2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
全2件 (2件中 1-2件目)
1
十月三日、全社員参加の下期政策勉強会が行われました。 その時の様子を感想も交えて、書いていこうと思います。 午前九時、執行役員と委員長が集合、リハーサル開始。 リハーサルの目的をはっきりさせていなかった(発声練習なのか、タイムスケジュールの確認なのか、動きの確認なのか等)為、森嶋部長より指導を受ける。 午前十一時、開始。 最初に執行役員、次に委員長の順番で、五分間の決意表明。 私は、内容は聞かない。 チェックするのは、声の大きさ、姿勢、目線の動かし方、抑揚の付け方、時間。 要するに、『見た目』です。 見た目が悪ければ、どれだけ良い内容でも、聞いてもらえない。 仕事とは、そういうものです。 特に時間は最重要。 今回は五分(プラスマイナス三十秒)。 例え一秒でも超えたら打ち切り、短くても、その場で棒立ち。 政策勉強会は、経営計画発表会の練習と言う側面もあります。 もし、大切なお客様をお招きする経営計画発表会で、幹部決意表明をする際、一人二分遅れたらどうなると思いますか? 全体で、約三十分の遅れが生じるのです。 お客様はお忙しい中を、わざわざ時間を取って来て頂いています。 終了時間を三十分も超えてしまったら、次の予定に支障が出てしまう。 そうなると、次回から来て頂けなくなる可能性がある。 お客様の時間をこちらの都合で奪う事は、許されません。 時間は、命です。 午後二時、人事評価委員会による序列と、満足度調査の結果発表。 福祉業界で、職員に『順位』を付けるのはバウムぐらいです。 我々はサービス業をしています。 サービス業は、お客様から『ひいき』されて、活動をします。 であれば、職員も『ひいき』される職員でなければいけない。 午後二時半、従業員アンケートにある現場からの質問に、全て理事長である私が答える時間。 多かったのは、管理職が忙しそうで、相談できない、管理職が一番期限を守っていない、管理職がミスに対し、隠そうとする時がある、など、管理職に関しての意見。 匿名とはいえ、ここまでストレートに言えるのはバウムの強みです。 私を含め、管理職は反省です。 クレームの責任のすべては理事長にある。 管理職が忙しそうに見えるのも、ミスを素直に認めないのも、期限を守れないのも、全てが理事長の責任。 貴重な意見を踏まえた上で、教育方針を変えました。 他の意見として、『理想の職員像は?』『研修室は何故お蕎麦屋さんの上にあるのか?』『現場の給与体系は今後どう変わる?』等があり、一つずつ答えていきました。 午後三時半、私が、下期の動きと、経営計画書の変更点を説明します。 下半期は、新規事業所の開設が少なくとも四事業所あり、従業員数、規模共に大幅な拡大を行う。 その為に、理事長は既存の現場に殆ど関わる事が無くなってしまう事を伝え、部長以下、執行役員にしっかり価値観を合わせついていくように説明。 さらに、上半期は『形』を作る半年間であり、下半期はその形に『心』を入れる期間であること、その為に理事長自ら、相談支援専門員として、サービスの在り方を指導していく旨を伝える。 しかし、理事長の時間が圧倒的に不足している中、今までのように全職員に対し、平等に教育することが出来ない。 その為、何名か選ばれた職員に対し、理事長が直接指導をし、その職員が現場にフィードバックを行う『専門トレーナー制度』を始動。 専門トレーナーの選任は、理事長自らが行う。 私は、日頃から『ひいき』される職員になりなさいと、常に言っています。 ひいきされる職員とは、いかに上司の時間を自分の為に使わせるか、です。 『そうは言っても、上司も忙しそうだから』とか、『こんなことで時間を取ってもらうのは申し訳ない』等と言い訳をして、上司に近付いてこない人もいますが、それは大きな間違いです。 上司も人間です。 手のかかる部下程可愛いものです。 そばにいる部下には色々教えたくなるのが普通です。 だから、私の側にいる(私の時間をより多く使わせる)職員は、成長が早い。 今回、佑真所長や江川所長の序列が上がったのは当然です。 池田さんが、アルバイトなのに並み居る正社員をごぼう抜きするのも、また当然です。 萬羽所長が、現場と関わる事無く(お客様票が入らない)状況で、上位をキープするのも、必然なのです。 組織のトップだから、管理職しか時間を取ってはいけない、というルールはない。 今日入社した人でも、その気があればどんどん時間を奪いに来れば良い。 今成長しなければ、来年入社する職員にすぐ追い抜かれます。 私が社会に出た頃、パソコンを使いこなす人は少なかった。 しかし、今の若い世代は当然のように使いこなす。 それと同じです。 自分が努力して得た能力を、次の世代は標準で備えている。 だからこそ、今必死にならないと、置いていかれてしまうのです。 変化は、我々の都合を待ってくれない。 変化は、我々の都合を置いていく。 理事長 笹谷 寛道
2015.10.30
コメント(0)
前回のコラムでは、私の仕事に対する変わった考え方を書きました。今回のコラムでは、この特異な生き方を理解し、支えてくれる人々の話をしましょう。 まずは、私の生き方そのものを形作った人。 それは、両親です。 私は十代の始めから常に『父の背中を超える』事だけを目標に、今まで生きてきました。 それは今も変わらないし、これからも不変です。 私にとっての父は、まさに『完璧』を体現する存在です。 沢山の人から信頼され、笑顔で溢れ、毎日朝早くから夜遅くまで働いても、弱音も愚痴も一切吐かず、体を壊す事もない。 休みの時にも休まず、家族サービス。 そして、私が幼い頃からやりたい事は、全て何も言わずにやらせてくれました。 失敗しても決して責める事は無く、全て責任を取ってくれる。 だから私は、安心して色々な事にチャレンジできた。 唯一厳しかったのは、始めた事を簡単には辞めさせなかった所でしょう。 一つで良いから、結果を出すまでは続けなさい、それが始めた者の責任であり、助けてくれた人への誠意だ、とよく言われました。 これが私の土台です。 私にとって、これ以上完璧な生き方は無いし、だからこそ一生相応しい目標なのです。 そして、母からは『誰かの為に生きる事』を教えられました。 当たり前の事かもしれませんが、困っている人が居たら、自分に出来る何かをしてあげなさい。 だから私の人生は『他人の役に立つ』為にあり、それこそが私が二十代前半で会社を背負った理由です。 私は、もう十分沢山の幸せを貰い、自分のやりたい事をやらせてもらってきました。 次は自分がそれを返す番。 残りの人生を使って、より多くの人に、私が両親から受けた恩を返していく。 多少無理でもしなければ、もらった恩が大きすぎて、返しきれません。 だからこそ、今休む事も、遊ぶ時間も、悩む事も、体を壊す暇もない程働くのです。 私が働けば、会社が成長する。 会社が成長すれば、社員とその家族の幸せが守られる。 そして、お客様に、社会に貢献出来る。 これが私の理事長としての信念です。 こうして働き続け、また社員の頑張りが実を結び、会社も急成長しました。 しかし、それに比例し、以前のように私が社員一人一人と関わる時間が極端に少なくなってきました。 そこで、私の分身として支えてくれているのが二人の部長です。 就労支援事業部の部長である森嶋部長は、私の高校時代からの友人です。 彼は、私の為にわざわざしていた会社を辞めてまで駆けつけてくれたのです。 普通に真似出来る事ではありません。 それからずっと、私と彼は苦楽を共にしてきました。 今のバウムは、彼無しでは語れません。 吉永部長は、まだまだ私に足りない『人徳』を持っています。 人生の先輩として、学ぶ事は本当に沢山ある。 彼ら二人は、驚くほど私の考え方を、よく理解してくれています。 私が社員に伝えたい事、やって欲しい事は、大体お見通し。私は安心して経営に専念できます。 前回のコラムで、私は悩んだり、相談したりしないと書きました。 これは本当の事です。私は一切悩みません。 しかし、時々ふと不安になる時はあります。 自分の決断は本当に正しいのか、ちゃんと結果を出せるのか。 経営とは、例えて言うならば『道なき場所に、道を創る作業』です。 普通は、先輩や上司に指示や指導をしてもらい、正しい道、結果に結びつく道を教えてもらい、進んでいきます。 迷いそうになっても、必ず案内板はあるし、そこかしこに案内係も待機している。 しかし、経営者は違います。まず、自分の前に道はありません。 そもそも前に進もうとしても、それが本当に『前』なのかどうかさえ分かりません。 そして、厄介な事に終わりもない。もっと分かり易く言うならばうならば目隠しをしながら、コースもゴールも分からないけれど、とにかく立ち止まれないレースを、その人生が終わるまでし続けなければいけない、という感じでしょう。 大げさではなく、経営とはそういうものです。 だから、悩みはしないけれど、不安にはなるのです。 そんな時、私は決まってある職員と話をします。 もちろん相談はしません。 自分の中で常に答えは出ているので。 ただ、今の自分の立ち位置を確認出来る、その為に話をします。 不思議とその職員は、私がその時に一番欲しい言葉をくれます。 それは一瞬の気休めかもしれません。 それでも、その一瞬があれば、また力いっぱい道なき道を進む事が出来ます。 どれだけの重圧にさらされ続けようと、心が折れないのはその職員のおかげでしょう。 そして、バウムの社員。私が尽くすべき大切な、大切な人たちです。彼らの笑顔を見る為ならばなんでもします。彼らの笑顔こそが、私のエネルギーです。今日も明日も明後日も、一年後も十年後も、社員の笑顔の為に働き続ける。 そして、社員の笑顔が、お客様や社会にきっと貢献してくれる、これが私の生き方です。 理事長 笹谷 寛道
2015.10.01
コメント(0)
全2件 (2件中 1-2件目)
1
![]()

![]()