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「そこに座れ」座ってからしばらくすると、「殺人と逃亡、覚悟はできてんだろぅなっ」そこに現れたのは孫策、その人だった。予想もつかない事態に子明は唖然としたまま、孫策が続ける。「命をもって償ってもらう、当然の報いだ」(おい、まじかよ。いきなりこの展開・・・ せめて、あの手紙が出せれば・・・・)「・・・最後の頼みがあるなら、言ってみろ」その言葉におずおずと申し出る。「この手紙を・・・」孫策は差し出された手紙を無造作に取り、ざっくり目を通すと、「なるほどな、詳細はわかった。 腹括って、今生に別れを告げろ!」(どういうことだ???あのおっさんにだまされたのか・・・? くそ、こんな終わり方かよ。 ・・・・・・・・・・・・ 俺の人生ってこんなもんだったのか、 悪ぃな、母ちゃん。何もしてあげられなくて・・・)子明はただただ涙をこらえて頭を垂れている。「おい、呂蒙」顔を上げると暗闇に襲われる。「ってぇ」子明は勢いよくひっくり返る。「呂蒙。お前の命、俺がいただく」ゆっくり起き上がった子明に、「早速使命を与える、この奥の部屋に行け」そう言うと、孫策は部屋を出て行った。謎を抱えながら、奥の部屋へと進む。(なんだ?なにもな・・・)かすかな気配に振り返ると、何者かに襲われる。「ぬぁっ」顔すれすれのところを武器が通り抜ける。(当たらない・・・?いや、それよりも武器の出所が低い。 あの高さなら、狙うのは腹のはず・・・)逆光で眩んだ目が視界を取り戻し、捉えた姿は少年だった。「さすが、策にぃが目ぇつけるだけはある」「策にぃ?ってまさか・・・」少年は胸を張って声を上げる。「俺は孫権、よろしく頼む。 ・・・とは言っても、少しの間だけだけどな」「え?」「ほとぼりが冷めるまでだろうな、すぐ部隊に戻れる」(俺より年下なのに、そんなことわかるのか? いや、事前に聞いてるに違いねぇ)「で、それまでは俺の剣の相手をしてくれ」「・・・あぁ、わかった」「それにしても死なずに済んでよかったな」「?」「まず、自首以外は問題外。 死に際に見苦しい言い訳しても終わり。 それ以前に、手紙を読まずに差し出したことか」孫権はさらに続け、「あの手紙には、擁護の言葉など一つもない。 どれだけ人を信用できるか、 すべては信じるに値する有志を探すひとつの方法なんだ」「袁雄様もグル?」「そういう言い方するとあれなんだけど、わざと噂を流してる。 気を悪くしたなら、俺が謝る。だけど、 ・・・・・呂蒙、孫家のために力を貸してくれ」孫権の言葉が、子明の心に響く。「はっ、この身をささげ、使命を果たします!」子明は心の底から敬意を込めていた。
2013/07/28
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もう雷が鳴って、暗くなりましたけどその少し前に空が黄ばんでましたね写真は撮ってないですけど・・・そんなことより?今日は日の出前より早出したんで、午後3時4時は気が付けばことあるごとに一息。定時になったら速攻で逃げてきました忙しい・・・?確かに忙しいといえば忙しいその原因がトラブルから来てるだけだからなぁ仕事量としては変わってないまだまだ不景気です給料上がる気配ありませんボーナス・・・ありません明日もトラブル挽回分のため、出勤です堪え忍ぶ戦いはもう少し続きそうです
2013/07/26
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ようやく、兵士としての人生が始まる。「よっし、やったるぞ」子明は丹念に準備をしていると、「あぁん?また何してやがる、小僧っ」再び諍(いさか)いが始まる。「くそ、また現れやがって」「貴様、何だその態度はっ・・・、根性叩き直してやる」相手の男は武器を手に取り、威嚇する。しかし、子明の方は同じ轍を踏まないよう、拳で力を抑える。子明の態度に相手の男はさらに畳み掛け、「貴様の親父ってのは、あれなんだってなぁ・・・」「・・・」「間抜けな最後をとげ・・・」言い終える前に、鮮血が飛ぶ。誰一人止める間もなく、子明は剣を振りぬいた。そしてすぐさま姿をくらました・・・。事はすぐに周囲に広がり、義兄があちこち奔走する。「おい、孫策様がお呼びだ!」すぐさま駆けつけると、「おぉ、来たか。詳細を聞かせろ」義兄はすべて伝える。「なるほどな、そいつは俺が預かる。話は以上だ」「いや、しかし・・・」困惑する義兄に孫策が畳み掛ける。「見つけたら、即よこせ。話は以上だ」一方、子明は同郷の者を頼っていた。「これからどうするつもりだ?」「そうだよなぁ、もう戻れねぇだろうし・・・」「なら、校尉の袁雄様を頼ったらどうだ?」「袁雄様か、わかった。ありがとう」「何言ってんだ、しっかりやれよ」子明は再び歩みを進め、たどり着いた頃には夜も更けていた。「何者だ、何しに来た」「呂蒙と言います。すいませんが、袁雄様にお会いしたいのですが」「もう夜遅い、明日出直せ」(当然か、しかたねぇ・・・)翌日、袁雄と会見を果たす。「・・・という次第です。ここで務めさせてください!」「なんと血の気の多いやつだな。まずは自首するのが筋だろう」「・・・」「それができぬのなら、民として生きることだ」「・・・」沈黙に沈む子明に、袁雄はさらに続ける。「だが今は乱世、兵は一人でも多いほうがいい。 一筆書いてやる、それで自首しろ」「わかりました、ありがとうございます」子明は来た道を戻っていく。(ん?そーいや、どこに自首すりゃいいんだ?)探り探り辿っていくと、「孫策様、現れたようです・・・」「そうか、ここにつれて来い。思ったより早かったな」「おい、こっちに来い」子明は呼ばれるままについて行った。
2013/07/21
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明日は参院選ですねなんだか結果が見えてる?ような報道がされてますねそれで行く意味あるのか、っていう話もあったり・・・だから、投票率が高い年齢層優先とか・・・しょうがないんですけど、候補者が50代60代の人達となると、親密感に欠けるような気がしますそもそも投票してくれたから優先するのが先で、投票してくれるように優先しないのか、とは思いますが行くつもりです
2013/07/20
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孫策の下に武将たちが集まる。「さぁ、いくぜ。野郎共!」その情報は子明のところにもやって来る。「義兄貴も行くのか?」「あぁ、しっかり留守たのむぞ」「・・・なぁ、」子明が何かを言う前に、応えは返ってくる。「だめだ、お前は留守番!」「チッ、もう頼まねぇよ」本陣にはたくさんの人々で溢れている。その中に、子明は紛れ込んでいた・・・。(ここで手柄獲ってやる)しかし、その幼い姿に気付く者がいて、「そこのガキっ、ここは遊び場じゃねーぞ」「ガキじゃねー、これから名を揚げるんだ!」「えらそーにすんな、とっとと帰れっ」言い争いに周りも気付き始め、「子明!?なぜここにいるっ」義兄の声に子明も気付く。「やべっ、ばれた」「留守番してろって言っただろが!」義兄に引っ張られて子明は戦場を後にする。無理やりに家に引き戻された子明は、義兄によって母の前に突き出される。「子明!どこに行ってたの!?」「・・・」黙っている子明の代わりに義兄が答えると、今までにないほど、怒りをあらわにする。「自分の命を何だと思ってるの!!」「・・・」「お父さんの言葉を忘れたの?」親父の言葉が蘇る。(母ちゃんを頼むぞ)子明はついに口を開き、「このままじゃ、いつまでたっても貧乏じゃねぇか! 貧乏のままじゃ守れねぇだろっ」「貧乏のままでいい、あなたが元気なら・・・」母は手で顔を覆い、言葉を詰まらせる。しばしの沈黙を子明は更なる意志を持って破る。「それじゃだめなんだよ。 最近調子悪いの、わかってんだぞ! 薬すら買えねぇんじゃねーかっ」母はこれ以上、何もいえなかった・・・。「義兄貴、俺は行くからな」「はぁ、わかったよ。ただ・・・」「ただ、何だ?」「俺の部隊に入れ、それだけだ」「わかった、ちゃんと手柄取らせてくれよ」エラそうな子明の態度に義兄は眉をひそめ、「ふざけんなよ。てめぇは俺の部隊、 つまりは、俺の手柄ってことだ!」言い終えるや否や、頭を小突く。「いでっ、きったねぇぞ」子明は明日からの戦いに心を躍らせた。
2013/07/14
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時は過ぎ、子明は鍛錬を積んでいた。「うぉらぁ」「甘いっ、振りが大きいぞ」「むんっ」力技で押しのける。義兄は倒れこみながら、怒りの声を上げる。「おい、力任せにやるんじゃねぇ」「あぁ?力が全てだろ」そう言う子明の後ろに影が迫り、「一騎打ちだけが戦争じゃねぇ。常に命を狙われてることを忘れるな」聞こえると同時に、使命は羽交い絞めにされる。「ぐほっ。お、おやっさん」そこにいるのは、義兄の父親だった。「親父に似るのはいいが、同じ轍は踏むなよ」子明の脳裏に親父の姿が映る・・・。「義兄貴(あにき)、もういっちょ頼む」そのころ世界は更なる動乱の中にいた。袁術と劉表の戦いにより、孫堅が死亡。そして、孫堅軍は袁術軍に取り込まれることとなる。「くそっ、袁術の野郎!」「孫策様・・・」「必ず親父の遺志を継ぐ。それまで待ってもらえないか?」「そのときは必ず、我々馳せ参じます!」一人、一人と去っていく中、最後まで周瑜は残っていた。「親父、これは誰にも渡さねぇ」孫策はじっと玉璽を見つめる。玉璽とは、皇帝の象徴であり、董卓との洛陽での戦いにより、孫堅が見つけたものである。「そんなものこそくれてやればいい!」「んだと、コラァ!これは親父が・・・」無二の親友・周瑜の言葉に孫策は怒り出す。対する周瑜も動じず、「いいか、伯符。そんなもんはただの飾りだ。 だが、バカにとっては宝になる」周瑜はさらに続け、「お前が決意したとき、これを渡して兵力を得るんだ」孫策は手に力を込め、「その時はおめぇも来てくれるんだろ?」周瑜は笑みを浮かべ、孫策と拳を突き合わせた。さらに2年後、ついに孫策が動き出す。「袁術殿、今日はお願いが・・・」父勝りの武勇で孫策は袁術軍の中でも一目置かれ始めており、その動向には注意が向けられている。(袁術様、くれぐれも孫策に兵を与えるようなことは・・・)(わかっておる。使えるものは使わんとな)「親父の軍隊をお返し頂きたく。代わりにこれを献上いたします」孫策は小さな包みを差し出すと、いぶかしげな表情で袁術は包みを開く。「こ、これ・・・は!」袁術は一変してそれに魅入られていて、周りの武将も困惑している。「どうか、お返しください!」ここぞとばかりに詰め寄る。「わかった、兵を1000与える」「ははっ、ありがたき幸せ」意気揚々と立ち去っていく孫策を背に、「1000ばかりの兵で何ができる」袁術は笑いをかみ殺していた。
2013/07/07
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