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もうすぐ姿を消す かの君は 遠慮がちに高く昇華する 遠くから見ていて。 何もかもが幻だと思えば この苦悩もまたまぼろし 人生はひととき 出逢いはかたとき 沈丁花の香り 姿なくとも 力を借りて。
March 14, 2018
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そして 今の二人を見て 重ねた時間が感じられた。 いちいち自分の境遇と だぶってみえる。 それだけきっとよくある風景 先回りして余計な思いを反らす 誰もが幸せを望み 手の中にないものを求め羨む 手の中にない事実は もしかして自身の努力だけでは 儘ならないものかもしれない そんな時もある それは長いお休み 焦らず慌てず急がず それに加えて諦めず。 死ぬまで生きる。
March 13, 2018
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まだ月が西の空に明るく 沈んでしまわないうちにと 手早く朝の仕度を整える 月を追いたてるように 東の空が明けてきた。 今日も朝が来る 20年ほど前に流行ったドラマを 昨夜観ていた。 流れる音楽 醸し出される雰囲気 登場人物の価値観 勢いのあった90年代。 あり得ない設定も この時代の鏡 だけど、 エネルギーに溢れていた。 皆がいい人じゃなく 汚れたことも怠惰なことも 苦しみではなかった。 煙たいBarの空気さえも 力のある雑踏だった。 懐かしむのではなく その頃を生きた誇りを あざやかな景色を 思い出して 少し今のスパイスにしようかと。 あの頃の私たちは きっと今の私たちを 笑い飛ばしながらエールをくれる。 あの頃の私たちなら まだやれる。
March 7, 2018
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いつかわかるさ なんて、 今でないいつかなら 今は考えなくてもいい 比較対象に今より悪い状況を 抽斗から探し出す あの頃に比べたら いやはまし だと、自分を慰む。 いつかわからない未来より 手の中の過去に救いを求めて とにかく揃えた手に力を込める この跳び箱を力一杯押して超える 交差点の真ん中に落ちた傘は 未来の風に託す 救うのは過去ではない 必ずここから先にあるのだ。
March 4, 2018
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暗闇は要らぬ想像力を掻き立て 空が明けるまで眠れずに 明けたら明けたて 横になっていられずに キッチンにたつ お弁当できてるよ。 それが最大限の譲歩と 探し得たたったひとつのことば 春の朝は早くなり 午後のあたたかさは眠りを誘う 季節からもらうやさしさ 身体を預けたソファーから 見透けた鏡の中のみどり どちら側が本物でも きっと寂しさは変わらない そういい聞かせる
March 4, 2018
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