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土曜日 8時起床。何時に寝たのか全く記憶に無い。昨夜、深い深い時間、最後に流れ着いたBarが徒歩7分のご近所だったので酔いつつも、ああ、歩いて帰れるなぁ、嬉しいなぁとほのかな気分で、帰った記憶はある。たぶんどこかのゴミ捨て場で拾ったのか、小さめの一人掛けチェアがベットの横に遠慮気味にいる。(こいつを持ってきた前後の記憶がない、やばい・・・)ちょっと汚れていたので拭いてあげて、座ってみる、なかなか使えそう。O氏より「昨夜のBarの飲食とテーブルチャージとの内訳」を知らせてくれるメールが届くさすが、梁瀬のライフプランナーO氏(もちろん僕だけの専属ではないが)、そんなに高かったとは・・、酔ってたとはいえ気が大きくなっていて気がつかなかった。持つべきものは、よく気がつきなおかつ気の会う飲み友達のライフプランナーである。いろいろ書き物とか手続きとかで午前中を終える。洗濯とか済ませて、ランチは近所のインド料理のお店《ミラン》でカレー。《カレー+ナン》の組み合わせ好きなのだが、お腹がいっぱいになりすぎる(お腹いっぱいになりすぎると、眠くなるし)あえてこの日は《カレー+ライス》にした。美味いなぁ、これは自分では作れないなぁ・・店の雰囲気も含めておいしいな。外で用事を済ませて、夕方4時ごろには帰宅。先週土曜日に引き続き、完全に一人の時間、特に約束もない。ある意味極上の時間。ほんとは、映画を2本くらい(予定ではアクロス・ザ・ユニバースとダークナイトあたりを)はしごして気力があればクラブODのビキニナイト(ビキニギャルは無料のクラブイベント)を冷やかしに行こうかと思っていたが読み始めた佐藤正午の「5(ご)」に没入してしまい、部屋にこもりきり。やっぱりこの佐世保在住の小説家の推敲されつくした文章は美しい。忘れていた感触がよみがえる。読みながらビール飲んでうとうと、聴こえてくる花火の音で目を覚ます。中央区、平和台あたりで花火大会やってる。大濠の花火に比べるとややマイナーな夏の終わりの花火だ。振動が、雷のそれと似てるなと思うが、少し前の夜中の雷の振動は「世界が終わりそう」な、少し恐怖の振動だったのに今夜の花火の振動は、夏が終わって新しい季節が来る、やや希望に満ちた響きがした。イメージというものはすごいですね。追記楽天のポイントがなにげにたまっている、期間限定のポイントがあったのでいろいろ考えた結果《お米》を購入。楽天ポイントはたいてい書籍に消えており、食料を買うっていう発想が全くなかった。そういえば、米とか重いものは通販に向いてるものね。生活のキモの《食》については引越し後の、生活改善効果が着々と。今までどれだけ外食してたのかとあらためて計算して驚く・・。段々こうやって細かいところまでよく気がつく、生活上手でアンニュイな独身男が出来上がるんだと思いながら最近はかなり工夫してコストを削減している。「元々そういう資質があるのよ貴方は、今までがアバウトすぎただけで・・」とか言われたカレー食べながら。ま、これでしばらく家メシには困らない。食費削減中、誰かと食べる以外の外食自粛中。
2008.08.30

気がつけば8/29。あまりの時間の早さに呆然とする。しばらくブログ更新してないのにアクセス多し。スパム多すぎ・・。本日は焼肉の日だったが、あえて魚をいただく。前々から予定していた《船上パーティ》の日だった。S社所有のヨットinマリノアシティにて優雅にワインなど飲む予定だったが悪天候にて場所変更!北天神の《ざうお》にて確かに《船上》には違いないが・・。画像は遅れてきたY氏自らの食料確保のために釣り糸をたれる。でもね、この釣堀、魚が少ないのです。まぁ、それはそれで楽しかった。この日は、ミュージシャンを志して若かりしころメジャーデビュー間近で政治的、大人的事情で夢かなわなかった境遇が似ているW氏とH氏の二人をようやく引き合わせることが出来た。僕らの中では夢のようなコラボレーション。予想通りの音楽談義が繰り広げられた。2次会は会員制の隠れ家バーにて、さらに熱く熱くマニアックな話題が続きその会話を肴にワインを空けた。うむ、豊かな時間でした。来週はいよいよサンセットライブです。梁瀬は金曜日に出没予定。皆様、よい週末を。
2008.08.29
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土曜日、曇り。昨夜、たくさんワインを飲んだけど結構すっきりした目覚め。新聞読みながらコーヒー飲んでたら先日の北海道から自分宛にペリカン便で送ったテントやら寝袋やらの荷物が届いた。時間差で北海道の空気が蘇る。洗濯とか掃除とか済ませて、外出。バス停に向かう途中で、知人の会社社長を見かけた。着流しとでかいベンツ、あまりの迫力にびびって声をかけそびれる・・・。この辺に住んでるのかな?ちょっといつもと違う一面見たり(にやり)少し遅い誕生日祝いでランチを奢ってくれるというH氏と合流。キャナルシティのグランドハイアットにある《アロマーズ》のランチビュッフェ。とにかく人気らしく、客が多い。さすがにホテルの人気ビュッフェだけある。一品一品が極上でサービスも良い。デザートなんか種類が多くて感動。貧乏症でカレーライスとかも食べたので満腹。軽くキャナルをうろうろ。あのコールドストーンでつくるアイスクリーム屋さんがOPENしており、長い列が出来ていた。突然、高校時代の友達Yから電話があり、再来週くらいに会うことになった。Yとは今年に入って約5年ぶりくらい偶然に会い、飲みに行って、時々連絡を取り合うようになった。結局なかなか都合つかないのだけど、次回は15年以上も会っていないOを交えて野郎3人で酒を飲むことに。全く違う生き方してるので結構新鮮、Yが小まめに日程調整してくれて助かる。夕方に、赤坂の図書館でいくつか本を読む。福岡に関する書籍のコーナーがあっていくつか興味のある本を見つけた。15年前くらいに発行された本で、当時の親不孝通りのルポ、活躍している人を取材している毎日新聞社が発行の本。知っている人の15年前のコメントを結構見つけた。今は消息不明の人も、順風満帆の人もそうでない人もいて、街の変化も人の変化も興味深い。夜、昼間に食べ過ぎたのであんまりお腹すかない。ブックオフで買ってきた、五木寛之の「デビューのころ」という回想エッセイを読みながらうとうと。22時ごろ、納豆パスタに麺つゆと、にんにく醤油で味付けして食べ、ビールを2缶開ける。五木寛之の続きを読む。彼のロシア旅行の日記を読んでいると《音楽》が聴こえてくる気がする。今夜は久々にクラブに行く予定。歩いて5分ほどの場所にある《OD》に《RYUKYUDISKO》が来ている。ここ数年ではかなりお気に入りの、沖縄のテクノ兄弟だ。現在の時刻23時20分。すでにイベントは開場している時間だ。たぶん彼らの登場はもっと遅い時間だろうから、五木寛之を最後まで読んでもう少し酔いがまわってから出かけることにする。近所にクラブがある生活っていいよな・・とこういう気分の時に切に思う。(ほとんど行かないけどね)野外ライブで何度も《RYUKYUDISKO》と出遭ってはいるのだが、クラブイベントは初めてだ。週末のテクノを浴びて、トランス状態。ああ大人って楽しい。
2008.08.23
「俺がどれくらいこのパーティーに救われたことか。ありがとうRISINGSUN。(佐藤タイジ/ミュージシャン)」RSR08ボヘミアンステージより《RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008 in EZO》最終章二日目からの晴天が続き、そのまま日付をまたいだ。今年の石狩も一気に気温が下がる。寒さが雰囲気を盛り上げる。昨日「入口からは一番遠く、一番マイナーな《ボヘミアンステージ》をこよなく好んでいる。」と書いた。ここで見られるミュージシャンは例えば《バンバンバザール》《エマーソン北村》それから《勝手にしやがれ》とかとにかく自由度が高くて、ミュージシャンの表情が《至福》なんです。冒頭の《佐藤タイジ》が大阪アクセントで、深夜に吠えながら唄っていた。このシチュエーションが素敵だった。佐藤タイジといえば《シアターブルック》というバンドをデビュー時からチェックしていたので、こんなふうに《ボヘミアンステージ》で毎年歌が聴けるのはうれしい限り。この野外イベントのキーワードは《フラット》だと個人的には思っていて《時間》《場所》《演奏者》《観客》などあらゆる観点でそれを感じる。7つのステージに大小はあるが、商業的な価値観でのランク付けがここでは全く意味をなさない。ミュージシャン同士が他のステージに飛び入りするし観客も、マイナー、メジャー関係なく、行きたいところに行く。CDセールスでは100倍くらい差があっても、観客の声援の密度は逆転してたりもする。そのフラット感が心地いい。佐藤タイジは「負ける気がしないんだ」「今、全く負ける気がしない」と吠えている。見てるほうも、全く負けてないなぁ・・と感動している。強気発言の最後に彼が「俺がどれくらいこのパーティーに救われたことか。」とポロっと言った。その溢れる人間味がその場にいた観客の心を魅了した。そんな場面がいたるところで見られる。メインステージの《ミスチル》の場面、ボーカルの桜井氏の表情が心から楽しそうだった。こんな表情するんだな、かっこいいなミスチル。ファンであってもファンじゃなくても、その場のエネルギーや自由度や楽しんでる空気は見てる人の感情を揺さぶるのだ。とりあえず画像をUPしておきます。容量多いのでこちらにて↑時間の流れが空気の色を変える、同じ場所なのに別の表情を見せる。例えば《サニーデイサービス》と《曽我部恵一バンド》を別のステージで見られたり(同じように《椎名林檎》と《東京事変》、《クレージーケンバンド》と《ケンヨコヤマ》等)ならではの楽しみが今年はあった。雨とか風とか寒さとかいろいろあったけれど、終わってみればイベント名通りに《ライジングサン》を見られた。神々しい光景と、現実に引き戻される境目の快感。あぁ、今年も音楽に囲まれた夏がひとつ過ぎていく。
2008.08.17
RISINGSUN二日目 朝から天気雨がふったりしてたが、11時すぎから完全に晴天に。 昨夜は雨と風でテントが激しく揺れるも、酔いと疲労で熟睡。 いくつになってもどこでも寝られることを再確認した。 さて このFESTIVALに7つあるステージの内 入口からは一番遠く、一番マイナーなボヘミアンステージをこよなく好んでいる。 テントも、このステージ傍のフォレストサイト。 ここは、メインステージの空気とは違って、音楽を楽しみながらも 食事や酒やマイペースなアウトドアな時間を大切にしている人が多い。 ステージ毎に違う色がある。 100組以上のアーティストが出演して 同時多発(数えたら117番組あった)に 7ツのステージが同時稼動しているから 全部見ることは物理的に100%不可能。 だからいいのだ、それが野外ROCKFESTIVALの醍醐味かもしれない。 自分だけの編集で場面を構成できる。 自分が見ている(または見ていない)ステージの向こうには 別のステージと別の感動があって 経験できない盛り上がりが繰り広げられている。 自分の身体は一つだ。 世界を凝縮して 音楽に変換したかのような構造がこの村にある。 思い思いの《手拍子》、思い思いの《行動》 自然に揺れる身体。 これだけの人(十万人以上?) がいるのに、ゴミがほとんど落ちていない。 参加者の善意とスタッフ、たくさんのボランティアが支えている。 RISINGSUNは今回十周年 日本の野外ROCKFESTIVALの歴史は たかだかここ十数年なのである。 この十数年、CDは売れなくなり、ライブは新しい価値を生み出してきた。 エイベックスもSMEも《音楽配信》と《ライブ》に軸足を移してきた。 そういう構造の転換を見届けることが楽しい。 それにしても、ここにいると時間がフラットになる。 日常みたいに、昼だからご飯とか、夜だから寝るとか そういうのが完全に無くなる。 朝からビール飲んで、気がついたら寝てしまった。 お腹が空いたと感じたら少し食べる。 午後から二日目のステージがあちこちで始まっている。 これ書いているのは18時 フォレストサイトから20分ほど歩いた《EARTHテント》ステージで 《銀杏Boyz》が歌っている。 Vocalの峯田氏はブリーフ一枚でいつもみたいに吠えている。 これからメインステージでは《Mr.Children》が登場するため 各ステージからの民族大移動が見られるはず。 10時間後には《サニーデイサービス》の復活ステージを見て 《スカパラ》でラスト。 だいぶ気温も下がってきた。 それにしても晴れてよかった。 続く
2008.08.16
11時半、新千歳空港到着。 空は曇り、ああ涼しいなぁ。 今回は一切寄り道しないので、空港に待機している石狩平野《RSR08》会場直行バスに乗り込む。 昨日も書いたが、この旅はちょっとした《引越》のような、ちょっとした《移住》のような趣。 ほんのわずか三日間の引越、移住だ。 一年365日の内3日間だけ出現する音楽の街、いや村、大袈裟に言えば音楽がなにより優先される不思議の国か。 そこに何百と区画されたうち、わずか4Meter四方の敷地を購入する。 そこにテントを張り住居とする。 自分の敷地と三日間この広大な音楽の村の住人になる権利、わずかに15000円。 そこで生じる魂の解放プライスレス。 12時半、会場着。うは、雨、大雨、激しい雨。 開場を待つ長い列、レインコートと折りたたみ傘の華が咲く。 涼しいのでじっと並ぶのは苦痛ではない。 野外フェスはたくさん経験しているが、始まる前からこんなに雨降ってるのは初体験だ。 いったいどうなる今年のエゾロック。 約1時間かかって、ようやく会場に入れた(画像)。 そこからまた雨がひどかった。 テントサイトの手続きを 終え、事前にペリカン便で送っていたもろもろの荷物が入ったダンボールを引き取る。 これが雨で濡れて箱は破れ悲しいありさまに。 やっとのことで、我が拠点スペースに腰を下ろし テントを組み立てる、雨はひどくなるばかり。 もうずぶ濡れ・・・。 雨と風と新品のテントの設計の複雑さに 予想外に手間取り、完成しホッと一息ついたのは16時すぎ。 内部の住み心地を確かめる。 どこからともなく生音が聞こえてきた。 あ、雨、あがってる あがるんだよね不思議に、音楽が聞こえてくると。 今年は着替えもたくさん持ってきたからさ 長袖に着替えて、折りたたみの椅子を抱え始動。 17時、本日一杯目のビールにありつく 目の前のレッドStarステージでピアノを弾き始めたのは《矢野顕子》だ。 一年に一度だけ味わう浮遊感が蘇ってきた。 気温は低い、いつまた雨が降るかもしれない。 それでも音と音はゴキゲンに交差する。 続く。
2008.08.15
早くも8月半ば、地面でもがいている蝉を見かける時期になってきました。ここ数日続いていたゲリラ的不意打ちな大雨も、今日は降らず。やっぱり毎年暑いですねこの季節は。そんな季節恒例の、北海道への避暑旅へ、明日から三日間でかけます。福岡が35度、札幌は25度くらいだからちょうど10度違う。石狩でのオールナイト野外フェスに行くので、夜中は気温が17度くらいまで下がる去年はぶるぶる震えながら酒飲んでましたの覚えてますから反省踏まえて《フリース》とか《長袖ボーダーシャツ》などを準備するやっぱり夏は北海道、冬は沖縄だなぁと思いながら。週末の北海道はどうも《雨》らしいのだけどいつもフォローしてくれる札幌在住の若手営業マンYくんから《昨日からてるてる坊主作ってますから心配ないっすよ》と電話があった。よしよし。目的地の《RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008 in EZO》は今年で十周年、節目の盛り上がりは必至でいろいろ思い巡らすのが楽しい。(6月くらいから密かに思い巡らせていた、ははは。)今年は一切寄り道しません。ライブ会場内の《フォレストステージ》エリア内にテントを張り丸々二日間の《音楽》と《酒》が友達です。(ついでに読書とかいろいろも)今日は19時で仕事を切り上げ、いそいそと荷造り《旅》はちょっとした《引越し》みたい。持っていく《本》とか《新鮮な気持ち》とか。しばらく留守にするにあたって冷蔵庫の《納豆》と《卵》の賞味期限が近かったので《納豆パスタ》大盛を作って返却期限が近いDVD《半落ち》を見ながら食べた。昨日は、ヨーロッパ企画の《サマータイムマシンブルース2005》で笑い今日は《半落ち》でじわっと涙した。どちらにしても、いい作品で感情を開放するのは気持ちがいい。明日からはどれくらい開放できるだろうか。夏風邪が流行ってますね。少し喉の調子が悪いのでタオル巻いて、冷えピタ貼って大汗かいて寝ます。明日は五時起きで、東京経由で北海道に入りきっとこの時間(22時)には、我がテントで酒飲みながら外で流れている音楽に耳傾け懐中電灯の明かりで読書などしてるはず。ささやかな避暑旅行を楽しんできます。追記 この時期の過去の記録(2006年~2007年)・2006年の避暑旅の記録 その1「避暑&避風的“白樺”旅 」 その2「北海道2日目怒濤の旅路」その3「脳内麻薬流レル野外フェス 」 ・2007年の避暑旅の記録 その1「涼を求めていざ北へ!RSR 始まる」 その2「RSR2日目と対峙する 」 その3「夏の終わりとライジングサン!」いや、結局毎年北海道での目的はライジングサンなんですけどね。
2008.08.14
8/712年を3周して、この日はついに36回目の誕生日を迎えたのだった。さしたる感慨はないなぁ、でもね歳を重ねる度に程よく力が抜けていく感じが気分いいんです。ワインを飲んで軽く酔った。Jazzのセッションみたいに、新しい発見と驚きが溢れている。じわじわと感激できるメッセージに、酔いが回るのが早かった。この日、赤塚不二夫の葬儀・告別式があってタモリの弔辞が凄いと、いろんな人がmixiやblogで書き込みしているのを知った。素敵だと思う場面を見つけて、それについてのコメントをいろんな人がmixiやblogで発信している。(すぐにYOUTUBEにも映像がアップされる。)そのありようがこの現代の魔法であり、きちんと受け止めることのできる年齢を重ねている現在にささやかな喜びを感じる。タモリが読んだ弔辞の締めくくりの言葉はこうだ。「私もあなたの数多くの作品の一つです。合掌。平成20年8月7日、森田一義」 全文を読んで、YOUTUBEを見た。その空気感、リズムに、確かに心震わせるものがあった。タモリと赤塚不二夫の密接な関係は有名でそこに漂う《一生を遊び倒してやるぞ》的な気概と、垣間見える知性が、たまらなくカッコイイ。「赤塚不二夫がきた。あれが赤塚不二夫だ 私を見ている。」この辺りを読む、感情を殺した抑揚のないリズム手に持った紙を読みながら、時折視線を宙空に泳がせるタモリ。約八分間に及ぶスペシャルな弔辞だったがどうも読み上げていたのは《白紙》ではないかと言われている。してやられた。《勧進帳》じゃないか!芸人でありJazzマンであるタモリ一世一代の恩師、赤塚不二夫にたいするセッションだ。「あなたは今この会場のどこか片隅で、ちょっと高い所から、あぐらをかいて、ひじを付き、ニコニコと眺めていることでしょう。そして私に「おまえもお笑いやってるなら弔辞で笑わしてみろ」と言ってるに違いありません。あなたにとって死も1つのギャグなのかもしれません。」赤塚不二夫が少し宙空で見ている、それに対しての渾身のメッセージ。それをタモリはメタ的に見ている。不二夫ちゃん、どうだい。「私もあなたの数多くの作品の一つです。」(いろいろと深読みしながら)YOUTUBEにたくさんあるタモリ倶楽部の映像とか、徹子の部屋で披露された密室芸を久々に見た。画像、新しく仲間入した《渡辺工房》のハンドクラフトの腕時計。歳をとる喜びをたくさん見つけている毎日。
2008.08.07

このblogでもたびたび登場していますが我が読書マスター、読書グル、チーム《読書》のリーダーに福岡市早良区西新在住の《寺田昌嗣》氏がいます。ここ数年出会った、たくさんの個性的な人たちの中でも特に影響を与えてくれた人(現在進行中)2007年の1月に、3日間丸々使って、寺田さんの速読講座に参加した。(もうそんなになるのだな・・)感想(自分の当時の日記から抜粋)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・集中速読レッスン一日目“まな板の鯉状態”で取り組む とりあえず“集中系”“視覚コントロール”系スポーツのトレーニングしてるのと変わらない感じ“ステージを上げる”という感覚は“積み重ね”とは別の次元で“考え方”を変える“リミッター”を外すそんな作業が必要です高校の時の自転車レースと同じである一定のところまで行くと全くタイムが伸びなくなる次のレベルに行くには“やり方、考え方”を変えなくてはならない(最も僕の場合はその前に自転車は挫折しましたが・・・)本日の感想まだ“読む”前の段階ですが、視野ってこんなに広がるのですね人間の能力ってすげぇ(単純に感動してる)今月中に手に入れときたいもの一日1冊読みこなすくらいの速読スキル(情報処理型)(二日目に続く)20060107「速読というより、自分的読書革命レッスン」(そして三日目)なんと、目標数値の2700文字/分を手に入れた。20060108「三日目の坊主」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑とにもかくにもこれで「読書のスキル」という武器を手に入れた。彼のおかげで僕の読書スピードは約4倍になった。(初年度で調子に乗って400冊くらい読んだ)早くなったこと、技術的なことが言いたいわけではない。「速さ」を手に入れたことで「重ね読み」「精読」も同時に手に入れたのだ。「速さ」を手に入れたことで、読まなくていいものを切り捨てることもできる。ゆっくり読みたい小説(速読はできないジャンル)や、詩を読むことも以前に比べると格段に増えた。それから、最大の収穫は「集中力」のコントロールを手に入れた。「速読」という、世の中ではややオカルト的なニュアンスとらえられがちな言葉にまどわされてはいけない。広い意味での「読書」を考えるきっかけが、彼のメソッドなのでした。そんな講義やメソッドを凝縮した寺田さんの著作『フォーカス・リーディング』が商業出版され、8/4と5の二日間、アマ○ンキャンペーン中なのですが本日8/5の夕方に、なんとベストセラー1位にランキングされた。《嵐》とか《ハリポタ》とか《血液型の本》とかを抜いての1位である。それだけ、《まがいものではなく、使えるメソッド》へのニーズが高いということだろう。彼のblogによると「拙著『フォーカス・リーディング』が8月2日に発売されたわけですがその日に、いったい何冊のライバルが出版されたのか? なんと、210冊以上ありました。」とある。日本における本の年間出版点数は《約8万点》とも言われてます(つまり1日に219冊・・・)人間の限界を軽く超えているわけですし、映画も音楽も芝居も見たい、聴きたい。古典も読みたいし、もちろん自分の仕事に直接的に関係する書物もそれから溢れるメールに溢れる書類。何かを捨てることは大事なことですし読むべきものは、早く、集中して読めるにこしたことはないわけです。そういう意味で《速読》のニーズが現代は特に高いのでしょうね。キャンペーンは本日8/5までとのこと(あと1時間くらいですね)。↑特典もなかなか素敵です。キャンペーンが終わっても、この本は《読書のベース》になる本として長く売れるものになると思われますので、いろんな方に勧めていこうかと。一過性のブームにしてしまうには惜しく、あまりにも大事なことが書いてありますので。あ、ここは楽天blogですのでね、明日以降はこちらでの購入もおすすめですぜ。↓フォーカス・リーディング追記今年の四月から、寺田さんと数人の仲間と一緒に月一で《読書会》やってます。↓ご興味ある方はお気軽にどうぞ~(mixiのコミュです。)8月はなんと福沢諭吉「学問のすすめ」がテーマです。過去日記読書会について:080520「ネオバロック読書会ムーブメント」
2008.08.05

このblogでも何度か書きましたが、今年4月から某フリーペーパーにお薦めイベント情報コーナーを連載してましてそこに登場している梁瀬のバーチャルキャラクター《やなピー》のイラストがわれながら面白い。自分の手を離れて、キャラが別の人格をもってだんだんメタボリックになってることを発見した。なにげに面白かったのでここ4ヶ月の記録を画像でたどります。梁瀬のリアルを知っている人、笑ってください!!創刊号、《やなピーのイベント大捜査線》にふさわしく探偵ふう。 2号目、腕まくりして《探偵ふうに》メモを取る俺(の分身)アゴのラインがシャープ、まなざし鋭い。 3号目、あら、突然やる気がなくなって、太ってしまった俺(の分身)目がトロンとしている。どうも変だ。二の腕がぽちゃぽちゃしてる。この辺りからやなピーが一人歩きしだした。そして8月最新号。夏休みバージョンやっぱり目線が泳いでいる。(夏太り・・・、なぜか先月と同じ色の恥ずかしいシャツ)自分の分身ながら《どうした?やなピー》と思わずにはいられなかったので記録しておきます・・・・・。
2008.08.04
土曜日、昨夜の酒の匂いを身体からじわっと発しながら 早起きして宮崎入。 今回は高速バスで4時間かけ、旅の雰囲気を満喫しながら(大部分寝たけど)到着。 宮崎の熱気は福岡と違う南国の質感がする。 ものすごい晴天。 今日の宿である南宮崎駅近くのHotelに荷物を預け Shuttleバスで約20分、サンマリンスタジアムのお隣り「宮崎県総合運動公園、陸上競技場」が今回の目的地だ。 宮崎でこの日初めて開催される《a-nation(avexのアーティストが一同に集う夏フェス)》の現場へと入る。 この日の来場者、推定二万三千人。 プロ野球の巨人戦を例外とすれば、これほど人が動く有料イベントは宮崎では類をみない。 安室奈美恵、倖田來未、大塚愛、EXILEと、人気の高いアーティストが続々登場するのは凄い、 が 昼間は日影が少なくてキツイ。 年男で36歳を目前とした運動不足の男にはなかなか堪える 人の渦が入場を心待ちにしている。 この暑さに負けない、人の熱さに感心するのであった。 先日の桜島で焦がした肌の上に、宮崎の灼熱がさらに射してくる。 暑さにクラクラしながらも、一発目に安室奈美恵が登場すると、その身体のキレとノリに感化される 「鍛えよう、オレも」と。 鍛えるべきは肉体だけでなく、それを駆使するための感性と知性だ 目の前の安室奈美恵を見て感じる。 最近の安室ちゃんはホント、カッコイイ。 そのポジションの変化に対する感性と知性が圧倒的に鋭い。 その変容を楽しそうに泳いでいる(ように感じさせる)ところが一流なんだろうな。 宮崎では類をみないと先程書いた。 このイベントに絡んでるコンビニ本部のスタッフが 「宮崎の会社が元気になります。」と語ったのが印象的だ。 二万枚以上のチケットは完売した。 ホテルはほとんど満室になった。 福岡からの高速バスも満席だった。 四割の人は宮崎県以外からのお客様だと推測される。 《東国原知事》の大きな着ぐるみがステージに登場した。 さんざんおちゃらけて、最後に着ぐるみを脱いだら 《東国原知事》本人がそこにいた。 この人スゲー、やっぱり。 この巨大イベントプロジェクトが宮崎で実現してその背景と効果を考えると 彼のエンタメ指数の高さが分かる。 宮崎の夜は美しい、程よく涼しい。 イベントはアルコールなしだったので、ビールが待ち遠しい。
2008.08.02
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