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◆Gibson レスポール・レコーディング・モデル リペアです この激レア特上コンディションギターのオーナー様は K2の親友のミー君です。 中学時代にミー君が初めて買ったギターとは違う個体ですが、同じメーカーの ギターで、正に青春のギターそのものです!◆画像からどうぞ! 製造はGibson社では有りませんが最後まで某メーカーとします 判った方は書込み大歓迎です【セグス様他関係者の応募はご遠慮下さい】●威風堂々の存在感です、音質も構造が酷似してるES335風ですが、ピックアップが特殊なので 335とも少し違った味わいです。●ネックも完全ストレートでフレットボードの減り方から演奏スタイルが手に取る様に判ります 55歳超えのゲスト様ですと、リードギター&サイドギターやツインリードのスタイルのバンドで リードギターやってると5A6E滅多に弾か無いって有りませんでした?K2は正にこのスタイルでした●6点止めのネックジョイントて珍しいを通り越して、ベースを除く他のギターでは見た事有りません メーカー名を伏せていた時点で、セグスのマスターがGibsonでボルトオンが有ったんだ! と言うくらい存在感が有ります。●GOTOHのペグですが、新し過ぎるのとツマミのデザインが合わないとの意見が続出しました●クルーソンタイプのペグに交換したらどうかと言う意見が大勢をですが、ペグ穴が大きくブッシュが スカスカで合わない場合は、グローバーのツマミに交換した方が良いです。◆折角ですからピックギター本体の画像もアップします●この2連画像は本リペアには一切関係が有りません オールソリッドなので、あっちこっちが割れ放題でした◆リペアの内容はトグルSWの接点不良で、センターにするとフロントが出たりで無かったりして ましたが、オーバーホールしましたら絶好調です! 原因はセンター芯にグリースが大量に付着してまして、フロント側の接点に微妙に接触したり しなかったりしていた事が原因でした。 ◆GOTOHのペグに交換した時の旧ペグ用のビス跡は、ペグをどうするかが決まってから対応 する事にします
2018年04月30日
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◆Kiso Suzuki F-120 ビンテージ・アコースチックギターリペアです HN/ミー君が最近手に入れたそうでうす。 ミー君は実はK2の45年来の友人で、ここ35年は音信不通だったのですが、K2のブログに 時々訪問して頂いてました。まさかK2=私とは思って無かった様で、俺だよ! と判った時は うそだべぇ~ホントなん?お互いに驚きました、世間は狭いですね(笑) ☝加須弁です●ブリッジ浮きのリペアとセッティングのご依頼です●アジャストサドルは裏側からボルト止めと、画像の様にブリッジにポジションマークと同じ 貝が入れて有る場合は、貝の下にボルトオン有り!ですからボルトを外してからブリッジを 剥がせません ●コーションラベルです●ヘッドですが、ペグのチューニング精度が著しく良くないので、ついでにペグも乗せ換えて おいてだそうです。●ブリッジ剥がしは既に始まってます 昨日このアングルから見えた両面テープらしき物は、ホワイトボンドでした。両面テープ らしく見えたので除去しないと貼れないので、その場リペアを諦めてお持ち帰りしたのです。 この画像でブリッジは既に外れてるのですが、ブリッジ周りの隆起変形が有り、このままですと ブリッジ張り戻しに支障が出ますので、隆起変形を力技でねじ伏せます●力技と経験と技術力でここまで戻したが、これは第一段階です。●第二段階です。ブリッジの裏側からもアルミ板を当てて、ブリッジを張り戻すスペースを まっ平に矯正します。この工程終了予定日は予測不能です。 数日から数週間まで全く読めません。◆3日経過しましたので戻り具合を確認します●僅かに変形が残ってますが、ここまで戻ればブリッジを張り戻せます●張り戻して行きますが、リペア台を占有しますのでこの工程は一日の最後にします。●1夜そのままにしてクランプを外してから、接着面に隙間が無いか確認します 隙間が開く事無く張り戻しが完了しました。◆セッティングを始めます●プラスチックのサドルがマウンントされてましたので黒檀材に交換しますが、 削り出す前にフレットボードの Rを確認します●サドル無し&弦のテンションが掛かって無い状態で、6E/12Fのクリアランスを確認します 1.0mmですから逆算しますと、6E側のサドルがブリッジから露出する高さは【2.5mm】 にしますと、6E/12Fのクリアランスは2.25mmになります。 このデータは弦のテンションを考慮してませんので、レギュラーチューニング後にロッド& サドルの高さを調整して行きます。●サドルはスズキに合うと思われる、エボニーに差し換えます●エボニーサドルの仕上がりです●支給品のペグに交換しました、元のビス跡はウォールナット丸棒で塞いでおきます●弦高調整が完了しました。6E/12Fで2.0mmですが、ビビリ箇所は有りません●試奏タイムです。 全ての弦がバランス良く鳴ってまして、爆音です【無駄に大きいと言う意味では有りません】 fタイプのボディサイズを全く感じさせません。 これでしたら【ジャパンビンテージ】の称号で呼べると思いま
2018年04月30日
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◆今回のリペアはYAMAHA ウクレレ×2台です HN/てつや様からのご依頼です◆リペアご依頼の際に状態を確認してませんでしたので、画像から確認して行きます。●画像手前が No,150& 画像奥が YUK-80 です *マーチンのウクレレ弦は、伸びが余りないのでペグに巻き付ける時に、人差し指一本分余裕を 持って巻き始めると丁度良いです◆No,150から画像アップして行きます●No,150ですから、ビンテージ・ウクレレで製造年はこれから調査しますが、木製ペグと言い 軽く見積もっても50年は経過してるのではないでしょうか?流石に日本楽器です工作精度の 高さは、私のビンテージ・カマカ・なんぞ問題に成りません!素晴らしい個体です。 モデル名 No.150 ソプラノ 仕様木材 Top 松 Side 楓 Back ラワン Neck ラワン 生産開始 1960年4月より発売●これだけコンディションの良いビンテージ・ウクレレは奇跡と思います 購入後に殆ど弾かれる事無く、弦を緩めた状態でハードケースの中で眠っていたのだと思います●木製ペグで、ナットもよビンテージ感満載です ウクレレって何故か、3弦のバラで売って無いのですよね!多分一番太いから3弦が切れたら 他の弦も駄目でしょう?だから全交換しましょうって具合でしょうが、リペアマンの立場では そりゃ困るよと言いたいです。 ●楽器としてはグロバーのペグに交換した方が演奏精度は上がりますが、オリジナルを維持した方が 良いと思います。絶対にオリジナルを保つべきです。●バックにもキズらしいキズが有りません●ネックも然りです◆YUK-80 の画像です●こちらも弾かれた形跡が余り無い様です●UKA-80 です●棒タイプのペグはナイロン弦とのコラボで、チューニングに苦労する事もしばしばです●バックもキズらしいキズが有りません◆リペア箇所の画像です ブリッジの3弦止めが割れてまして、交換するより方法が無い様です●ウクレレのゲージは3弦が最も太いので、溝に完全にハマっている事が有り 弦交換する時に、弦を持って思い切り引っ張ると画像の様になる事は珍しい 事で有りません、外れ難い時は薄い板【スクレーパやプラスチックの薄板等で 引っかけて出す方が間違いが起こる確率が下がりますが、特に注意が必要です●製造された時代はニカワが普通に使われてたと言うか、現在の様に化学合成された接着剤が 無かったのでしょう。●ブリッジ外しは【ニカワ】が使われてますので、比較的に楽に外せると思います◆YUK-80 は何となく音質が今一なので改善して欲しいとのオーダーです●サドルがプラスチック製で有る事が原因と思われますが、試奏した感触では ソプラノタイプのウクレレの標準的な音質と思います。 ただ比較の相手がNo150ですからこれはこれ、あっちはあっち!と分けて比較しない方が 精神衛生上宜しいかと思います ●オリジナルと同じ形で、エボニー製に交換します◆前置きが最長記録を更新してしまいましたが、リペア開始して行きます。●仕入れ先は休業ですけれど、担当者にメールでK2ギターファクトリーのブログ見て! で返信が来ました。【 【現在のウクレレのブリッジはロングタイプ全巾110mmで、ショートタイプは取扱い有りません!】 だそうで、他を探すしか方法が有りませんので150番は後回しにします。 普通のウクレレでしたら、ロングの方が音&強度共にアップするし脱着も簡単すよと安易に形状 変更しますが、流石に躊躇ってしまいます。◆YUK80のサドル交換から開始します。プラスチック製ですから音質改善の余地が有ります●サドル厚は2.0mmで黒檀【エボニー】で削り出して行きます。ヤマハのFGシリーズの アコギはエボニーとの相性が良いので、ウクレレも同じでしょう!と都合の良い解釈を して、合わない時は水牛ボーンのオイル漬けに変更します。●同サイズで削り出しました、マウントしてから弦高調整して行きます●12フレットで1.75mmです●セットするとこんな感じです●試奏しましたが、もう少し音質が改善出来る感覚が有りました●軟質プラスチック製のナットを、ハカランダ【ブラジリアンローズウッド】に交換します●上がオリジナルのナットで下がハカランダ材です。削り出して行きます●オリジナルと同じ形状で1フレットに支障が有りませんので、同じ形状で製作します●40年前以上に輸入されたハカランダ材で乾燥して良い材と思います。 驚くべきは40年以上経過しても、ローズウッドと言う名前の由来となったであろう ローズの香が有る事です。 リペアをしている立場では珍しい物では有りませんが、一般的にはハカランダの削り粉は レアと思いますので、リペア終了後に同梱してお送りします。●ハカランダのナットはk2ギターファクトリーで要望の有るナット素材です●サドルの仕上がりです●7フレット/1.25mmです●12フレット/1.75mm とても弾き易いと思います ●試奏の結果はあくまで個人的なですが感覚ですが、明るくハッキリしたトーンになったと思います。◆YAMAHA No150 のリペアに移ります●同じ形状のブリッジは製造販売されて居りませんので入手不能で、オバーサイズ【剥がれ浮きを防ぐ】 為に、交換用のブリッジはサイズアップはされております●既存のブリッジはこれから外しますので、OKがでましたら交換する予定のブリッジを取付けると この様なイメージに成ります●弦の取付は、クラッシクギター同じで縛る【編み込む】形状で交換が容易になります●1弦~4弦の取付位置は同じですから、弦間が広がったり狭く鳴ったりする事は有りません◆画像のブリッジOKで有りましたら、既存のブリッジを外して張付け交換して行きますので ご判断、ご指示をお願い致します。◆上記のお問い合わせの件は忘れて下さい◆師匠から欠けた箇所を作り直せば君の技術なら簡単に済む事だろう? ビンテージ物の形状変更を安易にするな!と何年ぶりでしょうか?教育的指導を頂きました。●欠けた部分のみを切除します●オリジナルのリッジの材質は側面から見た感じですとラワン材と思ってましたが、マホのかも? と思ってました。 工房で使う木材でもオーク材が最も違和感が少ないので、オーク材で欠けた部分を削り出して おきます。●オーバーサイズで削り出したオーク材を張り付けます●ウクレレ用の小型クランプで固定してタイトボンドの硬化を待ちます●タイトボンドが硬化しましたので、補修部分をサンドペーパーで均しておきます ウクレレは3弦が一番太いので3弦の隙間が最も広くなります●艶消しの透明ニスで仕上げます。オリジナルのブリッジもオーク材の可能性が高いのですが 同じ木材でも切り出した場所によっても色の違いが出ますので、僅かな色の違いはご容赦下さい。 現物は画像程違って見えませんのでご安心下さい。 解像度の高いデジカメはこれですから困りますね(笑)◆数日インターバルを置いてから、同梱頂いたマーチンのウクレレ弦を張って、全体的なセッテング 状態を確認して、楽しみな試奏を経てリペアは完了となる見込みです。◆ご指定のマーチンの弦を張っていきます。 一般的にウクレレの弦を張る時は、ペグに2重通した時にタルミ【余白】を残さないで巻き始めますと 弦がガンガン伸びて丁度良く成るか、伸びすぎだろぉ~ってくらい伸びますが、マーチン弦は殆ど 伸びてくれませんので、巻く時には人差し指1本分たるませてから、巻き始めると丁度良いです●このタイプのブリッジは弦交換の時に、結び目がブリッジの中で食い込んで外れない! 事が偶に良く有ります。k2ギターファクトリーでは画像の様に先端を残してカットする 事をお勧めしてます。こうすると弦の両方から引っ張れるので素直に外れてくれます。 *ご注意 切った先端がボディに触れない長さにしておく事です。弦とボディが接触してますと 弦の切り口は鋭いのでキズが付く恐れが有ります。●12Fのクリアランスは、ウクレレの標準設定るの2.5mmに設定して有ります●オリジナルもオイルフュニッシュでしたのでも。ダークオークカラーのオイルを再フュニッシュして 有ります。●このボディカラーがダークオークとは意外と思われるかも知れません●全体にオイルフュニッシュを施して有ります◆セッティングも完了しましたが、1週間ほど手元に置いてセッテングに変化が出ない事を確認して から発送させて頂きます。🌸たいへんよくできましたギター
2018年04月30日
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◆ヤマハFG130グリーンラベル 【FISHMANピックアップシステム】取付のご依頼です●ギター本体の出所は、K2ギターファクトリーのギターストックからです Fタイプのボディサイズで生鳴りの良いギターを探して!!のオファーに 有りますよ! で決まりました。●ブレーシング他にK2ギターファクトリーの改造が施されてます 低音~中音~高音域まで素晴らしい鳴りをしてます●ペグはグロバータイプに交換してあります●サイドに取付け穴を開けて取付けるタイプの依頼は少ないです●コントロールシステムの型枠を作っておくと間違い無く取付穴が開けられます◆取付加工して行きます●アンダーサドルのピエゾマイクを仕込む為に、サドル下をピエゾマイク分掘り下げます 1.5mm正確に掘り下げたか確認するために厚紙にマークして確認しながら掘り下げます●ピエゾマイクを通す3mmの穴を先に開けておくと、削り粉が穴から内部に落ちるため 底面を正確に削れます。 6E側からピエゾが入り1E側に先端が入る様に、斜めに開ける事が正しいアンダーサドル ピエゾマイクの正しい取付方法です●Hoscoの2mmタイプの本来はナット取付部分をヤスリ掛けする工具と、工房オリジナル 工具も使って掘下げて行きます●こんな塩梅で使います●先端は1E側に開けた穴に差込みますと、拾う音が安定するようです●ジャックは12mm径で開けておきます●型枠でマーキングする時に、ボディトップ側に寄せ過ぎますと、ライニングに大当たり! になってしまいすので、トップの厚み+ライニングの厚みを計算してマーキングします●要所に3mmのドリルで穴を開けておきまます●3種類の工具を使って開けます●サイドの合板はこうなってます、滅多に見られませんので画像アップしておきます●ジャック通すにはこれで簡単に付けられます、頼りないくらい細いシールドを使います●シールドを差し込んで●コントローラーから出して、後は何時もの様に取付ければ簡単です●コントローラーも予定通りに付きました●配線の処理はこんな感じで良いと思います◆試奏タイム 流石にアコギマイクのトップブランドだけ有ります、FG130との相性もバッチリで 音響のプロのU様も驚かれてました。 どんな感じの音質かと言いますと、ポールマッカートニー氏がライブで【I Will】と 言うビートルズ時代の曲を一人演奏してる音質と【15オール】って感じです。 ポールは最高の音響システムとアコギ用のエフェクターを多分使ってて、こちらの試奏は 安シールドにローランドのキーボード用のキューブ60アンプで鳴らしてですから、 本当は勝ってるかも?と強気になってます。🌸たいへんよくできまた🌸
2018年04月24日
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◆プロトタイプのエレキギター【某工房の試作品】ネック取付&トップサンディング &オイルフィニュッシュ仕上げのサンプリングのご依頼です *某とはK2ギターファクトリーでは有りません。●当初はフロントにP90/センターにはシングル/リアにはハムバッキング/ を乗せる予定だった様です●予定が大幅に変更になり、フロントにP90/リアにハムバッキングとなったため、センターの ザグリはパテ埋めされたとの事です。●全体にサンディングシラーが吹いて有る様です●ストラトタイプのネックに変更になったためご依頼を頂きました●前置きが長く成りましたが、ギターオーナー様は、成田市のSEGS CAFE&DINER 【セグス・カフェ・アンド・ディナー】のマスターです。 ◆SEGS様をご紹介させて頂きます 成田市アメリカって感の店内で、アメリカに来ちゃったと言う感覚になります。 因みにK2のアメリカの経験はグアム島だけですけど・・・ 兎に角、ハンバーガーのボリュームは半端有りませんし美味で、おなか一杯になります。 チェーン展開してるショップとは全く違いますよ! お酒も充実してましてコーヒーも美味しいです。コンテナハウスも調度品もUSA!そのもです。 そして、ギター大好きでギターテクニックもなかなかです。 訪ねて見て下さい!直ぐにファンになってしまいますよ!◆リペア開始して行きます●180番~240番~400番のサンドペーパーでサンディグしました 広い面積をサンディングする時は必ず椹木【あてぎ】をしてペーパー掛けしましょう●ボルトの位置が変わりますので既存の穴は埋めておきます●ボルト穴の位置決めする時はネックをクランプで止めてから下穴位置を決めます●正しい位置にネックが付きました●プレートの位置もOKです●パテ埋めの跡をカバーするには、ピックガードを付けた方が勝負が早いです 画像のピックガードはストラト用ですが、何となくこんなイメージになります◆カラーサンプルはP90のマウントザグリに塗って有ります。 ●バック&サイドは指定の、ライトウォークのオイルフィニッシュで仕上げは薄いラッカー仕上げに 決定しましたので、オイルフィニッシュを塗ってから、1週間空けてラッカーを吹いて行きます。●仕上がりは左のレコーディングモデルと同じ雰囲気にします。 ◆クリアを吹く前に養生をしておきます ●10回吹いて乾燥して状態です●サンディングを掛けてコンパウンドで磨き初めた所です、電球がはっきり見えないとNGです ●ヘッドのクリアは厚くしますと音に影響がでますので極薄仕上げです
2018年04月21日
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◆今回は、【K・Yairi ENJOY RART-1】 フルリペアのご依頼です このレアなギターのオーナーのは大橋様です。 ◆先ずは画像から状態を確認して行きます●比較的新しいモデルと思ってました【比較的=90年代】 トップ割れ【トップソリッド】重度のトップ落ち、ネックが右に動いてるので、トップとサイド の貼り合わせがズレてます。●ENJOY PART-1 と言うモデルなのでしょうか?●ゼロ・フレットが有りますので、製作後50年程度は経過してると思ってました●ヘッドのホールは何でしょうか?フックに掛けて保管出来る?ストラップ用?謎です●ネックが右に動いてるので、トップとサイドの貼り合わせがズレてます。●ネックに左方向にのトルクを掛けるとサウンドホールのズレもピッタり合いますが、割れてから 相当の年数が経過してるので、割れた部分がピッタリ合わず凹み筋が残ります。 ネック折れも同じですが、折れたら即刻リペアしないと駄目なのはこう言った理由からです。●サウンドホール下のクラックですがクラック部分に圧を掛けても、V字の溝が残りますので この部分の完全修復は諦めて味になる様にして行きます。●ネックヒールのK.Yairi特有の焼印です●ブリッジピンが浮き上がってます、新しい物に交換されたのだと思いますが、このままですと ブリッジが真っ二つに割れる原因になりますので、リーマーで整えておきます●重度のトップ落ちです。ミニサイズのギターですからサウンドホールからの修復作業は無理で バックを外してブレーシング総入れ替えした方が結果的にリペアは簡単に済みます。◆リペアはバックを外す事から始めます。●突破口が無い時は、ネックヒールから始める様にして、サイドとバックの合わせ目に正確に 魔改造したスクレーパーを差し込んで行きます●マホガニーは時に合わせ目が判り難い部分が有るので、魔改造スクレーパーで少しずつ慎重に 外して行きます。ミニサイズですから全周が短いので楽に外す事が出来ます。●右半分が外れました●バックが外れました 87.09のスタンプが有ります・・・と言う事は87年製? 87年製でゼロフレット仕様とは良く判りません? 何かの復刻版なのでしょうか?●クラックとブレーシングですが・・・アバウト!ですが時代を感じます! この頃の製作精度はこんなもんでしょうね、でも87年製でしたら言語道断ですぞ!●ブレーシング【日本語名・力木】は、互いに密着する事で強度が増します。これは法隆寺建立時代 から変わりませんので、この部分は納得が行きませんし、ホワイトボンドの使い方には?です。●ライニングにブレーシングがピッタリ密着させないと駄目です●全てのブレーシングを外して行きます。ホットガンで温めると軟化するので比較的簡単に外れます●全てのブレーシングを外しました、新しいブレーシングはマホガニーと山桜材を切り出して作ります 山桜材は非常に硬く高級楽器や高級家具に使われる木材です◆修復作業に入る前に現状でのフレットボードや、ネックセット角度にズレが無いか確認しておきます●テンションが掛かってませんがネックはストレートです、トラストロッドは入ってません●現状で12フレットの弦高がどの位になるか確認しておきます。 2.75mmはミニギターとしては少し高いです●トップとサイドのズレからネックのセット位置が、ブリッジを底辺とすると右に2mmズレてる 計算になりますが、計算通りズレてますのでピッタリ合わせ無いと弦を張った時に大変な事になります●全てのブレーシングを外してもトップ落ちが戻る気配が有りません、長年に渡って変形した 木材は頑固です●トップのクラックを合わせて測定するとピッタリの位置になります●この状態で水平器にトップ落ちを合わせると元の状態に戻す事が出来ますので、サウンドホール下に 2か所ブレーシングを入れて変形補修と補強して行きます◆リペアの順番を間違えると後々面倒な事になりますので、作業順番をシュミレーションして行きます●サウンドホール下のクラックの補強&貼り合わせから始めますがV字の溝が残ります。 の予定でしたが、トップ落ちが予想を超えておりクラックの貼り合わせが出来ないため、 トップ落ち変形の修正から始めます。●直前の工程の画像は非公開とさせて頂きます、重度のトップ落ちがほぼ真直ぐに戻りました いきなりクランプの力技でねじ伏せた訳では有りません。そんな事したらトップがパッキ!です●最も酷かったサウンドホール下の戻り具合をスコヤで確認します●サウンドホールの部分も真直ぐに戻りました●クランプを外して確認します・・・・・・少し隙間が有るでしょう? ですが心配無用です、ブレーシングを貼り付けてませんのでブレーシングを 入れれば真直ぐになります。●トップのズレた部分をスプールクランプで接着しておきます●サウンドホール下のクラックはパッチで補強して行きます。●本来有るはずのネックポケット下の弦のテンションを受ける補強材は、山桜材を使い ます、ネックポケットに付いてますので弦の振動をボディに伝える効果も期待してます●ブレーシングを入れて行きます●クラックには特殊なパテを入れて補修しますが、オイルフィニュッシュ仕上げをして 有る程度馴染みますが、跡が残る事はやむ得ないです。●重度のトップ落ちもここまで修復出来ました。 手前のマスキングテープはトップが剥がれた部分の接着です●ブリッジ周りのブレーシングを残すのみになりましたが、トップのノックテストをして 乾いた金属音がする様に入れる事と、強度を高めると言う両立しない事を折り合いを 付けなければ成りませんので慎重に決めて行きます。 トラストロッドが入ってませんので、ネックの剛性は高いと判断出来ます、弦の テンションがまともにボディ破壊と言う現象で現れたと思います。●残りのブレーシングを入れて行きます●ブリッジ周りの隆起は有りませんでしたので、横方向のブレーシングで対応して貰います●全てのブレーシングが完了しました、バックを張り付ける前にライニング&ブレーシングに 問題が無いか慎重に確認しておきます●スプールクランプを掛けるシュミレーションと素早く取付けられる様に高さを調整しておきます●今後の事を考えてバックの接着にはニカワを使います。ニカワの温度管理には一人焼肉用の ホットプレートが重宝します。瀬戸物のコーヒーカップの方が金属カップよりも過熱を止めても 温度の下がりが緩やかなのでの便利です。●全周にニカワをタップり塗り付けて、手早くスプールクランプを締め付けトルクを 弱すぎず強すぎず、を均一に成る様に取付けて行きます ●時間を空けてニカワが完全に乾く前に、スプールクランプを5個くらい外して、はみ出した ニカワを蒸しウエスで拭き取っておきます。 完全硬化したら仕事が増えてしまいます。 拭き取りまでの時間は、室温で変化しますのでニカワを他の木材に塗って、どの程度 硬化してるか確認をすれば拭き取りのタイミングを外しません。 ●この状態で一日放置して完全硬化させます。 工房内が獣の香で一杯です。毎度の事ですけど、ニカワの香何とか成りませんかね?
2018年04月15日
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◆PLAYTECH エレガットギターのセッティングのご依頼です 珈琲庵のオーナーKIM様が最近入手されたギターです●JR成田駅から成田山参道に入った千葉興業銀行さんのお向かいのコーヒーショップです●素敵な店内とコーヒー&ケーキも美味しいです!ギターを飾りたいのとの事ですが、 スペースの関係で我慢されてるそうです。◆画像で確認して行きます●なかなか良い雰囲気のギターです●プラスチックナットの取付が宜しく有りませんし、プラスチックナットの弦溝を削って弦高調整 した事が有りませんので、差し換えする予定です●フレットボードが乾き切ってます●6E/12Fが3.5mm超えてます、これでは弾き難いと思います●1E/12Fも3.5mm超えてます、クラシックギターと同じフレットボードですからフラットなのは判り ますが、せめて2.8mmくらいに成る様にセットしたらと思います。 新品の時から1E/6E/が殆ど同じ弦高だったと言う事です。●1Eは0.9mm有ります●KIM様からお聞きした所では、サドル下に謎の詰め物が入ってるらしいです●コントローラーの取付が困った状態です●ザグリが・・・◆ゲージを使ってネックの状態を確認してみます⁂3連画像の解説です 1枚目 1フレット、 ベタ付きです 2枚目 7フレット、 1.5mm浮いてます 3枚目 最終フレット ベタ付きです つまり模範的な強めの順ゾリです、ロッド調整で簡単に修正出来る範囲です ◆ロッド調整のみでフレットボードは完全に近い型でストレートになりましたが・・・◆プラスチックサドルを水牛ボーンオイル漬けに交換します◆サドル下の謎の敷物は爪楊枝とプラスチック板です。何故この様な物を入れて弦高を高くする必要が 有ったのでしょうか?重度の順ゾリですから弦高を高くする必要は無いはずです。◆ナットの取付がアバウト過ぎますので、ハカランダでナットを削り出して行きます●同じナットを製作すれば良いので楽です●1F弦高調整は全てのフレットを確認後にしなければ作り直しになります、1Fに0.5mm板を挟んで 1フレットにカポをして試奏して行きます◆試奏してみます 3G・6Eは問題有りませんが・、1E・2Bのハイポジションと4D・5Aの特定フレットが ビビり放題です・・・ 最初の弦高での試奏ではビビリませんでしたので、ここまで弦高を上げた理由が判りました フレットの高さがバンラバンラで・・・調整で何とか出来る範囲を軽く超えてまして、1E・2B 4G・5Aの全フレットを擦り合わせするしか方法が有りません。 本来でしたら全フレットを抜いて、フレットボードをサンディングすれば完璧になるのですが ガットギターですからプレースタイルとしてフレットに負担が少ないですから、フレット擦り合わせで 低弦高の調整で対応する事にします。◆スチェマのフレット擦り合わせ専用工具です、自重が有りますので軽くフレットをなぞる様に 擦り合わせして行きます●もう少し目が細かいと更に良いのですがね●バラバラの高さを全て調整し仕上げ前のフレットです●ハカランダナットは消耗品ですから、脱着を考えて【ニカワ】で接着しておきます●ロッドは効いてるのですが、ギターを傾けるとネックの中で動きますので、マホ板を噛まして 固定しておきます。●フレットのエッジ仕上げの甘い箇所を整えて、フレットクラウンの仕上げも完了しましたので 試奏してみます●全てのポジションでビビりが解消しました、最終的なセッティングを残すだけに成りました●エレガットなので【ダダリオ】のクラッシックギター弦をチョイスしました◆サドル下に入っていた楊枝も取り除き、最終的な弦高はこんな感じです。 本日リペアの打合せでお越し頂いた、スパーギタリストの植木様に試奏して頂きましたが エレガットでここまで弾き易いギターは弾いた事が無い!と驚かれてました。 ・・・それはK2ギターファクトリーですから・・・
2018年04月09日
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◆K・YAIRI DY35 フレット打替えのご依頼です ギターオーナー様は、ライブでご一緒させて頂く、【キヨタクさん】のギタリスト・タクさんです 1976年製のオールソリッドモデルで、タクさんの【青春のギター】です。●最近はライブで出番が少なくなって来てるとの事ですが、弾き込まれた正にジャパンビンテージ と呼ぶに相応しいギターです。●1976年製です●グロバーペグのコンディションも最高です●ここまで減りますと流石に打ち換えないと無理が有ります。◆打ち換えにフレットボードの状態を確認しておきます●5フレットを中心に逆ゾリしてます●ロッドで軽く調整してストレートに調整しておきます●ボディのピックキズは蜜蝋ワックスで保護する必要が有ります●フレットボードはアコギのスタンダードR350です●フレット抜き用の工具です◆ではフレットを抜いて行きますが、エボニー【黒檀】のフレットボードは溝が欠けやすいので フレットチップを差し込みながら慎重に抜いて行きます●エッジを軽く持ち上げて隙間に差込んで溝を押さえながら抜いて行きます●全て抜けましたので、新しいフレットをカットしておきます、ネックバインディングが 有りますので、フレットの左右を処理しておきます●フレットボードをチョークでマーキングして、R356で表面を整えておきます●フレットボードが綺麗になりました、溝も綺麗にしておきます◆フレット打込み前の下準備も完了しましたので新しいフレットを打込んで行きます●サウンドホールから20F~17Fまではこの打込工具を使います●HN/ジョーズと呼ばれてる、工房の中で最も好きな工具です 要するにバイスプライヤーの亜種と言う事です●全て打込ましたので、エッジを整えて行きます●ベベリングファイルでキズを付けない様に養生しておきます●フレットエッジ角度を45度で一定に整形する工具です●一定のトルクで整えていきます●ベベリングファイルで整えてから、最終仕上げは〇〇〇を使いまます。【〇〇〇は企業秘密です】◆仕上が完了しましたので、タクさんから指定のマーチンSPを張って弦高&セッテングして行きます●フレットの仕上がり具合を確認出来ます●フレットの仕上がり具合を確認出来ます◆セッティングをして行きます●エンドピンが窮屈でピンホールに収まりません、この状態ですとブリッジ割れの原因に 成りますので、リーマーできちんと収まる様に整形します●1Fは0.5mmです●6E/12Fは、2.5mmです●1E/12Fは1.5mm アコースティックギターの理想的とされる設定です◆この状態ですとブリッジ割れに繋がりますのでピンホールを整形します●エンドピンの修正と弾きキズは蜜蝋ワックスでは仕上げて有ります●エボニーのサドルをR350に合わせて削り出しました◆風格オーラ出捲り!のギターのです●試奏タイムです 正に爆鳴り鈴鳴りです。弾いていて楽しいギターはやっぱり良いギター何だとつくずく思います!🌸たいへんよくできまた🌸
2018年04月08日
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◆謎のテレキャスター・タイプ のセッティングです ◆最初にどのくらい謎なのかくらい、その謎っぷりを見て下さいね!ミー君 ●このアングルでは、けっこうイケてるんじゃなない? ビザールギター炸裂かも?●何とテレキャスタイプで【0フレット仕様】なかなかレアです。●ヘッド~でか!バランスを崩して余りある大きさです●金属プレートの特大ロッドカバーが特徴的で捜索の手掛かりに成るかも知れません●ブリッジ周りはレトロ感覚で好きです●F&Rのピックアップが同じと言うのも憎いね!●バックの画像は特にコメントする事は有りませんが、日本製の刻印が有ります●ストラップピンがとんでも無い所に付いてました、ネックの付根ではハイポジションが 弾けないでしょうが!時代を感じる瞬間でもありました。正規の位置に移動しました ●ヘッドの全長が、235mm程有ります●ヘッドロゴは消して有る訳では無く、クリア塗装の状態から最初から入って無かったと思います。●V&Tのノブも雰囲気が有ります●6連ペグも普通にチューニング出来ます●ミー君の言う通りもしかしたら、トーマスのテレキャスタイプかも知れませんね! 初期のトムソン&トーマスは立体的なエンブレムを、自分で貼る自由が有ったので、貼って無かった のかも知れません。 ・・・ネットで検索しますと、トラストロッドがヘッド側に有り金属プレートが付いてる 画像は全くヒットしませんでした。ヘッド裏の形状が全く同じ画像は有りましたが、トーマスなのか 判断不能でした、ご存じのゲスト様がいらっしゃいましたらご教授下さい。◆リペア箇所は、ナットの欠品、音が出ない、ネック調整、ピックガード他のビス8本サビで折れ くらいで経年を考えると保管状態は良かったと思います。 ・・・充分にリペア箇所が有るとの指摘を頂きました(笑) 肝心の音質はと言いますと、【結構良いですよ!全ポジションでビビりが収まれば ライブで使える音質ですよ】とスパーギタリストの、ウッキー様がリップサービスを 割り引いたとしても、高評価を頂きましたのでヤル気満々です。 工房に来てから5年近くそのまま放っといたのが申し訳無いと思います。◆0フレットのナットは滅多に製作する事が無いので、思ったよりも手間が掛かります。 ロッド調整をすると0フレットが浮いてしまい、12弦ギターの様なシタールの様な変な 音が出ますので、最初から思い切って溝を深くした方が良かったと学習しました。 音が出ないは割と簡単でした、ハンダが数か所外れていただけで簡単に解消しました。 ネック調整が曲者でして、僅かに1弦側に向かって捻じれてるのと、5フレットが僅かに逆ゾリ していて、複合曲りはこっちがOKでも、そっちがビビるの繰返しと、ナット溝調整が加わって 手間が掛かりましたが、ギリギリのポイントを探し当ててから、必要最小限のフレット擦り合わせ で全てのポジションでビビりが出ないセッティングに収まりました。 ビス折れも手間の掛かるリペアでしたが、リペアの痕跡はガード下なので見えません!
2018年04月07日
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◆モーリス F18 にピックアップ取付にのご依頼です ギターオーナーはS様で、昨年セッティングさせて頂いたF18に ピエゾタイプでコストパフォーマンスが高い!の評価を聞き付けて 載せて欲しいとオーダー頂きました。◆久しぶりに試奏しましたが、リペアさせて頂いた時よりも鳴りが良く確実に成長してます◆取付の準備に入ります◆新規導入したチェロやコントラバス用のリーマーで、通常市販されてるリーマーと違い 削る刃がスパイラル構造になっていて綺麗に開きますに、SM社のエンドピン用リーマーと 同じ構造です。◆竹用のドリルで仕上げます◆大幅に省略して取付が完了しました◆試奏タイムです
2018年04月07日
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◆サウンドハウス・オリジナルブランドのPLAYTECH製のレフティー仕様のストラトを 右で弾ける様に改造のご依頼です。 ご依頼は匿名希望のU様です。 *実は仲間内でプチブームが来てまして、リーズナブルなエレキギターを魔改造して 本家の音を軽く超えてしまいましょう! 実におやじらしい素晴らし趣味と思います。 数千円のギター本体にデマジオ乗せたり、ダンカン乗せたり、再塗装しちゃったりと 本当に困った大きな子供達です(笑) 因みにK2は、某PLAYTECHのテレキャスにダンカン乗せようとしてます(笑) 最初の仕掛け人は、匿名希望の丸ちゃんです、Fフォール付きのレスポールを 数万円掛けて全塗装!ゴールドトップ用の塗料に銅を配合して他には無い仕上がりです。 音は・・・本家と間違えてしまいました!◆何か変でしょう?●改造後の画像です、ストラップピンはこの後に逆サイドに移動して有ります●ナットは作り代えてあります。ナットの素材は【ブラジリアンローズウッド】ハカランダ です。何て無駄な事するの思うでしょう?でもこの無駄こそが余裕と言うものです! ナットはカーブボトムでは有りませんでしたので、削り出しは簡単に済みました。◆ブリッジのスプリンングを受けるビスが貫通してます、ハーネスに傷は有りませんでした●全体の作りや材はそれ程悪い訳では無いのですが、この様な点が有るから評価が上がらない のかも知れません。◆ビスが出ない位置に打ち直して、穴跡はマホ材で埋めてから塗装して有ります◆貫通ビスの修正は完了しました●ブリッジの弦を通す穴のアルミダイキャストの精度が著しく低いです、トップから弦を 通す穴を見ると、真っ直ぐになって無い!と思ってたのですが、実はそうでは無くて 弦を通す穴、・・・説明が難しいのですが、ボールエンドが止まる穴の中心と弦が通る 中心のセンター同士が合って無いから、ブリッジをトップから見るとズレている様に 見えたのです、このストラトは特に酷くて、1弦、3弦 4弦が外れませんでした、特に1弦を 外すのに30分掛かりました、ボールエンドが止まる位置を丸ヤスリで整形して普通に外れる 様にしましたが、この様な加工精度の低さを解消出来れば評価が変わって来るのでは無いかと 思うのはK2だけでしょうか?◆0.5mmのプラバンを挟んで駒の調整をします●フレットの仕上げもそうです、極端に安いギターのネックを触るとフレットのエッジ加工が いい加減で指の腹を切るんじゃねえ?っての個体が多いですが、プレイテックは昔に比べて 良くは成りましたが、最後の最後の仕上げ、サンドペーパーで3往復くらいすれば、バリが 取れるのに、なんでやらないかのか?不思議です! 最後の仕上げの5%を手を抜くと、95%が代無しになる事に気が付いて欲しいですし、 検品体制は整ってます!が聞いて呆れます、ちゃんとバリ位取れよ!バリ取り程度の技術を 身に付けろよ! と敢えて苦言を呈して品質向上して頂ければと思います。 ●弦が通って来る穴を裏表から見て、穴のズレが酷い個体は避けた方が良いです◆6E/12Fは2.0mmに調整しました●ハーネスの取り回しや、ハンダ付けの加工技術は普通に仕上がってます◆仕上がりです、弦を張るのも少し混乱しましたし、レフティー自体を見慣れてないので ファイヤーバードに弦を張る要領を思い出しながら、ペグの回転方向を間違え無い様に 独り言を言いながらです(笑)●試奏も少し混乱します、ボリュームはどれ?フロントにしたのにやけに固い音だね、 と思ったらそっちはリヤだったりと言う具合です。 右用ストラトを使っていたレフティープレイヤーと言えば、ジミー・ヘンドリックス氏 を真っ先に思い浮かべると思いますが、ジミヘン氏は後にレフティーのストラトの 提供を受けた時に、【弾き難い!】と使わなかったと言うエピソードを聞いた事が 有りますがな、判る様な気がしますこのストラトを弾きこなしたら、右用を使い難く感じる のはとても良く理解出来ます。 このギターのHNは、ハデ・ヘンドリックス【略称/ハデヘン】です お見かけされましたら、試奏を申し出て下さい、不思議な景色に出会えますし 今後はピックアップの強化もされる予定ですので、凄い事になってると思います。🌸まあまあよくできました🌸
2018年04月07日
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◆今回のリペアは、Fender JAZZ BASS ナット交換&弦高調整&セッテングのご依頼です ライブレストラン・ウッドストックのオーナー・ミック様がお嬢様用に用意したベースギター であるとお聞きしております。◆リペア前のコンディションを確認しておきます●パパが娘に甘いのはどの家庭でも同じ様です。●ネックは2代目だそうです●ナット溝が深すぎます●2フレットまで全弦ベタ付きです●これでは演奏出来ません!◆ナット製作前にネック・コンディションを確認してロッド調整しておきます 逆ゾリ状態になってますが、調整可能な範囲と思います●逆ゾリ状態になってます・・・●メイプルネックはヒーターが効かないので、ロッド調整で何とか弾き易いセッティングに 持って行かなければ成りません。◆ボディにロッド調整用のザグリが全く有りませんので、ネックを外さないとロッド調整が 出来ません。1発で、決まる様に計算してロッド調整します●これではテレキャスで使った特殊工具も入りません。ロッド前にザグリを付けたいと 思うのですが、ミック様に内緒でザグル訳には行きません◆予定通りになりましたが、以前他の方が行ったフレット擦り合わせの影響かも知れませんが フレットクラウンの高さがバラバラなので、フレットクラウンを整えておきます。 フレット擦り合わせはK2ギターファクトリーでは、よっぽどで無いと行わない工程です。 削ったら元に戻せ無いでしょう?が師匠の口癖でした。安易にやるなよ!◆必要最小限度で済む様に確認しながら慎重に整えて行きます。●計算通りに調整出来ましたので次の工程を進めて行きます◆デンジャラスな既存ナットの撤去です●何がデンジャラスかと言いますと、フェンダーのナットは約3mm溝にカーブボトム で収まってるので、外す際に☝画像のペグ側が欠ける恐れが高く、ピラニア鋸で 切断して外す方が危険度が下がります。今回は素直に外れてくれました。◆R300のカーブに隙間無くマウント出来る様に削り出して行きます。 オイル漬けの水牛ボーンです◆ピッタリ収まりました◆R300に合わせて高目に整形しておきます◆弦溝をSM社の専用ゲージで墨付けして付けて行きます●ベースギターのご依頼をお引き受けする様に成りましので、ナットファイル、 ネックゲージ等のベース専用工具もフル装備してますのでご安心下さい それと、ウクレレ・リペア用の工具も殆ど不足は有りません◆仕上がりました、フラットワウンド弦とオイル漬けナットの組合せはチューニングが とてもスムーズです●ナットは溝にキチキチで入ってますのでチューニングしてもズレません、ナットは消耗品ですから 次回の交換を考えて接着してません。●全体にワックスを掛けて仕上がりました🌸たいへんよくできました🌸
2018年04月04日
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◆今回のリペアのご依頼は Fender TELECASTER のセッティングです プロギタリストのU様からのご依頼です*Junk-Tion【オフコースのトリュビュー・バンド】ライブ画像です●前回アップしましたU様&SG1000の画像です U様の演奏は何時聴いても惚れ惚れしてしまいます。 ジャンルを問わず何でも御座れ!は圧巻です。◆ビンテージタイプのモデルで凄い鳴りです、昨日のライブ終了後にもう少し弾き易くして欲しい! とのご依頼でお預かりして参りました。●その場でコンディションをチェックしましたところ、K2は絶句してしまいました、 この弦高でプレーをしてたんですか?プロのテクニックには何時も驚かされます。◆何気にリペアが始まってます。●魔の3ピースのブリッジの駒ですが、オクターブが合うかは後で考える事にして、マイナスのイモネジ が素直に回るか確認します。 緩める前にCRC3-36をイモネジに注入しておきます、これが固着して外れませんと リペアが始まりません。●右の3-36は信頼出来る防錆剤です。 ネジ部分にはグリースを使います◆ヤバいかな?って所が2本有りましたが、ネジを舐める事無く無事に外れましたので サビ落とし剤に1晩付け込んでおきます◆ナットを戻しますが、ネジ穴にグリースを注入しておきます、たこ焼きプレートにネタを 入れるのと同じです。はみ出たグリースは拭取っておきます●次にロッド調整ですが、全てマイナスネジなのと、ネックを外してのロッド調整は避けた かったので、この特殊工具【それ程特殊でも有りませんが】を使ってチューニングした 状態でロッド調整をしていきます●これが自称特殊工具です●ピックカバーを外しますと、ロッドに対して画像のザグリが有りますので、このザグリ内 でロッド調整可能です。使い方は至って簡単☟の画像の通りです ●フェンダーのフレットボードはK2の経験則では、ストレートに調整しますとチョーキング すると【ビビる!】ので、軽い順ゾリ・・・じゃ無くて マックス0.06mmのシクネスゲージが 入る程度にネックを調整しておきます。●6E側のマックス 0.06mmです●ロッドを調整した直後はストレートでしたが、1E側も0.06mmに成りましたのでご安心下さい。◆これは各弦がフレットボードR7.25インチに合っているか確認するためだけの工具で 名前は・・・使用頻度が低いので忘れました●R7.25インチのフレットボードと同じ曲線で有る事を確認しました。 弦高が例え低くセッテングされていても、フレットボードのRと各弦の高さが合って無いと 弾き難いと感じます、0.0~単位0~の差に違和感を感じる人間の指先の繊細さには驚きますね。◆6E/12Fは、2.0mmです◆1E/12Fは、1.5mmで、理想とされるセッテングに落ち着きました◆U様のご依頼では、【低すぎるとビビるので、それ程低くしなくてもOK!】でした 直訳しますと、【低くてもビビら無い様にして欲しい】って事と理解しましたので 理想とされるセッテングに持って行きました。 ですが・・・プレヤーセッテングが一番大切で、U様に入念に試奏して頂いてから 微調整後にお渡しと言う事に成ります。◆全てのフレットでビビリが出ない事と、レコーディングの時には5カポも有るので 5カポでチョーキングしてもビビら無い事を確認しました。 全くの余談ですが、E・クラプトンがライブでストラトにカポして演奏してるのを見た時は 正直驚きました。◆3連荘画像は、リペアマンの希望です。マイナスネジは止めて下さる?!です 舐めたら終わりぜよ!●オクターブも割と素直に合ってくれました◆全体にワックスを掛けてバフ磨きすれば完了となります◆工房にお越し頂きまして、入念に試奏して頂きまして全ポジションでビビリ&音詰まり が無い事を確認してOKを頂きました。8日のライブに無事間に合いました。🌸たいへんよくできました🌸
2018年04月03日
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