全2件 (2件中 1-2件目)
1
![]()
おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。第39回日本認知症学会(11月26〜28日、ウェブ併催)において、九州大学大学院精神病態医学分野講師の小原知之氏は、これまでに得られた知見を幾つか紹介するとともに、新たに孤独感が認知症の発症リスクを5倍以上高めることが明らかになったと報告しました。小原氏は「認知症発症リスクの低減には高血圧や糖尿病の予防と管理に加え、禁煙、適切な睡眠時間の確保、社会的交流の維持、運動習慣および多様性のある食習慣が重要である」とまとめました。世界保健機関(WHO)は2019年5月14日、認知症のリスクを減らすための勧告についてまとめた初のガイドラインを発表した。予防策として、適度な運動や健康的な食生活を提言している。また、世界最大の医療研究機関、アメリカの国立衛生研究所(NIH)が提唱した認知症予防のための生活習慣は、1.運動習慣をつける2.高血圧を改善する3.人的交流など社会認知活動を増やす4.2型糖尿病の改善する5.地中海食などバランスのいい食事を摂る6.適正体重の維持(生活習慣病の改善)7.禁煙する8.うつ状態の改善の8つをあげ、最大の予防策は運動習慣だと言っています。高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は、脳卒中の危険因子となることから、認知症の中ではこれまで血管性認知症との関連で注目されてきましたが、生活習慣病がアルツハイマー病の発症や進行にも大きく影響していることが最近の研究からわかってきたそうです。生活習慣病である高血圧、糖尿病、脂質異常症は治療や予防もできる認知症の促進因子になっています。これらは全て食事に関係があり、インスリン抵抗性を改善させる食事を習慣にすることで認知症のリスクを減らすことにつながりそうです。OECDは、2017年度の日本の認知症患者の有病率が、加盟35カ国中で最も高いと報告しています。日本人の認知症有病率は2.33%であり、OECD平均の1.48%を大きく上回っています。高齢化がさらに進む日本は有病率が上昇するとみられ、20年後には3.8%に達すると推定されています。糖質過多の食事が認知症を早める危険因子になっているので、認知症は3型糖尿病とも揶揄されています。インスリンは、血糖のコントロールをするだけではなく、神経細胞の働きをサポートするなど大切な役割も果たしています。役目を果たしたインスリンは、インスリン分解酵素の働きにより分解され、認知症の原因とされるアミロイドβという物質も分解してくれますが、糖質を摂り過ぎてしまうと、インスリン分泌量が増え過ぎてインスリン分解酵素は、インスリンの分解を優先し、アミロイドβの分解をすることができなくなり、アミロイドβがたまり、神経細胞が死んでしまうそうです。長寿が当たり前になり、認知症も急増していますが、最も多いアルツハイマー病は確かな予防法も治療法も見つかっていない「未知の病」とされ、認知症は予防が重要です。アルツハイマー病治療薬の臨床試験は99%失敗し、研究者と製薬会社は予防に目を向け始めたそうです。認知症にはそれぞれに原因疾患があり、大別して(1)根本的な治療が困難で、脳の神経細胞がゆっくりと壊れていく変性型認知症(2)発症・進行を予防できる認知症(3)根本的な治療ができる認知症があり、主なものでは、変性型認知症のアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭葉変性症、そして脳卒中などで起こる脳血管性認知症があり、原因疾患は数十種類に上るそうです。認知症予防には、様々な研究、報告がありますが、認知症予防に効果があると言われているのは、禁煙、運動の習慣化、脳トレ、血圧・血糖管理、食事は適度な糖質制限、塩分制限、糖質を最後に食べるカーボラスト、品数豊富なバランスのよい魚・和食、カテキンやビタミンD、教育年数の延長、社会性ある認知刺激余暇活動、睡眠などのよい生活習慣を総合的に組み合わせることだそうです。中でも効果があると言われているのが息が弾む程度の中強度の有酸素運動と言われています。2017年の国際アルツハイマー病会議で、世界五大医学雑誌の一つランセットの委員会が「世界の認知症発症例の3分の1以上が特定の生活習慣の改善によって予防可能である」と発表しています。信頼性の高い十分なエビデンスが確認されたと認められたのは9つの要因で、各要因は一部を除いてライフステージ別に発生するとされ、大きく4段階に分かれています。認知症との関係が指摘される「食事」「飲酒量」「視覚障害」「大気汚染」「睡眠」についてはエビデンスが不足として、今回の発表には含まれていません。(1)初期:15歳までの中等教育を修了していない(2)中年期:肥満、難聴(3)高齢期:早期治療に取り組んでいないうつ病、2型糖尿病、低い活動量、社会的孤立(4)すべてに共通:高血圧、喫煙習慣しかし、誰もが息が弾む程度の中強度の有酸素運動を習慣にできるわけではなく、料理教室もおすすめで、特に料理が得意ではない男性におすすめしたいです。健康・長寿は教養と教育が必要だ!・今日、用があること・今日、行くところがあること日本でも認知症は増加し、厚生労働省の2012年調査では認知症患者は462万人、認知症予備軍の軽度認知障害(MCI)患者は推計400万人、合わせると65歳以上の高齢者の4人に1人でしたが、別の調査では認知症患者の高齢者推計は550万人と65歳以上の18%となり、20年で6倍に増えていました。2025年には認知症高齢者が700万人(5人に1人)に急増し、軽度認知障害(MCI)患者と合わせると軽く1000万人を超えるわけです。また64歳以下までの認知症を若年性認知症と呼び、まれに10代後半で発症することもあるそうで、若年性認知症の推定患者数は約3万8000人と言われています。英国では20年前に比べ、1年間に認知症になる人の割合が20%減ったそうで、社会全体で健康増進を図れば、認知症の増加が抑えられるようです。ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、インターバル速歩やスローランニング、階段昇降はおすすめです。筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からインターバル速歩やスローランニングを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。また歩きながら計算するとか、頭と体で2つのことを同時に行うデュアルタスク(2重の課題)がよいそうです。よい知識をつけて出来そうなことから無理なく生活習慣を改善していくことがポイントだと思います。遅発性アルツハイマーの爆心地が青斑核と呼ばれる脳の小さな領域だと分かり、この部位は、高齢者における認知機能の維持に大いに関連しているそうです。青斑核にある神経細胞は睡眠時間が少ないほど死滅することから、高齢者の脳年齢は睡眠時間が大きく関与しているそうです。筋力トレーニングは、使っている筋肉に意識を集中して動かすことで、筋肉と脳を結ぶ神経回路が刺激され、脳細胞を活性化でき、認知症予防に役立つそうです。筋肉の脆弱化を防ぎ、介護予防にも役立ちますので、一石二鳥です。歩行速度は新しい認知症診断テストの鍵とまで言われています。運動機能や筋力と認知症リスクに関する研究成果が数多く報告されていますが、適切な負荷、量の運動を習慣にすることは重要ですね。全国40~69歳の男女1200人を対象とした「認知症予防に関する意識調査」によると、認知症の予防に役立つ情報に関心がある人は6割近くにのぼり、認知症予防に有効だと思われる食事や運動習慣を改善するための情報を望んでいるそうです。2012年内閣府・高齢者の健康に関する意識調査によると、健康管理の行政への要望の1位が認知症でした。また50~70代の脳に関する意識調査では、91%が脳の働きに老化を感じていますが、何か対策を講じている人は24%しかおらず、対策をしていない人の85%が対策を知らない・わからないと回答しているそうです。認知症には、アルツハイマー型以外に、血管が破れたり、詰まったりする脳卒中により神経細胞が壊れる血管性認知症も知られています。両タイプの認知症には共通の危険因子として動脈硬化の原因とされるメタボがあり、若年期からのメタボの積極的な管理、予防が、認知症予防に有効だそうです。そのためには、食生活や運動、禁煙など日常の生活習慣を改善することが大切だと言われています。最も罹りたくない認知症は何種類かあり、その一つのアルツハイマー病は世界経済危機をもたらすと警告されたり、国際アルツハイマー病協会から認知症増大予測で対策強化の政策提言が出るほど増えていますが、よい治療法がないので高齢化国を悩ませています。最もよい対策は個人が取り組む的を射た認知症予防策の習慣化です。そんなことから厚生労働省は2012年に「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」が発表されたり、2013年12月に「主要国(G8)認知症サミット」、2014年11月5日6日には「G8認知症サミットの後継国際会議」が日本で開催され、認知症対策は重要な国家戦略として2015年1月に「新オレンジプラン」が発表されています。 一番多いアルツハイマー病は、一言で言うと「脳内にゴミがたまる現象」で、そのゴミとして比較的知られているのが、βアミロイドと呼ばれるたんぱく質ですが、数年前くらいから注目を集めているのが、「タウ」と呼ばれるたんぱく質で、βアミロイド以上に悪さをすることが分かったそうです。運動で得られるメリットはたくさんあり、いくつになってからはじめても遅すぎることはありませんが、やらない人はやりませんね。日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2017年OECD調査)で、驚くほど低率です。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。厚生労働省の調査によれば、運動など健康増進の習慣がある人は男女とも3割にとどまり、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。終末期医療専門医の著書「死ぬときに後悔すること25」によれば、後悔の1位は「健康を大切にしなかったこと 」で、死ぬ時に気がついても後の祭りで間に合いません。また、55~74歳の男女1060人に聞いた「リタイア前にやるべきだった後悔」の健康部分の第2位が「スポーツなどで体を鍛えればよかった」なので、後悔するなら今からやっても十分間に合います。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)国立長寿医療研究センターが認知症予防のために開発した、運動と頭の体操を組み合わせた「コグニサイズ」はよい方法だと思います。ウォーキングをしている人はたくさんおられますが、十分な効果を得るにはインターバル速歩、インターバルスローランニングがおすすめです。ストレッチ、ウォーミングアップをしてから・運動強度:70% 3分・運動強度:40% 3分この6分を1セットとして繰り返して1回3~10セット、週20セット(120分)がよいそうです。運動強度は心拍数で管理するのが一番です。 ・70%強度 運動している私の場合は134・40%強度 運動している私の場合は98しっかり予防するにはよい生活習慣が最善薬になり、有酸素系運動が一番重要と言われていますが、日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますので、さらに患者が増える心配ネタの一つだと思います。時代は進み、アルツハイマー病の原因と言われている細胞内異常タンパク質をうまく除去することが出来る革命的な発明がされ、これも活用しています。認知症の予防もむずかしくないと思っていますので予防したい方は、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。認知症関連ブログ 日本の高齢者、痩せと糖尿病が認知症リスクに 認知症予防は運動と食生活改善で、サプリは推奨せず WHO 認知症の7つの危険因子、発生リスクへの影響は 認知症予防に歩行時間が大きく寄与~日本人1万4千人のデータ 運動による神経細胞の新生が認知機能の改善に結びつく可能性 魚類の摂取と認知症リスクに関するメタ解析 認知症予防の9カ条 日常生活で心がけを アルツハイマー病は予防が肝心! 毎日30分以上の有酸素運動+質の高い睡眠 認知症予防のカギは「生活習慣」が握っていた! 高齢者の運動機能維持が認知症予防・認知機能維持に大切 ボケ防止にとPC始める高齢者 PCの調子悪くストレスに直面 糖質過多の食事、認知症リスク増大との研究結果 高齢化のすすむ日本…認知症発症前の「超早期」発見へ大規模追跡調査 科学的に証明された「認知症予防法」はない? アルツハイマー病、血液で判定 治療薬開発に期待 塩分の取りすぎは認知症や脳梗塞が発症する 引き起こす理由が明らかに 筑波大ら、高強度インターバル運動の認知症予防効果を解明 高齢者の有酸素運動が脳に良い影響を与える 認知症予防には40~60代は生活習慣病予防、70歳以上は低栄養対策を 結婚すると認知症になりにくい?、独身者は42%のリスク上昇 認知症と栄養・食事 糖質制限、野菜・鉄分を 認知症予防には定期的な運動を 毎日5杯の緑茶が認知症を予防する 認知症の原因疾患 数十種、症状さまざま 魚を食べない人は食べる人より6倍の認知症リスク アミロイドβタンパクの蓄積防ぐ不飽和脂肪酸 認知症患者の割合、先進国で日本1位 2位に伊 どのくらい前から認知症発症は予測可能か新しい順神経のアンチエイジングで認知症と戦う認知症になっていない69~71歳は何を食べてきたか日本で認知症が増える? 過剰に恐れるのはやめよう8年後には高齢者の5人に1人が認知症発症 ゲノム解析での治療法探る認知症の社会的費用は14.5兆円! お金の準備を!認知症に対する備えの不十分さ、浮き彫りに若年性認知症の無情、病苦の上に経済負担がのしかかる認知症に新たな治療の可能性、老化を抑え寿命を延ばす効果も認知症の1/3は予防可能だ! 9つの生活習慣リスクを発表認知症予防の食事術 3食バランス良く、楽しく「認知症は予防可能」で健康格差に注目 米コホート研究に助成金歩行速度の低下は認知障害のサイン?「血液検査で軽度認知障害発見」新たな診断方法を開発認知症予防は60歳未満から始めたい認知症予防 歩く速さに気を付けて!認知症「前段階」、半数は回復 高齢者4年間追跡調査「音楽体操」、脳トレより認知症に有効 三重大准教授「単に体動かすより高い効果」最新の認知症予防 オートファジーフィンガー研究が示した総合的な認知症予防の有効性老後も安心! 認知症にならないための眠り方認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限米国で認知症の有病率が低下9時間以上の睡眠に認知症のリスク? 長時間睡眠に潜む4つの疾患認知症発症率は年々低下している? 英国に見る認知症発症率の変遷認知症を予防する運動とは認知症予防は40代から! 「脳の老化」薬の要らない防止法アルツハイマー型認知症は「新型の生活習慣病」 歯止めがかからない少子化と人口減交通量の多い地域の住民、高い認知症発生率 大気中の汚染物が脳内に侵入か「孤独感」を抱いているとアルツハイマー病に? ****************************【以下転載】****************************超高齢社会を迎え、認知症患者の増加が社会問題となっている。認知症の成因はいまだ十分には解明されておらず、根本的な治療法も確立されていない。福岡県久山町では、日本有数の認知症の前向きコホート研究(久山町研究)が継続中であり、その発症に関連する危険因子・防御因子が探索されている。第39回日本認知症学会(11月26〜28日、ウェブ併催)において、九州大学大学院精神病態医学分野講師の小原知之氏は、これまでに得られた知見を幾つか紹介するとともに、新たに孤独感が認知症の発症リスクを5倍以上高めることが明らかになったと報告した。高齢になってからでも禁煙する意義はある久山町研究は、認知症の危険因子および防御因子を同定し、その発症リスクを低減することを目指している。認知症のない高齢住民およそ1,000人を1985年から長期間にわたって追跡、ベースライン時の因子が認知症の発症にどのような影響を与えるかなどを検討している。初めに小原氏は、久山町研究によってこれまでに同定された認知症の危険因子・防御因子として代表的な研究結果を紹介した。高血圧、糖尿病といった生活習慣病は認知症の危険因子である。老年期の血圧が高いと血管性認知症の発症リスクが高まる(Hypertension 2011; 58: 22-28)。そして、血圧の日間変動が大きいほどアルツハイマー型、血管性いずれの認知症の発症リスクも有意に上昇した(Circulation 2017; 136: 516-525)。さらに、糖尿病の人は正常耐糖能者と比べてアルツハイマー型認知症の発症リスクが2.1倍有意に高かった(Neurology 2011; 77: 1126-1134)。喫煙習慣も認知症発症の危険因子だ。中年期から老年期にかけて喫煙習慣のない人と比べて、いずれの期間も継続して喫煙していた人ではアルツハイマー型認知症の発症リスクは2倍、血管性認知症の発症リスクは2.8倍に高まる。一方、中年期に喫煙していたが老年期には禁煙した人では、非喫煙者に比べて発症リスクが高いものの有意差は認められなかった(Am J Geriatr Soc 2015; 63: 2332-2339)。つまり、老年期からでも禁煙を推奨することが認知症のリスク低減には意義があると考えられる。運動習慣を持ち、野菜や乳製品を多めに運動習慣が認知症発症リスク低減に重要だということはよく知られている。久山町研究でも、運動習慣がある人ではない人と比べてアルツハイマー型認知症の発症リスクが40%有意に低いことが示されている(Eur J Epidemiol 2016; 31: 267-274)。また、骨格筋の指標として知られる握力と認知症の発症についても検討されており、握力が低い人では高い人に比べて認知症発症リスクが高く、筋力の維持が認知症の発症リスク低減に重要と示唆されたという(J Epidemiol 2020; 30: 15-23)。認知症のリスクを低減する上で理想的な食事パターンも検討されている。日本の伝統的な和食をベースに野菜、牛乳・乳製品が相対的に多い食事パターンがアルツハイマー型および血管型認知症の発症リスクを低減するというのだ(J Clin Nutr 2013; 97: 1076-1082)。適切な睡眠時間の確保、社会的交流の維持がリスクを下げる可能性2019年に世界保健機構(WHO)が認知症発症リスクの低減につながる取り組みとして、身体活動、社会活動の維持、禁煙、過度な飲酒の禁止、バランスの良い食生活、認知機能訓練、生活習慣病の管理、うつ病、難聴の管理を推奨した。久山町研究でもおおむねこれらを支持する結果が得られているが、これだけではないと小原氏は述べた。その1つが睡眠時間だ。睡眠時間5〜6.9時間を基準とすると、5時間未満の人や8時間以上の人ではアルツハイマー型および血管性認知症の発症リスクが高まることが示されている(J Am Geriatr Soc 2018; 66: 1911-1918)。さらに、孤独感が認知症の発症と関連することが久山町研究でも明らかにされた。65歳以上の高齢者1,141人を中央値で5.0年間追跡した結果、孤独感がある人ではない人に比べて認知症の発症リスクが1.5倍と有意に高まることが示された。また、同居していない親族や友人との交流頻度で層別して情緒的孤独感の有無と認知症発症の関連を調べたところ、交流頻度が月数回以上ある人では情緒的孤独感の有無にかかわらず認知症発症リスクに有意差は認められなかったが、交流頻度がほとんどない人では、情緒的孤独感の有無によって著しい差が見られ、情緒的孤独感がある人は情緒的孤独感がない人と比べて認知症の発症リスクが5.3倍高まるというのだ(図、J Gerontol B Psychol Soc Sci 2020年11月10日オンライン版)。図. 交流頻度別に見た情緒的孤独感と認知症の関係(J Gerontol B Psychol Soc Sci 2020年11月10日オンライン版)以上から小原氏は「認知症発症リスクの低減には高血圧や糖尿病の予防と管理に加え、禁煙、適切な睡眠時間の確保、社会的交流の維持、運動習慣および多様性のある食習慣が重要である」とまとめた。(出典:Medical Tribune 2020年12月22日)
2020/12/24
コメント(0)
おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。日本のスーパーフードともいえる緑茶、実はまだ知られていない健康効果の可能性があるようです。今、脚光を浴びているのは緑茶に含まれる成分のひとつ「テアニン」。テアニンとは、緑茶に含まれるうま味成分。これまでは、主にリラックス効果をもたらす成分として知られていましたが、2019年5月に発表された研究結果で「2型糖尿病の発症リスク低減」に働く可能性が明らかになりました。私が飲むのは多い順に緑茶、コーヒー、紅茶ですが、カフェインが入っているので快眠のために午後からは避けています。私は茶よりも厳選された無農薬栽培の緑茶の新芽手摘葉から抽出してカフェインを取り除いた最高品質のサプリメントも毎日愛用しています。茶の中では緑茶の健康効果が一番のようですが、花王ヘルシアの高濃度茶カテキンは有害報告があり、効能も限られた条件下なので効果は期待できないそうです。緑茶カテキンの主要成分は、・エピカテキン(EC) ・エピガロカテキン(EGC)・エピカテキンガレート(ECg)・エピガロカテキンガレート(EGCg)の4つがあり、エピガロカテキンガレート(EGCg)が一番強力と言われています。緑茶カテキンには多様な効能があり、・血圧上昇抑制作用・血中コレステロール調節作用・血糖値調節作用・抗酸化作用・紫外線肌老化抑制作用・美肌作用・老化抑制作用・代謝促進作用・抗癌作用・抗菌作用・抗アレルギー作用・C型慢性肝炎治療薬効果を高める・アディポネクチン分泌を促す・機能性胃腸症に有用・アルツハイマー病予防・認知症予防などがすでに言われていますが、放射線被曝対策にも優れています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。緑茶関連ブログ 新しい順お茶の成分でストレスによる脳の萎縮を予防できる可能性、静岡県立大学茶学総合研究センター発表減量やがん、認知症予防には? 緑茶の健康効果を探る血管にいい飲み物は「お茶」 心筋梗塞や脳卒中のリスク減も緑茶にアルツハイマー病の予防効果? 運動と一緒で EGCgに効果緑茶が守る脳細胞 老人斑予防 カテキンが下げるリスク緑茶の健康効果 脂肪の燃焼を促しがん予防の効果も緑茶がもたらす健康長寿 「認知症・がん予防」の可能性!緑茶、コーヒーが脳卒中リスク減 飲まない人より2割緑茶カテキンの効用続々 コレステロールが低下 アルツハイマー予防も花王ヘルシアの高濃度茶カテキンで有害報告続々 日米欧研究新茶で放射線を迎え撃つ 茶カテキンの抗酸化作用で防衛緑茶パワー(NHK)の健康情報をどのように受け止めるか緑茶カテキン 新型インフル対策に こまめに緑茶うがいインフル薬にお茶の力 カテキン加工、タミフルより効果緑茶やオリーブ油の抗酸化作用は保存期間の長さに伴って消失「お茶の用意をして。体にいいから」 コーヒー大国の米、お茶飲む国に緑茶1日5杯で危険低下 脳梗塞死亡で差緑茶:高血圧などに効果 掛川市立総合病院医療研究センターが発表緑茶に自己免疫疾患の予防効果****************************【以下転載】****************************長く日本人の食生活に親しまれてきた緑茶。ダイエット効果や血糖値を下げる効果なども注目され、「トクホ(特定保健用食品)」のお茶を選ぶようにしている、という方も少なくないはず。日本のスーパーフードともいえる緑茶、実はまだ知られていない健康効果の可能性があるようです。今、脚光を浴びているのは緑茶に含まれる成分のひとつ「テアニン」。その知られざるパワーについて、九州大学大学院医学研究院 教授・医学博士の二宮利治さんにうかがいました。お茶をよく飲む人は、糖尿病になりにくい?テアニンとは、緑茶に含まれるうま味成分。これまでは、主にリラックス効果をもたらす成分として知られていましたが、2019年5月に発表された研究結果で「2型糖尿病の発症リスク低減」に働く可能性が明らかになりました。発見の舞台となったのは、福岡市に隣接する糟屋郡久山町(かすやぐん・ひさやままち)。ここでは、久山町と九州大学によって、1961年から55年以上にわたって40歳以上の住民を対象にした健康調査が実施されていて、その成果は「久山町研究」として世界的にも高い評価を得ています。「1985年ごろから認知症が増えてきたことに伴い、認知症の危険因子を突き止める研究を重ねてきました。その結果、高血圧や糖尿病、血糖値を急上昇させる食事などが危険因子となることがわかったのです。とくに糖尿病の方は、正常な方と比べてアルツハイマー型認知症へのなりやすさが約2倍にもなります」(二宮教授)そこで、糖尿病を防ぐためにはどんな生活習慣が望ましいのか、の研究に着手することに。注目したのが、緑茶に含まれるテアニンです。こうして、二宮教授を中心とする久山町研究とサントリーとの共同研究が始動することになったのです。「テアニンは、体のなかでグルタミンとエチルアミンという成分に分解されます。緑茶を一日に2〜3杯以上飲む生活をしている人は、血中のエチルアミンの濃度が高いことがわかりました。さらに、エチルアミンの濃度が高い人は、血中にエチルアミンをほとんど含まない人に比べて30%ほど糖尿病になりにくい、というデータが出たのです」(二宮教授)30〜40代からの緑茶習慣で健康効果をアップ!テアニンの効果については、さらなる研究が続けられている最中ですが、私たちの健康にとってうれしい働きをしてくれることは間違いなさそう。「糖尿病、認知症というと、高齢者の病気というイメージが強いかもしれません。しかし、アルツハイマー型認知症の場合、50代ごろから脳を萎縮させる成分が蓄積し始めると言われています。30〜40代の若いときから、認知症、糖尿病になりにくい生活を心がけることが、予防効果を高めるためにも大切だと考えます」(二宮教授)二宮教授がおすすめするのは、緑茶を暮らしに取り入れ、食事や会話を楽しむこと。「緑茶のうまみを感じながら、ほっとくつろいだり、友人や家族とおしゃべりしたりすることは、認知症の予防にも大切だと言われる“社会活動の維持”にも結びつきます。また、緑茶をおいしいと感じる味覚を育てることは、バランスのよい食生活にもつながると思います。大豆製品、野菜、海藻、魚介類などを積極的に摂る食事は、発症リスクを下げることがわかっています」(二宮教授)テアニンリッチなお茶を淹れるなら、かぶせ茶を低めの温度で血中のエチルアミンの濃度を高めるためには、一日に2〜3杯、500〜600mlの緑茶の摂取が目安とのこと。「テアニンは光に弱いので、深蒸し茶や玉露など、日光に当てないで製造させる“かぶせ茶”がおすすめ。60度くらいのお湯で淹れると、テアニンがたっぷり抽出されてうまみの濃い、おいしいお茶になります。逆に沸騰したお湯で淹れれば、カテキンがたくさん出て、渋みの強いどっしりした味わいに」(二宮教授)テアニンの量は、60度以上のお湯であれば変わらないそう。気分に合わせて、淹れ方を変えるのも楽しそうです。「急須に残った茶がらは、酢醤油であえたり、佃煮にしてもおいしいですよ。飲むだけでなく、茶葉を料理に使うのも、お茶が持つ栄養成分を丸ごと摂ることができていいですね」(二宮教授)仕事の息抜きにお茶を飲んでリラックスしたり、料理やスイーツに使ったりと、楽しみ方はいろいろ。日本が誇るスーパーフード、緑茶の力をぜひ暮らしに取り入れたいですね。(出典:MYLOHAS/2020/12/10)
2020/12/16
コメント(0)
全2件 (2件中 1-2件目)
1