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今年もあと残すところ数時間です。初詣で引いたおみくじが「凶」だったことから始まった一年でしたが、振り返ってみると「凶」ではなく「吉」の一年だったように思います。家族が健康に過ごすことが出来、悩んだり落ち込んだりすることも多少はありましたが、毎日感謝することの方が多く、よい一年だったと思います。 今年も新しい出会いがいくつもありました。習い事や学校のボランティア活動で出会った人たち。子どもの友達や、子どもを通じて親しくなったママ友達。みんな良い人たちばかりでいろいろな刺激を受けました。このブログを通じても新たな出会いがあり、よい影響をたくさん受けることができました。 中でも“こんな人になりたい”と思う人との出会いは印象的でした。その方はヒーラーの方。レイキに興味をもち、体験という軽い気持ちで訪れたのですが、もうお孫さんもいるという年齢なのに若々しく気品があって、穏やかで温かさがにじみ出ている方でした。HPを通して知った方なのですが、ヒーリングサロンが自転車でいけるような距離にあるというのもびっくり。サロンの雰囲気もとてもよく、インテリアなども参考になりました。私もこんな雰囲気をもつ人になりたいと感じさせられました。悩みや体の不調などがあって訪れたのでなかったのですが、ヒーリングを通して伝えられた言葉はとても人生の支えとなるようなことでした。 来年の4月からはまたPTAの役をなりゆきで引き受けることとなりました。一昨年は学級委員で、伝えられたことを実行していくという立場だったのですが、今度の役は書記で運営していく方となったので責任の重さを感じています。副会長、会計の方が知っている人なのでちょっと安心ですが。また、新たな出会いがあるだろうとそういう面では楽しみにしています。 このような拙いブログですが、訪問してくださったり、書き込みしてくださったりする皆様には本当に感謝しております。更新もまばらながらもこうやってなんとか続けていけるのは皆様のおかげです。どうもありがとうございました。 皆様、どうぞよいお年をお迎え下さい。
2007年12月31日
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2006年に読んだ本の合計は104冊でした。今、思い返してみると、印象に残ったものから、内容をあまり覚えていないもの、生きていく上での大きな指針となったものなどさまざまです。でも、どの本も少しずつ今の自分を作っているのだなあと思うと、本との出会いも貴重でありがたいものだなあと思います。 12月に読んだ他の本は以下の4冊。 『僕は見習いナチュラリスト』 加藤直邦 2007.3 ケニアでサファリツアーガイドをしている著者の、動物観察の記録やマサイ族や現地のレンジャーとの交流などについて書かれたエッセイ。野生動物について知らなかったことを知ることができ、興味深く読み進めました。 例えば、カバの闘争は口を大きく開け、相手よりも大きく開いた方が勝ちとなるとか、水に浮くことが出来ないカバは、突然の増水があると溺れて死んでしまうことも多いとか。ライオンの縄張り争いや、あまりよくしらないヌーやハイエナの生態など。絵本でしか知らない「ガラゴ」も出てきました。 面白い話、心温まる話だけでなく、動物の世界の厳しさもよく描かれています。それも含め自然というものの奥深さをまた一つ知り、そして一度アフリカの野生動物を観に行きたいなと思うのでした。 女性の品格 板東眞理子 2006.10 発売から一年以上経ちながらも、未だにベストセラーになり続けている本書。マナーや言葉遣い、装いや買い物の仕方、お金の使い方、人間関係など当たり前のようなことがさらっと書きつづられています。この本が求められているというのはそれだけ、その当たり前を意識せず生活していることの多く、また忘れかけてきたその感覚を取り戻そうというという時代なのかもしれません。当たり前のように思っていても、実際はできていないこと、言われてみると成る程と思うことなどいくつか自分のツボにあてはまるものがありました。品格とはどのようなものか、自分なりに考えるきっかけともなりました。 エジプトのききめ。 ムラマツエリコ なかがわみどり』 2003.4 著者二人がエジプト旅行に行った時の旅行記をイラストや写真を交えながら楽しく紹介されています。特におもしろいのがエジプト人との関わり。ぼったくりの話だったり、日本人と見るとすぐに求婚してきたり。読んでいてくすっと笑えるものばかりです。 なるほどと思わされたのが砂漠での夜の空。見渡す限りの砂と空しかないところでは星はドーム上に見えると言うこと。日本にいると空は上にあるという感覚なのだけど、砂漠では空は前後にも左右にもある。そんな風景を想像すると、昔の人が天動説だと思ったのも何となく分かるような気がしてきます。 『翻訳者はウソをつく!』 福光潤 2007.10 翻訳は、訳す人の思いや出版社、映画配給会社の意向、用途、その時代や国の文化などが背景となっているため、その裏側の事情を垣間見ることができるのは面白いものです。この本はそんなエピソードがいくつか入っていて、なるほど・・と感心したり、へえ~と思ったり、くすっと笑えたりします。 例えばシェイクスピアの有名な一文。 To be, or not to be, that is the qestion. の訳は「生か死か、それが問題だ」が一般的。 それが、1874年の漫画雑誌の訳には 「アリマス、アリマセン、アレハナンデスカ」1894年の岩野泡鳴訳では「死のか、死のまィか、一思案」1905年の浅野和三郎訳では「定め難きは生死の分別」1977年の小田島雄志訳は「このままでいいのか、いけないのか、それが問題だ」 その他の訳もいくつか紹介してあって時代の流れや、いかにも日本人らしいなあというところが感じられて楽しめました。 今月は、以前日記に書いた『報道が教えてくれないアメリカ弱者革命』(堤未果)と合わせて6冊でした。 来年も年間100冊くらい読めるように、まだ来年も読書からも学んでいけるようにしたいと思います。
2007年12月30日
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『反転 ~闇社会の守護神と呼ばれて 田中森一』 2007.6 著者は元特捜検事で、その後弁護士となった人物。2000年の石橋産業事件をめぐる詐欺容疑で逮捕、起訴され実刑判決を受け、現在は上告中の身です。この本には、幼少の貧しかった暮らし、検事だった時のさまざまな事件、検事を辞めるきっかけとなったこと、、弁護士となってからの事件や、暴力団、政治家との関わりなどについて実名も上げながら書かれています。読んでいて、テレビの中の出来事のようなこと(バブル期については特に)が現実にあったのだと愕然とします。実際にある検察庁の圧力、暴力団と企業や政治家、官僚との関わり等々。政治家や官僚などとお金の問題がついてまわる構造が少し理解でき、こうい問題はなかなかなくならないのだろうなということも読んでいてじわじわと感じてきてやり切れなくなりました。また、私が特に感じたのは、人が時代や環境に流されていくことの恐ろしさとお金の魔力。 この本には大金の動きがさらっと書かれていて驚きます。お金の動きは事件の家宅捜索をしていた警察官の捜査員が10人で計1000万円ものお金をポケットにしのばせていたというようなことなどから始まります。単純に割っても一人100万もの着服か・・と驚いていたのですが、読み進めていくうちに、バブル期の頃には、著者が7億の自家用ヘリコプターを購入したとか、40億を株でもうけ、また同じだけ損をしたとか、弁護士報酬が億単位のこともあったとか。幼少の頃、貧しい暮らしを体験していた著者は、そういう生活の中で金銭に対する今までの感覚は失われていきます。 知らないうちに周りに流され、自分もその渦の一つとなり、どこか常識を逸したことをしてしまうことの恐ろしさを感じます。周りから見ると、分かることが渦中にいると分からない。ホリエモンが“お金で買えないものはない” というような発言をしたことのように。多くの人は何を言っているの?という反応だったと思うけれど、毎日大金を動かし、自分でも大金を使う日々を過ごしていれば、“自分の力で何もできないことはない、自分が経済を動かし、好きなことを何でもできる王様なのだ”という気分に自然となっていったのかもしれないと思います。 後になって振り返って見たときに、なぜこんなことになってしまったのか、何がいけなかったのか分からず呆然としてしまう。その怖さを読んでいて感じました。それは、実はどこにでもある世界なのではないかとも思います。自分の身を置いている世界が常識のようだけど、外から見ると、それはおかしいのではないかと思うことも多いのではないかと。この本に書いてある世界は自分とは遠い世界のようだけど、全てが人事であるとは思わずにいたいです。
2007年12月30日
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一年の汚れを落とし、新しい年を心地よくスタートするための大掃除。一昨日から少しずつ行っています。 天気も良くぽかぽかとした掃除日和の今日は、家中の窓ふきとリビングと廊下のワックスかけを行いました。年々、手際よくしっかりと掃除をするようになる子ども達。大掃除の内容はだいたい毎年同じなので、子ども達の成長の様子が掃除を通してもよく分かります。頼んだことだけでなく、自分たちで考え掃除をする姿に、特に成長を感じました。 掃除が終わった後は、おやつの時間。冬休み中は子ども達と簡単な手作りのおやつを作り楽しんでいます。クッキーやアップルパイ(冷凍シートを使ったもの)、ホットケーキ、などなどごく簡単な物。クリスマスのケーキは、スポンジを買ってきて、生クリームやフルーツなどでデコレーションしただけでした。簡単だけど、子ども達は大喜び。自分で作った物はやはり美味しく感じるのでしょうね。 今日のおやつは、パフェ。一番下に缶詰のももを刻んだもの、その上に順にコーンフレーク、アイスクリーム、生クリーム、トッピングチョコを乗せていき、脇にバナナとりんごを添えただけの簡単な物ですが、なかなか作るのも楽しく、好評でした。特に働いた後のおやつは美味しく感じたようです。
2007年12月27日
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3週間前、サンタさんに手紙を書いた子ども達。その後、首を長くしながら待っていたクリスマスがやってきました。 24日の夜は、8時半になると「もう、寝ないとサンタさんが来れないよ。サンタさんは忙しいからいつでも来られるように早く寝ないとね。サンタさんが来たときに僕たちが寝ていなかったら、またこないといけないでしょ。それじゃあ、二度手間だもんね。」という息子。「でも、その前に部屋をきれいにしておかないと、サンタさんに失礼だよね。一年に一度しか来ないお客様なんだから。」と部屋の掃除を始める娘。なかなか、気の利いたことをいうじゃない。 25日の朝、子ども達は6時に目を覚まし、ツリーの飾ってあるリビングへダッシュ。「やったあ~。サンタさん来たんだ~」と大歓声でした。 プレゼントは、息子は人生ゲーム(DSのソフトでなく、ボートゲームの方)、パジャマ、サンタのブーツのお菓子。ボードゲームの定番♪タカラトミー人生ゲームEX(エクストラ) 人生ゲームは、ポケット版の方を旅行の時に持って行って遊んでいます。でも、ポケット版はやはりやりにくい。大きいのが欲しいよね~と言い、リクエストしていた息子。 ボードゲームの良いところは、お金のやりとり。ゲームを通して10000以上の数の勉強にもなるし、お釣りを考えること、両替をすることで感覚として数がつかめます。10000以上の数って実際に子どもが触れるような場面はあまりないので、ゲームを通して触れるのはいいなあと思います。(なんと言っても人生ゲームには10万ドル札までありますから) 娘はこなぷんハンバーガーキッチン、文房具セットとサンタのブーツのお菓子。バンダイ こなぷん ハンバーガーキッチン こなぷんは友達の家に遊びに行った時に、一緒に遊ばせてもらってからの憧れ。リクエスト通りで大満足だったようです。 子ども達が「お父さんと、お母さんにもサンタさんからプレゼントが来てるよ~」と包みを持ってきました。それは予想していなかったことなので私はびっくり。主人には遠赤外線の靴下、私には財布でした。私の財布は5年くらい使っているものですが、小銭入れの内側の部分が剥げてきていました。「そろそろ買い換えようかなあ~」と以前言っていたのを覚えていてくれた主人からのプレゼント。私にだけだと怪しまれるので自分にも欲しかった靴下を買ってきて、早起きしてツリーの下に置いたようです。感謝、感謝。 子ども達は、「サンタさんて、大人の欲しい者も分かるんだね。凄いね。でも、去年まではなかった気がするけどなあ~」と言っていました。 私から主人へのプレゼントは、主人が以前から欲しがっていた「いえそば」。【送料525円】タカラトミー 家庭用簡単そばうちメーカー いえそば【楽天最安値に挑戦】家でおそばやうどんが作れるという成人向けのおもちゃ。こちらは24日に届くように配送してもらい、配送元の所に“おかあサンタ”と書き入れ、主人に渡しました。今年の年越しそばは、これで主人と子ども達に作ってもらいます(笑)
2007年12月26日
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今日は、弟の結婚式。大安吉日で暖かくとてもよい日となりました。 やはり結婚式はおめでたいもの。見ている方も自然と笑顔があふれます。 お嫁さんは弟よりも2つ年下ですが、とてもしっかりとしていていて、笑顔の似合う可愛らしい人。弟にはもったいないくらいです。父が病気で入院しているときからいろいろな心使いをしてくれ、父も“本当に嬉しいこと”と、とても喜んでいました。やはり、みなから祝福される結婚って、それだけで幸せなのだなと感じます。 結婚生活にはいろいろなことやいろいろな時期がありますが、その中でも幸せを感じる続けていってほしいと願っています。
2007年12月16日
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最近、娘は「○○券」作りに夢中です。「かたたたきけん」「マッサージけん」は以前から、母の日や誕生日などの時にくれていましたが、最近はバリエーションが増え、週末になると「一週間分の券ね」と言って数枚の紙をくれます。 ・コーヒーメーカーで最近コーヒーを入れられるようになったので“コーヒーけん” ・娘が「絵本を読んであげる」と言って読んでくれたのが可愛らしかったので「また読んでね」と言った所できたのが“本よみけん” ・トランプや風船遊びなどができる“あそびけん”(娘は自分が遊んであげているという発想かも) などなどの券をくれるのですが、最近もらったのが“わくわくけん”これは、何にでも使える券なのだそうです。娘曰く「何に使おうかな~と考えるだけでわくわくするでしょ。だから、わくわく券なんだよ」 楽しそうな色合いの飾りに笑顔の女の子の絵が書かれたその券は、見ているだけでわくわくしてきそう。ちょっと使うのがもったいなくて、手帳に挟んであるのでした。
2007年12月11日
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週末は、名古屋で行われている『ドラリオン』を観に行ってきました。『ドラリオン』は、中国が誇る伝統芸術現代の西洋文化を代表するシルク・ドゥ・ソレイユとの驚異的パフォーマンスが融合した作品。 タイトルの『DRALION(ドラリオン)』は、東を代表する龍(DRAGON:ドラゴン)と西を代表する獅子(LION:ライオン)からなる造語で、人類と自然の共存を求める「東洋的哲学」からインスピレーションを受け、生み出されたものです。 それは、それは素晴らしいものでした。サーカスと中国雑伎団の芸、ミュージカルの踊りや表現と歌とが織り混ざされていてあっという間の2時間。ダイナミック、力強さとスピードのある演技と反対に優美さと繊細さとしなやかさのある表現。そして、心揺さぶられるような素晴らしい歌。“人間のもつ力ってすごい”と思わされ、またすみずみまで行き届いた緊張感ある演技の裏には想像を絶するひたむきな努力があるだろうことを思うと、私も頑張らないとと感じさせられます。 本当に素敵なステージを見せていただきました。ドラリオン
2007年12月10日
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最近、本の話題が続いていますが、今日紹介のするのはこちら。忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス 妻が夫に望む育児の内容や、日々育児に励む妻の気持ちが書かれていたり、父親としてどのように子どもと関わっていけばよいかがとても分かりやすく書かれています。 妻の立場の私が読んでいて、「そうそう、その通り」と思うことがたくさん。男性の著者から語られることによって、理解できる部分も多いと思います。 我が家のリビングにある本棚には子育てハッピーアドバイスのシリーズがならんでいます。先日、主人に「このシリーズで世のお父さん向けの本が最近出たんだよ」と話すと、早速次の日の買ってきて読んでいました。 そして、この本を読んでからさりげなく主人に変化が。 休みの日に子ども達に向かって「今日はお父さんと、どこかに遊びに行こうか。」と誘い出してみたり、「今日は子ども達とおでんを作るから、それを夜ご飯にしたらいいよ」と言って、子ども達と買い物に行っておでんを作ってくれたり。 私の話を聞くようにしてくれているのも感じます。今まで一応相づちは打ってくれるものの「この間話したあのことだけど・・」と言っても「そんなこと話したっけ?」ということが多くありました。なので、私の話は、主人にとってはどうでもいいことなのだろうなという思いがあって、最近はあまり自分の話はしないようにしないようにしていました。まあ、ニュースの話題や主人の仕事に関する話題はよくするのですが。 でも、最近は自分から私が読んでいる本や観た映画などにも興味を示して(努力して?)聞いてくるようにもなり、ちょっと驚いています。 でも、欲を言えば、2人の子どもがもっと小さいときにこの本が出ていて、読んでくれていたならば・・。まあ、過去のことを言っても仕方がありませんが(笑) まだブログを始める前のこと。当時、子どもも小さく目が離せない上、仕事もしていた私。子どもとの関わり方や、家事、休日の過ごし方(主人は休日も自分の好きなように仕事をしますが、私は休日も子どもと一日過ごし、子どもが寝てから仕事をする、家でできない仕事は職場に連れて行くというスタイルが続いていたので)などの、自分の気持ちを伝えても、「俺は、俺でいろいろとやっているんだぞ」という主人と話は平行線でした。「あなたは、やってくれているつもりかもしれないけれど、そういうことをしてほしいわけではなくて、〇○○○・・」などの話は「それは、お前のわがままだ」という主人とで喧嘩になることもしばしばでした。まあ、私の言い方も悪かったとは思いますが。まずは、感謝の気持ちを伝えて、でもこうしてくれるともっと嬉しいのだけど・・などと言えばよかったかなと思いますが、当時は“同じ仕事をしていて、夫婦二人の子どもなのに私ばかりが大変で・・”という思いが強くてそれが全面に出ていた自分自身の反省もいろいろとありますが(笑) 主人は本を読んで、あの頃言っていたのはこういうことだったのか、と今理解したと言っていました。夫婦の間の話ではお互い感情的になってしまう部分があります。しかし、第3者から語られると理解しやすいもの。他の奥さんも同じようなことを思っているんだ、と分かるだけでも違うと思います。ご主人におススメしてみてはいかがでしょうか。
2007年12月06日
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報道が教えてくれないアメリカ弱者革命 堤未果 2006.4 ブログでリンクさせていただいている方が以前、紹介されていたこの本を読みました。 著者はアメリカの“弱者”に焦点をあて、さまざまな取材を通してアメリカの実情を伝えています。 本当にこんなことがあるのか?と驚くような内容が書かれていました。 2004年に行われた大統領選。全米の投票の3割が電子式投票機械によるものとなる。電子式での投票であれば、機械を操作することによって簡単に投票結果を変えてしまうことができる。 しかも、投票権は全ての人に平等にあるわけではない。実際、ある黒人居住区では、投票の待ち時間は5~6時間。やっと中に入れたと思えば、半年前にスピード違反切符を切られたという理由で投票できない人、8時間待たされたあげくに投票できなかった人、機械の不具合で投票できないと言われた人など投票させてもらえない人がたくさんいた。 ある地区では対立候補であったケリーのボタンを押しても「ブッシュ候補に投票でよろしいですね?」という画面が出る事態が続出したにもかかわらず、そのまま放置されたそう。 イラク戦争への兵士の勧誘。兵士として集められたのは貧困からなんとかして抜け出したい、そのためには大学へ入りたいという若者。「軍に入れば、大学へ行くことも約束されるし、両親を楽させてあげることもできる。輝かしい未来が待ち受けている」そういう甘い言葉でリクルーターは入隊を進める。しかし、実際に大学の学資目当てに軍に入隊する人のうち、本当に大学に行かれるのは35パーセント、卒業できるのは15パーセント。それは、大学に入る前金が必要であったり(それは入隊契約時の説明の時には隠されている)、何とか前金を払えても、その後のリクルーターの言う「全額保障」とはほど遠いため。 そのリクルーターたちも、大学へ行きたくて入隊したものの、前金が払えずに断念し、戦場に行くよりはましと考え、この仕事を選んだ人たち。彼らはイラクでの戦争が長引くに連れて、入隊させる兵士のノルマが増え、朝の5時から夜中まで働き詰める。 そうやって、勧誘されてイラク戦争へ行き、帰還した兵士たち。戦争の現場で精神を病んだり、身体に負傷を負う人も少なくない。兵士は帰国した後、病院の紹介から、再就職活動の手伝い、アパートの面倒まで無料で受けられるサービスを受ける権利を持っている。しかし、戦争予算とリクルート予算を増やす一方でそれらのサービスの予算は毎年1億ずつ減らされていった。そのため、PTSDなどで苦しんでいる帰還兵の病院はいっぱいで予約も取れない。就職の斡旋も行き届かず、ホームレスになる兵士は続出している。 アメリカ国防総省がやっているJROTC。これは国内の15歳から18歳までを大賞とした制度の一つで、成績や出席率が悪い留年候補組の高校生を引き上げる目的で作られたもの。これに登録した生徒は、通常の授業とは別に、週に3、4回、JROTCに出席する。 そこで使われている教科書には、命令やルールの服従が書かれており、実際の授業は、アメリカ軍の歴史、サバイバル術、地図の読み方、爆弾の仕組みと製造過程、銃の使い方など。校内の地下では実際の銃の訓練も行われるという。週に、何度もそのような授業を受けた生徒達は、自然と軍医大してポジティブなイメージをもつようになり、大学の費用と市民権を得る裁量の道として、軍に入隊しやすくなる。 JROTCの他に10代の若者を勧誘するもう一つの手段がオンラインゲーム“アメリカズ・アーミー”。このゲームは誰でも無料でダウンロードできるもので、ビジュアルな戦場でリアルな戦闘を体験するゲーム。ユーザーは登録の際、ユーザーネームと電子メールアドレスを打ち込むことになっていて、打ち込むと、自動的にどこのパソコンから登録が行われたのか瞬時に調べ出され、住所などの情報がアメリカ軍のデータに記録される仕組みとなっているという。そこから、勧誘が始まるのだろう。 ゲームでは、問題が起こったときに暴力で解決するのが正しいというように子ども達を洗脳していく。最初はおぞましく感じる映像も回を重ねる毎に何とも思わなくなっていく。登録したユーザーは200万人を超えたという。 社会的弱者が国の食い物とされているアメリカ。しかし、そこには国の政策に反対して活動する人々もたくさんいる。そして、それに賛同する人々も。その活動の努力が形になって実った例もある。だから、皆が手を取り合えば希望はある。そういう人々のひたむきさや立ち向かう力には感慨を覚えます。 でも、一主婦である自分が出来ることは・・。 いろいろな現状をまず知ること。無知は罪という言葉もある通り、この本を読むと国民の無知によって物事が恐ろしい方向に進んでいくというのもよく分かります。まず、自分がいろいろなことを知ろうと思うこと。知ることによって物事の判断力もついてくると思います。 そして、やはり平和や良い行いは自分の足下から。まずは家庭、そして地域などに広がっていくもの。未来を担っていく我が子たちに大切なことを伝えていくこと。それがまた将来広がっていくことを願いながら。こちらは以前読んだ本。(今年の1月の日記で紹介しました)『ヒバクシャになったイラク帰還兵』佐藤真紀劣化ウランで被爆したアメリカ兵について書かれています。
2007年12月04日
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小説以外に今月読んだ本。 『12歳までに「絶対学力」を育てる学習法』 糸山泰造 2007.9 前著「絶対学力」「新・絶対学力」と書かれている内容は同じですが、脳の働きにも触れています。主に算数の学習について書かれていて、とにかく12歳までに必要なことは思考力を伸ばすこと。高速計算、パターン化した学習、先取り学習の弊害を主張しています。また、学習においては“視覚のイメージ化”をすることが大切。それはどの教科においても同じこと。実際の「どんぐり倶楽部」の問題もいくつか例で取り上げられているし、巻末にも付録として載っているのでどのような学習が好ましいと言っているかが分かりやすいと思います。 私自身も頷ける部分が多々ありますが、ちょっと極端すぎるかなという思いもしました。 『子ども力×母親力』 早川たかし・明橋大二 2007.5 心療内科医で「子育てハッピーアドバイス」などの著者で知られる明橋大二先生と富山県で子どもイタズラ裏を主催している早川先生との対談本。 早川先生が主張しているのは“遊び”の大切さ。子どもにとっても“遊び”は大切だが、それは大人にも必要なこと。親が一度子どもに戻って、体を使ってキャーキャー言いながら遊んでみたりして、子どもになってみる。子どもに戻ることで、そこからもう一度親として何ができるかということ、大人としての関わりを考えることができる、見えなかったものが見えてくるようになると言っています。 そして、成長の上で一番大切なのが「自己肯定感」。現代日本の子どもは「自己肯定感」が低いということがよく言われています。昔は、それは特に意識しなくても自然に育まれてきた力なので、昔の教育論はしつけと学力だけが課題とされてきたそうです。しかし、今は土台となる自己肯定感は自然に育てられる環境ではないから意図して環境を整えていくことが必要。国などはその土台作りについては見て見ぬふりをして、その上の段階の学力、しつけの方ばかり見ている。ボロボロの土台の上にそれらを乗せようとすると余計にボロボロになってしまうと危惧しています。それを解決するためには親と子はしっかりと向き合うことが必要。そのためのきっかけの一つとなるのが“遊び”だそうです。 本音発言 江原啓之 2007.10 江原啓之さんがスピリチュアルなことに否定的な考え方をもっている40歳代の男性記者に対する質問に答えている形の対談本です。今までの週刊誌でのバッシング記事に対しての真意やそれに対する思いを語っています。どのような質問にも冷静に迷うことなく答えられています。 私はスピリチュアルな世界を信じている(スピリチュアル世界を知ることによって今までの疑問がすっと解決し、全てが繋がった実感がある)ので、江原さんの本も時折読んでいるので、改めてそうだったのかと納得することはありませんでしたが、そういうことを信じていない人はこの本を読んでどう感じるのだろうとちょっと興味があります。 (↓廃刊になったのか、リンクがありませんでした)『教師のための高機能広汎性発達障害・教育マニュアル』 あいち小児保健医療センター 2005.1 高機能広汎性発達障害とは、高機能自閉症、アスペルガー障害、小児崩壊性生涯、レット障害などを指します。また、注意欠陥多動性障害、学習障害、発達性言語障害などとともに併発されることが多いものです。 この本では、高機能性広汎発達障害とはまずどのようなものであるのか、子どもが実際に授業中などでどのような行動を取るのか、そして教師としてどのように対応していくのが書かれています。 まず教師も親も正しく理解することの必要性を強く感じます。高機能性の障害、特にアスペルガー障害は学習能力も高く、生活能力もあるので、障害をもっているとは周りも気づきにくいものです。だからこそ、しっかりと予備知識を備えておくという必要があることを感じます。また、それと同時に担任の先生以外の先生がサポートする必要性も強く感じました。その他に、以前の日記に書いた格差をなくせば子どもの学力は伸びる を合わせて、今月読んだ本は10冊でした。
2007年12月03日
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町を散歩したり、公園の近くを通ると紅葉がとてもきれい。近くにある高校にはイチョウ並木があるし、近くの小学校には桜並木があります。イチョウの黄色はとっても可愛らしく色が揃っていて見ていて「うわ~」と声をあげたくなりますが、今年の桜の紅葉も本当に美しく、桜ってこんなに毎年きれいだっけ?と思わされます。カエデの赤とはちょっと違った赤。一葉一葉微妙に色が違うところがまた魅力です。 今月は小説を読んだ割合がいつもより多かったかな。まずは、今月読んだ小説から。カシオペアの丘(上)カシオペアの丘で(下) 重松清 2007.5 幼なじみだったシュン、トシ、ミッチョ、ユウジの四人。思い出の地、カシオペアの丘は当時4年生だった彼らが夜遅くに、親にも内緒で打ち上げられる宇宙探査機を見ようとした場所。仲が良くライバルでもあったシュンとトシだが、ある事故をきっかけにそれ以後、会うこともなくなる。その四人が一つの事件をきっかけに、再び30年の時を経て、カシオペアの丘で会うことになる。その地は実はさまざまな過去がつながっている場所でもあり、新しい未来へと移行する場所でもあった。 四人以外の人々も関わりながら静かに、時には壮絶進んでいく物語。過去と現在の時間、故意ではないのに大きく背負ってしまった罪、そして許し、亡くなった命となくなりゆく命。変わらない物と変わってゆくもの。さまざまなことが問いかけられる物語です。上巻の最後と下巻の途中で胸にこみ上げるものがあり胸が詰まりました。強運の持ち主 瀬尾まいこ 2006.5 占い師ルイーズ吉田が主人公の連作短編集。元OLのルイーズは仕事に我慢が出来なくなって、占いの道に入った。特に能力もない本人も求めるイカサマ占い師なのだが、彼女を頼って多くの人が占いにやってくる。彼女が行っているのは占いと言うよりも人生相談。でも、その占いを通して、客も本人も成長していく。 やさしいほのぼのとした色使いのカバー絵に惹かれて手に取った本。瀬尾さんの本を読んだのは「図書館の神様」に次いで、これが2冊目です。 占いというのは非日常な場なのだけど、実は切り取った日常の積み重ねであるような場所。読んでいてほっと心が落ち着く、そんなお話でした。六番目の小夜子 恩田陸 1992.7 高校に「小夜子」という名の美しい転校生がやってくる。この高校では密かに「サヨコ」を巡るちょっと恐ろしいゲームが伝統として伝えられていて、彼女の周りに奇怪な出来事が起こっていく。彼女は一体何物なのか・・。 数年前に、NHK教育テレビで連続ドラマになっていて、時折見ていました。しかし、ラストを見ていなくて、ずっとどういう話だったのか気になっていました。 ホラーというほど怖くはありませんが、ミステリアスでぐいぐいと話に引き込まれていき、一気に読みきってしまいました。読んでいるときは入り組んでいるようでどんなるのだろうと思うのですが、最後はさらっと淡々と糸がほぐれていくような終わり方で、何故か爽やかな気分になります。そういう感じがするのが恩田陸さんの作品で、私は好きなところです。 一億百万光年先に住むウサギ 那須田淳 2006.9 中学三年生の翔太とケイは数年前から隣同士に住んでいるが、話をしたこともない仲。その二人が、互いの家族や近くに住む人との関わりを織り交ぜながら、さまざな事件を通して二人が近づいていく。 物語の中に宇宙や樹にまつわる一つの童話や、一昔前の音楽などが挿入されていながらも流れるように物語は進んでいきます。作品に、急な展開があったり、緩やかな流れになったり、それぞれの章が独立しているようでつながっていたりとクラッシック音楽のような雰囲気のお話に感じられました。 主人公が中学生にしては大人びていたかような。私としては高校生くらいだったらもっとすっきりとしたように感じます。分身 東野圭吾 1993.9 北海道で暮らす鞠子と東京で暮らす双葉。鞠子は母親が自分のことを嫌っているのではないかとある時から感じるようになる。そんなある日、家が火事になり母親が亡くなる。事故として片付けられたが、実は自殺ではないか。五年後、大学生になった彼女はその理由を探っていく。一方の双葉は音楽バンドのボーカルとしてテレビに出た直後に母親がひき逃げで殺害される。そこから不可解なことが起こり探っていく。同じ時に東京都北海道を行き交う二人。その中で二人は互いがそっくりなことを知る。二人の過去は・・。そして二人が何者かに狙われていく理由は・・。 一年半ぶりくらいに読んだ東野作品。やっぱり読み始めると続きが気になり、面白くてどんどん引き込まれていきます。ストーリーも面白いですが、現代の科学や医学の問題、人間の身勝手さ、母性などさまざまなことが描かれているところも魅力。また、東野さんの作品にハマりそうです。
2007年12月03日
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