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◇BS-Pで夜に放送されていたのを録画して見ました。『真実一路』は、1954年の日本映画です。昭和12年に田坂具隆監督によって映画化された山本有三の同名小説の再映画化。自分の心のままに生きようともがき、傷つく人々の姿を映し出した不朽の名作。亡くなった恋人の子供を身ごもったまま、世間体のために別の男性と結婚したむつ子。自分を偽ることができず、子供2人を捨てて愛人と暮らしていた彼女のもとへ、結婚を控えた娘が訪れる。小学生の弟のために家へ戻ってほしいと頼まれるが、むつ子の心は変わらなかった。監督 川島雄三出演 山村聰、淡島千景、桂木洋子、水村国臣 などう~ん、どう解釈していいかわからない。自分の思う真実一路と映画の真実一路の意味が違う気がしました。真実と意地みたいな感じでした(笑)。東北の寄付の話から始まります。あの時代にと思いますが、記録などではその様な事があったらしいです。今の人間の方が人間が小さくなっているのかな?話はわかりやすいです。ですが第三者から観ての事です。それに振り回される人の苦悩が薄いから見やすいのかな?子供目線も少しはあります。でも子供にはわからないだけに観ている側はつらいですね。女性が母性愛があるというけど、子供を捨てる人は後を絶ちません。子供を身内が世話をしてくれているから、この話は成り立ちます。一歩間違えれば映画『誰もしらない』のようになりますね。他人に都合のいい所を押し付けるようにしか見えませでした。観方が間違っているかもしれませんが・・・(笑)。文学的だとか仏国的だとか誉める人はいるんじゃないでしょうか?他人に気を使う日本の良い部分が欠けているのがわかる真実一路でした。名作らしいので、好きな人だけ観てください(笑)。【中古】 真実一路 (新潮文庫)
2012/03/30
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◇BS-11で夜に放送されていたのを録画して見ました。『ファイナル・カウントダウン』(THE FINAL COUNTDOWN)は、1980年の米国映画です。1980年12月7日、ハワイ沖を航行していた原子力空母ニミッツが突然タイム・スリップ。一瞬の後、1941年12月7日、日本軍による真珠湾攻撃の現場に迷い込んでしまう。ゼロ戦に対するF-14戦闘機の運命は……。アイディア豊かな脚本の持ち味が生かされたSFアクション。監督 ドン・テイラー出演 カーク・ダグラス、マーチン・シーン、キャサリン・ロス など【25%OFF】[DVD] ファイナル・カウントダウン米国映画で第二次世界大戦を描いた中ではまともな方でした。興味のある人には面白い話ですが、少し話的には退屈ですね(笑)。まだCGのない時代なので、タイムスリップはウルトラマンで使われているような映像でした。雰囲気はでてるかな?タイムスリップ先は真珠湾攻撃直前です。原爆投下直前地域とか原爆実験場所とかなら、どうだったのだろうか?飛行機の発着は見応えあります。この映像はいいですね。民間の船をゼロ戦?が攻撃します。普通はしませんよね(笑)。したら、戦争の口実を与えるだけですからね。それにあれほどの低空飛行をするほど技術があるのかな?F-14との対決は一方的でした(笑)。日本人の行動がちょっと変?日本語は少し聞き取りにくかった。アリゾナ号や記念館の話も出ます。その時代の人のこともでるので、リアル感は少しは出ていました。歴史に介入するか、傍観するかの選択が面白いところですね。歴史が変われば、今の時代はないですからね。パラレルワールドという考え方をしてない所は良い所です。結末は、SF系にある終わり方でした。そこまで考えてなかったので、それで良いんじゃないと思いました(笑)。地味な映画ですが、そこそこ楽しめた映画でした。機会があれば、見るのもいいかな~と思える映画でした(笑)。
2012/03/28
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◇BS-Pで夜に放送されていたのを録画して見ました。『恋するトマト』は、2005年の日本映画です。農業を営む45歳の独身男が、厳しい現実の中で一度なくした自分の人生を再生していく姿を描いた感動ドラマ。年老いた両親と3人暮らしの野田正男は、やっと決まったフィリピン人女性との結婚で詐欺にあってしまう。生きる意欲を失った彼はマニラで路頭に迷い、あやしい仕事に従事するようになる。そんな中、偶然通りかかった村の畑で生き生きと働く一家に出会う。主演の大地康雄が製作総指揮・企画・脚本を兼任し挑んだ意欲作。監督 南部英夫出演 大地康雄,アリス・ディクソン,村田雄浩,藤岡弘,ルビー・モレノ などありきたりの話としては良いのだけど、面白くはない。たくさんの人が見る映画でもない。日本の農業の状態を描いている映画かと思ったら、あまり関係ない。フィリピンを部隊の話かと思えば、深みが無い。どちらかに照準を合わせたほうがいいですね。日本とフィリピンの関係は、あまりにも歪なのがよくわかる。騙したり騙したり、純粋な人間にとっては心苦しい話でもある。恋愛部分は、希薄である。どうして女は恋に落ちたのか、あまりわからない。男の惚れる理由は単純だが・・・(笑)。描かれていない部分が多い。その部分が気になる。トマト栽培も、それほど簡単にはできないよ。実話を元にしているのなら、いいのだけど・・・。ブータンの農業を育てた人みたいな話にして欲しかった。最後のシーンは、ありきたりで良いが、もう少しこって欲しかった。まじめにしすぎてつまらなかったので、コメディ部分も欲しかったですね(笑)。原題は、「クマインカナバー」=「ごはん食べたか?」みたいです。少し会話に出てきますが、もう少し印象に残るようにしてほしかったですね(笑)。タイトル負けしている映画ですので、間違って借りた人だけ観てください(笑)。福井県鯖江市にある、サバエシティーホテルが作りました!あっさりしっとり味のトマトプリンです。どきどき恋するトマトぷりん♪
2012/03/23
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◇BS-Pで夜に放送されていたのを録画して見ました。『かもめ食堂』は、2005年の日本映画です。「めがね」「トイレット」など独特の作風で知られる荻上直子監督が、群ようこの書き下ろし小説を映画化。フィンランドで小さな食堂を営む日本人女性サチエと、店に集う一風変わった人々との温かい交流をオール・フィンランドロケでつづる。閑古鳥が鳴いていたサチエの店を、不思議な縁で出会ったミドリとマサコが手伝い始め・・・。アキ・カウリスマキ監督「過去のない男」の主演俳優、マルック・ペルトラがチョイ役で出演。監督 荻上直子出演 小林聡美、片桐はいり、マルック・ペルトラ、もたいまさこ などまあ良いのだけど、退屈ですね。独特の雰囲気は良いですね。フィンランドで撮影した意味がわからない。海外ならどこでも良かったのかな?海外の映画なら、その国の良さなどを描いているが,この映画にはなかった。小ネタみたいな会話が続きます。「ガッチャマン」も最後まで続かず。コーヒーも、こじっけぽかったですね。エアーギターの話も出ただけですね。おにぎりですが、それほどフィンランドの人に受け入れられるのでしょうか?海外の人には、日本の米の粘り気が気持ち悪い国が多いはずです。笑顔だけで,否定的な事は描かれていませんが、国内でないので描くべきですね。コーヒーとおにぎりは日本人でも、あわない人が多いと思いますが・・・(笑)。おにぎりの話もなんだかな~って話です。それが正しいのなら、なんでもOKじゃないんではないでしょうか?独特な空間を観るだけの映画であって、話に深みは無い映画でした。「ガッチャマン」の歌を聞きたい人は見てください(笑)。
2012/03/15
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◇BS-Pで昼に放送されていたのを録画して見ました。『道』(LA STRADA)は、1954年の伊国映画です。イタリアの鬼才フェリーニ監督が、ニーノ・ロータの哀切なメロディーにのせて、大道芸人のわびしい浮草生活を描いた感動の名作。粗野な大道芸人ザンパノは、無垢(むく)な心を持つ娘ジェルソミーナをつれて、旅から旅へと渡り歩く。ザンパノから無残な扱いを受けて深く傷ついてきたジェルソミーナだが、それでもひたすら彼に寄り添って生き抜こうとする・・・。アカデミー外国語映画賞、ベネチア映画祭銀獅子賞に輝いた。監督 フェデリコ・フェリーニ出演 アンソニー・クイン、ジュリエッタ・マシーナ、リチャード・ベイスハート など「フェデリコ・フェリーニ」監督映画では,一番わかりやすい映画かな?考えかたによっては良い映画で優しく見える映画でした。「ジュリエッタ・マシーナ」は、『魂のジュリエッタ』を見ていたのでわかりました。ほとんどかわりばえがない気がしました(笑)。サーカスなどのシーンは目新しく見えました。鎖を引きちぎる芸ですが、あれってすごいのかな?時々、他の話でも見かける芸ですが・・・。町中での綱渡りは、すごかったです。あまり話的には意味あるのかな?諭しただけ?食べているのはパスタかマカロニかわかりませんでした。何か変なものを食べている感じでした(笑)。修道院も2年で移動する話は始めて聞きましたね。宗教関係の人は、そういう物欲がない方がいいですね。動きがなんだかパントマイムみたいな動きでした。役をしている感があったように思いました(笑)。こういう映画は表現の仕方がいろいろあります。とりあえず海辺のラストシーンには、もう少し複線がほしかったです。ですが、これはこれで良いと思います。「フェデリコ・フェリーニ」監督の映画では、これは観るべき映画でした(笑)。
2012/03/11
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◇BS-Pで昼に放送されていたのを録画して見ました。『魂のジュリエッタ』(GIULIETTA DEGLI SPIRITI)は、1965年の伊・仏国映画です。フェリーニ初の長編カラー作品で、ふとしたきっかけから夫に愛人がいるのでは、と疑い始めた妻が、妄想と現実の間をさまよいながら、やがて自らの魂と向き合っていく姿を描く。結婚15周年の記念日、ふたりきりで過ごそうと夫を待ちわびるジュリエッタ。しかし夫は大勢の客を連れて帰宅した上、寝言で別の女性の名前をつぶやいた。その夜、鏡の中の自分と対話するジュリエッタは・・・。幻想的な映像が美しい。監督 フェデリコ・フェリーニ出演 ジュリエッタ・マシーナ、サンドラ・ミーロ、マリオ・ピスー などこの監督だからか、仏国・伊国映画なのだからか、つまらないです。監督を理解している人向きですね(笑)。霊的な部分は、なんとなく日本的かもしれませんが・・・。一番すごいのは、その教祖様でした(笑)。仏国周辺で、こんな地味なのはうけないでしょう。自己崩壊している感じはわかりますが、なんとなくでありピンとはきませんね。それが狙いかもしれませんが、精神的なものは難しいですね。カラーが鮮やかですが、逆に思える所もありますね。色のセンスを誉める人もいますが、そこを強調するのもどうかな・・・(笑)。まともに観てわかる映画が少ない監督ですので、玄人向けの映画でした(笑)。
2012/03/10
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◇BS-Pで深夜に放送されていたのを録画して見ました。『姉妹』は、1955年の日本映画です。戦後の世相を背景に、親元を離れて都会の学校に通う姉妹の成長を描いた畔柳二美の毎日出版文化賞受賞作を映画化。伯母の家に下宿している姉の圭子と妹の俊子は、伯母夫婦にかわいがられながら仲良く暮らしていた。さまざまな境遇に暮らす人々の生活をかいま見ながら姉妹は日々成長し、幸福とは何か考えるようになる。やがて姉は学校を卒業し妹は高校へ進学するが、父が勤める山の発電所では人員整理の波が押し寄せていた。監督 家城巳代治出演 野添ひとみ、中原ひとみ、内藤武敏、河野秋武 などう~ん、よくわからん。時代背景ばかり気になってしまいました。発電所も今ではなかなか見えない作りでした。跡地などで残っている所を訪れた事があるのでセメント感があんな感じでした(笑)。今では、撮影も出来ないでしょうね。発電所も首切りがあるんですね。今からは想像できない殿様商売かと思っていました(笑)。子供目線なのか、あまりハッキリしたことは描かれていません。接吻シーンがありました。この時代なら、だいぶん話題になったと思います。現在でも、映画では見た事は無いぐらいだと思います。修学旅行も半端ない日数です。今では想像できない旅行環境でした(笑)。あまりメインの話に集中できなかったです(笑)。それほど恋愛とか見合いとか結婚があまり普通すぎたからかな?時代背景を観るのなら、よい感じの映画でした(笑)。
2012/03/09
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◇BS-Pで昼に放送されていたのを録画して見ました。『ランジェ公爵夫人』(NE TOUCHEZ PAS LA HACHE)は、2006年の仏・伊国映画です。ヌーベルバーグの巨匠ジャック・リヴェットが「美しき諍い女」に続いてバルザック作品を映画化。パリの貴族社会を舞台に、社交界の華である公爵夫人と、無骨な将軍が繰り広げる愛の駆け引きが行きつく悲しい末路を描く。5年前に突然消息を絶った公爵夫人をやっと探し出したモンリヴォー将軍は、修道女となっていた彼女と運命の再会を果たす。将軍役を演じたG・ドパルデューは本作の翌年、37歳の若さでこの世を去った。監督 ジャック・リヴェット出演 ジャンヌ・バリバール、ギョーム・ドパルデュー、ビュル・オジェ など退屈な映画でした。いまさら貴族社交界ってのも鼻につきますね(笑)。恋愛映画ですので駆け引きがあるのですが、あまりにも退屈です。夫人の方が百戦錬磨なので、男の惨めさたる所が満載です。今なら年増が若造をいたぶる如きですね(笑)。夫人の設定が美人というわりには、いまいちでした。観ている側を引き付ける魅力はなかったですね。男は女心をわからず、女は男心わからずを駆け引きの形で表しています。でも映画なのだから、派手に楽しく観たいものです。仏国の考え方が邪魔するのか、すんなりと話が進まないのが残念です。床が抜けそうなダンスを観たい人だけ見てください(笑)。
2012/03/06
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◇BS-Pで昼に放送されていたのを録画して見ました。『突然炎のごとく』(JULES ET JIM)は、1961年の仏国映画です。第一次世界大戦前のパリ。文学青年で親友同士のジュールとジムの前に現れた魅力的な女性カトリーヌ。友情と愛情のはざまで揺れ動く2人の男と、彼ら2人を愛してしまった女性の心の遍歴とその行く末を繊細なタッチで映像化した、フランソワ・トリュフォー監督の傑作。自由で奔放なヒロインを演じたジャンヌ・モローの美しさが光る。監督 フランソワ・トリュフォー出演 ジャンヌ・モロー、オスカー・ウェルナー、アンリ・セール、マリー・デュボワ など現在から見ると、つまらない映画でした。仏国の伝統的な浮気映画ですね。この方面ではインパクトある映画だが、納得は出来ないよな~(笑)。映像的に良いらしいけど、今見るとコントみたいな造りでした。現代では慣れている感じだからかな?旅行記を書いて出版しているといのは興味がありました。あまりその辺に触れてはいませんが、時々ブームがあるらしいですからね。駒を使うゲームがでてきます。ドミノみたいな双六かな?何度か出てきますが、馴染みのないゲームでした。他国の葬儀も目新しいです。棺桶から焼場から骨壷から墓とでてきました。それほど不思議感はありませんが、国ごとで変わって見える儀式でした。部屋の中で紙を燃やします。これって映画的な感覚なのか、実際もあんな風にするのかな?映画自体がぶっ飛んでいるので、理解が難しいですね(笑)。三角関係の話ですが、そういう場合、女がぶっ飛んでいますね。痛いとわかる造りです。女性が綺麗に見えないので、それほどはまるかがわかりませんでした(笑)。仏国の痛い恋愛映画の代表的な映画でした(笑)。
2012/03/05
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