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Dow 7,945.13 -165.58 (-2.04%) Nasdaq 1,322.10 -35.96 (-2.65%) S&P 500 844.57 -19.79 (-2.29%) 10-Yr Bond 3.990% -0.043 NYSE Volume 1,498,574,000 Nasdaq Volume 1,423,253,000 今日は日本も底割れるすのでしょうか。結構強気でいたのに。(笑い)でも精神的には随分と余裕があります。何を買うかを考えています。9月以降ほとんど新規株の購入をせず、2月~3月にかけて安くなったところを買うつもりで資金を貯めてきたからです。いつもはボーナスが出たとたんに証券会社に資金が移動する。(笑い)しかし何も買うべきか、迷います。もっと下がると思うとなかなか買えない。(笑い)いよいよセーリングクライマックスがやってくるのか、それとも更に日経平均は下落していくのか?円ドルで円が79円をつけたとき、巷では円は50円になると言われていました。ダメな企業もいい企業も玉石混合で売られるセーリングクライマックスで価値のある株が価値以上の大幅ディスカウントになったとき、打って出れるのが最高です。まだ強気でいます。でも一週間前の予想が大ハズレだったので・・・・。(爆笑)
2003.01.31
RE:ちょっと感動した話しを書きます感動的なサン・テグジュペリの文章。みんな絶望的な思い出ギヨメの帰還、救助の進展を見守っている。そして時が経つにつれ、絶望感がおそってくる。そのとき、なんとギヨメが自力で生還し、友人たちの前に戻ってきた。 「実になんとも言えない美しい邂逅だった。ぼくらはみんな泣いていた。そしてぼくらはきみをぼくらの腕の中で圧(お)しつぶした、生きているきみを、蘇生したきみを、きみ自身の奇跡の創造者たるきみを。そのときだ、きみが口をきいたのは、それがきみの聞きとれる最初の言葉だった、それは賞賛すべき人間としての矜持の言葉だった<ぼくは断言する、ぼくがしたことは、どんな動物もなしえなかったはずだ>と。」(『人間の土地』サン=テグジュペリ著 堀口大學訳 新潮文庫)「どんな動物もなしなしなかった」人間でなければ「意味」へ向かうことはない、ということです。「意味」が人の生きる力を発動させる。村上龍さんがいろいろな業界の若いビジネスマンと対談して、それをまとめた『「会社人間の死と再生」- ダメな会社と心中しないための戦略とは?』扶桑社刊 を昨日買ってつい読んでしまったのですが、この本ほど期待どうりの内容、というか読み始める前に想像したとおりの話しが展開されていた本は珍しい。日本の企業の実態に対する落胆が更に増大してしまった衝撃の本でした。感動はなく、疲労感が残る内容でした。想像どおり、日本の社会はお先真っ暗・・・。ワクワク系をめざす私としては一言いわなければ、と思ってしまいました。40代50代のおじさんたちは確かに腐っているのも多い。自分が働いている間、会社が持ってくれればいい、確かにこんな気持ちがぼくにもある。これ隠し様もない事実。だから若者に見透かされていることもわかる。若者自体がしらけている。というかなぜその仕事をしなければならないか、という意味がわかっていない。説明されていない。実は説明できる上司がいないというのが本当の問題かもしれない。意味のない行為を続けていると、人は自分にとっての「意味」を失うそうです。それは強い「不快」に結びつき、精神健康度が低下していく。それが絶望的な「能力のないやつ、やるきのないやつ」を生み出している。特にエリート面をして、高給をとっていた企業が悲惨な状況になっている。そんな牢獄に前途のある若者を縛り付ける損失はバブル後の10年に失った富よりもよほど大きいものになるかもしれない。『例え名前の通った大企業でも、今のところはまだ人並み以上の給料を与えられていても、社員は疲れきっている。はっきり言ってしまえば、こうした不採算企業には延命策だど施さず、ささとつぶすべきではないだろうか。そうすれば20代、30代の、これからさらにスキルを積める可能性のある人は自然とどこかへ流れていく。何もマクロ経済のことを考えて「つぶすべきだ」と言っているのではない。おそらく彼らにとってもそのほうが幸せなのではないかと思うからだ。』という村上龍さんの言葉。自分がもう先のない中年でなかったら、うんその通りだと、拍手したかもしれない。でもじゃあ中年はどうするの。厳しいよね、意味のない仕事のために、無能になっちゃったんだから。でもそれは自業自得かもしれない。人間は生きる意味、働く意味を見つければ、そしてミッションを見つけ出せば再生することができる。ワクワクして働くと大変身できる。能力のある、魅力のある中年になれる。そう思って前向きに生きるしかないと強く感じさせられたインパクトのある本でした。2003/01/30 23:29:33ちょっと感動した話しを書きます もえる集団、組織を作る勉強の中で知った話しです。小阪先生の本で学びました。「フランクル心理学」という概念と手法を創始なされたビクター・フランクルという心理学者がいらっしゃいます。第二次世界大戦中アウシュビッツなどいくつかの強制収容所に収容されていた経験が基礎になっているようです。人にとって「意味」というものは不可欠なもの。「生きる意味」に向かう人間の力。地獄のような環境で「明日は自分たちがガス室行きか」とおびえる毎日の中で、どういう人が生き長らえたか。それは「生きる意味」を失わなかった人だそうです。ある囚人が自殺を決意したときフランクルはこう問い掛けた。「人生のほうはまだあなたに対する期待を決して捨てていないはずです。貴方を必要とする何か、あなたを必要としている誰かが必ずいるはずです。そしてその誰かはあなたに発見されるのを待っているのです」二人は自殺を思いとどまった。ひとりは外国で待っている愛する子供に気づき、ひとり(科学者)はあるテーマの著作シリーズを完成させていない事に気がついた。そして生きる力を得た。「人間は意味を求める存在」そして「意味があるということが、人間の生きる力を発動させる」。「星の王子さま」の著者、サン・テグジュペリの著作、「人間の土地」の中にあるお話し。彼の親友アンリ・ギヨメが冬の雪山に遭難。雪山遭難救助のプロをして「絶対に生きては帰れない」という状況の中で、ギヨメは自力で生還。ギヨメは遭難中もう自分は何度も死んでいいと思った。しかし自分が生きるために歩きつづけていることを信じて待っている君たちのために、死ぬことはできなかった、と語っているそうです。自分はきつい。手足は凍傷でやられるし、もう死んだほうがマシ。「もういい、ここで死のう」と思ったときに妻や自分の帰りを信じて待っている君たちの顔が浮かんだ、君たちのために僕は死ねなかった。という実話です。「意味」が人の生きる力を発動させるということです。時間がないので感動的なサン・テグジュペリの文章はまた次の機会に書きます。小阪先生の本で学びました。2003/01/30 6:31:07
2003.01.30
災い転じて福となすいまドジをしました。せっかく買っていた9000円権利行使価格のコールのeワラントを買い増しするつもりが、間違えて売ってしまいました。バカ・ドジ なにやってんだ!と慌てて買い戻しにいったのです。売ったのは権利行使期限2003年6月18日。1単位7.21円でも同じ9000円権利行使価格の期限2003年7月23日コールのeワラントが1単位4.64円で売っているんです。こんなのあり?何かの間違いではないかと、目をこすったのですが、本当にそうなんですよ。あわてて買いました。倍額。いいのかな~。2003/01/29 22:44:31いや~、期待に反して思いっきり下げちゃいましたね(涙)TOPIX 825.72 -15.40 日経平均株価 8,331.08 -194.31 ジャスダック指数 39.12 -0.27 TOPIX先物1限月 822.50 -16.00 日経平均先物1限月 8,330.00 -190.00 米国$ 118.1800 結構底堅いと思っていたのに、思いっきり肩透かしを食らってしまいました。(汗)本当に相場はままならない。 しかしずっと指値していながら買えなかった株が買えたので、少しよかった。(苦笑い)。 しかし住友林業も随分下がってきたし、トヨタも下がってきたし。なんか買いたい株がたくさん出てきて困ってしまいます。大好きな日清紡も400円を切ってきてしまいました。 何を買おうか、右往左往しそうです。そんなときは株価が下がってもちっとも苦にならないのはなぜでしょうか。人間の心理は、自分でさえよくわかりません。(笑い)2003/01/29 20:56:18今日の日本株に期待!Dow 8,089.05 +99.49 (+1.25%) Nasdaq 1,342.32 +17.05 (+1.29%) S&P 500 858.56 +11.09 (+1.31%) 10-Yr Bond 3.978% +0.021 NYSE Volume 1,454,258,000 Nasdaq Volume 1,412,732,000 待望のアメリカ株の下げ止まり。今日の日本株にも期待してしまいます。日本株、アメリカにつれ安していましたが結構底堅いと感じていました。結構期待してもかも?そうすると指値をしているあの株は、とうとう買えないことになるかも!でも持ち株が上がるのはもっと嬉しい!(笑い)2003/01/29 6:31:52
2003.01.29
経済的独立を目指すにはまず意識から改革しましょう(その3) これは実際、私が自分の目で見たことですが、タイやマレーシアで、日本人の老人が自分の孫ほどの若い女性をホテルでつれ歩いているのを見て苦々しく思ったこと(うらやましくの間違いではありません)があります。これもバブルのころのジャパン・マネー、お金の威力の一つの現れだったと思います。 こんな話しをなぜくどくどしたかというと、ここまで読んできて「成金はきらいだ。」とか「世の中、金が全てではない。もっと大切なものがある。」とかお金に反発を感じた人がいるのではないでしょうか。もしそう感じたなら、あなたは本心からお金が好きではないのです。本心からお金が好きにならないと、お金もあなたを好いてはくれません。 たぶん、あなたは自分ではお金が好きだと思っているけれど、お金で買えるものが好きだったにすぎないのではないでしょうか。そして、本心ではお金を嫌っていたのではないでしょうか。 私は最近、お金が好きなのではなく、お金で買えるものが好きな人やお金を使うのが好きな人は、お金を貯めることができないのではないかと思うようになりました。みなさんもぜひお金それ自体を好きになってください。 お金持ちは、お金そのものが好きなのです。お金の匂いをかぐのが好きな人もいれば、紙幣そのものが好きな人もいます。他人が見れば、そんなバカなことと思うような、いろいろなジンクスを持っています。(笑い) たとえば「預金通帳に、欲しいお金の金額を書いておく。そうすると実現する。」とか「紙幣のむきをきちんと揃えて、財布にしまう。」とか「使うとき、お金にお礼を言って、また仲間を連れて帰っておいで、とささやく。」とか、みんな真剣に実行しているのです。2003/01/28 23:40:32プラス思考でツキを呼び込みましょう明日から仕事がないよ、といわれたらどうされますか。私は、そのときに備えて経済的独立を目指しています。その主力は中古ワンルームマンション投資。確実に安定したキャッシュフローがあります。株は儲かるときもありますが、損することも多い。常に勝てるわけではありません。中古ワンルームマンション投資は、バブルの後遺症で売りまくられています。しかし安定的な家賃があります。(業者に騙されてはいけませんが・・・)毎月30万円の家賃収入があれば食べていける自信があります。しかし今の時代では、株も増やす資産運用としては魅力があります。あっという間に資産を増やすことができます。欲と恐怖さえ上手くバランスできれば、儲けを残すことができます。やはり資産は分散することが重要ではないでしょうか。後はひたすら勉強して自分の能力アップを図る。あと「成功する脳」をつくることではないでしょうか。運を呼び込む。ツキを呼び込む。どんなに公平な社会ができても、運不運の確率が二分の一なら(コイン投げなど確率二分の一の勝負を無限に続けたときに、運のいい人と悪い人が、どんな分布になるかを示した有名なグラフがあります、逆正弦法則)運のいい人はビル・ゲイツになれますが、運の悪い人は悲惨です。運のいい人は常に勝ちつづけ、運の悪い人は負けつづける。京都大学助教授 逢沢明氏の著書「ゲーム理論で究める人生の成功法」によると『日本人全員の中で、もっとも運のいい人を考えるには、まず日本の人口を概算する。ほぼ、一億二千五百万人ほどだ。この一億二千五百万という値が、二の何乗ほどになるかを考える。計算すると二の二十七乗ほどだ。このように二の何乗かがわかれば、幸運と不運とを議論できるのである。二の二十七乗の日本人がいたとき、その運というのがまったくランダムなら、どのような差がつくのだろうか。答えは簡単である。幸運と不運とがほぼ確率半々だとしたとき、 もっとも運のいい人:幸運が27回続くほどの運を持つ。 もっとも運の悪い人:不運が27回続くほどツキがない。27回というのは概算だが、ほぼそれに近いほど幸運が起こり続ける人がいたとしても、あるいは不運に見舞われ続ける人がいたとしても、確率的には何ら不思議ではない。 偶然というのは、ある意味ではそれほど不公平で、かつ無慈悲なものである。一人の人間の全人生の中で、ほぼ確率半々の場面のうち、もっとも重要なものを27場面だけ選んでみよう。日本人の中で、もっとも運のいい人は、その27場面すべてにおいて、つねに幸運の側に回り続けることだろう。そして、もっとも気の毒な人は、その27回のすべてにおいて、幸運の女神に見放され続け、不幸な結果ばかりしか得られないのである。その差はあまりに大きい。たとえ人類すべてが公平な時代になったとしても、その一生おける偶然というのは、これほどまでに不公平なのである。運のいい人と悪い人は極端に分かれる』だから運を呼び込む方法を確立することが必要です。この方法は間違いなくあります。プラス思考。夢を紙に書くとプラス思考を体現でき望みを実現できる。まず意識の改革をしてツキを呼び込めるようにする。あと運のいい人と付き合う。ワクワクしながら勉強する。楽しいのが成長するためには一番ですね。ツキもやってきます。西田文郎先生は『ツキとは何か→「出会い」である。運とは何か→ツキの持続である。』と明確です。あまりマイナス思考に陥らず、プラス思考でワクワクしながら自分を鍛えていきましょう。2003/01/28 6:23:00
2003.01.28
経済的独立を目指して(その3)①勤倹貯蓄、そして投資 ドイツ留学帰国後、博士はミュンヘン大学で学んだ経済学を家計へ応用しました。「四分の一天引貯金」を開始し、蓄財に励んだのです。 同時に、ブレンターノ教授から「財産をつくるための基本は勤倹貯蓄であり、貯金ができたらこれを有利な事業に投資しなければならない」というアドバイスに従い、貯めた金で株を買い、公共事業などへ積極的に投資も行ったのです。正に我々がやろうとしていることです。 博士の「金を馬鹿にする者は、金に馬鹿にされる。財産を無視するものは財産権を認める社会に無視される」という考えをぜひ参考にしましょう。お金を好きにならなければいけないのです。個人が信念を貫くためには、お金が必要なんです。それが世の現実なんです。奇麗事を言っても駄目なんです。②常にプラス思考を保つこと そして社会人として成功した際には、自分の成功だけではなく、人をも成功させ、もって社会的に幸福な人となるべきだというのが本多博士の持論です。 博士の論じる「幸福」とは、自分の望みがかなう状態をいい、他人が決めるものではなく、自分自身が決めることです。そこで大事なのは、幸福の比較をする際に対象とするのは他人ではなく、自分の中に置くことです。価値観は人によって違うし、上を見るときりがないです。ただ向上心がなければ、人は進歩しないのも事実です。 常にプラス思考を保つように心掛ければ、状況は上向きに変わっていくものです。そして当然のことながら、幸福とは自分の力により達成されるものでなくてはならないでしょう。プラス思考をするといってもなかなか難しいことは西田先生に教えていただいています。それをいちばん簡単に改善する方法が、望みを紙に書くという神田昌典さんの教えなんです。(笑い)このことは別の章で書いていきます。2003/01/27 22:59:51経済的独立を目指すにはまず意識から改革しましょう(その2)(2)¥t心からお金を好きになりましょう みなさんは、お金が好きですか。私はお金が大好きです。世の中お金がきらいな人などいないと思っていました。日本人が貯蓄好きなのは、世界的に知られています。日本政府も日本には個人の貯蓄があるから、国債を大量発行して日本国が借金をしても問題ない、などとグウタラ亭主が奥さんの持参金を頼りに空威張りしているようなものだと、批判されたりしているほどです。世界中を見渡すと日本人より貯蓄好きな国民はいるようで、台湾人のほうが日本人より収入に占める貯蓄率は高いし、シンガポール政府は政策によってサラリーマンの給料から20%も強制貯蓄をさせていると聞いたことがあります。 私は、お金でこの世の中全てのものが買えるとも、全ての問題を解決できるとも思っていません。しかしお金で解決できることも、大変多いことを否定するつもりもありません。人の心もお金で動かせるというのは事実だと思います。日本では金色夜叉の昔から、お宮さんのようにお金にひかれる女性は多かったと思います。 25年も前の私の大学生時代にも、車を女性に贈ってライバルを蹴落としたという話しを聞いたことがあります。バブルのころ、ある経営コンサルタントが銀座のクラブで見たということをご紹介しましょう。某都市銀行の役員の息子が土地転がしで大金を稼いで、クラブでお金に一番反発しているホステスの前に100万円の束をひとつずつ置きながら「今夜俺に付き合え」と迫ったそうです。女性は最初、ものすごく反発していたそうですが1000万円を超えたときに、にっこり笑って「いいわ」と答えたというのです。いかにもありそうな話しですよね。蛇足ですが、その男性は塀の内側に落ちたそうです。そこまで極端なことを言わなくても、恋の相手は見てくれで選んでも、夫にするのは生活力のある(お金のある)人という女性も多いのではないでしょうか。2003/01/27 7:06:59
2003.01.27
経済的独立を目指して(その2)(2)本多静六博士とはいかなる人か 明治時代の巨星、本多静六博士は25歳で留学から帰ってきて東京大学で教鞭をとりながら、薄給で9人の親族を養いながら巨額の富を作り出しました。そしてその財産の大半を社会事業に費やしたのです。渋沢栄一のアドバイザーもつとめました。教員の薄給は今も昔もかわりません。しかも9人もの扶養家族を抱えながら本多静六博士は給料の4分の一を天引き貯蓄したのです。なかったものとして貯めてしまう。生活はかなり苦しかったようです。 四分の一天引き貯蓄法。これはどんな収入であれ、手取額の四分の一は天引きで貯蓄してしまうというもの。本多博士はこの貯蓄が資産形成の第一歩になったといわれています。 博士は大学教授を定年で退職した後、財産のほとんどを公共の事業に寄付し、自らは簡素な生活を続けつつ、社会発展のため、昼耕夜学して公職に尽力されたかたです。 博士は、明治から昭和にかけて日本の林学、造林学・造園学の基礎を築いた人で、日本最初の林学博士となった人として知られています。また、博士は、専門の林学を通じ、日本全国はもとより世界各地の研究視察を重ね、その貴重な情報を基に、日本経済の発展にも大きく貢献しました。博士は林学界はもとより、多方面に亘り活躍された方です。 博士は、明治25年に東京農科大学(現在の東京大学農学部)に奉職して以来、昭和2年に退職するまでの間はもとより、退職後も日比谷公園、明治神宮神苑、大宮公園、羊山公園をはじめ、鉄道防雪林や、国立公園、全国各地の公園、風景地、水源林などの設計改良に当たるなど、今日の日本社会の発展に大きく貢献しました。 現在、埼玉県で実施している「本多静六博士育英事業」は、博士が少年期における自らの苦学の経験を基に、昭和5年に、所有していた大滝村中津川の山林(約2700ha)を奨学金制度の実施などを希望条件として、県に寄付したことに始まるものです。 これら博士の広範多岐にわたる功績は、376冊にも及ぶ著書からも証明されるものです。これらの著書の多くは、現在でも貴重な文献として広く利用に供されています。特に教養書の多くを占める博士の人生論、幸福論、そして成功への体験論は、今でも多くの読者を持ち深い感銘を与えています。博士の書いた『私の財産告白』(実業之日本社刊・昭和二十五年)は、出版当時、大変な話題となりました。それは、一介の学者でありながら巨額の富を手に入れ、定年を迎えた際にそのほとんどを公益関係・育英関係の諸団体に寄附した博士の、財産に関する告白本であったからです。その中で博士は、「財産や金銭についての真実は、世渡りの真実を語るに必要欠くべからずもので、最も大切なこの点をぼんやりさせておいて、いわゆる処世の要訣を説こうとするなぞは、およそ矛盾も甚だしい」という持論に基づき、自身の財産生活、つまり自己の経済について赤裸々に告白されています。 この本の中で幾度も強調されているのが、経済の自立なくして、自己の確立(精神の確立)はありえない、という主張です。これは、博士がドイツ留学中にミュンヘン大学で出会ったブレンターノ教授の「学者であっても、独立した生活ができるだけの財産をこしらえなければならない。そうしないと、金のために自由を奪われ、精神の独立も生活の独立もおぼつかないようになる」というアドバイスによるものであったようです。サラリーマンの立場もまったく同じなのです。経済的独立なくして自由なしです。本多静六博士は経済的独立を目指し実現した、私たちの先達です。 本多博士をその考えに至らしめた背景には、幼少時代から学生時代までの苦学の経験があったのです。貧乏ゆえに苦学し、時には学友に泥棒と疑われたこともあったのです。そのような深刻な苦痛と耐えがたい屈辱の経験から、博士は貧困からの脱却をめざし成功を模索し始めたのです。2003/01/26 20:29:32経済的独立を目指すにはまず意識から改革しましょう(1)心して資産形成に取り組むべき時代がやってきました 世間では「失われた10年」とか言われていますが、このままで行くと「失われた20年」とか、「永遠に没落した日本」とかの時代がやってくるかもしれません。とにかく、今までのように政府におんぶに抱っこの時代は終わり、自己責任の時代がやってきたことを、はっきりと心に刻んで、強く生きていかなければなりません。これからはサラリーマンも公的年金制度ばかりに頼るというのでは無く、また勤め先の企業に寄りかかるというのでもなく、働いて蓄積した資産を有効活用して、経済的独立を真剣に志向する時代がやってきたのです。特にサラリーマンは自覚しなければなりません。勝ち組企業すらベアの見送り(トヨタ)や定期昇給の見直し(ホンダ)に走り出しました。 経済秩序が崩壊し、古い組織が淘汰されつつある中にあり、変化を恐れ、古い秩序にしがみついていると、淘汰される組織とともに沈み込むより他に無いことになります。でも固定観念にとらわれず、今後求められていく新しい仕事に挑戦できるものにとっては、かつて無いほどのチャンスの時代でもあるのです。しかしかつてあれほど景気の良かった時代に独立することを考えなかったサラリーマン(もちろん私もその代表です)にとって、いまこの厳しい時代に独立することなど、とても出来ないことでしょう。能力にも、資金にも欠ければ、成功は覚束ないのです。企業も個人も「勝ち組」と「負け組」がますます鮮明になってくるでしょう。いま日本政府が目指しているのは、勝ったものにはそれに相応しい利益を認めますが、負けたものには今までのような政府支援をしないので、貧乏に甘んじなさい、という世界だと認識することが必要です。これは考えれば当然のことで、今までは「勝ち組」から政府がお金を税金として徴収し、「負け組」に配分してきたことから、経済的には均一な社会が、即ちほとんどの人が中流を自認することができる社会が築かれてきました。しかしこれでは能力に優れたものはたまらず、日本から脱出がはじまり、日本には「負け組」だけが取り残される恐れが出てきたのです。しかも少子高齢化社会が急速にやってきます。やはり、国として一等国の地位を守るためには、「勝ち組」からの搾取は止めようじゃないかという、当然の選択がなされるということだと思うのです。一握りの「勝ち組」が富のほとんどを握り、今までそこそこの資産を持ち自分は中流だという意識を持っていた多くの日本人が、貧乏人ランクに転落していくことになるのかもしれません。金持ちはより金持ちに、貧乏人はより貧乏にという二極化がどんどん進んでいくことを多くの人々が感じています。好むと好まざるとにかかわらずアメリカ型社会がやってくるのです。中流を維持し、更にお金持ちを目指す為には、お金持ちになる意志を持ち、そのための正しい道筋を見つけ実行することが必要になります。今まで以上の情熱・努力・工夫が必要となることを覚悟する必要があるのです。2003/01/26 7:28:22
2003.01.26
経済的独立を目指して サラリーマンが経済的独立を達成するためにやるべき事柄は、2つあります。まず第一は考え方の改造。お金持ちになるための意識の改造。脳の改造です。これは今すぐスタートできます。第二は不労所得の確立。働かなくても安定的に収入があること。つまり安定したキャッシュフローの流れを作り上げることです。 意識の改革と、不労所得の確立について並行的に日記で復習していこうと思います。第一章¥tサラリーマンは不労所得を確立しましょう いま不況下で、サラリーマンが不安にさいなまれているのは、収入のほとんどを占めている給料収入が減る危険、さらには失う危険にさらされ怯えているからです。日本の企業はいままで労働者天国でした。株主にはほとんど成果を配分せずに、サラリーマン経営者と従業員で利益を分け合っていたのです。 それだけ甘い世界でした。ロシアよりもすごい社会主義国でした。しかしこれからはそんなことは許されないでしょう。日本も本来の資本主義に戻って、資本家にきちんと配分をし、企業を利益が出るように変革していかないと、すべての企業が海外の伸び盛りの企業に敗れるか、または強い企業が海外に逃げだすか。いずれにしても日本のサラリーマンは職を失うことになりかねません。あれほど強いトヨタですらベアの凍結を打ち出している。もうサラリーマンを甘やかしている余裕はないということを、サラリーマン自身がしっかり自覚する必要があるのでしょう。 つまり、いままでの日本人サラリーマンはお給料をもらいすぎていたのだとしっかり認識しましょう。それではどうする。若いときからしっかり財産を蓄積し、財産からの収入を確立していけばいいのです。こんなに給料が少ないのに、財産を作れるはずがないなどと、直ぐ愚痴を言うのをやめましょう。四分の一貯蓄法で有名な明治の巨星、本多静六先生に学びましょう。2003/01/25 20:17:00アメリカで株が下がってしまいましたDow 8,131.01 -238.46 (-2.85%) Nasdaq 1,342.14 -46.13 (-3.32%) S&P 500 861.40 -25.94 (-2.92%) 10-Yr Bond 3.903% -0.044 NYSE Volume 1,531,728,000 Nasdaq Volume 1,584,470,000 ダウの急落。去年の10月16日(マイナス219ポイント)以来というか、以上の暴落のようです。イラク問題や北朝鮮問題など不安感が広がっているからだと思います。しかし本当はその裏で、アメリカの凋落が進んでいるなんてこともありうるかもしれません。そのときお金はどこに逃げるか。日本人は絶対日本にはこないと思っているでしょうね。金には間違いなくお金が流れています。金は不安を押さえる防波堤。1年分の生活費の金での備蓄は、どの家庭にも不可欠なものではないでしょうか。私は臆病なので2年分を目指しました。本当に金の値上がりは、不安感の高まりでもあります。その不安を少しでも和らげるのが金投資でしょう。有事の金が復活し始めたのは怖いことです。金が上がると、他の資産が下がることが多い。特にペーパー・アッセットは下がりますよね。すべてのペーパー・マネーがソフト化(信頼性を失う)時が近づいているのでしょうか。それでも、最近の日本株の動きに期待してしまう弱い(都合のよい)私がいます。(笑い)⇒外資が日本を買っている。そんな動きもあるようです。2003/01/25 7:16:38
2003.01.25
株で儲けてワクワクするためにも、心しておくべき注意点(その6) 私は従来から東証や大証の二部株が好きで、株式投資のほとんどの部分を二部株で運用していました。業績が良く、財務内容も非常に健全なのに知名度がないので、安値に放置されているからです。基本的には、使用予定のないお金で株式投資をしているので、過去17年間問題になったことは有りませんでした。しかし、今回別の儲け話があって、短期間に資金を作らなければならない事情が発生し、自分で二部株の価格を下落させる羽目に陥りました。慎重にやったのですが、流動性がないため安く売らないと換金できないのです。高々2万株程度を売るために、えらく損をしてしまいました。特に相場が低迷しているときは問題が多いです。 その株はタイガースポリマーです。それに懲りて、流動性の高い東証一部の大型株への投資も練習中しました。そしてそれで失敗したのが三菱重工です。その次に大型株ではありませんがスター精密にも挑戦し見事敗れてしまいました。(笑い)二部株はバイ・アンド・ホールドでやってきました。しかし相場の低迷期には流動性のある株でバイ・アンド・トレードのほうが、利益を上げやすいように感じたのです。錯覚だったかもしれません。ただ経済的独立の観点から考えて、利益で生活することを主眼におくと、直ぐ売れなくては意味がありません。ただ、今後長期にわたって、資金を大きく増やし育てていく手法としては、バイ・アンド・ホールドによる長期投資のほうが効果が高いかもしれません。ぜひご自分の資金の性格を検討した上で、自分に合った投資方法を確立してください。2003/01/24 23:54:36自分の気分だけかもしれませんが、9月ほどの怖さがありませんDow 8,369.47 +50.74 (+0.61%) Nasdaq 1,388.27 +28.79 (+2.12%) S&P 500 887.34 +8.98 (+1.02%) 10-Yr Bond 3.947% +0.024 NYSE Volume 1,690,688,000 Nasdaq Volume 1,526,843,000 アメリカもやっと連日の下げがストップしましたが、まだまだ弱い感じがします。日本株はそれに比べてなかなか強い。またPKOだろう、懲りないな~、というご意見があることを充分わきまえた上で、それでも相場つきが変わった、結構強いと感じています。 フィスコのコメントを見ても、テクニカル分析的にも上がりそうとの事ですが、自分の相場に対する「怖さ」を見ても、結構いけるんじゃないかと思います。もちろん一番当てにならないのが自分の気持ち。(笑い) ただ1月中はそこそこ強くて、また2月には下げるパターンを考えて、対応を練ろうと考えています。持ち株の評価益も順調につみあがってきました。例年以上の速さ。ほぼ半月で、去年の最終の儲けを軽くクリアー。 神様がまさに自分を試していると思い、神意をじっくり考えてみる必要がありそうです。2003/01/24 6:23:24RE:無知で損をするのは悔しい(その15) 株式投資には人間の射幸心をくすぐる、ギャンブルに通じるものがあるのです。私は株式投資をするようになったらマージャンにもパチンコにも興味を失いました。株をギャンブルとしてのめり込んでしまう人も多いと思います。そして全てを失ってしまう。これはまずいのです。何のために株式投資をするか分かりません。株は面白くやっては危険なのかも知れません。淡々と推理して、平然と儲ける。危ないと思ったら、損切りしてさっと逃げる。これがいつも出来るようになったら、株式投資だけで生活することが出来るかもしれません。だからこそ資金管理が必要なのです。必要以上に投資しない克己心。その克己心しか自分を守るものはないのです。2003/01/24 6:11:21
2003.01.24
株で儲けてワクワクするためにも、心しておくべき注意点(その5)(3)資産運用と流動性リスク 資産運用においても、流動性リスクは常に十分考えておく必要があります。特に相場もので運用しようという場合は、特に重要な検討事項となるのです。蛇足ながら、不動産投資は日本の場合、現在まったく流動性が乏しいと考えるべきです。しかし不動産投資は相場ではないので、その点を勘違いしてはいけません。売買が市場で円滑に出来る流動性の高い商品でないと、売りたいときに買い手が見つからなかったり、売りを出すと値が崩れてしまうため、結局、売却できないはめに陥るということが起こります。これでは資金が必要なときに役に立たないし、相場のトレンドが変わり、運用を止めようと判断しても、売ることが出来ず、ただ損失が拡大するのも見ながら、頭を抱えて保有し続けることになってしまいかねないのです。反対に、運用が成功して値上がりした場合でも、利食い売りが最適のタイミングで実行出来なければ、利益をうまく確保できません。運用というと、価格変動に伴う市場リスクに目が行きがちですが、流動性リスクを忘れてはならないのです。市場で一番流動性が高いと思われる為替においても、その運用商品を間違えると、流動性リスクのためにとんでもない損失をこうむることになります。一時期、日本の証券会社が個人投資家に売りまくったデュアルカレンシー債など流動性のないものの典型でした。外貨預金も定期で預けると、自由に解約できず利食い売りのタイミングを失うことが多いのです。やはり外貨MMFが一番お手軽だが有効な商品ということに落ち着くと思います。2003/01/24 6:07:14年の最初の取引はどうしても利益を出したいですね こんなことをいうと、だからお前はいつまでも相場が下手なんだと相場名人のおじいさんには怒られるかもしれません。でも儲けて売りたいんですよね~。(笑い) そこでまだ上がるかもしれない株をつい売ってしまいます。明日からまた上がると悔しいだろうな~、なんて思いながら。 いろいろ理由をつけます。今回売った株は高砂電器産業。一昨年の米国テロ後に目をつけたのですが、そのときは買えませんでした。ずっと見ていたんです。去年「億の近道」の大原部長のコメントを読んで購入を決意。配当権利落ち直前675円で買いました。たった200株。私の株の買い方は買い下がり。逆張りですから、買って上がっていってしまうともう全然追加購入ができないんです。ねがケチなもんで。(笑い)最初に買った値段より高いと、損したようでもう買えない。(悲しい性格です。本当は下がりに下がって底をついて上がりだした株は買いあがっていってもいいようにも思います。(ナンピンではなく、予算を決めた買うのであれば、という意味です。) でも、できないんですよ。今回売った理由は、年の最初の取引は儲けたい。さらに大原部長の講演会の費用の一部に当てる・・・などといろいろ理由をつけて、829円で売りました。コストを引いて3万円弱の儲け。(勿論配当も計算に入れてます、笑い)20%弱の儲け(年利換算では100%以上)こいつは春から縁起がいいや、となるかどうかです。億の近道のメールマガジンには高砂電器の関連の研究所にいる優秀な学者の記事がありました。その研究を高砂電器が活用する(くわしくは億の近道にどうぞ)というような記事があったのに売ってしまったんです。みなさんは年の最初の取引にこだわりますか。絶対、運てあるし、ゲンを担ぐのは意味があると思うのですが・・・。2003/01/23 23:33:08株で儲けてワクワクするためにも、心しておくべき注意点(その4)(2)リスクを単純化することの重要性 リスクへの対応策を考えるうえで大切なことは、リスクをなるべく分解して、単純化して考えることだと思います。複数のリスクをいっしょに考えると複雑になり対応を間違える可能性が高くなるのです。単純化することでリスクの形が鮮明になり、対策も考えやすいし、対応のための行動も明確になります。出来るだけ複数のリスクを同時に取らないようにすることが必要なのです。 たとえば、米国債で運用する場合、日本より米国の金利が高いから多少、為替で損をしても大丈夫だ・・・と米国債投資を勧める専門家(投資顧問、投資信託のトレーダー、証券会社の社員、ファイナンシャル・プランナー)もいますが、私はこの考えは間違いだと思います。 大抵、金利差だけを考えた投資は失敗に終わります。私個人の体験ばかりでなく、日本の機関投資家の米国債投資などへの投資結果を見ても明らかだと思います。米国債投資を考えるなら、債券のリスクと為替のリスクは別なのだからリスク管理も別に行なうべきだと考えています。個人投資家には、この債券のリスクと為替のリスクとを分けて管理することが難しいので手を出さない、というのが私の基本スタンスです。複数の問題を一度に総合的に処理しようとすると、どうしてもリスク管理は甘くなります。投資を考えるときリスク要因の洗い出しを徹底的にやらなければなりません。 でもそれぞれの商品の特性はしっかり勉強しておくことが必要です。10年や30年の長期の米国国債。アメリカの金利が下がれば、国債価格は上がります。為替でやられても米国国債の値上がりでカバーできる。こんな商品特性はよく勉強しておくことが必要です。そういう意味で、訳の判らない金融工学を使った、いかがわしい(=リスクの所在がわからない)投資商品などには手を出してはいけないのです。それを証券会社の「儲かりますよ」という言葉を鵜呑みにして、どれだけの個人投資家が泣かされていることでしょうか。でもそれは自己責任だと思います。判らない商品には手を出さない。くれぐれも守ってください。2003/01/23 6:33:00
2003.01.23
楽しいコミュニティーを作りましょう 日本ではいつのまにかコミュニティーがなくなってしまったように感じられます。居心地のいい場所がなくなっている。 地域社会そのものがコミュニティーだった時代は終わってしまったのでしょうか。田舎でもコミュニティーが失われています。親戚同士のコミュニティーですら希薄化しています。 サラリーマンにとって会社はコミュニティーのはずでしたが、いまは崩壊してしまいました。子供にとっても学校がコミュニティーたりえなくなっている。 でも人間は孤独では生きていけませんから、共感に基づいた、自由な、そして緩やかなコミュニティーが求められているんだと感じています。みんな同好の士を求めている。 プライバシー、自分というものを持ちながらも、共感のコミュニティーに自由に出入りできる。ここにくれば仲間に会える。孤独ではない。 そして唯一の規律が、いがみ合わずみんなで仲良く儲けましょう。ワクワクしましょう。(笑い) そんなコミュニティーを一緒に作りましょう。2003/01/22 22:18:11株で儲けてワクワクするためにも、心しておくべき注意点(その3) しかし追い込まれて負けた場合には、負けが目茶苦茶、回復不可能になってしまいます。だから追い込まれる前にやめる必要があります。私は迷うといつもこう唱えています。「儲けそこなうことありうべし、儲けそこなうことありうべし!」と。やめていなければ、相場が反転して儲かっていたかもしれません。不思議に自分が損切りすると、株価は戻っていきます。でもそれはしかたないとあっさり思わなければいけないのです。儲けそこないは相場では罪ではないのです。追い込まれて再起不能なほど損をしてしまうことが罪なのです。銀行のディーラーなどで致命的な大損をだすのはナンピンしたところに、全部やられた原因があると考えられます。ですから相場名人といわれるようなプロのファンドマネージャーにはナンピンを毛嫌いする人も多いのです。大竹慎一氏、若林栄四氏はナンピン否定派の代表でしょう。相場とはどうあるべきかというと、ポジションがあたり、儲かるとポジションが大きくなっていくという姿がいいのです。儲かりながらポジションが大きくなるように持っていくべきです。大損をする人は、負けながらポジションが大きくなっていくのです。相場が間違っているんだ、なんていってね。でも負けているんだから、自分が間違っているんです。間違いなく損をしているんです。買いならしや売りならしで平均値を上げたり、下げたりすることをナンピンといいますが、これぐらい危険なことはなく、大相場では身の破滅です。大きくやられる人は、皆これでやられてしまうのです。ナンピンは絶対にやってはいけない行為だと思います。日本には含み損は実現しなければ損ではないというような思想があります。日本の金融機関が不良債権で身動き取れなくなってしまった原因も、この思想にあるのではないでしょうか。欧米では含み損というのは損益表上全部マーク・ツー・マーケット(時価会計)で損というふうに認識しているようです。私も常に、含み損も現実の損として、資産を計算しています。当然のことだと思います。含み損も損なのです。くれぐれも忘れてはいけません。2003/01/22 6:13:37
2003.01.22
なにか入れ食い状態で株が上がっているような感じがしますこのごろ邱永漢さんも神田昌典さんも、私の尊敬し参考にさせていただいている多くの方がパレートの法則(80対20の法則)について発言されています。商売で言うなら自分の商品のうち20%で80%の利益を稼ぐ。会社なら従業員の20%が会社の利益の80%を稼ぎ出す。若いころ、知り合いの社長に80対20の法則を話したら、20対60対20だといわれました。その心は「最後の20がマイナス、足を引っ張る」(笑い)自分の株のポートフォリオでもアルプス物流が物凄い勢いで利益を稼いでくれています。皆さんにこの日記でポジショントークしてから170円以上値上がりした感じでしょうか。でもここに来て出来高も増加してきました。はたして上手く利益を手にすることができるでしょうか。どちらにしても小型株で不当に売りたたかれたものが、すこし反発してきたというところだと思います。油断せずに、しっかり相場を見ていこうと思います。当面日本株は強いと思うのですが、やはり2月には下がるだろうな~、との思いが強いのです。今しばらく相場についていこうと思います。2003/01/21 20:47:34無知で損をするのは悔しい(その15) 人生そのものがリスクの固まりです。危険なものに手を出さない、というのも一つの選択です。しかし何も選択しなかった為に財産を失うこともあるのです。リスクをとったために財産を失うこともあるし、リスクをとらなかったという選択をしたために財産を失うこともあります。 ハイパーインフレは、何もしないという選択を選んだものにとっての最大の災悪です。その到来を告げる預言者もたくさんででてきました。確かに危機を煽って自分の商売にしている方もいますが、火のないところに煙は立ちません。危機がそこにあることは間違いのない事実だと思います。何も選択しなかったために財産を失うくらいなら、行動しましょう。その行動は自分や家族を助けることもあるのです。正しい知識を得た上で、自分で選択して、行動を起こしましょう。(6)資産管理の必要性 相場に投資するとき一番大切なものは何かというと、マネー・マネージメントだと思います。どんなに甘い誘惑があっても自分の資金管理を崩してはいけない。一度崩すと、一度の例外のはずが、次の例外を生み、損失に歯止めがかからなくなります。いずれマーケットから退場を命じられることになるでしょう。きちんとした資金管理ができないなら相場に手を出すべきではないと思っています。お金のコントロールは本当に難しいですが、資金管理なくして自分のお金を守ることはできないと思います。株式投資は面白いです。面白すぎるので、のめり込んではいけません。資金管理ができていないと、面白さにかまけて資金を投入しすぎてしまうことがあります。損をしても、そこそこ面白いし、儲かったら最高です。2003/01/21 6:06:41
2003.01.21
株で儲けてワクワクするためにも、心しておくべき注意点(その2) 自分の絶えられる限度を超えると、相場をやっている人は正常ではなくなって、自分がいくら損をだしているのか、恐ろしくて勘定できなくなってしまうのです。知りたくなくなってしまうのです。人間というのは面白いもので、儲かった時は、どんなに小さくても、いくら儲かったかと、すぐ計算します。私も株を始めたときは幾ら儲かったか必死で計算しました。損した自慢シリーズで自分の失敗をまとめることができたのも、しっかり記録にとっておいたからです。(笑い) だから始めた買った株がどの会社で、いつ幾らで買い、幾らで売ったか調べることができるのです。でも、損をしてくると、人間計算したくなくなってくるのです。私なんかは損が1千万を超えた程度でもう損が計算できなくなります。見るのがいや。考えるのがいや。もう計算しない。(笑い)ファミリーマンションを買って数千万の損を出している方たちの心労やいかに、と思います。ただ不動産は毎日リアルに損の額を突きつけられるわけではないところが救いですね。 プロのトレーダーだって同じでしょう。何百億も何千億も損を出した商社や銀行のプロたち。限界を超えた時点で完全に狂っているわけです。危ないのです。すでにもう現実に大損をだしているわけです。 だから、自分の損益を毎日冷静な気持ちで見られる範囲でないといけないのです。それが自分の耐えられる限界です。為替や商品取引で数百億・数千億の損をだす銀行や商社のトレーダーはみな思考停止状態になっていたと思われます。もう正常な判断が出来なくなっていたのです。自分の適正な投資金額というのは、損が増えてきた場合に、即決で損きりに踏み切れる金額と考えてよいと思います。もし、その損の規模が巨大になれば、思い切って損切りすることは出来なくなります。すなわち破滅が待っていることになるのです。プロでもそうなのだから、素人はなおさらです。 相場に追い込まれてはいけません。さっきも書きましたが、私の場合の限界は1000万円くらいです。一度1000万円以上損したことがありますが、計算するのが嫌で計算をストップしてしまいました。たしか概算では1200万円くらいまで損が膨らんだと思いますが、正確には分かりません。そうゆうものなのです。(ちゃんと取り返しました。でも4年はかかりました。なんと悔しいことでしょう)限界を見極めるためには、少しずつ投資額を増やし相場に慣れていくことが必要です。そして損をしたときどうするのかの対処方法を、事前に考えておくべきです。相場は欲望と恐怖のせめぎあいです。冷静に実行する必要があります。相場というのはもともと、勝ったり負けたりですから、負けを小さくすることが大切です。2003/01/20 21:55:34無知で損をするのは悔しい(その14) ただし多くの人向けに流された情報は基本的には正しくても、自分に合ったようにアレンジして使用しないと、とんでもないことになります。投資は自己責任で行なうべきであるとは、そういう意味でもあるのです。 株式投資をするとき、儲かる銘柄を教えてください、という甘えた投資家が多すぎるようにも思います。騙してくださいといっているようなものです。投資に絶対はありません。いくらプロがいい銘柄で値段が上がるだろうと思ったとしても、それだけで株価が上がる世界ではないのです。相場というのは、人間ひとりの頭の中で考えて制御できるようなものではないのです。ノーベル賞をとった学者と相場を知り尽くした投資家が組んで、膨大な資金を集めて運用しても失敗する世界なのです。大勢の人間の欲望と恐怖が作り出す壮大な世界が市場そのものなのです。 その意味では、相場の世界は投機の場であり、大衆の資金からの資本的収奪を行なうシステムと考えてもいいかもしれません。しかし株にお金を投じている状態は、その会社が生産する価値の創造に参画しているという意味を持つものだとも考えられます。社会の為になっている事業に株主として参加している。でも投資するときこんなことを考えてはいません。もう儲けることばかり考えています。でも自分が意識しているわけではないけれど、自分が儲けようと思って行なった行動が、結果として社会的な意義を持つということです。ただ株式市場の置かれている意味を良く考えるなら、大衆からの資本的収奪を行なうシステムであることも知識として持っている必要はあると考えます。その知識をもって、それでも果敢にリスクに挑むものにこそハイリターンがもたらされる可能性があるのです。良くご注意ください可能性があるだけで、絶対もたらされるものではありません。しかし宝くじを買わなければ絶対当たることがないように、市場に参加しなければ儲けることもできないのです。その点をわきまえた上で投資に自己責任で参加するのが自立した投資家というものです。2003/01/20 6:43:24
2003.01.20
株で儲けてワクワクするためにも、心しておくべき注意点 今年は株に対する取組が投資収益のパフォーマンスを決定する年になりそうです。株の収益が全資産の投資収益を左右する予感がします。株で儲けてワクワクしたい気持ちが強いことから、もう一度気を引き締めて、株式投資で注意することをおさらいし、自分を戒めていこうと思います。みなさんもご一緒に考えてみてください。リスク商品(相場)に投資するときに共通する事項なので外債投資をする方にも参考になると思います。(1)相場では個人の神経が耐えられる損失の限界があります人がひとりで背負うことが出来る損失には限界があります。その限界は個人個人によって異なります。しかし誰にも必ず限界があることに違いはないのです。だからポジションの持ち高(投資額)は適正でなければなりません。ポジションを大きく取れば、それだけ大きく儲ける可能性が増えるのですが、その一方で損する可能性も増加することになります。プロもアマも人間である以上、自分のもっているポジションが損失を抱えたとき、どれだけ苦しいか。他人の金を運用しているサラリーマン・ファンドマネージャーと自分のお金を運用するアマと比べると、アマのほうがよっぽど苦しさが大きいと私は思います。相場の儲けが恐怖と苦痛の代償である、といわれる所以です。相場の世界ではポジションの損失に精神的に耐えられる限界があり、その限界の範囲内にポジションの大きさをとどめるべきだ、ということは肝に銘じておいたほうがよいのです。大きなポジションをとる場合にも、相場の節々では必ずポジションを圧縮して、適当な水準に調整することを覚えることが必要です。去年、短期投資に挑戦し敗北した私が、その最中に一番心していたことが、投資額を自分の定めた限界より増やさないということでした。ここにもう少し資金があればもう5000株買える。そうしたら絶対儲かるのに(相場の世界に絶対はないことを百も承知しているのに、そう感じてしまうことがあるのです。資金はまだある。このお金も株に投資したい)、という思いとの戦いです。そしてその思惑に反し損が拡大していくことが怖いのです。もし投資していたら損の上乗せになっていました。やらなくて本当によかったです。問題があまりにも大きくなると、人間は思考停止に陥ってしまいます。もう何がなんだか分からなくなって、解決策を考えようなどという気力さえ失ってしまうのです。損切りができるということは、損を決断できるだけのポジションしか持っていなかったということに等しいと、私は考えます。もし、その規模が自分の限界を超えていたら、まず損は切れないでしょう。そして最後は破綻が待っているのです。資金を運用するのは人間です。そして人間は弱い存在であるということを、けして忘れてはならないのです。問題があまりにも大きくなると、人間は、本来やるべきことを見失い、身動きが取れなくなってしまうということを忘れてはならないのです。2003/01/19 22:13:33どんな株がこれから上がるか きょうの日経新聞に高配当株投信が相次ぎ新規設定されているという記事が載っていました。購入手数料が2%で信託報酬(毎年の手数料)が年平均で1.2%じゃあ買う気がしませんが、どんどんこの手の投信が設定されるとするなら、高配当株は安定的に買われ高配当ではなくなる。けれど値上がりもする。ファンドにとってはいい傾向でしょう。 株を買うときも、絶対潰れない、しかも配当のよい株を買っておくのはいい手かもしれません。しかも例年どおり2月に株価が下がるなら、そのときは買い場になるでしょう。しっかりファンダの勉強をしておきましょう。 証券会社も「やるな」という感じです。顧客のウォンツをしっかり作り出しています。あれだけお客に損をさせながら、よくお客が逃げ出さないと感心します。これはお客の側に問題あり、お客が悪いのかもしれませんね。 欲が深くて、いいなり。自分が考えるのが面倒なので、証券会社が勧めると、儲かるのひと言で買ってしまう。 商売でも、お客さんのウォンツを引き出すのは大切なことです。お客は明確なニーズなど持っていない事が多いのです。 小坂先生の本で勉強したこと。『「売れない」のは「売っていない」から』商品が売れないのは、貴方が売っていないからです。お客の動機付けができていないからです。○あるゴルフクラブのレストラン。店頭でワインを販売。一本のワインで、売上が前月比倍・酒屋の会合⇒そんな売れ筋ワインあった?ない。聞いたこともない銘柄。じゃよっぽどディスカウント。いえ、3200円理由は何。一枚のPOP広告。「お待たせしました。やっと入荷しました。」お客は、「やっと入荷」に反応。銘柄でも値段でもなく、この言葉に反応。10人中9人がこう聞くんだそうです。「これやっと入荷したの?」そこで店員さんはこう答える。「そうなんです、やっと入荷したんです」というと「じゃあ二本もらおうかな」○皮製の横長の中国製の、恥ずかしいくらい派手な黄色の財布こんなものを売りまくる業者があるとか。29800円一枚のチラシで売りまくる凄腕がいるそうです。--大金は「黄色」を目指してやってくる!--現金が束になって押し寄せる--風水秘伝そしてこれでもかというくらい「すでにこの財布で大金を手にした人たち」の声「億万長者になる夢が実現 ○○県○○○○さん○○才」「金運が上がって、娘も玉の輿に! ○○県○○○○さん○○才」「金銭トラブルが解消し、店も大繁盛です ○○県○○○○さん○○才」・・・・・・・そして極めつけ--この財布を持っていただいて金運がよくならなかったら、全額返金いたします。売れまくっているようです。まったく同じような広告内容でお金がたまるブレスレットがあるそうです。これも売れている。お客は財布でもブレスレットでも、どっちでもいいんじゃないの?ひょっとして、お金さえふってわいてくれれば。○小坂先生は別の雑誌で驚くべきものを見たんだそうです。なんと同じブレスレットが、女性にモテる奇跡のブレスレットとして売られていたそうなんです。(笑い)そうなんです、お客のウォンツを売り手が作り出せば、お客は自分の欲しかったものに気づいて買ってくれるんです。これってすごいですよね。人間にフォーカスした販売。商品を買ってくださいなんて広告にはひと言も書いていない。でも自分のウォンツに気がついてしまったお客は買ってくれるんです。証券会社も上手ですよね。次はこれが儲かる。ウソばっかし。賢い消費者になりましょう。売るほうも賢い販売者に。お客さんに、貴方が欲しいものはこれでしょう、と動機付けをしてあげましょう。それが商売の秘訣の一つです。2003/01/19 11:42:02
2003.01.19
ワクワク系宣言小坂裕司さんの『「惚れるしくみ」がお店を変える!』フォレスト出版刊 は神田昌典さん推薦のとおりの大変素晴らしい本でした。読んでいて、自分もワクワクしてきました。人間はワクワクすることを求めて生きている。高度成長期は物を買うことがワクワクにつながった。いまは物を買ってもワクワクしなくなった。だからワクワクする仕組みを作れば、ワクワクをもとめてお客さんがやってくる。今日新宿に出かけてきました。高島屋は大きいのに、お客の数はいまいち。何でだろう。帰りに渋谷で電車を乗り換えようとしたら、駅の中も駅の外も人だらけでまともに歩けない。何なんだこの人の多さは。やっぱり渋谷には若者をひきつけるワクワクがあるんですね。人生もワクワクして生きていきたい。仕事もワクワクして取り組みたい。人生は自分と家族でワクワクできるように変えていけます。仕事はチームワークだから変なのがいるとムリですね。投資は自分でワクワクできます。特に株は儲かるとワクワクです。(笑い)損しても面白いところが怖いところです。でもいつも儲けてワクワクしていたいというのは贅沢な望みなのでしょうか。(笑い)運とツキで、できるだけ多くワクワクしたいと思います。損した自慢では少しは笑っていただけたでしょうか?他人の失敗で笑った後は、自分がそんなミスをしないように、しっかり注意してください。これからも自分も皆さんもワクワクできるような話題を提供していこうと思います。しっかり儲けてわくわくしましょう。2003/01/18 22:19:08なかなか思うようには行きませんねDow 8,586.74 -111.13 (-1.28%) Nasdaq 1,376.19 -47.56 (-3.34%) S&P 500 901.78 -12.81 (-1.40%) 10-Yr Bond 4.015% -0.053 円は117円台に入ってしまいました。月曜日また日本の株は下がるのでしょうか。それとも、しぶとく踏みとどまるのでしょうか。政治には期待できない。となると個人でも、企業でも自分たちで自力で這い上がっていくしかない。いま企業では新規顧客の開拓ができない。その方法は神田昌典さんの本に書いてありました。ぜひ企業の経営者の方は本屋で神田さんの本を立ち読みしてください。きっと購入することになるでしょう。(笑い)ちゃんと買いたくなるように、仕組まれています。そして神田さんのやり方は、誰がやっても、再現性があるのです。資産運用の話しに戻ると、どうアセットアロケーションをしていくかに尽きると思うようになっています。何が儲かるか本当にわからなくなっています。だから分散する。でも分散するにも、株ならどの株、投資信託ならどの投資信託。ワンルームマンションならどんなワンルームマンションを買うかはノウハウが必要になります。いっしょに勉強していきましょう。2003/01/18 6:56:19
2003.01.18
無知で損をするのは悔しい(その13) 投資に話しを戻して、セルサイドから見ると、パターン化した商品を売るのが楽なので、すぐパターンを決めて、本当に投資とは何なのか知識のない売り子が無知なお客に、不適切な商品を売りまくっています。投資信託なら売り手にたくさん手数料が入る噴飯物の商品を、綺麗なパンフレット(その代金は最終的には顧客負担します)やマスコミで有名タレントを使ったイメージ宣伝をがんがん流し売りまくります。知識があれば売買手数料や運用手数料が安いものを探して購入することができます。手数料というコストは確実に運用成績から引かれてしまうものです。今のように運用成績が低迷しているときは、投資家のお金はセルサイドの生活を賄うために使われているといってもいい状態が続いているわけです。 確かに運用成績が上がってコストよりもうんと運用利回りが高くなればコストは気にならなくなるかもしれませんが、当然コストの高い投資信託と低い投資信託の運用利回りはコスト分だけ違ってくるわけです。リック・イーデェルマンさんの本で読んでも、長期投資を基本とする投資信託においては一時的なパフォーマンスの差はあっても10年20年という長期で見れば、運用成績にはそんなに差は出ないようです。とするならコストが安い商品をしっかり選ぶということが必要となります。 あと日本の投資信託の歴史を見ると、バイサイドの不良在庫(株)の受け皿として投資信託が使われたことがあったようです。そして証券会社が手数料ほしさに長期投資を基本にすべき投資信託の乗換えをやたらと勧める。海外では運用成績がいい投資信託にはお金が集まってくるといいますが、日本の場合は少し上がると売られてしまうという投資信託もファンド・マネージャーにとっては全く運用にならない状態が発生するわけです。 この責任は、すべていままでのセルサイドの売り手たちに責任があります。しかし投資家も自分たちで勉強して、正しい投資知識を学ぶ必要があるのではないでしょうか。いまセルサイドではない人々から、無料奉仕で投資に対する考え方を学ぶための情報がどんどん発信されていることは、前にも述べたとおりです。2003/01/17 22:49:35株を買うのもワクワクを求めてかもしれません みなさんワクワクしてますか。 株で儲かるとうれしいですよね。ワクワクします。 買いたい株があると、株価が下がってくるとワクワクします。 これからの日本では、やはりお客(投資家)に夢を与えることができる分野がいいのでしょう。ITも壮大な夢がありました。次はやっぱりバイオでしょうか。 自分の主要な戦略が、高配当株買い戦略だったのに、みんながやりだすと「夢がないな~、小さいな~」などと身勝手なことを思ってしまう、いけない私でした。(笑い)2003/01/17 6:38:59RE:商品力のない商品も売れる魔法のPOP(答え) 黄色い紙に黒マジックの書きなぐり文字でこう書いてあったそうです。---中国では呪いのパンダとして使われています。 そんなはずないじゃないか。そう思ったあと、これ笑えるな~!!たしかにそう言われれば、そんな風にも見えるよね。 そして思ってしまいました。これ欲しいな。いきなり欲しくなってしまったんです。面白い。笑える。たしかにワクワクします。 いまの世の中、物は売れなくなりました。成熟社会だから! 不況だから! でも本当の理由は、物を買っても楽しくなくなったからのようです。 ものの売れた時代。買い物が楽しかった。ワクワクした。だから買った。今でも売れているものがあります。それはそのものを買ったとき自分がワクワクできるもの。そんなものにはついお金を使ってしまいます。ディズニーランドに人が集まるのも、ハリーポッターに夢中になるのも。確かにワクワクできるからですね。2003/01/17 6:12:48
2003.01.17
なかなか頑張っている日本の株です 今日はもっと下がるかと思っていましたが、なかなか下がらずふんばっています。 みんなが高配当株に注目との事。私も例年この時期はこう配当株を購入していました。 中山
2003.01.16
無知で損をするのは悔しい(その12) その基準は、「そのものに投資して失敗した場合、自分が破滅するほどのダメージをうけ家族を路頭に迷わすかどうかです。」この考え方からいくと自宅を借金して買うことが投機になる場合もあります。運用の対象ではなく自分の資産、収入、健康など多くの要素を考えた上で、失敗しても充分耐えられる、家族を苦しめ悲しませることが無いと確信できる場合に投資を実行します。人から投機だといわれても、私には投機ではないのです。 私の周りにも、借金をして家を買おうとしている人が何人もいます。その人の経済状態を知っているわけではないので、賛成も反対もできません。しかし少なくともこの厳しい時代に頭金が殆どない状態で家を買うのは投機以外の何者でもないと考えています。あと固定金利ではなく変動金利で借金をするのは経済的自殺行為以外の何者でもないと思います。絶対やってはいけない行為だと考えます。 やはり自分がどれだけリスクが取れるかは自分にしかわかりません。ファイナンシャル・プランナーに資産運用を相談するには、自分の状況をすべて話さなければなりません。しかし、そのファイナンシャル・プランナーの実力がどのくらいあるかも判らないわけです。申し訳ないけれど、いまマスコミで活躍されているファイナンシャル・プランナーの中にも、素人の私より知識や方法論がつたないと思われる方もたくさんいます。これからはファイナンシャル・プランが本当に必要になる時代です。できれば自分でファイナンシャル・プランを作れるようになるのが一番いいのです。自分のファイナンシャル・プランに作りに挑戦することをお勧めします。 日本ではバブル時代には一億総中流意識が行き渡っていました。みんな自分が中流であると信じられる幸せな時代でした。しかしその幻想は敗れました。みんなが均一の価値観をもつ社会など、むしろおかしいようにも感じられます。しかし日本人は均一が好きなんですね。2003/01/15 23:07:23RE:みんなで笑おう、人のドジ(その4)(4)いままでの損は、実損ではなくうべかりし利益の喪失。今度のお話しは実際に大損した話しです。 まえにワープロが欲しくて20万円でカシオのワラントを1単位買ったら、翌日の新聞にカシオがプログラムのいらないコンピュータの開発を進めるとか何とかの記事が出て、40万と一日で倍になった話しをしました。(買ったのはカシオのワープロではなく富士通のワープロ、オアシスでした。笑い。) これはワラントというのはすごく儲かるもんだと思うわけです。もう儲かることしか考えない。人間は欲が深い。そこで郵船が1単位22.3万円くらいだったと思いますが、新発のワラントを出したので10単位も買い込みました。 いまなら一度に買うことなど考えられませんし、株をはじめた当時も慎重にやっていました。でも少し儲けて自信がついてくると、とんでもないことをやってしまうものです。 郵船のワラントは、一度も売るチャンスがなく期限に紙くずになりました。回復する可能性のないワラントなんか最後には誰も買いませんから、どんなに安く売ろうとしても値がつかず。そして紙くずになったのです。 ちょっと儲かるといい気になって大儲けしようと大枚のお金をつぎ込むと、ど壷にはまるいい例です。大やけどをしやすくなります。みなさんも気をつけてください。それにしても223万円の損は痛かった。最初の事例は具体的なのに、何で今回は「くらいの値段」なんて、いい加減な書き方になっているか気になっておられます。なぜだと思います。損したことは記録に残さない。(ブー) 最初のころは、儲かるとうれしくて記録に取っていたのは確かです。その後も記録していたのですが、引越しの後、整理が悪く見つからないのが本当の理由です。最初ノートは井上富雄さん(もと日本IBMの常務、当時は常務が日本のトップ、経営者)が47歳で日本IBMのトップの座をすてて夢だった経営コンサルタントになって書かれた本を読んで、今でいうライフプランを始めて作って張ってあるから、いつでも見れるように手元においてあるからです。いまファイナンシャル・プランナーが盛んに言っているライフプランをいまから25年も前に実践していたわけです。これは自分の宝物。ライフプラン、ぜひ皆さんも作ってみてください。必ず役に立ちます。2003/01/15 6:27:35
2003.01.15
久しぶりに愚劣な本を買ってしまいました「スマートマネー」いかにも頭の軽そうな女子大生が主人公。大学で資産運用の講座を採り、パソコンゲームで資産運用を学ぶ。損をすることもなく大金をせしめ、実社会でもカフェのオーナー、及び実業家として成功。読んでいて、気持ちが悪くなってきました。最近の週刊誌のネタではありませんが、投資を甘くみるとタイに売り飛ばされることになりかねませんよ、と注意をしたくなりました。というかあまりの低俗さに言葉を失いました。投資は確かに希望を生みます。しかし、そこにあるリスクはしっかり理解する必要があるし、失敗もあります。それを成功事例ばかり垂れ流して、投資の世界にいざなうなど、言語道断です。まあ、甘い投資家が増えれば、そんなカモを餌食にして、厳しく自己を管理している投資家の儲けは大きくなるでしょう。でもそんなことは許されないことだと思います。 そういえば、ペスカトーレさんの大嫌いなファイナンシャル・アドバイザーが「待っていました。こんな本! 資産運用は、自分運用。でも、どうしたらいいの?そんな疑問を持った方、この本がその方法を教えてくれます。」なんぞと、推薦の言葉をオビに書いていました。久しぶりに本当に腹が立ちました。お金をどぶに捨てた気分です。2003/01/14 23:23:45無知で損をするのは悔しい(その11)(5)自分と人は違っていることを理解しましょう 会社でも同じように入社し、同じようなお給料をもらってきたのに10年も20年も経ってみると、資産の所有状況が全く違ってきています。 私の先輩は、私よりずっと出世しているのですが、農家の長男で田舎ではありますが土地も家もあるので、全くお金を貯める必要を感じていなかったそうです。親から実家の土地に家を建てるようにいわれ、お金がないと答えると、金は出してやるとのことで、家を建てることにしました。親からいくらお金がないといっても会社勤めを25年もやっているのだから、少しは自分のお金を出しなさいといわれたそうです。これしかないと実態を話すと、あまりの少なさに親があきれて説教を食らったそうです。50歳過ぎの息子に説教しなければならない70歳の親の切ない気持ちも分かりますが貯める必要性を感じなければお金はたまりません。 投資も人それぞれです。稼ぐ能力、健康、現在までの資産負債状況によってやっていい投資と悪い投資が分かれてきます。養わなければならない子供や親の有無も考えなければなりません。あいつがやっているから、とか隣の人がやって儲けているから自分もやろう、という発想はするべきではないのです。 よく投資と投機、博打の違いを気にする方がいます。投資と投機についてはいろいろな意見が出ています。正しいかどうかは別として、私は投資と投機に自分なりの明確な基準をもうけて、投機は厳に慎むようにしています。2003/01/14 21:58:18みんなで笑おう、人のドジ(その3)(3)人間、前の失敗に学ぶと、それが次の失敗を生む原因になるんです。なんと悲しいことではありませんか。 昭和61年10月2日に私は電気興業という東証第二部(現在東証第一部)のアンテナメーカーの株を679円で買いました。この株もだんだん下がっていきますが、ナンピン買いという新テクニックに自信を得た私はじっくり買い下がっていくことになります。62年1月14日630円で1000株購入。3月3日に600円で1000株購入。3月12日に580円で1000株購入。4月4日に501円で1000株購入。(この株は月足チャートでみると4月16日に475円で大底をつけています) ある日突然、電気興行ではなくヨコオ(当時二部、現在一部)というアンテナメーカーの株が暴騰をはじめました。なんで電気興行ではなくヨコオなんだと腹が立ちましたが、いやいつか電気興行だって上がるに違いないという、変な確信が芽生えました。私が電気興行を仕込んでいるとき、同じような価格というか、より安かったヨコオ(2月9日420円)はなんと63年の2月には4200円まで上がることになります。でも待てば報われる日がやってきます。電気興行もストップ高を伴って暴騰をはじめます。8月31日の1640円まで一直線に駆け上がります。倍になったら半分売ってコストゼロの株を作る予定でした。果たして私は売ったでしょうか。 1000株だけは売りました。8月22日に840円で。8月22日に840円。8月31日に1640円。懲りていないよね。またやっちゃった。残りは売るわけありませんよね。だってヨコオが2000円以上になっているんですから。電気興行だってと思うでしょ。前に東芝でも日本ゼオンでも失敗しているんだから。1000株売ったのだってばかなことをしたと悔やんでいましたよ。 しかしその後はなかなか上がらないんですね。ヨコオは3000円近くまできているというのに、電気興行は少し下がってそこでうろうろ。でもヨコオを見ていますからね、私は。欲がパンパンに膨れ上がっている。(笑い) ところが、もたついているうちに起こってしまったんですよ、例の大暴落、ブラックマンデーが!10月19日に。 あっという間に株価は暴落し始めました。値がつかないんですよストップ安でも。気配値だけ切り下げる。やばい! 私はやっと1010円で3000株売却。欲張って1000株は残しましたがこれも909円で売ることになります。悔しかったのはヨコオが下がらずに4200円まで上昇を続けたことです。 1640円で売れたものが、1010円ですもの。過去の失敗にこだわったために、340万円も儲けそこなってしまったのです。ハハ。悲しい。 でもトータル収益は立派なもんでしょう。手取りの年収が500万円にみたない人間が年収の半分以上を一銘柄につぎ込む。しかもナンピンで。勇気があったな~と思いますよ。なけなしのお金を300万円近く一つの銘柄につぎ込んで、167万円稼いだんですから。でも340万円儲けそこない。儲けが3分の一。いま考え直しても惜しかったな。でも含み損はピークで約61万円。ウーン。よく頑張った。 でも今同じ事が起こっても、このときと同じ事をやってしまいそうです。(進歩していないんですよ。爆笑)2003/01/14 6:16:40
2003.01.14
月足チャートブックを買ってきました(その2) 月足のチャートブックを見ていて、昔やっていたばかなことを思い出してしまいました。それはチャートブックに自分の足跡を残そうと思って売買をやっていたことです。 具体的には、チャートの節目で買ったり売ったりしよう。つまり天井で売ったり底値で買ったりしようというとんでもないことをやっていたわけです。成功して残っているものも一つくらいあります。でも天井で売りそこなったために、半年も一年も売れないで塩ずけにせざるを得なかったものもあります。 いまなら藤巻健史さんがいっているように「タイヤキの頭と尻尾はマーケットにくれてやる」ことがいかに重要かよくわかります。だからチャートに自分の足跡を残すなどというばかなことは初心者のころだけです。結果として足跡を残せたこともあります。ただちょんまげのトップで買うという記録だけは、はじめから望んでいませんでした。 ただそんな不名誉な足跡も皆無ではないのです。(トホホ)協和醗酵で500円くらいまで買い下がって、暴騰時に段階的に売り上がって、売り切った後まだ上がるので買い戻したのが天井。(笑い)下がってきたので慌てて損きり。うねりを取るために売り買いしてお小遣い稼ぎをしたのですが、そろそろ危ないと売り買いを止めたら、スーと下がっていって胸をなでおろしたことがあります。今だったらそんなばかなこともやりませんが、つい2、3年前までそんなばかなこともやっていました。 なかなか成長できないものです。(笑い)2003/01/13 17:38:59無知で損をするのは悔しい(その10) 不安の原因がわからないと、人の不安は増大します。疑心暗鬼が一番怖い。心配は、人生に不幸を呼び込みます。不安があったらその不安と正面から向かい合い、その正体を明らかにしましょう。そしてその不安を乗り越えるためには何をすればいいのかを考えましょう。そうすることによって将来への展望が開け、希望が湧いてきます。 いま多くの日本人を怯えさせているのは、いまの生活が失われてしまうのではないかという、漠然とした不安です。いまの収入を失い、いまの生活を失ってしまうのではないかという不安だと思います。失業や事業の失敗で自殺をする方も増えているようです。でも死ぬ覚悟ができるなら、ほかにやってやれないことは何もないのではないでしょうか。ただ精神的に追い詰められて、正常な判断が働かなることはよく理解できます。そのためにも、リスクとの付き合い方を学び、経済的独立を急ぎましょう。経済的独立さえ果たしていれば、失業は怖くありません。資産が貴方や私の為にお金を稼いでくれるからです。2003/01/13 17:23:41月足チャートブックを買ってきました大原部長が居酒屋億近で推薦しておられたのは「10年チャート(チャートブックさん)です。これは業績も10年載っているので、案外便利です。先ほどの縦軸に株価と出来高が表示されており、売り圧力があるかないか、一目瞭然です。30年チャートも使っています。これは、歴史的なPEやPBRのレンジがわかるので、いい買い物です。もちろん、3年、5年、1年、6ヶ月、3ヶ月、1ヶ月などのチャートは、ネットで簡単に出せます。その際も、どの価格帯で、どの程度の出来高があるかは、結構見ています。」とのことでしたが、近くの本屋には売っていないし、丸善でみたらメチャクチャ大きい(A3より大きく感じました)。しかも厚い。根性のない私は「10年チャートは2部株が載っていない」と言う理由を見つけて、月足チャートを買ってきました。チャートブックさんの月足チャートが二部株も同じ大きさで載っているので、私には申し分なし。ただ業績は5年間だけなのでちょっと少ないかなというところです。 でも改めて見直すと、本当に日本の多くの株は10年前に戻っていますね。「いまは買い時」と打とうとしたら「いま破壊時」と変換されてしまいました。ワープロのほうが正しいかもしれません。(笑い)チャートも見ながら、ファンダも勉強して株式投資にチャレンジして行こうと思います。2003/01/13 8:21:47
2003.01.13
RE:無知で損をするのは悔しい(その9)(4)時として投資は希望を生む 村上龍さんは「現在から将来に向けて、自分の利益となり、自分自信の生の充実を支える何かが育っているという意識・感覚、それが希望だ。ひょっとしたら、投資と希望は同義語なのかも知れないと思うことがある。」と述べています。 私にとっては、まさに投資は希望です。自分の資産の収入だけで自分が生活することができるというのは、経済的奴隷状態からの開放、自由を得ることにほかなりません。経済的独立の達成はどなたにとっても経済的自由へのパスポートとなるでしょう。 しかし、人生に多くのリスクがあるように、投資にもリスクがあります。当初の自分の腹積もりとは違った結果になる。つまり結果の不確実性を「リスク」として、具体的な量としてとらえて対処していくことは、投資だけではなく、人生を生き抜いていくためにも必要な重要な技術です。意思決定を行なうためには、その決定をしたことによって、どのようなリスクが発生するのかを把握しなければなりません。ところが投資にしても、人生にしてもこのリスクの見定めができていない人が本当に多いことに驚かされます。 リスクは将来の不確実性ですから、予想より悪い結果になることもあれば、予想より良い結果になることもあります。リスクは、悪いほうばかりに働くのではないのです。今のような低金利の時代に、預貯金のように元本保証(ペイオフがスタートすればこの元本保証すらなくなります)の商品は約束された胡麻のように小さな金利しかもたらしません。複利で運用して倍になるのに2400年もかかるような投資はインフレで確実にやられるでしょう。リスクはチャンスの同義語です。リスクのないところに幸運もないことは意識しておいて良い事柄だと思います。ただしリスクを取るか取らないかは個人の自由です。他人に強制されるべきことではありません。自分が決定するのです。2003/01/12 21:38:05みんなで笑おう、人のドジ(その2) はたして、私は東芝の失敗で教訓を得たか。残念ながら人間一度くらいの失敗では、完全には教訓を得られないものなんです。東芝を売って、次なる投資対象を探しているとき、耳寄りな情報を得ました。 後輩が,前に担当していた取引先の社長から情報を得たのです。いまならインサイダーとなるのでしょうか。でも株価は下がって東芝と同じような目に合いましたから、がせネタですね。(笑い)その情報は社長の息子が日本ゼオンに勤めていて、自分の会社はすごくいい会社だから株を買っておくように言われたというものです。会社四季報も見た上で、後輩、私と株好きの上司2人、計4名で日本ゼオンを買いました。正確には3人が株を買っていたのに、私が後から仲間に入ったというところです。昭和61年9月19日に439円で1000株買い、下がってしまったので、東芝での教訓を生かし412円で初めてのナンピン1000株買い増しをしました。ここでは経験を生かしました。下がっても株価はまた上がる。一割くらい下がっても恐れず、買い増ししておくと平均買い単価を下げられる。ナンピンという株の購入テクニックを本で勉強していたのです。(若林栄四氏や大竹慎一氏には怒られる手法です。でも結構巷の株の本には出ています。今でも私は時々やります。そして儲けています。しかし大損してしまうときもあるんです。その株が倒産株価になったときです。悲しいですよ、そんなときは。)値が戻ってきたので11月13日にまず1000株460円で売却。すごいぞ、ちゃんと経験を生かしている。1000株はしっかりキープ。 じっくり待っていると62年2月になってから、株が急に上がりだし、ついにはストップ高。理由は確かエイズの研究か何かだったと思います。(上がった理由は記憶のかなた。ただ儲けだけはしっかり覚えています。なんせ儲かるとうれしくて記録していましたから。笑い)社長の息子からエイズなんて研究していないから売るように連絡があったとの事。ばかな取引先の社員4人が日本ゼオンを買って値下がりして苦しんでいる事を知っている社長から、「俺は売るよ」との連絡が入ったのです。出来高を見ました。発行株式数に近い売り買いが行なわれていました。(と、記憶しています。)にわか勉強で中途半端な知識は、しっかり覚え始めていました。儲けたい一心でよく勉強するんですよ。みんなで売るという判断をしてストップ高の2日目に610円で売却。東芝では34,558円しか儲けられなかったのに日本ゼオンではたった5ヶ月で189,103円の儲け。大成功じゃないか、すごい進歩と思うでしょ。何が不満なんだ、と思うでしょ。でも大失敗なんですよ。なんとこの株も私が売った後、値上がりを続けたんです。そして、その年の内に1470円まで駆け上がることになるんです。ここまでやられると悔しくて涙も出ない。あんたも懲りないやっちゃな~。クヤシ~2003/01/12 10:55:45「億の近道」大原部長への銘柄相談をしました相談銘柄 タイガーズポリマー(二部 4231)社名通り、創業者の先代社長が熱烈な阪神タイガースファンで、社名だけではなく、社旗まで"黒と黄色の横ジマ"のタイガース球団そっくり。バリバリの関西を代表する企業です。あのスーパーなどで売っている樹脂ホースの会社です。こんな商品は不況にも強いんですよね。一定量の需要はあります。でもこの会社に目をつけたのは不況に強い商品を売っているということではありません。半導体製造装置のホースから家電のホースからハイテクから日用品までなんでもやっています。掃除機の二重ホースもこの会社の商品です。気に入ったのは、研究開発-独自製品-ニッチ市場をターゲットに確実にユーザーの信認を確保し成長路線を歩み続けている点です。西神工業団地の中央研究所には社員115名を配し、そのうち80名強が技術開発要員。常に次世代を見つめた有望新製品の開発に懸命に取り組んでいます。常に5年以内の新商品の売上高に占める割合が30%程度ということを読んだことがあります。最近のヒット商品はホンダ "フィット"向けエアーダクトなど。研究開発費は対売上高比で毎年6%前後を投入。この中央研究所によって、新製品の売上高が常に15億円前後を占め、同社の躍進原動力になっています。(毎年15億の新商品を投入すると5年で75億。総売上の29%と話しは合います)家庭用・産業用中心のホース部門。玄関用・一般用のゴムシート部門。OA機器用ローラ、精密歯車、自動車用部品など成型品部門での構成だが、各部門でニッチを指向し、独自の市場シェアを確保しています。海外戦略では、米国(オハイオ イリノイ)での2工場。タイ、マレーシア、中国の5工場で生産活動を続け順調に成長し黒字化経営。なお、10月新発売のホンダ新型"アコード"にも同社の吸気系部品が使用されています。どんどん使用量が増えるかもしれません。一株当たり純資産710円台、金融収支は黒字で実質無借金。今期の一株当たり予想利益37.29円、来期同43円。 この株を去年まで株主として持つ、という意気込みで少しずつ買っていたのですが、資金が必要となり去年泣く泣く売って、流動性リスクの怖さを実感しました。500円くらいから売りはじめました。小型株で成行きで売ったらすぐストップ安ですから、指値で売っていったのですが足元を見られ、ついには450円くらいまで下がりました。 その後この株はも暴落し289円まで売られ、いまは318円。助かったと思うとともに、この株がこんなに安いのは間違っていると思います。給料を貯めては買いなおし始めています。まだ持ち株は少しです。 この株を評価しているのは、業績、将来性も有るのですが経営者も気に入っています。利益が減ると、臆面もなく株主配当を減らしてきます。利益が上がれば増やします。格好をつけて配当維持などしません。あと必要とあれば大得意先のホンダの株も平然と売ります。なかなかできることではないと思います。こんなことをいうと怒られるかもしれませんが、決算報告書に載った社長の顔が、また頼もしいんですよ。2代目のぼんぼんとは違うと思います。社名を変えようとして従業員の猛反対でやめたというのも、好感できました。(お金のかからないところでは妥協もする、という点です) 今後も買っていこうと思うのですが、どう判断されるでしょうか。研究開発費の使い方とか、商品の将来性とか。どう考えていったらいいのでしょうか。ご教授ください。2003/01/12 8:59:18大原部長のご指摘に対する私の感想大原部長のコメントは「億の近道」のメイン掲示板をご覧下さい。http://www.iforum.jp/okuchika/ありがとうございました。私は何を見ていたのでしょうか。PEとPBRだけしか見ていなかったような気がします。やはりファンダの分析力が必要ですね。 03/3 予測 02/3 01/3 00/3 設備投資 1650 1366 2291 1412減価償却 1600 1689 1467 1405研究開発費 980 1015 893 828売上高営業利益率 5.5% 6.2% 7.7% 8.9%損益分岐点の分析で面白いのは、損益分岐点を超えるまでは限界利益は固定費の回収につぎ込まれて、利益にはならない。しかし損益分岐点を超えると限界利益がすべて利益なるところだと思います。 限界利益率が利益の源泉で、限界利益率を落すと収益力が落ちる。また売上が落ちると途端に利益が減る。 ただし将来の売上を守るためには競争力のある新商品を作ること(研究開発費)、需要に対応した生産ができること(設備投資)。このバランスをどうやってとっていくかということだと思います。悩みます。(経営者はもっと悩んでいると思いますが・・) 現在、どこの企業も赤字だし、過去の膿みを出し切る。将来に備え安い費用で設備投資をしたり、商品開発をするのは企業の戦略としては大切なことですね。ただバブルのころのように、お金が安く調達できるからといって採算に合わないような(というか一度でも回収に失敗すると、投資から生み出されたキャッシュフローでその設備投資の為の調達資金を返済できないような)無謀な設備投資をした半導体メーカーの、現在の窮状は自業自得といったところでしょうか。まだまだ勉強することは多そうです。2003/01/12 0:38:01
2003.01.12
eワラント買えちゃっていましたEW-日経平均/C115回[GS] 満期2003/06/18行使価格 9,000円 8.50で約定。5000Wで42901円、コストは401円でしょうか。終値の評価額 45,650円 。値上がり額2,749円昨日の値動きはコールの買いで8.0から9.59 売りで8.22から9.91すごい値動きです。一日で10%以上動いています。やっぱり投機だ!行使期限が6月までと長いですから、一月に値上がりしたとき売ってもいいし値上がりしたとき、プットの買いを行なってストラングルを作るのも面白いかも。2003/01/11 9:24:33無知で損をするのは悔しい(その8) 機会の平等下では、敗れたのは「当人のせいで、社会のせいにはできません。敗者は自分を肯定する術をもてないのです。結果の平等下では、悪いのは社会のせいにできました。機会の平等下の社会では、実際に機会が平等であるなら「自分の努力が足りなかったと」と思って再起を図ることができます。再挑戦ができると信じているかぎりは強い自己否定感から逃れられる。しかし現実の日本がそうであるように、機会の平等が確保されていなければ、この自己否定は他人に向けられる。自分が否定された苦しみを、他人を否定することで埋め合わせしようとするわけです。 「敗者」からすれば、自分が敗れたのは自分のせいではないが、周囲はそうと認めない。その分、否定感は鬱屈し、ある時爆発的に噴出する。その矛先はだれでもいい。自分も不当に否定されたのだから、他人を不当に否定してもかまわない。 もし社会の外に標的を見つければ、煽情的なナショナリズムとなるといいます。もし社会のうちに標的を見つければ、公然とリンチが起きます。攻撃する相手は誰でもよい。 自分の身代わりは誰でもいい。それこそ目立つ人間であれば誰でも標的になりえます。集中攻撃をかけてつぶしやすいし、集中攻撃すれば、自分が反撃されて更なる否定を食らう可能性も低くなります。社会で子供や女性など体力的に弱いものが犠牲になる犯罪が増えているのも、こうした社会背景があるのではないでしょうか。 機会平等の本家アメリカでは経営状態が悪化すれば企業のトップもすぐクビになります。移民を常に受け入れ、ゼロから出発する人間を常に作り出します。移民の中には高い教育を受けた人も含まれています。その人たちは成功しやすい面があります。ゼロから出発しても成功する事例を常に用意しているわけです。機会の平等を演出しています。そんなアメリカでも「感情の政治」はしばしば爆発します。 日本の社会にはそんな安全装置すらありません。その兆しはマスコミなどでもすでに散見されています。昨日のヒーローが今日は水に落ちた犬としてマスコミにたたかれています。 個々の言動には責任が伴いますが、感情的な人身攻撃や匿名の袋叩きが横行する社会が正しい社会とは思えません。どうしたらこんな社会を変えることができるのでしょうか。暗澹たる気持ちになります。2003/01/11 9:02:57
2003.01.11
新春、新企画を考えました「みんなで笑おう、人のドジ。人の不幸は蜜の味。自分の失敗を笑い飛ばしましょう。笑う門には福来る。みんなで盛大に損した自慢をいたしましょう。」 ぜひ掲示板にご自分の投資失敗談を投稿してください。私もドジは多いのでいくらでもネタがあります。まずはこの日記にも書いたことがある、初めて買った株での失敗です。盛大に笑い飛ばしてください。人間は自分の経験にも学びますが、人の失敗でも大いに学ぶことができます。自分の失敗を笑い飛ばせるたくましい精神があれば、必ずやこの厳しい不況を乗り越えることができるでしょう。さあ一緒に笑ってください。 私がはじめて買った株は、東芝です。1985年1月18日のことでした。株価は忘れもしない421円。1985年3月期決算において、東芝は過去最高益を更新すると言われており、実際そのとおりとなりました。株価は600円になるだろうといわれていました。果たして600円は実現したでしょうか。株価は私の買値がほぼちょんまげのトップで、まったく上がりませんでした。つまり買ってから東芝の株価は下がりつづけ1985年の9月には329円になってしまったのです。 妻には怒られましたよ本当に。東芝を持っている間中。妻にばくちでなけなしのお金を失ったと責められつづけたのですが、少し値が戻してきても、株の儲けは我慢料などと本で読んでいたので我慢に我慢を重ねました。しかしなかなか買値に戻さず、直ぐ下がってしまいます。とうとう一年半近く我慢をした挙句、自分の買値を少し上回ったところで売りました。利回り計算すると年利で2年定期の利回りを少し上回り、定期をしていたと思えばいいと納得したのです。 1986年7月24日に460円で売り飛ばしてしまいました。売ると気分がいいんですよね、しかも儲かって売ったのですから。また株価は買値を割って下がりましたから。うん、いい判断だった。賢明な判断だ。ヤー、売ってよかったね。しかしです、しかし気分が良かったのもほんの一週間だけでした。なんと、売った一週間ほど後から東芝株は暴騰はじめたのです。なななんと9月30日には853円になってしまったのです。ウソでしょ。悔しかったですよ本当に。覆水盆に帰らず。逃がした魚は本当に大きい。2003/01/11 0:16:50eワラント約定せずDow 8,774.33 +179.02 (+2.08%) Nasdaq 1,438.49 +37.42 (+2.67%) S&P 500 927.23 +17.29 (+1.90%) 10-Yr Bond 4.148% +0.167 まだ下がっていくだろうと、かなり欲張って安いところで指値を入れていました。あと0.20ポイント安くなればというところまでいったようですが、できませんでした。 アメリカが戻ってしまったら、もう買えるチャンスはしばらくこないでしょう。当面様子見。しかしアメリカは強いですね。というか安いところですかさず買ってくる人がいるので反発する。また下げるかもしれないけれど、買ってみよう、リスクを取ろうという人がいる。これは凄いことだと思います。日本のようにリスクを取れる人がいなくなっていると、下げる一方ですね。銀行も生保も自分の持ち株を売りたくて売りたくてしょうがない。お金を持っているのは個人、しかもお年よりだけ、ということになるとどうなってしまうのでしょうか。もうハゲタカでもハイエナでも、買ってくれるものに売るしかない。そしてご存知、企業で一番高い固定費である人件費に大鉈を振るえば企業は見違えるほど高収入に変身する。リストラの嵐が吹き荒れる。 やはり資産に稼いでもらえる、経済的独立は急務です。あと事業をやっている人は売れる仕組み作り。私も経営コンサルタントについて勉強したことがありますが、物をどう売るかという一番大切な方法はカリキュラムに入っていませんでした。ノウハウが確立されていないのでしょう。神田昌典さんの手法は画期的です。もしセールスパーソン、ものの売り方、新規開拓で悩んでいる方は、神田さんの本を読んでみることをお勧めします。物が売れなくては企業は生きていけません。ライコスには自分の日記をアピールするページがあります。月に一度しか宣伝できないのですが、毎月宣伝していても、お金に対する興味は少ないようで一桁だけしか来客なし。パリジェンヌに学ぶ節約⇒やっとふたけた。でも3か月。神田流エモーショナル・マーケティングの応用。二週間で倍増。やはりセックスをにおわせた怪しい宣伝には負けます。これが圧倒的に強いです。(笑い)でもあやしいアピール以外で人の興味を引くにはエモーショナル・マーケティングが効果大です。面白いですよ。2003/01/10 6:24:32
2003.01.10
神田昌典さんと大竹慎一さんが対談していたことがあったようですhttp://www.1almac.com/tape/tp0102.html最近、神田昌典さんの本に浸りきっています。エモーショナル・マーケティングは凄いと思います。そんなことからネットで検索していたら上記の記事を見つけました。なんと大竹さんと神田さんが対談をしていたんですね。面白いな~。「ITバブルの崩壊、2001年9月11日、2002年6月の株価暴落すべてを見事に予測していたカリスマ投資家・大竹愼一先生のセミナーで、神田が講演した貴重なテープです。「経営者のための非常識な七つのスキル」と題して、今後の経営者が必要になるスキルを解説。さらに大竹先生との間との対談を収めている。」テープも売っているようです。2003/01/09 23:43:05無知で損をするのは悔しい(その7)(3)平等の概念が変わって、社会がますます荒れていきそうです。 バブル崩壊以降、日本社会は結果の平等主義から機会の平等主義へと、半ば公然と半ばなし崩し的に変わりつつあるといわれています。そのなかで「弱者」も消えていった、というか弱者が自分を「弱者」と認めたくならなくなったといったほうが正しいかもしれません。 国民全体の生活水準はむしろ低下し、金持ちと貧乏人の差は拡大してきています。不公平は全く解消されていません。機会の平等もむしろ悪化しているというのが実感です。 では弱者がなぜ自分が弱者と呼ばれたがらなくなったか。結果の平等と機会の平等では「弱者」の意味が大きく違ってくるからです。結果の平等下では「弱者は」は不当な目に会っている人。持てる者と持たざる者の極端な格差、つまり極端な差自体が悪であるという認識のもと、弱い立場の人間はつねに被害者と認められていたわけです。被害者であることに何の痛痒も感じなくて済む。つまり声を大にして自分は被害者だと大手を振って、社会に救済を要求できたわけです。しかし機会の平等下における「弱者」とはゲームに参加できない人にすぎません。単に可哀想な人、負け犬になってしまうのです。二級市民です。 バブルの最中、一億総中流意識の中で自分は人並みだと思って頑張ってきた、努力してきた人々にとって、自分が二級市民だと認めることなど絶対許しがたい行為なのです。自分は絶対、二級市民じゃないんだと、思いたいんですよ。日本のお父さんは会社でも家庭でも阻害され、小遣いも厳しい。自分が決められるのは寝る時間しかな、などと揶揄されても、自分が一級市民だ、中流だと思えばこそ歯を食いしばって耐えてこれた。しかし二級市民だなどと自分が認めてしまったら、生きていく勇気がしぼんでしまいます。そんなことは口が裂けてもいえない。認めない。 こうして自分のせいではなく社会のゆがみのせいで、構造的に不利益を受けつづけている人々が、「弱者」と名乗ることも、呼ばれることも欲しなくなった。結果の平等社会では「弱者がいる」は「正しくない」に直結しました。機会の平等下では「正しくない」に直結するのは「不公平」だそうです。ただ現実の社会では何が「不公平」なのかが決まりません。価値観の問題にすりかわります。機会の平等は一義的には存在しない。複数存在するのです。ある機会では平等でも他の機会では不平等というのがふつうにあるわけです。2003/01/09 22:25:47今日はeワラントにコールの買いを入れてみようと思いますDow 8,595.31 -145.28 (-1.66%) Nasdaq 1,401.06 -30.51 (-2.13%) S&P 500 909.93 -13.00 (-1.41%) 10-Yr Bond 3.981% -0.044 松井証券でeワラントを始めて買ってみようと思います。DLJはフィルオアキル方式で注文で指値ができなかったのが一日はできるようになったようですが不便。指値でうんと欲張り、安いところで注文を出してみようと思います。恐る恐るの取引です。昔、本来のワラントで一日で倍になり初めてのワープロを買ったことがあります。ずっとワープロが欲しくて、欲しくて。でも20万円もするのでなかなか買えない。そこで、ワラントで儲けることを考え、カシオのワラント1ワラント20万円くらいで買いました。翌日の新聞にカシオがプログラムのいらないコンピュータを開発するとの記事が載ってカシオの株も上がりましたが、ワラントは40万円になり一日で20万円の儲け。即売りました。買ったのは富士通のオアシス。(笑い)罫線の引きやすい最高のワープロでした。いま富士通の株価を見ると悲しくなりますね。そういえば富士通のワラントでも結構稼がせてもらったことがあります。しかし郵船のワラントでは購入後、一度も売るチャンスがなく5年後紙くずに。カシオのワラントの儲けの10倍以上損をしました。クソー。悲しい。その損をかなり取り戻させてもらったのが富士通のワラント。eワラントはどうなるでしょうか。もちろん自分の頭の中では大儲けを描いています。とらぬ狸のなんとやら。2003/01/09 6:26:38
2003.01.09
無知で損をするのは悔しい(その5)・投資で成功するポイントは「大ばけ株」を見つけることではないし、絶妙のタイミングで株式市場に出入りすることではなく「分散」を理解すること。・成功している投資家は「大当たり」の株式を拾い上げる代わりに、資産の配分(アセット・アロケーション)にエネルギーをそそいでいる。(一つ一つの投資信託は、たくさんの株に分散投資されているので、たったひとつ株ほどは好率的に収益を上げることはできなくなっている。しかし、逆に見れば株式ほど損することがない。一番たくさん儲けることもないかわりに、一番たくさん損することもない。ただし長期投資しないと分散の意味はない。) 日本には投資家からとる手数料を高く設定して、投資家が損をしても運用会社はしっかり儲かる商品が多いので注意しましょう。マイナスの要因が高い手数料というのでは泣いても泣き切れません。でもあそこのあの投信はまさにそんなタイプですよね。(笑い)②分散の条件今すぐ投資に当てられる、まとまった資金を持っているそのまとまった資金は長期間投資される この二つの条件を満たさない分散は損失を招く。使用に注意。(ア)月の積立は「分散」ではなく株(自国と外国に組み合わせて)に集中投資 つまり株(株式投資信託)に集中投資している。分散投資では「お金が長期間投資されること」が必要だが、年金等毎月積み立てられる投資の場合、初期に投資されたものは長期間投資されるが、最近投資されたものは長期間投資に回るわけではない。 株式市場がどちらか一方にだけ向かうことはありえない。上昇したり下降したりする。このような商品への投資は「ドルコスト平均法」が有効 ここ5年下がりつづけている日本では必ずしもそうなっていないのではないでしょうか。ただし財務内容の良い、成長性のある株は凄く上がっているものもあります。時価総額の大きい株が多いようです。時価総額が小さいと機関投資家などのビッグプレーヤーが投資してくれませんから。2003/01/08 22:53:53無知で損をするのは悔しい(その6) 「ドルコスト平均法」を使うための条件。・¥t決まった金額を投資しなければならない・¥t定期的にこのお金を投資しなければならない・¥t投資するお金はその時期にしか手にできないお金である・¥t長期でこのシステムを維持しなければならない 毎月の給料から、決まった金額を投資していくなら株(投資信託)に「ドルコスト平均法」で積み立てるのが有効である。(イ)ただし、日本では過去5年間株が下がりつづけてきました。したがってプロが運用する多くの投資信託が当初の基準価格を割り込んだ状況、つまり損をしている状況にあります。今後日本株が上昇に向かう保障はありません。経済ニュースやエコノミストの予想を見る限り、日本の景気はさらに落ち込んでいきそうです。更に、株が下がると予想しながら、株に投資する投資信託を買うのは理屈に合わないと思う方は買わなければいいのです。しかし、私はもしハイパーインフレがくればお金を産むことができる企業の株は上がるだろうと考えて、長期投資という観点でさわかみファンドとバンガードのバンガード・トータル・ストック・インデックス・ファンドを月づき5万円くらいずつ購入することに決めてスタートしました。今後の日本がどういう社会になるのかまだ誰にもわからないのだから、個々人はいろいろ勉強して、自分がどう生きていくか自分で決めていくしかないのです。ただ日本が犯罪の多い、暮らしにくい社会になっていくことは間違いないように思えます。2003/01/08 22:52:37
2003.01.08
肩透かし、思わず苦笑いTOPIX 853.93 -6.14 日経平均株価 8,656.50 -56.83 ジャスダック指数 38.67 -0.10 TOPIX先物1限月 850.00 -13.00 日経平均先物1限月 8,600.00 -110.00 上手くいかないものです。売買金額も少ないようですし、アメリカが上がっているのに、日本は上がれない。 でも勝手なもので、買おうと思っていると株価が下がっても、あまり腹が立たないんですよね。今月からさわかみファンド定額購入。たった5万円ずつなのに、下がったほうが沢山買えるからいいと思ってしまう。円高でもいい、殆ど米ドル持っていないので、これからバンガードを買っていくなら、円高のほうが有利。 などと身勝手なことをいっていると、自分の所有株で損が増えてあいたたたた・・・ということになりそうです。 しかし資産価値が高い株が、がんがん売り込まれているので、当面使う必要のないお金があれば、本当に買って忘れているのが一番いいかもしれません。 ただ自分の性格にあった投資スタイルをもたないで、あのやり方このやり方とやっていると、証券会社に奉仕するだけになってしまいます。人があの株で儲かったと聞くと、ついその株が欲しくなって買ってしまい、別の人がこの株がいいというと、ついこの株も買いたくなるというのは、一番いけないやり方だと思います。 自分でしっかり考えて買った株で損をすると、悔しくてどこで間違えたか考えるので、成長します。しかし人の勧めた株で損をすると、人のせいにして終わってしまうので、いつまでたっても成長しないことになります。そういう意味でもしっかり自分の考えで投資しましょう。(自分に言い聞かせているのです。笑い)2003/01/07 21:52:06新年から縁起のいいことになるといいですねDow 8,771.46 +169.77 (+1.97%) Nasdaq 1,421.33 +34.25 (+2.47%) S&P 500 929.01 +20.42 (+2.25%) 10-Yr Bond 4.066% +0.028 アメリカの株価が上がれば日本の株価が上がる状況が続いているので、今日も日経平均が上がるとうれしい。しかし自分の持ち株が上がらないと実に空しい。日経平均が下がっても自分の持ち株が上がっているとうれしい。人間というのはまったく身勝手なものです。株を買うときは、もっと安く買いたい、下がればいいのにと本当に思っています。買った途端に、上がらないかな、上がるとうれしい、にかわります。私の相場観はまったく当てにならない。相場には山あり谷ありで、とかく目先のあやに囚われやすい。それで失敗してしまう。相場のメカニズムは、強材料が充満しているときは、みんなが株を買いたくなり、弱材料が充満し暗いニュースばかりのときはみんなが株を持ちたがらないから値段が下がる。普通のの景気変動なら、弱材料が充満して株が下がったときに買えば報われることが多いのだけれど、ここまで世の中が暗くなると、怖い。でも世の中で株の売買が成立するのは、売りと買いの数が合っているからだということをもう一度良く考えてみよう。買っている人は買っているということでしょう。怖い中で買っていくためには、この会社は絶対潰れることがないという、ファンダメンタルな分析が不可欠ですね。でも現在の値段が高いのか安いのか知るためにはいわゆるテクニカルな分析能力も要る。短期売買には特にテクニカルな技術も必要だと感じるこの頃です。長期投資はさわかみファンドにお任せしたので、あとはファンダ分析のお勉強とテクニカルなチャートの見方などのお勉強をしなければいけません。eワラントに投資するなら特にテクニカルなものの見方が必要になるような気がします。でもオプションを買うにはまず儲けないといけません。株はきっと上がってくれると思います。望みはかなう。(笑い)2003/01/07 6:57:18
2003.01.07
RE:RE:無知で損をするのは悔しい(その4) その場になって慌てるより、いまからでも少しずつポートフォリオの分散化を図っていく必要があります。大きく資産を増やすためには、儲かると考えられる資産に集中投資するのが一番です。しかし何が儲かる資産かは誰にもわからない。だから資産をいろいろな籠に盛っておく。分散しておくわけです。昔から財産三分法といって土地と株と現金(預金)に分けておくのが良いといわれていました。いまは外国にも分散のための投資ができるようになっています。分散はどんどん広がりそうです。広がりすぎるのも問題があるかもしれません。(笑い)広がりすぎて細かくなりすぎてコストがかかりすぎてコスト倒れになるのはバカみたいです。ということで、何に分散するかはよく勉強して決めましょう。藤原さんの本は危機感の薄い人には役に立つのでしょうが、危機感のない人はそもそも藤原さんの本など買わないでしょう。危機感のある人が買う。でも危機感があって、いろいろな本を読むのだけれど、一向に行動に移さない人も多いように感じられます。判っていて、行動に移さず、予想された危機が来て、危機に押しつぶされてしまったらどうでしょうか。精神的ダメージは知らずに危機にあって損害を受けた人よりも大きいのではないでしょうか。やはりいち早く行動を起こすべきではないでしょうか。(2)分散投資の復習その方法はリック・イーデェルマンさんに習いました。復習しましょう。①資戦略としての「分散」というのは、「ひとつや二つの商品ではなくて、たくさんの投資商品を購入する」ということだけです。・長期的には、分散型のポートフォリオは安定利回りの商品に勝ち、時間がながくなればながくなるほどますます勝利は劇的となります。(イーデルマンさんの説明は分かりやすいのですが、あくまでも仮定ですのでそのようになるとは限りません。しかし経験からは納得のいく説明でした。1000万円を全額5.0%のCDに預けるのと5つの商品に分散する場合A:△10%、B:+3%、C:+5%、D:+8%,E:+12%1年後は単独1050万円、分散1036万円で単独の勝ち。しかし10年間ずっとこのパフォーマンスが一定だとすると10年後単独1628万8900円、分散1717万2500円で分散の勝ち。理由は負けつづけるAの投資額全体に占める割合はどんどん小さくなり、勝ちつづけるEの全体に占める影響力はどんどん大きくなるからです。⇒10年間同じパフォーマンスが続くことはないでしょう。しかしひとつでも安定利回りの2倍程度に勝つものが出れば全体のパフォーマンスはぐんと上がります。A~Eまでそんなにパフォーマンスがとびぬけて高いものはなく、一番良いEでも80年間のアメリカ株式市場の平均値上がり率と大体同じ。投資信託に投資しておけばこのパフォーマンスを達成する可能性は高いと感じました。)2003/01/06 22:34:52RE:無知で損をするのは悔しい(その3) 藤原さんの本が恐ろしいのは、海外にお金を疎開させようにもアメリカがすでに破綻している、とのことで金くらいしか持っていくところがないこと。確かに金は1グラム6000円のときもありました。確かソ連がアフガン侵攻をしたころだったと思います。今回はアメリカのイラク侵攻ならびにモスレム国家との対立。確かに1400円台の金はまだ上値があるように思いますが、つい最近まで1000円ぐらいのところをうろうろしていたんですから、一寸これ以上は・・・、と思う方もいると思います。でも金の市場規模は小さいので投機資金がいっせいに入り込むと沸騰するかもしれません。金鉱株ファンドもまた上向いてきましたが、金鉱株は金のヘッジ売りをしていて杜撰な経営の会社も多く近づかないほうがよさそうと書いてありました。あと書いてある事は、私のとっては常識の範囲でした。借金をして家を買ってはいけないとか、高層マンションは中東戦争が長引き日本に石油が入ってこなくなればライフラインが止まる。電気が作れなければエレベーターもとまりますし、上階に行けば行くほど階段を上るのがしんどくなります。去年はステータスとして高層マンションを買ったお金持ちが多かったのですが、これは買ったものの負けだったのではないかと感じています。持たざる者のやっかみかもしれません。多分に感情的なものがあるかも。(笑い)しかし、冷静に考えてみると、もし近い将来に日本の恐慌を予想する方は、危険度の高いものに大金を投入するのはどうかと思います。さらに借金で買うのはとんでもない暴挙と考えられます。ただ、ハイパー・インフレがやってくると預貯金をしているだけの無防備なお年よりはすべての老後資金を失うことになってしまいます。もし自分がファイナンシャル・プランナーだったら何をアドバイスしたらいいのか。やはり何が有利か今の段階では決めかねるので、資産を配分してあらゆる事態の備えるしかありませんよ、ということしか思いつきません。自分もそうしていますから、そのぐらいしかアドバイスできないです。2003/01/06 6:22:48
2003.01.06
無知で損をするのは悔しい(その2)(1)日本の危機はどれほど深刻なのか 正直言って日本がどれほどの危機的状況にあるのかは誰にもわからないと思います。1月3日に本屋にでかけたら、藤原直哉さんがまた新しい本でアメリカと日本経済の崩壊が直ぐにも始まるという警告を発していました。 ついに日本でハイパーインフレが始まる。3月までにはいよいよ大銀行の破綻国有化やアメリカの対イラク戦争がはじまり、アメリカおよび日本の崩壊がスタートするとの予言です。まさに予言だと思います。確かに今の日本のひどい状況を見ていると100%ウソだとはいえない。しかし可能性は1%程度のものでしょう。今にもソ連崩壊時と同じような経済破綻が始まるというのは、あまりにも大げさすぎる予言のような気がします。しかし1%の可能性でも、可能性がある以上は、対応を考えておく必要があります。経済が崩壊するとき何が問題かというと、人の命から二番目に大切だと考えられているお金が危機に瀕するからです。「おぼれるお金に救命胴衣を」というのは邱永漢さんの本に書かれていたことですが、お金を救っておかないと、自分が生活できなくなる可能性もでてくるわけですから、真剣に対応策を考えなければなりません。しかし、たかだか銀行が一行や二行国有化されたところで、それがいくら大銀行とはいえ、日本経済の終わりがくるということではないと思います。確かにかなりの衝撃は受ける。でもそれですべてが終わるわけではないでしょう。しかし国民の危機意識が大きくなってくるにつけて経団連が消費税毎年1%上げたうえ16%まで持っていくとか、国民に大変厳し話しがどんどん出てきました。先に行けば税金が高くなるからお金を持っている奴は早めに物を買え、ということだと思います。藤原さんがいうようにハイパー・インフレがくるなら、これは国民を思った大変素晴らしいサジェスチョンとなりますが、はたしてそんなに早くインフレがやってくるのでしょうか。2003/01/05 18:08:37無知で損をするのは悔しい 世の中、知識がなくて損をしてしまうことは多い。無知で欲が深いと、欲につられて見事に騙されることが多くなる。欲が深くなくても、世の中の常識といわれていることが、実は販売者が巧みに作った何の根拠もないこと(作り話で真っ赤なうそ)ということも結構ありそうである。七五三というのも、もともとは業者が着物を売るために作ったものが、いつのまにか一般の行事になってしまったものらしい。 去年は保険で損をしない方法などについて勉強してきたが、村上龍さんの「おじいさんは山へ金儲けに」で投資についての復習をしてみたい。山崎元さんの考え方が基本となっていますが、北野一さんや村上龍さんとの対談が元になっているため、投資の素人にはより分かり易い説明となっている。村上龍さんはJapan Mail Mediaという組織を作って一般投資家の啓蒙運動をしています。山崎元さん北野一さんほか多くの金融界のビッグネームが村上さんの質問に答える形で経済問題に回答しています。一つの質問に多くの回答者がいるので、偏らない意見を読め、参考になります。もはや無知で損をするのは、勉強をしなかった自分の責任という時代に入ってきました。勉強の材料はいたるところで用意され始めています。インターネットで多くの人々がセルサイドとは別の情報を発信し始めています。しかしまだまだその事実を知らない人々も多いようです。URLはhttp://jmm.cogen.co.jp/です。2003/01/05 9:40:59
2003.01.05
RE:オプション取引を勉強して(その2)(2)もしオプションを保険として使わず、ギャンブルとして利用するなら 私たち投資家(または投機家でしょうか)の心理というものは大変欲深いものです。私は株をやって本当に自分が欲が深かったことがわかりました。その心理というのは「損をしないで、できるだけ少なく賭け、コンスタントに利益を上げつづけたい。儲かるなら思い切り投資額を増やしたい。できれば大勝ちを狙いたい。」というものです。 確率論から学んだリスク許容度について違和感があった理由は、世の中には、たまには確率に支配されない「ゆらぎ」があるのではないかということを感じていたからです。ノーベル賞を取るような人が相場を知りぬいた人と組んで、壮大な博打に挑戦したLTCMは破綻しました。確率論で許容した範囲にリスクが収まるならLTCMは破綻しなかったでしょう。でも本当にたまにではありますがこの「ゆらぎ」がおきます。過去の常識では考えられなかったようなとんでもない異常値が出ることがある。今の日本の低金利などは正にこの異常値だと思います。 だから確率論からいったら、リスクはこの範囲に収まるはずだと、油断して安心してはいけないのです。あくまでも理論値。だからずべてを、確率にかけてはいけない。 相場というものは「売り手」にも「買い手」にも等しくフェアに変動します。ということは、確率に安住している売り手に不利に動くこともある。そこを狙えればオプションの買い方にも儲けのチャンスはあります。いま頭のいい人たち(機関投資家のFMたちも含めて)は相場の方向について悲観的になっていると思います。常にアメリカの株価動向に追随し、一喜一憂しています。 当然私たち個人投資家も相場参加者の心理状態を無視しては相場で儲けることができませんからセンチメントは大切にします。しかし付和雷同するのは不味いと思うのです。株式投資は美人投票だからと考えて流れが読みやすくなっているときほど、その底流(我々には見えないところ)では逆の力が静かに蓄積されていることも多いのです。2003/01/04 18:58:59オプション取引を勉強して1月3日アメリカDow 8,601.69 -5.83 (-0.07%) Nasdaq 1,387.08 +2.23 (+0.16%) S&P 500 908.59 -0.44 (-0.05%) 10-Yr Bond 4.038% +0.006 1月2日アメリカDow 8,607.52 +265.89 Nasdaq 1,384.85 +49.34 S&P 500 909.03 -29.21 ということでしたから、2日の上がり方に比べて3日の下げが少なくてよかったというのが、正直な感想です。 はたして6日の大発会の日経平均はどうなるか。改めて思ったのですが、欧米人はクリスマス休暇をとりますが、正月休暇はないのですね。誠に身勝手ですが、31日から2日までは下がっても、3日に暴騰すれば一番いいと思っていたのですがそおは問屋がおろしませんでした。(笑い)オプション取引について勉強していて感じたことは、あたりまえのことですがオプションの買いは、完璧な博打だということです。損失を限定したうえで利益無限大という商品特性を考えるなら、こんな大勝が頻繁に起きるならオプションの売り手なんていなくなります。つまりオプションの買い方にとっては本当に勝率が悪い究極の博打だということがわかりました。ということはオプションの売り手にとっては大変有利な勝負ということになります。 大原部長のように、プロで常にマーケットと対峙でき、きちんとデルタヘッジなどのリスクヘッジができる方にとっては有利ということで、個人がオプションの売りなんぞやったら身の破滅ということは 、勿論わかった上での発言です。絶対やりません。 そもそもオプションは保険です。株をたくさん持っているものが、万が一のことが起きたときのヘッジの為に購入するもので、本来常に掛け捨てることを前提に、利用されるべき商品だからです。 保険は大数の法則に基づいて保険料を決めていますから、商売で破綻することはありません。まぬけな資産運用をやって破綻しているのが現実で保険業務では着実に儲かっています。 大数の法則でギャンブルを考えるなら、「ギャンブルの結果は短期的にはバラツキがあるが、長く数多くやればやるほど、そのギャンブル特有の理論上の正確な予想に収斂する」つまりどんなに優れた相場士やばくち打ちでも長い間、継続的に数多くやれば、確率計算に則って必ず負ける、ということを理解しなければならないと思います。 この商品はコンスタントに長く取引すればするほど「売り方」が勝つように出来ており、圧倒的に「売り方」に有利な確率の下で設計されています。 では私たち個人がオプションを利用するのはどんなときか。①それは自分がどうしても売りたくない株、長期投資したい株がある。しかし小型株なので毎年毎年日経平均の下げで、業績がいいのに連れ安させられて大きく値下がりする。持ち株の値下がりは、日経平均の下げと同率かそれ以上だ。こんなときeワラントは小口対応できるのでプットの買いをして、保険としての本来の利用をする。だから基本的には掛け捨て、オプション料分は損するつもりで買う。これが一番まともな利用の仕方です。②あとは小額をギャンブルで買う。これは藤巻流。もし去年までのように4月から5月にかけて、年初より株価が上がって儲けることが出来た場合、儲けを確定して、つまりかなりの持ち株を処分して、確定利益のうちからいくらかを博打としてオプションに投資する。①と②を組み合わせる戦略。するとストラングルの形になるかもしれません。そんなことを考えました。吉本先生はオプション取引が売り手に対して圧倒的に有利な商品であることを考えていないようで、オプションの買いを投資への入門に適した商品として位置づけていましたが、これは一寸問題かなと感じました。 ただオプションを勉強していて思ったことは、去年吉岡先生の本や山崎元さんの本でリスクについて勉強して、確率論から計算したリスク許容度について学んだとき感じていた違和感の理由がだんだん判ってきたことです。これについてはまた次回に述べたいと思います。2003/01/04 12:53:24
2003.01.04
夢の実現にのめり込む紙に望みを書くことで夢が実現することについて紙に夢や望みを書くだけで望みが実現する。これは事実です。紙に書くと自分が寝ているときは、常に潜在意識が成功を目指して働いてくれます。また自分が起きているとき、他の仕事をしているときは、当然その仕事に集中しています。そうしなければ仕事をしくじり、自分の夢も遠ざかってしまいます。しかしお客さんといろいろな話しをしているとき、自分の夢に関係していることが話題になれば、参考にしようと意識を集中します。ちょっと暇な時間ができた時や、電車に乗っているような移動時間には、夢をどう実現するかいろいろ考えをめぐらすことになります。 ということは、起きていても寝ていても、夢の実現を意識して仕事をしたり知識を蓄えたり、勉強したり、行動していることになります。それを苦労だと思わなくなるということです。楽しみながら時間を投入している。自分で苦労だと思っていないので頑張ったとか、苦痛に耐えて努力しているという負担感がない。 しかし実際に投下した客観的な投入時間を見ると、物凄い時間を夢に投入していることになります。だから夢が実現するのです。チャンスに敏感に反応できるのです。行動に移せる。または危険を無意識に避けることができる。このことを別の面から見ると運がいいとかツキがあるということになるのだと思います。 一代で成功した成功者は、仕事に投入している時間がとにかく長いです。サラリーマンのように9時から5時までなどということはない。今のサラリーマンも残業(サービス残業)も含めかなりの時間を会社に拘束されていますが、成功した創業者の仕事への投入時間はそんなものではありません。経営コンサルタントの武田陽一先生によると、まえに一寸触れたワタミフードサービスの渡邉社長は創業以来殆ど休みなしで出勤は毎朝5時45分だそうです。日本電産の永守社長も朝6時台の出勤をもう30年も続けているそうです。26歳で株式上場したサイバーエージェントの藤田社長も創業期は週間110時間労働で今も休みなしだそうです。世界の偉人伝を読んで概算すると天才エジソンは年間6500時間でそれを40年間。キューリー婦人も5000時間を35年間はやっているといいます。我らが本田宗一郎さんは年間5500時間を35年間やっているそうです。入江元ホンダ社長がラジオで本田宗一郎社長の以下のようなエピソードを話されていたそうです。あるとき本田宗一郎さんが仕事をしていて、奥さんが昼食を持ってきたとき「おい、かあちゃんよ。今日は誰も出てこないがね。従業員はみんな辞めたんかね」と。すると奥さんが「なに言ってるの、今日は正月よ」と。それで本田さんは「ああそうか」と言って、また仕事をはじめたそうです。京セラの創業者稲盛さんも5000時間労働を30年間以上やったそうです。年間2000時間も働いていない、凡人の私たちは何も言うことがありません。これは努力していますというレベルを超えています。夢を追ってのめり込んで、楽しみながらやっていなければ到底実現できない投入時間です。 本田宗一郎さんのエピソードは西田先生の本にも出てきます。天才の異常なモチベーションについての話しです。ある技術者の回想だそうです。 本田さんが図面の変更を指示し、そのために技術者は新潟県のさるメーカーまで出かける必要があった。しかし新潟は大雪で、車も飛行機も使えない。出発できずにいるうちに、本田さんがやってきて、図面は仕上がったかとたずねる。「すみません、もうすぐできます」と彼が答えると、隣にいた同僚が助け舟を出した。「列車も車も不通で、新潟へいけないんです」とたんに本田さんの目がつり上がった。「バカヤロー、なぜ飛行機をチャーターして、落下傘で飛び降りないんだ!」彼は、その場面をこう述べているそうです。「皆は一瞬度肝を抜かれて返事もできなかった。おやじの顔は真剣で本気でそう考えており、決して冗談でいっていない事が判った」 これが天才のモチベーションだそうです。目標を設定したら、何がなんでも実現しようとする凄まじいまでのモチベーション。これでツキがないはずはありません。 凡人の我々は、せめて夢への投入時間は天才に負けなようにしないといけません。それには努力しているなんて思ったらその時点で終わってしまいます。とにかく夢にのめり込むしかないようです。常に夢の実現に向けて考えつづけ、何ができるかを考え行動することが必要なのです。2003/01/03 19:23:54RE:オプション以外の今年の投資方針(その2) 企業は儲けるのが仕事ですから、単純に本業で儲かっていない会社は買わないと決めればいいのではないでしょうか。銀行との腐れ縁で銀行の株を買わされたりして、財務内容のいい会社ほど特別損失を計上しています。しかしこれは一過性のものでしょう。本業でしっかり利益を上げ続ける力があれば大丈夫。やはり銀行が当てにならない時代には、将来の儲ける力とともに不況抵抗力、すなわち財務体質の強さが必要と思われます。これは決算書を手に入れ財務分析をすればすみます。将来を読む力、これはもう自分たちの努力だけです。しかしヒントは常にあります。 釣りに行ってもそうですが、どんなに釣りが上手い名人でも魚のいないところでは釣果を上げることはできません。その企業の仕事がお金の流れが集まってくる場所に位置するかどうかが分かればいいのですから、これは連想ゲームの世界です。 あと銘柄選択力を磨くとともに、相場テクニックを磨く必要があるかもしれません。何も短期の売買テクニックという意味ではなく、タイミング投資は素人にもプロにも難しいのだから、月々の小さなお金で買うものはドルコスト平均法で、継続的に買っていく。個別株ならミニ株やポケット株、定額購入などが利用できます。まとまった資金を投入するときは分散投資。値柄より日柄を重視したQP(Quotation Period)戦略つまりある期間中の相場の平均値段を購入していく。例えば1000株購入するとすると10営業日に分けて100株ずつ買っていくとか、毎週月曜日に100株ずつ10週間で買っていく方法です。このとき大事なことは値段については一切考えないことです。またはハッチの10%転換法を勉強するとか。山崎元さんがくどいほど注意している手数料を考えた投資も必要かもしれません。(山崎さんに言わせるとQP戦略など手数料ばかりかかるとんでもない戦法ということになります。笑い)あと重要なことは、銘柄選択ばかりではなく資金管理をどうするかも重要なテーマとなります。今年も勉強することは多そうです。しっかり時間を取って、投資のエキスパートを目指しましょう。大原部長の勉強方法を見習って2年とか3年で一つひとつものにしていきましょう。2003/01/03 7:49:16
2003.01.03
オプション以外の今年の投資方針(その1) 日本だけではなく世界の株式市場もアメリカ市場の下落に伴って下げてきているように感じられます。アメリカが日本の二の舞になる可能性も確かにあります。しかし株は安いときに買うのが鉄則です。人も自分も恐れをなしてひるんだ時に勇気を出して買っていくことが儲けるコツでもあります。でもたくさんのお金を一度に投入するのは怖い。何を買ったらいいのかも、まだ分からないということで、安定的に入ってくる不動産収入の一部を分割し、さわかみファンド、バンガード・トータル・ストック・インデックス・ファンドを数万円ずつこわごわ購入することにしました。さわかみファンドは11月に定額購入の申し込みをしましたがスタートは1月からとなります。これはドル・コスト平均法になります。バンガードはマネックス証券でドル・コスト平均法は使えないので、定量購入ということになります。月に一度購入するのですが、タイミング投資はいけないと思いつつも買いそびれたりして、決まった日に購入できない意志の弱さと戦っています。(笑い)これは去年の11月からスタートしました。月々の給料収入からの投資への配分はオプションをどのように利用していくか決めてからおいおい検討しようと思っています。中国株への投資も個別株より投資信託にしようかと考えているところです。いま大原部長の本「インベストメント」を一生懸命読んでいますが、もしすべてのアナリストが大原部長のように企業分析しているなら、素人はとてもかなわないなと感じています。とてもここまではできません。はじめからギブアップ宣言。ただ個人でも戦えるフィールドがあるとすれば、大原部長が前から話しておられるように、機関投資家が購入しない小型株のめちゃくちゃに売りたたかれた株をコツコツ購入していくことかなとあらためて考えました。小型株のいいところは、大体オーナー社長だというところです。筆頭株主が社長を勤めていることが多いですから、サラリーマン社長と違い、株主の利益には敏感なのではないかと考えています。その代わり無能な2代目や3代目が社長になったりすると企業を潰しかねません。それがリスクとなります。2003/01/02 22:25:52時価会計について 個人でも資産管理は時価会計でやるのが正しいと考え、数年前から実行しています。常にマーク・ツー・マーケット。毎日時価が把握できる株や投資信託、金などは問題ありませんが、不動産は時価が把握できないので、収益還元法を参考に、還元利回りを自分で設定して計算しています。私の設定は8%です。手取りの8%ということなので管理の為に支払う手数料、修繕積立金などの経費控除後ですから生のというか不動産の収益額(率)はもっと高いのです。多分10%を超えています。でも実態から見ると不動産価格の下落は、より急激で中古不動産の還元利回りは物凄く高くなっているので、私の算定した価格では売れないでしょう。でも今は異常事態と割り切って、8%と仮定して算定しています。 毎年、確定申告にあわせ12月末で一度締めて、年間投資収益を計算します。ああ今年は利益を残せたとか、いろいろ投資についての反省や次年度の投資計画を練ります。 ただ年度間投資収益の元になるのは前年度末の資産価格になるので、単年度で考えると価格が上がっていても、株などは実質購入価格よりはマイナスの場合も多いです。投資対象個別では購入時よりマイナスということのほうが多くなっています。 ただ投資収益という意味では儲けて売ったものも多いので、自己の総資産運用という意味では全体の収益を考えるやり方でいいと思っています。投資したすべてのもので利益を上げることが理想ではありますが、そんな目標を置くと資産分散のポートフォリオの意味がなくなります。かえって運用に制約を課せることになり、損失を大きくする可能性が高いと考えています。 今年はどんな年になるのでしょうか。どんな勉強ができるのでしょうか。楽しみです2003/01/02 17:49:25
2003.01.02
2003年の投資戦略のキーワードを一つ決めました 投資において自分の運用スタイルを確立することはプロにとってもアマチュアにとっても必要なことだと思います。年末にICHIRO51さんにご意見をいただいた通りだと思います。 日経平均の年足は三年連続で陰線とのことです。長期投資で株を持ちつづけた多くの投資家の資産は減ってしまっていることでしょう。年一回配当の高配当株を年末から仕込んで配当をいただいた上に4月から5月にかけて値上がり益をもらって売るという戦術を取らなかったら、去年は利益を残すことができなかったと思います。 しかし今年は多くのマネー雑誌が高配当株の特集を組んでおり、去年のように上手くいくとは限りません。そこでオプションの購入戦術を考えているわけですが、はたして上手くいくかどうか。そもそも参戦できるチャンスがあるかどうかも分かりません。 株はやはりファンダメンタルのいい株を購入すべきだと思いますが、去年は四季報などの情報(企業が発表した収益予想)を信じて投資したら減益修正などにより業績予想が下方修正されて、痛手を受けた銘柄が随分ありました。また小型株のため、業績はそれほど悪くないのに暴落する所有株も多く、どういう銘柄選定をすべきか迷うことの多い一年でした。 バイ&ホールドで小型株に集中投資したことによるリスクを避けるためにバイ&トレードに挑戦して、かなり損失を増やす結果となりました。バイ&トレード資金は月々の収入を貯めた資金を利用したので、今年度の資産配分はかなり投資資金に偏った配分となりました。年前半の急な資金需要に対応するため泣く泣く売った株も、売却後かなりの下落をしました。持ちつづけていたとしたら損害はかなりになったはずです。この分は売っていて助かった、というところでしょうか。(やはりツキがありました) 結果としてポートフォリオは前年よりかなり分散化がすすみ、また去年購入した株は今後の節税対象になるというおまけがついているので、今後日本株が上昇に転じてくれさえすれば怪我の功名で得をしたことになります。 今年は、予期しない利益を得る怪我の功名的な利益の上げ方ではなく、しっかり予想した線での利益確保ができればいいなあと考えています。多分そんな虫の良い思惑どおり相場が動いてくれるわけもないでしょうから、とにかく損を限定した投資をキーワードに運用に挑戦したいと考えています。2003/01/02 8:38:16明けましておめでとうございます今年もよろしくお願いします。みなさん初詣にはお出かけになりますか。私も近所の神社を探して初詣に出かけようと思っています。私は神様の集まる国、島根県を第二の故郷とし、老後は島根に住むつもりでいます。ある方から、初詣は神様に自分の望みをお願いする人が多い。でも神様にお願いをして神頼みというのはむしが良すぎる。初詣は「神様に自分のやろうと決めたことをご報告し、自分の生き様を見ていて下さい必ずやり遂げますと、神様にお誓いするために行くのだ。」といっていました。私も自分の決めた道を神様にご報告し、見守っていただこうと思います。今年も頑張ります。2003/01/01 0:15:49
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