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秩父宮記念公園の花々を楽しむ。7月27日(火) 12:02木道 → 憩いの庭 → つばき園 → 防空壕へと進む憩いの庭に咲く花ジュウニヒトエ(十二単)葉の脇から穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、小さな青紫色ないし白い唇形の花を輪生させる。 花は幾重にも重なって咲く。 花径は5ミリから10ミリくらいである。 上唇は2つに浅く裂ける。 下唇は大きく3つに裂け、真ん中の裂片が大きい。 雄しべは4本で、2本が長い。全体に白い毛を密生させるカンゾウズームアップユリとの競演。ジュウニヒトエ(十二単)の和名は、花の咲く様子を宮中の女官などが着る十二単に見立てたものである。 俳句の季語は春であるユリの原種は北半球に約100種類が分布します。そのうち15種が日本に自生。ヤマユリ、ササユリ、オトメユリ、テッポウユリなど、美しい花が多いことが世界に知られているが、このユリは紅カンゾウ?ズームアップつばき園平成17年(2005)に、新たにヤブツバキを中心とした「つばき園」が開園された石碑の裏には、『「つばき園」ができるまで』郷土の政治家元衆議院副議長勝間田清一氏が、「私が子供の頃は何処の屋敷や田圃の土手にも、緑の葉に真っ赤な花の咲く「やぶ椿」があったが、世の中の変化と共になくなっていくのは寂しいことだ。どこかに「椿の森」を造り残したい」と提案されてから28年の歳月が経ちました。これに共鳴された元東京天文台長 古畑正秋氏が基金を寄付し、東山会会員がその遺志を継いで奔走し、御殿場財産区制施行30周年記念事業として、ここに「椿の森」の実現に踏み出すことができました。御殿場市内で古くからみられた「火防せ」、「防風林」、「河川の土手持ち」として効果が高く、寒さが厳しい当地方でも開花する「やぶ椿」の花の中を散策できるように整備を進めました。 平成17年11月 吉日 御殿場市長 石碑の上にはコケが生い茂るつばき園内には約1,000本の椿が植栽されているヤブツバキの種子種子からは椿油を採取するつばき園を出、散策路沿いにいろんな花が咲いている。バラ雨に濡れたバラフロックス科名 / 属名:ハナシノブ科 / クサキョウチクトウ属(フロックス属)フロックスの仲間は67種が知られて、草丈1mを超えるものから、岩場に張りついてクッション状に育つもの、常緑、落葉、一年草、多年草と、非常に変化に富んで、花が美しいので観賞植物として多くの種が栽培されています。シベリアに1種が分布するほかは、残りすべてが北アメリカに分布していますルドベキアタカオ科名 / 属名:キク科 / オオハンゴウソウ属(ルドベキア属)ルドベキアは、北米に30種ほどが分布している一・二年草、または多年草です。多く栽培されるルドベキア・ヒルタは、秋まきし、強く凍らせないように防寒して冬越しさせると、初夏から夏にかけて黄や、赤茶、黄色に赤茶の模様の入った花を咲かせる一・二年草です。春まきにしても夏に開花??ズームアップ防空壕の案内がありスギ林の中へ、左上に東屋があるが、工事中で立入禁止将校用防空壕入口将校用防空壕入口に立つ説明板、◎ 秩父宮勢津子妃殿下が書かれた手記の中には以下のような記述があります。 参考文献:銀のボンボニエール(主婦の友社) 平成3年6月27日発行 「八月十五日」・・・289ページ 別邸の屋根には迷彩が施され、等海軍部隊の兵隊によって強靭な防空壕も造られました。 地下を螺旋状に掘り固めて、ちょうどカタツムリの殻のように奥に入れるようになってお りました。奥には煙突のような脱出口もついていました。いざというときは宮さまを担架 にお乗せしたままずーっと奥まで入れるのです。このほかに宮内省が作った簡素なものも ございました。◎ 御殿場の空襲についても下記のように書かれています。 「八月十五日」・・・292ページ 七月三十日、空襲警報が鳴ったと思うと、御殿場駅の方角でドカーンという大きい音がつ づけざまに聞こえてきました。私にはそれが爆弾の音だとすぐにわかりました。御殿場駅 から東へ三キロのこの地もいよいよ危ないと思い、手伝いの者と急ぎ走って帰り、宮さま を皆で囲むようにして初めて防空壕に退避いたしました。後で聞くところによりますと、 艦載機数機が御殿場駅構内を機銃掃射し、駅付近に五十キロ爆弾を八個投下したというこ とです。◎ 両殿下が入られた防空壕は整備し、公開されています。 この防空壕を出て、正面の竹林内にある赤い三角の通気口がある場所が両殿下が入られた 防空壕です。防空壕(将校用)秩父宮同妃両殿下防空壕当園内には、秩父宮同妃両殿下防空壕、将校の防空壕、民間人用防空壕(未公開)の三つの防空壕があります。平成27年に戦後70年を迎え、秩父宮同妃両殿下防空壕を一般公開に向けて整備を進めてまいりました。当時、皇位継承順位第三位であった殿下の防空壕は特殊掩体壕というかまぼこ型で、遮弾層として石を1.5メートルほど積み上げ、その後さらに土を盛った構造で強度があるものでした。 昭和19年11月1日 御殿場別邸上空を敵機が通過するようになる。 昭和20年3月16日 東海軍により殿下専用の防空壕構築計画をたてる。 昭和20年4月8日 構築開始。 昭和20年5月11日 掩体セメント作業のため将兵250名を増員。その他約140名にて照明 燈下のもと作業。その間、市内小学生も石積み奉仕作業に加わる。 昭和20年6月22日 竣工 昭和20年7月30日 御殿場駅付近に爆弾八個投下により両殿下は初めて新築防空壕に退避 されました。病気療養中であった殿下を別邸から担架に乗せたまま防空壕の奥まで入れるカタツムリのような構造となっています。入り口は近くに爆弾が落ちても中に弾や飛散物、爆風などが直接入らないよう折れ曲がり、厚い板戸がついた設計になっています。奥には煙突のような脱出口もついています。 参考文献『銀のボンボニエール』(著者 雍仁親王妃勢津子)より竹林の中に「秩父宮同妃両殿下防空壕」防空壕の上に三角の通気口三角の通気口横に咲くヤマユリズームアップ防空壕園内には3つの防空壕がある。現在内部公開している「将校防空壕」、「両殿下防空壕」、未公開の「民間人防空壕」。両殿下防空壕は、昭和20年3月造成開始、6月完成。その後7月30日御殿場駅付近での空襲時に退避、8月15日終戦を迎えた。当時の図面は「特殊掩体(えんたい)設計図」となっている。「特殊掩体」=「掩体壕」とは、かまぼこ型で大きな強度のある建物。躯体完成後、周りに遮弾層として石を1.5m程度積み、その後土を盛った構造。当時地元の生徒が参邸し石積の奉仕をした。掩体壕設計図は、入口から右に曲がり前室、そのまま居室へとまっすぐに入るようになっていたが、実際は入口から右に曲がり前室に入り、前室左側から居室に入るようジグザグになっている。入口付近に爆弾が落されても爆風が直接両殿下のいる居室には届かないよう、建設段階で変更したと思われる。 秩父宮同妃両殿下防空壕内部。奥には煙突のような脱出口もついている両殿下の居室ここへ担架で運ばれた秩父宮殿下防空壕横から竹林を見上げる竹林の中にはアジサイも咲く両殿下防空壕上に咲くヤマユリズームアップ竹林はアジサイロードになっており、いろんなアジサイが咲く竹林の木漏れ日の中にウズアジサイズームアップ西洋アジサイうぐいす亭裏にある、アジサイロード入口 — 続く ー
2021.08.26
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御殿場市にある秩父宮記念公園の花を小雨の中、ヤマユリほかいろんな花を愛でた。7月27日(火) 11:30中門を入り、受付・案内所入園受付案内所は、売店 休憩所 へお越しください受付前に掲示されていた、 ご注意【入園制限につきまして】現在、緊急事態宣言対象地域からお越しの方のご入園はできません。神奈川県は対象なのか? 入園できるのか心配になる!売店 休憩所への途中にあるバラ園プリンセス チチブ昭和46年(1971)に、イギリスの J.ハークネスから秩父の宮妃勢津子さまに捧げられたバラがあるようだが雨に濡れたバラバラの名札がなく林の小道から売店 休憩所入場時にカードに、住所氏名を記入して提出。カードを提出しながら係員の方に聞くと「東京都の方が対象です」とのことでホット。検温、消毒をして入園料金 300円(JAF会員は250円)を支払い園内へ順路(標準コース)花壇(節花・宮菜) → 母屋 → 木道 → つばき園 → もみじ園 → 防空壕 → 記念館 → 売店 → ※お帰り ※ お帰りは売店(受付)をお通りください。木道 → 憩いの庭 → つばき園へと進む売店 休憩所まえから母屋方向順路(標準コース)に従い、反時計回りに進むことに。台風8号も近づいており雨が降っていたため入園者は数名で園内を独り占め状態林の小道入口秩父宮記念公園は、標高約500メートルにある庭園で、両殿下が愛された山野草を始め四季折々の花々を楽しむことができるメインロードから、林の小道に入り、売店 休憩所を振り返る林の小道にアジサイが咲くアジサイカエデの葉に水滴チップがばらまかれた「林の小道」の足元にはシャガ5月頃にはシャガの花が咲き乱れる標高が約500メートルあるので、アジサイの開花時期も遅いガクアジサイウズアジサイ(渦紫陽花)この花は、オトギリソウ(弟切草)の実夏に黄色い小さな花をたくさん咲かせ、秋にはかわいらしい実をたくさんつけるオトギリソウ(弟切草)の花言葉は「秘密」「迷信」実が可憐である茅葺の邸宅享保8年(1723)に建てられた茅葺きの母屋は、御殿場市指定文化財。昭和2年(1927)に移築したとのことで、移築費用は現在の金額では2億円とか。廻りには樹齢130年のしだれ桜があり、4月中旬が見頃とのこと。団体記念写真を撮影する場所で、後方には梅の木林の中に、ヤマユリが咲くヤマユリは7月から8月に、強い香りのある、花径20cm強の大きな花を1~10輪ほど咲かせます。花弁には白地に黄色い帯状の筋が入り、えんじ色か紫褐色の細かい斑点が散りますアジサイも競演ウズアジサイ木道沿いの花壇に、レンゲショウマ(蓮華升麻)が咲くレンゲショウマは日本固有の1属1種の植物で、東北地方南部から近畿地方にかけて分布。深山のやや湿った林床に多く見られ、やや薄暗い林に大群落をつくっていることもある。シャンデリアのように、大きな美しい花を無数にぶら下げて咲く姿は、夏の花の風物詩としてマスコミなどでも毎年取り上げられている花の特色茎先に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を立て、花径3~4センチの淡い紫色の花を下向きにつける。外側にあって白い花びらのように見えるのは萼である。萼片の数は7~10枚ある。内側にあって雄しべを取り囲むようにしている淡い紫色の部分が本当の花びら(花弁)である。 花弁の数は10~12枚であるズームアップレンゲショウマは可憐な花であるウバユリ(姥百合)名は、子守役の姥(乳母)にたとえたものといい、世話をしていた幼児が花の盛りの年頃になる時分には、子守をしていた女性はもう歯が抜ける歳になってしまっていることを、花が終わると葉(歯)がなくなることに掛けたものといわれる。直立して大きな葉をつけるので、大きいという意味の「ウバ」が冠せられたという説もあり、そっちのほうが本当らしく思える。ユリの名があるが、通説ではユリ属ではなく独立したウバユリ属とされる。山野のやぶや照葉樹林下に生える多年草。主に関東地方以西に生え、昭和初期には東京全域で普通に見られたという。多くの図鑑では日本海側の分布を石川県以西としているが、秋田県北部でウバユリと思われるものの自生を確認している。東北地方では少なく、代わりに大型のオオウバユリが生える。オオウバユリは北海道と本州中北部に分布し、大型で花が10-20個咲く変種フシグロセンノウ (節黒仙翁)山地の林内でみられる高さ50~80cmの多年草。茎は直立して上部で枝分かれし、まばらに軟毛がはえます。茎の節はやや膨らみ、黒褐色です。葉は対生する単葉で、長さ5~14cm、幅2.5~5cmの卵形~披針形、全縁です。花は茎先に数個つくか、葉腋の2出集散花序にまばらにつきます。花は朱色の5弁花で、花弁は平らに開きます。雄しべは10個です。萼は円筒状で長さ2.5~3cmです。果実は蒴果で、上部が5裂して種子を出します売店で売っていた「フシグロセンノウ」林の中に咲いていたヤマユリヤマユリには「荘厳」「威厳」「純潔」「飾らぬ美」「飾らない愛」「人生の楽しみ」「高貴な品性」といった、花言葉の意味が付いている木道を進み「憩いの庭」へ花の廻りをチョウが飛び回っていた12:02ズームアップ — 続く ー
2021.08.25
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誓いの丘公園から金太郎富士見ラインを下り、県道149号線と合流、秩父宮記念公園へ向かう。7月27日(火) 10:23県道149号線(竹之下小山線)を走り、前方に東名高速道路の橋脚塔10:28JR足柄駅所在地:静岡県駿東郡小山町竹之下数年前に近くのゴルフ場へ来た時は、古い駅舎であったが。明治22年(1889)に東京 - 大阪間を結ぶ鉄道(1909年に東海道本線と命名)の一部として開業し、複線化も行われていたが、昭和9年(1934) 12月1日の丹那トンネル開通に伴い、東海道本線は熱海駅経由に変更され、国府津駅 - 沼津駅間は支線の御殿場線となった。なお鉄道唱歌の歌詞は、丹那トンネル開通前に発表されたため、国府津駅 - 沼津駅間が現在の御殿場線経由となっている足柄駅は、駅舎を建替え「交流センター」として、2020年6月下旬よりオープンしました。建屋の向かって右手が「小山町足柄支所」、左手の1Fに「トイレ」など、2Fが「休憩所」になっています。 足柄駅・交流センターの設計は、新国立競技場を設計した「隈研吾建築都市設計事務所」によるものですとJR足柄駅 JR東海TOKYO 2020に合わせて完成させた新駅舎駅前に立つ「足柄古道・銚子ヶ淵コース」 全 長:2.94km、累積高度差:141m金太郎ゆかりの地 足柄古道を散策するコース「足柄山の金太郎」ゆかりの地である足柄地区は、駅前を離れ、里山に入ると高い木々に覆われた穏やかな森が現れます。足柄古道に沿って流れる渓流のせせらぎを聞きながら歩きます。コース最奥には、静岡県水辺百選の銚子ヶ淵があり、滑水をたたえ森と水の調和が清々しく感じられます。コース内に、名高い平安時代の武将である「源頼光」と金太郎が初めて対面したとされる「頼光対面の滝」があり、随所で歴史を感じるコースです駅舎に掲示されていた、東京 2020 オリンピック・パラリンピック 自転車競技ロード 世界が小山をかけぬけるオリンピック 7.24(土) 男子ロードレース 7.25(日) 女子ロードレース 7.28(水) 女子・男子 タイムトライアルパラリンピック 8.31(火) ~ 9.3(金) 男子・女子 タイムトライアル/ロードレース事務所の入口に貼り紙。ここは「小山町役場足柄支所」です。JR足柄駅の乗車券等は取扱いしていません。乗車券は無人駅の為、乗車してから購入して下さい。次の電車は、上下線 10:35駅舎は新築されたが、ホームは従来のまま。第二次世界大戦中の昭和19年(1944)には、不要不急線に指定されて単線化され、レールなどの資材は回収されて他の路線の建設に転用された。しかし現在もなおトンネルや橋脚などに複線時代の面影が残っている。また、大幹線である東海道本線から一ローカル線の御殿場線に転じたのちも、1992年に発生した東海道線来宮駅構内列車衝突事故の際などには、不通になった東海道本線のバイパスとしての役割を果たし、寝台列車が当路線経由で運行された← するがおやま あしがら ごてんば →JR東海が管轄する在来線では唯一神奈川県に乗り入れている路線となっており、同社在来線の最東端の路線である。前述の歴史的経緯から東日本旅客鉄道(JR東日本)管理の国府津駅から沼津方面に向かう方が下りとなっている上りの国府津方面沼津方向から上り電車が到着ワンマンの国府津行列車10:35発の上下線の列車下りは、御殿場行き国府津方面急勾配の御殿場線上り方面。御殿場線の最勾配は、御殿場駅の沼津方面の富士岡駅と岩波駅間で25%の勾配。東海道本線時代に使用されていたスイッチバックの跡が残されている東名高速道路の斜張橋橋脚駅前のロータリー足柄駅・交流センターの左手の1Fに「トイレ」など、2Fが「休憩所」になっている2021 静岡県富士山マイカー規制 7月10日(土) ~ 9月10日(金) 期間中は五合目にマイカーで乗り入れできません。 乗換駐車場(有料1台 1,000円) 五合目へは有料シャトルバスまたは有料シャトルタクシーをご利用ください。2Fの「休憩所」から、駅前ロータリーを見下ろすコロナ対策をした休憩所2Fの「休憩所」から1Fを見下ろす1Fには貸出し用の図書足柄文庫のご利用方法こちらは、町立図書館で除籍になった資料や、リサイクルとして図書館に持ち込まれた本を利用しています。 ・『貸出票』に氏名、連絡先、書名をご記入の上、左のポストに投函してください。 ・小山町にお住まいの方、小山町に通学、通勤している方はご利用していただけます。 ・貸出期間は2週間です。 ・読み終わった本は、棚にお戻しください。終日、書棚を確認させていただきますので、返却の連絡は不要です。 小山町立図書館おやま おすいマンホール蓋西の外れが富士山頂という小山町。当然のように富士山が描かれている。南東の外れには金時山があり、東名高速の足柄SAもここ小山町にあるので金太郎も登場し、周囲を町の花「フジザクラ」が囲んでいる。ちなみに、富士スピードウェイもこの町にある国道138号湖水前交差点ここを右折して秩父宮記念公園へ11:20秩父宮記念公園駐車場 駐車料金 バス・マイクロバス 1,000円 上記以外の自動車(二輪車を除く) 200円 駐車場利用時間 午前8時45分から午後5時まで園内で食事すると駐車料金はサービスになると。駐車場には私の車一台美しい日本の歩きたくなる道500選秩父宮記念公園と富士山絶景のみち コース案内マップ 全 長:5.4km(約1時間30分)緑あふれる高原の街「御殿場」 霊峰富士の東麓に位置する緑豊かな高原都市御殿場。四季折々の美しい景観、雄大な自然に囲まれてのスポーツ、そして歴史探訪。御殿場市の魅力を心行くまでご満喫ください。秩父宮記念公園 正門所在地:静岡県御殿場市東田中1507-7秩父宮記念公園は、昭和16年(1941)9月から約10年間、秩父宮両殿下が実際にお住まいになられたご別邸です。秩父宮妃勢津子殿下が、平成7年(1995)8月にお亡くなりになられた際の遺言により御殿場市に御遺贈され、園内を整備し平成15年4月に開園された公園である秩父宮記念公園日本の歴史公園百選秩父宮記念公園沿革秩父宮記念公園は、箱根外輪山の山裾に位置する御殿場市二の岡・東山地域の自然環境の豊かな場所に所在しています。ここは、市街地との接点空間を構成しており、明治期からの別荘地の雰囲気を内包した、御殿場市の近代史を語ることのできる象徴的な場所でもあります。日中戦争の最中、御過労と御心労が積み重なって御健康を害された秩父宮雍仁(やすひと)親王殿下は、昭和16年から御療養のために夏でも涼しいこの御殿場に御別邸を構えられ、以後昭和27年に鵠沼(藤沢市)に移られるまでのおよそ10年間の大半を過されました。この間、昭和20年8月15日には、終戦の詔書を伝える玉音放送を高松宮同妃両殿下と共にこの地で聴いておられます。当時は食糧難の折であり、邸内では戦時下より畑を耕し芋やカボチャなどを作っていました。秩父宮妃勢津子殿下は、殿下を看病される傍ら、農夫姿で鍬を握り作物を育てられました。殿下も戦後、一時的に御身体が回復されてきた頃には、近在の農民と共に野良着姿で畑仕事や家畜(鶏、綿羊、役牛など)の飼育に励まれ、農園の広さはおよそ500坪に及びました。平成7年に薨去(こうきょ)された秩父宮妃勢津子殿下の御遺言により御殿場市に遺贈された御殿場御別邸に、隣接地をあわせて9.2haの総合公園『秩父宮記念公園』として整備計画が策定されました。整備にあたり「寛ぎと安らぎの開放感」「自然美の発見」「創造から得られる精神的な満足感」をテーマに、本公園を訪れていただいた皆様にさまざまな形で『交流と交遊』が体験できる場所を目指しております。平成17年には、新たにヤブツバキを中心とした「つばき園」を開園しました。見頃の花情報ヤマユリ、西洋アジサイ(中門付近)、カンゾウ(三峰窯付近)、ハナタバコ(秩父宮メモリアルガーデン:以降TMG)、バラ(バラ園)、フロックス(TMG)、ヤブラン(TMG)、ヤマホトトギズ(中門付近)、ブッドレア(TMG)、ガウラ(TMG)、チェリーセージ(TMG)、ナデシコ(三峰窯付近)、ヤブミョウガ正門から中門への「森のエントランス」約1,000本のヒノキ林通りを抜けた先に四季がうたう庭園が広がる正門を入ると直ぐ右にある第16回 静岡県都市景観賞 優秀賞「緑陰の空間 秩父宮記念公園」 緑の園内には、築280年の母屋や樹齢120年のしだれ桜、秩父宮両陛下の御遺贈品の展示室 などがあります。 平成15年度受賞森のエントランスの中には、咲き終わったヤマユリの支柱まだ開花していた、ヤマユリ日本には10種以上のユリが自生しています。中で園芸的に最も重要なユリの原種がヤマユリです。ヤマユリは本州の平地から山地に分布し、日陰がちの斜面や、明るい林、草原に見られる球根植物です。7月から8月に、強い香りのある、花径20cm強の大きな花を1~10輪ほど咲かせます。花弁には白地に黄色い帯状の筋が入り、えんじ色か紫褐色の細かい斑点が散ります。まれに斑点のない「白星(しろぼし)」と呼ばれるものや、花弁の筋が紅色になった「紅筋(べにすじ)」などがあり、少量ですが生産されて市販されています。茎は斜めに伸びて高さ120~200cmになり、その先端に開花しますヤマユリと同様に栽培できる野生のユリに、カノコユリやタモトユリなどがあります。ヤマユリとこれらを交配して、豪華な花を咲かせる園芸品種の系統、オリエンタル・ハイブリッドがつくられているとヒノキ林を見上げる11:28中門の奥に、受付・案内所 — 続く ー
2021.08.24
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雨の中、足柄峠周辺の足柄之関跡、足柄山聖天堂。7月27日(火) 9:40雨の県道78号線(御殿場大井線)を上り、足柄峠へ。ここ足柄峠は、奈良・平安の時代には東国と西国とを結ぶ官道(足柄道)であり、東海道の交通の要所でもありました。当時、東国から西日本の防備のために赴いた防人が、足柄山や足柄地方を詠んだ歌が万葉集の中に多いことでも知られています。また、峠の足柄城址から見る富士山は、長い尾をひく裾野から雪をかぶった頂上まで手に取るように大きく壮大です足柄城址遊歩道案内図足柄城は、後北条氏によって築城された戦国時代の出城です。この城は、足柄峠を中心に???のいくつかの城郭群に守られた堂々たる城でしたが、天正18年(西暦1590年)豊臣秀吉の小田原攻め後廃城となりました足柄峠標高759米 静岡県小山町足柄峠主要史景行43年(113) 倭建命。東征の帰路 足柄峠にて「あづまはや」とのたまう。弘仁2年 (811) 空海。聖天堂本尊を早川の海辺に発見し、足柄峠に祭祀する。昌奏2年 (899) 足柄坂に関を置き「太政官符す。足柄坂、碓氷坂に関を置き勘過すべきの事」。天慶2年 (939) 平将門。乱を起し、足柄、碓氷の関を固める。天延4年 (976) 源頼光。総州大守の任期満ち都への帰途足柄峠を越える(坂田金時を見出だす)。寛仁4年(1020) 菅原孝標の女。「更級日記」に足柄越を記録する。 寛治元年(1087) 新羅三郎義光。後三年の役にさいし足柄峠に露営、兄義家のもとへ行く。 (笛吹石の故事)治承4年(1180) 源頼朝。伊豆に挙兵、軍勢を引率し足柄山中を越え駿河に発向。元暦元年(1184) 西行法師。足柄山を越える時歌を詠ずる。貞応2年(1223) 鴨長明。「海道記」の作者、足柄峠を越える。文永2年(1265) 日蓮。身延への途、足柄峠を越え竹之下に泊る。建武2年(1335) 足利尊氏。一条中将為冬卿らと足柄山中竹之下にて戦い勝つ。文明8年(1476) 太田道灌。今川氏の内紛につき氏親に合力せんと足柄を越える。永禄12年(1569) 北条氏。足柄城他十一城を一万八千の兵を配分守らせる。天正8年(1580) 豊臣秀吉。足柄城などを攻め落し小田原へ迫る。天正18年(1590) 徳川家康。足柄を越え、小田原城の寄せ手に加わる。 倭建命(日本武尊)古事記(和銅5年・712年完成)によれば、景行天皇の皇子、小碓命は、九州の熊襲健を征服した後倭建命と名を改めた。九州から大和へ帰った命は、天皇より東征の命令を受け上総(千葉県)へと出発した。相模(神奈川県)では、野火の難を草薙の剣で無事切りぬけ、いよいよ相模半島(三浦半島)から海路、目的地へ向った。船が大海原にさしかかった時、海の神の怒りにふれたが平穏な海は一瞬にして怒濤さかまく荒海に変った。この時連れの弟橘媛は、荒狂う波間に身を投じ、神をなだめ海を静めた。上総の岸へ無事着いた命は、任務を果したその帰路、足柄峠の頂に立ち、再び見ることはないであろう東の海をながめ、あの橘媛を思い「吾妻はや」(あゝわが妻よ)と嘆き悲しんだのだった。足柄之関跡おじぎ石おじぎ石旅人がこの石に手をついておじぎをし、手形を差し出した足柄之関跡古代の足柄の関足柄の関は昌奏2年(899)、足柄坂に出没する強盗団、僦馬の党を取り締まるために設けられた。関の通行には相模国の国司の発行する過所(通行手形)が必要だった。関の設置された場所や規模関の停廃の時期などは分かっていない。「源平盛衰記」に治承4年(1180)のこととして、土屋宗遠が甲斐に越える時「見レハ峠ニ仮屋打テ、(中略)夜半ノ事ナレハ、関守睡テ驚カス」と見える。また、鎌倉時代の歌人飛鳥井雅経が、「とまるべき せきやはうちもあらはにて 嵐ははげしあしがらの山」(「明日香井和歌集」)と詠んでいることから、源平の動乱の時代に、足柄峠に臨時の関が設けられ、鎌倉時代初期にはその残骸が残っていたことがわかる。峠付近の路傍から採取された四千年前の縄文土器片が語るように、この峠道の歴史は古く、鎌倉時代に箱根道が開かれるまでは官道・公道として利用され、東海道最大の難所として有名であった。また、歌枕として関・峠ともに、多くの歌に詠まれている足柄峠一里塚足柄峠一里塚一里塚は慶長9年(1604)江戸幕府が日本橋を起点として一里(約四キロ)毎に塚を盛り上げ榎の木を植えたもので道中の里程と旅人達が駕籠かきや馬方と運賃を決める手段とした。従来は一里が六町(654米)としていたが三十六町(3927米)に変えた為その周知を目的としたとも云れている。この街道は官道として栄えていたが、元和4年(1618)より箱根路に変ったので足柄街道とか鎌倉街道と呼ばれ、甲斐(山梨県)と相模(神奈川県)を結ぶ物資の輸送や富士山、大山詣などの信者でにぎわいをみせたと伝えられている。足柄山聖天堂聖天堂は、日本三大聖天尊のひとつ足柄聖天で、本尊は弘法大師が自筆の「足柄峠」の額と共に奉納したといわれる大聖歓喜双身天(石像1.8m)をまつり、ご利益は、一家和合、商売繁盛、縁結び、厄除で、毎年4月20日の大祭には多くの観光客でにぎわう。足柄山聖天堂前に「クマにまたがった金太郎」の石像足柄山聖天堂の境内に建つ「足柄山聖天堂 電氣電話開通 記念碑」苔むした石祠足柄山聖天堂は屋根を修復中本堂の扁額「〇秋○○」「下(しも)」の安穏由来昔相模の国、小田原在の姥、足柄山聖天尊に祈願し曰く 「吾、年老いて余命いくばくもありと覚えず、大往生遂げたしと願ふても叶ねざる事往々にしてあり、永年病床に臥し家人に「下」の面倒を愛くるは堪え得ざるものあり、されば日頃信仰せし聖天尊の功徳を何卒吾に垂れ給え」と姥は持参せし「腰の物」を差し出したり。堂主、信心深き姥に応え心を込めて誦経し、差し出せし「腰の物」に印授を書きしるし、終生之をまとわば汝の願望必ず叶ふべし、と与えたり、幾星霜年経て、姥の若者山を尋ねて曰く「吾が母、米寿の祝を経て大往生せり、遺言に「下」の世話にならぬはこれ大聖歓喜双身天の法徳なり、願わくば功徳を後世に垂れ給え・・・これ母の意志なりと」かくて堂主、この妙果と功徳を永く伝ふべく念力こめし護法の品を、里人の美男善女に分ち与ふる事となりぬ。それ以来、老若男女を問わず「下」の安穏の為、行楽がてら参詣に来られる方々を数多く見受けます。お年寄りになりましても嫁御や子供達に「下」のお世話にならぬために安穏祈願を済まされる様、皆様におすゝ 一、おとこもの 一、おんなもの 足柄山聖天堂 聖天尊のいわれ足柄山聖天堂に鎮座致します御本尊は大聖歓喜双身天(石像 高さ1.8米)で、元は京都にあったものといわれ、昔、宮中の女官と武士が相思の仲となっていたのが、この聖天像に願をかけて一緒になる事が出来ました。然し有司(役人)は「こんな物を置いていては風紀上よろしくない」と云って、空舟に乗せ海に流したところ、舟は海上を漂流し相模国(神奈川県)早川に着いたので、土地の者が拾い上げ祭っていたのを、弘法大師が見出して足柄山に勧請自筆の「足柄山」と云う額と共に奉納したと伝えられる。この聖天尊の御利益はあらたかで、衆生の迷いを救い願をかなえさせ、紋所である大根は、一家和合、商売繁昌、縁結び、厄除、開運をあらわしその霊験あらたかなことは広く知られ「日本三体聖天尊」(浅草聖天、生駒聖天、足柄聖天)の一つとして数えられている。 行事 一月一日 初詣り 二月三日 節分祭 四月二十日 大祭 毎月二十日 例祭本堂前に聳える「御神木」御神木縁起當山御神木と・・・・・・・・・(判読できず) 平成十二年新春吉日 足柄山聖天堂世話人御神木の上で咲くヤマユリズームアップ足柄山聖天堂前から、県道78号線(御殿場大井線)の南足柄への下り9:54県道78号線(御殿場大井線)沿いに「足柄城址」の石碑。階段を上れば史跡があるのであろうが雨足が強いので今回はスルー足柄峠足柄峠は、標高759米の箱根外輪山から派生する尾根上に位置し、静岡県小山町と神奈川県南足柄市との境にあり、古くから官道として防人や旅人の往来も盛んであった。また軍事的にも重要な場所であったため、多くの史跡や遺跡、石仏、文学碑等が残され、その上旅情豊かな風景は、訪れた人達の心を離さない。 一、足柄の関 一、足柄城址 一、笛吹塚 一、聖天堂 一、万葉公園 一、万葉集から 足柄の御坂に立して 袖振らば 家なる妹は 清に見もかも 一、その他の遺跡、句碑など足柄峠この先を下ると100メートル程で「足柄山聖天堂」周辺の観光案内新羅三郎義光吹笙之石足柄山 笛の調べ八幡太郎義家の弟、三郎義光は琵琶湖の畔り三井寺の近くの新羅の森で元服したから新羅三郎義光と云っていた。戦乱の世にあっても風雅の心を失わず、笙(しょう)は時の名人豊原時元に学んだ。堀河天皇の御代に奥州の清原武衡等が叛いて兵を挙げたのでこれを鎮定するために八幡太郎義家が行った。世に云う後三年の役で、この時敵の抵抗強く義家苦戦と聞いて三郎義光は数十騎の兵をつれて逢坂山を越え、日を重ねて足柄峠に露営したのは寛治元年の仲秋の名月であった。義光は豊原時秋を傍近く呼んで「よく聞かれよ、我は御尊父より笙の秘曲を授り、これを後世に伝うべく托された、然るにこの度戦場に赴く上は生死の程も計り難い、我死なば、この道はすたれ先師の志をも空しうする。只今これより相伝の秘曲を伝授すれば貴殿はこれより京へ引き返しこの道を守られよ。」と諭しこの大石の上に坐り伶人豊原時秋に笙の奥義を伝えた。雨の県道365号線(金太郎富士見ライン)を下るカーナビ10:06県道365号線(金太郎富士見ライン)を下り「誓いの丘公園」所在地:静岡県駿東郡小山町竹之下3660-59令和2年11月1日に改修工事が終了、新国立競技場を設計した「隈研吾建築都市設計事務所」による「番傘屋根東屋」が新しい見どころだと。天気がよければ富士山が正面に見える。目前に迫る富士山を前にして立つと、富士山に向かって思わず叫びたくなる雰囲気から『誓いの丘』と名付けられました。富士山眺望日本一を誇るこの地『誓いの丘』に設置されている誓いのモニュメントに鍵をかけ、誓いの鐘を鳴らすと幸せが訪れると言われています誓いの鐘左側のハートのオブジェに南京錠をかけ愛を誓いあうと誓いの鐘2002年11月3日 設立後方に富士山が控えダイヤモンド富士に新田次郎文学碑について山岳・歴史作家新田次郎(本名藤原寛人)は、明治45年(1912)6月6日長野県上諏訪町(現・諏訪市)の角間新田に生まれ、昭和7年無線通信講習所本科(現・電気通信大)を卒業し、中央気象台(現・気象庁)に入り富士山測候所にも勤務されました。昭和31年に「強力伝」によって第34回直木賞作家となり昭和41年3月気象庁を退職し、作家生活に入りました。生涯の全作品は合わせて288編で、代表作「孤髙の人」をはじめ「新田次郎全集」全33巻に集成されています。中でも富士山を舞台にしたものが多く、代表的なものとして「強力伝」をはじめ「凍傷」「蒼氷」「富士山頂」「芙蓉の人」「富士に死す」「怒る富士」などがあります。小山町にかかわる作品は「強力伝」「怒る富士」「新田義貞」等がありこれらの執筆にあたり町内各地で取材されました。数々の名作を生みベストセラーとなり、全国の読者から慕われながら昭和55年2月15日惜しくも急逝され68才の生涯をとじました。本会は、先生が富士山を通じて文筆活動に入り私たちの町はもとより富士東麓地域を全国に紹介してくれたことに深甚なる敬意と感謝を表すため生誕90年と町制施工90周年を記念し、富士山眺望日本一を誇るこの地「誓いの丘」に文学碑を建立しました。碑文は、富士山を愛し自然をこよなく愛した先生の作品「白い花が好きだ」の「富士の美」から選定しました。 平成14年6月6日 新田次郎文学碑建設事業委員会新田次郎氏の碑文。「恋をしている 若者たちの眼に映る富士山は バラ色に輝いて見えるであろう」御殿場市街地を見下ろす左奥には愛宕山、手前に御殿場市街地。天気がよければ、駿河湾、富士山が眺望できるビューポイント。4月と8月には富士山頂に夕日が沈む「ダイヤモンド富士」を楽しむことができるので、天気が良い時に再度訪れたいものです番傘屋根東屋、左側は有料のトイレ10:20誓いの丘公園から県道365号線(金太郎富士見ライン)を下り、県道149号線と合流。ここを左折して、御殿場へ合流地点には多くの石碑群、「足柄峠入口」、後方の高架は東名高速道路ズームアップ右は県道365号線(金太郎富士見ライン)の足柄峠下を、県道149号線に平行してJR御殿場線が走る — 続く ー
2021.08.23
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前回訪れなかった、夕日の滝の近くにある足柄地蔵堂へ立ち寄る。7月27日(火) 8:45地蔵堂の左側を進むと夕日の滝へ、左下には駐車場・トイレがある地蔵堂ウォーキングマップ 金太郎生誕の地 地蔵堂へようこそ 自然豊かな里山散策をお楽しみください車を道路脇に駐車して雨の中地蔵堂へ地蔵堂所在地:神奈川県南足柄市矢倉沢県指定文化財木造地蔵菩薩立像地蔵堂内厨子地蔵堂の扁額「足柄 地蔵尊」地蔵堂前に飾られた花地蔵堂内厨子 室町時代末期 作本堂は、天保12年(1841)に編集された『新編相模国風土記稿』によると、文化14年(1817)に火災に遭ったが、その後再建されたと記されている。昭和50年(1975)にも焼失したが、住民の手によって本堂内の厨子と本尊である地蔵菩薩立像や他の仏像はすべて救い出された。本尊の地蔵菩薩が納められているのが厨子であり、三間(柱間)四方の入母屋造りの屋根に、軸部を禅宗様、軒を和様とした折衷様式で、鎌倉を中心に分布する禅宗様に対して特色がある。また、木鼻が上部の貫だけでなく下部の貫にもつけられていることや天井が丁寧に造られていることも珍しい。 現在は地蔵堂裏の収蔵庫に納められている。 ・入母屋造り:上部は二方、下部は四方へひさしをつけた屋根 ・軸部:建物の土台から軒あたり ・禅宗様:鎌倉時代に禅宗とともに宗から伝えられた寺院建築様式 ・和様:平安時代以降の日本化した寺院建築様式 ・木鼻:貫(柱に通す水平材)の端を彫刻したもの 神奈川県指定重要文化財(昭和54年2月16日指定) 平成25年3月 南足柄市教育委員会木造地蔵菩薩立像 鎌倉時代 作この地蔵菩薩立像(像高160.5cm)は足柄地蔵尊と呼ばれ、玉眼の技法を使い、左手に宝珠、右手に錫杖を持ち、構造は寄木造りである。身体は黒漆で彩られ、着衣は朱漆塗地に銀泥で文様が描かれている。衣の正面にある松葉状に枝分かれする衣文の特色から、慶派仏師またはその影響下にあった仏師が制作したと考えられる。鎌倉時代(十三世紀)の作と考えられる。本像には、「一木三体の作」の伝承があり、一本の霊木から三体の地蔵尊が造立されたといわれ、一体は駿東郡小山町の竹之下に、もう一体は小田原市の板橋に安置されていると伝えられている。なお、本像は乳の病に御利益があると云い、女性の信仰が篤かった。 現在は地蔵堂裏の収蔵庫に安置されている。 ・玉眼:鎌倉時代に発達した技法で、仏像の目に水晶またはガラスを入れたもの ・宝珠:火災を表して上方がとがり全ての願いを思うとおりにかなえてくれるという宝の玉 ・錫杖(しゃくじょう):僧侶の携帯する杖 ・寄木造り:頭部と体部など各部を組み合わせて一体の像に造りあげる技法 ・銀泥(ぎんでい):銀粉をにかわで溶いたもの ・慶派(けいは):平安末期~江戸時代の仏師一派、名に「慶」のつく仏師が多かった ・仏師:仏像を作る工人 神奈川県指定重要文化財(昭和54年2月16日指定) 令和2年7月 南足柄市教育委員会雨の中アジサイが咲く地蔵堂から見下ろす近くの駐車場脇に咲いていたアジサイ小雨の中アジサイを追うズームアップ9:00足柄地蔵堂から夕日の滝方面へ、前回はこの先を直進した。左折すると「はこね金太郎ライン」。金太郎の生家跡と金太郎遊び石。所在地:神奈川県南足柄市矢倉沢2324雨が降っていたので今回はここで引返すことにする。雨が強いので車中から撮影金太郎遊び石蛤沢(はまぐりざわ)周辺地蔵堂地区は、かつて本州と伊豆地塊に挟まれた、海の底に溜まった泥や砂や礫でできた層(足柄層群)と、その上を覆う箱根火山の熔岩や火山灰の層から成り立っています。金太郎伝説が残るここ地蔵堂地区では、「蛤沢」という地名の由来となった海成層の痕跡(貝化石)や、断層によってできた滝を観察することが出来ます金太郎の遊び石金太郎が産まれた家の前の田んぼの中に、金太郎が遊んだと伝わる、兜の形をした「かぶと石」、太鼓の形をした「たいこ石」といわれる大きな石があります。元気に育った金太郎は、やがて立派な若者となり、足柄峠を通った武勇に優れた武将である源頼光の目にとまり、家来となり名前を坂田金時と改め、京の都に上り「頼光の四天王」の一人として大江山の酒呑童子退治などで活躍しました。 南足柄市夕日の滝酒匂川の支流内川にかかる落差約23メートル、幅約5メートルの滝で金太郎が産湯をつかった滝と伝えられている。夕日の滝の名称は、夕日に映える美しさから名付けられたと言われている。この写真は、5月25日(金)に訪れた時の写真である県道78号線(御殿場大井線)に戻り、足柄峠へ向かう。道路脇に建つ石碑には「○○山〇」足柄古道の案内標識があるが一人では・・・・・。ヒルもいると9:14さらに県道78号線(御殿場大井線)を上ると、バス停「見晴台」足柄古道は、足柄道、足柄路と呼ばれ奈良時代には官道として東西を結ぶ重要な道路として機能していました。九世紀の初めに起きた富士山の延暦噴火で、足柄古道は一時通行が途絶え、箱根越えの道が利用されましたが、噴火が止んだ一年後には復旧しました。万葉集や更級日記などには足柄峠や古道の様子が書かれています。戦国時代には国境防御の目的で古道沿いの尾根に多くの城郭が建設されました。徳川家康が天下を治め江戸に幕府を開いた後は、箱根越えの道が東海道となりましたが、足柄古道はその脇往還である矢倉沢往還となり、物資の輸送や富士講の人々で引き続きにぎわいました。 平成21年3月 南足柄市教育委員会四阿があり、天気が良いと相模湾が見えるのであろうが四阿近くにこんな立札「7月25日にクマと思われる目撃情報がありましたので、注意して下さい。」 南足柄市 産業振興課 環境課 9:18さらに足柄峠に向かって登ると、車中から木々の間に子連れのシカを発見道路脇に車を駐車、車中から撮影こちらの様子をうかがっているのか親シカをズームアップ9:20足柄万葉公園所在地:神奈川県南足柄市足柄万葉公園は、神奈川県(相模の国)と静岡県(駿河の国)の県境にある足柄峠を主とし、南には箱根、東に足柄平野や遠くに相模湾が見渡せ、自然を破壊することなく、市民や観光客が自然の中で憩いながら歴史にふれ、文化的教養の向上を図ることを目的として開設された 足柄万葉公園 案内図 ● 万葉広場一周 約45分 ● 足柄神社跡まで約7分園内は、歴史散策・自然の景勝・万葉集を味わうの三区分からなっており、万葉集に出てくる足柄ゆかりの歌を刻んだ石碑(根府川石)と、歌に出てくるネズ、エゴノキ、アセビ等約90種の植物などが植栽してあります。また、アブラチャン(油瀝青 別名;ムラダチ)が多く自生し、早春(3月〜4月)には黄色い小さな花が園内を彩りますと。 公園内には、歌の解説板、あづまや、駐車場(5〜6台駐車可)が設けてある。左下の矢倉沢・関本から上って来た。富士山の眺望もよいのでまたいつか訪れたいものです石碑には「希望の丘」← 足柄峠 0.6km、 駿河小山駅 6.3km →ここが駐車場であったのか石碑には「かながわ景勝50選 足柄峠」9:23静岡県との県境、静岡県小山町御殿場 15km 小山 8km県境にある「足柄明神社」所在地:神奈川県南足柄市矢倉沢雨が激しくなり参拝は次回にすることに足柄明神社のご案内ここ南足柄市矢倉沢字明神は、1500年以上も昔から足柄の開拓者たちが足柄明神を産土神として祀ってきた元宮の地です。足柄明神は、『古事記』によると、東国平定の帰りに食事をしているヤマトタケルノミコトを、白い鹿になって襲って打ち殺された坂の神です。坂東人(ばんどうびと・関東地方の人)の誇りを守った古代の英雄なのです。『国名風土記』の足柄明神は、亡き妻の鏡に相模(さかみ)を見る愛妻家で「相模国」の起源だと書いてあります。『梁塵秘抄』等によると、足柄明神の神楽歌「足柄十首」は、巫女であった坂田金時(金太郎)の母たちによって伝えられ、八百年ほど昔、後白河天皇ものどをつぶして練習・伝承されています。今あります足柄明神の石祠は、1873年矢倉(現足柄)神社が、足柄明神を祭神から消して、ヤマトタケルノミコトと入れ替えたので、氏子から抜けた田代静平ら矢倉沢村の人びとが、足柄明神社を再建し護持して来たものです。またここは、足柄城の明神くるわ跡で、ランドマークタワーから房総・三浦半島、江ノ島・酒匂川・大涌谷・金時山までの、旧五か国を車椅子でも展望できる景勝地です。そばに天然記念物級の金太郎赤松もあります。以上のように、足柄明神社地は、足柄の史跡・景勝地であります。しかるに足柄万葉公園からも外れ、森の陰で眠らされていました。わたしたちは、先人が護ってきた足柄明神を知っていただくために境内(国有地)への入口(五か市町組合地)に紅白の鳥居と案内板を建立しました。 2010年8月 足柄明神の鳥居を立てる会奥に足柄明神の茅の輪くぐり9:32県道78号線(御殿場大井線)沿いに、足柄古道の案内標識下ると「足柄古道 足柄神社跡・地蔵堂」上ると「聖天堂・至金時山 約4.0km」足柄道足柄道は、今から約1200年前の奈良・平安時代の官道で、西の都から静岡へ、さらに、御殿場からこの地(足柄峠)を越えて坂本(関本)をとおり小総(国府津)から箕輪(伊勢原)、武蔵へと続いていました。802年に富士山が噴火して足柄峠が埋まってしまった時は、御殿場から箱根へ出て碓氷峠から明神を越えて、関本に下る碓氷道が利用されたこともありますが、古代の官道はほとんど足柄峠であったのです。その後、今の東海道が主流となり足柄道の往来も少なくなりました。南足柄は都から関東に入る玄関口であったわけで、中央の文化の一番早く伝えられる所でもあったといえます9:40足柄山聖天堂所在地:静岡県駿東郡小山町竹之下3649聖天堂は、日本三大聖天尊のひとつ足柄聖天で、本尊は弘法大師が自筆の「足柄峠」の額と共に奉納したといわれる大聖歓喜双身天(石像1.8m)をまつり、ご利益は、一家和合、商売繁盛、縁結び、厄除で、毎年4月20日の大祭には多くの観光客でにぎわう。屋根がシートで覆われ工事中なのか足柄山聖天堂前に「クマにまたがった金太郎」の石像 — 続く ー
2021.08.22
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仁王門から杉林の県道723号線(関本小涌谷線)を上り、境内手前の駐車場ヘ駐車雨の中境内へ。7月27日(火) 7:46曹洞宗 大雄山最乗寺所在地:神奈川県南足柄市大雄町1157大雄山最乗寺は、曹洞宗に属し全国に4,000余りの門流をもつ寺である。御本尊は 釈迦牟尼仏、脇侍仏として文殊、普賢の両菩薩を奉安し、日夜国土安穏万民富楽を祈ると共に、真人打出の修行専門道場である。開創以来600年の歴史をもつ関東の霊場として知られ、境内山林130町歩、老杉茂り霊気は満山に漲り、堂塔は30余棟に及ぶ大雄山最乗寺全景開山了庵慧明禅師は、相模国大住郡糟谷の庄(現在伊勢原市)に生まれ、藤原姓である。長じて地頭の職に在ったが、戦国乱世の虚しさを感じ、鎌倉 不聞禅師に就いて出家、能登總持寺の峨山禅師に参じ更に丹波(兵庫県三田市)永沢寺通幻禅師の大法を相続した。その後永沢寺、 近江總寧寺、越前龍泉寺、能登妙高庵寺、通幻禅師の後席すべてをうけて住持し、大本山總持寺に輪住する。50才半ばにして相模国に帰り、曽我の里に 竺圡庵を結んだ。そのある日、1羽の大鷲が禅師の袈裟をつかんで足柄の山中に飛び大松(袈裟掛けの松)の枝に掛ける奇瑞を現じた。その啓示によってこの山中に大寺を建立、大雄山最乗寺と号した。應永元年(1394年)3月10日のことである境内から参道へ降り立ち瑠璃門前の階段、右側の石燈籠には「東京有志者」と石段を上り「瑠璃門」扁額の「瑠璃門」千社札が多く貼られていた瑠璃門を入ると正面高台に「書院」境内の右側に「光明亭」正面奥に「僧堂」碧落門を出て参道を見下ろす。左の石段は瑠璃門への階段参道を下ると三門があるのだが、雨が降っているので今回は見下ろす参道横に立つ石碑石碑には「金百圓 明治廿二年六月 誠大購」明治時代の1円は、現在の3,800円であるとのことで、380,000円になるのだ碧落門下にある高下駄天狗さんの履き物は、高下駄だが、下駄は左右一対そろって役割をなすところから、夫婦和合の信仰がうまれ、奉納者が後を絶たない碧落門碧落門の扁額「碧落門」碧落門、瑠璃門、総受付がある白雲閣、衆寮、僧堂に続く回廊が禅寺らしい景観を作っている。瑠璃門方向碧落門を入ると正面に、本堂(護国堂)、本尊は釈迦三尊像。昭和29年再建。間口15間、奥行き12間。昭和を代表する仏教建築家、伊藤忠太氏の設計である。御本尊は釈迦牟尼仏、脇侍に文殊・普賢両菩薩を祀り、日夜国土安穏が祈念され、朝晩の勤行や当山山主が修行僧に対しての説法の場である。左に「大香爐」本堂の扁額「護国殿」本堂前の天水桶雨が降っており天水桶に水が集まる本堂前から碧落門本堂前から右側には、開山堂、鐘楼、多宝塔 等の塔があるが雨のためここでユーターン8:00駐車場脇に建っていた、東京オリンピック5000m代表「松枝博輝」 8月3日(火) 19:00 国立競技場8:09最乗寺から県道723号線(関本小涌谷線)を下り、大雄山駅前を通り、竜福寺交差点。この交差点を左折、県道78号線(御殿場大井線)を御殿場、山北方面へ8:15雨の中、県道78号線(御殿場大井線)を進み正面に矢倉岳。矢倉岳は足柄平野からみるとお椀をふせたような美しい姿である。また、湘南海岸から見ても富士山の手前に、お椀をふせたような二つの矢倉岳、金時山が見える。矢倉岳へのハイキングコースがあり急登のあとにたどりつく頂上で、富士山から箱根、丹沢に連なる大パノラマの眺望が見れる8:24県道78号線(御殿場大井線)の道路脇に立札があり車を止め振り返る。バス停は東山。足柄道、足柄古道の道路標識矢倉沢関所と周辺東海道の脇街道として賑わった矢倉沢往還には徳川幕府により「入り鉄砲と出女」を取り締まるため、ここ矢倉沢の地に関所を置き旅人を厳しく取り締まりました。関所は季節に関わらず午前六時から午後六時までの間しか通行が出来ませんでしたので、関所周辺には旅籠等が立ち並び、関所を通過する旅人で賑わったそうです。現在も「立花屋」「釜成屋」「大和屋」「江戸屋」「常陸屋」「車屋」等、当時の屋号が各家に伝わっていますアジサイが咲く道路の反対側に石碑群庚申塔バス停から小道を下り住宅街へ入ると、矢倉沢関所跡(末光家)この写真はネットから前方は県道78号線(御殿場大井線)の関場足柄古道(足柄道)、矢倉往還足柄道は古代から東西を結ぶ街道として発達し奈良時代には官道として整備された。万葉集には西へ赴く防人の歌をはじめ、足柄を詠む多くの歌が万葉集に残り足柄峠には万葉歌碑が集められた足柄万葉公園も整備されている。街道沿いにはヤマトタケル、源頼朝、徳川家康等にまつわる史跡も残る。江戸時代になると東海道の脇往還として江戸赤坂から駿河吉原を結ぶ街道として賑わった。現在でも宿場や関所跡、そして峠道に残る石畳に往時を感じる事が出来る。古道の一部はハイキングコースとして整備されており、古人(いにしえびと)の気分でハイキングも楽しめる道路標識は、直進すると県道78号線 小山 足柄峠、右折すると県道726号線 山北。この辺りは関場で足柄峠へと坂道を上る8:35この先を左折すると、今年4月28日に新しく開通した「はこね金太郎ライン」へ。箱根仙石原への近道であるが、今日はここを直進し足柄峠へ向かう周辺観光案内古と今をつなぐ、足柄古道名称:足柄古道足柄古道は、古代から東西を結ぶ街道として整備されました。万葉集にもこの地で詠まれた歌が多く残されていることから、この道が古くから人々の往来に深く関わってきたことが分かります。古道の一部は今でもハイキングコースとして整備され、史跡を巡りながら歩くことができます県道78号線 (御殿場大井線)を更に進み、夕日の滝・地蔵堂8:40夕日の滝入口の案内「ようこそ金太郎のふるさとへ 南足柄市」夕日の滝まで、1.5km足柄万葉公園までは、3.5kmアジサイが綺麗に咲いていた金太郎伝説の里「足柄山の山奥で・・・ハッケヨイノコッタ・・・」と歌にうたわれた金太郎は、夕日の滝で産湯をつかい「金太郎遊び石」で動物と遊んだと伝えられている。大自然の中で、熊を投げ飛ばしたといわれるほど、元気のよい子供であった。後に、武将源頼光の家来となり、坂田公時と名のって、四天王の一人として歴史に名を残したダイヤモンド富士富士山頂へ夕日が没するときに、まるでダイヤモンドが光り輝くような光彩が見られます。黒いシルエットの富士山と太陽の光が織り成す光景は、自然が作る芸術です。 金時山 5月10日、8月2日 足柄峠 4月22日、8月21日 矢倉岳 4月15日、8月28日夕日の滝の云われ夕日に映えるその美しい姿からきていますが、一説には毎年1月15日に夕日が滝の真ん中に落ちるので、その名が付けられたといわれています静岡県境まで 3.7km花壇を飾る花々クレオメ和名をセイヨウフウチョウソウ(西洋風蝶草)といいフウチョウソウ科の植物の1つ。蝶が舞う姿にも似た美しい花を咲かせる草本で、観賞用に栽培され、また日本でも逸出帰化している。花言葉は、「秘密のひととき」「風に舞う胡蝶」「想像したほど悪くない」雨に濡れた花をズームアップ。クレオメは花が少なくなる真夏にも元気によく開花します。風に蝶が舞うような花姿からセイヨウフウチョウソウの名がつきました。太くて長い雌しべと、さらに長い雄しべが突出している姿がユニークです。1輪の花の寿命は短いですが、毎日先端に向かって咲き進み、夏の間長く花を楽しめます。蕾から咲き始めは濃い色で夕方には薄くなるので、花序の全体で見るとまるで咲き分けしているようです。こぼれダネでもふえ、育てやすい草花です — 続く ー
2021.08.21
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訪れてから約一ヶ月を経ちましたが、この日はコロナ感染者が増加する中、テレビはオリンピックの放映ばかり。台風8号が関東地方に近寄る中、晴れ間もあるとのことでネットで調べ御殿場市にある秩父宮記念公園のヤマユリ等の花が見頃であるとのことで車で訪れた。7月27(火) 6:03小雨の中、6時前に自宅を出発鉄砲道から国道134号へ小雨が降っており西の空もどんよりと雲がたちこめ西湘バイパスを走り、どうにか箱根の山並みは見えていた6:14西湘バイパス 大磯西インタ前方に大磯プリンスホテル、大磯ロングビーチここを右折し、一般道の国道1号へ6:20国道1号二宮駅前6:48国府津から曽我梅林脇を通り、国道255号を北上。右側は、東名高速道路大井松田インタへ。この先のインター前交差点を左折して県道78号線(御殿場大井線)へ県道78号線(御殿場大井線)を西方面へ進むJR御殿場線の立体交差酒匂川に架かる足柄大橋まだ雨は降っていないが箱根の山々は雲に覆われ足柄大橋の東側の欄干に「クマにまたがった金太郎」他に3種類の像がある足柄大橋上から正面に標高870mの矢倉岳左奥に金時山(標高1212m)、天気が良いと正面に富士山が見えるのだが6:58県道78号線(御殿場大井線)の竹松交差点脇に建つ、道の駅「金太郎のふる里」道の駅 足柄・金太郎のふる里所在地:神奈川県南足柄市竹松1117ー1物販のほか、情報発信・交流コーナーがある多目的施設で2020年6月26日にオープンした店内の物販コーナーは時間が早く開店前。物販コーナーでは地場産の野菜や加工品の他、地域の逸品「南足柄ブランド」などを販売道の駅の東側にヒマワリ畑フェンス越しに望む後姿を撮影ズームアップ道の駅から出て東側からヒマワリを撮影道の駅をオープンしたので、ヒマワリ畑もズームアップ道の駅の後方に矢倉岳このあと足柄峠へ向かうが県道78号線(御殿場大井線)は左側を上る7:24秩父宮記念公園の開園が9時からのため大雄山最乗寺へ立ち寄ることに。伊豆箱根鉄道大雄山線の大雄山駅所在地:神奈川県南足柄市関本駅舎の左側に、金太郎のふる里足柄山金太郎のふる里の元祖を、静岡県小山町と競い合っているようだがクマにまたがった金太郎像7:28大雄山駅前から、県道723号線(関本小涌谷線)を上り大雄山最乗寺へ。途中に「仁王門」バス停バス停横に立つ案内板大雄山最乗寺参道二十八宿道標二十八宿石燈籠は、中国式の星座名を冠した石燈籠型の道しるべです。一丁目から二十八丁目の道程を知らせるとともに、宵祭りの参道を照らし参拝者を安全に導く燈籠として設けられたものです。燈籠は、元治元年(1864)小田原誠信社中、及び明治40年(1907)東京浅草新吉原構中によって建てられました。天狗伝説の里てんぐのこみちは仁王門から道了尊バス停までの約2kmの遊歩道。1万株のあじさいや林床のシャガなど四季折々の花が咲き、秋には紅葉と訪れる人々の目を楽しませてくれます。また、樹齢四、五百年の杉並木は「神奈川県の天然記念物」「かながわの美林50選」に指定され、森林浴も楽しめます。仁王門の右側に県道723号線(関本小涌谷線)の坂道サクラの時季も最高である仁王門の石段の両側にアジサイが咲く。参道の3丁目に位置する朱色の門大雄山最乗寺の石標仁王門前にアジサイと石燈籠仁王門安政元年(1854)建立で、最乗寺最古の建物です。右側に阿形像、左側に吽形像の二体の金剛力士像が安置された朱塗りの門で「東海法屈」と「最乗寺専門僧堂」の扁額を掲げていています。金剛力士は金剛杵とゆう武器を持ち仏法を守護する護法神で、二体の尊像が祀らてる門を仁王門といいます右側に立つ、阿形像の金剛力士像左側に立つ、吽形像の二体の金剛力士像仁王門から東側の大雄山駅方向を見下ろすこの辺りのアジサイは終了。来年は最盛時に訪れたいものです7:46曹洞宗 大雄山最乗寺所在地:神奈川県南足柄市大雄町1157仁王門から杉林の県道723号線(関本小涌谷線)を上り、境内手前の駐車場ヘ標高が高いのでアジサイが見頃カシワバアジサイズームアップカノコユリ(鹿の子百合)カノコユリは四国南部(愛媛県や徳島県の山間部)や九州(薩摩半島から長崎県沿岸)などで見られる。また、海外では台湾北部、中国・江西省に自生し、タイワンカノコユリと呼ばれています。タイワンカノコユリは花は白く、赤からオレンジ色の斑点が入るそうです草丈は50㎝から大きいもので150㎝ほどまで成長します。葉は線形で10~20㎝ほどの長さ、葉に触れてみると少し硬さを感じ、光沢も少し見られます。花期は7月~8月。直立したカノコユリは茎先で枝分かれをし、数個の花をつけ、花の大きさは直径で10㎝ほどで、大半は下向きに咲きます。花弁の縁が白く、中央部に向けて徐々にピンク色となり、個体によってはより濃いピンク色のものもあり、花全体が白花のものもあります ー 続く ー
2021.08.20
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1年延期されたTOKYO 2020 もコロナ禍で賛否両論の中開催され、8日(日)に17日間の競技を終え閉幕。各国のアスリートが数々の感動を与えてくれました。以下3枚の写真は8月9日(月) 朝日新聞朝刊から。写真からは満員の国立競技場に見えるが無観客、椅子のデザインに世界は感嘆では!金獲得数は27個で、米中に次いで3番目、メダル合計数では5番目メダル獲得数も過去最高の58個オリンピック開催の賛否は、開催前は半々でしたが、閉幕時での朝日新聞における統計は、賛成56%、反対32%に。コロナ感染者はまだ増加の中ですが、8月24日(火)からはパラリンピックも開催。もう二度と見れない団塊世代の願望ですが、出来れば、将来のある子ども達への夢、道徳教育の一環で感染予防対策をし地域の子達に観戦させてほしいものですが。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・このブログも訪れてから日が経っておりますが、前回5月2日(日)に訪れたが、見学をするためにはあらかじめ藤沢市の窓口へ電話をして予約する必要があるとのことで、後日窓口へ電話、6月13日(日) 14時で予約して訪れた。駐車場がないので、愛車のリンちゃんで訪れた。6月13日(日) 13:2014時の予約であったが早く到着、住宅街に建つ案内板。← 旧三觜八郎右衛門家住宅 藤沢市 生産学習部 郷土歴史課 ☎ 0466-27-0101 日曜日公開(事前予約制)馬入れ昔、農村では村の共有地として空き地をもうけ農耕馬の休息場や牛馬などの荷車のすれ違いの場所としても利用されてきました。羽鳥村では村の各所に馬入れがありました。 明治郷土史料室前回5月2日(日)に訪れた時の写真だが、どこにあるかわからずすれ違った方に尋ね確認新しい住宅の間に「旧三觜家」の白壁旧三觜八郎右衛門家住宅所在地:神奈川県藤沢市羽鳥3丁目15-1039-1旧三觜家の廻りには新しい住宅が建つ、予約の方が門前に2名かつての「旧三觜八郎右衛門家住宅門」タウンニュース(2019年8月9日号)記事より。藤沢市羽鳥にある国の登録有形文化財「旧三觜八郎右衛門家住宅」(主屋・門・石塀)が3年後をめどに解体される見通しであることが分かった。建物の保存を望む声があがっていたが、後継者不在などが理由ですでに不動産業者に渡っており、跡地は宅地分譲されるという。同住宅は、平成25年(2013)に国登録有形文化財に登録された。三觜家は室町時代までさかのぼる旧家で、江戸時代には旧羽鳥村の名主を務めた。明治期には13代目が漢学者の小笠原東陽を招へいし、私塾「耕余塾」を開設。元首相の吉田茂や味の素創業者の鈴木三郎助などを輩出したことでも知られる。当時は主屋の前方に西面して建つ、薬医門、切妻造桟瓦葺である。両脇に潜戸付きの袖塀を設け、取付部に絵様付きの柄振板を入れる。部材木口を白塗とし、扉の金具類も古式である。冠木や男梁等の材も太く、風格ある外観を持つ。屋敷の正門に相応しい格式を備えるタウンニュース(2019年8月9日号)記事より。かつての「旧三觜八郎右衛門家住宅」の廻り、庭木も。明治11年(1878)年頃に建てられた主屋(143.3平方メートル)は木造2階建。平屋がほとんどだった当時としては珍しく、良質な木材をふんだんに使った内装や細部にこだわった装飾など、かつての意匠を今に伝えている。建物は長年三觜家ゆかりの個人が所有。平成31年3月までは週2日、一般公開もされていた。敷地面積は2448平方メートル。関係者によると3期に分けて宅地開発する予定で、第1期では門を主屋側に移設した上で、残りの土地を分譲する。主屋など建物は3期目が始まる2022年頃に解体される見込みという13:25予約時間は14時で少し早かったが、他の方が入られたので続いて入る。見学はコロナ感染予防のため30分。今日の空き状況は、10:00~14:00 〇 14:00~15:00 ×入口はコチラ ← 「頭上注意」と第1期工事で主屋側に移設された門門の間から区画整理された住宅地左下の「頭上注意」の、大戸(欅)から入り受付。一階の大戸を入ると土間、右奥にオミセ、柱と柱を繋ぐ「指鴨居」。私の先に入られた方が頭をぶつけておられたが、係の方から「この大戸は嫁取りの時のみ開けるのです」と旧三觜八郎右衛門家住宅は良質な木材をふんだんに使っており、柱に貼り紙。右側の柱は、1尺6寸(49センチ)角の「大黒柱」、柱と柱を繋ぐ「指鴨居」も高さが1尺9寸(59センチ)あり、いずれも欅や松の良材係員の方は二名おられたが各部屋での説明はなく自由に室内へ。1階平面図、2階平面図シチジョウ(七畳)襖書 小笠原東陽筆 范成大「四時田園雑興」抄襖書 小笠原東陽筆 范成大「四時田園雑興」抄 明治戊寅南至後一日書 於小琵琶湖荘 半漁 (落歌)襖書 小笠原東陽(半漁)筆 范成大「四時田園雑興」抄 (戊寅=明治11年[1878年]書)范成大(はんせいだい)(1126~1193)は、南宋(1127~1279年の中国王朝の一つ)の四大著名詩人の一人。政治家として国内各地で活躍したが、晩年は故郷で過ごした。「四時田園雑興」(七言絶句60首の連作)は晩年の作で、四季折々の農村の生活の現実・農民の労働の苦しみと喜びを細かに描写した詩である。東陽は儒者、教育者であるが、書家としても知られ、近隣地域に多くの揮毫(頼まれて書をかくこと)を残している。末尾に「小琵琶湖荘に於いて」とあるので、この襖書は東陽が近くにあった自邸の襖に書いたもの。羽鳥の地域に身を置いた東陽が、范成大の詩に共感するところあって筆を執ったものであろうオクの間襖に山水画を描くほか、透彫欄間や釘隠金具等の造作も入念で、格調高い室内意匠をもつ。正面上に、吉田茂の額襖絵 福島柳圃筆(南画) (明治19年[1886年]) 右・正面福島柳圃(1820~1889年)は南画家で、名は寧、字は子直。武蔵国那珂郡湯本(現、埼玉県美里町)出身。南画とは、17~19世紀の中国の絵画、絵画教科書などをもとにして描く流派のことで、文人画ともいう。この画は、柳圃晩年の作で、得意とした山水画。右手の襖は秋、正面の襖は冬の情景を描く。襖の引き手は、家紋をあしらった凝った七宝焼きが用いられているオクの間の床と棚説明の貼り紙は「黒柿床柱」、「釘隠」。床柱や欄間の框は黒柿吉田茂書「徳如海」透彫の欄間納 戸納戸の入口に貼られていた「吉田茂書の色紙」説明2階に上がる二階の部屋から南方向を望む、銅葺き屋根は「御霊神社(ごれいじんじゃ)」二階の八畳二階の西側に八畳と十畳の洋間いろんなパネルふるさとの誇り耕餘塾明治の初め私たちの藤沢市の羽鳥に『耕餘塾』という素晴らしい学校がありました。ここでの教育理念は、『人間の育成』でした。この学校で多くの人が高度な中等教育を受け、日本の近代化に貢献しました。終戦後の日本の復興を成し遂げた名宰相吉田茂もここで5年間学び、政治家となる資質を成長させました。『耕餘塾』は、明治5年(1872)に羽鳥村の大地主であった三觜八郎右衛門(本家)と三觜小三郎(分家)が、漢学者小笠原東陽を招いて、漢学を中心にした中等教育を目的として廃寺を教場として始まりました。・・・(中略)・・・東陽先生は、明治20年(1887)病気のため58歳で他界されます。その後は、娘婿の松岡利紀先生が、塾長となって新しい教科を加え、先生の数を増やすなど内容の充実がはかれました。吉田茂が学んだのは、この時代です。明治30年(1897)、暴風で熟舎が倒壊してしまい再建のメドが立たないまま惜しまれつつ閉塾となりました。この25年間に「耕餘塾」で学んだ生徒は、千人を超えるといわれています。吉田茂はじめ、「味の素」の鈴木三郎助兄弟、医者で民権家の平野友輔、陸軍大将の山梨半造、農学博士の外山亀太郎などのほか、政治家、実業家、教育者など多くの人がこの耕餘塾で学び社会に出て活躍しました。 ・・・(後略)耕餘塾での教育小笠原東陽の教育理念は、『社会に役立つ人づくり』と『より良き人間の育成』にありました。東陽は自分個人の出世は考えず、塾生たちが社会に出てそれぞれの分野で貢献できる人になるように教育しました。耕餘塾(総称)は、「読書院」、「耕餘塾」、「耕餘英和学校」、「耕餘義塾」と名称を変えてゆきます。 ・・・・・・・・(後略)耕餘塾での教育2 耕餘塾および耕餘義塾の教則三觜家と東陽のかかわり明治元年維新の乱が起こると、藩を去り平民となった東陽は姓を小笠原に戻し、一家7人を養うため易者となりました。明治2年6月、40歳の時に池上本門寺に寓居して檀林の僧侶達に漢学を教えていました。三觜家は羽鳥村の名主を務めた大地主の家で、本家は代々八郎右衛門を名乗っており、村の農家の4分の3が同家と小作関係を結んでいたといわれています。・・・(中略)・・・明治5年(1872)3月10日、小笠原東陽一家7人は羽鳥村へ転居し徳昌院に住まいました多士済々の塾生たち藤澤・羽鳥に25年間続いた耕餘塾からは、政財界、学術界、自由民権家など明治維新後の日本の近代化に大いに貢献した人材を多数世に送り出しました。 政治家 ・吉田 茂 :総理大臣 ・梅原 良 :小笠原東陽の次男で、衆議院議員となる ・平野友輔 :医者で、衆議院議員となる。神奈川県医師会をつくる ・等々 実業家 ・鈴木三郎助 :味の素の創業者 ・等々 学 者 ・外山亀太郎 :農学博士 ・三觜八郎 :同志社大学を卒業後、耕餘塾で英語の教師をした ・小笠原鍾 :小笠原東陽の長男で医者多士済々の塾生たち 2 塾生 吉田茂1889(明治22)年に、耕餘義塾に入学。1894(明治27)年までの5年間在学する。ここでの高度な教育が、名外交官ならしめ、名宰相として戦後の復興の原動力となった。 ・・・・・(後略)耕餘塾の諸先生開設当時は、東陽先生一人で教えていました。耕餘塾の評判が上がり生徒が増えるにつれて、塾生の中から助教師として教えるようになりました。この頃の授業は、毎日9時間で、その内の4時間は、東陽先生が教え、後の5時間は助教師受け持ちました。 ・・・・・(後略)洋間から西側を望む一階に下り、大戸(くぐり戸)以前は、シーズンによっては雛飾りを飾ったり、着物を展示していたがと13:55旧三觜家の南側、係員の方から解体後は移築せず部材は他に使用すると、また南側は道になる。約30分の見学で、旧三觜八郎右衛門家住宅を後にする14:04旧三觜八郎右衛門家住宅から御霊神社前を通り南下、藤沢羽鳥線の明治中学校交差点明治中学校交差点に立っていた案内図このあとJR東海道本線沿いの店に行くために南下。辻堂のこの辺りも茅ヶ崎市内の新興住宅地と同じように袋小路になっており何度も引き返す藤沢市の登録有形文化財「旧三觜八郎右衛門家住宅」が来年には解体されるのが残念! END
2021.08.10
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国道134号を進み、極楽寺へ向かう。7月30日(金) 11:17江ノ電鎌倉高校前駅江ノ電峰ヶ原信号場江ノ電唯一の信号場で、駅以外の交換施設江ノ電の山側にある、本門佛立宗 顕証寺(けんしょうじ)所在地:神奈川県鎌倉市七里ガ浜1丁目5-21顕証寺の壁面に、セーリング出場の各国の国旗が掲げられていた道路脇に「車輌進入規制」夏季限定車輌進入規制 8月 土・日11:27七里ヶ浜海岸駐車場所在地:神奈川県鎌倉市七里ガ浜江ノ電七里ヶ浜駅前を通り、国道134号行合橋交差点から七里ヶ浜海岸駐車場へ。沖合にオリンピック参加のヨットが集結、競技開始予定は12時5分からだが沖合のヨットをズームアップこのボートは審判船11:34競技開始まで30分程あるので、極楽寺へ行くことに。ここからは、一方通行で車輌進入禁止自転車も進入できないので国道沿いを走ることに。しばし待機してみていたが自転車が進入国道134号の海岸沿いを走り稲村ガ崎方面へ11:42阿佛邸舊蹟所在地:神奈川県鎌倉市極楽寺3丁目12鎌倉時代の有名な日記「十六夜日記」の作者阿仏尼の住んでいた屋敷跡の石碑です。阿仏尼は歌人藤原定家の子の為家の妻、為家が亡くなってから所領相続のことで争いが起こり、阿仏尼は執権北条時宗に訴えて裁判を受けたいが為に、1277年(建治三年)に京都から鎌倉に来たのですが、その道中と鎌倉滞在の日記が十六夜日記です阿佛邸舊蹟阿佛ハ藤原定家ノ子為家ノ室ニシテ和歌ノ師範家冷泉家ノ祖為相ノ母ナリ為相ノ異母兄為氏為相ニ属スベキ和歌所ノ所領播磨細川ノ庄ヲ横領セルヲ以テ之ヲ執権時宗ニ訴ヘ其ノ裁決ヲ乞ハントシ建治三年京ヲ出デテ東ニ下リ居ヲ月影ガ谷ニ卜ス即チ此ノ地ナリ其ノ折ノ日記ヲ十六夜日記ト云ヒテ世ニ知ラル係争久シキニ彌リテ決セズ弘安四年遂ニ此ニ没ス 大正九年三月建之 鎌倉町青年會阿佛邸舊蹟前から極楽寺駅方向極楽寺駅前の「極楽とんぼ」11:45極楽寺山門山門前に、フヨウとハギ山門前のハギはこれから開花線路沿いのフヨウが咲いていたズームアップ例年は8月初旬から見頃を迎える鎌倉極楽寺のサルスベリ(百日紅)一週間ほど早かったか、満開時は赤く染まる一部咲いていたが樹齢200年のサルスベリ奥に本堂、根元にはオニユリが咲くつぼみも多くこれからが楽しみ本堂前にもハギ槙の木の下に ” 子育地蔵尊 ”本堂右前にある、千服茶臼、製薬鉢は、ハギに覆われ製薬鉢にはスイレンズームアップ、ハギの花が一輪槙の木の下に ” 子育地蔵尊 ”本堂前からサルスベリ枝先に花が咲くこの光景が見たくて(この写真はネットから)11:54極楽寺山門前から極楽寺駅を見下ろす12:03極楽寺から急いで国道134号へ戻る沖合にはヨットの集団七里ヶ浜海岸駐車場へ戻りセーリング競技を見学。駐車場から見るが当然ながら放送、案内もなくどういう状況なのか12:04ヨットの集団、スタート前か?ヨットの帆には国旗があり逗子マリーナ方向海上保安庁の巡視船をズームアップ江の島を望む横一線になったのでスタートヨット競技は風に向って45度内は走れない12:13競技の旗艦右側に赤いブイがありそれを通過してゴール風を受けて動いているのであろうが、12:19駐車場からは、日本国旗を掲げた知人が応援ルール等を聞いたが解らないと12:24オーストラリア、日本、カナダのヨットズームアップするが二人乗り?ヨットには二人の姿が認められる12:38赤いブイが2個浮いておりここがゴールラインであろう。ルールも知らず見たのでヨットを撮影しただけの時間でした13:00片瀬西浜海水浴場昼過ぎだが人通りが少ない。海の家ではお客さんを「お帰りなさい」と出迎え海水浴場の監視台自宅には13時45分に帰宅、熱い中での散策でした。極楽寺のサルスベリの開花には少し早かったので1週間後に再度訪れたい。また、セーリング競技も8月4日(水)まで行われているので情報を調べ再度訪れたい。今日の移動は、94ー64=30km。 END
2021.08.02
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高所恐怖症の私にとって吊り橋は辛いが意を決して渡ることに。旅友は既に見当たらず、先輩二人で散策。6月8日(火) 16:46城ヶ崎海岸は相模湾に流れ込んだ溶岩が複雑な地形となった城ヶ崎海岸一帯。その北部の門脇埼付近は、溶岩流の構造や地形形成のメカニズムを見る格好のポイントで、吊橋からは溶岩が冷えてゆく際に生じる柱状節理や、すでに冷えて固くなった表層を破壊しつつ溶岩が流れた経過も見てとることができます。宇根は、富戸海岸の溶岩地形を遠望できるほか、江戸城のために用意されたという築城石で知られる門脇崎灯台下の岬に建つ石碑碑には「国立公園城ヶ崎 伊東市」新しい大地と波との饗宴:城ヶ崎海岸左側の地図は「伊豆半島ユネスコ世界ジオパーク」大室山の噴火でできた城ヶ崎海岸門脇灯台を登るとプリンのような形をした大室山が見えます。リフトでのみ登ることができる山頂には、すり鉢状の大きな火口があり、この山が火山であることがわかります。約4000年前に噴火した大室山の溶岩は、相模灘に流れこんで海を埋め立て、新たな陸地を作り出しました。この溶岩の先端が城ヶ崎海岸です。ここには、溶岩が波に洗われる、迫力ある岩石海岸が広がっています。遊歩道を歩くと、そこに生きるさまさまな植物や生き物の様子も楽しむことができます伊豆東部火山群の分布約15万年前から活動を始めた伊豆東部火山群は、伊豆半島の東部とその沖合の海底に分布する単成火山の集まりで、伊豆半島各地に新しい大地を作り出してきました。単成火山は、1度噴火すると、同し場所て再噴火しないという変わった性質があり、小さな火口があちこちに分市しています。大室山たけでなく小室山や巣雲山、一碧湖などもこの火山群の仲間です岬では鯛が釣れるのでは朝から釣っているのであろうが、今日の収穫はどうであったのか遊歩道を歩き門脇吊橋へ向かう。旅友は既に対岸の断崖絶壁の岩場の上に遊歩道脇に、イソギクの群生 キク科の多年草「半四郎落し物語」の、仲のよい夫婦の半四郎が海へ落ちて知らせを聞いたおよしはたいそう悲しみ、ここへ来ては立ちつくし涙を流す日が続きました。 以来ここ城ヶ崎一帯には毎年秋になると飛び散ったおよしの涙にも似たイソギクの花が可憐な姿を見せるようになりましたと遊歩道沿いにはアジサイも咲くガクアジサイ門脇吊橋門脇吊橋は、長さ48m、幅1.5m、高さ23mで、定員はなんと100人とのこと(小錦関26名分との説明看板がある)久しぶりの吊橋渡りだが、意を決して渡ることに誰もいないので渡り始めるが、向こう側からカップルが。半四郎落しと門脇岬の間の海蝕洞にかかっており、断崖絶壁のスリルを味わうことができると途中では怖いので吊橋を渡り終えて振り返り撮影意外と固定感があり横揺れもなく、揺れがなく少し物足りなかったが・・・・・・既に旅友は我々の到着を待っていた門脇崎灯台の全景は木が邪魔している先程いた断崖の上だが、こんなに高いとは門脇吊橋の全景門脇崎灯台、吊橋灯台の手前の木が邪魔しているのが残念だが、1960年に建設された高さ約25mの灯台。地上17mにある展望台から伊豆七島や天城連山を一望できる江川太郎左ヱ門の砲台跡 ここから500m先幕末期、黒船来襲に備えて、大砲四門を据えつけた砲台跡であります。 伊東市観光課この日は訪れなかったが、江戸時代末期、黒船の来襲に備えて、当時伊豆の代官だった江川太郎左衛門が4門の大砲を据え付けた跡。今は1門が残っている断崖絶壁の岩場の上に立ちスマホで撮影の先輩私には足元が震え・・・・・・松も風雨に耐え岩場の上に門脇崎吊橋に建つ「城ヶ崎ブルース」歌碑 作詞:星野哲郎 作曲:関野幾生 歌 :ロス・プリモス 城ヶ崎ブルース 星野哲郎愛してくれた 小指の爪をそっとかたみに つつんでいれたハンカチ白い 城ヶ崎あなたが帰る 遠笠山(とうがさやま)が涙にかすむ 夜のはて下水マンホール蓋のデザインの基になっている「伊東八景」のひとつ「城ヶ崎海岸」の「門脇 吊橋」と「門脇埼灯台」。 門脇埼灯台は松の枝に隠れて蓋デザインのとおりには見えません。沖の方からは灯台の姿全体が見えるようなので、 違うカットを組み合わせてデザインしたのでしょうね。写真を撮るなら午前中がお勧めだと門脇埼灯台は、伊東市の城ヶ崎海岸園地事業に海上保安庁が協力、灯台を核とした展望塔化計画により平成7年(1995)に改築して展望塔を設け、らせん状の階段で展望塔まで自由に登れる様になっています。灯台は展望塔の上に設置されています城ヶ崎海岸2番公衆トイレ前展望台また渡って引き返すことにかどかけと門脇岬の間は、現在は休火山となっている伊豆高原の大室山が4000年前の火山活動で溶岩が海岸まで流れ、表面の冷却した部分を残して海面に流れ出して行った跡で、台地のうしろに大きなくぼ地を残しているが撮影できず断崖絶壁の上に咲くアジサイズームアップ吊橋を渡り城ヶ崎ピクニカルコースを西方向へ進み木々の間から海岸を見下ろす17:15城ヶ崎ピクニカルコースはぼら納屋から伊豆海洋公園までの約3kmの遊歩道である18:53国道135号から1号を走り、国道1号の酒匂川を渡り左にあった、焼肉きんぐ 小田原酒匂店所在地:神奈川県小田原市西酒匂1丁目3-43夕食をとるためにいつもの「かつや」を探すが国道沿いになく、食べ放題の看板を見つけ、久しぶりに肉を食べることにし立ち寄る店前から酒匂川を望む閉店が20時で残り時間が1時間程しかなかったが、58品食べ放題をオーダー。入店には、消毒、マスク着用で注文はタブレットで品物もロボットが運んで来た配送を終え引き返すロボットカルビ、ロース、タン、ホルモン、イカ等次々に注文し、しばし沈黙の時間が続いた。最後に野菜を注文、飲み物は水のみとのことで「グッ」と我慢。安いだけに肉も超薄い!!20:00最後の清算もタブレットで、便利になったものだ。一人分の値段まで計算してくれるこのあと、二宮の先輩宅へ送り、自宅へは21時に到着。茅ヶ崎起点の今日の走行距離は210kmであった。旅友の携帯から今日の走行ルート END
2021.07.25
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2021年7月23日(金) ついに第32回オリンピックが開催された!コロナ過の中、開催について賛否両論があるが無観客の中205ケ国からの参加のもと開催された。各自が感染予防をして拡大しないようにし無事終了することを祈ります!佛現寺から県道59号線(伊東西伊豆線)を走って向かったが、この山道も今年2月14日(日)に河津桜を訪れた時通った道である。6月8日(火) 15:08つづら折りの県道59号線(伊東西伊豆線)を登ってくると道路沿いにあるお寺。光識寺(こうしきじ)所在地:静岡県伊東市鎌田1131門扉が閉まっていたので別にあるかと想像し更に山道を進むが入口が無く途中で引返す宗教法人 光識寺光識寺のご案内 参拝料は無料です光識寺は唯識を広く知ってもらうために開山しました。唯識とは個人にとってあらゆる存在がただ「識」によって成り立つ主観的な虚構にすぎず、あらゆる存在は生滅を繰り返す無常であり、実体のない「空」であるという思想です。戦後、わが国は伝統、文化、家族関係や地域社会を犠牲にして高度経済成長を達成しましたが、反面、個人主義、拝金主義的価値観が台頭し、無秩序、無規範、無連帯状態の社会に陥り、人々は将来に夢を持つことができず、言い知れぬ不安や孤独感に苛まれています。光識寺はこのような悩みや苦しみを仏教の根本原理である唯識思想によって救済するためのお寺です。毎週講和会を行っておりますのでご自由にご参加ください。光識寺散策図春は梅や桜、夏は小川に乱舞する蛍、秋は本堂を埋め尽くす紅葉が見られます。冬の落葉した風情も趣があり、四季折々の自然を求めて多くの人々が訪れます。伊豆の海を見渡せる高台には市民天文台があり、大型望遠鏡で見る広大な宇宙の神秘的な姿に感動することでしょう。 鐘楼堂には八百年の歴史のある天皇勅許御鋳物師が鋳造し、菊の御紋が刻まれた日本でも有数の大梵鐘があります道路沿いに建つ聖観音像芽吹きが赤いモミジと新緑のモミジ境内に建つ地蔵光識寺前から伊東の市街地を望む県道沿いに建つ石仏像。何故かこの日は休みで門扉は南京錠でしっかりと!紅葉時期も良いとか、また機会があれば訪れたいが、諦めて県道59号線(伊東西伊豆線)を下る15:17県道59号線(伊東西伊豆線)を伊東市街地方面へ下る途中遠くに大室山。大室山は、伊東市にある標高580mの火山。独立峰で、700年以上続く山焼きが毎年早春に行われるため一年生植物で覆われてよく目立ち、伊東市のシンボル的存在である。山体は国の天然記念物および富士箱根伊豆国立公園に指定されている。この後、カーナビを大室山にセットして進む15:37大室山の西側にある「さくらの里」所在地:静岡県伊東市富戸1317-4さくらの里は千本以上のさくらが植えられた丘の上の公園で、後方に標高580mの大室山大室山リフトのりば ← 700m(徒歩10分)ぐるっと 360° 大パノラマを展開する 大室山リフト〈 山頂まで6分 〉大室山スコリア丘大室山は伊豆東部火山群の中で最大のスコリア丘です。約4000年前の噴火によって、粘り気の弱い溶岩のしぶき(スコリア)や火山弾が火口の周囲に降りつもってできました。毎年行われてきた「山焼き」によって、お椀を伏せたような美しい山の形が保たれており、山全体が国指定の天然記念物となっています。大室山のふもとから流れ出た大量の浴岩は、伊豆高原や城ヶ崎海岸をつくり出しました。さくらの里では、溶岩トンネル(穴ノ原溶岩洞穴)やスコリアラフトなど、溶岩の不思議な造形を観察することができます4月上旬には「伊豆高原桜まつリ(3月中旬~4月上旬開催)」の主な会場となり、多くの人で賑わいます。また、毎年早春に行われる山焼きも大迫力ですさくらの里:大室山のふもとを彩る桜の饗宴約4000年前の噴火でできた大室山(海抜580m)は、伊豆東部火山群の火口のひとつです。この噴火で流れ出した溶岩は、なだらかな伊豆高原や、迫力のある城ヶ崎海岸を作リだしました。人々の憩いの場になっているさくらの里も、この溶岩が作ったなだらかな広場で、溶岩が作る様々な造形を観察できますさくら花ごよみ園内には約40種1000本の桜が植栽されておリ、9月下旬から10月桜が咲きはじめ、5月に花ひらく佐野菊や兼六園菊桜へと8か月にわたリ、様々な種類の桜がたえまなく咲きほこリます。桜のほかにも、早春には菜の花、夏のはじめにはヘメロカリス、7月から秋にかけては色とりどりのコスモスなど、年間を通してさまざまな花を楽しむことができますさくらの里園内案内図高浜虚子文学碑 「人生とは何か 私は唯月日の運行 花の開落鳥の去来 それらの如く人も亦 生死して行くといふ ことだけ承知して ゐます 虚子」さくらの里にある四阿大室山リフトのりばへの道路沿い道路の左側には、ゴールド川奈カントリークラブのネットラベンダー畑の中に、「高原の風香(かぜかおる) さくらの里」の看板ラベンダーが咲いていたラベンダーの香りに誘われてチョウが舞うチョウをズームアップベランダー畑をズームアップ16:00大室山登山リフト乗車口所在地:静岡県伊東市池672-2リフト乗車口前には山頂にある「浅間神社」の鳥居が建っている山頂への登山はリフトのみ以下2枚の写真は「伊豆・伊東観光ガイド」より引用お椀をふせたようなシルエットが特徴的な「大室山」。山頂へは爽快な空中散歩が楽しめるリフトで向かいます。料金は往復 700円およそ1kmの噴火口を散策するお鉢めぐりでは富士山、伊豆七島、相模灘などの素晴らしい眺望が楽しめます。晴れた日には富士山を背景に記念撮影できるスポットは人気!火口には安産と縁結びの神様が祀られた「大室山浅間神社」やアーチェリーを楽しむ施設があります。毎年2月の第2日曜日には山全体を燃やしてしまう伝統行事「山焼き」が開催されて多くの観光客で賑わいます登山リフト乗車口駐車場近くに建つ歌碑、伊東さくら音頭 西場栄光 詞 炎える大室 向こうは小室 けむに巻かれて 手をつなぐ 夢がふくらむ 甘なつみかん 花の湯の町 日本晴れ 咲いた咲いた咲いた さくらが咲いた 伊豆の伊東の さくらの里 パットパットパット ひとおどり と彫られている伊東さくら音頭 歌碑この 伊東さくら音頭 歌碑は 伊東在住の歌人 西場栄光 が毎年大室山の山麓 桜の里で 催される桜まつり に寄せて作詞したものを記念してここに 建立したものであります。 昭和58年6月1日伊豆半島ユネスコ世界ジオパーク認定 大室山登山リフト大室山 天然記念物国指定 大室山山焼き 毎年2月第2日曜日 火曜日で観光客が少ない、大室山登山リフト乗車口コロナ対策の依頼旅友からソフトクリームを御馳走になりました16:15このあと、今日最後の城ヶ崎海岸へ向かう16:37大室山から下り国道135号を南下、城ケ崎入口交差点を左折。城ヶ崎海岸 門脇駐車場所在地:静岡県伊東市富戸842-242有料駐車場に車を駐めて「城ヶ崎海岸」の「門脇崎灯台・吊橋」の散策に向かう。ここにはもう何度も来ており、十数年ぶりに訪れたが駐車場が整備されていた駐車場横にあった「展望台」から「門脇吊橋(かどわきつりばし)」を見る門脇吊橋は、長さ48m、幅1.5m、高さ23mで、定員はなんと100人とのことズームアップするが高所恐怖症の私にとっては門脇崎灯台・吊橋へ向かう案内板は、門脇崎灯台 100m、門脇吊橋 150m分別されたゴミ箱半四郎落し物語むかし、ここ城ヶ崎にほど近い富戸村に、半四郎とおよしというたいそう仲のよい夫婦がおりました。ある日、半四郎はひとり海へトジ刈りに出掛けました。 カゴにいっぱいのトジを背負い岩場で休んでから家に帰ろうとつかれた腰を伸ばした瞬間、背中のトジに引かれ、あっという間に海へ落ちてしまいました。 知らせを聞いたおよしはたいそう悲しみ、ここへ来ては立ちつくし涙を流す日が続きました。 以来ここ城ヶ崎一帯には毎年秋になると飛び散ったおよしの涙にも似たイソギクの花が可憐な姿を見せるようになりました。そして、いつの頃か村人達は、ここを「半四郎落し」と呼ぶようになったということです。 “ トジ ” しっくい壁に使う海藻のこと。 “ イソギク ” キク科の多年草。海岸の崖などにはえ秋には黄色の花を咲かせるトイレもきれいに整備されていた門脇崎灯台 塗色構造 白塔形 灯 質 単閃白光 毎10秒間に1閃光 Fl W 10s 光達距離 18海里 塔 高 25メートル 灯 高 44メートル 初 点 灯 昭和35年3月平成7年(1995)4月に改築され展望台を併設した。展望台にはエアコンがある お知らせ御利用時間 9時 ~ 17時(年中無休) (11月 ~ 3月末日、9時 ~1 6時) 次のことを遵守して、御利用下さい。 ・喫煙は御遠慮下さい。 ・空き缶や空き瓶等のゴミ類は、お持ち帰り下さい。 ・展望室までは85段(約17mの高さ)ですので頭上に十分注意しながら、階段の昇り降りを行 ってください。 ・その他係員の指示に従って下さい。 入場無料 伊東市観光課16:44外回りの階段を上るが、展望台の中には入れず、 お知らせ新型コロナウイルス感染症の流行拡大の防止のため、当面の間、灯台内部は閉鎖させていただきます。ご理解のほどよろしくお願いします。 伊東市役所 観光課 観光施設係 ー 続く ー
2021.07.24
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日蓮宗 佛現寺の散策を続ける。佛現寺は伊東市の相模灘や市街地を一望できる高台に建つ、山号を「海光山」と称する、日蓮ゆかりの霊跡寺院で日蓮宗本山の一つである。6月8日(火) 14:20佛現寺 本堂本堂には、”伊東温泉七福神”の一つである像高20cmの「毘沙門天像」や、”逆さ曼荼羅”として知られる「厄除曼荼羅」が安置されている本堂の扁額「佛現寺」當山は、海光山佛現寺と号し日蓮聖人の開山なされた寺です。聖人は困難救護の為「立正安国論」を鎌倉幕府に奏上した事が北条執権の怒にふれるところとなり、弘長元年(一ニ六一年)五月十ニ日、御年四十歳、伊東に配流の身となられた。たまたま地頭の八郎左衛門が奇病にかかり、祈祷により、治されたことから起死回生の御礼に、同家の重宝海中出現の立像釈迦佛を贈られた。この尊像は聖人生涯の随身佛となされ、海が光り佛が現れた由縁から山号を聖人御自身が命されております。御草菴旧跡日蓮聖人は伊東配流の三箇年を、伊東家鬼門除けの毘沙門堂にて、法華教を読誦修行され、「四恩抄」「教機時抄」等を著述せられ、法華教の経文が事実となり聖人の身の上に現れたので、始めて此の地にて「法華教の行者日蓮」を自覚宣言された。弘長3年2月、御年42歳(厄年)の時、赦免され鎌倉に帰えられた。この草庵跡が佛現寺で、聖人四度の大難中最初の法難霊跡であります。 霊跡本山佛現寺 寺 宝 一、海中出現立像釈迦佛 一、厄除曼荼羅 一、普門筆一輪二尊絵像 一、毘沙門天王尊像 一、天狗詫状 其の他佛現寺境内入り口、本堂右側にある巨大な「荻原井泉水 句碑」。高さ2.5メートル、横4メートルに及ぶ大きな句碑。両面に句が刻まれていて、片側が広瀬奇壁の句で、もう一方が井泉水の句。昭和11年(1936)に建立この句碑は日本三大句碑とも言われるもので、こちらの面は「広瀬奇壁の句」。題額の「如是」は海軍中将小笠原長生の書いたものであると。奇壁の句は「蜂巣華八紘に大聖妙法の光」。因みに、荻原井泉水の句は反対側に刻まれており「裏はまつ山の夏の雨 はれてゆく雲」。句には「佛現寺にて」と添え書きがあり、夕立後の日差しの動きを鋭くとらえられていると日蓮宗 霊跡本山海光山佛現寺境内案内図境内は二段に分かれており本堂から北側へ階段を下り仁王門へ行く。下の境内には、元々山門だった1831年建立の「仁王門」から草庵跡に一直線に並ぶ「常経殿」「御草庵毘沙門堂(紫雲堂)」「釈迦本佛殿」が建つ境内に咲く白のアザレアザクロウの花ガクアジサイ本堂前から北側への階段を下り下側の境内へ降り立つ階段右側に「法華経法塔」常経殿前から南方向の本堂を見上げる常経殿前から左側の旧山門(仁王門)方向へ進む佛現寺の旧山門(仁王門)江戸時代末期の1831年に建立された本来の山門で、現在は裏門のような感しとなっているが、元々はこちらが正面で、題目碑が建ち、仁王門・常経殿・御草庵毘沙門堂(紫雲殿)・釈迦本佛殿が一直線に並んでいる旧山門(仁王門)の扁額「海光山」旧山門右手前に「南無妙法蓮華経」と刻まれた「御霊石」御霊石の由来東京本所のある鉄工所で年々不吉の事が起り、火事が出る、死人が出る、怪我や、病人が絶えず、はては幽霊が出るという噂、ある行者の教えで床下を堀った処地下三尺に大きな石があり ました。いろいろ調べて見ると江戸時代の旗本屋敷の跡で、殿様に寵愛された奥女中が妊って奥方の妬みをうけて殺されて古井戸に投込まれ、庭石で蓋をされるという因縁ばなしが判りました。そこで大正の末期先住日鴻師(にっこうし)はその石を買受けて伊東に持ち帰り表面に厄除け本尊を刻み、各地信者の協力得て大施餓鬼供養を行いました。この霊石は生きいる如くお経をあげて拝んでいると汗をかく、汗をかくようなら願いは成就すると言い傳えられております山門前左側にも様々な墓石が並んでいた旧山門を入ると右側に「津波犠牲者の供養塔」「胎児供養塔」が並ぶ津波犠牲者の供養塔ここに津波による犠牲者の供養塔を護持しています。これらの石塔には、悲惨な津波災害で亡くなった方たちへの慰霊の歴史が刻まれています。大正十二年(一九二三)九月一日午前十一時五十八分に発生した関東大震災では、震度六の烈震の後、十数分で沿岸各地に津波が襲来し、地元の玖須美地区で一〇五人の犠牲者がでました。また、江戸時代の元禄十六年(一七〇三)十一月二十三日未明の大地震でも、当時の和田村の範囲で一六三人もの犠牲者がでました。これらの供養塔は、津波による悲しい災害を伝えるとともに今生きる我々に津波災害への警戒の必要を教えています。 設置 海光山 佛現寺・NPO法人 まちこん伊東 協力 板坂三郎後列の自然石の供養塔(写真①)と五輪塔(写真②)は関東大震災犠牲者への供養塔で、前列二基の自然石の供養塔が元禄地震津波の犠牲者への供養塔(伊東市指定文化財・写真③④)です胎児供養塔の「胎児観音」常経殿(日蓮聖人謫居之跡)日蓮聖人謫居之跡文應元年(1260)当時乱れていた日本国を法華経によって救わんと、救国の書「立正安国論」を、鎌倉幕府に建白したがいれられず、弘長元年5月伊東配流となり、地頭伊東八郎左衛門尉の預かりとして、この毘沙門堂に謫居、四恩抄・教機時国抄を著し、始めて「法華経の行者」を宣伝、弘長3年2月赦免となる。示来ここに祖師堂を置いたが、明治初年大火に遭い、昭和27年現在の地に祖師堂を移築した。昭和40年5月、紫雲殿・常経殿・法華経塔を建立、草庵跡がこヽである。 法華経の故にかヽる身となり候えば、行住坐臥に法華経を読み行するにてこそ候へ。・・・ これらの経文を見るに、信心を起し身より汗を流し、両眼より涙を流す事雨の如し。云々 (四恩抄) 海光山 霊跡本山 佛現寺常経殿から右側に入り「御草庵毘沙門堂紫雲殿」御草庵毘沙門堂紫雲殿の扁額「紫雲殿」右側は紫雲殿横から入れたのか?入れないと思い素直にここで引返す、進むと「釈迦本佛殿」釈迦本佛殿の前中央に日蓮、その左に弟子の、日朗、右に日昭、日教聖人の供養塔がある常経殿前から旧山門(仁王門)常経殿から左側に入り「御草庵毘沙門堂紫雲殿」紫雲殿の後方に建つ釈迦本佛殿の扁額「釋迦本佛殿」をズームアップ常経殿、御草庵毘沙門堂紫雲殿脇に咲いていたガクアジサイブルーが鮮やか常経殿前の境内左から鐘楼、佛現寺歴代之墓、本堂への階段佛現寺歴代之墓と鐘楼天保2年(1832)に建立された「鐘楼」平和鐘の説明佛現寺の梵鐘は明暦2年(1656)4月の鋳造で、永く親しまれていましたが、たまたま大東亜戦争の折に供出せしめられ悲しい思いで送りました。(後略)鐘 楼梵鐘の下に穴が設けられている梵鐘には昭和23年1月鋳造 伊東市 佛現寺〇什 日鴻代大東亜戦争の折に供出しているが戦後早々に鋳造したようだ階段横にアジサイが咲く珍しい品種もカシワバアジサイ駐車場前に戻り再度西側から階段を下り、釈迦本佛殿へ。釈迦本佛殿から御草庵毘沙門堂紫雲殿の後方を見る。手前に日蓮聖人の供養塔が建つ釈迦本佛殿を振り返る釈迦本佛殿の扁額「釋迦本佛殿」アメリカディゴ(海紅豆)マメ科アメリカデイゴ属アメリカデイゴは南アメリカ原産の双子葉、落葉、小高木です。アメリカデイゴは成長すると高さ5m~8mになりますアメリカデイゴは春から初夏に楕円、長楕円形の葉を茂らせ、夏に枝先に赤色の総状花序の両性花を多数付けます。花は、情熱的で美しく世界中から愛されています本堂前の境内西に建つ高さ17.5mの「多宝塔」14:50多宝塔の上から本堂、広い境内を望む — 続く ー
2021.07.23
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車を駐車した音無神社から次に訪れたのが、楠の葛見神社(くずみじんじゃ)。6月8日(火) 13:52葛見神社所在地:静岡県伊東市馬場町1丁目16-40葛見神社は、伊東氏の尊崇と保護を受けた神社。かつてこの辺りは「葛見の庄」と称され、伊東氏の初代家次が社殿を造営し、京都の伏見稲荷大社を勧請して以来、神威を高めてきた。伊東氏の菩提寺である東林寺が別当寺を勤めていたが、明治の神仏分離によって東林寺の住僧が還俗して朝日氏を名乗り、以来朝日家が神職を世襲しているという伊東家守護神 大樟 葛見神社【祭 神】・葛見神(不詳)・倉稲魂命(稲荷神)・大山祇命【由 緒】 全国屈指の老樟が、千古の縁を湛えて聳える、当葛見神社は、今から約千九十年昔の延長五年 (九ニ七年)に制定の、延喜式神名帳に記載された、久豆弥神社に当てられる古社てあります。 往昔、伊豆の東北部を葛見の庄と称し、当神社はこの庄名を負い、凡そ九百年の昔、葛見の庄 の初代地頭工藤祐高公(伊東家次・・・伊東家の祖)が社殿を造営し、守護神として京都伏見稲 荷を勧請合祀してから、伊東家の厚い保護と崇敬を受けて神威を高めてきました。 このことは、元禄十年(一六九七年)の棟札に「葛見大社岡村稲荷者藤原朝臣鎌足十六代後胤工 藤大夫祐高之修造也」と記されていたり、慶長十五年(一六一〇年)の棟札に、藤原氏伊東正世 公伊東郷住人鈴木近江守仰面焼失後造立」ということからも判明いたします。 明治までは、代々の領主から供米が献じられ、又岡明神とも称され地方民の氏神として信仰さ れてきました。 このような由緒から、明治六年四月、新制度により、旧伊東、小室村の唯一郷社に列格されま した。近世も、伊東在住の昭和初期の首相若槻礼次郎氏の崇敬を受け、氏は老樟を讃える石碑 を寄進しました。【大 樟】 神社の大樟は、樹周ニ十メートル、樹齢千年以上と言われ、伊東に在住だった本多静六林学 博士の著書「大日本老樹名木誌」によれば、全国第ニの老樟とされ、昭和八年ニ月文部大臣 より国の天然記念物に指定されました。【祭 礼】 平成十五年から、氏子の要望により、十月十四~十五日より十月三連休の土日に変更になり ました。 祭礼に奉納される郷土芸能は、「神楽(獅子舞)」、「三番叟」、「鳥刺」、「才蔵」等あり ましたが、現在は、神楽だけになりました。駐車場がなく迷ったが、管理人さんから境内に駐車してと葛見神社社殿下右側に手水舎。手水舎の屋根を支えている柱は丸いコンクリートで出来たもの。これは、神社の鳥居を使って建てられたものです。この鳥居は、大正12年(1923)9月1日に発生した関東大震災で壊れたもので、その内容を示すために、柱に文字が刻まれている社殿の扁額「葛見神社」境内の左側に神楽殿、奥に大クスが聳える木々が覆い茂っているためか昼間でも薄暗く感じる大クスの前には大きな石碑が二つ建つ右側は「贊老樟」碑 伊東葛見奉祠旁有老楠樹・・ 翠・・・・・・・・・・・・ 延長得五十餘尺・・・・・・ 住吉・・・・・・・・・・・ 大皆・・・・・・・・・・・ 中略 霊怪似神龍 晴天起雲雨(霊怪神龍に似たり 晴天雲雨起す) 誰圖陵谷變 一木支千古(誰が図らむ陵谷の変 一木千古を支ふ) 明治三十六年歳在癸卯一月 勺水日下寛識この石碑が首相若槻礼次郎氏が寄進した石碑であろうか左は「記念碑 陸軍大将 一戸 兵衛 書」何の記念碑か?大クスの前に建てられている説明板国指定天然記念物 葛見神社の大クス樟(クスノキ)は、関東以南の暖地、とくに海岸に多く自生しています。全体に佳香があり、葉は長楕円形で先端が、とがり5月頃黄白色の小花をつけ黒色小形の果実を結びます。材は堅く、特殊の香気があり樟脳および樟脳油を作り建築材、船材として用います。樹令約千年、目通約20mに及び全国でも有数な老樟として有名です。 指定 昭和8年2月28日 伊東市教育委員会大クスの下にある疱瘡神(ほうそうじん)。江戸時代に祀られたもので、樟の樹皮が疱瘡の瘡蓋に似ていることから疱瘡の神として祀られたのだという疱瘡神(ほうそうじん)大樟の下の石祠は「疱瘡神」を祀ったものです。江戸時代中期に疫病である疱瘡「天然痘」が流行した際に、くすの木の樹皮が疱瘡にかかった時にできる皮膚の瘡蓋(かさぶた)に似ていることから疱瘡の神として祠られ、疫病が鎮まるように願いが込められました。石祠の側面には「享保十一年酉午五月吉日」と刻まれています柵で囲まれた大クスの廻りを時計方向に廻る。大クスは全国で2番目の大楠とされ、樹高25m、周囲20mの樹齢千年以上の大木です。どっしりと幹を構え、何事にも動じないような力強い木で「霊木」と呼ぶに相応しい風格を漂わせている木の幹に苔が生え、空洞になったところもあるが、未だ樹勢は衰えず知らずで、目の前で深呼吸すれば、きっと木からパワーを頂けそうだと上側から見下ろす、管理もいいのだろうが、未だ樹勢は衰えを知らないようで根が大地へと右側に回り込む大クスは、枝の添え木と支柱、幹には割れ防止の鉄ベルトで保護されているその鉄ベルトも幹に食い込み(黄色丸)年月を感じる!大クスを見上げる社殿左奥にある、境内社へ社殿の左側にある、境内社境内社は右奥から、春日神社、神明社、八幡神社、三島神社、白山神社、熊野神社14:03現在の神社の正面に建てられている鳥居は、木で出来ている。次に伊東祐親(すけちか)の墓所へ向かう14:06伊東祐親(すけちか)の墓所所在地:静岡県伊東市11伝 伊東祐親の墓所中央の五輪塔と周囲の塚(縦約十五m・横約一〇m ・高さ約一m)は、伊東祐親の墓所と伝承されている。祐親は流罪にされた源頼朝を伊東で預かるが、自分の娘との間に生まれた頼朝の一子を平家への忠義のために殺害してしまう悲劇的な人物である。養和ニ年(一一八ニ)には、頼朝から許されたものの受け入れすに自害している。この募所の周囲には、伊東家が造立した東林寺裏山の朝日山経塚や伊東家祈願所の葛見神社など同家ゆかりの史跡が本郷の地を取り囲むように設けられ、伝 伊東祐親の墓所もそのひとつである。五輪塔は、繁栄を続けた伊東家の子孫が鎌倉時代末から南北朝初期頃に先祖供養のために造立したものとみられる。 (昭和54年9月26日 伊東市指定) 伊東市教育委員会伊東祐親の墓周囲の塚は、縦約15m、横約10m、高さ約1m。伊東家は、藤原家を祖先とする一族で、伊東祐親が活躍した平安時代後期には伊東のみならず、河津町や伊豆市の一部を所領していました。祐親は、同族である工藤祐経との世襲のもつれから、赤沢の椎ノ木三本付近で、嫡男河津三郎祐泰が討たれており、このことが「曽我兄弟の仇討ち」につながっていきました石燈籠と歌碑歌碑には、「三笠山 さしてまもれる めぐみをば ゆくすえまでも 猶(なお)たのまなん 祐親」これは祐親の辞世の句だとされるが、出典が明らかではないようだ伊東祐親の墓墓は安山岩の五輪塔で、上から空風輪、火輪、水輪、地輪の時期の異なる部材の組み合わせで構成されている。文字ははっきりとした薬研彫りで刻まれ、高さ140.5センチメートルという大きさから、領主祐親を讃えるものとして製作されたと伝えられてきた。空風輪、火輪、水輪は14世紀前半、地輪が13世紀の製作と思われる伊東祐親の墓の右側に、今上天皇陛下の「浩宮徳仁親王 御見学記念碑」訪問された日を確認しなかったが伊東祐親の墓地で猫ちゃんが昼寝近くの民家の庭に咲く真っ赤なブーゲンビリア14:14日蓮宗 佛現寺(ぶつげんじ)所在地:静岡県伊東市物見が丘2-30日蓮大聖人伊豆法難ゆかりの霊跡本山。配流先の伊東における大聖人の謫居の毘沙門堂跡に建立。このお堂は伊東祐光が聖人のため鬼門除けを名目に邸外に建てたもの。山門が徳川末期の建造山門を潜り、本堂前の広い広場の奥に車を駐め境内へ。境内の奥に「戦争犠牲青少幼年諸精霊供養塔」、後方に「馬頭観世音菩薩」が建つ昭和十九年十一月吉祥日 馬頭観世音菩薩 鈴木宇之助建立本堂を望む日蓮四大法難の一つである1261年の伊豆配流の際に、鎌倉より伊東へ流された日蓮が、3年の時を過ごした謫居の地で、地頭の伊東祐光より与えられた毘沙門堂の草庵跡日蓮宗 霊跡本山海光山佛現寺境内案内図イタズラ好きの顛末 天狗の詫証文伊東の柏峠に住みついた天狗に悪さをされて困り果てた村人は、仏現寺の和尚様に天狗退治をお願いする。すると、天狗の住処で祈祷をあげる和尚様の前に一反の詫証文が落ちてきたのだった・・・・。詫証文は今も仏現寺で保管されています。 伊東市・伊東観光協会境内、本堂境内に咲くこの花は?境内の高台から北側を望む、御草庵毘沙門堂紫雲殿の相輪に龍が巻き付く14:19相輪が輝く釈迦本佛殿の屋根越しに、伊東港や伊東の市街地が見えた — 続く ー
2021.07.22
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文化施設 東海館の見学を続ける。6月8日(火) 12:10大広間の舞台かつては芸者さんを呼び、大宴会が開かれた大広間。現代では、伊東観光協会主催のお座敷文化大学(開催時期要問合せ)などがここで開かれ、一般のお客様が芸者体験などを楽しめる大広間で、芸者さんのお出迎え大広間の床の間には吊るし雛大広間 ~ 東海館の見どころが凝縮された場所 ~竣工当時120畳の広さを誇っていた大広間で、銘木、書院障子の組子細工、彫刻など東海館の見どころが凝縮されている場所と言えるでしょう。床の間には高級輸入材の槐(エンジュ)の床柱に相手柱に同じく高級輸入材の黒檀を使用しています。書院障子や欄間の組子は細かく、桟の一つ一つは面取りされています。格子の形の格天井(ごうてんじょう)には、かなり幹の太い神代杉の杢板が使われています。欄間の彫刻や舞台脇の孔雀の彫刻も見事です。 神代杉・・有史以前に火山爆発などで地中に埋もれた杉で、高級で貴重な杉材とい われる。また東海館の天井板は木目の美しい板(杢板)で、天城産の神代 杉といわれているレトロな照明先輩も芸者さんと、流石博多の御曹司は慣れているお座敷宴席の風景東海館大広間では芸妓の踊り三味線で毎夜華やかな宴が催されていました。お膳は当時使用したもので表面には東海道五十三次が描かれています。どうぞ空席にお座りになりお座敷文化の風情を体感ください。 「芸姑さん!!には触れないようお願いいたします。」 館長私は特別にお酌をしていただき、お姉さんと記念写真三階から望楼への急な階段。望楼の定員は、耐震性から10名と決まっており、伊東温泉の街が一望できる板敷の望楼内部、昭和24年頃(1949)に望楼の増築が行われた望楼から東方向見えているドーム型の塔は東海館の親戚?が経営していた「いな葉」という別棟の旅館。この「いな葉」も近年廃業したのだが、そのまま「ケイズハウス」という日本各地の観光地で外国人向けの安い宿チェーンのひとつとして営業していた。こちらも構造や意匠は「東海館」とほとんど同じなので、安く泊まれる文化財であったが、既にここも閉館していて一般開放されていないようだ望楼から南方向正面の大きな建物は「伊東市役所」。その左に、この後訪ねた「佛現寺」の「永代供養塔」望楼の西方向伊東大川(松川)の上流方向の、いで湯橋から松川遊歩道望楼を後にし、気を付けながら階段を下りる部屋名は?だが、「東海館」では、さまざまな職人技が光る障子デザインを見ることができた。こちらは「帆掛け船」、満月の日は趣きがあったのではこの部屋にも様々な、昔使用した「半纏」等が展示されていた面作師 大久保㐂生作(1910年~1997年)「魔除 どんどろ面 どんどろ人形」の展示部屋館内にある、かつて客室だった一室を利用して「どんどろ人形」の常設展示が行われていた。どんどろ人形は、昭和30年代~平成初期まで土産として売られていたが、人形の製作者がいなくなると共に人形も激減。一時期、廃絶状態になっていた絶滅寸前の人形であった。しかし、ゆるキャラブームに乗ってか再び注目を浴びるようになり、テレビや新聞などのメディアに度々紹介されるようになったと二階には伊東にゆかりある歴史的人物の展示室。展示場「東海館ギャラリー」には多くの木造彫刻が展示されていた世界的彫刻家で伊東市在住の重岡健治さんのギャラリ―。「大地から生まれる作品」をテーマに、男女や家族を題材にした彫刻はどれも愛を感じさせるなぎさ彫刻公園・按針メモリアルパーク 作品リスト二階の部屋を訪れる。二階には部屋ごとに展示室(歴史の小部屋)が設けられており、伊東市にゆかりのある歴史的人物=伊東に別荘を構えていた東郷平八郎元帥、伊東の開祖と言われる伊東祐親、伊東で日本初の洋式帆船を建造した英国人ウイリアム・アダムス(三浦按針)などの資料類や関連の品々が陳列されていた。階段は変木を使用した奇抜な手すり、これも棟梁の匠の技二階の「藤の間」に、 「歴史の小部屋 伊東のまちを愛した世界の提督 東郷平八郎元帥」藤の間昭和13年竣工の新館と呼ばれた客間の一つです。客室入り口には、銅板を切って細工した竹の模様の照明器具がとりつけられ、木造建築の良さを引き立てています。床の間は、自由で閑寂なつくりをした「草」の造りと思われます。床脇は釣り床で、ビャクシンの変木や桜の皮付き丸太、天井の廻縁には竹が使われており、昭和初期の建築意匠が感じられます。 床の間の構え・・床の間の造りには、決まりに基づいて造られた「真」、やや崩 した造りの「行」、自由で閑寂な「草」の構えがあります。 「真・行・草」という言葉はもともと書道の漢字書体の用語です東郷平八郎元帥 が 愛したまち 伊東東郷平八郎元帥が愛したまち ~ 伊東 ~世界の三大提督・日本人 東郷平八郎 日露戦争でバルチック艦隊を打ち破った。・イギリス ホレーショ・ネルソン(戦死) トラファルガー海戦でフランススペイン連合艦隊を打ち破った。・アメリカ ジョン・ポール・ジョーンズ アメリカ独立戦争でイギリス艦隊を打ち破った。東郷平八郎明治37年、日露戦争の真っただ中、日本海に現れた世界の強国ロシアのバルチック艦隊を相手に、旗艦三笠に乗って、我が連合艦隊を率いたのが時の連合艦隊司令長官・東郷平八郎元帥一階の廊下に掛け軸「大鵬一挙九萬里(たいほういっきょすきゅうまんり)」。ここ「東海館」では、こういった飾りを部屋よりも廊下や曲がり角によく展示してあった。大鵬は想像上の巨大な鳥のことで、もとは鯤(こん)という巨大な魚が転身して鵬という鳥になったと荘子逍遥遊篇にあります。鵬が南の果ての海(南冥)に飛び立つとき一挙に九萬里の高さまで舞い上がると言われています。天変地異の続いている今日、大鵬のような恵比須さんにお出ましを頂きたいものです東海館に置かれていたスタンプ一階の喫茶室見学を終え、昼時になり「喫茶室」で食事をとることに喫茶室の床の間に「蜜柑と魚と」の石碑の拓本が掛け軸になっていた。阿久悠さんは平成19年(2007)8月逝去するまで、31年間伊東に暮らしていた12:48シンプルな干し魚定食(990円)をオーダー 珈琲付き。サラダが欲しかったが13:21昼食、東海館散策(1時間半)を終え後にする。女性二人は、前のウナギ店で食事を終え、これから「お座敷文化大学」へ参加?いで湯橋から振り返る四階の望楼を見上げる東海館の後は松川遊歩道を戻り、通学橋へ遊歩道脇に咲いていたアジサイ松川遊歩道脇にあった「伊東尋常高等小学校校歌」 作詞 此下杢太郎 現在の市立西小学校校歌 西に山、東に海、 美しいかな、この岡、われらが里。 あれあれあれあれ、朝日子登る。 あれあれあれあれ、船出の叫び。 さればわれ等も親々の如く、 力めむかな、いざ、はらからよ、友よ。 力めて更に歩武を進めむ。 額に汗、 腕に力、 意思強く、質実に、されどやさしく、 いざ、はらからよ、同窓の友よ。 あなあなあなあな、幸ある御国。 あなあなあなあな、楽しきつどひ。通学橋へ戻り、上流を望む、次に訪れる右奥に「じんなら魚石碑」、左奥は駐車している音無神社通学橋を渡り、右岸を上り、河原には「アオサギ」の姿が13:36じんなら魚石碑所在地:静岡県伊東市桜木町1丁目7室生犀星のゆかりの地で伊東市桜木町の松川沿いに室生犀星の詩碑がある詩碑には室生犀星の詩が刻まれている「じんなら魚」 伊豆伊東の温泉(いでゆ)に じんならと伝へる魚棲みけり けむり立つ湯のなかに 己れ冷たき身を泳がし あさ日さす水面に出でて遊びけり 人ありて問はばじんならは悲しと告げむ 己れ冷たく温泉(ゆ)はあつく されど泳がねばならず けぶり立つ温泉(いでゆ)のなかに棲みけり 室生犀星詩碑の左横の説明板に、「じんなら魚」の詩は、大正13年刊行の室生犀星詩文集『高麗の花』に収められた。大正12年伊東に滞在、犀星34歳の作と思われる。「じんなら、じんなら、あはれなりけり」という詩句が晩年の長編小説『杏つ子』にも引用してある。魚るいが特に好きだった父犀星にとって、じんなら魚はより印象が深かったのであろう。『伊東の港』と題した随筆には湯鯉やじんならを知り、また黄金の果実夏蜜柑の実っている木をはじめて見た喜びが書かれてある。生前多くの著作の装幀をされた畦地梅太郎画伯に字刻をおねがいした。 昭和46年3月 室生朝子明冶・大正・昭和の三代にわたリ、日本文壇の巨星として輝いた、室生犀星先生の伊東温泉における足跡を、この詩碑に託して後世に伝えることにしました。和名を"ヤガタイサギ"とよぶ「じんなら魚」は、今もなお、湯けむリ立つ、松川にそのかげを見せています。 昭和四十六年三月吉日 伊東市長 稲木敏郎 (この文章は詩碑の裏側に刻印されているものです)詩碑の裏面には、上記の文章が刻まれているじんなら魚石碑が建つ道路脇伊東大川(松川)の対岸に音無神社の森通学橋のたもとに建つ案内板下水管マンホール蓋市章と城ヶ崎海岸。 門脇埼灯台と吊り橋のデザイン。 門脇灯台(埼が無い)となっている観光パンフもありますが、海上保安庁ホームページによると正式名称は 「門脇埼灯台」です13:42音無神社の駐車場へ戻る。約2時間の松川遊歩道界隈の散策でした — 続く ー
2021.07.21
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予定の「なぎさ公園駐車場」が有料のため音無神社へ駐車させていただき、松川遊歩道の伊東文学散歩『杢太郎に会える道』を下り、いで湯橋へたどりつく。6月8日(火) 11:47いで湯橋上から今回の伊東の旅の目的の一つである「東海館」を望む伊東大川(松川)の下流いで湯橋から上流を望む、左側は、ここ「いで湯橋」を起点に伊東大川(松川)の左岸に沿って上流の通学橋までが松川遊歩道と呼ばれており、伊東文学散歩の『杢太郎に会える道』になっている東海館は昭和3年(1928)から平成9年(1997)まで温泉旅館「東海館」として営業していた。建物は伊東市指定有形文化財。その後建物が伊東市に寄贈され、平成13年(2001)に文化施設「東海館」として開館した。なお、館内はバリアフリー未対応であるといで湯橋のたもとに建つ案内板昭和初期の街並みを今に残す東海館伊東温泉は”日本三大温泉郷”として数えられ、1分間の湧出量は約3万2千リットル(一般的な家庭用浴槽の約160杯分)で、源泉数は750本を超え、総湯量は静岡ーです。その歴史は古く、発見は平安時代かそれ以前ともいわれ、江戸時代慶安三年(1650)には3代将重・徳川家光にいで湯を献上した記録があり、江戸中期以降は湯治場として賑わったと伝えられています。明治以降は、川端康成などの多くの文人も伊東を訪れました。昔から湯治場として愛されてきた伊東温泉は今もなお、多くのお客様にご利用頂いております。伊東温泉観光・文化施設東海館(伊東市指定文化財)昭和初期の建築様式を今に残す温泉旅館のひとつで、曲がりくねった木や、珍しい木目の木材がふんだんに使われています。3人の棟梁を各階ごとに競作させることで、異なる仕上りとなった造作も見事です。現在は観光文化施設として開館しています。3人で今年2月14日(日)に河津桜を訪れた時、立ち寄ったが門前までであったので旅友の意向で再度訪れた伊東市のマンホール蓋。本市は、公共下水道事業において使用するマンホール蓋のデザインを管きょ施設の維持管理上10~20年を目途に変えています。現行のタライ乗り競走をデザインしたマンホール蓋は平成10年(1998)から使用しており、新しいデザインのマンホール蓋を作製する時期となったことから、新しいデザインで製作同じマンホール蓋のカラー版旧マンホール蓋は「松川タライ乗り競争」が描かれている。溺れている人もいるけど表情がとっても楽しそう。黄色に塗られたマークは「い」を「十(とう)」並べた伊東市の市章に「下水」の文字が入っている東海館の玄関の先、海側にあった別のマンホール蓋。新マンホール蓋でデザインは「東海館と浴衣」をテーマにしている。赤、ピンク、黄色、黄緑色、黄土色、茶色、青、水色、灰色、白、クリーム色と、たぶん11色が使われている贅沢な仕様。東海館の前に2枚あったうちの一枚。伊東市では「按針祭海の花火大会」をメインに7月から8月に17回も花火を打ち上げるそうで、「灯籠の流れ花火大会」のときにはこの蓋の風景が見られるのかもしれない。女性の浴衣の柄に市の木、市の花である「ツバキ」をさりげなく使っている辺りがにくい。東海館前の松川通りに設置するものとして、新デザイン「東海館と浴衣」と旧デザイン「タライ乗り競走」「城ヶ崎海岸」のカラーマンホール蓋4枚を作製しました(2019年8月7日)松川通りは狭い一方通行で「東海館」の前の塀は竹で出来た「なまこ壁風」東海館前から見上げる「扇のお手湯」。この日は空であったが11:52老舗旅館「東海館」所在地:静岡県伊東市東松原町12-10東海館は、伊東温泉の中心部に位置する木造3階建の温泉旅館。当時の地元材木商により東海道線が熱海駅まで開通した昭和3年(1928)に建てられた。平成9年(1997)に温泉旅館としては廃業したが、伊東市に寄贈され平成13年に観光施設となった。東海館の前にウナギ店があり昼時でいいにおいが漂っていた。入り口横に伊東観光協会主催のお座敷文化大学(開催時期要問合せ)の案内当時の材木商が金に糸目を付けず建築した東海館。館内各所に職人たちの手工を凝らした建築美が生きていると。現代ではその建築美を見ようと建築家も注目する東海館。入口の上の彫り物は、見事な朝日と鶴の彫刻がお出迎え。地元の彫師・森田東光によるものと伊東市指定文化財「旧木造温泉旅館東海館」種 別 有形文化財(建造物)指定年月日 平成11年3月30日東海館は伊東温泉を流れる松川河畔にある大正末期から昭和初期の温泉情緒を今に残す木造三階建て温泉旅館群の一つです。昭和3年(1928)に創業、昭和13年頃(1938)、昭和24年頃(1949)に望楼の増築など、幾度かの増改築を行いながら旅館業を営んでいましたが、平成9年(1997) 70年近く続いた旅館の長い歴史に幕を下ろしました。その後、伊東温泉情緒を残す街並みとしての保存要望もあり、所有者から建物が伊東市に寄贈されることになりました。平成11年(1999)には、昭和初期の旅館建築の代表的な建造物として文化財的価値をもち、戦前からの温泉情緒を残す景観として保存し、後世に残す必要があるという理由から市の文化財に指定されました。平成11年から平成13年にかけて保存改修工事が行われ、平成13年(2001)7月26日、伊東温泉観光・文化施設「東海館』として開館しました。創業者の稲葉安太郎氏が材木店を営みながら、国内外の高級な木材を集め、この旅館を建てる際に形や木目などの美しく質の良い木材などをたくさん使っています。昭和13年頃に建築された部分では3人の棟梁を各階ごとに競作させたこともあり、廊下の飾り窓や階段の手すりの柱などにそれぞれ違った職人の技と凝った意匠を見ることができます。他にも、玄関の豪快で力強い彫刻や書院障子の組木のデザイン、照明器具などもみどころです館内に入り消毒、検温の後、入館入場料金:大人 200円、小人 100円営業時間:9:00 ~ 21:00 最終受付 20:00定 休 日 :毎月第3火曜日 祝祭日の場合は翌日と1月1日市制50周年の際に伊東市内に住んでいた作詞家・阿久 悠さんから伊東市へ寄贈された詩。「伊東市制50周年記念 蜜柑と魚と 阿久 悠」 山の上から蜜柑が転がる 緑の中を 心の色の果実が走る ふと ひと休み 見わたせば ひろがる 紺碧の海 あそこまで 走りましょう 走りましょう 魚に会いに・・・・・ ああ 伊豆の伊東に 光と 風に恵まれて 季節が描く天国に 人が蜜柑のように 生きる 人が魚のように生きる「阿久 悠(あくゆう)」の写真も。 我々三人も「あくゆう(悪友)」だが1階 案内図左下に、小浴場、大浴場があり、休み処が喫茶室になっている館内では、東海館の歴史や伊東温泉の歴史、伊東温泉と文人墨客についての展示を行っていた。一階では、東海館の歴史や使用していた道具などを写真、パネルを展示東海館の歴史東海館は1928年(昭和3年)に稲葉安太郎氏によって創業。1938年の伊東線開通により、湯治客から団体客へ客層の変化に合わせて館内を増築。当時、評判の棟梁が各階を分担し、望楼は1949年に建築された。その頃、周辺は低層建物のため、望楼からの眺望は素晴らしく、天城山がよく見えたと。また、狩野川台風で大きな被害を受けたが、その後、時代に合った技術を取り入れながら修理改築を行う。1997年(平成9年)、東海館の長い歴史に幕を閉じ、建物が市に寄付された。その後、1999年には市の文化財に指定され、1999年から2001年にかけて、保存修復工事を行い、2001年夏、伊東温泉の新たな観光名所としてうまれかわった大浴場の男湯昭和の伊東を代表する老舗旅館の温泉浴場は、コロナ禍でもありこの日は開いていなかったが、暖簾と「入浴中」と。床から壁まで総タイル張りの大浴場で、黒錆色の唐獅子の湯口は森田東光作による一階の廊下、3人の棟梁を各階ごとに競作させたこともあり、廊下の飾り窓や階段の手すりの柱などにそれぞれ違った職人の技と凝った意匠となっている。老舗旅館らしい美しい廊下で、廊下はすべて雁行型の廊下になっています。雁行型とは、斜めにずらして建てる形のこと。建物を上から見ると、雁が並んで飛んでいるように見えるので雁行といいます。各宿泊部屋の開口部が多くとれ、採光がよくなるのがメリット。また雁は、上昇気流に乗って飛行するので、縁起が良いとされているそうです東海館改修工事について(東海館耐震補強)観光・文化施設として一般開放するに当たり、平成11年から13年にかけて行った耐震補強などの改築工事の様子が見られるようになっていた。壁面には改修工事中の写真も掲示一戸建風の「葵の間」「葵の間」昭和13年竣工の新館と呼ばれた客間の一つです。客室入り口には、透かしの入った擦りガラスの笠がとりつけられ、木造建築の良さを引き立てています。床の間のつくりは、決まりに基づいて造られた「真」の構えと言われています。床柱には、高級輸入木材の黒檀、床板には欅の一枚板が使われています。ここは、付書院(出書院)といって、縁側部分に張り出しています。書院障子は幾何学的な文様の〇子細工、欄間には、鳳凰の透かし彫りが施されています葵の間に入り、和室の中心に丸いテーブル、火鉢椅子に座り、伊東大川(松川)を見下ろす先人を思いながらしばし休憩床柱には高級輸入木材の黒檀、床板には欅の一枚板を使用している。部屋は和室二間続き「蘭の間」 富士山に帆掛け舟の組み入れ彫刻の美しい障子昭和13年竣工の新館と呼ばれた客間の一つです。廊下側には竹を用いた格子の飾り窓やヒノキ科のビャクシン(市内の城ヶ崎海岸にも多く見られる)を用いた変木を見ることができます。床の間は、銘木(高級な木材)も見られ、障子の意匠にも当時の職人の技の粋が凝縮されています。床の間と縁側の間にある窓形の飾りは書院と呼ばれ、障子には、富士山、帆掛け舟、松の彫刻を見ることができます。これらの彫刻は縦の桟の木組みに後からはめたもので組み入れ彫刻と呼ばれています。ここの書院は書院障子と書院欄間をつけたもので、平書院(略書院)と呼ばれています。また、ビャクシンを用い変木は、床の間の大きな特徴的で、職人の遊び心を見ることができますこの部屋にはビャクシンの変木(へんぼく)をそのまま使った床の間が遊び心満載。各客室は、黒檀(コクタン)、紫檀(シタン)、檜など高級な木材をふんだんに使っているのであった。障子には、富士山の彫刻があり、随所に職人の心意気が感じられる造りになっている二階に上がり、「橘の間」昭和13年竣工の新館と呼ばれた客間の一つです。客室人り口には、銅版を切って細工した竹の模様の照明器具がとりつけられ、木造建築の良さを引き立てています。床の間のつくりは、「行」の構えと言われています。書院は書院障子と書院欄間をつけたもので、平書院(略書院)と呼ばれています。書院欄間は、材料に桐を使い火灯窓風に作り上げています。床脇の天井は、網代天井と呼ばれるもので、材料に杉を使っています。隣接する客室に比べると、素朴で落ち着いた造りとなっています。床柱には、天然杉の絞り丸太が使われています「橘の間」の「歴史の小部屋 英国人 ウイリアム・アダムス 三浦按針(みうらあんじん)」按針がつなぐ友好の輪(臼杵・伊東・横須賀・平戸」入口にいろんなパンフレットがあったがリーフデ号の漂着1600年4月19日(慶長5年3月16日)豊後から一リーグの海に錨をおろした。現在の大分県臼杵市佐志生である。小舟が沢山近よってきて勝手に船に乗り移り、積荷をことごとく特ち去って行った。抵抗する力さえなく、生存者は110人中僅か24人、かろうじて歩けるもの6名、しかし何の害も加えなかったので、なすがままにしていた。漂着して2、3日して、臼杵城主は藩士を派遣し警備にあたらせた。また2人死亡した。丁度臼杵に駐在していた耶蘇会の宣教師(パードレ)2人は、この船を見て救援に向かったが、敵対国オランダ始とわかり引き返してしまった。城主太田一吉(又は重正)は、5隻の和船でリーフデ号を臼杵港に曳航し、1軒の家を与え病人を手当し食料を給し親切にする一方、早速長崎奉行所寺沢広高(唐津城主)にことの次第を報告した。さらに長崎奉行から大阪の豊臣秀頼に通報された。この頃にまた3人が死んだので、残りは19名となってしまった。オランダ人が豊後に着いたことを知って驚いたのは、長崎にいた耶蘇会のポルトガル宣教師たちで、寺沢長崎奉行に、彼らは海上で略奪を働く海賊だから、国外へ追放するか死罪にしろと煽動した。それは旧教国(ポルトガル)対新教国(オランダ)の信仰の問題だけでなく、商売仇であり、折角今までポルトガルが築いた交易の地盤を奪われる心配があったからだ。(中略)要着して9日目に、大阪城の徳川家康から使者が来て、船の代表者が呼ばれた。船長が病気だったので、アダムスが船員メルヒオールと迎えの小舟に乗り、臼杵港から海路大阪城に出頭した。 (牧野正著 青い目のサムライより)リーフデ号はオランダの商船で300トン船名の「リーフデ」はオランダ語で「愛」を意味する単語。日本に到着した初めてのオランダ船、アダムスは日本に初めて来たイギリス人です帆船が二艘展示されている落ち着いた客室の窓から、伊東大川(松川)を見下ろす「五月(花)の間」の「歴史の小部屋 伊東の開祖 伊東祐親(いとうすけちか)」伊東祐親の人物像伊東祐親は、当時伊豆第一の勢力者であり、源頼朝が伊豆に流された時、身柄を預かって、「北の小御所」に住まわせた。娘のハ重姫と頼朝の間に出来た千鶴丸の事件では、心ならずも、頼朝を北条へ放逐したが、頼朝とは親密な間柄であった。大恩ある平家のために戦ったが、武運つたなく捕えられた。娘婿の三浦義澄(頼朝旗揚げの最大の功労者)のとりなしで、こ赦免されたが、それを潔しとせす、割腹自殺して平家の恩に殉じた伊東祐親(すけちか)をめぐる年表1160(平治元年) 平治の乱。源氏は平氏に敗れ源頼朝は捕らえられるが助命される。1162(永暦3年) 14歳の源頼朝伊豆に配流され、伊東祐親が監視役として預かる。1170(嘉応2年) 伊豆大島の源為朝征伐。叔父伊豆介 狩野茂光のもとで伊東祐親や 宇佐美祐茂が活躍。1176(安元2年 ) 奥野の巻狩り。祐親の嫡男河津三郎祐奏(すけやす)はあっぱれ相撲 「かわづ掛け」で名をあげる。帰途、祐奏は工藤祐経の命をうけた 郎党に赤沢山麓椎の木三本で矢を放たれ無念の最後。 (この頃)娘八重姫と頼朝との間に千鶴丸が誕生した。祐親は2歳の千 鶴丸の処遇を郎党に命ずる。頼朝は韮山の蛭が小島に移る。1180(治承4年) 頼朝旗上げ、祐親は平家方で石橋山の戦い。敗れた頼朝は海上を安 房に逃れ、勢力を整え10月鎌倉に入る。 祐親、捕えられ娘婿の三浦義澄邸に預けられる。1182(寿永元年) 祐親、頼朝の赦免の言葉を潔しとせず切腹。次男の伊東祐清は頼朝 の許しを得て鎌倉を退去して平家軍に加わる。1183(寿永2年) 祐清は北陸の戦いで戦死したといわれる。1185(寿永4年) 平家滅亡1193(建久4年) 曽我兄弟(祐親の孫)が、父河津祐奏の仇工藤祐経を富士の巻狩りで 見事討ち果たす。(「日本三大仇討ち物語」のひとつ) 伊東祐親公略系図3階に上がり客室と廊下 白熱灯と使い込まれた木が生み出静寂さを感どる場所ここは昭和13年(1938)に竣工し、当時は新館と呼ばれていました客室と廊下 白熱灯と使い込まれた木が生み出静寂さを感どる場所この新館は、創業者の稲葉安太郎が、田中萬作(一階)、森田信良(ニ階)、山本増刪(三階)の地元で腕の良い棟梁に各階を担当させ、競わせたといわれている部分てす。白熱灯と使い込まれた木が生み山す静寂な雰囲気が漂う、廊下と雁行する一戸建風の客室は当時の面影を残しています。鶴の間の入リ口には、ビャクシンを用いた肘木と呼ばれる変木、燕の聞の飾リ窓には、鶴と帆かけ舟の意匠を見ることがてさます。廊下の幅木には城ヶ崎海岸で多く見られるビャクシンが使われています。雁行・・鳥の雁が空を飛ぶ行列のように、斜めに並んでいる様子変木・・奇木ともいい、枝や幹の変わったものをアクセントに使っている。 東海館では、客室入口のほか、階段の親柱などに見られる。12:07三階の廊下からの中庭 — 続く —
2021.07.20
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松月院の参拝を終え、旅友のリストに記載された伊東市内の神社仏閣、史跡を訪れることに。次に訪ねたのが、源頼朝・八重姫ゆかりの「音無神社(おとなしじんじゃ)」へ。6月8日(火) 11:05国道135号のBP.伊東駅入口交差点を左折。当初予定の国道沿いの「なぎさ公園駐車場」が有料のため音無神社へ向かう11:15音無神社の境内横に駐車、トイレ施設もあった音無神社(おとなしじんじゃ)所在地:静岡県伊東市音無町1丁目13祭神の豊玉姫命(とよたまひめのみこと)のお産が軽かったという神話により、安産・育児・縁結びの神として信仰されている音無神社音無神社社殿社殿の扁額「音無神社」とともに、安産祈願の柄杓。安産は、柄杓に穴を開けて祈願。穴が開いた柄杓は「水が通りやすい」ということで安産につながるのだとかで自分の名前を書いて祈願底抜け柄杓守 奉納所七福神おみくじこの七福神おみくじは人生に大切な心身とともに裕福に生きる幸福を守っていただける神々様です。おみくじには必ず七福神(お守)のいづれかが納めてありますが肌布等の中に入れて常に身につけ肌守としてお持ちになりますと諸願成就のお守となります。大切にお持ち下さい石鳥居を潜った直ぐ左手にある、音無神社のタブの木、玉楠神社市指定文化財(天然記念物)音無神社のタブの木タブの木は、海に近い暖地性の常緑高木で、クスノキ科に属し、別名イヌグスあるいはタマの木ともいう。わが国の中部以南から遠くは沖縄、中国南部にかけて自生する。伊豆でも、巨大なものは珍しく、このように市街に巨樹が残っていることは、伊東がいかに温暖であるかを示す標本木(学術的)である。 1.高さ12m 目通し4.10 m 2.高さ14m 目通し3.50m 指定昭和43年6月7日 伊東市教育委員会左にタブの木、右に椎の木、横には「尻摘祭」碑。11月10日に催される「尻つみまつり」は、真っ暗な社殿のなかで御神酒を回すときに隣人の尻をつねって合図するという奇祭玉楠神社境内社の「玉楠神社」には、源頼朝と八重姫が祀られているのだと音無の森、頼朝八重姫伝承曽我物語によれば、伊東の北の小御所に住んでいた若き日の頼朝は、伊東祐親の三の姫八重姫と結ばれて、ニ人の間に千鶴丸と名づけられた若殿が生まれました。ニ人が愛を語らった場所が、この音無の森だと伝えられています。頼朝は、この対岸にあるひぐらしの森で、出会いの時を待って日ぐらし過ごしたといわれます。今はその森に日暮八幡社があり、ひぐらし会館が建っています。両方の森を結ぶ岡橋(左手に見える)の手すりには、頼朝と八重姫の姿が描かれています。 伊東市教育委員会社殿の左側に、「出居清太郎先生 御足跡記念碑 大正十四年六月十二日」出居(いでい)清太郎先生御足跡碑出居清太郎先生(1899~1983)は、青年時代に関東大震災に遭遇し、その惨状を見て、人心救済を心に誓われました。そして修行を志して、東海道筋を何度も旅されました。大正14年(1925)、野宿を重ねたあとの6月12日、烏の声に誘われてここ音無神社の森に人り、みやしろを拝して人心救済の決意をさらに固められ、木の根を枕に一夜を明かされたのでした。先生は、昭和16年(1941)に修養団捧誠会を結成され、人心救済と平和世界の顕現のためにその生涯を捧げられました音無神社伝承絵巻について当、音無神社の御祭神は海神の娘、豊玉姫命(神武天皇御祖母)であります。創建は境内に繁茂する大樹の樹齢が示す如く計り知れません。ご祭神が産殿の屋根も葺き終わらぬ内に産気づき、安産であったので、「安産」「育児」ひいては「縁結び」の神として崇敬をあつめて参りました。お産にかかわることから、暗闇を尊び11月10日漆黒の中で神事が執行されます。世に天下の奇祭とし「尻摘祭」の名で有名です。当夜、余興として「尻相撲大会」が盛大です。鎌倉の昔、伊豆に流浪の日々を送った源氏の頭梁、源頼朝と、地主領主、伊東祐親(すけちか)の娘八重姫とのロマンスが、この森でくりひろげられ、千鶴丸なる和子が誕生。平家の恩顧をうける祐親の烈火の怒りに触れ、松川の奥深き「稚児が淵」に沈め害したと哀話を伝える。また異説に、秘かに和子を助けまいらせ他領に逃し、成長させたとする説もあって、歴史ロマンは多彩でもあります。絵巻製作にあたっては伊東高校美術部や伊東市、玖須美区民等、多くのご協力、ご支援のあったことを感謝するものです。 平成ニ十五年三月十七日 玖須美神社氏子総代会 音無神社奉賛会絵巻製作にあたっては伊東高校美術部や伊東市、玖須美区民等、多くのご協力を得た。源頼朝と八重姫の出会ってからの様子の絵巻音無神社の祭神であり、安産と縁結びの神豊玉姫命(とよたまひめみこと)の見守る中、源頼朝と、伊東の領主である伊東祐親の娘八重姫が出会う頼朝と八重姫はこの音無の森で逢瀬(おうせ)を重ね、やがてニ人には千鶴丸が誕生する祐親は平氏に憚(はばか)り千鶴丸を稚児ヶ淵へ沈めるが、秘かに遠方へ逃がしたとの説も伝わる境内におられた管理人さんに思いがけずにガイドをして頂いた。境内には伊東市天然記念物で枝で抱き寄せるが如く2本の木が寄り添う大樹や、胎児の様なコブの在る樹木、地元高校生が作成した頼朝伝説の絵巻物風看板が在ります。また、毎年秋に開催される尻相撲のルーツや、音無神社に関わる文献や、相撲の「かわず掛け」の語源が伊東市発祥という、椎の木とムクノキがあること等この木は椎の木、ムクノキ?管理人さんから「妊婦のお腹」と回り込み別の方向から管理人さんから、象の鼻に似ているとか、ワニに似ているとか旅友が「ムンクの叫び」に似ていると社殿前から鳥居、右側に市指定文化財(天然記念物)のタブの木第46回 伊東祐親(すけちか)まつり 5/22(土) 薪能、 5/23(日) 奉納舞台、夢舞台 のポスター11:34神社の管理人の方に、「東海館に駐車場はあるのですか」と尋ね、「ない」とのことで、境内への駐車の許しを得て東海館へ向かう。市内MAP右下の音無神社から、松川遊歩道(赤線)を下流へ向かう。丸の囲みは、東海館近場の観光地「① 東海館」「② 木下杢太郎記念館」「③ オレンジビーチ」「④ 伊東公園」伊東大川(松川)の右岸の通学橋から、いで湯橋間が松川遊歩道と呼ばれている。松川遊歩道を下り、野間自由幼稚園戯曲「和泉屋染物店」戲曲「和泉屋染物店」は明治四十四年、杢太郎ニ十六才、大学卒業の年の作品である。舞台はある海岸の町。紺屋和泉屋の店先。現在は杢太記念館になっている市内湯川の生家「米惣」のイメージそのままと考えてさしつかえない。ーーー元日の夜。降る雪、店は大戸を閉じ、内は女たちのにぎわしい声、三味の音色。ところが主人徳兵衛の息子幸一の出現によって一転舞台ば緊迫する。幸一はかっては足尾銅山のストライキに関係し、今は大逆事件の加担者として官憲から追われる重大な国事犯なのである。ーーー先祖の遺文を守る一徹な老父と時代の先に魂を奪われる息子の新旧断絶のドラマであり、それが、議論としてではなく、音楽的に統一され、夜の海、船の汽笛などを配して、明治末期の伊東の情緒をあますところなく描き出している。当時はイブセン劇の全盛時代であったが、杢太郎は西欧的な近代劇の理念と旧劇の手法とを巧みに融和させ、独特の世界をつくり出すことに成功したのである。伊東市立木下杢太郎記念館の紹介杢太郎記念館は、医学者にして、詩、文学、美術など広い分野で優れた功績を残した木下杢太郎をたたえ、その資料を展示公開し、教育、文化の振興に寄与するため、昭和六十年十月、杢太郎生誕百年を記念してオープンしました。外から眺める記念館は、明治四十年の建築をそのままに、土蔵造りになまこ壁を配し、いかにも長い歳月の経過を物語って見る人の心をひきつけます。また、記念館奥には、天保六年(1835)に建てられた木下杢太郎生家が当時のままの状態で保存され、市指定文化財ととなっています。館内には、杢太郎の作品が掲載された明治四十年の文芸雑誌「明星」「スバル」「屋上庭園」や異国情緒が漂う詩「異人館遠望の曲」の原稿をはじめ、「食後の唄」「和泉屋染物店」などの著書(初版本)、書簡等貴重な資料が数多く展示されています。 (交通 ~JR伊東駅から徒歩五分)杢太郎句碑 「湯壷より鮎つる見えて日てり雨」「湯壷より鮎つる見えて日てり雨」 木下杢太郎「湯壷」は湯ぶねのこと、「日てり雨」は「日照り雨」、お天気雨・狐の嫁入りのことです。この碑の前には北里柴三郎博士の別荘があり、「千人風呂」が有名でした。杢太郎句碑 「行く水におくれて淀む花の屑」「行く水におくれて淀む花の屑」 木下杢太郎東京、隅田川にかかる永代橋を設計した実兄、太田円三の死を悼んで作った「永代橋工事」という詩に添えられた句です。松川遊歩道を振り返る。遊歩道沿いには、木下杢太郎の句碑、画等が掲示されているふるき仲間 木下杢太郎 画・文 「 ふるき仲間も遠く去れば、また日頃顔合はせねば、知らぬ昔とかわりなきはかなさよ。 春になれば草の雨。三月桜、四月すかんぽの花のくれなゐ。また五月にはかきつばた。 花とりどり、人ちりぢりの眺め。窓の外の入日雲 」竹灯篭が見事に並んでいた、上には球の竹灯篭。夜はライトアップされ散策路に杢太郎色紙 杢太郎自画像友好都市 伊東---リエティ松川で行われているタライ乗り竸走とイタリア・リエティ市のべリーノ川で、”太陽の祭"に行われているパリオ・デルラ・ティノッツァが類似していることがきっかけで、1985年7月21日に伊東一リエティの両市は友好都市の締結を行いました。海の入日「浜の真砂に文かけば また波が来て消しゆきぬ あはれはるばるわが思 遠き岬に入日する」 湯川海岸の夕景 画、詩・木下杢太郎伊東の生んだ偉大な文学者 木下杢太郎木下杢太郎(本名・太田正雄)は、明治十八年八月一日、当時の商家「米惣」(現在の杢太郎記念館)の三男四女の末子として生まれ、幼少年期を伊東で過ごしましたが、医者にさせたい家族の勧めもあり、十三才で上京し、独逸学協会、中学、一高、東京帝大医学部と進みました。随筆「伊豆伊東」(昭和五年)に「伊東は小生の生まれたところで、もし大地に乳房というものがあれば、小生にとってはまさにそれです。」と書いているように、郷里伊東を愛し続けた杢太郎は、詩をはしめ戯曲、随筆、紀行などの文学のほか、美術の分野においても立派な功績を残しましたが、本職は東京帝大教授を務めた医学者で、皮膚病学とハンセン氏病(レプラ)の研究では世界的な権威でありました。その多才な杢太郎も、胃癌のために昭和ニ十年十月十五日、六十才をもって不帰の客となってしまいました。これはと木下杢太郎「百花譜」より「百花譜」より 画・木下杢太郎左から「せいようたんぽぽ」「さるすべり」「あせび」松川河畔(1903年) 画・木下杢太郎松川遊歩道 ◎杢太郎に会える道松川遊歩道のうち、ここによリ上流の通学橋までの約四百メートルの間に、木下杢太郎が故郷伊東に寄せた思いを感じさせる詩・戯曲・絵画・俳句などを紹介してみました。ごゆっくりご覧ください。 (いで湯橋よリ順に並んでいます。)ここ伊東市出身の医学者にして、詩、文学、美術など広い分野で優れた功績を残した。我々は上流から「いで湯橋」に向かって歩いたので、写真の順番が逆になっております伊東文学散歩の地図「百花譜」の紹介「百花譜」は、医学者でありながら、豊かな画才に恵まれていた木下杢太郎が、昭和十八年三月から死の直前のニ十年七月までのニ年余にわたって描き続けた一連の植物画集です。収められた画稿は八七ニ枚にのぼり、紙不足の戦時中のため横罫の医学用箋に描かれています。それらは、東大構内や植物園、出勤途上の路傍に生えている名もない雑草がほどんどで、伊東で描かれただけても百枚以上あります。「百花譜」より抽出した「つばき」は、伊東市の「花木」でもあり、本市南部の城ケ琦海岸に近い蓮着寺付近には大木の原生林があって、初冬より晩春までの季節に見事な花を観ることができます。11:47松川遊歩道の起点である「いで湯橋」 — 続く ー
2021.07.19
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網代から国道135号を進み伊東市に入り、急遽旅友のリストに載っていなかった松月院へ立ち寄ることに。6月8日(火) 10:35国道135号の、BP.伊東駅入口交差点を右折して、すぐの伊東駅入口交差点を右折10:40松月院山門所在地:静岡県伊東市湯川377伊東駅の裏およそ0.6kmの高台にあり、古くから松月院といわれる程の眺望のよいところ。立派な広い庭園には池があり、周辺には珍しい早咲の色々な種類の桜が咲く。この寺は曹洞宗、最勝院末、慶長12年(1607)宗銀の開創、この本堂の左側池の上に立派な弁天堂が建っている山門の扁額は「桃源山」山門を入り、緩い参道を進むが両側に桜並木。この寺は伊東を代表する花の寺として知られているが、花の中心となるのはサクラの仲間。1月半ばには咲き始めるオオカンザクラ、コヒガンザクラ、オオシマザクラ、ジュウガツザクラなど、10数種類ものサクラがあって秋から春まではほとんど切れ間なく花が見られるのが魅力。中でも鐘桜の前にあるタイワンヒザクラは、3月中旬に暖帯産らしい情熱的な真紅の花をつける山門を入ると左側の駐車場横に咲いていた、ガクアジサイ同じようなアジサイで、鎌倉市の大巧寺(だいぎょうじ)で「スミダノハナビ(墨田の花火)」の名札がついていたが、はたしてこれも?。このアジサイの特徴は、周りの装飾花が八重になっていることである。 装飾花は白から次第に青色がほのかに入る。 花火のように星形の花が飛び出すような形をしている。名の由来は、花の様子を隅田川の花火大会にたとえたものである参道の右側には広い庭園があり池には、朱色の太鼓橋太鼓橋の上から池を望む松も整枝されていた水を抜かれた池の中に「聖観音菩薩」か別の方向から右後方は松月院の本堂フジ棚、石像が建つ穏やかな表情のお掃除小僧五重塔、一葉平和観音の文字が石碑には「世界人類が平和でありますように」ノボタンが咲いていた伊豆半島だけに気温が高いのか、我が家では蕾もまだだが参道から石段を上り本堂前に石段上の両側に巨大な「鬼瓦」が置かれていた鬼瓦の由来当本堂は昭和九年従来の藁葺き屋根の建物を取壊して昭和十一年に建立したものです。この鬼瓦はその際とりつけられ以来幾星霜風雪に耐え戦争をくぐり抜けあまたの世相を反映しながら半世紀にわたり皆様の幸せと安全を見守ってまいりました。平成元年七月の地震噴火の影響を受け本堂屋根もかなりの被害を蒙りました。以後補強しながら保ってまいりましたが、平成五年度に至り全面改築することとなりこの鬼瓦も新らしい銅板葺き屋根と世代交替をするためにとりはずされました。工事中の数か月本堂脇に安置されながら休息のときを過ごしたわけです。このたび将来とも檀家の安泰を祈り又魔を防ぐ守りとして東南向けに設置されました。両方で重量約一屯というこの瓦は恐らく今後製作をすることも難しいのではないでしょうか。滋に万民の守りとして幸せと安全を見守ることを記念として永久的に保存する次第です。 合掌。 平成六年一月吉日 桃源山二十ニ世 内山昭道本堂前から山門を見下ろす曹洞宗 桃源山 松月院札 所:伊東七福神、弁財天寿永2年(1183年)に当初、真言宗として銀秀によって開基、慶長12年(1607年)に宗銀大和尚が曹洞宗に改宗、1666年に洪水で大破後、宝永3年(1706年)亀丹大和尚によってここ湯川に移転した。伊東の生んだ偉大な文学者木下杢太郎(もくたろう)の生家・太田家の菩提寺であり、春は桜、秋は月の名所として杢太郎もしばしば訪れた本堂の扁額「松月院」本堂右側に大きな石燈籠、蘇鉄石燈籠横に石碑。寄贈 本堂前参道敷石 平成元年7月 吉日 (有) 本陣不動産 代表取締役 岡本 孝生本堂前から右方向に鐘楼鐘楼、サルスベリかと思ったが近づいてみると、この木は?ビランジュ(別名 バクチの木)バクチノキの樹皮は灰褐色で剥がれやすく、剥がれた跡が赤褐色または紅黄色になる。これを博打に負けて丸裸にされた状態に例えてバクチノキと呼ばれているのだと。本樹の幹には縦に筋状に模様が入り、くぼみ部分はひときわ鮮やかな赤褐色である。珍しい木には名札がついていると勉強になる!本堂左側に「弁天堂」への朱の鳥居、池越えに「忠霊供養塔」と「観音菩薩像」本堂横に置かれていたスタンプ、伊東温泉七福神の「弁財天」先輩に紙をもらい捺印しました『松月院と弁財天』の記当松月院は、寿永2年(1183)に、僧の銀秀によって真言宗の寺として開創されました、その後慶長12年(1607)に開山台翁宗銀大和尚によって曹洞宗の寺となりました。それから50年ほどたったころの寬文6年(1666)に、当時は松原村に在った寺が大洪水のために、すべての堂宇が流されました、その後の再建の記録は、はっきりしませんが、仮堂が建てられ再建の道歩んだことと思われます。貞享2年(1684)のこととして弁財天の奇縁譚の伝承に残されています。それは湯川天神畑弁天沢の松月田から村人によって「金の宝印」と「弁財天像」(6センチメートル)が発見され堀り出されたということです、それを中興の祖といわれる鶴峰亀丹和尚が弁天堂にお祭りされました暫らくして宝永の年(1703)になったころ中伊豆町冷川の東向寺檀家の娘「お光」は信心深く、かねてから御殿づとめをしたいと思い、当院の弁財天に願をかけました、片道四里をかよい、お百度を踏み、心願成就して、伊勢国津藩主藤堂高久公の側室として迎えられたと伝えられています、この地は海によって生計をたてますで、漁船の海上安全や大漁祈願、さらに縁結び祈願、音楽上達祈願、財宝貯蓄祈願、無病息災祈願など、過分の期待をこめて信仰されております。現在の当山は宝永3年(1706)に亀丹大和尚のとき弁天沢高台といった現在地に移転しました、山号を中国の桃源の里にならって「桃源山 松月院」と改めました、今からおよそニ百八十年前のことです。 敬白 昭和五十九年(一九八四年) 一月 吉日 ニ十ニ世 仏観 昭道 記弁天堂弁天堂の左へ廻り弁天堂の左に「雨海 筆塚」碑石碑の右前に、 我々に許された夢は 地上の嵐に風化せぬ夢は 筆を埋めて 永遠を想う 「筆塚の歌」より。雨海筆塚は、京都鴨川より美石を求めて、昭和三十ニ年五月ニ十六日に建立された。この筆塚には、書画一体の芸術に生涯をつらぬいた内山雨海(一九〇七~一九八三) の満五十才の時、門下生の筆とともに、計百四十七本が納められた。昭和時代の毛筆文化を千年後に伝えるために永久保存の科学的施工がなされている。これは世界でも初めての試みである。又、この筆塚の中には、雨海の「納筆の言葉」と題する一文があわせて納められている。「ここに納める筆は、私に多くの書画作品を生ましめてくれたものです。今、一本一本を見つめる時、私は感謝と愛情とからくる離情に、涙をおぼえます。私の修行時代の一区切りのために、この筆塚は建てられたのです。私の本当の作品は、これから後に生まれて来ねばなりません。私と苦労を共にしてきたこれら大小の筆と共に、今までの仕事もここに理めるのです」 昭和三十二年五月十一日夜 燈下に浅雨の音をききつつ 雨海記弁天堂の前に建つ句碑境内に咲くアジサイ弁天堂と本堂の間をから六地蔵が並ぶ本堂左奥から境内を望む境内に見事に整枝された松ズームアップ本堂と寺務所11:00石段横に高く聳えるサクラ松月院を後にするが、次回はサクラの鑑賞も! — 続く —
2021.07.18
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熱海から伊東への途中、網代にある長谷寺(ちょうこくじ) 長谷観音(はせかんのん)へ急遽立ち寄ったが、よみかたがわずらわしい。6月8日(火) 9:40カーナビに従い国道135号から山道を登り、「長谷観音」「朝日山公園」の標識行き止まりの駐車場から登って来た道を振り返る。途中から下っているが案内板の下には、「こちらは長谷観音 近道 約2分です」、左へ行くと「潮騒の坂道 朝日山まで400m 約6分」。案内板に従い坂道を下ることに案 内カーナビの案内で国道135号の新網代トンネル手前を左方向(旧道)へ進み、数百メートル走り右に曲がり坂道を上った(破線)網代朝日山公園案内上って来た坂道は網代長谷観音への裏側であったようだが、国道135号から境内への道もあるようだが、カーナビはこちら側を案内(黄色線)網代長谷観音へ坂道の途中左にあった灯台を模したような石塔江戸時代の俳人「東海呑吐の句碑」。石碑には「呑吐居士」と刻まれ、裏には「天明元 辛丑 仲冬十七日」東海呑吐の句碑熱海俳壇の祖・東海呑吐の供養碑です。熱海市内に江戸時代の俳諧に関係する碑があるのは珍しいことです。碑は自然石でかすかに東海呑吐の絶旬が刻まれています。「散る時は はてしれなくて 秋の月」。呑吐は庵号を無壁庵といい、信州の侍でしたが、浪人のはてこの熱海にきて多くの門弟を育てました更に坂道を下り森の中に朱色の建物が現れる。曹洞宗 長谷寺(網代)(ちょうこくじ)所在地:静岡県熱海市網代542鎌倉・奈良の長谷寺とともに一木三体観音像とされる、行基手彫りの聖観音像を御本尊として安置する古刹で、「伊豆八十八ヶ所霊場」の第26番札所となっている曹洞宗寺院。長谷観音は鎌倉と大和の長谷観音と同じ木から行基が3体作ったと云われており、故に一木三体観音と伝えられていますと。境内には、江戸末期に地元民により彫られ寄贈された「石造三十三所供養観音像」がある右側、石段の上に「石造三十三所供養観音像」石段の上り口にあった石仏。寛保元年辛酉歳 二月吉日 と刻まれていた。ほかの字は風化して読みとれず、また右側の石仏は上部が破損していた石造三十三所供養観音像観音像が三十三体一列に安置されていた。一番奥寄りの自然石には「奉納経西国三十三所供養塔」と刻まれ、また、仏の像を刻した供養塔二基があり、寛政3年(1791)と刻字されていた観音像群をズームアップ熱海市指定文化財 彫刻 石造三十三所供養観音像 指定 昭和五十ニ年四月ニ十五日この石仏群は、三尊仏・三十三所供養観音(聖、千手、十一面、如意輪、馬頭、淮胝観音(じゅんでいかんのん) 等)仏像、供養塔等、一揃いの珍しい野仏である。江戸時代に網代が津(港)として栄えた頃、観音信仰をする地元民によリ造立されたものである。供養塔に「寛政」・「嘉永」の刻銘がある。 熱海市教育委員会石碑には「三十三観世音菩薩」と刻まれている記念碑往時網代の郷は、伊豆の一寒村にて小漁港にすぎず、住民は平和な明け暮れを過ごしていた。江戸は徳川氏の開府により人口が密集し物資の消費は膨大になり、全国からの舟航により集荷され、網代の港はこの寄航地にしてまた避難港としてにぎわい一時は京都、大阪、江戸、網代とまで呼称されるまでに至った。当時網代に寄港した船舶の船主、船頭等相寄って大観世音菩薩像三十三体を建立 海上の安全と豊漁とを祈願した。しかるに、明治以降文明開化によって帆船は蒸気船に替わり、網代の港もその使命を終えていつしか本菩薩像の存在も時代の推移とともに忘却されて荒廃するに任された。ここにおいて、網代漁業株式会社◯○○惜しみ往時を懐古するとともに、海上の安全と大漁とを祈念して本仏像を修復し記念碑をこの地に建つ正面に見えて来たのが「網代長谷観音(長谷寺)」の「観音堂」網代長谷観音(長谷寺)は網代の善修院開山・大祝和尚が大永元年(1521)に開いた観音堂が原型で、海の安全を祈る漁民の観音信仰と行基伝説が結合した、或いは大祝和尚が強引に結びつけた、と考えられる観音堂の扁額は「長谷寺」観音堂の「内陣」、先輩もスマホで観音堂左側のこの祠は内陣には小さな社が二社。中央に鏡が安置されていたそして右隣りにあったのが、太子堂太子堂の内陣太子堂の内陣にあった「感謝状」 平成8年5月27日太子堂建造の由来太子堂建造の由来聖徳太子は、寺大工、瓦工、鑢(やすり)工、画工等の最新技術をもつ帰化人を多く受け入れ仏教美術工芸の発展に生涯を捧げ曲金や墨壺・物差・印刷技法等を広め多くの工匠を輩出したので神として崇められる様になり、法隆寺御用達の職方により工芸技芸の祖として太子信仰が高まりました。当地でも技芸に携わる先人により太子堂が建立され大正十二年網代職工組合にて太子の遺徳を偲び、正、五、九の各月に技量の向上と息災を祈念して太子祭を行い現在に至っています。境内のこの木が御神木?竹林に囲まれた中に石仏群竹林に囲まれた参道を山門に向かって下って行った国道135号沿いにある表参道(ネットから)このあと向こう側から走って来たのでこの石柱は見つからなかった長谷寺(ちょうこくじ)の山門への石段山門の扁額も「長谷寺」山門を潜り境内へ左側には竹林が広がる、ひなびた石段を上り境内へ本尊は奈良時代の僧行基の作と伝わる木造の聖観音像で、33年ごとに開帳(1996年開帳)される境内から坂道を上り裏側の駐車場ヘ向かう山道の右側の山の斜面には巨石が転がっていたこの周辺が「熱海石丁場跡」なのであった。江戸城の普請が大規模に行われた17世紀前葉の大名家の文書では「御丁場」「丁場」「石場」などと書かれていた。石丁場という言葉は、17世紀の後半以降の伊豆の村々の差出帳(領主が村に対して出させた現在の市勢要覧のようなもの)から確認できる。以後、現在まで採石場を石丁場と呼ぶようになったのだと矢穴が残る巨石。大石を割るのには、石に矢穴を掘って堅い木や鉄の楔(V字型)をその穴に打ち込んで割ったと。東伊豆工リアには、あちこちでこうした矢穴が残る築城石が見られるのだと。デカすきて通び出せなかったもの、形が悪かったもの、割れなかったもの、置き去りにされたものなど、その理由は様々であるようだ10:02急遽訪れた、「長谷寺」、「熱海石丁場跡」を後にし坂道を下り伊東市内を目指す — 続く ー
2021.07.17
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引き続き3年連続での熱海のジャカランダを楽しむ。国道135号線沿いにあった「熱海観光案内マップ」熱海温泉ホテル旅館協同組合 公式キャラクターの「あつお」昨年熱海大火から七十年の節目を迎えたのに合わせて、熱海市消防本部が特別デザインの消火栓マンホールぶたを作り、市内二カ所に設置された。直径五十センチの鉄ぶたは、熱海温泉ホテル旅館協同組合の公式キャラクター「あつお」が、火消しの象徴であるまといを振るっているデザイン。青地の背景に梅の花がちりばめられ、「熱海大火から七〇年」「火の用心」と言葉が添られている6月8日(火) 8:34ジャカランダ遊歩道からヤシの木を見上げるジャカランダ遊歩道のブロックに、明治の文豪尾崎紅葉の代表作『金色夜叉』は、明治30年(1897)1月1日から5年半に渡り読売新聞に連載され、たちまち単行本になり、劇化されるなど当時空前の反響を呼び起こしました。ストーリーは、ヒロインの鴫沢宮がカルタ会の席で、銀行家の息子、富山に見初められることに始まります。宮には第一高等中学校の生徒であった婚約者・間貫一がいたにもかかわらず、それを承知で両親が富山の求婚を受け入れたことから繰り広げられる悲恋物語であり、作中のクライマックスの場に熱海の海岸が選ばれたことと、金色夜叉の歌 熱海の海岸散歩する 貫一お宮の二人連れ 共に歩むも今日限り 共に語るも今日限りが広く人々に愛唱されたことから、熱海は一躍脚光を浴びるようになりなりました。今日、国際観光温泉文化都市として、全国有数の観光地に発展を成し得たのは、丹那トンネルの開通と共に『金色夜叉』が大きなきっかけになったことは申すまでもありません。金色夜叉の主人公貫一とお宮の名は「可いか、宮さん、一月の十七日だ。来年の今月今夜になったならば、僕の涙で必ず月は曇らせて見せるから、月が・・・月が・・・月が・・・曇ったらば、宮さん、貫一は何処かでお前を恨んで、今夜のやうに泣いてゐると思ってくれ」の名台詞と共に、歳月の移り変わりにもかかわらず、人々の記憶に残り、いつまでも愛されていくことでしょう。紅葉は、35歳の若さで死去し、『金色夜叉』はついに未完に終わってしまいましたが、紅葉の死後、彼の残した「腹案覚書」をもとに、紅葉の高弟であった小栗風葉によって完成されたのであります。熱海市では毎年1月17日、作者を偲んで尾崎紅葉祭が行われます。貫一お宮のブロンズ像は、熱海市在住の日展審査委員館野弘青氏により製作され、熱海ロータリークラブが創立30周年の記念に、昭和61年(1986)年1月17日、熱海市に寄贈したものであります。 平成元年5月吉日 寄贈 熱海ロータリークラブキング・プロテアプロテアは、花色や形、大きさ、感触、光沢などが異なる多数の種類があります。中でも、このキング・プロテアは代表的な品種とされ、南アフリカ共和国の国花にもなっています花後であろうか、熱帯植物なので日本では高価な花であり、あまり生花では使われませんが、ハワイではホテルやレストランのフラワーアレンジメントの花材としてふんだんに使われていますキング・プロテア(King protea)学 名 プロテア・キナロイデス分類名 ヤマモガシ科プロテア属樹 高 1m ~ 3m程度原産地 南アフリカ 開花期 4月 ~ 10月花言葉 王者の風格、甘い恋プロテアは花の王様と賞賛される南国の常緑低木で、花名は自由に姿を変えることができるギリシャ神話の海神プロテウスが由来。南アフリカには多種類のプロテアが自生しており、中でもこの「キング・プロテア」は花が大きく優雅であることから南アフリカ共和国のシンボルであり国の花となっています国道135号線沿いに面した「お宮の松」尾崎紅葉の「貫一・お宮の像」と「お宮の松」。尾崎紅葉(1867~1903)森鴎外等と並び明治を代表する文豪。胃癌のため35才の若さで惜しまれつつ世を去ったが、晩年、読売新聞紙上に連載した恋愛小説「金色夜叉」が日本全国の読者の熱狂的支持を得て、その舞台となった熱海海岸は一躍全国に知れわたった。以来。熱海市は国際観光温泉文化都市を標榜し、全国有数の観光地として大きな発展をとげ、今日に至っている。熱海市民は、尾崎紅葉先生の業績に感謝するとともに、その遺徳を偲び「金色夜叉」の「来年の今月今夜のこの月を」の名科白で有名な貫一・お宮の別離の日、1月17日を記念日と定め、尾崎紅葉祭を開催しているお宮の松の横に建つ「紅葉山人記念 金色夜叉の碑」「お宮の松」の由来。お宮の松は、尾崎紅葉の小説「金色夜叉」に由来し、命名されたものです。この松は、江戸時代前期(1645年頃)、智恵伊豆と呼ばれた老中松平伊豆守信綱が伊豆を巡視した際に植えさせた松の一本といわれております。この松は、その姿が美しかったことから、「羽衣の松」とも呼ばれていました。明治30年(1897)から読売新聞に連載された「金色夜叉」により、熱海海岸の場が登場したことから人気を集め、また、演歌師のつくった「金色夜叉の歌」が流行し、熱海温泉の名は一躍脚光を浴び、天下の熱海温泉を不動としたものです。このことから、大正8年(1919)熱海に別荘を持っていた『煙草王』村井吉兵衛や土地の有志によって、横磯に「金色夜叉」の碑が建立されました。この碑には、紅葉の門人であった小栗風葉の句『宮に似たうしろ姿や春の月』が刻まれ、羽衣の松のかたわらに建てられたことから、いつしか「お宮の松」と呼ばれ熱海の新しい名所となりました。 また、この碑も女性的な感じから川端康成は、「石そのものも可憐な女の後姿に似た記念碑」と認めています。昭和24年(1949)、キティ台風により道路が崩壊されたことにより道路の拡幅が行われ、海側に伸びた大枝が切られ、また、観光地としての発展に伴い、自動車の排気ガス等によりとうとう「お宮の松」は枯れだしました(初代「お宮の松」の樹齢はおよそ300年で、現在のつるやホテル前の歩道から海に向かって約2メートルの場所にありました)。市では、市民皆様の協力を得て、二代目「お宮の松」の選定を始めました。その結果、50数本の候補から、熱海ホテルにあったクロマツを「お宮の松」に選定し、国際興業の社主であった小佐野賢治氏より寄贈を受け、小田原市の本多大四郎氏の所有する松を添松とし山種証券の山崎種二氏等の寄附並びに市内関連団体の多大な協力により、昭和41年(1966)現在の場所に二代目「お宮の松」として完成したものです。「お宮の松」の樹齢は、平成13年(2001)現在でおよそ95年、添松はおよそ75年になりますお宮の松広場の左に「紅葉山人記念 金色夜叉の碑」と熱海城石碑には「紅葉山人記念 金色夜叉の碑 宮に似た うしろ姿や 春の月 風葉」国道135号線沿いに『二代目 お宮の松』現在のお宮の松は昭和41年に植えられた2代目で、初代は排気ガスの影響などで枯れてしまったとのことで、初代の根株はそばに展示されている後ろから「貫一・お宮の像」アジサイが綺麗に咲く初代のお宮の松径は70~100センチぐらいで、樹齢はおよそ300年とお宮の松から、ジャカランダ遊歩道を東方向へ進む。正面のピンクの建物は国道135号沿いに建つ集合住宅「ゼファー熱海ビーチタワー」ジャカランダとブッドレア ブラックナイト名 称 ブッドレア ブラックナイト花 期 7 ~ 10月花言葉 恋の予感ブッドレア ブラックナイト」。別名は「房藤空木(フサフジウツギ)」。原産地は中国である。日本へは明治時代にヨーロッパで改良されたものが渡ってきた。ブッドレア・ブラックナイトはそうした園芸品種の1つである。特徴は花の色が濃い青紫色をしており、樹高は1メートルから3メートルである。葉は卵状の楕円形で、向かい合って生える(対生)、葉の裏面には毛が密生していて白い。開花時期は7月から10月で、細い枝を広げて円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し紅紫色の花をたくさんつける。花は上側に向いて咲くので下面には少ない。花はよい香りがする。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。全体にサポニンを含み有毒であるとお宮緑地にユニークな形の石造りのオブジェ除草作業をしている作業員の方が数名作業記録写真用黒板工 種 「人力抜取除草」 6回目 そしてこちらが「お宮緑地(ジャカランダ遊歩道)」の北側の入り口。入口に横断幕「ATAMI ジャカランダフェスティバル」国道135号沿いの歩道には石碑が並ぶ石碑は10ぐらい並ぶがそのうちの一つ「長谷寺山門」このあと伊東への途中立ち寄る予定国道135号のバス停「お宮の松」西方向へ戻る。バス停右側に「熱海パールスターホテル」ジャカランダ遊歩道脇に咲いていたユリ国道135号の歩道から、ジャカランダ遊歩道の竹灯籠国道135号の歩道脇に咲くジャカランダ歩道脇にキンシバイが咲く国道135号に面した「熱海パールスターホテル」所在地:静岡県熱海市東海岸町6-45平成15年(2003)に解体された旧熱海グランドホテルの跡地に、滞在型リゾート地として再注目される熱海の一等地に、ラグジュアリーリゾートホテルが誕生。熱海サンビーチの景勝地として知られる「お宮の松」の正面に位置します。ナチュラルで温かみのあるしつらえを基調とした、全87室の温泉付き客室。豊富な湯量を誇る源泉を有効利用し、天空の船をイメージした空と海との一体感が味わえる最上階の大浴場。また、「ナチュラル&オーガニック」をテーマに、盛り付けられたどのお皿にも自然の風景が感じられるお料理を提供すると。後方の高台に立つ高層高級マンション「ザ・クレストタワー熱海」、正面に「ゼファー熱海ビーチタワー」の両集合住宅熱海海上花火大会 夏:7/30(金)、8/5(木)、8/9(月)、8/18(水)、8/22(日)、8/27(金)、 20:20 ~ 秋:9/25(土)、11/21(日)、 20:20 ~ 冬:12/18(土)、 20:20 ~花火協賛各社:世界救世教、東日本旅客鉄道㈱熱海駅、東海旅客鉄道㈱熱海駅新しい旅のエチケット:感染リスクを避けて安心で楽しい旅行ジャカランダ遊歩道を西側へ向かう早朝でまだ観光客は少ないが、遊歩道脇にはジャカランダの木陰にベンチを設置カスカイス市・熱海市 国際姉妹都市提携記念植樹ジャカランダ(ノウゼンカズラ科) 平成2年(1990)7月2日ジャカランダにはまだ添え木があるものもジャカランダ遊歩道の幅は南北十数メートルで東西に長いジャカランダ遊歩道に「大塚実氏 顕彰碑」お宮緑地は熱海温泉の名を全国に知らしめた、尾崎紅葉作「金色夜叉」の舞台となった熱海海岸に整備された都市公園で、園内にはお宮の松も植樹されています。このお宮緑地が、熱海に由縁の実業家 大塚実氏の多大なるご支援を受け「ジャカランダ遊歩道」として全面的に改修されました。ジャカランダは世界三大花木の一つで、初夏に美しい青紫色の花を咲かせます。熱海の温暖な気候で大きく成長したジャカランダの木陰は、海岸沿いを散歩する市民や観光客にとって、憩いの場所となることでしょう。ここに熱海再生のため、「梅園の梅と紅葉」「糸川のあたみ桜」に続き、この「お宮緑地のジャカランダ」の整備にご尽力いただいた大塚実氏の見識と情熱に、心から感謝の意を表するとともに、これらの財産を大切に守り育て、後世に伝えていくことを誓います。 2014年6月 吉日 熱海市長 齊藤 栄ジャカランダ遊歩道に多くの竹灯籠ライトアップされた遊歩道も歩いてみたいが咲き乱れるジャカランダはを今年も見ました。本場南アフリカのジャカランダも見てみたいがコロナ禍ジャカランダ遊歩道出入り口に咲く、ジャカランダ、ブーゲンビリア熱海市と姉妹都市関係にあるカスカイスは、ポルトガルのリスボン県の都市であるビーチテラスに上がり、文化勲章受賞 熱海市名誉市民 澤田政廣 作 「釜鳴屋平七夫婦像」の案内ビーチテラスから南西方向の熱海港壁面には水族館の如く多くの魚たちが貼られていたビーチテラスから下りると東方向に熱海サンビーチ、集合住宅群、真鶴半島熱海桜の木の下に建つ「釜鳴屋平七夫婦像」釜鳴屋平七夫婦像安政の頃、熱海の浜に漁民一揆が起こりました。まぐろ網の権利をめぐり漁民と網元との争いが日を追って激しくなり、こうした事態の中で網元の一人平右衛門の長男釜鳴屋平七は、他の網元たちのひどいやり方に反対し漁民側に同情、網元から脱退、漁民に見方して解決をはかったが、争いは収まりませんでした。このため、平七は漁民二百五十余人と共にムシロ旗を立てて韮山代官所に押しかけ、平七は役人の制止を振り切って代官江川大左衛門に訴状を差し出しました。代表者平七ら七人は捕らえられ、首謀者とみらされた平七は島流しの刑を受け、文久三年十月(1863年)江戸から八丈島送りとなりました。しかし、船中での虐待で衰弱した平七は大島におろされ、十一月四日三十五歳で亡くなりました。漁民たちは平七の遺志をつぎ、長い間苦難の戦いを続け、ようやく勝訴を勝ち取ることができました。星露百余年、今なお大衆の心に生きる義人平七の魂はここに眠っています正面に「熱海ムーンテラス」サンビーチから南に続く親水公園。熱海市が北イタリアのサンレモ市と姉妹都市であることや、地形と街並みが似ていることから、 地中海北部のリゾート地のイメージで整備されている。「南欧・コートダジュール」をイメージした「スカイデッキ」はレンガで、 「北イタリア・サンレモ・リヴェラ海岸」をイメージした「レインボーデッキ」は「石」を基調につくられ、渚小公園とペデストリアンデッキで結ばれたエリアは、「南イタリアのナポリ海岸」をイメージ。熱海ムーンテラスには、恋人の聖地のモニュメントが建つ恋人の聖地のモニュメントの上には熱海市の鳥「カモメ」、後方に熱海港防波堤灯台熱海市の鳥「カモメ」、熱海港防波堤灯台をズームアップカモメの下から水が落下昨年も停泊していた豪華ボートさて所有者は?9:15国道135号沿いの熱海ローソン前から、熱海のジャカランダを約1時間の散策で後にし、伊東市へ向かう三年連続のジャカランダを楽しみました、さて来年は? ー 続く ー
2021.07.16
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訪れてから既に1カ月以上たっておりますが、また通ったルート国道135号も伊豆山付近の土砂崩れで通行止めになり、まだ復旧工事中、不明者もありお見舞い申し上げます。熱海のジャカランダが見頃になりコロナ禍の中6月8日(火)の朝から、爺守仲間三人で訪れました。一昨年に初めて訪れて以来今年で3年連続になる。併せて伊東まで足を延ばし史跡を散策したブログです。旅友に我が家へ来ていただき、6時半に私の車で出発、途中二宮の先輩宅へ立ち寄る。熱海市はポルトガルのカスカイス市と国際姉妹都市を提携。「カスカイス市・熱海市 国際姉妹都市提携記念植樹」ジャカランダ(ノウゼンカズラ科) 平成2年(1990)7月2日。カスカイス市は、ポルトガルのリスボン県の都市で、国際的なリゾート地である。また、ユーラシア大陸最西端のロカ岬へのバスがここから発着している6月8日(火) 7:10途中、二宮の国道1号沿いに、「東京2020オリンピック聖火リレー開催」の看板。交通規制のお知らせ 6月28日(月) 小田原 10:40頃 ~ 12:40頃 小田原城~栄町~浜町付近 大 磯 13:30頃 ~ 15:20頃 国府新宿~大磯駅入口 平塚・茅ヶ崎 14:40頃 ~ 17:30頃 平塚駅~袖ヶ浜~野球場前 とあり楽しみにしたが、その後コロナの感染がおさまらず中止となった7:55国道135号を走り静岡県熱海市内へ入る。一般道優先で海岸線の熱海ビーチラインには入らず。現在(7月15日)は伊豆山付近の土砂崩れで通行止め!8:10昨年も駐車した国道135号沿いの「ショウワパーク熱海」所在地:静岡県熱海市渚町343-3熱海ムーンテラスに近く駐車料金は、200円/hr東方向の熱海市春日町の高台に立つ高層高級マンション「ザ・クレストタワー熱海」。集合住宅で地上30階建、全320邸あり、花火鑑賞には最高な場所。手前のピンクの建物も集合住宅の「ゼファー熱海ビーチタワー」。団塊世代の退職者が住んでいるのか?、将来は空き部屋が多くなるのでは駐車場前の国道135号沿いに咲いていたジャカランダを見上げる花と並んで実がついていた約5センチほどの実であったがこの実から芽が出るのかジャカランダ(ノウゼンカズラ科)。中南米原産の落葉高木。ラッパ形で青紫や青藤色の花が多数集まって咲き美しい。シウンボクなど約50種がある国道135号線沿いの中央交番前に「熱海サンビーチ案内図」壁に「お宮の松」、「貫一お宮の像」の案内今年も6/5(土) ~ 20(日)に「ジャカランダフェスティバル2021」を開催。期間中は遊歩道をライトアップします場 所:ジャカランダ遊歩道、お宮の松エリアJR熱海駅から海側に歩いて約10分、ジャカランダ遊歩道入口から『お宮緑地』へ。入り口横に投票日 6月20日(日) の静岡県知事選挙のポスターも「花が頭に落ちるとしあわせが訪れる」と言われるジャカランダを是非見に来てください♪ジャカランダ学 名 ジャカランダ分類名 ノウゼンカズラ科キリモドキ属樹 高 2m ~ 30m程度原産地 南米の熱帯 ~ 亜熱帯地方開花期 5月下旬 ~ 6月花言葉 名誉・栄光世界三大花木(カエンボク・ホウオウボク・ジャカランダ)の一つで、いまでは熱海の初夏を告げる花となりました。街路樹がジャカランダなのは温暖な熱海だからこそ、本州ではめずらしい風景です。また、ジャカランダの日本での認知度は、海外のリゾート地への渡航者増加に伴って広がりつつあります。熱海での開花は折しも傘の花開く梅雨のシーズン。ラッパの形をした小さな青紫色の花がブーケのように熱海の梅雨空を彩りますジャカランダ遊歩道は国道135号沿いに約380メートル。熱海の海岸通り約800メートルにわたり100本以上植栽されていますジャカランダとキバナランタナジャカランダの花言葉は、名誉・栄光ブラシの花も終盤金宝樹・ブラシの木 【花 種】 フトモモ科プラシノキ属 【学 名】 カリステモン(美しいおしべ) 【原 産 地 】 オーストラリア原産 【開花時期】 5月中旬 ~ 6月中旬 【花ことば】 はかない花ジャカランダ遊歩道にはライトアップ用の多くの竹灯籠も並んでいる。先輩も始めてみるジャカランダを撮影メール発信淡い紫・藤色に輝き、異国の情緒を漂わせる「ジャカランダ」。ここ静岡・熱海や宮崎・日南など日本の数カ所でも「ジャカランダ」の花で名所づくりをしているが、都内以南がおそらく開花の北限になるようだとお宮緑地ジャカランダ遊歩道ジャカランダ遊歩道沿いに咲く「カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)」撮影に夢中の旅友も歩きながらの撮影こちらはたたずむ先輩ジャカランダ遊歩道に「熱海市とカスカイス市」熱海市とカスカイス市カスカイス市はポルトガルの国際的なリゾート地であり、大西洋に面した美しい海岸線と町並みで有名です。熱海市とは、ポルトガルに柔道を伝えた日本人柔道家を通じた交流がご縁の始まりとなり、1990年7月に姉妹都市の締結を行いました。その時、記念に贈られたジャカランダは1999年に初めて開花して以来、カスカイス市と熱海市の友好のシンボルとして、市民や観光客に愛されています 2014年6月6日その時送られたジャカランダの木2本も、いまでは100本以上になっているノウゼンカズラ科のノウゼンカズラの色はオレンジ色であるがズームアップジャカランダの花に香りがあったらどんなに素敵だろうと想像するが。ネットで調べると花の香りはありませんとジャカランダの葉はシダに似ているイヤリングの如くぶら下がる種子熱海市の汚水マンホール。熱海市は、2017年に市制80周年を迎えたことを記念し、マンホール蓋2種類をデザインした。これは明治時代に熱海温泉を一躍有名にした尾崎紅葉の小説「金色夜叉」の名場面と「お宮の松」そして背景の夜空には「花火」を図案化したもの。このマンホールは、お宮の松周辺の歩道及びお宮緑地内に設置されているこちらは、市の花「梅」、そして熱海温泉の文化の象徴である「芸妓」を図案化したもので、こちらも熱海市市制80周年のロゴマークを配したもの。熱海梅園は、1886年(明治19年)に開園し、日本で最も早咲きの梅の名所として全国にその名を知られ、多くの観光客が訪れているのだ。また、芸妓衆が稽古をする芸妓見番で開演される「熱海をどり」、「湯めまちをどり華の舞」では、豪華な衣装に身を包んだ熱海芸妓による艶やかな舞を披露しているとのこと。このマンホールは、JR来宮駅前と熱海梅園周辺の歩道及び熱海梅園の園内に設置されている情熱的なブーゲンビリアも満開ジャカランダとブーゲンビリアのコラボ両方とも熱帯の花ズームアップサンビーチ越しに「熱海城」。錦ヶ浦の山頂にそびえる「熱海城」は、歴史的に実在した城ではなく、桃山時代の建築様式を模して、昭和後期に建てられた観光城である天守閣展望台をズームアップ。展望台は地上43m、海抜160mからの360度パノラマの眺望は熱海随一であると。熱海市街一望はもちろん、湯河原、真鶴半島、晴れた日にはぽっかり浮かぶ初島や大島、その先に網代・伊東方面の伊豆半島が眺望できる西方向のジャカランダ遊歩道にヤシの木とジャカランダジャカランダは木によって花量が異なる東方向のジャカランダ遊歩道花付きの良いジャカランダ先輩はこのドライブ後ジャカランダの苗を3本購入、庭へ植えたのことであったがジャカランダは、樹木が大きく生長しないと花が咲かないのだと子供とハートをイメージしたオブジェ。その先には「熱海港防波堤灯台」と「初島」の姿サンデッキから、人影のないサンビーチ、後方に熱海ヨットハーバー、熱海後楽園ホテル、山の上には熱海城サンデッキから、国道135号沿いの駐車場、ジャカランダ遊歩道ジャカランダ遊歩道にヤシの木とジャカランダ甦る水甦(よみがえ)る水100選 熱海市甦る金色夜叉の浜辺 平成12年9月27日 建設大臣 扇 千景甦(よみがえ)る水サンデッキに「坪内逍遥の句碑」があった。「海なぎぬ 冬知らぬ里の やぶ椿 せいえう」再びサンデッキからサンデッキからジャカランダ遊歩道へアメリカデイゴ昨年のブログでは、サンゴシトウ(珊瑚刺桐)と紹介アメリカデイゴ原 産(インド・マレー半島)日本名(海紅豆)日本では沖縄県が北限とされています。沖縄県の県花になっています8:33鮮やかなアメリカディゴをズームアップ — 続く ー
2021.07.15
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ここ数日の大雨でこのルートの被害がなかったことを祈ります!はこね金太郎ライン沿いにあった夕日の滝へ立ち寄る。夕日の滝は初めて知り訪れたビューポイントである。5月25日(火) 12:34箱根ジオパーク南足柄エリア、「断層と侵食が作った」夕日の滝。南足柄はかつて本州と伊豆地塊に挟まれた海の底でした。その後伊豆地塊が本州に衝突し、地表に押し上げられた海の地層に、後から噴火した、箱根の熔岩が覆いかぶさりました。夕日の滝は南足柄市の西部、箱根外輪山を水源とする内川の上流にある高さ約23メートル、幅約5メートルの滝です。この一帯は金太郎生誕の地という伝説があり、金太郎は夕日の滝で産湯をつかったとされています。そもそも滝ってどうやってできるの?滝ができる2つの成因 Ⅰ、異なる2つの地層が接する 箱根ジオパーク内 飛龍の滝 Ⅱ、断層によってできた崖が滝になる 山北町 酒水の滝夕日の滝はどのようにできた? 答え・・・Ⅰ、Ⅱ 両方の成因が関わっている橋を渡り右方向へ数百メートル進むとスギ林の向こうに滝の音。通路はチップで整備されていた水しぶきが飛び散る夕日の滝は高さ約23メートル、幅約5メートルの滝若者が滝の裏へ先程すれちがった滝行の方も、ここで修行をしたのだ。TV番組で芸能人が滝に打たれると云ったら100%がこの夕日の滝だと滝の上部を見上げる夕日の滝自撮り用の台が設けられていた。ここに陽が沈むシーンも夕日の滝標高約500メートルの地点にある夕日の滝は、金時山の斜面より酒匂川へと流れ出る内川上流にかかる滝である。高さ23メートル、幅5メートルほどの垂直に落ちる滝で、スギ、ケヤキ、ナラなどの林に囲まれている。滝は、箱根古期外輪山の堅い火山岩と、泥岩と礫岩から成る柔らかい地層が接する断層にあり、内川からの流水により柔らかい地層はしだいに削られたことにより滝ができたと考えられている。夕日に映えるその美しい姿から滝の名称が付けられたといわれているが、一説には勇ましく水煙をあげ男性的なところから雄飛の滝と呼ばれたこともあった。また、この滝は金太郎伝説と深い関係がある。源頼光(平安時代中期の武将)の四天王の一人である坂田金時(幼名金太郎)は地蔵堂で生まれ、産湯にはこの滝の水が使われたといわれている。このことから「金太郎産湯の滝」とも呼ばれ、さらに下流には「金太郎生家跡」や「かぶと石」「たいこ石」などの金太郎が遊んだとされる「遊び石」がある。春は新緑、夏は豊かな水量がしぶきをあげ、秋は紅葉、冬は滝つぼのまわりに樹氷ができ、ときには全面凍結の滝になるなど、四季折々の風情を見せる名勝地である。 泥岩(泥が堆積し固まった岩石) 礫岩(堆積岩の一つで直径2ミリメートル以上の岩片が粘土や砂などにより、くっつき固まっ た岩石) 雄飛(雄鳥が大空に飛び上がるように大きな志を抱いて盛んに活動すること) 南足柄市指定名勝(昭和41年12月3日指定) 平成25年12月 南足柄市教育委員会若者二人が滝の裏に滝の前の左側に小さな「夕日堂」夕日堂の扁額「夕日堂」夕日堂内から滝を望む貼り紙は「氷瀑で鍛える身心」滝の左側に廻る風下で水しぶきが飛んでくるマイナスイオンが漂う右側に夕日堂2019年の台風19号は箱根を直撃1,000mmの雨量を記録した、この時は夕日の滝も流木と倒木で景観が変わったが、地元の方々の努力で約一ケ月で復旧したと夕日時も良いのであろうが金太郎の力水の下流側にステージ。夏のキャンプシーズンには・・・・・賑やかにペットボトルが車の中にあるため取りに行く12:52金太郎の力水4リットル+2リットル頂く。明日の珈琲用に、金太郎の力を貰いたいものです12:57夕日の滝バンガロー駐車場から内川に沿って下る。直進も大丈夫だがここを右折して、はこね金太郎ラインへ戻る。ここの角に駐車場があったはこね金太郎ラインが開通し、新しい観光施設を設置しているのか田んぼの中に金太郎の遊び石近くには金太郎生家跡もあり後日訪れたいものだはこね金太郎ラインへ戻り下るカーナビは従来の林道を示す自宅まで、41km、到着予定は一般道優先で14:30、所要時間1時間半の行程はこね金太郎ラインを下り、南足柄側の起点へ。今回、はこね金太郎ラインを走ってみて、 ① 傾斜地が多いので今後も土砂崩れによる通行止めになるのではなかろうか ② 信号もなく快調に走れたが沿道からの景観に関しては見どころはあまりない ③ 従来の国道138号を利用し箱根湯本経由に比べどの程度の差があるのか?今後チェック ④ ルールを守り大型車が入らないように管理してほしいものだが ⑤ 道路が狭くカーブも多いので事故多発地にならぬことを祈る!13:00はこね金太郎ラインを下り、ここ矢倉沢の県道78号と合流する終点の標高は350m。ここを右折して南足柄市街へ下る、左方向は足柄峠へ至る。右折すると直ぐに「足柄古道入口バス停」県道78号(御殿場大井線)を下る。途中「矢倉沢陣場跡」「矢倉沢関所跡」「法妙堂」「苅野原っぱ」等がある。この先を左折して県道726号線を進むと国道246号の樋口橋交差点へ更に県道78号(御殿場大井線)を南足柄市街地へと下るここまで信号もなく順調に坂を下る県道78号(御殿場大井線)の南足柄郵便局入口交差点左折すると県道74号線南足柄郵便局入口交差点を直進し直ぐに竜福寺交差点。右折すると、小田原・大雄山、伊豆箱根鉄道大雄山線大雄山駅前13:09竜福寺交差点を左折して県道78号線を東方向へ。左折して東名高速道路の大井松田ICへ13:13県道78号線(御殿場大井線)の竹松交差点を右折して左側にある新設された道の駅。道の駅 「足柄・金太郎のふるさと」所在地:神奈川県南足柄市竹松年末年始も休まず営業。(年中無休・営業時間:9:00~17:00)。道の駅 「足柄・金太郎のふるさと」南足柄市初の道の駅で、はこね金太郎ラインの開通を待って2020年6月26日に開業した。今回は先を急ぐのでスルーした13:18道の駅「足柄・金太郎のふるさと」から南下、突き当りの中丸交差点を左折して県道715号線へ県道715号線を進むと小田急小田原線栢山駅、ここの交差点は信号がなくいつも渋滞県道714号線(栢山停車場曽我線)の酒匂川に架かる報徳橋報徳橋を渡り前方は県道711号線と交差する、鬼柳入口交差点大井町へ入る国道255号と交差する栢山入口交差点を直進して県道714号線を進む13:45曽我梅林近くを走り国府津駅の西側の岡交差点から国道1号へ。一般道優先のため国道1号の橘インター入口交差点を右折して西湘バイパスへ14:06西湘バイパスから国道134号を走り浜見平入口交差点を左折して左富士通りを国道1号へ。国道1号の鳥井戸橋交差点手前の、千の川に架かる石原橋左富士の碑が立つ鳥井戸橋交差点自宅へは14時15分に到着。一日の走行距離は143kmでした。再度、はこね金太郎ラインの南足柄エリア、足柄峠を散策したいものです。 END
2021.07.06
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ここ数日の大雨でこのルートの被害がなかったことを祈ります!日本100名城山中城の帰りに新しく開通した「はこね金太郎ライン」を走ることに。朝日新聞 3月30日(火) の朝刊より5月25日(火) 12:02仙石原交差点を左折して、国道138号を乙女峠方向へ進む金時橋の前方に新しい道路標識右折は「はこね金太郎ライン(県道731号線)」、南足柄・矢倉沢12:02入口に掲げられていた工事板、工事期間:令和3年5月31日まで。この日は5月25日で工事終了間際であった。箱根側の起点は標高約 700 m交通規制について、県道731号(はこね金太郎ライン)は、連続雨量 200mm時間雨量 50mm で、通行止になります 神奈川県はこね金太郎ラインの通行規制は、乗車定員11名以上の乗用自動車と最大積載量3トン以上の貨物自動車は通行できないはこね金太郎ラインは南足柄市矢倉沢から箱根町仙石原に新設された県道731号線で全長10.9km5月31日まで工事期間のため置かれているのかはこね金太郎ラインの開通は2019年の台風19号の被害で約1年間遅れたすれ違い可能な道幅であるがところどころに待避所のスペースがある金時隧道の仙石原側トンネルを抜けるとそこは南足柄市南足柄市へ道路標識は南足柄市街15km、地蔵堂 7km、道の駅 足柄・金太郎のふるさと 16km12:09南足柄市「金時見晴パーキング」パーキングの標高は853メートル、後方の右方向は金時山に至る周辺観光案内(南足柄市内)今後のドライブの参考にしたいパーキングには売店・トイレはないパーキングのデザインは金太郎のまさかり県道731号線(矢倉沢仙石原、愛称=はこね金太郎ライン)芦ノ湖 9km、仙石原 3km自転車ではこね金太郎ラインを走る人も金時隧道の南足柄側金時隧道ここから南足柄市矢倉沢へ下る好天なら相模湾が見えるのか、景観は?この辺りは狩川の源流部金時山・明神ヶ岳方面ハイキングコース入口はこね金太郎ラインの道路にはセンターラインがない。センターラインがあるのは始点・終点付近と急カーブ等の危険個所だけ両自治体のキャラが随所に掲げられており、こちらは南足柄はこね金太郎ラインは既存の林道を活用しているので、愛車のカーナビもルートに重なり標示カーブ部分は道路幅を確保しセンターポールを設置道路脇に1キロごとに立つ、キロポスト「4」金太郎のマサカリを模した距離標(キロポスト)を設置制限速度は、20km/hと徐行並速度だがキロポストは「3」12:27前方に道路標識県道731号線から左折すると「地蔵堂・夕日の滝」が目に入りハンドルを左にきる県道731号線からそれ直ぐに「金太郎誕生の地へようこそ!」の看板。この先を左折して夕日の滝へ。この辺りに「金太郎生家跡」「金太郎の遊び石」がある12:31夕日の滝バンガロー所在地:神奈川県南足柄市矢倉沢滝下2230夕日の滝へはここへ車を止め歩いて行く。キャンプ場もあり駐車料金は無料林の中にバンガロー夕日の滝付近の観光案内はこね金太郎ラインがないのでこれから修正?橋を渡り右へ進むと「夕日の滝」見守り地蔵堂には、美化っとかながわ ~ 不法投棄みんなで監視 ~お賽銭はご遠慮ください見守り地蔵このお地蔵さんは、ごみの不法投棄をなくし、きれいで潤いと安らぎのまちにしようという願いを込めて「見守り地蔵」と名付けました。お地蔵さんの製作や設置は、郷土を愛する多くの人たちの温かい心と熱意が積み重なって出来たものです。多くの人たちの環境美化への願いが込められたこのお地蔵さんは、南足柄市の豊かな自然、美しい森、おいしくきれいな水、さわやかな空気を次の世代に引き継ぐため、地域の住民を温かく見守ってくれることでしょう石碑は「金太郎のふる里足柄山」が刻まれ金太郎の歌の歌詞金太郎の歌 作詞/石原和三郎 作曲/田村虎蔵一、まさかりかついて金太郎 熊にまたがり お馬のけいこ はいしどうどう はいどうどう はいしどうどう はいどうどう 二、足柄山の奥で けだもの集めて 相撲のけいこ はっけよいよい のこった はっけよいよい のこった 石碑の上には金太郎のキャラ金太郎の力水夕日の滝の水で産湯を使ったといわれている元気な金太郎にちなみ、この水を「金太郎の力水」と名付けました。金太郎は地蔵堂の四万長者といわれたお金持ちのむすめの子として生まれたと伝わっていることから、この水で銭洗いをして、四万長者にあやかってみてはいかがでしょう。 この水は、夕日の滝の横にある地蔵堂水源の湧水を浄水処理したもので、安心して飲んでい ただけます。 地蔵堂自治会 南足柄市水道事業所おいしい水についておいしい水の条件/地蔵堂簡易水道12:34金太郎の力水車の中にペットボトルがあるので後ほどもらうことに — 続く ー
2021.07.05
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あつぎつつじの丘公園から近くにある県立七沢森林公園のシャクナゲを見に訪れる。4月27日(火) 14:45神奈川県立 七沢森林公園所在地:神奈川県厚木市七沢901-1(中央口・管理事務所)あつぎつつじの丘公園から500メートルほどの所に北口駐車場があり(黄色の線を走る)、ここへ駐車してシャクナゲ園、ふじだな公園へ。いつもは中央口から入っている七沢森林公園は横浜スタジアムの約24倍、64.6ヘクタールの県立七沢森林公園は、県内最大級の都市公園です。公園内は、自然樹林の中に散策路が整備されていて、健康づくりのウォーキングやハイキングを楽しめます。歩いていると野鳥や様々な草花を目にすることもできます。春はサクラやシャクナゲ、初夏は新緑、秋には紅葉と、四季を通して楽しめます。公園内の、おすすめ散策コース ① 大山眺望ぶらぶらコース 大山の眺望と木々の新緑、シャクナゲが楽しめる春のお薦めコース。 所要時間:約30分、総距離:約1,500m ② 春 ~ 秋景観エンジョイコース 森林浴をしながら心地よい汗がかけるコース。 四季の変化が楽しめます。所要時間:約60分、総距離:約2,840m ③ こもれび ~ 森林満喫コース 四季折々の自然が満喫できるほど公園全体を散策できるコース。 所要時間:約1時間30分、総距離:約3,160m ④ 公園完全踏破マスターコース 公園の主な施設や園路を全てめぐるコース。自然を堪能できます。 所要時間:約2時間、総距離:約3,520m園内の主な施設北口駐車場の東側の丘にある「厚木市立ふじだな公園」周りにはサクラの木もあるふじも蔓が延び花は既に終了しているように見えたがふじ棚の下から見るとまだ花房はあるようだが房が短く棚から下にぶら下がっていないが古木である咲き残りのふじそばに、グミの古木か?黄色い花だがズームアップふじだな公園から、さくらの道を上ると山の斜面に「ムサシアブミ(武蔵鐙)」の群生。鎌倉のお寺でもよく見かけたが、マムシグサに似ているムサシアブミはサトイモ科の多年草。関東地方以西の海岸近くの林内に見られる。5月ごろ、仏炎苞に包まれた太い穂を出す。苞は上部が幅広く、鐙状をしているさくらの道から坂道を上ると尾根に「順礼峠」の石柱、案内表示← 尾根の散歩道、ながめの丘 関東ふれあい道 七沢温泉・日向薬師 →ー 関東ふれあいの道 ー関東ふれあいの道は、一都六県を巡る自然歩道です。自分の足でゆっくり歩いて、豊かな自然にふれ、歩く途中で名所や史跡を訪ねながら、ふる里を見直してみませんか。⑪ 順礼峠のみちこのコースは県内17コースの1つで、伊勢原市日向から厚木市七沢を経て清川村御門までの徒歩距離8.8kmの道で、日向薬師、順礼峠、むじな坂峠がみどころです。なお、コース途中より白山飯山観音、飯山温泉へと抜けることができます。順礼峠(じゅんれいとうげ)の伝説鎌倉時代初期に相模、武蔵、上野、下野、常陸、上総、下総、安房の8か国から33か所の坂東三十三観音霊場が選ばれました。この霊場をつなぐ道は、順礼往来とも言われ、近隣では八番札所妙法山星谷寺(しょうこくじ)・通称「星の谷観音」(現座間市)から六番札所である飯上山長谷寺(ちょうこくじ)・通称「飯山観音」(現厚木市)を経て、日向薬師(現伊勢原市)へと続き、その道中にあるのがこの順礼峠です。室町時代には、現在の市立七沢児童館の西側付近に七沢城が築かれ、長享2年(1488)に七沢城を所有していた扇谷上杉氏と山内上杉氏の間に生じた確執を発端として、実蒔原(さねまきはら)の合戦が起こりました。やがて、七沢城は上杉氏と後北条氏の覇権争いの地となり、この順礼峠でも、後北条氏の隠密が順礼姿に変装して、適地七沢城の様子を偵察していたと伝えられています。順礼峠の「とうげの広場」に立つ石碑群左側に「地蔵尊」、右側に馬頭観世音 地蔵尊この峠には、順礼の旅をしていた老人と娘がこの峠路を通りかかったとき、木陰に潜んでいた悪者に斬りつけられ亡くなったという悲しい言い伝えもあります。無残な姿となった順礼を見つけた村人は、後日、地蔵尊を建てて二人の供養をしたそうです。この地蔵尊は、いまでも峠を通る人を静かに見守っています地蔵尊の台座には「天保・・・・・」右から大正八年 馬頭観世音、大正十五年 牛供養塔、馬頭観世音、昭和十六年 馬頭観世音 とうげの広場の順礼峠から、関東ふれあいの道(七沢・日向薬師、白山・飯山方面)、尾根のさんぽ道、沢のさんぽ道(崩落で通行止め)、北口駐車場への道とあるのだが案内MAPがなく。案内MAPが目につかなかったのかもしれないが「シャクナゲ園」へ行く予定であったが、関東ふれあいの道(七沢・日向薬師)への道を進み、途中スマホで確認し引き返す。順礼峠から東側の尾根のさんぽ道を進む尾根のさんぽ道の「ながめの丘」入口天気が良いと三浦半島、江の島が見えるようだが。手前の住宅は「森の里」、森の先は「富士通」ズームアップ手前の建物は「富士通」、鉄塔の後方に「圏央道」ながめの丘入口にある案内板入口を入り石製のあずまやながめの丘からの東方向ながめの丘 標高183mランドマークタワー方向を指さす義兄ながめの丘の案内板新宿方面、座間キャンプ、本厚木Ⅽ.Ⅽ、ランドマークタワーこの日は気温が高くもやっていたので、新宿方面は見えずながめの丘から西方向のあずまやキエビネ尾根のさんぽ道を南方向へ進む道路標識はここから、「野外ステージ」へ下る尾根道には根っこ階段を降りシャクナゲ園の北側へ降り立つ。窪地の斜面にシャクナゲ園が広がる階段を振り返るシャクナゲは背丈が高く散策路はシャクナゲの間を開花時期が違うのか満開のシャクナゲが咲くピンクのシャクナゲズームアップシャクナゲ園の北側高台から野外ステージを見下ろす。席は山の斜面を利用した芝生席(200人程度)だがまだ催事を見たことがないが。ネットで見ると「森の中のステージで演奏等をしてみませんか?」と。利用者募集! 発表会に、練習に、コーラスに、演奏に、演劇に、舞踊に森のステージを利用してみませんか?と。野外ステージステージ:半径7mの半円形(屋根下に移動式の机あり)利用料金:無 料利用時間:9:00 ~ 16:00野外ステージから、中央口の「森の民話館」「公園管理事務所」があるせせらぎ広場に向かって、下りの森の小道、もりの道があるがここで引返すことに坂道を上るまだ開花前のシャクナゲもあったが尾根のさんぽみちへの坂を上る順礼峠のとうげの広場にあったこのBOXは?東京から訪れていたワンちゃんもはしゃぎまわっていたヤマビル退治の・・・・・「塩BOX」順礼峠から北口駐車場に向かってさくらの道を下る。道路は桜並木に覆われ開花時は最高では左下に、さくらの園がありBBQも楽しめる16:00さくらの下には咲き終わったシャクナゲこのあと一般道を走り自宅には、17時に到着。次回は愛車のリンちゃんでの行動範囲距離であるので訪れるか。アジサイも良いとか!、ただしヤマビル対策をして。 END
2021.06.13
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ツツジ満開のあつぎつつじの丘公園の散策を続ける。4月27日(火) 14:05遊水池の西側の斜面に植えられた、ヒラドツツジ(白):平戸躑躅遊水池の北側の堤防には、ヒラドツツジ(白)が満開、手前と奥はオオムラサキツツジオオムラサキ:大紫色々なツツジを交雑し育成したといわれる。花は大輪で丈夫で耐寒性が強い。花色は紅紫、常緑ズームアップオオムラサキツツジが一面に咲く遊水池に東側の遊歩道後方の高台は展望広場、森のステージ下側にアケボノツツジ、上段にオオムラサキツツジが満開、右側はヒラドツツジ(赤・白)西の斜面を振り返る下段:手前からオオムラサキ、ヒラドツツジ(赤)、上段:アケボノ、ヒラドツツジ(白)後方にはサクラ並木、建物は「しんきん情報システムセンター」ツツジは香りがしないので、またミツバチも見かけなかったが西側遊水池遊水池の北側へ移動、素晴らしい光景が広がる遊水池の堤防から南方向を望む正面の森は交流の森左下は、庭園風のつつじ散策道遊水池の堤防にはベンチがあり休憩する人も。堤防にはヒラドツツジが咲く北側の庭園風のつつじ散策道を見下ろすリュウキュウツツジリュウキュウツツジ:琉球躑躅キシツツジとモチツツジの交雑といわれる。花は大形、丈夫で寒さに強い。花色は白ツツジの花が見頃を迎えるのは、例年4月中旬から5月上旬にかけて。公園内にはさまざまな品種のツツジが植えられていて、早咲きのものから順に見頃になっていく。まず、ヤマツツジやキリシマツツジが咲き、次いでヒラドツツジやオオムラサキツツジ、アケボノツツジなどが続く。北側の庭園風のつつじ散策道へ下りるズームアップ既に花時期を終えたキリシマツツジキリシマ:霧島江戸初期に主に江戸で改良したといわれる。現在、久留米、深山霧島系に発展。花形、花色が異なる。半常緑手前に、リュウキュウツツジ、後方にヒラドツツジ(白)が広がる純白のヒラドツツジ前回訪問した時は下草を除去しておられたが庭園風のつつじ散策道を歩く。この辺りは、キリシマツツジだが花の時期は既に終了堤防北側の散策路この辺りのツツジは咲き終わり堤防上に上がり、西側エリアを望む多目的広場下のオオムラサキ、ヒラドツツジ東側の遊歩道を南へ向かう遊歩道沿いにオオムラサキが咲く遊水池の東側斜面に、オオムラサキ、アケボノツツジが咲く。木にはヤマボウシの名札遊水池周りにツツジが広がるズームアップ遊水池の南東方向から北側の堤防を望む風がなければ湖面にツツジが映えるのであろうが遊歩道には「12 緊急時連絡先」の立札つつじの丘へ登り、北方向の多目的広場を見下ろすつつじの丘から南側第1駐車場を望む。周りにはオオムラサキツツジの絨毯が広がるつつじの丘にある木柱には、「厚木市制五十周年記念 友好の花 オオムラサキツツジ」 平成17年(2005) 2月6日記念植樹 厚木市木柱の裏面には、アメリカ:ニューブリテン市、中国:揚州市、韓国:軍浦市秋田県横手市、埼玉県狭山市、北海道網走市入園料、駐車料金が無料のため、南側第1駐車場には多くの車が駐車オオムラサキ、ヒラドツツジが咲くツツジの種類が今一わからずつつじの丘のオオムラサキの中を散策する観光客14:36あつぎつつじの丘公園の南側第1駐車場からつつじの丘を見る。約1時間の散策で、あつぎつつじの丘公園を後にし近くにある七沢森林公園へ向かうことに — 続く ー
2021.06.12
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訪問してから既に1ヶ月を過ぎ、ツツジも咲き終わっておりますが、4月16日(金)に続日本100名城 滝山城の帰りに立ち寄っているが、その日から10日も過ぎツツジが見頃であろうと思い、4月27日(火)の午後義兄を誘って車で訪れた。自宅から21km、自転車で1時間半の範囲であるので愛車のリンちゃんでの行動範囲であるが。4月27日(火) 13:36あつぎつつじの丘公園(上古沢緑地)所在地:神奈川県厚木市森の里青山23園内には、南側第1・南側第2・北側の3箇所に約150台分の駐車場を完備している(無料)。施錠時間については、次のとおりです。開 錠:午前8時30分閉 錠:(夏季:4月から9月)午後6時30分、(冬季:10月から3月)午後5時30分南側第1駐車場に車を止め園内へ、建物は「しんきん情報システムセンター」あつぎつつじの丘公園は、神奈川県内最大規模のツツジの名所です。公園内には52,000本のツツジが植栽されています。例年、4月下旬から5月上旬が見ごろです。ここをリンク願います 👉「あつぎつつじの丘公園」あつぎつつじの丘公園公園全体につつじが植栽され4月末から5月上旬に開花、その中を散歩に最適な遊歩道が整備されています。つつじの丘周辺では、あたり一面をつつじの花に囲まれ、また奥に位置する遊水池周辺では斜面に広がるつつじの眺めが壮観です。遊歩道はその時期以外でも緑豊かな自然に囲まれ、湧水池や展望広場、自然散策道など四季を通して自然とふれあうことができます。ツツジの主な種類は、 ① ヒラドツツジ(白)、② ヒラドツツジ(赤)、③リュウキュウツツジ、④ キリシマツツジ、 ⑤ アケボノツツジ、⑥ ヤマツツジ、⑦ オオムラサキ つつじの植栽エリアが記載されている例年開花のピークになるゴールデンウイークには、多くの来園者が訪れる。しかし、今年の開花は10日位早い状況であった南側第1駐車場から遊歩道を北方向へ進む前回に比べ満開でツツジの絨毯に遊歩道から「つつじの丘」を見上げる多目的広場(芝の広場)の東屋多目的広場(芝の広場)の東側の遊歩道多目的広場(芝の広場)あつぎつつじの丘公園には5万2千本のツツジが植えられており、公園の面積は13.7haある。その園内を埋め尽くすように咲き誇るツツジの景観は壮観。園内は広場が設けられていたり、調整池があったり、高所となった展望所があったりと、変化に富んでいて、散策が楽しいのも魅力になっていると多目的広場から「つつじの丘」を振り返るオオムラサキツツジが満開に後方に見える建物は森の里テクノプラザ多目的広場の西側の遊歩道を北方向へ進む。左側はヒラドツツジ(赤)で鮮やかに咲いていたが、既に咲き終わっていたヒラドツツジ(赤):平戸躑躅昭和中期に長崎県平戸で、色々なツツジを交雑し育成したといわれる。花は大輪遊歩道から、多目的広場、つつじの丘のオオムラサキツツジを振り返る遊歩道を進み、交流の森の休憩所交流の森記念碑の周りにはいろんな種類のツツジが咲く交流の森この交流の森は、かながわ都市緑化あつぎフェアの開催を記念し、神奈川県 県下市町村及び(財)かながわトラストなど、財団の協力を得て、県 市町村の木を植栽したものです。 石碑には、各市町村と、木の名前が刻まれている 平成7年10月14日 厚木市アケボノ:曙 ヒラドツツジの園芸品種上側の花弁に濃い色の斑点、庭木や緑化樹として利用アケボノの花色は淡桃 ツツジ科 花は春キリシマ:霧島江戸初期に主に江戸で改良したといわれる。現在、久留米、深山霧島系に発展色鮮やかな、キリシマツツジの大木を中心に交流の森のツツジ前方に、交流の森休憩所オオムラサキ:大紫色々なツツジを交雑し育成したといわれる。花は大輪、丈夫で耐寒性が強いオオムラサキの花色は紅紫オオムラサキとアケボノツツジの中に交流の森休憩所桜の道に帯状に植えられたヒラドツツジ(赤)既に開花は終わり咲き残りのヒラドツツジ(赤)遊水池の西側の斜面から見下ろすツツジの花が見頃を迎えるのは、例年4月中旬から5月上旬にかけて。公園内にはさまざまな品種のツツジが植えられていて、早咲きのものから順に見頃になっていく。まず、ヤマツツジやキリシマツツジが咲き、次いでヒラドツツジやオオムラサキツツジ、アケボノツツジなどが続くヒラドツツジ(白):平戸躑躅昭和中期に長崎県平戸で、色々なツツジと交雑し育成したといわれる。花は大輪ヒラドツツジ(白)ヒラドツツジ(白)の咲き分けか?花びらも遊水池の周りには、さまざまな品種のツツジが咲き誇る風景は素晴らしいものです手前は、ヒラドツツジ(赤)、後方右:オオムラサキツツジヒラドツツジ(赤):平戸躑躅昭和中期に長崎県平戸で、色々なツツジを交雑し育成したといわれる。花は大輪手前に、ヒラドツツジ(白)、奥に、アケボノツツジヒラドツツジ(白)、奥に、アケボノツツジオオムラサキの絨毯オオムラサキはまだ蕾が満開のヒラドツツジ(赤)の絨毯、後方にヒラドツツジ(白)建物は「しんきん情報システムセンター」オオムラサキ14:03アケボノアケボノ:曙 ヒラドツツジの園芸品種上側の花弁に濃い色の斑点、庭木や緑化樹として利用 — 続く —
2021.06.11
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梅雨入りの前のこの日、天気がよく富士山が見えるであろうと予測していつも訪れている近くの赤羽根地区へ愛車のリンちゃんで出かけた。5月29日(土) 18:48既に夕日は沈み、西の空に残影が残る。田植えも一部は既に終了していた。夏至(6月21日)も近くなり、夕陽は高層集合住宅の「オクトス湘南 茅ヶ崎ヴィスタヒル」へ。この光景に感動、犬を連れた散歩中の方がスマホで撮影していた。田植え前の田んぼへ移動。この辺りは集中豪雨時には遊水地になる。水面に夕日が映える。この地区は遊水地になっているので緑地保全地区に。綺麗に植えられた稲の苗。周りの風景が水面に映える。富士の頂上部が田んぼに映えていた。いつもながらに電柱が景観を損なっている。19:06西の空にはカラスであろうか多くの鳥が舞っていた。 END
2021.06.02
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コーヒー用の水を汲みに鵠沼伏見稲荷神社へ車で参拝。毎朝コーヒ豆を挽きサイフォンで飲んでいるが、水道水に比べまろやかで美味しいので頂きに。4月17日(土) 午後、小雨の中訪れる。鵠沼伏見稲荷神社の鳥居所在地:神奈川県藤沢市鵠沼海岸5丁目11-17国道134号の松波交差点を右折し、引地川に架かる稲荷橋を渡ると左側にある。鳥居の右側に駐車場がありここへ車を駐車して県道へ、松波交差点を振り返る鳥居を潜り太鼓橋へ、正面に拝殿参道から 東側の朱色の鳥居太鼓橋を渡ると左側にある、鳥居の扁額は「鵠沼和貴水」鳥居の奥に在る水汲み場浄財を投入し蛇口から参道の両側に石燈籠正面奥に社殿手水舎フジ棚が綺麗にフジの花も例年より10日以上早く咲いているズームアップ境内の隅でシラン(紫蘭)が咲いていた。シランは4月〜6月にかけて、透き通るような青色や紫色の花を咲かせる植物です。ラン科に分類される植物の中でも育て方が簡単なため「ランの入門用」としても親しまれているシランには「美しい姿」「あなたを忘れない」「変らぬ愛」という花言葉がついている ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4月21日(水) の朝日新聞の朝刊に載った記事この記事を見て、ハマヒルガオを見に行くことに!4月23日(金) 16:15上記の記事を見て、ハマヒルガオを見に23日の午後、愛車のリンちゃんで海岸へ向かった。ハマヒルガオ(浜昼顔、学名Calystegia soldanella)はヒルガオ科ヒルガオ属。海岸の砂地に群生し、日本全土、および世界に広く分布する。つる性多年草。ハマヒルガオの名は、海岸に生えることに由来する。茎は蔓性となり、地下茎は砂中をはう。葉は長柄があり互生し、緑色のハート型ないし腎臓形で、厚く、光沢がある。5~6月には淡紅色で直径4~5cmのヒルガオに似た花を開く。果実は球形で、種子は黒い。茅ヶ崎ヘッドランド辺りの砂浜にもハマヒルガオの群生地があった嫁さんの話では、見ごろは昼過ぎまでであろうと言っていたがまだ綺麗に咲いていた。ハマヒルガオの花言葉は「 賢くやさしい情愛 」で、開花時のやさしいかわいらしい花姿からつけられたのではないでしょうか。 また、ハマヒルガオは7月16日の誕生花です16:25サザンビーチにある茅ヶ崎市のシンボルマーク愛車のリンちゃんを入れ、江の島と撮影16:33新聞に記載された南湖地区茅ヶ崎漁港、遠く江の島南湖地区の海岸に広がるハマヒルガオの群生地砂地から芽を出して花を咲かせているまだ蕾も多い海岸を何気なく歩いていると、薄いピンクの可憐な花が咲いています。それがハマヒルガオ。朝顔にしては開花時期が早く、控えめな色合いで咲いているハマヒルガオ潮風にあおられて咲いている箱根の山並み。ハマヒルガオは海浜植物で、日本だけでなく、アジア、ヨーロッパ、オーストラリアやアメリカの太平洋岸にまで幅広分布している立入禁止の柵もなく、人に踏まれても元気よく砂の中で根を延ばしているのであろう新聞記事によると今年のハマヒルガオは例年より10日ほど早いと。南湖地区は、湘南地方に複数ある群生地の一つ。海岸の浸食は進むが、ハマヒルガオは場所を移しながら息づいているとハマヒルガオは控えめな色合いで咲いているので、今まではあまり気にしなかったが群生して咲いているときれいなものですハマヒルガオはこの一色のみ?根元をズームアップこの先は強風で浸食されサイクリングロードは通行止めになっている南湖地区のハマヒルガオを後にして帰路につく茅ヶ崎海岸の浜辺の植物たち■ ハマヒルガオ (ヒルガオ科) 葡匐性植物となっている。茎は砂の上を這い、毛はなくてなめらか。時に茎が砂に埋もれて 葉だけが出る。葉は腎心形、やや丸くて基部は左右に張り出す。葉はつやのある緑で厚みが ある。長さは2~4cm、幅は3~5cm。 花は5~6月に咲き、淡紅色で、径4~5cm。花柄は葉より長く、葉の上に抜き出て咲く。砂山の上に咲いていた「コウボウムギ (カヤツリグサ科)」茎を砂に差し込んでいるように見えるが■ コウボウムギ (カヤツリグサ科) 砂の中に長く葡匐茎を延ばし、各所から地上へ出る茎を伸ばす。砂の上から見れば、やや間 を開けて砂の表面に葉を出した群落になる。葉は根出状に出て、黄緑色でつやがあり、厚み があって硬く、先端へと細まって巻く。葉の緑にはざらつきがある。 比較的よく発達した砂浜でしか見かけることが少ない。一見雑草だが他にも次の植物が咲く■ ハマボウフウ (セリ科)■ ハマゴウ (クマツヅラ科)茅ヶ崎海岸の浜辺の植物たち■ ツルナ (ツルナ科) ■ ハマニガナ (キク科)■ ハマエンドウ (マメ科) ■ ビロードテンツカ (カヤツリグサ科)16:55茅ヶ崎市中海岸 柳島 1.7km ⇔ 鵠沼海岸 6.0kmサイクリングロード脇に鎮座する、船玉大明神船霊(ふなだま)とは、海の民が航海の安全を願う神で船玉とも表記するその脇にハマナスが咲いていたズームアップ17:05国道134号の茅ヶ崎駅南口入口交差点から雄三通りを北上。鉄砲道と交差する東海岸会館前交差点に新設された、加山雄三のモニュメントYUZO KAYAMADEBUT 60 TH ANNIVERSARY 東海岸商店会 2021年4月「海 その愛」の歌詞が刻まれているなお、本日12:00に、現在の『湘南海岸(茅ヶ崎)の浜辺の植物たち(撮影日:5月12日)』ハマヒルガオをアップしますので、合わせて訪問のほどよろしくお願いします。まだ楽しませてくれますので是非訪れてください! END
2021.05.14
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成就院で”なんじゃもんじゃ”を見た帰りに、大山街道(田村通り大山道)の一部を走る。旧東海道の大山道の起点「四ツ谷不動尊(田村通り大山道入口)」ここからの田村通りは大山道の中で最も主要とされ、起点の藤沢四ツ谷に置かれた石造の「一の鳥居」は、万治4年に木造で設置された後、昭和35年に大改修された。所在地:神奈川県藤沢市城南1丁目1四谷不動(大山道標)東海道と大山道が交差する四谷辻に建てられていた道標で、大山不動尊の下、正面に「大山道」、両側面に「これより大山みち」とあります。延宝4年(1676)に江戸横山町の講中が建てたものです。堂外の道標が初代のもので、万治4年(1661)に江戸浅草蔵前の講中によって建てられたものです。江戸時代を通じて、江戸町人の大山参詣が盛んでした。四谷辻には多くの茶屋が立ち並び参詣客を誘いました。今でも7月1日の大山開きには、四谷町内会の年中行事として、辻堂元町の宝珠寺の住職のもと護摩供養が行われています。 平成5年2月 藤沢市教育委員会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4月23日(金) 11:18県道404号線(小出県道)の高田交差点を左側に入り県道44号線を東へ進む。この通りは県道44号線の伊勢原藤沢線(田村通り大山道)であるが狭い。前方は「熊野神社」の森熊野神社(くまのじんじゃ)所在地:神奈川県茅ヶ崎市高田1丁目10-44茅ヶ崎市高田の鎮守社で、大岡忠相の父が徳川将軍から拝領された地で熊野大神が奉られています。現在の社殿は昭和2年に建てられたものです。敷地内には日枝神社(山王社)があります拝殿の扁額「熊〇社」拝殿右側にある稲荷神社由 緒元和3年森武右エ門が一族狼徒を連 高田に土着をし屋敷内に京都伏見稲荷大神系の秦野大泉に鎮座する白笹稲荷神社の分霊を勧進建立をしたの始です。その後、同屋敷内に紀州熊野本宮を分霊し熊野神社を建立をして、その機会に同屋敷を分割をして熊野神社境内社として現在に至ている。当然今の社殿は当時の物とはちがいます。森家を始め高田人々の篤い信仰を受けて、大切に保存されています。 令和三年初午 森 久雄謹書正一位○○稲荷大神白笹稲荷大神高田総鎮守 熊野神社高田の鎮守熊野神社は、万治元年(1658)に高田村の領主大岡氏が紀伊国熊野本宮より遷祀された神社で、熊野大神が奉祀されております。慶長8年(1603)に大岡兵蔵(忠吉公)が、高田村のうちで160余石を徳川将軍より賜わり、爾夜、明治維新に至るまでその子孫の采地であったのです。熊野神社を創建されたのは大岡隼人(忠高公)で、越前守忠相公の父君にあたる方です。現在の社殿は、勿論当時の建物ではなく、昭和2年に高田総氏子によって新築されたものです拝殿の左に「日枝神社」当社は、享保5年(1720)に大岡氏が、近江国東坂本の山王大権現を分祀された神社で、祭神は大山昨命であります。昔の社殿は、山王山と稱する丘陵上に建てられていて、そこは青々と松が茂り、高田耕地を眼下に見下す景勝の地でありましたが、後に、熊野神社境内に移されたものです。現在の社殿は、昭和47年に新築された建物です日枝神社の扁額「山王社」拝殿と右に神輿殿拝殿の右奥には、庚申塔、地神塔、太白金星大金神田村通り大山道沿いには数基の墓石一番手前は「元禄十四年七月 吉日」と熊野神社から大山街道を東へ進み直ぐ右側にあるお寺街道沿いの石柱には「日蓮宗 本在寺」日蓮宗 本在寺(ほんざいでら)所在地:神奈川県茅ヶ崎市高田1丁目7-38立派な山門手前に駐車場がありここへ駐輪して境内へ山門を入ると正面に本堂本尊は十界曼荼羅本尊本堂の扁額「○○山」本堂前から山門山門左に立つ、日蓮聖人之像本在寺前から大山街道を振り返る。街道正面に熊野神社街道を進むと「赤羽根六地蔵堂」所在地:神奈川県茅ヶ崎市赤羽根毛糸の帽子を被り一、地獄道、二、餓鬼道、三、畜生道、四、修羅道、五、人道、六、天道広場に「大山街道句碑」添田唖蝉坊、杉﨑鳥花句「春風や いそがぬ人の そでを吹く」「密会の かなしみを泣く 蛍かな」 添田唖蝉坊は、明治大正期の演歌師で名は平吉。神奈川県大磯の生まれで一時茅ヶ崎に住んだ赤羽根六地蔵堂から大山街道(田村通り大山道)の西方向を望む。昔は天気が良いと富士山が見えたのであろう大山街道(田村通り大山道)を東へ進み「神明大神の参道入口」右側は「水越家の長屋門」大山道が通る赤羽根の神明大神の参道前には、樹齢400年以上と思われる大ケヤキがあります。この部分の道幅は約3.6メートルあり、天保12年(1841)にまとめられた『新編相模国風土記稿』にある「道幅約2間」に一致しています。かつての大山道を偲ぶことができる貴重な場所です。しかし根元は車等で疲れてきているようだが養生は?水越家の長屋門神明大神社 一之鳥居所在地:神奈川県茅ヶ崎市赤羽根468大山街道(田村通り大山道)に建つ鳥居、神明大神へはここから参道を約200メートルほど進む参道には杉林があるが近くに住宅ができ徐々に伐採右側に鐘楼鐘 楼梵鐘の下には鉄柵で安全確保鐘楼、一之鳥居を振り返るここまで自転車で来る高架橋の向こうに神明大神新湘南バイパスが境内を横切るように建設されたため、下にも道路があり歩道橋を渡り境内へ。昭和63年(1988)3月に完成した神明歩道橋神明歩道橋の上から東方向を望む。この辺りには20年以上前に惜しまれて閉店した、カラフルな田代ラーメンの店舗が残っている。また、下の一般道には参宮橋があるとのことで次回確認したいものです後日確認した、20年以上前に惜しまれて閉店したカラフルな田代ラーメンの店舗であろうか。外から見るとライトが点いていたが。昔、現横浜ベイスターズの田代内野手が経営した店神明大神の二之鳥居手水舎と拝殿鶴嶺八幡宮が兼務、神職不在の神社拝殿の右側に神輿殿 境内が広い赤羽根神明大神 掲示板祭 事一月 元旦祭七月 浜降祭(海の日)九月 例大祭(第三日曜日)神明大神社 一之鳥居と大ケヤキ道路が狭いので大型車は進入禁止になっている県道44号線(田村通り大山道)県道44号線(伊勢原藤沢線:田村通り大山道)の室田小学校正門交差点大山街道(田村通り大山道)から南へ200メートルほど入りバス道へ道祖神昭和三十三年正月十四日 室田部落講中八王子神社(室田)の鳥居所在地:神奈川県茅ヶ崎市室田1丁目13-35鳥居の扁額「八王子神社」八王子神社拝殿奥に神輿殿拝殿の左の脇障子には龍の彫り物拝殿の右の脇障子拝殿から鳥居を見下ろす県道44号線(田村通り大山道)に戻り街道脇に「松林村役場跡」県道44号線(伊勢原藤沢線:田村通り大山道)を東へ進む。左上は新湘南バイパスの高架かつては数件のスナックが経営していたが、現在は一軒のみ。この辺りは、茅ヶ崎市菱沼1丁目ジャーマンアイリスが咲いていた END
2021.05.13
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地元タウンニュースに記載された記事を見て訪れた。場所は茅ヶ崎市内の成就院。今年はすべての花の開花が早いので、既に咲き終わっておりますが。4月23日(金) 地元タウンニュース『絶滅危惧の白い花咲く』、通称「ナンジャモンジャの木」学名は「ヒトツバタゴ」で通称 ” なんじゃもんじゃ ”。ヒトツバタゴはモクセイ科の落葉広葉樹。国内では自生地が限られ、絶滅危惧種の指定を受けている。同院では平成15年(2003)に移植された。今年は10年前に同木から株分けした若木も花をつけ、境内を一層華やげている。今年は例年より開花が早く、4月末頃まで楽しめる予定と4月23日(金) 10:20高野山真言宗 甘沼山成就院所在地:神奈川県茅ヶ崎市甘沼473成就院は花の寺として知られ今年ももう何度も訪れている本 堂タウンニュースに載ったため多くの人が訪れていた本堂前には鉢植えのナンジャモンジャの若木。タウンニュースの記事では、「10年前に同木から株分けした若木も花をつけた」とあったが、寺関係者の話では種が硬いので種を割り育てたと花をズームアップこの花びらを見ると確かに「なんじゃ?」に境内に植わっていたこの樹も「なんじゃ?」寺関係者に聞くと「クロロウバイ」と、帰宅後ネットで調べると、「クロバナロウバイ」。学名:Calycanthus floridus和名:ニオイロウバイ科名 / 属名:ロウバイ科 / クロバナロウバイ属特徴は、クロバナロウバイは、香る濃緑色の葉、多数の花弁からなるチョコレート色の甘く香る花が特徴です。樹高は1mほどにしかならず、多数の枝を出して茂るので、宿根草花壇のアクセントに植えてもよいでしょう。変種のアメリカロウバイ(Calycanthus floridus var. glaucus)は、クロバナロウバイに似ていますが、全体に大型で、葉裏に毛がなく、花の香りが弱いことで区別できます。いずれも栽培は容易で、寒さにも強く、毎年よく花をつけます。クロバナロウバイ属は、4種からなる小さなグループで、北アメリカに分布する落葉低木です。1980年代にイギリスへ初導入された中国原産のナツロウバイ(Sinocalycanthus chinensis)に近縁で、属間の交配種も作出されています(x Sinocalycalycanthus)。分類学者によっては、ナツロウバイをクロバナロウバイ属に含めることもありますと。匂いは感じられなかったが本堂右手から墓地へ進むと前方に、雪が積もったような不思議な木が出現ズームアップまさに木の上に白いものが覆いかぶさり木の一部をズームアップすると境内には一本のなんじゃもんじゃが聳え高さは10メートルほどか風下に立つといい香りがしていた木の根元には「なんじゃもんじゃ」の石柱ナンジャモンジャの木の横にはテントを張り休憩用にテーブルも設置テント内に置かれていたパンフレット。昔、関東地方ではその付近で見られない大木や珍しい樹種を ”なんじゃもんじゃ” と総称したようです。例えば、海老名市有馬のハルニレ、千葉県佐原市の神崎神社の大楠、筑波のあぶらチャン、山梨県鶯宿峠の両面檜なども、その名前でよばれています。成就院の”なんじゃもんじゃ”は、”ヒトツバタゴ”で、木犀科に属する落葉高木、梣(トネリコ)の木の仲間です。ヒトツバタゴの代名詞が ”なんじゃもんじゃ” として認知されたのには、東京青山の六道の辻にあった、別名「六道木」とよばれたヒトツバタゴの存在があります。大正13年、白井光太郎博士(元帝国大学教授 木草学者 植物学者)のご尽力により、天然記念物の指定を受け保護された、樹齢百数十年の大樹でありました。この木は昭和8年惜しくも枯れましたが、白井博士は名木の子孫を遺す努力をされ、当院の木もその一樹であります。ヒトツバタゴの名称は江戸時代の植物学者、水谷豊文が尾州二ノ宮山中でこの木を発見し名づけたものと伝えられ、国内では愛知、岐阜、対馬に自生しております係員の人と話をすると「このナンジャモンジャの木の樹齢は70年以上」となんじゃもんじゃの奥には「ハンカチの木」既に咲き終わっていたが一部残っていた。白の部分は葉であるナンジャモンジャより10日位早く咲くとのことここにもクロバナロウバイ黄色のロウバイは見たことがあるが墓地奥に在る、聖観世音菩薩境内墓地から南方向の新湘南バイパス高架橋樹木葬墓地からのナンジャモンジャの木ズームアップ墓地の片隅に植えられている墓地の西から撮影。パンフレットによると、5月初めの頃から白い清楚な花が咲き始め、満開の頃は、花嫁の綿帽子のように葉を被い、可憐に華やぎますとズームアップ30分程滞在したがタウンニュースを見て次から次と訪問者が続く駐車料金、入園料も無料せめてお賽銭ぐらいのお金を徴収してはと思うが一旦帰路についたが、本堂前で寺の関係者と話をしメスの木の存在を知り引き返す。花を咲かせているのはオスの木だと、左奥にメスの木があると。オスより小振りな「メスの木」であるメスの木はオスより遅く咲き花も少ないと確かにオスに比べ花数が少ないナンジャモンジャに、オスメスの木があることを初めて知る木の合間から富士山が見えていた成就院の北側の丘にはスリーハンドレッドクラブがありここと同じような写真で鉄塔が邪魔ズームアップメスの木の前からオスの木を望むオスの木は花数が多く雪が積もったようだ女性の訪問者が多く、中には樹木葬の下見で夫婦づれも本堂前にはナンジャモンジャの若木境内の隅には石墓群本堂左側(西)の枝垂れ桜は既に咲き終わっていた11:10手前右に「十三層塔」と「奉建者名」の石柱例年だとGW後半でも大丈夫だが、今年は10日ほど早いのでもう花は終わっているであろうか。 END
2021.05.12
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続日本100名城の滝山城の帰りに、新聞情報等で知っていた「あつぎつつじの丘公園」へ立ち寄る。カーナビの案内が「厚木市公園緑地課」で市内の事務所になっていたので、途中からスマホの案内に変更して到着した。4月16日(金) 13:00あつぎつつじの丘公園(上古沢緑地)所在地:神奈川県厚木市森の里青山23 北駐車場南駐車場ヘ行くつもりであったが、スマホの案内で北駐車場へ到着 ■■■駐車場利用時間■■■ 午前8時30分から 夏期( 4月~ 9月) 午後6時30分 閉場 冬季(10月~3月) 午後5時30分 閉場 時間を過ぎますと、施錠され車両等を出すことができませんのでご注意ください。 厚木市公園緑地課 046-225-2410(直通)カーナビはこの電話番号にしていたあつぎつつじの丘公園名 称:あつぎつつじの丘公園(上古沢緑地)概 要:公園全体につつじが植栽され、4月末から5月上旬に開花し、その中を散歩に最適な遊歩 道が整備されています。つつじが丘の丘周辺では、あたり一面をつつじの花に囲まれ、 また奥に位置する遊水池周辺では斜面に広がるつつじの眺めが壮観です。遊歩道はその 時期以外でも緑豊かな自然に囲まれ、湧水池や展望広場、自然散策道など四季を通して 自然と触れ合うことができます。面 積:13.7ha駐車場:南側第一駐車場103台・南側第二駐車場10台・北側駐車場34台つつじの植栽エリアMAPの中でツツジの区分けがあるが少し解りずらい神奈川県最大級のツツジの名所「あつぎつつじの丘公園」は、4月中旬から5月上旬にかけて約5万2千本のツツジが開花します。まず最初に咲くのは、ヤマツツジやキリシマツツジです。次に、ヒラドツツジ、アケボノツツジ、リュウキュウツツジ、オオムラサキツツジが咲きます。数週間にわたり、種類の違うツツジが咲き誇り、色とりどりの絶景で、来園者の目を楽しませてくれます。次々と咲く様子は、まさに壮観。赤、白、ピンクの花のじゅうたんは、厚木市の誇る絶景のひとつですと庭園風のつつじ散策道。この辺りは遊水池の堤防斜面につつじが植栽されている。園内にはいろんなつつじが植えられており満開にはこれからか赤いキリシマツツジつつじの中で雑草を抜く作業員の方々北駐車場を見下ろす奥に位置する遊水池周辺では斜面に広がるつつじの眺めが壮観である。下に「東側遊水池」がある遊水池の東側の緩い坂を上るヒラドツツジ(白)見上げるが空は曇り空ズームアップ東側遊歩道に咲く、オオムラサキツツジ(大紫)オオムラサキ(大紫)色々なツツジを交雑し育成したといわれる。花は大輪、丈夫で耐寒性が強い多目的広場(芝の広場)の西側に咲くつつじ手前が、アケボノツツジ、奥に赤いヒラドツツジ鮮やかなヒラドツツジ(赤)アケボノツツジと右側は多目的広場緩い坂を上り、南側第1駐車場手前はつつじの丘のヒラドツツジまだ蕾が多いズームアップ南側第2駐車場出入口ここまでの緩い坂道はケヤキ並木あつぎのつつじの丘公園(上古沢緑地)南側第2出入口駐車場ここ南口出入口が一番高地で北口が一番低地になる公園内の雨水マンホール蓋。市の木モミジをデザイン化し、中央に厚木市の市章、下部に「うすい」の文字つつじの丘、右が南側第1駐車場で一番広いつつじの丘にあるモニュメント厚木市制50周年記念 タイムカプセル【輝け響け未来へあつぎ50】厚木市及び友好都市所在地略図 中国揚州市:約1920km、韓国軍浦市:約1130km、 網走市:約1040km、秋田県横手市:約445km、埼玉県狭山市:約46km アメリカ ニューブリテン市:約5630km設置:2006年3月 開封予定:2055年厚木市・厚木市制50周年記念事業実行委員会刈り込まれたつつじもこれから見頃にあつぎつつじの丘公園の東に広がる傾斜地南第1駐車場駐車場の無料がいい、また各駐車場にはトイレ施設が設置されているヒラドツツジ(赤)昭和中期に長崎県平戸で、色々なツツジを交雑し育成したといわれる花は大輪山フジが咲く南第1駐車場からつつじの丘満開にはもう少し南第1駐車場からつつじの丘満開にはまだ先か?交流の森記念碑ヒラドツツジ(赤)にクロアゲハが舞うズームアップ交流の森記念碑この交流の森は、かながわ都市緑化あつぎフェアの開催を記念し、神奈川県 県下市町村及び(財)かながわトラストみどり財団の協力を得て、県市町村の木を植栽したものです。 平成7年10月14日 厚木市雨が降り出し急いで駐車場へと向かう山の斜面につつじで似顔絵これは厚木市のキャラクター「あゆコロちゃん」があしらわています。あゆコロちゃんは厚木のご当地グルメであるシロコロ(ホルモン)の豚と名産の鮎を組み合わせたゆるキャラですと鮮やかな色のヒラドツツジ(赤)この辺りも満開時が楽しみだがオオムラサキツツジとの混植この花は「オオムラサキ」であろうが他種との違いが分かりずらい西側湧水池辺りから遊水池を望む。満開になるとどのような光景になるのか遊水池の北側に、赤い「キリシマ」が咲く。キリシマは江戸初期に主に江戸で改良したといわれる。現在、久留米・深山霧島系に発展純白の「リュウキュウツツジ」リュウキュウツツジ(琉球躑躅)キシツツジとモチツツジの交雑といわれる。花は大形、丈夫で寒さに強い雨の中作業ズームアップ北駐車場へ戻る13:40南方向の庭園風つつじ散策道を振り返る。満開時期に再度訪れたいと思いながら後にする公園は緩い傾斜地にあり約40分の散策であったが満開にはまだ早かった。公園内には広場もあり弁当持ちで家族で楽しめる。帰路は一般道を走り15時前に到着、走行距離は120km。今日一日、途中食事もせず水も飲まずの歩数は、久しぶりに1万歩を超えた。 — END ー
2021.05.11
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孫たちが来るとのことで自転車も持参させ、4人で湘南サイクリングロードを走り江の島へ。4月3日(土) 13:30出発時のバッテリー残量は 100%で走行可能距離(ECOモード)は 94km。13:50当初、茅ヶ崎の海岸までを予定していたが東へ向かう。私だけは電動アシスト自転車のため楽だがこの日はサイクリングロードに堆砂がなく走りやすかった防砂柵には砂がたまる14:30江の島弁天橋を自転車を押して進むこの日は土曜日の午後で人が多かった橋のたもとの「湘南港北緑地広場」へ駐輪して江島神社へ。黄色の線はこれから移動するルート江の島弁財天仲見世通り入口の青銅の鳥居江の島弁財天仲見世通りにはみやげ店や食事処が並ぶ。ここ「あさひ本店」はいつも列を成している瑞心門前の鳥居瑞心門からの江の島弁財天仲見世通り後方は江の島大橋、片瀬東浜海水浴場瑞心門の上にある、福石、江の島弁財天道標、杉山和一総検校像杉山検校(けんぎょう)の銅像、検校が建てた江の島弁財天道標。銅像は生誕410年の記念に藤沢市鍼灸・マッサージ師会などが計画し建立された。道標は、藤沢宿から江の島に向かう4キロの間に道順を示すために置かれた道標の一つである。杉山検校が48基寄進したとされ、市内にある11基が藤沢市指定文化財となっている江島神社(辺津宮)下にある手水舎花で飾られていた江島神社(辺津宮)辺津宮(へつのみや)・中津宮・奥津宮の三宮を総称して江島神社と呼ばれている。それぞれに3姉妹の海の守護神が祀られて、芸道上達のご利益があることで知られる辺津宮は参拝客でいつも列を成している左は「奉安殿(ほうあんでん)」裸弁財天(妙音弁財天)・八臂(はっぴ)弁財天。江の島弁財天は、安芸の宮島、近江の竹生島と並び、日本三大弁財天の一つに数えられるほか、七福神の紅一点としても人々の信仰を集めています辺津宮から中津宮への途中にある花壇江の島ヨットハーバーを見下ろす。今年の東京オリンピックの会場だが・・・・・江島神社(中津宮)15:08御岩屋道通りを下り「山二つ」。江の島をちょうど二分する境となっていることから、俗に「山ふたつ」といわれています。断層に沿って浸食された海食洞が崩落したことで「山ふたつ」が出来たともいわれています山二つの下の岩場には釣り客御岩屋道通り沿いには食事処が並ぶ。映画のロケ地となった「江之島亭」。所在地:神奈川県藤沢市江の島2丁目6-5店先には海鮮料理を求めて江之島亭当店を舞台に「寅次郎あじさいの恋」の撮影が行なわれたのは昭和57年(1982)。いまも、お座敷は当時のままです。マドンナ役はいしだあゆみさんでした。当時を偲びつつ、おいしいお食事のひとときをお過しくださいませ江島神社(奥津宮)の「伝 頼朝寄進の鳥居」江島神社(奥津宮)の手水舎江島神社(奥津宮)八重桜が咲くズームアップ色違いの八重桜(日陰)稚児ヶ淵への途中右側にある「高木蒼悟の句碑」。写真は、稲村ガ崎からの江の島、富士山句碑「夏富士や晩籟神を鎮しむる」高木蒼悟の句碑高木蒼悟は江島神社の宮司で、俳諧の研究者でした。著書の「俳諧人名辞典」で文部大臣賞を受賞したことを記念して、当時の江島神社宮司相原直八郎が昭和36年(1961)に建立したものです。江の島には春の句が多いなかでは異色であり、 夏富士や晩籟神を鎮しむる ※ 晩籟・・・・・・夕方の風の音の意味 の句が刻まれています15:25高木蒼悟の句碑の向かい側にある「江ノ島 魚見亭」所在地:神奈川県藤沢市江の島2丁目5-7150年余りの歴史があり、海を見ながら食事ができるカウンター席は特等席。鮮度バツグンのシラス料理のほか、種類豊富な魚介のメニューが揃う。ここから階段を降り稚児ヶ淵へ魚見亭から階段を降り稚児ヶ淵への途中にある「冨士見亭」。所在地:神奈川県藤沢市江の島2丁目5-5創業当時から変わらないのは、店から眺める絶景。1日の中でも特に美しいのは夕暮れ時だとか。料理と一緒に景色も楽しめる店である稚児ヶ淵への階段の一番下にあるお食事処の「見晴亭」。所在地:神奈川県藤沢市江の島2丁目6-22階段を下り、芭蕉の句碑他が並ぶ場所から、稚児ヶ淵を見下ろす江の島 べんてん丸 ・小田急 ・江ノ電 ・モノレール 方面 本日出航稚児ヶ淵と江の島弁天橋間を運行する遊覧船。所要時間は片道10分で片道400円。江の島岩屋方面へ直接アクセスでき、クルージングも爽快。乗り場は江の島弁天橋と稚児ヶ淵の2カ所。不定期運航のため要問合せ(片瀬江の島観光案内所 0466-24-4141)15:29江の島岩屋の橋は行列。最後尾の係員に聞くと「入場には約30分待ちです」と稚児ヶ淵の岩場。今年1月30日に「藤沢の七福神めぐり」で来た時は岩場まで海水が来ていたが今日は干潮?富士山が見えず残念岩場から岩屋への橋を見上げるこの日は土曜日で観光客も遊覧船で観光15:37帰りの急な階段を考えると「江の島 べんてん丸」に乗船する手もあったが、到着後江の島弁天橋を渡り駐輪場まで戻る必要があるので歩くことにする。右上にはトイレがあるこの急な階段は何段あったのか、階段の途中に「見晴亭」「冨士見亭」がある15:42階段を上り終えると「江ノ島 魚見亭」。営業時間:10:00 ~ 18:00(日没後30分)、ここで一服して夕陽を見るのも最高江島神社(奥津宮)15:54あさひ本店 頂上店 ” 丸焼き たこせんべい ”タコ2~3匹を高温の鉄板で1トンの圧力をかけてプレス。アツアツの香ばしいせんべいを求めて店頭に長蛇の列ができるのだが、この時間は珍しく並んでいなかった亀ヶ岡広場からの江の島シーキャンドル途中にある広場には桜が咲く江の島弁財天仲見世通りにはまだ多くの観光客” 丸焼き たこせんべい ” の「あさひ本店」前には行列いか丸焼き 800円と高くなったものだがいい香りがする。焼きホタテ(2個入り) 1,300円 いろんな丼物、定食メニュー。本日の定食 1,500円、金目鯛煮付定食 2,200円、穴子丼 1,700円、まぐろかま煮定食 1,800円、海鮮丼 2,200円、地魚定食 3,000円 と高価16:19湘南港北緑地広場の桜オオシマザクラは満開藤の花も咲き始めている16:40サイクリングロードを帰る。富士山が見れなかったのが残念17時に自宅へ到着。帰宅時のバッテリー残量は 90%で走行可能距離(ECOモード)は 79km。よって、今日の走行距離は、94ー79=15km、歩行数は8,300歩でした。 — END ー
2021.04.27
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3月中旬の市内の花を追う。今年は地球温暖化の影響か?桜の開花も例年より10日以上早い。新型コロナウイルスが治まらない中外出自粛も解除されたが、各人の感染対策を。3月17日(水) 15:00今日は愛車の「リンちゃん」で「氷室椿庭園」訪れました。氷室椿庭園は3月10日に続いての訪問で、ブログも連続でのアップとなりますがご容赦を、ツバキの開花も例年より早いようです。正門を入ると駐輪場、椿庭園の入園料は無料。ツバキのフレークランドピンクがまだ満開屋敷内のツバキ氷室雪月花(ひむろせつげっか)氷室雪月花氷室雪月花は一重咲きで、中輪、白や淡桃色地に紅色の絞り出羽大輪吹上長者品種は?品種は?ツバキに付けられた名札相模車(さがみぐるま)かりぎぬ中部四海波曙みやこどりみやこどり光源氏光源氏赤が鮮やかなツバキ15:27大唐子約30分間の氷室椿庭園でした。3月18日(木) 14:00この日は、車での寒川神社への途中、我が墓地へ立ち寄る。湘南公園墓地(茅ヶ崎霊園)所在地:神奈川県茅ヶ崎市下寺尾542駐車場からの礼拝堂墓地内のソメイヨシノ開花し始めていたまだ二分咲きか墓地横から富士山が見えるのだがこの日は花曇り。小出川沿いの桜もまだつぼみが硬い14:11花桃は咲き始め14:28相模国一之宮 寒川神社所在地:神奈川県高座郡寒川町宮山3916車は、寒川神社西側の駐車場(無料)へ止めて参拝。寒川神社の手水舎神 門正月は毎年違う飾り付けがあるが3月では古いおふだ・お守りなどを納める「納札殿」横浜緋桜(よこはまひざくら)ズームアップ横浜緋桜 バラ科サクラ属 落葉高木ヤマザクラの変種の兼六園熊谷と寒緋桜との交配種です。赤みが強く、一重咲神門と大きな狛犬神門左におみくじのしめ縄神門を正面から寒川神社拝殿町のほぼ中心に位置する寒川神社は、846年には公の記録が残されている由緒ある神社です。年間を通じてさまざまな行事が行われ、町の内外を問わず多くの人が訪れますと拝殿の飾り拝殿前から神門遅ればせながら神符守札を購入しました。正月も大部過ぎ縮小されていましたがまだありました御神門の開閉について境内管理上祭礼及び行事を除き左記時刻以外は閉門させて頂きます。開閉時間 午前六時より日没迄山門から参道を臨む。以前は砂利道であったが石畳に神門右側に、八方除御祈念受付、社務所八方除御祈念受付14:40寒川神社を後にする3月20日(土) 16:10愛車のリンちゃんに乗り、スリーハンドレッドグラブの枝垂れ桜を愛でに訪れる。15日にも訪れているがまだ満開で見頃クラブハウスの前の枝垂れ桜が満開。関係者以外中へ入れないので樹齢はわからないが、門前で撮影多くの支柱が取り付けられているクラブハウス入口著名人が訪れるので警備が厳しいこちらの枝垂れ桜も自然に形が良くなっているのか16:13クラブハウス周りには少なくとも3本の枝垂れ桜があるが、コース内にはまた別の種類の桜も咲いているのだがズームアップ16:17スリーハンドレッドグラブから自転車を走らせ、ゴルフ場の北側にある「窓月山 浄見寺」へ。浄見寺前の古民家の桜は開花し始めていたソメイヨシノの一部開花の枝近くの畑の芝桜が満開に浄見寺本堂裏の桜は満開になっていた。古木になり上の方は元気がない満開のソメイヨシノ薄黄色のこの花は「トサミズキ」ズームアップトサミズキの花はイヤリングのような花である。花が終わるとハート形の葉がでてくる16:43自宅近くの八重緋寒桜花も終盤になり葉が出てきていた — END —
2021.04.12
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湘南海岸サイクリングロードを走り氷室椿庭園へ向かう。今日訪れたお寺、自転車で走ったルート3月10日(水) 15:38国道134号の浜須賀交差点から湘南海岸サイクリングロードへ戻るサイクリングロード沿いの道路標識海岸には、サーファー、犬を散歩する人15:47500メートルごとに掲げられている15:49菱沼海岸この辺りはいつも台風で浸食被害。一昨年の台風被害の工事も完了、新設なった鉄製と竹製の柵いつもはこの辺りから北上して帰路につくのだが、まだ時間が早いので「氷室椿庭園」へ行くことにする15:55一中前の、ヘッドランドビーチデッキ。中学生が集団で訪れていたがヘッドランドビーチデッキ近くにある公衆トイレ。強風の後はいつもこの辺りには堆砂が積もり、自転車で走りずらい除砂作業に対し感謝!15:57氷室椿庭園はこの辺りから北上 15:59国道134号の茅ヶ崎駅南口入口交差点。氷室椿庭園はこの交差点から雄三通りを北上する16:03氷室椿庭園所在地:神奈川県茅ヶ崎市東海岸南3丁目2-41開園日:月曜日休園 開園時間:9:00~17:00入園料は無料だが、氷室椿庭園は住宅街のど真ん中にあり駐輪場しかないので要注意!茅ヶ崎市 氷室椿庭園この庭園は、平成3年に氷室捷爾さん・花子さんご夫妻のご遺族の方から寄贈されました。夫妻は、植物、特にツバキを好まれ、多くの品種を生み出しました。園内では千本を超えるツバキを育成中です。貴重な庭園を大切にしましょう。 ・楼蘭花(ろうらんか)【氷室種】 ・氷室雪月花(ひむろせつげっか) 千重の唐子咲き 一重咲き 極小輪、桃色 中輪、白や淡桃色地に紅色の絞り ・川 霧(かわぎり)【氷室種】 ・黒 椿(くろつばき) 半八重の平開咲き 八重の抱 ~ 平開咲き 中輪、白色 中輪、黒紅色椿庭園の正門に咲く「フレークランドピンク」フレークランドピンク一見バラのようだが小振りな花をたくさん咲かせる屋敷内のツバキアセビ(馬酔木)台湾寒緋桜椿には名札が付いているので判りやすい敷地内京小町京小町京小町大虹大虹地面に落ちた大きな花柄春の舞春の舞氷室雪月花(ひむろせつげっか)氷室雪月花京小袖純白の「都馬」明石潟緋美児緋美児おいまつエマニエル春の夢春の夢ヤブツバキ白菊純白な「白菊」紅獅子16:30約30分の鑑賞で氷室椿庭園を後にする。16:50自宅へ到着。今日のツーリングの走行距離は、39km、歩行数は約4,000歩、総費用は600円でした。 昨年10月24日から借用した、茅ヶ崎市からの貸出し自転車での最後のツーリングでした。この間鎌倉へは5回神社&寺院を訪れました。 今後は、愛車の「リンちゃん」で各地を訪問予定です。 — END —
2021.04.11
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鎌倉山から下り、県道304号線(腰越大船線)を腰越漁港へ向かう。3月10日(水) 14:02江ノ電が走る、神戸(ごど)橋交差点江ノ電が来るこの先は、江ノ電腰越駅神戸川の向こうに江の島が見える14:03国道134号の腰越橋交差点昼も過ぎているので昼食のため、腰越漁港の「腰越(漁協)直売所」へ向かうためここを左折国道沿いに目的地が見える。腰越(漁協)直売所の前に駐輪場がないので、腰越漁港へ入り駐車場横へ駐輪。係員から「今日は休みだと。水、金は休み」と腰越漁港は南を相模湾に面しており、西は神戸川(ごうどがわ)を挟んで腰越海水浴場、東は七里ヶ浜とそれぞれ接している。北側の陸地は、港のすぐ目の前を国道134号が通っている。また、港の離岸堤が、小動岬(こゆるぎみさき)を丸ごと覆うように設置されている腰越漁港からの、腰越海岸、江ノ島海岸片瀬東浜海水浴場ウインドーサーフィンを楽しむ江の島ヨットハーバー今日は休業日であるため諦め、次回来ることに14:23江の島弁天橋辺りから、国道134号の江の島入口交差点を振り返る江島神社御鎮座記念龍燈籠。江ノ島への入口に立てられた石像。つくられてから20年程経つと14:35小田急片瀬江ノ島駅この風景には電柱が邪魔である片瀬江ノ島駅前から弁天橋列車が到着後で観光客が少ない改札口ホームを覗くが人影はなく14:41片瀬西浜海水浴場天気が良ければ富士山が見えるビューポイントであるが、昼間は気温が高く見えず湘南サイクリングロードを走り、辻堂海岸経由帰路につく14:52湘南海のちか道(地下道)数日前の強風で砂が堆積し通行止めにサイクリングロード通行止のご案内湘南海のちか道(地下道)は、海からの砂が堆積し崩落の危険性があるため、堆砂の除去が完了するまで江の島側スロープを通行止とします。お手数をおかけしますが、地下道及び国道134号歩道への迂回を御願いします辻堂側スロープ(公財) かながわ海岸美化財団所有の堆砂除去用トラック始めて見た作業車だが、除雪と同じように横へ飛ばすのか?作業した後なのか機械の幅約1メートルが除砂されていた海側は砂の山に一部ボランティア活動の人達も除砂作業をしているようだが、「トンボの会?」海岸には女子高校生の集団もハートのマークの風船を持ち15:09汐見台ウッドデッキデッキでおにぎりを食べていてうっかりカラスに奪われる江の島をズームアップたこ揚げする人も烏帽子岩を臨むウッドデッキから茅ヶ崎側いつもは水が流れていないのだが15:22前回、不思議な屋根がありその確認のために立ち寄ることに。そのため、サイクリングロードから北へ入り国道134号下の汐見台地下道を潜る15:27フィートリッジ・フィールズ・緑が浜所在地:神奈川県茅ヶ崎市緑が浜7-52県道30号線(戸塚茅ヶ崎線)近くの保育園の門前へ以下二枚の写真は、先日、県道30号線(戸塚茅ヶ崎線)の常盤町交差点から見た写真です小山をズームアップ。この時、この建物は? と旅友から ” 草屋根 ” だと。草屋根は植物部分と土によって屋根が覆われているため、外気温による室温の変化が抑えられ、夏場は涼しく、冬場は暖かいのだと今回確認のために、表にまわる枯れた草が残る屋根保育園の園章 — 続く —
2021.04.10
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鎌倉山さくら道を電動アシスト自転車で移動。3月10日(水) 13:17鎌倉山さくら道沿いにある「檑亭(らいてい)」所在地:神奈川県鎌倉市鎌倉山3丁目1-1庭園が美しく会席・懐石料理店でお手ごろだと鎌倉山さくら道沿いに建つ「檑亭の山門」山門の扁額「壽延山」山 門 ここは海抜約六十米鎌倉西御門にあった高松寺の山門(1700年頃築)当寺が宮城県に移転されるに際し、昭和6年(1931)この地に移築。高松寺は日蓮宗の尼寺であった山門形式は四脚門。もとは藁葺。登録有形文化財 第14ー0177~0178この建造物は貴重な国民的財産です 文化庁鎌倉市景観重要建築物等 第24号 平成15年3月31日指定 『檑 亭 RAITEI)』檑亭は鎌倉山が住宅地として開発された当時の歴史を今に伝える貴重な建物です。本館は、横浜戸塚の養蚕農家を移築したもので、玄関部分は手広の青蓮寺からの移築によるものです。建物内部は太い梁を交差させた天井、ステンドグラスの窓、須弥壇を模した暖炉、古道具を用いた家具・照明器具など、和洋折衷の特異な空間が創り出されています。入口に立つ山門は、禅宗様を基調とした四脚門で、西御門にあった高松寺から移築されたものです。緑に囲まれた鎌倉山に佇む檑亭の建築物は、鎌倉山ならではの優雅な雰囲気を醸しだしています。 建設年 昭和4年(1929) 設計者・施工者共に不詳 ◎ 一般公開はしていません 鎌倉市廻遊式庭園 檑亭山門前に置かれている「お弁当 お持ち帰り」手頃な金額である山門から檑亭への石畳。檑亭は、約5万平方メートルにおよぶ庭は、廻遊式庭園と呼ばれる様式。十六羅漢群をはじめとする各地から蒐集した石仏や石塔、五重塔や法隆寺の夢殿を模した八角堂などが配されていて、梅林・竹林・季節の草花を楽しみながら散策をすることができます。また、庭先から望む富士箱根連山は息を呑む美しさ。まるで一幅の絵を見るようです。そのまま庭を下ると、甘味処「露庵」がございます。四季折々、一期一会の表情を見せる檑亭で心癒されるひと時をお過ごしくださいと檑亭の玄関山門を入ると右側に受付新型コロナウィルス感染予防の対策13:27檑亭から鎌倉山さくら道を進みこの辺りが鎌倉山の頂上辺りか。前方右側に石碑「鎌倉山記」所在地:神奈川県鎌倉市鎌倉山2丁目11-7夫婦池公園(めおといけこうえん)入口鎌倉市「夫婦池公園」案内図開園時間 8:30 ~ 17:15(通常)休 園 日 12月29日 ~ 1月3日夫婦池公園(めおといけこうえん)夫婦池の由来約330年前の江戸時代、天領の頃に代官(成瀬五佐衛門重治)が笛田村に灌漑用水として現在の下池を掘らせた。その後、笛田・手広の住民により中央の堤が建設されて上池と下池ができた。上下一対の池のため、現在「夫婦池」と呼ばれていますと急な坂を下るようだ。夫婦池公園は鎌倉山と笛田の山合いにある2つの池を中心にした自然豊かな散策公園である。池の対岸にはヨシ、ツリフネソウ、ハンゲショウ等の湿生植物やカワセミやオシドリ等の野鳥が生息しており、池の静けさと緑豊かな風景を楽しみながら散歩できるとここから下ると、夫婦池公園へ同場所から、江の島シーキャンドルが見える13:35テントを張ったテラスが目に入る鎌倉山さくら道沿いにあるカフェCAFE & PATISSERIEOPEN 9:00 — 18:00 MON. — SUN.le.milieu(ル・ミリュウ鎌倉山)房総半島も見えるのか?、素晴らしいロケーションにある美味しい多種多様なケーキをテイクアウトできるとここからは富士山は見えないが心癒される空間である夫婦池公園入口を振り返る山の斜面に建てられているのか一度はコーヒーを飲みながらケーキを食べのんびりしたいものだが開花前の桜のトンネルを下る。沿道の桜は老木になり、桜の季節でも昔の面影はないとの書き込み前方に白い辛夷既に満開を過ぎズームアップ13:43大船西鎌倉線の鎌倉山交差点。この交差点を左方向へ下る鎌倉山ロータリー所在地:神奈川県鎌倉市鎌倉山4丁目1-5前方に、湘南モノレール高さ4.5mの表示懸垂型モノレールのためトラック積載に注意!県道304号線(腰越大船線)の赤羽交差点本来ここを左折するのだが直進湘南モノレール西鎌倉駅を過ぎ、この先を左折して県道304号線(腰越大船線)へ見上げるが、鋼材の量が多く塗装等のメンテも大変では13:56県道304号線(腰越大船線)沿いの、腰越行政センターに建つ、古い「江の島道道標」所在地:神奈川県鎌倉市腰越864風化して読みとりずらいこの道標は、江の島弁天の霊験で鍼術を大成した杉山検校(1610?~1694)が、参詣者のために建てた48基のうちの一つと伝えられています。もとは腰越通りを小動交差点から片瀬に向かって二百メートルほど進んだ、腰越漁業協同組合へ出る道の曲がり角に建っていました。しかし戦後になって事故で損壊したため、補修して腰越保育園の庭に設置されましたが、腰越行政センター開設を機にここに移設しました。表面には「一切衆生」「ゑ能し満道」「二世安楽」と刻まれ、江の島弁天参詣のかたわら、人々のこの世とあの世の安楽を願った当時の信仰を知ることができます。この道標を通じて、旅人が行き交う古き良き腰越に想いをはせていただければ幸甚で。 平成14年3月 腰越地区町内組織連絡会 — 続く —
2021.04.09
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仏行寺の裏庭のツツジを散策。3月10日(水) 12:03本堂の左側から裏庭へ入るが、既にツツジの植木裏庭の入口には地蔵裏庭の庭園への道、入口にサルスベリまず裏山へ上ることに、道沿いにはやぐらが並び墓石も狭い坂道を上り裏庭を見下ろす山の急な斜面にはツツジツツジの形を整えるには命綱が必要な場所である既に一部で咲いていた木瓜の花も裏山から見下ろすが、ツツジは急な斜面に植えられている開花時期には多くのカメラマンが訪れるのであろう。急な斜面だけに危険である裏山から下り寺の境内の隅に小さな竹林裏庭へ入ることに、入口にサルスベリの古木根元にはクロッカスが咲く裏庭にはベンチがありしばし座る池にはスイレンか?池の背景にツツジ開花時期に再度訪れたいものです蕾も大きくなりいつ頃が見頃になるのか山門へと、自転車は山門前に駐輪12:23仏行寺から引き返し振り返る。鎌倉時代の武将・梶原源太景季の片腕が埋められていると伝わる「源太塚」があるとのことであったが案内の看板がなく12:35スマホを次に訪れる「円久寺」にセットして進む。県道32号線(藤沢鎌倉線)沿いの前方の山の中腹に見えるこの建物は「フォルム鎌倉常盤」。旅友の情報では建築当時高級マンションで話題になり、既に築20年以上だと12:40県道32号線(藤沢鎌倉線)の八雲神社前交差点多くの中学生が集団で校外学習?、円久寺はここを右へ曲がる。鎌倉市役所、鎌倉駅への道12:43日蓮宗 円久寺 (えんきゅうじ)所在地:神奈川県鎌倉市常盤621文明年間開創と伝わる日蓮宗の古刹。本堂裏周辺は「北条氏常盤邸跡」として国の史跡に指定。夏のサルスベリ(左側の古木)、秋のコスモスは見事である。自転車の手元標示板のバッテリー残量は 70%、走行可能距離は 35km日蓮宗の今月の聖語 「孝養父母は第一にて候」本 堂本堂左側の山には竹林。また、本堂の裏側には墓地が広がっていた既に土筆が芽を出しクロッカスも咲く12:55円久寺の直ぐ左隣りにある「常盤八雲神社」常盤八雲神社 由緒常盤の鎮守、此の地は平安時代後期、塚原景時の領地であり、当社は治承年間(1177~1181)に除災祈願のため建立された。慶長年間(1596~1617)当村、矢澤与左衛門光広が熊野社を勧請、これを八雲神社に合祀し、さらに明治時代、村内鎮守、御嶽神社、諏訪神社の両社も合祀された。牛頭天王とも呼ばれた素盞嗚命を祀る当社の例祭(天王祭)にも現在も当時の天王信仰の盛大さをうかがわせる神輿渡御が行われる。伝 説昔、梶原にあった加護社のご神体が大雨で流された。それを見つけた農民が山に祀り麦飯を供えたのが起こりというものである。参拝の時「常盤の天王麦天王竹の子びしゃくで水かけろ」と唱えるしきたりがあるのはこの伝説による。祭 神 素戔嗚尊 速玉之男命 伊邪那美命神 徳 除災招福 農業守護 産業振興 良縁成就例 祭 七月急な石段を上り、拝殿拝殿を右側から拝殿前の彫刻拝殿の脇にあった社13:08八雲神社から県道32号線(藤沢鎌倉線)を大仏方面へ向かい途中で右へ折れる。スマホの案内に従い鎌倉山へと電動アシスト自転車のペタルを踏む。急な坂のためギヤーを(2)に下げ坂を登る。【 鎌倉山さくら道 】 県道32号線(藤沢鎌倉線)の常盤口交差点から笛田を経由し市道大船・西鎌倉線へ合流する 約3kmの道で鎌倉山のメインストリート。春には美しい桜のトンネルが続く坂の途中笛田公園への横道にそれ、丘陵地帯の住宅を臨む13:10先程県道から見た高級マンションのフォルム鎌倉常盤。高級マンションのことだが何がというような場所だが、景色が良いのか富士山が眺望できる?等海は見えないが。交通便も悪いのでは、地名だけ?13:12再度、鎌倉山さくら道へ戻り進む。鎌倉山は、鎌倉西部に位置する丘陵地帯。豊かな緑に覆われた高級住宅地として名高く、鎌倉の町並や海を望む絶景も魅力である鎌倉山さくら道は約300本もの桜が並び、桜の名所としても知られる。由緒ある見どころや鎌倉山マダムが通うショップも点在し、優雅な雰囲気が漂う。ここの電線も邪魔だが、桜の時期にも来たいものです13:15鎌倉山さくら道を振り返る。道路沿いには高級住宅が並び、駐車場には高級車軒先の日除けも — 続く —
2021.04.08
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青蓮寺の散策を続ける。3月10日(水) 11:30このエリアの五輪塔・五輪塔童子・基礎工事・塔周辺の造園工事費用は、全て東京都在住の信者さんが、ご先祖のご供養の為にご寄進されたものだと。後方は県道304号線(腰越大船線)の擁壁塔と庭園についてこの塔は、五輪塔を本尊として萬霊供養と諸祈願成就の為に建立いたしました。五輪塔は、真言宗=密教では、宇宙の主要構成要素の五大を形で表したものです。諸大を加えた六大で一つの完成された形となります。詳しくは、五輪塔近くの五輪塔の展開図をご参照下さい。完成された形=五輪塔=真理=大日如来となります。五輪塔は、密教の根本仏である大日如来を表す一つの形にもなります。塔婆は、この五輪塔を形どって作られています。この五輪塔の中には、水晶で作られた宝珠型の舎利器が安置されています。その舎利器のなかには、金・銀・瑠璃・硨硨磲(しゃこ)・瑪瑙・珊瑚・真珠等の宝玉と舎利が祀られています。舎利とはお釈迦様の遺骨のことですが、現在では青森県津軽半島の舎利が浜などで僅かに採取できる自然の力で生成された限られた色・形・大きさの瑪瑙系の石をお加持し、舎利として安置しています。五輪塔童子は、それぞれが頭の上に青い蓮の花を咲かせ、その上に金色の五輪塔を乗せています。この青い蓮は、青蓮寺の名前に由来しています。そして、五輪塔を表す5つの梵字をそれぞれの童子が持っている姿になっています。この五輪塔と五輪塔童子は、東京芸術大学大学院教授 薮内佐斗司先生の造立によるもので平成20年2月14日に開眼をいたしました。この塔周辺の造園工事は、有限会社フカワガーデン 普川清氏 監修の元に整備されました。そして、この五輪塔・五輪塔童子・基礎工事・塔周辺の造園工事費用は、全て東京都在住の信者さんが、ご先祖のご供養の為にご寄進されました。当山と致しましては、その行為に多大なる感謝をすると共に、そのお気持ちを寺院発展と社会貢献に繋げていきたいと考えています。青蓮寺は、当山がどなたでも気軽にお参り出来る場所に、ご先祖やご縁の有った方々のご供養に始まり、今を生きる私たちの願いごとをする場所として、子どもたちが楽しく遊べ、人々の心が癒される空間になることを目指し境内の整備を進めています。 飯盛山 仁王寺 青蓮寺 第64世住職 手広山 寶積院 薬王寺 第1世住職 エリア内のこの像は五輪塔五輪塔展開図真言:アビラウン ケン バザラダドバン萬霊(ばんれい)供養と諸祈願成就のために建立され、商売繁盛や勝負運、健康運、恋愛運などをもたらすとされ、手で触れながらお願い事ができます十三の塔、枝垂れ桜きゃの五輪塔童子きゃの五輪塔童子ラッキーカラーは青。ものごとの真実を観察する智慧を授かりたい時。やっぱり人生「愛」が大切。だからこそ愛や恋に悩んでしまった時、また西方を旅行するならこの童子をお参り下さい。優しく ” ふれながら ” お願いごとをして下さい。 住職かの五輪塔童子かの五輪塔童子ラッキーカラーは黒。正しい行いをする智慧を授かりたい時。出会いが必要な時、人や物事を引き寄せたい時、また北方を旅行するならこの童子をお参り下さい。優しく ” ふれながら ” お願いごとをして下さい。 住職らの五輪塔童子らの五輪塔童子ラッキーカラーは赤。自分の心やものごとを在りのままに映し出す智慧をを授かりたい時。自分を見つめ直したい時、勝負ごとに勝ちたい時、東方を旅行するならこの童子をお参り下さい。優しく ” ふれながら ” お願いごとをして下さい。 住職はの五輪塔童子はの五輪塔童子ラッキーカラーは白。宇宙との一体感、宇宙の一部である自分を感じたい時。やっぱり普段の生活が大切で、健康に過ごすのが一番の時には、この童子をお参り下さい。優しく ” ふれながら ” お願いごとをして下さい。 住職あの五輪塔童子あの五輪塔童子ラッキーカラーは黄色。全てを平等に見る智慧を授かりたい時。商売繁盛やBusinessでの成功、そして金運アップを目指す時、また南方に旅行に行くならこの童子をお参り下さい。優しく ” ふれながら ” お願いごとをして下さい。 住職境内の片隅に辛夷も咲き終わり動物供養墓動物供養墓近年、犬や猫等をペットとして飼うだけでなく、家族の一員として生活を共にする方が増えてまいりました。そして、動物たちは多くの場合、人より先にその寿命を終えます。その最後を手厚く供養し葬ってあげたいと考える方々から、ご相談をいただくようになりました。そこで当山は、皆様のそのお気持ちを大切に考え、動物供養塔を建立することにいたしました。当山では、動物が亡くなり火葬された御骨を合祀し永代にわたり供養することが出来ます。動物は、時に私たちの心を癒し、時に生きがいを与えてくれる存在です。そんな動物たちの最後が、皆様に温かく見守られ供養される事を、当山は心より願っております。供養を希望される方、またはご質問等ある方は、寺務所までお気軽にお越し下さい。・・・・・中略・・・・・十二神将のご真言 :オン クビラ ソワカ伐折羅大将のご真言:オン バザラ ソワカ 平成21年9月吉日 開眼 飯盛山 仁王寺 青蓮寺 手広山 寶積院 薬王寺聖徳太子像と六地蔵聖徳太子像年数を感じさせる太子像である六地蔵も勢揃い像の前の石碑には「奉寄進六地蔵 為雨親十三回忌追善菩提」 平成三年七月吉日 藤沢市本鵠沼 林一郎 青蓮寺現住 権中僧正金弘代枝垂れ桜も開花前境内には、いろんな像が建つ中央に不動明王、左右に童子不動明王奉寄進者の名前が刻まれている芽吹いたブラシの木ブラシノキフトモモ科 カリステモン属オーストラリア原産で、ボトルブラシに似た花が魅力です本堂左手にある庭園と堀庭園から境内を臨むヒマラヤユキノシタ次の「仏行寺」へ行くために、そろそろ引き上げることに、鐘楼、山門へと鐘楼を見上げる梵鐘には「鎖大師遍照殿」山門横にあった、青蓮寺(しょうれんじ)寺の説明であろうが字が判読できず11:45青蓮寺前のバス停、大船方面。スマホを仏行寺にセットして移動開始住宅街を走り県道32号線(藤沢鎌倉線)へ湘南モノレール鎌倉市笛田2丁目辺り県道32号線(藤沢鎌倉線)から南下して「仏行寺」の案内板を見つける12:00日蓮宗 仏行寺 (ぶつぎょうじ)所在地:神奈川県鎌倉市笛田3丁目29-22日蓮宗の寺院で、本尊は十界互具曼荼羅。鎌倉時代の武将・梶原源太景季の片腕が埋められていると伝わる「源太塚」がある。本堂の裏はツツジの名所である。自転車の手元標示板のバッテリー残量は 80%仏行寺の山門山門左には「笛田山佛行寺」拝観料 100円をBOXに入れ境内へ進む本 堂本堂裏山にツツジが広がる。枝垂れ梅は終了本堂の扁額「笛田山」本堂の前に置かれていた「ハスの苗」ご自由にお持ち帰りくださいと書かれていたが、これからまだ移動するので諦める12:03本堂前から山門を振り返るがこじんまりしている — 続く —
2021.04.07
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市からの貸し出し電動アシスト自転車の返却も3月13日(土)の9時にとの手紙が届き、期限前のこの日に訪れた。今日の訪問予定は、 ① 真言宗 青蓮寺 (しょうれんじ) 鎌倉市手広5丁目1-8 ② 日蓮宗 仏行寺 (ぶつぎょうじ) 鎌倉市笛田3丁目29-22 ③ 日蓮宗 円久寺 (えんきゅうじ) 鎌倉市常盤621 ④ 鎌倉山さくら道 3月10日(水)我が家の梅の花も終わる庭先の木瓜も満開に10:30出発時の自転車の手元標示板のバッテリー残量は 90%、走行可能距離は 50km。スマホの案内に従って、旧東海道(国道1号)を走る、道路脇のキロポストは日本橋まで 55km旧東海道(国道1号)の明治天皇御小休所阯茅ヶ崎市小和田3丁目辺り旧東海道(国道1号)を東へ進む10:33藤沢市へ入る10:38JR辻堂駅北口、右方向はテラスモール湘南10:53辻堂駅から、JR東海道線沿いの藤沢駅辻堂駅線を走り途中東海道線の踏切を渡り南へ。住宅街を走り、この先の小田急江ノ島線の踏切を渡る小田急江ノ島線を渡り藤沢駅南口方向へ前方は藤沢駅南口ビル藤沢駅南口から東方向へ進む10:58国道467号(町田街道)の南藤沢交差点を横切り鎌倉方面へ右に進むと江の島へ至る南藤沢交差点から県道32号線(藤沢鎌倉線)を走り川名交差点この先で鎌倉市へ県道32号線(藤沢鎌倉線)を進むと、逗子、鎌倉次の交差点を右折して県道304号線を江ノ島方面へ進む11:08県道32号線と県道304号線が合流する手広交差点。青蓮寺は手広交差点を右折し、県道304号線(腰越大船線)を南下青蓮寺の手前にある「ミニトップ鎌倉手広店」所在地:神奈川県鎌倉市手広2丁目26-17コンビニでお茶 他を購入江ノ電バス「鎖大師」バス停から青蓮寺を臨む県道304号線(腰越大船線)の腰越方向大船方向11:20真言宗 青蓮寺 (しょうれんじ)所在地:神奈川県鎌倉市手広5丁目1-8弘法大師が開山した真言宗の寺院。本尊の木造弘法大師坐像は、関節が動き、鎖大師の名で知られる。重要文化財にも指定されている。自転車の手元標示板のバッテリー残量は 80%、走行可能距離は 41km。自宅から9km山門と鐘楼山門右手前にイチョウの大木山門に掲げられている表札右側:高野山真言宗 準別格本山左側:飯盛山仁王院 青蓮寺山門を入ると右側に枝垂れ桜アセビが花盛り鐘楼、山門を振り返る参道右側に本堂鎖大師 遍照殿関東八十八ヵ所霊場本堂の扁額「鎖大師」本堂前の常香炉本堂右手前にある手押しポンプ石柱には「奉寄進為両親菩提井戸一基」蛇口の上に座る蛙この手押しポンプをよく見かける境内の隅に咲く、ルピナス、塔頭寺院堂舎(薬王寺)塔頭寺院堂舎(薬王寺)の扁額は「手廣山」手広山 寶積院 薬王寺 について 青蓮寺には、江戸時代2つの塔頭(たっちゅう)寺院、寶積院と東福院がありました。塔頭寺院とは、お寺の中にあるお寺を意味します。その1つを再建したのが、この手広山 寶積院薬王寺です。青蓮寺は安土桃山時代の天正19年(1591)に徳川家康から寺領を安堵される程に由緒あるお寺でした。寺領を安堵された印しを朱印と言いますが、徳川幕府になってなってからもこの朱印は更新されていました。寺領は、現在の手広交差点(山門から約500m先)付近までありました。その為に幕府の政策として青蓮寺から力を削ぎ、その力を分割する為に創られたのが寶積院であったと言われています。江戸時代は、手広の熊野神社も寶積院が管理運営に当たっていました。本尊の薬師如来は、江戸時代に安置されていた仏像で、左手に薬壺(やっこ)を持ち、右手は施無畏(せむい)の印を結んでおられます。施無畏の印とは、人の心から恐れる気持ちを取り除く意味があり、病を癒し恐怖を取り除いてくれる仏さまです。阿弥陀如来の西方浄土に対して、薬師如来は東方浄土を表します。 名 称:手広山 寶積院 薬王寺 (てびろざん ほうしゃくいん やくおうじ) 本 尊:薬師如来 宗 派:高野山真言宗 設 立:平成18年1月31日 高野山 金剛峰寺本山に正式登録され開山 建 物:地上 寶積院 地下 納骨堂 備 考:宗教法人としては、青蓮寺が寶積院を包括して管理運営しています 塔頭寺院堂舎(薬王寺)手前の石柱は「弘法大師一千百年御遠忌供養塔」ハナモモ ” 源平枝垂 ”ハナモモ ” 源平枝垂 ” バラ科 サクラ属 白とピンク、一重と八重の花が混じって咲く、” 源平 ” の枝垂品種です — 続く —
2021.04.06
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瑞泉寺の散策を続けるが全般的に梅の時期は終わっていた。瑞泉寺の伽藍を構成する建造物としては、総門、山門、仏殿、書院、客殿、地蔵堂、開山堂などがあるが、いずれも、ほとんど大正以降の再建である。3月3日(水) 11:07鐘楼から本堂へ本 堂大雄寶殿(佛殿)右側:開山夢窓国師坐像中央:本尊釋迦牟尼佛左側:阿弥陀如来 千手観世音 水戸黄門様奉納境内に咲くミツマタ境内の左奥にある「どこも苦地蔵堂」どこも苦地蔵尊 鎌倉市文化財 札所七番昔むかし お地蔵様が扇谷の辻におわせし時 之を守る堂守貧窮逃亡を企る 暁の夢に地蔵尊「どこもどこも」と宣う これ何処も苦なりとの教えと八幡宮寺の僧に諭され堂守は一生地蔵尊を守りしと「どこも苦地蔵尊」の名の由来なり地蔵堂前の大黒天と布袋尊地蔵堂に安置されている「木造地蔵菩薩立像」地蔵堂から境内を振り返る。左は開山堂。境内には120本余りの梅が咲く圧巻の光景が楽しめるのだがタイミングが難しい地蔵堂前から「名勝 瑞泉寺庭園」へ本堂の裏に位置している「名勝 瑞泉寺庭園」これ以上先には立ち入り禁止瑞泉寺庭園の南側天台山、錦屏山を背景として、夢窓国師は庭園を造った。それは鎌倉石の岩盤に地形に応じ地質に即して巧みに大いなる彫刻をほどこした、鎌倉ならではの性格のものでした瑞泉寺庭園の北側境内の北の一隅の岩壁の正面に大きな洞(天女洞)を彫って水月観の道場となし、東側には坐禅のための窟(坐禅窟・葆光窟)をうがちました。天女洞の前には池を掘って貯清池と名づけ、池の中央は掘り残して島となしました池の西側には二つの橋がかかり、これを渡るとおのずから池の背後の山を辿る園路に導かれます中央をズームアップするが地蔵堂を臨む。以前はこの庭から徧界一覧亭へと行く事が出来たが現在は進入禁止になっている一部工事をしていて立入り禁止に「歴史的風土特別保存地区内行為許可証」 ・行為の許可期間:平成29年6月1日から平成34年4月30日まで「風致地区内行為許可証」 ・行為の許可期間:平成29年6月1日から平成34年4月30日まで本堂、木々があるが芽吹き前?鎌倉市天然記念物 冬桜 フユザクラ鎌倉市天然記念物 冬桜 フユザクラ 元禄年間水戸黄門御手植え ” 開花 秋彼岸~四月かまくらと三浦半島の古木・名木50選 フユザクラ(バラ科)右は客殿山門を出ると坂道に山門側の塀沿いに座る、半跏の地蔵菩薩山門から北方向梅の開花状況が見れず残念本堂を振り返り本堂の左前には咲き終わりのスイセンがあった枯山水の庭園名残りの梅山門から本堂山門を出て振り返る。門前左に一覧亭復興碑。約30分程の滞在で後にする山門を振り返る石段から見上げる11:30坂道を下り駐車場ヘ。梅の開花時期はいつ頃になるのか11:50帰路に「海蔵寺」へ立ち寄るが、今回の訪問でこの冬3回目になる。臨済宗建長寺派 海蔵寺(かいぞうじ)所在地:神奈川県鎌倉市扇ガ谷4丁目18-8手前左側に、海蔵寺の専用駐車場があるのでそこへ駐車山門を入り左にある枝垂れ梅。前回の2月23日も良かったがまだ花を持っていてくれた。住職さん自ら掃除本堂の裏山で職人さんが命綱を付け草刈りツツジの木か薬師堂、本堂梅が終わると5月にはツツジが咲く鐘楼前の梅もまだ開花11:55海蔵寺は「花のお寺」だけにいつ来ても何かが咲いているのであろう12:20国道が渋滞するので早めに帰路につく。国道134号の稲村が崎公園前交差点からの富士山今夜も夕焼けが良いのであろうが満福寺前を通り龍口寺へと12:50鵠沼伏見稲荷神社所在地:神奈川県藤沢市鵠沼海岸5-11-17 2月13日(土)に訪れているが、珈琲用の水を貰うために立ち寄る浄財を投入して、水道蛇口から給水した自宅には13時過ぎに到着。 — END —
2021.04.05
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報国寺の散策を続ける。3月3日(水) 10:20拝観受付前にある鐘楼梵鐘の製作年度は?境内に咲くサンシュユ迦葉堂迦葉堂の扁額「迦葉堂」紅梅も咲く山門へと古木の梅の木折れ曲がりながらも花を咲かせている山門右に枯山水の庭園報国寺入口交差点の手前の華の橋のたもとに、庚申供養塔と地蔵が建つ浄妙寺前の駐車場から、金沢街道(県道204号線)を東へ進み、真言宗 明王院(みょうおういん)所在地:神奈川県鎌倉市十二所32明王院(みょうおういん)鎌倉幕府の四代将軍藤原頼経が、将軍の祈願寺として建立しました。幕府の鬼門の方角にあたるため、鬼門除け祈願寺として本尊の五大明王が大きなお堂にそれぞれ祀られていたことから、古くから五大堂と呼ばれていました。五大明王とは不動明王、降三世明王、軍荼利明王、大威徳明王、金剛夜叉明王で、鎌倉市内で祀られているのは明王院だけです。毎月二十八日には護摩法要が行われ、この時だけは誰でも本堂に入ることができます。 ● 宗 派:真言宗温室派 ● 山号寺号:飯盛山寛喜寺明王院 (はんせいざんかんきじ) ● 創 建:嘉禎元年 (1235) ● 開 基:藤原頼経 ● 開 山:定豪 (元鶴岡八幡宮別当)写真は、本堂狭い参道を進むと、参道両側に桜の木白梅、紅梅本堂前の白梅が咲く本堂左側にも茅葺き屋根の客殿?車で来たので駐車場もなく急いで境内を撮影。次回は自転車でゆっくりと来たいものです明王院の後は瑞泉寺へ。カーナビを瑞泉寺で検索、引き返してピンクの線を進むが道が狭かった臨済宗 瑞泉寺(ずいせんじ)所在地:神奈川県鎌倉市二階堂710手前右側に駐車場があり駐車して拝観受付へ、拝観料200円を支払い境内へ瑞泉寺は花の寺として有名。もう数十年前にスイセンの時期に来たことがあるが二度目の参拝である境内の下にも多くの梅が植えられていたが、この辺りは開花が早いのか既に終わり紅葉ヶ谷にある瑞泉寺境内へは拝観受付から坂を上る。登り口の石柱には「史跡 瑞泉寺境内、名勝 瑞泉寺庭園」境内への階段瑞泉寺(ずいせんじ)鎌倉公方(鎌倉府の長)の菩提寺として、鎌倉五山に次ぐ関東十刹に列せられた格式ある寺院です。山号の錦屏山は、寺を囲む山々の紅葉が錦の屏風のように美しいことから付けられたといわれています。また境内は、四季を通して様々な花を楽しむことが出来ます。開山の夢窓国師は、後醍醐天皇や足利尊氏も深く帰依し、鎌倉 ~ 南北朝期に禅宗で重きをなした僧です。作庭にも才を発揮し、昭和45年に発掘、復元された仏殿背後の庭園は国師の作として、国の名勝に指定されています。 ● 宗 派:臨済宗円覚寺派 ● 山号寺号:錦屏山瑞泉寺 (きんぺいざん) ● 建 立:嘉暦2年 (1327) ● 開 山:夢窓疎石 (夢窓国師) ● 中興開基:足利基氏写真は、国指定名勝の庭園文学案内板「瑞泉寺」境内が史跡、背後の庭園が名勝に指定されているこの禅刹瑞泉寺には、多くの文人が来訪し、数多くの文学作品が創り出されているが、この案内では文学遺跡、文学碑と、ゆかりの文人を紹介する。〇 中世文学遺跡 徧界一覧亭 夢窓国師の草創で、五山文学発祥の地と伝える。〇 文学碑 大宅壮一評論碑 「男の顔は履歴書である」 (昭和46年建立) 久保田万太郎句碑 「いつぬれし松の根方ぞ春しぐれ」(昭和54年建立) 吉野秀雄歌碑 「死をいとひ生をもおそれ人間ゆれ定まらぬこころ知るのみ」 (昭和43年建立)〇 ゆかりの文人 大宅壮一(評論家) 大佛次郎(小説家) 梶山季之(小説家) 川端康成(小説家) 久保田万太郎(小説家・劇作家・俳人) 久米正雄(小説家) 高浜虚子(俳人) 立原正秋(小説家) 永井龍男(小説家) 山崎方代(歌人) 吉野秀雄(歌人)尚、詳細は鎌倉文学館にご照会ください。 平成3年3月 鎌倉市教育委員会・鎌倉文学館階段は新旧あり、左側の趣のある旧階段を上ることに階段を上りきると山門左手前に「松陰吉田先生留跡碑」。何故ここにと思い調べると、松陰の母方の伯父は瑞泉寺第二十五世の竹陰和尚であるとの事。竹陰和尚は円覚寺や南禅寺の住職も務めた高僧。松陰は、寛永6年(1853年)の6月中旬に瑞泉寺を訪れ、その後も度々訪問した様だと瑞泉寺山門山門の扁額「瑞泉蘭若」山門前に建つ、境内配置図「国之指定 史跡 瑞泉寺境内、名勝 瑞泉寺庭園」 昭和47年文部省指定国指定史跡 瑞泉寺境内国指定史跡 瑞泉寺庭園 昭和46年11月8日 文部省指定創建は、嘉暦2年(1327)、錦屏山と号し、開山は夢窓疎石、臨済宗円覚寺派に属する。徧界一覧亭も創建と同時期に建てられ、亭の前庭を兼ねた書院庭園もそのころに造られたものと思われる。南北朝時代に入ると、鎌倉公方足利基氏が疎石に帰依したため公方の塔所となり、関東十刹に名をつらぬ、礎石派の拠点として関東禅林に重きをなした。現在、寺内に古建築は残っていないが、発掘復元された池庭と、十八曲して一覧亭にいたる登坂路の遺構はよく保存されている。また、背後の山に多くのやぐら群をふくむ境内地がほぼ全 域にわたって保持されていることは貴重である。 注 意 この史跡、名勝の現状をみだりに変更し、滅失、き損、衰亡等保存に影響を及ぼす行為は 禁止されています。 平成15年3月 神奈川県教育委員会山門前右手前に、歌碑には『手の平に豆腐をのせていそいそといつもの角を曲りて帰る 方代』山崎方代(1914~1985) 甲州右左口生まれ、鎌倉手広に没す歌人。歌集に『方代』『右左口』『迦葉』など。随筆集、全歌集庚申塔 享保八年銘石碑には『死をいとひ生をもおそれ人間のゆれ定まらぬこころ知るのみ 秀雄』吉野秀雄(1902~1967)歌人。高崎市生まれ。鎌倉小町に没す。歌集に『早梅集』『寒蝉集』など。全集全九巻あり山門から境内を臨む右方向の書院・客殿山門を入り左に進むと、久保田万太郎の句碑。石碑には『つぬれし松の根方ぞ春しぐれ』久保田万太郎(1889~1963)小説家、劇作家、演出家、俳人。浅草生まれ。小説に『春泥』『末枯』。句集に『道芝』、全集あり。文化勲章受賞更に進むと鐘楼、点前右に「安国利生塔」、左に「半跏の地蔵菩薩」。安国寺と利生塔は夢窓疎石の勧めにより足利尊氏、直義兄弟が後醍醐天皇以下の戦没者を弔うために国ごとに1寺1塔を建てた物だと鐘 楼錦屏晩鐘” 男の顔は履歴書である ” 大宅壮一大宅壮一(1900~1970)評論家、大阪府生まれ。「大宅壮一全集」全三十巻。マスコミ塾を記して人材を育て、大宅壮一文庫を残した錦屏晩鐘碑の傍にこんもりした場所が有り、法衣姿の狸の石像があり、それを囲む様に様々な石仏が並んでいる鐘楼横から富士山が見える11:07ここの右側に藤棚があった — 続く —
2021.04.04
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鎌倉五山の浄妙寺の駐車場から歩いて、竹の寺報国寺へ向かう。3月3日(水) 10:00金沢街道(県道204号線)の浄明寺バス停鎌倉駅方向バス停、駐車場から浄妙寺への路地。左側の駐車場が無料開放のため、ここへ駐車して報国寺へ歩いて向かうことに金沢街道(県道204号線)の報国寺入口交差点報国寺入口交差点を左に折れ、滑川に架かる華の橋(はなのはし)を渡ると道案内板。ここは「華の橋」、進むと130mで「報国寺」、300mで「旧華頂宮邸」浄妙寺、杉本寺10:03報国寺の入口に車の駐車もできる。ここは無料のようだが数台の駐車が可能報国寺山門美しい参道に続く、平成19年(2007)3月に再建された「薬医門」報国寺(ほうこくじ)足利、上杉両氏の菩提寺として栄えました。開山は五山文学を代表する天岸慧広(仏乗禅師)です。仏乗禅師(ぶつじょうぜんじ)は、中国より招聘された円覚寺の開山・無学祖元に師事し、のちに中国へ渡って修業した高僧です。開山自筆と伝えられる『東帰集』や、自ら使用した「天岸」、「慧広」の木印は国の重要文化財で、鎌倉国宝館に保管されています。孟宗竹の竹林が有名で、竹の寺とも言われています。 ● 宗 派:臨済宗建長寺派 ● 山号寺号:功臣山報国寺 ( こぷしんざん) ● 建 立:建武元年 (1334) ● 開 山:天岸慧広(てんがんえこう) (仏乗禅師) ● 開 基:足利家時写真は、孟宗竹の竹林 ~ 鎌倉の旧地名 ~ 宅間(たくま) (現在の浄明寺二丁目)報国寺と旧華頂宮邸(きゅうかちょうのみやてい)がある奥深い谷戸の旧名です。鎌倉幕府の絵師、宅間為行がこの地に住んでいたことから、この名が付いたとされます。為行の父 為久は、源頼朝の命を受け京都から来た人物で、頼朝の父 義朝の菩提を弔うために創建された勝長寿院の壁画を描くなど、幕府と強いつながりをもっていました。報国寺は、建武元年(1334)に創建されました。創建に深く関わった上杉重兼の一族は「宅間上杉氏」と呼ばれ、この谷戸に屋敷を構えていたとされます。鎌倉幕府滅亡後、上杉氏は、関東の支配を補佐する関東管領の職に代々就きました。この谷戸は当時の政治や文化にかかわりを持つ人々が居住する空間であったようです山門を入り整備された参道を進み、本堂へのアプローチ。左側には枯山水の庭園枯山水庭園の中に大木のイチョウ念佛供養塔と地蔵本 堂毎週日曜日の7時30分より座禅会が開かれており、初心者にも丁寧に指導してくれると好評であると、予約不要正面に本堂、右に迦葉堂報国寺の本堂には、南北朝期作の報国寺本尊、釈迦如来坐像(鎌倉市指定文化財)、川端康成が「山の音」を執筆したといわれる小机が残されているが、ともに非公開本堂の扁額「報國禅寺」鎌倉札所第十番 浄明寺 報国寺 聖観世音菩薩本堂前の天水盤竹の庭 入口の案内板茅葺きの鐘楼鐘楼の傍に聳える大イチョウは、樹齢300年以上で、秋には真っ黄色に染まった葉が落ちて、鐘楼の茅葺き屋根を彩る茅葺き屋根の鐘楼鐘楼手前には鎌倉幕府滅亡時に、北条高時に殉じた鎌倉将士の墓と伝えられる五輪塔群がある拝観料 300円を支払い裏庭の竹の庭へ。抹茶を飲む場合は拝観料と一緒に購入する必要がある 。竹の庭の奥にある枯山水の庭園。息をのむ美しさに心いやされる空間である。玉砂利を敷き詰めたこの庭には、春はサンシュユ、初秋にはハゲイトウが美しく咲く本堂の裏山茱萸(さんしゅう)の木盆栽仕立ての山茱萸がきれいに咲いていたこのような山茱萸を見るのははじめてであるズームアップ紅梅も咲く紅梅をズームアップ枯山水の庭園四季折々いろんな花が咲き、楽しませてくれる庭園窓ガラスにも映り込むお堀もあり鯉が泳ぐ竹林といえば京都の嵐山が有名だが、報国寺は規模は小さめだが鎌倉の竹林はここが最も有名であると苔むした中に、ひっそり佇む石塔とお地蔵様天高くそびえる竹に囲まれた空間はまるで別世界である。ときおり竹と竹がぶつかり合い、かん高い乾いた音を響かせている空間である左にやぐらがあるが、崩壊の恐れがあり立入禁止になっている岩肌をくりぬいて造られた足利氏一族の墓。竹林背後のやぐらには、足利家時 (室町幕府開祖、足利尊氏の祖父)、足利義久(四代鎌倉公方、持氏の嫡男。十歳でこの地で自刃)の墓があるが、残念ながら行けず春には竹の子も出るのでは茶席 休耕庵竹林に散策路が巡らされ、休耕庵という茶席では抹茶をいただくこともできますと竹林の中に建つ「休耕庵」茶席 休耕庵抹茶 ご希望のお客様は、抹茶券を拝観受付でお買い求め下さい。金額は、竹の庭入場込み、お茶とお茶菓子付きで 700円木漏れ日が差し込む竹庭を眺めてお抹茶、至極の時間を過ごすことができる席に座ると約2,000本もの孟宗竹が創り出す美しくリンとした佇まいの竹林を眺めながら、心ゆくまで「静けさ」と「涼」を味わえる至福の一時が持てる場所である。まだ時間が早くお客さんの姿はなく見上げると竹が揺れる、青空が竹林には散策路が巡らされている竹と竹の間から差し込んだ太陽の光がお地蔵様たちを照らし出している10:20竹の庭を後にする — 続く —
2021.04.03
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電動アシスト自転車による鎌倉の古刹訪問は、昨年の11月から既に4度訪れているが、この日は車で鎌倉市の東にある古刹を訪れた。3月3日(水)今日は、鶴岡八幡宮の東側にある4つの寺(黄色丸)へ参詣9:00国道134号を走るが江の島を過ぎてから渋滞。いつもはこの道の左側歩道を自転車でスイスイ走るのだが。左を江ノ電が走り、右遠方に稲村ヶ崎右前方は七里ガ浜海岸駐車場。いつも鎌倉、稲村ヶ崎から帰るときこの行合橋交差点を出る。ここからの夕焼けの富士山はビューポイントである左斜めに入ると江ノ電の稲村ヶ崎駅へ行くのだが一方通行で車両は進入禁止。自転車の場合は国道134号は狭く危険なため左斜めに進んでいる。右側は台風で浸食された歩道の工事中前方に稲村ヶ崎公園今日の夕陽はどうであろうか。いつも多くの人が集まるがまだ時間が早く観光客も少ない9:19国道134号は渋滞のため、カーナビは裏道を案内。由比ヶ浜の坂ノ下交差点を左折し、長谷観音前から東へ進み若宮大路(県道21号線)の下馬交差点へ、ここを左折して鶴岡八幡宮方向へ9:30鎌倉五山の第5位浄妙寺(じょうみょうじ)所在地:神奈川県鎌倉市浄明寺3丁目8-31住所は浄明寺だが寺号は「浄妙寺」と紛らわしい。ここの左に檀家専用の駐車場があったので駐車して境内へ山門の扁額「稲荷山」浄妙寺(じょうみょうじ)源頼朝の伊豆挙兵以来の重臣・足利義兼が、退耕行勇を開山として建立しました。行勇は源頼朝や政子が帰依した高僧です。鎌倉五山第五位の由緒ある禅宗の寺で、室町時代は境内に二十三の塔頭を持つ大寺院でした。現在は総門、本堂、客殿、庫裡が残っています。茶室・喜泉庵と枯山水の庭は平成三年に復元されました。本堂の奥にある鎌足稲荷神社は鎌倉の地名の由来になったとされています。 ● 宗 派:臨済宗建長寺派 ● 山号寺号:稲荷山浄妙寺(とうかざん) ● 建 立:文治4年 (1188) ● 開 山:退耕行勇 (たいこうぎょうゆう) ● 開 基:足利義兼写真は、茶室と枯山水庭園鎌倉五山めぐりは、禅宗文化と四季折々の彩を楽しむ。鎌倉五山とは、鎌倉幕府に南宋の官寺制度にならい鎌倉の禅寺に設けられた五大官寺のこと。その後、幾度かの改定を経て、足利義満の時代には五山の上に南禅寺がおかれ、天竜寺・相国寺・建仁寺・東福寺・万寿寺を京都五山、建長寺・円覚寺・寿福寺・浄智寺・淨妙寺を鎌倉五山と定めた。この頃禅宗は隆盛を極め、建長寺の伽藍配置や円覚寺舎利殿に代表される建築のほか、絵画、彫刻など豊かな文化芸術を育んだ左側にある拝観受付で拝観料 100円を支払い境内へ。受付で聞くと駐車場はバス通り沿いにあるとのことであったが、30分程度なら檀家専用駐車場でOKと了承を得る。自転車だと気にせず駐輪できるのだが山門をくぐると、手入れされた植栽の間をまっすぐに伸びる道の先に本堂がある。大きな銅板葺の本堂石畳の参道を進むと、右側の白梅はこれから花盛りになる参道左側の庭園紅梅と白梅サンシュユの大木鎌倉ではサンシュユを植えているお寺が多い花盛りのサンシュユ山門を振り返る梅雨時の苔も青々として良いのではなかろうか本 堂本堂の大きな銅葺き屋根が美しい浄妙寺本堂の扁額「方丈」鎌倉札所第九番 浄土宗 浄妙寺 聖観世音菩薩境内にはツツジが多く植えられており五月には境内を彩る本堂前本堂の左側奥に墓地が広がる。藤棚、左に桜の木片隅に、藤原鎌足公ゆかりの八重桜「鎌足桜」。鎌足桜は、遅咲きの八重桜で4月中旬から下旬にかけて咲きます。開花後、八分咲きほどになると、雌しべが中花に変化し二段咲きとなり、元花と中花とが一体となって、よりー層優雅な花弁となります。 そのため、開花期間も長く楽しむことができます。また、雌しべの先端が、鎌状に曲がっていることから、中臣鎌于(藤原鎌足公)誕生伝説の由縁ともなっている。余談ですが、茅ヶ崎出身の歌手小桜舞子が「鎌足桜」を歌っている本堂左側に「茶室 喜泉庵」の立札開館時間は10時00分 ~ 16時30分(受付16時15分まで)、年末年始休みあり。抹茶と干菓子 600円、抹茶と生菓子 1,000円で基本的に予約不要で、拝観料が別途 100円 平成三年に復元された、茶室の喜泉庵と枯山水の庭裏山に桜が咲いており坂を登り本堂を見下ろす本堂裏から見上げてこの桜を目当てに登ってきたが、緋寒桜であった鮮やかな赤色坂の途中にあった「石窯ガーデンテラス」営業時間:10:00~17:00(お食事、お飲み物とも LO 16:00)定 休 日 :月曜日(祝祭日の場合は翌日に振替)年末年始休業あり浄妙寺の境内には人気のレストランがあり、レストランの洋館の前には、ショップ・オープンカフェという気軽なイートインスペースがあるカフェがあり、石窯パンのテイクアウトもできる裏山を見上げると山の中腹に「石窯ガーデンテラス」帰宅して妻に話をしたら、「以前お茶をした」と茶室の喜泉庵と枯山水の庭別途拝観料 100円を支払い、ここで抹茶と干菓子 600円 or 抹茶と生菓子 1,000円 もいい空間であるが男一人では喜泉庵からの本堂足元には山野草が植えられていたこの花は?花札があったが消えていて???杜の中に喜泉庵が建つ牡丹が植えられていた満開のサンシュユ参道左側の庭園本堂を振り返る山門へ歩を進める9:53急ぎ足の約20分の散策であったが9:59浄妙寺入口にある駐車場。バス通り沿いにある浄妙寺専用駐車場。訪れたこの日は、新型コロナウイルスの関係で無料開放また、石窯ガーデンテラスで食事をすると無料になると — 続く —
2021.04.02
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この日はダイヤモンド富士(夕陽)も近くなり、電動アシスト自転車で出かける。今年の桜開花は早いようです。鎌倉の花も気になります。3月24日(水) 16:30夕日前に、茅ヶ崎の花の寺と知られる成就院へ立ち寄る。門前の花が綺麗に咲いていた門前に整然と植えられたチュウリップ高野山真言宗 甘沼山 成就院所在地:神奈川県茅ヶ崎市甘沼473本 堂本堂左側にある枝垂れ桜蕾はまだ硬い門前のほうき花桃振り返り撮影この奥に、ナンジャモンジャ、ハンカチの木がある湘南銀河大橋へ向かう途中の民家のフェンス新湘南バイパスの下を走る県道44号線(伊勢原藤沢線)JR相模線の下を潜る西久保地下道上はJR相模線が走る「西久保地下道」これを撮影するために立ち止まり撮影したが、この後この先の登りで70ぐらいのおばちゃんとぶつかることになった。進むと前方からおばちゃんが大声を上げながら坂を下ってきて私の自転車にぶつかり転ぶ。おばちゃんは転び転倒したが幸いにも手摺があり、頭もぶつけなかったので大事には至らず「大丈夫です!」と。私は左手に衝撃があったが、お互いに怪我もなく、新車の自転車も無事。おばちゃんは「ブレーキが利かなかった」と言っていたが、私が作動を確認するが問題もなく。単にブレーキをかけなかったのではと注意。もし私にぶつからなかったらそのまま坂を下り大変なことになっていたのでは。私はおばちゃんにとっては防御堤であったのだと!もしあの場所で撮影していなければ、ぶつかるという事故にはならなかったのではと思いながら自転車を進める。小出川に架かる西久保橋同場所から、富士山を望むがうっすらと顔を出していた小出川河津桜の会場も既に花は終わり県道44号線(伊勢原藤沢線)上は首都圏中央連絡自動車道の高架17:10湘南銀河大橋へ到着するがまだ時間が早い時間があるので、河川敷の「寒川町 田端スポーツ公園」へ降りる。河川敷に咲ている桜もう数十年になる桜の木が十数本咲いているまだ3分咲きぐらいか田端スポーツ公園 親水広場相模川の下流側。大雨、台風時は川底になる場所でもある田端スポーツ公園対岸の向こうに富士山上流側に架かる湘南銀河大橋大山もきれいに大山をズームアップ17:25今夕はどのような光景になるのか17:30撮影ポイントはスポーツ公園から堤防へ上がり橋へと向かう17:33いつもの撮影ポイントへ17:39夕日が富士山に近くなるここから、レンズにND8フィルターを取り付けるしばし太陽を追う17:40富士山の富士側に沈むわずかな時間で太陽が欠けて来るカメラの特性?で太陽の影が映る富士山に小さな影があるので修正17:42陽が沈む、わずか数分のショーであった17:44富士山のまわりには残影田端スポーツ公園のトラック17:46平塚市街の向こうに湘南平あと数日で太陽は富士山の頂に17:52湘南銀河大橋を後にする19:30帰り道、いつもの居酒屋により二次会で新しい店へ。大阪風お好み焼きをやっているとのことで、知り合いの若者と訪れる。茅ヶ崎駅の北口界隈にある居酒屋夫婦でやっているとのこと揚げ物の「海老しんじょ」がお勧めであったが売り切れ21:00時間になり引揚げることに奥様に送られ、飲酒運転になるので自転車を押して帰宅したのであった END
2021.04.01
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浄見寺(じょうけんじ)の後は、電動アシスト自転車で北上し県立里山公園へ。3月15日(月) 14:30県立茅ヶ崎里山公園所在地:神奈川県茅ヶ崎市芹沢1030里山公園は、茅ヶ崎市北部・芹沢地区にあり豊かな自然環境に恵まれた公園には、四季折々の花々や木々、水遊びに最適な池などはもちろん、ローラーすべり台(70メートル・30メートル)や大型トランポリンなどがあります。また、パークセンターは、バイオマスボイラーや太陽光発電などを取り入れた環境共生型の建物で、多目的ホール、会議室、活動ルーム、事務室(公園管理事務所)などがあります公園内の桜が満開八重桜の桜70メートルのローラー滑り台では、母親が楽しむ菜の花とホトケノザまだミツバチは飛んでおらずホトケノザモクレン?モクレン?をズームアップ14:46腰掛神社の前にある、関東の富士見100景四阿があり近くのおばちゃん3人が座り込み「あの人は・・・・・」とここでも送電線が景観を損なう14:50公園の一番北側にある「里山バーベキュー場」と「里の家」コブシが聳えるコブシをズームアップ右奥に「谷の家 (やとのいえ) 」里山に人が住んでいた風情をかもし出す農家風の建物で、農作業や四季折々の歳時記などの体験場となります。一般利用者の立ち寄り拠点、茅ケ崎里山公園倶楽部の活動拠点となります。【開館時間】9:00~16:00(年末年始を除き無休)芹沢の池水田に水を供給するための池で、中ノ谷池と同様に防災調整池として機能します芹沢の池にはたくさんのコガモ芹沢の池の北側にある谷の村では野鳥等を観察することができる場所である。突然目の前に飛来したこの野鳥は、「後姿ですがアオジ」15:10里山公園へ戻り近くに文教大学があり、卒業の女学生里山公園の前の道路沿いに、めだか販売の旗無人販売の「めだか販売所」所在地:神奈川県茅ヶ崎市芹沢2659辺り防犯カメラ作動中貼り紙には里山めだか ★ 同じ品種でも大きさやグレードにより金額は変動します。 ★ 見にくい場合は、フタを開けてご覧下さい。 ※ フタを開閉する際はご注意下さい。 ★ 川や池に捨てないで下さい。最後まで大切に育てて下さいね ☺ ★ 手指消毒にご協力下さい。密にならないようにゆずり合ってご覧下さい! ★ オス、メスの判別は100%ではありません。 🐡 めだか飼育初めての方 🐡 めだかは保護色(背地)反応をするので、黒い容器での飼育をオススメします。 体色がキレイに見えます。(例外もあり) 出店情報はインターネット掲示板の『ジモティ』をご覧下さい ☺代金は壁に貼り付けた集金BOXへ里山めだかの飼育種類※ 常日頃変わっていきます。時期によっては上記にないものも飼育しております のでご参考までに今月のメダカ乙姫1ペア \1500、オロチ1ペア \1500、ブロンズ1ペア \1600、ビュアホワイト2ペア \1200、サンセット極龍1ペア \1600 と高価品であるこの場所はカーナビにも登録されており多くの人が来ているようだ15:23里山公園からの帰路に、淨見寺近くに『池端道祖神兼庚申塔』 下寺尾2134番市内に道祖神は約99体、庚申塔は約94体あるが、両方に数えられるのは数少ない。彫刻は同時にされたものと思われるが、もとは池端の南側と北側に祭られていた。明治初年此処に移され共に池端の守りとして栄えている勘重郎堀発端の地昔安永年間、香川村名主三橋勘重郎は天水場で川の無い香川村の田地25町歩に灌漑の水を引く為苦労した。隣村下寺尾は水は豊富だ。併し殿様も違い村も違う下寺尾の水を貰うのは至難の業だ。漸くにして下寺尾の了解を得て難工事に着手した。下寺尾の村民は快く之を受け入れ共に工事を手伝った。足掛け三年、水路四尺、両側通路六尺宛の堀は出来た。満々たる水は遥か香川村まで流れて行った。今は埋まって通路となっているが、此処が堰をして水を揚げた処である 茅ヶ崎ロータリークラブ寒緋桜が咲く17:19赤羽根の農地からの夕焼けを見るために来たが、夕焼けには早く近くの宝積寺へ。寶積寺駐車場、禅宗 宝積寺 の石柱が建つ石柱の横に「馬頭観音」の石碑駐車場脇に赤い帽子をかぶった身代地蔵尊と庚申供養塔花桃も咲き始めていた曹洞宗 宝積寺(ほうしゃくじ)所在地:神奈川県茅ヶ崎市赤羽根3042山門の扁額「稲荷社」縁 起創 建:慶長二年(1597)本 尊:観世音菩薩開 山:冷室長厳大和尚 慶長五年十月廿日示寂 1600年伽藍倒壊:関東大震災 大正十二年九月一日 1923年本堂再建:昭和45年 1970年薬師堂創建:慶安元年 1648年薬師堂再建:昭和53年 1978年山門を入り、左に薬師堂、右に本堂本 堂本堂の扁額「寶積寺」境内に建つ「妙染一貞法尼顕彰碑」歌が刻まれていたが判読できず本堂前から、薬師堂、山門本堂前に植えられた松石柱があるが「雲〇松」薬師堂薬師堂再建記念碑宝積寺前の駐車場脇にある地蔵三つの地蔵は別々の場所にあったのか、集められた感がある招福布袋側面に、平成十年八月吉日愛嬌がある、春になり帽子も替わるのか17:32太陽が下がり赤羽根の農地へ芝桜が咲き始めていたこの場所には2カ月ぶりに来たが太陽が富士山にだいぶ近づいていたズームアップ愛車の「リンちゃん」陽が沈むがちょうど雲があり17:44日の入り後赤羽根の農地は規制区域17:50田んぼに映える富士山昨日に続いてのマイバイクでのツーリングは、19キロでした。 END
2021.03.31
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市からの貸出し自転車の返却が3月のため、新しい自転車の購入を検討。当所自転車売り場で気に入った車種は、Panasonic社製スポーツタイプの「ベロスター」検討書を作成この時点では、前輪駆動のBRIDGESTONE社製「ティビーワンe」を考えたが。自転車売り場で説明を聞くと、前輪駆動は急停車時に危険であるとのことで、YAMAHA社製の「パス リン」を勧められこのタイプに決定するが展示中のものは色が気に入らず、在庫を確認願うと人気車種で入荷は半年後になると。あきらめ、他の車種を考えたが後日訪れると事前手配していたものが入庫したとのことで購入。市へ返却するまで預かってもらうことに3月14日(日) 8:45当初市へは13日(土)に返却予定であったが、当日が雨予報であったため14日(日)に変更。貸出しの、Panasonic社製「ビビ・SX」市へ返却した後帰路事前に購入して預けていた自転車を受け取る。新しく購入した YAMAHA社製「PA26RN」今後はこの自転車で方々へ移動予定3月14日(日) 12:30購入後早速この日の昼から、湘南海岸サイクリングロード経由鎌倉の源氏山へ。江の島、片瀬西浜海水浴場の引地川からの富士山。このブログは後日別途アップ予定です翌日の 3月15日(月)は市内の花めぐり。スリーハンドレッドクラブ所在地:神奈川県茅ヶ崎市甘沼441ここの枝垂れ桜が綺麗だと聞き訪れたが当日は休み門扉は締まり、立入禁止の掲示板丘陵コース。松林に囲まれた丘陵地で起伏があり、各ホールの幅は総体的に狭い。全体に長いが特にアウトは距離があり、1打・2打ともぴっちり打たないとアプローチでスコアをくずしやすい造りである。日本の政財界一流人300人だけの会員で組織されている珍しいコースでもある以前2度ほどプレーしたが、スコアはどうであったか?クラブハウス前の枝垂れ桜枝垂れ桜とは、枝が柳のように垂れ下がって生えている桜の総称です。エドヒガンの変種が多く、様々な品種があります。ソメイヨシノよりも1週間ほど早く、ピンクや赤、白の花を枝にたくさん付けます。糸を垂らしたような花姿をすることから、別名イトザクラとも呼ばれますとズームアップスリーハンドレッドクラブ前からの富士山ここでも送電線が邪魔スリーハンドレッドクラブの南の坂下にある寺院へ立ち寄る。高野山真言宗 甘沼山成就院所在地:神奈川県茅ヶ崎市甘沼473樹木のお寺というほど、お花が綺麗にいたる所に咲いているお寺で、桜やナンジャモンジャの木、ハンカチの木、花桃など季節ごとの花も綺麗成就院本堂境内に咲く、レンギョウ中国を原産とするモクセイ科の落葉低木。丈夫な性質を持ち、公園や道路の植え込み、寄せ植えの花木として広く使われる。日本へ渡来したのは 1681年 ~ 1683年の間とされる木瓜(ボケ)もきれいに咲くボケは、庭木や盆栽、生け垣、切り花として観賞され、200を超える品種が栽培されています。また、観賞だけではなく、香りのよい果実を使って果実酒やジャムをつくることができます。ボケ属は、日本原産のクサボケ(Chaenomeles japonica)、中国のマボケ(C. cathayensis)とボケの3種からなる落葉低木類です。ボケの渡来時期は、平安初期以前であるとされる桜の木も開花境内に聳えるコブシ (辛夷)北海道から九州まで日本全国の山林や日の当たる原野に自生するモクレン科の落葉広葉樹。早春に香りのある白い花を咲かせ春の訪れを告げる代表的な里山の花木であるが、葉が大きくて木陰を作りやすいため、街路樹や公園樹としての利用も多い。日本特産のようなイメージを持つが、韓国の済州島にも自生する。コブシの開花は3月下旬~4月上旬でソメイヨシノより早い。蕾は銀色の毛を持つ3枚の「萼片」で覆われており、葉が展開する前、小枝の先に直径6~10センチほどの白い花が1輪ずつ開花する。花弁は6枚あり、外側は赤紫色を帯びるのが特徴。雌雄同株であり、花には雌雄それぞれのシベが多数見られる浄土宗 窓月山 浄見寺(じょうけんじ)山門所在地:神奈川県茅ヶ崎市堤4317山門前右側に建つ「大岡越前守菩提所」の石柱山門前に桜の木があるがまだつぼみは硬い山門を入ると左に手水舎本 堂本堂の扁額「浄見寺」本堂前に置かれている大きな巾着袋?本堂前から山門右側に六地蔵延命地蔵尊、大岡家一族の墓地はこの階段を上る右側の立札には、「大岡家一族墓参の方へ」大岡家一族墓所護持の為 参拝ご希望される方はご喜捨お願いします 寺務所へ手前から「二代忠政 頂源院殿」、「三代忠世 源忠院殿」、「四代忠真 真覚院殿」。左奥に、本堂の前にあった巾着袋に似たものがあるが大岡家と浄見寺大岡家の始祖の地は三河国(現・愛知県)で、家系図には左大臣藤原教実の子孫とあります。鎌足を祖とする藤原氏の一族です。教実は京の九條に屋敷を構えたことから性を九條と改め、後にその子孫が三河国の大岡に居を移して大岡を名乗りました。現在に続く大岡家の初代忠勝は、徳川家康の祖父にあたる松平清康ならびに父広忠に仕えて武勲を上げ、広忠より「忠」の一字を賜り、それまでの名を改めて忠右衛門忠勝としました。二代忠政は、天正19年(1591)5月3日に家康より相模国高座郡堤村を賜りました。その後、慶長16年(1611)に、三代忠世が父兄の冥福を祈るために窓月山浄見寺を建立しました。寺山号は初代忠勝の法名である「大綱院殿忠誉窓月浄見居士」に由来しています。以来、今日まで大岡家代々の菩提寺となっています。「大岡裁き」で有名な五代忠相は、享保2年(1717)2月3日に町奉行に就任し、官職名を越前守に改めました。町火消しの結成、小石川養生所の設置、物価政策などに尽力する一方で、多くの人材を登用しました。後に、寺社奉行に就任し奏者番を兼ね、加増によって一万石の大名となり、三河国西大平に陣屋を構えました。大岡家との縁により、西大平藩のあった愛知県岡崎市と浄見寺のある茅ヶ崎市は、昭和58年に「ゆかりのまち提携」を結び、現在においても様々な交流を続けています本堂前に「旅立ちの法然さま」法然さまもマスク本堂裏一段高い舞台?桜の木の古木が聳えるがまだ開花前枝垂れ桜が一部咲く。まだ若木のためか花の蕾が少ない枝垂れ桜はエドヒガンの変種が多く、紅色をしてきれいだが名前は「???」本堂の左側から、梅の開花は既に終わりアセビ浄見寺の北側に建設中の、「 (仮称)茅ヶ崎市歴史文化交流館」交流館の西側は駐車場か?大岡越前通り沿いに咲く、コブシと桜歴史文化交流館が完成した暁にはこの電線もモール化してほしいものだが大岡越前通りの南側に建設中の「(仮称)茅ヶ崎市歴史文化交流館」(仮称)歴史文化交流館建設中茅ヶ崎市教育委員会では、中海岸にある茅ヶ崎市文化資料館(博物館)を移転し、(仮称)歴史文化交流館として整備を進めています。民俗資料館(旧和田家住宅・旧三橋家住宅)との一体的な活用を図ります!歴史・文化の学びを通じて、交流を生み出す場所づくりを目指します! 令和4年度中の開館を目指しています入口の工事看板 (仮称)茅ヶ崎市歴史文化交流館 (博物館)建設(建築)工事事業の目的 本工事は、公共施設整備基本計画に基づき、(仮称)茅ヶ崎市歴史文化交流館(博物館)を整 備し、中海岸に位置する文化資料館の機能を移転するものです。市民の財産であり文化財 である資料を保存・継承し、自然や歴史・文化について知り、学ぶことができる博物館を 整備します。主な工事内容は、市民交流スペースや展示室、収蔵庫の建設、及び駐車場や 広場にともなう外構工事を行います。工事場所:所在地:神奈川県茅ヶ崎市堤3786番他34筆工事期間:令和2年3月24日から令和3年11月30日まで作業時間:午前8時30分~午後5時00分までを原則とします。請負金額:1,175,442,400円完成予想図予定どうり完成することを期待、完成後は是非訪れたい。 ー 続く ー
2021.03.30
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光明寺参拝の後、16時にイタリアン料理店を予約していたので赤線のように北上する。黄色で囲んだお寺は今日参拝したお寺2月23日(火) 15:23解体工事はいつ完了するのか高倉健さんの墓標本堂に向って山門の右側に何故か「高倉健さんの墓碑」があった。平成29年(2017)に鎌倉の材木座の光明寺に高倉健の墓碑が建てられたとのこと。高倉健は、鎌倉幕府執権北条一族の苅田式部大夫篤時という武将の一族なのだとかで、生前は北条氏の菩提寺宝戒寺への供物を欠かさなかったそうで鎌倉とは縁が深いと。11月10日が高倉健の命日。今年で5回目ということになるらしい高倉健さんの墓碑■ 健さんの立ち姿を表しています。■ 墓碑の高さは健さんの身長と同じ180cmです。■ 墓碑にある段状の意匠は、健さんの映画人生の節目となる年、映画作品数などを表しています。墓碑の後方に鐘楼稲荷大明神延命地蔵尊、網引地蔵尊、慰霊碑が立ち並ぶが、左側は工事用フェンス紅梅も満開に総ケヤキ瓦葺きの鐘楼堂は弘化4年の建造で、現在の梵鐘は昭和36年製作、法然上人750年遠忌に当たり鋳造せられたもので、重量三百貫を誇り、梵音は朝夕鎌倉の市街に響きわたると山門から総門を臨む。この間は広い駐車場になっているが、このエリアは毎年10月12日から15日の間に行われる「十夜法要」の行事で今でも夜市がたち大勢の人で賑わう場所である15:32光明寺の隣に位置する、浄土宗 千手院中央の石碑は松尾芭蕉句碑が刻まれた寺子屋の記念碑松尾芭蕉句碑の裏文学案内板「松尾芭蕉句碑」 春もやゝ 気しきとゝのふ 月と梅 芭蕉翁碑裏には次の文面が刻まれている。「子産は安房国 安房郡大網村にして、明治8年より錫を ここに止無 此営みは 十九の天五 月なり 法名 一蓮社念誉上人祐禅定賢和尚 田中安太郎書 当十四歳 酒好 教へ路の碑は 顯れり曼殊沙花」千手院本堂千手院の御朱印ルートは ◇鎌倉三十三観音第二十番札所 になります本堂前からの境内。こじんまりとした境内だが桜の木が数本あった15:40光明寺、千手院から引き返し、若宮大路(県道21号線)の海岸橋交差点からの由比ガ浜方向。ここから北上して鶴岡八幡宮方向へ進む若宮大路を北上「一の鳥居」15:43一の鳥居歩道横に、鎌倉市指定有形文化財「石造宝篋印塔(明徳四年銘)」鎌倉市指定有形文化財「石造宝篋印塔(明徳四年銘)」 昭和46年9月11日指定高さ 3.4mを超える、市内でも大型の宝篋印塔で、鎌倉幕府御家人、畠山六郎重保墓塔と伝えられます。塔の基礎には『明徳第四 癸酉霜月三 日大願主 比丘道友』と刻銘があり、作風からも明徳四年(1393)造立とみられます。同じく14世紀後半に造立された市内の宝篋印塔としては、文和五年(1356)銘の通称「泣塔」(寺分所在)も有名です15:48若宮大路の鎌倉駅に近い右側にある「大巧寺(だいぎょうじ)」大巧寺(だいぎょうじ)最初「大行寺」という名でしたが、源頼朝がこの寺で行った軍評定(作戦会議)で大勝したので、「大巧寺」に改めるようになったと伝えられています。室町時代の終わり頃、この寺の住職の日棟上人が、難産で死んだ秋山勘解由の妻を供養して成仏させました。その後、お産で苦しむ女性を守護するために、「産女霊神」を本尊としてお祀りしました。今も安産祈願の寺として、「おんめさま」の愛称で呼ばれ、多くの方が参詣されています。 ● 宗 派:日蓮宗系単立寺院 ● 山号寺号:長慶山大巧寺 ● 開 山:日澄上人写真は、本堂と参道に咲くオニユリ大宮大路に建つ寺柱本堂への裏からの参道山門を振り返る境内に咲き始めた花若宮大路から回り込み本堂へ日本の桜名所100「若宮大路」15:53鎌倉駅入口交差点二の鳥居段葛(だんかずら)の若宮大路。桜の時期は鶴岡八幡宮に向って一面に咲く国指定史跡「若宮大路」若宮大路は、養和2年(1182)に、源頼朝が妻の北条政子の安産祈願のために造った鶴岡八幡宮の参道です。『吾妻鏡』には、頼朝自らの指揮のもとで北条時政以下の御家人たちが土石を運んで造られたことが書かれています。鶴岡八幡宮から由比ヶ浜へ向かって一直線に造られたこの道は、中世から現在に至るまで、鎌倉のまちの中心道路であり続けています。近年の発掘調査の成果から、当時は30m以上の幅員があったと推測されますが、基本的な位置と形は現在でも変わっていません。道路の中央部分には石積みにより一段高い参道が造られています。これは「段葛(だんかずら)」と呼ばれ、国指定史跡鶴岡八幡宮境内の一部となっています。 平成23年3月 鎌倉市教育委員会16:05イタリア料理の「ラ・ルーチェ」所在地:神奈川県鎌倉市雪ノ下1丁目7-6店は、JR鎌倉駅から小町通りを歩き一番奥に位置しており鶴岡八幡宮の三の鳥居から近い。三の鳥居方向から入り、左前方のビルの一階にある。自転車の手元標示板のバッテリー残量は 50%、走行可能距離は 20km。自宅まで十分に帰れるが、万が一を考え食事中に充電させていただく料理はお任せで頂く。お野菜とヒラメ、ホタテのテリーヌパンも自家製でオリーブで頂くラザニアヒラメのムニエル、焦がしバターソース17:10食事の間、他のお客さんは不在で、二人で野球、ゴルフ、旅行談議で時間を過ごす。マスターは元野球男児で就職後離職し、イタリアで3年修行し料理を覚えたと。充電のおかげで自転車の手元標示板のバッテリー残量は 70%、走行可能距離は 37kmに。久しぶりに美味しいイタリア料理を食べ家路につく。17:36食事後、海沿いの国道134号を引き返し、稲村ヶ崎公園。既に太陽は西の空に沈んでいた17:44七里ガ浜海岸駐車場にある、「Pacific DRIVE-IN」ハワイ料理だが今日も店先には列を成していた17:50いつもの、七里ガ浜海岸駐車場の西側(行合橋)からの夕焼けカメラのフィルターをクロスフィルターに取り換え七里ガ浜海岸駐車場を振り返る18:02国道134号から江の島ズームアップ18:05片瀬東浜海水浴場からの江の島シーキャンドル片瀬江の島駅入口交差点18:09片瀬西浜海水浴場からの富士山片瀬江の島駅入口交差点を振り返る18:13サイクリングロードを引き返す18:23浜見山交番前交差点の歩道橋上から。既に陽も沈み富士山は見えず江の島方向、左に浜見山交番18:50自宅へ到着、自転車での鎌倉へ4度目のツーリングであった。手元標示板のバッテリー残量は 40%、走行可能距離は 17kmに。今日の移動距離は54km、歩行数は11,500歩でした。 END
2021.03.29
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安国論寺から近くにある日蓮宗の妙法寺へ。それにしても鎌倉は「妙」と名のつくお寺が多い。今日訪れたお寺でも、妙隆寺、妙本寺、妙法寺、他にも浄妙寺と2月23日(火) 14:42安国論寺の前の道路脇に「妙法寺道」の道路標があり右斜め方向へ進む14:43妙法寺(みょうほうじ)所在地:神奈川県鎌倉市大町4丁目7-4日蓮上人が鎌倉で最初に草庵を結んだと伝わる、苔の石段と朱塗りの仁王門が印象的な古刹妙法寺(みょうほうじ)ここは、布教のため安房(千葉県南部)から鎌倉に入った日蓮聖人が、最初に草庵、いわゆる松葉ヶ谷御小庵を結んだと伝えられている地です。辻説法などで他宗を批難したため草庵が焼き打ちされた「松葉ヶ谷の法難」の場所もこのあたりであるとの伝承があります。のちに護良親王の皇子である楞厳丸(りょうごんまる)(日叡)が、悲壮な最期を遂げた父母の供養と日蓮聖人の遺跡を守るためにこの寺を建て、山号を楞厳山としました。本堂は、細川家の寄進による見事な欅造りです。護良親王の墓がある山頂からは、市街地と海を見渡せます。 ● 宗 派:日蓮宗 ● 山号寺号:楞厳山妙法寺 ● 建 立:延文2年 (1357) ● 開 山:日蓮聖人(中興開山 日叡上人)写真は、苔の階段文学案内板 妙法寺境内〇 汾陽(カワミナミ)昌子句碑 鵯されば笹子しづかに来てをりし 晶子 昭和63年8月 妙法寺四十四世日新建立 晶子(1922年生まれ、虚子門下。青苔句会主宰)〇 星野立子句碑 美しき苔石段に春惜しむ 立子 昭和58年6月 妙法寺四十四世日新建立 立子(1903-84、『玉藻』主宰)〇 桃林坊・日慈・牛長句碑 当山参詣の折柄御宝前の鏡に、富士山のありありとうつりまししを拝して 露しぐれはれて鏡にむかふ富士 桃林坊 小春となりの海のおだやか 当山三十三世 日慈 松か枝のさか行月にかり寝して 二世 牛長 嘉永元年8月 東都駒込高崎屋本店建立詳細は鎌倉鎌倉文学館にお尋ねください。 平成4年11月 鎌倉市教育委員会 & 鎌倉文学館 拝観料受付では『臨時休業』の貼り紙 拝観料は 300円駐車場がなく山門前の広場へ駐輪臨時休業のお知らせ本日はご参拝いただきまして誠にありがとうございます。この度当山は、新型コロナウイルス感染拡大の防止の為、当分の間、奥の院(苔の石段等)への観光をお休みいたします。朱印・主題もお休みします。参拝の皆様 檀信徒 従業員 寺族の安全を確保するための処置です。ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。 当山山主本 堂妙法寺の本堂は文政年間に、肥後細川家により建立されたもので見事な欅造りである本堂の扁額「楞厳山」境内に咲く紅梅サンシュユ鎌倉の古刹にはサンシュユが多い14:49新型コロナウイルスが終結したら再度訪れたい古刹である14:55妙法寺の後は、県道311号線(鎌倉葉山線)を南下、JR横須賀線の踏切を渡り。「ここは 長勝寺」、「安国論寺 200m」、「鎌倉駅 1.4km」長勝寺(ちょうしょうじ)所在地:神奈川県鎌倉市材木座2丁目12-17山門前に駐車場がありここへ駐輪長勝寺(ちょうしょうじ)伊豆に配流されていた日蓮が鎌倉に戻り、この地にあった石井長勝の邸内に庵を結んだことが当寺の発祥です。京都本圀寺の前身と伝えられており、日静の代、貞和元年(1345)に寺号が京都に移った後、石井山長勝寺と号し今日に至ります。境内の建物のうち、法華堂は県指定重要文化財。室町時代末期の造営と推定されています。また、日蓮大聖人の銅像は、鎌倉辻説法を写しています。毎年2月11日には、國祷会といわれる厳しい寒さの中で冷水を浴びる荒行が行われます。 ● 宗 派:日蓮宗 ● 山号寺号:石井山長勝寺 ● 創 建:弘長3年 (1263) ● 開 山:日蓮大聖人 ● 開 基:石井長勝写真は、日蓮大聖人像と四天王像六地蔵と〇〇〇像本堂前の正面に日蓮大聖人像、廻りに四天王像が立つ。四天王像の手前が大増長天王、奥が大廣目天王像。境内には桜の木も多く開花時にはこれらの像が映えるのではなかろうか本堂の扁額「帝釋尊天」左に辻説法姿の日蓮大聖人像、右に大持国天王像、正面奥に大毘沙門天王像が立つ。この日蓮像は、高村光太郎の父・光雲による作品。光雲は、上野恩賜公園に建つ西郷隆盛像の作者としても知られ、近代日本を代表する彫刻家である境内配置図本堂右側に六角堂六角堂の扁額は「久遠」。この建物には、日蓮の遺歯を祀っているそうです本堂前に咲く紅梅、白梅本堂左側の上にある「本師堂」、手前に「鐘楼」「法華堂」本師堂の扁額「本師堂」泰 安 本邦最初タイ国渡来金色釋尊像縁起當八角円堂に安置する釋迦牟尼世尊(八尺御座像)は私の敬愛する早坂太吉様並に御當山住職、久村日鑒猊下を通じて佛都鎌倉の名刹長勝寺に末永く奉祀せられ、この御佛の御魂と神通力により日本中から世界各国から詣らるる人々の上に、平安と幸運がもたらされるよう入魂開眼して奉献していただいたのであります。 昭和60年6月24日 訪日開眼式の・・ タイ国立 ワサケ寺 大僧正 スリウイスメ?イ本師堂と法華堂の間に、鐘楼を見下ろす本師堂の裏にある赤木圭一郎の胸像。圭一郎の墓はこの階段を上り富士山が見える霊園にあるが、案内図がないのでわからず法華堂 (神奈川県指定重要文化財)現在の建物は、室町時代の中期から末期ごろに建立されたと考えられている法華堂の扁額「法華堂」本堂と開花前の桜の木15:00石畳の参道を山門へと進み、長勝寺を後にする15:07小町大路を南下、九品寺前バス停前にある九品寺山門。九品寺(くほんじ)所在地:神奈川県鎌倉市材木座5丁目13-14九品寺(くほんじ)九品(くほん)とは、九種類の往生のありさまのことをいいます。極楽往生を願う人々生前の行いによって定められます。上品、中品、下品のそれぞれに、上生、中生、下生があり、合わせて九品とされます。鎌倉攻めの総大将であった新田義貞が、鎌倉幕府滅亡後に敵方であった北条氏の戦死者を供養するために、材木座に建立しました。山門の「内裏山」、本堂の「九品寺」の文字は、新田義貞の筆を写したものといわれます。本尊は阿弥陀三尊です。 ● 宗 派:浄土宗 ● 山号寺号:内裏山霊獄院九品寺 ● 創 建:建武3年 (1336) ● 開 山:風航順西(ふうこうじゅんさい) ● 開 基:新田義貞写真は、阿弥陀三尊本 堂こじんまりした境内である本堂の扁額「九品寺」宗祖法然上人のレリーフが刻まれている石碑浄土宗開宗八百年記念 宗 歌月影のうたらぬ里はなけれども ながむる人心にぞすむ木瓜も開花本堂前左にある、樹齢五百年の黒松15:11小町大路を進むと左側に大きな石柱「関東總本山」奥に見えるのは総門。駐車場は総門と山門の間にあり、トイレもある総門手前に設置されたMAP今日の移動 (黄色の線) は、上(北方向)から南下してきた浄土宗大本山 光明寺 案内図総 門 鎌倉市指定の文化財に指定されている。参拝用駐車場は左方向への矢印総門の扁額「勅願所」15:14浄土宗大本山 光明寺山門所在地:神奈川県鎌倉市材木座6丁目17-19山門前には、『大勧進、国の重要文化財 大殿 令和の大改修』自転車の手元標示板のバッテリー残量は 50%、走行可能距離は 22km山門の左側に駐輪して境内へ進む光明寺は朝廷との関係も深く、後花園天皇からは直筆の「天照山」の扁額を与えられたと山門(三門)弘化4年(1847)に再建された鎌倉に現存する最大の山門です。建築は和様と唐様の折衷様式で、江戸時代後期の重厚な風格を備えています。「天照山」の扁額は永享8年(1436)の裏書のある後花園天皇の御宸筆です。楼上には次の諸尊が安置されています。 釈迦三尊 四天王像 十六羅漢像 (いずれも江戸時代後期作のすぐれたお像です。) 大本山 光明寺光明寺(こうみょうじ)材木座に所在する光明寺は、江戸時代には浄土宗関東十八檀林の第一位として格付けされた格式の高い寺院です。開山は記主禅師然阿良忠、開基は鎌倉幕府の第四代執権北条経時で、仁治元年(1240)鎌倉に入った良忠のために、経時が佐助ガ谷に寺を建てて蓮華寺と名づけ、それが寛元元年(1243)に現在地に移り光明寺と改められたと伝えます。元禄11年(1698)建立の本堂は、国指定重要文化財。また、弘化4年(1847)建立の山門は、県指定重要文化財。ことに本堂は、鎌倉で現存する近世仏堂のうちでも最大規模を誇ります。当寺は今なお、建長寺、円覚寺と並ぶ壮大な伽藍を構成しています。10月12日から15日の間に行われる「十夜法要」の行事は今でも、夜市がたち大勢の人で賑わいます。 ● 宗 派:浄土宗 ● 山号寺号:天照山蓮華院光明寺 ● 創 建:寛元元年 (1243) ● 開 山:然阿良忠上人 (ねんなりょうちゅう) ● 開 基:北条経時写真は、本堂前の桜山門を入ると工事用のフェンス。フェンスの間から大殿(本堂)を臨む。大型クレーンを設置して解体工事が始まっていたフェンスに掲示されていた工事計画図「重要文化財 光明寺本堂保存修理 仮設・解体工事」河津桜の後方に開山堂(仮本堂)開山堂には開山をはじめ歴代法主の御影を祀っている。現在本堂(大殿)は修理工事で令和2年2月より大殿(本堂)にお祀りしていた阿弥陀如来および諸尊像は、開山堂でご参拝頂けますと開山堂の扁額「開山堂」開山堂の左前に建つ石碑には、「ここは 鎌倉アカデミア ありき」記主庭園(池)の向こうに「大聖閣(たいしょうかく)」大殿(本堂)周りの階段、歩廊を解体中開山堂へ上がり回廊から、記主庭園(池)、大聖閣開山堂へ上がり回廊から庭園を臨む光明寺の庭園は浄土宗庭園で記主庭園とも呼ばれている。蓮池には、夏になれば優雅な色を持って開花。七月には観蓮会(有料)が開かれ蓮を眼前に抹茶を頂きながら静かな時の流れを感じることが出来ると。その時期に再度訪れたいものです記主庭園周り馬酔木(あせび)早春に穂になって咲く小さな白い花や、紅色の新芽、濃い緑色の葉が美しいアセビには、日本のアセビ(Pieris japonica)のほか、ヒマラヤ地域から中国雲南省などに分布するヒマラヤアセビ(P. formosa)などが庭木や鉢物として栽培され、園芸品種も数多くあります大聖閣(たいしょうかく)庭園内に聳える大聖閣は宗祖法然上人800年大御忌を期して建てられた。お堂の二階には阿弥陀三尊が安置され、回廊よりその尊顔を拝すことが出来ると大聖閣の扁額「大聖閣」15:21解体中の大殿(本堂) — 続く —
2021.03.28
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妙本寺から近くの「ぼたもち寺の常栄寺」へ行くが通り過ぎ迷いながらたどり着く。スマホの道案内はわかりづらい2月23日(火) 14:00常栄寺前を通り過ぎ、八雲神社(やくもじんじゃ)所在地:神奈川県鎌倉市大町1丁目11-22石鳥居を潜り、参道に「厄除け祈願」の旗が並ぶ八雲神社拝殿八雲神社略記祭 神:須佐之男命、稲田比売命、八王子命、佐竹氏の霊由 緒:永保年中新羅三郎源義光公の勧請と伝う。室町時代関東管領足利成氏公は公方屋敷に渡 卸した当社の神輿に奉幣を行うを例とした。 戦国時代小田原城主北条氏直公は祭礼保護の「虎印禁制状」を下賜し、慶長九年徳川家 康公は永楽五貫文の朱印地を下賜された。古くは祇園天王社と称したが、明治維新に八 雲神社と改称された。祭 礼:例祭の神輿渡卸に伴う「天王唄」や「鎌倉ばやし」の神事芸能を伝え、正月六日には 「湯花神楽」が行はれる境内の御神木の足下に、新羅三郎「手玉石」天水盤 この天水盤は、武州鋳物師 鈴木文吾氏により「惣型法」にて鋳造さる。東京オリンピック聖火台も同氏が鋳造した拝殿左側に、左から「於岩稲荷社」「稲荷神社」「諏訪神社」境内には赤い「厄除け祈願」の旗が並ぶ宝物殿には神輿四座を保管14:11八雲神社から細い道を出、県道311号線(鎌倉葉山線)と合流して東へ進む。道路左側に「坂東第三番田代観音 安養院」所在地:神奈川県鎌倉市大町3丁目1-22大町四ツ角近くにある北条政子ゆかりの浄土宗のお寺さんである安養院の山門門前に咲き誇るオオムラサキツツジが有名安養院(あんよういん)尼将軍と称される北条政子が、夫である源頼朝の冥福を祈るために佐々目ガ谷に建立した祇園山長楽寺が前身であると伝えられます。その後、鎌倉時代末期に善導寺の跡(現在地)に移って安養院になったといいます。安養院は北条政子の法名です。延宝8年(1680)に全焼したため、頼朝に仕えていた田代信綱がかつて建立した田代寺の観音堂を移します。こうして「祇園山安養院田代寺」となりました。 ● 宗 派:浄土宗 ● 山号寺号:祇園山安養院田代寺 ● 建 立:嘉禄元年 (1225) ● 開 山:願行上人 ● 開 基:北条政子写真は、オオムラサキツツジ山門には「入場 志納 100円」何故か「これより先 写真撮影お断り致します 安養院」境内はこじんまりとしているが、国の重要文化財の石造宝篋印塔や開山の尊観上人が手植えしたと伝わる樹齢700年のマキの木などが見所であるとこれより先は撮影禁止とのことで山門で引返す14:18安養院で再度見落とした「常栄寺」をスマホで所在地を確認して戻る。県道311号線(鎌倉葉山線)から小路に入り八雲神社の北側に見つける。道路脇に何もなかったのでついとおり過した。自転車を道路脇に駐輪して階段を上る常栄寺(ぼたもち寺)所在地:神奈川県鎌倉市大町1丁目12-11常栄寺(じょうえいじ)(ぼたもち寺)幕府に捕らわれた日蓮が鎌倉の町を引き回され、龍ノ口の刑場(藤沢市・龍口寺)へ送られる途中、ここに住む老婆がぼたもちを差し上げたことが、ぼたもち寺の由来です。日蓮は処刑を奇跡によってまぬがれますが、この法難のあった9月12日には老婆がつくったものと同じ胡麻をまぶしたぼたもちが振る舞われます。厄除けの「首つなぎぼたもち」といわれ、終日にぎわいます。こじんまりとした境内にはあふれるように草花が植えられています。 ● 宗 派:日蓮宗 ● 山号寺号:慧雲山常栄寺 (えうんざん) ● 建 立:慶長11年 (1606) ● 開 山:日詔 (にっしょう) ● 開 基:日祐法尼 (にちゆうほうに)写真は、ぼたもち供養、「日蓮聖人龍の口法難ご絵伝」よりこじんまりとした境内の奥に本堂本堂の扁額「現無量神力」本堂前に、今月の聖語 「日蓮は、安房の国片海の海人が子なり」14:23常栄寺から、安国論寺へ向かうため、再度県道311号線(鎌倉葉山線)へ戻り東へ進む。県道の南側で安養院の向かい側にある、「日蓮大聖人 弘教霊地 上行寺」何となく観光化されていないお寺である県道311号線(鎌倉葉山線)を東へ進み、三叉路に「 ☚ 入口 安国論寺」の道案内。自転車を左方向へ進める14:26三叉路から入り進むと正面に、安国論寺の山門。左へ進み山門前に駐輪ここは 安国論寺左方向には「100m 妙法寺」、右方向には「200m 長勝寺」山門前の石碑には「日蓮上人草庵」。山門右側にも枝垂れ桜があるが開花前山 門山門の扁額「安国法窟」安国論寺(あんこくろんじ)当山は日蓮聖人松葉ヶ谷小庵の霊跡です。御小庵の元となった岩窟(「御法窟」または「日蓮岩屋」という)が本堂の向かいにあります。この御法窟で日本国の安泰と人々の幸せを願って文応元年(1260)7月16日、前執権北条時頼に建白した『立正安国論』が執筆されました。翌8月27日に立正安国論に反感を持つ人々に庵が襲われました。これは「松葉ヶ谷の法難」といわれています。本堂の裏山に一時避難した「南面窟」があります。境内は四季折々の花や紅葉で彩られています。なかでも御小庵の傍の山桜は、日蓮聖人の桜の杖が根づいたといわれ、「妙法桜」と呼ばれています。サザンカやカイドウと共に鎌倉市の天然記念物に指定されています。 ● 宗 派:日蓮宗 ● 山号寺号:妙法華経山安国論寺 (みょうほけきょうざん) ● 建 立:建長5年 (1253) ● 開 山:日蓮聖人写真は、春の参道山門を入り拝観料 100円を納め境内へ。左側に、平成23年(2011)12月に建てられた正岡子規の歌碑が建つ正岡子規の歌碑当歌碑は自筆から製作したもので、レリーフは門下の香取秀眞の子息正彦の作である。 ” 鎌倉の松葉が谷の道の辺に法を説きたる日蓮大菩薩 ” 子規正面に本堂安国論寺本堂。本堂には御本尊、南無久遠実成本師釈迦牟尼仏が安置されている本堂の扁額「立正安国」本堂前から御小庵、境内を臨む。ここは東芝社長や経団連会長を務めた熱心な法華信者であった土光敏夫の菩提寺でもあると本堂右側枝垂れ桜があるがまだ蕾は硬い立正安国論の石碑御小庵御弘通発軫の道場で、現在の建物は尾張徳川家の寄進、総欅造りで元禄時代に建立されたと御小庵の彫り物御小庵の扁額「御小庵」熊王殿日蓮に使えた従者、熊王丸がつくったとされる熊王稲荷が祀られている熊王殿の扁額「熊王殿」鎌倉市指定天然記念物 ヤマザクラ(市原虎の尾)日蓮上人の杖が根付いたとされる妙法桜(市原虎の尾と言う品種のヤマザクラ)境内に咲いていた白梅14:42本堂から、山門へ、左側に手水舎 — 続く —
2021.03.27
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妙隆寺から小町大路を南下する。2月23日(火) 13:15小町大路を南下、道路脇に標識「ここは 辻説法跡」日蓮上人辻説法跡所在地:神奈川県鎌倉市小町2丁目22-13-7日蓮上人辻説法跡日蓮上人は建長5年(1253)、安房(千葉)から鎌倉に来て、松葉ケ谷(現在の長勝寺、安国論寺の辺り)に草庵を結びました。鎌倉時代、この辺りは武士の屋敷と商家町が混在した地域と考えられ、毎日のようにこの辺りを訪れて、法華経の功徳を説く辻説法を行ったと伝えられます。文応元年(1260)、五代執権・北条時頼に提出した『立正安国論』が原因で、松葉ケ谷の草庵は焼き討ちされました。写真は、日蓮上人辻説法図(『日蓮大聖人絵伝』第六図)亀ヶ谷坂切通の途中に「田中智学師子王文庫趾」の石柱が建っていた門が閉められて中には入れず13:18小町大路を南下すると次にあったのが「村社蛭子神社」所在地:神奈川県鎌倉市小町2丁目23-3道路脇の標識は「ここは 蛭子(ひるこ)神社」各寺院への方向、距離が案内されていて歩きやすい、流石交際観光都市!石鳥居の扁額「蛭子神社」蛭子神社の拝殿拝殿の扁額「蛭子神社」たくさんの千社札が貼られている拝殿の右側に神輿庫13:21小町大路を南下、夷堂橋手前の右側に大きな山門本覚寺(ほんがくじ)所在地:神奈川県鎌倉市小町1丁目12-12鎌倉幕府裏鬼門の鎮守として建てられた夷堂がその始まりで、境内には春には枝垂れ桜、夏には鮮やかな百日紅の花が咲く名所である。山門と、右側に夷尊堂、左の石柱には「東身延」と山門を入り広い境内、正面に本堂、右手前に手水舎。石燈籠の周りに水鉢植えのハスがあった。自転車は山門左側から入り駐輪して参拝本覚寺(ほんがくじ)本覚寺のあるこの場所は幕府の裏鬼門にあたり、源頼朝が鎮守として夷堂(えびすどう)を建てた所といわれています。この夷堂を、日蓮が佐渡配流を許されて鎌倉に戻り、布教を再開した際に住まいにしたと伝えられます。その後、鎌倉公方・足利持氏がこの地に寺を建て、日出に寄進したのが本覚寺であるといい、二代目住職の日朝が、身延山から日蓮の骨を分けたので「東身延」と呼ばれています。日朝は「眼を治す仏」といわれ、本覚寺は眼病に効く寺「日朝さま」の愛称で知られています。十月は「人形供養」、正月は福娘がお神酒を振舞う「初えびす」でにぎわいます。鎌倉の住人、名刀工・正宗の墓が境内にあります。 ● 宗 派:日蓮宗 ● 山号寺号:妙厳山本覚寺 (みょうごんざん) ● 建 立:永亨8年 (1436) ● 開 山:日出 (にっしゅつ)写真は、夷堂とハスの花山門の左側に建つ、夷尊堂七福神の夷尊神が夷尊堂に祀られ、お正月には商売繁盛の祈願でたくさんの人が訪れる夷尊堂の扁額「夷尊堂」夷尊堂から山門前の小町大路の滑川に架かる夷堂橋(鎌倉十橋)夷尊堂の下に人形塚人形塚十月には「人形供養」が行われる鐘楼前の河津桜が満開本 堂本堂の扁額「常祥閣」本堂前から、左に鐘楼、正面に夷尊堂本堂の右側に「日蓮上人分骨堂」分骨堂の前に枝垂れ桜があったがまだ硬い蕾また分骨堂前に「しあわせ地蔵」奥の門は、鎌倉駅側の門で駅から500メートルと近い13:30本覚寺から夷堂橋(鎌倉十橋)を渡り直ぐにある、正面に妙本寺の総門妙本寺の総門所在地:神奈川県鎌倉市大町1丁目13-10総門の右前に「比企能員邸址の碑」妙本寺(みょうほんじ)この寺一帯の谷を比企谷といい、源頼朝の重臣・比企能員らの屋敷がありました。比企一族は二代将軍・頼家の後継者争いの際、北条氏を中心とした軍勢にこの地で滅ぼされました(比企の乱)。その後、乱から逃れていた末子能本が、日蓮聖人に帰依し、一族の屋敷跡であるこの地に法華堂を建てました。これが妙本寺の始まりといわれています。四月から八月にかけて、桜・カイドウ・シャガ・ノウゼンカズラなどが鮮やか花をつけ、静かな境内を彩ります。 ● 宗 派:日蓮宗 ● 山号寺号:長興山妙本寺 (ちょうこうざん) ● 建 立:文応1年 (1260) ● 開 山:日蓮聖人 ● 開 基:比企大学三郎能本写真は、祖師堂とノウゼンカズラ総門の扁額「妙本寺」総門の右奥にある「比企谷幼稚園」妙本寺のご協力がある幼稚園とのこと、そういえば孫も上野寛永寺幼稚園へ通い、園長さんも寛永寺の住職であった。道路角に「ぼたもち寺 常栄寺」の道案内幼稚園の建屋には「比企谷幼稚園」石段を上ると「二天門」坂を上った二天門の右側に駐車場があったが、ここへ駐輪。自転車の手元標示板のバッテリー残量は 60%、走行可能距離は 24km日蓮宗 本山 比企谷 妙本寺妙本寺方丈階段を上ると正面に、本堂左上に鐘楼鐘楼へは立入禁止になっていた妙本寺は大町付近では最も知られた桜の名所。鎌倉ではやや早めに咲く桜で、その後にさくカイドウも素晴らしいと二天門天保11年(1840)に建立されたという堂々とした弁柄塗りの「二天門」。脇には大きなカエデがあり、紅葉の季節はとても美しいと二天門の彫り物二天門前から参道を見下ろす二天門の右側に建つ石柱には「比企谷 霊跡 本山妙本寺」妙本寺は身延山久遠寺、池上本門寺と並び日蓮宗最古級寺院のひとつです二天門から祖師堂祖師堂の前には、左手前からノウゼンカズラの古木、奥にカイドウ、右に手水舎二天門を入ると右側に、『一幡の袖塚』比企の乱後、焼け跡の中からわずかに見つかったという袖をまつる。戦火の中、6歳で死んだ一幡の袖だという比企一族之墓塔塔の基礎には『加賀太守・・・・・、元和第十 甲子 六月十二日』と刻銘墓塔の後ろに聳える、鎌倉市指定天然記念物 イチョウ祖師堂前のカイドウ祖師堂から境内、二天門祖師堂の匠の技龍の彫り物紅梅がきれいに咲いていた紅梅をズームアップこの木の芽はカイドウカイドウの蕾も大きくなる日蓮聖人銅像左手前に「永縁廟 (永代供養墓)」日蓮聖人鎌倉開教聖地鎌倉の地たる洵に聖地なるかな。宗祖この山に憩ひこの町に叫びこの海より流さる。潮音耳を打てば今楢此経難持の聲あり街衢塵を揚ぐれば杖木瓦石の響あり。鳴呼この地を過ぎこの地に住む者其れ宗祖當年の忍苦を偲び粛然奮然、信仰を増進せよや 塚本 柳齊祖師堂前から引き返す前方上に鐘楼13:53左に、寺務所・書院、右に本堂 — 続く —
2021.03.26
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宝戒寺の後、前回(2月6日)参拝しなかった杉本寺を訪れた。2月23日(火) 12:30大蔵山 杉本寺所在地:神奈川県鎌倉市二階堂903苔の石段が風情を醸しだす鎌倉最古の寺で運慶作と伝わる十一面観音像と仁王像が注目県道204号線(金沢街道)沿いの階段を上り。階段沿いに「十一面杉本観音」の幟が立ち並ぶ。ここに駐輪して拝観受付へ階段を上る。自転車の手元標示板のバッテリー残量は 60%、走行可能距離は 27km杉本寺(すぎもとでら)鎌倉幕府が成立する500年も前の奈良時代(八世紀)に、行基が開いたと伝える鎌倉最古の寺です。行基は奈良の大仏造営への貢献や貧民救済の社会事業などで知られています。その後、光明皇后の寄進で本堂が建てられたと言われています。本尊の十一面観音像三体は、国または市指定の重要文化財で、うち一体は行基の作とされています。坂東三十三観音霊場の第一番札所で、8月10日の縁日は参拝者でにぎわいます。 ● 宗 派:天台宗 ● 山号寺号:大蔵山杉本寺(だいぞうざん) ● 建 立:8世紀 ● 開 山:行基 ● 開 基:光明皇后写真は、本堂と五輪塔当山伽藍配置図 再建復興予定(黄色の丸) ・稲荷堂 ・宝蔵殿 ・山門左上に拝観受付、拝観料は 300円。境内入口から本堂に向かって伸びる長い階段も見事である仁王門への階段は補修されたのか綺麗だ。鎌倉に2つある天台宗の寺院(もう一つは宝戒寺)仁王門運慶作の仁王像こちらも運慶作の仁王像仁王門の扁額「大蔵山」千社札がたくさん貼られている仁王門に掲げられた「杉本寺本堂茅葺替・大勧進のご案内」当山は、鎌倉でも数少ない茅葺きの御堂で御座居ます。茅葺きの屋根はおよそ十年から十五年ごとに葺き替え工事を必要としております。この度、平成二十五年十月に着工し平成二十六年八月十日 円成の運びとなりました。皆様のご協賛に厚くお礼申し上げます。坂東観音霊場第一番札所として、この茅葺き屋根の御堂を永く後世に伝え、本尊と皆様との御結縁をより深めて頂きたいと、ここに巡礼・御参拝の皆様へ引き続き御協賛・御支援を賜りたく、浄財勧募のお願いを申し上げる次第でございます。 合掌 茅一束 二千円 受付は堂内寺務所へ杉本寺は三体の十一面観音を本尊とする鎌倉最古の寺である苔むした石段。石段は1300年近い歴史を感じさせるような削られた様が美しい仁王門をくぐると右側にある「大蔵弁財天」石鳥居の扁額は「大藏辨財天」大蔵弁財天と左に弁天池左に、大蔵弁財天境内にある弁天池観音堂へは左側の階段を上る階段を上ると途中にあった小さな像茅葺きの観音堂へ観音堂前から、石段を見下ろす茅葺き屋根の本堂観音堂堂内は撮影禁止観音堂前には桜寒緋桜も蕾が大きくなり開花ももうすぐ本堂右奥にある、熊野大権現、白山大権現石鳥居の扁額「熊野大権現、白山大権現」熊野大権現、白山大権現鐘楼、手前に供養塔が並ぶ七地蔵尊鐘楼から観音堂書院・庫裡書院・庫裡の裏に紅梅・白梅がきれいに咲いていた紅梅・白梅をズームアップ観音堂前から下ることに観音堂から下り、仁王門前仁王門から見下ろす12:54受付に降り立ち、仁王門を振り返る杉本寺から県道204号線(金沢街道)を引き返し、小町大路を南下。道路脇に「北条高時腹切やぐら 260m、東勝寺跡 210m」、「紅葉山やぐら 250m」。「北条高時腹切やぐら」を訪れることにし、自転車を左に切る13:04「北条高時腹切やぐら」への道を間違え、史跡「紅葉山やぐら」へ13:09小町大路を南下すると、右手に日蓮宗の妙隆寺所在地:神奈川県鎌倉市小町2丁目17-20妙隆寺(みょうりゅうじ)この辺り一帯は、鎌倉幕府の有力御家人・千葉氏の屋敷跡と言われ、この寺は一族の千葉胤貞が日英上人を迎えて建立しました。第二祖の日親上人は、宗祖・日蓮上人にならい『立正治国論』で室町幕府六代将軍・足利義教の悪政を戒めましたが、弾圧され、数々の拷問を受けました。ついには焼けた鍋を被せられたので「鍋かむり日親」とよばれました。本堂前右手の池は、日親上人が寒中、百日間水行をした池とされ、厳しい修行の跡と言われています。 ● 宗 派:日蓮宗 ● 山号寺号:叡昌山妙隆寺 ● 建 立:至徳2年 (1385) ● 開 山:日英上人 ● 開 基:千葉胤貞写真は、日親上人座像山門に「千社札を絶対に貼らないよう御願い致します 当山」本 堂本堂右手前に、七福神 壽老人本堂の扁額「叡昌山」社の前に「 寿老人 → 」の案内表示鎌倉・江の島 七福神 壽老人 社の前に小さな「壽老人」鎌倉・江の島 七福神 壽老人 妙隆寺当山は、源頼朝の御家人・千葉常胤の子孫千葉大隅守平胤貞の旧地で・・・・・七堂伽藍を建立し妙親院日英上人を迎えて開山しました。・・・・・・中略・・・・・・。世の為、人の為ならばいかなる苦難にも屈しない日親上人ゆかりの妙隆寺には、欅の一本造りの壽老人の尊像が安置されています。人々の安全と健康を守り長壽を司る福神です。お供の鹿はその使いで、三千年の長壽を象徴しているのです石柱に「鍋冠日親上人五百遠忌御報恩塔」当山第二祖 なべかむり日親上人行法御池之霊跡 応永34年(1427)の冬、上人が21才の時、「大法弘通に耐え得るや否や、自らの尽力を試さ ん」と寒中、雪の日、氷張る早朝霜踏み、この池に身を浸すこと百日間、毎日自我偈百巻、 お題目、千遍を日課として法華経を弘通されました日親大上人像13:13妙隆寺の境内に咲いていた紅梅 — 続く —
2021.03.25
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