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イィヴィ平野 @ Re:CV4097という高信頼真空管を4本入手!(02/12) こんにちは。 規格でもBeam pentodeと書…
Bacchus Antiques @ Re[1]:エビスビールの新商品 NEW ORIGINを試飲してみた(02/23) 楽天ブログスタッフさんへ 拙のブログを…
April 5, 2007
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カテゴリ: 自作真空管アンプ
知人から、欧州の電圧増幅管である CV181/ECC32 2A3 を使った、
真空管シングルアンプの設計を依頼されました。
某メーカの2A3シングルアンプ・キットを改造して、CV181専用にとのことです。
それには最初、6SN7という電圧増幅管が使用されていました。
しかも、キットと同じく初段・ドライバー段は 直結 がご希望!
CV181は ヒータ・カソード間耐圧が50V
直結となると初段のプレート電圧は、70Vくらいまでに制限されてしまいます。
CV181のプレート特性曲線と、にらめっこすること1時間・・。
なんとかでっち上げたのが、下の回路です。


SV-2A3-1-1


2A3のバイアスは -45V
ドライバー段は 90Vp-p の電圧を、低歪で出力させなければならないのです。
CV181の内部抵抗は高いほうなので、
電源部のフィルタ通過後出力電圧330V、
ドライバー段の利用電圧260Vで、90Vp-pの電圧は容易ではありません。
この定数ですと、100Vp-pほど出力できる計算です。


初段には電流帰還を掛けて同じくらいの感度に仕上げています。
ホントは、電流帰還なんか掛けたくないけど・・。

CV181は開発初期の真空管なので、かなり内輪な動作です。
定格いっぱいの電圧や電流を掛ける私としては、珍しい設計です。
CV181なんて、滅多に出回らない、貴重な真空管ですからね。

これが、じゃぶじゃぶ出回ってるロシアやチャイナの300Bとかだったら、
フルスロットルでブッ飛ばしの設計です。

回路には電源部の詳細と、2A3周りが記載していません。
5U4G という整流管で直流330Vを得、2A3は 自己バイアス方式 です。
オマケに、初段のグリッド・リーク抵抗も書いてません。

ハコが決まっている上での設計は制約が多く、設計者のウデの見せ所とでも言えましょう。
私が新たに設計するなら、
初段は12AU7のSRPPでドライバー段と直結、
ドライバーには ECC99 を使います。
ドライバー・カソードには高精度の半導体式定電圧シャントを挟み、
ハイスピードな音質を狙います。
この定数ですとややハイゲインですので、マイナー・ループの負帰還を数dB・・。
しかも、2A3は グリッド・チョーク を用いて 固定バイアス
(非接触式の過電流保護回路は、ちゃんとつけます)
出力段のカソードを1オーム程度の電流検出抵抗でアースし、
低インピーダンス・超低ノイズの固定バイアス用電源でバイアスを掛けると、
音がパーンと前に出るような、ハイスピード感を味わえます。
ちょっと変わった構成の2A3でしょう。
12AU7、ECC99( 12BH7類似 )は両方とも新興国から出しているので、
使い捨て感覚で設計できます。

こんな日記書いてたら、本当に造りたくなってきた・・。







ぽっちん





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Last updated  April 6, 2007 08:33:56 AMコメント(0) | コメントを書く
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