全30件 (30件中 1-30件目)
1
たかだか3ヶ月間の決算内容が良かった悪かったということで、時価総額の1割も2割も変動するような、アップダウンが激しい株価の動きが続いています。 FXではないけれど短期投資をする個人投資家もふえて、株価の変動が激しくなると、短期の運用成績を気にしていれば、先回りして動きたくなるし、決算発表前にはリスクを避けるために、ひとまず売っておこうかなんて投資家も増えてきます(苦笑) 機関投資家ですら短期の決算の内容に一喜一憂し、売り買いを行なっている始末です。その上にアメリカや海外の動きを気にするあまり、好決算を発表しても下がる株も出る始末です。キャッシュがたくさんあれば買っとく良いチャンスですが、フライングで買いすぎて、指をくわえてみているだけなので、ちょっぴり情けないですね。 しかし昨日買ったトプコンなどの去年の10月までは1600円から2200円のレンジをずっと動いていた株なんですね。典型的な高PER、高PBR株だったわけですが、それが10月中旬に過去のレンジを下に抜け、決定打は12月26日に業績悪化の発表をしたこと。この翌日から暴落を始めて、あっという間にレンジの上限となっていた2200円から見れば7割引の水準に。12月末から見ても半分以下です。いくら何でも売られすぎじゃないかと思う思いますが、これが株式投資の実態で、SUMCOにしても森精機製作所にしても株価は去年の高値の3分の一ですよね。 ここまで株価が壊れると、なかなか戻すのは難しいのではないかと思えちゃいますが、企業の儲ける仕組みは壊れているわけではなくて、投資家が勝手にうろたえているだけなので、ある程度の期間をすぎれば、正気に返るというか、企業の儲ける仕組みや、製造能力、資産を評価した買いが入ってくると考えて、我慢して耐えるのが株式投資だと思います^^; ナナオもそうですが、好決算や増配を発表したユー・エス・エスにしろ、東急コミュニティーにしろ、やっと株価が戻る方向に動き出しました。しかし、まだ12月末の株価からは1割以上も下がっている状態です(苦笑) 決算発表後に株価が投資環境に押されて下がったときに買っておけばよかったとは思おうものの、なかなか買えるものではありませんね。 スルガコーポレーションもスルガも東急リバブルもトプコンも、今日の四半期決算後の極端な反応を恐れて、売られている始末。根性を出して買おうと思っても、やっぱり怖いので静観をしている、根性なしの状態です(爆笑)でも無理をして「ギゃー」という目にあうのは嫌なので、一部優待銘柄の入れ替えをしながら、我慢の日々をすごそうと思います。 優待についてお米券は別の商品を買えるのですが、お米の現物はちょっと困ってます。奥さんの実家からお米をいただけるのですが、時間がたつとお米は不味くなってしまいます。せっかくいただけるのに断るわけにもいかないし、お昼の麺類をお米に変えて消費するようにしてきましたが、やはり麺類も食べたいです。長年持っていて株価は買値に戻してしまいましたが、業績は良いヒューテックノオリンと田中精密工業を、別のより利回りの高い優待銘柄に入れ替えようかどうかで悩んでいます。特にヒューテックノオリンは5年以上持っており、一時ポートフォリオの上位に位置していた企業です。高かった時点に利食いもして、コストゼロで、この値段と業績で売るのは、もの凄く心理的な葛藤がありますが、優待配当総合利回りが低いことと、さらにお米現物の優待ということで決断して銘柄入れ替えをする方向に、心が傾き始めています。売ると暴騰することが多いですが、ま~しょうがないでしょう(苦笑)
2008.01.31
ナナオは予想したとおり第3四半期までは、すこぶる好調な数字でした。年間進捗率84%でも、通期業績の上方修正は行ないませんでした(苦笑) エクセディも予定通り順調でした。CKDも従来の業績予想通りですが、自社株買いを発表しました。唯一明治電機工業が従来予想を下方修正しました。すでに売りこまれて、減益予想による業績数字で計算しても、PER6.16倍、PBR0.70倍まで売り込まれていますが、いまの地合いでは株価が上下どちらに動いても不思議はないと感じます。今日のアメリカ次第なんでしょうね(苦笑) しかし日信工業の想像を超える下落と、SUMCOの下落で、ナナオ買い増しの勇気を根こそぎ吹き飛ばされてしまいました^^;。 SUMCOは覚悟のうえのギャンブルですから、どうってことないんですが、日信工業はここまで売られるんかい、という驚きがありました。これはまさに想定外でした。 「こんにゃろう」と買い増さないところが、情けないですね(TT)その代わりトプコンをナンピンしちゃいました(苦笑)一単位の価格が小さいところがいいですね。テイ・エステックの乱高下にはビビリまくっています。年末の5100円から暴落して3290円まで落ちて、急反発して金曜日4210円まで戻しました。920円、27.9%の反発。でも昨日と今日の二日で3580円まで下落。 すでに充分安いですが、反発額が小さいので、安心して買えました。明日ナナオが下がれば買い増します。 日信工業は下落幅が大きすぎたので、反発が入るかもしれませんが、あまりにも傷が大きすぎて、この修正には時間がかかるかもしれません。本当に株価というより、日本人投資家の動きはさっぱり分からないものですね(苦笑)。 本日マースエンジニアリングを利食いしたのは、そろそろ予定の自社株買いが終わるのではないかとビビッたからでもあります。キャッシュリッチなので、第3弾自社株買いもあるかもしれませんが、とりあえず優待権利分以上は他の銘柄にシフトします。欲張らない、欲張らない^^;
2008.01.30
やはり集中投資は、投資家の感情投資でどのように動くか分からないので、優待権利以上に持っている銘柄は、少し分散することにしました(苦笑)。 日信工業は信用の売り残が多いし、本日のバカ安値で売るわけないですが、エクセルやSUMCOのようなこともあるので、決算発表前には、更なる分散をする方向で動こうと思います。決算を確認した後の状況によって、買い戻せばよいかな~と思います。 1月18日の底値999円からたった一週間で54%、541円戻したマースエンジニアリングについては、更に上昇する可能性も充分ありますが、ひとまず優待権利分だけ残して撤退(利食い)を実行しました。 その資金でSUMCOかナナオを買い増すつもりでしたが、日信工業の、まったく理不尽とも思えるストップ安にビビッて、決算発表を待つことにしました(苦笑) 日信工業は通期業績を一株利益201.77円を、為替レートの改定で197.18円に引き下げただけで、一時まさかのストップ安。ふざけるなといいたいですが、こればかりはしょうがないですね。冷静に行動しましょう。
2008.01.30
大切な日信工業が暴落しています。為替レートなどの変更で、ちょっと減益発表をしただけで、これほどの売りが出てくるとは、想像もしていませんでした。 いずれは戻すと思いますが、やはり集中投資をしていれば痛手が大きく、精神的な負担も大きいです。やはり業績が良くても市場がナーバスになっているときは、分散を心がけた方が無難だと、つくづく思います。 今日は寄り付き価格でトプコンを買いました。これもみきまるさんのブログで話題になっており、優待利回りの高さに気がつき、飛びつき買いをしたものです。100株で2000円のクオカードが3月と9月にもらえるので今日の寄り付き飛び乗り価格700円でも5.7%の優待利回り。業績は大幅な減益となっていますが、株価も12月26日の業績下方修正発表時の1456円から下げ続け半分以下になっています。一時は600円に。 700円でもPER9倍です。PBRは1.1倍でちょっとお高いです。有利子負債も多いですが、減益後でも一株利益は77.7円のラッキースリー7です^^;。東芝が筆頭株主ですし、倒産することは無いでしょう。配当は年16円に減配するようですが、それでも配当優待総合利回り8%なので、配当につられてしまいました。しかし集中投資はいたしません。 日信工業は、このままではストップ安になってしまいそうですが、感情に駆られて買い増しをするのは慎もうと思っています。SUMCOの株を買っていなければ買いにいったと思います。SUMCOの株も今日下がっていますが、ナンピン買いはやめときます(TT)。 ただしSUMCOが戻したら日信工業のストップ安に買いを入れようと思っています。なんか方針がはっきりしませんね(苦笑)
2008.01.30
今日は奥さんのお誕生日のお祝いということで、近場の温泉の旅館でお昼を食べて、温泉につかってきました。 山陰の温泉は無色透明で匂いもないサラサラの温泉が多いので、乳頭温泉や万座温泉などのとても濃い濁り湯に馴染んでしまった私達には、かなり物足りない感じですが、無いものねだりをしてもしょうがありません^^;。 平日なので個室を予約したお客さんは7組でしたが、お風呂はがらがらで、大浴場も露天風呂も、一人で独占状態で堪能してきました。お食事も季節がら蟹などもつき、なかなか美味しかったです。 しかし我が家の家庭料理の水準もかなり上がってきており、ダシなども築地から調達をしているので、我が家のお料理の方が上じゃないかな~と思えるものもいくつかありました。間違いなくお茶は「築地うおがし茶」のほうが数段上だと思います^^; 車で出かけたので、お酒はやめておいたのですが、帰ってきてのどが渇いたので、夫婦でビールを一気飲みしてしまいました。メチャクチャ美味しかったです。お酒には弱いので、ちょっぴり酔っ払って書いてます(汗) 今日は注文を出して出かけましたが、優待権利以上持っていて随分上がってきたマースエンジニアリングを一部、利食いして、SUMCOとスルガコーポレーション(配当優待利回りの高さに負けました。総合利回り6%以上なんですが、中間配当額が低いので、いま買うと最初の一回だけですが年利換算で33%以上に回ります。増配の期待もあります^^;あさっての決算短信発表を楽しみに待とうと思います)をついに買ってしまいました。 お得意の売ったものは売り値より更に上がり、買った株は買い値より安くなるパターンでしたが、まあしょうがないでしょう(苦笑) 今日発表されたユー・エス・エスの太っ腹な大幅な増配+45円(前期100円→145円)にビックリしてしまいました。 株価のほうは20%も下落して、さっぱり反発しないので、業績がかなり悪いのかとビビリまくっていましたが、業績は予定通り順調でした。売るつもりもなかったんですが、売らなくて良かったな~と、正直ホッとしています。株価はどう動くかわかりませんが^^; これで優待配当利回りは一気に3.57%まで上昇してきました。業績は好調を維持しているし、従来の連結の配当性向20%を今期は30%まで引き上げるとともに、将来的には目標40%とするとのこと。実に株主思いですね。増配発表↓ http://ir.nikkei.co.jp/irftp/data/tdnr1/home/oracle/60/2008/311d0b3/311d0b30.pdf第3四半期 決算短信↓http://ir.nikkei.co.jp/irftp/data/tdnr1/home/oracle/181/2008/211d082/211d0820.pdf ユー・エス・エスや昭栄のように、利益が上がれば上がるだけ、きちんと株主にも還元する企業の株を財産として、しっかり握り締めてインフレに勝っていこうと思います。 ペガサスミシンも売られすぎだし、エフ・シー・シーなんて「従来から過年度法人税の修正の件で業績が減益になるとわかていたのに、何をいまさら売るんだとろう」って感じです。それに引き換え買い損なったHIOKIの暴騰はこれまた、すごいな~と指をくわえてみています(爆笑)なんと迷って買わなかった1450円から1979円に34%も一気に上がってしまいました(TT)まあ、しょうがないですよね、SUMCOに期待したいと思います^^;
2008.01.29
本日も勇気を出して、いかにも安いと思われるナナオを優待権利以上にお買い増ししてしまいました。大丈夫かな~(汗) もう一銘柄はSUMCOを買い戻そうかと思いましたが、おっかないので、12月決算銘柄のため、売られまくったキャッシュの塊の日本上下水道設計(2325)を買い戻すことにしました。1単位だけですけど(苦笑) もうじき前期の決算発表と今期の予想数字が出ると思いますが、その前に一株だけね。一番底値の90000円では買い損ないましたが、今日のお値段でも3.8%の配当利回りです。優待はありません。 買い安心の根拠は、第3四半期の9月時点の受注残が150.5億円と前期売上高(見込み)130.7億円をオーバーし、今期の売上分をすでに、確保しちゃっていること。少なくとも今年一年は安泰です^^; お仕事は日本では売上が減っていますが、地方自治体の水道局の職員が高齢化して、技術の承継が上手くいかなければ、また日本国内の売上が増えることも考えられる。インドや南米、アフリカなど、これから上下水道を完備しなければならない海外売上がドンドン増えており、お仕事がなくなることは無いだろう皮算用できること。 ついに時価総額が手持ち金融資産以下になっていること。本日現在の時価総額94.6億円。有利子負債ゼロの、本当の無借金会社。 9月末時点の現・預金52.1億円+長期性預金10.0億円+投資有価証券36.1億円=98.2億円。おまけに保険積立金が20.1億円もあること^^; 不動産はそれほど持っていませんが簿価のうんと安い新宿の自社ビル1041.85平米で土地簿価2.9億円弱。平米あたり27.7万円はいかにも安いですね^^;別館があって、その簿価は平米あたり69.4万円(318.94平米 簿価2.2億円 これでも安いですよね) その他にも名古屋市の昭和区に賃貸不動産を持ち、川崎市高津区に貸駐車場を持ってます。大都市にガッツり簿価の安い不動産もしこたま持ってるわけですし、金融資産もうなってます。お仕事も安泰なのに、どうしてPBR0.63倍。PER14.8倍まで売られちゃうんですかね~。きっとPERが高すぎるからかもしれないですね(爆笑)
2008.01.28
HIOKIの優待で信州りんご3.5キロというのを、虎視眈々と狙っていました。12月7日に前期の業績下方修正を発表し、自社株買いも同時にやりました。最近の株価下落のパターンなので、ずっと我慢して下がるのを待っていました。 先週1450円まで下がりましたが、決算発表があるまではと、我慢をしていました。先週末で1600円まで回復し、金曜日に前期の決算短信が発表され、今期の業績予想も出て、もう一度売りなおされると思っていましたが、予想に反して株価は更に上がってしまいました(苦笑) 有利子負債のない無借金会社ですが、PERやPBRは、それほど安くありません。それなのに、この地合いで上がるとは^^; 信州りんごは取り逃がしましたが、まだ根性のある買い手は、少しは残っているのかな~と安心しました。エヌ・ピ・シーとか高PER、高PBR株にもまだ資金が入ってきています。勇気があるな~と感心します。 任天堂でさえ、好業績を発表しましたが、ガタガタと崩れ始めてしまいました。やはり高PER、高PBR株は人気にかげりが見えたら、一斉に資金が逃出してしまうので怖いですね。 同じく下がっても低PBRかつ低PBR株でキャッシュリッチや資産リッチ株は、益利回りと資産を頼りに持ち続ければ、必ずや恐怖という悪夢から目覚めた人たちに買われることになるでしょう。いつかは分かりませんが^^; マースエンジニアリングは信用の売り残も増えていたので、安定的な決算と、自社株買いに踏み上げられて、株価が底値から3割以上戻しました。もし今日のニューヨークが上がったり、アメリカの金利が予想したように引き下げられて、株価が更に戻すと面白いと思います。ただ力勝負は、どちらに転ぶか分からないので、高みの見学だけして、自分の狙った株だけをお安く仕込むことだけを考えていこうと思います^^; しかしSUMCOは権利落ちでコロコロ下落しています。年初のご祝儀で買ってしまいましたが、12月決算銘柄の権利落ち後の下落で酷い目にあったので、欲張らずに損切りしておいて良かったな~と思います。このお金でHIOKIを買おうと思っていたんですが、当てが外れてしまいました。欲張らずに、損が拡大しなかったことを、率直に喜んでおこうと思います。しかしSUMCOはポートフォリオには加えておきたい銘柄です。もう一度買いにチャレンジしたいと思います^^;
2008.01.28
今日もプールに出かけてきました。いつもより盛況でした。25メートルを 息継ぎしないでノーブレスで泳ぐことを目標にしていますが、あと3メートル くらいのところで頓挫しました。 余裕はあったので、無理すれば25メートル泳げたはずですが、無理をしても、その後続かないので、楽しみは先にとっておくことにしました。そのほうが楽しめますから^^; サウナの中で県の元商工労働部長さんや公的機関の常務さんたちと株談議をやっていて、ず~と、どう説明したらいいか良い比喩がなくて、考え続けていたことに対するヒントを拾うことが出来ました。まだ考えの途中なんですが、とりあえず忘れないように書いておこうと思います。 いまの株価は「どうしても売りたい人、売らなければならない人」と、「恐々だけど、ま~この値段なら買っておいてもいいかな」ていどの気持ちの人の間で、取引が成り立ってついている値段です。 子供のころ読んだ巌窟王の復讐の場面で、牢屋にぶち込んだ守銭奴に食料や飲み物をもの凄く高い価格で売ると話す。守銭奴は食料や水を与えられていないので、飢えの苦しみに、泣く泣く命の次に大事なお金をむしられながら食べ物や飲み物を買う。 自分の意思で買わなければならないところが、もの凄く辛いところです。読者はザマーミロと溜飲を下げる。 この守銭奴は拘束されているので、飢え死にしないためには持っているお金をさしだすしかない状況です。 さて、この守銭奴を日本の株式投資家は笑えるのでしょうか。牢屋に閉じ込められたと勝手に怯えて、むちゃくちゃ安い価格で株を手放している^^;どう考えても時価総額以上の金融資産を持ち、不動産や価値のある商品在庫もあわせれば時価総額の倍以上ある企業の株を、むちゃくちゃ安い価格で手放している。これって巌窟王の憎まれ役、守銭奴君よりピエロに思えるんですけど、どうなんでしょうね~。かってに牢獄に閉じ込められた、えらいこっちゃと怯えて、せっかく持ってるお宝を差し出しているように思えるんですけどね。 買うほうも腰が引けてるところも面白いと思います。ビクビクの売り手と買い手だけで商いが成立していれば、株価は下がる一方です。でも実質的な企業の価値は変わらない(もっと高い^^;)。腰の座った買い手不在だから、どこまで下がるか分かりません。 しかし冷静の考えられるようになったら、えらく安かったと気がつくことになると思います。天安門事件の直ぐ後、香港のファミリーマンションを買う勇気はでましたが、3~4年前に借金して東京都心部の利回り20%超の賃貸不動産を買う勇気は出ませんでした(苦笑)。 今回は借金しなくても益利回り20%を超えるキャッシュリッチ、資産リッチの株を小口で、分散でたくさん仕込むチャンスが来ています。無理をしないで、出来るだけお安く、宝物を買い集めたいと思っています。少なくとも守銭奴君の立場だ、飢え死にしないためには損をしてもしょうがないと恐怖心から大きな勘違いして、お宝を差し出すことだけはしないようにしようと思っています^^;
2008.01.27
あま、株価の乱高下には目をつぶり、投資した企業の業績推移や将来の業績の安定度、資産内容をしっかり確認して、つまらない売却はしないように努力していこうと思います。予想通り業績が良かったのはマースエンジニアリングです。 主力販売先であるパチンコ業界の業績悪化、設備投資抑制の中にあり、資金力のある有力パチンコホールへの省力化システムの売込みが成功し、業績は前年同期比よりも増益(減収増益)となりました。通期目標の利益に対する進捗率は79.2%です(一株利益 通期154.94円に対する9ヶ月時点の実績は122.74円)一株あたりの純資産も1669.78円となりました。 少し株価が反発し1194円となりましたが、この時点でもPERは7.7倍。PBRは0.71倍です。自社株買いを継続しているので、現・預金は減りました。投資有価証券は含み損を抱えましたが、これはしょうがないでしょう^^; 有利子負債ゼロの無借金企業であり、キャッシュリッチ度は高く、一株あたりの純資産以下で自社株買いを断行しているので、他社の株を買って含み損を抱えるよりは、自社株買いをするほうが、株主にとっても同社にとっても、ずっと効率の良い投資だと感じます。 パチンコ業界全体の不景気は続きそうですが、このチャンスにシェアを拡大していける有力パチンコホールからの評価が高いので、業績をバンバン伸ばせるという状況ではありませんが、ゆっくりとした増益は、充分得られるのではないかと考えて、安心して投資を続けたいと思います。 フェニックス電機は会社の発表している業績よりも若干厳しい業績進捗率のような感じを受けました。しかし株価は充分下げており、配当優待利回りで投資元本を回収できる株だと思っているので、安心して投資を続けようと思います。実質無借金で自己資本比率も87%あるので、優待や配当を改悪しなくてもやっていけると皮算用しています。一株純資産以下での自社株買いも発表しています。悪いことではないですが、キャッシュを減らす自社株買いよりは、新規の露光装置用光源ユニットの展開を進めていただきたいと思います^^; スズデンも会社の当初発表どおりの前期比減収減益状況ですが、記念配で増配します。来期記念配当を減らしたとしても、持っている期間によって優待の権利アップが一株あたり10円あるので配当優待総合利回り5%台の確保は充分可能だと皮算用しています。もし液晶の設備投資が上向けば、業績も回復する可能性も充分あると思っています^^; 気がつけば液晶関連の企業への投資が随分増えてきました。太陽電池関連、半導体製造装置関連も加えるとローツェ、ワイエイシ、エス・イー・エス、スズデン、井上金属工業など5社になり、自動車部品製造や製造設備装置関連の田中精密工業、日信工業、エクセディ、エフ・シー・シー、明治電機工業、マルカキカイ、パイオラックスの76社に続きます。 液晶については短期では中国オリンピック、2011年にアナログ放送が終了すれば、その前にテレビの買い替え特需が発生するし、世界中の新興国でもテレビの需要は今後も大きいと予想される。まずここ1~2年は液晶、半導体製造装置メーカーの業績は底堅いのではないかと考えています。それから先は分かりません^^; 1月23日の日経産業新聞の記事によると 「液晶製造装置、08年販売額40%増へ、ディスプレイサーチ予測、TV向け需要拡大」するようです。 調査会社の米ディスプレイサーチは、液晶パネルの製造装置の二〇〇八年の販売額が前年比四〇%増の百十六億ドルに達するとの予測をまとめた。テレビ向けを中心とした液晶パネル需要の拡大を背景にパネルメーカーの設備拡大の動きが広がるためとしている。 〇七年の液晶パネル製造装置販売額は〇六年と比べて三五%減の八十三億ドルと落ち込んだ。〇七年春ごろまでの液晶パネル価格の下落を背景にパネルメーカー各社の収益が悪化し、設備投資意欲が低迷したためだ。しかし、〇七年は後半以降にパネル需給が好転、価格が上昇に転じ、設備増強の機運が高まった。 パネルメーカー各社の平均利益率は〇七年七-九月期に一七%と〇四年四-六月期以来の高収益となり、〇八年は二〇%程度まで利益率が上昇すると予測している。工場稼働率も〇七年一-三月期の八五・四%から同年七-九月期、十-十二月期には同社が集計を開始した〇〇年以来、最高水準の九五・七%に上昇したとしている。 ただ、今後二年間にパネル各社が相次いで新増設に動くことにより、一〇年に再び供給過剰に陥る懸念もあると指摘した。 JPモルガンによるとサムソンもLGも2007年より2008年の液晶関連の設備投資額が大きいようです。日本のシャープなどにも頑張っていただきたいと思います。そういえば松下陣営も大きな設備投資をするといっていたような気がします。ここで株価が上がってもらえないなら、液晶や半導体装置メーカーは、ちょっと厳しいかもしれませんね。 分散が大切だとつくずく思います^^;その点、優待投資をしていると、自動的にドンドン分散が進んでいくので、とても安心だと感じています^^;
2008.01.26
今日は良く上がりました^^;年初からの下落額に比べたら、少なすぎる戻りですが、それでも底なし沼のように落ち込んでいくよりは良いですよね^^; 殆ど取引をしないで静観状態ですが30%近く下落して20%戻したものちょっぴりと、IRで受注残の動きを質問して、受注が決定に至らないものが多いという企業をちょこっと売り、買いたくても買いたくてもグット我慢していた銘柄をやっと買いました。追っかけ買いとは言わないで、リバウンドを確認して買ったと、自分に都合よく解釈しておきたいと思います(爆笑) しかし、出来高の少ない企業は、少数の投資家の思惑や資金事情で売り買いされちゃうので、どこまで下がるか分からないし、反発しだしたら、どこまで上がるか分からないので怖いことは怖いですね。 東証第一部の出来高の大きな銘柄なら、相場環境や将来の景気、業績予想などをみながら動くんでしょうけれど、小型株はね~。自分でもワンルームマンション買いたくてタイガースポリマーの株をたかだか17000株(その当事は単位株が1000株)を買い板にあわせて、丁寧に売ったのに500円から450円まで株価が下がっちゃって、相場環境が悪かったので、そこから坂道をころがるように300円以下まで株価が転がり落ちてっちゃったことがありました。 怖いですよね。業績とか関係なくて、ワンルームマンションを買うための資金が要るって、ほんのちょっぴり持ってる株主が、自分の都合でひたすらコツコツ売るだけで、投資環境が悪いと「ナンか悪いことでもあるのかいな~」と不安になってしまう投資家が出てくると、ガラガラと時価総額の40%も減ってしまうなんてことが、平気で起こっちゃうんですよね。 でも、こんな馬鹿げた事情で下がった株は、くだらない理由で上がります。タイガースポリマーの株は阪神タイガースの優勝で500円を回復しました(爆笑)今回の小型株の暴落は、似たようなもんだと感じます。何かきっかけがあれば悪夢から覚めたように、戻すと思ってます。いつかは分からないけどね^^; ヒラノテクシードと井上金属工業と日阪製作所が四季報の見開き同じページ(1032ページと1033ページ)に載ってるんですが、なんでヒラノテクシードと井上金属工業は、こんなに安くて日阪製作所はこんなに高いんですかね~。私には理由がまったく分かりません。高い方から日阪製作所1667円。ヒラノテクシード1033円。井上金属工業405円。 作ってるものが違うとはいえ今期の予想一株利益は日阪製作所(6247)76.9円。ヒラノテクシード(6245)162.9円。井上金属工業(6246)115.7円。 まあヒラノテクシードと井上金属工業はご同業で同じ様なものを作っているので株価が、これだけ差があるのは分かります。ヒラノテクシードのほうが業績が安定している。ヒラノテクシードは自社株買いをやっている最中だし、2007年9月末(中間決算時点の)受注残が売り上げ目標の10か月分(つまり下期計画分+4か月弱分)持っているのに、井上金属工業は8ヶ月分(つまり下期計画分+2ヶ月弱分)しか持ってないから。 でも変だと思いません。特にヒラノテクシードって来年分の受注残を去年9月時点で4ヶ月近くすでに持ってるのに、何でここまで売られなくちゃならないんですかね。市場が受注残を信じてないのかな~。なぜPER6.3倍。PBR1.17倍まで売られちゃうんですかね。もしかしてPBRが1倍以上だから。まさかね(爆笑) ちなみに井上金属工業はPER3.5倍。PBR0.64倍。いくら業績のアップダウンが大きいとはいえ、ここまで売られるのも不思議。ま~ビビッた株主さんたちが売りまくれば出来高が少ないからあっという間に下がることは下がります。でも一昨年この株は2610円まで買われたんだから、そんなすっ高値まで買うほうも買うほうですよね(苦笑) ともに単位株数は1000株。ヒラノテクシードのほうを買いたいけど、分割買いできるのは井上金属工業のほうだし、迷いますよね^^;。 一番不思議なのは日阪製作所の株価が1667円の株価であること。PERは21.6倍。PBRは13.4倍。業績推移を見ても、それほど売上や利益が伸びる会社じゃなさそうです。そおかスティールパートナーズが筆頭株主なんだと、変なところで関心してしまいました^^; そこで、ヒラノテクシードや井上金属工業と作っている装置は違いますが四季報の次のページに掲載されているエヌ・ピー・シー(6255)を見て見ることにしました。ここは太陽電池製造装置メーカーってことで、最近特に上がっています。高PER、高PBRです。 売上も小さいし一株予想利益も68.9円しかないし、一株純資産なんて247.1円しかないのに3530円ですって(苦笑)来期だってせいぜい一株予想利益は80.4円っていうんだから、人気って怖いですよね。ヒラノテクシードだって液晶関連の他にも太陽光発電関係に手を染めているし、井上金属工業も液晶関連装置の他に、太陽光・風力発電向け2時電池用電極製造装置に手を出してます。しかも両社とも実際の業績はずっと良い。でも株価は投資家の人気が集まるエヌ・ピー・シーがヒラノの3倍。井上金属工業の8.7倍です。 こんな株価の違いを投資家の人気、需給という以外に論理的に説明することはできないと思うんですよね。もし、理詰めで説明できたら大金持ちですよね。いくらファンダメンタルズ勉強しても、説明できないと思います。テクニカル分析なら出来るんですかね~。でも私にはエヌ・ピー・シーは買えないですわ^^; 今日のニューヨークも高いとうれしいですね。ジャブジャブセオリーがさらに効いて来るとうれしいですね。
2008.01.25
まずは、株価が下げ止まって、良かったと思います。勇気が無くて買えなかったトーメンデバイスも決算が良かったので爆上げして、あっという間に350円も上がってしまいました(苦笑) テイ・エステックも2日で3割近く上げました^^;スルガコーポレーションも。唯一買った東急リバブルは昨日はストップ高しましたが、今日は上伸しないので、ちょっぴり残念です(苦笑) さて昨日決算発表された持ち株はエクセルでした。良い決算なんですが上げが少ないですね。投資家の評価は依然低いです。損をしている人が投げているんでしょうね。または900円以下で買った人が短期で1割以上取ってるので利食いかも^^;http://ir.nikkei.co.jp/irftp/data/tdnr1/home/oracle/181/2008/3118064/31180640.pdf 第1四半期→売上高362.64億円→経常利益1225百万円→純利益782百万円→(一株利益86.27円) 第2四半期 売上高693.51億円→経常利益1949百万円→純利益919百万円(一株利益101.43円)(ただし「厚生年金基金の脱退による一時金2 億59 百万円を特別損失に計上」しています。これで一株あたりマイナス28.5円の負の影響があります) 第3四半期 売上高1016.80億円→経常利益3291百万円→純利益1834百万円(一株利益202.32円)三ヶ月ごとに経常利益を分けて考えると第1四半期1225百万円→第2四半期724百万円→第3四半期1342百万円三ヶ月ごとに一株純利益を分けて考えると第1四半期86.27円→第2四半期15.16円(特別損出を除外すると43.66円)→第3四半期100.89円 今期の通期業績予想の一株利益は242.65円。業績が落ち込んだ第2四半期並の経常利益を確保できれば、充分達成可能と考えます。業績の上ブレも充分可能。でも市場はなかなか評価せず、本日いま現在でも前日比59円高で1022円です。 トーメンデバイスはストップ高でしたが、上手くいかないもんですね^^;エクセルの財務内容は良好です。有利子負債(10,071百万円)は大きいですが、売掛債権(28,880百万円)と買掛債務(14,184百万円)の差額(14,696百万円)が大きい(決済条件がちがう)ので妥当な水準だと考えます。 現・預金も3,177百万円あるし、投資等も2,494百万円(有価証券投資は2,000はくらいでしょうか。決算短信には内訳が書いてないので、前期の有価証券報告書からの推定です)あります。 港区や千代田区ほか本社、営業所の土地建物もけっこう持っているので資産リッチと考えても良いと思います。安心なのは仕入先がシャープということですね。 萩原電気の投資を躊躇ったのは売り先がトヨタ7割でしたが、仕入先がNEC系(NECエレクトロニクスだと思うんですが)業績がすこぶる悪いんで、開発力が劣ったり、事業売却なんて起こると仕入れリスクが高いかもと懸念して、投資を見合わせました。その点ではエクセルに不安は少ないと感じます。株価が上がらないリスクは同じですが(爆笑)(液晶デバイス)携帯電話向け小型液晶は伸長しましたが、アミューズメント向け液晶デバイスが業界の市況環境により減少し、売上高は256 億3 百万円(前年同期比25.5%減)となりました。(半導体・集積回路)アミューズメント用光半導体が堅調に推移し、デジタルカメラ向けデバイスキットの伸長により、売上高は157 億9 百万円(前年同期比24.3%増)となりました。(電子部品・その他)アミューズメント向けマザーボードは伸長しましたが、デジタルテレビ向けチューナーモジュールが立ち上がったもののユーザーサイドの立ち上げ遅れにより期待値まで届かず、また海外子会社における液晶モジュール向けデバイスの減少により売上高は600 億90 百万円(前年同期比7.7%減)となりました。ということのようです。 あと昭栄の「通期業績予想の修正及び投資有価証券評価損の計上に関するお知らせ」というのが出ていました。正式な決算短信は2月7日のようです。 http://www.shoei.co.jp/imgdata/topic_340_4_1201151274.pdf 要するにこの前発表したものよりも売上が30億円、経常利益8億円も増えちゃったので、18.54億円の特別損失を計上しますよ。だから純損益は前回66億円としてましたが、67億円で1億円しか増えません。税金払いたくないし、せっかく株価が下落しているから、税法で認められている処理をします。(『当社が保有する「その他有価証券」に区分される保有有価証券のうち、時価が著しく下落し、その回復があると認められないものについて、減損処理による投資有価証券評価損を計上することといたしましたのでお知らせいたします。』) 1150円くらいまで下落したのに、まだ115万株の自社株買いは1月21日までには1株もやってないとのこと。さすがに1株もやらないと、何だったのということになるでしょうから、いずれは入ると思いますが、会社にも投資家にも有利なのは安い価格での自社株買いなんで、そこんところは上手くやっていただきたいと思います^^; あとビジネス雑誌フォーブスをみていたらForbesが選んだアジアのスモール企業ベスト200の中に日本企業が22社でしたか選ばれて、その中に持ち株のミヤチテクノスとユー・エス・エスが選ばれていたこと。でもどちらも株価は全然戻しません(TT)ま、気長に評価されるのを待とうと思います^^;
2008.01.25
やっと下落にストップがかかったからといえ、明日からのことは、全然分かりませんし、安心するのは早いんでしょうね。でも良かった^^; 儲けると言うよりも、損が拡大するのを防衛したいという人が増えてきているようなので、この点は良かったと思います。 自分のポートフォリオの銘柄の株価を見ていても、下落幅の小さかった株がここに来て売られて、下げています。これはきっと下落幅の大きかったものへのシフトが入っているのかもしれないと、想像しています^^; アメリカがリセッション入りをして、景気が悪くなり、世界景気も悪くなるならば、新興国の企業の株もそうですが、日本株については特に森や林を見るより、ここの木を見る。そんな形で個別企業の内容を確認して、投資の対象を決めていくのが一番良いと思います。 個人的な感想でいえば、多くの日本企業は、すでに倒産を織り込んでいるような価格まで下げているものも散見されます。 いま事業を辞めちゃって企業を清算したら、投資家に返ってくる資金は現在の株価の2倍以上あるようなところまで、売られた株が多いです。 いまでも一番の資産株だと信じ込んでいる住友金属鉱山の株価もピークの半分になりました。持っている鉱山の埋蔵量の権益分を時価評価すると10兆円、いまは8兆円くらいでしょうか。計算していないので分かりませんが^^; その会社の時価総額が9300億円くらいですから、いかに資産リッチでも売られるときは売られます(苦笑)銅やニッケルや金の価格が半分になっても持っている資産は4兆円。で、株価はどうなるの。全然分かりませんが、売る気になれません^^; 株価を買わないで企業の持っている資産や、持っている設備(物を作る力)、儲ける仕組みを買っておくという作戦だから、あたふたしないで済んでいるのだと思います。 昨日は温水プールに出かけてきました。貸しきり状態とはいきませんでしたが、プールの半分は独占できるような状態です。少なくとも二つのコースは使いたい放題。独り占め。お金持ちになって自分のお家に温水プールを作るのも素敵かもしれませんが、その何百分万の一(いや何千万分の一でしょうか)のコストで温水プールを使いまくり、サウナでゆだって、健康を維持するのも、すごく贅沢だと感じます。このごろ玉造温泉や皆生温泉や松江温泉にある、日帰りのお安い温泉施設にでかけるよりも、温水プールで泳いで、サウナでうだる方が楽しいな~と感じています。 やっと25メートルを一回息を吸うだけで泳ぎきれるようになりました。ノーブレスで25メートルを泳ぎきることが出来れば最高です。ただ身体がなまっているので、長距離を泳ぐことは出来ませんし、早く泳ぐことも出来ません。優雅に静かに25メートルをクロールで、ノーブレスで泳ぎきることが現在の目標です。何事も目標がないと楽しくありませんよね ^^; 今日うれしいのは、やっと劇下げして下げが止まらなかった三光マーケティングフーズが、少し買い戻されていることです。しかしアーバンコーポレーションが本日爆下げしているのはなぜなんでしょう。他の不動産流動化銘柄は上げているものが多いのに。とても不思議です。でも不動産関係は賃貸主力のもの、それ以外はCHINTAIや東急リバブル、東急コミュニティーのようなサービスを儲けの源泉にするものを主体に投資しようと思っているので、アーバンは買いません^^;
2008.01.24
やっと反発した日本株市場ですが、アメリカの株価は下がっていたし、下げすぎによる一時的反発に過ぎないかもしれません。この前の反発時のように上がり始めたと、もし買っていたら、翌日から転げ落ちるような株価の大幅下落で酷い目にあっていたと思います。まだはもうなりで、慎重に追っかけ買いはやめとこうと思っています。 昨日買い損なった株は一割近く上げました。そりゃ下げすぎだから当たり前だとは思いますが、まだまだずうずうしい希望価格での買いのチャンスはあると思うので、追っかけ買いは厳禁と、自分に言い聞かせています^^; こんなときはすでに買った銘柄の有価証券報告書をよく読みこんで、今後の業績推移に不安は無いか、財務内容は本当に磐石か、持っている金融資産に比べ割安になりすぎて経営者によるTOBなんかで、安値で吸い上げられるなんて可能性は無いか。そんなことを考えながら、もち続ける根拠を、頭の中に刻み込もうと考えています。 いま経営者によるTOBが一番怖いのはマースエンジニアリングです。パチンコ業界への売上が殆どなので、ガンガン売られまくっています。業績は悪くなっていません。横ばいです。一株利益は前期は141.9円。今期予想は146.7円です。半期で70.1円と、まずまずの達成率。ところが株価は6月の2790円から、いま1048円。一株純資産は1640円です。四季報によると浮動株は9.5%。特定株は62.5%。特定株も流動化することはありますが、キャッシュリッチなので自社株買いをドンドンやっています。 自己資本比率75.6%。現金同等物(=流動性預金)116.7億円。有利子負債1.9億円。すでに15.7億円をつかい100万株(発行株式の4.4%)を自社株買い済み。さらに20億円の予算で100万株の自社株買い第2弾を実施中。予算は一株2000円です。6割くらいの予算で自社株買いが終われば、キャッシュリッチなので第3弾もありえると妄想しています^^; 純利益30億円+減価償却6億円程度でフリーキャッシュフローの補給は潤沢だから、一株純資産以下の自社株買いで、有利に株数を減らした上で、経営者によるTOBなんてやられたら、高い株価で買っている私としてはえらいこっちゃ、ということになりますが、どうなんでしょうか。そんなことにならない前に株価が上がることを願っていますが、こればっかりはね(苦笑) でも経営者によるTOBがかかりそうなキャッシュリッチな株が増えていますね。マースエンジニアリングの一つ上の日本金銭機械はパチンコ業者から不良債権を掴まされ、これまた暴落しましたが、これまたキャッシュリッチな会社です。自己資本比率84.9%。 現金同等物(=流動預金)95.2億円。有利子負債2.2億円。この半分の40億円を使うと、現在の株価733円(一株純資産は977円です)だから545万株で総発行株数の24%を買えちゃいます。都合の良いことに浮動株も24.3%あります^^; その上で経営者によるTOBなんてことになったりして・・・・・。これは妄想が大きすぎるかもしれません(爆笑)。可能性が高いのはマースエンジニアリングのほうだと思ってるんですけど、どうなんでしょうか。時価総額をはるかに超える現金同等物を持つマルカキカイがやったりして(苦笑) 絶対買うのはやめようと思っていた業種があります。マンションデベロッパー。フージャースコーポレーションを買ったことはありませんが(買いかけたことはありますが・・・)フージャースのPER3.17倍ややPBR0.76倍を見ても、中間決算までの進捗率が28%だと、競争が激化しているので計画達成に不安があります。配当利回りも4.6%くらいです。 いつも楽しく読ませていただいているゆうらくさんは以下のように分析されています。http://blog.livedoor.jp/yuraku_love/archives/51138722.html 私が気になっているのはスルガコーポレーション(1880)です。スルガ(7874)と間違えちゃって四季報を見ちゃたので気になってたのですが、随分高かったので忘れていました。もしやと思って見てみたら、株価は1200円に下がっていました。 中間期までの6ヶ月の一株利益は209.4円で、すでに今期予定の262.7円の79.7%を達成済み。現在の株価1190円に対しPER4.52倍。PBR0.81倍。配当優待(100株で全国百貨店共通商品券5000円)利回り6.3%。モンゴルで開発事業も展開中。 フージャースよりは期待が出来そうなんですが、マンデベはやめとくかな~。悩みますね(苦笑)
2008.01.23
何度か買い値を引き下げて、ここまでは下がらないだろう。でもいいと前日比99円安の967円で指値して、用事で外出しましたが、出来てました。 更に下に突き抜けていました。もう「どうにも止まらない」という感じの下げが続きます。一時狙っていて、高すぎると監視をやめていたトーメンデバイスも1300円を割り込んで、本日は1257円まで下げました。 トヨタへグループへの売上が70%の萩原電気さえも980円。(PER4.4倍。PBR0.44倍。年末から27%以上下げてます。夢ではないかと疑います 苦笑)ティ・エステックも3290円。これ年末まで5000円以上していたのではないかと確認したら12月末の価格は5100円でした。そこから1810円も下がっています。自分の買った銘柄ばかりが下がっているわけではないことが良くわかります(TT) もう一つ指していた銘柄は私の上に3単位だけ残して、約定までには至りませんでした。良かったのか悪かったのか。私はPER3倍で指値しました。なんと欲張りなずうずうしい指値でしょう。PBRは0.56倍です。IRに受注動向などを確認して「納期がけっこう長い設備装置が多いので、今期の業績は、建築確認遅れで販売先の工場の建物建築が遅れなければ、今期は予定通りの業績で、いけるんじゃないの。すでに今年の12月納期(3月決算だから来期の売上予定)の受注もけっこう入っているし・・・」なんて確認したうえでの指し値だったんですが(苦笑)。予定通りに売上が立てば間違いなく今期末にはPBRも0.5倍以下の株価の指値。でもこの指値ももうちょっとで通るところでした。 トヨタ自動車も5000円を割り込むし、私のポートフォリオの銘柄も酷い下げようですが、まあ、将来に期待したいと思います。運用は一生もんですから。 借金投資はやめましょうね。どこまで下がるか分からないから。ほんとに怖いですね。
2008.01.22
怖い相場展開が続きます。投資した企業の業績が悪くなっているわけでもなく、キャッシュリッチ、資産リッチな企業が主体になっているので、株価の大きな下落にも、心は驚くほど安定しています。 諦めの境地ってわけではなく、今日も欲しかった東急リバブルに買い指値をしました。でも買い値の10円上に大きな売り板がでたのでビビッて買い値を下に下げちゃいました。やっぱり腰が引けてます(爆笑) 去年所有していた東急リバブルを9000円台で、殆ど利益が無く売ってから、一瞬10000円倶楽部に到達し、そこからの下落です。株式1株から3株に分割したので、株価は売ったところから、もう3分の一以下に下がりました。 まだPBRは2倍以上です。よくまあ、あんな高PBRまで買われたものです。PERも高かったです。しかし現状ではPERは10倍以下になりました。配当優待総合利回りも7%を超えました。でも怖いから買い値を下げちゃったんですが、どうも買い損なったみたいです。 最初の指値ならできてました^^;。もういち銘柄優待銘柄で無い株にも指値を入れていましたが、これも出来ていないみたいです。あと4円差でした。 これからいくらでもチャンスがあるでしょうから、慌てずに、心を折ってしまいファイティングスピリットを失わないようにして、相場を楽しんでいきたいと思います。 社会人になってから、親の住宅ローンを引き受けたので、ず~と借金を背負った生活をしてきましたが、親の住宅ローンを完済するまえから賃貸不動産ローンを背負い、さらに自宅の住宅ローンを背負いました。去年までに、それらをすべて完済したので身軽になりました。さらに都会生活を捨て、空き家にしていた自宅に撤退し、家賃を払わなくて住むようになったので、生活コストも大幅に圧縮されたので、株価の下落にも落ち着いていられるのだと思います。 しかし、思えば無駄な経費を使っていたのだと思います。でもそのおかげで、贅沢に暮らす癖をつけずに済みました^^; これからも「貧しからず富に溺れず」という邱永漢先生の教えを忘れずに、無駄遣いをせずに、お金を有効に大切に使いながら人生を充実して、日々を楽しく生きていきたいと思います。 そのためにも成長力のある資産リッチな企業の株を安いときに出来るだけ分散してポートフォリオに積みましていきたいと思います。 配当利回りだけが高い株も大好きですが、そうなると内部留保が少なくなります。分散も効きません。しかし優待ならば、企業の負担も配当より少なくて、内部留保も期待できます。 お財布(=株)の値段の乱高下を無視して、お財布の中に自動的に毎年生みだされるお金(配当と優待)だけを使って豊かに生活するという作戦です。でもお財布自身の価値も内部留保が積み増されていきます。お財布の価値も上がっていくわけです。そうなれば投資環境が落ち着いて、通常の状態になると、お財布の価格も上がります。いつになるか分かりませんが^^; 企業の成長力、儲ける力を分けてもらえるように、これからも分散投資をさらに続けていきたいと思います^^;
2008.01.22
いまやっているのは、新しい投資銘柄を探すことではなく、すでに持っている銘柄の決算短信を、よく読むようにしています。すでに優待銘柄だけで40先を越え、非優待銘柄もあわせれば50銘柄以上に分散されました。 市場に割安株は溢れていますが、ここまで安く売られると、どれを買ってもお買い得であると感じます。 配当優待総合利回りの高い銘柄でも、さらに売りこまれて「アレ~」という状態が続いていますが、こんなときは投資した企業の財務内容と業績だけを見て、株価を見ないようにするのが大事だと思います^^; 株価はマーケットの投資家の総意で決まりますが、業績は取引先との合意で決まります。ヒステリックなミスターマーケットの感情とは別で、冷静な打算の上で決まることの方が多いので、こちらの方が理解しやすいです。またバランスシートに積み上げられた見える金融資産のうちの投資有価証券価格や不動産価格なども市場価格で伸び縮みしますが、不動産価格については株価ほどは乱高下しないので、これも皮算用する時には安心です。投資有価証券は株価そのものですから、極端に動きますが(苦笑)現・預金は動きません^^; せっかく総合利回りの高い銘柄を買っても、財務内容が弱かったり、業績が悪かったりしたら、配当を減額されたり、優待を廃止されたら、皮算用が外れます。その点財務内容が堅牢な企業なら投資を続けていても安心です^^; しかし、投資した優待銘柄の中でもPERやPBRが高い銘柄のほうが大きく下落しているように感じます。優待銘柄ではないけれど、いつかポートフォリオに加えたいと思って監視銘柄にしていた大阪チタニュウムもファナックも任天堂さえも下げ止まりません。かつて投資して、一旦撤退した東急リバブルも売り値の3分の一になりました。PER的には10倍以下になりましたがPBR的にはまだ高いです。ただ配当優待総合利回り的には買える水準まで下がってきました。1000円を割り込んだ時、流石に安いと思いましたが希望価格を欲張りすぎて買い損なってしまいました。あわてない、あわてないと言い聞かせながら、じっくり待とうと思います^^; 買いたい銘柄もたくさんありますが、先ずはすでに投資した企業の財務内容をしっかり見て、株価に怯えて売らないように、しっかり足場をかためようと思います。
2008.01.21
昨日は雪が降ったので、炬燵で丸くなったりしていましたが、今日我が家の裏庭に、ひっそり咲いている蝋梅に気がつきました。寒さはむしろ厳しくなっているように感じましたが、春は着実に近づいてきてくれていますね^^; 日本の株式市場は、昨日はちょっぴり反発しましたが、アメリカ市場の暴落で、また寒波が厳しくなりました。三光マーケティングフーズが下げ止まりません(TT) 特にフランチャイズによる拡大を狙っている新業態(三光亭)の店舗展開が計画より遅れているようです。17日にIR充実などが発表されていたので、IRの方に電話でお話を聞いてみました。 中間決算の開示は2月14日を予定して作業を進めているとのお話でした。中間決算数字については、まだ集計中で、当たり前ですがお聞きすることは出来ませんでしたが、新店舗の進捗状態については上記に書いたとおりのようでした。 既存店は順調。宴会については例年よりも曜日に偏りが無く、例年より稼働率はアップ。ただし、フリーのお客様の入りについてはまちまちとか・・・。 現在は、月次の情報開示も検討中とのことなので、今後に期待したいと思います。新業態での店舗展開が遅れているならば、その分での期待利益が減ることになるでしょうから、中間期の数字は既存店の伸び分で新店舗期待の減額分をどれだけカバーできるかということになると感じます。ちょっとでも予想より悪い数字が出ると売り叩かれるので、怖いことは怖いですね。 ただ朗報は店舗展開にかかる費用、特に家賃コストがかなり下がってきているということなので、中長期で考えた三光マーケティングフーズの成長力には追い風が吹いているように感じられました。いまの株価は明らかに売られすぎとは思いますが、すでに準主力としてポートフォリオに入っているので、買い増しについては思案中。というのもいま現在の優待券でさえ自分で使い切るには多すぎる感じです。東京や大阪に出た時にしか使えないので・・・。日本の中国地方への展開は後回しで、台湾への展開が先行するとのお話でした^^;。 買戻しを狙っていた東急リバブルは流石に戻してしまいました。欲張りすぎた希望価格での指値は、通りませんでした。でもそれもまた楽しからずや^^;無理せず、のんびりと、春の足音の気配を聞き取れるよう、耳を澄ませていたいと思います^^;
2008.01.18
原始時代の人間達は常にリスクを見据えて行動していなければ、生きていけなかった。でも現在の日本に住んでいる人々は、リスクを意識しなくても生きていける。 しかし、それは幸せなことではなくて、とても危険なことなのだと思っています。生きていくために必要なシステムにリスクが内在され、関連する一部のシステムに異常が発生すると、連鎖して全部のシステムを停止させてしまう危険があるからです。 海外で起こった事件(今回の日本株の下落などが良い事例ですね)が、直ちに日本に住む私達の生活を脅かしてしまう可能性も否定できないわけです。昔なら一国の経済を破壊するにとどまった事件が、世界経済全体を破壊するような猛威をふるうこともあります。欲深い投機資金が暴れすぎるとニッケル価格のようにあっという間に暴騰し、その後半値以下に下落する。ニッケルを商いにしている企業、特に製造業への影響は甚大ですね。 私達の周りには、リスクがたくさん存在しています。意識しているか意識していないかは関係なく、リスクはそこにあるわけです。。リスクを避けて生きることなど不可能なことを肝に銘じて生きていくことが大事なのではないでしょうか。 2001年9月11日にアメリカで起きた同時多発テロのときは、世界中の株価が同時に暴落してしまいました。私も株式投資を行っていたので、とてもひどい痛手を蒙りました。アメリカは危機対応の優れたシステムを持っていました。現在の日本より遙かに優れたシステムだたと思います。しかし危機を予知し、防ぐことは出来なかったのです。でも株価はそれほど長く低迷したわけではなく、思ったより早く戻りました^^; 現在では世界中がインターネットの情報で結ばれています。南米の一部で起こった鉱山の事故が、瞬く間に、世界中の資源の価格を上昇させる時代となったんですね。でも一人の人間が、世界中で起こるすべての事を予見して、準備することは不可能でしょう。コストもとてもかかります。でも、まったくリスクに鈍感に無視して生きているより、異常な状態(リスクがある)のが当たり前で、その中で安全を求めて努力すること(=リスクを管理するということだと考えています)が大事なのではないでしょうか。狂牛病鳥インフルエンザ日本の建物の耐震設計偽造監査法人の出鱈目な監査企業の違法な営業企業の粉飾決算交通事故小さな子供に対する殺人事件家庭内殺人事件予想以上の株価の大暴落(爆笑) 我々はとても平和な日本に住んでいると考えていても、毎日何らかの危機には直面しているということを否定できる人間はいないでしょう。 リスクは避けるものではなく管理するという意識で、リスク・マネージメントをしていく必要があるのでしょう。 そして万が一、不幸にして危機が起こったとしても、きちんとしたリスク対策を事前に心がけ準備して、それを実行するならば、危機に目をつぶってすごしているよりも、リスクを避けようと無駄な努力をするよりも、より効率的に管理することが可能になるのではないでしょうか。 今回の株価暴落に際しては、再度自分の資産計画におけるリスクをチェックしなおしておこうと思います^^;投資行動計画においても、フライングで早く買いすぎる癖も、もう少し改善したいものだと思います(爆笑)
2008.01.17
今日ものんびりと寝坊をしてしまったので、フロ掃除、トイレ掃除など、自分の分担をきちんと片付けて、パソコンを開いたら、予想した以上のパニック売りで持ち株も指標としてみている株も、買いたかった株も、みんな全面安となっていました。 相場商品に投資するとき忘れてはいけないのは、相場は追い込んでくるということです。資金的にも精神的にも、自分が予想した以上のフレ幅でこれでもか、これでもかと追い込んできます。やけになってはいけないし、常に冷静さを保てる余裕を持って投資を行なわないと危険です。 今日買えなかったら明日から買えなくなるわけではないので無謀なことをしないで、常に余裕を持てる状態で投資と向かい合って行きたいですね。 ただ昨日までにやってしまったことを後悔して、悔いて、愚痴って、いまからの人生をつまらなくしては、もともこうもありません。 投資した企業がきちんと利益を上げて成長を続けてくれるなら、慌てて投売りに付き合うことも無いでしょう。優れた投資家のみなさんが、すでにブログで書いておられましたが、もう理屈で動いている状態ではなくて、恐怖で動いている状態です。ネズミが海に向かって雪崩を打って飛び込んでいるようなイメージでしょうか。 パニック市場は理屈で動いているわけではないので、どこで止まるか誰にも分かりません。だからもうそろそろ反発するだろうとか、株価を買いに行くと酷い目に合わされます。もしここで買うならば、まだ下がると思ったうえで、株価ではなく企業という儲ける仕組みを買うとか、その企業の持っている資産を買うとか、設備を買うとかいうつもりで買っていくしかないと思います。 事業でも、黒字にするつもりで計画をして、行動して赤字になってしまうのはいただけません。しかし将来の飛躍のために、ここは設備投資などをして赤字にする。しかし来期は間違いなく黒字にする。そのように意識して赤字にすることが必要な場合はあるのです。 もしここから買って行くならば、株価ではなく企業を買うというスタンスで(←短期で成果が出ることを期待せず、中長期で利益を得るというスタンスで)臨むべきだと思います。 かつての仕事上の部下で、そのときから株式投資のライバルだった投資仲間が結婚をして、更に新しい投資会社に転職したお祝いの言葉を述べようと、過去に書いた文章を探していて、出てきた原稿を載せておこうと思います。 彼とはご縁が会って、彼は福岡に転勤しましたが、私が博多のワンルームマンションを買うための調査で福岡に出かけた時、なんと彼に出くわしてしまいました。100万都市の福岡で、何の連絡も取らず偶然に出会ってしまう。確率的にはありえないくらいの低い確率ではないかと思います。そんなご縁の彼が、新しい会社で成功することを大いに期待したいと思います^^; お祝いの言葉は、この文章をアレンジしましたが、投資家仲間の皆さんには元の文章の方が良いと思います。昨日までの投資を悔やんで、いまからの人生をつまらなくしないように「過去なんて変わってしまう」過去なんて、直ぐに取り返しがつくということをしっかり把握して、チャレンジ精神を失わないようにすべきだと思います。ファイティングスピリットを失わなければ、これくらいの暴落はなんでもないことだと思います。心が折れるのが一番の痛手です。無理をせずに、頑張りましょう。 投資家は株式投資で失敗して損をしてしまったり、儲け損なったことを後悔し、引きずることが多いです。しかし起こってしまったことを悔やんで引きずっていては成長できないし、自分の投資技術の向上には、まったく寄与してくれません。投資家は過去も未来も確定しているものは何もありはしない。未来の自分の行動で、過去は常に変ってしまうことを知って、自分の投資家としての技術を高めていけばよいのです。 「あれ、過去は変るの。やってしまった過ちは取り返しがつかないんじゃないの」と思われた方もいるでしょう。株式投資を長くやっていると「あ、過去が変わるというのは、当たり前のことなんだ」と体感することが出来ます。そして、それは株式投資より、変化に富み、なにが起きるか不確実な人生をより良く生きるためにも必要な知識です。 「過去は可変的であり、未来は未知である。」「過去についても、未来についても、確定的なことは何も言えない」ということを、株式投資を例にして説明しましょう。デイトレードでは、なかなか体感できないかもしれませんが、中長期投資をやっていると「過去は変わる」ということを日常的に体験することになります。過去はいつも毎日のように変わってしまいます。 たとえ話をしますね。1600円で買った住友金属鉱山が1400円に下がった時、私は損切りしてしまいました。これだと1600円で買ったことは間違えだったということになります。そして1400円で売った株が1300円に更に下がれば、1400円で売った行為、損切りは正しかったことになります。これは住友金属鉱山の株価が1300円のときの過去の評価です。でも住友鉱山の株価が、そこから反転し将来=未来で1500円になりました。すると1600円で買ったのは間違いだった。1400円で売ったのも間違いだったというように、過去の評価は変わります。 実際には住友金属鉱山の株価がつい3000円(いまは1685円ですけど TT)になりました。すると1600円で買ったのは正しかったという評価になり、1400円で売ったのは大失敗というように過去の評価は未来の現実によって、たえず変化していってしまいます。 株式投資では、毎日のように株価が変わっていくので「過去は可変的であり、未来は未知である」というのが日々いやというほど体感させられます。 株式投資ばかりでなく人生においても、犯罪は別としても「過去は取り返しのつくもの。なぜなら新しい経験をしただけで、過去の意味なんて一気に全部変わる。」「過去は可変的であり、未来は未知である。」「過去についても、未来についても、確定的なことは何も言えないというのが時間の中を生きる人間の健全な姿である」ということを常に意識して生きていると、悔やむことが少なくなり、生きるのが楽(ラク)で楽しくなるでしょう。 だから投資家は日々発生してくる損や利益に囚われることなく、失敗をしたら、それを良い経験にして自分の投資技術を向上する糧にしていけば良いのです。「失敗は成功の母」ということを忘れないようにしたいものです。
2008.01.16
いろいろなブログを見ていて、信用取引の買いの評価損率が酷い状況になっていることが指摘されていました。 参考にさせていただいているブログの管理者さんの中にも強制退場させられてしまった投資家もいらっしゃいます。自分がどのような投資をしているのか、リスクを考えて投資していても、相場では「まさか(魔坂)」が起こりうるのです。 余裕資金で投資をしており、真っ当に本業に専心している企業なら、市場で恐怖におののいて逃出す投資家の煽りを食って株価が下がっても、いずれ相場が落ち着けば、株価が戻ってくることは、充分期待できると思います。 しかし強制退場を喰らって、借金まで残してしまっては、復活するチャンスが狭められてしまいます。いくら自分の考えに自信があろうと、投資先の企業が割安だろうと、売りたい投資家が多ければ株価は下がるし、強制退場させられる投資家が多ければ、担保になっている株も処分売りされるので、一緒に下がってしまいます。 明日、強制退場者が多く出て、セイリングクライマックスが来るのではないかという方もいらっしゃいましたが、「もうはまだなり」という相場格言もあることだし、自分の経済的力を冷静に考えて、判断し、無理な投資は控えるべきだと思います。 別に焦らなくても、ここまで相場が崩れてくれば、そう簡単には株価が戻す方向に動くのは難しいかもしれません。のんびりと、焦らずに、無理をしないでいきましょう。 かつてのバブル期に不動産投資で経済的に破綻した多くの人々は、けして不勉強な人々ではなく、良く勉強もして、度胸もあり、能力も高かった人も多かったと感じます。ただレバレッジをかけすぎて、借金に押し潰された人が多かったと感じます。まずは生き延びることが一番大切なことだと思います。 余裕のある投資家さんにとっては、大きなチャンスの時でもあると感じていますが、レバレッジだけはかけないほうが良いと思っています。
2008.01.15
落語に「花見酒」というのがあります。 詳しくは↓のホームベージをご覧ください^^; http://kkubota.cool.ne.jp/hanamizake.htm 桜の満開の頃、銭が一銭もない二人が、花の盛りの向島へ三升入りの酒樽を担いでいって、茶碗一杯を五銭で売ろうと相談した。近所の面倒見のいい酒屋へ頼んで、酒三升、樽、柄杓、茶碗、天秤、縄、そして、釣り銭として五銭玉一つ、そっくり借りた。 しかし自分達が飲みたくなる^^; 「たまらねえよ、兄貴。ちょいとだけ、飲ましてくれねえかな」「馬鹿なことを言うな、この酒は商売ものだ」「そうか、商売ものだから、飲んじゃいけねえてんだ。じゃ、兄貴。俺が買うのなら、売ってくれるだろう」「お前が買う?」「俺は五銭玉持っているから、それで買うよ」「いいだろう。商売だ。だれに売っても同じだ。じゃ、樽を下ろすよ」「じゃ、俺は客になるぜ。忘れないうちに五銭払うよ」「確かに頂戴しました。じゃ、柄杓を貸しな、注いでやるから。茶碗をしっかり持ってろよ。灘の生一本。量りをよくしましたよ」 そして兄貴と辰公は持っている五銭の銭をやり取りして持っているお酒を全部飲んじゃいました。というお話です^^; マルカキカイのここ2ヶ月ばかりの出来高を見てみると、多い時で22,200株程度。少ない時で4,000株程度。総発行株数の0.2%程度です。1000人の株主のうち二人が花見酒のお話のように欲と恐怖で売り買いを繰り返して、ドンドン株価を下げてる見たいなものだな~と感じました。 マルカキカイから投資家がドンドン逃出しているわけではなくて、株を持っているほうが弱気になって、昨日より安く売り、欲をかいたもう一人が、しめしめと安く買ったのは良いけれど、買ったとたんに怖くなり、翌日買い値より安く売る。それを昨日売ったほうが、売り値より安く買えると、欲をかき、買う。買ったとたんに怖くなり、翌日また買い値より安く売る^^; こんな状態でとんでもない安値まで株価が下がってしまったように、感じます。花見酒と同じ状態。それを、あたかもマルカキカイから、殆どの投資家が逃げていくと勘違いすると、あとてお酒(=恐怖)からさめて、なんとバカなことをしたんだと気がつくことになるかもしれません。 出来高の少ない株は、たった0.2%の株主が欲と恐怖に踊って、売り買いするだけで、株価が高くなったり安くなったりするので、投資環境が悪いときは怖いことは怖いです。ただし永遠に株価が安くなるわけではないでしょう。いずれ相場環境が通常に戻れば、恐怖から冷めた投資家が、お宝に気がついて買ってくることになるからです^^;。 私の不動産投資に対する理想を実現している昭栄が中期の事業計画を開示していました。やはり安い金利で有利に借りる資金調達が厳しくなっているようで、マーケットリスク(←たぶん株などへの有価証券投資)分の資産を減らし、事業リスク(←高賃貸利回り不動産の取得)分の資産を増やすという計画のようです^^;http://www.shoei.co.jp/imgdata/topic_332_4_1196383053.pdf 個人では、なかなか不動産投資(=事業リスク)をとれない状況になってきているので、金融資産をガッポリ持っていて、それを優良、高収益賃貸不動産にシフトしている昭栄の株を買うことで、おすそ分けに預かろうという作戦をしずしずと進めています。 自分で取るのはマーケットリスクということになりますが、その先に事業リスクを拡大し、マーケットリスクを減額しようとしている、成長企業があるならば、それで良しとしようと思います^^; 株主に対する還元率も非常に良いので 『増配1999年12月期の8円。200年12月14円。2002年12月だけ減配し12円。その後は減配はありません。(次に述べる株式分割を考えれば、ずっと増配です)2003年よりは12円→15円→20円→25円→25円→40円→40円→45円。 しかも株式分割2003年6月よりは毎期株式分割し1→1.2、04年1→1.2、05年1→1.1、06年1→1.1、07年1→1.1(つまり株数は所有しているだけで1.91倍に^^;) つまり持っていただけで、配当は8円から45円×1.91=85.95円。更に優待100株で540円のお米券4枚=2160円。(なお3年超所有を続けるとお米券は年6枚に)』 新中期経営計画でも11ページに株主への配当性向30%を書いていますので、大いに期待したいと思います。 ま~、いまは我慢の時でしょうね。自分の頭で考えて、恐怖に酔っ払わないように(=騙されないように)したいと思います^^;
2008.01.14
マルカキカイに引き続きローツェの第3四半期の決算短信が出ていました。 http://ir.nikkei.co.jp/irftp/data/tdnr2/home/oracle/180/2008/310b01f/310b01f0.pdf 2008年2月期の予想一株利益は78.41円に対し、9ヶ月で60.91円と進捗率77.67%と、着実です。受注残が前年同期比マイナス15億円の32.2億円と弱めですが、第4四半期に入ってから韓国子会社が17.5億円の装置を受注済みなので、これもそれほど心配することは無いのではないかと感じてます^^; それなのに株価は406円ですもんね。いらだった投資家さんたちが、会社のことをボロクソに非難することもありますが、非難する相手が違うんじゃないかと感じています。 頑張っている企業に対し、これほど失礼な株価を与えているのは投資家さんの方ですから^^; 出来れば一株10円配当なんてけち臭いことを言わないで、もうちっと配当性向を高めていただけるとうれしいです。 企業の価値を何で計るか、いろいろ言われていますが「企業価値=配当金÷(割引率-成長率)」という説もありまして、要するに現在から将来にかけてもらえる配当金の総額(将来の配当金は現在価値に割り引いて算出するってことですね)で決まるということだと思います。やっぱり配当は大事だと思います^^; すでに投資している株の株価が下がるのは、とっても腹立たしいことかも知れませんが、これから買おうという人にとっては、とってもうれしいことなので、買ってからと買う前とで、態度を換えるのも、いかがなものかと、自分に良く言い聞かせるようにしています(爆笑) ま~、時価総額って言葉もありますから、現在の株価×発行株式総数が、一応はその企業に対するマーケットの価値評価ってことになるのかもしれません。でもすべての株価を売買しているわけじゃないわけだし、たまたま前営業日の最終に売り買いした投資家二人の間でつけた値段です。 もっと言ってしまえば、売った投資家が利益を得ようが損をしようが、それは売った投資家自身の問題であって、会社にはまったく関係ないことですよね^^;更に言うと、たかだか二人間で決めた価格で企業の本質的価値(←これは、くどいですが誰にも分からないと思っております^^;)には影響を与えるものではないと考えてます^^;
2008.01.12
アメリカ市場が高かったのに、相変わらず売られる一方の日本株市場です。いくら「安い」と叫んでみても、マーケットで売りたい人が多ければ、どうしようもないですね(苦笑) いまは自分まで市場の恐怖に引きずられて、こんなに安いところで、持ち株を売らないように心がけるばかりです。 昭栄もアセットマネージャーズの下方修正に引っ張られて、一緒に沈み込んでしまいました。任天堂はさすがにプラスマイナスゼロですね。任天堂は持っていませんが、人気の任天堂ですら、売られまくっているので手も足も出ない感じです。 分けの判らない株が吹き上がっていましたが、それも今日は少し下がったし、好業績を発表したキューピーも下がる始末です。 自分で追加資金を出せない時はオープン型の投資信託はとてもありがたいと感じます。自分で投資している国内投信はさわかみファンドくらいですが、追加資金が他の投資家さんから、入ってくるので、その分の買いでのメリットをいただけるのがとてもありがたいと感じます。もちろん全体の株価が上がれば、新しく入金された資金も、従来の資金で買った株が上昇するメリットを受けられるので、持ちつ持たれつの関係にあり、どちらが得するってわけではないんですけどね^^; 投資信託は「自分の時間の節約」に有効な投資手段にすぎないという思いもありましたが、自分以外の新規マネーが入ってきてくれるという点は大きな利点だと感じました。ただし長期投資教という宗教みたいな信念を持った投資仲間がいるからこそのメリットで、証券会社が売っているような投資信託は売られちゃう可能性も多いのではないかと思います。 あと、昨日書いたマルカキカイですが前期の決算短信が発表されていました。 http://ir.nikkei.co.jp/irftp/data/tdnr1/home/oracle/31/2008/110a06a/110a06a0.pdf 一株あたりの純資産額は1233.50円に増加。今期の一株利益の会社予想は152.85円と四季報予想155.9円よりはほんの少し控えめ。ただし前期の一株利益の実績は139.93と四季報予想137.6円よりちょっぴり良かったので、四季報の予測は、まずまずの、いいセンをいってました。「あてにならない」と書いたことをお詫びしようと思います。ごめんなさい。 なお金融資産は予想通り増えていました^^;。現・預金83.5億円+長期性預金5億円+投資有価証券17.9億円-有利子負債11.2億円=117.6億円 第3四半期時点よりキャッシュが35億円も増えちゃいました。時価総額の50%も増えた勘定です。しかし上がりませんね~(爆笑)
2008.01.11
本当に日本の株式市場は天井(アメリカ市場など)が崩れて落ちてくる杞憂でどんどん右肩下がりが続いています。 恐怖が欲より肥大して、このブログでも何度か書いてきたようにPERとかPBRなどの投資指標も、企業の過去の業績推移も、将来の業績成長予測も、すべて無視されて、安値に沈む株が、とっても増えてきてしまいました。なにを基準に投資企業を決めようかと迷っている方も多いように感じます。 例えばマルカキカイも11月の決算後に、売られに売られまくって、ついに760円あたりでさまよっている状態です。PERやPBRは最近書いたので、別の視点、バランスシートから見えてくる資産などから見てみると持っている金融資産だけで、いま現在の時価総額70.7億を超えてしまっていることが分かります^^; 現・預金71.7億円+長期性預金5億円+投資有価証券19.1億円-有利子負債13.3億円=82.5億円>時価総額70.7億円 土地については再評価しているので、ま~そのまんま26億円の価値があるとして、建物は東京都中央区の賃貸ビルとか社宅、福利厚生施設、リース用の建機などをゼロで評価したって、どう考えても安すぎますよね。 企業の価値を現在持っている資産+将来の収益で計るとするならば、現在の資産だけでお釣りがくる状態。しかも金融資産だけでもお釣りが来る状態。 でも売られちゃうんですよね。恐怖に駆られた投資家さんから。こんな状態で売るのは、どう考えてももったいないと思わないんですかね。冷静じゃないんですよね。どう考えても。 今期赤字になるとか言うんじゃないんですよ。まだ会社発表が無いので四季報のたよりない予測を使うしかないんですが、売上高は前期より増収。利益も増益。税引き後で14.5億円の予測です。減価償却は4.5億の予想。ますますキャッシュリッチになって行きます。 またPERとPBR書いちゃいますが(苦笑)前期会社予測PER5.5倍。(来期四季報予測PER4.9倍)PBR0.62倍。配当年20円。優待100株で2000円の選べる食べ物ギフト。配当優待総合利回り5.26%。 私の基準からは、どう考えても売られすぎ。ミスターマーケットとは意見がまったく合いません(爆笑) さて、資産を運用するについても資産形成を目指す若い方と、リタイヤした資産活用期に入っている私とでは、基本的なところで運用設計が違うかもしれないので、その点についてちょっと触れておこうと思います。 資産運用によって、その果実で生活資金を確保していこうとする人々が行なうのが資産活用を基本に据えた投資運用だと考えています。だから賃貸不動産投資にしても借金を利用せず、家賃収入をすべて自分で使えるような形にしています。 株式投資でもインカムゲイン(配当、優待)に重きを置く部分を積み増していることは、このブログで再三書いてきているとおりです。配当や優待などのインカムゲインがないと、投資果実を実現するためには、株を売らなければなりません。これは金の卵を産む鶏を食べてしまうのと同じです。 トレードも楽しいですけれど、いつもトレードしていたのでは、自分の時間を自分の幸せのために使う余裕がなくなります。暇をもてあまして、やることがないという、さびしい引退者には、トレードもとっても役に立ちますが、旅行をしたり、別の楽しみに、もっと多くの時間を割きたいならば、インカムゲインは、とても貴重なものとなります。その点を考慮に入れてブログを読んでいただいたほうが、私の発言を読み取りやすくなると思います^^;
2008.01.10
昨日は予定通り出雲大社にお参りしてきました。http://www.izumooyashiro.or.jp/guide.html 道順を再確認するために出雲大社のホームページにアクセスして、いま平成大遷宮に入っていることを知りました。建物などの建築技術を継承するために、昔から遷宮をして技術を伝えている知恵に感動しました。 国民生活においては、核家族化が進んだために、おじいさん、おばあさんの知恵を継承することが叶わなくなりました。佐賀のがばいばあちゃんについて美輪明宏さんが中心のテレビを見て、がばいばあちゃんの知恵にも感動しました。 そのとき美輪さんが現在の中高年の礼儀知らずの厚かましさを指摘するとともに、みんなまとめて教育をしなおさしたほうが良い、とコメントされていました。 旅に出ても、街(特に大都市の都心部)を歩いていても、社会的というか生活上の基本的礼儀や作法を無視するような老害バリバリのモンスタージジババを良く見かけます(苦笑)この人たちのもう一世代まえの知恵を学ばないといけないのだろうと感じます。良いところは学び、悪いところは反面教師として、自分を律したいと思います。 アメリカ市場が下がるので、いろいろな意味ですでに充分割安だと思われる日本の企業の株が更に売り叩かれています。トレード用にとっておいた資金から、ついに配当利回りの高いCHINTAI(2420)を買い増してしまいました(苦笑) 更に下がるかもしれませんし、優待株でもありません。11月決算で今期の業績を増収減益として、更に売り込まれて配当利回りがついに5%を超えたので、高配当銘柄として組み込み額を増やしました。財務内容に問題なく、個人投資家に人気があったので去年の高値96500円(なんと2007年1月5日みたいです)から65%下がりました。配当利回り5.4%のところで捕まえることが出来ました。 業績が更にドカンドカンと沈みこむことは無いと思います。日本でお引越しが無くなる事はないだろうという点と、海外に仕事を奪われる業種でもない点。人気が剥落してすでにボロボロ売り込まれた点も投資した理由の一つです。直ぐに上がることは期待していません^^;。 いったん底打ちが確認できないと、私のトレード能力では対応しがたい投資環境なのと、お金を遊ばせておくのは勿体無いので、ツイツイね(苦笑) この前、企業名は伏せてブログに書いた企業は、あそこから更に10%も下落してしまいました(苦笑)PER3.9倍。PBR0.71倍。もう完全に投資指標が恐怖に負けて役に立たない状態に入ってきました。エクセル(7591)も本日1085円まで売られちゃいました。PER4.48倍。PBR0.46倍。 これから株式投資を始める人にとっては、本当に良い時代になりましたね。でも買えないものなんですよね。東京の都心部の一等地にある賃貸ビルの家賃利回りが20%を超えたときも、殆どの人は買えませんでしたから。借金するのは怖かったし、銀行も貸さなかったしね^^; 株の場合は借金しなくても小口資金で買えるので、市場参加者の顔が恐怖で歪んでいるときに、少しずつ買っていくのも良いのかな~と思います。まだまだアメリカ発の恐怖は続きそうな気配ですね。無理せず、のんびりいきましょう^^;
2008.01.09
明日は出雲大社詣での予定なので、明日の分を書いておこうと思います。千日回峰(日記1000回を千日回峰になぞらえてます)二周り目も中盤にさしかかりました。しっかり続けて行こうと思います^^; お正月なので「ツキ」について少し述べてみたいと思います。「ツキの伝道師」というのが、私が自分に与えた肩書きの一つでした。億近のメルマガでも、「運」とか「ツキ」について過去にいろいろと書いてきました。ただ自分の中で「ツキ」とか「運」というものに対する感じ方が、ドンドン変化というか進化しているような感じを持っています。 最初は自分に良いことが起こったとき、例えば買った株で儲かった時などに「ツイていた」と感じ、株式投資で損をしたり、仕事や人生で嫌なこと、マイナスなことが起こったときに「ツイていない」「運が悪い」というような認識をして、話をしていました。 そのうちに、世の中、自分の周りには「ツイていること」「運が良いこと」も「ツイていないこと」「運が悪いこと」も常に無数に存在していて、「自分がツイている」「運が良い」と信じ込んでいると、自分の周りにある「ツイていること」「運が良いこと」だけをキャッチできるようになる。「自分にツイていること」や「運が良いこと」ばかりが起こるようになる。そんな思い(幻想^^;)を抱くようになりました。 更に最近は、株で損をしても、仕事で嫌なことが起こっても、体の調子が悪くなっても、どんなことが起こっても「ツイている」「運が良い」と感じるようになって来ました。妻に言わせるとプラス思考のお化け、なんでもツイてる症候群(爆笑) マゾじゃないんだから、「どんなに嫌なことが起こっても幸せに感じる」なんてわけないじゃないですか。嫌なことは嫌。損をすれば痛い。儲かればうれしい。普通の人間の感覚です^^;。ただ、良い事も悪いことも、それを自分がしっかり引き受けて(受け止めて)、それをプラスの方向、良い方向に進むエネルギーに換えることが出来れば(=良い経験にできれば、とも言えると思います)、それが大きな幸せを呼び込むことになる。無理をしなくても、自然にそのように思えるようになってきた、ということなんです。逆に、宝くじで1億円当たろうと、株で数億円儲けようと、それがきっかけとなって浪費家になって不幸になったり、より大きな富を求めて投機に走り失敗して破綻してしまったり、災厄をもたらす場合も無いとはいえません。企業家として成功し上場までしても、事業拡大を急ぎすぎて倒産してしまうケースもまれではありません。昔から「人間万事塞翁が馬」というのは、このようなことを言うのだと思います。世の中、何事も常に自分の思い通りになったのでは、面白くもなんともないじゃないですか。感激が薄れます。思い通りに行かないことを、苦労して、努力して、自分が思い描く夢に近づける。思いを叶える。それでこそ喜びも大きくなるのだと思います。何事が起こっても、常にツイている。これからは、そんなスタイルで生きられたら楽しいな~と思いませんか^^;
2008.01.07
今日は日赤の眼科で検査を受けてきました。せっかく眼科で見てもらうなら、テレビなどで警告されている緑内障など、怖い病気の検査も一緒にやってもらおうと考えて、眼底検査も含めてみてもらってきました。結果はまったく異常なし^^; 目の充血もウイルス性の結膜炎などではなくて、単なる疲れと思われ、プールで泳いでもまったく問題ないということで、3時過ぎに瞳孔を開く薬の影響が消えたところで、さっそく泳ぎに行こうと思います。 若い先生で丁寧に見てくれたのはいいのですが、熱心にカルテに書き込んでいるので、最初は悪い病気ではないかと、冷や汗が・・・。実際は、その先生に診てもらってから、もうひとりベテランの先生に診てもらうということで、ほっと一息。ベテランの先生が見てくれて、まったく問題ないということで、本当に安心できました(苦笑) お勉強のための、良いモルモットになったわけですが、丁寧にしっかり見てもらえたのは、かえってラッキーだったと思います。最初は、ほんとにビビリましたが(爆笑) しかし、予想したとおり日本の株式市場はボロボロで、金曜日より更に売られる状況で、眺めているだけ・・・、にしておくつもりだったんですが、ついつい証券会社に置いてあるなけなしの資金でSUMCOを買ってしまいました(苦笑) こんな歴史的な状況で市場に参加しないで済ましていては、あとで後悔しそうなので、ご祝儀買いということで^^; 売られるから下がり、下がるから売られるってことなので、業績とか資産内容とか、もう関係なしに売られています。だからどうということはないんですけどね、自分の頭で考えて、動くのもよし。動かざるもよし。 明日は出雲大社にお参りに出かけようと思います。苦しいときの神頼みではありません。今年は自分はこのような大望を抱いております。このように動いていこうと思います。こう自分の決意をご報告してこようと思っているわけです。自分が動かなくて、神様が助けてくださるわけがないと考えております。
2008.01.07
引越しが済んでからも、いろいろな用件が重なって、奥さんの実家にも挨拶にいけずにお正月まで来てしまいましたが、ご挨拶も済み、やっと一段落したように感じています。 まだキッチン大改造が残っていますが、依頼する業者は決定し、後は淡々と工事をするだけなので、やっと「旅行の計画などを立てようか」というところまでたどり着きました。 今日はプールに行く予定でしたが、雪なのかの運転で疲れてしまったのか、または田舎で雪の中で八朔とりをやって目にゴミが入ったのが原因なのか、目に充血が出来たので、とりあえずプールはお休み(残念)。 たまたま新聞に入っていた旅行社の広告でカニ三昧、ふぐ三昧の旅行にグッと引き込まれてしまいました。 株式市場のほうは、どうせ荒れるでしょうし、指をくわえてみているだけの状況だから、当面我慢我慢の毎日でしょうから(苦笑)、その間はゆっくり旅などをして、羽を伸ばそうと思います^^; 優待銘柄については、かなり真剣になって有価証券報告書までチェックして、選んだ銘柄群なので、売るつもりがまったくないのは、従来より述べているとおりです。 優待銘柄ではなくても、業績(今期も来期も^^;)がとても良いのに更に売り込まれて去年の高値の株価から5分の一以下になり(正確に言うと高値の19.23%)、PER4.3倍になり、PBR0.8倍になった企業なんて、売る気に絶対なりません^^ (どのくらいキャッシュリッチかというと中間決算時点で現・預金27.6億+投資有価証券14.6億-有利子負債13.2億=29億 時価総額55億 今期の税引き後利益12.5億+減価償却1.5億 皮算用でもしいま55億でこの会社を買収できれば来期のキャッシュフローで投資額は回収できてしまうということです。その後はタダで毎期15億くらいのキャッシュフローが手に入る。簿価のお安い土地が18億あるから、ほんとお買い得だと思うんですけどね。売られちゃいますね^^;) 来期の一株利益予想からはじいたPERは3.9倍だし、キャッシュリッチで実質無借金だし、投資有価証券もけっこう持ってるし、昭和39年に取得した滋賀工場とか不動産の含みも、そこそこ見込めそう。本社の土地はたいしたことなさそうだけど^^;マンションデイベロパーが低PERなのは、それなりに理解できますが、製造業なのに、何でここまで売られますかね~。とっても不思議??? なぜこの会社の株価が5分の一になっちゃうのか、よう分かりません。考えても私の頭では回答は出せそうもありません。だから考えません(爆笑)
2008.01.06
限界集落( =過疎化などで人口の50%が65歳以上の高齢者になり、冠婚葬祭など社会的共同生活の維持が困難になった集落のことを指す。)とまではいかないけれど、田舎の山村の過疎化は進んできていますね。 奥さんの甥っ子が小学生なんですが、三つの小学校が一つに集約されるという話を聞きました。 近所の人々の高齢化も進み、若い世代は都会地で就職して、町の人口も減少し、高齢化も進んでいます。専業農家は、ドンドン減少しているようです。親戚のうちにお邪魔したんですが、やはり息子さんたちは農業は継がないということで、おじさんの代で農業はおしまいということになりそうなお話でした。 時代の流れは、いやおうなしに田舎にも押し寄せてきます。生まれ育った土地を去るのは辛いものもありますが、過疎化が進めば、やむをえないのだと感じます。 郵貯民営化のときに、地方が切り捨てられるという議論もありましたが、自分が過疎化した土地でどうしても生活したいから、交通費や人件費など経費を無視しても、きちんと郵便を届けて欲しいという要望は、我がままのように感じられました。 自分が限界集落に住み続けるなら、不便は覚悟する。そんな決断が必要なのだと感じます。「お金の集まるところに人が集まり、人が集まるところにお金が集まる」というのは過去から変わらぬ鉄則だと思います。 私も豊かな自然環境で生きていきたいと考えて、地方生活を始めました。文化やファッション性で後れを取るのは覚悟のうえです。その分、自然を満喫したいと考えています。 あと、お買い物などは、なるべく地元資本の企業の製品を、地元資本の企業でするように心がけるようになりました。無い物はしょうがないですけれど、多少高くても地域経済が立ち行かなければ、将来的な自分の生活に影響が出てくる可能性が高いと考えての、ささやかな抵抗です(苦笑) イオングループが好きではないのは、狸やうさぎしかいないような場所にドでかいショッピングセンターをこしらえて、地域の顧客を一気に奪ったうえで、採算が合わなくなったら、さっさと撤退するなんてことをしかねないからです。地元資本の弱小小売店は淘汰されてしまっており、イオングループが撤退した後、生活者が買い物にも困る状態が発生します。 年寄の多い地域では日常品の買い物にも苦労するようになります。地元の商店を捨ててイオン(ジャスコ)の店舗で買い物をした責任は地元住民にあるんですけどね。だから自業自得ではあるわけなんですけど、割り切れないものがあります。だからささやかに抵抗しようと思っています。 株式投資でも、そうなんだと思うんですよ。日本人はお金は持っているはずなんですけど、外国、特に新興国にばかり投資をして、日本の企業を見限ってます。日本企業を一番見限ってるのは外人投資家ではなくて、日本人投資家なんでしょうね(苦笑) 私は海外で生活するつもりはなくて、豊四季の国、日本で一生をすごすつもりなので、日本の企業への投資を主力に据え続けようと思っています。中身をよく見れば、本当に成長力のある業績の良い企業がたくさんあることが分かります。 オプション投資の第一人者増田丞美さんとお話した時に一致した意見は「大儲けしたり大損したり、アップダウンの激しいことよりも、儲けのレベルは低くても安定的に右肩上がりで儲け続けられる方が、すっと良い」ということでした。株価自体にはアップダウンはつきものですが、企業の業績の方をみれば、右肩上がりで着実に業績が伸び、成長している企業がたくさんあります。 ホームクリーニングのきょくとう(2300)などの歩みを見ていると、うさぎと亀の寓話に出てくる亀を思い出してしまいます。こんな企業をたくさん見つけ出して分散投資を継続していきたいと思います^^;
2008.01.05
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 お正月は雪の中、奥さんの実家に出かけてパソコンもなく、のんびりした田舎のお正月を堪能してきました。 大雪注意報の出る中、年末にチェーン着装訓練に大汗をかいた成果もあり、いざとなればチェーンがあるという安心感にも支えられ、安全運転で帰ってくることが出来ました。 高速より、国道9号でのんびり行こうという方針で臨みましたが、大山の麓の地域では、やはりかなり雪が積もっていました。しかし面白いもので、平地の町よりも、更に奥地の山に囲まれた奥さんの実家付近では、雪が殆ど積もっていませんでした。流石に一日の夜は雪が降り、20センチほど積もりましたが、午後からは雪が溶けだして、チェーンを利用しなくても、大丈夫でした。やはり備えあれば憂いなしということだと思います。 日本の株式市場はアメリカの影響を受け、大発会は想像通り強烈な下げに見舞われています。私のように根っこの部分は株式市場に置いたままにしようという投資家の皆さんは、今日一日という期間で区切ってみれば、資産残高が大きくマイナスに動くという状態で、おとそ気分も抜けてしまったかもしれません。 資産がマイナスになり減るのは、当然気分の良いものではありませんが、資産運用は一日で終わって片がついてしまうものではなく、自分の生きている限り、一生続いていくものだと思っているので、一日の資産額のアップダウンにばかり、気をとられて、気分を悪くしていたのでは、体が持ちません。 株式投資のような相場商品で運用する場合、常に投資元本より現在価値がプラスでなければならない、というような制約条件をクリアすることは不可能です。投資をスタートした時点から手数料がかかりますから、資産はマイナススタートということになります。 年末からお正月にかけて考えていたのは、自分の投資ビジョンのうちファースト・プライオリティ(第一優先順位)はなんであるのか、自分の現在の経済状況(収入、資産額、健康、家族の状況など)を見直して、再検討するとともに、それをきちんと頭の中に叩き込んでおこう、ということでした。 資産運用では、運用の結果、資産が増加することを期待して実行するわけです。理想で言えば「出来るだけ早く、出来るだけ大きく、損をせずに(安全に=常に投資額が増える状態で)、楽(=努力をしないで=自分の時間を節約して)資産を増やす」事ができれば、最高ですが、そんなことは不可能に近いと思っています^^; 「資産の増加額」、「資産の増加スピード」、「安全性」、「自分の時間の節約」というすべてのビジョンを一斉に満たすことは、とても難しいことです。それぞれのビジョンは相克することも多いです。 信用取引などレバレッジを利用すれば、旨くいったときは大きく早く資産を増やすことが可能ですが、失敗すれば、大きく資産を減らしてしまい、安全性からは遠くなります。 それぞれのビジョンには優先順位の優劣が存在します。どのビジョンに重きを置くか、ビジョン間の優先順位を明確にして、ファーストプライオリティを守るように投資を実行していくことが、大切だと考えています。 私にとってのファーストプライオリティーは現在持っている金融資産をインフレで目減りさせない(価値を守り)ことです。第2順位のプライオリティーには投資元金の増減よりも、毎年着実に投資果実の一部を実現し、自分の生活を豊かにすることです。第3順位は中長期的に見て、資産がしっかりと増加しているということです。第4順位が資産増加のスピードでしょうか^^; このような私の投資ビジョンをクリアするためには、配当優待利回りが高い銘柄は非常に有効だと再確認しました。もちろん投資した企業が成長する意思を持ち、成長のための努力を惜しまず、その成長を可能にするための財務や資産基盤、技術、ノウハウを充分に持っていることが大切です。始めてフリーページを作成して、現在持っている優待株を載せました。最低優待単位株で2007年12月大納会の終値を基準価格として、放置(楽して)おいて、自分が60歳になったときに、どれほど資産が増えているかを、楽しみにしたいと思います。 この部分が定期預金や郵便貯金、公社債投信などいわゆる元本保証の運用商品からシフトした部分です。投資専業ですから、このほかにも早く、大きくというビジョンを優先した投資部分がもちろんあります。しかし、そのような投資資金部分も、安全性と妥協してかなりの制約を与えています。 年の初めは、自分の運用対象の中ではゴールドの値上がりが目を引く状況ですが、今年は日本株にも大きなチャンスがやってくることを期待して、制約条件にチャレンジしていきたいと思います^^;
2008.01.04
全30件 (30件中 1-30件目)
1