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大向こうからかける掛け声、大体は「屋号」。 市川団十郎、海老蔵の成田屋、 尾上菊五郎、菊之助の音羽屋、 中村芝翫、 福助、橋之助の成駒屋、 松本幸四郎、市川染五郎の高麗屋、 坂東玉三郎の大和屋、 片岡仁左衛門の松島屋、 勘三郎、勘太郎、七之助の中村屋、 などなど役者さんの名前とは別にある。 実はもともと役者はとても身分が低く、 苗字を名乗る事は許されていなかったそう。 「市川団十郎」はただの芸名でしかなかったのだ。 しかし、「市川団十郎」が一世を風靡し、 人気絶頂になると、団十郎に苗字がないのは可哀想、 何かつけてあげよう!ということで生まれたのが 屋号らしい。 大体は、その役者さんの出身地だとか、元のお店の 名前だとか、何かしら縁のあるものでつけたみたい。 ちなみに「団十郎」の「成田屋」は千葉県成田の 成田山新勝寺から取ったと言われている。 ご贔屓の役者さんを「屋号」で呼ぶようになれば、 あなたももう立派な歌舞伎ファン。 屋号と入れたらこれが出た。 粋なオリジナル木札ストラップ(家紋札
2005年04月29日
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「大向こう」とは、舞台から一番遠い位置の観客席。 役者さんの顔や花道は見えにくいが、 舞台全体が見渡せ、席料も安いので、 常連さんが多い所である。 この「大向こう」からかけられるかけ声は、 耳に心地よくお芝居の雰囲気を盛り上げてくれる。 別に決まりではないのだが、一階席や二階席ではなく、 やはり「大向こう」からかけるのがかけ声の不文律。 誰がかけてもいいのだが、常連さんは絶妙のタイミングで いい声でかけてくれるので、芝居も役者さんも盛り上がる。 かけ声はとにかく第一にタイミングが大事。 ほとんどその役者さんの「屋号」をかけるが、 「十八代目!」とかのように名跡の代数は、世話物ではかけず、 時代物でのみかけるのだそう。 あとその役者さんの住んでいる地名をかける場合は、 原宿とか六本木とかは駄目、江戸時代からある 紀尾井町だとか神谷町とかでないとしらけちゃう。 大向こうでもよく見える! 観劇・コンサートに 高級メタリックオペラグラス
2005年04月28日
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千秋楽の夜の部は、歌舞伎十八番の一つ「毛抜」 「口上」「籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのよいさめ)」 口上では、主だった出演者がずらり並んで襲名披露を 祝う口上を述べるのだが、三月謹慎、四月から復帰の 七之助君は、言葉少なめにとにかく精進すると頭を下げた。 兄貴の勘太郎の口上では、弟の七之助共々よろしくと二人で平伏。 口上は一人ずつが普通なので、ちょっと珍しく、 やはり弟の復帰を兄として支える気持ちが伝わって来た。 勘太郎君は七之助君と比べると地味なんだけど、 だんだんいい味出してきているのできっといい役者さんになるはず。 「毛抜」は歌舞伎十八番の一つ。 お家の横領を企む家来の悪巧みで、 姫は髪の逆立つ奇病になり、約束の婚姻が延引する。 主人の使いで婚礼の催促にきた粂寺弾正という主人公は、 鉄製の毛抜が自然に立って動き回るのを見て、 天井に磁石があると見破り、悪人を退治して婚儀を成立させる。 この弾正、若衆にも腰元にも手を出そうとするセクハラ男。 でも、ちっとも嫌らしくなく才知溢れて魅力ある人物。 団十郎はやっぱりお家芸ではまり役。 おおらかで分かりやすく、何人も死人が出るのに明るい舞台。 見得もしっかり決めてくれて、さすが歌舞伎十八番。 「歌舞伎」「毛抜」で検索したらこれしかなかった。 上段一番右が「毛抜」
2005年04月26日
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相撲や歌舞伎、演劇等の最終日を千秋楽という。 「千秋楽」とは元々雅楽の曲のひとつ。 仏教の法会の最終日に演奏されることなどから、 最終日をさすようになったとか。 「千秋楽」は千秋万歳(せんしゅうばんぜい)、 幾久しく人の寿をことほぐという言葉に通じるとされ、 その興行が末永く栄え、初日から最終日まで、 大入り満員になりますようにとの願いから、 使われるようになったらしい。 今日は十八代目中村勘三郎襲名披露四月大歌舞伎の「千秋楽」! 四月は運良く昼の部は初日、夜の部は今日のをゲット。 役者さんにとっても、初日は初めての開幕でフレッシュ、 楽日は最後までやり遂げた充実感があるみたいで、 それぞれ味わい深い。 今日「千秋楽」の夜の部は口上もあるので、四月に復帰した 七之助君が最後なんていうか、ちょっと楽しみ。 京鹿子娘道成寺
2005年04月25日
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現在では見得(見栄)は、張ったり切ったりするけど、 これも歌舞伎用語かららしい。 歌舞伎演出で、役者さんが感情が高まった場面で、 一瞬動きを止めて、客席をにらんで一定のポーズをとること。 スローモーションでゆっくりと動いて印象づけ、 一番かっこいいところで止めて、にらみつけるわけ。 ここで、大抵、附け(つけ)が入る。 附けとは、舞台上手のはしっこで、四角いけやきの木版を 拍子木で打って音を立てることで、 これが入ると、決まったね!!という感じ。 この時、大向こう(おおむこう)からタイミングよく、 「~屋!」「~代目!」「待ってました!」などと声が掛かる。 大向こうとは、舞台から一番遠い席(今なら3階B席や一幕見?)。 掛け声がかけられるようになるには、劇場に何度も通って、 作品に精通しなければならない。 そういう常連さんの為の安く観劇できる席、が大向こう。 確かに掛け声は、桟敷や一階からは聞こえず、 大向こうから威勢良くかかる。 役者さんが見得を切って、附けが入って、大向こうから掛け声。 これこそ歌舞伎!という様式美の最たるものである。 先日、はじめて女性の声で掛け声を聞いた。 やんちゃもいつか、「待ってました!」とやってみるぞ~! 歌舞伎名作撰 勧進帳 ◆20%OFF!
2005年04月24日
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今普通に使われている二枚目三枚目という言葉。 これらも助六と同様、歌舞伎から。 江戸時代の芝居小屋には、役者の名前の書かれた看板が 表にかけられていた。 一番右側の一枚目には一座の座頭(ざがしら)の名前。 二枚目には「濡れ事師(ぬれごとし、何と色っぽい表現!)」、 要するに女にもてる色男の主人公を演じる花形役者の名前。 ここから、「二枚目」といえばカッコいい美男を指すようになった。 こっけいな役、ひょうきんな役を演じる「道化方」の名前は、 右から三枚目。「三枚目」はここから。 二枚目でも、「色悪(いろあく)」というのは色男の悪人。 四谷怪談の伊右衛門なんかがそう。 「ぴんとこな」は、きりりとして、威勢のよい色男。 反対に色男でも「つっころばし」の方は、肩でも押すと ふらふらしそうな優男の若旦那って感じ。 同じ二枚目でもよりどりみどり。 もちろん現実には「ぴんとこな」がいいけど、 お芝居の中では、色悪はすごく魅力たっぷり。 好みの二枚目探しもまた楽し!歌舞伎名作撰 伊勢音頭恋寝刀 油屋・奥庭これの二枚目はまさに「ぴんとこな」孝夫時代の仁左衛門さんピッタリのはまり役
2005年04月23日
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「歌舞伎十八番」の時はじゅうはちばん。 「十八番」の時はおはこ、と読む。 「歌舞伎十八番」は市川団十郎家に代々伝わるお家芸の中から、 七世団十郎が18の演目を選び出したもの。 これらの「歌舞伎十八番」の台本は箱に入れて秘蔵された。 ここから、得意芸を「おはこ」と呼ぶようになったらしい。 ちなみにお寿司の助六(おいなりと巻き寿司セット)も歌舞伎から。 「歌舞伎十八番」の中の「助六由縁江戸桜」の主人公は、助六。 その助六の恋人は吉原の傾城(人気NO1の遊女)の揚巻。 助六の好きなものは揚巻。 お寿司の助六は、稲荷寿司(あげ)と巻き寿司(まき)。 あげとまきで揚巻、というわけ。なんかお寿司食べたくなった。 舞伎人形助六ケース入り 祭り傘 助六
2005年04月22日
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歌舞伎で思い浮かべるのは、隈取りした顔ではないだろうか。 もともとは市川団十郎家の荒事で使われ始めたらしいが、 今は時代物といわれるものには使われている。 登場人物の顔の性格や表情を強調して表わした化粧法。 色は赤と藍(黒に見える)と茶。 赤は正義とか勇気とか、要するに正義の味方。 藍は邪悪とか極悪非道とか、要するに悪人。 茶は魔物とか妖怪などを表わす。 台詞やしぐさだけでなく隈取りで登場人物の役割が 簡単にわかるわけである。 顔の筋肉や血管に沿ってかいてあるわけだが、 隈は本来は影なので、塗りつぶさずに 線のみか、線をぼかして書く。 ちなみに顔の色が白の人は善人、赤は単純な人。 隈取小紋 竹うちわ 歌舞伎(暫)
2005年04月20日
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4月5日までプチゴー第一弾は歌舞伎!と宣言して始めたのに、 桜の誘惑に負けて、突如桜ネタに変更。 やっと東京も葉桜になったので、またまた歌舞伎ネタに戻る。 演目は前の日記に書いたように歌舞伎といっても 時代物、世話物、舞踊、松羽目物等いろいろ。 (4月5日の日記「なにもの?」をご参照くださいませ) どれもいいものがいっぱいあるが、歌舞伎らしい歌舞伎、 といえば、やはり「歌舞伎十八番」であろう。 江戸時代、荒事芸を創始した市川団十郎家(成田屋)は、 歌舞伎役者の家系の中でも別格の扱い。 その市川家の7世市川団十郎が、初世以来受け継がれてきた 市川家の得意芸を18だけ選び出したもの。 これを「歌舞伎十八番」と呼ぶ。 「歌舞伎十八番」の演目は以下の通り。 「不破(ふわ)」「鳴神なるかみ)」「暫(しばらく)」 「不動(ふどう)」「嫐(うわなり)」「象引(ぞうひき)」 「勧進帳(かんじんちょう)」「助六(すけろく)」 「外郎売(ういろううり)」「矢の根(やのね)」 「押戻(おしもどし)」 「景清(かげきよ)」 「関羽(かんう)」「七つ面(ななつめん)」「毛抜(けぬき)」 「解脱(げだつ)」「蛇柳(じゃやなぎ)」「鎌髭(かまひげ)」 荒事といわれる豪快で荒々しく見える特殊な演出方法で、 隈取をした顔、大きく斬る見得など、一般的によく知られた 歌舞伎らしい歌舞伎という感じ。 最初に歌舞伎を見るのなら、「暫」なんかは顔の隈取、 衣装の奇抜さ、内容は単純で時間も短いのでお勧め。 「勧進帳」はもう少し長いけどこれもデジャブー系。 ちなみにやんちゃのファースト歌舞伎は「助六由縁江戸桜」 玉三郎の揚巻(吉原の太夫)孝夫(現仁左衛門)の助六。 この二人本当にいい女いい男で美しく粋。 日本一の男伊達、女伊達が粋に啖呵をきるだけでなく、 悪役その他の登場人物も個性豊かで華やかな舞台。 こちらも歌舞伎をたっぷり堪能した!って思うはず。 歌舞伎名作撰 勧進帳
2005年04月19日
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桜の季節もさすがに終わり。 満開から散り行く桜吹雪まで堪能し、 桜のお茶を日本茶から紅茶まで楽しんだ後は、 やはり桜もちであろう。 桜もちも大きく分けると関東の餡を桜色の皮で包んだものと 関西の道明寺とは全く違った味わい。 関東のプチピンククレープ桜もちも好きだが、 やんちゃは出自の故か、道明寺で作る。 本当は蒸して作るのだが、今はレンジで超簡単。 材料 5~6個分 道明寺粉100g 水150g 食紅少々 こし餡150g 塩漬けの桜の花少々 塩漬け桜の葉5~6枚 作り方 1 水に食紅を極少量溶かし、ほんのりピンクにする。 塩漬けの桜の花を細かく刻み水に混ぜる。 2 餡は5~6等分にし丸めておく。 3 耐熱容器に1と道明寺粉を入れて混ぜ合わせる。 4 蓋をしてレンジに約5~10分かける。 5 レンジから取り出し蓋をはずして布巾をかけ蒸らし、 あら熱をとる。 6 5の生地を5~6等分して手のひらで伸ばし、 餡を乗せて包む。 7 俵型に整えて塩漬け桜の葉に包み、桜の花をちょいとのせる。 蒸さないで電子レンジでチンするだけの超簡単桜もち。 ポイントは、各家庭の電子レンジで熱の強さが違うので、 4でレンジにかけるとき、数分ごとこまめにかけてみて、 道明寺の蒸しあがりをチェックすると適した時間がわかります。 今回は桜葉の塩漬けが手元になかったので、 近所の椿の葉をちょっと失敬。(花盗人ならぬ葉盗人) 元々椿の葉に乗せて食べていたらしいのでぴったりだ。 送料無料簡単プロの味!桜餅セット
2005年04月17日
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今日も風が強く、桜は木によってはほとんど散り、 葉桜になって、それはそれで綺麗。 なほまるさんじゃないけど、あの彩りを見ると、 今度は桜餅連想である。 桜餅を作ろう!っと桜の塩漬けと道明寺粉を出すが、 あんこが無い。作るにも小豆もない。 というわけで今日のおやつは桜茶にお煎餅。 桜茶は桜の塩漬けを適量お湯飲みに入れ、 お湯を注ぐだけで出来上がり。 あんまり少ないと味も香りも薄~いが、 多すぎると塩辛いのでご自分の適量を見つけてくだされ。 オメデタイ席にはつきものだが、最近いただいてなかった。 あまりオメデタイことにご縁なし、ということか。 まあ、本人はいたってオメデタク生きてるからいいか、と 独り言を言いながら、煎餅をかじるやんちゃであった。 お祝いの席に欠かせない! 花びらが美しい・さくら茶 [春限定]さくらの紅茶 白牡丹と桜の塩漬け茶 送料無料
2005年04月14日
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「願わくば花の下にて春死なむ その如月の望月のころ」 東京の桜は雨ですっかり散り、葉桜となってしまった。 今年は本当に短い間に満開となり、そして散った。 その盛りはほんにはかなく、まさに桜らしいとも言えた。 数日間桜三昧。 晴れの日、雨の日、風の日、昼、夜。 どの桜も甲乙つけがたく素晴らしい。 来年もまた楽しませてくださいませ。 ということで、花が終わっても桜は楽し。 桜の花の塩漬けの桜茶、葉の塩漬けで桜餅。 今のイチオシは近くのパン屋さんの「さくらあんぱん」! 桜の花が乗せてあるだけでなく、あんこも桜色の桜味。 可愛らしくて桜もちの香りがしてモチモチ! 白牡丹と桜の塩漬け茶 送料無料 桜の花(塩漬)
2005年04月14日
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桜は寿命が60年くらいときく。 並木の中で太くて古そうなのは、 胴巻きのようなものが巻いてある。 そろそろ疲れてきてるのかな。 しかし、どの木も今が盛りとばかりに花をつける。 太い幹から枝分かれした細い枝にも、 重くてその重量で枝がしなるほど、 今年はそれぞれの枝に花が多い気がする。 ところどころ、太い幹に直接花が咲いている。 これがまるで黒い幹に可憐なブローチがついているみたい。 こういうのを見ると、何だかやんちゃは不思議と泣けてくる。 なんか知らんがイトオシイのである。 植物に詳しくないので分からないが、 これが段々伸びて枝になるのかしらん。 ともかくも、いじらしく健気で泣けるのだ。 われわれがいじいじイザコザやっている間に 黙々と幹の中で花開くのを待ってたと思うと なんとも自然とはすごいのであることよなあ・・・
2005年04月11日
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「仏には桜の花をたてまつれ わが後の世を人とぶらはば」 夜桜が見たい見たいと言っていたら願いはかなうのだ。 念願の千鳥ガ淵の夜桜ライトアップを見に行けた。 千鳥ガ淵なら靖国神社のパーキングに入れればいいかな、と 思っていたら、縁日が出ててパーク出来ず。 九段側にはなかなか見つからず、飯田橋側にパーク。 ちょっと距離があり歩くが、今からの桜を思い全然つらくない。 九段の坂に出ると、そこは年末のアメ横状態、人、人、人。 とりあえずお濠を九段会館の側から見る。 もうそれはそれはうっとりするほどの桜と水の饗宴。 見事に大ぶりに張り出した枝には、叶姉妹の胸も叶うまい、 というほどの桜の花のテンコ盛りが水面に光る。 門の前辺りは木が大きくご立派。お殿様の桜(よく考えると もうそんな古い木は無いよね。天皇家の桜か?)は やっぱり質がいいのかな? 武道館横を抜けてお濠の上から英国大使館側を見ると、 これが又ライトアップされた水辺と散り行く桜、もうたまらん。 今日だけはボートに乗っているカップルも許した。 (別にやんちゃの許可が要るわけではないが・・) 桜越しに見える建物の照明がより桜を粋にみせてくれる。 昼間の桜もいいけれど、夜の桜のなんとゴージャスで妖艶なことか。 陽の高いうちは清楚で上品なお嬢様が 夜になると豪奢で艶麗な悪女に変身って感じ。 今回も写真の出来がひどすぎ。 なので頂き物の方をトップ画像に。 これは国立劇場前のライトアップ、綺麗で上手い。
2005年04月10日
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「寝に帰る花をおくりて吉野山夏のさかひに入りて出(いで)ぬる」 今日は朝から桜の通りを通る。 桜上水・桜丘・桜新町と桜のつく地名の通り、 本当に桜の並木がそれぞれ続く。 お天気はいいし風は爽やか。 友人とランチ前の時間に待ち合わせ。 こんな日はお店でランチよりお弁当を買ってお花見しよう!と、 季節の彩り豊かなお弁当を買って桜の下で食べる。 風が強く花びらがどんどん散り、我々の上に降りかかる。 満開も美しいが、それが散り始めるこの時こそ見頃。 薄紅の花びらが、淡雪のごとくあとからあとから降りしきる。 今を盛りと咲き誇る花から、次々と花びらが失われる潔さ。 あまりともいえるこの儚さが正に桜の真骨頂。 これを見るための桜満開なのかもしれぬ、と思う。 源氏物語のお話を聴く講座。 もうすぐ75歳になられるとは思えない上品な先生から 雅やかな光源氏の世界をひもといていただく。 その後はお茶室でお薄を一服。 のどやかな春の午後、なんともプチゴーに過ごしたのである。
2005年04月09日
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「春風の花を散らすと見る夢はさめても胸のさわぐなりけり」 ランチがてら目黒川の桜を見に行く。 JR目黒駅から田園都市線の池尻大橋までの目黒川は、 この時期川の両岸桜が満開。 あっという間の満開で、花はたわわに実る果実のように 枝をたわめるほど咲き誇っている。 目黒川の桜はソメイヨシノが多いみたいだが、 気のせいか白が勝つピンク。 風が強く、既に道にも川にも花びらが舞い落ちている。 柄にもなく、文頭の西行の句が心にしみる。 この一週間は寝ても覚めても(←これは嘘!寝ると昏睡状態!) 桜で頭が一杯のやんちゃである。
2005年04月08日
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「世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」 突然ではありますが、やんちゃ、桜が大好きなので、 (大好きなものが多すぎる..)桜が散り行くまでの間、 歌舞伎ネタから桜ネタに変更! 日本人で桜が嫌いな人はあまりいないと思うが、 やんちゃはこの時期は日がな桜の下を散歩してもOK。 咲き始めも今を盛りに咲き誇るのも散り際も、 こんな清楚でゴージャスな花はないのではなかろうか。 なるべく花の盛りに合わせて、近場からちょっと遠出まで。 この桜は昨日人様のおうちのお庭の一本が満開で、 あまりにきれいだったので、お断りして携帯で! 本物はもっと誇らしげ(自分の写真の腕の悪さに嘆く、ケッ!)
2005年04月05日
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演目には大まかに以下のようなタイプがある。 世話物 武士と庶民と分けると庶民のお話。 江戸時代の月9、渡鬼、花王愛の劇場系。 松羽目物 能や狂言を歌舞伎風にアレンジし舞踊劇。 時代物 世話物が庶民主役ならこちらは武士が主役。 江戸期より前の時代や人物を題材にした作品。 所作事 日本舞踊。この中に松羽目物を含める事もある。 新歌舞伎 明治以降歌舞伎専門の作者以外によって書かれた作品。 坪内逍遥、岡本綺堂、山本有三、真山青果、長谷川伸、 大佛次郎、谷崎潤一郎、森鴎外、三島由紀夫等、大物揃い。 大体世話物、新歌舞伎は台詞が現代と近いので分かりやすい。 「東海道四ツ谷怪談」「怪談牡丹灯篭」「播州皿屋敷」など 怪談などは知っている内容なので普通の演劇を見ているのと同じ。 あと心中物は今も昔も恋に悩むのは同じ、とよく分かる。 最近は、瀬戸内寂聴さんが海老蔵(新之助の時)のために 「源氏物語」を書いたり、昨年末は渡辺えり子さんが、 勘九郎最後の演目に「桃太郎」を書いたり新作もある。 イチオシは「砥辰の討たれ」野田秀樹版。 歌舞伎らしい型や見得となるとやはり「歌舞伎十八番」 これは又明日。 恋飛脚大和往来 封印切
2005年04月05日
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一幕見を見るとして、時間が合うのをとりあえず、 という手もあるが、出来れば分かりやすく楽しく、 そして華やかなものがお勧め。 たとえば、今月昼の部なら、「京鹿子娘道成寺」 これは美しい白拍子が恋に狂った女を踊るのだが、 衣装が7~8回変わって華やかです。 「世話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)」は ”粋な黒塀~見越しの松に~、死んだはずだよ、お富さん” の歌の元ネタ話。江戸時代の狂言は台詞が分かりやすい。 夜の部なら、やはり「毛抜」。歌舞伎十八番の一つで、 隈取くっきり、所作もとても面白い。 勧進帳、暫、助六由縁江戸桜、鏡獅子、白波五人男、三人吉三、 仮名手本忠臣蔵、菅原伝授手習鑑、義経千本桜、 あれもこれもお勧めだあ。 取り止めがなくなったので今日は続きはまた。 歌舞伎名作撰 勧進帳
2005年04月03日
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3月12日の日記にも書いているが、未体験の方には通し (昼の部夜の部通して見ること。共に4時間近くある) はちょっとキツイ。 昼夜どちらも3~4幕あって、すべてが面白く分かりやすいか、 というと、やはり当りはずれがある。 初体験で印象が決まってしまうので、歌舞伎ファンとしては、 是非とも楽しんで帰ってもらいたい。 それにはやはり映画一本見る時間とお金で見られる一幕見! 昼の部夜の部それぞれ一幕のみ見ることが出来るシステム。 たとえば四月中村勘三郎襲名披露公演のは次のよう。 昼 の 部 上演時間 一幕見席料金 発売開始 ひらかな盛衰記 11:00-12:21 900円 0:30~ 京鹿子娘道成寺 12:51-14:13 1,200円 12:30~ 与話情浮名横櫛 14:33-15:58 1,200円 14:25~ 夜 の 部 上演時間 一幕見席料金 発売開始 毛抜 16:40-18:00 1,200円 6:10~ 口上 18:20-18:45 800円 8:10~ 籠釣瓶花街酔醒 19:15-21:18 1,300円 18:55~ 大体時間の長さで料金に違いがあるだけ。 普通は発売開始30分前に一幕見売り場に並んでおけば買える。 最近は人気のある演目の場合、かなり早く並ばなければならないのが ちょっとネック。 一応早めに行ってみて行列状況を確かめてみる事をお勧め。 それから天井桟敷なので、階段を4階まであがらねばならない。 歌舞伎特有の花道は見えず、歌舞伎座本館には入れない。 いくつか出来ないこともあるが、一度体験するならココ! なほまるさんから、ピンとキリについての質問。 やんちゃ、ピンが一番上でキリが一番下として使ってたが、 意味はよくわかってない。 いい機会なので調べてみた。 「ピンからキリまで」の意味は「はじめから終わりまで。 最もよいものから最も悪いものまで」(旺文社国語辞典)。 ブックシェルフのCD辞典によると、「ピン」も「キリ」も 語源はポルトガル語らしい。 「ピン」は「pinta(点)」で「第一番」とか「最上のもの」を指し、 「キリ」は「cruz(十字架)」で「(十字架の意から転じて)十」とか 「最後のもの」「最低のもの」を指すそうだ。 (by http://www.kfcs2000.com/f/jfl-study/pinkiri.html) ピンの方は、ポルトガル語が語源という説が多い。 キリは上の説のほかに、花札の桐(桐は12月、最後の月)だとか、 キリがない、区切りのキリ、とか諸説あり。 久しぶりに勉強になりました。なほまるさん有難う! 京鹿子娘道成寺
2005年04月02日
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今日から新年度、前から元の日記の名前を変えたかったので、 今日からこの日記名を「プチゴーで行こう!」に変えてみた。 読んで字のごとく、ちょこっとゴージャスに生活しよう!日記。 元々、本当のセレブとは程遠い、偽セレブやんちゃ。 ほんまもんのゴージャスは叶姉妹にお任せ。 別にリムジンに乗らなくてもパーティーに行かなくても、 格安快適極楽生活出来るんじゃないか? というわけで、プチゴー第1弾は歌舞伎でGO! それにちなんで、壁紙も中村屋の紋にしてみた。 歌舞伎は敷居が高そうだが、これこそピンからキリまで。 先月三月はピンの一階一等席20000円を奮発したのだが、 今月はお財布と相談してキリ三階B席3500円。(相変わらず極端) 確かに花道が見えず役者さんからは遠くなるけど、 11時~4時まで楽しめるんだモノ、安いと思うけどなあ。 だけど、時間が長すぎ、ともいえる。 お食事あと居眠りしながら過ごすのが又至福の時でもあるが、 忙しい人にはちょっと時間拘束がキツイ。 一幕見なら1000円前後。映画より安いぞ!
2005年04月01日
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