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冒頭のプロローグを読んだだけで、「確かに」と頷かされてしまう。 この部分だけ読んでも、本著を手にした価値が十分にあると思えるほど。 教師の世間での位置付けや、その構成員が短期間に大幅に入れ替えられること、 それにより、教師集団の質の維持が、現場では大きな課題となっていること、 さらに、マスメディアの教育問題の取り上げ方は、かなり偏ったもので、 本当に考えねばならない事柄は、ちゃんと伝えられていないこと等々。 その指摘は的確で、目から鱗が落ちると同時に、 なぜ、こんなことに気付かなかったのかと、今さらながら不思議に思う。 教師の仕事は過酷さ増す一方で信頼と尊敬は失われ、 専門家としての能力を向上させる条件も劣化している。 しかも団塊世代の大量退職により、 都市部や都市近郊では新卒教員を大量採用する時代が始まり、 教師の質の低下が起こっている。 文部科学省は向こう10年間に教師の4割以上が入れ替わると想定しているが、 この大量退職・大量採用の時代に 教師の質を一挙に高めない限り日本の未来はない。(p.1) 教師の危機に関しても、マスメディアは実態を取り違えてきた。 この10年をふりかえると、教師に関するメディアの報道は 「不適格教員」と「民間校長」の二つに集中していた。 確かに「不適格教員」の存在は由々しきことだが、 「不祥事」で処分を受け「不適格教員」として退職した教師は 毎年100名程度であり、約100万人の教師の1万人に1人、0.01%である。 その例外中の例外がテレビや新聞の格好のネタにされて、 教師に対する評価と統制の根拠となり、教員免許更新制が導入された。(p.2) 実態に即して見ると、日本の教師の危機の本質は、 教師教育(研修)の高度化と専門職化の著しい遅れにある。 PISA調査、TIMSS調査における教師に関する一連の調査結果を見ると、 ほとんどの調査項目において、日本の教師の実態は世界最低水準にある。 特に教師教育(研修を含む)の高度化と専門職化の遅れは著しい。 日本の教師の献身性は世界一と言ってよいが、教育水準は最低レベルである。 専門家としての自律性も最低レベルであり、 授業のスタイルも子ども(生徒)による授業評価も同様である。(p.3)もちろん、この後に続く本編も充実したものであり、「そうだったのか」と思わされる部分が目白押し。教師が失った本来の地位を取り戻し、世界水準の教育を行うためには、学校経営と教員採用・育成のシステム再構築に取り組むしかないと実感した。
2015.10.31
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世間で騒がれ続け、 マスコミでも取り上げられ続け、 色んな人が、色んなコメントをしているのを聞いてきました。 でも、一体何が本当なのかは、よく分かりませんでした。 そして今回、こんな風にまとまったものを一冊読んでみると、 「なるほどな」って思うことが、たくさんありました。 でも、その一冊が、どんな思いで書かれたものかによって、 「なるほどな」の行先は、大きく変わっていくのでしょうね。本著は、これほどまでに、この問題がもつれ続けてきた理由を、明快に記してくれています(もちろん、これらに対する反論は多数あるのでしょう)。 韓国が主張してきた「法的責任」要求の問題の一つは、 90年代初めに慰安婦問題の本質を「少女の強制連行」と考えていたときに 提起された主張だという点です。 その後の20年余りの間、慰安婦問題について新たな知識が多数生じ、 わかってきたにもかかわらず、 最初の要求がまったく変わっていないことへの説明も必要です。 新たに明らかになった事実とは、 問題を提起した韓国の支援団体が挺身隊と慰安婦を勘違いしていたこと、 業者が軍隊と慰安婦を媒介したこと、 革新政権のもとで出された「村山談話」が、 実は自民党の戦後処理についての思考につながっていたこと、 韓国には責任回避の「小細工」としか理解されなかった「アジア女性基金」が、 「河野談話」と「村山談話」の精神を受け継いだものだったこと、 その基金から「償い金」を受け取った韓国人元慰安婦が約60人もいること、 日韓国交正常化のとき、日本は個人への賠償を残しておこうと提案したのに、 韓国政府が代表して受け取ってしまったことなどです。(中略) 問題は、どのような形で謝罪と補償をすれば、これらすべての事柄を念頭に置きつつ、 両国民の理解と合意を得られるかという部分です。 これまでの主張や拒否は、いずれもこの部分への注意を払っていませんでした。(p.320) そして、本著は、著者の何とかこの問題を解決しようとする前向きな姿勢が、その底流に、しっかりと流れています。 日韓政府はただちに、この問題の解決を話し合う国民協議体 (当事者や支援者や識者をまじえた)を作るべきだ。 そして、期間を決めて(半年、長くても一年) ともかくも<合意>を導きだすことを約束して対話を始めるのが望ましい。 その期間中に、日韓のマスコミは、この20年の誤解を正し、 お互いへの理解を深められるような記事を書くべきだ。 基金にかかわった人や、中心部にいなかったか異なる意見を持っていたがために 注目されなかった、日韓の支援団体への取材や調査も必須であろう。 両方の国民が協議を見守りつつ、支えられるような報道ができれば、 協議体での議論は支持されるはずだ。 アメリカなどの元西洋帝国に依存せずに、日韓の<当事者主義>で解決することで、 アメリカに依存してきた精神的植民地構造をも抜け出す機会にしたい。 この20年間、日本政府は謝罪し、朝鮮人慰安婦の半数近くが謝罪を受け入れた。 しかしそのことは知らされないまま、 謝罪しない者と許さない者の対立だけが、慰安婦問題の中心を占めてきた。 しかし、いまこそ、 国交樹立50年にわたって培ってきた交流と個々人の信頼の力を試すべきである。(p.312)本著が出版されたのは、昨年の11月30日。それから色んなことがありましたが、解決に向け前進しているとは思えません。
2015.10.12
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今年3月の、2種と3種のダブル受検の時には、 「テキスト」&「重要ポイント&問題集」を読んでから、 2種と3種の過去問を解きましたが、 今回は「テキスト」をざっと読んで、すぐに本著の問題を解きました。 結果、2種と3種の知識の蓄積のおかげで、 思いの外、正答することができた部分もあれば、 知識が定着しきれていない段階では、全く対応できない部分もありました。 特に5章と7章は、惨敗。これから、正解できなかったところを中心に「重要ポイント&問題集」を使って、知識を頭に叩き込んでいきます。論述問題に対応するには、相当力強く叩き込まないといけませんね。これから、3週間頑張ります!
2015.10.10
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今年3月に行われた2種と3種の検定試験には、 同一日のダブル受験で臨み、何とかクリア。 そして、今度は年に一度しか行われない1種の検定試験。 春には既に本著を入手して、手元にありました。 ところが、思うようにはいかないもので、 なかなか準備は進まず、気持ちも揺らぎ、 受検の申し込みも、締切前日にようやく済ませたところ。 なので、受検票もまだ手元に届いていません。それでも、さすがに受検の申し込みを済ませてからは、本著に目を通し始め、ざっと一通り読み終えました。2種や3種と重複している内容もあれば、こちらだけ記述されているもの、逆に、こちらにはあまり記述されていない内容もありました。ただ言えるのは、掲載されている内容については、一つ一つの事柄について、詳しく丁寧に書かれています。おかげで、2種と3種のテキストでは、今一つピンと来なかった内容が、こちらのテキストを読んで、「なるほど」と思えたところがいくつかありました。それに加えて、こちらには、読んでいて「面白いな」と思える部分があったこと。特に、「労働者のキャリア発達支援」と「組織の構成要素と2つのアプローチ方法」は、たいへん興味深いものでした。テキストを読んでいて、こんなものに出会えたのは、とても幸運です。
2015.10.10
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サンジとナミとチョッパー、久々に登場。 ついでにブルックスとモモの助、シーザーも。 そして久々、「悪魔風」ムートンショット。 やっぱり、カッコイイな!! しかし、状況はよく分からない……。 さらに「百獣のカイドウ」登場。 よく分からない……。 こうなったのは、ドレスローザにケリが付いたから。 ***それにしても、ルフィーとドフラミンゴの死闘は凄かった。その緊迫感、ドキドキ感は、これまでの数ある闘いの中でも1、2を争う。そこでは、コロシアム実況の「ギャッツ」が、とっても良い味出してた。さらに、みんながルフィーの後押ししてるのが、よく伝わってきた。そして、覇気充填完了へのカウントダウン終了。レベッカの危機を救い、ギア4・大猿王銃で、遂にトドメを刺す。その後の、サボの火拳や、藤虎の土下座は、カッコ良かった。スモーカーを前に天然発動のタシギちゃんは、やっぱりカワイイ!そして、前述のまだ「?」の、新しいお話しが始まったのでした。
2015.10.10
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イケダハヤトという人は、 月に40万文字を書き続け、70万回閲覧され、約50万円を稼ぐ。 早稲田の政経卒業後、大企業に就職したのに、ヘッドハンティングで退社、 さらにそこも辞めて、現在20歳代でプロのブロガーをしてる。 私も、気が向いた時に、このブログを更新しているけれど、 その目的は、あくまでも自分のための備忘録。 家の収容能力の問題で、購入した本を全て手元に置いておくことができず、 それなら、手放す前に記録を残しておこうと始めたもの。だから、書く目的は全然違うわけだけれど、結局、自分の書いた文章を、人目に晒すのは同じ。ならば、私も読む人のことを考えて書かねば、と思って本著を購入、読んでみたわけである。まず、1章「文章が残念な人の10の特徴」に書かれていることについては、普段、私が思ったり、気を付けたりしていることと大きな差異はなかった。色んな人に、数多く読んでもらおうとするなら、タイトルを工夫した方がいいのだが、主目的が、自分のための備忘録なので、敢えて書籍のタイトルのままにしているけれど。2章と3章も、書いたものを、読んでもらう上での参考になった。4章以降は、書いて儲けようとする人に向けての内容なので、私には、直接関係しない事柄だったが、興味深いものだった。私もアフェリエイトを使用しているが、これは画像を自分で用意するのが面倒だからです。
2015.10.04
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零ちゃん、カッコイイです! 前巻もスゴかったけど、 今巻は、さらに鬼気迫る闘争心を全身に満ち溢れさせ、 その口から発する一言一言は、ゾッとするほどに冴えわたる冷徹な剣。 まさに、相手をとことん追い詰める一手の連発。 相手は、三姉妹の実の父・妻子捨男。 零の心に揺さぶりをかけようと、必死で抵抗を試みますが、 そんなものには、全く動じません。 もういい黙れ… ふざけんな 「カッコウでもいいや」と思えるんなら 裸で木にとまって 虫でも喰ってろけれど、さすがの零ちゃんも、朝5時起きの大阪日帰りで、雷堂騎竜と妻子捨男のダブルヘッダーを終えた後は、川本家に辿り着くや、そのまま倒れ込んでしまいます。そして、 あかりさん ぼくは もう アイツを… …… この家に… 近づけたくないです…4人で寝床を共にした翌日は、みんなニコニコしながら、モフでブランチ。そして、夜の餃子パーティーのためにお買い物。ところが、そこへ現れたのが妻子捨男。そしてここで、あかりが渾身の一刀。 まさか大の大人が 自分のお父さんがそんな事を言うなんて…って 頭の中まっ白になって 次にどんな事を言い出すのかと思ったら それ以上は怖くて 誰も もう何も聞けなかった… でも私 その時の お父さんの顔を見て思ったの ああ お父さんは もう帰って来ない…それでも粘る妻子捨男。「さすが」と思った瞬間、ひながとどめの一撃。 私は お父さんとは暮らせない 一生 無理っっ お父さんは自分で よその家のお父さんになる事を選んだんだから そこで ちゃんと責任もって生きて!! 私たちは この3人でいい!!この後の零ちゃんのリアクションも、さすが……かな。そうそう、巻末の『ファイター』も、とっても良かったです。
2015.10.04
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