ去られていた画家であるということも、本書を読んで初めて知ったことです。尾形光琳などの陰に隠れて忘れられていた宗達は、明治期に「発見」された画家といっても過言ではなく、大きく注目されるようになったのは1913(大正二)年の展覧会とのこと。これには文豪夏目漱石も観に行って感銘を受けたそうです(p.29)。こうした面白い事実を交えて、とてもわかりやすく宗達を解説してくれました。制作年のほとんどわかっていない宗達の絵ですが、著者による独自の年代推定もおこなわれています。それによれば、傑作中の傑作『風神雷神図屏風』は、通説の晩年期(寛永期後半)ではなく法橋就任前後の元和初年と推定しています。これは、直接的には『雲龍図屏風』の構図との比較から検討されたもので、私には非常に説得力があったように思えました。美術史の著作を手にしたのは、もしかすると初めてのことかもしれません。そんな初心者にも理解できるように書かれた本書は、日本美術の入門書という側面もあり、とても勉強になる本でした。こうした分野にも今後はせっせと手を出してみたいと思います。にほんブログ村クリックお願いします
2010年06月28日
コメント(0)
![]()
今日は結局、昼過ぎから仕事をしてきました。夕方まで粘りましたが、すべては片づけられずじまいその後は実家に帰って夕食を食べさせてもらい、22時過ぎに帰ってきました。往復2時間の電車での移動中は、ほぼ爆睡それでも眠い今日この頃です。さて、今日は5月13日に読み終えた『増補 日蓮入門』を紹介します。副題は「現世を撃つ思想」。著者の末木文美士(すえきふみひこ)氏の著作は『日本仏教史』(新潮文庫)や『日本宗教史』(岩波新書)をすでに読んでいます。「解説」の花野充道氏によれば、著者は「全く自由な立場に立つ」(p.254)とのことで、本書の内容は公平さが保たれていたように思います。増補 日蓮入門価格:945円(税込、送料別)※末木文美士 『増補 日蓮入門』 筑摩書房(ちくま学芸文庫) 2010年 ★★★★★本書はもともと「ちくま新書」として2000年に刊行された著作の増補版で、「鎌倉仏教と日蓮」という章が増補されていました。そして、日蓮の生涯をたどりながら、その思想をテキストに即して解説しています。本書の独自性とは、日蓮の遺文について「真蹟がなくても真撰の可能性があるものをできるだけ生かして日蓮を描きだしたらどうなるのか」(p.218)という疑問に基づいており、偽作の可能性もあるという『三大秘法抄』という著作も取り上げていました。いわゆる「鎌倉新仏教」に関して私の知識は教科書レベルでしかないので、多くのテキストを紹介しながら日蓮の生涯をたどる試みはとても面白く感じました。なかでも日蓮による法然との思想的対決が非常に興味深かったです。実際、日蓮と法然の間には、100年に近い年月が離れていますが、日蓮も若い頃には念仏を学んだことがあるとのことで、「法然説から脱却していかに自らの立場を確立することができるか」(p.111)ということもその対決には含まれていたようです。念仏だけを唱えれば成仏できるという法然の専修念仏は「易行」という側面もありますが、実際は念仏の絶対的優位性を主張した過激な考えというのが著者の見方です。日蓮はその過激さを見抜いており、自らも同質の過激さを持つがゆえに、「日蓮の法然批判には一種の近親憎悪」(p.116)があるという指摘はとても面白いものがあります。さらに、「それゆえにこそ、日蓮は敵である法然から多くのものを学び取ることができた」(同)としていました。本書を読んで、改めて天台宗に興味を抱きました。法然も日蓮も、さらには禅宗の栄西や道元も、もともとは延暦寺で学んでおり、現代仏教にも連なる鎌倉新仏教の母胎である天台宗や『法華経』そのものを理解したいとも思いました。何か手頃な本を探してみたいと思います。また、先日実家で旅番組を見ていたら、身延山の桜が紹介されていました。近場であるにもかかわらず、山梨県はほとんど旅行したことがありません。紅葉の時期も良さそうなので、今年の秋に訪ねてみたいと思います。にほんブログ村クリックお願いします
2010年06月27日
コメント(0)

小雨が降る中、ジョギングに出動。疲れて帰ってきて、とにかく眠いです週末恒例の投資状況の報告ですが、数字だけ更新して寝ます。※カッコ内の数値はすべて前週末(6/18)との比較です。楽天ポイント 5,989pt(+159pt)各国の株式指数NYダウ(アメリカ) 10,143.81(-306.83)SENSEX(インド) 17,574.53(+3.71)Bovespa(ブラジル) 64,823.83(+386.25)投資信託基準価額シュローダーBRICs株式ファンド 基準価額6,211円(-47円)世界物価連動国債ファンド 基準価額7,788円(-94円)外貨MMF為替・利回り(6/25 10:00現在)豪ドル外貨MMF 1豪ドル77.57円(-1.11円) 平均利回り年3.968%(+0.047%)貴金属小売価格(田中貴金属工業)金1g 3,719円(-67円) プラチナ1g 4,644円(-123円)※口座開設と5万円入金で、楽天ポイントが3,200ポイントももらえますFXの取引を一度でもすると、さらに5,000ポイントもらえますにほんブログ村クリックお願いします■過去の投資日記はこちらから■6月18日付 6月11日付 5月28日付 5月21日付 5月14日付 5月7日付 4月30日付 4月23日付 4月16日付 4月9日付 4月2日付 3月26日付 3月19日付 3月12日付 3月5日付 2月26日付 2月19日付 2月12日付 2月5日付 1月29日付 1月22日付 1月15日付 1月8日付※2009年の投資日記はこちらから
2010年06月26日
コメント(0)
![]()
今週は明日の土曜日で仕事は終わりです。「日曜日は絶対に休む」と思いながらも、たまっている仕事を片付けるために出社する可能性あり明日、どれだけがんばれるかで決まります。明日は早めに帰宅してジョギングする予定。明日こそ10km走りますさて、今日は5月12日に読み終えた『隠蔽捜査』を紹介します。2006年の吉川英治文学新人賞受賞作。先日、『果断 隠蔽捜査2』を読んで、久しぶりに再読したくなりました。隠蔽捜査価格:620円(税込、送料別)※今野敏 『隠蔽捜査』 新潮社(新潮文庫) 2008年 ★★★★★物語は過去に凶悪事件を犯した加害者らが数年を経て殺害されたというところから始まります。その連続殺人事件の容疑者は現職警察官。この不始末の対策に追われる警察庁総務課長の竜崎伸也が物語の主人公です。竜崎は優秀なキャリア官僚ですが、一方で「変人」とも称される人物。何よりも原理・原則を大切にし、合理性に重きを置きます。しかし、竜崎の長男が自宅でヘロインを吸引しているところを発見してしまい、事件に対応する一方で私事にも追われる始末。懲戒処分などが頭をよぎる中、いかに自己を貫けるかが物語の見所です。本書を読み終えて、改めて自分も、いやすべての人が竜崎と同じような境遇にあるのだと思いました。個人的な思惑と組織の論理の狭間で、いかに自己を貫けるのかこれは組織(学校・会社など)に属するすべての人間が抱える命題です。竜崎に見習うべきは、実に古臭い言葉ですが、自己の信念を揺るがせないことです。まず、信念がない人間は組織に流される。そして、信念を曲げた人間は組織や周囲に軽んじられます。さらに、信念を抱く人間は煙たがれ、最終的には組織から排除される可能性もあります。それでも揺るがない信念とは、自分なりの「正義」に他なりません。世の中との折り合いという尺度の不透明なものとすり合わせながら、いかに信念を磨き、貫くことができるのかを、読みながらずっと考えていました。物語の主役はもちろん竜崎ですが、しっかり者の妻の冴子も非常に面白いキャラクターです。家庭的にはまったく無能な竜崎に対して、決め台詞のように「国のために働きなさい」と叱咤します。こういうタイプの女性をどこかで見かけたなあと考えていたら、『銀河英雄伝説』に出てくるキャゼルヌ夫人に思い至りましたこのネタがわかる人はどれくらいいるかなあこれにて「隠蔽捜査」シリーズで文庫化されたものは読み終わり、次は第3作の『疑心 隠蔽捜査3』を残すのみ。すでに出版から一年が経っています。もう一年待てば文庫化されるはず。今すぐにでも読みたいのですが、買うべきか、それとも一年待つべきか。貯まっている楽天ポイントで買っちゃうのも手だなあ…。疑心価格:1,575円(税込、送料別)※今野敏 『疑心 隠蔽捜査3』 新潮社 2009年にほんブログ村クリックお願いします
2010年06月25日
コメント(0)
![]()
相変わらず忙しい毎日ですが、ブログの更新も順調にこなせるようになり、ようやく以前のような生活に戻りつつあることを実感していますそろそろ今夏の旅行の予定を立てようと考えています。現在の候補地は、北海道利尻島、四国一周、そして近畿周遊。一番手軽なのが近畿への旅なので、それに落ち着きそうな感じ。近畿に行くことになったら、奈良の室生寺と和歌山の高野山、そして京都では醍醐寺と愛宕神社に立ち寄りたいと思ってます。とくに愛宕神社は昨年のリベンジという目的もあり、「今年こそ」という強い気持ちでいます夏休みまであと一カ月半。これ以上、仕事が忙しくなりませんように…。さて、今日は5月9日に読み終えた『明智左馬助の恋』を紹介します。『信長の棺』『秀吉の枷』に続く、「本能寺三部作」の完結編に当たる作品です。明智左馬助の恋(上)価格:630円(税込、送料別)※加藤廣 『明智左馬助の恋』 文藝春秋(文春文庫) 2010年 ★★★★☆三部作の最後を飾る本書の主人公は「明智左馬助光春」。明智光秀の娘婿とされますが、この名前にはやはり違和感があります。光秀の娘婿といえば「明智秀満」のはず…。ウィキで確認したら、史実的にはやはり「秀満」であり、軍記物などで「光春」とされたようです。作者があえて「光春」とした意図はよくわかりません。それはさておき、本書は天正九年(1581年)と天正十年(1582年)の明智光秀・光春の主従を中心に描いています。天正十年といえば、もちろん歴史に名高い本能寺の変の年。なぜ光秀が背いたのかそしてなぜ信長の遺体は発見されなかったのかこの二つの謎解きが本書、そしてこのシリーズの核心です。その答えを記すのはあまりに野暮なので、答えが知りたい人はぜひご一読くださいこのシリーズを読み終えて、興味を引かれたのは当時の公家や画家などの人々です。とくに面白そうなのは近衛前久です。以前、中公新書で伝記を読んだことがありますが、まったく記憶に残っていませんたぶん実家にあるはずなので、探してみたいと思ってます。信長の棺(上)価格:530円(税込、送料別)※加藤廣 『信長の棺』 文藝春秋(文春文庫) 2008年 ★★★★☆シリーズに手を出すなら、まずはここから。信長の伝記として名高い『信長公記』の著者太田牛一が主人公という、異色の歴史小説です。にほんブログ村クリックお願いします
2010年06月24日
コメント(0)

今日はとにかく長い一日で、仕事、家事、ジョギング、読書、DVD鑑賞のすべてをやり遂げましたとはいえ、もう3時過ぎ。明日も朝は早いので、更新したら寝ます。今日は先ほど観終わった映画『おくりびと』を紹介します。第81回アカデミー賞外国語映画賞を受賞してずいぶん話題になりましたが、今回が初見です。楽天レンタルで「おくりびと」を借りよう※『おくりびと』(監督滝田洋二郎) 2008年 ★★★★☆有名な映画ですし、作品紹介はせずに思ったところを書いていきたいと思います。映画の出来不出来でいえばよくできた作品だと思いますが、「まさか俳優に言わせないだろ」と思っていたセリフがあり、その「まさか」が出てきたときには興醒めしましたそのセリフとは「汚らわしい」です。人間にとって死とは特別なものではなく、逃れることが決してできないものです。一方で、死に携わる仕事が蔑視されてきたことも事実です。自分自身を省みると、職業蔑視観が少ない方だと思います(「ない」と言いたいけれども、「絶対ない」とは言えないので「少ない」にしました)。この作品に登場する納棺師をはじめとする葬儀業界にも嫌悪感などを抱いたことはこれまでなく、前述の「汚らわしい」には「やっぱり言わせたか」という残念な気持ちになりました。「子どもがいじめられる」もまったく同様。古いステレオタイプの差別意識を、現代において再確認することに意味があるのかと、思わず映画に問いかけてしまいました。もちろん脚本家もそのあたりは織り込み済みで、納棺師の仕事の尊さを映画内で啓発してはいるのでしょうが、何とも疑問の残るセリフでした。もう少し注文をつけておくと、山形県庄内地方の観光地ロケがあってもよかった気がしました。映画を観て街を訪ねたくなるような場所がもっとあると、旅に出て観に行きたくなります。酒田や鶴岡の方は訪れたことがありませんし、もう少し街並みや神社仏閣などの露出が多いと、今年の夏の旅行先候補になったのにと思いました。今年はどこに行こうかなあにほんブログ村クリックお願いします
2010年06月23日
コメント(0)
![]()
残念なことに、明日は朝から仕事となりましたやるべきことをさっさと終わらし、午後から休みを取りたいと思ってます。それでも明日は予定していることがいくつかあって、一つはDVD鑑賞。楽天レンタルで『おくりびと』を借りています楽天レンタルで「おくりびと」を借りよう※楽天レンタルでは、ただいまスポットレンタル(10泊11日)が1枚30円『おくりびと』以外にCD2枚を借り、送料が300円。合計390円でした二つ目はジョギング。明日は10km走る予定。1kmを6分くらいのペースでのんびり走りたいと思ってますが、雨だけが心配です。そして最後に『小暮写眞館』ですが、果たしてそこまでたどりつけるかどうか。講談社文庫の今月の新刊『しずかな日々』も買っていますし、そちらに挑戦するかも。さて、どこまでこなせるでしょうか今日は5月8日に読み終えた『Classical Fantasy Within (第8話)』を紹介します。作者は「ゴッド・オブ・ミステリ」の異名をとる島田荘司氏です。この「CFWシリーズ」は長く中断していましたが、今年になってようやく再開。1~3話までは第二次世界大戦末期の日本が舞台で、4~7話は純然たる異世界ファンタジー。そして待望の第8話は、謎の都市「ハロゥウイン・ダンサー」が作品の舞台でした。Classical Fantasy Within(第8話)価格:1,785円(税込、送料別)※島田荘司 『Classical Fantasy Within 8』 講談社(講談社BOX) 2010年 ★★★★★この「謎の都市」の住人は身長が3フィート(1m弱)で、人間以外の生き物はほとんど生息していません。また、都市の外に出ることは固く禁じられ、住人はさまざまなルールでがんじがらめに縛られて生きています。こうした状況に疑問を抱くのが、主人公エドが心魅かれるメラニー。二人は都市の謎に挑みました。このブログでは基本的にネタバレは書きたくありませんので、この「謎の都市」に隠された衝撃の秘密は読んだ人だけが知ることができる特権としておきます。この第8話は独立した巻になっていますし、気になる人は本書だけでも買って読んでみてほしいと思います。一言だけ書かせてもらうと、作者島田荘司氏の脳髄にきらめく奇想に圧倒されました。あり得ない真実を目の当たりにして「こんなのあり得ない」と言うのは自由ですが、その真実の中に張り巡らされた合理性を無視してはならないと思います。島田荘司氏の作品を読んだことのない人には、この作品をきっかけに「島田ワールド」にはまってほしいと願ってますにほんブログ村クリックお願いします
2010年06月22日
コメント(0)
![]()
今日も猛烈に疲れましたが、休みまであと一日。気合と根性で乗り切るつもりですさて、今日は5月7日に読み終えた『在日』を紹介します。新刊時にハードカバーを読んでいますが、GW中に実家で文庫版を見つけて再読することにしました。それにしても、文庫版をいつ買ったのかまったく覚えていません在日価格:500円(税込、送料別)※姜尚中 『在日』 集英社(集英社文庫) 2008年 ★★★★★本書は政治学者として知られる姜尚中氏の自伝です。描かれているのは幼少時を過ごした熊本での生活、学生時代の東京、留学先のドイツ、大学教員の職を手に入れた80年代、そして現在に至るメディアでの奮闘です。ここに抜け落ちているのは小・中・高の学校生活です。野球部に所属していたことなどは記されていますが、それ以上は詳述されていません。「永野鉄男」として過ごした思春期は、相当に煩悶を重ねていたのではないかと察します。本書から感じられる著者とは、学問と真摯に向かい合う生真面目な学者であるとともに、生きることに関して実に誠実で繊細な一人の人間であることです。これほどの教養を手にしていながらも、「余裕」よりも「精一杯」という印象を受けるのは、やはり「在日」としての「桎梏」のためでしょうか。そんな著者も今年で還暦ですが、まだまだ「知の最前線」で活躍してほしいと願っていますにほんブログ村クリックお願いします
2010年06月21日
コメント(0)
![]()
久しぶりに読書日記を書きましたが、なかなか筆が進みませんペースが戻るまでは時間がかかりそうです。本もなかなか読み進まず、6月に読み終えた本はこれまでにたったの4冊それでもせっせと買っているので、机の隅の新刊の山がエライことになっています今度の休みで、2・3冊は消化したいと思ってます。そのなかで楽しみにしているのは、宮部みゆきさんの『小暮写眞館』。700ページの大作ですが、一気読みするつもりです小暮写眞館価格:1,995円(税込、送料別)さて、今日は5月6日に読み終えた『沈黙のファイル』を紹介します。副題は「『瀬島龍三』とは何だったのか」。瀬島龍三氏は、大戦中に大本営陸軍部参謀を務め、シベリア抑留からの帰還後は、経済界・財界を渡り歩き、政界のフィクサーの一人として知られる人物。以前、このブログでも保阪正康氏の『瀬島龍三』(文春文庫)を紹介しています。こちらを読み終えたときに本書を買おうかどうか考えていましたが、GW中に実家で本の整理中に発見しました。買わなくて良かった沈黙のファイル価格:660円(税込、送料別)※共同通信社社会部編 新潮社(新潮文庫) 1999年 ★★★☆☆保阪氏の著書は1987年の出版で、文庫化が1991年とのこと。それに比べて、本書は1996年に出版され、1999年に文庫化されています。私の感想を端的に述べると、保阪氏の著作よりも後に書かれたものなのに、保阪氏が示唆する「瀬島龍三の闇」に迫り切れていない印象を受けました。本書は瀬島の周囲の人物(崔英沢、井本熊男、イワン・コワレンコの各氏)へのインタビューが中心であり、瀬島の数々の保身的な発言の検証はおこなわれずじまい。何とも残念な著作でしたにほんブログ村クリックお願いします
2010年06月20日
コメント(0)
![]()
仕事の方は、5月末からの地獄の2週間が終わり、今週になってようやく落ち着いてきましたとはいえ、これまでとは比較にならないくらい仕事の量が増えることになり、それに追われる毎日ですいつになったら落ち着けるのかはまったくわかりませんが、少しづつ本も読んでいますし、ジョギングも再開しています。ジョギングといえば、先日からジョグノートというブログを始めました。走った距離や時間、体重などを管理できるサイトです。素人ヘッポコランナーとして、週1または週2ペースでがんばっていきたいと思ってます【70%OFFレビュー特価2,440円】体脂肪計付強化ガラス体重計 Body composition monitor価格:2,440円(税込、送料別)※体重管理用に注文しました。激安ですさて、週末恒例の投資状況ですが、マーケットの動向を眺める時間はありません。それでもこの一カ月はユーロ圏の混乱もいったん落ち着いたようで、大きな変動もなく淡々と過ぎています。思えばサブプライムローン問題のときも、不安をくすぶらせたまま数カ月が過ぎ、そして急激な相場を迎えたものです。リスク資産はひとまず手放すのが賢明ですが、相変わらず損切りができずに塩漬け資産を抱えています※カッコ内の数値はすべて前週末(6/11)との比較です。楽天ポイント 5,830pt(-9,735pt)各国の株式指数NYダウ(アメリカ) 10,450.64(+239.57)SENSEX(インド) 17,570.82(+505.87)Bovespa(ブラジル) 64,437.58(+832.20)投資信託基準価額シュローダーBRICs株式ファンド 基準価額6,258円(+142円)世界物価連動国債ファンド 基準価額7,882円(+68円)外貨MMF為替・利回り(6/18 10:00現在)豪ドル外貨MMF 1豪ドル78.68円(+0.75円) 平均利回り年3.921%(+0.032%)貴金属小売価格(田中貴金属工業)金1g 3,786円(+59円) プラチナ1g 4,767円(+79円)楽天ポイントの大幅減は、買い物などで一気に使ったためです。コーチのバッグ、デジカメは結局買わずじまいFX口座開設分のポイントがあと3万ポイント入る予定ですが、なかなか加算されません。早くしてくれないと、使い切っちゃうよ~各国の株式市場も急激な下落局面は終わり、徐々に上昇傾向にあります。それでもさまざまな不安を抱えたままですし、再び急落してもおかしくありません。長期投資とはいえ、保持している金融資産がマイナス20%前後をうろうろしているのは、心臓によくありません。週末にNYで金相場が過去最高値を更新というニュースがありました。円高のため、日本での金価格はさほど大きな変動は受けていませんが、利益が出ているうちに売ってしまいたい思いに駆られます。ただ、今はとにかくガマンの時期。為替相場が円安に振れれば、日本での金価格も一気に上昇するはず。そのときこそ売却のチャンスと考えています。※口座開設と5万円入金で、楽天ポイントが3,200ポイントももらえますFXの取引を一度でもすると、さらに5,000ポイントもらえますにほんブログ村クリックお願いします■過去の投資日記はこちらから■6月11日付 5月28日付 5月21日付 5月14日付 5月7日付 4月30日付 4月23日付 4月16日付 4月9日付 4月2日付 3月26日付 3月19日付 3月12日付 3月5日付 2月26日付 2月19日付 2月12日付 2月5日付 1月29日付 1月22日付 1月15日付 1月8日付※2009年の投資日記はこちらから
2010年06月19日
コメント(0)

2週間ぶりの投資状況の更新です。マーケットの動向を眺めている余裕はなかったので、数字だけ記録しておきます。※カッコ内の数値はすべて前々週末(5/28)との比較です。楽天ポイント 15,565p(-312p)各国の株式指数NYダウ(アメリカ) 10,211.07(+74.44)SENSEX(インド) 17,064.95(+201.89)Bovespa(ブラジル) 63,605.38(+1,658.39)投資信託基準価額シュローダーBRICs株式ファンド 基準価額6,116円(+88円)世界物価連動国債ファンド 基準価額7,814円(+7円)外貨MMF為替・利回り(6/11 10:00現在)豪ドル外貨MMF 1豪ドル77.93円(+0.47円) 平均利回り年3.889%(+0.078%)貴金属小売価格(田中貴金属工業)金1g 3,727円(+49円) プラチナ1g 4,688円(-8円)※口座開設と5万円入金で、楽天ポイントが3,200ポイントももらえますFXの取引を一度でもすると、さらに5,000ポイントもらえますにほんブログ村クリックお願いします■過去の投資日記はこちらから■5月28日付 5月21日付 5月14日付 5月7日付 4月30日付 4月23日付 4月16日付 4月9日付 4月2日付 3月26日付 3月19日付 3月12日付 3月5日付 2月26日付 2月19日付 2月12日付 2月5日付 1月29日付 1月22日付 1月15日付 1月8日付※2009年の投資日記はこちらから
2010年06月12日
コメント(0)
![]()
壮絶な2週間を過ごしましたまだまだゴールは先ですが、山場は半分越えた気がします。少しずつ本を読む余裕も生まれてきました。来週末あたりには、本格的に更新が再開できそうな予感…。精神的にもきつい毎日でしたが、おかげで確実に痩せました学生時代の体重まで、推定であとマイナス3kgもう少し時間がとれるようになったら、ジョギングの方も再開したいと思ってますマーケティング戦略の実際3版価格:903円(税込、送料別)※水口健次さんの本は3冊目。もうちょっとで読み終わります。にほんブログ村クリックお願いします
2010年06月10日
コメント(0)
![]()
先週末から怒涛の忙しさです6月はヒマになるはずだったので、来週は旅行に行こうと思ってたのに…驚くべきことに、先週末から本を1ページも読んでいませんこんなことは大人になってから初めてのこと。それくらいにヤバイ忙しさです。というわけで、ブログの更新は当分お休みします。何とか6月中には再開したいと思ってます。肉体的にも精神的にも参りましたONE PIECE(58)価格:420円(税込、送料別)※それでも『ワンピース58巻』だけはコンビニで買いました面白く読みましたが、残念ながらルフィが弱すぎ★4つです。にほんブログ村クリックお願いします
2010年06月03日
コメント(0)
全14件 (14件中 1-14件目)
1
![]()

![]()