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June 3, 2013
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やっと出るべき人が揃った回、といってもやはりマンチは出ませんね。

新人の存在により、SVUの中のパワーバランスが変化して新鮮な気がしました。



数々の有名バスケットボール選手を育てた名コーチ、レイ・マスターズが殿堂入りすることになり、記念パーティが開かれた。
そこに、ハイになった元教え子スティービー・ハリスが乱入し、コーチを非難するなど騒いだので逮捕された。スティービーは昔コーチに性的虐待を受けたと打ち明けたため、SVUが捜査することになる。
ステイブラーが退職して人手不足なため、元麻薬課のグレード2の刑事ニック・アマーロが着任する。
クレイゲンはまだ立ち直れていないオリビアに、ステイブラーの机を片付け、新人2人の面倒を見るようにいう。
禁断症状で具合が悪くなったスティービーは病院で手当を受けていたが、フィンとニックが到着した時には脱走していた。
ニックは子供の頃に有望な選手だったスティービーを知っており、バスケ好きの若者が集まるダウンタウンにフィンを案内する。

フィンが詳しく話を聞き出すと、9歳からコーチの指導を受けていたが、合宿や遠征の時にコーチから虐待を受けていた事を認める。
虐待は次のターゲットが見つかった15歳まで続いたという。自由になったはずだったが、その後身を持ち崩して、薬漬けになっていったという。
なぜ周囲に言わなかったのかと聞かれて、つい最近までコーチから奨学金をもらっていたと言い、それは実質秘密を守るための口止め料となっていた。
コーチの行為を目撃した者も、物的証拠も今はないというので、捜査は困難だった。
フィンはニックを伴い、マスターズ・コーチに話を聞きに行く。
コーチは虐待を否定し、スティービーがプレッシャーに弱い人間で、援助はしたが何も疑われるようなことはしておらず、他の選手に聞いて見ればよいという。
指導されている選手たちは皆コーチを尊敬し、進路先のコネをもっていると評価する。
捜査で問題なのは、スティービーはレイプされていないため公訴時効がすでに過ぎていることで、それで23歳の誕生日と同時に奨学金を打ち切られたと考えられる。
スティービーが受け取っていた金が口止め料だと証明できれば、コーチを起訴できるかも知れない。
コーチの過去を調べていたアマンダは、過去にも一度告訴されて、その後取り下げられた記録を見つける。
訴えたのはニュージャージー州のリッチー・ラモスの母親で、コーチに指導されてから息子の様子が変なので話を聞いたところ、コーチに虐待されたと知ったという。

周囲の人間もみなコーチ擁護に回り、やっとの思いでこぎ着けた大陪審の2日前にリッチーは自殺してしまったという。
コーチがスティービーに金を渡していたかどうか、調べると、コーチ個人のチャリティ「レイの少年財団」が少年たちに奨学金を渡している事が判る。
オリビアとニックがコーチを訪ねると、コーチはリッキー・ラモスの母親が酷いドラッグ依存で悲惨な生活をしていたのを自分が救いだしてやったという。
そして自分が父親代わりでリッチーを育ててやったのに、母親が邪魔をしたと真っ向から否定する。
オリビアは財団の金で被害者を口止めしているのではないかと挑発し、コーチは完全に腹を立ててしまう。

男性の被害者はなかなか被害を言えないという事実もあり、SVUはもう一度スティービーに情報を得ようとする。
スティービーは、ルームメイトだった選手がレイプされたはずだという。
その選手は、超大物で今年プロチームを移籍することになっているプリンス・ミラーだった。
プリンスは有名弁護士で守りを固めており、やはりコーチが父親代わりとなり今の自分に導いてくれたという。
しかし、それほど感謝しているにもかかわらず、先日のパーティにはプリンスは出席していなかったのは不自然だった。
分署にスティービーが現れ、プリンスから久しぶりに連絡があり、話がしたいと言われたという。
ニックはスティービーに盗・聴器を付けて2人の会話から証言を得ようと言うが、キャボットはそれはリスクが高いと否定する。
その代わり、ボストンでの事件なら公訴時効が適用されないという奇策を思いつき、スティービーの話を聞くという。
しかし、すでにスティービーはクラブに行き、プリンスと口論していた。
興奮したスティービーがプリンスに殴りかかると、ボディガードに反撃されてしまう。その後、スティービーは路地裏で死亡しているのが発見される。
ヘロインの過剰摂取のように見えるが、ワーナー検死医は事故か自殺か他殺か不確定だという。
SVUはコーチの虐待を表沙汰にしたくないプリンスがスティービーの口を封じたと考える。
そこにプリンスがわざわざ出頭し、昨夜のアリバイを証明するという。
オリビアは最後までプリンスに食い下がるが、プリンスからコーチのレイプ疑惑について証言を引き出すのは難しい。
SVUはスティービーの殺害現場の写真を見直し、プリンスのいとこが履いていた1点物のスニーカーの足跡を見つける。
身柄を確保し、スニーカーの裏に付いていた血液を調べたところ、スティービーの血液と一致した。また、足跡も現場に残されていたものだった。
プリンスのスティービー殺害の容疑は晴れるが、コーチの犯罪は野放しのままで、キャボットは何とか起訴したいという。
SVUはプリンスの心情に賭け、プリンスを少年たちが練習している場所に連れて行く。
コーチとは久しぶりの対面で、オリビアはコーチが今一番目をかけている少年がプリンスと被るのではないかと説得する。
プリンスは決心し、コーチの性的虐待について大陪審で証言する。その後、記者会見を行い、これまで被害を黙っていた事を謝罪する。
プリンスは被害を受けた人は勇気を持って名乗り出て欲しいと呼びかける。




性犯罪であるだけでなく、将来の成功をちらつかされると黙るしかないというパワハラの問題でもある。
対象は貧しい家庭の子供であることが多く、黒人の場合、同性愛の禁忌は白人よりもきつく、名乗りあげる事は到底出来ない。
などという背景を丁寧に描いていたと思います。
テレビドラマ的には決して珍しいテーマではないと思うのですが、新人2人を入れる事により、オリビアとフィンは捜査の手法の見本を見せながら原点をふり返っていましたね。
そして、やっとダニー・ピノの登場ですが、元麻薬捜査課の刑事にしては大人しい雰囲気というか、Cold Caseの時も内省的なキャラクターだったなと思います。
多少は麻薬課との捜査法の違いを見せたりしましたが、大先輩のオリビアに楯突く事はないだろうし、偉大なステイブラーの影が消えることもないでしょう。
制作側はクリス・メローニのゲスト出演を期待しているみたいですしね。
それでもオリビアはしばらくはステイブラー・レスの後遺症でもんもんとするのでしょうね。
良くできるアマンダ・ロリンズ刑事の立ち位置が微妙ですが、そもそも、SVUは捜査官同士でもめたりということは少ないしこのまま行くのかも知れません。
後はマンチだな。(笑)


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Last updated  June 4, 2013 08:12:36 AM
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