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July 28, 2010
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いつもとは違うスタイルの展開は、まるで舞台劇みたいでした。心理劇ですね。
それでもやはり見応え十分。「さすが」と何度思った事でしょう。
私の書くあらすじではステイブラーと犯人との白熱した駆け引きを表現することはできませんが、とにかく見れば判ります。お金をかけずにこれだけの作品を作ることができるという証明だと思います。



かつて11才のデナ・マクナマナをレイプし殺した容疑で逮捕されたゴードン・リケットが再び逮捕された。
死後も暴行するなど、12才のケリー・パーマーの殺された状況ととても似ており、14年前に担当したステイブラーが24時間以内に自白させるべく、ゴードンと向き合う。
デナの事件では、状況証拠だけで無罪となり、取調中にステイブラーが焦って暴力を振るい怪我をさせていた。ゴードンは取り調べる方を嘘で翻弄し、わざと怒らせるようになじるなど、一筋縄ではいかず、質問に対しころころ変わる答えに自白は得られず、時間ばかりが過ぎていく。
ゴードンは、前回の裁判の後、カリフォルニアに住んでいたが、その間にも複数の州でも少女のレイプ殺人事件が起こっており、SVUはあの手この手でゴードンを落とそうとするが、らちが開かない。
ステイブラーは、侮辱して怒らせようとするゴードンのマインドゲームには乗らず、ゴードンが単なる小児性愛者ではない事を見抜く。
ついに時間切れとなり、ゴードンが釈放されるが、ステイブラーはゴードンの数々の嘘を分析し、今のガールフレンドと死んだはずの叔母に何かがあると考える。

そこには叔母がいたはずの老人ホームがあり、実は叔母は健在だった。叔母は自宅の管理を今もゴードンに任せていると言い、無人の家の中を調べたところ、地下室からケリーが履いていた靴が見つかった。
やがて、次の少女を連れてゴードンが現れ、ステイブラーとベンソンはゴードンに銃を向ける。ゴードンがステイブラーを挑発する中、ベンソンがゴードンを撃って逮捕する。
エリオットはゴードンの言うように、自分の中にもコントロールできない怒り(rage)があるのを認める。



この間から、自分は変わってしまったのではないかと悩んでいたのが伏線だったのですね。
ゴードンは根っからの嘘つき。前回の精神鑑定で、子供時代に不幸な家庭生活を送ったことなどが指摘されていましたが、社会に対して抱いた怒りを子供に向けていたという。
小児性愛者は少なくとも、関係を築き「愛している」と言うが、この男の場合、死後も遺体を傷つけるくらい憎しみをぶつけていた。
これは実際、日本でも無関係の話ではないように思います。聞いていて気分が重くなってきますが、犯罪学者でも誰でも良いから、社会に知らしめてどうすればこういう犯罪をなくすことができるのか、みんなで考えて欲しいと思います。
そして、コントロールできない状態になってしまったステイブラーが、今は家族や職場仲間などによって守られている事も重要ですね。
オリビアはエリオットがゴードンを撃ち殺すかも知れないと思ったので彼を守った事になりますが、エリオットも守り守られるのが当たり前だと思えたら良いですね。
怒り自体は誰でも持つのですから。
ただ、ゴードンのような犯罪者とステイブラーとの間には大きな隔たりがあると思います。


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Last updated  July 28, 2010 07:11:24 PM
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