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September 8, 2010
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カテゴリ: Dr.HOUSE S3-8
エンターテイメント性があって非常に緊迫感がありました。
以前のシーズンにもあった「閉じ込めエピ」の一種でしたが、今回は答えを求めるハウスがいつも以上に患者に同調し、飲まれてしまった感があります。
それもこれも、ゲストのZeljko Ivanekの迫真の演技のせいでしょう。様々なドラマで悪役でおなじみのイヴァネクさんですが、今回ほど憎たらしいと思ったことはありません。
SWATのリーダーは「The Wire」のエイヴォン・バクスデール役のWood Harrisでした。


フォアマンはNo.13にハンチントン病の治験に参加しないかと誘うが、No.13は放っておいてくれと拒む。
カディを訪ねてきたジェイソンという患者が、銃を取り出しハウスやNo.13、その他待合室にいた患者たちを人質にとってカディの部屋に立て籠もる。
ジェイソンによると、2年間に16人の医者に、呼吸困難、動悸、発疹、胃痛、不眠症などの体調の不良を診てもらったが、病名が判らないという。どうしても自分の病名が知りたいというジェイソンに、ハウスは肺強皮症だとして「抗がん剤」のプロポフォールを外のカディに要求する。
用心深いジェイソンが他の患者に試すように言い、鎮静剤だとばれてしまい、ジェイソンは患者の一人を撃ってしまう。ハウスは部下を集め診断を続けるが、チェイスは誰か撃ち殺されることになると降りてしまう。現場にはSWATチームが到着し、カディに指揮を任せるように言う。
ハウスは血液を採って自宅をチームに調べさせるが、異常は見つからない。しかし、ジェイソンの聴覚過敏に気づき、顔面の神経障害から帯状疱疹後神経症を疑う。

やがてジェイソンの心拍数が上がり除細動器が必要になるが、銃を手放さないジェイソンのために薬で心拍数を下げることにする。今回もまたNo.13に薬をテストし心拍数が下がって倒れてしまう。
ジェイソンが片側だけに発汗している事に気づいたハウスは、肺がんを疑う。しかし、CTスキャンをしなければ診断できないので、ジェイソンの周りに人質たちが楯になって放射線室へ向かう。ジェイソンが銃を持っている限り正確な画像が得られないということで、ハウスが説得し撮影を行う。その段階で、人質はハウス、No.13、患者のオリバーだけになる。
CTスキャンではがんは見つからず、ハウスは最後まで答えを求めるためジェイソンに銃を返してしまう。
SWATチームが突入の準備を進める中、ハウスのチームは診断を続けるが、フォアマンはその状況に診断から降りてしまう。クッシング症候群かどうかを調べるために、検査薬を打つことになったが、ジェイソンはまたNo.13に試すことを要求し、No.13は腎不全になることを承知で自ら注射し倒れる。ジェイソンは様子が変わらず、ハウスはジェイソンの顔面のけいれんからカルシウム不足を知り、これまでの胃薬がカルシウム不足と腎臓を守ってきたことから、該当する病気を探る。
キャメロンが類鼻祖を疑い、ジェイソンがフロリダに旅行したことがあることから、セフタジジムを注射することにする。ジェイソンはハウスを解放し、No.13にまたもやテストするように命じる。さすがにこの薬を注射するとNo.13は命が危ないが、彼女の病気を知った上でジェイソンはお前は死にたいのだろうと銃を向ける。
No.13は死にたくないと拒み、ついにジェイソンが自分に注射したところでSWATが突入する。
セフタジジムが効いて、ジェイソンは逮捕されたが自分の本当の病名を知って満足する。
人工透析でNo.13の症状は改善される事になり、No.13はフォアマンに治験に参加すると告げる。
カディはあくまでジェイソンの診断のことしか頭にないハウスに呆れ、SWATに任せずハウスに協力したことについて、ハウスが人質でなければ上手く対応しただろうとほのめかす。
ハウスは「俺と付き合っていないから失敗したと思っているのなら、どうしようもない。なぜなら、その状況を変えるには」、と言いかけて、カディから「私と付き合いたいのか?」と質問される。
ハウスは「君の論理に従ったまでだ。答えはノーだ」と言って、出て行く。





SWATのリーダーから、再々「中に恋人か夫がいるのか?」とかハウスの事をボーイフレンドだと言われていましたが、カディの必死な表情がそう思わせたのでしょうね。
病院の管理責任者として冷静に判断すべきところを、犯人の言いなりでメッセンジャーとなってしまい、それなのに当のハウスは常軌を逸した犯人に付き合い、解決したことを楽しんでいるかのよう。
「だからあなたとは付き合えない。(This is why you and I can't be a… thing.)」
「俺とno-relationshipだから失敗したと思っているのか?」
これはもう、ハウスに自分たちは付き合うことが必要だと言わせるための呼び水ですよね。(爆)

ところで、このエピソードのレビューを見ていると結構ネガティブな評価を与えている人が多いのですが、確かにハウスがとことんジェイソンに付き合って、わざわざ銃を返しているところや、言われるがままにNo.13に人体実験をさせるのはハウスらしからぬ感じがします。
本当なら、ハウスが自分を犠牲にしてジェイソンと命に関して向き合うはずですから。
犯人に同情するストックホルム・シンドロームだという台詞もありましたけどね。
チェイスやフォアマンが診断ゲームから降りたところで、いつものハウスのキャラクターを分散させ帳尻を合わせている気もしました。
結局は、No.13に銃を選ぶか、みんなの犠牲になって悲劇のヒロインになるのかというシーンをやらせたかったと言うことでしょうね。
そういう意味ではNo.13のエピソードだったわけですが、イヴァネクさんは死に神の役を演じたわけで、正にベストなキャスティングだったということになります。
それにしても、自分の病名を知りたいからと言って、人は今後一生刑務所に入ることになるような犯罪を犯すのか?
他人の命を縮めてまで、「ただ知りたい」だけの犯人を誰も非難しないのか?
ちょっと引っかかるエピソードでしたね。

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Last updated  September 10, 2010 11:59:37 AM
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