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第79期名人戦B級2組順位戦(毎日新聞社、朝日新聞社主催)3回戦の藤井聡太棋聖と鈴木大介九段の対局が29日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、藤井君が103手で勝った。開幕から3連勝となり、C級1組からの連勝記録を14に伸ばした。藤井君が渋い手を指したのが、鈴木さんが46手目 △2二歩打とした局面。47手目 ▲2三歩打と「と金」と竜を作る手順を選ぶ。68手目 △7八歩打に対して、69手目 ▲8九金と逃げたのも堅い。最終盤に7筋に底歩を打てなくなって鈴木玉が危険になった。
2020.07.29

豊島将之名人(竜王)に渡辺明二冠が挑戦する、第78期名人戦七番勝負第4局(主催:朝日新聞社・毎日新聞社)が7月27・28日に東京都「ホテル椿山荘東京」で行われた。戦型は矢倉の脇システム。本局を制したのは渡辺二冠。渡辺さんが対戦成績を2勝2敗とスコアをタイに戻した。豊島さんが「奈落の底に落ちた」後だったが何とか粘れるかと思ったので《2020 Jul 28th デビッド・ブライアント クィンテット@六本木サテンドール》のライブの開始前に進行を時々WATCH。応援も空しく、ライブが始まる少し前18:58に豊島さんが投了。残念。豊島さんは直近成績が5連敗。叡王戦も永瀬さんを7/19の第4局、7/23の第5局で窮地に追い込みながら勝ち切れず、2連敗。名人戦と叡王戦のダブルタイトル戦を戦っている最中で調子を落としているのが気掛かり。永瀬さんの「持将棋」マジックの影響なのかも知れないが、早く立て直して欲しい。図の87手目▲3三金打が運命の局面。ABEMAの中継で現地「ホテル椿山荘東京」から副立会人の中村太地七段が「控室では88手目 △5三玉で豊島さんの勝ち」が中村さんを含む検討結果の手順を紹介。しかし、これは奈落に落ちる「悪魔」の選択肢。豊島さんも1時間1分の残り時間のうち、22分を使って△5三玉と逃げたがこれが敗着。奈落の底に落ちてしまった。(参考図1)のように代えて△5二玉と逃げていれば豊島玉は詰まないため、必至をかけて豊島さんに勝ち。局後の振り返りで渡辺さんも「△52玉は▲42金と飛車を取る手が王手になるのでプロが最初に考えるのは△53玉です。直前の△86歩では△76角成も有力でその場合は▲72飛が王手馬取りになるので△53玉でないといけません。」と言われているので、プロの直観が敗着を招いたか?(参考図1)以下、1例として、▲4二金 △同金 ▲8二飛打 △6二金打 ▲7二全 △8七と ▲同王 △7六角打 ▲9七王 △8七金打 ▲同龍 △同馬 ▲同王 △7二金 ▲5八飛 △8九飛打 ▲9八王 △3九龍 ▲3三銀打 △7六銀打 ▲4二全 △同王 ▲4三金打 △同王 ▲6一角打 △5二金打 ▲3三と △同龍(参考図2)で豊島玉は詰まず助かっていた。(参考図2)
2020.07.28

The quintet of David Bryant & Friends descended to Roppongi as if I were in NY Jazz Clubs, such as SMOKE, etc. Groove full of sounds were mainly focused on Charlie Parker’s tunes and related songs. As a fan of Erena Terakubo, it's a dream time to listen to David and Erena's session.Charlie Parker's tunes and his related songs were selected on this Gig’s setlist to commemorate the 100th anniversary of Charlie Parker's birthday, 29th Aug, 2020. According to David's talk in this Gig, "Thelonious Monk was the blueprint for Charlie Parker’s musical structure." That's the reason why Thelonious Monk’s original tunes, "4.'Round Midnight" and "9. In Walked Bud" were selected. All three of David's original songs were inspired by Charlie Parker. I heard "10. Higher Intelligence" several times on David's Shows, but this song is celebrating that "Charlie Parker showed a genius talent" in mathematics and other disciplines today for the first time when I listened to David’s today talk. David's passion for Charlie Parker was reflected in the Groove of this song. Alto Sax promising player, Hina Oikawa did 'Sit-In' Gigs with two songs, "5. Tenor Madness" and "11. Little Willie Leaps". I listened to Hina's alto sax sound for the first time, which was praised by the master of Kannai Jazzis, around three years ago. David Bryant's piano was amazing as usual, but I think I heard the crisp sound especially in "7. If I Should Lose You", which reminds me of Mulgrew Miller.NYのジャズそのままにDavid Bryantさん&Friendsのクィンテットが六本木に降臨。Charlie Parkerとそのゆかりの曲を中心にGroove満点の音が溢れた。寺久保エレナさんのファンとしてはDavidとエレナさんのセッションを思う存分聴ける夢のような時間。セットリストとしてCharlie Parkerとそのゆかりの曲が選ばれたのは、2020年8月29日がCharlie Parkerの生誕100年の誕生日であることを祝して。「4.‘Round Midnight」、「9.In Walked Bud」とThelonious Monkのオリジナル曲が2曲選ばれたのは、DavidさんのMCによれば「Thelonious MonkがCharlie Parkerの設計図になった」から。 Davidさんのオリジナル曲の3曲は全てCharlie ParkerにInspireされた曲。「10. Higher Intelligence」は何度かDavidさんのShowで聴かせてもらったが、Charlie Parkeが数学やその他の学問でも「天才的な才能を示していた」ことを称える曲であることを今日のShowで知った。DavidさんのCharlie Parkerへの熱い想いがこの曲のGrooveに表れていた。アルトの有望株の及川 陽菜さんも2曲、「5.Tenor Madness」、「11.Little Willie Leaps」でSit-In。3年くらい前に今は閉店してしまった関内Jazzisのマスターに賞賛された陽菜さんのアルトを初めて聴いたが素晴らしかった。David Bryantさんのピアノはいつも通り凄かったが、何となくMulgrew Millerを思い出す「7.If I Should Lose You」では特にキレキレのサウンドを聴かせていただいたかと思う。《2020 Jul 28th デビッド・ブライアント クィンテット@六本木サテンドール》デビッド・ブライアント(pf)寺久保エレナ(as)レイモンド・マクモリン(ts)塩田哲嗣(b)ジーン・ジャクソン(ds)David Bryant piano Erena Terakubo alto saxRaymond McMorrin tenor saxGene Jackson drums Nori Shiota bassGuest: 及川 陽菜(as) 西村知恵(vo) 粟谷巧(b)1st1.Blazed Blues - David Bryant2.Repetition3.Segment4.‘Round Midnight5.Tenor Madness - 陽菜さんSit-In2nd6.Parker's Pathway - David Bryant7.If I Should Lose You8.Lover Man9.In Walked Bud - 知恵さんSit-In10. Higher Intelligence - David BryantEnc11.Little Willie Leaps - 陽菜さんSit-In参考)8/12『バード チャーリー・パーカーの人生と音楽』日本語版発売
2020.07.28

今日は寺久保エレナさんカルテット@吉祥寺sometimeを聴きに参上! 出遅れて、おそらく4曲目の「Inner Urge」から参戦。19:00開始だったが、てっきり19:30開始と勘違い。将棋の升田幸三風に言えば「錯覚いけない、よく見るよろし」。今回のエレナさんのツアーはセットリストが日替わりで毎回違った世界が楽しめる。お気に入りの David Bryantさんが2曲「4.Fly Little Bird Fly - Donald Byrd」、「8.The Night Has A Thousand Eyes」でSit-In。嬉しい趣向。真由子さんもDavidさんの手元をしっかり観ながら嬉しそうな様子。「The Night Has A Thousand Eyes」は小曽根真さんがご自宅からのライブでも弾かれた人気曲。小曽根さんがその演奏の際に神戸弁のイントネーションで「夜は千の眼を持つ」と言われたのを思い出して、今日は思わず笑ってしまった。Coltraneの「7.I'll Wait and Pray」はおそらく初めて聴いた美しいバラード。未だ未だ知らないColtraneの美しい世界があるようだ。<< 2020 Jul 27th 寺久保エレナ(As)カルテット@吉祥寺sometime>>寺久保エレナ(As)片倉真由子(P)金森もとい(B)高橋信之介(Ds)Special Guest: David Bryant1st(おそらく3曲が演奏された模様)1.Inner Urge - Joe Henderson2.My Ideal - Kenny Dorham3.Limehouse Blues - Philip Braham2nd4.Fly Little Bird Fly - Donald Byrd/ David BryantさんがSit-In5.? Footprints(多分この曲。有名な曲だが曲名がハッキリとは思い出せない)6.The Masquerade is Over - Allie Wrubel7.I'll Wait and Pray - John Coltrane8.The Night Has A Thousand Eyes - Jerry Brainin / David BryantさんがSit-In9.Little Girl Power - Erena TerakuboEnc10.High Touch - Erena Terakubo
2020.07.27

エレナさんのfacebookで配信を観れそうだったが、登録が必要なことが開始10分前の16:50に分かり慌てて登録。16:58には準備万端。笑<<2020年7月26日 Sun /フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2020@ミューザ川崎>>サマーナイト・ジャズ「マドンナ再臨! 貴女がジャズを教えてくれた」出演 ピアノ:国府弘子 ベース:井上陽介 ドラムス:岩瀬立飛<ゲスト>ヴォーカル:阿川泰子アルト・サックス:寺久保エレナヴァイオリン:早稲田桜子1st1.Mas Que Nada - トリオで2.Love Walked In - トリオで3.Confirmation - w/エレナさん4.Over The Rainbow - w/エレナさん5.The Masquerade is Over - Allie Wrubel。エレナさんがお好きなのはNancy WilsonとCannonball Adderleyが共演したバージョン2nd6.Libertango - w/桜子さん7.Old Swing Woman - from Hiroko Kokubu’s 24th Album 「Piano Party」ジャズ婆ちゃん。w/桜子さん8.Summertime - w/桜子さん&阿川さん9.You'd Be So Nice to Come Home to - w/阿川さん10.When You Wish Upon a Star - w/阿川さん11.New York State of Mind - 阿川さんと国府さんのDUO12.Skindo-le-le - 全員で
2020.07.27

<<2020年7月25日 Sat /Session 2020@NHK FM>>セッション2020 ▽ライブ・セレクション(1)「Lotus Blossum」2010原朋直&松島啓之QUINTETtp原朋直、tp松島啓之、pfユキ・アリマサ、bビセンテ・アーチャー、dsマーカス・ギルモア(6分05秒)「You Must Beliebe In Spring」2010as緑川英徳カルテットas緑川英徳、gt中牟礼貞則、b俵山昌之、ds江藤良人(9分23秒)「OP-OZ」2010中村健吾Bandb中村健吾、ts岡淳、pf片倉真由子、ds海野俊輔(9分56秒)「A Flower Is A Lovesome Thing」2010池田篤カルテット with 岡崎好朗as池田篤、pf辛島文雄、b島田剛、ds高橋徹、tp岡崎好朗(10分25秒)「Impressions」2011渡辺香津美ジャズ回帰トリオgt渡辺香津美、b井上陽介、ds則竹裕之(13分20秒)「ずっと・・・」fusets 井上淑彦、pf田中信正、b坂井紅介、dsつのだ健(9分04秒)「Moanin'」Yutaka Shiina Trio meets Killer Shrimp London Tokyo Connectionpf椎名豊、tpデーモン・ブラウン、tsエド・ジョーンズ、b本川悠平、ds広瀬潤次(11分14秒)「Oleo」白崎彩子トリオpf白崎彩子、b植田典子、dsクインシー・デイヴィス(6分18秒)「Country」竹内直カルテットts竹内直、pf片倉真由子、b井上陽介、ds江藤良人(10分06秒)「Memories of You」谷口英治セクステット+1cln 谷口英治、ts 右近茂、tlb片岡雄三、pf袴塚淳、bジャンボ小野、ds山下暢彦、gt有田純弘(5分40秒)「Waltz For Debby」Don Thompson Triopfドン・トンプソン、bロリン・コーエン、dsジョー・ラ・バーベラ(8分23秒)
2020.07.25

予約が一杯でOurdelightでは参戦出来ず、自宅で鑑賞。Streamingでも十分楽しめる内容。<< 2020 Jul 21th 寺久保エレナ(As)カルテット@南青山Body&Soul >>に比べてエレナさんのオリジナルを4曲→2曲に減らして、JAZZスタンダードを多めにしたセットリスト。下記から鑑賞出来るので、おススメ。「投げ銭」もこのURLから可能。後で些少ではあるが心付けを下記から送りたいと思う。https://20200725-od.peatix.com<< 2020 Jul 25th 寺久保エレナ(As)カルテット@蕨Ourdelight>>寺久保エレナ(As)片倉真由子(P)金森もとい(B)高橋信之介(Ds)1st1.Lady Bird - Tadd Dameron2.One Finger Snap - Herbie Hancock3.Bud Powell - Chick Corea4.What's New - Bob Haggart5.Fly Little Bird Fly - Donald Byrd6.Fiesta Espanola - Cedar Walton2nd7.Resolution-John Coltrane8.Monk‘s Dream - Thelonious Monk9.Limehouse Blues - Philip Braham10.Over The Rainbow11.Little Girl Power-Erena TerakuboEnc12.Masqualero - Wayne Shorter
2020.07.25

第33期竜王戦で、決勝トーナメント3回戦、藤井聡太棋聖VS丸山忠久九段の対局が7月24日(金)に行われ、15時43分に61手で千日手。指し直しの末、丸山九段が116手で藤井棋聖に勝ち。4回戦進出。丸山さんの次戦の対戦相手は佐藤和俊七段。藤井君が竜王戦のタイトル戦に出るのは2021年以降までお預け。先手の藤井君が79手目 ▲5六銀と銀交換を目指した手に、丸山さんが80手目 △同銀と応じたのが問題の局面。藤井君は81手目▲同角としたが、代えて▲同飛でどうだったか。以下、▲同飛 △6五桂 ▲6六銀 △7六銀打 ▲8七銀打 △8五歩打 ▲同歩 △8六歩打 ▲同銀 △3一王 ▲7五銀 △6七銀 ▲同金 △2八角打 ▲6四銀打 △4四銀 ▲7四歩打 △1九馬 ▲5四飛 △同歩 ▲7三と △9二飛 ▲8三角打が予想されるが、本譜より綾があったか。81手目▲同角では角の頭に82手目 △5五銀打とされて、丸山さんに形勢が傾いた。
2020.07.24

7/23 1st Show/ 7/24 1st&2nd Showの3つのShowのアリーナ席を予約していたが、小池氏の「4連休の自粛要請」のためか延期になってしまったので、自宅で鑑賞。<< 2020 Jul 19th Sun 大西順子 presents the sextetplus@Blue Note Tokyo>>のようにBlue Noteで観てから、Streamingで復習予定だったが、残念。ピアノの林 正樹さんが小野塚晃さんに、ベースのコモブチキイチロウさんが粟谷巧さんに交代してのSADAO WATANABE QUINTET。東京以外では、小野塚さん、粟谷さんはナベサダさんQUINTETのメンバーなので、今日のメンバーはオリジナルメンバー。「2.Forest Song」、「9.Gemmation」は初めてお聴きしたように思うが、ナベサダさんのオリジナルの曲中心の定番ナンバーが多かった。バラードの選曲が多め。ドラム一哲君とPer ンジャセ・ニャンとの「10.Tembea」の後半(見逃し配信で53:22~)のバトルがこのライブの華。ンジャセ・ニャンが落としたStickを拾って戻すナベサダさん(見逃し配信で53:43)が素敵。2 Showsならナベサダさんのお気に入りのスタンダード「I'M OLD FASHIONED」、「MY FOOLISH HEART」、「CHEGA DE SAUDADE」、「BLUE ‘N' BOOGIE」あたりは吹いていただけたかと思うが、1時間の制約では「叶わぬ夢」。次回に期待したい。<< 2020 Jul 24th / SADAO WATANABE QUINTET 2020@Blue Note Tokyo>>渡辺貞夫(As)小野塚晃(P)粟谷巧(B)竹村一哲(Ds)ンジャセ・ニャン(Per)1.Tokyo Dating2.Forest Song3.Tree Tops4.I Miss You When I Think Of You - Charlie Marianoに捧げたバラード5.If I Could - チベットの方に捧げたバラード6.Waiting Song7.I Thought Of You - バラード8.Only in My Mind - バラード9.Gemmation10.Tembea11.Life Is All Like That12.花は咲く(Live配信では冒頭の1分くらい。アーカイブでは全部聴ける)
2020.07.24

<< 2020 Jul 11th pf西山瞳ソロ ライブ生配信@瞳さんご自宅から >>に引き続き、ライブ配信を拝聴。その時にも告知があったが、今日は朝から将棋竜王戦を観ていたのですっかり忘れていたが、配信開始約20分後に気付いて、拝聴開始。今日も素晴らしい瞳さんのAuthenticなピアノ世界を堪能。PayPal経由は初めてだったので恐る恐る?、些少ばかりの心付けもさせていただいた。次回のライブ配信も楽しみ。今日はpf橋爪亮督さんが不在だそうで「余興」がなかったが、次回は再演を期待したい。<< 2020 Jul 23rd pf西山瞳ソロ ライブ生配信@瞳さんご自宅から >>1.Comrade Conrad - Bill Evans2.Epigraph - 瞳さんオリジナル。配信で初公開。3.Recollection - 瞳さんオリジナル。「2.Epigraph 」と同じ2000年くらいに作った。4.Behind the door5.Drowsy Spring6.All Over The Nations
2020.07.23

カレンさんのライブは<< 2020 Jan 21th Tue/KAREN & TANABE BIRTHDAY LIVE WITH SHIKOU@神楽坂 TheGLEE >>以来、約半年振りの参戦。と思ったが、<<2020年2月8日 Sat 青木カレン(vo)+Beautiful 5@広尾プラザ2F>>も参戦していたので、約5か月振り。広尾プラザの時は、世の中、JAZZライブがこのような仕儀になってしまうとは想像出来なかったが、ライブは一期一会。今日は健康にカレンさんのライブを楽しめたことを神様に感謝したい。志宏さんのライブスケジュールのアーカイブを見ると、3/14の「小倉 Live & Dining Bar Casablanca」での志宏さんとのライブ以来カレンさんご自身も約4か月振りの久々のライブだったようだが、志宏さん曰く「今までと全く変わらない」ボーカルでブランクは全く感じられない、迫力のライブ。志宏さんと最近ライブされた、たなかりかさん、Shihoさんが「久々でちゃんと歌えるか不安」と言われたそうだが、ライブが始まるとお二人とも「普通に歌っていた」そうで、カレンさんも至って「普通」。笑1stはカレンさんのライブで定番の「1.Gee, Baby Ain't I Good To You」、「2.It Don't Mean A Thing (If It Ain't Got That Swing)」から。Akiko Jazzさんも「It Don't Mean A Thing (If It Ain't Got That Swing)」はライブ頭に歌われる曲で、何となく安心するライブの立ち上がり。切ないバラード「3.Cry Me A River」を挟んで「4.My Paradise」、「5.虹の向こう側」とカレンさんのオリジナル曲。9月にはカレンさんの新曲がリリースされるそうで、楽しみ。gt 田辺充邦さんとのDUOアルバム「mellow」から「6.Charade」。聴いていて全く分からなかったが志宏さんには不満足なリブがあったようで、すかさず紅さんがそのリブを弾かれたのは流石の「パイセン」の凄さ。1stのラストは志宏さんが絶賛する菅野よう子さんオリジナル「7.Like A Dream」。今日も英国テースト溢れた素晴らしい出来。2ndはカレンさんの可愛らしいスキャットから始まる、夏らしいボサノバ「8.One Note Samba」から。カレンさんのライブの定番「9.Close To You」を挟んで、新しい取り組みのラテン「10.Sway」。夏の「秘めたる」激しい恋を思わせる。続く「11.Crazy He Calls Me」も切ない恋の歌。次は本日のメインイベント「12.Summertime」。紅さんと志宏さんの渦巻くようなGrooveにカレンさんの怒涛のボーカルが輝く。生音がこんなにも素晴らしいと感じれた一瞬(とき)。カレンさんのアンコールでよく歌われる「13.Smile」がここで登場。自粛期間中、カレンさんはnoteで数々のJAZZの名曲を翻訳されていたがこの「Smile」の訳詞を書きたかったからとのこと。「Smile」の訳詞は読ませていただき、「素敵」と思ったのを思い出した。アンコール前は志宏さんとカレンさんとのDUOで「14.Devil May Care」。<<2016 Jul 16th 青木カレン(vo)&丈青(p)デュオ@横浜JAZZ SPOT「DOLPHY」>>でもアンコール前に「Devil May Care」を歌われて、その禍々しい感じを思い出させる力強さ。アンコールは久々に「15.Route 66」。旅は行きにくい情勢なので、「歌でアメリカ巡り」。今日はベース紅さんが入られたので、志宏さんのピアノのサウンドの厚みが素晴らしかった。カレンさんもお二人の歌伴で、とても気持ち良く歌うことが出来たと思う。<< 2020 Jul 23rd Thu/青木カレンSPECIAL LIVE【同時配信有り】@神楽坂 TheGLEE >>青木カレン(Vo)、坂井紅介(Ba)、伊藤志宏(Pf)1st1.Gee, Baby Ain't I Good To You2.It Don't Mean A Thing (If It Ain't Got That Swing)3.Cry Me A River4.My Paradise5.虹の向こう側6.Charade7.Like A Dream2nd8.One Note Samba9.Close To You10.Sway11.Crazy He Calls Me12.Summertime13.Smile14.Devil May Care - 志宏さんとカレンさんとのDUOEnc15.Route 66
2020.07.23

今日もBody&Soulに行きたいところだが、毎日ライブに参戦するのは良くないので自宅にてPeriscopeにて拝聴。Periscopeだと繰り返し聴けるので、都合3~4回お聴きできた。「1.Wave」、「3.Misty」、「4.Magic Touch」は最近このトリオでプレイされるようになった曲。「4.Magic Touch」は<< 2020 Jul 19th Sun 大西順子 presents the sextetplus@Blue Note Tokyo>>の2nd Showでも演奏された曲。その際には陽介さんはebで今日はwbでの演奏で違う味わい。<< 2020 Jul 19th Sun 大西順子 presents the sextetplus@Blue Note Tokyo>>は未だ有償だが「見逃し」配信されているので、興味ある方は「大西順子 presents the sextetplus」の「Magic Touch」を聴かれると面白いと思う。Funkyな味わい、順子さんと武本君のピアノの聴き比べなど盛り沢山。ライブ配信のアクセスは以下のURLから可能。※販売終了:7.26 sun. 11:00pm、配信期限:7.27 mon. 0:00amhttp://www.bluenote.co.jp/jp/artists/junko-onishi/<< 2020 Jul 22nd 井上陽介(b)トリオ 2nd Show@南青山Body&Soul >>井上陽介(b) 武本和大(pf) 濱田省吾(ds)1.Wave2.New Stories3.Misty4.Magic TouchEnc5.Feel Like Makin' Love
2020.07.22

7/20からスタートの「MISIA SUMMER SOUL JAZZ 2020」でも一緒にプレイする卓ちゃん(tp 黒田卓也)を迎えての放送。ライブ1週間前に収録したので、「MISIA SUMMER SOUL JAZZ 2020」でセットリストに選んだ曲など詳しく言えない部分もあったが、<< 2020 Jul 20th MISIA SUMMER SOUL JAZZ 2020@Billboard Live YOKOHAMA>>にラッキーにも参加出来たので、大まかなお話は理解出来た。ベース中林君がウッドベースで弾く曲があり、「なるほど、この曲を弾いていた時の中林君はカッコ良し」と納得。7月21日(火)第206回「MISIA 星空のラジオ」オンエアリストM1. Mysterious Love (feat. MIYACHI)/MISIAM2. CASSA LATTE /MISIAM3. つつみ込むように… /MISIA(「MISIA SOUL JAZZ BIG BAND ORCHESTRA SWEET & TENDER」2020年2月横浜アリーナより)M4. キスして抱きしめて/MISIAM5. Everything /MISIA2018年に出演した時の写真
2020.07.21

本日は寺久保エレナさんのカルテットを聴きにBody&Soulに参上!エレナさんのカルテットに参上したのは<< 2019 Jul 28th 寺久保エレナ(As)カルテット@新宿ピットイン >>以来、約1年振りの参戦。今日はセットリストを大幅に変えて、「新生」 寺久保エレナさんカルテットの装い。1stはJAZZスタンダード、2ndはエレナさんのオリジナル中心。オリジナルは「8.Moving Cloud」、「9.That's The Truth」、「10.Winter Fireworks」、「11.Little Girl Power」で4連荘。「Moving Cloud」は本邦初公開の新曲、「That's The Truth」はエレナさんが1st Album「North Bird」を作った頃の作品。新旧のオリジナルを続けての披露になった。NYではライブ出来なかった状況で、3月のライブ以来の4か月分のマグマのようなPowerが溢れ出していた。エレナさんだけでなく、真由子さん、信之介さん、もといさんもこのカルテットでライブ出来る嬉しさがプレイに一杯表れていた。アンコールは「The Immortal Charlie Parker」に収録されている「12.Marmaduke」で元気良いフィナーレ。文句なしの素晴らしいライブ。<< 2020 Jul 21th 寺久保エレナ(As)カルテット@南青山Body&Soul >>寺久保エレナ(As)片倉真由子(P)金森もとい(B)高橋信之介(Ds)1st1.Lady Bird - Tadd Dameron2.Inner Urge - Joe Henderson3.Monk‘s Dream - Thelonious Monk4.What's New - Bob Haggart5.Limehouse Blues - Philip Braham。Cannonball AdderleyとJohn Coltraneの共演で有名。2nd 6.The Masquerade is Over - Allie Wrubel。エレナさんがお好きなのはNancy WilsonとCannonball Adderleyが共演したバージョン7.Resolution-John Coltrane8.Passing Cloud-Erena Terakubo。日本では初公開の新曲9.That's The Truth-Erena Terakubo10.Winter Fireworks-Erena Terakubo11.Little Girl Power-Erena TerakuboEnc12.Marmaduke
2020.07.21

本日はBillboard Live YOKOHAMAまでMISIAのライブに参上!4月開業の予定が今日までズレ込んで「MISIA SUMMER SOUL JAZZ 2020」でBillboard Live YOKOHAMAのこけら落とし公演。繁盛しますように。ラッキーにも2nd Showのチケット当たったので、参戦。4月、5月でナベサダさん2回とRobert Glasper2回のBillboard Live YOKOHAMAのライブ当たったが残念ながら中止になってしまったので、その「ご縁」か今日はBillboard Live YOKOHAMAに3か月の時を経てMISIAのライブに来れたので感慨深い。セットリストは今日の2回の後、14回公演があるので8/23 Sun Blue Note Tokyoのラストライブが終わってから追記する予定。ライブ毎に2、3曲は入れ替えてのセットリストになるんじゃないか?と想像する。<< 2019/01/05 20th Anniversary MISIA星空のライヴ X Life is going on and on@新潟テルサ>>で前から5列目のMISIAから至近の席だったが、今日も大体そんな好位置。MAX300席を150席まで減らしてのライブだったので、MISIAと黒田卓也率いるSOUL JAZZチームの音は最高!或るバラードでは思わず泣いて仕舞った。うーん、贅沢な幸せな時間だった。<< 2020 Jul 20th MISIA SUMMER SOUL JAZZ 2020@Billboard Live YOKOHAMA>>Vo: MISIADs: Tomo(Tomoaki Kanno) B: 中林 薫平Key:大林 武司Tp:黒田卓也Ts: 西口明宏Tb:池本茂貴1.バンド演奏2.CASSA LATTE / MISIA SOUL JAZZ BEST 2020◯MC&メンバー紹介3.Mercy Mercy Me (Marvin Gayeカバー) / MISIAの森 -Forest Covers-◯MC4.さよならも 言わないままで / CD未収録新曲5.アイノカタチ (Jazz Ver.) / MISIA SOUL JAZZ BEST 20206.What A Wonderful World (Louis Armstrongカバー) / MISIAの森 -Forest Covers-7.眠れぬ夜は君のせい (Jazz Ver.) / KISS IN THE SKY8.Everything (Jazz Ver.) / MISIA SOUL JAZZ BEST 2020〇アンコール9.陽のあたる場所 (Jazz Ver.) / MISIA SOUL JAZZ BEST 2020 (2020年7月29日に追記)2020/07/28 Blue Note Live Report(2020年8月26日に追記)2020/07/20 Billboard Live YOKOHAMA Live Report
2020.07.20

久々のBlue Noteでのライブ。大西順子さんのライブなので当然、1st Show&2nd Show両方とも参戦!ピットインで3日ライブあった内、<<2019 Nov 22th 大西順子Sextet+1@新宿ピットイン >>、<<2019 Nov 23th 大西順子Sextet+1@新宿ピットイン >>は参戦したので、約8か月振りのsextetplus。ドラムが高橋信之介さんから吉良創太さんへ、トロンボーンが片岡雄三さんから中路英明さんに変更。新生「大西順子 presents the sextetplus」の誕生。やはり2名メンバーが変わったので、とても新鮮なGrooveを感じた。躍動する順子さんのピアノを堪能出来て、今日も楽しい1日になった。「8.Unity 1」、「12.Magic Touch」、「13.Panorama」は特に物凄い音だった。白眉は「8.Unity 1」の3管のソロの後の吉良君のドラムソロが始まる(見逃し配信では18分38秒から23分56秒まで)、「12.Magic Touch」のエレピ演奏からピアノ演奏に移ってからの(見逃し配信では1時間2分28秒から1時間7分03秒まで)順子さんのピアノの超絶Groove。この約10分間を観るだけでもBlue Noteに来て良かった。<< 2020 Jul 19th Sun 大西順子 presents the sextetplus@Blue Note Tokyo>>大西順子(ピアノ)井上陽介(ベース)吉良創太(ドラムス)広瀬未来(トランペット)吉本章紘(サックス)中路英明(トロンボーン)吉田サトシ(ギター)1st1.One Lap Behind - Miki Hirose2.Two Laps Behind - Miki Hirose3.Kind- Miki Hirose4.Dark Chime - Akihiro Yoshimoto5.Dr.Pu! Poon - Yosuke InoueEnc6.Baby I‘m Yours - Yosuke Inoue2nd 7.Gate Crasher - Akihiro Yoshimoto8.Unity 1-gt 吉田さんお休み9.3月に降る雨 - Yosuke Inoue/gt 吉田さんお休み10.Apple of My Eye - Junko Onishi/pf 順子さんお休み11.Teenager - Junko Onishi12.Magic Touch - Yosuke InoueEnc13.Panorama - Miki Hirose(2020/07/21追記)下記から2nd Showは「見逃し配信」を楽しめる。ぴあ経由で3回ほど鑑賞中。後、3回は観る予定。Blue Noteでは全く観えなかった、吉田さんのギターPLAYや吉良君のドラミングもバッチリ鑑賞できる。http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/junko-onishi/(追記2)2020年10月2日に"SAPPORO CITY JAZZ"に大西順子トリオが登場!
2020.07.19

将棋日本シリーズ・JTプロ公式戦1回戦▲藤井聡太棋聖対△菅井竜也八段戦は103手で藤井君の勝ち。2回戦に勝ち上がった藤井君は次戦は9/12に豊島将之竜王・名人と戦う。棋聖位を獲得した藤井君の振り歩先で、結果は歩が4枚。藤井の先手と決まった。相穴熊」の進行。45手目▲2七飛は現代将棋で増えてきた手。解説の藤井猛九段も数手前に挙げていた手。7三角の利きから先逃げし、▲3七桂も跳ねやすくしている。本譜では76手目 △6七歩打を同飛と79手目▲6七飛と展開できたことが大きかった。34手前の手が利いて来る展開は菅井さんには良い流れでは無かった。先手藤井君がうまく戦機をとらえたか。決戦になれば玉の堅さが生きる。菅井さんの銀が穴熊から遠く4三と離れているのが辛い。金銀交換も先手藤井君が得。4三銀の「今」を狙って藤井君仕掛ける。
2020.07.18

▽シリーズJAZZジャイアンツ(16)オーネット・コールマンジャズの巨人を深堀りする月例企画。今月はハード・バップの全盛期にジャズシーンに現れ、センセーションを巻き起こした革命児、オーネット・コールマンを特集。「The Sphinx」Ornette Coleman(4分14秒)<Contemporary VDJ-1664>「Lonely Woman」Ornette Coleman(4分55秒)<Atlantic WPCR-13429>「Blues Connotation」Ornette Coleman Quartet(5分14秒)<Atlantic WPCR-27944>「Free Jazz」Ornette Coleman Double Quartet(17分58秒)<Atlantic R275208>「Falling Stars」Ornette Coleman Trio(7分50秒)<Freedom TKCB-70320>「The Artist In America」Ornete Coleman Quartet with London Symphony Orchestra(3分55秒)<Columbia SRCS-9371>「Theme from a symphony(Variation two)」Ornette Coleman(11分04秒)<A&M D22Y3908>「Midnight Sunrise」Ornette Coleman(4分34秒)<A&M D22Y3908>「Moons Shine」James Blood Ulmer(3分49秒)<Artists House K26P 6148>「Song X」Pat Metheny、Ornette Coleman(5分34秒)<Geffen Records WPCP-3892>「3 Wishes」Ornette Coleman & Prime Time、Jerry Garcia(4分18秒)<CBS RK44301>「Call to Duty」Ornette Coleman(5分24秒)<Sound Grammer SG001>
2020.07.18

<< 2020 Jul 17th DUO Vib宅間善之&Pf廣瀬みちる:同時ライブ配信@草加 Sugar Hill >>1st1.If I Should Lose You2.Do You Know What It Means To Miss New Orleans3.Some Other Time4.Marionette - Lars Jansson5.Early to Rise - 宅間さんオリジナル2nd6.I've Found A New Baby7.ひらひら - 宅間さんオリジナル8.Bellarosa9.The Path - みちるさんオリジナルEnc10.Armando's Rhumba - Chick Corea
2020.07.17

<< 2020 Jul 11th 中原美野カルテット@日吉WonderWallYokohama >>に続いて、美野さんのカルテットのライブに参加。管(サックス)をギターに代えたサウンドで同じ楽曲、「1.Eve」、「2.I'm Begining To See The Light」、「3.Stiches」、「4.月の光」、「5.XENO」、「9.I'm Sorry」も違った味わいで楽しい。おそらくこの6曲は作成中の美野さんのアルバムに収録されると想像している。「I'm Begining To See The Light」はボーカルでGretchen Parlatoが歌うことをイメージして、美野さんがアレンジされたとのこと。Gretchenのアンニュイで囁くようなボーカルが入ると凄い魅力的な曲になりそう。是非、お聴きしたい。久々のTOMOさんのドラム、お「初」共演の須川さんのベースの魅力的なリズムセクション、美野さんのお気に入りの荻原さんのギターの音で美野さんのピアノの音色が「水を得た魚」のように躍動。久々に弾かれた1st Album' A Ray of Light'からの2曲「6.E-Funk-美野さんオリジナル」、「7.Summertime」も今日のカルテットならではの「をを」と唸りたくなるGroove。POPSの2曲「8.Mother Nature's Son - Paul McCartney」、「10.Waiting on the World to Change- John Mayer」も美野さんらしいアレンジで良かった。この2曲を歌えるボーカリストを入れても面白いかと感じた。<< 2020 Jul 16th 中原美野カルテット@Ochanomizu Naru >>pf 中原美野 gt 荻原亮 b 須川 崇志 ds 菅野 知明1st1.Eve-美野さんオリジナル2.I'm Begining To See The Light-Duke Ellingtonなど。Gretchen Parlatoが歌うことをイメージして、美野さんがアレンジ3.Stiches-Shawn Mendes4.月の光-ドビッシー5.XENO-JUVENILE2nd6.E-Funk-美野さんオリジナル7.Summertime8.Mother Nature's Son - Paul McCartney9.I'm Sorry-美野さんオリジナルEnc10.Waiting on the World to Change- John Mayer
2020.07.16

藤井聡太七段が渡辺明棋聖に挑戦する第91期棋聖戦5番勝負の第4局が16日、大阪市内で指され、後手の藤井七段が110手で勝ち、3勝1敗で八大タイトルの一つ棋聖位を奪取。渡辺さんの「意地」と藤井君の「意地」のぶつかり合い。ゴツン、ゴツンと音がしそうだ。第2局に続いて先手番の渡辺さんの得意の米長流急戦矢倉に対して、5筋の歩を5四と突かない藤井流でまずは受ける。渡辺さんの方が少しだけ優勢だったはずだが、藤井君の62手目△4六歩で流れが変わった。渡辺さんは7~9筋の折衝に目がいっており、反対側に手を出す△4六歩からの手順には意表を突かれ、「分からなくなった」と感想戦で語った。桂取りに△8八歩と放つ。と金を作れれば3筋の金とあわせて挟撃。ここでは逆転して藤井君が優勢になったか。80手目 3八銀打と飛車の取り合いを挑む。後手は飛車を手にすれば△7九飛までの詰めろ。桂を打って▲7八玉の逃走を阻止。次に△4七桂が△5九桂成以下の詰めろ。最後まで藤井玉は頓死の筋がいくつもあったが、全ての渡辺さんの罠を見破って、110手目 △4一桂打で渡辺さん投了。合い駒は本譜の104手目△6二歩打以外は詰む。大逆転を狙う渡辺さんの罠1。大逆転を狙う渡辺さんの罠2。105手目 ▲6四桂打に対して、△4一玉は▲6三馬でトン死。藤井君は罠を掻い潜って、△4二玉▲6二飛成△3一玉の進行。後手玉は詰みをギリギリ逃れている。△4三同金は▲6二飛成△3一玉▲3二銀までの詰みだが、△3一玉が冷静だ。▲8一飛成には△4一桂と受ける。大逆転を狙う渡辺さんの罠3。最後まで諦めない。参考)渡辺さんのブログでの本局、シリーズの振り返り
2020.07.16

将棋の王位戦七番勝負第2局が7月13、14日、北海道札幌市「ホテルエミシア札幌」で行われ、挑戦者の藤井聡太君が木村一基王位に勝利、今シリーズ2連勝。戦型は先手木村さんの「得意戦法」の相掛かり。お互い飛車先を切った後、藤井君が26手目△4四角と飛車のコビンを狙った1手。対して木村さんは27手目 ▲2七飛とじっと引く。局後の郷田さんの解説によると、この局面は実戦例がほとんどないらしい。木村さんが「対藤井戦」に用意した作戦か。狙いは3七の地点を角などで狙われた時、銀または桂を守る。局後に藤井君が悔いていた、34手目 ▲3五歩。桂の頭を狙って悪い手にならないはずだが、35手目 ▲5六歩と角を2二に追われてから、37手目 ▲3五歩と手を戻されてみると3筋の位を取られて不味かった。39手目 ▲3六銀と銀を引かれた形が良い。「飛車をどうぞ成ってください」と言わんばかりの61手目 ▲8六角。実戦も藤井君37分考えて62手目 △9八飛成としたが、続く63手目 ▲2九飛が61手目 ▲8六角と連携した好手。飛車を召し捕る▲9九香と角頭を狙う▲2八香があって、藤井君ピンチ。劣勢を覚悟した藤井君が66手目 △3三銀の勝負手。続いて67手目 ▲2三香成。大きな駒損となる飛車1枚と銀2枚、香車2枚の交換を甘受する苦渋の選択。解説の郷田さんによれば「僕はこの手は駒損からボロボロにされるので指せない」くらいの忍耐の1手。以下、△2四香打 ▲同杏 △同銀 ▲9三歩打 △6二龍 ▲2四飛 △2三香打 ▲3四飛 △3三歩打 ▲5四飛 △同歩 ▲2四歩打 △同香 ▲2五歩打 △同香が予測されたが、69手目 ▲2五歩打が木村さんの着手。駒得だが飛車を取られるのを気にした木村さんの大局観だったか。しかし、金は取ったものの飛車が1七の僻地に追いやられた本譜の展開は良くなかった。あくまでも駒得を主張する飛車切りの予測の手順を選ぶのが勝ったか。形勢はひっ迫したが木村さんに未だ勝ちがあった最後の局面。藤井君が捨て身の120手目 ▲5二玉。ここで木村さんは安全策でここで121手目 ▲1一竜としてしまった。香を取りつつ、飛車取りを逃げて1七の飛車を助ける意図だったが、あまりに甘かった。代えて▲4二金とすべきだった。以下△6二玉▲3二金△2六角▲4一金△4八角成▲7九玉△5七銀不成▲9七銀△9八金▲3二竜△5二歩▲5一銀△6一玉▲7二銀△同玉▲5二竜△8三玉▲5七飛は先手が残している。後手玉に迫りながら先手玉が安全になることが大きい。121手目 ▲1一竜が如何にも緩手で形勢は逆転。次の122手目 △5三香打が藤井君、渾身の攻防の1手。色々あったが、遂に133手目 ▲5二とで藤井君が勝勢。
2020.07.14

MISIA MUSIC AWARDSについてのお話し。意外な曲も人気があって面白い!2年前に横浜赤レンガ倉庫で行われた<Blue Note JAZZ FESTIVAL>に出演した際、トランペッター黒田卓也君とMISIAのステージに、マーカス・ミラーが急遽登場、「オルフェンズの涙」を共演した際の、マーカス・ミラーの事前打ち合わせなしの自在の演奏での秘話「世界レベルのマーカスさんだと社交ダンスの得意な方のように自然な形でリードしてくれる。リードされた先で自分が気持ち良くなると、いいよそのまま続けて、と自由に任せてくれる」も貴重。7月14日(火) 第205回 「MISIA 星空のラジオ」オンエアリストOP. INTO THE LIGHTM1. あの夏のままで / MISIAM2. Nocturne / MISIA - ドラムは青山純さん。(MISIA星空のライヴI at 河口湖ステラシアター)M3. 陽のあたる場所 / MISIAM4. つつみ込むように… / MISIA
2020.07.14

おそらく<<2020年2月20日 Thr SATO CHIKUZEN SPECIAL 2nd Show@銀座SWING>>以来、約5か月振りの老舗SWINGでのライブ参加。まずは、このご時世でSWINGのライブに来れたことを「寿ぎたい」心境。SWINGでのライブなので、しっかりインストの曲の説明もあって嬉しい。インストは「1.Speak Low」、「2.Bolivia - Cedar Walton」、「11.Devil May Care」、「 12.Darn That Dream」の4曲。怒涛の 「Bolivia」、「Darn That Dream」は華麗なピアノが特長のみちるさんにしては珍しい選曲だが、新しい地平を感じることが出来た。「Devil May Care」では笛吹KanaさんがSit-In。宅間さんがMCで言われたようにフルートの音色でライブの良いアクセントになった。みちるさんのピアノの音色とKanaさんのフルートのGroove。1stは麻奈さんはJAZZスタンダードの「3.On the Street Where You Live」で登場。久々にSWINGで歌える喜びが満面に表れていた。ライブで最も大切なことかと思う。ピンクとライトグリーンのドレスも初夏の今にピッタリのセレクト。So Cool!「6.Killing Me Softly - Roberta Flack」が新境地。ご本人の意図は不明だが、Black Lives Matterが問われる昨今、訴えるものを感じた。アンコールで歌われた「 16.What a Wonderful World」もLouis ArmstrongがBlack Lives Matterで問われる差別がテーマだと聞いているので、深い「何か」を個人的には感じた。2ndはインストを飛ばしていきなり、麻奈さんのボーカル「So Many Stars - Sergio Mendes & Brasil 66」でスタート。七夕シーズンにピッタリのSergio Mendesの美しい曲。続けて畳み込むように「10.Summertime」。素晴らしいとしか言えない。リズムセクションはベース清水昭好さん、ドラム二本松義史さん。麻奈さんにとっては「お初」だったと思うが、この素敵なリズムセクションに支えられて幸せな時間だったと思う。清水さんは山中千尋さんのトリオなどや二本松さんは八木隆幸さんのピアノトリオなどでよくお聴きしているが今日も見事なワザを随所に感じた。「お馴染み」のみちるさん、宅間さんのサポートもいつも通り的確。<<2020年7月13日 Mon 益子麻奈(vo)Quintet@銀座SWING>>Vo 益子麻奈 Pf 廣瀬みちる Vib 宅間善之B 清水昭好 Ds 二本松義史 + ゲスト Flt 笛吹Kana(高橋佳奈子)1st1.インスト Speak Low2.インスト Bolivia - Cedar Walton 3.麻奈さん登場 On the Street Where You Live4.Love for Sale - Cole Porter5.Girl From Ipanema - Tom Jobim6.Killing Me Softly - Roberta Flack7.Lover Come Back To Me8.インスト Jingles - Russell Malone, Christian McBride & Benny Green の名演あり 2nd9.麻奈さん登場 So Many Stars - Sergio Mendes & Brasil 66 10.Summertime11.インスト Devil May Care - 笛吹Kanaさん(高橋佳奈子さん)Sit-In12.インスト Darn That Dream - pf みちるさんフィーチャー13.麻奈さん再登場 I've Got You Under My Skin14.Tennessee Waltz15.I'm Beginnnig to See The Light - Duke EllingtonなどEnc16.What a Wonderful World
2020.07.13

<< 2020 Jul 11th ソロ 廣瀬みちるPf:同時ライブ配信@蕨OurDelight >>1st1.Almost Like Being In Love - by Frederick Loewe 2.2018年7月7日 - by 廣瀬みちる3.The Night We Call It A Day - by Matt Dennis4.2台のピアノのための真夜中のジャズ組曲 Midnight Jazz Suite for 2 Pianos - by STRAVINSKY5.Departure - by 廣瀬みちる2nd6.O Grande Amor - by Tom Jobim7.Lament - by 大坪正8.When Your Life Was Low - Joe Sample & Lalah Hathaway9.Speak Low- by Kurt Julian Weill 10.A Minor Waltz - by 廣瀬みちるEnc11.The Path - by 廣瀬みちる
2020.07.11

▽ラテンJAZZ特集夏本番を前に今回はラテンJAZZを特集! アフロ・キューバン・ジャズを中心に、1980年代までのラテンジャズを聴いてゆく。「Tanga」Machito & Flip Phillips(5分06秒)<Verve POCJ-9517/8>「Manteca」Dizzy Gillespie & His Orch.、Chano Pozo(3分07秒)<Blue Bird BVCJ-38044>「Moon Over Cuba」Duke Ellington & His Orchestra(3分04秒)<Blue Bird BVCJ-7009~11>「Mambo Inn」Count Basie & His Orchestra(3分23秒)<Verve MGV-8012>「Mambo」Machito、Charlie Parker(3分18秒)<Verve POCJ-2774>「El Cumbanchero」Clark Terry、Chico O' Farrill(2分10秒)<Impulse! AS-9127>「El Cumbanchero」SABU(5分40秒)<BLUE NOTE TOCJ-1561>「Como Se Goza En El Barrio」Marc Ribot、Los Cubanos Postizos(3分30秒)<Atlantic WPCR-19014>「Yesterday」Pucho、The Latin Soul Brothers(3分05秒)<Prestige VICP-60610>「トッカータとフーガ(二短調)」渡辺貞夫、宮沢昭、中牟礼貞則、松本浩、前田憲男、八木正生、滝本達郎、猪俣猛、納見義徳、山口靖、川原正美、川原実、伊集加代子(3分20秒)<KING KICJ-2251>「Caliente」Cachao y Grupo Walpataca(5分25秒)<Take Off TKF-2808>「Sabor a Mi」Chico & Rita New York Band、Idania Valdes(3分25秒)<Calle54 88697894422>「El Paso de Encarnacion」赤木りえ(4分06秒)<Creole Moon CRCD-004>「SHI WA Zu」赤木りえ(6分46秒)<Creole Moon CRCD-004>「Dancer in Nirvana」山中一毅(5分47秒)<fresh sound new talent FSNT-594>「Lady Peacock」山中一毅(5分52秒)<fresh sound new talent FSNT-594>「Lute song」山口廣和(7分24秒)<SONG X JAZZ SONG X 062>「Have you danced」山口廣和(6分05秒)<SONG X JAZZ SONG X 062>「ROSA」山中千尋(4分13秒)<BLUE NOTE UCCJ-2181>「Falling Grace」山中千尋(4分32秒)<BLUE NOTE UCCJ-2181>
2020.07.11

先週7/4(土)に池袋Apple Jumpでソロアルバム「Vibrant / Hitomi Nishiyama」発売記念ライブがあったが、人数制限がキツクテ入場できなかった方が多かったので、それを補うライブ配信。他の女性ピアニストのライブ配信中に偶々気付いて、瞳さんのライブ配信にSWITCHして拝聴。苦笑今、3回目をお聴きしているが、もう2回は聴きたい。神戸CREOLEでやはりソロアルバム「Vibrant / Hitomi Nishiyama」発売記念ライブの予定が7/23(祝)にあったが、昨今のコロナ事情でライブが中止。ライブの代替として、同じ7/23(祝)15:00-16:00 にて自宅よりソロでライブ配信予定とのこと。楽しみにしたい。<< 2020 Jul 11th pf西山瞳ソロ ライブ生配信@瞳さんご自宅から >>1.Snow Train - 瞳さんオリジナル2.A.J.Crossing - 瞳さんオリジナル。A.Jは池袋のApple Jump。ピアノの調律があまりに素晴らしくてInspireされて作ったとのこと。3.Stanno tutti bene - Ennio Morricone。映画「みんな元気」のテーマ曲。4.Sails of Charon カロンの渡し守 - スコーピオンズ4.Loca - 瞳さんオリジナル。美しい5.Aprilis - 瞳さんオリジナル。これまた美しい余興 6.All of Me
2020.07.11

今日は日吉まで中原美野さんカルテットを聴きに参上!美野さんのライブは確か<< 2019 Sep 6th 中原美野カルテット@Ochanomizu Naru >>以来。その時も感じたが、流麗でお洒落なサウンドの美野さんのイメージを覆すような野太い音が沢山聴けた。「1.Saxhorn-Bob Minzer」、「5.XENO-JUVENILE」、「9.In Walked Bud-T.Monk」では特に強く感じた。ドンドン新しい世界を切り拓いて欲しい。<< 2019 Sep 6th 中原美野カルテット@Ochanomizu Naru >>でもセットリストにあった、クラシックの「4.月の光-ドビッシー」は良いアクセントになって、ライブがキリリと引き締められた。「8.Wonder Wall-Oasis」が日吉WonderWallYokohamaの店長池田さんに捧げた1曲。カッコ良いGroove。聴き応え十分。美野さんとカルタさん、剣さんは何度もライブされて「勝手知ったる」で安定な響きだったが、織原さんとはお「初」で新鮮なリズム。織原さんも楽しかったようで、「ご機嫌」な笑顔が一杯だった。<< 2020 Jul 11th 中原美野カルテット@日吉WonderWallYokohama >>中原美野Pf 織原良次 (Fretless Bass) 大槻”KALTA”英宣 (D) 太田剣As/Ss/Ts1st1.Saxhorn-Bob Minzer。剣さんTs2.I'm Begining To See The Light-Duke Ellingtonなど。剣さんTs3.I'm Sorry-美野さんオリジナル。剣さんAs4.月の光-ドビッシー。剣さんAs5.XENO-JUVENILE。剣さんAs2nd 6.Eve-美野さんオリジナル7.Big Bang Theory Theme‐美野さんお気に入りのアメリカのTV コメディドラマのテーマ曲。剣さんSs8.Wonderwall-Oasis。剣さんTs9.In Walked Bud-T.Monk。剣さんSsEnc10.Stiches-Shawn Mendes。剣さんSs参考)<< 2019 Sep 6th 中原美野カルテット@Ochanomizu Naru >>中原美野p 井上陽介b 河村亮ds 太田剣as/ss/ts1st1.I Love You-スタンダード。剣さんts2.I’m Sorry-美野さんオリジナル。剣さんss3.Big Bang Theory Theme-アメリカ🇺🇸のTV コメディドラマのテーマ曲。剣さんts4.Watch Out-陽介さんオリジナル。陽介さんのアルバム「GOOD TIME AGAIN」収録。剣さんas2nd5.Summertime-剣さんas6.ドビッシー「月の光」-剣さんss7.Come Together-The Beatles。陽介さんのアルバム「GOOD TIME」収録。剣さんas8.In Walked Bud-T.Monk。剣さんss3rd9.Days-美野さんオリジナル。剣さんss10.Eve-美野さんオリジナル。陽介さんアルコ。剣さんss11.Jay Street-美野さんオリジナル。剣さんasEnc12.Birdland-陽介さんのアルバム「GOOD TIME AGAIN」収録。
2020.07.11

<< 2020 Jul 10th 浅利史花Gt×北島佳乃子Pf:同時ライブ配信@蕨OurDelight >>1.I'm Getting Sentimental Over You - Ned Washington / George Bassman2.You'd Be So Nice To Come Home To - Cole Porter 3.Chega De Saudade(No More Blue) - Tom Jobim4.Sweet Lorraine - Cliff Burwell5.I'll Remember April - Gene de Paul2nd6.Chant - Duke Pearson7.Meditation (Meditacao) - Tom Jobim8.Alone Together - Arthur Schwartz9.Where Are You? - Jimmy McHugh10.Cheryl - Charlie ParkerEnc11.Love for Sale - Cole Porter
2020.07.10

<< 2020 Jun 20th 外山安樹子 TRIO ライブ同時生配信@大塚GRECO >>外山安樹子(p) 関口宗之(b) 秋葉正樹(ds)1st set:1.May Journey2.Before Dawn3.Pure Imagination4.新曲(タイトル未定)5.A Night in Tunisia2nd set:6.まっすぐに7.Back the Bop8.The Girl from Ipanema9.Never Let Me Go10.It Would Be Opened to YouEncore:11.Under the Lirac Tree
2020.07.10

ヒューリック杯棋聖戦五番勝負の第3局が7月9日に行われ、渡辺明棋聖(棋王、王将)が挑戦者の藤井聡太七段に142手で勝利し、今シリーズ初勝利を挙げた。藤井七段は勝てば3連勝で、史上最年少でのタイトル獲得となったが、タイトル25期を誇るトップ棋士の底力に跳ね返される格好となった。藤井七段の先手番で始まった対局は、藤井七段得意の「角換わり」から、お互い研究した形だったのか、ハイスピードで進行。60手目 △5二銀までは今年4月に指された第33期竜王戦2組ランキング戦、▲佐々木勇気七段-△松尾歩八段戦と同じ手順。藤井君の61手目 ▲2四歩で佐々木ー松尾戦とは別の進行になった。昼食休憩までに76手も進み、既に終盤に入ったと言われるほど、早い時間からの激戦になった。 先に仕掛けた藤井七段に対し、渡辺棋聖が反撃を開始。鋭い手の連発に対して、藤井七段も恐れずぎりぎりでかわす対応に出たが、最終盤に向けてリードを拡大した渡辺棋聖が、逆転を許さず慎重に勝ち切った。終局後の感想で渡辺さんが「作戦が当たったところはあるので、勝ち方の部類ではいいものではないでしょうけど、カド番で贅沢をいえる状況ではなかったので。結果に満足して次に向かいたいと思います。」と正直に「勝ちはしたが後味が悪い」印象を言われていた。想像すると渡辺さんが竜王戦で三浦九段に疑惑の目を向けた第29期竜王戦でのイザコザの元のAIを使った事前の研究手順で藤井君に今回は「手段を選ばず、何が何でも勝った」のでイマイチだったのではないか?と思った。第4局は渡辺さんを藤井君に完膚無きまでに叩きのめして欲しい。藤井君が「△9九角成(82手目)に▲7七桂で難しいイメージでしたが、△9九飛(90手目)と打たれて対応が分かりませんでした。そのあとにいくつかミスが出てしまったと思います。」と局後の振り返った局面。実戦は91手目 ▲9八銀打としたが、代えて▲9八金打 として飛車か馬を取り切ってしまう方が良かったか。▲9八金打 以下、△同龍 ▲同金 △9五歩 ▲同歩 △9三香打 ▲3三歩打 △9五香 ▲同銀 △同香 ▲9六歩打 △3三銀 ▲3四歩打 △9八馬 ▲同王 △8六歩打 ▲3三と △同王 ▲3四歩打 △2三王 ▲3三飛打、などが予測される。実戦は91手目 ▲9八銀打に対して、92手目 △6七馬と一旦退却されると藤井君は苦しかった。藤井君のラストチャンスは渡辺さんが王手を逃げての98手目 △3一玉の局面。実戦は99手目 ▲9四桂打としてしまったが、ここは専守防衛の▲7三馬が勝った。桂を取りつつ、9五歩を守る一手が必要だった。渡辺さんが勝ちになったという、112手目 △7八馬、続く114手目△8六歩打では藤井君、敗勢。
2020.07.09

配信終了直前に気付いて、慌てて拝聴。素晴らしいDUO。名古屋のJAZZクラブで定期的にライブされているそうだが、是非大塚GRECOでライブでお聴きしたい。<< 2020 Jul 4th DUO: 高橋誠(Vn)&後藤浩二(Pf) 無観客生配信ライブ >>2:55 Angel’s Waltz/後藤浩二15:22 Extrasystoles(不整脈)/Didier Lockwood23:03 サバーチカ/高橋誠38:07 Ave Maria/A.ピアソラ46:36 The Kid/Didier Lockwood59:24 My Favorite Things/Richard Charles Rodgers1:11:50 鳥の詩第4楽章-Luna Blanca/高橋誠1:22:28 Hope/後藤浩二
2020.07.08

ひかりさんのボーカルも聴ける《Win Bright》トリオ。PCで2回ほど拝聴。まずはインストで菜緒子さんが「ひかりさんに是非吹いて欲しい」というJoe Hendersonオリジナルの「1.Punjab 」から。菜緒子さんの期待通りのカッコ良さ。2曲目は伊藤さんが自粛期間に作ったという「2.五月雨」。スタンダードのような清冽なリズム。いよいよお待ちかねのひかりさんのボーカルによるMichael Franksの「3.Antonio's Song 」。Urban Contemporaryなナンバー。Michael Franksのアンニュイな味わいも出ている。続いてもひかりさんのボーカルでメロウなJAZZバラードのJohnny Mandelの「4.A Time For Love 」。ゆったりとした時間が流れる。リラックスした気分。続いてもひかりさんのボーカルで「5.I'm a Homebody」。ベースのRed Mitchellが自分が歌うために書いた曲で「Stay Home」がテーマ。アンコールはひかりさんのtpとボーカルで「6.Smile」。ひかりさんワールド全開。《2020 Jul 7th 《Win Bright》トリオ 2nd Set@Body & Soul》田中菜緒子(pf) 市原ひかり(tp,vo) 伊藤勇司(b)1.Punjab - Joe Henderson2.五月雨 - 伊藤勇司3.Antonio's Song - Michael Franks。ひかりさんボーカル4.A Time For Love - Johnny Mandel。ひかりさんボーカル5.I'm a Homebody - Red Mitchell。ひかりさんボーカルEnc6.Smile
2020.07.08

今日もNHKのスタジオから生放送。MISIAの出身の九州が大雨で大変な状況で、気遣いが一杯のMC。今日はちょうどMISIAのお誕生日なので「好きなバースデーケーキは?」の質問。メロンパンが好きなMISIAなので予想通り、「メロンのバースデーケーキです」とのご回答。笑7月7日(火) 第204回 「MISIA 星空のラジオ」オンエアリストM1. 好いとっと / MISIAM2. Everything (SOUL JAZZ Version) / MISIAM3. アイノカタチ (SOUL JAZZ Version) / MISIAM4. 明日へ(復興応援メッセージソング)/ MISIA
2020.07.07

藤井聡太七段が6日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた順位戦B級2組2回戦で橋本崇載八段(37)に先手番の85手で勝ち、開幕から2連勝。デビュー以降の順位戦通算成績を驚異の31勝1敗(勝率・969)。橋本八段は「仕掛け(本格的に戦いを始める手)を軽視していました。なんとかなると思ったんですけど、スピードが違いました。気が付いた時には挽回不可能だと。将棋のスピードが違いすぎました」と局後に振り返った。連戦続きで疲労困憊の藤井君を気遣って、橋本さんの提案で感想戦がなかったので詳細不明だが、仕掛けは以下の29手目 ▲4五歩の局面かと思う。矢倉模様の出だしから双方飛車先を切った後、藤井君が7九まで玉を囲った後、猛然と4筋、5筋へ銀を繰り出す。橋本玉は居玉のまま。この玉形の差が大きかった。47手目 ▲4五歩打と藤井君が指した時には、橋本陣は進退窮まっていた模様。藤井君が55手目 ▲5五角と橋本さんの4四飛車にあてた後、56手目 △3四飛と逃げた局面。ABEMAの解説では深浦九段が▲4四歩打を挙げていたが、藤井君は橋本さんの右辺の桂馬、香車を拾う57手目 ▲8二角打。兵糧責め。戦いが長引けば、橋本さんは駒損なので逆転は難しい。橋本さんの「最後のお願い」82手目 △5八歩成の角取りを放置して、83手目 3一飛成で王手金取り。勝負あった。
2020.07.06

4 months have passed since <<2020 Mar 11th TOKU・HISA 5-Instrumental Only Project-@PIT INN, Tokyo>>, this time is the new TOKU/HISA session band with Marty Holoubek (B) and Naoki Takahashi (Ds) from Terumasa Hino band.Naoki has been trained on the Junko Onishi Trio tour also, so we introduced Naruyoshi Kikuchi's live performance comment during the <<80th Anniversary Concert-Wayne Shorter 4/Orchard Hall 2014/04/14>> Wayne Shorter's debut, which became a high priest through each year, is done every song every year. “What do you listen to without listening to this?” can be quoted as “Naoki Takahashi's debut through many hell tours” is also done every song every year. What do you listen to without listening to this?" Naoki-kun's drumming looked so much fun today, so it looked like heaven, not hell.1st show included mainly JAZZ standard songs. TOKU・HISA session standard ``1.Fee-Fi-Fo-Fun-By Wayne Shorter'', ``3.The Nearness of You-By Hoagy Carmichael'' 《2020 Jul 4th David Bryant (pf) Quintet 2nd Set@ "2.Perceptual-By Jon Cowherd", which was also played at "Body & Soul", and "4. Milestone". Groove on "4. Milestone" was awesome and I felt it was the best play I've heard in 2020.2nd show consisted of the member's original song Only. "6. Reliquiae old thing-By David Bryant" is also a song played by 2020 Jul 4th David Bryant (pf) Quintet 2nd Set@Body & Soul》. Based on their experiences two days ago, the play took a step up. “7.Shouga Aru -By Marty Holoubek" is a beautiful song that reminds me of a nostalgic British Folklore.The last two songs are "8. Be Careful" and "9. Closing" from TOKU's new album "TOKU in Paris". It was fun to hear the secret story about the album and the jacket photo shoot.<<2020 Mar 11th TOKU・HISA 5 -Instrumental Only Project-@PIT INN, Tokyo>>以来、約4か月振りの TOKU・HISAセッション。今回は日野皓正バンドのMarty Holoubekさん(B)、高橋直希君(Ds)が加わっての新生TOKU・HISAセッションバンド。直希君は大西順子トリオのツアーでも鍛えられているので、<< 80th Anniversary Concert-Wayne Shorter4/オーチャードホール 2014/04/14>>の際の菊地成孔さんのライブ紹介「数々の地獄巡りを経て高僧に達したウエイン・ショーターのデビューは毎年、毎曲ごとに行われるのである。これを聴かずに何を聴くか」を引用させてもらえば、「数々の地獄巡りを経た高橋直希のデビューは毎年、毎曲ごとに行われるのである。これを聴かずに何を聴くか」と思った。直希君の今日のドラミングはとても楽しそうだったので、地獄ではなく天国のように見えたが。1stはJAZZスタンダード中心。TOKU・HISAセッションの定番「1.Fee-Fi-Fo-Fun - By Wayne Shorter」、「3.The Nearness of You-By Hoagy Carmichael」に《2020 Jul 4th デビッド・ブライアント(pf)クィンテット 2nd Set@Body & Soul》でも演奏された「2.Perceptual-By Jon Cowherd」と「4.Milestone」。「4.Milestone」のGrooveは物凄く、2020年に聴いた中で随一のプレイと感じた。2ndはメンバーのオリジナル曲Onlyで構成された。「6.Reliquiae 古いモノ-By David Bryant」も2020 Jul 4th デビッド・ブライアント(pf)クィンテット 2nd Set@Body & Soul》で演奏された曲。2日前の経験を踏まえて、さらにステップアップ。「7.Shouga Aru しょうがある-By Marty Holoubek」は何故か懐かしい英国のFolkloreを思わせる美しい曲。ラスト2曲はTOKUさんの新アルバム「TOKU in Paris」から「8.Be Careful」、「9.Closing」。アルバム、ジャケット写真の撮影秘話などもお聞き出来て、楽しかった。<<2020 Jul 6th TOKU・HISA 5 -Instrumental Only Project-@PIT INN, Tokyo>>TOKU(Tp,Flh) 鈴木央紹(Ts) David Bryant(P)Marty Holoubek(B) 高橋直希(Ds)1st1.Fee-Fi-Fo-Fun - By Wayne Shorter2.Perceptual-By Jon Cowherd3.The Nearness of You-By Hoagy Carmichael4.Milestone-By Miles Davis2nd5.PASSAGE of DAY-By 鈴木 央紹6.Reliquiae 古いモノ-By David Bryant7.Shouga Aru しょうがある-By Marty Holoubek8.Be Careful-By TOKUEnc9.Closing-By Toku Jazz
2020.07.06

今日は広尾プラザに参上!後藤さんのピアノは大好きなので<<2020年1月19日 Sun [OTO-YA HIROO] ほんごさとこ(vo)トリオ @広尾プラザ2F>>と同じメンバーということもあって、参上。<<2020 Feb 25th The EROS@吉祥寺sometime>>のトリオも素敵だが、このトリオも秀逸。ほんごさん、本川さんの音をしっかり聴き取りながら、後藤さんが丁寧にピアノの音を紡ぎ出す。「4.The Nearness of You」、「8.Stand By Me」、「13.Stars Fell on Alabama」は特に感動。贅沢を言えば、前回はJoe Sample & Lalah Hathawayが共演した「One Day I'll Fly Away」をお聴きできたので今日もJoe Sampleの楽曲、例えば「WHEN THE WORLD TURNS BLUE(インストならMELODIES OF LOVE)」、「When Your Life Was Low」などがもし聴ければより嬉しかった。次回に期待したい。<<2020年7月5日 Sun [OTO-YA HIROO] ほんごさとこ(vo)トリオ @広尾プラザ2F>>ほんごさとこ(vo)後藤浩二(P)本川悠平(B)1st1.インスト2.Trav'lin' Light - Rareな曲。Billie Holiday/Carmen McRaeも歌っている。3.Devil May Care4.The Nearness of You2nd 5.インスト Take The A Train6.Stardust7.Give Me The Simple Life8.Stand By Me9.Love is Here To Stay3rd10.インスト11.'Round Midnight12.Night&Day13.Stars Fell on Alabama14.The Shadow of Your SmileEnc15.On The Sunny Side of the Street
2020.07.05

David Bryantさんのリーダーライブなのでこのライブも行きたかったが、今週は2回も代々木ナルに行ってしまったので自重。その代わり、Periscopeにて3回ほど拝聴。《2020 Jul 4th デビッド・ブライアント(pf)クィンテット 2nd Set@Body & Soul》デビッド・ブライアント(pf) 井上銘(g) 高橋陸(b) 柵木雄斗(ds) ゲスト:TOKU(flh,vo)1.Little One - by Herbie Hancock in Album 'Maiden Voyage' (1965)2.Reliquiae - by デビッド・ブライアント3.The Lady In The Red Skirt - by デビッド・ブライアント4.The Lady In The Red Dress - by デビッド・ブライアント5.We Shall Overcome - ゴスペルソング。コロナ克服とBlack Live MattersEnc6.Recorda Me - by Joe Henderson
2020.07.04

7月4日はアメリカ独立記念日。これにちなんで、ジャズとロックやソウル、カントリーなど、アメリカ生まれの他ジャンルの音楽との影響や関わりを特集で紐解いていく。「Choo Choo Ch'Boogie」Louis Jordan、His Tympany Five(2分42秒)<MCA MVCM-618>「Klop」Duke Ellington & His Orchestra(2分00秒)<PABLO VICJ-60846>「Klop」Guy Klucevsek、Ain't Nothin' But A Polka Band(1分45秒)<EVVA 33008>「Tennessee Firebird」Gary Burton(3分00秒)<RCA SCIP-4217>「Back Street Girl」Steve Marcus(5分44秒)<Atlantic WPCR 27184>「Shenandoah」Charles Lloyd & The Marvels(6分23秒)<Blue Note UCCQ-1060>「Comin' and Goin'」Jim Pepper(4分43秒)<Polystar P33D-28008>「Memphis Soul Stew」King Curtis(7分28秒)<Atlantic AMCY-2905>「Are you glad to be in America?」James Blood Ulmer(4分37秒)<DIW DIW-400>「Star Spandgled Banner」Jimi Hendrix(3分43秒)<SONY SICP2913>「Rain, Rain」Gregoire Maret、Romain Collin、Bill Frisell(6分13秒)<ACT KKE-104>「Wichita Lineman」Gregoire Maret、Romain Collin、Bill Frisell(5分27秒)<ACT KKE-104>「Eiderdown」John Scofield(7分14秒)<ECM UCCE-1183>「Radio」John Scofield(4分20秒)<ECM UCCE-1183>「Angel's Trace」Hakuei Kim(10分47秒)<Universal UCCJ-2179>「C Minor」RSTトリオ(7分02秒)<Days of Delight DOD-007>「MA-TA-NE!」RSTトリオ(5分35秒)<Days of Delight DOD-007>
2020.07.04

藤井聡太七段が木村一基王位に挑戦している第61期王位戦七番勝負(新聞三社連合主催)の第1局は2日、藤井七段が95手で勝って初タイトル獲得に向け好スタートを切った。第2局は7/13から札幌市で行われる。藤井七段の先手で角換わり腰掛け銀の戦型に進み、藤井七段の攻めを木村王位が堂々と受けて立ったことで1日目から激しい戦いになった。38手目 △4四歩が木村さんの藤井君の攻めを誘った作戦の1着。この歩を突くと、39手目 ▲4五歩と藤井君が攻めてくるのは必然。なんとこの39手目 ▲4五歩から最終手の95手目 ▲2五金まで藤井君は攻めの手を続けた。木村さんの用意したのは、42手目 △5二玉。この手と52手目 △9二角打の飛車取りに期待した指し手だったが、藤井君の攻めが強く功を奏せず。藤井君の61手目 ▲5三銀打が厳しい。馬に取られそうな4八金が木村玉を詰ます位置。入玉を阻んでいる。79手目 ▲1五歩が決め手。同歩に続く81手目 ▲2六金打の継続手があって木村玉は進退窮まった。以下△2三桂打は▲1五香△1四歩▲1一と△1五歩▲1二と△1四玉▲2一と左△2五歩▲1三と△2四玉▲3七桂、△1七桂は▲同香△同馬▲1五金△1四銀▲2五桂△同銀▲1一とで木村さん受け無し。藤井君の81手目 ▲2六金打が最後の木村さんの勝負所。実戦は82手目 △2三桂打としてしまったが、ここは△2三桂打に代えて△1四銀打として以下、 ▲1五香 △1八飛打 ▲1四香 △同王 ▲1五歩打 △同龍 ▲同金 △同王 ▲2七銀打 △2五金打ならば、少し本譜より綾があったようだ。85手目 ▲1一と。木村さんが局後の感想で『下から火あぶりだ』の通り、上から下から「玉は包むように寄せよ」の格言通りの攻め。74手目△ 3一金打や78手目 △3一桂打など、実に粘り強い守りの手を木村さん繰り出したが、届かず。
2020.07.03

やっと国貞雅子さんのライブに参上。<< 2018 Nov 16th DAVE GRUSIN BIG BAND "THE MUSIC FROM WEST SIDE STORY" -Leonard Bernstein Centennial Celebration- @Blue Note Tokyo>>の雅子さんのボーカルを聴いてから1年半以上経ってしまった。JAZZから少し離れた活動中だそうで、1年に1回だけという貴重なJAZZライブ@代々木ナルに参戦。雅子さんが登場された「2.On Green Dolphin Street」で度肝を抜かれる大迫力。Chick Coreaのアコースティックトリオなどインストではおなじみのこの曲をボーカルで。ここまで見事に歌うボーカリストはほぼいないのではないか。どの曲も他のボーカルとは一味も二味も違う。大事に歌っておられるという「10.Where Do You Start」、「14.For All We Know」、「15.Night & Day」は特に感動的。Billy Joelの「6.New York State Of Mind」も全部の曲がJAZZにならないように配慮されたのか、良いアクセントになった。アンコールはマイクなしのアカペラで「16.Smile 」も素敵だった。アカペラでナルのお店全体に行きわたる声量はAretha Franklinを感じた。「今日は本調子でなかった」そうだが、ご謙遜でOne and Only!今日も彩菜さん1曲、「On The Sunny Side Of The Street」で登場。雅子さんのセットリストからすると「Afro Blue」の方が良かったように思ったが、「On The Sunny Side Of The Street」もバッチリと歌い上げておられた。これまた見事!<<2020 Jul 2nd vo国貞雅子トリオ@代々木ナル>>vo国貞雅子 p清水絵理子 b小牧良平1st1.インスト I'm All Smiles - Bill Evansの名演あり2.雅子さん登場 On Green Dolphin Street3.Speak Low4.What A Difference A Day Made5.That's All6.New York State Of Mind7.I Can't Give You Anything But Love2nd8.インスト Summer Night - Miles Davisの名演あり9.彩菜さんSit-In On The Sunny Side Of The Street10.Where Do You Start - Shirley Horn11.Devil May Care12.No More Blues13.How High the Moon14.For All We Know15.Night & Day - Cole PoterEnc16.Smile - 雅子さんアカペラで参考)雅子さんのライブに前回参戦した「DAVE GRUSIN BIG BAND」の時の写真から<< 2018 Nov 16th DAVE GRUSIN BIG BAND "THE MUSIC FROM WEST SIDE STORY" -Leonard Bernstein Centennial Celebration- @Blue Note Tokyo>>
2020.07.02

<<2020 Jun 22th vo益子麻奈トリオ@代々木ナル>>でSit-Inしたvo彩菜さんのライブを観るために代々木ナルに参上。少し出遅れて、1曲目のインストの途中にナル到着。無理やり席を作ってもらって、彩菜さんの目の前の席にしていただく。本日からボーカルに一番近いテーブルに大きな(高そうな)アクリル板を設置。感染予防には致し方ないところ。彩菜さんも初めは戸惑っていたが、慣れればパワフルなボーカルを遺憾なく発揮。イキナリ「2.You'd Be So Nice To Come Home To」。Helen Merrill with Clifford Brownの名演が有名だが、Helen Merrillも「いいじゃない」と頷きそうな熱唱。オリジナル曲ばからのミニアルバム『Nine Teen』を最近ノリさんProduceで発売されたようで、今日はそのレコ発ライブ的な位置づけ。「3.Fighting For What」、「6.When Do You Realize 」、「8.Sinking Low」、「12.Yellow Flower 」、「13.A Nobody 」の5曲を披露。天空に届きそうなボーカルだけではなく、Song Writerとしての力量も素晴らしい。アンコールは彩菜さんがJAZZに目覚めたというArt Blakeyの「17.Moanin'」。凄まじいGroove。高校で先輩が歌っていて「So Cool!」と思ったらしい。一期一会。美紗子ママの言われるように「粗削りだが、キラリと光る」ものを感じた。160キロの剛速球だけではなく、力を適宜抜いて抑揚をうまく付けられるようになるとより人に伝わると感じた。ただ今の剛速球も他の人にはない彩菜さんの魅力なので、抑揚を意識しすぎて「こじんまりと纏まって」は欲しくはないとも思う。<<2020 Jul 1st vo彩菜トリオ@代々木ナル>>vo彩菜 p友田ジュン b塩田哲嗣1st1.インスト2.彩菜さん登場 You'd Be So Nice To Come Home To3.Fighting For What - 彩菜さんオリジナル4.Fever5.Kiss of Fire6.When Do You Realize - 彩菜さんオリジナル7.Yesterday - The Beatles8.Sinking Low - 彩菜さんオリジナル2nd9.インスト Scrapple from the Apple - by Charlie Parker10.彩菜さん登場 Moondance - by Van Morrison11.Softly, As in a Morning Sunrise12.Yellow Flower - 彩菜さんオリジナル13.A Nobody - 彩菜さんオリジナル14.Afro Blue15.Can't Help Falling In Love - Elvis Presley 16.SummertimeEnc17.Moanin' - Art Blakey & the Jazz Messengers
2020.07.01
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