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もみじがまだきれいです。
2017.11.28
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図書館の書棚にこの著を見かけた時、ふと読みたくなったのは、9月に2度訪れた徳沢で徳沢園の門前に「氷壁の宿」と記されているのを見たためかもしれません。もちろん、前から見かけていたものではありますが、何故か今回印象に残っていました。 この著を昔、確か高1の頃に読んだことがあります。と言うのは、高1のクラスメイトに、著者の井上靖の長男である、修一君がいて、確かこの著について言葉を交わした記憶があるからです。修一君は、明るくて、とても気のいいやつでしたが、東大に進学しドイツ文学を学び、一橋大学などの教授を経て、どこかの私学の学長になったと聞いています。 主人公である魚津が仲間と二人で、正月の前穂高東壁を登っているときに、前を登っていた仲間が難所で滑落し、雪の岩場の中に命を落としてしまいます。その時、二人をつないでいたナイロンロープがぷっつりと切れていて、なぜロープが切れたのかという謎が残ります。 ナイロンロープの性能が衝撃や岩との摩擦などに耐えられなかったのか、はたまた、人為的に切られたせいなのか。物語は、この謎の解明を追うように進むと同時に、主人公とそれにまつわる周りの人たち(と言っても当事者二人以外には四人だけ)との人間関係が描かれていきます。私にはちょっと丁寧すぎる描写が多く、まったりとした進行が続きますが、何か心地よい進み方ではあります。 結局、ロープは人為的に切られたものではないことがわかりますが、物理的にどのような衝撃がかかったのかは謎として残ります。そして、二人の女性との関りの中で揺れる主人公の気持ちが迎える結末は。昔読んだ時の記憶が、他の著の結末とごっちゃになっていたらしく、「あれ、こんなんだっけ」と言う結末でした。<追記> この小説のモデルになった、三重県岩稜会の、小説と同じ場所におけるナイロンロープ切断による滑落死亡事故の原因解明がなされ、ナイロンロープが鋭利な岩の角で衝撃が加わると、簡単に切断されることが判明しました。この解明には、同会の会長であり、滑落死した人の実兄でもある石岡氏の執念の究明があったそうです。この間に、ロープメイカーや山岳会などの強い抵抗にめげず、使命感に燃えた彼がとった行動の詳細が、同氏著「氷壁・ナイロンザイル事件の真実」に詳しく書かれています。
2017.11.24
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大げさなことを言うつもりはありませんが、最近の経済指標のもろもろが、好景気が継続していることを示しているそうです。ところが、各種世論調査での国民の反応は、「実感がない」と言うところです。 私は広島市中央図書館に毎週のように出かけて、時間つぶしをしていますが、いつも、静かで落ちつける場所であり、私の好きな場所です。しかし、一つだけ顕著な変化を見せている場所があります。図書館の一階にかなり広いスペースの自習室があります。二年ぐらい前までは、この部屋は毎日人があふれ、人が多いのにとても静かで、私には異様な雰囲気が感じられました。 毎日通い続けている人たちでしょう。若い人が多く、就活のための、資格試験勉強などにいそしんでいるのだろうと推察していました。 ところが、アベノミクスの成果かどうかわかりませんが、その数がみるみる減っていき、最近では、閑散とまではいきませんが、私には寂しいと感じられる数になっています。以前は、一つのテーブルに3、4人が座っている状態でしたが、今ではせいぜい2人と言う状態です。 このことが、経済状態と関係があるかどうか、私にはもちろんわかりませんが、少なくとも、雇用状態は改善されているのかなと思っています。どうでしょうか。
2017.11.17
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足首の靭帯がだいぶ回復したようなので、今日は、裏山の鈴峯に登ってみました。鈴峯公園(消防訓練所のそば)の登山口から、ゆっくり、慎重に歩を進めます。この登山口は、諸コースの中で一番頂上に近いのですが、最初の登りはかなり急です。お天気は上々で、瀬戸内海の島々がくっきりと展望できました。 コースが良く整備されているからか、慎重に登ったせいか、頂上まで、ほとんど足の痛さを感じずに登り切ることができました。頂上で、同行の我が奥様とお茶をしながらしばし眺望を楽しんだ後、今度は懸案の下りです。ゆっくり、慎重にと思っていたのですが、何かの拍子にギクッとなると、足首のくるぶし辺りに鋭い痛みが生じました。その後も二度ほど、ひどくはありませんでしたが痛みに襲われました。 そういえば、通っている整形外科医が、「靭帯の方はかなりしっかりしてきましたが、腓骨筋腱炎を併発しているようですね」と言っていたのを思い出します。どうもそちらの治りが遅いようです。完全に治るには、まだ時間がかかりそうであることを思い知らされた鈴峯行でした。
2017.11.16
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サム・スミスの「さよならに慣れすぎて」という曲の、official videoはYouTubeで、何と、あのピコ太郎のPPAPの再生回数の約2倍、2.4億回も再生されています。 恋人に何回もふられたのでしょう。「別れには慣れているよ」と言いながらも、切ない心情を歌い上げるこの曲は多くの人々の胸を打っているようです。 私はこの曲に感動したからではなく、再生回数の多いのに驚いて紹介しているのですが、世界には、恋に破れた人が、かくも沢山いるのだなということにも驚かされます。 でも、なかなかいい曲ですね。
2017.11.14
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吉水園が一般公開になっているので、夫婦で紅葉を楽しみに訪れました。例年開園日に合わせて加計町の路上市が開催されていて、大賑わいでした。吉水園の紅葉は丁度見ごろを迎えていて、見事な風情でした。 近くの深山峡にも立ち寄ってみました。こちらも散策するには気持ちの良いスポットなのですが、紅葉の方はいまいちかなと言う感じでした。 こちらに写真があります。
2017.11.12
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今日の坂歩こう会の定例山行は、絵下山でした。 コースは、昭和入口バス停~キャンプ場~深山の滝~絵下山東麓駐車場(ストレッチ体操)~龍山(龍ノ口岩)~中野山~テレビ塔~絵下山公園展望広場~絵下頭~絵下山東麓駐車場~昭和入口バス停、の予定です。 私は、足首の状態が完全でないことから、マイカーで頂上近くの駐車スペースまで登り、久しぶりに皆さんの顔を見ようと、展望台で皆さんが現れるのを待っていました。 朝から小雨模様で、決行が危ぶまれるような状態でしたが、なんと、メンバー26名が霧に包まれた山道から元気よくあらわれました。相変わらず会話がはずんでいたと見えて遠くの方から話声が聞こえ、待っている私には騒々しく近づいてくるのが待ち遠しく思えました。 久しぶりにお会いした面々と親しく会話するのは本当に楽しいひと時でした。霧に包まれ、小雨が降り続ける中、皆さんのお弁当タイムに付き合い、絵下頭に寄って下山する皆さんを見送り、再びマイカーで霧の中を、別世界から現世に戻って行くような感覚に包まれ、下山しました。
2017.11.08
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広島市中央公園を訪れ、本の閲覧を終え、痛めている足首のリハビリにと、平和公園、縮景園を散策しました。リハビリになるかどうか、さらに痛めることになるのか、私にはわかりませんが、開き直りの気分で歩きました。幸い、ゆっくり歩いたせいか、さしたる痛みもなく順調に回復しているようです。 平和公園も、縮景園も木々が色づき秋の深まりを感じさせます。縮景園は、もみじの色づきがまだまだの状態ですので、見ごろはだいぶ先になると思います。 平和公園で、原爆ドームの写真を撮りましたが、背景にメルパルクのビルが写り込み、せっかくの写真が台無しになりましたので、思い切って修正しました。 この写真も含めて、こちらに何枚かの写真があります。 360度写真もありますので、お楽しみください。
2017.11.07
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おおの自然観察の森を訪れ、ベニマンサクの紅葉を楽しんできました。時期的には、少し遅かったのかもしれませんが、ベニマンサク湖湖畔やその周辺を彩る紅葉を楽しみました。 右足首を痛めていたのが、だいぶ良くなったので、慣らし運転を兼ねての散策でした。ほとんど登り下りのない平たんな舗道の散策で、調子よく歩いていたのですが、ちょっとした拍子に足首に鋭い痛みが発しました。足首の痛さはさることながら、まだ完全に治っていないのかと言う思いの方が、’痛っ’でした。 帰りがけに整形外科に寄り、若い医師に「まだ治っておらんよ」とお前の責任だと言わんばかりに、なじるように言いましたが、医師は、「普通の捻挫じゃなく、靭帯が部分部分切れていますから長引きますよ」と静かに、諭すように言いました。「どうすれば早く治るの?」「安静です」 重たい足を引きずるように診察室を後にする私の背中に、看護師の「お大事に」と言う決まり文句が。答える気力もなく、病院を後にしました。 こちらのリンクのグーグルフォトに、新しく買った360度カメラで撮った写真がありますので、マウスで上下左右にぐりぐりドラッグして見て見て下さい。画像があまりよくないのと、むさくるしい爺さんが写っていますが、雰囲気は感じてもらえると思います。 こちらには360度動画があります。全画面にして、左右上下にドラッグして全方向の様子をご覧ください。進行方向にして(ドラッグで180度水平に)、見ていただいた方がいいかもしれません。
2017.11.03
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