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2009.11.11
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カテゴリ: 映画/SF

「怖がらないで」
「・・・君を失いたくない」
「失うことはないわ。感じるでしょ? あなたを離さない」

マトリックス・シリーズの2作目は、前作と比較しても歴然とした違いがあることに気付かされる。
それは言わば“ロマンス”あるいは“ドラマ性”とでも表現すれば分かり易いだろうか。

そう、ネオとトリニティーの愛し合う2人の姿がクローズアップされているのだ。
ややもすれば乾いた空間になりがちなSFアクションの中に、男女間の豊かな情感を取り入れることにより、内容に丸みを持たせる効果が期待される。
そうは言いつつも、マトリックス・シリーズは一度観ただけではなかなか理解しにくい難解な内容であることは確かである。

まず吟遊映人が理解に苦しんだ点。
それは、時間と空間がある種崩れたような感覚に陥ってしまったことだ。
なにしろマトリックス・シリーズにおいて、時間の概念はもはや直線的なものではないからだ。
過去の次に現在、そして未来・・・という時系列ではない。
もっと平面的で、同時に様々なことが存在している。
そしてそれは仮想、つまりバーチャルな世界であるということ。
このしくみを解き明かすには、ある種のセンスが必要かと思われる。
残念ながら吟遊映人は「たぶんこんな感じでこんな意味があってこんな風になったのかな・・・?」などと想像しながらの鑑賞となった。
非常にあいまいな読後感に近いものがある。

前作では救世主として迎えられたネオが、宿敵であるエージェント・スミスを倒したところで終わった。
本作ではネオが愛するトリニティーを失う悪夢にうなされるところから始まる。

つかの間の安らぎもままならず、倒したはずのエージェント・スミスがクローン化し、ザイオンに侵入していることが発覚。
また一方で、マトリックスを支配するコンピュータ側は、ザイオンを総攻撃するべくセンチネルと呼ばれる破壊ロボットを25万体も送り出すのだった。

見どころはなんと言っても高速道路におけるカーアクションシーンであろう。
手に汗握る見事な銃撃戦であった。20091111b
さらに、トリニティー役のキャリー=アン・モスは、本当に知的な美しさで視聴者を魅了してくれる。

今後ますます期待できそうな大物女優なのだ。

2003年公開
【監督】ウォシャウスキー兄弟
【出演】キアヌ・リーブス、キャリー=アン・モス、ローレンス・フィッシュバーン

また見つかった、何が、映画が、誰かと分かち合う感動が。
See you next time !(^^)





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最終更新日  2009.11.11 16:27:43
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