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※開場中、自席からの写真撮影可&個人的な使用の場合SNS掲載可劇団四季「アナと雪の女王」2023/06/07 Wed.JR東日本四季劇場[春](浜松町・竹芝)今週のキャスト情報(2023/06/05 更新)エルサ 三井 莉穂アナ 町島 智子クリストフ 南 晶人オラフ 小林 英恵ハンス 杉浦 洸ウェーゼルトン 石野 喜一スヴェン 沢樹 陽聖 (7日,9日,10日(夜))パビー 松下 湧貴バルダ 柏谷 巴絵オーケン 塩地 仁アグナル王 阿久津 陽一郎イドゥーナ妃 小林 由希子【男性アンサンブル】姜 大舜計倉 亘小林 清孝戸高 圭介新井 俊一南 圭祐【女性アンサンブル】榊山 玲子塩入 彩音小川 美緒二田 加奈恵海沼 千明岩井 奈々子浦山 遥ヤングエルサ 坂東 璃乃 (7日,9日)ヤングアナ 牧田 花 (7日)***『アナと雪の女王』(原題: Frozen):ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作による2013年公開の同名映画を原作としたミュージカル。オリジナル版の脚本はジェニファー・リー作曲・作詞はクリステン・アンダーソン=ロペスとロバート・ロペス劇団四季版の日本語訳は高橋知伽江2021年6月24日、日本の劇団四季がJR東日本四季劇場[春]でロングラン上演開幕。(According to Wikipedia)***浜松町駅近くの四季劇場でアナ雪を見た。すごいエンターテイメントでした!息をもつかせぬスピーディーな展開に圧倒されます。ディズニーのアニメ映画版より付け加えられた音楽や歌が多数で群舞もすごくて飽きさせません。今日のアナ、町島 智子さんがすばらしい歌唱で瞠目でした。キャストも皆個性的で魅力的でした。お子様も安心して楽しめる内容でした。ブロードウェイやウエストエンドに行く必要はもうないんだなあ。日本には劇団四季があるから。と痛感しました。もちろん客席の反応は欧米にはかないませんがw
2023年06月07日
キャッツ 名古屋2023年5月24日 Matinee名古屋四季劇場(名古屋市中村区)キャッツ 名古屋2023年5月24日(昼)公演 名古屋四季劇場グリザベラ 織笠 里佳子ジェリーロラム=グリドルボーン 小野 実咲季ジェニエニドッツ 笠原 光希ランペルティーザ 長谷川 彩乃ディミータ 相原 茜ボンバルリーナ 折田 英里華シラバブ 柴本 優澄美タントミール 竹下 里香ジェミマ 新宮 有香子ヴィクトリア 関野 ひとみカッサンドラ 吉村 菜奈子オールドデュトロノミー 飯田 洋輔アスパラガス=グロールタイガー/バストファージョーンズ 橋元 聖地マンカストラップ 分部 惇平ラム・タム・タガー ツェザリ モゼレフスキーミストフェリーズ 押田 柊マンゴジェリー 蔦木 竜堂スキンブルシャンクス 黒田 大夢コリコパット 千葉 真大ランパスキャット 河上 知輝カーバケッティ 照沼 大樹ギルバート 羽賀 悠仁マキャヴィティ 提箸 一平タンブルブルータス 佐野 隼平***名古屋四季劇場でキャッツを見た。キャッツど真ん中世代のはずなのに生舞台拝見は今回が初瞠目のダンスパフォーマンスでした。もうビックリ映画版と全然違うやん映画ウソやんwやっぱりミュージカルは生舞台に勝るものはなしということでしょうか特にマジック猫、ミストフェリーズの押田 柊さんの踊りが超すごかったです。圧巻でした!!!名古屋四季劇場は狭くてステージが近くてダンサーが近い!NYやウエストエンドの小劇場の雰囲気で素敵でした。詳細続く。
2023年05月24日
梅田芸術劇場×メニエールチョコレートファクトリー劇場ミュージカル『太平洋序曲』 2023年3月22日(水)マチネ日生劇場☆アフタートークありCAST狂言回し(ダブルキャスト)山本耕史香山弥左衛門(ダブルキャスト)海宝直人ジョン万次郎(ダブルキャスト)ウエンツ瑛士将軍/女将 朝海ひかる老中] 可知寛子たまて] 綿引さやか漁師] 染谷洸太泥棒] 村井成仁少年] 谷口あかりアメリカ提督] 杉浦奎介イギリス提督] 武藤寛オランダ提督] 田村雄一ロシア提督] 中西勝之フランス提督] 照井裕隆水兵] 藤田宏樹少女] 井上花菜スイング] 横山達夫(登場順)山本耕史・松下優也(Wキャスト)海宝直人・廣瀬友祐(Wキャスト)ウエンツ瑛士・立石俊樹(Wキャスト)ミュージカル『太平洋序曲』 2023/3/8(水) ~ 2023/3/29(水) 日生劇場 (東京都)Pacific Overturesmusic and lyrics by Stephen Sondheima book by John Weidman, with "additional material by" Hugh Wheeler.スティーヴン・ソンドハイム作詞作曲ジョン・ワイドマン脚本のミュージカル1976年初演梅田芸術劇場×メニエールチョコレートファクトリー劇場近代日本の夜明けを描いたソンドハイムの意欲作、ついに日英合作で上演英国メニエールチョコレートファクトリー劇場と、大阪の梅田芸術劇場が初めて手掛ける共同制作ミュージカル2023年3月 日生劇場2023年4月 梅田芸術劇場メインホール今回のスタッフキャスト演出:マシュー・ホワイト翻訳・訳詞:市川洋二郎振付:アシュリー・ノッティンガム振付通訳:服部有吉音楽監督キャサリン・ジェイズ 美術:ポール・ファーンズワース衣裳:前田文子 『The Karate Kid- The Musical』他、日本を代表する衣裳家 作詞・作曲:スティーヴン・ソンドハイム脚本:ジョン・ワイドマン演出:マシュー・ホワイト編曲:ジョナサン・チュニック翻訳・訳詞:市川洋二郎音楽監督:キャサリン・ジェイズ美術:ポール・ファーンズワース照明:吉枝康幸音響:山本浩一映像:西田淳衣裳:前田文子ヘアメイク:中原雅子殺陣:加藤学音楽監督補:小澤時史指揮:小林恵子歌唱指導:やまぐちあきこ音楽監督助手:大隅一菜歌唱指導助手:横山達夫稽古ピアノ:久野飛鳥オーケストラコーディネート:新音楽協会振付通訳・リサーチ:服部有吉通訳:天沼蓉子 吉田英美美術助手:岩本三玲演出助手:河合範子舞台監督:藤崎遊 企画・制作:梅田芸術劇場 公式サイト https://www.umegei.com/pacific-overtures/***トーク終わりに一枚パシャリ📸!🌟歌詞検討会メンバー 可知寛子さん&杉浦奎介さん🌟ダンスキャプテン 照井裕隆さん🌟歌唱指導助手・スイング 横山達夫さん🌟指揮 小林恵子さんオーケストラの皆さんもありがとうございました😊🎶 pic.twitter.com/2tKkR0QEb2— ミュージカル『太平洋序曲』 (@P_Overtures) March 22, 2023 ソンドハイム生誕祭(ソンドハイム楽曲に関するアフタートーク【登壇者】歌詞検討会メンバー 可知寛子さん&杉浦奎介さんダンスキャプテン 照井裕隆さん歌唱指導助手・スイング 横山達夫さん指揮 小林恵子さんオーケストラ***ソンドハイムの太平洋序曲を日生劇場で見た。先日のプリンスガラに飛び入りした杉浦さんが出演しているというので見に来た。ちょうど彼も出演するアフタートークがあるというのでラッキーだった。というのはソンドハイムの作品というのはオシャレすぎて素人の理解が及ばない部分が多く本編だけ見て帰ったら?マークだらけの後味になっただろうから。そのアフタートークを聴いてソンドハイム、やっぱりすごい人なんだ!と実感できた。アフタートークに出演したマエストラ小林恵子さんがまたすごい才能の方でソンドハイムが音楽的にいかに天才かというのを30分で説明してくれた。さすがです!小林恵子プロフィール>>>山梨大学教育学部音楽科卒業。洗足学園音楽大学附属指揮研究所マスターコース修了。ミッドヨーロッパ2007国際指揮マスタークラス第一位受賞。ハルヴィル城オペラ(スイス)の他、国内外で指揮。合唱指揮者及び鍵盤奏者としても数多く出演。東京佼成ウインドオーケストラ副指揮者(2004〜06年)、東京吹奏楽団正指揮者(2016〜21年)を経て、現在、日本ウインドアンサンブル《桃太郎バンド》首席指揮者。東邦音楽大学特任准教授ほか詳細後述します。さて本編ですが日本の幕末に黒船がやってきたことから巻き起こる騒動というのが大まかなストーリーだが、けっこう史実を捻じ曲げながら大胆に表現していてやっぱり外国人が日本を描くとこうなるよねと憤慨してしまう部分もあるのだが列強に翻弄される日本とかの部分以降はコミカルに描いているのもまあ面白いと思い始める。日本の歴史と微妙に違ったりするので受験生にはおすすめできないがwソンドハイム流の蝶々夫人なのかもしれないが蝶々夫人も日本人から見たら違うよねという部分満載ですよね違うのは作者の目線語り手の冷ややかなシニカルな目線が作者の目線なのだと思う。のだよ。山本コウジw (このCMのキャラ被ってましたw出演者では海宝さんがみずみずしい表現力とさすがの歌唱力ですばらしかった。香山弥左衛門の偽善も海宝さんが演じるとピュアでいたいけに感じる。俳優の魅力ってこういうことだと思う。ジョン万次郎を演じるウエンツさんがどんどん変化していく不気味な人物像をうまく描き出していた。美術が非常に美しいです。とても洗練されている。物語の入りと出は入れ子構造になっている。博物館に来た人たちが…というパターンのやつ。今回のプロダクションのポイントは西洋人の視点から日本を描いたこの作品を、初めて、英日合作で創るということらしいです。***参考…香山 栄左衛門(1821~1877)幕末期の幕臣。妻は西丸御徒岡田定十郎の三女きん子。応接掛与力であった嘉永6年(1853年)6月、浦賀奉行と称してペリー艦隊との交渉にあたった。ジョン万次郎(1827~1898)幕末から明治にかけてアメリカ合衆国と日本で活動した日本人。中浜 万次郎。日米和親条約の締結に尽力した後、通訳・教師などで活躍した。***ソンドハイム生誕祭(ソンドハイム楽曲に関するアフタートーク【登壇者】歌詞検討会メンバー 可知寛子さん&杉浦奎介さんダンスキャプテン 照井裕隆さん歌唱指導助手・スイング 横山達夫さん指揮 小林恵子さんオーケストラ※内容を抜粋してお伝えします(メモをもとに記述。)可知寛子「今日はソンドハイム(1930年3月22日~2021年11月26日)のお誕生日。(自己紹介)私は老中の爺の方です。(香山弥左衛門の二番目の妻も?)」杉浦奎介「アメリカ提督(ほか多数の役)」照井裕隆「フランス提督とペリーの横にいた士官」横山達夫「スイング(どの役でもできる補助メンバー) 歌唱指導助手」可知寛子「ソンドハイムは難しい不思議な楽曲」「ソンドハイムさん(すばらしい楽曲)ありがとうございます」「(上演が決まって)昨年11月にまず、歌詞検討会をやったんですよね。」横山達夫?「(上演中の他の演目との同時進行で)杉浦さんはジャージーBOYSの真っ最中で。」杉浦奎介「録音してイギリスに送るっていうから(緊張した)。」横山達夫?「市川さんの訳詞はすばらしいですよね。」「春の目覚め」も「イリュージョニスト」も訳詞している。」「市川さんはその時Londonでトトロを演じていた。」マエストラの 小林恵子さんが入る。 小林恵子「ソンドハイムの魅力について4つ語る。1.オーケストレーション俳句の歌オケは同じリズムで演奏しているが、歌の方は…(後ろにいるコンボ、シロフォンで演奏)西洋音楽の楽器でいかに和楽器に聴こえるかをソンドハイムは研究していた。ソンドハイムというと不協和音ですがKey Changeの話を転調の前後で、調が混在する。Please Hello のところフランス提督の登場シーン。ここだけで4つの調が出てくる。(どんどん転調していく)(照井裕隆のみの実演)(トランペットなどの実演)照井裕隆「歌い手が演奏より先に転調しなくてはいけないのが難しい。」(転調しないヴァージョンを実演してみる。べったりした感じ)照井裕隆「今わかった。転調が役のテンションを高めていくのだと。」3.拍子小林恵子「3つめは拍子のトリック。変拍子、七拍子が多いと言われる。「ここは島国」では49回拍子が変わる。」(実演)マエストラ小林恵子「オケと歌で拍子が違う。(オケは三拍子なのに歌は五拍子だったり…)」4.フレージング「若い頃」(実演)マエストラ小林恵子「普通は四小節で区切っていくが小節をカットしたり増やしたりしている。マット(演出)とも相談してオケの(アグレッシブな)テンポでやることにした。」マエストラ「やっぱりソンドハイムは神様だと思う。」最後は上演中は幕の背後に隠れていて見えないオケが全員登場!(16人)公演が終わった後もアフタートークにご参加いただき、ありがとうございました。
2023年03月22日
市村正親ひとり芝居『市村座』2023年3月8日(水)開演 18:30ウェスタ川越 大ホール出演 市村正親市村正親、役者生活50年の集大成!市村正親ひとり芝居『市村座』出身地・川越での公演。語り、唄う、市村正親のすべてが見られる 最高のエンターテイメントショー!1973年に『イエス・キリスト=スーパースター』で俳優デビューを果たし、2023年で50周年を迎える役者・市村正親。音楽講談と歌で綴る最高のエンターテイメントショー出演:市村正親作・演出:髙平哲郎***市村座日生劇場が終わったので川越へ。何十年も前から市村正親さんのファンです。回転木馬を見て以来かな。まさに舞台人そのカリスマ性に魅せられて。今回の舞台は市村正親さんの舞台でのパフォーマンスのまとめ的な、集大成的な公演だった。おんとし74歳で歌も踊りも若者レヴェルにこなします。まさに驚きの74歳ですがミュージカルの出演作品全てを紹介し歌ってくれたのはマジですごかった。ほぼほぼ日本のミュージカル史かよ?という感じだがレミゼだけは出てないんですね。逆に驚き。息子との共演も心温まる。お父さんをリスペクトする息子と息子を溺愛する父親嬉しかったでしょうね。
2023年03月08日
オペラ通、ミュージカル通の英語英米文化学者『名古屋のおやじ』さまからメールをいただきましたのでご紹介させていただきます。***Shevaさま上原理生さんいいですよね。『ミス・サイゴン』のジョン役で1度舞台を拝見しました。ミュージカル歌手らしくない(?)歌い方が好印象でした。そういえば、『オペラ座の怪人』の “The Music of the Night”の旋律って、プッチーニの『西部の娘』に出てくるものに酷似しておりますよね。ロイド・ウェバーはプッチーニの遺族に訴えられたらしいですが。その旋律を初演で歌ったのはエンリコ・カルーゾー。指揮はトスカニーニ。『オペラ座の怪人』の少し前、ロイド・ウェバーは『カフェ・プッチーニ』という作品にも取り組んでいたらしい。『オペラ座の怪人』の次に、ロイド・ウェバーが作ったのが『アスペクツ・オブ・ラブ』という作品。『オペラ座』がグランドオペラ風なら、こちらは室内オペラ風。作曲自身もそのように考えていたそうです。『オペラ座』の(プロローグの)時代設定は、理由ははっきりしないのですが、いくつかあり、その1つが1911年。(これは、原作の小説の出版年かと思ったら、そのように説明しているものもあるけれども、そちらは1910年。単なる勘違いなのかな?)『オペラ座』に出てくる劇中の架空オペラの1つはモーツァルトの『フィガロ』を意識したもの。同じく『フィガロ』を意識した『ばらの騎士』の初演が1911年。その次が『アリアドネ』で室内オペラみたいなものですよね。物語の本体の時代設定は19世紀ですが、なんだかおもしろい偶然(?)だな、などと思っております。『オペラ座』より、『アスペクツ』の方が、もしかしたら好きかも。来年、イギリスで手を入れて再演されるようなのですが、もっと評価されてしかるべきミュージカルじゃないかと思います。佳品。“The Music of the Night”ももともと、『アスペクツ』のために書かれたものだったのですよね。今度、音楽会の鑑賞予定は、新国立劇場の『ジュリオ・チェーザレ』でニレーノ役を好演した村松稔之さんがパイプオルガンで歌う名古屋でのものです。ではまた。名古屋のおやじでした。***「名古屋のおやじ」さま、貴重なお話をありがとうございます。
2022年12月13日
【シンガー・アクター・ダンサー、森 真奈美様よりのメッセージ転載】秋恒例となって参りましたM'sこども夢プロジェクトのお知らせ今年はオペレッタ「メリー・ウィドウ」を上演致します。記念すべき5周年は訳詞、演出、台本に高柳圭を迎え、更にパワーアップM'sこども夢プロジェクト初のオペレッタ歌あり、芝居あり、踊りあり!!のステージを乞うご期待✨以下詳細です。* ❤︎… …❤︎*。。* ❤︎… …❤︎*。M'sこども夢プロジェクトvol.5「メリー・ウィドウ」(日本語上演・訳詞、台本高柳圭)2022年11月5日(土)18:00開演(17:30開場)場所 成増アクトホール(東武東上線 成増駅 徒歩1分)大人 4800円小学生以下 3800円未就学児 大人1人につき1名まで膝上鑑賞無料ハンナ 中畑 有美子ダニロ 高柳 圭ヴァランシエンヌ 森 真奈美カミーユ 岡坂 弘毅ツェータ 志村 文彦サンブリオッシュ 島田恭輔カスカーダ 榛葉薫人ニェグシュ万波 紫帆(元宝塚歌劇団)ピアノ 松岡なぎさエレクトーン 野崎 真琴合唱 M'sこども夢プロジェクト合唱団。* ❤︎… …❤︎*。。* ❤︎… …❤︎*。是非会場に足をお運びくださいませ✨✨お申し込みお待ちしております!チケットお申し込みフォームhttps://forms.gle/N8VnVHB42h5KbPB78✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩
2022年10月13日
帝国劇場ミュージカル『ミス・サイゴン』2022年8月13日(土)13:00帝国劇場(東京・有楽町)エンジニア 市村正親キム 屋比久知奈クリス 小野田龍之介ジョン 上原理生エレン 松原凜子トゥイ 神田恭兵ジジ 則松亜海作曲 クロード=ミシェル・シェーンベルク作詞 アラン・ブーブリルリチャード・モルトビー・ジュニア脚本 クロード=ミシェル・シェーンベルクアラン・ブーブリル原作 蝶々夫人初演:1989 ウエストエンド ***「ミス・サイゴン」を初めて見た。こんなにすばらしい作品を知らずに何十年も生きてきたかと思うと悔やまれる。プッチーニのオペラ「蝶々夫人」を下敷きにしている作品で、「蝶々夫人」は死ぬほど見てるのにミス・サイゴンは初めてだなんて、現代に生きる人間として若干おかしいことだ。ミュージカルは原語(英語)で見るべきという信念で生きてきたからでもあるが、むしろ著作権でがっちり守られているから作品全体が劇場の外に出てこないことが原因と思われる。劇場の外に出るのは映画化されるか、ディズニー映画化されるかしかないのか。「オペラ座の怪人」も「レ・ミゼラブル」も映画化されたから広くあまねく人口に膾炙したんだよね。とはいえやっぱり初めての体験は何物にも代えがたく最高です。悲しいストーリーに胸つぶされるが、市村正親さんの明るさに救われる彼はもうおじいちゃんと言っていい年齢だが誰よりもオーラを放っていた。最後エンジニアが全て持ってったわ。欲を言えばもう10年早く見たかった!クリスの小野田龍之介さんはテノール声ですばらしいきちんとレガートでヴィヴラートもある甘い声体格は大きく骨格が大きくマッチョなだけに甘い声との意外なミスマッチに魅せられる。キム屋比久知奈さんは声のサステインすばらしい。基本アルト声というか楽譜がアルトだから中音域は全て地声で歌う。ジョン 上原理生さんも甘いテノール声で良かった。クリスより中音域がロブストな感じでリリック・バリトンの趣もあり、歌唱力抜群だった。…調べてみたら藝大声楽科卒だった(゚д゚)!…声種はバリトンとのこと。クリスのアメリカの妻、エレンの松原凜子さんも歌がうまかった。…調べてみたら藝大声楽科卒だった(゚д゚)!…声種はソプラノとのこと。お話は1975年のサイゴン陥落にまつわる悲劇。あの印象が人生の記憶に残っているかどうかでだいぶ受け取り方が違うだろう。ニクソン大統領のベトナム戦争は子供の頃の通奏低音のような印象が私にはある。ニュースを付けたらそれしかやってなかったもんね~そのまま蝶々夫人のキャストをデフォルメしてキャストに当てはめてるんだよねどれが誰かは実際に見て感じてほしい。
2022年08月13日
JZ Brat中井智彦「トーク&ライブ-uta friends!-」vol.72022年3月26日(土) 14:00 ジェイジーブラット サウンドオブトウキョウ渋谷セルリアンタワー2Fミュージカル俳優の中井智彦が「深く話をお聞きしたい」と思っている方をゲストに迎えするトーク&ライブ。1月から3ヶ月連続で開催!3月のゲストはオペラ歌手の今井俊輔さん。クラシック・ミュージカル・映画音楽・ポップスなどを、オペラ、ミュージカルでそれぞれ活躍をするふたりのバリトン出演:中井智彦(バリトン)長濱司(pf プラグド)Guest:今井俊輔(バリトン)※歌唱もマイク使用。***中井智彦さんと今井俊輔さんは藝大の同期だそうです。違う道を歩んでいる二人が、過去の思い出から現在のことまで語り尽くす。意外とトーク時間が多くて、お二人の仲の良さと気のおけなさが伝わってきました。中井智彦さんが考えて繰り出す目先が変わった企画の無茶振りも全て鷹揚に受け止める今井俊輔さんの懐の深さも感じられました。トークも他では聴けない秘話ばかりで瞠目でした。明日までストリーミング配信があるそうですのでぜひ!***(トークはメモをもとに記述)強風が吹き荒れる中、セルリアンタワー東急ホテルへ。このホテルの2Fに入ってるジャズ・バー。定員100名とされている会場は満席。中井氏ソロの4曲・ララバイ・イン・ブロードウェィ中井智彦・”Somewhere” from West Side Story中井智彦中井「ウクライナ情勢に思いをはせて…」・J Popから1曲中井智彦中井「ゲストの今井俊輔さんは藝大の同級生です。何でも知っていて。大好きですなんですよ。今日はうれしい。」中井「コロナ禍になって、こうしてLIVEで歌を届けられるのがうれしい。配信もできるようになって。心から感謝です。」・映画「慕情」からLove is a Many Splendored Thing中井智彦絶唱。とても甘い声。裏声も美しい。・映画「ニュー・シネマ・パラダイス」から(イタリア語歌唱)今井俊輔登場した今井さんはダメージジーンズにTシャツ、グレーのジャケット。黒曜石のような渋く重い声。TALKタイム中井さんが「Nakapedia」と名付けたコーナー、藝大時代のエピソード。「ショルキー」コーナーショルダーキーボードという楽器を二人で弾く。中井さんはこれの楽器を得意としているようです。ピアノも弾くし、器用な人です。ショルキーデュエット。今井「緊張した!いつもと違う汗が出る。」***後半モーツァルト「魔笛」から♪パパパパパゲーノ:中井智彦パパゲーナ:今井俊輔えっちょっと待って、これソプラノとのデュエットのはずですが…え…?多分今井さんは1オクターブ下げて歌っているのでしょう。ある意味、妙におもしろいです。この二重唱を藝大時代に二人で披露したそうです。ミュージカルとオペラの関係性についてのコーナー。たとえばロイドウェバーのJesus Christ Superstar のこのシーンはへ○○○のメ○○○が元歌とか。今井俊輔さんがThe trumpet shall soundをいい声で歌いだしてうっとりです。日本の歌曲、それぞれ1曲ずつ。今井「日本歌曲はすっと情景が入ってくる。」質問コーナーQ:お互いの声についてどう思っていた?Q:声以外のアピールポイントは?今井「アピールポイントは○○…」今井「マット今井とテレビ局の照明さんに言われた(爆)。」中井さんは花粉症に悩んでいるがちなみに今井さんは花粉症ではないそうです。さすがライフセーヴァーです。Q:ミュージカルをやるなら何をやりたいですか?今井「(即答)『オペラ座の怪人』『レ・ミゼ』」やっぱりあのジャベールですよね!(サントリーホールで聴いた)中井「Ol' Man River (Showboat)とか『南太平洋』とかも似合いそう。」Q:ミュージカルとオペラの違いは?マイクを使わないということ以外で…。今井「実はそんなに違いはないと思っている。オペラもミュージカル同様、どんどん新作ができていて、先日高崎で上演した「禅」は渡辺先生の作品でミュージカル的な部分もあった。」中井「『West Side Story』もホセ・カレーラス(キリ・テ・カナワ)などオペラ歌手が中心で歌うクラシックなヴァージョンとそうではないヴァージョンが両方あって、バーンスタインの意図がうかがわれます。(それぞれの良さがある?)」そうそう、これはレコーディングシーンがドキュメンタリーになっていて、バーンスタインがカレーラスの訛りを執拗に注意していじめる(衆人環視でパワハラする)シーンがあって見ているのがつらいのです。中井「(『West Side Story』について熱く語る)バーンスタイン(作曲家)はオケを突き抜けていく声を求める。今回の『West Side Story』はオケが厚い(オケはドゥダメルがニューヨーク・フィルとロサンゼルス・フィルを振っている)歌は、Popsぽい歌いまわしだがオケが厚いのです。マイクがあっていいと思える(生声ではオケを突き抜けないから)。」中井「オペラは劇場の反響を使う。」今井「クラシックは(音のデュナーミク)音を0から100まで使う。現場で聴くと鳥肌が立つ。」中井「pp(ピアニッシモ)の上手い人ほど感動する。」Q:劇場の大きさで声量を調節しているのか?今井「意識していないが、リハの時にどう響くのかを確認する(パチンと指を鳴らす)。向きもまっすぐなのか右か、響きを確認する。東京文化会館も新国立劇場も高崎芸術劇場もそれぞれどう響くかが違う。響く場所(歌い手の立ち位置)も違う。」中井「歌っていて自分に残響が返ってきて確認するのか?」今井「芸大の奏楽堂はちょっと左を向いて歌うと音が(壁に反響して)回る。」中井「最近マイクで歌っているからそういう作業を忘れていた。」今井「経験だよね。」中井「帝劇はデッドなのでマイクを使用するのに合っている。マイクを入れた時はデッドな方が作りやすい。」今井「デッドなところは細心の注意を払う。」今井「ピアノも劇場によって違うので、板3枚前とか、30センチ移動したり。」今井「ピアノの音には神経質になる。」シューマン献呈ドイツ語歌唱中井智彦甘い声ナポリ民謡帰れソレントへ今井俊輔大声量。West Side Storyから二重唱TonightTony:中井智彦Maria:今井俊輔またまた禁断の二重唱。今井さんは導入部ファルセットで歌ってからTony, Tonyでいきなり低い音で歌うので超ツボw楽しすぎる。最後の高音は2人でファルセットEncore:J Popお疲れ様でした。
2022年03月26日
ミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール 籠の中の道化たち』2022/3/8(火)~3/30(水)日生劇場 鑑賞日:3月9日鹿賀丈史市村正親内海啓貴小南満佑子真島茂樹香寿たつき今井清隆森公美子花井貴佑介林 アキラ日比野啓一園山晴子附田政信佐々木 誠高木裕和松谷 嵐渡辺崇人榎本成志丸山泰右鯨井未呼斗澤村 亮出口栄一中川 賢齋藤 信吾佐野 隼平島田 連矢瀬沼 真幸山科 諒馬りんたろう岡久 直哉中島 祐太髙橋 桂多岐川装子浅野実奈子篠崎未伶雅作詞・作曲:ジェリー・ハーマン脚本:ハーヴェイ・ファイアスタイン原作:ジャン・ポワレ翻訳:丹野郁弓訳詞:岩谷時子・滝弘太郎・青井陽治演出:山田和也オリジナル振付:スコット・サーモン***市村正親さんの主演作品ラ・カージュ・オ・フォールようやく生舞台を見ることができた。市村正親さん出演舞台を生で鑑賞するのは2回目1回目は数十年前の「回転木馬」であったとかすかに記憶しているそれ以来、市村正親さんのステージにおける圧倒的なカリスマ性に魅せられまさに不世出の舞台俳優としてあがめたてまつっていた。そしてようやく時間ができ、ラ・カージュ・オ・フォールのチケットを購入できた。本当に感無量です。ラ・カージュ・オ・フォールのザザ役頭から爪の先まで張り巡らされた完璧な演技それはもう本当にすごいです。次回はミス・サイゴンなのだろうかぜひこちらも見たいものです。
2022年03月10日
Ms. Ashley Shaw was in the title role※写真は2018年日本公演カーテンコール(撮影可能シーン)よりPhoto:credit Shevaibra, courtesy of the artistマシュー・ボーンの「シンデレラ」WOWOWで日本初(?)放送収録日・収録場所2017年12月16日/イギリス・ロンドン サドラーズ・ウェルズ劇場シンデレラ アシュリー・ショーハリー(パイロット) アンドリュー・モナガン継母 ミケラ・メアッツァ天使 リアム・ムーア父親 アラン・ヴィンセント演出・振付マシュー・ボーン舞台・衣装レズ・ブラザーストン照明ニール・オースティン音響ポール・グルーサス音楽 セルゲイ・プロコフィエフRelated linksマシュー・ボーンのシンデレラ 日本で初披露 2018年10月07日ボーンのシンデレラ ラス前マチネ 2018年10月14日
2021年05月09日
Photo AlbumPhoto:©Shevaibra, courtesy of the artistプロ声楽家によるオペレッタとミュージカルの調べ演奏家集団「石塚組」定例公演ピアノ: 松岡なぎさ阿部祥子(ソプラノ) 沖藍子(ソプラノ) 小坂梓(ソプラノ) 手老香保里(ソプラノ) 吉川歌穂(ソプラノ) 渡部史子(ソプラノ) 舛田慶子(メゾソプラノ) 石井怜(テノール) 石塚幹信(テノール)内田吉則(テノール) 中川誠宏(テノール) 浅地達也(バリトン) 井出壮志朗(バリトン) 岩田健志(バリトン) 上田隆晴(バリトン) 平岡基(バリトン) 星田裕治(バリトン) 室岡大輝(バリトン)企画構成・制作: 石塚幹信2019年5月5日(日) 13:30開場 14:00開演自由席:3,000円(税込)豊洲シビックセンターホール初めて石塚組を見に行ってきた。オールスターでめっちゃ面白かったです。特に石塚さんと平岡基さんがマツコになって出てきたのがツボでした。開始前に、「写真は禁止しておりませんが、撮影時に音の出る撮影はご遠慮ください、またきれいに撮れた写真のみ、SNS に公開してください」というアナウンスがあり、すでに爆笑でした。あまり日本では上演されないオペレッタから超人気ミュージカルまで面白い演し物がいっぱいでワクワクでした。ウエストサイドストーリーのトゥナイトをジェット団とシャーク団付きでやるというのはステージでは初めて見たので最高でした。歌う背後で両団がどつきあってガンつけあっているのがおもしろくて、爆笑でした。バリトンの井出さんとてもすばらしいバリトンです。ビロードのような声のバリトンでパワーもあり、今後のご活躍が楽しみです。Starsがアメージングでした。またバリトンの岩田健志さんのThis is the moment 最高でした!美声のハイバリトンで、クレッシェンド していく高まり、そしてレガート見事でした。ソプラノの阿部祥子さんがとてもすばらしかったです。***司会(ナビゲーター)の石塚さん。しもてに司会用のスタンドがある。平岡さんがガラーンガラーンと開幕の鈴(?)を鳴らす(笑)「こうもり」から♪乾杯の歌オルロフスキー:舛田アデーレ:阿部祥子アイゼンシュタイン:石塚幹信合唱:全員(?)まず最初から全員が合唱で出てくるのに驚く。選曲がソロ中心ではなく、ソロも重唱もあり、合唱付きの重唱というのを中心に組んでいてこれだとかなり全員でリハをしなくてはいけないので大変だが、音楽的には非常に迫力があってありがたい。石塚さんは美しい声のリリックテノール♪侯爵様、あなたってお方はMein Herr Marquis, ein Mann wie Sieアデーレ:阿部祥子最後の最高音を長く圧倒的に伸ばす。すばらしい!♪泣き泣きお別れ"To part is such sweet sorrow"ロザリンデ:手老香保里ロザリンデうまい!ベナツキー:オペレッタ「白馬亭」の二重唱♪せめて一度でいい、あなたに伝えたいBenatzky "Im weißen Rössl" レオポルド:岩田健志ヨゼファ:吉川歌穂レオポルド岩田さん、芝居心がありすばらしい。ヨゼファ吉川さん、役にあったクラシカルな衣裳で可愛らしく表現する。オッフェンバック『天国と地獄』よりハエの二重唱ユリディス:小坂梓ジュピター:井出壮志朗本当に喜劇そのものの内容。可憐なユリディスにハエになったジュピターがセクハラしまくる。東京二期会でやるときはどう演出するんだろうと心配になった(笑)カールマン「チャールダシュの女王」より三重唱♪ジプシーの調べに耳を澄まそうシルヴァ:渡部史子フェリ:室岡大輝ボニ:中川誠宏楽しく踊る。レハール『メリー・ウィドウ』より♪七重唱行進曲 女だらけのマーチFranz LEHAR - Ach die Weiber aus der Operette "Die lustige Witwe"ダニロ:石塚 幹信ツェータ:井出 壮志朗カスカーダ:内田 吉則サン・ブリオッシュ:岩田 健志ヨン・ブリオッシュ:石井怜クロモウ:上田 隆晴ボグダノヴィッチ:星田 裕治ブリチッチ:浅地達也ニェーグス:平岡 基通常よりだいぶ増えてます。4ブリオッシュ!とニェーグス。楽しい!♪ヴィリアの歌ハンナ:沖藍子さん表現力抜群の沖さん。ソプラノ森 麻季さんに似た声質で非常に高い声。レッジェーロでしょうか。合唱付きのヴィリアの歌はやっぱりいいですね!プッチーニ「つばめ」より♪わたしたちがお近づきになった証に、愛の祝福に乾杯La Rondine(イタリア語歌唱)ルッジェーロ:内田吉則マグダ:阿部祥子プルニエ:石塚幹信リゼット:小坂梓合唱ここまでずっと日本語で、ここだけイタリア語です。内田吉則さんは先日のすみだオペラの「アイーダ」でも屈強な兵士役で出演しているのを拝見しました。スピント気味の強いお声です。マグダの阿部祥子さん、とてもすばらしいです。バーンスタイン「キャンディード」より♪僕たちの畑を耕そうMake our garden grow from Candide(英語歌唱)キャンディード:石塚幹信クネゴンデ:手老香保里全員手老香保里さん、ノーブルなお声です。休憩第二部バーンスタイン「ウエストサイドストーリー」より英語歌唱♪TonightWest Side Story - Tonight Quintet and Chorusトニー:石塚幹信マリア:小坂梓アニタ:舛田慶子リフ:室岡大輝ベルナルド:井出壮志朗ジェット団:上田 隆晴、中川 誠宏、石井 怜、内田 吉則シャーク団:浅地達也、星田 裕治、平岡 基、岩田 健志これが最高でした!完全に『組』でした。♪Americaロサリオ:沖藍子アニタ:舛田慶子女声ほぼ全員これもよかった!『オペラ座の怪人』英語歌唱♪All I ask of youラウル:上田隆晴クリスティーヌ:阿部祥子ラウルの上田隆晴さんは低音部分がよく響く素敵な声。7月にミュージカルに出演されるそうです。『ジキルとハイド』英語歌唱Jekyll and Hyde ♪This is the momentジキル:岩田健志さんすばらしい!高まっていくクレシェンド、完璧なレガート。大拍手。♪In His Eyesエンマ:吉川歌穂ルーシー:阿部祥子素敵でした。クンツェ『エリザベート』よりドイツ語歌唱♪私だけにIch gehöre nur mirエリザベート:手老香保里中音域がすばらしい。ノーブルで気品がある。クンツェ『エリザベート』より"Die Schatten werden länger" von Elisabeth ルドルフ:内田吉則トート:井出壮志朗 クンツェのロック・ミュージカル すごい迫力だった!『レ・ミゼラブル』英語歌唱♪On my ownエポニーヌ:沖藍子すばらしかったです。♪Starsジャベール:井出壮志朗♪One day moreジャン・ヴァルジャン:石塚幹信ジャベール:井出壮志朗マリウス:中川誠宏コゼット:小坂梓エポニーヌ:沖藍子アンジョルラス:内田吉則テナルディエ:平岡基マダム・テナルディエ:手老香保里合唱いや~これはたまりませんね。最高です!アンジョルラスの内田吉則さん、すばらしくパワフルです。マリウス中川誠宏さんもパワフル歌唱。歌心あってすばらしい!楽しかったです!お疲れ様でした。
2019年05月05日
皆様お待ちかねの名古屋のおやじ様からの投稿です。ミュージカル ロンドン版「The King and I 王様と私」そしてドナルド・キーンさんを悼むロンドン版『The King and I 王様と私』 上映日程:2月22日(金)~24日(日)限定3日間独占プレミア上映場所:TOHOシネマズ 日比谷、大阪ステーションシティシネマ※本作品は2018年8月 ロンドンのパラディウム劇場にておこなわれた公演の生中継映像を収録した作品になります。 【作曲】リチャード・ロジャース【脚本・作詞】オスカー・ハマースタインⅡ【演出】バートレット・シャー【出演】王様:渡辺 謙、アンナ:ケリー・オハラ、チャン夫人:ルーシー・アン・マイルズ、クララホム首相:大沢たかお【配給】東宝東和【公式サイト】https://king-and-i-movie.jp/***「名古屋飛ばし」にあってしまったので、大阪までロンドンで映像収録された渡辺謙さん主演の『王様と私』を見に行ってきました。アンナ役のケリー・オハラさんはさすがの見事なパフォーマンス、渡辺謙さんの王様は、ユル・ブリンナーの同役よりも、もっと多面的な性格をもった人物として演じられていたように思いました。そして、とてもチャーミング。このバートレット・シャーの演出の肝は、王様と私よりも、第一夫人のレイディ・チャン(ティアン)の扱いでしょうね。後宮をまとめる賢夫人、そして、だれよりも王様のことを気にかけ、愛している。そして、王様の関心が自分以外の女性にむいていることへの寂しさ。レイディ・チャンを演じたルーシー・アン・マイルズさんの演技や歌に、心打たれました。今回の演出では、映画版でカットされていた彼女が第2幕の冒頭で歌う「西洋人たちはヘン」も歌われていましたね。あれは、西洋文明への「盲信」を、アジア人の女性の視点で相対化してみせる効果がありますね。エンターテインメントの世界でもいわゆる「政治的公正性」が無視できない今、この作品を上演するうえで欠かせない歌ですよね。シャーはメトで『オテロ』を手がけたときも、ブラックフェイスを採用しなったから、ちゃんと世間の価値観の変化を意識して舞台をつくってるのでしょう(当たり前か)渋谷でレディ・チャンを演じるのは誰なのでしょうね。力のある人がキャスティングされるといいなあ。名古屋にはチュラロンコン皇太子ゆかりのお寺があるのですが、そのお寺のホームページには「王様と私」についての言及はないようですね。タイの人たちのこのミュージカルに対する評価を思えば、当然なのでしょうが。 ドナルド・キーン先生が亡くなられたとか。メトロポリタン歌劇場での公演などについての文章などを通して私のオペラの楽しみ方の幅を広げてくださった「恩人」です。以前、NY暮らしをすることになり、アメリカ暮らし2日目に、初めてメトに足を踏み入れた時、キーン先生の文章がいろいろとを思い出されました。実は、30年ほど前でしょうか、何度か池袋のCDショップでお見掛けし、失礼も顧みず、声をかけてしまったことあります。ワゴンセールのCDを並んで物色したりして。とても懐かしい思い出です。心からご冥福をお祈りしたいと思います。 名古屋のおやじ
2019年02月26日
東京イボンヌ モーツァルトとマリー・アントワネット宮地真緒主演 劇団東京イボンヌ第10回公演「モーツァルトとマリー・アントワネット」2015/12/08(火) ~ 2015/12/10(木)スクエア荏原・ひらつかホール【演出】福島真也主演】宮地真緒、石井康太(やるせなす)、与座よしあき吉川拳生、安藤裕、飯島香愛子、泉川萌生、大澤慶佑、大塚秀記、岡野一平、小俣彩貴、金子拓平、金丸昇平、狩野和馬、鹿目真紀、鈴木貴大、其田健太郎、そのださえ、伊達裕子、東咲奈歩、中西好恵、西山康平、花美えりぃ、舞はるり、三好香奈、若松絵里、渡辺多恵子、吉水恭子、米倉啓【声楽家】藤井泰子(ソプラノ) 特別ゲスト二瓶純子(メゾソプラノ) 特別ゲスト浅川荘子(ソプラノ)岡崎麻奈未(ソプラノ)齋藤麻衣子(ソプラノ)中村初恵(ソプラノ)野上結美(ソプラノ)古澤利人(バリトン)Bキャスト平岡基(バリトン) Aキャスト持木悠(テノール)河野鉄平(バス)12月9日・夜公演鑑賞***演劇とオペラが融合した作品。役者がうまいなあ〜と唸らせるものがある。演劇はここ数年見ていなかった野田秀樹とか蜷川以来です。特にモーツァルト役、石井康太さん。彼がすごく良かった!モーツァルトはイケメンが演じるから僕でいいのかとおっしゃっていましたがいやいやそんなことはありません。最も有名なモーツァルト映画のモーツァルトはあなたにそっくりです。宮地さんのマリーも魅力的だった。折れるほど細く可憐でピュア。あとルイ16世役 鈴木貴大さん素晴らしかった最高なのがハイドン先生。狩野和馬さん。キャラ立ってたな〜レオポルドも良かった。与座よしあきさん。歌手もイタリアから来た藤井泰子さんが最高だった。フィガロの結婚 や ドン・ジョヴァンニのシーンピアノ協奏曲 魔笛 など効果的に使っていた。お目当ての持木悠さんのソロ歌唱も素敵だった。持木さんの歌った曲は、 ♪ Abendempfindung an Laura 「ラウラによせる夕べの想い k.523」作曲:Wolfgang Amadeus Mozart とのことです!すてきでしたよ~~楽しかった!明日も2回 公演があります。有休取って是非!
2015年12月09日
RIP Jonathan OllivierPhoto:©Shevaibra大変ショックなお知らせです。マシュー・ボーンのニューアドヴェンチャーの中心メンバージョナサン・オリヴィエさんが昨日8月9日、交通事故で亡くなりました。危険運転の犠牲になったようです。http://www.telegraph.co.uk/news/celebritynews/11793450/Dancer-Jonathan-Ollivier-killed-hours-before-final-Sadlers-Wells-performance.html38歳でした。なんということでしょうか!!彼は昨年のスワンレイク日本ツアー(2014年9月)でも主役のスワンを踊っていました。Photo Bookダンスもとてもすばらしかったのですが大変温かいすばらしい人柄の方でした。とても、とてもショックです。私は彼が初めて日本でスワンを演じた時(2010年6月)も見ています。その後のNY公演(2010年秋)ではあいにくと私が見た回でのご出演がなかったのですが…数々のすばらしいパフォーマンス、すばらしいスワン/ストレンジャーをありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。どうぞ安らかにお眠りください。Matthew Bourne さんのコメントが出ました。http://new-adventures.net/news/jonathan-ollivier-1977--2015
2015年08月10日
「題名のない音楽会」(毎週日曜朝9時放送) 放送予定2014年8月24日 放送音楽さかのぼり探検隊~「アナと雪の女王」のルーツを探せ!♪青島広志May J.、大谷康子、小林沙羅、望月哲也岩村力 指揮東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団***忘れそうなのでメモ。アナ雪は実はMunichへ向かうJALの中で視聴めっちゃおもしろかったああああ~~~元ディズニーフリークの私としてはつぼでしたああ~~~ディズニーは美女と野獣以来甦ったわけなんですよ子供のころから憧れていた夢の城ディズニーランドがなんと近所にできる、なんてある意味掟破りというかそーゆーこともありましたが今はもう卒業してますが一時期は狂ってました特におすすめが シー のミュージカルこれは最高ですああ脱線ANA雪をJAL機で見たわけなんですけどね楽しくてあと3回は見ようと思っていましたがすぐにHelsinkiに着いちゃいましたでANA雪をもっちーさんが歌うわけはないだろうと思うんですけどね…メイジェイってトニー賞にも出てましたよね!望月哲也INDEX
2014年08月16日
Musikfestival Steyr 21. Juli bis 14. August 2012My Fair LadyPremiere: Do, 26. Juli 2012Vorstellungen:28 Juli, 2. 3. 4. 9. 10. 11. August 2012 Ort*: Schlossgraben Schloss Lamberg oder Stadttheater Steyr BESETZUNG: IntendanzKons. Karl-Michael Ebner Musikalische LeitungThomas Böttcher Regie: Hannes Rossacher Aufführung in der Wiener Fassung von Gerhard Bronner!Eliza Doolittle Beate RITTERProfessor Henry Higgins Peter EDELMANNMr. Pickering KS Josef LUFTENSTEINERAlfred P. Doolittle Ewald REITERMrs. Higgins Gabriele DEUTSCH Freddy Eynsford-Hill Martin KIENERVideo:Musikfestival Steyr: My fair Ladyキュートなベアーテ・リッター主演、ドイツ語版「マイ・フェア・レディ」ヒギンズ教授にペーター・エーデルマン、ピッカリング大佐にルフテンシュタイナー。
2012年08月01日
Out of Slavery - Gala Night28 September 20087.30pmThe Bloomsbury TheatreLondonA memorable evening of music and dance celebrating the abolition of the slave trade, to raise funds for the Ghana charity Ashanti Development.Royal Ballet dancers including Mara Galeazzi, Yuhui Choe, Thomas Whitehead and Sergei Polunin, come together with Agnes Lopez Rio, Antoine Vereecken and Neil Brown from Wayne McGregor / Random Dance, to present a rich variety of new and recent choreography, interwoven with music composed by ex-slaves and arrangements of spirituals and plantation songs, played by Robert Gibbs, Adrian Bradbury, Oliver Davies and Henry Roche. +++Anna Netrebko, soprano; Dmitri Hvorostovsky, baritonePhilharmonia OrchestraTuesday 19 May 2009, 7.30pmRoyal Festival Hall+++The Wizard of OzWednesday 23 July 2008 - Sunday 31 August 2008Royal Festival HallDirector: Jude KellyDesigner: Michael ValeMusic Director: Jonathan GillChoreographer: Nick WinstonLighting Designer: Mike GunningVisual Installation: Huntley MuirSound Designer: Ed ClarkeAssociate Director James BonasAssociate Music Director Danny WhitbyAssistant Choreographer Darren J FawthropCAST:Sian Brooke DorothyAdam Cooper Tin Man Roy Hudd Wizard Julie Legrand Wicked Witch of the WestHilton McRae ScarecrowGary Wilmot Cowardly LionSusannah Fellows Glinda / Aunt EmJulian Forsyth Uncle Henry / Guard
2008年08月30日
Matthew Bourne’s Dorian Gray VIDEO Interview with Richard+++ Review Guardian - Edinburgh festival: Dorian Gray 酷評。でもガーディアンはこれがフツーだから… VIDEO - Richard Winsor talks about playing the lead role in Matthew Bourne's dance version of Oscar Wilde's The Picture of Dorian Gray 上記と同じVideoへの別のリンク+++ The Times August 25, 2008 Matthew Bourne's Dorian Gray at the King's Theatre+++ Independent Dorian Gray, King's Theatre, Edinburgh+++ Telegraph Edinburgh 2008: sad end for MatthewBourne's lofty ambitions+++ SEX and the CITY 主人公キャリーの恋人ビッグってなんだか高橋英樹さんとホセ・クーラを足して二で割ったみたい。どーでもいいけどキャリーと身長差ありすぎ…
2008年08月27日
Bourne’s Dorian Gray Smashes Festival Record excerpt- Matthew Bourne’s adaptation of Oscar Wilde’s The Picture of Dorian Gray, which premieres today at the King’s Theatre, has been announced as the “biggest selling dance event” in the 61-year history of Edinburgh International Festival.
2008年08月23日
Edward Scissorhands' Dominic North at cutting edge of dance July 24, 2008 みとりさまのサイトで知りました。 いつもお世話になっております。 シザーハンズのメルボルン公演。 7月22日~8月3日 シザー今後の予定 シドニー公演記事+++それからなんといってもドリアン!果物じゃないス。Theatre Royal PlymouthThursday 14thit begins ---UKに行きたいよ~〈泣)主要キャスト:DORIAN GRAY:Richard WinsorBASIL HALLWARD:Aaron SillisLADY H:Michela MeazzaLORD H:Scott AmblerCYRIL VANE:Christopher Marney
2008年08月05日
バーンスタイン:キャンディードクネゴンデ : クリスティン・チェノウェス オールドレディー : パティ・ルポン キャンディード : ポール・グローブズ 演出 : ロニー・プライス2008年 3月22日(土) 23:00 ~ 翌 01:13 NHK BS Hivision ポール・グローブズ のキャンディードめちゃあってそうだ~
2008年03月22日
2007 ローレンス・オリビエ賞 発表サー・ジョン・トムリンソンアマンダ・ルークロフトイエヌーファカルロス・アコスタSondheim revival takes 5 Olivier AwardsSondheim squashes Spamalot at Olivier Awardsよっしーさまの大好きな「スパマロット」、残念な結果だったんですね。やっぱりバカにはなりきれないイギリス人?
2007年02月21日
マシュー・ボーンの「シザーハンズ」感想転載Sion さまからシザーハンズの貴重な感想をご投稿いただきましたので、こちらの方にまとめさせていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。(Sheva)あらためまして…(^^;) Sionさん シザーのことをカキコしようしようと思いながら、気がついたら一ヵ月以上経っちゃいました。これ以上か書かないでいると忘れてしまいそうなので、少しだけですが語らせてください~(ははは…(^▽^;)。今回、観に行けたのは、8/22と9/3の2回。今回こそは3回以上行きたいと思ってたんだけど、やっぱりムリでした~。でも、主演キャストは2回とも別の組合わせで観られたから、良しとするか(…未練(--;)。 22日のエドワードは、リチャード。キムはハンナ。 リチャード=エド、やたら可愛い。まるで幼児のような無垢なエドワード。それだけにハサミの手が妙にリアルに怖い。全編とおして「いつ誰にぶつかるか」と本気でヒヤヒヤする。 ハンナ=キムは、とにかく見事にツンデレ系。前半のつんけんした様子が際立つせいか、氷の彫刻に感動して踊るシーンがものすごく印象的。エドワードに好意を抱く瞬間が確認できるようだった。 対して3日のエドワードのサムは、もうちょっと大人のエド。キムのケリーは思ったより静かな女の子を演じてて、最初からエドワードにもどこか同情的で好意的。膨れっ面でツンツンしてたハンナ=キムとのギャップが楽しい。 で、 ちょっと意外だったのが、このサム・アーチャーのエドワード。 *** *** *** *** *** *** 「リチャードよりもうちょっと大人」といったけど、リッチ=エド(名前が長くて面倒なので今後はこう書こう)はキムに対する好意を「恋愛」とは認識していないように見えたのに対して、サムのエドはキムに対する感情を恋愛感情だとはっきり自覚している感があった。少々下世話に言っちゃえば、サム=エドはリッチ=エドより色っぽいのだな(身も蓋も無いのぅ…)。 それに、サムの方にはリッチ=エドほどの危機感が無い。ハサミの両手も、妙にしっくりしてしまっていて、群舞で観ていてもリチャードのように「いつ誰を傷つけるか」というヒヤヒヤ感はなかった。2度目だから見慣れた、というわけでは、たぶん、ないと思う。だって、シザーハンズという作品そのものは映画と同じなんだから、どこでいつエドワードが他人を傷付けるかは分かりきって観てるわけだし。 もしかして、サムのダンスが上手すぎるから? なんてことも考えた。だって、ミョーに安心して観てられちゃうんだもの(個人的にはリチャードのエドの方が好みでしたが)。 *** *** *** *** *** ***さてさて、そのほかですけど。 マシューのステージの群舞は相変らず楽しい。いっぺんに様々なことが起こる、「本来の日常」を、当たり前に描く演出なので、毎度「どこを観たらいいんじゃい!」と言いたくなる。全員分の演技を把握するには、やはり最低2~3回は観ないといけない(こーやってファンはどんどんチケットびんぼーになるのだ(--;)。 2回の公演で同じキャストだったのは、ボッグズ家のパパとママを踊った、スコット・アンブラーとエタ・マーフィット。今回の公演で実は一番の目的だったのは、このお二人である。 これが…もう! イイ! とにかく良い!! 特にスコット! 最高よぉ~!! あまりにもリアルな「おとーさん」で、今にも台詞喋り出しそーに見えた。エタも同様で、なんてリアルな「おかーさん」なんでしょーかと感心しきり。楽日に一緒に行った母も、ダンス鑑賞初体験にもかかわらずこの二人がお気に召したよーで、しばらく茶飲み話にしとりました。 おまけに、母ってばラストの雪をかぶりたかった(おい!)らしくって、「もっと前で観てれば雪に触れたのに。どうしてもっと前の席を取らなかったのよ」と、残念がっておりました(嗚呼、さすが我が母…いつもは首が痛くなるから前すぎる席は嫌がるくせに…)。千秋楽は、やはり出演者全員の力の入り方が違ってましたね~。雪も、なんだか先に観たステージより多かったような気もしましたし。観客の拍手もなんか力入ってるんですよね。お気に入りのステージ観るなら、やっぱり楽は外せないな~。これでまた、当分はマシューのステージともお別れだわ~。寂しいなぁ(ホセ君に至っては…やっぱりスペイン遠征しなくちゃダメ??)。SWANは来日あるのかしら? 新キャストも気になるなぁ。(2006年10月07日 Posted by Sion) Sion さま、感謝です!! やはり演劇人のご感想ですね~ なるほど~。サムもリチャードもそれぞれ感じが異なりましたよね。
2006年10月08日
Movin' Out 終わってしまいました~淋しいとともに、今でも思い出しては幸せになれます。皆様にわがままを申し上げて、レビュー、レポートリンクページを作りました。Movin' Out Japan Premiere Various Reviews Links Index皆様、ご協力感謝いたします。
2006年09月04日
Movin' Out 6回目 Part 2第2幕『インヴェンション(ハ短調)』 Invention in C Minor 赤い袖なしTシャツのエディ。エディはストリートにたむろしている。通りかかったジュディとばったり顔を合わす。じーっと見つめてジュディだとわかった瞬間ダッシュで逃げて金網に張り付く。顔を背けている。意気地なしめ。ジュディは話しかけるが別の男にカツ上げされそうになって逃げるように去る。 金髪の女性が通りかかる。男がバッグを奪う。いつもはエディがバッグを拾って返そうとするのだが、きょうはなかった。見てるだけだった。『怒れる若者』 Angry Young Man バッグを奪った男を殴り飛ばしたエディ。シャドーボクシング。ものすご速い! 舞台の中央でピルエット4回転プラス4回転、足を高く上げる。もう1回逆の足。またピルエット&ピルエット。この一連のパが超高速で行われる。 怒れる男たちのダンス。 キースのソロ。キースのダンスは明るい。怒っててもなんか陽性のダンスだ。 お待ちかねのラスタのソロ。下手から登場し上手で3回転のピルエット、下手で「少林寺」の蹴りのポーズのようなジャンプ。 上手(かみて)で両手と片足を地面に並行に前に伸ばして空中で1回転する。 そして上手でシングルピルエットプラス前後開脚回転ジャンプのコンビネーション。やはり最初の2回がこのセットで3回目は連続回転開脚ジャンプ。そしてピルエット&ピルエット。 エディーは群舞の中に背中からジャンプして、胴上げ状態で退場する。 『ビッグ・ショット』 Big Shot たたみかけるように踊りだすトニーとブレンダ。すばらしいキース。キースは床に何かが落ちているのを拾って袖に投げ入れる。気を使う人なのかしら。『ビッグ・マン・オン・マルベリー・ストリート』 Big Man on Mulberry Street トニーのソロ。 3人の男とブレンダ。 トニーの別の女性とのパドドゥ。 『キャプテン・ジャック』 Captain Jack 真っ暗な中、上手から光が差し込んでいる。逆光でよく見えない。これはエディーの心象風景。 人々がエディーとすれ違う。普通の服装をした人々は服を脱ぎ始める。ここはSMバー。 エディのダンス。ここで体を横に倒しながらのトゥール・ザンレール。アンレールかな。鋭い。 しかし力が抜けたようにちょっと押されると、ずさーと床にスライディング。寝そべる。 SMの仮面をつけた女がエディーに鞭を食らわす。女のももを触るエディー。男と力比べをする。男をふっとばす。腕にドラッグを注射する。覚醒し、目が彼方を凝視する。敬礼。腕立て伏せ。ものすごく覚醒してダンスを踊りだす。 足を歩くような形で開いて大きくジャンプする。2回。 超高速のフェッテ。足首は曲げている。3回転フェッテからピルエット。3回転フェッテからピルエット。すごい。 男をホールドして回転させ、足をさわる。「あれ?男?」男を突き飛ばす。 女性が馬乗りになる。女を押し倒して、セックス。しかし体を離すと、足を伸ばして床にぺたんと座って、子供が地団太を踏むように床を叩く。 フィギュアスケートの技のように、頭を下げて同じ足をぐるぐる回すのを4回。すごい。 上手に向かってグランパドシャの形での回転ジャンプ。「うっ…」 気持ち悪くなって吐く。暗転。 『イノセント・マン』 Innocent Man カウンターに立つ後姿の女性に魅かれるエディー。女が振り向く。女はゲロのついたシャツに眉をひそめるが、エディーの手を取る。女性とのパドドゥ。美しい。もうクラシックなのだよ~ 伸ばした腕が。吸い付くようなホールド。何度もリフト。エディーは女性をお姫様抱っこして下手(しもて)に消える。群舞。 エディー、下手から登場し、両足を背中につくほど後ろに曲げて、超高くジャンプする。はずが… これがなかった(はず)。エディーは女性に抱きついている。『プレッシャー』 Pressure ジュディに似た黒衣の天使が彼を蹴り飛ばす。何度も床に倒れるエディー。 エディーは足を180真横に開脚したジャンプ。これも普通じゃなくて半回転して空中に上がってからばっと両足を開く難度の高いもの。たぶん。 エディー。グラン・ジュテ&グラン・ジュテで前に伸ばした足を空中で後ろに蹴るジャンプ。 エディー、下手でブレイクダンス。 ダレンが♪サイコ・ワン、サイコ・ツー セサミストリート、What does it mean? と歌っている間にベトナムの死体の山のセットが出てくる。ヘリの爆音。エディーはベトナムに引き戻される。『グッドナイト・サイゴン~英雄達の鎮魂歌(レクイエム)』 Goodnight Saigon ジェイムズ。甦るゾンビ。シャツにはべっとり血が。わき腹を押さえながら踊る。 エディー。エディーは格闘技のようなポーズを繰り返す。暗闇の中でベトコンと、そして自分の恐怖と戦っているのだ。 ジェイムズとエディ、最初はバラバラに踊っている。やがてユニゾンになる。ゾンビのようにかくかくと動く。手をくるくるとこねるように動かして右45度前を向く。並んで、腕を伸ばしてゆっくり回転する2人。ここはすばらしい。美しくて恐ろしく哀しい。 ジェイムズは撃たれて何度も倒れる。何度も何度も撃たれる。そうして死んでいったのだ。 ジェイムズが撃たれたとき、エディーが虫に刺されてパチンと首筋を叩く。 ジェイムズは助け起こされた時1回目はエディーを突き飛ばすが、2回目は突き飛ばさない(きょうは)。エディーは倒れたジェイムズを3度目にやっと助けおこし、肩に担ぐ。 足を大の字になっているのを蹴って揃えて手を持ってよいしょと立たせて担ぐのだ。なるほど。 エディーは遺体を担いでジャングルの中をとぼとぼと歩く。 遺体をトニーに渡すエディー。 こうしたかったのだ。彼を戦場に置き去りにした、見殺しにした自分。自分のせいでジェイムズは死んだ。それをやっと反芻して、その記憶に向かい合えたと思う。 エディーはアメフトのボールを蹴る仕草をして、前にやったように腕をアメフトのゴールのように立てる。ジェイムズとの思い出。 エディーは敬礼しようとして、指を立てたまま舞台を走り回る。 群舞。エディーがジャンプし加わる。怒りの爆発。ジャンプして足をかえる足のように空中で合わせてから蹴りだす。群舞と一緒に上手へ、それから下手へ。群舞と同じジャンプで迫力。 エディー、上手(かみて)でカブリオール・デリエール。足を2回中空で打ち鳴らす。 エディー、プレパラシオンからジャンプ。足をパドシャの形に交差させながらのジャンプ。 もう1回プレパラシオンからジャンプ。 エディー、ステージ中央で足を後ろに伸ばしたままくるくる2回回り、ピルエット2回。このコンビネーションの繰り返し。超高速で大迫力。すごい。もうへとへとじゃないか? Goodnight Saigon の歌、ライブヴァージョンはサントラCDより長かった。 『エール(ダブリン風)』 Air (Dublinesque) ブレンダのソロ。 トニーがじっと見つめる。すごい感情入りまくり。胸を打つ。『シェイムレス』 Shameless キースすばらしい! あぁ~Shameless! 回ってひざまづくところの回転がすごかった。『ジェイムズ』 James ジョギング。ジョギングしながら腕のリストバンドで汗をぬぐうエディー。ジュディにばったり会う。二人は和解する。エディーはジュディを横抱きに抱いてぐるぐる回る。エディーは腕をぐるぐる回して、「そこのお店に行こう!ほらよくジェイムズと行ったあの…」ジュディは時計を指差して断る。「時間がないの… でも元気でね。じゃあ。」「そうだね。ごめん。じゃあ…。」『リヴァー・オブ・ドリームス/ キーピン・ザ・フェイス/ 若死にするのは善人だけ』 River of Dreams/ Keeping the Faith/ Only the Good Die Young 「Yes!」 一人になったエディは喜びで腕を突き上げる。 ムーンウォーク。上手から下手まで移動。客席から口笛など。 客席目線で笑いかける。あれ、急にいい人。急に性格変わるのはなぜ? 片手倒立からブレイクダンス。 片手を床について足を空中で180度開脚。ほんの一瞬。投げキスして上手に去る。 上手から出てきてコールドの男性にホールドされ足を高く上げる。2回。 下手から上手方向へ、ジャンプしながら空中で半回転してアラベスク。カブリオールみたいな。これが実に高くて美しかった。 フィギュアスケートのような頭を下に下げて足を回転させる技で移動。何度見てもこれはすごい。 ピルエット、バク天。 胴上げされるエディ。『楽しかった日々』 I've Loved These Days トニーとブレンダが踊る。 エディー。青いシャツ。エディーはもう逃げない。トニーとブレンダともわだかまりがなくなった。 腕を伸ばしてポーズ。スロウテンポから高速へギアチェンジ。 ここの最後のトゥールザンレールとピルエットのコンビネーションがすばらしかった。最後まで全力でがんばった。ラスタすごい!『イタリアン・レストランで』(リプライズ) Scenes From an Italian Reataurant (Reprise) エディは巡査とピンボールをする。ボールは台に吸い込まれる。「ちぇっ!」 巡査が台を叩く。 大フィナーレ。 みなさん、おつかれさまでした。すばらしい舞台をありがとう! 70%スタンディングオベーション。
2006年08月30日
Movin' OutJAPAN PREMIERE- Music By Billy Joel Conceived By Twyla Tharp30 August 2006 Sinjuku Koseinenkin-kaikan TokyoCASTEddie : RASTA THOMASTony : KEITH ROBERTSBrenda : LAURIE KANYOKJudy : LAURA FEIGJames : STUART CAPPSPianoman : DARREN HOLDEN「Movin' Out (ムーヴィン・アウト)」 6回目。ラスタ4回目。ラスタはだいぶお疲れかもしれない。昨日もそうだったが第1幕が抑え気味だった。きょうもそう。きょうは演技の細かいところが違ってた。回りが気を使ってるかも。第2幕ではパを省略している部分あり。しかしそれでもあの驚異的なダンスをほとんどすべてこなしていたからさすが。キースはものすごくすばらしかった! あぁ~Shameless!!!もうどうしちゃったのというぐらい入り込んでいた。ファンタスティック。※内容を書きますのでご注意ください。第1幕『ロックンロールが最高さ』 It's Still Rock and Roll to Me自己紹介的ダンス。登場人物が次々と現れる。エディーは4回転すると(ここはデフォルトで4回転)ステージ中央で客席目線でうなずく。そしてギャル2人の間で足をさっと横にアラスゴンド。最後に全員がステージフロントに並ぶ。エディーは上手の袖から大ジャンプで登場。『イタリアン・レストランで』 Scenes from an Italian Restaurantダレンのソロ。車で現れるエディー。助手席にブレンダ。エディーは車を止めると椅子をジェイムズに放り投げ、コーラをトニーに投げる。華やかな金管の音楽でマーチしながらチアガールたちが登場。ハイスクール。エディーは腕立て伏せ&腹筋しながらスカートの中を覗き込む。スカートめくりをして戻ろうとしたらそこにブレンダ。チアガールのボンボンきょうはなかった。ノーマル・ヴァージョン。あら残念。エディー、ジェイムズ、トニーは3人で踊る。ピルエットして膝をそろえて曲げてジャンプし、膝を叩く。エディーは車に向かって走り、車のボンネットをお尻で滑ってフロントガラスで止まる。ブレンダを意識して受け狙いでやったのに、ブレンダはますます機嫌が悪くなる。ブレンダは椅子を投げ飛ばして立ち去る。エディーが椅子に座ろうとして椅子を引かれ床に尻餅をつくというのもきょうはなくて、エディーがジュディが座ってるのを、「オレの!」とドついて追い出して自分がどかっと座る。これを見てもしかしてラスタ、きょう大丈夫なのかなと思った。エディーとブレンダは大喧嘩。ブレンダがエディーの足を踏み、最初はとりなしていたエディーも次第に切れ始める。ブレンダはステージ上手から中央へグラン・ジュテ、エディーはジャンプした瞬間にその足に下からタッチする。次にブレンダが続けて下手にまたグラン・ジュテ。今度はエディーはブレンダのウエストをホールドして空中に放り投げる。受け止めるエディー。でもブレンダはおかんむり。いつの間にかブレンダはステージ上方のバンド用のキャットウォークに上がっている。「おいおい…」ブレンダはすごい剛速球で上から下にいるエディーに指輪を投げつける。運動神経のいいエディーは、はっしと受け止める。そしてブレンダは解放されたようにのりのりで踊りまくる。エディーは車の横で椅子にこしかけてふてくされてタバコを吸う。最後に車のボンネットにあがってブレンダに手を伸ばす。暗転。『ムーヴィン・アウト』 Movin' Out (Anthony's Song) トニーのソロ。 巡査とトニー。「トニー、敬礼は左手じゃなくて右手だよ」「そうなんだ」 またジェイムズ、トニー、エディーの3人の楽しい踊り。3人で腕を組んで、真ん中のエディーがぶらんこのように放り上げられる。 『夢(エステ荘)/ 素顔のままで』 Reverie (Villa D'Este)/ Just the Way You Are ジュディとジェイムズのパドドゥ。 ジェイムズはポケットから指輪を取り出して眺める。ジュディに隠して踊り始める。そしてひざまずいてプロポーズ。「私に?」「そうだよ。結婚してくれる?」「もちろんよ!」幸せそうに抱き合う二人。『ロンゲスト・タイム』 (For) the Longest Time ジェイムズはトニーとエディに婚約のことを告げる。ジュディとジェイムズが婚約したと聞いてもまったく祝福せず、苦虫を噛み潰した表情のエディ。エディはさっさと巡査とだべりに行ってしまう。そこにブレンダ!『アップタウン・ガール』 Uptown Girl さきほどの子供っぽい服とはうって変わって、生き返ったように、美しくなり、すっかり洗練されたブレンダ。時が流れたのだ。赤いドレスで活き活きと踊る。エディが不快な表情。やめろと何度もキューを出すがブレンダは無視。エディはかなり頭にきて水色の半袖のシャツを脱ぎ、上手の袖に投げ入れる。そして上手(かみて)に消える。 一方、トニーはブレンダにぼーーーっと見とれている。 『今宵はフォーエバー』 This Night トニーはブレンダを抱き寄せる。雷が走ったように、トニーとブレンダがひかれあう。社交ダンスの技のようにホールドしてくるくる移動していく。『夏、ハイランドフォールズにて』 Summer, Highland Falls エディの怒り。黒い革ジャンを着ている。両手を腰。両手を上げる。 トゥール・ザンレールの後の、ラスタの手を上にあげていくピルエット。きょうは4回転。しかもキレがない。 トニーとブレンダに出会うが2人はいちゃついて思い切りエディーに見せつけて去っていく。エディーは他の2人の女性と踊るが気分は晴れない。一人になる。 ラストに、アチチュードでの4回転+シェネの4回転。鬱屈を押さえ込むように、腕を振ってポーズ。暗転。『ワルツ第1番 (ナンリーの回転木馬)』 Waltz #1 (Nunley's Carousel) Op.1-10 急に楽しい音楽。エディーは黒い革ジャンを脱ぎ捨てる。ジェイムズ、トニー、エディー。アメフトする。ボールを蹴るエディー。コミカルにけんかする3人。 エディーがアメフトのゴールのように腕を立てるとジェイムズがその肩にどかっと足を載せる。(これは後の伏線。)「んだと、こいつめ!」 ジェイムズのお尻を蹴ったり。ジェイムズはトニーに殴りかかろうとするエディーをとめたり。 そしてそのまま軍隊へ。エディーの腕立て伏せ、きょうは4回やっていた。 次に3人で伏せて起き上がったらエディーだけ反対を向いている。トニーが苦笑い。きょうは指を立てないエディー。 軍隊が下手に走って消え、また出てきたら3人がアーミールックになっている。敬礼して出陣する。『ハートにファイア』 We Didn't Start the Fire ヒッピーになったブレンダ。お嬢様ファッションのままのジュディ。ヒッピーの女性たちとのダンス。ジュディは泣きながら、グランプリエ。ブレンダは逆立ち。 ベトナム。ジェイムズの率いる小隊が現れる。トニーはいるがエディーがいない。隊は移動する。 エディー。ラスタは高台にゆっくり登ってくる。エディーはポケットからハーモニカを出して座って吹き鳴らす。そうしているうちに、朦朧となり、高台から落っこちる。 怒りを爆発させるように、激しいダンス。腕立て伏せして敬礼してジャンプして…彼は錯乱している。 銃をこめかみに押し当てて叫ぶが、引き金を引けないエディー。 隊が戻ってくる。逆立ちしているエディー。そのまま担がれる。エディは腹筋でそのまま肩からジャンプして降りる。 ジェイムズを殴り飛ばすエディー。ジェイムズは吹っ飛ぶ。頬を押さえる。数人が彼を押さえようとする。エディーはトニーにも殴りかかろうとする。トニーが被弾する。トニーとエディーは抱えた隊は移動しようとする。「行け、進め!」指示するジェイムズ。見晴らしの良い高台に登ったジェイムズが撃たれて倒れる。隊は敗走する。エディーはジェイムズに手を伸ばすが、撤退するしかない。男たちが現れ激しく踊る。 男たちが消えると上手からジュディが出てくる。ジュディはまるでジェイムズが見えているように慟哭する。ジェイムズはジュディが出てくると左手でジャケットの右胸をつかみ、痛みに叫びながら起き上がる。台から下の方にずれていく。しかしまた撃たれて今度は動かなくなる。『シーズ・ゴット・ア・ウェイ』 She's Got a Way サイゴンとヒックスビルの2つのバー。 サイゴンのバーで、ぼう然としているトニー。髪はグリースで濡れたようになでつけられている。アロハシャツのボタンは全部はずしている。せつない。哀しい。 一方、故郷の町のバーで仕事で踊っているブレンダ。 二人はお互いにお互いを求めている。しかしその遠い遠い距離もわかっている。埋められない距離。物理的にも精神的にも。トニーはバーのベトナムの女性を抱きしめる。『ストレンジャー』 The Stranger 喪服のジュディと3人の黒子のような男たちとのダンス。 Elegy (The Great Peconic) (偉大な反戦家の悲歌) ジェイムズの葬式。弔砲。 ジュディがエディに国旗を渡そうとするが、馬鹿な自分の振る舞いがジェイムズを死に追いやったことがわかっているエディーは罪の意識で国旗を受け取れない。ジュディは泣き出す。ブレンダと会えたものの、表情は凍り付いているトニー。トニーもエディーを許す気にはなれない。 ジュディはトニーとエディーの間にパドブレでバックして移動する。トニーとエディーは手を前に突き出し、元に戻す。暗転。第1幕了。Part 2 へ続く
2006年08月30日
Movin' Out 5回目 Part 2第2幕『インヴェンション(ハ短調)』Invention in C Minor 赤い袖なしTシャツのエディ。ジュディと顔を合わすとそそくさと走って逃げる。美しいクラシック音楽に乗ってカツ上げとかっぱらいが行われる。『怒れる若者』Angry Young Man バッグを奪った男を殴り飛ばしたエディ。シャドーボクシング。ものすご速い! 舞台の中央でピルエット4回転プラス3回転、足を高く上げてジャンプを2回、またピルエット。この一連のパが超高速で行われ、客の度肝を抜く。 怒れる男たち(復員軍人=世間的厄介者)のダンス。 キースのソロ。 ラスタのソロ。下手から登場し上手で2回転のピルエット、下手で「少林寺」の蹴りのポーズのようなジャンプ。高い! 空中で止まってる。 上手(かみて)で両手と片足を地面に並行に伸ばして空中で1回転する。 上手でシングルピルエットプラス前後開脚回転ジャンプのコンビネーション。やはり最初の2回がこのセットで3回目は連続回転開脚ジャンプ。(ブレンダンは連続180度回転ジャンプの連続)。『ビッグ・ショット』Big Shot たたみかけるように踊りだすトニーとブレンダ。背中からまっさかさまにブレンダを落とす(ここだった)。『ビッグ・マン・オン・マルベリー・ストリート』Big Man on Mulberry Street トニーのソロ。 3人の男とブレンダ。 トニーの別の女性とのパドドゥ。 『キャプテン・ジャック』Captain Jack ボーッとしているエディ。ずさーと床にスライディング。SMの仮面をつけた女が鞭を食らわす。男と力比べをする。男をふっとばす。腕にドラッグを注射する。目が彼方を凝視する。敬礼。腕立て伏せ。ものすごく覚醒してダンスを踊りだす。 超高速のフェッテ。足首は曲げている。フェッテからピルエット。フェッテからピルエット。拍手がわく。 男をホールドして足をさわる。「え、男じゃん」 女性が馬乗りになる。セックス。すぐに突き放して自己嫌悪。 またすごいダンス。フィギュアスケートの技のように、頭を下げて足をぐるぐる回すのを3回。これは後半で移動しながらやるのとは異なり、その場で行う。 気持ち悪くなって吐く。 『イノセント・マン』Innocent Man 色っぽい女性とのパドドゥ。美しい。 群舞。 エディー。下手から登場し、両足を背中につくほど後ろに曲げて、超高くジャンプする。『プレッシャー』Pressure ジュディに似た黒衣の天使が彼を蹴り飛ばす。 エディーは足を180真横に開脚したジャンプ。 エディー。グラン・ジュテ&グラン・ジュテで前に伸ばした足を空中で後ろに蹴るジャンプ。なんて高くて美しいのだ。ジュディも負けずに美しい迫力のグラン・ジュテ。『グッドナイト・サイゴン~英雄達の鎮魂歌(レクイエム)』Goodnight Saigon ジェイムズとのユニゾン。ここはいつ見ても圧巻。圧倒される。 最初はバラバラに踊っている。エディーのピルエット。やがてユニゾンになる。ゾンビのようにかくかくと動く。手をくるくるとこねるように動かして右45度前を向く。同じ振りを2人が踊るが、キャップスはノーブルでエレガント、ラスタはシャープで特徴が違うのでおもしろい。 ジェイムズが撃たれたとき、エディーが虫に刺されてパチンと首筋を叩く。 倒れたエディーを3度目に助けおこし、嗚咽のように声を出して叫びながら肩に担ぐ。歩く。 遺体をトニーに渡すエディー。 エディーは敬礼しようとして、その手の指がFu*k you の形になっている。その指をあげたままエディーは舞台を走り回る。敬礼なんて糞食らえ! 群舞。エディーがジャンプし加わる。ここは迫力。 エディー、上手(かみて)でカブリオール・デリエール。足を2回中空で打ち鳴らす。 エディー、足を伸ばしたフェッテ。 もうこのへんほとんど「海賊」のアリですから。プレパラシオンして踏み込んでジャンプしますからもう!大迫力のラスタ。『エール(ダブリン風)』Air (Dublinesque) ブレンダのソロ。『シェイムレス』Shameless すばらしいキースのダンス! 感情入りまくり。『ジェイムズ』James ジョギング。『リヴァー・オブ・ドリームス/ キーピン・ザ・フェイス/ 若死にするのは善人だけ』River of Dreams/ Keeping the Faith/ Only the Good Die Young Yes! ムーンウォーク。 フィギュアスケートのような頭を下に下げて足を回転させる技で移動。 空中回転。 倒立からブレイクダンス。 片手を床について足を空中で180度開脚。『楽しかった日々』I've Loved These Days『イタリアン・レストランで』(リプライズ)Scenes From an Italian Reataurant (Reprise) トニーとブレンダ エディーのソロ。ポール・ド・ブラが美しい。
2006年08月29日
Movin' Out JAPAN PREMIERE- Music By Billy Joel Conceived By Twyla Tharp29 August 2006 Sinjuku Koseinenkin-kaikan TokyoCASTEddie : RASTA THOMASTony : KEITH ROBERTSBrenda : LAURIE KANYOKJudy : LAURA FEIGJames : STUART CAPPSPianoman : DARREN HOLDENRasta Thomas dominated the whole stage with his charismatic dancing.Movin' Out 5回目。ラスタ3回目。きょうはキースが最高!でした。すばらしいダンスでした。ラスタは言うまでもありません。※内容を書きますのでご注意ください。第1幕『ロックンロールが最高さ』It's Still Rock and Roll to Me自己紹介的ダンス。エディーは5回転するとステージ中央で客席目線でうなずく。そしてギャル2人の間で足をさっと横にアラスゴンド。『イタリアン・レストランで』Scenes from an Italian Restaurantダレンのソロ。車で現れるエディー。エディーは椅子をジェイムズに放り投げ、コーラをトニーに投げる。きょうも落としてました、キース(笑)。チアガール。エディーは腕立て伏せ&腹筋しながらスカートの中を覗き込む。スカートめくりをして(小学生かい)戻ろうとしたらそこにブレンダ。ここがいつもと違っていた。ブレンダがチアガールのボンボンでポーズ。エディーも同じようにポーズ。なんか可愛い。 椅子に座ろうとして椅子を引かれ床に尻餅をつくエディ。 エディー、ジェイムズ、トニーは3人で踊る。ピルエットして膝をそろえて曲げてジャンプし、膝を叩く。『ムーヴィン・アウト』Movin' Out (Anthony's Song) トニーのソロ。 巡査とトニー。「トニー、敬礼は左手じゃなくて右手だよ」「そうなんだ」 『夢(エステ荘)/ 素顔のままで』Reverie (Villa D'Este)/ Just the Way You Are ジュディとジェイムズのパドドゥ。指輪をジュディに贈るジェイムズ。 『ロンゲスト・タイム』(For) the Longest Time ジュディとジェイムズが婚約したと聞いてもまったく祝福せず、苦虫を噛み潰した表情のエディ。『アップタウン・ガール』Uptown Girl 赤いドレスで活き活きと踊るブレンダ。エディが不快な表情。やめろと何度もキューを出すがブレンダは無視。エディはシャツ(水色の袖なし)を脱ぎ捨てて上手(かみて)に消える。 一方、トニーはブレンダに見とれている。 『今宵はフォーエバー』This Night トニーとブレンダがひかれあう。 ここよかったです!きょうキースは最高でした。垂れ下がってきたブレンダの肩紐を直してあげる余裕。社交ダンスのように組んでくるくる回るところもすてきでした。『夏、ハイランドフォールズにて』Summer, Highland Falls エディの怒り。両手を腰。ラスタの手を上にあげていくピルエット。きょうは皮ジャンのベルトがだらんとなっていてしきりにラスタがこれを気にしていて、ここのシーンはいまいち集中していなかったような。アチチュードでの4回転+シェネの4回転、腕を振ってポーズ。『ワルツ第1番 (ナンリーの回転木馬)』Waltz #1 (Nunley's Carousel) Op.1-10 急に楽しい音楽。エディーは黒い革ジャンを脱ぎ捨てる。ジェイムズ、トニー、エディー。コミカルにけんかする。 そしてそのまま軍隊へ。エディーの腕立て伏せ、きょうは4回ぐらいやっていた。前回は1回でもう「立て!」といわれていた(笑)。 次に3人で伏せて起き上がったらエディーだけ反対を向いている。トニーが苦笑い。指を立てるエディー。『ハートにファイア』We Didn't Start the Fire ヒッピーになったブレンダ。とお嬢様ファッションのままのジュディ。 ベトナム。エディー。ラスタは高台にゆっくり登ってくる。ブレンダンはほとんど超高速で飛び上がっていた。ラスタはブレンダンが空中回転しながら降りるところ、単に落っこちる。2回目は側転しないで走ってあがってそのまま走り降りる。 ジェイムズが死ぬ。『シーズ・ゴット・ア・ウェイ』She's Got a Way サイゴンとヒックスビルの2つのバー。キースよかった~『ストレンジャー』 The Stranger 喪服のジュディと3人の黒子のような男たちとのダンス。 Elegy (The Great Peconic)(偉大な反戦家の悲歌) 国旗を受け取れないエディー。友達も失ってしまう。第1幕了。
2006年08月29日
MOVIN' OUT INDEXRelated Links(Japanese) An interview with Keith Roberts ラスタの「少林寺」ジャンプ写真 シアターガイド Review Yomiuri official siteEnglish etc.)Rasta Photos Date: 8/1/2006 San Jose June 2005El carismáticosimilar
2006年08月27日
Movin' Out JAPAN PREMIERE- Music By Billy Joel Conceived By Twyla Tharp25 August 2006 Sinjuku Koseinenkin-kaikan TokyoCASTTony :DAVID GOMEZEddie : BRENDAN KINGBrenda : HOLLY CRUIKSHANKJudy : LAURA FEIGJames : STUART CAPPSPianoman : DARREN HOLDENMovin' Out 4回目。ブレンダン2回目。きょうも出ました~逆立ちダンス!前回り+バク天のコンビネーションの連続フィナーレでは足を開いた空中回転!そのほかそのほか!ブレンダンのアクロバチックな大技を堪能。ダレンもすごくよかったです。※内容を書きますのでご注意ください。第1部『ロックンロールが最高さ』It's Still Rock and Roll to Me自己紹介『イタリアン・レストランで』Scenes from an Italian Restaurantダレンのソロ。ブレンダとエディーの別れ。指輪を放り投げるブレンダ。『ムーヴィン・アウト』Movin' Out (Anthony's Song) 「トニーとの別離」ということだがそういう風にはとれなかったな~ 車で現れるエディー。 エディーは走ってって車の上でスライディング。 あきれているブレンダ。 巡査と3人の仲間。車は煙を吹いている。『夢(エステ荘)/ 素顔のままで』Reverie (Villa D'Este)/ Just the Way You Are ジュディとジェイムズのパドドゥ。これからの2人の運命を思うと泣けてくるシーン。 『ロンゲスト・タイム/ アップタウン・ガール』(For) the Longest Time/ Uptown Girl 「何だよ婚約したのか君たち!」とエディーがジェイムズに。 赤いドレスのホリーがすごく魅力的。『今宵はフォーエバー』This Night トニーとブレンダがひかれあう。「♪まだ恋に落ちる気はないんだけど…」原曲がベートーベンの「悲愴」。いい歌なんだよね~『夏、ハイランドフォールズにて』Summer, Highland Falls エディの怒り。両手を腰。ラスタのようなアン・オーに手があがっていくピルエットはなし。『ワルツ第1番 (ナンリーの回転木馬)』Waltz #1 (Nunley's Carousel) Op.1-10 急に楽しい音楽。3人で楽しく踊る。そしてそのまま軍隊に召集されていく。 『ハートにファイア』We Didn't Start the Fire ヒッピーになったブレンダ。マリファナを吸っている。片やお嬢様ファッションのままのジュディは別れが悲しくて慟哭する。 ベトナム。エディー。エディーは高台に登って、逆立ち。そのまま下に空中回転しながら降りる。2回目は側転でそのまま降りる。 ジェイムズが死ぬ。『シーズ・ゴット・ア・ウェイ』She's Got a Way サイゴンとヒックスビルの2つのバー。ゴメスの視線がせつない。ブレンダ(ホリー)はもう美しい!『ストレンジャー』 The Stranger 喪服のジュディと3人の黒子のような男たちとのダンス。 Elegy (The Great Peconic)(偉大な反戦家の悲歌) 帰郷。弔砲をうつ兵士たち。アメリカ国旗になってしまったジェイムズ。国旗をさわらないエディー。泣くジュディ。第2幕『インヴェンション(ハ短調)』Invention in C Minor チンピラたちがたむろしている。『怒れる若者』Angry Young Man エディーのものすごいダンス。ここですがブレンダンはシングルピルエットをはさまず、ジャンプして180度ずつ回転しながら足を開きます。そして足先に触る。その繰り返し。すごい身体能力。ブレンダンのダンスはもちろんバレエではなくてブレイクダンス。 若者たちのダンス。最後にエディーが飛び出してきていっしょの振付で踊る。ここもすごい迫力。 『ビッグ・ショット』Big Shot トニーがブレンダに冷たい。すがるブレンダを放り投げる。しまいにはブレンダが切れて平手打ち&蹴りをお見舞いする。『ビッグ・マン・オン・マルベリー・ストリート』Big Man on Mulberry Street バーにやってきたブレンダはトニーが別の女性と踊っているのを見てしまう。ブレンダは男性たちとセクシーに踊る。 『キャプテン・ジャック』Captain Jack ドラッグを打って激しく踊りだすエディー。敬礼。 女装した男への反応とか、セックス描写がラスタと異なるブレンダン。 最後におえーっとラスタは吐くがブレンダンは吐かない。『イノセント・マン』Innocent Man エディーとバーで出会った女性のパドドゥ。『プレッシャー』Pressure エディーの悪夢。悪夢を見せるのはジュディにそっくりな黒い天使(悪魔?)ベトナムに連れ戻される。『グッドナイト・サイゴン~英雄達の鎮魂歌(レクイエム)』Goodnight Saigon 何度も倒れるジェイムズ。助け起こすがジェイムズはエディーを突き飛ばす。何度も。二人でユニゾンで踊る。最後に倒れたジェイムズを黒衣の天使が誘う。さぁ助け起こすのよ! エディーはジェイムズを担いで歩いていく。 この曲が踊りと相俟って非常に印象的で頭に残る。悲しくて苦しくなる曲だ。 ここだったか、足を後ろに伸ばしたアチチュード風の姿勢でぐるぐる4回転しピルエット、そのコンビネーションの繰り返し。これもラスタも同様にやっていた。『エール(ダブリン風)』Air (Dublinesque) ブレンダのソロ。『シェイムレス』Shameless ブレンダとトニーのパドドゥ。すばらしかったです。 トニーがブレンダを背中に抱え上げ激しく頭から落下させて、地面に落ちる前に足をつかむという大技がある。ホリーは大きいのでダイナミック!『ジェイムズ』James ジョギングしているジュディと、出会って和解するエディー。『リヴァー・オブ・ドリームス/ キーピン・ザ・フェイス/ 若死にするのは善人だけ』River of Dreams/ Keeping the Faith/ Only the Good Die Young エディーと仲間たちの喜びのダンス。最後は胴上げ。 ムーンウォーク。バットゥリー(シングル)。 ここで出ます~逆立ちウォーク。逆立ちして両手でジャンプ(!)しながら足は歩くみたいに前後に動かす。かなり長かった。そしてそのまま足を180度に開いて静止。すごすぎる。 最後にエディーはブレイクダンスのように床に倒立して足を180度近く開く。ラスタもやっていた(この記事の最後の写真)。『楽しかった日々』I've Loved These Days『イタリアン・レストランで』(リプライズ)Scenes From an Italian Reataurant (Reprise) ブレンダとトニー。 そして2人と和解するエディー。 ここのクラシックなダンスはやっぱりラスタが抜群。 みんなでシャンペンでも開けますか! 登場するエディー(ブレンダン)は大きく足を開いたままで空中回転する。体操選手並み。
2006年08月25日
Movin' Out JAPAN PREMIERE- Music By Billy Joel Conceived By Twyla Tharp20 August 2006 Sinjuku Koseinenkin-kaikan TokyoCASTTony : KEITH ROBERTSEddie : RASTA THOMASBrenda : LAURIE KANYOKJudy : LAURA FEIGJames : STUART CAPPSPianoman : DARREN HOLDENMovin' Out 2回目。きょうはラスタの日。昨年のメダリストガラ以来です。やはりラスタはすばらしかったです!初見というのはおそろしいもので、イメージが出来上がってしまうんですね。きょうのキャスト主要3キャストがすべて異なっていましたが、プロダクション全体の作品としての出来は初見の日の方が良かったような気がしました。キースはオリジナル・キャストなので期待していたが、いまいち体が重そうだった。大柄な体。しかしまさにバレエ・ダンサーの優雅な身のこなし、胸の反らし、手の伸ばし方はさすがだった。後半がよかった。ブレンダは初見のホリーを見ちゃうともうだめです。ホリーがすばらしすぎた。さてさて、ラスタ・トーマス! ばっりばりのクラシックバレエ・現役ダンサー。しかし生まれついて、伝統的なクラシックバレエの枠をはみ出している逸材。彼の魅力が最大限に発揮されている役ではないでしょうか。ブレンダンとは踊りの振付もまったく異なりました。ブレンダンが過激にアクロバチックなのに対し、こちらは意外と基本形。しかし随所に彼ならではのスーパーな超絶技巧がちりばめられている。そしてどんな踊りでも雑にならない! 美しいのです。見とれて終わってしまった1時間40分でした。※内容を書きますのでご注意ください。第1部バンドの演奏が始まる。きょうのピアノマンはマシューではなく、話題のダレン・ホールデン。高めのヴォーカルで実にうまい。明るい声。声の好みからいってビリー・ジョエルのそっくりさん、渋めのおじさん、マシューの方が私は好きでしたが。自己紹介のように現れる出演者たち。トニー、エディ、ジェイムズ、ブレンダ、ジュディ。ラスタは黒い髪で黒い目、ガラのときよりもやせているように見える。ガラのときは上半身裸(海賊ですから)だったので、その時は筋肉がすごかったのです。でもホセ=マヌエル・カレーニョもそうだけど、着やせするのよね、彼らは。挑戦的な不良のガキ!というイメージのブレンダンに比べると、少しはにかみ屋かな。内省的な感じを漂わせている。ブレンダとも合わない…というのが納得できる。ブレンダとの最初のからみのダンスでブレンダがグラン・ジュテしてその足を瞬間的に下から持ち上げる(触る)という超絶技巧、ブレンダンもやっていたがラスタもやっていた。仲のいいトニー、エディ、ジェイムズ。そして巡査。トニー、エディ、ジェイムズが3人で踊ると、音楽にぴったり合っているのがラスタだけ。ばらんばらんなところもトワイラ・サープ流なのかしら(自由という意味で)。ラスタの踊りの美しさに目が釘付け。ポップスのような歌で踊るのがいかに難しいか。逆に後の方のビリーの歌じゃないインストゥルメンタル・ミュージックの時はダンサーたちは踊りやすそう。ラスタのソロではラスタはお得意の上半身を斜めに倒しながら両足を上半身よりも高く上げ、空中で回転させるジャンプを披露する。これ、メダリスト・ガラの時もやっていた、ラスタのオリジナル超絶技巧。ほかのクラシックダンサーがやっているのを見たことありません。エディはお金がないくせに、車を買ったりして、(♪キャディラッカカカッカ…)♪いい加減にわかったでしょYou oughta know by now しかもすぐに壊しちゃう。ジェイムズとジュディはステディな仲。クラシカルなパドドゥのような振付で踊る♪Just the way you are(素顔のままで) 気取った会話なんていらないよ。 そのままの君が好きなんだ。♪Uptown Girlブレンダはアップタウンガール。金のかかる女。うまくいくわけがない。ブレンダは優しいトニーに魅かれていく。ところがトニーとデートしている時にばったりエディと出くわしてしまう。気まずい。そんな2人の仲を取り持ついいやつジェイムズ。アメフトのボールを蹴るエディ。ボールは彼方に飛んでいった。時はベトナム戦争。召集される3人。ベトナムでも同じ隊。リーダーはしっかり者のジェイムズ。しかし部隊が前進していなくなったとき、のろのろと一人で現れたエディ。エディは少しおかしくなっている。隊から逃げ出してしまった。エディはここでものすごいダンスをする。ここはまったくやりきれない怒りを噴出させるようなダンス。同じ部隊の仲間が戻ってくる。彼らはエディを捕まえる。敵が襲ってきたので、暴れるエディの頭を押さえつけて低くさせる。トニーが被弾する。その時、隊長のジェイムズが撃たれる。ジェイムズ倒れる。彼をおいて隊は敗走せざるをえない。一人残されたジェイムズ。苦痛の中で立ち上がる。しかしまた撃たれる。倒れる。ここの断末魔の表現力がすごくて衝撃的。一方舞台の上手では嫌な予感を感じたジュディが踊っている。ベトナム。バーで髪形も変わったトニーがぼう然と飲んでいる。一方下手では故郷のストリップバーで働くブレンダ。♪The Stranger(ストレンジャー)黒衣のジュディ。3人の男性と踊る。ジェイムズの葬式。折りたたんだアメリカ国旗を受け取るジュディ。ジュディは国旗をなぜかエディに渡そうとする。罪の意識がぬぐえないエディは断る。第1部了。第2部。エディーはストリートにたむろしている。赤い袖を切り落としたTシャツ姿。ジュディがそんな彼を説得しにやってくるが、ほかの男が金品を巻き上げようとするので怖くて逃げるように去る。ほかの女がバッグを奪われた時、一瞬バッグを返そうとするエディだが仲間たちに巻き上げられる。♪Angry Young Manここのエディーのものすごいダンス。ピルエット4回転プラス3回転、上手でフェッテ。ワイルドなダンス。生きて帰ってきたトニーもブレンダとうまくいかなくなった。ブレンダはトニーと大喧嘩。その後ブレンダはバーで男たちにちやほやされて踊る。上から巻いているじゅうたんを投げ落とすように彼女を投げ落とす技もある。トニーも別の女と踊る。ここ、クーパーの「十番街の殺人」を思い出させる振付です。エディはバーにいる。しかしこのバーは奇妙なバー。いきなり脱ぎだすとボンデージ、鞭、仮面。性倒錯者たち、セックス、ドラッグ。死んだようになっているエディがヤクを打たれてすっきりハイテンションで踊りだす。♪Captain Jackまたすごい。女と踊るがそいつは実は男で、かんべんしてよ、となる。そして別の女とセックス。美しい女が現れて美しいパドドゥを踊る。ラスタのパドドゥも楽しみにしていた。ぼろぼろの黒衣のジュディ。ほかの戦争未亡人たちと3人で踊る。彼女はエディーの目をさまさせる。もしくはヤクがエディーに見せた幻影かもしれないが。♪Goodnight Saigon死んだ時にジェイムズがどうだったか思い出させる。死体の山の中から起き上がってきた血だらけのジェイムズ。エディーとジェイムズは同じ振りの踊りを2人で踊る。エディーの苦悩。ここは絶品です!ジェイムズは撃たれて何度も倒れる。何度も何度も撃たれる。そうして死んでいったのだ。その死体を肩に担ぎ上げるエディー。こうしたかったのだ。彼を戦場に置き去りにした、見殺しにした自分。自分のせいでジェイムズは死んだ。それをやっと反芻して、その記憶に向かい合えたと思う。ジェイムズの遺体をトニーに渡すエディー。ブレンダのソロ。♪Shamelessブレンダのトニーとのパドドゥ。このパドドゥ、キースはすばらしかった。プレパラシオンのように上体を反らして、長い腕を伸ばして。ジョギングするジュディ。そこにやってきたのは同様にジョギングするエディー。良かったわ、立ち直ったのね! 喜ぶジュディ。抱擁する2人。ここからエディーの喜びのダンス。またすごいです~ よくフィギュアスケートでジョニー・ウィアー君がやっている技、頭を下げて足を体より上に上げてぐるんぐるんとジャンプしながら移動するというあの技を3回連続でやった。それからムーンウォーク。舞台の端から端まで。ここは意識してクラシックバレエを排して踊っている。腰を振っていた。これが実はここで初めて。今までいかにすべてクラシックのパで振付けられていたかわかる。さすがに逆立ち歩きはないものの、フェッテもすごいし、すばらしいダンス。アメフトのボールを蹴るエディ。トニーとブレンダのダンス。フィナーレ。各出演者がそれぞれ技を披露する。バンドの演奏。NYステート・オブ・マインドピアノマンなどなど。おつかれさまでした。きょうは筑紫哲也さんがいらしてました。「23」で取り上げるのでしょうか?
2006年08月20日
Movin' Out JAPAN PREMIERE- Music By Billy Joel Conceived By Twyla TharpThe winner of two 2003 Tony Awards, including Best Choreography and Best Orchestration, 17 August 2006 Sinjuku Koseinenkin-kaikan TokyoCASTTony :DAVID GOMEZEddie : BRENDAN KINGBrenda : HOLLY CRUIKSHANKJudy : LAURA FEIGJames : STUART CAPPSPianoman : MATTHEW FRIEDMANすごかった~すぐにリピート決定。ダンス好きにはたまりません。トワイラ・サープの振付はクラシック・バレエが基本だから、ばりばりバレエが踊れる人ばかりでした。すごい~の一言です。できるならば毎日見たい! こういうのは久しぶりかも~ 実はきょうはラスタができれば見たかったのですが、エディ役はブレンダン・キング。キースも出ないし、ピアノ・マンはマシュー、というわけで最初はふーんだったのですが、もう、始まったらびっくりです。ブレンダン・キング、ものすごいダンサーです。運動能力が並じゃない。アンヘルみたい。(かなり違うけど)。天衣無縫で自由自在に超スーパーテクニックを披露する。もう、目が釘付け。ほかのことはすべて吹っ飛んでしまいました。いや~すごかった。こういう熱い気持ちなのだよね~ダンスって。ボーンのスワン・レイクを2003年に見たときに感じた熱い気持ちが甦ってきた。カーテンコールは速攻総立ち! そしてそのまま六本木のディスコ状態に突入。客席最前で踊り狂う外人集団。きょうはKONISHIKI さんもいらっしゃいました。※内容を書きますので知りたくない方はご注意ください。ストーリーは他愛もない。言ってしまえば、「ディア・ハンター」エディとブレンダは恋仲。しかし別れて、ブレンダはエディの親友のトニーとつきあいはじめる。ジュディとジェイムズは熱々カップル。ジェイムズはけんかするエディとトニーの中に入る。トニー役のデヴィッド・ゴメス。実にいい男です。男らしい男。水もしたたる、という表現が当たりそうな。ダンスもいい。♪アップタウンガール~ブレンダがいかにいい女かというナンバー。ブレンダのホリー・クルイクシャンクはすばらしいです。背が高くスタイルが抜群。実に美しい。彼女がトニーと踊るとため息が出るよう。エディ、トニー、ジェイムズ、アメフトのボールを蹴って仲直りする。時はベトナム戦争。出征する3人。戦場でジェイムズが死ぬ。エディは精神的にかなりおかしくなるが、トニーに救われる。葬式。悲しみの踊りを踊るジュディ。♪ストレンジャージュディーが3人の黒い衣装の男性と踊る。ジュディーのローラ・フェイグはばりばりのクラシック・バレエダンサー。トウで踊る。シェネなんか大得意で、すばらしい。パートナーのジェイムズ役のスチュワート・キャップスも非常に美しくバレエを踊る人で2人のパドドゥはもろバレエでした。ベトナムのストリップ・バーで恋人を思うトニー。そしてアメリカのストリップ・バーで働くブレンダ。第2部帰国。怒れる若者たち。ここのエディのダンスがすごい~~~~!!!! もう目が点です。フェッテ。変則フェッテに変則ピルエット。逆立ち。空中回転。もうなんでもありなのだ。エディはヤクをやってどんどん堕ちていく。ここでエディがパドドゥを踊る相手も実に美しかった。トニーとブレンダもうまくいかなくなった。ここもおもしろい。けんかの振付だが、すごい。男たちも絡んでいて実に巧みだ。エロチック。寡婦たちの踊り。ジュディ役のフェイグはほんとにすごい!なぜか急に健全になる。ジュディとエディはジョギングしている途中に出くわして仲直りする。なぜ? まあいいか。そしたらエディが喜びの踊りを踊る。これもまたすご~~~~~い。逆立ちしてダンスしながら歩きますから。エディは友人たちと仲直りする。めでたしめでたし。大拍手のスタンディングオベーション。ここからピアノマンのショーの始まり(きょうだけ)NY ステイト・オブ・マインドなどなどなつかしのナンバー。なぜか大量にいらっしゃていた外人さんたちが大ディスコ大会状態! ここはロンドン? NY? って感じでした~ある意味ラッキー。official site (Japanese)
2006年08月17日
マシューボーンの「エドワード・シザーハンズ」ジャパン・プレミア初日2006年8月16日 東京・五反田・ゆうぽうと簡易保険ホールキャストリストエドワード・シザーハンズ:サム・アーチャーボッグズ家ペグ:エタ・マーフィットビル:スコット・アンブラーキム:ケリー・ビギンケヴィン:ギャヴィン・イーデンモンロー家ジョイス:ミケーラ・メアッツァジョージ:スティーヴ・カーカムバニー:ソフィア・ハードリージェラルド:ショーン・ウォルターズアプトン家チャリティー:ヘザー・ヘイベンスフランクリン・アプトン3世(市長):ガレス・チャールトンダーレーン:ジェンマ・ペインジェームズ(ジム):ジェイムズ・リースエヴァークリーチ家エスメラルダ:レイチェル・モローレヴ・ジュダス:マシュー・モルトハウスマリリン-アン:レイチェル・ランカスターガブリエル:ロス・カーペンターコヴィット家ティファニー:マドレーヌ・ブレナンブラッド:ジェイク・サミュエルズキャンディ:ハンナ・ヴァッサロチェース:フィリップ・ウィリンガムグラブ家グロリア:友谷真実マニー:アンドリュー・コルベットサンドラ:ディナ・ラグーシェルドン:ルーク・マーフィー発明家:アンドリュー・コルベット幼いエドワード:ギャヴィン・イーデン年老いたキム:マドレーヌ・ブレナンチア・リーダー:ケリー・ビギン、マドレーヌ・ブレナン、ハンナ・ヴァッサロテレビ・リポーター:スティーヴ・カーカム、マドレーヌ・ブレナンカメラマン:アンドリュー・コルベットマシュー・ボーン・ワールドに久々に浸りました~ロンドンで1回だけ見た時から、もう7カ月も経っている。まだ内容を書くのは時期尚早なので印象だけ。ロンドンでは見られなかった、サム・アーチャーとショーン・ウォルターズが見られたのできょうは大満足。サム・アーチャーはやはり雰囲気がエドワード! 繊細で痛々しい。あした登場するであろう?リチャードはまったく違うタイプ。特にリチャードのダンスはすばらしい。サムはお疲れなのか、踊りのキレはきょうはまったくなかった。対してケリーはすばらしいダンス!それからショーン。ショーンとダブルキャストのドリュー・マッコニーはきょうは降り番だったが、ドリューは実に可愛くてしかもダンスが上手。期待してOK。しかしショーン! きょうはショーンを見られただけで幸せでした~(←バカ)彼がフィリップとサムと3人で踊るとこなんて!!目がハート。(←バカ)ジェイムズのジムは、相変わらず実にハンサム。しかし演技派なのはアダム・ガルブレイス。アダムのあらゆる役が見たいわ~(いろいろやるらしい。)ハンナは相変わらずダンスがうまくてかわいらしい。ミケーラは…大爆笑。スティーヴについては語りますまい(笑)。ソフィア・ハードリーは多分ナンバー1の踊り手。きょうもすごかったです~ シェネ。とにかく「どこ見たらいいの!」状態で困ります。カーテンコールは総スタンディング・オベーション。珍しくカーテンコールに登場したマシューも大変うれしそうでした。みなさん長丁場がんばってください。しかし小ネタ満載で笑えます~リストカットマニア。エドワルド。
2006年08月16日
Matthew Bourne's Edward Scissorhands Japan Premiere Opening Night16 August 2006 Yuuport Kanni-Hoken hall TokyoDevised, directed and choreographed by Matthew Bourne Composer: Terry Davies, based on original score by Danny ElfmanDesign: Lez Brotherston Sound: Paul Groothuis Lighting: Howard Harrison Management: New Adventures, Martin McCallum and Marc Platt CastEdward Scissorhands : Sam ArcherThe Boggs Family Peg Boggs : Etta Murfitt Bill Boggs : Scott Ambler Kim Boggs : Kerry Biggin Kevin Boggs : Gavin EdenThe Monroe Family Joyce Monroe : Michaela Meazza George Monroe : Steve Kirkham Bunny Monroe : Sophia Hurdley Gerald Monroe : Shaun WaltersThe Upton Family Charity Upton : Heather Habens Mayor Frankllyn Upton 3世 : Gareth Charlton Darlene Upton : Gemma Payne James(Jym) Upton : James LeeceThe Evercreech Family Esmeralda Evercreech : Rachel Morrow Rev Judas Evercreech : Matthew Malthouse Marilyn-Ann Evercreech : Rachel Lancaster Gabriel Evercreech : Ross CarpenterThe Covitt Family Tiffany Covitt : Madelaine Brennan Brad Covitt : Jake Samuels Candy Covitt : Hannah Vassallo Chase Covitt : Philip WillinghamThe Grubb Family Gloria Grubb : Mami Tomotani Manny Grubb : Andrew Corbett Sandra Grubb : Dena Lague Sheldon Grubb : Luke MurphyThe Inventor : Andrew Corbett Little Edward : Gavin EdenOld Kim : Madelaine BrennanCheerleaders : Kerry Biggin, Madelaine Brennan, Hannah VassalloTV Reporters : Steve Kirkham, Madelaine BrennanPhotographer : Andrew Corbett
2006年08月16日
新聞記事 MUSICAL THEATRE ▼「シザーハンズ」日本上陸 2006年7月26日(水)付 東京新聞夕刊 BALLET REVIEW ▼「モナコ公国モンテカルロ・バレエ「夢」」 2006年7月26日(水)付 日経新聞夕刊
2006年07月26日
Sion さん、こちらにあげときますね~このサイトの常連さんである響鈴(ひびき れい)さまから、楽しいミュージカルのご連絡をいただきました。響さまはいろいろ多方面な才能のあるアーティストです。 ************************************** 無国籍ミュージカル 「I ラブ Her.」 場所:「THE GUIDE」 東京都新宿区弁天町177-B1 03-5285-5490開演:7月7日19時 8日14時・19時 9日13時・17時開場:開演30分前(当日券の入場は開演15分前)前売:日時指定自由席2500円当日:2800円※小スペ-スのため当日券をお出しできない場合もありますので、予めご了承下さい。当日精算券での入場は、あらかじめ来場の日時をご連絡いただくようお願い致します。チケット予約 03-5995-4908 (バードランド)お問い合わせ 090-5196-1407 (SERAPH!製作部) 前日までに私、響鈴個人か劇場の方に人数をお知らせいただかないと、満杯の恐れもあるという状態ですので、「Shevaさんの所で情報を見た!」という件名でご連絡をいただけると確実に入場できるよう取り計らいます。但し、ご連絡をいただいた時点で満席であった場合は申し訳ありませんがお断りする場合もございますので、ご了承ください。 ************************************** ご興味のある方はぜひ足をお運びください。がんばってください~楽しみにしております。Sheva ************************************** 行ってきました! 久々に小劇場の雰囲気を満喫させていただきました。楽しかったです!出演、音楽、執筆活動とSion さまは実に多才ですね。すばらしいです。Sheva
2006年07月07日
このサイトの常連さんである響鈴(ひびき れい)さまから、楽しいミュージカルのご連絡をいただきました。響さまはいろいろ多方面な才能のあるアーティストです。 ************************************** 無国籍ミュージカル 「I ラブ Her.」 場所:「THE GUIDE」 東京都新宿区弁天町177-B1 03-5285-5490開演:7月7日19時 8日14時・19時 9日13時・17時開場:開演30分前(当日券の入場は開演15分前)前売:日時指定自由席2500円当日:2800円※小スペ-スのため当日券をお出しできない場合もありますので、予めご了承下さい。当日精算券での入場は、あらかじめ来場の日時をご連絡いただくようお願い致します。チケット予約 03-5995-4908 (バードランド)お問い合わせ 090-5196-1407 (SERAPH!製作部) ************************************** ご興味のある方はぜひ足をお運びください。がんばってください~楽しみにしております。Sheva
2006年06月25日
新聞評 ▼「連隊の娘」(ボローニャ歌劇場) 「胸すく高音 白熱のドラマ」 2006年6月13日(火)付 読売新聞夕刊新聞記事 ▼トニー賞「ジャージー・ボーイズ」4冠 2006年6月13日(火)付 フジサンケイビジネスアイ ▼トニー賞作品賞に「ジャージー・ボーイズ」 2006年6月13日(火)付 サンケイスポーツ The American Theatre Wing's Tony Awards - Official Website by IBM よっしーさま、気にしていただき、ありがとうございます。
2006年06月13日
The 2006 Tony Awards will be held at Radio City Music Hall,NY Sunday 11 June and will be also broadcasted in Japan by NHK Sunday 25 June.6月11日にアメリカ・NY・ラジオシティミュージックホールで行われるトニー賞2006授賞式が今年も日本でも放送されます。トニー賞授賞式2006 2006年6月25日(日) 19:30-21:50 NHK BS2
2006年06月04日
マシュー・ボーンの「シザーハンズ」について、下記のように情報をいただきました。大変ありがとうございました。なお、e+ Theatrix! Pick Up の方でも出ています。【プロモーション来日イベント情報】5月20日(土)・21日(日)■プランタン銀座で抽選会&握手会開催プランタン銀座本館B1Fにて5月16日(火)~21日(日)にお買物をされたお客様にはもれなく「シザーハンズ」ペアチケットプレゼント抽選券をお渡しします。抽選期間は5月20日(土)~21日(日)。観劇チケット以外にも映画「シザーハンズ」DVD、オリジナルグッズなど素敵なプレゼントをご用意してお待ちしています。さらに、各日15時(予定)にサム・アーチャーとリチャード・ウィンザーがプランタン銀座正面入口横特設ステージにシザーハンズ姿で登場!ミニトークショー・握手会・ポラロイド写真撮影(俳優によるサインサービス付)のイベントを予定5月21日(日)13時~(予定)■お台場・ジョイポリスでスペシャル・イベント決定エドワード・シザーハンズが、ジョイポリス特設ステージに登場。オフィシャルホームページ【テレビ特番情報】5月13日(土) テレビ東京 深夜2:50~3:20■アメザリ ゆうこりんのシザーハンズ出演:アメリカザリガニ/小倉優子
2006年05月13日
Adam Cooper as SKY MASTERSON in "Guys and Dolls " Started 6 March 2006 at Piccadilly Theatre London Guys and Dolls The Musical The Official Website Guys and Dolls - Wikipedia Cooper, Triplett, Price & Morrissey Set for London's Guys and DollsNew leads have been announced for the West End revival of Guys and Dolls. Starting March 6, the mounting will star Adam Cooper as Sky Masterson, Sally Ann Triplett as Miss Adelaide, Kelly Price as Sarah Brown and Neil Morrissey as Nathan Detroit.
2006年03月14日
Los Angeles Drama Critics Circle Awards The Los Angeles Drama Critics Circle announces the winners of its 37th annual awards. The awards, which recognize excellence in theatre in the Greater Los Angeles Area in 2005, were announced at an awards ceremony on Monday, March 13, 2006 at the El Portal Theatre in North Hollywood. CHOREOGRAPHYMatthew Bourne and the company, Play Without Words, Ahmanson Theatre よっしーさん、いつもありがとうございます。
2006年03月13日
Ludwig II. - Sehnsucht nach dem Paradies ein Musical über das Leben und Sterben des bayerischen Königs Ludwig II.. Die Musik hat Franz Hummel komponiert, das Buch stammt von Stephan Barbarino.Das Stück wurde am 7. April 2000 im eigens für dieses Werk errichteten Musical Theater Neuschwanstein in Füssen uraufgeführt. Das Bühnenbild für die mit eigenem Bühnensee sehr aufwändige Erstproduktion am Originalschauplatz gegenüber Schloss Neuschwanstein stammt vom renommierten Bühnenbildner Heinz Hauser, die Kostüme hat der Designer Joachim Herzog entworfen. Bis zu seiner vorläufig letzten Vorstellung am 31. Dezember 2003 hatte das Musical über 1,5 Mio. Besucher.Das Musical wurde für das Deutsche Theater in München neu inszeniert. Die Premiere fand am 4. August 2005 statt. (Wikipedia)Künstler: Julian Tovey (Ludwig II.) Gabriele Schmid (Sissi) Annette Mayer (Sophie) Moskauer Sinfonieorchester, Philharmonischer Chor Brünn u. a Amazon deutsch Sound Samples und Downloads Guardian (deutsch) - An interview with Julian Tovey ミュージカル 「ルートヴィヒ 2世」 作曲:フランツ・フンメル ルートヴィヒ2世 (バイエルン国王) : ジュリアン・トーヴィー シシー (オーストリア皇后) : ガブリエル・シュミット 三人の妖精 : クリスティーナ・コンテス 〃 : ローズマリー・ポート 〃 : タマラ・ウェルナー グッデン博士 (医務参事官) : ザヴィン・スッター ビスマルク (プロイセン首相) : トーマス・バイヤー ルッツ (バイエルン王国総理大臣) : ウィンフリート・ヒューブナー ワーグナー (作曲家) : ディーツ・ウェルナー・シュテック ハンス・フォン・ビューロー (指揮者) : アクセル・マインハルト コジマ (ビューローの妻) : イラ・ブラツェイェウスカ 管弦楽 : ノイシュヴァンシュタイン・ミュージカル劇場管弦楽団 指 揮 : バーソロミュー・バーゾンスキー 美術 : ハインツ・ハウザー 衣装 : ヨアヒム・ヘルツォーク 振付 : ジョン・カラファ 演出・脚本 : シュテファン・バルバリーノ 字幕 : 武石 みどり ダニング : 多田 茂史 収録: 2000年4月7日, ノイシュバンシュタイン城・ミュージカル劇場 (ドイツ) ] 放送:2006年3月4日(土) [1時間21分00秒] NHK BS2 で放送 Bモード・ステレオ ドキュメンタリー Aモード・ステレオ メーキング・オブ “ルートヴィヒ 2世” 内 容: ミュージカル“ルートヴィヒ2世”のメーキング・ドキュメンタリー。 出 演: シュテファン・バルバリーノ (演出・脚本) ハインツ・ハウザー (美術) フランツ・フンメル (作曲家) ほ か [ 制作: 2000年, Ludwig Musical AG & Co. Betriebes-KG in association with BETA (ドイツ) ] 3月4日(土) [0時間49分00秒]NHK BS2 で放送とても大傑作とは言いがたい。ミュージカルなのかオペラなのか中途半端で歴史をなぞっているだけで創意が感じられない。完全なオペラにしちゃえば良かったのに。採算を考えたのだろうか。ただし舞台装置がすごい!アンビリーバブル。これだけでも一見の価値あり。この放送は抜粋のようで、全編の放送ではないようだ。カットシーンがメイキングの方に多数入っていた。主役のルートヴィヒ二世を演じたジュリアン・トーヴィーがすばらしい。背が高くてハンサムなバリトン。この作品は西洋史好き、ワーグナーオタク、にはたまらないでしょう。ワーグナーの作品のエッセンスや名シーンがちりばめられていて、うれしくなる。ルートヴィヒ二世はルキノ・ヴィスコンティやノイマイヤーが取り上げて傑作を残しているが、この作品は、そこの精神性の高みに欠けているのだ。憧憬や尊敬、リスペクト、オマージュは充分感じられるのだが。肝心な部分が凡庸だ。
2006年03月04日
2006 Olivier Award WinnersBest New MusicalBilly Elliot The Musical; Book and lyrics by Lee Hall, music by Elton John at the Victoria PalaceOutstanding Musical ProductionGuys and Dolls; Based on a story and characters of Damon Runyon, music and lyrics by Frank Loesser, book by Jo Swerling and Abe Burrows at the PiccadillyBest Actor in a MusicalJames Lomas, George MaguireLiam Mower, Billy Elliot The Musical Best Actress in a MusicalJane Krakowski, Guys and Dolls Best Performance in a Supporting Role in a MusicalCelia Imrie, Acorn Antiques The Musical! at the Theatre Royal, HaymarketBest DirectorRichard Eyre, Hedda Gabler at the Almeida and Duke of York'sBest Theatre ChoreographerPeter Darling, Billy Elliot The Musical Best Sound DesignPaul Arditti, Billy Elliot The Musical Best New Dance ProductionSylvie Guillem and Russell Maliphant's Push at Sadler's Wells Outstanding Achievement in DancePina Bausch for the creation of Nelken and Palermo Palermo at Sadler's WellsBest New Opera ProductionEnglish National Opera's Madam Butterfly at the London Coliseum Outstanding Achievement in OperaSimon Keenlyside for his performances in the Royal Opera's 1984 at the Royal Opera House and English National Opera's Billy Budd at the London ColiseumSpecial AwardIan McKellen(Excerpts)2006 Laurence Olivier Award nominations
2006年02月27日
Magazine Articles Musical Theatre▼「シザーハンズ」特集記事掲載 Weekly ぴあ 2月16日号 「シザーハンズ」完全復活 堂々7ページの大特集 行定監督とマシュー・ボーンの対談含むNewspaper Opera▼Around the World ロバート・ウィルソン演出・音楽劇「聖アントワーヌの誘惑」 パリ・オペラ座 音楽 ベルニス・ジョンソン・リーゴン 2006年2月9日(木)付 朝日新聞夕刊▼独シュツットガルト「魔笛」 2006年2月7日(火)付 朝日新聞夕刊 Ballet▼東京バレエ団「眠れる森の美女」 2006年2月7日(火)付 読売新聞夕刊 Cinema Reviews▼「ミュンヘン」 2006年2月9日(木)付 朝日新聞夕刊 2006年2月3日(金)付 読売新聞夕刊 2006年2月3日(金)付 日経新聞夕刊 2006年2月3日(金)付 毎日新聞夕刊 2006年2月3日(金)付 東京新聞夕刊 2006年2月3日(金)付 産経新聞
2006年02月09日
すごいニュース!!!ですね。アダム・クーパーが「ガイズ・アンド・ドールズ」に出演決定です!(彼の公式サイト)美鳥さま、ユレさま、ありがとうございます。このミュージカルは今回のローレンス・オリビエ賞に8部門ノミネートされています。
2006年02月08日
新聞▼Around the World「ダンスになったシザーハンズ」 2006年1月26日(木)付 朝日新聞夕刊▼「吉岡美佳さん 欧州のバレエ団に客演」 2006年1月26日(木)付 日経新聞夕刊雑誌▼ダンスマガジン 2006年3月号 「シザーハンズ」 「パリ・オペラ座」ほか
2006年01月27日
1月25日(水)付 日刊スポーツ「舞台版「シザーハンズ」日本上陸」という記事が載っています。
2006年01月25日
2006 Laurence Olivier Award nominations announcedBEST NEW MUSICALACORN ANTIQUES THE MUSICAL! Book, music and lyrics by Victoria Wood at the Theatre Royal, HaymarketTHE BIG LIFE written by Paul Sirett, music by Paul Joseph at the ApolloBILLY ELLIOT THE MUSICAL book and lyrics by Lee Hall, music by Elton John at the Victoria PalaceOUTSTANDING MUSICAL PRODUCTIONGUYS AND DOLLS based on a story and characters of Damon Runyon, music and lyrics by Frank Loesser, book by Jo Swerling and Abe Burrows at the PiccadillyHMS PINAFORE a new version by Herbert Appleman, music by Arthur Sullivan. Original libretto by W. S. Gilbert at the Open AirBEST ACTRESS IN A MUSICALHaydn Gwynne for BILLY ELLIOT THE MUSICAL at the Victoria PalaceJane Krakowski for GUYS AND DOLLS at the PiccadillyJenna Russell for GUYS AND DOLLS at the PiccadillyJulie Walters for ACORN ANTIQUES THE MUSICAL! at the Theatre Royal, HaymarketBEST ACTOR IN A MUSICALDouglas Hodge for GUYS AND DOLLS at the PiccadillyEwan McGregor for GUYS AND DOLLS at the PiccadillyJames Lomas, George Maguire and Liam Mower for BILLY ELLIOT THE MUSICAL at the Victoria PalaceBEST PERFORMANCE IN A SUPPORTING ROLE IN A MUSICALTameka Empson for THE BIG LIFE at the ApolloTim Healy for BILLY ELLIOT THE MUSICAL at the Victoria PalaceCelia Imrie for ACORN ANTIQUES THE MUSICAL! at the Theatre Royal, HaymarketScarlett Strallen for HMS PINAFORE at the Open AirBEST DIRECTORStephen Daldry for BILLY ELLIOT THE MUSICAL at the Victoria PalaceRichard Eyre for HEDDA GABLER at the Almeida and Duke of York’sMichael Grandage for DON CARLOS at the GielgudPhyllida Lloyd for MARY STUART at the Donmar Warehouse and ApolloMelly Still for CORAM BOY at the OlivierBEST THEATRE CHOREOGRAPHERRob Ashford for GUYS AND DOLLS at the PiccadillyPeter Darling for BILLY ELLIOT THE MUSICAL at the Victoria PalaceBEST LIGHTING DESIGNBILLY ELLIOT THE MUSICAL designed by Rick Fisher at the Victoria PalaceDON CARLOS designed by Paule Constable at the GielgudMARY STUART designed by Hugh Vanstone at the Donmar Warehouse and ApolloGUYS AND DOLLS designed by Howard Harrison at the PiccadillyBEST SET DESIGNBILLY ELLIOT THE MUSICAL designed by Ian MacNeil at the Victoria PalaceDON CARLOS designed by Christopher Oram at the GielgudHEDDA GABLER designed by Rob Howell at the Almeida and Duke of York’sBEST SOUND DESIGNBILLY ELLIOT THE MUSICAL designed by Paul Arditti at the Victoria PalaceCORAM BOY designed by Christopher Shutt at the OlivierGUYS AND DOLLS designed by Terry Jardine & Chris Full at the PiccadillyBEST NEW DANCE PRODUCTIONRambert Dance Company’s CONSTANT SPEED at Sadler’s WellsFabulous Beast Dance Theatre’s GISELLE at the BarbicanSylvie Guillem and Russell Maliphant’s PUSH at Sadler’s WellsAkram Khan/Sidi Larbi Cherkaoui/Antony Gormley/Nitin Sawhney’s ZERO DEGREES at Sadler’s WellsOUTSTANDING ACHIEVEMENT IN DANCEBallet Nacional de Cuba’s corps de ballet for their season at Sadler’s WellsPina Bausch for the creation of NELKEN and PALERMO PALERMO at Sadler’s WellsJohan Kobborg for his performance in the Royal Ballet’s THE LESSON and his production of LA SYLPHIDE at the Royal Opera HouseRussell Maliphant for his choreography and performance in PUSH at Sadler’s WellsBEST NEW OPERA PRODUCTIONEnglish National Opera’s BILLY BUDD at the London ColiseumEnglish National Opera’s LA CLEMENZA DI TITO at the London ColiseumEnglish National Opera’s MADAM BUTTERFLY at the London ColiseumEnglish National Opera’s ON THE TOWN at the London Coliseum OUTSTANDING ACHIEVEMENT IN OPERASarah Connolly for her performance in English National Opera’s LA CLEMENZA DI TITO at the London ColiseumSimon Keenlyside for his performances in the Royal Opera’s 1984 at the Royal Opera House and English National Opera’s BILLY BUDD at the London ColiseumDavid McVicar for his direction of English National Opera’s LA CLEMENZA DI TITO at the London ColiseumAnthony Minghella and Carolyn Choa for the direction and choreography of English National Opera’s MADAM BUTTERFLY at the London Coliseumすごい!Billy Elliot が席捲!Billy Buddの方もギャグのようだが絶好調!The Laurence Olivier Awards, the highlight of the London theatre year, will be held at the Park Lane Hilton on 26 February. 2006年1月18日
2006年01月19日
Billy Elliott The MusicalSoiree 4 January Victoria Palace Theatre LondonDirected by Stephen DaldryBook and Lyrics by Lee HallMusic by Elton JohnChoreography by Peter DarlingCastBilly : Liam MowerMrs. Wilkinson : Haydn GwynneDad : Philip WhitchurchTony : Chris LennonMicheal : Brad KavanahDebbie : Brooke Havana BanleyGrandma : Ann EmeryGeorge : Paul BroughtonMr Braithwaite : Alex DelamereBilly's Older Self : Isaac Jamesロンドンの南の方にあるVictoriaにある劇場。『シザーハンズ』をエンジェルのモガドール劇場で見た後、時間をつぶしながら向かう。けさも私が降りようとしていた駅(ベイカーストリート)が閉鎖(火事で!)だったので、戦々恐々としながら、地下鉄に乗る。やった、無事着きましたよ。地下鉄を出たら目の前に劇場が。ありがたや。でかでかとビリーのポスター。中は人々であふれ返っている。席はド・センターの前の方。ありがたや。さっそくキャスト表を見る。キャスト表、子役は複数記載されていて、誰が出るのかわからない。アイザック・ジェームズが出るかどうか気になる。開演いきなり最初の方からIsaac登場。うわ~りりしい。大人になりましたね~精悍になっています。Billy役のLiam Mower君、すごく可愛いです~ それにうまい!!踊りうますぎ。映画のジェイミー・ベル君のレベルよりはるかにはるかにうまいです。舞台だから当たり前ですが。シェネ、ピルエット、ジュテ(ちと弱いが)、フェッテまでやるんだよ~ 客席大熱狂で、盛り上がっちゃってもう大変です。バレエの先生とビリーのパパ、ものすごくいい~もうもう後半涙が。ずっと泣いてましたわ。おばあちゃんもおにいちゃんもいいです。ボクシングの先生もいいです。客席はものすごく笑ってましたけど、肝心な笑える一言というのがわかんないんですよ~隣の兄ちゃんが馬鹿笑いしてて悔しかった。女装癖のあるマイケル君がもう笑える!サイコーおもしろいです。バレエの先生の仏頂面のデブ娘のデビーもサイコー笑えます(せりふわかりませんでしたけど)そしてそして…アイザックが…いいところで登場します。Billy's Older Self として。映画のアダム・クーパーのようなシチュエーションはなく、この舞台独自のシーンです。もうすばらしくってすばらしくって涙止まらず。チャイコフスキーのスワンレイク、情景、4幕の音楽が出てきます。今回の旅でチャイコフスキーのスワンレイクは合計、4回聴いたわけですね~くるみを入れるとチャイコフスキー6回、シューベルト1回ですね~もちろんエルトン・ジョンの音楽もサイコーですよ。彼は天才です。映画のビリーエリオットで号泣したあなた、ぜったいこの舞台はお勧めです。子どもが主役なので、このキャストで日本に来るのは難しいでしょうね。残念なことですが。カーテンコールはすぐに総立ち。大熱狂。やっぱり、泣く子と地頭には勝てない、じゃなくて、子役と動物には勝てない。子役でも立派な、堂々たるエンターテイナーぶりだった。日本に来た「We will rock you」を見て以来、ミュージカルって…底が浅い、と思っていたがまったくその認識は間違っていた。すごいドラマ。涙と笑い。これが本場のミュージカル。そしてエンターテインメント。カーテンコールもおまけがいっぱいで、お腹いっぱい得した気分になります。Index
2006年01月04日
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