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"Venus" by Shocking Blue (1969) 28日は今年最後のライブでした。 今年3度目のクラプトン大好きさんのバックで、去年も同じ日にやった「早めのカウントダウンライブ」でしたが、今回もクラプトンの曲は比較的おなじみでない2曲だけで、選曲は70年代物を中心にいつもどおりかなりバラエティに富んでいました。 60年代の曲はビートルズの "Lady Madonnna" 以外は "Venus(ヴィーナス)" のみ。僕としては結構予習が大変でしたね。何しろ70年代の場合、メジャーなところは、一部を除いてほとんどちゃんと聴いていないので。 とは言え、"Venus" も流行ったときには既に予備校生でしたから、レコードを買うとかそういったこともなく、ラジオでよく耳にしたっていう程度ですね。ですから、ショッキング・ブルーのボーカルのあのお姉さんの名前すら、記憶にありません。 この人たちはオランダ人でしたよねえ。でも、今聴いても英語には特に強い訛りも全くなく、イギリス人だといってもわかりませんよね。スウェーデン人の ABBA や、ノルウェー人の a~ha も英語は完璧ですね。あの辺の人たちはみんな英語上手いよ。 そういえば以前イギリスにいたとき知り合ったオランダ人が、あまりに完璧な英語を話すんで、どうしてそんなに上手いのかと尋ねたら、「子供の頃からBBC 聴いてたからね」だって。僕らだって夜中になると北京放送ずいぶん混信していたけど、中国語一切わかりませんから、オランダ語と英語の類似性がなせる技なんだろうと納得するしかありませんでした。 そのオランダ人のお姉さんの歌う "Venus" ですけど、途中の歌詞で完全に誤解していたところがありました。今回歌詞カードをいただいて初めて知った驚愕の事実!それは一番肝心なあの箇所。 「♪ She's got it Your baby she's got it......」のところを僕は40年近くずっと、「♪ She's goddess Your baby she's goddess......」だと思っていたんですよ。 ほら、"Venus" ったら、女神でしょうに。女神ったら、goddess ですから、自分の中では予備校生の時からずっと、♪ She's goddess... なんです。 ねえ、みなさん、もしこれを読んでいるあなたが予備知識なしに "Venus" を聴いたとしたら、今書いたような誤解をしたかもしれないと思いませんか。今ではどう聴いても " She's got it..." にしか聞こえませんけどね。 ところで、Shocking Blue というのは、何のことでしょう。単に色を表す言葉でしょうか。ショッキング・ピンクとかありますもんね。 ********************** 『ヴィーナス』がバナナラマでリバイバルヒットした頃に、これに合わせてフォークダンスを踊ったという恐ろしい話がありますが、みなさんはご存じでしたか。あるいは実際に踊った人がほかにもいるのでしょうか。 久しぶりにものすごい誤変換に遭遇しました。 「あの辺の人たちはみんな永劫毎夜」 「永劫毎夜」などという四字熟語があったっけかと思ってしまった。何となく、大晦日にふさわしい誤変換だったようにも感じた次第です。 では、みなさん、よいお年を。
2006.12.31
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"It's a Man's Man's World" by James Brown (1966) ジェームス・ブラウンが亡くなりました。73歳でした。 時代がどんどん急ぎ足で過ぎてゆきます。 先週は青島幸男さんが亡くなりましたが、74歳だった。 訃報に接して、最初に頭をよぎったJBの歌は、"It's a Man's Man's World (マンズ・マンズ・ワールド)" でした。 ・・・これじゃ、ほとんど先週と同じだよ。以前よく使ったコピー&ペーストギャグみたいで、気が引けます。 『マンズ・マンズ・ワールド』はひたすらかっこ良くて大好きだったけど、僕はほかの彼の曲、あまりきちんと聴きませんでしたね。 これは当時、ツッパリの連中が好んだディスコミュージックとしての印象が強かったことと無縁ではないんです。 68~70年頃、コンポラのスーツを着て髪はリーゼントに決め、ディスコにたむろしていた彼らと、長髪にジーンズ履いて(あるいはアイビーで身を固めて)ロックを聴いていた僕らとの間には、随分はっきりと好みに差があったんです。 共通点は、どちらも市民権を得ていなかったところですかね。 そのツッパリと呼ばれた彼らの一番人気はこのJBで、『パパのニューバッグ』とかに合わせて同じようなステップで踊るのは何度か目撃した記憶があります。一応長髪でも、ディスコに行くことはありましたからね。ちょうどゴーゴー喫茶がディスコティックとも呼ばれ始めた頃ですっけね。 彼らはまたキャロルが好きで、その辺も一線を画す材料でした。 そういえばパーシー・スレッジの "When a Man Loves a Woman (男が女を愛する時)" もちょうど同じ頃でした。 この2曲には当時随分ビックリしたもんです。どちらもヒットするのは当然のような出来の良い曲ですけど、これらにはあの声以外は考えられませんから、なかなかカヴァーが難しいですよね。 僕が今持っているJBのアルバムは、"Get on the GOOD FOOT" という72年のアルバム1枚だけですけど、これぞ「ファンキーでゴキゲンな」ソウルの真骨頂ですね。これを機会にJBもっとちゃんと聴いてみますかね。決して嫌いなわけじゃないんだから。 それにしてもクリスマスにいなくなっちゃうなんて、まさにジェームス・ブラウンらしいじゃありませんか。色々あってもその都度不死鳥のように蘇っていましたから、この訃報は余計寂しかったですね。 ********************** 僕の住んでいる県には、かなりな発行部数の地方紙があるんですけど、この新聞かつては中央紙とはひと味違う独自の反骨精神が垣間見えたものの、近頃では「おくやみ新聞」と成り下がってしまったとの指摘が聞こえてきます。 あ、つまり僕の日記も似たようなものじゃないか、人のことは言えないじゃないか、......ってことですか?
2006.12.26
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青島幸男さんが亡くなりました。74歳でした。 時代がどんどん急ぎ足で過ぎてゆきます。 去年は漣健児さんが亡くなりましたが、やはり74歳だった。 この二人が一番活躍した時期に、僕はその歌でさんざん世話になって、随分楽しい思いをさせてもらったのは、本当に幸運でした。 これがもしもう少し年上だったら、彼らの書いたあんな歌、大声で歌うのはとっても恥ずかしかっただろうし、もう少し小さかったら意味がほとんどわからなかっただろうから、これはどう考えても僕は幸せです。 訃報に接して、最初に頭をよぎった青島作品は、『九ちゃんのズンタタッタ』と『それが悩みさ』の2曲でした。 これは、なぜかうちにレコードがあって良く聴いたからということもあるでしょうけど、初期のクレージーキャッツの強烈な作品群と肩を並べるほどの名作品とも言えるからでしょうね。 このレコード、ダニー飯田とパラダイスキングのクレジットで、A面が坂本九のリードボーカルの『九ちゃんのズンタタッタ』。B面は石川進がリードボーカルで『それが悩みさ』という豪華なカップリングだったんです。 『ズンタタッタ』の方は、なかなかシャレた青春ソングですよ。 「♪ 聞いてく~れ 聞いてく~れ 話さなきゃいられねんだ 素晴らしいんだ 素敵なのさ・・・」と、まくし立てるように始まる歌い出しと、それを受けて残りのメンバーが掛け合いの形式で歌い進むところとか、途中でいきなりバラードになったりするところなど、歌の出来もいいですよ。まだ若き日の坂本九のキャラクターとも合っていましたね。 「♪... 聞いちゃいけないよ あの娘(こ)はね 前から僕のこと 好きだったんだってさ~」という明るいオチも気に入ってたなあ。 石川進が歌う『それが悩みさ』も、B面と言えども侮れない、実にお薦めのコミックソングですよ。メロディーだけ聴いたらとてもコミックソングとは思えないですから、こういう曲は要注意ですよ。 「♪ ...話は上手いし ハンサムで 適当にやくざで インテリで どこへ行っても "モテて困るんだなぁ" そぅれが悩みさ ボボボンボンボン...」とか、なかなかでしょ。 この2曲、今でもおそらくほとんど間違えずに歌えると思いますので、まだ聴いたことのない人は今度歌ってあげましょう。関連日記: ☆正解日記~(食品編)(←クレイジー・キャッツの『これが男の生きる道』の話) アクセス数5万!『24000 のキッス』(←クレイジー・キャッツの『五万節』の話) 追悼:漣健児 そして『ダニー・ボーイ』 ********************** 青島さん、今年、クレージーキャッツのシングルを集めた2枚組の CD を手に入れて、時々かけています。1960年代の初期、もしこれらの歌がなかったらどうなっていたでしょう。‥‥そんなことを考えていると、いろんなことが頭の中でぐるぐる回ります。ご病気、苦しかったでしょうが、どうぞ安らかにお休みください。
2006.12.20
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