2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
全30件 (30件中 1-30件目)
1
スカパーのクラシカ・ジャパンで無料放送の番組を観ています。バレエ名曲シリーズ特集ということで、シチェドリンの「カルメン」組曲なのですけれど、この番組を予約するときまで私、この曲がビゼーによって書かれたものだとばかり思っていました。でも番組で聴き直してみると、記憶にあるとおりにしっかりビゼーのメロディーが多用されているのです。どういうこと?と思って今調べてみましたら、この曲はシチェドリンがビゼーの歌劇「カルメン」をバレエ用にアレンジしなおしたものらしいのです。これで「作曲者」としてビゼーを差し置いてシチェドリンの名が前面に出るというのは、どうにも納得がいきませんね…。ビゼーが知ったら何と思ったかしら。「カルメン」ほど有名な作品ならともかく、マイナーな曲だとカバーをオリジナルだと勘違いして聴いている人も多いのですよね。たとえば、北海道からデビューしていつの間にか消えていったホワイトベリーの一番売れた曲「夏祭り」が、実は他のアーティストのカバーだと知っている人がどのくらいいたでしょう。ホワイトベリーのファンはお子さんが大半でしたから、私の周囲でもあれが彼女たちの作った曲だと勘違いしていた子が多いです。そうではないと知ってショックを受ける子も多かったですね。かわいそうに。そういえば最近、「夏祭り」のパクリではないかと言われた某アーティストの曲の疑惑が討論されていた掲示板で、「ホワイトベリーのパクリだ」という書き込みを見たことがあります。その掲示板では、「ホワイトベリーじゃなくてジッタリン・ジンでしょう」などと正す発言は一つもありませんでした…。 スカパーの無料大開放デーが間近なわけですが、今回もクラシカ・ジャパン以外にはほとんど観るべきものはないようです。よく考えてみると前回も「観ざるべきもの」と言えるようなものだったのですけれど。今回のクラシカ・ジャパンのメイン・メニューはカルラ・フラッチの「ジゼル」と、モーツァルトのオペラ「ドン・ジョバンニ」「魔笛」「コシ・ファン・トゥッテ」「フィガロの結婚」の4本立てですね。裏番にヒストリー・チャンネルで「エンパイア・オブ・ドリームス ~スター・ウォーズ トリロジーの世界~」、日本映画専門チャンネルで「イノセンス」があるので、うしろ2つの再放送の時間も確認しておかなくては…。それにしても、「ジゼル」は1969年の収録だそう。音が第一のオペラならともかく、バレエでこの時代の映像というのはどうなのでしょうね。バレエの歴史が語られるときに必ず出てくるカルラ・フラッチというプリマ・バレリーナの名がなければ、私もとても観てみる気にはなれないものですけれど。ちなみに「ドン・ジョバンニ」は1954年収録です。昔のオペラは舞台美術の方向性が現在とはかなり異なりますから、音以外の部分でとても楽しみですね。 今日ネットで見かけたニュースで、トム・クルーズの「精神医学は似非科学」という発言がありました。記事をよく読んでみると、なんとトム・クルーズがアメリカのカルト団体として有名なサイエントロジー教会の信者だったというではありませんか…。こんな人が「宇宙戦争」などのSF映画に出ているというのは、SF業界にとって一般市民の誤解を招くことではないかしら。カルトといえば、シャーリー・マクレーンがやはりカルトの宣伝に乗っかってしまって、映画界で干された形になったことがありました。彼女の場合は年齢のこともあるから自然に消えていったようにも映りましたが、トム・クルーズはバリバリの現役ですからねぇ、ハリウッドの対応が気になりますね。 この曲はユーミンの「ルージュの伝言」のカバー。◆本日のBGM : BEBEL GILBERTO/DE TARDE, VENDO O MAR から MENSAGEM COM BATOM
2005年06月30日
昨夜の「アニメ夜話」は「エースをねらえ!」の劇場版でした。テレビシリーズでしか知らない私は、てっきり劇場版もテレビのダイジェストだとばかり思っていました。全然違ったのですね…。脚本どころか作画も一切をゼロから作り上げた、独立した映画作品として完成されたアニメだったのだと理解すると同時に、この映画を観ていないことをとても後悔させられました。一目見ればテレビシリーズとは絵柄が違うことがわかります。作画が丁寧なのはもちろん、「杉野キャラ」がぐっと前面に出ている気がいたしました。テレビシリーズの、少女漫画のパロディかアニメ版宝塚歌劇とでも言えそうなキャラデザインから、真に「耽美」と呼べる様式美を獲得した完成度高い作画へと変貌を遂げていたのです。くちびるの描き方一つ取っても、なんと表情豊かで魅力的なことでしょう。番組の中では杉野さんのことはまったく語られませんでしたけれど、出崎監督のすばらしい作品を支えているのは、間違いなく杉野さんの存在ですよね。動かない止め絵1枚で人の目を釘付けにするような情感あふれるキャラ画を描ける人は、そうそういないと思います。番組で紹介されたほんのわずかなシーンや出演者の思い入れたっぷりの賞賛の言葉に、この作品を観ずにはいられない気持ちが強くなりました。DVDを買ってしまおうかしら…。市内のショップで廉価版があるとありがたいのですけれど。 スカパーのファミリー劇場では、7月の「母をたずねて三千里」テレビ・シリーズ再放送で、例のロバの死のお話がありますね。観たいような観たくないような。観たら絶対泣くに決まっていますもの…。日本映画専門チャンネルでは映画「生きない」の放送があります。ロードショーでなら絶対に観る気の起こらない、レンタルでも決して手に取ることのない作品ですけれど、半ばただで観られるとなれば興味がありますね。7月のスカパーは「シン・レッド・ライン」や「プリンセス・ブライド・ストーリー」、ボウイ主演の子供映画(?)「天使のいた夏」など、もう一度観なおしたい・一度観ておきたいという映画が多くて楽しみです。もっとも、「シン・レッド・ライン」は冒頭のフォーレの「レクイエム」を聴きたいだけですが。「エージェント・レッド」というドルフ・ラングレン主演の原潜映画もあります。あらすじを読むとB級の下という先入観が湧くのですけれど、観ておくべきなのかしら…。そういえば無料大開放デーももうすぐでした。スカパーで観たい映画も多いとなるとプログラム調整が一苦労です。嬉しい悲鳴というものですけれど。Jスポでは7月1日に「NBAアクション」の最終回があります。6月中でなく7月に放送をずらしてある、このいやらしさ。試合の再放送をJスポ3チャンネルに散らしてあるのも、やはり契約料を多くもぎ取りたいからだというのがよくわかりますね。7月下旬にはJスポをめでたく解約いたします。インハイのバスケの放送が惜しくはありますが、決勝くらいは地上波で観られるでしょう…。 テニスに関する曲が見当たらなかったので、宗方コーチつながりの悲しい歌を。◆本日のBGM : 松任谷由実/時のないホテル から 「雨に消えたジョガー」
2005年06月29日
今夜は西の空に金星と水星がぴったりと寄り添って並んでいるのを肉眼でも見ることができました。最近、曇りがちで山並みすらろくに見えない天気が続いていたのに、金星・水星最接近の今夜がすっきりと晴れ上がってくれたのはとてもありがたいです。来月8日には、ここに細い月が加わってさらに美しく楽しい眺めになります。どうかその日も雲ひとつない宵闇が訪れますように。 このところスカパーのディスカバリー・チャンネルでは「サム・ニールがひもとく宇宙空間」というBBC制作の科学番組を放送しています。海外で制作されたこれらの番組を観ていると、日本のNHKなどの番組素材制作の技術の高さを思い知らされますね。投入予算が違うのかもしれませんけれど。欧米で作られるこうした番組のCGは映画に比べるととても雑で、細部の映像の精度をごまかすためか、やたらと炎や爆発の映像を多用するのです。NHKで作る同様の番組も海外スタッフやテレビ局が参加したりしているのですから、真似をしてくれるといいんですのに。今夜も「サム・ニールがひもとく宇宙空間」の第3回目、「太陽系の宿命」の放送があります。前の2回よりはマシな映像が使われることを期待したいものです。ところで、映像素材とは逆に、番組進行や演出についてはNHKに欧米の真似をしていただきたく。NHKの科学番組は、昔の「地球大紀行」のころに比べると視聴者を子ども扱いしているような無駄な演出・脚本が鼻につくのですもの。たとえ子供をメイン・ターゲットとして番組を作るにしても、扱うテーマと番組素材自体が彼らの興味を引くものであれば、子供たちのほうから背伸びしてくれるものなのですから。 今日の曲は冬の歌ですけれども、冒頭の詞に宵闇の金星が出てまいります。◆本日のBGM : 松任谷由実/VOYAGER から 「私を忘れるころ」
2005年06月28日
昨日のスカパーのナショナル・ジオグラフィック・チャンネル「ペトロナス・タワー」、韓国側が建てたビルの「傾き」事件のことには触れていましたけれど、なんと、番組自体から日本の存在が排除されていました。設計・監督は白人の方でしたが、施工は日本と韓国。調べてみると、本来なら日本が両方のビルを建てることになっていたのを、日韓ワールドカップのように韓国が途中から横槍を入れて無理に半分持っていってしまったという話があります。韓国側が請け負ったビルの建設は当初から工事が遅れ気味だったのを、日本側に助けてもらって何とか追いつき、それなのに「先に高さ世界一を達成したほうにご褒美」というオーナーの与えたエサのために日本側を欺いてこっそり尖塔を組み立てて、先に高さだけ一番になったのだとか。まったく、そんな志の低いことだから、ビルを傾かせたりするのですよね…。以前見かけた韓国側のビルの入居率の低さを現す画像についても、どこかのサイトに事情が書いてあるのを見ました。もともとビルのオーナー会社やその関連企業は日本側に入居することを決めており、マレーシアとしても高めの賃貸料設定のために、賃貸物件がほとんどを占める韓国側のビルには入居予定企業がなかなか集まらなかったとかいう話でした。そんな説明をされると、入居企業の偏りは「傾き」事件のせいばかりではないという印象ですが、はたしてどうですか。韓国側のビルには「傾き」事件に限らずもろもろのトラブルがあったから、ペトロナスと関連企業が日本側に固まって入居することに決めた可能性もなきにしもあらず、と私などは想像しますね。番組ではビルの運営には一切タッチしていませんでしたけれど、それがかえって、この想像が真実を突いているからではないかと思えたりして。番組制作にはおそらく、韓国企業が宣伝の意味で参加していたのでしょうね。日本の国名を出さない以上、韓国の国名も出せないのは当然のことでしょうけれど、番組内で施工業者として何度もコメントしていたのは韓国側の社員だけでしたもの。韓国の建築技術のレベルの低さをごまかしつつ名を上げるには、これ以外に作りようがないという番組内容でしたね。ところで、2つのビルのあいだの連絡橋、解体したほうがよくはありませんか。韓国側のビルにこの先何かあったときに、もう一方が巻き添えにならないためにも。 今夜はNHKBS2で「アニメ夜話」。「未来少年コナン」を放送します。小さい頃に観て、モンスリーが私の憧れの女性キャラでした。ダイス船長のようなおふざけキャラでもあんな素敵な女性と結婚できるのだなぁ、と子供心に不思議に思ったのを覚えておりますが、今ならば十分に納得のいくカップルですね。この時間はナショナル・ジオグラフィック・チャンネルでカトマイ国立公園の番組があるので、「アニメ夜話」は後日ビデオで観ることに。ちなみに、明日の「アニメ夜話」は「エースをねらえ!劇場版」、明後日は 「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」とのこと。「マクロス」はあとに作られた作品のほうなら先輩が制作に参加していたので興味もありますが、最初のシリーズに関しては興味なし。それとも、番組内で他の作品についても触れてくれたりするかしら。◆本日のBGM : DOUBLE/DOU3LE から FIRE IN DISGUISE
2005年06月27日
昨夜のスポセンもプロ野球のせいで放送時間が1時間もずれ込みました。あらかじめ長めに設定していてさえ中継時間を延長するプロ野球なんて、CM時間とテロップで控えめに状況を流す程度にすればいいのです。審判への抗議などで時間が引き延ばされるときには、その元凶の監督なり選手にペナルティを科すことにしないと、プロ野球関係者が「一生懸命」を履き違えるばかりでしょうね。彼らがプロ野球は国民的スポーツだと信じているのならば、プロ野球以外の番組を楽しみにしている国民への配慮も忘れるべきではありません。国民的スポーツでなどないと理解しているなら、なおのことです。昨日は12時をまわった時点で私がまだ起きていてDVDプレイヤーが作動していないことに気がついたのと、ESPNの週間番組表がすでに訂正されていたから再予約に間に合いました。そうでなければ、今朝のスポセンの再放送がいつもより時間が早く2度目の再放送予定がなかったことから、きっと見逃してしまっていたことでしょう。前にプロ野球の中継延長のせいでそのような目に遭ったのが原因で、このところずっとスポセンの録画が始まったのを確認してから就寝していたのですが、そういう習慣がなかったらと考えるとゾッといたします。早くプロ野球シーズンが終わってくれないかしら。日本のプロ野球こそロックアウトでシーズンを潰してしまえばいいのに、とまで願ってしまいます。まったく、プロ野球というものは日本テレビ界のとんだお荷物ですよね。人気の凋落した現状を直視して、さっさとそれに見合った露出度を考えなさいと言いたいです。 ナショナル・ジオグラフィック・チャンネルでは、このあとマレーシアのペトロナス・タワー建設のドキュメンタリーが始まります。450mの高さのツイン・タワーの一方を日本が、もう一方を韓国が建築したものです。完成してからしばらく後に、ビルの埋まり具合がよくわかる画像をネットで見たことがあります。夜に写された写真でしたけれど、日本が建てたビルの窓のほとんどが入居したテナントや住人のつけた灯りで煌々と輝いているのに、韓国が建てたビルのほうは数えるほどしか灯りがついておらず、空き室が多いのが一目でわかったものでした。さて、番組ではこんな状況にまで触れるでしょうか?番組が始まりました。ちょっと意地悪な期待を抱いて観ることにいたしましょう。◆本日のBGM : ◆本日のBGM : TEARS FOR FEARS/TEARS ROLL DOWN (GREATEST HITS 82-92) から MAD WORLD
2005年06月26日
昨夜のNBAファイナル特集のスポセンもプロ野球のせいで時間が20分ずれ込みましたが、今日のJスポの「NBAアクション」も野球のせいで時間がずれ込んでいます。試合はとうに終わっているのに、ハイライト・シーンを流してまで「NBAアクション」の時間に食い込んでいます。今、「NBAアクション」は30分遅れで放送するというテロップが流れました。こんなもの流されても、週間番組表が訂正されていないのでチューナーでの録画予約しなおしはできません。しかたなく訂正されないままの番組表で18時から始まる全然NBAに無関係なタイトルの番組を録画予約しましたけれど、番組の変更による予約取り消し機能が働いたりしないでしょうね…。本来の時刻に取り消しが働かずに「NBAアクション」の録画タイトルが出たまま野球を録画させたりしたのですから、これで18時に録画を取り消されたらJスポに電話で抗議いたしますよ。さて、DVDレコーダーは無事に電源が入りました。プロレスか何かの録画タイトルが出て、やっと「NBAアクション」が始まりました。この時間に他に録画予約を入れていなかったからよかったものの、そうでなければ再放送を録画するために視聴予定プログラムを見直ししなくてはならないところでした。ところで、「NBAアクション」は30分番組。本来この時間に放送されているはずのプロレスは90分番組なのです。つまり、60分余計に録画しなくてはならないことになるわけです。この時間に他の番組を予約していなかったからよかったものの、…以下同文。本当にプロ野球って、はた迷惑ですね。契約料金の高いこのJスポでこんな目に遭わせられるとは、無料の地上波テレビで同じ目に遭うよりもずっと腹が立ちます。はじめから放送時間の延長の可能性を考えた番組構成にして、プロ野球の試合のほうも一定時間に達したら容赦なく試合打ち切りにすればいいのです。Jスポは3チャンネルもあるのですから、野球は野球でまとめて、プロ野球の放送延長のせいでずれ込む番組もプロ野球番組になるようにするべきです。プロ野球の試合のせいで観たい野球チームの試合がずれ込んだって、野球ファンの皆さんは他のスポーツの煽りを食らうほど腹は立ちませんでしょう。 晩ご飯を食べて、スカパーでペンギン、ペリカン、ナイジェラのパーティー料理を観て、プロ野球中継のせいですさんだ心が少し落ち着きました。このあとは冷蔵庫の一段を占領しているゼリーの中から今夜食べるものを選んでさらに心をなごませる予定。冷蔵庫のドアを開けると、きれいに並べたゼリーの一群が鮮やかなトロピカル・カラーに庫内を染めています。その段の一つ上にはチョコレートが並んでおります。眺めているだけで幸せになる光景ですが、電気代がかかるのでドアを開けるのはできるだけ短めに…。◆本日のBGM : TEARS FOR FEARS/TEARS ROLL DOWN (GREATEST HITS 82-92) から SHOUT
2005年06月25日
帰ってきて録画を後ろのほうからチェックしたら、延々とハイライト・シーンが続き、最後の最後でようやく短くスパーズの優勝のテロップが入っていました。これ以上観る興味を失って、即座に消去してしまいました…。ボウエンが41分も出場したのに、ダブル・ウォレスはファウル・トラブルのために28分・38分といつもよりずっと短め。ボウエンに何かされて短くなるよりはマシですけれどもね。今日の敗北の原因はダブル・ウォレスのこの出場時間に象徴されているような気がいたします。ファウルの基準が今までの試合と異なっていたのかもしれません。これも地元のスパーズを勝たせるためかしら。ボウエンがスパーズでただ一人5ファウルを犯しているのはお笑い。2004-2005NBAはこれで終了です。来季はアイバーソンとキッド様が輝くシーズンでありますように。それからリドナー君と、そろそろミリ君も。ボウエンには、被害を受けた選手たちの祟りがありますように(笑)。 今日も札幌は31.5℃の真夏日。風がとても強かったので、昨日よりはすごしやすいと思いました。明日・明後日は雨の予報です。これで埃っぽい空気が少しはマシになるでしょう。昨日の雨程度ではとても足りなかったようで、太陽も月も汚れた大気のせいか赤味がかっていましたものね。もしかすると中国から流れてきた汚染物質のせいかもしれませんけれど…。スカパーのアニマル・プラネットで「動物ミラクル」が始まりました。ヤマアラシに刺された犬の映像が流れましたが、何十本、下手をすると100本以上刺さっていそうです…。犬のほうが悪戯をした可能性もありますけれども、あまりにも悲惨すぎてヤマアラシが嫌いになりそう。◆本日のBGM : 松任谷由実/SWEET, BITTER SWEET から 「ノーサイド」
2005年06月24日
今日の札幌は堂々たる真夏日でした。昨日は一部で30℃越えを報道されていましたけれど、気象庁の正式発表では29.9℃だったそうですので。日中は室温マイナス1℃の設定で除湿にしておいたため、家に帰ってきたときにはもう快適の一言でした。それなのにお散歩から帰ってくるとちょうど内部クリーン機能が働いて生暖かい空気を吐き出し始めたので、設定を切って冷房に切り替えなければなりませんでした。冷房が効きだすまでに数分かかって、送風の方向もなぜか変わってしまったので、犬の呼吸が落ち着くまでにいつもより時間を要しましたね。しばらくは水を飲む元気もなかったようです。かわいそうに。さて、6月に入って平年より気温の高い日が続いているわけですけれど、このまま暑い夏になってくれるのでしょうか。春の長期予報では、あまりかんばしくなかったような。もしも暑くなったとしても、少雨が続きそうな予感もいたします。今日はほんのお湿り程度にだけ降りましたが。 昨日のヒストリー・チャンネルのチャック・イェーガーの若い頃の映像は、男前というより、カッコつけた田舎のお兄さんという印象でした。お歳を召したシワだらけの笑顔のほうがずっと魅力的でしたね。X-1の機体に描かれたグラマラス・グレニスのロゴを見ると、「ライト・スタッフ」のサム・シェパードを思い出して懐かしくなりました。今考えてみるとサム・シェパードの乱杭歯は、チャック・イェーガーという人物の演出としてこの上ない効果を上げていたのかもしれません。イェーガー自身の歯並びはあれほどひどくはないようでした。スカパーのアニマックスでは、今夜「聖闘士星矢 冥王 ハーデス十二宮編」の最終回です。録画するだけでまだほとんど観ておらず、番組表のサブタイトルだけ眺めてきたのですけれども、最終回のサブタイトルからするとアテナがようやく冥界での対決を決意するもよう。「えっ、冥界に行く前に終わってしまうの?」と驚かされましたが、「十二宮編」とはそういう意味でしたか。この分では冥界編本編とやらは何クール続くのでしょうね。PPVの「天界編・序章」は結局観ませんでしたけれど、天界編があるからには一応冥界編も終了してはいるのでしょう。もしもアニマックスで放送してくれるとしても、すでに録画予約することすら面倒です…。劇場版映画のようにスピーディーな内容になっていれば興味を持たなくもないのですけれど。さて、明日はNBAファイナルの最終決戦です。リアルタイムでテレビの前にかじりついていたいけれど、明日の仕事は在宅で済ませられる内容ではないのが残念…。◆本日のBGM : 荒井由実/COBALT HOUR から 「雨のステイション」
2005年06月23日
NBAファイナルはもう1戦、最終戦まで行われることになりました。はい、なんとピストンズが勝ってしまいました。やはり、昨年あのメンバーのレイカーズに快勝したのは、決してレイカーズのチーム不和のおかげではなく実力だったということですね。ここまで来れば、なんとしても奇跡の大逆転優勝を見せてほしいです。ロックアウトも回避されましたので、私は7月になったらすぐに2005-2006NBAリーグパスに申し込むことにいたします。オフのあいだのプログラムで全盛時のキッド様の試合を流してくれたら、それだけで15750円の価値があろうものですが、さて。 スカパーのディスカバリー・チャンネルで「他人の手症候群」を観ました。ビン詰めの脳や耳付きの頭部のスライス標本といったグロテスクな映像が必要以上に散りばめられた番組でしたが、内容は至極科学的なもので幸いでした。字幕ものでしたので、なるべくグロ映像を直視しないよう視界の隅で文字を捉えるようにしていましたけれど、それでも上記の映像が目に焼きついてしまっています…。番組では、脳に障害を負ったりある種の脳外科手術を受けたりした人々の一方の手が本人の意思と無関係に自立的に動く症状を紹介しており、エイリアンの手とか他人の手という名称を与えていました。こうした患者の中には、車の運転中に片手が勝手にハンドルを切ろうとして事故を起こしかけたり、寝ているあいだに左手に首を絞められそうになったりといった症例が見られたそうです。脳梁切断、いわゆるロボトミー手術などで脳内の情報伝達が途切れたまま迂回路を形成できなかったことが原因ということですけれども、番組に出演した科学者の一人は、もともと人間の脳の中には複数の意識=人格が存在するとまで言っていました。先週サイエンス・チャンネルの番組に出演していた別な科学者は、脳内の同時多発的な活動において、そのときどきで一番目立つ動きが意識として表層に現れるのだという理論を展開していました。この理論を応用すれば、他人の手症候群の患者たちは情報が断絶した脳の両側において「一番目立つ動き」が別々に存在するために「意識」が複数現れるということになります。外界とコミュニケーション可能な患者本人の「意識」に知覚されないまま、もう一つの「意識」は唯一随意に動かせる手を用いて自己主張をしているのかもしれません。この考え方ですと、多重人格の分裂・統合の過程も説明がつきますし、「人間にはもともと複数の人格が存在する」というよりスマートな考え方であると思いますね。もっとも、世間には多重人格に憧れているだけの「なんちゃって多重人格」さんも多いですけれども。今夜はこのあと、ヒストリー・チャンネルでチャック・イェーガーの登場する番組があります。若い頃の彼はとても男前だったということですので、観るのが楽しみ。 昨夜食べた「アンリ・シャルパンティエ」のハニー・グレープフルーツ・ゼリーは絶品でした。今まで食べたことのあるグレープフルーツ系のお菓子では最高ランクの美味しさです。この夏は、このゼリーとともに乗り切りたいと思います。問題は、このゼリーのお値段が高いこと…。安売りの生のグレープフルーツが4個買えてしまう値段ですからね。ですが、私は生のグレープフルーツの苦味が苦手なのです。美味しくないグレープフルーツを4個食べるなら、このゼリーを1つ食べるほうを選びますとも。まあ、せいぜい週に2~3個程度しか食べないでしょうけれど。ところで、もう1種類のルビー・グレープフルーツ・ゼリーもなかなか美味しいのですよね。ゼリーそのものはハニーのほうが美味しいと思いますが、量的にはどちらがお得なのかしら。◆本日のBGM : BEBEL GILBERTO/DE TARDE, VENDO O MAR から EU POSSO DIZER
2005年06月22日
シーキングザパールが今月上旬にアメリカで亡くなっていたことを、武豊騎手の公式HPで知りました。かわいらしい顔に似合わぬ波乱万丈の生涯は、放牧中の落雷が原因でその幕が閉じられたようです。もっと長生きしてたくさんの子供たちを送り出してほしかった馬でした。彼女が生んだ唯一の男の子であるシーキングザダイヤが、お母さんの分も日本でがんばってくれますように。日本の競馬関係者やマスコミがフランスに大挙してタイキシャトルの日本馬初の海外G1制覇の夢に沸いていた中、パールがあっさりとその肩書きをさらっていってしまったあの日の、なんとも爽快でしたこと。タイキシャトルの引退レースでも、1位は逃したものの、直線で鮮やかに彼を抜き去ったパールのすばらしい走りを忘れることはできません。厩舎・馬主問題のごたごたや病気のこと、突然の引退・渡米と、引退したはずがなぜかアメリカでもレースに使われていたことなど、普通に見れば薄幸の美少女と呼ばれるべき歩みでした。けれど、そんな悲劇的な響きが似合わないのは、武豊騎手という明るいスター騎手をパートナーに持てたこと、何より馬券を良くも悪くも裏切る気まぐれな天才少女という印象が強いからでしょう。私はいつのまにかパールを擬人化して見ていたようで、嵐の中で最期を迎えた彼女の心細さを想像すると、何とも言葉にしがたい悲しみがこみ上げてきます。パールが嵐に恐怖を抱く前に、苦痛を感じるよりも早く雷が一瞬のうちに死をもたらしていたことを願ってしまうほど。日本馬として初めて海外G1を勝ったときの写真が載ったカレンダーはとっくに捨ててしまいましたが、フランス人カメラマンが撮ったというあの美しい彼女の写真を、今でも私はまぶたの裏にくっきりと思い浮かべることができます。赤いリボンの似合う、本当に愛らしい馬でした。 先日「ビゴの店」で買ったパウンドケーキを夕食のデザートにいただきました。特にどうということのない、普通のチョコレートケーキでした。ロイズのほうが安くて量もあって美味しいと思います。晩ご飯が控えめでしたので、今夜はあとで「アンリ・シャルパンティエ」のゼリーを食べてみるつもり。今から期待に胸がふくらみますね。もしかすると、この期待が無意識のうちに晩ご飯を控えめにさせたのかもしれません。◆本日のBGM : 松任谷由実/OLIVE から 「風の中の栗毛」
2005年06月21日
だそうです。チャンネルはフジテレビ721。聴きたいアーティスト名はいくつかありますが、一晩中起きているのはとても無理。録画して興味ないアーティストをすっ飛ばしつつ観るというのも、連続10時間以上では厳しいです。冒頭と翌朝だけ観ることにしましょうか…。「アンリ・シャルパンティエ」のゼリー、ローズ・チェリーを食べました。量の割に高くて半信半疑の気持ちで買いましたけれど、とても美味しい一品でした。洋酒が効いているので夜のデザート向けにはちょうどよかったですね。5個のサワー・チェリーが入っていて、大人の味わいのゼリーにさわやかなアクセントとなっていました。この味はやはり、スーパーで売っているようなゼリーではちょっと無理。もう1つ、ハニー・グレープフルーツも買ってあるので、次に食べるのが楽しみになりました。 スカパー ディスカバリー・チャンネルの「麻酔と異常反応のメカニズム」ですが、世にも恐ろしい番組でした…。なんと、1000人に1人という高率で、麻酔が十分には効かないまま手術される人がいるのだそうです。番組で紹介されたヘルニアの患者は、3種類の麻酔剤のうちの筋弛緩剤しか効いていない状態で、3時間ものあいだメスによる切開やレーザーによる止血、切開部縫合などのすべての苦痛を受け続けたのでした。自分の体が切り裂かれる音を聞き、自分の血管が焼かれる臭いを嗅ぎながら「痛みに負けて死んでしまったら、麻酔が効いていなかった事実を訴えることもできなくなる」とがんばり続けたこの女性には、どんな慰めの言葉も軽々しく聞こえてしまうことでしょう。別な患者は、眼球摘出手術の時間のほとんどを意識のあるまますごさなければなりませんでした。また、帝王切開手術の場合には麻酔が効きすぎで別な問題を引き起こさないように控えめに投与されるため、麻酔関係のトラブルが特に多いのだとか。部分麻酔の技術がもっと進歩すればいいんですのに。昔は私も部分麻酔より全身麻酔のほうが患者にとっては快適なはずだと考えていましたけれど、こんな番組を観ると部分麻酔の安全性がはっきり理解できました。少なくとも、麻酔が効いていない場合にそのことを訴えることができますものね…。この番組の音声が吹き替えでよかったです。手術シーンをほとんど直視することなく、無事に番組を観終えることができました。そういえば、麻酔が人体に効く仕組みというのは結局よくわかりませんでしたね…。意識というものの定義もはっきりしていない現状では仕方ないのでしょうか。 NBAファイナル。ピストンズ、1点差で負けました。この次のサンアントニオでの第6戦が本当のファイナルになる予感。ここから巻き返すことができたなら奇跡と言ってもいいですね。◆本日のBGM : EURYTHMICS/BE YOURSELF TONIGHT から CONDITIONES SOUL
2005年06月20日
寝違えた首はまだ痛みますが、昨日よりはマシな状態です。昨日ときたら、こんな首の状態なのにいつもよりたくさんあくびが出て困りました。それとも、もしかすると首の痛みが原因であくびが多発していたのかしら?NBAファイナル、明日は引き続きデトロイトで第5戦です。どうかピストンズが快勝して、いい気分でサンアントニオに向かえますように。敵地で数日過ごしたスパーズの面々が精神的に疲弊していますように。ボウエンが故障欠場ということにでもなれば、こんなことを願わなくてもいいんですけれどもねぇ。リーグパスの早期割引、2万円近くというのは正規料金でしたので15750円が正しい早期割引料金でした。案内をよく読んでみますと、やはり解約・払い戻しは認められないということです。数年前のロックアウトの時にはどうだったのでしょうね。そのときには日本ではまだリーグパスが始まっていなかったかもしれませんが。あとでアメリカのケースでも調べてみることにします。 スカパーのヒストリー・チャンネルでは明日、「ナチス親衛隊『絞首刑執行人・ハイドリヒ』」という番組があります。ずっと前に読んだ漫画の中でオーストリア人の男性キャラが「ハイドリヒ」という自分の名前を嫌がっている描写があったのですけれども、作品の中ではその理由が明らかにされておらず、私もよく意味がわからないまま読み飛ばしておりました。漫画自体はナチスのナの字も出てこない少女漫画だったのですが、もしかすると作者はこんな重い背景を匂わせようとしていたのかもしれません。ヒストリー・チャンネルが優れた教養・情報番組であると改めて感じると同時に、昔の漫画の奥深さを思い知らされますね。ディスカバリー・チャンネルでは明日「麻酔と異常反応のメカニズム」が放送されます。これも楽しみ。麻酔が効く仕組みが実はよくわかっていない、というのを以前何かの本で読んで以来、とても興味があるのです。それまではてっきり脳内麻薬のような働きをするのだろうと思い込んでいたものですから。スカパーのノンフィクション番組ではよく手術シーンなども流れますが、麻酔から覚めるときにごく普通に目覚める人が多いのを見て、とてもうらやましく思っていました。私は口腔外科の手術のときにひどい思いをいたしましたから。私の場合は鼻から喉へのチューブが入ったままで目を覚まさせられて、そのせいで死ぬかと思うような目に遭いましたが、テレビで観る覚醒シーンではチューブがとっくに取り払われていることがほとんどのよう。ですので、その点で私のときには何かミスでもあったのではないかなんて、ついつい勘繰ってしまうのですよね…。今夜のスカパーは面白い番組が目白押し、ではありますが、とっくに視聴済みのものの再放送ばかりでした。字幕の出る番組ばかりなので、別に音楽を聴きながら流して観ているところです。深夜にはスポセンがありますけれど、その裏番にスカイAでヴェルディの「椿姫」もあるのですよねぇ。時間の都合もあり、録画してまで観たいというほどではないので、諦めるのは「椿姫」です。ちょっと残念。◆本日のBGM : U2/WIDE AWAKE IN AMERICA から BAD
2005年06月19日
我が家から見る限り、手稲山は今日をもって積雪ゼロになったもようです。昨日は体感していたよりも気温が高かったのですね。26.5℃にもなったらしいです。風が強かったのであまりわからなかったのでしょう。ここ数日、寝るときにエアコンをつけておきたいような日が続いています。除湿だと風量が大きくなってしまうので弱い冷房でも、と思いつつ何もせずに我慢して寝てしまうのは、風向きなどの設定をいろいろいじるほど不快ではないということに尽きます。犬も暑がっていませんしね。そういえばもう少しで生理予定日でした。寝つきが悪かったのは私の体温の変化のせいだったのかも。寝苦しさとは無関係ですけれど、首を寝違えて今日は肩も背中も不自由な一日でした。あくび一つしても首が痛むなんて、今までで一番重い寝違えです。クシャミなどしようものなら、そのあと数秒間身動きできません。夢の中で頚椎捻挫でも経験したのかしら。この土日で治らなければ病院に行くべきかもしれませんね。こういうときに猫を飼っていたなら、と思います。猫を4匹飼っている知人宅では、猫が背中をマッサージしてくれるのです。私の犬に同じことをやらせたら、人間が圧死しかねませんが。 NBAリーグパスの2005-2006シーズンの早期割引受付が始まっています。ロックアウトが回避できるかどうかはっきりしていないというのに、怖くて契約なんてできません…。オフシーズン中によほど観る価値のある試合の映像を流してくれるのでなければ。オフシーズン中のメニューが早く発表されないかしら。この前買ってきた「ニコリ」夏の号の天体ショー・ジャイアントを破綻させてしまいました。春の号でも破綻させてしまって、2冊目を買おうかどうしようか迷っていたのですよね。最近「ニコリ」本誌のほうは破綻なく解けるものばかりでしたので、今回も1冊しか買っていなかったのです。ナンバーリンクのようなひらめきに頼るところが多いパズルと違って天体ショーはいつも難なく解けていたものでしたが、新しいパズルなだけに制作者側のレベルが上がってきたということでしょうか。これからはナンバーリンクのように気合を入れて解かなくてはいけなくなりました。ちなみに、同じ夏の号のナンバーリンク・スーパー・ジャイアントはけっこう簡単に解けました。あのパズルは大きいほうがヒントがたくさんあって解きやすいですね。◆本日のBGM : EVERYTHING BUT THE GIRL/THE LANGUAGE OF LIFE から GET BACK TOGETHER
2005年06月18日
スカパーのナショナル・ジオグラフィック・チャンネルで「生物と進化論 」の第7回目、 『宗教と科学』を観ました。宗教というものが迷える人を救う反面、さらに多くの人を迷わせる「バカ製造機」であると再確認した1時間でした。アメリカ国民が進化論とキリスト教の創造説との問題で費やす時間と労力を考えると、なんと壮大な無駄であることかと頭が痛くなります…。アメリカで科学を教える方々のご苦労が偲ばれますね。創造説信者の中には、「人類の8割が神を信じているのだから」と創造説の優越性を説く学生もいました。私はといえば、「神を信じる人類の大半にとって、その神はあなたの神とは異なる神ですが?」と突っ込みたくて仕方ありませんでした。しかしながら、日本に生まれてよかったと思う一方で、あれほどの創造説信者を身内に抱えながら科学大国でもあるアメリカの豊かさがうらやましくもあります。 アニマル・プラネットの「動物ミラクル」、今日はインシーコ号火災で船に取り残されながら後日救助された犬・ホゲットを取り上げました。船上火災に関する番組などで何度も観てきた話題でしたけれども、犬の視点で作られた映像には改めて胸が痛くなりました。放棄されたあとのインシーコ号の行方を捜索していた哨戒機が船上にホゲットの姿を見つけて、すぐには助け出せない代わりに自分たちの昼食を船の甲板に投げ落としたと、いうエピソードは初めて聞きました。心温まるお話ですが、再現シーンで投下された昼食が当時と同じものだとしたら、ホゲットは玉ねぎを食べていたことになりますね。そのせいでお腹を壊したかもしれないとは考えたくないものです…。子供の学習補助犬として活躍するセラピー犬の話も取り上げられました。アニマル・プラネットを観てきて、これで少なくとも3度は異なる番組でこの同じセラピー犬たちを目にしましたね。その中の1匹、キヨシはクマのような顔をした秋田犬です。あまりにも温厚でおとなしくて、札幌で何度か見かけた秋田犬とはまるで別な犬種のようです。実際、アメリカで繁殖されている秋田犬は、日本の犬とは姿も性格もかなり異なる方向を目指しているらしいですね。 NBAファイナル。ピストンズは2戦連続の大勝。といっても、終盤は負けを決め込んでダンカンもジノビリもベンチに引っ込んでいましたから、点差ほどの力差はもちろんありません。スパーズは次の試合で確実に勝つために2人を休ませたのでしょう。ミリ君は今日、2分間の出場でフィールドゴールを1つ決めました。おめでとうございます。◆本日のBGM : 松任谷由実/VOYAGER から TROPIC OF CAPRICORN
2005年06月17日
「三越デパート」と入力して「三越でパート」と変換されるだなんて、あまりにも想像外の出来事なだけに、昨日日記をアップしたあとに気づいても脱力して訂正するつもりになれませんでした。今日は普通に一発で「三越デパート」と変換されます。昨夜はパソコンのどこのご機嫌が悪かったのでしょうね。あ、ちなみにVAIOとはしばらく前に離縁が成立しております(笑)。ソフトは同じですけれど。 スカパーのクラシカ・ジャパンでカラヤンが振るチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を聴いています。今ちょっと調べてみたところ、ピアノはワイゼンベルクというカラヤンが最も信頼したピアニストということだそうですが、私には信頼に欠ける音に聴こえました。素人の私にでも、適当感が漂って流して弾いたような箇所がいくつか感じられてしまいましたもの。聴き比べでA~Dの4段階評価している個人サイトでは、この演奏は「C」の評価になっていました。ピアノ演奏を「軽い」と見ているのは私と同じですが、「正確に弾いてはいるが」という、私とは違った意見も書き添えておられました。この曲に対する私の評価はどうしてもポゴレリチを物差しにしてしまいますね。そのポゴレリチ、カラヤンとこの曲をやる企画がありましたけれども、曲に対する解釈がすれ違ったまま立ち消えになってしまったとのことです。ポゴレリチの演奏を「怪演奏」「あくが強い」などとする批評を何件か見かけましたが、今日のカラヤン&ワイゼンベルクを聴きますとポゴレリチに後者の批評が出るのは当然でしょうね。カラヤン&ワイゼンベルクが指揮者の下でスクエアにまとまったハーモニーとすれば、アバド&ポゴレリチはオケとピアノのがっぷり4つに組んだぶつかり合いという気がいたします。私にはそれが心地よかったのですけれども。もうお一方、あくが強いと言われるアルゲリッチの演奏も聴いてみたいものですね。彼女はポゴレリチの才能を高く評価した人ですから、ポゴレリチとの曲の解釈の違いを確かめたいです。ポゴレリチの演奏のオケを「ピアノの伴奏」と評した方もいましたけれど、私から見るとワイゼンベルクのピアノはオケのアクセサリーのように思われました。どんな演奏を標準として聴いてきたかで見方が分かれるのか、それとも絶対的な基準というものがあるのでしょうか。チャイコフスキー自身に尋ねてみたかったところですね。演奏が終わりました。第3楽章はピアノのきどった調子が私にはどうにも受け入れがたかったです。こうして見ると、ポゴレリチの演奏は奔放・直情的という感じでしょうか?またあとで感想サイトを見てこようと思います。 昨日録画したサイエンスチャンネルの「人間の脳と精神」も観てみました。生まれてすぐに脳の動脈が破裂して大脳左半球に大きな損傷を受けた少年が、その後遺症による重い癲癇の改善のために、大脳左半球を丸々摘出する手術を受けたエピソードが紹介されました。もともと損傷のせいで左半球がかなり萎縮した状態だったとはいえ、言語中枢などが存在するはずの部位です。親御さんもかなり心配したらしいですが、手術直後から少年はむしろ以前よりも言語機能が向上したとのこと。損傷が重かったあまり、言語機能が右半球で発達していたということなのでしょう。医師は手術前にそのことを確かめていたのかしら。左半球がつかさどっていた運動機能も、リハビリで順調に回復しつつあるということです。人間は脳が未発達な状態で生まれてくるという理論を、これほど実感させる例もありませんね。日記タイトルは昨日書いたチェリー・ブレッドの感想。別に特筆すべき美味しさではありませんでした。◆本日のBGM : スカイパーフェクTV クラシカ・ジャパン放送 カラヤン指揮・ベルリン・フィルハーモニー/ピアノ協奏曲第1番(チャイコフスキー)
2005年06月16日
昨日寝る前に食べた「沖縄パインゼリー」は、筋状に加工された寒天でパインの質感を出そうと試みるも本物のパインには遠く及ばず、「こんなことにコストを割くならばパイン果汁だけでなく果肉を入れてくれればいいのに」と思わされた一品でした。今日はお昼に三越でパートに出かけました。もちろん、第一の目的は「ビゴの店」のパンだったのですけれども、ほとんど空っぽの棚の列には「空輸のため、午後1時からの販売となります」のポップが。あの客の入りでは販売時間には長蛇の列ができているでしょうし、帰宅時間には大半が売り切れているに違いありませんから、日持ちのするパウンドケーキを1つ買って今回は終わりにしました。ネットで買えるパンがあるかどうか、あとで調べてみようと思います。送料を払う価値のあるようなパンがあれば買うかもです。お昼ごはんには、同じ催事場で「ショコラティエ・マサール」のクグロフと「ドルチェ・ヴィータ」のチェリー・クラフティを買ってきて、日本茶と一緒にいただきました。クグロフの中のフルーツの量といったら、今まで食べたことのあるクグロフの中で一番でした。お高いだけのことはあります。チェリー・クラフティはアメリカン・ブラックチェリーを使ったもので、よくある甘ったるいシンプルな味でした。私は酸味とクリームのハーモニーが絶妙なサワー・チェリーのクラフティが好きなのですけれども、サワー・チェリーを扱っているケーキ屋さんって少ないですよね。保存が利かないのかコストが高いのか、どちらなのかしら。晩ごはんのデザートには「ドルチェ・ヴィータ」のチェリー・タルトと巨峰タルト。甘ったるくはありませんでしたが、もう一つひねりがほしいところです。松の実など入れると、食感が楽しくなりますのに。明日の朝ごはんは、「ポール・ボキューズ」で買ってきたチェリー・ブレッドです。見たところアメリカン・チェリーが3粒載っただけの、クリームがメインのパンのようですが、予想と違う味だったら明日の日記に書くかも。 NBAファイナル。今日は無難にピストンズがホームで勝ちました。2敗の影を引きずることがなくてよかったです。ミリ君も今日は1分だけ出場しました。こんな形で彼を使われるのは、スパーズにとっては屈辱でしょうね。それとも、「たったの1分」と気にしないものかしら。ところで、ピストンズはホームでの優勝がなくなったというニュースが出ていましたけれども、もしかするとデトロイトで3戦続けて行われるのでしょうか?ホーム3連勝を引っさげてサンアントニオに行ったなら、いくらスパーズのホームとはいえピストンズに追い風が吹きそうですね。ぜひがんばってほしいです。 スカパーのクラシカ・ジャパンで映像つきの「カルミナ・ブラーナ」を初めて聴きましたが、この作品ってもしかすると18禁作品でしたか…?まあ、バレエでもニジンスキーやベジャールなど、露骨な性的表現を含む作品はありますけれどもね。番組中でこのモブシーンを演じているのがバレリーナたちでよかったです。先日の「ニーベルングの指環」のソリストたちのような出演者だったならブラック・コメディになるところでした。◆本日のBGM : スカイパーフェクTV クラシカ・ジャパン放送 ナザレス中央ドイツ放送交響楽団・同合唱団/カルミナ・ブラーナ(オルフ)
2005年06月15日
昨日のディスカバリー・チャンネルの「O.J. シンプソン裁判」を観て思ったこと。それは、無作為に選ばれる陪審員といえど、理性の勝った人でなければ犯罪行為の有無を判断する資格を与えられてはならないということでした。10の証拠のうちのたった1つに不備があったからといって、他の9を検証することなく切り捨ててしまうという考えの、なんて非科学的なことでしょう。「無罪の人を有罪にするよりはマシ」と言った陪審員には、有罪の人を無罪にして再犯が起きた場合のことでも想像しなさいと言いたかったですね。あそこで差し戻しする勇気よりも、長い裁判のあとにほんの短時間で結論を出すことを選ぶような人たちには、陪審員など務めてほしくはありません。タイミングよくと言いますか何と言いますか、今日はマイケル・ジャクソンの例の裁判の評決がありました。証拠不十分による全面無罪という結果でしたけれども、証拠に関しては当初から隠滅に都合のよい逮捕の遅れ、安易な保釈などの問題が報道されていましたね。真実がどうであれ、ここでも評決がそのまま真実を示すものではないということが明らかになっただけです。 同じくディスカバリー・チャンネルの、「マリリン・モンローの死」を観終わったところです。番組では自殺説が濃厚だという結論でしたけれど、女優としても女性としてもあれほど愛された人があんなに寂しい最期を遂げるだなんて哀しいですね。番組終盤では代々精神的に問題のある家系だったという事実が紹介されて、モンロー自身の晩年についても「土曜の夜に一人ぼっちだった」と言われていました。もっと彼女に寄り添うことのできる普通の男性が伴侶だったならば、自殺には至らなかったか、早期発見されて助かっていたかもしれません。せめて、食事に誘ったという男性の電話があと数時間早ければ、と思わされますね。あまりにもかわいそうな最期なだけに、他殺説も根強く残るのでしょう。この事件の捜査は、当時としてもずいぶん杜撰だったということです。自殺が事実としても、自分との関係が取り沙汰されてほしくない立場の人が何か裏から手を回したのではないかという疑いは残りますよね。 生のパイナップルを買ってくるのを忘れていました。代わりに、あとで沖縄のパインゼリーとかいうデザートをいただく予定です。先週、東急ストアで見つけた一品です。今はお腹がいっぱいですので、食べるのは寝る前になるかもしれませんが。そういえば、パイナップルのアイスクリームも仕入れておかなくては。アイスクリーム売り場なんて滅多に立ち寄らないものですから、思い出すのはいつも食後に口をさっぱりしたいときなのですよね。買い物メモに書いておいても、アイスクリームは最後に買うべきものですから、よく忘れたり後回しにしたり…。重さを気にせずに済む保冷パックがあれば、一番最初に買い物カゴに入れられるんですのに。◆本日のBGM : YASUKO AGAWA/JAZZ BALLAD から IF YOU NEVER COME TO ME
2005年06月14日
ピストンズ、2敗目です。ミリ君も出場時間を与えられるほどの大敗っぷり。なんだか、ホームに戻っても不安が残りますねぇ。何とかここから巻き返してほしいものです。スパの優勝シーンだけは観たくありませんもの。 今夜のスカパーの予約番組は8時からクラシカ・ジャパンでカラヤン&ベルリン・フィルのベートーベンの「運命」、9時からディスカバリー・チャンネルで「O.J. シンプソン裁判」、11時からはチャンネルNECOで「MASTERキートン」の地上波未放送の第29~32話です。O.J. シンプソンって、民事で敗訴してからどうしているのでしょうね。スポセンを観ていてもちっとも名前が聞かれないところからすれば、社会的に抹殺されているということなのかしら。明日は同じ時間にマリリン・モンローの死に関する番組があります。新番組と称していても1年・2年前の制作であることはザラなこの手のチャンネルですから、あまり期待しないで観ようと思います。「運命」始まりました。映像がものすごく古そうです。番組説明を出してみると、30年以上前に収録されたものだそうです。すでに白髪の演奏者が大半を占めているこの映像の中の、どれだけの方が現在もご存命なのかしら。自分がこの世からいなくなっても生前の映像を多くの人が目にする可能性があるというのは、ちょっと考えてみるとけっこう怖いことかもしれません。 三越デパートでは明日からの催事で「ビゴの店」のビゴさんがやってきて実演販売をなさるとのこと。以前、日本橋だかどこだかの支店で買い求めたことがありましたけれど、特に他より取り立てて美味しいという印象はなかったのですよね。札幌は美味しいパンの専門店がたくさんありますし、「ポール・ボキューズ」のチーズブレッドよりも朝食にふさわしいと思えるパンが「ビゴの店」で見つかるものかどうか。あったとしても、価格の点で不採用になりそうですが。「ポール・ボキューズ」のチーズ系のパンって、なぜあんなにお手頃価格なのか不思議です。フルーツ系のパンやタルトは高級ケーキ・ショップ並みに高価ですのにね。先日のパイナップルタルトがとても美味しかったので、価格を下げて毎日販売してほしいのですけれども、巷ではパイナップル系のパン・ケーキはマイナーですから無理でしょう。イチゴよりも安くて年中手に入る代物なのですから、職人さんががんばればパイナップル系パン・ケーキの認知度はずっと上がると思うのです…。「フレイバー」でも月代わり宅配ケーキのメニューにパイナップル・ケーキを入れてくれればいいんですのに。明日は生のパイナップルでも買ってきて、バターで焼いて夕食に添えましょう。昔はハンバーグの上に焼きパイナップルを載せて、果汁と絡んだ甘酸っぱいバターをソースと混ぜ合わせていただいたものですが、例のグロ画像のおかげでハンバーグが食べられなくなってから、もう1年になるのですね。どこかのカレー専門店では、パイナップルのコマ切れを福神漬けやラッキョウなどの器と並べて置いていました。私がその器を一人で空にしたのは言うまでもありません。◆本日のBGM : EURYTHMICS/SAVAGE から BEETHOVEN (I LOVE TO LISTEN TO)
2005年06月13日
今日の午後はとても強い風が吹き荒れていました。夕方のお散歩の時には、あちこちで風に飛ばされた看板やゴミを見かけました。台風崩れの低気圧のせいでしょうか。それとも石狩湾特有の小さな低気圧が発達でもしたのかしら。お散歩時に見上げた石狩湾方向の空には、そこだけ美しく立派なレンズ雲が浮かんでいました。こういうとき、鳥になって上空から雲の重なりを観察してみたいと思いますね。こんな強風下でも、どこかで事件でもあったのかヘリコプターが飛んでいました。たいへんですね。 先日スカパーのムービープラスで録画しておいた「永遠のマリア・カラス」を観ました。伝記ものではなくて、マリア・カラスの晩年に関する「if」ストーリーという内容でしたけれど、本当にこのような事実がありえたと思えるほど、自然で丁寧に作られたお話でした。マリア・カラス役のファニー・アルダンはごついオードリー・ヘプバーンという感じで、とても愛らしく美しいマリア・カラスを演じていましたね。この映画以前にもマリア・カラス役を演じたことがあるそうで、故人の研究もしっかりしていたのでしょう。映画の中で作られる「カルメン」の映画のカラス演じるカルメンも、本当にすばらしい演技でした。「カルメン」の映画は若い頃のカラスの録音を使用しての口パクという作りでしたが、見事な演技力とルックスの前には歌の出来などかすんでしまうのだと実感させられました。よほどのダミ声や音痴は別ですけれどもね。ドン・ホセ役の俳優はカリスマ性あふれる美形でした。あれでは「自分に関心を持たない唯一の男」だからという以前に、カルメンが一方的に恋に落ちてしまうに違いありません(笑)。あとで彼が他にどんな映画に出ているのか調べてみます。英語圏の俳優でなかったら、日本で観られる作品は限られてしまうでしょうね。もったいないことです。こんないい映画を観てしまったら、やっぱり言わずにはおれません。この前観たボテロ版パロディとも言えそうな「ニーベルングの指環」のジークフリートとブリュンヒルドを、ぜひとも細く美しいソリストで観てみたいです。口パク、大いに結構です。ああ、せめて東京で観たベジャールの「指環」を映像化してくれないものかしら…。ところで、この映画を観て初めてマリア・カラスとオナシスの関係を知りました。ジャッキーはマリリン・モンローにもマリア・カラスにも勝ったことになるのですね…。ジャッキー個人はとりたてて才に恵まれたわけでもないのに、なんとも運の強い女性ですこと。ついでにと言いますか何と言いますか。映画の中で語られていた欧州人による韓国評がとても愉快でした。NHKBSや地上波だと、当然カットされることでしょうね。◆本日のBGM : FAMOUS OPERATIC ARIAS~FEMALE から VISSI D'ARTE, VISSI D'AMORE-"TOSCA"(PUCCINI)/MARIA CALLAS
2005年06月12日
昨夜、スカパー ディスカバリー・チャンネルの「雲上の稲妻スプライト」を観ましたが、やらせに近いネタで何とか1時間持たせていたという印象です。スペースシャトル・コロンビア号がスプライト観測の任務を帯びていたとはいえ、その空中分解・墜落の原因までスプライトのせいだという疑いを持たせるのは、ドラマチックな願望が先走しすぎですし無理がありますね。当時、コロンビア号の帰還ルートにスプライト発生時の特徴である大きな雷雲があったとは、たくさんの関連ニュースを追いかけた私でも一度も聞いたことがありませんもの。大気の音響に関して「いつものシャトルの突入音とは違う音が聞こえた」との証言も、あれだけの事故が起こったというのに機体異常が音の原因である可能性を無視していました。とりあえず、スプライトに関してはまだまだメカニズムがわからない部分が多いので、いろんな人に興味を持ってもらいながら伸びていってほしい研究対象ではあります。でもセンセーショナルな事故のネーム・バリューに便乗するのだけは勘弁してほしいですね。他の科学番組では、今日から子育て・サイエンスチャンネルでBBC制作の「人間の脳と精神」が始まりました。このチャンネルはパックには含まれていませんが、科学・技術関係の番組は無料開放されているものが多いのです。第1回目の今日は、「全ては脳から始まる」。脳腫瘍を除去する手術で、手術部位の言語機能を確認しながら施術が進められるようすを流していました。若い女性の患者は番組スタッフと料理の話題に花を咲かせているのですが、彼女の頭部は頭蓋頭頂部が取り除かれて脳の上半球が剥き出しに。はっきり申しまして食事時に観るにはグロ画像でしたけれども、患者さんに敬意を表し、我慢して観つづけました。脳の知覚再構築過程の幻覚肢現象についても、片腕のない女性が実験に協力して切断部位に触らせるなど、出演者たちの勇気にお国柄を感じさせられたことでした。BBCはこんなふうにしばしば容赦なくストレートな映像を流しますね。スマトラ沖地震の津波被害報道のときにも正視しがたい映像を流していましたけれど…。 光高校の釘入り爆発物事件のこと。犯人の高校生はYOSAKOIソーランまつりの数年前の事件の情報を、ネットあたりで聞いたのではないかしら。あの事件も、爆発物の中に多数の釘が混入されて重傷者を出したのでした。この数日、札幌はそのイベントの真っ最中。おそらくネットのあちこちであの事件の話題もあがっていたことでしょう。爆発の威力に驚いて2本目の爆発物を使用を控えたという供述も出ていますけれど、その程度の犯人ならば、YOSAKOIソーランまつりの被害者の容態を知っていれば最初からこんなことはしなかったはず。供述が情状酌量狙いの自己弁護か、でなければ行動に伴う結果を想像する力もない幼い犯行だったのでしょうね。◆本日のBGM : IVO POGORELICH/CHOPIN RECITAL から SCHERZO in C sharp minor op.39
2005年06月11日
NBAプレイオフ・ファイナルのオープニングはアラニス・モリセットの国歌斉唱から始まりました。アラニスほどの有名人でも声が裏返ったり震えたりするほど緊張する舞台なのですね…。直後にウィル・スミスが普段のノリで演奏していましたけれど、彼も最初に国歌を歌うとなればアラニスのように極度の緊張を覚えていたかしら。試合はスパーズが勝ちました。第4クォーターだけ観ましたけれど、それまでは互角に戦っていたようでしたのに、終盤は勢いが違いましたね。次の試合はどうかピストンズが勝って、ホームにいい雰囲気を持ち帰れますように。 夕方、エアコンのフィルターを掃除しようとカバーをはずしましたら、今回に限ってずいぶんとたくさんの埃がついていました。洗浄を終えてからリモコンをよく見てみますと、「内部クリーン機能」がいつのまにやらオフになっているのです。暖房を使っている間は自然に熱殺菌が行われているはずですけれど、この2、3週間はあまり暖房は使っていませんでした。ということは、この埃はカビ菌や細菌が多く含まれている可能性が…。いったい何の拍子で「内部クリーン機能」が切れていたのかしら。冬の間、何度かブレーカーが落ちたことがありましたが、あのときからだとしたら、かなり長いこと殺菌が行われていなったことになります。もしかすると、この春花粉症のせいかと思っていた目のかゆみは、この「埃」のせいだったかもしれません。怖すぎます。空気清浄機のように、エアコンにもフィルター洗浄お知らせランプがついていればいいんですのに(泣)。ああ、そういえば、ここのところ空気清浄機の運転レベルが頻繁に上がっていたのもエアコンのせいだったのでしょうか…。現在エアコンは除湿運転中。こころなしか、風量が増したような。今まで、フィルターの汚れが送風にまで影響していたということなのかしら。ちなみに今日の札幌はひどく蒸して風もあまりありませんでしたので、夕方のお散歩はまるでサウナのようでした。帰ってきてから除湿運転の設定を室温マイナス3℃にして、犬と一緒に思いきり涼しい風を楽しんだことでした。◆本日のBGM : 松任谷由実/OLIVE から 「稲妻の少女」
2005年06月10日
スカパーのクラシカ・ジャパンで毎週月~木の夜8時から無料放送があると知りました。今月は「カルミナ・ブラーナ」やチャイコフスキーのピアノ協奏曲など私の好きな曲がたくさんあるようです。楽しみです。他のチャンネルで観たいものがあっても、優先度を下げて夜中の再放送を録画したりして対応することになりますね。字幕ものなんて早送りで観るだけになりそうな気がしますけれども…。クラシカ・ジャパンってこんなふうに無料放送を通して宣伝をしているつもりのようですが、無料放送を減らして契約料金を現行の1/3の1000円くらいに収めるほうが、ずっと契約数が増えるのではないかと思います。チャンネル桜にも加入したいところですけれど、わざわざお金を払って観るべき番組があるかどうか、なのですよねぇ。パック契約の中に含まれていたならいいんですのに。もちろん、毎日1度は自衛隊や海外のミリタリー番組があるというのなら、今の私にとって840円など惜しくはありません。こんなことを言いながら、NBAアクションしか観ていないのにJスポ3チャンネルセットに加入しているというのはかなりの無駄遣いですよね。JスポがNBAなんて中継してくれなければ安心して切れるのですが。 今日は細い月と金星が並ぶのが見られるかと思っていましたら、夕焼けは美しかったものの曇りがちな空で無理でした。明日も曇りの予報です。来月アタマの金星・水星と月のランデブーは、地平線まですっきり晴れてほしいものです。そういえば、ディスカバリー・チャンネルのスプライトの番組は明日です。動物ミラクルと重ならない時間でよかったです。ナショナル・ジオグラフィック・チャンネルの「生物と進化論」からだと続けて4時間もテレビの前に噛り付いていなくてはならないことに…。おまけに明日はピストンズ×スパーズのファイナル第1戦。ドライ・アイがひどくなりそうですね。ここはやはり、NBAはスポセンでハイライトを観るだけにしておいたほうがいいかしら。 最近は食後のデザートにロイズの生チョコレート「ラム酒」を食べております。以前はロッテの「ラミー」が大好きでよく買っていたのですけれども、日韓ワールドカップでの韓国戦を観てから韓国製品不買運動中ですので、ロッテのチョコも買わなくなりました。ですが、ロイズの生チョコ「ラム酒」はとても美味しくて、「ラミー」以上のお気に入りになりました。この生チョコは今月の限定発売品だそうですが、ぜひお店に常備しておいていただきたいですね。実は「ラミー」以上のお気に入りというと、ロイズの別のチョコで「ラムレーズン」というものがあるのですが、これはちょっと価格が高めなのです。一粒の大きさも生チョコほど気軽に口にできるサイズではありませんしね。生チョコ「ラム酒」の中にラム酒漬けレーズンのみじん切りが入っていたなら、史上最強のチョコレートになると思います。今度公式HPでご意見箱に入れておくことにしましょう。◆本日のBGM : SADE/THE BEST OF SADE から PARADISE
2005年06月09日
スカパーのフジテレビ721で「IRON CHEF AMERICA(料理の鉄人 USA版)#5」を観ました。アメリカ版「料理の鉄人」のメイキングの回でしたが、日本版がアメリカで放送されたときの視聴者やテレビ関係者の反応が観られて面白かったです。あちらでも鹿賀丈史のあのキャラクターというのはかなりエキセントリックに映っていたのですね。アメリカの他のバラエティ番組でも「料理の鉄人」冒頭の大げさな演出がネタに使われたりしているのを知って、痛快な気分になりました。日本での料理人という職業の地位を向上させたこの番組、アメリカでも同様な効果があったそうです。あちらの鉄人や挑戦者には女性の追っかけファンも現れたとか。本当かしら。ついでにこの番組の企画の発端となったに違いないアニメ、「ミスター味っ子」もあちらに輸出してはどうでしょうね。でも、絵があちら向きではないですか…。 今ちょっとだけサッカーを観てみたら、ちょうど柳沢選手がゴールした直後でした。道理で、先ほどご近所のどこかで歓声が轟いたわけです(笑)。どうかこのまま、妙に長いロスタイムに入ったりせず、きれいにWカップ出場が決まりますように。昨夜は今年初めて暖房なしで就寝しました。今夜も大丈夫そうですね。手稲山やその周辺にはまだまだ雪が残っておりますが。中途半端にサッカーを観てしまったものですから、ヒストリー・チャンネルの「現代の驚異『パトカーでの追跡』」をつけていても視聴に身が入らなくなってしまいました…。まあ、今回引き分けに持ち込まれてもドーハの悲劇になるわけじゃありませんが、やっぱり苦戦必至のイラン戦前に決めておきたいですよね。ロスタイム、短かったです。おまけにいつの間にか2点目も入っていました。日本代表の皆さん、Wカップ出場決定おめでとうございます。観客が入っていないのが、とてもとてももったいないです。せめてスタジアム外で応援しているサポの歓声を流してくれないかしら。日本選手を踏みつけた北朝鮮選手の行為に対しては、残る試合も北朝鮮戦だけは観客なしにしてほしいと思いますね。あまりにも問題行為多すぎますでしょう、この国の代表は。今、ちょっぴりサポの映像が流れました。目の前で観られない試合のためにわざわざタイにまでお出かけになったサポーターの皆様、お疲れ様でした。日本にいる私たちの分まで、日本代表の応援をありがとうございました。◆本日のBGM : QUEEN/GREATEST HITS から WE WILL ROCK YOU
2005年06月08日
スカパーのディスカバリー・チャンネルで「エレクトリックマン」を観ました。自分が通りかかったときに夜道の街灯や家の電灯が消えてしまうという現象を引き起こす人たちの能力を検証する番組だったのですけれど、1時間も使っておきながら、ただのトンデモなオカルト番組でしかありませんでした。本人の意図と無関係に電気が消えるという現象が起こるのならば、まずは個人の「体質」を調べるべきですのに、この番組に出てくる自称「科学者」たちは「心」だの「脳」だのに一足飛び。こんな人たちにPETなどのような高価な機械を使わせるのはもったいなさすぎます。まず科学的方法についてお勉強していらっしゃいと言いたいところ。ですが、欧米ではこんなトンデモな自称「科学者」たちにお金をつぎ込むトンデモなお金持ちも多いのですよね…。電灯を消すほど影響が明確ではありませんけれども、そういえば私の家は知人宅に比べて電球の寿命が短いようす。ATMでは、私の手指が画面のセンサーに感知されないことが頻繁にあります。人より静電気量も多くて、買い物中にドアや棚に触れるときはもちろん、乾燥する季節は他人とすれ違うときにも鞄や上着の金具に触れるとパチパチするほどです。こんな体質の私ですが、心や脳の問題なんてチラリとも浮かんだことはありません。静電気の原因が肌の乾燥にあることを知っているからです。電球の寿命については生活スタイルの違いが大きいでしょうし、静電気が影響するものかどうか不明であるにしても、個人の心や脳のせいにするのはオカルトもいいところですね。静電気のたまりやすい乾燥肌体質が何に由来するのかは知りたいところですからこの番組を観てみたのですけれども、まったく何の役にも立ちませんでした。単なる時間の無駄でした。これからの時期は湿気が多くなりますが、私にとってはATMで後ろに並ぶ人たちを待たせなくて済むようになる、感謝すべき季節です。犬の散歩中にその頭をなでても、犬を静電気でびっくりさせることも少なくなります。知人宅の猫をなでるときも同じく。ちなみに猫は犬より静電気に敏感なようで、以前知人の猫をなでていて静電気が走ったときに、「シャーッ」と牙を剥かれたことがあります…。 NBAファイナルはスパーズ×ピストンズというカードになりました。ウェイドは今日出場していましたけれども、以前ほどの活躍はできなかったようですね。ネッツをスイープしてしまったときのヒートの3pも今日はチームでたったの2本しか入りませんでした。放った数も少ないですし、ピストンズのディフェンスがよかったのでしょうね。さて10日のファイナル第1戦、ピストンズは体力が続くのでしょうか。第6戦を別として、あとはけっこうな苦戦続きでしたから消耗が心配です。なんとしてもスパーズの優勝を阻止していただきたいのですが…。◆本日のBGM : U2/UNDER THE BLOOD RED SKY から THE ELECTRIC CO.
2005年06月07日
今朝のスカパーのスカイA「サテライトクラシック」は小澤征二とベルリン・フィルによるバレエ音楽いろいろという演目でしたので録画予約しておいたのですが、予想以上のすばらしい内容でした。私の好きな「くるみ割り人形」「ダッタン人の踊り」などに続いて最後は行進曲が数曲演奏されたのですけれど、野外コンサートということもあり、観客との掛け合いが観られてとても楽しかったです。あれほどの興奮や一体感は幼少時からクラシックに親しんできたヨーロッパ市民ならではのものでしょうね。うらやましく思います。 昨日の日記であのジークフリートの花嫁になるブリュンヒルドに同情した私でしたが、第二夜「ジークフリート」でブリュンヒルドを演じた歌手を見ましたら、お似合いのカップルだと思わざるを得ませんでした。永い眠りの間にずいぶんとふくよかになったものですこと、ブリュンヒルド…。ジークフリートが小さく見えるほどでした。まるで、ベジャール・バレエの「指環」のボテロ版パロディでも観ているように、笑いがこみ上げてくるのを抑えられませんでしたね。第三夜「神々の黄昏」ではブリュンヒルドもジークフリートも替わったのですけれど、ジークフリートがちょっぴりスリムになったと思ったらブリュンヒルドのボリュームがさらに増していました。しかも、お年もさらに召して顔も怖くなっていました。小さいお子さんが観ていたなら、あのブリュンヒルドが画面に大映しになるたびに泣き声が上がったことでしょう…。このソリストに比べたら、第二夜のブリュンヒルドはまだ愛嬌がありましたね。ところで、ベジャール・バレエの「指環」のビデオは見つけることができませんでした。DVDになっていないのかしら。去年はベルリンのバレエ団に振り付けたということですけれど、こちらがDVDになっても、昔観たベジャール・バレエのダンサーたちほどの粒ぞろいの容姿は期待できないでしょうねぇ。パトリック・ド・バナ、カタジェーナ・グダニエク、ヨーランスヴォルベリ、ジル・ロマンなどなど、よくあんなにルックスのよいダンサーばかりが集まっていたものです…。 スーパーチャンネルの「敵対水域」も観ました。ルトガー・ハウアーが死に役かどうか、ラストで確認してから観はじめた私でしたが、通して観てみると死ぬよりもかわいそうかもしれない結末であることがわかりました…。米軍の女性将校役はルトガー・ハウアー演じるソ連原潜艦長の事故対処を褒めていましたけれども、事故を招いた無謀な操艦を指示した艦長を、私はとても褒める気にはなれません。戦略核ミサイルを積んだ原潜は、もっと慎重な操艦を要求されるべきですもの。褒められるべきは弱冠20歳のセルゲイ君の自己犠牲的な行為のほうです。マーティン・シーンは米海軍の攻撃型原潜の艦長でしたが、ほとんどいいところはありませんでした。副長のほうが冷静で有能なおいしい役どころでしたね。それにしても、昨日の「潜望鏡を上げろ」の優秀なソナーマンを観たあとでは「敵対水域」の米ソ両原潜のソナーマンは頼りなくてたまりません。でも当然のことながら、後者のソナーマンたちの働きや能力のほうが、より現実に即しているのでしょうね。映画のソ連原潜にはカナリアが乗っていましたけれど、実際の現場ではあのような荷物は許されるのかしら。それとも昔の炭鉱と同じで、危機管理のために必要だったという演出?他にも、ミサイルの燃料漏れ問題に対応していた一人が持ち場を離れると問題が放置されっぱなしになるなど、ソ連原潜の安全性を疑わされる演出があちこちに散見されたことでした。まあ、実際に問題が多かったわけですけれども。◆本日のBGM : CHRISTOPHER CROSS/CHRISTOPHER CROSS から SAILING
2005年06月06日
と、望むのは素人の考えなのでしょうか。スカパーの大解放デーで観ることのできたクラシカ・ジャパンの「ニーベルングの指環」でしたが、ああ…ジークフリード役の他を圧倒する巨体と大顔には一瞬めまいがいたしました。今まで観たことのあるジークフリートの中で、もっとも役柄への期待に背く外見をお持ちでした…。ヴォータンは威厳ある父親の立場ですからベジャール・バレエのパトリック・ド・バナのような美しさが伴わなくとも許せます。ブリュンヒルド役の容姿も他の端役のワルキューレに比べたら格段に見劣りしましたけれど、あのジークフリートを目にしてしまったら、それでも「あんな男の花嫁になるなんて何たる恥辱!」と同情したくなるほどです。引退したプロレスラーのような今回のジークフリートを観てしまったら、なんだかベジャール・バレエの「指環」のビデオがほしくなってしまいましたよ。何か美しいものを見て、忌まわしい記憶を消し去りたい気分なのです。ヨーラン・スヴォルベリのジークフリートのビデオが販売されているかどうか、あとで調べてみましょう。 ムービープラスの「潜望鏡を上げろ」を観ました。同じタイトルで過去にシリアスな潜水艦もの映画があったのですね。今回の「潜望鏡を上げろ」は1996年のコメディで、原題は昔の名作をパロった「潜望鏡を下げろ」だったそうです。「名作」のほうは知りませんが、このコメディ映画のほうはとても楽しく観させてもらいました。原潜で副長を務めていた少佐がやっと艦長になれたものの、配属された艦はオールド・スタイルのディーゼル艦だった…ということで、原潜自体についてはちょっぴりしか情報がありませんでした。それでも、ロサンゼルス級の原潜の艦長室にはシャワー・ルームがついているらしいということがわかりました。とすると当然、海江田艦長の「やまと」にもついていますよね。漫画にはそういう描写はありませんでしたが。あ、それからアメリカの原潜には小さいながら購買がありました。ガムを買う乗員がいましたけれど、他には何が売られていたのかしら。映画のディーゼル艦の「スティングレー」には女性乗員第1号も乗り組んでいます。寝場所は魚雷発射管室。セクハラ・ギャグも逆セクハラもありましたけれど、下品にならない程度にとどめられていたりして、女性軍人への敬意も感じられました。でも、当然のことながら現在の潜水艦に女性は皆無。おそらく将来も女性潜水艦乗りは採用されないでしょうね。いきなり艦長として乗り込むならともかく、男女別の施設を設けるには潜水艦にはあまりにもスペースが足りませんから。機関長役は、こういう映画の「癖のある役どころ」によく出演しているハリー・ディーン・スタントン。ここでもエンジンにお酒を飲ませていましたよ…。「スティングレー」の性能ギリギリの深度500フィートまで潜航するシーンでは、機関室の左右の壁に洗濯ヒモをピンと張って、「原潜ではこんなことないだろう」と深く潜るにつれてヒモがたわむさまを他の乗員に見せていました。いえ、原潜でもヒモがたわむくらい艦体は圧縮されるのですけれどもね。この映画の当時は知られていなかったのかしら?コメディゆえの「ウソ」も多少はありましたけれど、映画としても潜水艦ものとしても、とても面白い作品でした。劇場でも公開されればそれなりにウケたと思うのですが、役者が地味すぎましたか。ネイビーに興味のある方はぜひ観ておくべき作品だと思いますね。さて、明日未明はルトガー・ハウアー、マーティン・シーン主演の「敵対水域」。俳優陣の名を見てもお金がかかっていそうなので、原潜の情報番組としても期待しております。 NBAプレイオフ。ウェイドがいないとこんなに弱かったのですね、ヒート。次もウェイドが出られないようだとピストンズがファイナル進出を決めそうです。◆本日のBGM : リヒャルト・ワグナー/ニーベルングの指環 第一夜「ワルキューレ」 から 「ワルキューレの騎行」(スカイパーフェクトTV クラシカ・ジャパン放送)
2005年06月05日
朝起きてニュースをつけたら、音は聴かずともアナウンサーが笑顔だったのでホッとしました。次の試合は中田英選手など主力が数人欠けますけれど、失礼ながらバーレーンは続く2戦の両方を勝利するのは無理でしょう。日本もベンチ・ウォーマーの選手たちがこの機会に奮起してくれることでしょうから、Wカップ出場はほぼ決まりですね。あとは北朝鮮が日本選手に怪我させないことを祈るのみです。 先ほど観ていたスカパーのヒストリー・チャンネルの「バイオグラフィー シュテフィ・グラフ」では、ナレーターが「シュテフィ」を「ステファニー」と連呼するのでイライラさせられました。ナレーターが変わるときちんと「シュテフィ」と発音していたので、翻訳者の問題とも思えません。このチャンネルでは「シミュレーション」を堂々と「シュミレーション」と発音するナレーターも多いのです。映像メディアの音声やテロップの校閲は甘すぎですね。字幕スーパーじゃないのでバレにくいですが、誤訳もかなり多いのではないかと思わされます。 明日はムービープラスで「潜望鏡を上げろ」、明後日未明にはスーパーチャンネルで「敵対水域」と、アメリカの潜水艦映画が続きます。前者の「潜望鏡を上げろ」は初めて聞くタイトルですけれど、コメディなのだそうです。これは居住性に関するネタが出てきそうで、期待に胸がワクワクしております。「敵対水域」は私の好きなルトガー・ハウアーが出てくる作品。原潜事故にまつわるストーリーらしいので、悲惨な最期になるかも。ルトガー・ハウアーの出てくる映画はいくつか観ていますけれど、その中で彼が死なない役どころだったのは「レディ・ホーク」だけでしたね。あれは動物好きにも楽しい映画でした。にわか潜水艦オタクとしてはこのラインナップはとても嬉しいのですが、おかげでスカパー大解放デーで観られるはずだったクラシカ・ジャパンのピアノ曲の番組とオペラ「ニーベルングの指環」全幕を一部諦めなければいけないことに。後者は誰が聞いても知っているというようなソリストもいないし、まあ、いいんですけれどもね。ちょっぴり損した気分は否めませんが、ベジャール・バレエの「ニーベルングの指環」ファンとしては、オペラ歌手たちのボリュームあふれる外見に耐える時間が長くなるよりはいいのかもしれません…。アニマックスでは「ジパング」の再放送が始まりました。第1・2話を一挙に放送したのですが、どちらも作画がよろしくありません。第1話のほうはまだ丁寧に描こうとしているらしいのはわかるのですが、ただ描き慣れていないだけでなくデッサンまで狂っているのですもの。角松二佐なんて、シリーズ後半とは別人のような顔です。こうして見ると、最終回とその前の2話の作画は本当に神様レベルだったのですねぇ。放送ではカットされている画面の左右の部分を観たい気持ちは山々ですけれど、作画のレベルがこうもまちまちでは大枚費やす意欲がなくなりますね。◆本日のBGM : EAGLES/HELL FREEZES OVER から TAKE IT EASY
2005年06月04日
あまりに時間帯が悪いので、バーレーン戦は朝のニュースで確認するだけにします。途中までだけ観るのも心臓に悪いので。イースタン・カンファレンス・ファイナル、今日はヒートが勝ちました。ウェイドの出場時間が短いのは何かあったのかしら。ウェイドの調子があまりよくなくても勝てたのですから、次のデトロイトでもヒートが勝ってしまうかも…。どっちがファイナルに行くのでもいいですけれど、とにかくスパーズの優勝を阻んでくださいませ。 今夜はスカパーのアニマル・プラネットで「動物ミラクル」新作2連発の日ですけれども、後半は夜中に録画することにしてスーパーチャンネルの「ネイビー・ファイル」最終回を観ることに。これが終われば海外ドラマで観たいものは何もなくなってしまいます。「シービュー号」とかいう潜水艦ものの海外ドラマが放送されてくれないかしら。どこかのサイトで見かけた感想では、特殊効果などがとても安っぽくちゃちな作りだそうですが、一応原潜を扱っているのですよね。昨夜はヒストリー・チャンネルで潜水艦の番組がありました。何かの記念行事で、欧米の潜水艦が一ヵ所に集って各国の潜水艦乗りたちが交流を深めたのだとか。中にはポーランドの潜水艦もありました。ポーランドが潜水艦を持っていたという事実に驚きです。乗員たちの交流風景では幹部の皆さんは正装に相当する制服を着ていらっしゃいましたが、私が気になったのは画面からは伝わらない「臭い」のこと。サニタリータンク・ブローについては、前にいろいろ調べてみたあとも大した情報は得られていません。でも、さすがにこういう交流の前にはいつもより念入りにシャワーを浴びたりしますよね?あちら版のファブリーズが大活躍していたことを祈ります。 昨日の「どっちの料理ショー」ではチーズバーガーが勝ってよかったです。ソーセージとハンバーグでは、普通にソーセージの分が悪いのは見えておりましたけれどもね。今日のお昼にはチーズバーガーを食べようと意気込んでいましたのに、日記の話題に乗せるまですっかり忘れておりました。そんな私がお昼に食べたのは、おろしたぬきうどん。それなりに美味しかったのに、チーズバーガーのことを思い出してしまうと損した気分です。せめて明日の朝食はチーズトーストでも食べることにいたします。「ネイビー・ファイル」第6シーズンの最終回、終わりました。このまま次のシーズンまで何ヶ月も待たされるとは、生殺し状態ですね…。もっとも、肝心の主人公たちの運命がはっきりするまでには、第10シーズンのシリーズ最終回まで待たされるのだとか。日本ではいったい何年先ですか。◆本日のBGM : AIR SUPPLY/THE BEST OF AIR SUPPLY から LOST IN LOVE
2005年06月03日
違法韓国漁船のニュースでは、韓国側の勝手な言い分ばかりがテレビで流れて腹立たしい限りです。海上保安官が乗船しているにもかかわらず船員が逃亡を図ったから操船室に無理矢理入って船を止めなければならなかったのに、韓国側は「捜査の行き過ぎ」とか「韓国側が海上保安官を取り調べるべき」などと、公務執行妨害の正当化まで始める始末です。これが日本以外の国の海上警察などに対して行われた行為ならば、操船していた船員は即刻銃撃されても不思議ではありません。韓国ならば、過去の事例から見ても間違いなく日本人船員を銃殺しているでしょうね。今後同様の侵犯行為があったときには、海上保安庁はまず相手の船を操船不能にしてから日本に曳航して取調べせざるをえないでしょう。間違っても治外法権を認めるような前例とならないことを願っております。海上保安庁の皆様も今回の決着やマスコミの報道姿勢に怯むことなく、胸を張って日本の海を守ってくださいますよう。それにしても、日本のマスコミって本当に中韓にばかり都合よく動きますよね。今回の事件では、もし韓国漁船が逃亡に成功したならばニュースにすらしなかったのではないかしら。今回はネットでさえ、初めはろくにニュースにも取り上げられてはいませんでした。警官の拳銃を奪った日系ブラジル人逃亡は事件発覚当初からあれほど大々的に報じましたのに、中国人強盗グループと警官との銃撃戦と逃亡についてはごくごくちっぽけな扱いだったというのもありましたね。これだけ日本のマスコミが中韓に牛耳られていることを日本人の大半はまだ知らずにいるというのが、どうにも歯がゆくてなりません。 スパーズはサンズに4-1で勝ってファイナルへ。東はもうちょっと時間がかかりますから、このあいだにスパーズの試合勘が鈍ってくれることを期待します…。◆本日のBGM : THE ALAN PARSONS PROJECT/GAUDI から STANDING ON HIGHER GROUND
2005年06月02日
と思わされるような韓国漁船の逃走劇。海に落とされた海上保安官は無事だったのでしょうか。一時拉致された形の2人の保安官については私が観たニュースでは無事ということですけれど、骨折でもしないことには「無事」で済ませてしまいかねない、あちら寄りの日本のマスコミが怖いです…。それにしても、半島の船舶関係の話題ではまったくいい話を聞きませんね。小樽では座礁韓国船を、おそらく結果的には日本からの資金持ち出しで撤去中。あちらでは「居眠りをしていた」と言えば何でも無罪なのでしょうか。そういえば、東北の雪山で遭難して救助された韓国人たちも、まだ救助費用を支払い拒否しているとか。これらの金額は、韓国向けの援助から全部天引きしておきましょうよ。たくさん援助しているのですから、さすがにマイナスになることはないでしょう。 NBAプレイオフ話。今日はピストンズが勝ちました。まあ、ホームですしね。どちらがファイナルに上がるにしても疲れの少ない状態で行ってほしいので、次の2戦できっちり決まってほしい気が。スパーズにだけは優勝してほしくないですもの。 スカパーのアニマル・プラネットで「トラを育てる寺」を観ました。何度も再放送されているらしいですけれど、今まで時間の都合が悪くて見逃してばかり。視聴者の評判のよい番組だそうなので、きちんと観てみることにしたのです。タイのお坊さんたちがなぜか孤児のトラを引き取って育てているのですが、そのお坊さんたちもなかなか一癖ある人たちのよう。肩から腕にかけて見事な龍の刺青があるお坊さんって、仏門に入る前は何をしていたのでしょうね…。たまにトラが噛みつくこともあるそうですけれども、リードなしの首輪一つつけただけでお坊さんとくつろいでいる姿は大きな飼い猫のようです。トラのエサの説明がありました。寄付してもらったりした肉を過熱して血の味がしないようにするなどしてから、ドッグフードその他と混ぜて与えているのだそう。キャットフードではないのですねぇ…。お坊さんたちも食事は1日に1度らしいですけれど、よくそんなでトラの世話ができるものだと感心いたします。質素で量の少ない食事でも、慣れれば体のほうがそれをある程度補うような代謝機能を獲得していくらしいですね。大食い競争の小林君とは正反対の体なのかもしれません。 明日はムービー・プラスで、ヨーロッパ各国の出資で作られた映画「永遠のマリア・カラス」が放送されます。ドキュメンタリーというわけではなく女優さんがカラスを演じるようですが、歌唱の部分だけはしっかりプロの方が吹き替えしていることを希望。番組説明では歌手の名前は出ていないのですよね。ちょっと心配。音楽が二の次という映画ではありませんように。◆本日のBGM : FAMOUS OPERATIC ARIAS-FEMALE から CASTA DIVA, CHE INARGEINTI-"NORMA"(BELLINI)/MARIA CALLAS
2005年06月01日
全30件 (30件中 1-30件目)
1
![]()
![]()
![]()