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◆YAMAHA FG250F 黒ラベル ネック元起き修正のご依頼を頂きました ギターオーナー様は、K2の中学時代からのバンド仲間のMe君です 店頭で試奏したところ、一目惚れ?一耳惚れ❓してしまって連れて帰ったとの事です 連れ帰る前にK2に相談が有りました 【音は良いけどネックの元起きが酷いけど大丈夫?】【治せるよ!・・・】 完全に戻せなくても弾き易くする術は有りますので問題有りません◆画像から確認して行きます●大切に弾かれていた様ですが、弦を張りっぱなしと言うギターにとって最もストレスが 掛かる保管をしていた様です キズが付かない様に神経を使う事も大切ですが、それよりも大切な事は【弾き終わったら 弦を緩める】です●黒ラベルは久しぶりです●黒ラベルは鳴る個体が多いです●バックルキズも殆ど有りません●ペグはグロバーに交換したとの事です●ネック裏もキズが殆ど有りません◆リペア前のコンディションを確認します●ストリングルーラーでは弦高が測定出来ません 6E/12Fで4mm有ります●1E/12Fで3.9mm有ります これでは楽しく弾ける状態では有りません●ライトを当てて撮影したのですがサッパリ見えませんが、4mm元起きしてます●ロッドの限界まで締め込んでもこの弦高です●マスキングテープの黒いラインが現行の元起きラインです 治具を使って本来の位置まで戻します 元起きの原因は弦を緩め無いで保管していたことです、ギターは計算して作られているから 弦は緩めないで大丈夫!が事実と反してる証拠です●専用の治具を使って矯正して行きますが、1週間程度でOKと思います◆経過報告しますと、3月3日時点で殆ど元の位置にネックが来てますが、 安定させるために、週末までギブス固定する事にしました●ギブスで固定している間に出来る事をします●ブリッジのトップを1.5mm削ります 画像はリマーでピンホールを整えている所です●穴の周囲は面取りしておきます●オイルフュニッシュ仕上げしておきました ヤマハでは珍しいと言うか、ビンテージFGシリーズでハカランダのブリッジが使われて ました◆治具を外してネックの戻り具合を確認して行きます●1フレットに0.5mmのスペサーを挟んで測定します●サドルは弦高を計算していない仮付けで、これを基準に計算調整します●6E/12Fで2.5mmまで戻りました●1E/12Fは、1.75mmです●測定した弦高データーを元に、ヤマハと最も相性の良いエボニーサドルを削り出しました●ブリッジ周りの仕上がりです●調整後の弦高は2.25mmで予定通りです●1Eも1.80mmで予定通りです●1フレットのクリアランスを確認します 5A6Eが僅かに高いですが、ネックが安定するまで時間を空けてから調整します●1E~4DはOKです◆試奏タイムです 張って有る弦の質が悪すぎてノーコメントで、ダダリオに交換してから正式なコメントを アップします。🌸おっぺしましたべ🌸to be
2021年02月23日
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◆Gibson サザンジャンボ Vintage フレット打替え&全体チェックのご依頼を頂きました ギターオーナー様は、エルサントのHIKI★様です ユニットを組んでいるKON★様からのご紹介でリペアさせて頂く事に成りました◆画像から確認して行きます●60年代に製作されました、見事なビンテージギターです●60年代のGibsonのインレイの特徴です●アジャスタブルブリッジです●クルーソンペグ特有のテンションが掛かって無い時は、動きが心配するほど軽いですが トルクが掛かれば正確にチューニング出来ますので、現時点での交換の必要は有りません●弾き込みが半端では有りません●60年代に製作されたGibsonアコギに顕著に表れるクリアの剥離です バックが剥がれると広範囲でこうなります・・・越川さん【今回のリペアと別件です】 60年代後半にGibsonで使われていたクリアラッカーの特徴と思われます 固くなってひび割れして剥離します、ガラスコーティングの様な感じです ●クリアが剥がれた部分にオーバーラッカーを吹くかは賛否が分かれます◆フレットボードが乾き切ってますので、オイル分を補給してクリーニング後に フレットを抜いて行きます●サウンドホール周りの削れも凄いです◆リペア開始して行きます●フレットボードのクリーニングから始めます●クリーニング後です●フレットサンプルで打ち替えるフレットを選んで頂きました 215のジャンボに決まりました●一度以上フレットを打ち替えた形跡が有りました●11&12フレットにニカワを使った形跡が有りますので、このポイントの打込みは注意が必要です●問題無く全てのフレットが抜けました●フレットレスの状態でネックコンディションを確認します 大きく修正する必要は有りません●フィンガーボードは400番のサンドペーパーで軽くサンディングするだけに留めます●フレットの溝を丹念にクリーニングします 特に両端に残ってると打込みに支障が出ますので注意します●フレットが打ち込める状態に成りました●フレットボードR350に合わせてフレットワイヤーにRを付けます●12インチのプレス型を使います●打込み直前にもフレットボードを確認します●テストで1フレットを打ち込んで見ます 素直に入りました●最終フレットから打込んで行きます●17F~11Fまではこの工具を使います●10F~1Fはジョーズを使います●全てのフレットの打ち込みが完了しました●1弦側のトップに入ったクラックが光が漏れないか確認します 幸いにも現状では光が漏れませんが、パッチ補強が必要と判断しました●軽くおっぺしますと段差が出来ますので、先にニカワを流し込んでおきます●10mm径のマホガニーの丸棒を使います●スプールクランプに弱い両面テープで貼り付けて、ピンポイントで貼り付けて行きます●こんな感じで貼り付けます。クランプの固定時間は30分です●ベベリングファイルでエッジを揃えます ネック巾が39.0mmと細くサイドバインディングも有りますので、通常使う35度のベベリング ファイルは使わず、45度のベベリングファイルを使います●フレットの仕上がりです エッジの角度は45度です●リペア前の試奏で感じていたのですが敢えて指摘しませんでした。 ネックの太さに対して【E~E】の間隔が合って無くて、1Eがフレットボードの際に近すぎます 【2枚目の画像でも確認出来ます】慣れると感じなく成り、指摘されると気になって仕方ない 事を防ぐために指摘しませんでした●39.6mmのネック巾に対してE~Eは、42.0mmのナット巾と同等に切られてますので フレット打ち換えには必須のナット交換もしますので、39.0mmのナット巾で削り出します●ニカワが硬化して、クラックの中では段差が出来ますので、数回に分けて盛って行きます●ナットを交換します。綺麗に剥がれました●なんと!プラスチック製のナットです。時代を感じた瞬間です●ナットで正確なネック巾を測定しますと39.0mmでした●ネック巾に合わせてナットを削り出します●ピッタリ収まってる事を確認します●ストリング・スペーシング・ルーラーでE~Eをマーキングします●サクッと弦溝を切って正しい位置に弦が収まっているか確認します、OKです●弦高を確認します、6E/12Fで2.25mmです●1E/12Fは、1.75mmです●6E&5Aの弦高が高いので、1フレットのクリアランスを調整します●1フレットのクリアランスを確認します、OKです●サドルの交換時期の判断が難しい所ですが、オリジナルが有ればコピーする だけですから、比較的簡単です●仕上がり一歩手前です これから全体の微調整をして完全に仕上げて行きます、魂を入れる事になり、 この工程次第でギターの真価が問われますので、今回のリペアの中で最も大切な工程です。 ◆最終チェックして行きます●1フレットの仕上がりはOKです●6E/12Fは2.30mmでOKです●1E/12Fは1.80mmに仕上がりました●水牛ボーンのオイル漬けナットの仕上がりです ビンテージギターはオイル漬けに限ります●打ち換えたフレットの仕上がりです●トップのクラックも軽く押してもビクともしません●ブリッジ周りの仕上がりです●リフレッシュされたビンテージ・サザンジャンボです 最終チェックに合格しましたので、お渡しするお約束の日をお待ちするだけに成りました◆試奏タイム ビンテージギブソンを鳴らすだけのテクを持ち合わせてませんので、パワー弾きのコメントは 出来ませんが、囁く様な軽いタッチで弾いて見ましたら、Gibsonにこんな小技が出来るの? って感じで、小さい音でも輪郭がハッキリした音で鳴ってくれました事は新発見でした。🌸リフレッシュ‼たいへんよくできました🌸🌻昨夜はお疲れさまでした! テスト試奏が気が付いたら大盛り上がりのライブ! 状態でギター好きはこれだから最高です! リペア工房で即席ライブが始まってしまうのは、k2ギターファクトリーならではです YouTubeでギターテクニックは確認してましたが、映像以上のテクに驚きました! 更にエルサントのファンになってしまいました! これからもエルサントのギターのコンディション維持にお役に立ちたいと思ってますので 宜しくお願い致します
2021年02月14日
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◆TRUTH テレキャスター Vポット交換&セッティングのご依頼を頂きました ギターオーナー様はAm様です。Am様はミック青木氏の古くからのご友人で ミック氏が依頼してる工房だったら安心だろうと、判断されてお任せ頂きました ◆リペアの項目 ①ボリームポット交換 B250K ②ハムからシングル配線に変更 ③弦高を含むセッティング 工房標準でOK ⑤他◆画像から確認して行きます●TRUTH はお聞きしたところ、寺田楽器の方が独立されて設立したメーカーと言う事ですが、 工作技術のレベルの高さに驚いてます●TRUTH のインレイも凄いです ●ピックアップは【ジョーバーデン社】製でしょうか?➡オリジナルで有る事が判明しました●ネック&フレットボードの工作も完璧です●この形状のネックジョイントは初めて見ました ●メンテナンスを考えた電装のザグリの形状と思います◆リペア開始して行きます●ボリュームポットはBカーブで、フルテン近くで強くピッキングしますと音が途切れる症状が 出ます。ポットの動きが中心をズレて回りますので、何かに当たって曲がってしまい、 フルテン近くで接点から離れる事が原因でポットを交換します ●ピックアップの配線を確認します ジョーバーデンとは配線ルートが違うのとステッカーが貼ってませんので、他のメーカーかも 知れません➡オリジナルで有る事が判明しました●ポットを交換しました、工房ではESP製を標準品として採用してます 音の途切れも完全に解消されました◆セッティングして行きます●最初の試奏では弦高が高いと感じましたが、測定すると6E/12Fで2.0mmでした 測定値よりも高く感じるネックは。順ゾリが許容範囲を超えている事を意味しますので ロッド調整して行きます●ネックを外しての調整ですから、弦のテンションを考慮しての調整になりますので 1回の調整で済ませたい所で、画像の調整でOKの予定です●本当に手の掛かる形状です●弦を張り戻して弦高を調整して、予定通りのセッティングになっている事を確認しました●オクターブを合わせます。同じメーカーの同型のチューナーを2台使ってチューニングします ●ご依頼のリペア完了しましたが、ネックが安定する事を確認してからのお渡しになります◆試奏タイム ハムバッキングの時も良かったですが、シングルらしい正にテレキャスです 弦高も整って弾き易く弾いていて楽しいテレキャスに仕上がりました🌸たいへんよくできました🌸
2021年02月14日
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◆SUZUKI VIOLIN F200 ナット交換のご依頼を頂きました ギターオーナー様は、H/N 永遠のカントリーボーイ様です 社会人になって初任給で購入されてから,半世紀経過してますが良いコンディションです◆画像から確認して行きます●銀座の山野楽器さんで購入されたそうです●鈴木バイオリン製です●ネック材は若しかしたら【ウォールナット】でしょうか?◆リペア開始して行きます●開始と同時にリペア完了です 水牛ボーンのオイル漬けに交換して、1フレットのクリアランスも調整済みです●サドルは前回乗せ換えたエボニーでOKです●セッティングの確認です 永遠のカントリーボーイ様のお好みのセッティングです●リペア完了しました◆試奏タイム ジャパンビンテージと呼ぶに相応しい鳴りをしてます 当時の日本の物造りは凄かった事が判るギターで音量・バランス共に素晴らしいギターです🌸ひさしぶりにてのかからないりぺあでした🌸
2021年02月14日
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◆Gibson Les Paul Jr.1959 リペアのご依頼を頂きました ギターオーナー様は、ミック青木様です ミック様のメインギターで、早々たるアーチストの方が弾かれた実績の有るギターです クリエイションの竹田和夫氏も弾かれたそうです。 K2が高校生の時にギターの神として尊敬していたのが、竹田氏でクリエーションのコピーバンドに 参加していた事も有りました。その竹田氏が弾いたギターをリペアさせて頂く事になろうとは ・・・感無量です◆画像から確認して行きます●R・ストーンズのキースリチャード氏がリペアを依頼されているショップで、キース氏と全く 同じ部材を使って改造されたそうです。筋金入りのキース仕様です●先日のライブでロッドカバーのビスが抜け落ちたので、ビスを付けて欲しいとのお気軽な ご依頼が最初でした。 ●シリアルナンバーで、1959年製はミック様とK2と同じ年齢と言う事です●フレットはキース氏と同じタイプのフレットワイヤーに打ち換えたそうです●61歳ですがコンデションは良いです●ネックも良好なコンデションです◆リペア開始して行きます●先日のライブでロッドカバーのビスが抜け落ちた原因は、ビス穴がガバガバになってました 埋木をして年代の合うビスで固定して、リペア完了でしたが追加が出ました●12フレット上のポジションマークが無くなってますので、5mm径の白蝶貝で補修しました ブリッジ兼テールピース本体の調整ネジが、画像の通り出っ張ってます、ネジ切部で5mm長く、 インチ規格のネジでしたら即日お渡しは出来なかったのですが、幸いにもミリ規格でしたので、 4mmのネジで5mm短いネジを使えば、完全に締め込めばオクターブは完全に合う計算になります 予定通り微調整無しでオクターブもバッチリです。 このネジが出っ張っているので、袖が引っ掛る被害に有ったアーチストの方は数多くいらっしゃる そうです、ミック氏も何十年の悩みが、まさか話した数分後に解決するとは思って無かった様で 大変喜んで頂きました。 【解決した画像は、ミック氏が大変楽しそうに試奏されてましたので【ちょっと貸して!】とは 言えず割愛させて頂きました(笑)】◆試奏タイムです ミック氏のスパーテクもそうですが、ギブソンがテレキャスを意識して作ったのかな?って 感じのP90の鳴りです。 テレキャスに似てるのですが、よく聞くとギブソンのテイストもしっかり入っていて、他の ギタリストの方が【貸して!】って言うのが判る気がします。🌸先に言って下されば簡単に解決したのですが・・
2021年02月07日
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◆Fender? StratoCaster セッティングのご依頼を頂きました ギターオーナーは、ミック青木 様です。 ミック青木様はK2がギターの神と崇めてます、クリエーションの竹田和夫氏のスタッフを されてまして、音楽業界の交友関係が凄い方です。 このストラトはバースデーライブで、ファンの方からプレゼントで頂いたそうです 【ライブで使って下さい!】で、ファンの方のお気持ちに応える様に、プロのライブで 使える様にセッティングして参ります◆画像から確認して行きます●バスウッドボディで非常に軽いギターです、腰●持ちのミックさんにピッタリのギターです●ネックの形状からエンブレムチューンの様です●フレットエッジのバリがバリバリ出てます●バリ虎のネックですが、ボディとは出何処が違う様です●ナットが欠損してます◆リペア開始して行きます●ネックが右に2mm捻じれてます、無駄とは判っていてもネックヒーターを掛けて 修正して見ます。無駄とお知らせするために敢えて掛けて見ました ネックヒター万能説は、ただのガセねたですが、 効果が有る場合は限られてまして、マホガニーネックで、フレットボードとの接着に ニカワが使われているケースでは効果が期待出来る事も有ります◆ハードメイプルネック捻じれ修正は不可能ですから、早々に違う方法に切り替えます ●エッジのバリを取り除いて行きます●ベベリングファイルで角度を一定に修正します 仕上げは工房非公開工法で仕上げて行きます●フレットのエッジが丸みを帯びて、滑らかな仕上がりで15分程度で簡単に仕上がります●フレットボード・コンディションがこの通り暴れてますが、ミック氏はK2では高いと感じる 弦高でも難なく弾きこなされますので、ミック氏の許容範囲内で好みの弦高にセッティング 可能です◆ネックが捻じれた状態を前提に演奏出来る様修正を加えて行きます●ストラトのブリッジ駒は水平になり難いので、画像の治具を置いて基準として撮影します●基準の治具の左側は見え無いですが、左側はしっかり見えてます ネックの6E側が捻じれいる事が確認出来ると思います【多少見え難いですが】 右に2mm捻じれている影響で1E側の15フレットから上が窪んでます、ストラトのネックは ストレートの状態でも、チョーキングするとフレットに接触する事が有りますので、今回の ネックの状態で、上のポジションのフレットに接触しない様にするには、気合と経験とアイディア をフル稼働する必要が有ります。 ●2ミリの捻じれが有りますのでネックポケットに、エゾ松材のスペーサーを差し込みます●6E側2ミリ厚で1E側は0.1mmにしたいのですが、1E側はサンディンする途中で砕けてしまうと 思います●予想通りに1E側は0.1mmに削る前に砕けてしまいましたが、隙間に薄く削ったエゾ松を 差し込んで隙間は無くします●修正したネックのセット角度です、このレベルでしたら充分に演奏可能なセッティングに セットする事は可能です 薄っすら青いマスキングテープが平均の高さで見えると思います●リアピックアップのトーンコントロールは、ミック様とご相談の上で、フロントピックアップと 共用に接続しました●ウレタン系のクリアが塗られてますが、仕上げが荒いのでコンパウンドでネック全体を 滑らかに仕上げて置きます●画像では??ですが、手触りはスベスベになってます●フレットワイヤーのバリも完全に取り除いて、ワックスを掛けてフレットボードの仕上がりです◆いよいよ弦を張ってセッティングに移りますが、捻じれたネックのセットが簡単に済めば 良いのですが、素直に行かない予感がしますが、ここまで来れば何てこと無いと思いたいです◆セッティングして行きます◆チューニングして1フレットに0.5mmのスペサーを挟んで全フレットの音出しテストします●ロッド調整で可能な限りストレートに調整します●マーキングしたポジションがネックの捻じれの影響で擦り合わせが必要です●必要最小限で擦り合わせして行きます●工房オリジナルのピンポイント擦り合わせ治具を使い分けて、擦り合わせする事60分 各ポジションで音詰まり【上のフレットに接触しない】まで改善しました 更にチョーキングしてもOKな様に調整して行きます◆チョーキングをして接触するポジションにマーキングします●1Eをチョーキングすると3Gの位置でフレットに殆どのポジションで接触します●全体を均せる治具を使って全体を擦り合わせますが、1Eから上がって来た弦が接触しない 角度で治具を当てて行きます 擦り合わせては調整を繰り返して何とか使えるレベルに成りましたが、仕上がったフレットの 形を見て【フレットボードの捻じれの凄さを認識しました】普通なら此処までしないのですが 捻じれたネックを弾けるようにする!が第一ですから、その為には手段を選びません●フレットクラウンを修正して行きますが、絶対に元通りには成りません。 ちょっと見では判らない様にするのが限界です●6E~4D弦の位置のフレットは元の高さに近いのですが、1E~3G弦の位置が低くなってます のでこれが限界です。ちょっと見ただけでは判ら無いと思いたいです●オイル漬けのボーンで削り出したナットをセットします●目視でもネックが???が確認出来ると思いますが、演奏には支障が無い様にセットして 有ります●1フレットのクリアランスもOKです◆リペアの完了です●今回の擦り合わせは、少し大変でしたが【大胆かつ慎重/目的が明確で他に手段が無い場合】 何とかファンの方のお気持ちに応える事が出来ました●際どいリペアでしたが何とかオーダーにお答えする事が出来ました◆試奏タイムです ファーストコンタクトの試奏で【音自体はライブで使えるレベル】と判断しましたので 気合を入れてリペアを進めて来たかいが有りました。 ミック氏のチョーキングレベルとK2のレベルでは違いが有りますので、お渡しの時に 微調整が必要になる可能性は有りますが、何とかお渡し出来るレベルに仕上がりました🌸たいへんよくできました🌸◆追加リペアのオーダーを頂きました ①日に焼けてるピックアップカバーの交換 ②ピックガードの交換①ピックアップカバーの交換➡結論から書きますと、ピッタリ合うカバーが有りません●フロント/センター/リアのピックアップカバーのサイズが、1Eto6Eの巾が48mm/50mm/52mm 全部違ってまして、サイズの確認をしましたら適合する商品を見つける事が出来ませんでした②ピックガードの交換➡完了してます●新品の真っ白を使いますと、日焼けしたボディから浮いた存在に成りますので、工房の ストック品を仮置きしてみたら、いけるんじゃね?で交換しましたら、予想通りに ボディカラーのイメージにピッタリフィットしてます●画像では良く判らないかも知れませんが、ボディカラーにも合ってピックアップカバーの 日焼けも交換前よりも目立たなくなったと思います🌻MICK AOKI様に入念な完成検査試奏をして頂きましたto be
2021年02月07日
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🌻柘植材がやっと手に入りました 長年探してました柘植材【ツゲ材】が手に入りました ツゲは櫛に使われる非常に硬い木材で、ギターのサドルに使ったらどうなるのだろう? と、試して見たかったのですが、材が手に入りませんでした。 仕入したツゲ材は5mmにスライスされたもので、乾燥は進んでいるか判断出来ませんので 試作で削り出して行けば、削った粉で簡単に判断出来ると思います◆ツゲ材は大木に成らない木材の様で、上下に木の皮が有ります●太さは12㎝程度です●5mmにスライスされてます●成長が遅い木の様で年輪が詰まってます●鉋で皮を削りましたら、削りくずがサラサラに乾いてましたので、サドルorナット材として 期待が持てます●柘植は本当に綺麗な材木ですね🌸アコースティックギターのサドルに相性が良ければ、エボニーとツゲの2種類の選択が出来 セッティングの幅が広がります 試作品のレポートは後日アップ致します
2021年02月06日
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◆Fender US StratoCaster 電池ボックス製作のご依頼を頂きました ギターオーナー様は匿名希望です リペア記録を残すためにアップしました ◆画像から確認して行きます●トレモロユニットは既に外して有ります●EMGのサーキットに交換されてます●Fender純正のロックペグを初めて見ました●ピックガードを外すために、アース線とジャックの線を外しました◆初期チェックで弦高に違和感を感じましたのでチェックします●スキャロップ加工は目の錯覚が起こり易いので、違和感の原因を探します 強度の順ゾリを修正後にスケールでチェックしますと原因が判りました●3カ所のフレットが高くなっている事が原因でしたので、セッティングする時に修正 しておきます◆電池ボックスのザグリを入れて行きます●テンプレートでザグリの位置を正確に決めてから、ザグル箇所の塗装を落とします 塗装を落とさないでホールドリルを入れますと、【バッキ!】と塗装が割れたら 余分な仕事を自分で作ってしまいます。用心のための一手間です●ザグリ中の画像は割愛しました●ピッタリ収まりました ●電源ハーネスを通す穴を開ける前に、既存のハーネスを確認します 創意工夫は大好きです、この工夫のお陰で純正の電源ハーネスがそのまま使えます●電池ボックスの位置&高さを正確に割り出して、電池用のコネクターが通る6mmの ドリルで開けて行きますが、ドリルが通る位置と角度を間違えたら大変な事になりますので 慎重に確認します●予定通りの位置に貫通しました、電源ハーネスが出て来る場所は10mmのドリルで少し 広げて、電池を交換する時にハーネスの引き出す/戻すがスムースに出来る様にしておきます●ヘッドストックに残っている、広がったストリングガイドの穴は補修しました●外したコネクターを戻して、電池の脱着が問題無く出来る事を確認してから ピックアップが反応する事を確認して、ブリッジを戻して弦を張ってセッティングして行きます◆ネックは既にロッドの調整が済んでいて、安定する時間を確保して有りますので ブリッジの駒で弦高を調整して行きます●6E/12Fは、2.0mmでOKです●1E/12Fは、2.0mm有りますので、1.75mmまで下げます●弾き心地を確認してましたら、解放弦の特に1Eの音が詰まっていて、1フレットのクリアランスは 充分に取れてますので、ナット溝が原因と言う事になりますので、ナット溝をクリーニングします●溝を綺麗にして仕上げにマイクロファインで磨きますと、この様な仕上がりになります 出来れば避けたいフレットの擦り合わせも、必要不可欠と決まれば躊躇する事無くしますが 今回はロッドとブリッジ駒の調整で弾き易いセッティングが出来ましたので良かったです◆お約束のお引渡し予定日の2月11日まで、このセッティングが維持されれば安定したと判断が 出来ますので、予定通りにお渡し出来ると思います。◆試奏タイムです EMGシングル3発搭載のストラトを弾くのは初めてで、・・・K2好みの音です ストラトのアバウトな感じの音では無く、隙のない出音って感じで弾いていて 楽しい出音です。 🌸たいへんよくできました🌸
2021年02月06日
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