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マルトロの口から血が滴り出す。「騒ぐな。こんなものかすり傷じゃ」「そうか?随分痛そうに見えるが・・・」デュガーラは不敵に笑い出す。「何をわらっとる。状況がわかってないようだな」「なに?」デュガーラは剣を抜こうとするが、マルトロが離そうとしない。「貴様ぁ、そこまでするかっ!」マルトロは力任せに斧を振るう。「渾身の一撃喰らうがいい!!」「っっっっ、ぐそっ、やってくれる」「フンッ、流石に死なぬか・・・」と言うと、マルトロは力尽き倒れる。「老師様!」「目の前で寝るとはな、 では、あの世の夢でも見させてやろう」デュガーラはマルトロに刺さったままの剣をようやく抜くと、再び突き刺そうとする。「やめろぉ」「そう思うなら止めてみろ」剣先がマルトロに迫っていく。「そこまでだ、デュガーラ!」剣先が寸前で止まる。「今度はお前らか」遅ればせながら統首達が現れ、デュガーラを包囲する。「随分と暴れてくれたな」「それが戦争ってもんだ、わかったか」「この野郎っ、くたばりやがれェ!」統首達の攻撃が一斉にデュガーラを貫く。それでもデュガーラは動じない。「フハハハハ、わざわざ我が出る必要もなかったか。 それなりに楽しましてもらったぞ」その時、別の剣が飛び掛る。「ふざけんなよ、このヤロー!」戦場に舞い戻ってきたルタリアードが止めを刺すと、「次はもっと楽しませてくれば困るがな」笑い声を残しながら忽然と消える。「分身、だと」荒れた大地に乾いた風が流れていく。「爺さん、無茶しやがって・・・」皆が見つめる中、マルトロが目を覚ます。「歳には敵わぬということか・・・」「これからは後ろに控えてもらうぞ」ルタリアードはマルトロを強く見つめる。「・・・陛下の勅命とあらば謹んでお受けいたす」マルトロは姿勢を正すと、深々と頭を下げる。
2011/01/30
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いつのまにやら10万Hit超えちゃいましたねwこんな辺境の地に来ていただいている皆様には感謝の思いでいっぱいでございます~まぁ、一区切りついたからといってなんかする訳でもないんですけど・・・wお暇なときに来ていただければこれ幸いです
2011/01/25
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「さぁ、始めようか」デュガーラが言い終わるや否や、総攻撃を開始する。「一気に行けェ」「一矢報いろ!」あらゆる攻撃がデュガーラを襲う。轟音が鳴り、地面が響く。そして、砂埃が舞う。視界がようやく晴れると、・・・そこには姿も影もない。「!?消えた?」辺りを見回すうちにどこからか声がする。「やはり、雑魚が集まっても雑魚だな・・・!!」「なんだと!?」「待て、俺が行く」息巻く者たちを抑え、男が動き出す。「これ以上荒らされてたまるかっ」統首であるイオが追撃し、「私も協力します」副長・レンスも加わる。「少しはやるようだな」「この大陸から消えろ」二対一の闘いが始まるも、そう長くは続かない。「ぐわっ」「ッッツッ」二人揃って吹き飛ばされる。「やはり小ギルドの主、力量不足だな」デュガーラが剣を掲げる。「さらばだ」振り下ろされた剣が激しい金属音に阻まれる。デュガーラの前に男が立ちふさがっている。「こいつは面白い、大物が釣れたぞ」「チッ、やはりろくでもないヤツじゃな」マルトロはデュガーラの剣を弾き返すと、死闘を繰り広げていく。「フハハハハ、五峰仙の名は伊達ではなかったか」「フン、貴様の悪事も終わりじゃ」マルトロの拳に力が入る。「殺る気か?ちょうどいい、 返り討ちにしてくれる!」両者は激しくぶつかり合い、金属音がとどまることなくこだまする。「おい、どうした?力が弱まってきてるぞ」「何を言うか、まだまだじゃ」マルトロは斧を振りかざす。が、デュガーラはその隙を見逃さない。「甘いぞ、しくじったか」デュガーラの剣がマルトロを捕らえる。「グフッッッ」マルトロの体から血が滴る。「老師!!!」
2011/01/23
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「フハハッ、いい太刀筋だ」斬り合いが続く中、「くそっ、援軍はまだか・・・」「フンッ、援軍に頼るようではな・・・」デュガーラは不敵に笑う。「ちっ、てめーが邪魔してんのか」「さて、めんどくさくなる前にことを運ばせてもらおうか」デュガーラはおもむろにルタリアードの胸ぐらを引き寄せると、体を翻して投げ捨てる。「いてっ」「さっさと連れて行け!」ルタリアードは敵に囲まれる。「あぁっ、陛下っっっ!」「邪魔すんなよ?陛下がどうなってもいいのか!?」「くそっ」誰もが動けないでいる中、「うわぁぁぁっっ」辺りが青白く包まれる。「まさか、陛下ごと攻撃しただと!?」そして、後方からガドロアの声が聞こえる。「はやく連れ戻せっ」すかさずルタリアードが引き戻される。「ま、間に合った・・・」「陛下に攻撃しちゃったのに?」「つーか、デュガーラが来るとはな・・・」「こりゃ、想像以上だな」デュガーラが一瞥する。「ふざけた真似しやがって」「ふざけてんのはあんただろ。 親父の汚名、雪がせてもらうぞ」デュガーラは眉をひそめながら、「あ?あぁ、オメーがラーキバイドの息子か。 訳わからんいいがかりだな」「まぁいい、今すぐ立ち去れ。 その首、吹っ飛ぶ前にな!」デュガーラは笑い飛ばす。「どいつもこいつも他のヤツを頼るとは・・・。 なんともツマラン」再び口を開くと、「ならば、この戦いに別れを告げよう。 闇の世界でもがくがいい!」デュガーラがゆっくりと構える。「なんとかなんねぇのか!?」「あほ!何とかするんだよっ」「死んで当然!意地を見せろっ」
2011/01/16
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リューゴはバズルタに連絡している。「わかった。オレは残るかもしれねぇが、話してみる」「集合場所ははじまりの街の噴水でいいか?」「そうだな。だめだったら連絡する」ガドロアはタクティス長官達と合流し、急いでマ=ドゥラヴァスに向かう。しかし、現地は再び戦場と化していた。「我慢しろっ、援軍が来るまで耐えるんだ」ルタリアードの声が響く中、「なんだぁ?篭城とはつまんねーヤロウだな」城外から誰かが叫ぶ。「せっかく陛下のツラを見に来てやったってのに」ルタリアードを引きずり出そうと、あらゆる挑発が降りかかってくる。城内ではイライラが溜まり紛糾し始め・・・、「親父の仇に血眼になってんのかと思ったら、 とんだチキン野郎だ、グワハハハハッ」ルタリアードもなんとかこらえつつ、真ん中にいる男を見据える。「誰だ、あいつは・・・」周りにいる者たちは押し黙っている。「おい!知らねぇのか!?ジェイスッ」名指しされたジェイスは黙り続けるが、ついに観念する。「冷静に、落ち着いて聞いてください。 あれがデュガーラです」ルタリアードの顔が青ざめる。「あいつが・・・」絶妙な間でデュガーラの挑発が襲い掛かる。「ならば仕方あるまい。 これで王位を語らしてもらおう」そう言うと、マントを羽織る。あのマントは代々陛下が羽織っているもので、陛下以外が触れていいものではない。それを見た瞬間、ルタリアードは抑えが利かなくなる。「てめェ、ブッ殺してやるぁぁぁぁっぁあ」ルタリアードはデュガーラ目掛けて突撃する。「陛下をお守りしろっ」「陛下に続け!」全軍をもって城から撃って出る。「ようやくお出ましか、手間のかかるヤツめ」「そのマントを脱げっ」激しい撃ち合いが始まった。
2011/01/09
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「なぁ、俺ら二人だけでいいのか?」「いんだよ、必要なのは情報だからな」情報さえあれば、動けるらしい。逆に言えば、情報がないから無理には動けないでいる。リューゴは話を変える。「何だよ、あの技は!?」「あ?オリジナル技にケチつけんのか?」「あんなのどこから見つけて来るんだ?」「そんなもん、技使ってれば感じてくるだろ」「くそ、差が広がる一方じゃねぇか・・・」ガドロアはリューゴを見つめると、「何言ってんだ、そのうち追い抜かせてやるよ」「!?どうやって?」ガドロアはその答えには応えず、すたすたと歩いていく。結局、答えが返ってこないままカイヌゥスに着いた。「タクティス長官に会いたいんだけど」しかし、タクティスは今会議に出ている。「ちょっと連絡してほしいんだけど」ガドロアは何とか会議をしている部屋と繋げるようにすると、いきなり電話をぶん捕って声を張り上げる。「皇子が王位を継承した! 迅速なる援軍を!」「なんだ?誰だ?」「ふざけたヤツだ、つまみ出してやる!」「まぁ待て、ガセだとしても興味がある。 誰だか知らねぇが連れてきてくれ」ウィクは驚くが、最終的にはガドロア達を部屋に招き入れる。「あいつ、ガドロアじゃないか?」「味方か?それとも・・・」「しっ、静かにしろっ」幹部達が囲む中、ウィクが問う。「証拠はあるか?」ガドロアは待ってましたとばかりに一枚の紙を差し出す。それは紛れもない王家の判が印されている。「マスター、私に先行させてください!」タクティスが名乗りを上げる。「よし、任せたぞ。我らも後から行く」話がまとまったところで、ガドロア達も出て行く。タクティス達を待っている間、「おい、ほれ」ガドロアは秘密基地の鍵を渡す。「あっちで特訓してこいってか?」「そういうことだ、仲間も連れてけ」リューゴは鍵をしっかり握り締めると、「ぜってー超えてやるからな!」
2011/01/02
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A HAPPY NEW YEAR 2 0 卯 1 1 あけましておめでとうございます昨年から休止状態が続き、申し訳なく思っております・・・なんちゃって小説のほうは最後までがんばろうと思います がんばる対象を入れ替えろって声が聞こえてきそうですが・・・w今年、一年もまたよろしくお願いいたします 賀 正 平成23年
2011/01/01
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