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2015.01.04
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カテゴリ: 映画/SF
【プロメテウス】


当ブログをご覧頂いている皆さま、年始はお元気にお過ごしいただけましたか?
吟遊映人は、今年も映画や読書を中心にご案内させて頂きますので、何とぞよろしくお願い致します。

20150104

「その船を止めないと大変なことになる! 帰り着く地球がなくなってしまう! それは、、、それは死を運ぶ宇宙船よ!」

「戦ってもかなわないことぐらい、重々承知の上よ。でも止めなければ、、、」


平成27年の幕開けにピッタリ(?)の作品をご紹介できることが嬉しい!
やっぱり年の始めはガツンと来るようなインパクトの強いものでなくちゃ。
人は皆、自分のルーツというものを知りたがる。
それがすなわち、己を知ることになり得るのだから。

『プロメテウス』は、『エイリアン』のプロローグみたいなものだ。
あの不気味でグロテスクなエイリアンが、どうやって誕生することになったのか、そこに焦点が当てられている。

何回か見てみないと、解釈を誤ってしまいそうだけれど、少なくともエイリアンが自然発生的に誕生したわけではないことが分かる。
そこには必ず「創造主」が存在するのだ。
一方、時代は2089年が舞台となっているため、当然のように人が作り出したアンドロイドというものが存在する。
アンドロイドの「創造主」は人であるが、どうもこのアンドロイドは人に対して反逆の精神(?)を抱いている。(アンドロイドは魂を持っていないはずなのに。)
この宇宙人→人→アンドロイド、という関係性が、物語の軸になっていると私は考える。

ストーリーはこうだ。
考古学者であるエリザベスは、古代遺跡の壁画から、人類を創造した知的生命体からの招待状ではないかと分析した。
ウェイランド社による出資で、科学者たちを中心に編成された調査チームが、宇宙船プロメテウスに乗って未知なる惑星を目指した。
エリザベスの論説では、エンジニアなる宇宙人が存在し、その異星人こそが人類を創造したのではないかというものだった。
惑星に巨大なドーム状の岩山を発見し、着陸したところ、すぐにチームは調査を開始することにした。
その岩山内で発見したのは、エンジニアらしき生命体が扉のところで頭部が切断された死体であった。


さすがリドリー・スコット監督が手掛けたものだけあって、ビジュアルが美しいのなんのって!
目の覚めるようなCGを駆使した見事な出来栄えなのだ。
こういう作品を見ると、「ああ、やっぱり映画っていいなぁ」とつくづく感じる。
近い将来、人類を取り巻く環境がこんなふうに変化するのかと思うと、ワクワクする!
ロケ地を調べたらアイスランドとのこと。(ウィキペディア参照)

だがそれだけじゃない、リドリー・スコット監督の十八番とも言える、リアルな気持ち悪さを表現しているシーンも見逃せない。
それは、エリザベスが体内に寄生したエイリアンを、自動手術装置で異物摘出をする場面である。
これは凄まじい!
視聴者はこういうリアリティーによって、SFホラーを娯楽として楽しめるのだ。

作品には、おそらく重厚なテーマが掲げられていることは間違いない。
しかし、大切なのは月のクレーターの細部ではなく、全体として眺める「お月様」の美しさなのだ。
私はこの『プロメテウス』に、久しぶりの高揚感を覚えた。

余談だが、エイリアンとプレデターとの戦いがまた見たくなってしまった(笑)
いずれにしても見事なSF超大作である。

2012年公開 
【監督】リドリー・スコット
【出演】ノオミ・ラパス、シャーリーズ・セロン、マイケル・ファスベンダー


20130124aisatsu





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最終更新日  2015.01.04 10:45:38
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