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◆Tomson WD30 DOVEモデル 魔改造します Tomson をご存じ無い方のために簡単ご説明致しますと、昭和40年~50年代~に【二光通販】と 言う会社で販売されていたブランドのギターで、K2が中学二年初めて買ったのがSGモデルでした 雑誌の広告に乗っていたためでは無いと思うのですが、当時の評価は決して良かったとは言えませんが 半世紀を経過してアコースティックギターの評価は見直されていると思ってます。 今回の魔改造の素材は【Dove】1968~1969年代のGibsonを忠実にコピーしたモデルです 当時はこんな事が許されていた訳です、時代なんでしょうね 魔改造の動機は【Takuさん】の影響と、エルサントのお二人の試奏して頂いた音と感想を お聴きしたからです リペア中にお二人が出すこのギターの音に驚いて、何度もギターに目を向けてしまいました◆画像から確認して行きます●詳細に調査しますと違った点も沢山有りますが、概ね忠実にコピーされてます●オリジナルはブリッジ駒が金属製では無く、アジャスタブルの調整ネジの下にブリッジの浮き防止の ためのボルトを隠すドットが埋め込まれてます●オリジナルはロッドカバーが2点止めです、今回はエンブレムには手を付けません●鳩のデザインマークも色と形が違ってます ブリッジの駒はメタルからボーンに交換します、コストの関係で工房で削り出します●ペグはクルーソンタイプに交換します●ネックヒールのプラスチックカバーは、オリジナルには有りませんので外す事になります●最大の相違点は、オリジナルはメイプルのバック&サイド&ネック材です 本機はマホガニーです、Gibson得意のイレギュラーと言い張る事は有りません(笑)◆魔改造の開始です●6角レンチのロッド調整口を6ミリのボックスタイプに交換します●ボックスタイプは全長7mmと極端に短く、画像のロッド調整金具は全長18mmと長いため 間に6mmのスペサーを挟んで有ります●2点止めに差し替えるには、ロッド調整の開口部にマホガニーの角材を差し込んでネジ止め する方法を取ります◆試奏段階では弦高が高く弾き難いので、簡易的にセッティングしたのですが、シックリ来ません でしたので、僅かに限界を超えている順反りを修正します●ネックヒーターを掛けて順反りを矯正します●セッティングに影響が無い程度まで矯正出来ました●フレットの間がGibsonスケールでは無く、マーチン・スケールに成ってました●ヒーターを掛ける時に気が付いたのですが、仕込ネック角度が普通のアコギとは全く違っていて そっくり返った角度にセットされてます、ブリッジにレスポールタイプが使われているので この様な角度にセットされている様です●ブリッジ浮き防止のボルトを隠すドットを埋め込んで行きます ●6mmの穴を開けます●ドットを埋め込みました・・・埋め込んだ後に気が付いたのですが、ボルトを付けた方が 良かったかも知れませんがアフターカーニバルです●初めてブリッジを外しましたらこんな状態です●中途半端に残っていたブリッジ材のローズウッドは取り除きます●2点止めのロッドカバーにするためにマホガニーの角材を差し込みますが、角材はロッドカバー側に 接着して、ロッド調整の時には、カバーごと外せる様にします●ブリッジ駒は3.2mm厚のボーンから削り出します●ブリッジのクリアが白濁してましたのでクリアを剥がしました 当時はスタンダード材のハカランダが使われてました●ナットはボーンのオイル漬け&ペグはクルーソンタイプに交換しました 1フレットに0.5mmのスペサーを挟んで弦高を調整して行きます●6E/12Fは、2.25mmで予定通りです●1E/12Fも1.75mmで予定通りです●殆どセッティングが決まりましたので、1フレットのクリアランスを調整しました●ブリッジの駒をメタルから差し替えました●ロッドカバーはGIBSON特有の2点ビス止めに変えました●もう少し細かいリペアが残ってますが仮仕上がりです●これは冗談です KIKI様から頂いた、ユニクロ2021年版新作のTシャツの商品表示に付いてましたので 何となく画像をアップしましら🌻とりあえず試奏してみます セッティング用に張った弦の品質が???過ぎてコメントのしようが有りませんが、 セッティング中に切れて交換した、4D弦【マーチン弦の再利用品】だけ音質が全く違って 良い感じです。正式な弦に交換すればかなり期待が持てるポテンシャルを秘めている様です to be
2021年03月26日
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◆Gibson J-50 定期健診&ピックアップ交換のご依頼を頂きました ギターオナー様は【エル・サント】のKON★様です メインギターの Gibson J-200Jr に続いてのご依頼です🌻エルサントのお二人が【KON★様&INDEN様】工房にお見えに成りますと【ニコーズ】に変身 されて、トムソン&トーマスでエルサントのカバーが始まってしまいます 【口止めされて無かったですよね?トムソン・ダブは魔改造します】 時々鰐亀君が乱入します ⁂ニコーズの命名はK2の古い友人のMe君のアイディアです◆本題に入ります、画像から確認して行きます●製作年をお聴きして無かったのですが、初期のLRBが乗ってますので、ビンテージの 範疇に入ると思います●ロゴが整ってますので、80年代かも知れません●ローポジメインでフレットの減りが出てます●懐かしい~と思われるゲスト様の多いと思いますが、LRBの初期のピックアップです●バックにはキズが殆ど有りません●弾き込んだGibson特有のネック裏の塗装の剥がれも有りません●6E/12Fは、2.30mmです●1E/12Fは、1.75mmで工房の標準的なセッティングになってます しかしながら測定して・・・こんなに低かったの?が第一印象です●原因は2カ所有りまして、1フレットの1&2&5&6弦が少し高い事と、ネックの順ゾリが 許容範囲を僅かに超えている事が原因です ロッド調整しますと今度は、3&4弦が1フレットに接触する事が予想出来まが、もう一点 違和感を感じた、1E&6Eが外に寄ってるが事が解消されるので、ナットの交換が必要と 判断しました◆リペア開始して行きます●コントローラーのボリュームを切っても音が出てしまうと、おっしゃってましたが 正確にはボリュームを触っても音量が変わらない、が正しいかと思われます 音は出ますので、メイン基板やピックアップの問題では無く、コントローラーのポット が壊れてる事が原因ですから、ピックアップはそっくり交換するしかない様です 安易に接点復活剤を使いますと、致命傷になる可能性がありますので使えません●ナットを見た瞬間に弦との間隔がバラバラで、1E&6Eが外側に寄ってますので 水牛ボーンのオイル漬けに交換に交換します●スペーシングルラーで確認しますと、43mmナット巾にやはり合ってません●ミトンで養生してドライヤーで温めて取れやすくします●綺麗に取れました 残った接着剤は取除いて有ります●ナットは工房標準品の水牛ボーンのオイル漬けに交換しました EtoEも43mmのナット巾に合わせて正確な位置に切って有ります 1Eのクリアランスに余裕を持たせて有りますので、ロッド調整に制限が有りません●ロッド調整後の1フレットのクリアランスです、微調整が出来るだけの余裕を持たせて有ります●ローポジション【1F~7F】のフレットの窪みを擦り合わせして行きます●擦り合わせ後のフレットです、僅かに窪みが残ってますが音に影響は有りません これ以上削れない限界まで擦り合わせて有ります●リペア後の弦高です、リペア前と数値上は変わってないですが、順ゾリの解消と ナットの交換、フレットの擦り合わせで弾き易さは格段に良くなってます●1フレットの調整も完了しました●リペアの完了です◆ピックアップは特に交換の必要を感じませんので、将来的に音が出なくなってからの 交換で充分です、このままでOKと進言して了承して頂きました🌸たいへんよくできました🌸to be
2021年03月21日
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🌸メディカルライブ 2021年春 のお知らせ 明日を憂えず 今日を咲く メディカルライブ、今回は、何と上野恩賜公園野外ステージにて開催いたします!本会は、医療者と患者さんが、音楽を通じて、互いに楽しもうという趣旨で2017年より開催しており、今回で第8回目を迎えます。おかげ様で毎回、「癒された、楽しかった」との好評をいただいております。コロナ禍の折、野外ステージであり、換気は充分ではありますが、通常は1000名まで入れるところでありますが、500名までに人数を制限し、マスク着用、歓声の禁止、消毒の徹底など、感染対策には万全を期してのぞみたいと思っています。また合わせて、オンラインでも参加できるようにいたします。コロナが心配という方でも参加可能です。チケットをお申し込みいただいた方には、オンライン視聴用のURLを後日メールにてお知らせいたします。是非お申し込みください。🌸日時:2021年3月28日 12:00会場 12:30開演 16:00終了🌸会場:水上音楽堂(上野恩賜公園野外ステージ)、オンライン配信もやります🌸住所:東京都台東区上野公園🌸アクセス:京成本線京成上野徒歩1分,山手線上野徒歩2分,都営大江戸線上野御徒町徒歩5分出演者(順不同、敬称略)勝俣範之(日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科教授)高橋都(NPO法人日本がんサバイバーシップネットワーク代表理事)上野創(精巣腫瘍体験者)儀賀理暁(埼玉医科大学総合医療センター緩和医療科教授/フェリス女学院大学音楽学部非常勤講師 )横瀬侑子(日本音楽療法学会認定音楽療法士)日下部明彦(横浜市立大学 総合診療医学 准教授)朝比奈完(睦町クリニック院長)高橋修(平和病院緩和支援センター長)宇津欣和(成田赤十字病院腫瘍内科)Kaolu(ハワイアンシンガー)中村里美&伊藤茂利(ミューズの里、ミュージシャン)KNOB(音楽家 ディジュリドゥ・石笛奏者)申し込み方法https://medical-live.peatix.comから申し込みできます。kimiko@dr-nizard.jpへメールでも受け付けます。 👆主催団体様のホームぺージからのコピペを流用させて頂きました🌻出演予定されて居ります、宇津欣和(成田赤十字病院腫瘍内科)先生の 全てのギターのメンテナンスをお引き受けさせて頂いている関係で k2ギターファクトリーでは、ライブの応援&告知を勝手にしてます 毎年大盛況とお聞きして居りまして、本年はコロナ禍でも有り、入場者数の制限を 設けておりますので、お早めにご予約される事をお勧め致します。 🌻宇津先生と工房の常連様とで、ライブに使うギターの選定に悩んだ理由は、 出演される先生方の経歴をご覧頂ければ判ると思います。 k2としては、工房のアイドル【ワニ亀】君をお勧めしたのですが・・・●Gibson SONGWRITER カスタムショップ製に決まりました◆ワニ亀君は目立つと思うのですが・・・ブルース弾くと最高のパフォーマンスを発揮しますto be
2021年03月11日
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🌻出品のギターの全てがk2ギターファクトリーで完全調整済みです①K・カントリーのFタイプのギターです 小ぶりなボディですが充分な音量と音質も良いです②パールのドレッドノートタイプです パールと言うと、ドラムスの?と思われますが、その通りでドラムのパール楽器です OEMでハヤシ楽器さんに製作委託されていたものです。 ハヤシ楽器さんの技術力は素晴らしい物が有りました③インペリアル古賀No300 古賀政男先生の名を冠したギターです ④マルハFB300M マルハギターは、震電と言う後ろにプロペラが付いた戦闘機を開発された方が、戦後ギターメーカー として設立された会社です ボディんの景色が最高に好きな一台ですto be
2021年03月08日
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🌻2020年12月4日にアップした記事が引っ越して来ました🌻◆全くの謎のMorris GJNW 再生リペアのご依頼を頂きました ギターオーナー様は、工房のレアギターアドバイザーのYosi様です YOSI様が調査しても全く分からないギターは、HAWAIギター以来では無い でしょうか? ギター全景の画像を撮り忘れる程に珍しいギターです◆画像から確認して行きます●非常に手の込んだ細工が施されてます●メキシコ貝 かな?のロゼッタです●ポジションマークもこの通りです。リペア中のギルドD-55と同じ感じで手が込んでます 螺鈿細工職人の手によるものでは無いでしょうか?●モーリスのペグでこのデザインは初めて見ました●アジャスタブルブリッジも見た事が無いデザインです●手の込んだヘッドストックです。ロッドカバーはオリジナルでは無い感じです 旧ロゴの様ですが、少しデザインが違ってます🌻驚く事に、この手の込んだ造りで有れば【オールソリッドボディ】なら特注品かも? で話を無理やり納得するのですが、これでオール合板なので謎が深まった訳です。 ここまで手の込んだ細工をして、30,000円定価?【当時は40,000円クラスでトップソリッド になる場合が多かった】無理でしょう?モデルナンバーに数字が使われて無いのもモーリス ギターでは初めて見ました。 コンディションが凄い事になってまして、弾ける状態に戻せるかは初対面のチェックでは ハーフハーフでした。 分解バラバラにして組み直す選択肢も視野に入る程でした。 理由はこれからご説明して行きます。◆修復作業の開始です●ウエストーンのスパーネック工法に酷似してますが、決定的に違う点がリペアを 悩ませてます。 通常リペアのネックリセットの目的で有る、ネックを外してセット角度を変える方法と、 外さ無いで角度を変える方法に大差が無い事に気が付きました 何故かと言いますと、ネックポケット自体が無いのです ネックとネックヒールが一体となっていて、エレキギターで言う通しネックの様な構造です 製作手順としては、ネックヒールとエンドブロックを挟み込む様にバック材~サイド材~ トップ材を組み付けてから、ネックを組み付けるのですが、ネックヒールにネックが 一体と成ってる状態で製作されてる様です。🌻本日のリペアでネックリセットに意味の無い事が判明しました。 ネックポケットが無い事に変わりは無いのですが、ネック固定のブロックが途中で 切断されてます。 ネック材と👆の画像のネックブロックま一体で製作して、ボディを組み立てる時に ボディ側とネック側に切断して組み込込まれてました。 ●画像はネックとボディトップが接着されている部分にヒーターを掛けて、接着面を 剥離させたところです。 この工法を使ってると言う事は、弾けるギターに戻せる見込みが出来たと言う事です。●ネック角度を端正する治具を装着しますと、あれだけ凹んでいたネック付け根のサイド材が 真っすぐに成ってる事が判りますね●セット角度も通常の状態に戻す事が出来ます🌻弦のテンションが掛かった時に、角度を保持できる様に補強する事が今後の課題ですが 単に補強するだけなら簡単ですが、サウンドホールから見える景色を 【最初からこうだった】って様に見える様に入れて行く事が楽しい悩みです。●補強が必要と判断した際には、ネックヒールorフレットボードから楔を打ち込む可能性もあります●3枚合わせのネック材がそのままボディ内部に入ってますが、👆画像のミラーで写った 箇所を見て頂くと、線が入って入る事が判ると思います。ここで分割にして製作された 様です。●ヒーターで剥離させた部分にスペサーを入れてネック角度の調整をする方法が 最も適した工法と判断しました【他に方法が有りません】ので、適正な角度になる様に 3個のスペーサーをマホガニー材で削り出します●この位置に正確に差し込んで接着固定します●お辞儀したネックを元に戻しますと、ネックブロックの分割部分に隙間が出来るので そこに差し込むスペサーは、木材よりも金属板を差し込んだ方が、弦のテンションに対して 耐性が高いかも知れません●0.5mmの隙間が出来る事が確認されました●3方向にスペーサーを差し込んで固定します●固定した状態でセット角度を確認します、この治具の先端には1フレットのクリアランスの 0.5mmのピンクの板を貼って有ります●サドルが無い状態で1フレット除く、全てのフレットに治具がベタ付きになってます●トップ側のサイドのバインディングの欠損部分ですが、ビンテーデザインのヘリーボーンは 現在では入手不能ですので、べっ甲柄のバインディング材を使います●ピッタリ収まる様に整形します●タイトボンドで接着固定します●境界の部分はパテで補修します●予定通りにセット角度が修正出来ました サドルの高さも製作当時の高さにセット出来ます、後はネックセットの剛性が確保されて いるかだけですが、長年の変形でネックブロック周囲のバック材トップ材が弱っているので ブロックを囲む様に補強材が必要になるかも知れません●ネックがお辞儀してボディに食い込んだ影響と思われますが、ライニングが無くなってます 食い込みが凄かった事が判りますが、関心している場合では有りませんので、補強方法と最も 適した位置を考えます●右側のライニングは無事でした●ネックブロックにも接着して1番のブレーシングにおっぺして接着する方法●考えが煮詰まりそうなので、気分転換にアジャスタブルブリッジの外れ無かったネジを外します 超小型のパイレンを使うと簡単に外れました、リペアはやっぱり工具次第です●ネックが食い込んで破壊されていたサイドバインディングの残った部品を貼り付けます●アジャスタブルブリッジを現行のままでセットして、弦高を測定して見ます●無残と言う程高かった弦高が、6E/12Fで1.0です 後は弦のテンションションが掛かった時に、ネックの順ゾリだけ済めば良い訳です◆そろそろネックの補強に戻ります ●トップ側には補強板が入ってますが、ライニング&ブレーシングにもピッタリ付いてません 時代を感じる瞬間です・・・補強材の意味判ってるの?と言いたのは我慢する事にします●トップ側のネックブロックとブレーシングの間に10mmの隙間を発見しました ●10mm角のマホガニー材を隙間に接着固定し、ネックがボディめり込んで来る力をブレーシンと 協力して受ける様にします ●隙間にマホ材を押し込み接着固定を待ちます 画像の角材の上に見える補強材の横に、5mm厚のマホガニーの平板を新たな補強材として 追加する事にします●バック側にも同じく5mm厚のマホガニーの平板を新たな補強材として 追加する事にします 画像の平板はウオールナット材で、厚さ巾ともに強度不足なので参考として下さい 補強方法が決まれば後は簡単で、リペアには気分転換が必要です●ブロックの横に補強材を貼り付けます●マホガニーの薄板を貼り付けます●トップ側にも補強板を貼り付けます●考えられる補強が済みましたので、オリジナルのサドルをマウントして弦を張り戻します●レギュラーチューニングはしてませんが、軽く弦を張って弦高を確認します 6E/12Fで1.0mmです、リペア前は7.0mm有りましたので正常な状態に戻りました◆ネックのセット強度をテストします●サドルはそのままでアジャスタブルを上げて弦高を調整します●ビビらない限界の弦高にセットして、レギュラーチューニングします 強度不足でしたら秒殺で変形しますが、なかなかチューニングが合わない事が有りませんので ネック取付の強度は保たれていると判断出来ます ●ネックがめり込んだサイドバインディングの補修後です●同梱されていた【S/H社のプレミアム弦】をセッティング用に使ってますが、弦との相性が此処まで 合わないケースも珍しいです、ボリュームは出ますがボディを全く鳴らす気が無いのか 弦だけ勝手に鳴ってる感じです。ダダリオに交換したらギターの本来の音が出るはずです サウンドホールの口径が大きい事が関係してるのでしょうか?知ってる限りのギターでは 最大級の直径です ◆正確にサドルの高さを出して、音出しテストで感じた相性が良いと思われる エボニーサドルを削り出せばリペアの完了と相成ります◆ここの部分の修復に納得が行きませんので、材料を変えてやり直します●接着したべっ甲柄は、高さ/厚み共に足りませんので、マホガニーに交換します●ズレ無い様に固定します●厚さ/高さ共にピッタリにサンディングします●オリーブカラーで着色してからクリアラッカーで仕上げました●ピンホールの周囲を面取りしておきます●予定の弦高になる様にサドルを削り出しました●6E/12Fは2.25mmです●1E/12Fは1.80mmです●1フレットのクリアランスも調整済ですが、ナットが美しく無いので整形が必要です●ナットが必要以上に高いと弦高まで高く感じてしまいます ボーンナットでしたのでそのまま使います●ロッドカバーも1点止めですと、ビビリ音の原因に成りますので、3点止めにして有ります●ヘッドストックの仕上がりです●サイドバインディングの仕上がりです●ブリッジ周りの仕上がりです●ネックの回りの仕上がりです●ネックがボディの付け根にめり込んでましたが、とても弾き易いギターに生まれ変わりました◆試奏タイムです 某SHさんのプレミアム弦をそのまま張って有りますが、調整前よりも良く成りましたが プレミアム弦で此処まで鳴るよね!って感じです この状態から察すると長期間弾ける状態では無かったと思いますが、それでも爆音です 完全に覚醒した時と弦をダダリオの交換すると本来の音が出て来ると思います 最初の状態は凄かったですけど、🎯のギターに間違い有りません 🌸たのしいりぺあをたんのうさせていただきました🌸
2021年03月07日
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🌻2018年01月07日にリペアを始めてから再始動開始です◆Kawai FG120M オールコア材ギター再生リペア ブログに度々登場する、K2の中学時代からの親友のMe君と【コアギター】の 話をしていた時に、俺・確か持ってたと思うよ! 2月末に行く時に見せて!で工房に 持って行き見せたところ【加須弁で、これ直るん?】で再生リペア再始動する事に成りました Yosiさん!これって超レアギターでしょうか? コーションマークは剥がされた形跡が有り サッパリ不明です 想像の範囲ですが、きゃしゃな作りなので現存してる個体は少ないと思います ネットで一応検索しましたが、出て来る画像は全て当該ギターのデータのみで、同型のギターの データは一切発見出来ませんでした 👆と思いましたら、ヤフオクにKawai FG120M で出品されてました、画像で見る限り 全く同じ仕様なので間違い無いと思います◆画像から確認して行きます●入手した時点ではギターの形状を留めてましたが、Me君が見ると大変な事になってる様です●ペグは最初から欠品してましたので、オリジナルの形状は不明です◎オープンタイプのシンプルなデザインのペグが純正だった様です●ポジションマークも凝った作りです●トップサイドが割れてます、割れ方から【踏みつけて破壊?】された様に見えます●バックを外した最大の理由は、この部分を修復するのに手が届かないからです◆既にバックを外した状態で撮影してます●ブリッジ裏の補強板もこの通りです、柔らかい板が使われていた様です●トップサイドは修復の形跡がありましたが、表からホワイトボンドを流し込むと言う 荒業です◆再生リペア開始して行きます●バック側のバインディングは外れている箇所が有りましたので、突破口を作る必要が有りません●サクッと外しましたが、ネックブロックの取付の頼りない事には驚きましたし ブレーシングもバック側と同じ形です K2式のブレーシングに差し替えます●当時のバック側のブレーシングは、3本が主流だった様です●ブリッジもこの際ですから外しておきます●ブリッジ下は内側から補強して行きます●トップ側のサイドバインディングの隙間が密着するか、クランプを掛けましたが 密着する気は無いようです●トップ側の割れを補修するためには、3mmのなんちゃって?薄板ライニングでは接着強度が 出ませんのでマホガニーのライニングを追加します●外したバックを戻すにはバック側の全周にライニングを貼り付けます●ネックブロックの補強は硬い木材の代表の様な山桜材で作ります●トップ落ちを防ぐ補強板が全く有りませんので、マホガニー板で補強します●ブリッジ裏の補強から開始します、平らな板の上で貼り付けて行きます●クランプが中央まで届きませんので、両サイドはクランプを掛けてセンターには重石を 乗せて固定を待ちます●ブリッジ裏の補強板が無事接着出来ました●ネック受けの補強板を張り付けます●トップ側1番のバインディングを接着固定します、ジャッキ総動員です●ジャッキの締め付けトルクを均一にしたら、上からクランプを掛けて密着を強めます◆このギターで一番神経を使う工程に入って行きます●ボディとサイドに段差が出来ない様に強化ガラスを敷いて、クランプでおっぺして固定して から始めます◆外れてる箇所のトップの下にライニングを貼り付けて行きますが、1本のままではサイドと トップに段差が出来る可能性が有りますので、ラインイングを短くカットして剥がれてる 際から接着固定して行きます 🌻最も神経の使う箇所の貼り付けが完了しましたので、この先は簡単な工程に成りますが サイド板越にライニングを張った事が有りませんので、通常使う専用洗濯ハサミが使えません 画像のクランプを5個以上用意する事になります。こうやって滅多に使わない工具がドンドン 増えて行く訳です●サイドの内張の継ぎ目?に剥離が出てますので、割れ止めと同じ要領で補強板を貼ります●人口水晶の板を挟んでクランプ1本で固定出来る様にします●全周ライニングを入れて行きます●トップ側のライニングを入れただけで強度が増して来ました●バック側にもラインングを入れて行きます、この工程を4回繰り返します to be
2021年03月06日
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◆Martin D-15 ゲージ変更に伴う再セッティングのご依頼を頂きました ギターオーナー様はDr様です。 013~ミディアムゲージを張ってましたが、最近はキツイので012~に変更して 欲しいと言う事でセッティングを変えて行きます。 D-15はk2ギターファクトリーに2度目の入院で、全治1週間の診断を下しました(笑) 🌸日比谷・野音のライブで使うギターの選定も兼ねて、Gibson/SONG WRITERとどっちにしようか? と言う事で、選定のお手伝いもさせて頂きました◆画像から確認して行きます●マホギターは鳴る!と認識を180度変えたギターです●日比谷の野音で使うギターは、カスタムショップ製のSONG WRITERに決まりました ●D28も勿論良いですが、D15も選択肢に入れると良いかも知れません●前回のリペアでエボニーサドルに交換しました●ナットはオリジナルです●013~は指に厳しいですよね!チョーキングが大変ですし、10分弾くと指先が痛くなりますね◆変更するダダリオの012~に張り変えてセッティングを確認します●6E/12Fは1.25mmです●1E/12Fは0.75mmしか有りません ●1フレットは0.10mmです 013~と012~ゲージの張力の差が此処まで有ると言う事です k2ギターファクトリーはギリギリまで攻めたセッティングをしてますので、ゲージを変更する だけの余白が有りません◆リペア開始して行きます●サクッとナットを高めに削りだしてセットしますが、1フレットは0.5mmに矯正して サドルの高さを出して行きます●既存のサドルで測定して、差し替えるサドルを高さを計算します X=0.75×2でOKです【バリバリの文系ですからこうなります】 答えが出ればあとは簡単なので、ちょっと予定外のリペアをします●サウンドホールのクラックを見逃す訳には参りませんので補修します●同じ素材のマホガニーの薄板をパッチに使います Xブレーシングに交差角度に合わせて切出します●ビンテージのラッカー仕上げのギターや、オイルフィニュッシュのギターにマスキングテープを 使う時は、布等に一度貼り付けて接着力を弱めてから貼ります●クラックにニカワを流し込んで、バックまでニカワを貫通させます●パッチを貼り付けますが、押さえのアテ木が張り付かない様に、クッキングペーパーを敷いて から固定します●クラックの補修か完了しました◆1フレットに0.5mmのスペーサーを挟んでセッティングを確認します◆差し替えたサドルの画像を撮り忘れてました●6E/12Fは2.20mmで予定の範囲内です●1E/12Fは1.75mmで予定通りです◆僅かですがロッドを調整してますので、数日ネックの安定具合を確認してから、1フレットを 調整してリペアは完了と成ります◆オイルフィニッシュは定期的にオイル分を補給する必要が有りますので、マホカラーの マホ専用のウエスにオイルを含ませて磨いて行きます●画像ではサッパリ???かも知れませんが、白茶けた部分が無くなり良い感じです 仕上げ拭きはこれからです●仕上げはバフを軽く掛けました 奥様の最初のプレゼントで有る思い出ギターが色褪せない様に心を込めて仕上げました●ネックも安定しましたので、1フレットのクリアランスを調整しました●6E/12Fの仕上がりです●1E/12Fの仕上がりです●ナットの仕上がりです オイル漬けのボーンナットの景色は良いですね!●フレットボード&フレットもこの通りです●バックの仕上がりです●あ!ペグ周りのオイルを忘れてましたが実は故意に抜きました、比較的傷みの少ない ヘッド裏を残して違いが判る様にしましたが、この後仕上げましたのでご安心下さい●リペアの完了です◆試奏タイムです マホギターは良いですよ! 一台は持っていたいギターですね!🌸たいへんよくできました🌸to be
2021年03月02日
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