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オープン間が無かったシンガポールのユニバーサル・スタジオ。昼過ぎに到着してみればすでに入場制限でした。値段はUSJとほぼ同じで規模はかなり小さいそうですから、いつまで人気が続くのか。アトラクションが日本とほぼ同じだったので、入るかどうか迷っている間に入場券が売り切れたという感じです。もう朝から売り切れていたのかも…いつ売り切れたのかわかりませんが、モノレールに乗るときにはすでに売り切れのアナウンスがありました。USJに行く人には見慣れた球体があります、ただ日本と比べればこの球体のまわりに群がる高校生がいませんので寂しい雰囲気です。時々記念撮影の方たちが立ち止まるくらい。この球体の周りを見てもシンガポールのユニバーサル・スタジオがかなり小さい事は予想がつきます。大阪の場合、駐車場から驚くほどに広大な「何に使っているのかわからないエリア」が広がります。小学生の野球チームが試合をできそうなほどです。そんな広大なエリアはシンガポールにはありません。大阪にはUSJの前にユニバーサル・シティーがあります。巨大モールです。シンガポールの場合、あまりモールは大きくありませんが多くのホテルが並びその地下には巨大カジノ…ここが違いますね。お父さんはカジノ、子どもたちはユニバーサル・スタジオという家族分離型のエリアなのかもしれません。まあシンガポール在住の人に1000ドルというカジノ入場料金は高すぎるので、シンガポールの人には家族そろってユニバーサルということになるのでしょうね。それではゲートの隙間からユニバーサル・スタジオをのぞいて見ましょう。
Jun 30, 2011

ETのアトラクションがあったところにできたUSJの新しいアトラクションスペースファンタジー、ETと同じようなアトラクションと油断していました。並んでいる間、耳にする情報によるとどうやらかなり激しいらしい、気がついたときは時すでに遅し…。息子は乗り終わった後、気分が悪くなってベンチに倒れてしまいました。子供がうらやましい、私も倒れたかったのです。思った以上の高低差と急落下、それ以上に激しい回転、小さなジェットコースターよりは恐ろしい存在でした。もう二度と乗るものか。キャラクターはかわいい妖精(回転が激しくてあまり記憶にないのですが)盛り上げるスタッフ、でも乗り物酔いが激しい人は乗るなとのアナウンスが激しく連呼されています。別に乗り物に酔わない私は大丈夫と思ったのですが「落下系です」と明確に行ってくれれば…油断しないように、今後はキャラクターに騙されないよう事前の情報収集はしっかりと行ってからアトラクションに乗るようにしよう…良い教訓になりました。
Jun 29, 2011

シンガポールで2軒目のハードロックカフェがセントーサ島に出店しました。なぜ家族やカップルで盛り上がるリゾートアイランドに出張者一人が来たのかわかっていただけますね。私はハードロックカフェの大ファン、一年のうち300日はハードロックカフェのTシャツを着ています。家内も年間50日くらいは着ています。時々新しいTシャツが必要なのです。前回来た時はまだオープンしていなかったのです(ショックでした)。今回はオープンしていました。すでにインドのバンガロールでハードロックカフェのTシャツを買っていたのに追加購入しました。その上で、レストランで食事です。出張費用ですので少々気が引けますが、別に音楽チャージがあるわけでもなく、値段が高いシンガポールのレストランの中ではそれほど高くありません。ただし値段は高くなくてもカロリーが高い…そこは難点ですね(笑)セントーサにはハードロックホテルもあります。さすがに出張でハードロックホテルには泊まれません。また奇抜なデザインと騒がしさのため、子供は卒倒しかねず(笑)家族で泊まることもできません。ハードロックホテルは私には疎遠な存在です。そんなことより料理ですね。マカロニと魚の料理にしました。アメリカンな味付けのハードロックカフェのメニューの中でイタリアンな味付け、1年経過した今でも味を覚えているほど濃い味でしたがインパクトだけは一流でした。でもやはり家族と来るところですね、セントーサ島。
Jun 28, 2011

出張が無くなってしまったので関西の紹介ばかりが続きます。次は梅の紹介…とおもいましたが、あまりにも真夏なのでどうかと…。そこで久しぶりにUSJを挟んでみる事にしました。ただあまり長い紹介ではありません。まあ私が長くないというのは1カ月以内と言う意味ですが(笑)幸い今回も関東転勤を避け切ったおかげで、京都にはいつでも行く事ができる状態が続きます。今年2011年は嵐山には行かないかもしれませんが、また来年の春には京都の紅葉の紹介をしているかもしれません。それまでには今は飽きている紅葉の写真に再び興味がわけばよいのですが。さて、この時期になると…時々繰り返しているのですが、写真が無くなりつつあります。もうUSJ、シンガポール、梅の写真、沖縄の写真しか残っていない事に気が付きました。まだ2~3カ月はもちますが、その先はどうなることやら。まあそのうち、また旅行に行きたい気分にもなるかもしれませんので、今考えてもしょうがないですね。そういう事で、困った時のUSJ(笑)紹介の始まりです。
Jun 27, 2011

日本国旗の隣は北朝鮮の国旗でした。作為なのか偶然なのか。それはさておき、シンガポールを訪れたのはワールドカップの時期でした。ワールドカップは開催期間が長いせいもあって、出張時期と重なる事がよくあります。日韓共催の時もイギリス出張でした。海外での問題は日本戦を見たくても放送されていないことが多いことです。イギリスはよかった、ほぼ全試合を放映していましたからね。問題はインドとシンガポール、テレビでワールドカップ、特に日本戦は放送されていません。それどころか勝敗さえもわからず、日本のインターネットサイトで結果だけがわかる程度でした。日本大躍進のワールドカップでしたから悔しかった…幸い二次予選に進んでくれたので帰国後に少し見る事ができました。さてそんな、テレビ放送さえないシンガポールでもワールドカップは大人気。いたるところに出場国の国旗やサッカーボールなどが飾られていました。そもそもシンガポールにはたくさんの欧州人がいます。彼らにとってサッカーは昭和時代のお父さんたちの「巨人対大リーグ」漫画を見るとせがむ子どもを理由もなくしかりつけ部屋から追い出してでも見たい試合です。ちなみにシンガポールではバトミントンやクリケットの人気が高いものの、サッカーもそれなりらしいです。ちなみにインドでもワールドカップの関心が高かったですよ。日本戦の結果はインドの同僚から教えてもらいました。ワールドカップはサッカー起源の言葉です。そもそも国の枠を超えたスポーツの大会、オリンピックもですがいろんなスポーツ交流が行なわれています。しかし戦争がなくならない世界の中で、スポーツ交流が行われている事は実に奇跡的です。日ごろは敵対している国でも互いに拍手を送り、その国を知ることで親近感が沸き敵対が緩みます。シンガポールのような国自体がワールドカップのような多民族国家がアジア経済をリードしている…すばらしいことです。単一民族国家に固執する日本だけが国際社会の中で経済的に弱る…単に時代の流れについていけない「お年寄り国家」だからと感じてしまいます。まあでも中国との関係でシンガポールも軍事強化をしているのですよね~
Jun 26, 2011

京都の小倉山を後にしています。途中、遠くに落柿舎、関西でも珍しい京野菜を眺めながら嵐山の駅に向かっています。この時間帯の嵐山、帰宅される方は多く、嵐山のメインストリートに出ますと渋谷に負けない人の数です。できるだけ裏通りを通って帰ります。嵯峨野の道はすっかり冬支度です。収穫後の畑は写真を見る限り静かで寂しくさえ見えせんか?これは写真のマジックで写真を写す私の背後は人であふれかえるとおり、カップルや家族連れも多く、車の通りもあるので、騒然としています。京都の紅葉を見ようと思えばホテル確保が難しいので夏から計画を立て置く必要があります。時期外れの紹介のようにも見えますが、今年こそ是非、という方は早めの行動をお勧めします。ただ、紅葉ほど色づく時期を予想する事が難しい植物はありません。年によって1カ月ほども違うのです。どうしても紅葉を、と言う方はとりあえず2~3週間連続してホテルを予約しておき、キャンセル無料の時期ぎりぎりに最終判断すると言う手はあります。こんなマナー違反な裏技を書くと怒られるかも。もう一つの手は大阪に宿泊と言う方法もあります。これならマナー違反ではありません。大阪の北部はホテルの数が多いし、紅葉の時期でも値段があまり変化しません。京都までの移動は1時間ですからお勧めです。
Jun 25, 2011

モールで涼んでいます。一段と涼しさを感じるガラス細工を眺めています。写真好きにとってガラス細工は萌える被写体で、長浜や小樽などガラス細工で有名なエリアでは写真に集中しすぎて、自分がガラスの中に入り込み溺れていくような感覚さえありました。シンガポールはガラス細工で有名な場所ではありません。ガラスは色鮮やかですが、基本は透明で、複雑な曲線を描くためピントが合いづらい被写体です。今回も苦労しており、どれも不思議にピンボケでした。カメラがこのような縞模様で透明な物質に対してピントを合わせづらい事は、マニュアルを読めば最初に書いてあります(笑)このような時はオートフォーカスからマニュアルに切り替えるべきなのですが…暑かったので面倒でした(笑)ガラス細工は芸術で文化です。イタリアのベネチアン・グラスは技術を盗まれないようにムラーノ島というベニスの沖合の島に技術者を移住させていたくらいです。日本のガラス細工はヨーロッパの伝統を受け継ぎ、日本風の文化を浸透させています。切子グラスなどは日本特有の美しさですし、沖縄から北海道まで日本には特徴的なガラス細工がたくさんあります。日の当たるテーブルでガラスのグラスに透明な液体を入れると美しさが引き立ちます。日本の場合、ワインより日本酒、焼酎という透明な液体を想定したガラス細工が多いように感じます。ガラスの本当の美しさは飾りとしてより、実用の中で滲み出してくると感じています。
Jun 24, 2011

家内は着付けの免状を持っています。木の看板です。その為、着付けや和服の身のこなしにはうるさいのですが、自分では最近和服を着ません。和服を着る機会を見つけてあげられない私の問題ですが、結婚式が減り京都に敵対心を持つ大阪出身の家内に機会を見つける事が難しいのです。京都、紅葉ほど和服の似合う場所はありません。京都には和服を着つける場所も多く(事実家内は京都まで着付け学校に免状を取りに行きました)美しく着つけができています。ただその着こなしとなるとどうか、若い人に和服を着る機会がないので美しい身のこなしを身につける事は難しいのですが。歩き方、座り方、この辺りはもう少し気を使ってほしいと思う事がよくあります。また和服に携帯電話やカメラは似合いません。だからと言って使っては行けないわけではありません、これらは観光地では必需品、個人的にちょっとがっかりしているだけです。それどころかラフな格好で気軽に紅葉を楽しんでいる私が、和服と言う風景に溶け込んだ服装でこられている人に敬意は払えても苦情など言うべきではありませんね(笑)
Jun 23, 2011

シンガポールはお金の「ブラックホール」いくらでも吸い込みます。今は何をやっても儲かる、だから何にでも無尽蔵に投資できる…私が働いている会社は派手な買い物で有名ですがシンガポールへの投資も大胆です。中国やインドが薄利多売で躍進する今でも、シンガポールは「利益率が高い」魅力のある市場です。リソース(人海戦術的)オフィスはタイやマレーシア、最近はその周辺諸国にも広がってきましたが今でも生産拠点はシンガポール周辺が便利なようです。シンガポールへの投資合戦が住民にとって幸せなのかわかりません。もちろんバブル時期特有の活気で金が無くても(借金があっても)幸せな気分にはなるでしょうが、物価は上昇し、生活は苦しくなり、貧富格差は拡大します。富の頂点がセントーサ島のモールかもしれません。シンガポール住民を対象とした店では無いでしょう。もしくは10%程度を占めるシンガポール富裕層が対象かも知れません。カオス的なシャンデリアや威圧的な彫像はハリウッドなどと同じカジノエリアの印象です。このモール、入り口周りの写真を撮影しただけで中まで入っていません。興味がもてません。疎遠な高級ブティック街、アジアの雰囲気はまったくありません。難波でさえ興味のある店が少なくなってつまらないと感じる最近、こんな典型的な金持ち街に興味など沸くわけがありません。それでは何をしに来ているのでしょうか…理由は簡単、涼んでいるのです(笑)最後になりましたがここまで述べてきたのは2010年のシンガポールです。シンガポールの現在を知っている人であれば「間違っている」と気になったことでしょう。2011年に入りシンガポール経済は明らかな停滞期に入りました。リー・クアン・ユー引退との因果か関係はわかりませんが、この急落が短期的な停滞で終わるのか、今の株価の下がり具合から見てバブルが崩壊まで行くのか、ここから底力で巻き返すのか…これからが楽しみです。
Jun 22, 2011

自分が十分に紅葉を楽しみ飽き始めると、他の人がどんな風に紅葉を楽しんでいるのか気になり始めます。感嘆にくれる人もいれば「この程度か」と一瞬で飽きてしまう人もいます。子供たちは美しさより落葉と戯れる方が忙しいようです。京都から近い場所に住んでいるので、紅葉に以前ほどの感動を覚えることが難しくなりました。広島から出てきて初めて嵐山でモミジを見た時は驚きましたし、安いカメラで技術もなく適当に撮影した写真がプロのように美しく(当時はそう感じたのですが今見てみればどうか…)写真が好きになるきっかけとなりました。今その新鮮な写真に対する無条件の興味は無いかもしれません。国内旅行は決して安価ではありません。特に紅葉の時期の京都はお金がかかる旅行です。多くの人にとって「一生に一度」の覚悟を決めた旅行です。そんな人にとって、秋の美しい京都への感動は関西の住人にはわかりません。ただ感動する人の感動を分けてもらって、人の感動が伝わるような写真が撮影できると感じています。感動している人がどこを見ているか、その立ち位置と目線を観察する事は魅力ある写真を撮影する一つのヒントになるような気がしています。
Jun 21, 2011

私達の会社は世界でも有数のグローバル分業が進んでいますが、以前の組織はシンガポール、トロント、ブラジルにオフィスがありました。この組織との仕事は長く、所属したのは3年間だけですが2002年から10年近くの付き合いでした。十分に体系化が進み、私のようなプロジェクト技能のエンジニアの役割は終了、やっと次に移動となりました。次のプロジェクト組織はアメリカとのかかわりが強く、一方でシンガポールとは全く関係がありません。その為、シンガポールへの出張は無くなります。この転勤は前々からわかっていた(遅れていた)ので、出張機会が無くなる前にシンガポールの写真を徹底的に撮影していました。その為、まだまだ写真があるのです。この度はセントーサ島に向かいます。セントーサ島と言えば巨大なマーライオン、蝶園、ビーチなどが有名で、以前紹介した事があります。しかし島は大きく様変わりしました。巨大なホテルとカジノの進出、そしてユニバーサル・スタジオの開演。まあ、今回はそのどこにも入らないのですけどね(笑)外から見るだけです。
Jun 20, 2011

「恨む」という行為はどういう意味か。「残念」と「恨む」は程度の違いで同じ線上かもしれません。ただ恨むと言う行為には必ず「対象」がいます。その対象は人である事も少なくありませんが、物である事も多く、「天(神)を恨む」と言う科学的は存在しない物体を対象に恨む事もあります。天を恨む場合は一般的に「お門違い」です。自分の運が悪いだけです。もちろん運が悪いのは自分のせいではありません。そのやり場のない怒りが「天」に向くわけです。例えばパチ○コで大負けしているときに、隣に座った人が1000円で大当たりを引く場合など、その人に恨みを感じる事はありませんが、天を恨むわけです(笑)「天を恨む」とはやり場のない悔しさを天と言う巨大なプールに流し込む事であり、精神的な回避策です。天を恨んでも実際には誰にも迷惑がかからず、天を恨むことで少し解放されて気が楽になります。つまり健全な行為です。恨み終わると冷静になり恨む意味が無い事がわかります。例えばパチ○コで隣の人が出ようが出まいが、私にとっては何も関係がありません。隣の人が出るから自分が出ないと言う因果関係は一切ないのです。曇天での撮影、ここまで恨んできましたが、曇っているおかげで紅葉の微細な色合いの違いを楽しむ事が出来て、今となれば感謝です。
Jun 19, 2011

まさかここまで続くとは…堺まつりの紹介は何カ月にも及びました。大阪以外からわざわざ見に来るような祭りではありませんが、見に来る機会の無い祭の紹介が皆さんの「見た気分」に代わっていただけると嬉しいです。次はシンガポールの紹介に戻ります。シーズン6…ってシンガポールの紹介も長すぎですね。小さい島なのに…。シンガポールにしか出張が無かったから仕方がないのです(笑)シンガポールは淡路島程度の小さい島ですから、紹介できるところが限られているので、あまり目新しい話題はありません。次のシリーズがシンガポール紹介の最後の紹介となります。セントーサ島、カジノ、チャイナタウン、ヒンドゥー寺院、紹介はかなりの回数になりますが、ここらあたりで完了しなければシンガポールの記憶が消えてしまい、紹介が不正確になりそうです。堺の祭り、お付き合いありがとうございました。
Jun 18, 2011

現代の日本人にとって鐘と言えば「除夜の鐘」。神聖な年末の「和音」となっています。昔は単なる時計代わりでした。個人的な疑問を言わせてもらえば、時計がなかった昔、お寺は時を告げるためどうやって時間を測っていたのでしょうか。晴れた昼間は日時計がありますが夜はどうするのか、例えば除夜の鐘。どうやって深夜に新年を認識していたのでしょうか。砂時計となりますとガラスが必要です。ガラスの値段は高かったでしょうし、それ以上に砂時計だと何度もひっくり返す必要があり、時間は正確に測れません。聞いた事があるのは水時計、水の落下量で時間を測るのだとか。いずれにしても正確に時間を測るのは難しかった事でしょう。ここで良く考えてみましょう。日本人が時間に厳格になったのは時計があるからです。つまり時計がない時代はだれも正確な時間を知らないわけですから、正確な時間なんて必要がなかったわけです。お寺の鐘の音自体が時計なのですから、鐘が鳴った時が朝であり、夜であり、正月だったわけです。お寺の鐘は絶対的正確な時間だったのです。意外と正確な腹時計、「今日のお寺の鐘の音はいつもより早いなあ」と腹の減り具合から気がつく人はいたかもしれませんね(笑)
Jun 17, 2011

水着とどこが違うのか…と言うほど着崩した女性、あまりだんじりでは見かけません。しかしふとん祭りのみこしでは各団体に数名ずつ着崩した女性がいます。まじめな祭りであれば怒られそうな気がするのですが堺は寛容なのですね。ファッションのセンスは時代とともに驚くほど変わります。私達が大学生の頃の服装はとても人には言えませんが、いまの若い男性のズボンをずらしたファッションはどうしても、どこが格好いいのかわかりません。これは私が歳なのか、それとも今の若者自体が単なる勘違いで20年後くらいに自分の写真を見て恥ずかしいのか…。文化は変わっていくものです。着崩すのはだらしないと思われるかもしれませんが、今ではエコロジーなのかもしれません。東京のビジネス街でアロハシャツを見かける時代に、着崩した学生を嘆く事自体古い考え方なのかもしれません。しかしその一方で文化は守るべきと言う意見もありますね。わたしも法被だけはきっちりと来た方が良いように感じます。不況の時は肌の露出が多くなる傾向にあるそうです。不況の日本しか知らない今の若い世代、服装で楽しむことくらい許してあげてもいいのかもしれません。
Jun 16, 2011

広島には紅葉の名所、宮島があります。宮島に「もみじ饅頭」が発祥し、今では広島の代表的土産物になりました。モミジは広島のキャラクターとしていろんなところに使われ、「もみじ銀行」なんて企業まであります。ただもみじ饅頭にモミジの葉は入っていません。大阪の箕面も紅葉の名所です。名産はモミジのてんぷら(フライ?)。本当にモミジの葉を揚げています。うまいか…といわれると微妙です。現地で熱いまま食べると悪くはないのですが、あまりお土産としてはお勧めできません。味の感想を聞かれれば、ただの葉っぱ(笑)一方、京都は誰もが認める日本一の紅葉の名所ですが、あまりモミジのお土産を見かける事がありません。モミジの下で楽しむのは抹茶と和菓子、これが京都の定番です。ただ抹茶や和菓子を出すお寺は多くなくて、京都でモミジは「見上げるだけ」の存在です。縁側に座ってじっと紅葉を見上げる、気ぜわしくなってしまった日本人には10分程度しか続ける事が出来ない行為です。インドの人なら6時間くらい平気で座っていそうですが。
Jun 15, 2011

現代のような過密社会の中で大きな声を出す機会はほとんどありません。家庭では子供たちを叱るときに大声を出す事はありますが(笑)特にホワイトカラーのサラリーマンは家庭から一歩出れば、大声を出すと同時に社会の枠から逸脱しかねません。学生時代を振り返ってみれば、クラブ活動の新人が駅前に行って大声であいさつをする訓練がありました。今はどうかわかりませんが、訓練は決していじめではなく(そう信じたい)腹に力を入れて声を出す事が自分の潜在能力を引き出すきっかけになるのです。試合では、特に相手が強いと委縮しますから大きな声で威嚇すると同時に元気を振り絞らなければいけません。祭の掛け声、もうみんな声が枯れてしまい何を叫んでいるのかわかりません。声にならない声、もう単純に音もしくはうめき声と言う領域なのかもしれませんが、力強さを感じるとともに、担ぎ手の潜在的な力を引き出していくようです。最後に大声を出したのはいつだろう…カラオケ以外で。
Jun 14, 2011

縁側と軒下、私の世代にとって懐かしい風景かもしれませんが、今の若い方にとっては歴史的景観かもしれません。もちろん、田園部に行けば今でも軒下や縁側はいたるところに残っています。都市部から消え去っただけです。日本の人口は増えていませんし、それほど土地が少ない国でもありません。家が狭いのは人が都市部に集中したからです。日本の多くの村では過疎に悩んでおり、無人化した家が無数にあるのです。縁側や軒下が減った理由は土地がないからだけではありません。縁側、障子、ふすま、かぎどころか壁もない家、治安悪化と言う負のグローバル化を受けてしまった日本にとって、縁側は治安の面から維持が難しくなりました。あと100年もすれば縁側や軒下は本当に歴史的建造物のみにしか残らないのかもしれません。
Jun 13, 2011

腰痛のせいもあって重い物が持てません。会社のルールは厳格で、一人で持つ時には10kgまで、二人だと25kgまで、それを越えるものを持つと「社規違反」(笑)私が勤める会社はエネルギー関連であるため安全には極端に厳しい、常識を越えて厳しい、しかしそのおかげで怪我をする恐れがない毎日を過ごしています。そもそも10kgとか25kgとか秤が無いのにどうすればわかるのでしょう…他のルールで怖い物は、食のセーフティで例えば出張中の生もの(刺身を含む)や屋台は厳禁、安全運転のルールで駐車違反は解雇の可能性、アルコール依存症の確認で二日酔いは解雇の可能性。他にもハラスメントのルールが厳しく、同性でも年齢、血液型、結婚歴の質問は厳禁(自分が勝手にいうのはOK)など。会社では聖人のような毎日です(笑)ぎっくり腰でさえ不摂生が疑われ「始末書提出」ですから。他にも社内でのペーパーカッターは「危険なので」使用厳禁です(爆)そのため、本当に重い物を持つ機会が減りました。こんな祭りに参加して神輿を担ぐのであれば、会社に事前申請…それどころか許可は下りないでしょうね。もちろん参加したければ申請などしませんが(笑)ただ日頃重い物を持たない私に、この神輿の担ぎ手は無理でしょう。腰が砕けるか血管が切れそうです。だんじりを含めて、よそ者は参加できない事は残念ですが仕事の事を考えると幸せなのかも。
Jun 12, 2011

紅葉を見るたびに曼荼羅と言うタイトルを使っています。仏教的でカラフルな絵、混乱の中に強い秩序を感じる曼荼羅、美しいお寺の紅葉を見るとどうしても曼荼羅を思い出してしまいます。本文とは全く関係ない話ですが、この文章を書いている今、新幹線で京都を通過しました。東京に向かっています。無秩序の中に秩序がある、実に日本的です。東北の震災の時、海外から「日本政府は日本人の持つ秩序に甘えている」と言われました。日本の政府が、他の国に劣るとは言いませんが無秩序です。収入とのバランスを考えない国の借金、国民の生活を考えない法律、実行勢力をもたない与党と人の心を持たない野党。それなのに、すでに震災後3カ月を経過して一段と秩序を保つ東北地方を見ていると日本人の根本的な秩序の高さに驚きます。「北斗の拳」のような無政府状態にはならない、これは長い歴史の中で日本が培ってきた、宗教として明文化できない秩序のおかげだと感じています。政府に頼ってはいけない、日本人の互助の精神で東北地方の復興を支えないといけませんね。
Jun 11, 2011

いつの時代でもニュースは基本的に人を暗い気持ちにするためにあり、その罪滅ぼし程度に笑顔になるニュースを流します。私にとってスポーツは巨人が勝てば暗いニュースとなりますが、そんな巨人戦でも全力でぶつかった結果は勝ち負けにかかわらず爽快です。相撲はプロレスと同じくショーでありスポーツだと考えていませんが…(だから八百長はあまり気になりません)。電力不足が懸念される中で、日本人の強みが出ています。誰しもが電力会社に対する不信感を持っている時期ですが、皆さん苦情を言うより「どうやって夏を乗り切るか」という創意工夫を楽しまれているように見えます。扇風機の話題で盛り上がり、超クールビズ・ファッションを楽しみ…節電に前向きに取り組む姿を取り上げたニュースをよく見ます。節電を語るとき暗い顔の人はおらず、みんな表情が生き生きとしています。日本人は目標がはっきりしている時とても前向きですね。今日まで東京で、いたるところで電気が消され、オフィスは汗ばむほどに暑いのですが、その方が健全で心地よいような気がします。地震発生後、いくつかの祭りで「自粛」という話が出ました。その後方向修正して、活力のある祭りこそ続けなければいけないと言う雰囲気になってきました。少なくとも関西では2011年も祭を楽しむ事が出来るでしょう。堺のような田舎町(政令指定都市ですが)の祭でも、遠くからこられている出張者がたまたま通りかかって元気を感じてくれる、そんな勢いと笑顔にあふれています。もう少し、堺の祭紹介は続きます。
Jun 10, 2011

この年齢になって、寝ている間に夢を見る事はほとんどなくなりました。楽しい夢を見る事もない代わりにうなされる事もないので困る事も悲しむ事もありません。子供の頃に見ていた怖い夢は二つ。親に捨てられる夢と落ちる夢。私の親は他人に誇る事が出来る親ですが、私が子供の頃、怒る時の口癖が「橋の下に捨てる」だったので捨てられる夢を見たのでしょう。捨てられた事はありません(笑)今日の話題は「落ちる」の方です。落ちる夢は今でも見る事があって夜中に足を突っ張り目が覚める事があります。かなりのキック力ですので、子供と寝るときは子供が足元に行かないように注意しなければいけません。子供の頃は高いところが怖かった…しかし高いところが怖く無くなった今でも落ちる夢は見ます。人生で落ちた記憶はありません。でも、もし落ちるのであれば海や池の上である事を願います。もちろん飛行機波の高さから落ちればどこでも同じでしょうが、2階程度の高さなら助かりそうですよね。落葉はどちらを希望していたのでしょうか。池の上であれば水分があるため枯れるまでに時間がかかり、掃除しにくいので長く同じ場所にとどまって、その美しさを沢山の人に見てもらう事ができます。でも冬場は寒い。
Jun 8, 2011

背中は顔以上に表情がある、私は人の背中の写真が好きです。ただし、こんなパレードで背中ばかり撮影しようとしますと人とは反対方向を向いての撮影となり、観客の皆さんと目が会いますから少々気を使います。祭り、特にみこしを担いでいると自然と背中がこちらを向くのでありがたいです。背中で語るといえば古いタイプの父親のようですが、最近は女性のファッションも背中が強調されます。祭りの法被は背中に巨大なプリントがありますが、その周りを取り囲む人たちのTシャツにもおしゃれなマークが入っています。この服が結構高い(笑)秋祭り、気温は少し下がっています。夕方にもなれば法被の背中から湯気が昇る姿もよく見かけるのですが、この時は昼間ですし気温が高めだったので見えませんね。湯気が立ち上る背中は格好がよいのですけどね。そういえば学生時代にクラブ活動をしていると体中から湯気が立ち上る自分の体を見て、なんとなくかっこいいと「誤解」していました(笑)疲れると背筋が曲がるものですが、みなさん「シャキ」っと気合が入っていますね。背中からもわかります。
Jun 7, 2011

常寂光寺は小倉山の山肌に立っています。「小倉」という名称はなじみが深いのではないでしょうか。著名になっている理由は小倉餡ですね。小倉アイスなど小倉餡を使ったお菓子は少なくありません。小倉餡の発祥はこの辺りです。確か大河内山荘かどこかに石碑があったような…。でも少し待ってください。もう一つあります。「小倉」百人一首。私が子供の頃はまだメジャーな娯楽、上の句を覚えてさえおけばカルタは有利に進みましたよね。私は上の句を覚える事が出来ず弱かった。今でも覚えているのは2~3歌程度です。祖母には最後まで勝てませんでしたね…あ、祖母はまだ生きていますよ。さすがにカルタまではできなくなったと言う意味です。嵯峨野は昔から観光地でした。だからスイーツである餡があり、風流に百人一首が編纂されたのかもしれません。沢山の寺院があり、紅葉の名所であり、川があり、鵜飼いがあり…平成の今でも魅力のある観光地です。庶民でも楽しめるよう観光地と時代になってよかった。そんな小倉山をもう少し登ってみます。
Jun 5, 2011

2011年はまだ始まって半年程度というのに、本当にゆれた前半でした。地震、被害も大きければ余震もすごい…過去にここまで人の心を悲痛に揺らした震災は見た事がありません。その一方で、日本人の一体感がすごく、人の気持ちの優しさに心が揺れました。日本に一体感を育ててくれた歴史…決してよい歴史ばかりではなかったとしても先祖に感謝です。日本の経済、まだまだ揺れるでしょう。海外と比較すればまるで日本の経済が没落しているように見えるでしょう。子育てのとき、いつも「他の子とは比較しない」事が一番重要と感じています。個性が一点光ればいい、複数の子どものいいところばかりを拾い上げて自分の子どもを理想から「離れている」と考えるのは愚かな親です。日本経済も同じ、世界最高クラスの科学技術を持ち、貧富差は激しくても多くの人が衣食住に困ることなく平和に暮らしている日本の現代は世界に誇る事ができますし、比較さえしなければとてもよい国です。揺れるからこそ安定を目指す、揺れるからこそ一体感を持ってまとまろうとする、それはふとん太鼓の神輿から大きな日本経済まで同じ、日本の原点は「揺れにある」といったら言いすぎですが(笑)日本は昔から揺れてきました。特に地震や台風の災害は昔から激しかったはずです。揺れるからこそ輪になり和む。日本人は本能として地震の被害をみんなで乗り越えられる仕組みを持っているのだと信じています。だから500km以上はなれた遠い場所なのに家族の用に心が痛み、いつもは「ケチ」…失礼…「節約家」なのにいざとなると協力を惜しまない。ふと感じたのは、日本人の貯金体質は災害が多い国の特徴かもしれません。
Jun 4, 2011

「落ち葉」で思い出すいくつかの作品があります。その一つがオーヘンリーの最後の一葉 “The Last Leaf”。感動的ではありますが、すごく考えさせられる話でもあります。一人が助かり、一人が亡くなる…結果としてどうかと思う。この作品では「ツタ」の葉ではありますが、落葉による心の動きを表現した傑作です。シャンソンには「枯葉」という曲があります。日本では枯葉となっていますが、原題は「秋の葉」に近く、曲調の悲しさからか日本では悲しげな歌詞が与えられています。いずれにしても秋の葉には切ない、悲しい曲が似合うのでしょうか。それは秋に続く寒い冬があるからです。桜を題材にした曲はたくさんあります。しかし紅葉や落ち葉をタイトルにした曲はあまり多くありません。「もみじ」という唱歌は数少ない紅葉を扱った名曲ですが、「カエデやツタ」と歌っており、タイトルは紅葉とした方がよさそうですね。まあもみじはカエデの一種ですが。広島出身の私にとってもみじと言えば「饅頭」(笑)
Jun 3, 2011

大阪の祭りを見ていると団扇をしばしば見かけます。団扇は扇子に比べれば高級感が無く、事実安価です。作成は簡単ですし、稼動部分もありません。たたくと「パンパン」と威勢のいい音がします。団扇は扇ぐためだけに用いられるわけではありません。旗の役割でもあり、ハリセンのように人をたたいて気合を入れる(音はするけど痛くない)道具でもあります。だんじりの団扇は家庭サイズか、旗様に使われるものでも幅は1mを切ります。しかしふとん太鼓に使われる団扇は、横幅が1mくらいあるのでは無いでしょうか。そして本来の目的である「扇ぐ」という効果が期待されています。しかしこれほど大きくみんなが同時に扇ぐことで、音に対する効果までも生まれてくるのでは無いでしょうか。音までも空気と一緒に波打つようにうねります。団扇はふとん太鼓が移動するペース・セッターにもなっているよう思います。ここまで大きな神輿ですと、全体が移動速度を合わせる事が難しく、特に前後や横に物があればスピード調整が必要です。こちらの祭りでは前の団体、信号などが行く手を阻みます。大きな団扇が前後にあることで神輿の移動空間を限定したいわゆる「境内」を限定しているのかもしれません。前後の団扇とふとん太鼓が一つの神輿空間となって観客の目の前を移動していきます。
Jun 2, 2011

日本人は中間色が好きです…大阪を除けば…かもしれませんが。そもそも江戸時代の女性の服装は枯れた色の和服が目立ちます。これは貧乏だった印象を受けてしまいますが、江戸時代は一時期を除けば比較的豊かな時代です。枯れた色が侘び寂を表し、その色遣いが特に江戸時代に人気を博したのだそうです。2010年の紅葉は紅と黄色、そして茶色や緑までが入り混じる、中間色と言うか混合色でした。いつもと違う独特の色合いが楽しめました。それは古くからの紅葉ファンを悲しませたかもしれませんが、多くの観光客を魅了した事でしょう。パソコンも出始めの頃は白黒が中心でした。黒い背景に白い文字、そのうちカラーがコントロールできるようになりましたが純色しか扱えませんでした。しかしその進歩は激しく、今ではフルカラーと呼ばれ、1600万色を越える色を扱う事ができます。多すぎです(笑)でもそのおかげで、写真は印刷ではなくパソコンで楽しむ存在となりました。
Jun 1, 2011
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