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5月9日~13日まで、タイのバンコクへ行ってきました。合唱団仲間の息子さんがタイのお嬢様と結婚することになり、その結婚披露パーティーに参加させていただきました。異国に行くと、日本とは様々なことが違うので、色々興味深いし勉強になるし、考えるテーマをもらえます。今回、肌で感じてとても印象に残ったのが、「貧富の差」でした。日本は、多くの人が平均化されてますよね。貧富の差もそれほど感じないし、国民皆保険だし、義務教育も整っているし。もちろん、人それぞれ違いはあります。でも、その違いというのが、タイの場合は、想像を絶していて、人々がその不公平感を自分なりに納得するには、一体どうしているんだろう?と考えてしまいました。仏教が盛んなのですが、それも人々には大きな救いになっているようです。よい体験でした。これからも、このテーマを考えつづけたいと思います。で、もちろん、歌の仲間たちとの旅は、全てがかけがえのない、楽しい時間でした。みなさまにも本当に感謝です。
2014.05.17
いよいよ 5月になりましたね。横浜は今日はちょっと肌寒い感じでしたが、日に日に日差しも強くなってきて、あっと言う間に夏になってしまいそうです。といっても、その前に梅雨がきますね。沖縄は梅雨入りしました。久しぶりのブログ更新です。また1ヶ月近くたってしまって、なんと月日の経つのは早いこと!春なので、大きな生活の変化を迎えた方もいらっしゃると思います。学生の頃は、年度が変わるというのは、かなり大きな変化ですよね。人間関係も、環境も、生活スケジュールも全てが変わってしまいます。それに適応するというのは、結構なストレスですよね。でも新しい経験は増えてゆきますね。頑張って。若いときには、目まぐるしい変化が成長のための栄養になります。私は50歳を過ぎてからのここ1,2年、ずいぶん内面的に変化しているように感じています。それは、この人生の終着点が見えてきて、それを常に意識するようになってきたせいかもしれません。それに、周囲に年上の人ばかりいるせいもあるかも。「残り時間」「あとどのくらい」「やれるうちに」「動けるうちに」四六時中、そんな言葉を使う人たちの中にいて、いつの間にか自分も同じようにそれらの言葉を沢山言うようになってしまいました(苦笑)ちょっと前の自分からは、とても予想ができなかった変化です。でも、決して後ろ向きな気持ちでその言葉を使っているのではなく、今、この瞬間がどれほど貴重で大切なものなのかを強く感じるので、一日、一瞬たりとも無駄に過ごさないように大事に大事に生きたい。思いやりの気持ちをもってすべてに接したいという前向きな気持ちから発しています。それでも、あまりにこの瞬間の幸せが一瞬にして消え去るようなはかないものに感じて、とても切なく寂しい気持ちもあります。夕暮れの一番美しい空の色を満足しながら眺めているけど、でも、次の瞬間には日が落ちて全ての色が消えてゆくことを知っている。だからこそ、今この瞬間がこんなにも愛おしい。まるで明日にも死に逝く人みたいな言い草ですが、日に日に妙にこの感傷的な感覚は強まってしまっていて。いろんなことを、これが最後かもしれないと思ってやったりしています。自分というより、両親や周囲の老人たちが、どんどんあの世に旅立ってゆくのを見送る時期なので、私自身も、人生でやり残した後悔が残らないように、広く、浅く、手当たり次第にとりあえず、やれることはやっています。若いときと違うのは、これから先、何かに役立つかどうかということではなく、結果を出したいという欲があるわけでもなく、今、この瞬間にそれをやりたいという気持ちがあるかどうかだけを頼りに何かをしています。なんとも刹那的な感じなのですが、自分の行動がどのように次につながっていくのか、人間には本当のところは先のことは分からないわけですから、あれこれ考えずに、生命エネルギーに委ねて、その、生命エネルギーが、この私という人間の中で形になって出てくる意欲(モチベーション)に従って動くことにしています。実際、それ以外のことは体力的にも無理がきかなくなってきて出来ないんですけどね。ますます無理も出来ないし、嘘もつけない身体になりつつあるので、義務感だけでは動くことができません。ある面、社会人失格ですね。嫌なことでも責任を果たせるのが健全な社会人ですから。超ポジティブに考えれば、モチベーションというのは、「自分がワクワクすること」とイコールかもしれません。あの有名なバシャールが繰り返し、しつこく言い続けていたことです。「ワクワクすること」だけやり続けたらどうなるか、身をもって実験的に体験してみて、またご報告します。ただ、この瞬間の感謝からくる幸福感が、環境の変化や加齢による変化で消えてしまわないように、上手に年をとっていけたらいいなと願います。いくつになっても生き生きと生きている尊敬する先輩方はたくさんいます。お手本にしたいです。今の私にとっては、好奇心こそが生きる意欲の源。そして、今回の人生で残された時間、大好きな「人間」という生き物のことももっともっと知り、愛して関わりたいと願っています。
2014.05.06
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