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私が知らないうちに、 中1の息子が読んで、ゲラゲラ笑っていた
本です。
・・・いいのか??♂と♂のキッチュシーンあるんだぞ。
・・・そんなに子供受けするところがあったか???
と、思ったら、息子は ヘイジ
が好きらしい。(なんだ、デンジャラスじーさんと同じか・・)
デーデマン家の執事、 セバスチャン
は、フランクフルト最強の男。
鋼のマスタング大佐みたいな容姿と、エスパー並の危険認知能力と、どこに仕込んでいるのか分からない 多彩な武器で
、今日も戦っています。
なぜセバスチャンが戦わなければならないか?
・・・それは、 みんながセバスチャンに遊んで欲しくて
、 揉め事ばっかり起こしているからです
。
例えば主人の デーデマン
(25)
寝汚いのでいつも朝起こしてもらっているのですが、いつも「 キスしてくれたら起きる
v」と要求する 甘えッ子
。(その度にブリザードに凍らせられてるけど、たまにブッチュとやってもらえるからヤメラレナイらしい)
セバスチャンの仕事は、彼に仕事をさせること。たまにお菓子を作ってやっているらしい。
後は、毎日のように起こす揉め事を、厳しく始末するのみです。落とし穴に落として終わり・・な時もあるけどな。
がんばれセバスチャン!!
敵その2 ヘイジ
(年齢不肖 外見は5,6歳の幼児)
ほおっておくと、デーデマン家の壁という壁に巣穴を掘っています。
その巣穴の場所を感知できるのはセバスチャンだけ。
捕まえると脱皮して逃げる。ほとんど 人外のモノ
です。
敵その2 デーデマン父
セバスチャンが若くしてデーデマン家に来た時から狙っている セクハラ親父
。
こちらの屋敷にくる毎、迫っては、セバスチャンに冷たくされたり(イイ方)吹き飛ばされたりしているのでした。
敵その3、 デーデマン母
25歳の息子を持っているとは思えない若くてセクシーな女性です。
でも、打倒ヘイジに燃えている為、戦闘が激しく、
初登場時には、セバスチャンが麻酔銃を打って処理。 敵とは言えないかもしれないがウザい
。
敵その4、 ユーゼフ
お向かいのご主人。これもセバスチャンを狙っている。
何百年生きているか分からないけど、外見は金髪碧眼でニコヤカな美青年です。
でも、屋敷には恐ろしい地下室があるらしい。
いつも、玄関じゃないところから現れているような気がします。 魔界のモノ??
ご主人様の気を引くセバスチャンに敵対心を持っている熱い執事、 ピーター
がもれなく付いてきます。
■1巻では
デーデマンが通販で購入した 、『歩くと音がする靴』
(ちゃらん♪ぽらん♪と鳴る)のお話。
寝ボッケーると、 誰でもベッドに連れ込んで添い寝をしてしまうセバスチャン
の嬉しいvクセ
のお話が好きでした。
ヘイジに手を焼いたセバスチャンが、 突然鞭を出す
シーンも笑った。
ディアプラス掲載は毎回少ないページらしいのですが
コミックスで読むと、その各話があまりにも突飛でゴチャゴチャしているので読みづらいカンジがします。
けれど
その毎回のセバスチャンの激しくも厳しい対応の仕方が
・・・病みつきになってしまうほどステキなので、読んでしまうのでした。
■2巻では
新しく、デーデマン家に シェフのデイビッド
が登場。
明るく爽やか。しかも和み系で、毎日の戦闘補助に疲れる使用人の オアシス
となってます。
(でもやっぱりこいつもセバスチャンが好きで、ハニーとか呼んでるのだ)
しかし、ユーゼフとは陰と陽で相入れない様子。(つか、ライバルだし)
・・ここへ来て、セバスチャン、 受け決定か
??(ホントにこんな本、息子分かって読んでたらコワイ)
回を増すごとに、存在が薄くなり、どんどん縮んでいくのがデーデマン。
とうとう2頭身くらいになっている。(いや、ヘイジよりな少し大きいから2,5頭身か)
しかし・・・セバスチャンの嬉しいひと言で、しゅるしゅと身長が伸びるのでした。
(そして「やれるもんならとっととそうやれ」と言われるデーデマン・・)
デーデマン家に入った ドロボウ
が、驚き逃げまわる話が好きv
あと、デーデマン父脳内の『若きセバスチャンとの夜の逢瀬』劇場を、もう少し見たかったかもですv
■3巻では
デーデマン家唯一の女使用人、 ソネッテ
が、ヘイジの部屋のドアを開けたら
そこは異次元に繋がっていた
シーンから始まります。(ヘイジの部屋ならあるだろうと、誰もが納得)
そして
デイビッドの元の主人、 ルドルフシュタイナー
(花君のまさお先輩みたいな煩さい美形)が登場・・・して
さっさとデーデマン家の落とし穴(先にドロボウのブラックファルコン君が落ちている)に落下。
しかし、今度はセバスチャンも落ちてしまった。
いかにしてセバスチャンはこの難局を乗り切るのか!!!
というのと、
ヘイジが作り出した妖しい薬のせいで
セバスチャンとユーゼフとデイビッドが赤ちゃんになってしまった
話が面白かったです。
(赤ちゃんセバスチャンがメチャ愛らしい・・性格も強さもそのまんまなのも笑えるけど)
■4巻・・
風邪をひいてしまったセバスチャンが、治す為に選んだ道・・それは誰かに伝染すこと・・
セバスチャンにぶっちゅーとしてもらえたのは誰だ???
治ったセバスチャンが、お出かけしている間に、屋敷では
デーデマン4世という悪霊?が蘇ったらしいです。(無関心)
その騒ぎでヘイジが幽体離脱したのに
帰って来たセバスチャンが、体を異次元に飛ばしたために
ヘイジは抜け殻に肉を詰めてもらって復活。
(目や耳の穴からミンチがはみ出ている・・・)
自分的にはあまり面白くなかったかな
■5巻はヘイジがマユを作り、家中に糸状の巣を張ったり(壁の中にもアリ状の巣があるのに)
帰って来た外側がシャドウとなって、脱皮した皮+肉詰めの魂とニ体になって大暴れ。
セバスチャンの鞭さばきが映えます。
それから、なぜかユーゼフに気に入られてしまったが為、心臓が崩壊寸前の使用人B君のお話。
ユーゼフが恐がられないよう、いつも自分から漂う瘴気(しょうき)を隠す術を会得した為
側には寄れるようになったものの、最終的には後ろから抱きすくめられて人格崩壊しました。(笑)
そんなBくんを復活させる為、デイビッドが1ヶ月おんぶして過したというネタが嬉しいですv
しかし、一気に5冊を読み返したら・・疲れました。
毎日寝る前に少しずつ読むのがイイかも。
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