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May 23, 2021
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事件の真相がはっきりせず、裁判の過程で明らかになっていくエピソードで、「ザ・プラクティス」を思い出しました。





フィンはジョエル・フラーから夫の死について起訴されている件で、証言録取を受ける。

14歳のウィル・マッキンナが虐待被害を疑われ、学校から通報があった。
ウィルの妹も虐待を受けているおそれがあるため、SVUが担当することになった。
ウィルの自宅に向かったロリンズは、母親のアイリーナが頭から血を流して倒れているのを発見する。
同居している男は出ていったという。
アイリーナは殴られたようなアザがあるにも関わらず、何も覚えていないという。
アイリーナの恋人ドワイトはトラックの運転手をしており、彼の地元では妻を殴ることにためらいはないようだが、ウィルのことは殴っていないという。

ウィルとリアンが通う学校では、ウィルの実父マークから、ウィルがドワイトからDVを受けているという話を聞いていたという。
ウィルは、ドワイトがママを怒鳴るという。
息子を迎えに来たマークは117分署の警官で、ドワイトは切れやすいという。
ウィルの親権はアイリーナが持っており、とりあえずウィルとリアンを学校から連れて帰る。

ドワイトはウェストヴァージニア州に自宅があり、仕事のついでにNYのアイリーナの家に立ち寄る。
暴力の前歴があり、アイリーナの家では3回通報があって警官が駆けつけていた。
アイリーナもDVを受けていると見られるが、何も認めず、ドワイトとの接近禁止命令も本人が同意しそうにない。
オリビアが子どもたちのことを考えるべきだと説得し、せめて子どもたちだけでもマークの家で預かってもらうようにいう。

その夜、アイリーナからドワイトが入浴中に死亡したという通報があった。
電源の入ったドライヤーが浴槽に落ちて感電死したらしい。
詳しい事情を聞こうとするが、アイリーナは弁護士がくるまで何もしゃべらないという。

アイリーナは事件当時、ウィルはマークの自宅にいたというが、リアンの話と矛盾した。
フィンが同じ警官として調べればわかっていることだろうと追及すると、マークはアイリーナが取り乱した様子で電話をしてきたと明かす。
マークとフィンのやり取りを聞いていたウィルは、いきなり自分がドライヤーを浴槽に投げ込みドワイトを殺したと主張する。
アイリーナとドワイトが喧嘩をしていて、止めようと思ったのだという。
マークは息子を守ろうとして、これ以上しゃべるなという。

ドワイトの死亡時の証言が二転三転し、オリビアは込み入った状況を一つ一つ解きほぐそうとする。

ウィルは母親を守ろうと罪をかぶったように見えるが、アイリーナの弁護士カラブレーズは高圧的な態度でアイリーナの発言を制するため、カリシはやむなくウィルを起訴するという。
リアンの証言は母親同席でなければならない。
リアンはパパがママとウィルに怒鳴ったあとに死んだという。

カリシのオフィスにドワイトの妻が現れる。
ドワイトは評判は悪いが、よい人だったという。
カラブレーズは事故であっても殺人でも、ドワイトが死んだことを嘆く人間はいないとうそぶく。
アイリーナはドワイトの妻が妊娠しているのを知らず、別れたと聞かされていた。
オリビアはドワイトに騙されていたのだろうと指摘する。
なかなか真実を話そうとしないアイリーナに、カリシは14歳のウィルを成人として起訴すると告げる。
ウィルの弁護士ピッパは、ウィルが正当防衛でドワイトを殺害したと主張する。
ウィルが母親をかばっていると見たカリシは、一人で罪をかぶるべきではないと諭す。
ウィルはリアンにトイレをさせようと、バスルームに連れていくと、風呂に入っていたドワイトが拒否し、怒鳴って後で自分とママを罰してやると怒鳴られたと主張する
だからドライヤーを浴槽に投げ込んだというのがウィルの主張だが、そうであれば正当防衛は成り立たない。

裁判が始まり、カリシはマークにウィルがドワイトを正当防衛で殺したと思ったのかと尋ねる。
マークは初動捜査で、ウィルを預かっていたと嘘を付き、異なる供述をしていた。
ウィルに殺人の疑いが及ぶのを恐れ、アイリーナに頼まれウィルを母親の家から連れ出した事を隠した。
しかしドワイトの虐待を知っており、マークは息子には計画殺人はできないと証言する。

アイリーナはオリビアに前夫マークもまた支配的な夫だったという。
結局、責められるべきは自分だ。
証言席でアイリーナは、バスルームからドワイトとウィルの怒鳴り合いが聞こえて、駆けつけたところドワイトが死んでいたと証言する。
おそらく、ウィルの正当防衛だと思ったが、裁判になったときのことを考え嘘をついたという。
カリシはドワイトに抵抗した痕跡がなかったことを指摘し、アイリーナの証言の矛盾を突く。
追及されたアリアーナは、ついに自分がドワイトを殺したと証言して、法廷は大騒ぎとなった。
弁護士が審理無効を狙ったのか、あるいはウィルが初めから母親を守ろうとしたのか。
オリビアはアイリーナの罪を追及するカリシも、ウィルにとって敵と映るだろうと指摘する。
改めてアイリーナに真実を話すように求めると、バスルームでドワイトの怒鳴り声がして、ドアを開けるとウィルがドライヤーを手にして立っていた、ドワイトはバスタブに横たわりながら後で2人を罰してやるというと、ウィルはママを守ると言い、アイリーナはドワイトが立ち上がる前にドライヤーを奪うとバスタブに投げ込んだ、という。
つまりは正当防衛となるが、それでもウィルは供述を変えないだろう。
カルブレースはこのまま曖昧な状況で見逃してもらえば良いと言い、罪を認めようとするアイリーナに侮辱的な態度を取る。
アイリーナは断固としてカルブレースを解雇すると、カリシはアイリーナを過失致死で起訴しアイリーナは有罪を認めた。
1年の刑期となるが、ドワイトの妻は認められないと叫ぶ。

フィンのレオン射殺に関する言い分は手順に従ったものであり、レオンが仮釈放違反をしたことを知った時点で逮捕すべきだったと反省する。
幼いアンドレまでナイフを突きつけられても、怖くなかったと証言し、賠償金狙いなのは見て取れたが、結局市は200万ドルの賠償金を支払うことになった。
昨今の警察に対する市民感情を慮ってのことだろう。
フィンは警察が生まれ育った地域の人々をひどい扱いをしてきたのを知っており、それを変えたいと思って警察官になったのに、まさか簡単に黒人を射殺する警官になるつもりはなかったという。




今回もコロナ禍のせいで家庭に閉じこもることが増え、ストレスをためた加害者と長い時間過ごさなければならくなった、という言及がありました。
これはこれで大きな問題ですね。
アイリーナとその子どもたちを巡る状況はそれ以前にひどいDVの状態があったわけですが、苦しみ続けたアイリーナがその呪縛から解かれて、罪を認めるまで変化できたことが、力強く描かれたなと思いました。
演じた女優さんも勇気を持って母親を守ろうとしたウィル役の役者さんも、上手かった。
リアンちゃんは、年齢以上にしっかりしていた印象。
始めは事故かと思われた案件がDVがもたらした不幸な事件になり、このまま事故で死んだことにすれば都合がいいや、と思うのは無関係な市民の発想ですね。
やはり手を尽くして真実を突き止め、正しく法を適用するという姿勢が見て取れました。
アイリーナはドワイトが死んだ以上、もう怖がる必要はないけれど、息子を守り自分を守る(そうしないと、子どもたちは施設などに行ってしまう)という選択をした。
ただ、その過程でやけに依頼人に対して偉そうにする弁護士が付いた。
真実を告白するチャンスもその弁護士のせいで遅れてしまったわけですね。
まあ、誰もが弁護士を依頼する権利はあるにしても、アイリーナにこの弁護士を雇う金はあったのだろうか、弁護士も勝つために依頼人に対して普段からこういう対応をするのだろうかと、気になりました。
アイリーナが「私が殺しました」というのは、「ザ・プラクティス」でいうところのプランBですね。
もちろん、本裁判で無罪を勝ち取る可能性もあったわけですが、陪審員は判断に苦しむところだったでしょう。
フィンの裁判は、普段なら200万ドルまでの金額にならなかったということかな。
あるいは門前払いとか。
たしかにフィンはジョエル親子の問題に首を突っ込みすぎてしまい、温情をかけて事態を悪化させた面も否めない。
ではどうするべきだったのか。
一警官の判断に任せるのではなく、複数のサポート体制を関わらせるべきだったのかなあ。
アイリーナもジョエルも、複雑な関係や感情があって、一律に法律で決めつけることができないのが、これが人間というか、生きていることなのかな、と思いました。





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Last updated  June 23, 2021 07:11:30 PM
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