全10件 (10件中 1-10件目)
1
昨日は「李舜臣まつり」にボランティアにいってきた。天気もよかったし、すごい人だった。といっても地元の学生の姿が多かった。私のボランティアの内容は「通訳」・・・・はなから、「日本人なんか来ないよ!」と思っていた。もし来たとしても通訳が必要な人はいないだろう。さて「外国人専用ブース」に行ってみると、お祭りのパンフも英語、日本語、中国語で用意されていて、外国人に親切にしましょうと「スマイルシール」を外国人にはるようになっている。そしてパンやおもちやアイスも用意されていた。しかし、肝心の外国人が来ない。日本人はおろか他の国の人も。中国人がちょこちょこっとくるぐらい。まあ、あまり出番はないだろうという私の予想は当たっていた。こんなもんだ。このボランティア、他のボランティアと指揮系統が違うらしかった。最初に紹介された人は、「○○教会所属、ハングル学校」という名刺を渡しながら、「アサンの外国人労働者のためにいいお話を聞かせてやってください」と言った。その人は「モクサンニム」と呼ばれていて、どうやらこの外国人ブースと通訳はお祭りの実行委員会の指揮下ではなく、ハングル学校とYWCAの管轄らしかった。中国人がくるとその「ハングル学校」のパンフを渡していた。そして、ブースの片隅に「インフォメーションデスク」と書いてあるプランカードが20枚程山積みになっていて気になっていたが、暇そうにしていた私たちにそのプランカードを至る所に貼ってこいとの命令が・・・ええ!そんなの施設管理次元の仕事じゃん!大体お祭りの二日目にそんな事言う!?しかもそのプランカードには英語で「インフォメーションデスク」と韓国語で「外国人専用」と書かれてある以外には何も書かれていない、非常に不親切なものだった。中国語と日本語でも書いとかないと意味なくない!?それに、外国人労働者のことを考えているのだったら、ベトナムとか、そういう言語でも用意しておかないといけないと思うのに・・・アサンに住んでかれこれ10年近くになろうとしているが、このお祭りには不満が多い。「李舜臣祭り」ということでテーマはすごくいいと思うし、ドラマや反日感情の影響で関心を持つ人も多くなる絶好の機会だと思うのに、それが生かされていなく、結局地元のお祭りで終わってしまっているように思う。日本や海外からもツアー客を呼び寄せるような広報と、興味をひくテーマが緻密に用意されていないといけないと思う。やり方次第ではアサンを広く知らしめるいい機会だと思うのに、また今年もこんな感じか・・・とがっかりさせられる。ボランティアの管理もうちょっと効率よくしないと、市民の協力も得られないだろう。大きなイベント企画は難しいのだろうが、まだまだ韓国はそういう面で未熟さが目立つ。もったいないな・・・と思わずにはいられない。
2005.04.30
コメント(0)
いよいよ始まりました。「聖雄 李舜臣まつり」昨日は前夜祭できれいな花火も見ることができました。お祭りはアサンの顕忠嗣一帯で行われます。ソウルでは李舜臣学会のセミナーも。「亀甲船」乗船コーナーもあるらしいですが、今日テレビで見たらなーんだ!亀甲船模様のボート(6人乗りくらい)をみんなで必死に漕いでたよ!(大笑い!)来たら多分面白いかと思います。(多分)もしかしたら案内にとぶわにもいるかもしれません。ふふふ。
2005.04.28
コメント(4)
私は中学生から90才近いお年寄りまで、いろいろな世代に日本語を教えている。日本語を学ぶ目的は世代によってさまざまだ。最近の日韓関係がこんな感じなので、日本語なんか嫌い、という人も多いかなと思っていたが、相変わらず日本語学習者は増えているようだ。私がネイティブだということで、本当はみんな聞きたいようだ。「独島についてどう思っているのか」とか「過去の問題をどうするつもりなのか」とか・・・気を遣って聞かない人もいるが、機会があれば意見を交わしたいらしい。昨日はインテリ層の人たちとそういう話になった。韓国にお住まいの人ならどういう雰囲気か察していただけると思うが・・・現在大学で建築学を教えているS氏は、私を気遣いながらもこういった。「誰かの言葉なんだけど、『足を踏んだ人はその痛みがわからない』そういうことなんだ」「じゃあ、韓国の人は日本がどうすれば、気が済むのでしょうか?」「日本は非常に恩恵を受けた国だ。たとえば同じ敗戦国のドイツは国が分断され、多くの犠牲をはらった」足を踏んだ側である私たち。もちろん踏まれた側にも落ち度はあった。けれども未だに痛みを引きずっている。私たちは足を踏んで「ごめんごめん」と言った。けれども踏まれた人の心にも痛みを残してしまった。韓国の人から見ると、日本は「ごめん!」と足を踏み逃げしたようにみえるらしい。踏んでおいて、平気な顔をしているように見えるらしい。敗戦で、日本もまた多くの犠牲を払った。けれども、日本が分断されただろうか?祖国を失っただろうか?国土の多くを血に染めただろうか?敗戦しても目覚しい戦後の復興を遂げたのは、単に日本人が優秀だったからなのだろうか?私たちは私たちの幸福の陰に、隣の国の犠牲があったことを忘れてはならない。家族が引き裂かれ、国土が血に染まった国の犠牲を。それに対する「償い」はお金だけではない。韓国に住んで、色々な韓国人と接し、いい事も悪い事も経験した。韓国人の悪い姿もよく知っている。呆れる事もある。でもそんな韓国人は、私が痛みを与えた人なのだ。話の終わりにS氏はもう一度言った。「日本は本当に『ポクパドゥンナラ』だ」当たり前だと思わずに、忘れてはいけないのだと思った。私が足を踏んだ人が「痛い」と言っている。どうしてあげたらいいのだろうか。痛みを理解し、共有する事ができれば・・・私の愛する祖国はそんな人道的なすばらしい国であってほしい。
2005.04.23
コメント(6)
おやおやおや?なんかBSで「初恋」なんかやっているぞ!そーいえばこの頃ヨン様好きで、リアルタイムで見ていたっけ。それにしても、古ーーい!すごい化粧!あの頃韓国の女性はみんなこんな化粧していた。あれあれあれ?ヨン様よりもお兄ちゃんが主役なんですけど・・・お姉ちゃんって吹き替えだと普通の人みたいだけど、ほんとは少しどもっていて、社会生活ができないような人なんだよね。だから、今日の放送でお姉ちゃんが変なおじさんにコテージに連れ込まれちゃうシーンがあったけど、判断力が足りないからついて行っちゃたんだよね。放送当時、そんなお姉ちゃんだけど兄弟が愛して、守っている姿がとても印象的だったのを覚えています。お姉ちゃんも足りなくても一生懸命だったし。このお姉ちゃんは、後で幸せになります。ヨン様は「チャヌ」役ですね。うちの長男も実はチャヌ君。うちのチャヌは小学1年生。「初恋」放送当時はまだこの世にいませんでした。なんだか時代の流れを感じてしまいました。
2005.04.21
コメント(4)
それは、「弓矢のセット(不滅の李舜臣印)」子供でも扱いやすい弓と、矢(4本)。そしてプロテクター。矢は吸盤になっていて、冷蔵庫とかによくくっつく!実はずいぶん前から息子にせがまれていたのだが、先日買いに行ったら売り切れていた。しかたがなく「李舜臣の刀」というものを買わされた。(長男次男一つずつ)この刀は音が出る。「シャキーン!シュッ!シュバシュバッ!!」二人が戦うと非常にうるさかった・・・そして昨日、偶然立ち寄ったお店に「弓矢セット」を発見!これはゲットするしかない!すぐさま購入し、その足で会社の出張講義に向かう。紙袋から「李舜臣弓矢セット」がちらっと見えていて、バスに乗るのも恥ずかしかった。おまけに学生からも笑われた・・・しかし!弓矢を手にした子供たちの喜びようったら・・・!あれ?一番喜んでいるのオットじゃん!子供たちに弓の手ほどきをして、長男なんかは格好よくうてるようになった。「オンマにもかしてごらん」・・・・矢が・・・弓から離れない・・・・・難しいのね、コレって。まあ、1600Wonのおもちゃで一家楽しく遊べた。ところで忠武公李舜臣の趣味は「弓うち」だったそうだ。「乱中日記」にも2番目に多く出てくる言葉が「弓をうった」だそうだ。こんなことしながら将軍は精神統一されていたのね。家族で遊べて、李舜臣をしのぶことができる「不滅の李舜臣弓矢セット」お宅にもお一ついかがですか?
2005.04.21
コメント(4)
土曜日、日曜日と出かけてきて、日曜日は家に着くなりバタンキュー!なんだか疲れてしまったのだ。子どもをお風呂に入れて、自分も床についたら朝だった。どんなに疲れていたかというと「不滅の李舜臣」も見逃すくらい・・・月曜の朝、なかなか起きない息子をたたき起こし、連絡帳を見ると「宿題、交通標識盤を作ること(なるべく大きく)」と書いてあった。ええ!なにそれ!慌てて教科書「楽しい生活」を見ると、「交通標識盤を作ろう」の項目が!タイムリミットは30分。作っていかなかったら、息子は恥をかくだろう。パンにジャムを塗り、洗面所でもたついている息子をせかし、画用紙とマジックと定規を用意した。「あんた、こんな宿題あるってなんで言わなかったの?」「・・・・」「まあいいや。オンマが下絵を書くから、クレパスで色を塗りなさい」息子はボー然としている。そして教科書に載っている「踏み切り注意」の絵を指差し「これ!これ書いて!」「ちょっとは状況把握しなさい!こんな難しいの書けないわ!」私がかろうじて選んだのは「危険」「子供保護区域」「一方通行」・・・これ以上はできそうもない。てんやわんやで何とか出来上がった・・・3枚だけだけど、持っていかないよりいいよね・・・それにしても1年生の宿題も大変・・・もし親が見て上げられないうちの子だったらどうするんだろう。そして息巻きながら帰ってきた息子。「他のみんなは棒がついていた!」「ああ・・ごめんね・・・」「○○ちゃんは、全部そろっていた!」「ごめんね・・・」「でも、大丈夫だよ」「先生になんか言われなかった?」「うん」ああ、よかった・・・そして、今日の宿題は・・・・「読書に関するポスターの下絵」なんじゃ、そりゃ!!そんなの学校でやって欲しい!「あんたポスターって知ってる?」「知らない」「先生が教えてくれなかったの?」「うん」1年生でポスターの概念なんて・・・教科書にも載っていない。早速ジュニバーで検索。あまり参考になりそうなものはない。学校のホームページにも関連資料はなく、先生が何を意図してこの宿題を出したのかよく分からない。「だから、読書がどれだけいいものか、一目でわかるように描くんだよ」「じゃあ僕は自分の好きな本の表紙を描く!」「そういうことじゃなくって・・・」はあ・・・どうしよう・・・「うーーん、オンマだったらね、『本は友達』って題名を付けて描くと思うんだけど、どんな絵がいいかな?」「・・・・(理解できていない)」「オンマだったらね、本とオンマが手をつないでいるような絵を描くと思うんだけど・・・」「ああ!じゃこうやって!」と、彼はやっと「ネモネモ、スポンジソン」みたいな四角い物体が、自分と手をつないでいる絵を描き始めた。うわさには聞いていたけど韓国の小学校の宿題って・・・親が関与しなければ絶対にできないよ。パソコンも駆使してお母さんのネットワークも使わないと!親が働いていたり、事情のあるような子供は大変だろうな・・・こういう宿題一つでもやっていかなかったら教室で「キガ チュンヌンダ」(弱気になるって感じ)だろうし・・・韓国で、子供がのびのびと、たくましく生きて行くには親がやれる限りのことをしてあげなければならない。子供が小学校に上がる前はそんな韓国の親の姿勢を冷ややかな目で見てきたが、そうしなければならない気持ちが少し分かった。
2005.04.19
コメント(8)
うちの、このPC君。ほんとはもう買い替えなきゃいけないいのだけれど、だましだまし、何年も使ってきた。あの「Y2K問題」と心配されてきた2000年の日付を越えたというお年よりである。当時、PCの電源を切って、息を呑むように年明けを待った記憶がある。来月には買い替えようと思いながら、ここまで来てしまったのだけれど、極めつけはMSワードがおじゃんになってしまって、再インストールもできない。これはフォーマットをするしかないだろうが、私にはできそうもないので、修理屋さんをお呼びした。修理屋さんが来て、フォーマットの最中修理屋のおじさんはしゃべりっぱなしだ。私も座り込んで付き合う。日本人だってばれちゃったのだが、そのとたん、おじさんの顔色がさっと変わった。「率直なところ独島問題についてどう思う?」(おお!きたぞ!)と思いながら私、「どちらの領土かということに関しては、私は詳しくないのでよく分からないが、日本の主張も理に合っている所があるらしいです」「でも明らかに独島は韓国の領土なんだ。日本が独島に手を出すのは、漁業権とかその下に埋まっている資源が欲しいだけで、島自体には興味がないんだ」おじさんは、連日テレビで誰かしらが話しているような内容を話した。「そうかもしれませんが、確かに政治的に利用しようという魂胆が丸見えですね。でも韓国の人もあまり感情的になるのはよくないかと・・・」「韓国人は一つになるのが好きな民族だから」私は多くの韓国人が影響されるであろうマスコミの報道の仕方について思ってみた。ニュースでもキャスターが感情的に読み上げ、明らかに反日感情を煽っている。日本人のコメントを韓国語に都合のいいようにさりげなく訳されてあったり、これは知らない間に情報操作されているだろうな、と深刻になった。まるで、日本人のすべてが昔の「大日本帝国」を懐かしがり、周りの国を侵略したいとでも思っているような感じだ。だから、そうではないことをせめて理解してもらいたいと思った。「韓国のマスコミで騒がれているように、日本全体が右傾化しているわけではないです。むしろ一般の市民はのほほんとしていて、私から見るともっと愛国教育をしてもいいようなくらいです。韓国人の国を愛する気持ちに比べたら、日本人はあまりないほうなので、ちょっとさびしく感じます」というとなんとおじさんは「そういう韓国人の愛国心のために、今日本製品ボイコットとかやっているでしょ。そのせいで商売がうまく行かないんだ」「え?」ああそうか、と私は思った。おじさんのPC修理屋の隣にsotecコンピューターのお店が一ヶ月前くらいに開店していた。「あのお店も技師さんが経営しているんですか?」「この独島問題が騒がれる前は、日本製で価格も手頃だからそれなり売れていたんだよ。でも独島発言の後では客足がめっきり途絶えて、もうかれこれ10日間も1台も売れていない・・・」「ひえーー!そうなんですか?」「こうやって修理屋も並行してやっているからなんとかしのげるものの、ほんとに大きな影響だ。だから日本って聞いただけで血が煮えたぎるような思いなんだ」「・・・早くよくなるといいですね・・・」泥沼化する前に話題を変えよう。「ところでsotecっていいんですか?」「手頃で、日本のものだから製品はいいよ」「修理屋といっしょに経営しているなんて知りませんでした」「実は僕はサムソンに勤めていたんだ。サムソンコンピューターの創立メンバーで、A/S部門では今でも名前が通じるんだ」そんないい会社をなんで辞めちゃったのだろうか、と思って聞いてみる。だって、誰もが安定した職場に勤めたいと必死なのに、辞めて今は独島問題で生計が心配になるような小さなPC修理店と代理店を個人経営しているんだから。「それは・・・・」おじさん、遠い目をしながら話しを続ける。「あれはIMFの頃だった。僕はA/S部門の部長で、年収は1億を超えていた。将来理事になることも夢ではなかった。ある日部下を二人リストラするように命じられた。僕は悩んだ。自分の部下は子どもが幼かったり、今家庭の基盤を築かなきゃいけない重要な時だ。そんな部下二人を退職させるよりも、自分一人が辞めた方がいい。僕はこの会社である程度稼いだし、自分の商売もしてみたかった」うわあ!なんてかっこいい生きざまなの!?太っ腹ーー!でも、このちっぽけな修理屋のためにずいぶん大きな代償を払ったんじゃないの?と思っている私におじさんの話しは続く。「実は京義道とかに他にも4つお店を持っている。そして近い将来には中古PCの全国流通網を作りたいし、サムソンの優秀なA/Sノウハウでサービスに重点を置いた修理屋チェーンを作りたい」「わー、すごいてすね」もうこれ以上独島問題の話しは出てこなかった。このように大多数の韓国人はマスコミでの報道を鵜呑みにしていて、ワールドカップの時のノリのような一体感を味わっているだけのような感じがする。だから本当に個人が誠意を見せなければいけないな、と思った。いがみあうために存在しているのではないのだから。
2005.04.09
コメント(6)
昨日は来週から授業の始まる中学校で「外来講師懇談会」というのがあって、行ってきた。この中学で指導するのは2年目であるが、今年は正直やりたくない気持ち半分だった。講師料に比べて、割の合わない仕事だからだ。去年も他の先生と「これはボランティア」といいながらやっていた。そう思わないとやりきれない。私の場合は外国語学院からの依頼で行くので、講師料の何%かは学院にてんびきされてしまう。しかし、学院との今後の関係も考慮して断りきれないものもあった。だから「ボランティア」と割り切る事にしている。今年は担当の先生も代わって、先生の表情にはやる気がみなぎっている。「懇談会」で果物とお茶まで準備してくれて、私たちを迎えてくれた。教頭先生は私を見て「今は感情が悪いときだから・・・」なんて言った。(あなた、そういう教育しないでくださいね!)と心の中で叫んだ。しかし、今年は日本語は4クラス。このご時勢なのに去年よりも増えていた。私はてっきり少ないかと思っていたのに・・・私ともう一人の先生で2クラスずつ受け持つ。日本語を選択した子達の中には、もちろん純粋に日本語を勉強したいという生徒もいるが、「日本語が簡単そうだから」「他にやることもないから」という生徒が多い。そういう生徒を引っ張るのは大変だ。去年は「楽しく」「興味を持たせて!」と思っていたが、今年は甘くやらないと決めている。1学期の間に何か身につけさせたいと思う。ああ・・・気が重い。といいながらも今でも頭の中で授業をどうしようか、という考えがぐるぐる回っている。結局好きなのかな・・・そうそう、今年は中国語のクラスも増えたらしい。先生が2人きていた。一人は中国からの留学生で、お坊ちゃん風のかわいい男の子!これはうけるだろうな・・・!(ここは女子校)生徒もおばさんから教わるよりも、こんなお兄ちゃんから教わった方がいいとおもう。テンション上げてがんばらなくちゃあ!気分を変えようとお花を買って帰った。かわいらしい小さな濃いピンクの花だったので「これください」というと「はい、5000ウォンね!」ええ!2000ウォンくらいかと・・・「蘭の一種だから、高いのよ」と花屋のおばさん。「そんな、私にちゃんと育てられるかしら?」「大丈夫!土が乾いたら水をあげるくらいだから」と押されてロードヒポシスというのを買った。この子かわいいんだけどやっぱり5000ウォンに見えないかも・・・
2005.04.08
コメント(4)
土曜日の朝の事だった。長男を学校に送り、一息ついていると玄関をノックする音が。近所の人かな、と思って油断して開けると、見知らぬ若い男の人が立っていた。「こんにちはーー!学習紙の先生です!!チャヌ君のお母さんですか?」自分を「先生」と名乗る若い男は、屈託のない笑みを浮かべて長男の名前を呼んだ。瞬間、「しまった・・!」と思った。1週間程前、義姉が「『く○ん』はよくないって。私が他の学習紙の先生にチャヌを紹介しといたから」うちは長男に『く○ん』をやらせている。始めてから半年以上たって、「効果」というものがどんな所に現れるのかはまだ分からないが、長い目でみて始めたものだ。とりあえず、学校から帰ってきたら、宿題とく○んをやる、という習慣はついた。義姉がそんなことをいうので「まだ1年も経っていないから、やれるところまで『く○ん』をやってみるつもりだ」というと「いや、だめだめ、すぐやめさせたほうがいい。その先生も『く○ん』の先生だったって」誰からそんなことを聞いたのか知らないが、すごい自信満々で言うので無視して、その「先生」とやらが来たら断ろうと思っていたのだ。義姉の子は「ヌンノッピ」という学習紙をしていて、私もその先生に何度か会った事がある。だからてっきりその先生が義姉に送られて来るのかと思っていた。しかし、今うちの玄関先に立っている若い男は、「ヌンノッピ」の先生ではない。きっとこの自称「先生」は義姉に断られ、義姉はそれでうちを紹介したらしい。そういう風に私は悟った。それで「しまった、やられた」と思った。まあ、断ればいいんだから・・・・と思ったのが甘かった!!「先生」は「やっとお会いできました!何度も来たのにいなかったんですよ」と馴れ馴れしく言う。「今日はチャヌ君といっしょに勉強しようと思って来たんです!」「チャヌは学校に行って、今いませんから、それじゃあ・・」と言って追い返そうとしたが、「先生」はずかずかと上がり込んでくる。「まあまあ、お母さんに学習のポイントを伝授します」みたいな事を言って、上がれとも言っていないのに、上がり込んできた!「主人が休んでいるから」といってもその場にズカッと座り込む。なんじゃ、こいつは・・・!そしてにこやかに笑いながらノートを広げて話しはじめる。見るからに学習紙の売り込みなので「うちは他のをやっていて、それなりに効果も見ていて、替える気はありません」というとすかさず「何をやってるんですか?」「く○んですが。勉強の習慣もついたし、満足してるから」すると「先生」は「ホレ、キタキタ!」という顔で「でも『く○ん』は教科書に沿っていないでしょ」といいながら、あーだ、こーだ、とまくしたてる。「子供に自信がつくのは、学校で先生に誉められたとき。いくら家で『く○ん』の先生に誉められたからって、それが何になりますか?」おばかな私は「それもそうかも・・・」なんて思ってしまった。「実は僕も『く○ん』の先生だったんです」(うーーん、それは怪しげだ)そして学習紙を取り出しながら、「それで、僕が今日紹介するこの学習紙は教科書に沿った内容で、一日に負担のない量をこなせばいいから、子供も大好きなんですよ!」「それはいいかも知れないけど・・・」「あら!値段が心配ですか?びっくりしないでください!全科目で1ヶ月たったの4万5千ウォン!」「でも先生の指導がないんでしょ?分からない事を聞けないと困るわ」「それは1ヶ月に一度配布されるCDで充分理解できるようになっているんです」(それでも理解できなかったらどうすんの?)とすかさず申し込み用紙を取り出し、書き込もうとするので、「でもやっぱり『く○ん』はやめられないわ」「なにか、『く○ん』と因縁でも・・・?」「そんなんじゃないけど、信じてある程度は続けたいし」「もちろん、最初は並行してやったらいいんですよ。で・も・ね・・・」自称「先生」はかばんのなかから何やら取り出して私に見せた。「これはね、見せちゃいけないものなんですが、お母さんにだけ・・・」「先生」が示す物は「入会者リスト」みたいな物だった。「ほら、この人なんか何年も続けた『く○ん』を解約したし、この人は「ヌンノッピ」、この人は「パルガンペン」・・・最後にはみんなうちの学習紙一筋になるんです」(こんなリストいくらでも偽造できるわ!)「でもおたくの学習紙、初めて聞いたわ」「フフ・・○○アパート(アサンで一番できのいい子の通う学校の側にできた高級マンション)のお母さん達はみんな知っていますよ。本社もテチドン(江南の教育ママの集まる街)にあるし、知っている人はみんなやっているんですよ」ここまで話を聞いて、別室で休んでいるオットの圧力を感じた。ケータイから家の電話に電話してきて「なんでもいいから早く帰ってもらえ!」という。トイレの前で話していたので、トイレに入れず、非常事態だったらしい。(うちはトイレ一個っす・・・)申し込むともいっていないのに、用紙にどんどん記入していく「先生」「あ!プレゼントは自転車がいいですか?CDプレーヤーがいいですか?」(プレゼントでつる所は信用できないのよね!)と思ったが「CDプレーヤーで・・・」なんて言っている私。後で解約する事を考えてだ。自転車送られてきて、返す事になったら大変でしょ。そして、ついに!サインしてしまった!!TTハングルで日本名をサインしたら「ええ!日本人だったんですか!?」「まあ・・・」「最近、いろいろ大変でしょ・・・」(大きなお世話じゃ!)そして「先生」は「お母さんもお忙しいでしょうから・・・」といそいそと帰っていった。すでに私の頭にはクリーンオフする考えしかなかった。念のため、ネイバーの「知識検索」でこの会社を調べてみた。すると、やっぱり悪評高い会社である事が分かった。教材自体の事をうんぬんするコメントよりも、契約解消で不利益が伴ったりする例が多く挙がっていた。その日は土曜日だったので月曜日の朝一番で電話して、すんなり解消できた。まだ本社に登録されていない状態だった。この会社、本当にテチドンオンマ達に定評があるのだろうか。そして、最近私が密かにあこがれる「テチドンオンマ」達の教育方法とは・・・?学習紙の商売意識丸出しの教育に惑わされず、子供の「教育マネージャー」として、子供を観察し、子供に合った教育方法を考え出す、そんなオンマになりたい・・・
2005.04.06
コメント(14)
またこんな話題ですみません。あの李舜臣役のキム・ミョンミン氏がアサンで開催される「聖雄 李舜臣祭り」の広報大使になりました!お祭りは4月26日からです^^vキム・ミョンミン氏・・・この李舜臣役のためにすごい努力をしているようです。1週間の殆どはプアンのセット場で過ごし、撮影が終わっても、同僚たちと遊びに行ったりしないで、ホテルで台本練習をするんだそうです。真摯な態度がなかなか興味深い役者さんですね。以前にKBSから「美しい韓国語賞」みたいなのももらったそうなので、発音もいいらしいです。台詞をよく聞いて韓国語の勉強しなくちゃ?「不滅の李舜臣」も玉浦海戦が終わって、また面白くなってきました。昨日おとといは見ごたえのある海戦シーンで韓国人は大喜びだったでしょう。(ていうか日本がコテンパンにやられたから)いつもは笑わないボディガード「ナルパル」君も口元に笑みを浮かべていました。おっと、こんなことしている場合じゃない。出なきゃ!!行ってきまーーーす。 3/29 ソウルプレスセンターで記者会見するミョンミン氏
2005.04.04
コメント(4)
全10件 (10件中 1-10件目)
1