全159件 (159件中 51-100件目)
私の憧れの陶芸家「ルーシー・りー展」にやっと行ってきました。まずは映像で作陶風景を20分観ました。エプロンをしてろくろをひたすた回す姿、電気釜に半分体を入れて中をのぞく姿、どれも彼女の陶芸に対する真摯な姿を映していました。それから彼女の作品とご対面。どの作品からも女性的、宇宙的、あるいは日本的、近代的なものを感じ取れました。フォルムの美しさ、色の美しさ、色あわせやデザインのセンスのよさに感嘆しました。やっぱり本や映像だけでは感じ取れないものがあります。本物はごくごく薄くて繊細で細やかで美しかったです。芸術的なのにいつでも日本の生活の中に取り入れることができそうなうつわ。不思議な感覚がありました。そして彼女の生き方も素敵だなあとあらためて思いました。ずっと作品の前から離れたくない気分でしたが、平日のわりには混んでいて流れにあわせて見ることになりました。お昼過ぎ、帰る頃には受付のところでもう列ができていました。こんなことならもっと早く来たらよかったと後悔です。会期は2/13まで。もう一度行きたいところですが、もう無理だろうな。。。一緒に行った友人が先週のお休みの日に近くを通ったら入り口までが長蛇の列だったとか。人気あるんですね~。最終に行かれる方は朝いちで行くことをお勧めします。私の宝物です♪この本も素敵~!にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 □ □ ランキングに参加中です□ □インテリア、ファッション、お料理と三つのカテゴリーに参加しています。いつも応援ありがとうございます。
Feb 10, 2011
コメント(4)
今日は月曜日。土日はバタバタと過ごしていたので今日はちょっとのんびりと過ごしています。金曜の疲れが今頃出たのかもしれませんね。さて、その名古屋日帰り旅行のお話です。スケジュールは、名古屋11:47着→地下鉄で栄、松坂屋へ→お昼「鈴波」→松坂屋美術館にて絵を鑑賞→地下鉄にて名古屋へ→ミッドランドスクエア(マチュリテ、ディーン&デルーカなどのショップめぐり)&お茶→名古屋駅にてお土産購入→17:00名古屋アーバンライナーにて大阪へ→無事帰宅そんなハードスケジュールでした。私の名古屋行きの一番の目的は手塚雄二さんの個展を観に行くこと。偶然、雑誌で観た絵が気に入ってしまって、名古屋まで絵を観に行きたいという衝動にかられたんです。松坂屋美術館にて写真ではない実物を目にして思ったこと。奥行きがある絵、まだ先がありそうな、その先にまだ風景や道が続いていそうな絵。モダンな日本画。グラデーションの美しさ。斜めになっている構図。などなど。技法とかはまったくわからない私には自分の家に飾ってあう絵かどうかということが好きになる上で重要な決め手となるようです。とっても現実的でしょ。腰痛はましになったとはいえ、あまり長時間同じ姿勢で立っていることはできなかったので、いつもよりも早いペースで絵を鑑賞しました。そして、帰ったら娘と一緒に図録を見ようと思って図録を買いました。素描がのっているので娘の絵の参考になるのではないかと思ったんです。それと気に入った作品のはがきを買いました。そろそろ額に入れている絵を変えたいですから。作風はやっぱり師としていた平山郁夫に似たところも多いと思います。でもそれよりも現代的だと感じました。東京藝術大学の教授をされている方なのでこれからの作品にも期待をしています。名古屋松坂屋での個展は1月23日までです。もし近隣の方でご興味のある方はぜひ足を運んでみてください。次回は鈴波でのランチ、そしてミッドランドスクエアでのお買い物、家族・友人へのお土産と続きます。日帰り旅行なのに盛りだくさんですよー・笑。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 □ □ ランキングに参加中です□ □インテリア、ファッション、お料理と三つのカテゴリーに参加しています。いつも応援ありがとうございます。
Jan 17, 2011
コメント(2)
去年観に行った映画ですが、今頃感想です。「ノルウェイの森」は私が学生時代にブームとなった本でもちろんその時に読み、純粋に感動したと思います。そして映画化されると聞いてまた再読して、今度はちょっとシビアな目で読みました。(過去ログはこちら)。さて今回の映画ではどうだったか。(ネタバレありです。)映画では説明不足が多かったなというのが正直な感想。直子(菊池凛子)が京都の精神障害者施設で出会ったルームメイトのレイコ(霧島れいか)の過去をもっと書かなければ原作を読んでいない人にはラストが理解できんかったのではないか、その他もろもろやはり映画化にするには難しい作品だと思った。ただ再読した時と違う感想を抱いたのは、主人公のワタナベ(松山ケンイチ)の大学時代に知り合った男長沢(玉山鉄二)とワタナベは対照的だと思っていたが、実は同じではないかと。男と女の性に関する違い。そこをあげればやはりワタナベも長沢も行動は違っても本質は同じではないのだろうかと考えさせられた。作者の意見が聞きたいところだ。突然現れたミドリ(水原季子)の存在。どうしてワタナベに話しかけたのだろう?ミドリは明るく見えるがやはり心は満たされていない。ミドリの明るさのなかの気ままさがそれを浮かび上がらせている気がした。ただ、配役としてビジュアル的にはよかったのかもしればいが演技力はどうだろう?そしれ直子の心の病。菊池凛子の演技。目の動きなどで痛々しさを感じた。それを受け止める側の立場であるワタナベ。この存在も誰もが悩むべきところだろうと。映画を観たほうが彼らの悩みの深さがわかるかも。ただ若いだけにそれぞれに未熟で幼さを感じた。内面ばかりを見つめる時期というか。。。37歳になったワタナベは過去に起きたできごとをどう思っているのだろう。心の病や性の問題はとてもデリケートで、それを映画化するのは難しいと思うし、賛否両論になると思う。原作を読まなければこの映画は難しいだろう。原作を読んだ私ですら今だに頭の中が混乱する。そういう意味では村上春樹の原作はすごいのかなと思う。最後にかかったザ・ビートルズの「ノルウェイの森」が全体を引き締めてくれたように思う。◆「ノルウェイの森」公式サイトはこちら。映画を観た後に読んだらまた変わるだろうか? にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 □ □ ランキングに参加中です□ □インテリア、ファッション、お料理と三つのカテゴリーに参加しています。いつも応援ありがとうございます。
Jan 13, 2011
コメント(0)
今日は朝から夫と娘がデート二人が大好きな「2001年宇宙の旅」を観に行きました。家で何度も観ている映画なのにどうしても劇場の大きなスクリーンで観たいという娘がお父さんを誘ったんです。私にお声がかからなかったのは観る視点が違うからだそうで、なぜかうちの場合は父と娘の趣味、観るところがぴったり合うんですよね。- - - -さて、私は昨日も一日家でゆっくりと過ごしました。ノーメイクデーということでメイクもせず、くつろぎながらホームシアターを楽しみました観た映画はこの時期にぴったりの作品「ホリデイ」です。(↓ネタバレありです。)ロサンジェルスで映画の予告編製作会社を経営するアマンダ(キャメロン・ディアス)は同棲中の恋人と破局。その悲しみを癒そうと旅に出ようとパソコンの前に座る。パソコンで「貸しコテージ」を見つけたアマンダ。コテージの主はロンドンに住み、新聞社に勤めるアイリス(ケイト・ウィンスレット)。アイリスもまた同僚の恋人に裏切られて悲しみのどん底にいた。その二人が「ホーム・エクスチェンジ」することに。そこから物語が始まり、それぞれに新しい出会いがあり、恋が芽生える。豪華キャスト陣によるラブロマンスは最高でした。前回観た「イン・ハー・シューズ」で私の中で高感度をあげたキャメロン・ディアスの素敵なファッションとキュートな笑顔にノックアウト。「タイタニック」でその美形を披露したケイト・ウィンスレットは美しさだけでなく、内面的な美しさも加わってナチュラルな女性を熱演。アマンダの相手役となるジュード・ロウもめがねをかけてもかっこいいし、「スクール・オブ・ロック」で笑わせてくれたジャック・ブラックも優しくてユニークな男性で素敵な男性を好演。そして見どころはお互いの家。豪邸のアマンダの家のインテリアはモダンで素敵だし、コテージ風のかわいいアイリスの家のインテリアも温かみがあって参考にするところがたくさん。細部にもこだわったインテリアです。そしてクリスマスの飾りつけも参考になります。インテリア好きにはたまらない映画です。シーンとして一番好きなのはアマンダがグラハム(ジュード・ロウ)の家を訪問し、子供たちと4人で並んで寝転ぶシーン。愛らしい星の飾りやレース、たくさん並べられたピロウの中での思わず微笑みたくなるような会話と映像。なんともいえない温かさが感じられるシーンです。またちょい役でダスティン・ホフマンが出演していたのにはびっくり。おもしろい演出だなと思いました。いつも私の中でも探し続けている非日常をどっぷり実現した彼女たち。羨ましいです。そしてとっても好感が持てるかわいくて美しい女性でもありました。クリスマスに恋人もしくはだんな様と二人で観てほしい映画です。保存版の映画たちの中から今回名前の出た作品たちです。 どれもおススメです☆にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 □ □ ランキングに参加中です□ □
Nov 14, 2010
コメント(2)
今更ですが、黒沢明監督の「天国と地獄」を観ました。というのも娘が黒沢映画に興味を持ち始めたからです。靴会社の常務である権藤(三船敏郎)に脅迫電話がかかってきた。「息子を誘拐したから3000万円を用意しろ。」という犯人からの電話。しかし、誘拐されたのは権藤の息子ではなく、その運転手である青木の一人息子。権藤は会社をのっとる策略があったため、要求額を出せば、自分の地位も財産もなくしてしまう。権藤は他人の子のためにお金を用意するのか、しないのか。無謀な金額を要求してくる犯人はいったい誰なのか。↓(ネタバレありです)ねたみは人間の誰もが持つもの。そこに焦点が当てられた。丘の上の生活をうらやむ者。でもその者もいつかそんな生活をできたのではとも思えたのに。身代金と引き換えに子供を救うシーン。警察の捜査陣の緊迫する犯人探し。主人のため、必死に息子と犯人の追跡をする青木。つかまって死刑となる犯人と権藤との最後の対面。息詰まるシーンがいくつもあって目が釘つげになりました。さすが黒沢監督です。カメラの使い方もうまいですね。黒沢映画、まだまだ観たいもの多しです。ただモノクロは疲れる。犯人役を演じていたのが山崎努だとはまったく気付かずに観ていました。細かったんだ、、、。参考までに、一緒に観ていた娘のレビューはこちら。(私のより詳しいです)「天国と地獄」をより知りたい方はこちらで。- - - - -映画といえば、今、第七藝術劇場で上映中の「氷雪の門」が気になっています。上映禁止にまでなった映画。DVD化するかどうかも怪しいので観るのは今しかないと思うとちょっと無理してでも行こうかと思っているところです。にほんブログ村に参加中です。
Sep 17, 2010
コメント(2)
今日も猛暑ですね~連日35度を越す暑さで家事効率もダウン気味今は無理しないでゆるゆるとしようかなと思っています。さて、徳島に行く道中のバスの中で読む本を探したら、ついつい買いすぎてしまいました。バスの中では小さい文字は見づらいから、持っていくのは雑誌です。重い雑誌でもバスの中に置いておけるから気軽に持っていけるんですよね。秋冬の服と小物をチェックするこの2冊。モードな服がいっぱい。気になる靴発見服はもちろん、今月号は素敵な器もあり。インテリアはこの本を参考に。表紙も爽やかで夏らしい。お料理はこの本。おつまみっぽいお料理が作りたい。まだこれから読み込むところです。とりあえず目で楽しむ。かなり今月は雑誌を買い込みました。でもどれも当たりしばらくはクーラーの効いた部屋でのんびり、ゆっくり読めるなあ、、、。そして、次は本。夫と二人で買ったこの2冊。お年ですね、、、ただ今、二人でテニスボールを使った仙骨矯正を実施中。 息子の宿題のために買った本。科学関連の本を読んで感想を書くというのが宿題だそうです。興味深く読んでいました。私も読んでみようかな。ついでに最近読み終えた本も紹介します。映画化にもなって話題の「告白」。後味悪いけれど、現代の問題が潜んでいて、いろいろ考えさせられました。この本は子供たちも読んでいたので、「誰に共感を持てたか、誰が一番許せないか。」とかいろいろ話し合いました。人間って複雑な生き物です。そして誰の中にもある善と悪ってあるんですよね。
Aug 17, 2010
コメント(0)
ヤッタ~\(^o^)/日本代表、3-1でデンマークに勝ちました3時25分に目覚ましをかけてタイムリーでテレビの前で応援しました。17分、本田のフリーキックで1点そこでなり続けている目覚まし時計でも起きない息子を起こし、一緒に観戦それから30分、今度は遠藤のフリークックで2点目予想外の展開に朝早くから大興奮しました前半戦終了後、今度は夫を起こして3人で後半戦は応援しましたやっぱり一人で応援はつまらないですからね。そして危ないところはありましたが、川島のファインプレーとディフェンス陣のおかげで失点を1点で押さえて、本田、岡崎のすばらしい連携プレーでさらに追加点ここで勝利を確信しました日本代表のおかげで今朝はすがすがしい朝になりました今回のW杯、家族の中で一番熱を上げているのは私だろうな。これで試合前はかなりの批判をあびていた岡田監督のかぶもあがりましたね。マスコミにはつねに振り回されますが、信じることは大事ですよね。サッカーを通して、日本人の組織力、団結力を見ることができました。一人一人が自分のやるべきことを貫き、諦めないで走り続けることの大切さも学んだ気がします。ここで水をさすようですが、迷走している政治にもそうあってほしいなと思ってしまいました。とにかく決勝トーナメントも岡田ジャパン、頑張って欲しいです。私も引き続き応援、頑張ります寝不足のみなさん、体調崩さず、今日一日をやり過ごしてくださいね
Jun 25, 2010
コメント(3)
今は息子が中間テストの真っ最中でどこか寄り道してから家に帰ってお昼ご飯を食べます。昨日は息子が3時からお昼ごはんを食べ、娘が夕方からバイトだったので4時に夕ごはんを食べるという具合で、みんな不規則な食生活をしております。そのため私のキッチンに経つ時間も日によってかなり違ってきます。仕方ないですね。さて、中間テスト中の息子のおもしろい言動。昨夜、息子の部屋に入るとipotを聞きながら勉強していました。「俺、音楽にしばられて勉強してんねん。物理の勉強するの嫌やけどしなあかんから。」よく見るとヘッドホンのコードを机の引き出しにはさんでいるんです。「でもそれって耳から抜けばしばられへんよね?」と思いましたが、黙って部屋を立ち去りました。一応、頑張る気持ちは認めましょう、苦笑。ここのところ静かに過ごしているせいか、読書と映画鑑賞がはかどります。自分用の覚書としてメモしておいて、レビューを書きたいと思うものはぼちぼち書いていこうと思っています。「ノルウェイの森」(再読)学生時代に読んだ時はかなりのめりこんだのに、今回はちょっと冷めた気持ちで読んだ。自分の立場が変わると見方も変わってくるものなんだ。それにしても自殺者が多すぎない?「親になれない親たち」友人オススメの一冊。子供の成長ではなく、親の成長を中心に書いている。親のための本。人は小さい頃から親になるために学んでいくものだと書かれており、納得のいく内容だった。「かくあるべし」ではなく、今の社会の現状からどういう点が問題でどう解決すればいいのかと間接的に書いてくれているので一人の親として過度な重荷を感じずに読むことができる。「死神の精度」井坂ワールドにまたまたやられた。ほんとに死神っているのかなと思わされた一冊。ミュージックが好きであまり人間世界のことを知らないのにどこか人間っぽい。そんな主人公の死神はどこか真面目で愛嬌がある。でも内容はかなり奥深く、人の生き死にについて考えさせられた。「風の絵師」(韓ドラ)美しく、流れのある映像と音楽。またはまってしまった。レビューは後ほど。「ディアドクター」(邦画)無医村の問題。本来医者とはどうあるべきかを考えさせられた。鶴瓶が好演。脇を固めるベテラン俳優陣もよかった。「沈まぬ太陽」(邦画)山崎豊子原作。観ていくうちに無常観がふつふつと沸いてきた。組織の中で生きることの厳しさを感じるとともに日航機墜落事故から最近では福知山線脱線事故など交通機関による事故について考えさせられた。忘れてはならないことだけど、自分はそれに対して何をしてる?
Jun 10, 2010
コメント(6)
最愛の妻を亡くした江波良介は会社を辞め、かつての愛人小森日出子と再会し、イタリアを旅する。良介には妻そっくりの大学生の娘と登校拒否の高校生の息子がいる。人生の岐路に立った主人公が迷いながらこれからの生き方を見つけていく。最初、特に上巻では自分勝手な主人公には共感できず、作者である宮本輝はやっぱり男だからこうであってほしいという女性を作り上げているんだという嫌悪感を抱いて読んでいた。そして不登校の息子のほうがよほど人生を真剣に考えているように感じた。でも下巻で、主人公のまわりの人たちの話を読んでいくと人って何歳になっても迷い、悩み、不完全なのだということに気づかされ、それに同感している自分がいた。特に大垣老人の話においてはかなり長く書かれえており、これだけでも十分一つの作品になりそうな話だったが、それをあえて複線として書くという手法はすごいなと思った。とにかく何人もの人たちの物語がこの本では決して軽んじられてはおらず、また主人公がその物語と関わっていくことにより、なんらかの影響を受けているんだと思った。少なくとも間違った方向を向いていたとしても、そこにはきちんと自分の人生と向かい合おうとする真摯な姿勢がある。妻を愛しながら愛人を持つという男性心理はやっぱり私には理解しがたいし、嫌悪感もあるが、自分の世界観以外の世界を見つめるいい機会になったと思う。私も不完全な人間。答えはまだ朝の霧に隠れて見えない。すがすがしい朝を迎えたいものだ。
May 15, 2010
コメント(0)
GW最終日はサッカーJリーグ観戦。タダ券をもらったので長居スタジアムでセレッソ大阪×鹿島アントラーズ戦を観てきました娘のバイトがあったのでお昼を用意してから長居までダッシュ先に行ってた夫はセレッソのタオルを購入していて応援モード全開私は息子がいつも「やべっちF.C」を観ているから多少は知っている選手もいるものの、Jリーグ観戦は新潟にいた時に行ったアルビレックス新潟戦以来。ピンクの応援団はすご~い熱気。さすがホームでの試合ですこんな風に応援を楽しむんだ~いよいよ試合開始のホイッスルが鳴って、選手たちがフィールドで走る姿を目で追いつつ、ポテチを食べる。前半両者とも点に結びつかず、後半戦へ。プロになると見せるプレーをしなくちゃだめだと聞きます。そんなプレーがやっといくつか観ることができたかな。結果、2-1で見事セレッソの勝利夫はにわかファンなはずなのにゴールを決めるたびに立ち上がって叫んでおりました。今日の試合、ライブ中継していたんですね。知らなかった、、、。撮ってみれば解説付きでもう一度おさらいできたのに。残念5月の暑さとしては気温が高かったけれど、夕方になって涼しい風が吹き始めました。今日はこどもの日。菖蒲湯に浸かって疲れをとって、それからジャスミン茶でも飲もうかな今年のGWは部活と勉強とバイト漬けで忙しく過ごす子供たちのためにごはん作りは手抜きしなかったので、主婦業のあいまに遊びに行きました。だから遊びも仕事も中途半端になってしまった気がします。とりあえず明日からはたまっている家事をしなくちゃねそれと今度のやべっちは見逃さないで観よう
May 5, 2010
コメント(0)
今日は午後から京都国立博物館で開催されている「長谷川等伯」に行ってきました。なぜ午後から行ったかというとここ数日のHPの「混雑状況」を見ていると午後からのほうが空いていると判断したからです。今朝の混雑状況は40分待ち。私が着いた2時ごろでは10分待ちでした。京阪七条駅に出たところにも「10分待ち」という案内板が出ていました。すごい人気ですね~。入館前にパシャリ。中では撮影禁止ですもんね。入場制限していても中はすごい人で混雑していました。絵を見て感じたことは柔らかで優しい筆使い。動物も花も木もすごく優しいタッチで描かれています。動物の毛並みはふわふわで花は繊細で木々の葉一つ一つはどれぐらい時間をかけたのかと思うぐらい細やかに描かれていて、それをじっと見ているとなんだか涙が出そうなぐらい優しいのです。「絵が歴史を語る」と思える作品もたくさんありました。ちなみに一緒に行った夫はまったく興味をもたなかったそうです。絵は見る人によって価値があったり、全くなかったりするものですね。不思議です。余韻に浸りながら出てきたところでまたパシャリ。絶えることのない人の列です。めったに買わない図録まで買ってしまいました。でもやっぱり本物と写真は違いますね。ゆっくり読んで、眺めたいと思います。夕方、家に帰る前に蓬莱で夕ごはんを調達しようと行ってみたらここでも長蛇の列。みんな同じことを考えるんですね。電車の中でも蓬莱の紙袋を持った人を見かけました。大阪ならではの光景です。それにしても疲れた~昨日のテニスの後で今日は体中筋肉痛でロボットのような動きしかできませんでした。歩くのも一苦労でした。運動不足がたたっていますね。何をするにも努力と忍耐が必要。そんなことも今日は学んだ気がします。
May 2, 2010
コメント(2)
息子の合格発表前、夫婦そろって落ち着かない日々。ある休日、映画でも観ようということになり、まる二日間どっぷり映画を観て過ごしていました。まとめて簡単なストーリーや感想をつらつらと書きます。まだ観ていないという方は参考になればよし、観た方はぜひ語りましょう。◆「グラン・トリノ」クリンントイーストウッド監督&主演映画。頑固者の老人ウォルト(クリンント・イーストウッド)とモン族の少年タオの交流を描いている。「俺は迷っていた、人生の締めくくりを。少年は知らなかった、人生の始め方を。」とにかく渋い映画。たんたんと描かれているけれど、誰しもが抱えている問題をさりげなく描いている。人生のきびしさ、むなしさ、いろんなこと。ラストは悲しすぎる選択。でもそれもまたかっこよすぎ。さすがクリントイーストウッド。ちなみに「グラン・トリノ」とは車の車種でウォルトの誇るべき車。公式HPはこちら。◆「IN HER SHOES」主人公マギー(キャメロン・ディアス)は容姿には恵まれていても、定職にはつけず、いつも弁護士である聡明な姉マギー(トニー・コレット)と比べて劣等感を持っていた。マギーは逆に容姿にコンプレックスがあり、服は似合わないからと高級靴を買うのだが履かないまま飾ってみるだけ。その姉妹は母を早くになくし、今はいじわるな義母と無口な父の元を去り、二人で生きてきた。マギーが起こしたある事件がきっかけで姉妹は大喧嘩。それから二人の生き方が大きく変わる。フロリダの老人ホームにいる祖母エラ(シャーリン・マックレン)のもとを訪ねるマギーは見ちがえるほどに人が変わっていく。また姉のマギーもキャリアを捨て、新しい第一歩を踏み出す。後半の老人ホームでのシーンはとてもよかった。何より解放感ある場所で老人たちが生き生きと暮らしている。恋をするものもいる。出演者はみんな素人の老人。特典映像でその老人たちが映画に出演したことを楽しそうに語る。誰もが何か成し遂げたという達成感を持ち、生き生きとしている。それがこの映画の真の魅力かもしれない。公式HPはこちら。◆「アマルフィーー女神の報酬」イタリアロケと聞けば、観るしかないでしょ。まるでイタリア旅行している気分で観ました。内容的には「名探偵コナン」?を彷彿させる感じの推理ものでしたが、主役の織田裕二さんはめずらしく抑え目の演技だったし、天海祐希さんはイタリアが似合う女性だなあと思いました。それと私の好きな歌「TIME TO SAY GOODBYE」をサラ・ブライトマンが歌うんですが、それがまた作品をグレードアップさせてくれました。やっぱりいい歌だわー。公式HPはこちら。◆「ベンジャミンバトンー数奇な人生ー」80歳の姿で生まれてきた赤ん坊は老人施設に置き去りにされる。ベンジャミン(ブラット・ピット)と名づけられたその赤ん坊は年を重ねるごとに若返っていく。そこで出会った少女デイジー(ケイト・ブランシェット)と心を通わせるベンジャミン。大人になっていく二人。一方は年をとり、一方は若返っていく。その運命をどう受け入れるか。とにかくブラット・ピットがかっこいい。若返っていくごとにその美しさが際立つ。人生は人それぞれ。それぞれの人生をどう受け入れるか、それがテーマだと思った。ただベンジャミンとデイジーがどうしてそんなにも深い絆で結びついたのかという点では疑問が残った。二人の幼い頃に二人を結びつける決定的なエピソードが組み込まれていれば説得力あるのかなと。公式HPはこちら。以上、4本立てでしたあと4月は番組編成の時。観終えたドラマと見始めたドラマをメモっておきます。あくまで自分用だからつぶやきです。◆観終えたドラマ・「24シーズン7」 国を救っても英雄にはなれないジャックが哀れだわ。トニーはあの後どうなった?気持ちの整理はできたの?「テロには屈しない」と確固たる信念を持った女性大統領かっこいい。クロエはやっぱり頼れる部下だわー。・「ターミネーターサラコナーズクロニカルズ」今回は心理描写が多かった。思春期のジョン・コナー。子離れしなくてはいけないサラ・コナー。逃亡し続けることのしんどさ。自分の存在価値が大きすぎて葛藤するジョンがよく描かれていたと思う。番外編的なドラマだった。・「不毛地帯」いつも山崎豊子さんの作品のドラマは誠実だなあと思う。内容もそうだが、作り手の誠実さも表れている気がする。エンディングの映像と音楽もよかった。◆観始めたドラマ・「ゲゲゲの女房」はまりそう。水木しげるの奥様のお話。子役の頃のお話はいじらしくて涙したことも。オープニングのいきものがかりの歌もいい。・「八日目の蝉」角田光代さん原作のドラマ化。愛人の子供をさらって逃亡。成長した子供の言葉が印象的。エンディングの歌もいい。・「花より男の子」(再放送)これで三度目?でもやっぱり小栗かっこいい。いいなつくしちゃん。イケメンに囲まれて、、、。挿入歌のaikoの歌も好き。・「デスパレートな妻たち5」またまた始まった。彼女たちの戦い、友情、恋。あれから5年後の彼女たちは変わっていた。こえからの展開が楽しみ~。また波乱が待っていそうな出だし。・「ちりとてちん」(再放送)オープニングの音楽を聴いただけでもううるうる。懐かしい~。また彼女、彼らに会えるのね。今度は絶対保存版。・「のだめカンタービレフィナーレ」(アニメ)のだめちゃんと千秋くんちょっと大人の関係になってる。のだめちゃん、悩める女の子。千秋くんの背ばかり見るのではなく、並んで歩みたいよね。わかるわー。・「大仏開眼」やっときた日本の古代史ドラマ。でもちょっと解説多くない?2回で無理に終わらせる感あり。・「サラリーマンNEOシーズン5」また始まりましたねー。サラリーマンの日常を皮肉交えて愉快に描いたコメディー。木曜夜はこれで元気になりましょう。◆引き続き観てるもの・「イタリア小さな村」すべてがおしゃれに見えるのはなぜだろう。癒される映像。美しい村に美しい物語がある。生活を真面目に丁寧に大事に送っている人たちに感動。・「君に届け」(アニメ)さわ子ちゃんはじめみんないい子だよね~。不器用な青春物語。涙する時も。風早君さわやかすぎ。・「探偵ナイトスクープ」大阪人なら観ないとね。毎回泣いたり、笑ったり。いつも出したいネタはあるのに出せないのはなぜ。・「スマスマ」中居君、ちょっと薄くなったよね、、、。でも観ちゃう。・「日曜美術館」絵は奥深いです。でも好みはあるよね。・「ようこそ課外授業」こういう授業があれば楽しいし、いつも子供たちが生き生きしてみえる。・「水曜どうでしょうClassic」大泉、鈴井、藤村、嬉野、少年みたいな4人組。一度サイコロ転がしてみたくなります。人生出たとこ勝負でいきましょうって。ざっと思いつくままに書きましたが、抜け落ちや間違いもあるかもしれません。お許しを。でもこれで私がかなりのテレビっ子だということがばれちゃいましたねいつも気ままにテレビに目を向けている私。お供は夫または子供とおやつ最近のヒットはこれコパンのハム&チーズ味です。病みつきになりますよー。
Apr 8, 2010
コメント(2)
15世紀の朝鮮を舞台にした新感覚時代劇。全24話。両班の父と使用人の母の子として生まれたホン・ギルドン(カン・ジファン)は卑しい身分tということで世間からつまはじきにされ、自暴自棄になっていた。そんなギルドンが清から帰ってきた自由奔放な薬売りのホ・イノク(ソン・ユリ)と出会う。また先王の嫡子であるイ・チャンフィ(チャン・グンソク)は亡き父の残した四寅剣に刻まれた王命により暴君の兄から王の座を奪い返す機会をねらっていた。そしてギルドンは義賊となり、民と共に戦う英雄となるとにかくヒーローであるギルドンはたくましく、かっこいい。また純情無垢なイノクもかわいい。二人のロマンスも見応えあり。その二人の恋を見守りつつ、荒廃した政権と戦う3人とその仲間たちに目が釘付けになった。「王となるのは王となるべくして生まれたからか。なぜ王となるのか。」とギルドンがチャンフィに問いかけのシーンも印象深かった。自分を見てはくれないとわかっていても一途にイノクを想うチャンフィも切ない。孤独な役だ。ギルドンもまた父に子として認められず、父によって命さえも奪われそうになる。その運命も切なすぎる。でもその運命を乗り越え、たくましく生き、民とともに世の中を変えようとするギルドンはまさしくヒーローだ。王が守るのは国だが、それは官史のためのものなのか、民のためのものなのか。今の政治を風刺している内容とも思える場面が多々あった。最初は気楽にみていたけれどじょじょに内容が深くなり、それぞれの運命もより悲しく切ないものになっていった。毎回涙して観ていたけれど、涙だけではなく、笑いもあり、ロマンチックなシーンも多かった。韓国歴史ものを多く観てきたが、それとはまた違う類の時代劇だ。壮大なスケールではないが、深く考えさせられた作品だ。すごく丁寧に作られた作品だと思う。切ない歌詞の歌もいい。しばらくカン・ジファン演ずるギルドンのとりこになりそう、、、。「快刀ホンギルドン」の紹介はこちら。
Mar 15, 2010
コメント(2)
宮部みゆきの推理もの。登場人物の財布が語り手となる手法は新鮮だった。一編一編をつなぎ合わせていくと読み手には流れのある、ひとまとまりのストーリーとなる。まるでマジックみたいに。財布しか知らない持ち主の行動や本心を繊細に描いていたと思う。犯人の動機は意外だったが、わからなくもない。その孤独感が切なく感じた反面、その行動は短絡的だと思った。どうして人間はこうも複雑なんだろう。
Feb 17, 2010
コメント(0)
「海神」は9世紀の韓国を舞台に奴隷から東アジアの貿易を牛耳るまでにのぼりつめた一人の男の物語。「三国志記」で実在する人物として記されている。韓国歴史物の中でも今回は商人、海賊の話に政治がからまるのでスケールの大きな話でした。とにかく登場人物の中でも主役をしのいでいたソン・イルグクがかっこいい。「朱蒙(チュモン)」もよかったけれどこの役もはまり役だと思いました。朝鮮半島の小さな島、青島で奴隷の子供として育ったクンボク(=のちのチャン・ボコ チェ・スジョン)は唐に渡って商人になるとう大きな夢を持っていた。一方、海賊団の一味として成長するチャン・ボコの敵役ヨンムン(ソン・イルグク)もチャン・ボコ同様にチョンファ(スエ)に惹かれていく。そんなある日、島がヨンムンたちの海賊団に襲われ、チャン・ボコの父親が殺される。そこから過酷な人生がつきまとい、唐に奴隷として売られていく。チャン・ボコとヨンムンの二人の野望、友情と憎しみが入り混じるストーリー展開は見ていて飽きない。どちらを応援するか、迷いつつ見てしまう。悪役になりきれないヨンムンの苦悩。どちらかといえば、そんなヨンムンに感情移入してしまいました。チャン・ボコは類まれな商才と武術で成功するものの、なぜか主人公としてのオーラがないような、、、。(個人的意見です)また大商団の長で悪だくみを図って権力を握ろうとするジャミ夫人(チェ・シラ)も興味深い人物。一話に一回と言っていいほど、夫人に忠実に仕える校尉に「殺せ。」と命じている。目障りなものは全て殺してしまおうとする短絡的な考えが目に余った。それとユニークな髪型。華美な衣装も見逃せない。でもそんな彼女も孤独な人なのか。そんな深刻なストーリーでありながら、笑いもある。マッポンとスンジョン親子の会話や転んでもただでは起きないチュンダル。チャン・ボコを見守る周囲の人たちもいい味だしてたし、やっぱり韓国ドラマは脇役も見逃せない。ラストは意外だったが、これもありかなと納得した。途中だるいところもあるが、全体として私好みの作品だった。スケールが大きいながらも細部までこだわりが見えた。音楽もよし。何よりもまたソン・イルグクのあらたな魅力を再発見できた。(←しつこい?)ますますソン・イルグクのファンになったかも♪「海神」公式HPはこちら。「朱蒙(チュモン)」過去ログはこちら。
Feb 8, 2010
コメント(2)
雨の日の日曜日。めずらしく家族をほっぽってお出かけしました。お友達のComoさんから展覧会のお誘いをいただき、素敵な展覧会に行ってきました。Comoさんといえばイタリア。まずはイタリア料理でランチをした後、一件目の展覧会に行きました。場所は谷六の楓ギャラリー。そこで「栗本夏樹 漆展ー紙の器ー」が開かれていました。漆好きの私は作品の前で目をぎらぎらさせていました。アートな感じのする漆作品がたくさん。今回は紙に漆を塗って、新たに紙の器として再生したものを集めたそうです。漆にもいろいろあるんですね。また違った雰囲気のする漆と出会い、あらたな漆の魅力を発見!しばし作品とお付き合いください。漆の器もこうやって並べると立派なアートですね。一つだけでもいい。でもこうやって並べるほうがなおいいよね。なんとなく北欧のふたものと似ているぞ。壁にオブジェ?いろいろ飾り方を変えることによって、楽しめそうな作品。でも主婦の私としてはこんな風に実際にお菓子を盛った様が参考になる。この他、外にもオブジェが飾られていたり、時間がもっとあるならもう少し鑑賞していたいなと思いつつ、次の展覧会へ。次は中崎町にあるワイアートギャラリーへ。今度は「ー灯りをともしてー片山みやび展」の最終日に滑り込みました。最終日というだけあって人がたくさんいらっしゃったので、外からの写真です。いつもネットを通してみている作品の実物を目の前で見ることができました。今回はモノトーンの作品が中心でしたが、絵に関してはきれいな色使いのものに目が行きます。入って左側がモノトーン中心の作品でした。見えづらいですが、、、。右側にカラフルな作品。北欧の森をイメージした作品の中でいくつかいいなと思うものがありましたが、絵は今は買えません。結婚した当初は「結婚記念日には絵を買おうね。」って言ってたのに、子供が大きくなるに連れて絵を買う余裕もなくなってきました。でも気に入った絵を見ると買って飾りたくなりますね。「いつか、またきっと。」ということでここは目の保養だけにしました。どちらの展覧会も私の好みをよく知ってくれているComoさんのおかげで行くことができたわけで、おかげですごく楽しかったです。実際に作り手の方とお話できるってすごく幸せなことで、その会話は刺激的で好奇心をくすぐられます。作品に対する思いも伝わってくるし、美術館に展示されているものを見るという一方通行な味わい方よりも私は好きです。でも一日にまったく違う分野の展示会に行くのはちょっと満腹感がありすぎて、味わいきれない感が残りました。イタリアンランチと一つだけ悩みに悩んで買った漆の器のお話はまたこの次にしたいと思います。片山みやびさんの作品は楽天でも買えます。「栗本夏樹 漆展」は2月7日まで開催されています。漆にご興味のある方は一度足を運んでみてください。
Jan 31, 2010
コメント(0)
さっきまで、リビングの照明をダウンライトにして部屋を暗くして雰囲気を出し、「THIS IS IT」を観ていました。映画館にも行ったけれど、何度観ても感動する。(過去ログはこちら。)映像の中のマイケルはまだ生きていて、素晴らしい歌声と踊りとパフォーマンスを魅せてくれる。何度でも観れそう、、、。そして何度でも見入り、聴き入ることだろう。
Jan 30, 2010
コメント(0)
スクーリングがあった日。時間がかなりあったので映画でも観ようかなと思いたち、じゃあ一人で観るならこれだなということで観た作品。もちろん豊川悦司も薬師丸ひろ子も大好きな俳優さんだからもあるけれど、夫婦のあり方を語っている作品に興味もあった。多くを語るとねたばれになってしまうので短くまとめたいと思う。映画のほとんどのシーンが二人が住む家のリビングということと出演者のセリフまわしから舞台を観ているみたいだと思った。後で調べてみたらやはり舞台劇として過去に上演されていた。行定監督は薬師丸ひろ子ファンだと聞いていたが、「Wの悲劇」のワンシーンにそっくりなシーンがあり「あっ。」と思った。井上陽水の「夢の中へ」を「探しものはなんですか?タンタタン♪見つけにくいものですか?タンタタン」という感じで夫婦二人で口ずさむシーンがよかった。1年前の沖縄と現在が交互する切り貼りの世界。ラストで物語の全貌が見える。「ああ、そうだったのか、どおりで。」と納得。でも切ないなあ、、、。ちょっと目頭が熱くなった。とにかく薬師丸ひろ子は相変わらずエイジレスで可愛かったし、豊川悦司は街をぶらぶら歩いているだけで様になるかっこよさ。そこにおかまの石川蓮司がユニークな役でキーパソンにもなっている。ほんとは夫婦で観たかった作品。(夫は早見優なら行くと言ってたけど、、、)劇場内も老夫婦が多かった気がした。この作品を観て、夫は妻のことを思いやろうと思っただろうし、妻もそう思ったに違いない。私もそう思いながら席を立った。「今度は愛妻家」の公式HPはこちら。
Jan 26, 2010
コメント(4)
生誕100周年ということで太宰治の本がたくさん書店に並んでいたり、映画化になったりしていますね。でも私は太宰治の作品は「走れメロス」ぐらいしか知りませんでした。たまたま友人との話の中でこの本の中の「饗応夫人」が私に似ているという話から借りることができました。「饗応夫人」の主人公が私に似ているかどうかは別にして、「この本は女性が書いたのでは?」と思えるぐらい女性の細やかな心の動きが表現されていました。そして女心を見抜きすぎるぐらい見抜いていて、ある意味ぞっとしました。文章も人を見る目も優しいのですが、その視点の鋭さが読み終えた時にぞっとさせるものがあるんです。どの作品も素晴らしく甲乙つけがたいですが、私の好みでいくと「葉桜と魔笛」、「千代女」、「皮膚と心」の三作品をあげたいと思います。「葉桜と魔笛」では切ない乙女心とその家族の深い愛、手の内を全てストレートに書いているのではなく、最後は余韻を残して書いてある技法。「千代女」は思春期の女性の複雑な心境。大人への反発心もあり、自分自身の葛藤もあり、でも人生こんなものかなとちょっと皮肉ったラストの演出。「皮膚と心」は人妻の話でその女性が皮膚病になり、そのことをきっかけに夫に対する気持ちが暴露されていくという手法。どれもあっぱれといわざるを得ない作品です。この本の感想を貸してくれた友達に熱く語ったお陰で結局この本を手元に置いておくことができました。これを機に他の太宰作品も読んでみたいと思っています。
Jan 13, 2010
コメント(2)
有馬温泉でリフレッシュした一日。前回のブログに載せた写真は六甲山。その山の向こうに有馬温泉があります。実は行くのは初めて。閑散とした温泉街かと思ったら、たくさんの人でにぎわっていました。しかも懸賞で当たったホテルはきっと古びた旅館風だとあまり期待もせずに行ってみたら、とても綺麗で大きなホテル。お昼の食事の予約まで時間があったのでホテル内を散策しました。きれいに手入れされたお庭があります。そしてお昼のミニ懐石は季節の味を堪能。お腹一杯食べた後はお風呂へGO!有馬のお湯は金湯と呼ばれるお湯だそうで、鉄分が多いそうです。私は貧血気味だから鉄分大いに歓迎なんですが、肌に触れるとは肌から吸収されるのでしょうか。どちらにしてもここのお湯はぬるめのお湯で柔らかいお湯。だから、のぼせやすい私でも長めに漬かることができました。上がったら体がぽっかぽっか。お肌つるつる、気持ちも緩んで、日頃の疲れが吹き飛んだようでした。それから有馬の温泉街を散策。あらかじめ行きたいところをネットで下調べしていたんです。参考にしたのはこちらです。→「有馬里」蔵の中にあるギャラリー「レティーロドゥロ」で自分用のお土産を物色。そこで白いバターナイフやジャム用スプーン、木のスプーン、量り売りの麻の布(テーブルランナー用)、クリスマスオーナメントを購入。一緒に見ていた夫は一回りすると外で待っていました。「お前って絶対旅行に行くと買い物するよな。」と言われました。これってディズニーランドに行った時についついディズニーグッズを買うようなもの?いえいえ、そうじゃない!「もう来ないいかもしれない場所で出会ったものは縁でしょう。「ここで買ったんだ。」という思い出の品は大事にするんだよ。」(とちょっと言い訳がましく答える。)それからティーブレイクにギャラリーのすぐ横の老舗カフェ「カフェ・ド・ボウ」で名物黒豆タルトを半分こ。陽射が射し込むテラスでいただきました。そしてそのすぐ下の「パン・ド・ボウ」でこれまた名物のさんしょうパンと黒豆パンを買って、子供たちへのお土産にしました。それと有馬名物炭酸せんべいも買いました。このパンはみんなで味見したんですが、残念ながらさんしょうパンは不評。さんしょうの佃煮が入ったこのパン、摩訶不思議な味でした。でも黒豆パンはふんわりとした甘い黒豆と柔らかいパン生地が相性よくて美味でした。帰りの道はくねくね坂道。加速する車の中でまだ少し色づきが残っている山並みをパチリ。この日、娘は文化祭&映画鑑賞、息子はもちろん塾でした。夕食は帰ってからみんなで食べる予定だったので、帰りは「コストコ」に寄り道して肉とサラダとキムチを買いました。後は玉ねぎと長芋を切って、肉と一緒に焼くだけの簡単メニュー。急いで夕食の準備をしたから写真がピンボケです。これだけの量を買ったから一階に住む義母も招待。夕食の支度をしているうちに家族が次々に帰ってきました。「ただいまー。」「おかえりー。」が響く我が家。こういうのがいいんですよね。夕食時はそれぞれのお出かけの話をして盛り上がりました。そして今日もこの日のお肉でビーフシチューをコトコト煮込んでいます。一日じゃ食べきれなかったんです。1.5キロのお肉、グラム当たり100円台でしたからこれだけ使えたらお得でしょ。偶然当たった日帰り旅行。予定外の出費もありましたが、思いがけないお出かけに大満足の一日となりました。またこれからもせっせと応募しなくちゃね。
Dec 8, 2009
コメント(2)
「朱蒙(チュモン)」に続く、高句麗のその後2代目ユリ王の時代の話を描いた作品「風の国」。もう随分前に観終えたんですが、なかなかレビューが書けませんでした。(レニュー書くのは苦手なんです)ようやく書いてるですが、ねたばれもあるので注意して読んでください。また記憶が遠のいているので間違いがあればご指摘くださいm(__)m「朱蒙」のレビューこちら。高句麗を滅ぼす元凶としてユリ王の息子として生まれたムヒュル(ソン・イルグク)は王の息子としてではなく、壁画師のもとで平民の子として育てられる。実兄である兄ヘミョン王子を慕い、そのヘミョンを見殺しにしたと思い込んで、ユリ王を憎み、敵国の扶余の黒陰となり、そこで天敵のトジン、愛する人ヨンと出会う。そして高句麗の王子となり、歴史を揺り動かせる大きな存在となる。チュモンの息子であるユリ王。その息子にチュモン役のソン・イルグクが再び抜擢されたというおもしろいキャスティング。やっぱりソン・イルグクは歴史ものには欠かせない存在と言っていいほど、素晴らしい演技をする。迫力ある演技、眼力、凄みのある声、とにかくかっこいい。またライバルであるトジンにも感情移入しました。トジンもいい人で悪い奴ではないんですもん。暗い過去があるせいか、陰を持った人。そのトジンが好きだったヨンがムヒュルと恋仲になる。トジンのヨンへの思いは一途で切なかった。特にムヒュルとヨンの子供を自分の子のように見つめる姿が印象的でした。またムヒュルの友マロもいいやつ。マロの最期は泣けましたね。ムヒュルを信じ続け、強い信念を持った人でした。ラストのムヒュルの言葉が「風の国」の意味を明確にしてくれたような気がしました。印象に残る言葉です。音楽もよかったです。風の国 オリジナル・サウンドトラック以下個人的要望ですが、韓国歴史物を観出したら、日本の作品が薄いものに感じてなりません。どうして日本ではこのような歴史物が作られないんでしょうね。大河ドラマも最近はすごく表面的にしか観れないし。売れっ子タレントを使えば視聴率が上がるという安易な考えはやめて欲しいです。今はまたソン・イルグクが出演している「海神(ヘシン)」を観ています。「風の国」と同じ監督の作品でもあり、ソン・イルグクの出世作でもあります。
Nov 29, 2009
コメント(2)
今日の午後は還暦を迎えられた声楽家の方の「還暦に歌う♪」コンサートに行きました。私はその方とは陶芸教室で一度ご一緒しただけだったんですが、お話を聞くとユーモアたっぷりで、細やかな気遣いもあり、とても魅力ある方でした。そして何より60歳になってもなおこのようにご自身でコンサートを開かれるというパワーはすごいなあと感動しました。きっと人望が厚いお方だから周囲に人が集まり、その方たちの協力を得て、このような会ができたのではないかと思いました。私は歌を聴くのはすごく好きです。きっと楽器の演奏を聴くよりも好きなのではないかと思います。人の体が楽器となる。声で体で表情で表現する音楽。それが歌だと思います。プログラムのテーマとして「すべて日本語で歌う」とありました。その主旨も共感できます。カルメンの「ハバネラ」、フォスターの「夢路より」、ジルヒャーの「ローレライ」、日本の懐かしい歌「冬の夜」などなど。どれも好きな歌です。特にフォスターは「男の子が出来たらに絶対胎教に使おう。」と思っていたぐらい好きで、息子がお腹にいる時によく聴いていましたから懐かしかったです。そして観客みんなで歌った「ふるさと」。日本の唱歌の中でもとても好きな歌です。「ウサギが美味しいわけじゃないのよ。」「蚊がいる川ではないのよ。」と言いながら紹介してくださったのには笑いました。最後の歌のお芝居「赤ずきんちゃん」。おもしろい演出でした。赤ずきんちゃんのお母さんが歌う歌詞の中に「赤ずきんちゃんと私の幸せを願う。」というような歌詞があったんですが、その方がこの歌詞がポイントなんだとおっしゃっていたのが印象的でした。「子供はお母さんが幸福ではないとその子も幸福にはなれない。」ということを強調されていましたが、私も最近つくづくそう思うようになりました。会費は無料の上、記念品までいただきました。陶芸の先生の作品です。会場となった「大阪倶楽部」は有形文化財です。初めて入ったので写真に撮ってきました。歌は心を豊かにさせてくれます。2時間あまり歌に魅了されたひと時でした。おかげで幸福なお母さんの顔になって家に帰ってこれたかな~♪♪♪
Nov 28, 2009
コメント(2)
今朝は夫の腰痛の検査結果が出るので、一緒に病院について行きました。MRI検査の結果、やっぱり椎間板ヘルニアでした。まだ足の痛み、しびれが抜けないのですが、すぐに手術というほどではなく、しばらく内服薬で様子をみましょうということでした。あとは家で腰痛体操するぐらいです。それにしても痛みのせいか、ここのところご機嫌斜めの夫。大好きなテニスもしばらくお預けだし、何よりいつも元気なだけに自分の体が思うように動けないことが悔しいみたいです。早速体操用のマットを買い、私も一緒に体操しようと思っています。さて、ガレージセールにあわせて本の整理をしました。不要なものはフリマで売るか、古本屋に売りに行きます。読んでよかったと思うものは置いておきたいほうなので、増える一方の本棚です。これは私が初めて読んだ文庫本です。小学生の頃、物々交換ごっこをしてゲットした「若草物語」。カバーがついてないこのまんまの状態でした。ハードカバーで字の大きな本は読んだことがありましたが、本格的に本を読み出したのはこの本がきっかけです。愛らしい4姉妹の物語は私の乙女心をくすぐり、4人の姉妹で誰が一番好きかとか、容姿はどうなんだろうとか、いろんな想像をめぐらせて読んでいました。私が好きだったのは3女のベス。女の子らしくて、優しくて、控えめな少女が好きでした。本の中の挿絵も素敵でした。もちろんその後、映画もアニメも観ましたよ。思春期の頃に何度も読み返したこの本は手放すことはない大切な本です。本棚は階段の壁側にありますが、夫と私の本棚です。家族やお客様が誰でも手に取って見やすいように、国内、海外別、ジャンル別、著者別に並べています。ここのスペース、階段だけど座ってちょこちょこっと読むには最適の場所なんです。ほんのり温かい灯りがちょうどよくって、ついつい長居してしまいます。旅行ガイドやインテリアの本を読むぐらいならここで十分です。読書の秋。今は友達から借りた太宰治の「女生徒」という短編集を読んでいます。本屋さんには装丁が新しくなった太宰治の本がたくさん並んでいますね。女生徒〔平成21年〕改でも私はこっちの装丁のほうが好きです。女生徒
Nov 16, 2009
コメント(4)
やっと観に行きました。体調もいまいちだし、もう劇場で観るのは諦めかけていたんですが、娘が「一緒に行く。」と言ってくれたので思い切って行ってきました。ロンドンコンサートを控えたマイケルが残したもの。それはコンサートに向けたリハーサルの模様とコンサートで使うために作った映像、コンサートにかける彼の意気込み。彼のまわりに集まったダンサー、歌手、演奏家、スタッフの人たちの熱い思いも伝わってきた。彼の支持のもと、一つ一つ丁寧に作り上げていく舞台。彼のこだわり、彼の才能があふれている。彼が歌い終わる度に、感動のあまり、映像にむかって拍手しそうになった。彼の歌声は優しくてそれだけで泣けてくる。もちろんダンスは完璧で素晴らしい。マイケルにまつわるスキャンダルはいくつもあるが、舞台の上のエンターティナーとしてのマイケルも彼の一面。妥協しない完璧主義者、たぐいまれなる才能。それはまぎれもない事実。人がいくつもの顔を持っているのは当たり前。だからその一面を肯定しよう。悲しいのは私が彼の素晴らしい舞台を具間観ることができたのは彼が亡くなったから。もしロンドンでのコンサートが実現していたら、知ることはなかっただろう。皮肉なものだなあと思う。やはりスーパースターは謎めいている。余談ですが、一緒に行こうと言ってくれた娘は私の横で、心地よい歌声に包まれて、幸せそうにすやすやと眠ってしまいました。「THIS IS IT」を歌う頃に起こしたら、「なんで寝ちゃたんだろう。」と情けない声ですごーく何度も何度も後悔していました。そして今日観に行ったことをマイケル大好きな息子に言おうか言わないでおこうか、まだ決めかねています。
Nov 13, 2009
コメント(2)
嵐ファンの友達から借りた「青の炎」。二宮君の演技は好きだし、監督・脚本が蜷川幸雄というのも興味があった。秀一(二宮和也)は17歳。母(秋吉久美子)と妹(鈴木杏)と3人で暮らしている。そこにどうしようもない義父(山本寛斎)が住みついた。秀一は義父の完全犯罪を犯す。この作品は殺人をテーマに取り上げているのにもかかわらず、どこか優しさがある。それがかえって切なく、悲しい。水槽?の中の秀一。ロードレーサーに乗って走る秀一。兄妹の何気ない会話。ガールフレンド紀子(松浦亜弥)とのやりとり。鋭いけれど優しいまなざしの刑事(中村梅雀)との心理戦。印象に残るシーンがいくつもある。主役の二宮くんはいつもながらの好演。期待をうらぎらない。意外によかったのが松浦亜弥の演技。秀一の犯罪を見抜くが彼女は冷静さを失わない。難しい役どころをうまく表現した演技だったと思う。またNHKの朝ドラ「つばさ」で好きになった中村梅雀の演技もやっぱり上手い。デザイナーの山本寛斎も適役だったと思う。悲しい作品だけれどもう一度観たい作品だ。
Nov 10, 2009
コメント(0)
宮部みゆきの時代小説。読んだことがなかったけれど、かなりはまった。とにかく先が知りたくてさくさく読めた作品。江戸、深川「鉄瓶長屋」の店子が次々と姿を消す。その謎を同心の平四郎と甥の弓之助が解き明かしていく。事件の発端は殺人事件から。そこからいろんな方向に発展していく筋書きは素晴らしい。巧妙なトリックは宮部さんの書いた本そのものだ。長い話の合間に入れる合いの手のような別の話。その巧みな文章に恐れ入った。登場人物。12歳ながら測ることが好きな弓之助。なんでも記憶するおでこ。愛すべきキャラだ。煮豆屋のお徳さん、春を売る女のおくめ、差配人の佐吉、そして同心の平四郎。それぞれの人物像がしっかりと描かれて、配置されている。みんな好感が持てるキャラ。宮部みゆき作品では「火車」がベストだと思っていたが、それに勝る作品に出会った気がする。私好みなのか。さて次は何を読もうか。また宮部みゆき?それとも気分を変えて宮本輝?決まるまではまた「ローマ人の物語」を前に進ませよう。それにしてもなぜ「ぼんくら」なんだろう?→ぼんくらの意。
Oct 27, 2009
コメント(2)
10月の番組変遷で新番組をチェックしているところです。今観ている番組を自分用にメモしておきます。新番組より・「JIN-仁」脳外科医が江戸にタイムスリップという内容にひかれて。でも内容は結構泣ける。・「不毛地帯」山崎豊子原作はチャックしとかないとね。・「東京DOGS」小栗君が出てるから。・「小公女セイラ」原作読みました。でもこれはコメディー?・「オトコマエ2」福士君が出てるから。時代もんでおもしろい。引き続き観てるもの・「住人十色」素敵な家はたくさんあります。・「新日曜美術館」さっと観るものと保存版にしたいものといろいろ。・「天地人」観れるときだけ。・「LOSTシーズン5」ますますわけわかんなくなってきた。観終わったもの(レビューまだ)・「風の国」やっぱりソン・イルグクかっこいい。・「つばさ」毎朝楽しみでした。終わって淋しい。・「官僚たちの夏」エンディングのシーンと歌が最高でした。もう熱い男はいないのか。まだあったかなあ、、、。いっつも撮りだめで家族にひんしゅくかってますが、ぼちぼち観ていけたらと思います。
Oct 19, 2009
コメント(2)
連休最終日。朝は法事。いとことその子供たちがたくさん集まりました。久々に会うと子供たちの成長ぶりにびっくりさせられます。段々みんな大人になっていく。うれしいことですね。そして午後はシタールとコントラバスのコンサート。初めて見るシタール。インドの楽器でかぼちゃで作られているそうです。約2時間あまり、シタールの共鳴音、コントラバスの低い音、異国のメロディー。その独特の世界観にたっぷりひたったひと時でした。身近で見る演奏は迫力満点。見事な指さばきでした。シタール田中峰彦さん、コントラバス荒玉哲郎さんの演奏。とても息が合った演奏でした。そして夜。明日の人間ドッグの検診準備。今回は子宮頸がん検診を自己採取法でしました。ちょっと抵抗あったけれど、ちゃんとできたようです。明日は夫と検診です。検診後のランチはずっと行きたかったイタリアンレストランを予約しています。そこは1ヶ月前から予約して席がとれるという人気店。それを楽しみに明日は頑張ります。
Oct 12, 2009
コメント(2)
今夜は夫は飲み会、娘は旅行帰りの疲れでベッドの中、息子は塾通いで私は一人で大好きなさだまさしさんのテレビを観ていた。「無縁坂」、「精霊流し」と懐かしい曲が続いた後、最後に「親父の長い一日」とそのアンサーソングである「ママの一番長い日ー美しい朝ー」を聴いたら、亡くなった父のことを思い出した。私が高校の時に突然亡くなった父、いつまでも私のことを「ぴよぴよ」と呼んでいた父、初めて彼氏ができた時に、「ごきぶりよりも男のほうが怖いぞ。」と言った父、亡くなる少し前に私にそっと「人生は悩むだけ損をする。」と言い残した父。もしも私の結婚の時に父がいたら、どうしただろう。もしも私が子供を産んだ時に父がいたら、どうしただろう。そんなことを考えてたら、涙が出てきた。さださんの歌には物語があり、私にも私なりの物語がある。ナーバスな日はさださんを聴くと泣いてしまう。もうすぐお彼岸。先祖に感謝する日でもある。私をすごくかわいがってくれた父に感謝しよう。やっぱりこのアルバム、買おうかな、、、。【送料無料・プレゼント付!】※代金引換の場合は別途送料かかります。♪「名作DVD三人の騎士プレゼント付」 さだまさし/美しい朝 [CD] FRCA-1206
Sep 18, 2009
コメント(8)
富士見線という架空の私鉄沿線を舞台にしている重松清の短編集。どの作品もせつなくて、悲しくて、少し怖くて。どこにでもありそうな風景、自分にも当てはまる思いをクローズアップして浮かび上がらせている。人の思いの複雑さがそこにある。そして、なぜか「死」についての話が絡む話が多い。人として生きたからには逃げられない死についても考えさせられる作品だ。重松作品もっともっと読んでみたい。
Sep 3, 2009
コメント(0)
娘が借りたアニメをたまたま一緒に観ていたら、すっかり釘付けになってしまった。写実的な映像の中に、私がかつていた宇都宮沿線があった。電車、駅のホームがそのまま描かれていたり、たまたまうちと同じ洗濯機が描かれていたり、それだけで親近感がもてる映画だった。でも映像の美しさはただ単に知っている場所があるだけで感動したわけではない。本当に作者のこだわりがそこに見えて、本当に美しいから感動したのだ。そしてストーリー。小学校の時に出会った二人。距離と時間が彼と彼女を離していく。その切なさを美しい映像と少ないセリフと繊細な演出で表している。彼が彼女に会いに行く第一話は電車に乗って少しずつ彼女のもとに近づく様子。早く彼女のもとに行きたいという少年の心の描写がうまく描かれていたと思う。連続する3つの物語は主人公である少年の成長記でもある。そして3編共に少年の少女に対する思いがあふれていて、それが観るものにじんじんと伝わってくる。究めつけは主題歌。やまざきまさよしさんが歌う「One more time,One morechance」が最後に映像と共に流れてきた。これにはやられた。今もまだその歌が頭の中で流れているほど。とにかくもう一度観たい!久々にアニメでものずごく感動した!秒速5センチメートル公式HPはこちら。監督である新海誠さんのプロフィールはこちら。(かなり惚れた!)
Aug 19, 2009
コメント(0)
久々に現代ものの韓国ドラマ「太陽の女」を観始めたら、すっかりはまってしまいました。全20話を猛スピードで見終えました。おかげで家事もほったらかしだったし、睡眠不足です。韓国一の人気アナウンサー、シン・ドヨン(ヘン・ミュソク)は誰もがうらやむ知性と美貌の持ち主。ハンサムでお金持ちの婚約者キム・ジョンセ(ヘン・シュソク)と幸せな日々。けれど、ドヨンには人には言えない秘密があった。6歳の時、養子となったドヨン。その後、妹ジヨン(イ・ハナ)が生まれてからは辛い日々だった。12歳の時にジヨンをソウル駅で置き去りにした時から、ドヨンは人に言えぬ秘密を抱えなくてはいけなくなった。つねにおびえながら生きていかなければいけなくなった。消えたジヨンは孤児院でユン・サウォルとして育てられ、偶然ドヨンの前に現れる。同じ孤児院で育ったチャ・ドンウ(チョン・ギョウン)は香港テコンドーの師範。サウォルを追って、ソウルにやってくるが、しだいにドヨンの秘密を知っていくうちにドヨンのことが好きになっていく。そしてサウォルは昔、孤児院を訪れていたジョンセを今も変わらず慕っていた。韓国お得意の復讐、4角関係とストーリーは毎回先が気になるストーリー。最後に4人がどうなるのか、気になってついつい見入ってしまった。ドヨン演じるキム・ジスの美貌と演技力。追い詰められていく姿は迫真の演技。知的で強い女性と弱く、淋しい女を見事に演じ分ける。婚約者のジョンセとうまくいくようにと願った。私の好みはドンウよりも甘いマスクのジョンセなのです。でも、やっぱりこんなセリフ言って欲しいよな、こんなことして欲しいよな思うのはドンウ。ジョンセはちょっとドヨンに厳しすぎ?でもでもジョンセの君の過ちは僕が一緒に背負う的な言葉はいいなあ、、、。(ここの二人の男性の相手役はすっかり自分です、笑)親の愛情を受けることなく育ったドヨン。一番になって成功して頑張るしかなかった。いつも親の愛情を独占していた妹のジヨン=サウォルが羨ましかった。孤児院から養子となったドンウが書いた日記。本当のお母さんが自分をかげながら見守っていてくれたことを知ったドヨン。サウォルの復讐に追い詰められ、ジョンセに何度も頼ろうとするドヨン。育ての親である母が記憶をなくして、実の子のように自分を愛してくれた時の幸せそうなドヨン。温かい人はゆういつドンウだけだというドヨン。ドンウにおぶされるドヨン。泣きながら車の運転をしてドンウに「待っていてね。」とつげるドヨン。ドヨンがかわいそうでかわいそうでたくさん泣いてしまった。確かに孤児になってしまって、20年間も両親と引き離されたサウォルもかわいそうだし、一生懸命生きている女性だが、私は断然ドヨン派。親の愛情がいかに子供には必要か。あの時、そうしなかったらこうはならなかったという後悔の念。その過ちはどうしたらつぐなうことができるのか。人は人をどうしたら許せるのか。最終話は長くひっぱった感はあったが、優しく美しい映像、細やかな演出が韓国ドラマだなあと思った。ラストの海のシーンは夢か現実か。余韻が残るラストだ。
Aug 8, 2009
コメント(0)
表題の「肝、焼ける」をはじめとする5編の短編集。最初はその文章に違和感があったが、じょじょに主人公の言動が気になって、行く末が気になって、それこそじれったく(肝焼ける)なって、スイスイと読んでしまった本。時々、声をあげて笑ってしまった。行動を起こした彼女たちの未来が気になる。愛すべき彼女たちみんなハッピーエンドであってほしい。けれどその余韻がいい。未来は彼女たちの手の中にあるのだから。そして絶妙な言葉のやりとりがいい。一歩踏み出す勇気。それが大事!踏み出す前の彼女たち、等身大の自分がそこにいる。ああ、じれったい。
Jul 16, 2009
コメント(0)
今日は台風並みの強風が吹き、今は大雨が降ってきました。安定しない気候は体調も乱します。そんな中、今日は近所の氏神さまのところに夏越し払いの祈願に行ってきました。決して信心深いわけではないんですが、できることはしようと思うほうです。さて、最近本を読んでも記憶力の低下が激しいので、心に残る言葉などをメモするようにしています。主人の要らないシステム手帳をもらったのでそこに書き込んでいます。とにかく字を書くこと、メモすることが好きです。記憶するよりも欲しい情報はそのつど見て得るほうです。メモするといえば、読んだ本、観た映画、飲んだお茶、美味しいお店、美味しい食べ物などもメモしています。以前、「縁の部屋」でも紹介したと思いますが、愛用のメモ帳です。これ以降もメモ帳は増え続けています。さて今読んでいる本ですが、気分屋のB型人間の私は気分によって読む本を変えています。今は4冊の本を同時並行して読んでいます。その4冊を紹介します。いつ読み終えるかわからないシリーズ。主人のほうが先に読破しました。塩野七生さんの代表作です。ローマ人の物語(1)なるほどこういう見方もあったのか。脳の動きから見た人間学。わかりやすいです。人に向かわず天に向かえ悩むことは必要だ。去年からベストセラーですね。今日のスタジオパークは作者の姜尚中さんでした。低音が魅力のダンディーな方ですね。悩む力それから朝倉かすみさんの短編集「肝、焼ける」も読み始めています。どらが一番早く読み終えるでしょうか???
Jul 1, 2009
コメント(2)
今日、娘と観に行ってきました。イケメン、スポ魂とくれば観るしかないでしょという感じなんですが、なかなか内容もよかったです。今回の感想はねたばれしないように、箇条書きにします。(順不同)・涙っていいなと思った。男の涙、単純に好きです。安仁屋くん、いっぱい泣いてくれました。他のメンバーの涙もよかった。・新メンバーの赤星くん。これからの二子玉川を背負ってくれる人でしょう。・足をけがした御子柴くん、指をけがした若菜くん、よく頑張った。敢闘賞をあげたいです。・新城くん、なかなかのしっかり者。「お前の痛みはみんなの痛みだ。」よくぞ言ってくれました。・夢の果て、考えちゃいますね。でも答えはその通りだと思います。・一生懸命頑張ること。諦めないこと。奇跡を信じること。青春っていいな。私もそうありたい。・やっぱりGreeeenは最高!帰ってから息子のipodを借りてGreeeenの曲ばかり聴いてました。ここからはつっこみどころ。・決勝戦の相手チーム。もう少し描いてやってよ。戦っているのはお互い様なんだから。せめて最後にあのピッチャーの一言が欲しかった。・ユニフォームが汚れていたのも二子玉川だけ?どっちも頑張ったよね?・安仁屋くんが泣くシーン。長すぎて相手チームの人待たせすぎじゃない?審判は何も言わないの?と単純に観るとすごく感動する映画でしたが、ちょっとひねくれものの私にはもう少し相手チームの心情も描いてくれたらよりよい作品になったのではないかと思います。ドラマのほうは息子が観ている横でなんとなく観てただけなので、映画を観たら、もう一度ちゃんと観てみたくなりました。それとやはりスポーツをしている息子のことがだぶってしまって余計に涙をそそられました。「Rookies 卒業」の公式HPはこちら。
Jun 23, 2009
コメント(0)
一昨日、DVDとCDをレンタルしてきました。その中から1つお勧めを紹介したいと思います。ロッド・スチュワートの「ベスト・バラード・コレクション」。渋いしゃがれ声が好きで、昔よく聴いていました。唯一私が英語で歌えた曲「I don't want to talk about it」。懐かしい~有名すぎる「sailing」、「You're In My Heart」はもちろんのこと、エルトン・ジョンの「Your Song」のカバーも入ってお得なアルバムです。昨日は何回もこのアルバムを聴きました。もちろん寝る時にも当分、ロッドの声を聴きながら寝ようっとベスト・バラード・コレクション / ロッド・スチュワートその他に、邦楽のシングル、「Rookies」の主題歌になっているGreeeenの「遥か」や嵐の「明日への記憶」、椎名林檎の「ありあまる富」などを借りました。昨夜は「遥か」を子供たちと歌いましたよ。これ、子供たちに歌われたら泣いちゃいそうになります明日、タオルハンカチ持って「Rookies」娘と観に行きまーす---------------------------------------------------------------------------------今朝、この日記を読み返してみると英語のつづりがことごとく間違えていました(T_T)/~~~急いで書いたとはいえ、使ってないと忘れてしまうんだなあ、、、(とほっ)。
Jun 22, 2009
コメント(2)
1942年、日本占領下の上海。対日運動に身を投じた女スパイ、ワン(タン・ウェイ)と敵対する特務機関のリーダー、イー(トニーレオン)の悲恋の物語。とにかくトニー・レオン渋いです。タン・ウェイ美しいです。映像も音楽も美しく、ストーリーにぴったりでのめりこまされます。チャイナドレスの衣装も素敵でした。学生であったワンが女スパイとしてイーの暗殺計画に大きく関っていく。ワンがマイ夫人になったとたん、少女から女に変わり、イーと情事を重ねていく毎にその妖艶さは際立っていく。オーディションで選ばれた新人だそうですが、堂々とした名演技でした。2人の情事は静かで激しく、抑圧された愛が見事に表現された映像でした。必死に生きた時代だからこそ、必死に愛することもできるのではないでしょうか。ラストは切なすぎます。残された指輪。ワンのベッドに座るイー。2人の間に確実に愛があったことが感じるラストでした。それぞれの任務に忠実に生きた二人。余韻が残る映画です。ラストコーション公式HPはこちら。
Jun 21, 2009
コメント(0)
娘と観に行った「名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)」。レディースデーということもあったのか、結構おばさん&おじさんカップルも多かった。確かにコナン映画は大人も楽しめる。東京近郊で起こった6つの殺人事件。その事件を中心にいくつもの謎が交差する。今回は謎が多いので推理が楽しめるし、脚本もうまい。これは実写版にしても受ける作品だと思った。以下、娘に倣って感想を箇条書き。・コナンの活躍と少年探偵団の活躍、どちらもおもしろかった。・事件が起きた場所をつなげると、、、。なるほどそうかとそこは映画を観ていて、わかったよ。私は毛利小五郎よりも推理力あるかも、な~んてね。・蘭ちゃん、かっこいい。こんな強い女の子いないよね。事件が終わった後でも冷静な蘭ちゃん。・6つの殺人事件と黒の組織はこんなところでまじわっていたのか。・真犯人はあなただったの。見事なコナンの推理と脚本。・ななちゃん、いい子だね。2人はすごくいいカップルだったのに。うるうるしてしまった。・東京タワーでバタバタと倒れていく、刑事さんたちと真犯人たち。展開が早くてどうなってるのー?って感じだった。・コナンとアイリッシュの一騎打ちも見応えあった。・サスペンダー、やっぱり使うよね。・エンディング、あの女は誰!彼女の出演で雰囲気ぶち壊し。まるでカラオケに行ったみたい。とばばっと一気に感想書いてしまいましたが、来年のコナン映画も期待できるかな。いつまで娘は私と映画を観に行ってくれるかな。
May 16, 2009
コメント(0)
これも「アヒルと鴨とコインロッカー」と同様、娘の友人から借りた本。嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精密な体内時計を持つ女。4人は銀行強盗なのに、誰も傷つけず、さらりと事をなしとげる。まるで強盗が悪いことではないかのように。軽快なテンポですすむ話はやはり無駄がない。というかすべてに意味がある。軽快なストーリーの中に自閉症、いじめ、記憶の話などが盛り込まれているのも興味深かった。読者もだまされてしまうところはあの映画の名作「スティング」を彷彿させる。スティング同様、だまされても不快感がなく、むしろ爽快な終わり方だ。また前回読んだ「アヒルと鴨とコインロッカー」の中にこの作品に登場する人物が出てくる。そんな憎い演出にもにやりとさせられてしまう。次は今度映画化される「重力ピエロ」を読んでみたい。「アヒルと鴨とコインロッカー」の過去ログはこちら。
May 7, 2009
コメント(0)
合唱がテーマであるということと、薬師丸ひろ子が出演しているということで気になっていた作品。舞台は北海道。七浜高校女子合唱部のかすみ(夏帆)は歌っているときの自分が大好き。ある日、かすみは、憧れの生徒会長、牧村純一(石黒英雄)に「君の歌っている写真を撮りたい。」と言われ、自意識過剰のかすみは有頂天になる。でも出来上がった写真を見て、歌っている自分の顔がこんな顔だったのかとショックを受ける。しかも牧村から「産卵中の鮭みたいでおもしろい。」と言われる。そして、かすみを疎ましく思っている同級生の青柳レナ(岩田さゆり)からも「あなたの歌っている顔って変。」と言われ、自信を無くしたかすみは合唱部顧問の産休代員、瀬沼裕子(薬師丸ひろ子)に退部を申し出る。かすみは夏祭りの合唱祭をラストステージにしようとする。そこで出会ったのが、湯の川学院高校ヤンキー合唱部の番長、権藤洋(ゴリ)。かすみのやる気のない歌い方を激しく指摘されてしまう。湯の川合唱部にとっては七浜高校合唱部は目指すべきライバルなのだ。しかし湯の川学院のソウルフルな歌を聴いて、かすみは再び仲間と歌うことの楽しさを見出す。歌が好きで娘が中学校時代に合唱部だったので、合唱コンクールはよく観ていた。確かに合唱の歌い方は独特だ。でもそれは一生懸命に声を出して歌う姿。恥ずかしいなんて思わない。そこを題材にしたのはいいところをついている。映画の中に出てきた曲はどれもよかった。特に湯の川学院高校の歌う尾崎豊の「15の夜」は心に響いた。後半になるほど熱くなった。やっぱり青春ものはこうでなくちゃ。権藤(ゴリ)の言葉にも説得力がある。でもゴリって実年齢いくつだったかな?青柳レナのかすみを嫌う理由には「そんなことで?」と思った。最後はやっぱり歌っていいなと思った。それだけでも観てよかったと思う作品だ。今度は娘と一緒に観たいな♪もっと詳しい情報はこちら。余談だが、今年はアンジェラ・アキの「手紙~拝啓15の君へ」の大ヒットで合唱コンクールを知らなかった人でもその存在を知ってもらえたのではないかと思う。この映画もそうだが、もっとみんなに合唱のよさをわかってもらえるような機会があればいいなと思う。
May 2, 2009
コメント(0)
三国士「赤壁の戦い」をジョン・ウー監督によって映画化された後編。曹操軍が疾病で死んだ自国の兵士を対岸の連合軍(劉備軍&孫権軍)に送る策、軍師孔明(金城武)が10万本の矢を手に入れる策、など要所要所の話は退屈させないし、感心させられたが、戦い前夜に孫健軍の司令官周瑜(トニー・レオン)の妻小喬(リン・チーリン)が曹操(チャン・フォンイー)の元に行きお茶をたてるくだりは納得いかない。小喬の行動は無謀ともいえるし、小喬の美貌にしてやられる曹操も情けなさ過ぎる。戦意を失って去る、劉備軍の武将たちの活躍ぶりも見られなくて残念だった。炎に包まれた長江の赤壁も戦闘シーンも圧巻だった。キャストはみんな魅力的だったし、女性陣も美しい。ただ、今回の主役の孔明と周瑜の人物像が全編に引き続き、描ききれてなかったような。期待しすぎたかな、、、。後編は期待してみたが、映像は素晴らしいと思ったが、ストーリー的に感動作にまでは及ばなかった気がする。「レッドクリフ」過去ログはこちら。「レッドクリフ」公式HPはこちら。
May 1, 2009
コメント(0)
昨日、娘と観に行った「クローズZERO2」。ただ今、公開中の映画なのでねたばれがない程度に忘れないうちに感想を箇条書きします。・とにかくみんなかっこいい。戦う男ってどうしてかっこいいのか。・不良にもルールあり。武器は使うな。納得です。・滝沢源治(小栗旬)と芹沢多摩雄(山田孝之)、2人ともかっこいい。いいコンビになりそう。小栗君、大画面で観るあなたはかっこよすぎます。山田君、こんな渋い演技もできるんですね。・拳さん(やべきょうすけ)、今回もあなたはいい人だ。「命は大切」という言葉。シンプルだけどじーんときました。・源治のお父さん(岸谷吾朗)、ヤクザもんながら息子に大切なことを教えてるね。・リンダマン(林田恵)、あなたは今回も不気味なぐらい強いです。またここで終わるか。・時生さん(桐谷健太)、ラルフローレンのポロを着て、頭をかばいながらもよく戦いました。あなたもなかなかのイケメンです。・鈴蘭vs鳳仙、ちょっと長すぎた戦いでめまぐるしかったけど、かっこよかった。熱くなりました。でも先生はいずこへ???卒業証書は誰が渡したの?・ライブハウスでかかる音楽もよかった。要チェックです。より映画を熱くさせました。・鈴蘭も鳳仙もキャラが面白い人多い。かなり笑えた。というわけでとにかくイケメンぞろいの映画です。学ランってどうしてあんなに男の子をかっこよく見せるんでしょう。そしてやっぱり熱い男はかっこいいです。でもほんとは暴力は大嫌い!!!以上、完全にミーハーな感想です。
Apr 18, 2009
コメント(2)
今日は20年目の結婚記念日。そこで昨日は主人が有給休暇をとって、船上ディナーでお祝いしました。神戸のグルメ船「コンチェルト」の乗船券をたまたまもらったんです。クルージングは夜のため、午前中は少し早めのお昼を食べに、うどん「ゆきの」に行きました。というのも、ここは平日しか営業していないんです。11時の開店なのに10分前に行くともう並んでる。天ぷらぶっかけ定食とかき揚げおろし定食を注文。かき揚げが器から飛び出している。かやくご飯は絶品。上品なだしとボリュームある量、天ぷらもからっと揚っていて大満足♪お昼をすませた後、私は留守番の子供たちが食べる夕食の準備。その間、主人は普段はできないお昼寝をしていました。そして2人でお出かけ主人がアルコールが飲みたいからという理由と神戸までつながった阪神電車に乗ろうということで電車で神戸まで行きました。やっぱり車のほうが早いです。でもたまにはいいかな。チケットカウンターがある「モザイク」。ポートタワーのまわりにこんなテナントビルがいくつもできていたので、びっくりしました。時間までビル内をうろちょろ。いよいよ乗船。まずは中華ディナー。船はゆっくりと神戸の港を離れていきます。メニューは鯛のサラダ仕立て、蟹入りふかひれスープ、ほたてといかと旬の野菜炒め、地鶏と長芋の蓮の葉包み蒸し、車えびの唐揚げ甘酢煮、蛸と高菜の炒飯、玉子のタルトと杏仁豆腐久しぶりの中華コースはどれも美味しかったけれど、特に蓮の葉の包み蒸しが絶品でした。長芋って蒸すとあのしゃきしゃき感がなくなってほっこりするんですね。あと甘酢煮に入っていたマンゴが新鮮でした。普通はよくパイナップルを使いますが、マンゴもなかなか酢にあいます。食事の間、写真を撮りにきたり(もちろん有料)、ジャズピアノ演奏があったりと、いろんなサービスがありました。出来上がった写真は主人が買ってくれました食後、船上探検。まずはデッキにて。小雨が降っていたため赤石海峡大橋は見えませんでした。ずっと晴れ続きだったのに、昨日だけ雨さすが雨女です。若いカップルさんに2人の写真を撮ってもらったけれど、これは秘密です、笑。約2時間のクルージング。初めてのディナークルーズは贅沢な気分を味わえました。そして2人でゆっくりおしゃべりすることもできました。「やっぱり2人の共通の趣味は食べることだね。」ということで意見が一致船から降りたところで記念撮影。少し神戸の夜景も見えました。子供たちへのお土産はみんなが好きなゴーフルのコンチェルトバージョン。そして自分用に神戸紅茶。9時ごろ帰宅すると、塾に行った息子が行く前にお弁当箱も自分が食べた食器もすべて洗ってくれていました。そして娘に「メールしなくてごめんね。」というと、「そのほうがいいよ。たまには子供のことを忘れて二人でデートしてくれたほうがうれしいから」とうれしい言葉。優しい子供たちに感謝しつつ、20年思い通りに行かなかったことのほうが多かったけれど、こうして仲良く夫婦2人でお祝いできたことがお互いの努力の結果だと思いました。これからもよろしくねちょっとおのろけまじりの長文を読んでいただいてありがとうございました。ゆきの情報:東住吉区山坂3-10-14 営業時間11:00-13:00 17:30-19:30(麺がなくなり次第終了) 土日祝休み 駐車場若干あり
Apr 15, 2009
コメント(6)
ここのところ毎日といっていいほど映画を観てました。いつもはレビューを書くんですが、ちょっと頭の中を整理しないといけないので、覚書に観た映画を書いておきます。「うた魂」「花より男子ファイナル」「僕の彼女はサイボーグ」「レッドクリフ2」4本も一気もするのはもったいなかったかな。ぼちぼちに感想をアップしたいと思います。それからついでに最近観ているテレビ番組。米ドラマ・「SEX AND THE CITY シーズン4」ドラマもますますおもしろくなってきた。・「プリズンブレイク3」いよいよクライマックス。みんな脱獄できるか。・「デスパレートな妻たち4」待ってました!韓ドラマ・「風の国」高句麗の話。やっぱりソン・イルグクがかっこよく見える。音楽も好き。日本ドラマ・「つばさ」朝の連ドラはなんとなくいつも観てしまう。その他・「イタリア語講座」難しいです。マッテオかっこいい。・「日曜美術館」娘と一緒に観ます。・「住人十色」家造りはやっぱり楽しい。・「ソロモン流」素敵な生き方がいろいろ。興味ある人の時だけ観ています。・「スマスマ」中居くん大好き。ビストロに招待されたい。・「サラリーマンNEO」NHKらしからぬおもしろさ。セクシー部長も健在。以上、定期的に観ている番組。かなり多いですねー。それ以外に気になる特集は録画してみています。土曜日に「桂離宮」の特集がNHKでありました。素敵な建築物、日本庭園です。昔の建物なのにモダンでまったく古さを感じさせないし、緻密に計算された美しさ、巧みな技術に感心しながら観てました。完成に50年もかかったという話。年数もさることながら、その建築技術はすごいなあと思いました。日本人ってほんとに器用な人種ですよね。一度見学に行ってみたいな。
Apr 13, 2009
コメント(4)
ドラマからスタートした「SEX AND THE CITY」。シーズン4の途中でとうとう映画版を先に観てしまった。恋愛コラムニストのキャリー、PR会社を営むサマンサ、弁護士のミランダ、アートギャラリーに勤めていたシャーロットは週末ランチを楽しむ親友。彼女らの恋愛を中心に描かれたドラマはお洒落なファッションで私をといりこにした。キャリーのファッションは個性的で華やかでかっこいよくて、かわいい。ファション好きの私は目が釘漬けになった。映画ではそのファッションもさらに磨きがかかっているが、それよりも彼女らの成長がうわまわった作品に仕上がっている。キャリーはビルとよりを戻し、結婚を決める。サマンサはLAで俳優の恋人スミスのマネージメント、シャーロットは2度目の結婚で弁護士のハリーと養女リリーと幸せに、ミランダは元彼のスティーブと結婚し、子供と暮らしている。でも彼女らはそれぞれに自分と向き合い、愛とは何かを考える。今まで自分を主張してきた彼女たちだが、パートナーたちのことを考えるようになった。例えば、キャリー。「私の結婚式」ではなく「私たちの結婚式」だと気付く。サマンサはあれほど自由奔放なセックスを楽しんでいたのに、スミス一筋になっていた。最後の言葉「あなたより自分を愛している。」にはやはりサマンサらしくて納得。ミランダはスティーブと別居するが、スティーブにも悪いところがあるけれど、スティーブから見れば自分も欠点だらけだと気付く。シャーロットはようやく自分の子を身ごもり、母親となる。映画では恋愛話よりも彼女らの友情が胸を熱くさせてくれた。キャリーのアシスタントのルイーズもそこに一役かっている。好感もてるキャラだ。キャリーの撮影用のウエディングドレスは素敵だった。クロゼットを広くして欲しいというキャリーの気持ちもわかる。ビッグが用意してくれたクローゼット、中身ごと欲しいよー。シャーロットのマタニティードレスもキュート。みんなしわが増えた分、大人になったね。ドラマよりも映画のほうが私好みに仕上がっていた。これでラストかと思うと淋しい。もっともっとニューヨークでさっそうと歩く彼女たちを観ていたいと思う。できれば「SATC」ファッション特集を企画してほしいな。公式HPはこちら。
Apr 6, 2009
コメント(0)
昨日は主人とお出かけ。「世良公則スペシャル・コンサート」のチケットが当たったので、御堂会館まで行きました。約6000人の応募があったとか。かなり私たちラッキーだったのかな(^^)v行く前にお茶を飲みに「HARD ROCK CAFE」へ。主人が以前から行きたかったお店だそうで、寄ってみました。店内は意外と広く、たくさんのモニター、ギター、関連グッズがありました。ちょうど若かりし頃のビリー・ジョエルが歌っていました。たまにはロックを聴きながらお茶を飲むのもいいかも♪さてその後、御堂会館へ。初めに堀ちえみさんのトークショー。大阪出身、大阪在住のタレントさんで子供5人のお母さんでもあるのでお話も身近な話題でした。毎日1升8合のお米を炊くのだとか。そしていよいよ世良さんのコンサート。世良さんといえば、ツイスト時代、私は小学生でした。その頃、仲の良かった友達が大の世良さんファンで世良さんに送るのだと言って、ちゃんちゃんこを買いに行った覚えがあります。今はすごくしぶいお兄さんになられていて、アコースティック一本で活躍されています。ギターは迫力ある弾き方、音でした。ヴォーカリストというよりもギターリストですね。それにあの野村義男さんとも活動していてヤッターマンなどの主題歌も歌っているとか。知りませんでした。なつかしの「あんたのバラード」「燃えろいい女」「宿無し」を聴くことができました。以前とは全く違うアレンジです。それにエリック・クラプトンの「Wonderfull Tonight」やスマップの「夜空のムコウ」と私の大好きな歌も歌ってくれました。その他、タツノコプロのアニメの中からアニメソングを2曲などなど、最近のオリジナル曲まで盛りだくさんの内容でした。ただでこんなコンサートに行けるなんてほんとにラッキーでした。70分という短いコンサートでしたが、楽しかったです。何より渋い世良さん、男らしくてかっこいい~\(^o^)/世良公則公式HPはこちら。堀ちえみ公式HPはこちら。「HARD ROCK CAFE」の情報はこちら。余談ですが、有名人といえば、先日偶然あの元ボクサーチャンピオンで「ガチンコ」に出ていた竹原慎二さんと「さと」で横の席になりました。もしかしてそうかなと思いながら家に帰ってパソコンで確認したら、その時のことをブログに書いているではないですかー。声掛ければよかった(>_
Mar 2, 2009
コメント(2)
娘の友人から借りた本。映画から観たけれど、この作品は原作から読むほうがよかった。全てを知ってしまってから読むには惜しすぎる。動物虐待、死、異国人、謎、言葉にすると悪いことを連想させられるはずなのに、なぜかこの本は優しさがにじみ出ている。ボブ・ディランの歌のせいか、作者そのものなのか。作者の文は一文字、一文字に意味があり、無駄なんてどこにもない。つながっていく線。2年前に起こった出来事と現在の出来事がきれいにつながり、まとまっていく。すべてが完璧なシナリオになっている。すごい作者だなあと思った。河崎もドジルも琴美も麗子さんもそして僕もみんな魅力ある人物だ。以前に書いた「アヒルと鴨のコインロッカー」の映画のレビューはこちら。
Feb 27, 2009
コメント(0)
水曜日に買った「プランタン」のパン。その夜に栗のパンと夕張メロンパンを食べました。メロンパンは中にとろ~りメロンクリームが入っていて美味しかったし、栗パンもちょうどいい甘さのパンで美味しかった。生地もふんわり柔らかくて優しい味でした。がその夜、ラーメンやらパンやら美味しいものを食べすぎたせいか、嘔吐下痢しました(>_
Feb 13, 2009
コメント(2)
水曜日の休日。レディースデーということで久々に主人とロードショーを観に行くことに。私が選んだのは「マンマ・ミーア」。メリルストリープが歌に挑戦するということと昔よく聴いたABBAの歌が聴けるということで選んだ。そしてやっぱりミュージカル映画は家ではなく、映画館で観たいし♪ギリシャの島で小さなホテルを営むシングルマザーのドナ(メリル・ストリープ)。娘のソフィ(アマンダ・セイフライド)は自分の父親は誰だかわからなかったが、ドナの昔の日記を見つけ、父親候補3人に結婚式の招待状を送ったところから物語は始まる。結婚前夜に集まる人々の中に父親候補三人もやってきた。その中の誰が自分の父親なのか、確かめようとするソフィ。昔の男たちの突然の出現にあわてふためくドナ。ラストは母の元から巣立ちする娘、第二の人生を見つけたドナたち中年男女の姿があった。ミュージカルだけあって、いたってストーリーはシンプルで楽観的なお話だと思った。メリル・ストリープは前作の「プラダを着た悪魔」で見せたキャリアウーマンぶりから一転して、明るくおおらかで元気なお母さんを熱演。ちょっと頑張りすぎなきらいもありましたが。歌も意外に歌えるんですね~。やっぱり存在感ある俳優さんだなあと思いました。ちょっと老けたかなとも思いましたが、おばさんパワー全開でそれはそれで好感もてました。ドナのまわりの友人と元恋人たちもすごいお年をめしていましたが、やはり中年パワー全開でおもしろかったです。ソフィ役のアマンダ・セイフライドの歌はピカイチ光っていました。そして島の雰囲気やドナの営むホテルも素敵だったし、結婚式の衣装も素敵でした。教会に向かう道と夕焼けの景色の中でドナが歌うシーンでは感動して泣きそうになりました。歌ってすごい力があるんですね。悲しくて泣くのではなく、歌の歌詞やメロディーやその雰囲気で泣けてしまうんだから。とにかく随所にABBAの歌、歌、歌で懐かしく聞き惚れました。こんな歌詞だったんだと思うところもしばしば。知らない歌もありました。やっぱりミュージカルは好き。音楽は人の心に響く。ただそのことに感動しました。ラストはこんなのありかと思うぐらい、お気楽な感じ。ハッピーになりたい時、観たい作品です。さあこれからABBAの曲を聴きながらご飯を作ろう!
Feb 11, 2009
コメント(2)
やっと観ました「キサラギ」。まわりの評判もいいし、小栗旬が好きなのでずっと観たいと思いながら、観れていなかった「キサラギ」。期待通りの映画でした。グラビアアイドルの如月ミキの自殺から1年後。ネットで知り合ったミキちゃんファンの男たち5人は「1周忌追悼会」を開くため、とある場所を借りて集まった。みんなはハンドルネームで自己紹介を始める。家元(小栗旬)、オダ・ユージ(ユースケ・サンタマリア)、スネーク(小出恵介)、安男(塚地武)、イチゴ娘(香川照之)はそれぞれはお互いの素性も知らず、ただミキちゃんのダンだということで初めて会った。追悼会のはずが、「実はミキちゃんは自殺ではなく、他殺ではないか。」というオダ・ユージの発言をきっかけに彼らの推理が始まる。このストーリー、米映画「十二人の怒れる男」に似ているなあと思いながら観ていましたが、5人の意外な素性があきらかになっていき、話が二転三転していくので、推理だけでなく、よく練られた脚本だなあと感心してみました。笑いあり、涙ありの内容で私まで同じ部屋の中にひきづりこまれたかのようになりました。まるで劇場で演劇を観ているかのような錯覚さえしました。後で見てみると、監督は「古畑任三郎」の佐藤祐市、原作・脚本は「ALWAYS・3丁目の夕日」というすごいコンビではありまえせんか。しかも小栗旬はかっこいいし、熱演。他の面々もすごい役者ぞろい。「こんな人いるいる。」「でもいそうにない。」って子供たちといいながら観ました。最後にミキちゃんの歌に合わせて、5人が踊るシーンは見応えありました。最後まで楽しませてくれた作品です。ここ1年間観た中ではベストかもー。まだ興奮冷めやらぬ状態です(^^)続編ないかなあ、、、。
Feb 2, 2009
コメント(4)
全159件 (159件中 51-100件目)