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2010.01.04
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カテゴリ: 映画/ヒューマン


我々は動物たちから様々な恩恵をいただいている。
それは、安らぎであったり癒しであったり、あるいは生命の尊さかもしれない。
ペットとして飼われている犬や猫、金魚からハムスターまでその愛らしさに心を奪われ、しばし平安の中に煩わしい日頃の雑事を忘れさせてくれる。
本当に動物たちはすばらしい。
生きているだけで地球にロマンをもたらしてくれるのだから。
本作「旭山動物園物語」は、実際にあった事実に基づいて製作された映画である。
旭山動物園に限らず、財政難に喘いでいる動物園は多い。
しかし、旭山動物園のように閉園直前まで努力を続け、見事に立て直したところは少ないだろう。

この冬、ぜひともこの作品を観ることによって、人間と動物のあり方、共存共栄を学んでいただきたいと思う。

幼い頃いじめに遭った吉田は、極度の人ギライであった。
その吉田は獣医学科を卒業後、旭山動物園に飼育係として採用される。
だが動物園そのものは、来場客の低迷や経費削減とともに閉園の危機に瀕していた。
そんな中、園長である滝山はどうにか動物園に活気を取り戻すべく、ワンポイント・ガイドなどを考え出し、奮闘努力を続けるのだった。

この作品の要ともなる人物である滝山園長の役を西田敏行が演じているのだが、実に味わい深く愛すべき人柄の持ち主として好演。
動物を愛するのと同じように人間をも愛し、大切に育てる姿勢がすばらしかった。
無駄なセリフや動きがなく、安心して観ていることが出来た。
残り少ない冬休み、お子様をお持ちのご家庭において、この「旭山動物園物語」を観て感動の渦に呑まれて欲しい。
生き生きとした動物たちの表情に、思わず釘付けにされてしまうだろう。
そしてそこから何を思い、何を感じるのか、ぜひともご家族の話題にしていただきたい。



2009年公開
【監督】マキノ雅彦
【出演】西田敏行、中村靖日

また見つかった、何が、映画が、誰かと分かち合う感動が。
See you next time !(^^)





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最終更新日  2010.01.04 08:34:08 コメントを書く


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