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今日はボクシングデーといって、休みです。でもクリスマスが日曜だったので、どっちにしろ代休なんですけどね。ボクシングデーは法定休日ではないので、代休の代休はありませんが。夕方、ポーランド人の家族に招かれて出かけていきました。とってもきれいなお家。豪華な床!私たちよりも若い夫婦ですが、さすがプログラマ。料理も素晴らしかったけど、量が普通じゃなかったです。私たち以外、二家族招かれていて、それぞれに子供たちがいたんですが、大人8人、ティーン3人(うち一人は大食いのデブチン男)プリティーン男子3人でやっと半分食べたかな、というくらいの量でした。そのあとでケーキが出たんだけど、なんとそのプログラマ氏が焼いたんだそうです。何種類も出て、それもそこらのお店で売ってるのよりもよっぽどきれいにデコレーションしてあるの。私なんぞが作るものなんかメじゃないです。素人とは思えない完成度。味もよかったです。雪球みたいなのはろうそくです。奥さんのアンナはろうそくが好きとかで、あちこちにろうそくがかざってありました。大きなクリスマスツリーはおもしろい飾りがいっぱい。子供たちが毎年自作のオーナメントを作り、それを飾ってあったのです。今年16歳のニコラは小さいときの作品なんか恥ずかしい、と言ってますが、こういうのはかわいいですよね。下の男の子は10歳くらいかな。オーナメントに名前が書いてある。ドリアンって、あまり聞かない名前です。「ドリアン・グレイの肖像」ってのはありますが。 ポーランド人っていうのはあまり名前のバラエティがなくて、ここのうちもアンナとヤヌーシュ。私は数え切れないほどのアンナを知っているし、ヤヌーシュも3人くらい知っている。ヤンの変形なので、要するにジョンなんですよね。あとは女ならエヴァとかバルバラとか。男の名前なら、アンジェイとかヤツェックとか。でも最近はいろんな名前が出てきたみたいです。ニコラやドリアンも今っぽい名前なのかな。それまでは英語でよくあるDavidなんかもユダヤ人の名前と認識されていたみたいです。そういやダビデ王のことだっけ、と思ったくらい、私にとってはフツーの名前ですけど。フランスも名前が少ないですよね。誰もがミッシェルでダニエルでジャンでピエールで。日本や中国は名前が無限にある。なのに私の実名はこの上なく平凡な名前です。自分では好きですけどね。
2005年12月26日
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ついにクリスマスイブになってしまいました。いつもそうだけど、どうしてもっと早くに用意をはじめなかったんだろう、って思う。もう時間がなくて、すっごいばたばたしてました。というのは、うちはポーランド式なので、イブのディナーがメインだからです。つまり今日がクリスマスのうちで一番大きなお祝いの日ということです。スペインとかだと1月6日の公現日(エピファニー)にけっこうフォーカスされてるようですね。これは東方の3人の賢者が贈り物を持って赤ちゃんイェスさまに会いに来た、とされている日です。ポーランドはフランスとかと同じくカトリックがメインなので、クリスマスの習慣もカトリック的。イブはまだキリストが生まれていないので、断食してキリストの誕生を待つのです。でも、断食といってもこの日のディナーがメイン、って訳わかんないですよね。この場合、断食というのは肉を食べないということなのです。オーストリアもそうだったけど、だいたい鯉を食べるんですね。でもうちはこだわらずに鱒にしました。それもちいさいのをハーブでオーブン焼きにしただけのもの。シンプルです。クリスマスイブの食事はとても大切で、まず、テーブルクロスを敷く前に中央に藁を数本置きます。これはキリストが貧しい動物小屋で生まれ、飼い葉おけに寝かされたことを忘れないためだそうです。そして、家までたどり着けない旅人がドアをたたいたときに迎えられるように、一人分余分にテーブルをセットします。ポーランドは寒い国で、雪の中を歩いて旅をした昔には、そういうこともあったのでしょう。今は形だけですが、それでもこれがあれば、気楽に一人ぼっちの人を誘うこともできるわけですよね。テーブルの上には肉と肉製品を使わない料理がデザートも含めて12種類並びます。アルコールはナシ!うちはバルシチという赤カブのクリアスープではじまり、魚とピェロギ(餃子みたいなかたちだけど、中身はマッシュポテトで皮もふんわりと厚いものを茹でてある。)とポテトサラダ。このサラダはもらい物でした。あとはクグロフとかクッキーとか。とても12種類なんてやってられません。バルシチに入れる浮き実のウシュカはトルテリーニのようなものなのですが、中身はきのこ。これはダンナが夏に山で取ってきたきのこを使いました。干しておいたんだけど、すっごい香りだったんですよ。これでバルシチの出しをとり、その後刻んで小さくつつんで、100個以上もできてしまった。ふぅ~、疲れた。さて、食事を始める前に、ホスチアというウェファースみたいな分厚いオブラートみたいなやつを手に、お互いに祝福の言葉を述べる、というのがあります。(どうも照れくさいんだよね)ホスチアはポーランドからのクリスマスカードに入っていたもので、名刺くらいの大きさのものに聖家族の絵がレリーフになっている美しいものです。これを割ってみんなで分け、2人ずつ祝福を述べ合っては互いに相手のを折り取って食べ、また別の人と祝福を述べ合い、家族全員と祝福を分かち合ってからはじめて食卓につきます。そして食事が終わる頃にクリスマスツリーに灯がともります。というのは別の部屋にツリーを飾ってあるポーランドの家でのことで、うちはリビング・ダイニングがいっしょになっているカナダ式の家なので、最初からツリーには灯がともっているし、プレゼントはその根元においてありました。でも、本当は誰かがこっそり灯をつけ、「あ、ツリーに灯がともったよ。きっと天使がプレゼントを置いていったんだよ」と別の誰かが子供たちに言い、みんなでツリーの部屋へ移動するのだそうです。そこでプレゼントを開けるというわけです。カナダみたいにクリスマスの朝まで待たなくていいし、朝の光の中、パジャマを着たまま、髪もぼさぼさでプレゼントを開けるということにもならないので、うちは断然イブに、ろうそくの明かりで開けることにしています。さて、中身はもう息子のものばっかり。日本のおじいちゃん、おばあちゃん、おじちゃんたちから手品のキット、ゲームのソフト、親の友達からまでもらってました。一人っ子だから独り占め。私からはBad Catの本とカナダのクリスチャンソングの2枚組みCD。(息子は教会で歌うクールなプレイズが大好きです)そしてサンタからはスノーボードとシューズ。去年スキー大会で金メダルを取ったとき、賞品がスノーボード用のジャケットだったから、それを着てさっそく装着してました。そのあとはひたすら手品のキットに没頭。(ゲームは機械を友達のところに忘れてきてしまい、遊べなかったのであった)ダンナは私があげた報道写真集に没頭。ポーランドのキャロルが静かに流れる室内で、私は一人で猫と遊んでました。うちには家族団らんってものがないんですよね。いつもこんなです。そして疲れてしまって、11時半にはみんな寝に行ってしまいました。真夜中過ぎたらお酒も肉もOKなんだそうですが、いりまへん。もう寝ます。それではみなさま、クリスマスおめでとう!
2005年12月24日
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なんとかクリスマスに間に合った我が家のリース。去年と同じなんだけど、今年は生のひいらぎの葉っぱがなかなか手にはいらなかった。いや、売ってますよ。でも高いの。そしたら思いがけないところでふんだんにもらうことができました。クリスマス前にダイアナ(例のチキン・ファーム)のところの末っ子の誕生日パーティーに呼ばれたのです。そのときに家の前にたくさん実をつけたひいらぎがあるのを発見。ひいらぎ少しちょうだい、と言ったら、だんなさんが雨のなかをでかけていって、箱一杯とってきてくれました。だからこのひいらぎも赤い実もナマです。いいでしょ。あんまり見えないかな。だけどこの糸みたいなラフィアがすぐ落ちてあちこちにからみつくのが難点。けっこうぐるぐるまきにしたんだけど、きっちり巻くとへんなので、ゆるく巻いてあるのです。それでドアの開け立てや風ではらはらとおちてしまうのでした。
2005年12月23日
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リースを作ったんだけど、いつも写真を撮るのを忘れてしまうのであった。もう暗くなってしまったであるよ。これは作りかけのやつをキーボードの上においておいたら、まこが入りに来たときのもの。友達のところで実のついたひいらぎをもらい、けっこうきれいなリースにしたんですけどね。日本はもうイブですね。皆様めぐみ豊かなクリスマスをすごされますよう!
2005年12月23日
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フリーページを久しぶりに追加。なんだか大層な名前をつけてしまたものの、ちっともワールドでもグルメでもないこのごろ。ちょっと反省。もう、いっそのことブログのタイトルを変えたほうがいいのでは?という気がしますが、じゃ何という名前にするか、となるとわかんないんですよね。こういうのの題とかつけるのが苦手です。見出しとかもヘタみたい。アップしたのはハーブの方なので、やっぱりあまりワールドでもグルメでもないかも。セージのステーキトッピングチャイブのオイルとカッテージチーズ月桂樹とブーケガルニごくごく初心者向けの、わりと当たり前の記事です。そのうち、いろんなレシピを足して生きたいとは思っているんですけどね。もう、忙しくて、死にそうなんで、写真とかはまだ入ってません。まあ、お暇でしたらどうぞ。忙しくて暮らしを楽しんでなんかいられないのです。で、テーマはもうヤケでつけました。「暮らしを楽しむ」優雅な記事を期待してお越しくださった方がいらしたらごめんなさい。そのうち楽しい記事を載せたいとは思っていますんで、これに懲りずにまたおいでください。にゃはは。
2005年12月16日
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風邪といってもたいしたことはなかったのですが、のどが痛くて、鼻の奥も痛かったので、大事をとって休んでいました。今ダウンするわけにはいかないですもんね。で、今日はちょっとよくなったので、パンを焼きました。ヨーグルトパンです。ダンナが大量に食べるというから、大量に作ったヨーグルト。このままじゃ古くなっちゃう、というんで見るに見かねてパンを作ったのでした。彼は私が不在の間、ヨーグルトの4kgパックを買い、その言い訳として「食べる」と言っただけのようです。このほかにもバターミルク2キロ、豆乳4リットル、ココナツミルク500ml、牛乳2リットルが冷蔵庫にあります。私はどれも食べない。息子は朝食に牛乳一杯飲めばいいほう。このパン、うまくやけたけど、やっぱりセップクしてしまいました。筋を入れても割れるときは割れる。ま、60%全粒粉のわりにはふわふわにできたのでいいってことにしましょう。ヨーグルトが入ると香ばしくておいしいし、栄養も満点です。(と思う)
2005年12月08日
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