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◆YAMAHA FG180赤ラベル【初期モデル】 ギターオーナー様は、M・K様です 1E/2B弦の2フレットにビビリ解消のご依頼を頂きました◆画像から確認して行きます●YAMAHAロゴの爆鳴りのギターです●ゆずの○○さんが使い続けている理由が判る一台でし●YAMAHAロゴは初期のモデルで、音叉マークとは一線を画してる様です◆リペア開始して行きます●フレットロッカーで確認しますと、1フレットが低いとも言えますし、2フレットが高いとも 言えますが、このケースでは2フレットが高いので、高い部分を特定しておきます●マジックでマーキングした部分が高いので擦り合わせをして行きます●工房オリジナルの特定フレットのみをピンポイントで擦り合わせが出来る治具を使います ●320番の耐水ペーパーを使いますと勝負が早いです●前回のリペアでフレットのエクボは取除いたはずですが・・・?どれだけ弾かれてるのでしょうか? ビビリ音の温床になるエクボはサンディングして取除きます●7フレットまで隈なく付いてましたので、フレットクラウンを整えておきます●フレットボードのオイル分が抜けてますので、オイルを補給しておきます●弦高が変化する事はしてませんが、習慣で12フレットを確認します 弾いたら緩めるをお願いした結果は、セッティングが微動だにしてません●擦り合わせたポンとを確認します●リペアの完了ですが、お近くにお住いでしたら【ちょっと見てくれる? OK!いつでもどうぞ!】 の会話が成立しますが、ちょっと遠いのでリペア箇所に変化が出ないかインターバルの時間を 設けましたが、1週間経過しても変化が有りませんでしたので、本日の午後一番に発送させて 頂きました。明日にはお手元に届く予定です◆試奏タイムです このFG180を弾きますと、その日は他のギターを弾く事を躊躇します。鳴るギターと思っていても このギターの後に弾くと・・・普通の鳴りだよねに変化してしまうくらい凄いギターです🌸このペースで弾かれますと、近い将来フレットの打ち換えも視野に入れておいた方が宜しい かと思います🌸
2021年06月19日
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◆Fender Brad Paisley Road Worn Telecaster ボリュームポット調整のご依頼を頂きました ギターオーナー様は、築125年の古民家にお住いのO様です◆画像から確認して行きます●ボディ材は、桐をスプルースで挟んだレアな構造で非常に軽いボディですが 音質はボディの軽さに関わらずシャッキとしてます●軽くレリック加工されてるボディです●アーチストの名前を冠にしたギターは、気合を入れて製作されている様です●ポットの回転がスムースでは無く、違和感を感じますので潤滑スプレーを入れて グルグル回して解消しましたが、演奏中にポットの微調整をされるO様ですから、 ポットの回転に違和感を感じられるので有れば、ポットを交換する事が必要に成ります● Paisley柄のピックガードです 弦高を整える程度のレベルで調整しました●どうやれば大粒のラメを均一に吹けるのでしょか?●外観はリペアの前後に全く変化は有りませんが、リペアの完了です◆試奏タイムです 軽い材でここまでシャッキとした音が出力される事に驚いてます 固く重いボディで無ければと言う事は、全く関係の無い事で有る訳です 物理の法則には例外は有っては成らないと思ってます 軽さ硬さでは無く組合せので変わると言う事です 🌸たいへんよくできました🌸
2021年06月17日
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◆Chaki W-3F 再始動リペアのご依頼を頂きました ギターオーナー様は、偶然工房の前を通りかかった事がご縁で来店されました阿部様です 阿部様が学生時代に御茶ノ水の楽器店で、購入されてからの40年以上の付き合いでしたが ここ最近は弾く機会が無く、ハードケースの中で眠っていたのですが、復活させたいと 考えていたタイミングに工房の前を通り掛かったそうです・・・W-3Fのお導きかも知れません◆画像から確認して行きます●かなり弾き込まれてますが、ボディコンディションは画像の通りで、大切にされていた事が 伝わって来ます。再始動後が楽しみで、今まで知らなかたW-3Fの世界を引き出したいと思ます●ヘッドストックのインレイは手が込んでます、ヘッドのデザインからエピフォンの コピーモデルと思います●Chakiのラベルは製造年が消えてしまいます●ポジションマークもこの通りです●バックのキズも殆ど有りません●Ariaのペグです・・・ノーコメントです ・・・推測ですが、ペグは重量級で重いペグは音に良い影響が有ると言われてますので 採用してのでは無いかと思ってます●ネック裏は弾き込まれてる事が判ります●サドルに調整された後が有ります。弦接点がネック側の一直線に来てますが、違和感を感じますので オクターブを出す専用治具でチェックする必要が有ります●ピックガードは外してから、余り強力で無い両面テープで貼り付けます🌻リペア開始して行きます●全体のクリーニングから始めます●フレットボードは綺麗に見えても歴史が有りました、フレットボードの歴史は容赦無く リセットします●ボディもピカピカです●ネック裏は弾き込んだ部分の艶は戻りません●バックもこの通りです●経年変化のサイドバインディングを考慮して、ワックスは手仕上げです●外れ掛けてましたピックガードを外します ニカワで接着されてましたので、フィンガーボードもニカワが使われてると思います●ニカワは60℃まで加熱しますと融解しますが、ボディとピックガードのセルには高すぎますので 蒸しタオルでゴシゴシして取ります キズが付かない様にしますので、結構時間が掛かります●強力では無い両面テープで貼り付けます●サドルが無い状態&弦テンションが掛かって無い状態で、アバウトですが弦高を計測します このままでは高くて楽しく弾けるレベルには無いようです●順ゾリの最大値は0.10mmです●ロッド調整して見ますが、ロッドで済むほど世の中甘くは無かった様です●ボディの隆起も深刻なレベルでは有りません ネックのセット角度も元起きしてるレベルでは無いので、弦高の事は一時忘れて気分転換に 他の箇所を確認していきます●トップ&バック側のブレーシングに問題は認められませんでしたが、弦振動が掛かった時に 音で確認して行きます●オリジナル・ペグも外して磨きを掛けました●Aria製のペグは重量が有りますので、音を考えて採用してるのかも知れません ペグは重い方が音に良い影響が有ると考えられてます🌻セッティングして行きます●既存のサドルをセットして、弦を張る前でどの位の弦高になるか確認しておきます このままでは済みそうも無い高さになる事が確定しました●1フレットに0.5mmのスペーサーを挟んで12フレットの高さを確認します 張った弦は【011~】です🌸弦を張りましたので音出し試奏をしました、・・・凄いです、なんじゃこやぁ?です 余力を引っ張り出すなんて、大見得を切ってしまいましたが約束は守れそうに有りません 弾き易く弾いていて楽しいセッティングに戻す事をメインにします ●6E/12Fが、2.75mmです●1E/12Fは、2.5mmです◆無理と我慢をすれば弾けない高さでは有りませんが、楽しいか?と問われれば、楽しくないと 答える高さです・・・更に追い打ちを掛けているのが☟です●ネック全体が素直な順ゾリをしてまして、最大値で0.30mmのシクネスゲージが サクッと通ってしまいます。トラストロッドは限界の一歩手前まで調整しての高さです 更にサドルにも余裕が有りませんので、解決方法はネックヒターを掛けて矯正する 以外の選択肢が有りません●ネックヒターを掛けて順ゾリを矯正します ヒターからはみ出して見えてる棒は、ガリガリ君のスティックでは有りませんよ Me君●治具を外して修正具合を確認します●ノーテンションでストレートの状態まで戻りました●6E&1E共にあと一息ってレベルです●ブリッジの厚みが十分に有りますので、ブリッジトップを削ります ブリッジ固定のネジの化粧貝も画像の通り下がってますので 必要最小限で削ります●今回は音を変えない様に、ボーンのオイル漬けサドルに交換します 何時ものオイルとは違う、レーシングカー用のオイルに漬け込んだタイプなので 発色が薄いですが、画像の通りオイルが仲間で浸透してます●努力された痕跡てんこ盛りのサドルですが、フレットボードのRとは画像の通りです●僅かに余裕を持たせて削り出します 弦との接点はサドル中央が正解でした、手を加えている間に前の方に削ってしまっていた様です センターに戻した事で、合い難かったチューニングもバッチリです●1フレットにスペーサーを咬ませて弦高を確認します●工房標準設定の6E/12Fは、2.25mmです●1E/12Fは、1.75mmです●リペアの完了です◆試奏タイムです 凄いの一言です フィンガーピッキングでもピックで弾いてる様な音量でしかも繊細です 2.0mmと言う分厚いべっ甲のピックでガンガン鳴らしても、ちゃんとコードの音として 和音で出て来ます。厚いピックで力強いストロークをすると、通常は音楽に成らないのですが ちゃんとコードの音としてバランス良く鳴って来るので驚いてます マーチンの繊細さにGIBSONの力強いピッキングに対応出来る、相反する演奏方法を可能にする 珍しいギターです お嬢様が私に頂戴ね!と言うのも判ります🌸凄いです!🌸
2021年06月17日
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◆Morris F10 1967年製のブリッジ剥がれリペア&全体チェックのご依頼を頂きました ギターオーナー様は、レアギターハンター&工房のレアギターアドバイザーのYosi様です Yosi様が久しぶりに入手されたギターですから、並みのビンテージでは無い事は無論です なんと!Morrisが穂高ギターから【独立?社名変更?】された直後の固体で、どうりで ヘッドロゴに全く見覚えが無い訳です●超長期間弦を張ったままハードケースの中で眠りに付いていたそうです●このロゴは初めて見ました●コーションラベルの文字のインクがペンキを盛った様に見えます●Kawase楽器さんのラベルも重要な意味が有るそうです◆リペア開始して行きます●ブリッジを外す事は簡単ですが、ブリッジ周りのボディの超隆起の修正には時間が掛かりますので 先行してブリッジを外しておきます●何十年間もハードケースの中で、弦を緩めずに保管した代償がこれです、弦を緩めていたら この様な悲惨な事には成りません!これでも弦を緩る必要な無いし、弦を張った状態で計算されて ギターは作られていると、戯けごとを信じますか?●この頃のMorrisは、ブリッジの接着にニカワが使われてる事を経験上知ってますので、 ブリッジは簡単に外せます ●約60℃で軟化~溶け出すニワカですから、1分毎にスクレーパーを差し込んで外して行きます●簡単に外れました●ブリッジに残ったニカワです ニカワは人類が使った楽器用の接着剤で最強と思ってます、タイトボンドも優れてますが ニカワの足元にも及びませんね●隆起したボディがら外したブリッジは、漏れなく捻じれてますので、濡らして軽く絞ったタオルに 挟んで、アイロンをあててスチームを発生させ修正しやすくしてから、クランプ固定しておきます●外したボディの隆起後はボディクランプで修正しますが、完全に水平に戻す事は難しいです ブリッジの貼り戻しに支障が出ないレベルまで修正します●素直に真っすぐに戻りました ハカランダ材が使われてます●ブリッジのセンター部分を頂点に、富士山の裾野のように変形してます 弦を緩めなかった代償です●公開出来ない方法で隆起した部分を修正します●更にボディクランプで修正します●ラストはブリッジをセットしてクランプを掛けます●ブリッジが貼り戻せるレベルまで、ボディの修正が完了しましたのでブリッジを貼り戻して行きます タイトボンドⅢを使います●タップリ盛って位置決め用のピンを差し込みます●センターからクランプを掛けて行きます●ここまま接着固定を待ちます●お持ち頂いた弦は、012~です。モーリスには太すぎますので、工房ストックの010~を張ります●隙間なくビッタリ接着されている事を確認します🌻アバウトな測定ですが、ブリッジを貼り戻して弦高を測定しましたら、ありゃまぁ~です このままでは楽器としてでは無く、壁掛けオブジェになってしまいます◆ネックヒターで修正して行きます●先に元起きを修正します●フレットボードを修正して行きますが、ロッド調整口は無いのですが、ネックの中に鉄芯が 仕込まれてます、宜しく無い予感がします ☟●ネックに磁石が張り付き、横にしても落ちません●ヒターを掛けた翌日のクランプを外した直後は、効果有りの判定でした●午後になってセッティングを始めようとしましたら、順ゾリに戻ってます・・・予感的中です◆順ゾリを残したまま弾き易いセッティングが可能か確認します●ブリッジ側は先に手を入れて行きます マウントしているサドルは既存のサドルですが、基準として弦高を計算すれば済みますので そのまま使います●タイトボンドで塞がったピンホールを専用リマーで開通しておきます●ブリッジトップを削ります🌻ここまで手を入れても劇的に弦高が下がる事は有りませんでしたので、もう少し気合を入れて 望みます・・・工房始まって以来の 🏳 だけは避けなければなりません●再々度ネックヒーターを掛けて行きます 3度目のヒーターで2~7フレットの順ゾリがかなり修正出来ました●15F~最終フレットが極端に高いので、この部分を中心にフレットを擦り合わせします 15Fから上のポジションは滅多に使う事が有りませんので、思い切って擦り合わせます●ノーテンションですがストレートに矯正出来ました●サドルはマウントしてませんが、ブリッジと測定定規との接点はブリッジをマウントした 高さに近いです●6E/12Fのポジションで1.5mmです◆テスト弦を張ってセッティングして行きます●ここまで修正しても、12フレットが2.5~2.75mmも有りますが・・・●ご安心下さい、サドルにはこれだけの余裕が有りますので、どんな高さにもセッティング可能です●今回は1フレットを下げるために挟んだのでは無く、上げるためのスペーサーです●1フレットが低すぎますのでナットを交換します🌻ロッド無しとはお聞きしてましたので、予定ではブリッジを貼り戻してセッティングすればOKと イメージしてましたが、実際は調整口無しのロッド入り【鉄芯入り】のネックでした 長い時間を掛けて鉄芯まで順ゾリしてる可能性が有り【修正しては元通り】で今回は久しぶりに 気合入りまくりのリペアでした K・Yairiのビンテージギターで、同じ構造のネックのギターはネック修正が永久保証と 聞いた事が有ります。フレットボードを剥がしてリペアしているのでは無いかと推測して ますが、メーカーの関係者様、あるいはご存じのゲスト様がいらっしゃいましたらご教授下さい◆ナットを交換して行きます●マスキングテープで養生をします●1分程度ドライヤーで温めます、接着にはニカワが使われてました●どなたかの手が入って入る事は確実で、6弦~4弦&と3弦~1弦の高さが逆転してます●1フレットの高さからナット弦溝の底辺を、余裕を持たせた高さでマーキングします 0.18インチは約0.5mmです●ピッタリ収まりました●サドルをエボニーで削り出して行きます 捨てサドルは6E&1Eの高さだけ使います●上のラインが捨てサドルの高さで、下のラインが修正後の高さです●ロングサドルの場合は、6E~1Eまで正確に削って、両サイドは残しておきます●サドルをセットしてから両端の整形をしますが、1Eの端は外す事を考慮して僅かに出る様に 整形します◆セッティングの確認をして行きます●1フレットは0.5mm弱で予定通りです●6E/12Fは、2.4mm有りますが、K2&KIKI氏【共に低い弦高好き】が弾いても違和感は 有りません●1E/12Fは、2.0mmですが6Eと同様です●ネックリペアの完了です●ブリッジ張り戻しのお気軽リペアの予定から、激動のリペアを済ませましてようやく お渡し出来る仕上がりまでこぎつけました! 初の🏳【白旗】を回避する事が出来ました◆試奏タイムです 弦高&セッティングに全神経を集中してましたが、途中の弾きチェックの試奏でも なかかな良い音質です。6Eは○○ですが、中音域~高音域はWシリーズの前身だねと 感じます。 弦高データよりも実際の弾き心地には、全く問題は有りませんのでご安心下さい🌸時と場合によっては、パワー技も必要と感じたリペアでした🌸to be
2021年06月13日
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◆YAMAKI No185 トップクラックのリペアのご依頼を頂きました ギターオーナー様は、工房のビンテージギター情報アドバイザーの Yosi様です。これ以上ギターは増やさないとおっしゃってましたが ビョーキが再発してしまったとの事です 【お薬を増やしておきますね!】◆画像から確認して行きます●レギュラー製造の最高グレードのNo185を見ればレジに並ぶ気持ちも理解出来ます●185のスタンプです●立てロゴです●ペグにスワンをデザインしたと勝手に思ってる【S】マークのシャーラーペグが純正で搭載されてます ペグだけでも凄いコストです●バックも綺麗で大切に弾かれていた事が伝わって来ます 材も芯材を使ってます◆リペア開始して行きます●デジカメの絞り?調整をした積りは無いのですが、いじってしまった様で少し暗いと 何だか良く判りませんが、ブリッジのピンホール下が、バリバリになってる様子です ●原因はブリッジ裏の補強板が、厚いベニヤが使われてまして、ベニヤの接着剤は10年程度で 接着力を失うと言われてます、床のフローリング材で表の化粧板が剥がれる事と同じ現象です 補強材は厚すぎる程の厚みが有りしたので、剥がれ部分を剥がしてサンディンで均せばOKと 判断しました◆トップのクラックにパッチを貼って行きます●右側のクラックは貫通してませんので、左側の貫通してるクラックにパッチ補強をして行きます 経験上、ソリッドトップのクラックはソリッドで有る以上税金の様な物です クラックによって音が変わったり悪くなる事は体感した事が有りませんので 心配ご無用です●トップにクラックが入ってますので、ブレーシングにダメージが無いか確認しましたが ブレーシングの位置がズレて接着されてる以外はOKです プロor素人かは判りませんが、他の方のリペアの手が入って入る事は確実です◆トップクラックにパッチ補強をして行きます●サウンドホールから腕を差し込んで、正しい位置に張る時は強力磁石を使います●100均で購入した唯一の工具?強烈磁石です●トップのクラックに磁石を置いて、超ロングスプールクランプに磁石を簡単に剥がれる様に 固定してから、張る角度を合わせて差し込んで行きます●ミラーで確認しながら貼り付けて行きます●弦を外しましたので弦高を調整しておきます●オプションでご依頼の、エンドピンのデコレーションの貝の剥がれは、 メキシコ貝の色合いが一番近かったので裏にシールの有る物を使いました ●仕上げに艶出しニスを盛っておきます🌻リペアも完了しました●名機を多数残してくれたYAMAKIのしかもレギュラー製作最高峰の No185です◆試奏タイムです YAMAKI No185 流石です これ以上のコメントは必要有りません🌸貴重なギターをリペアさせて頂き、ありがとうございました🌸
2021年06月13日
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◆Pro.Martin EA350BS 弦高調整&ペグ交換 のご依頼を頂きました ギターオーナー様はPA様です、K,Yairi に続いてのご依頼です 前回リペアさせて頂いた、K,Yairi が全く違うギターに生まれ変わった様に弾き易く、音質も 格段に進化して、以前から使っていた EA350が如何に弾き難い状態か気が付いてしまい、 K,Yairiと同じようにセッティングして欲しいとのオーダーです◆画像から確認して行きます●Pro.Martin・・・このネーミングのギターはK2が高校生だった遠い過去に有ったブランドですが、 90年代にも生産されていた事を、取引先のが楽器店様の在庫から発見しました ・・・訴訟大国のアメリカ合衆国です、大丈夫なんでしょうかね?少し心配になります●高校生だった頃を思い出してしまいます●コーションマークです◆リペア前のコンディションを確認しておきます●6E/12Fで3.25mmは、K2マジックのギターを経験されると、弾き難くてどうしょも無いレベルです●1E/12Fの2.75mmも楽しく弾く事は困難を極めると思います●幸いにもサドルに余裕が有りますので、セッティングは簡単です🌻リペア開始して行きます●5Aのペグポストが折れてボディ側に斜めになってました、斜めになってるペグを見るのは 初めてで、ペグを外してどんな事になってるか確認します●過去に某大手楽器チェーン店様でペグ交換されたそうですが、どちらがオリジナルかは不明です リペアの心得が有れば、この様なケースは違和感を感じると思います●折れた5Aのペグを止める六角ナットに0.06mmのシクネスゲージが入る隙間があります この場合の原因は1つしか有りません●ペグ穴が斜めに開いていて六角ナットがスムースに締まらずに、無理に止めていた事が原因です 画像を見ますと左下の隙間が狭い事が確認出来ますでしょうか? 断面図で想像すると判り易いと思います●ペグが真っすぐ入る様に穴を調整しまた 通常はロトマチックペグは10mm径の穴を開けますが、本機は12mmの穴が開いてました それで斜めとは少し驚きました●新古品のPRSのペグに交換しました ⁂新古品【新品でギターを購入した直後にロックペグに交換したので、チューニング回数は 1~2回程度です】●弦を張り戻してセッティングして行きますが、最初の音出しテストの印象を率直に申し上げますと エレアコはアンプに繋いでなんぼ!って感じで、以前のラーテーの様です【個人的な感想です】 生音には目をつぶってアンプ出力の音を重要視してます、何とも判り易く潔いギターです 肝心のアンプ出力の音は、なかなか行けてる感じで、余力が充分に有りますよ!って ギターが教えてくれました●ロッドには殆どトルクが掛かってませんでした、これは宜しく有りませんので締め方向でロッドを 調整しましたが、ロッドだけでOKと言うレベルでは有りません●サドルに手を入れる前にフィンガーボードのRを確認しておきます●既存のサドルはこの状態です●試しにサンドペーパーを掛けた時はボーンと思ってましたが、削り込んで行くと様子が変で ボーンでは有りませんでした●既存のサドルを基準にして予定の弦高になる様に高さを割り出します●エボニーサドルに差し換えます●アンダーサドルのピエゾマイクの場合は、サドルをキツキツにしますと、ピエゾに掛かる圧力が 均一にならないので、僅かな余裕を持って削り出します●予定の弦高になる様に削り出したエボニーのサドルです●6E/12Fで2.1mmです●1E/12Fは1.70mmです●ロッドを調整してますので、1フレットの微調整は数日空けてから手を入れます●ネックが安定しましたので1フレットの微調整をしました●これは何者かと言いますと、プラスチック製のボディを座って弾いてますと、ボディが滑って 右腕で強く挟んでズッコケない様にする経験が有ると思います これをボディのに貼り付けますと全く滑らず、取り外しも簡単で跡も残らない優れものです●オーダーの全てを満たしたリペアの完成です🌻試奏タイムです 生音もリペア前と比較しますとボリュームが出る様になったと思います アンプを通しますと、高音域が強く個人的な音の好みでは、トーンを絞って出すと良い感じです 張って有る弦は【エリクサー】と思いますが、高音域の好みは個人差が有りますので、もし高音域 が強すぎるかも?と感じる様でしたら、ダダリオを使って見るのも良いかも知れません 工房のcube60で音出ししますと【かなり行けてます!】ライブでも使える音質と思います🌸セッティングはギターの価値を左右するほど大切ですね
2021年06月07日
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◆Sepia Crue U-140 ウクレレ セッティングのご依頼を頂きました ウクレレオーナーは、MW様のご友人です 画像の手前のウクレレです◆画像から確認して行きます●何かの景品で頂いてから、弾かれる事も殆ど無く有る事も忘れかけていたそうですが、 ウクレレはこの日を迎える事をずっと我慢の子でいた様です●フレットが酸化膜の範囲を超えて錆が出ています●お預かりの時点で良く確認しなかったのですが、ブリッジがプラスチック製でした これではサドルを変えても効果は期待出来ませんので、ローズウッドのブリッジに交換します でもご安心下さい K2の自爆リペアですから(笑)◆リペア開始して行きます●ネジ止めのプラスチックブリッジを外します 良く見ると張って有る弦の順番が変で、1弦と4弦が逆で2弦と3弦も逆です この状態で明るい歯切れの良い音が出るのですから、驚き桃ノ木山椒の木ブリキに狸に蓄音機です●交換するブリッジの位置を正確に出して行きます 位置が決またらマスキングテープにマーキングをします●マスキングテープを切り抜いて、貼り付ける位置の塗装を剥がしておきます 塗装を剥がさ無いと、ブリッジの剥がれに直結します●ハワイのお土産に買ったウクレレ以来のプラスチック製のブリッジです●タイトボンドⅢを使って接着します。貼り付ける位置が隆起して無いと張るのは簡単です●サビ錆のフレットは粗目のコンパウンドで磨きます●何事も無かった様にピカピカに復活しました、フレットクラウンが蕩けてしまったら大変でした 何故?ウクレレ用のフレットのストックは流石に持ってませんし、打ち換えた経験も有りません これだけ細いフレットはどうやって打つのでしょうか?●1日経過して接着固定されている事を確認します 問題無く貼り付きました●既存の弦でセッティングしておきます 1フレットが高いので、0.5mmのスペーサーで強制的に0.5mmにセットします●4弦10フレットは予定通りの1.9mmです●1弦も予定通りの1.8mmです ナイロン弦は判り難いですね●10フレットが決まりましたので、1フレットも調整しました●このメーカーのソプラノ用をチョイスしました、この弦は工房で好んで使っている弦で、 伸びが比較的少なく短期間でチューニングが安定して、弦の張が強くソプラノらしい 歯切れの良い明快な音が出ると認識してます【弦の評価は個人差が有ります】【リペア完了画像を撮り忘れてましてアップ出来ません】🌻試奏タイム Sepia Crueのメーカーとしての評価はご存知の通りかも知れませんが、音に関しては 惜しい!です。プラスチックのブリッジを使なければ良いのにと思います 事実、ブリッジ&サドルを交換しただけで、十分に使えるウクレレに生まれ変わりました 練習用~ある程度習熟されてからも対応できる仕上がりです。 全く弾かれてませんでしたので、今後の成長が楽しみですね 他の玩具の範囲と思われる個体とは違うと感じましたので、リペアをお引き受けした 訳です🌸ウクレレは楽しい楽器です、とっかかりは比較的簡単ですが、懐が広く練すればするほど 難しさを感じる不思議な楽器ですから、頑張って練習して下さい🌸PS:野村義男氏のウクレレ演奏のCDを聴くと【ウクレレってこんなに凄い楽器だったの?】 お勧めです
2021年06月01日
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◆Aria AU-1 ソプラノウクレレセッティングのご依頼を頂きました ウクレレオーナーはMW様です 【ここにギター関係のお店って有りましたか?】と言うことでK2ギターファクトリーに 気が付かれて来店して頂きました。 K2ギターファクトリーはウクレレの分解~再組立まで対応可能な工房です ◆2台お持ち頂きました、画像左上がMW様のAriaで手前がご友人のウクレレです●新しいウクレレを買おうと思うのですけど? ・・・使ているウクレレの診断をしてからでも 遅く無いのでは無いでしょうか? 前日にこの様なやり取りが有りまして、実際に診断させて頂きましたら【全然OK大丈夫ですよ!】 スキルアップを邪魔する様なセッティングでは有りませんのでご安心下さい!◆画像から確認して行きます●弦も交換する必要は有りません、まだまだOKです●AU-1は最近まで工房に在庫として置いて有りました、工房の固体と全く同じ音色で驚きました●話の中で、プラスチックのサドルは本来の鳴りを押さえるんですよね! で、サドルを相性の良いエボニーに交換して、弦高を少し調整する事に成りました●K2が好んで使ってる弦のメーカーです●エボニーのサドルに差し替えました もう少し弦高を下げる余裕が有りましたので微調整して有ります●仕上がりの弦高です 4弦/10フレットで測定します 1.9mmです●1弦/10フレットは1.75mmです 0.25mmだけ下げましたが、僅かな差と思われるかも知れませんが この差は絶大な差でも有ります●全体をクリーニングしてセッティングの完了です🌻試奏タイム 3コードしか知らないK2は、それでも弾きまくる技を会得してますので 弾き易く変化して弾いていてとても楽しいです🌸僅かな差が弾き易さには絶大な効果が有ります🌸
2021年06月01日
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◆Diamond STANDARD+ by Aria 再生リペアのご依頼を頂きました ベース・オーナーは天野様です、MorrisW-18に続いてのご依頼です 天野様の親友がアメリカ合衆国にテニス留学されていた時に、現地で購入されたそうです DiamondはAriaの輸出ブランドだった様です その親友から譲り受けてバンドでベースを担当されていたとの事です◆画像から確認して行きます●彫刻がされていた所にはステッカーが貼られていたそうです●試しにペグを外してコンパウンド~鏡面仕上げワックスを掛けて見ましたら、見事に艶が戻りました●ヘッド裏のシミ?は取れるか判りません●バックのスッテッカーチューンも凄いですが、全て剥がして欲しいとの事です◆再生リペア開始して行きます●フレット身欠きから始めて行きます 酸化膜が半端で無かったのでマスキングしてコンパウンドで磨きます●見事に輝きが戻りました●ヘッド裏のシミはタバコのヤニだった様です●トップにバフを掛けて行きます●フレットボードもこの通りに綺麗になりました●ヘッドストックもバフを掛けてピカピカです●バックのステッカーを全て剥がしてバフを掛けました●外せるハードウェアーは全て剥がしてバフを掛けました●ブリッジ駒の高さ調整用の通称イモネジが固着して、CRCでもビクともしない時は 熱すれば取れる可能性が有るのですが、ガスコンロ等の直火で炙るとメッキが剥がれたり 大変な事に成る可能性が有りますので、工房では昔懐かしい電気のニクロム線コンロを使います●固着していたイモネジも全て外す事が出来ました●1個だけ欠落していたスプリングも取り付けました●オクターブ調整用の3mm径35mm長の鍋ネジの入荷しましたら、このネジも交換しますが 画像は仮組の状態です●ペグもこの通りピカピカです●トルク調整が出来ない原因の、プラスチックの平リング【正式な部品名を知りません】 は、ビンテージのペグには良く有る事です、この部品は単体で販売されて無い?ので 電気の線を止めるパーツから作る事が出来ます ☟●大中小沢山のサイズが有りますので、丁度良い大きさを選んでペグに組み込んでから、はみ出した 部分をカッターで切り取れば簡単に作れます●ストラップピンの跡と思われるネジ穴は埋めてタッチアップしておきます●ペグを取り付けます●ヘッドストックの仕上がりです●完全に固着してましたポットも交換しました、トーンコントロールですから ESP製の250ωのAカーブです●オクターブネジが入荷しましたので交換しました、調整用のネジは再利用は入手不能な特殊ネジを 除いて必ず交換する様にしてます●ご指定のメタルノブです●ブリッジの仕上がりです●ご用意頂いたダダリオの弦です●弦を張ってオクターブ調整しました●オクターブしながら弦高を標準とされる高さよりも低めにセットして有ります●1本欠損していたネジを取り付けました●弦を張るとヘッドストックも見え方が違って来ますね●ネックの仕上がりです●リペアの完了です リペア前の画像とは違うベースに見えますでしょう?◆お渡し時期は、長期間弦のテンションが掛かっいなかったネックの安定を見極めてからに なりますので、もう少しお待ちください🌻試奏タイム K2にはベースを弾きこなすテクニックが有りませんので、音出し&各ポジっションの 音詰まりを確認するに留めましたが、単音でけ聴いたでけでも、輸出用だからとかは 関係無いかも知れませんが、なかなか良い音が出るモデルです🌸完全復活を遂げました🌸
2021年06月01日
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