(1) 学名: Alebrasca actinidiae HAYASHI et OKADA
(2) 和名:キウイヒメヨコバイ(仮称)
(3)
形態:
成虫は体長3~4 mm
、雌は黄白色、雄は前翅の基方3分の2が緋紅色で日時を経て濃色になる。後翅は翅脈のみが赤い。チャノミドリヒメヨコバイに似る。幼虫は、体長1~3 mm
、ふ化当初は白色で後に黄白色になる。胸部背面に3対の黒色紋があり、大きくなると目立つ。
(4)
生態:
神奈川県病害虫防除所の調査によれば、成虫は5月から 11
月に見られ、年4回程度の発生経過をたどる。卵は葉裏の葉脈内に産み付けられ、ふ化した幼虫は葉裏で直ちに吸汁・食害をはじめる。幼虫は、非常に活発に運動するが、他の葉への移動は少なく、そのため幼虫が多発すると被害が激しくなる。成虫も動きは活発で、主に葉裏に寄生し吸汁加害する。落葉とともに園から見られなくなる。越冬は卵で行われ、枝の芽基部に産み付けられる。翌年4月頃から幼虫は発芽して展葉まもない葉上に現れる。
(5)
寄主植物:
キウイフルーツに寄生し、それ以外の植物では寄生は確認されていない。
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