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2008.01.25
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カテゴリ: 映画/アクション
【ダイ・ハード2】
20130204new2

「よかった。もう会えないかと思った。」
「私もよ。」
「愛してるぜ。」
「テロだったそうね。」
「うん、そうらしい。」
(中略)
「愛してるよ。」
「なぜ私たちこんな目にばかり遭うの?」
「帰ろう。」


どの作品にも言えることかもしれないが、続編が前作を越えるというのは非常に難しい。

前作が好評であればあるほど、製作者サイドは肩に力が入ることだろう。
「前作を上回る作品を作らねば」、そんな気持ちでスタッフ一丸となって作り上げているに違いない。
そんなことをあれこれと想像しながら「ダイ・ハード2」を観てみた。
前作同様、不死身の男ブルース・ウィリスはここでも大活躍を見せてくれた。

マクレーンはクリスマスを妻のホリーといっしょにすごすため、ダラス国際空港まで迎えにやって来た。
空港内で不審な2人組の男を見かけ、マクレーンは密かに尾行する。
2人組が荷物室で挙動不審な行為に及んだところ、マクレーンが声をかけたことから銃撃戦が始まる。
彼らはテロリストの一味だったのである。


作品の後半部に雪原をスノーモービルで追跡するシーンが出て来るが、アクション映画ならではのスリリングな臨場感に圧巻。
さらにラスト、テロリストたちを壊滅させた後のクライマックスシーンのBGMに、シベリウスの「フィンランディア」が高らかに流れるのは興味深い。
難を言えば、テロリストが見せしめにイギリス旅客機を爆発炎上させるシーンが出て来るのだが、果たしていかがなものか・・・。
また、マクレーンがつららを真っすぐ敵の目に突き刺すシーン、それに航空機のエンジンに人を巻き込んで鮮血が飛び散るシーンなどは、もはやホラー的なニオイを感じてしまった。
そんな点も含めて、かなりチャレンジ精神旺盛な作品に仕上がっていると思われた。

1990年公開
【監督】レニー・ハーリン
【出演】ブルース・ウィリス(マクレーン刑事)

20130124aisatsu





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最終更新日  2013.02.04 09:15:30
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