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March 21, 2012
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証人保護プログラムで潜伏中、シーズン6( Ghost )にちらりと顔を見せたアレックス・キャボットがレギュラーとして戻ってきました。
彼女が検事局のチーフとして本格的にカムバックしたのは、その後の短いスピンオフシリーズ「Conviction」でしたが、その後のブランクが長かったですね。
法を適用するのに厳しい彼女の強さが懐かしいです。エピソードの雰囲気もSVUの初期を思い出させました。
こちらで連続して見ているのであまり疑問は感じませんが、さすがにシーズン10にもなると、毎年脚本の質が下がったり、継続か打ち切りか、メインキャストが契約するかどうか、そういう話題が多くなっていたでしょうね。
ステイブラーとベンソンの家族エピソードが印象的だったシーズンもあり、改めててこ入れして初心に返った感じがしました。
それにしてもグレイラック検事補はまだシーズンは半ばなのにレギュラーが交代とは、一体どういう事情があったのかと思ってしまいます。




小児科のケプラー医師が未成年の患者に対する4件の第4級制定虐待罪で起訴され、有罪となる。ケプラーはモニター付で保釈が認められる。
しかし弁護をしたグレンジャーは、SVUが逮捕を送らせたために犠牲者が増えたとステイブラーたちを訴える。

一方、ケプラーは病院側が自分の性虐待を知りながら評判やトラブルを気にして見てみない振りをしていた、として病院を訴える。病院の弁護士コールドウェルは係争中なので何も話せないという。
ケプラーに話を聞きに行ったステイブラーとベンソンは、そこで惨殺されているケプラーを発見する。9発の銃弾が発射され、そのうちの1発しか命中しておらず、ゴルフクラブを使って殴られていた。致命傷は銃で頭を殴られた事だという。
グレイラック検事補が司法省で新たな仕事に就いたため、代わりとして以前にもSVUと仕事をしていたアレックス・キャボットが担当することになった。
玄関の鍵は壊されておらず、顔見知りによる犯行かと思われる。現場に落ちていた手袋を鑑識に回す。
今回の裁判の被害者が復讐を行ったかもしれないので、再度聞き込みを始めるが、被害者の一人の母親の情報で、病院側から免責の署名を求められて、ある看護師から署名をしないように言われたと判る。
看護師のリリアンは、ケプラーの犯行を目撃して病院側にも報告していたが、コールドウェルから目撃情報だけでは逆に病院が訴えられると、取り合って貰えなかったという。しかも、警察に通報すると仕事や年金を失う事になると脅されて通報できなかったという。
キャボットはリリアンを脅した件でコールドウェルを逮捕することにする。
ケプラーの検死で、頭部の傷から金メッキが見つかり、手袋に付いたDNAから、クライブ・リンウッドという男の名前が挙がる。クライブは該当の銃を登録していた。
自宅を訪れたオリビアとステイブラーは、息子のジェフと話し、空の銃のケースを見つける。しかし、DNA検査の結果は一部しか一致しておらず、不十分だとして起訴は取り下げられてしまう。
鑑識では現場に落ちていた薬莢についた指紋を調べ、犯人は息子のジェフだと判る。ジェフには知的障害があり、自発的に何でも話すが、ケプラーの診察を受けて虐待されていたことを知らなかったという。
最近テレビ報道でケプラーの事を知り、事実を確かめに自宅に行ったところ、ゴルフクラブで防戦し、自分をバカだと罵倒したのでカッとなり、殺したと自白する。

Dr.ホワンがインタビューしたところ、ジェフはホワンが「医師」だと知って急に暴れ出し、ホワンを怪我させる。
ホワンはジェフに関して、発達障害があり感情のコントロールができないと指摘する。あくまで責任能力はあるというキャボットは裁判で厳しくジェフを追及することにする。
ジェフはキャボットの質問を攻撃と感じて感情を露わに反応し、ストレスを感じて持っている鉛筆を口に入れてしまう。
判事は法廷でのトラブルを重視、検察側、弁護側の双方に注意し、ジェフには判断能力がないと退ける。
改めてキャボットはジェフの母親と話をし、ジェフが5歳までは順調で、ある日突然発作に襲われ、脳が膨張しその後別人のようになったという。

ジェフの父親が幼い頃に与えたミニカーをしきりに口に入れて舐めていたことから、脳のMRIを撮影すると、慢性的な鉛中毒の症状が認められた。それが脳発作と脳膨張の原因だという。
その結果、感情を支配する脳の部分が損傷して怒りっぽくなり、乱暴な行動が止められなかったと思われる。
キャボットはジェフの裁判におもちゃメーカーのCEOを証人として呼び、今は禁止されている鉛成分を含んだ塗料が、今でも中国で生産されたおもちゃに使われていると指摘、逮捕する。
ジェフには精神障害で無罪という判決が下され、監視下で治療を続けることになった。また、おもちゃメーカーのCEOが司法取引に応じ、ジェフに対しても和解を申し出てきたという。




お見事アレックス!という感じでしたね。
医師の立場で診察が性虐待と認められるかどうかという論点もあったし、知的障害と責任能力などが論じられるのかと思っていたら、後半は「Dr.ハウス」のような展開で、また「プラクティス」のような終わり方でもありました。本当に、アレックスGJ!
判事が「以前の君ならジェフを有罪にはしない」と言ったのは、やはり証人保護プログラムで別人として暮らさなければならなかったという経験からでしょうか。
てきぱきと動き、最後には大物経済人を社会の敵として裁き、ジェフにもやり直しのチャンスを与えるという、1話の中で盛りだくさんの内容がありました。
ホワンも最近では出番が減っていましたが、優しい面、プロとしての面が見られて良かった。
SVUはどちらかというとbad endが多いですが、本当に久しぶりのスカッとする終わり方でしたね。
それが新しいSVUの方向性だとすると、シリーズが長続きする理由もわかります。
アレックス・キャボットがNYの検事局に復帰した「Conviction」全10話は日本では放送されていないのが残念です。
結局あれは無かったことになり、復帰はこのシリーズが初めてということになるのかな。


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Last updated  March 22, 2012 10:07:30 AMコメント(0) | コメントを書く
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